2025.02.23 09:00 |
Forbes (Yahoo) |
ウクライナが新型ミサイル・ドローン「トレンビータ」公開 おとり含め大量運用の見込み | <2503-022305> ウクライナの新型ミサイルUAV Trembitaは全長2m、胴体上部にエンジン、後部にロケットブースターを搭載した非常に簡素な設計のこのUAV/CMは、GPS誘導装置を備える点を除けば、第二次世界大戦中にナチス・ドイツが用いたV-1の小型版といった兵器である。 だが、Trembitaなどのウクライナ国産UAVはのマンパワーと並んで、ウクライナの存続と、ロシアに対する勝利の可能性の鍵を握るものになっている。 ウクライナにとって、以前は緊密な支援国だった米国は、トランプ大統領の下で、控え目に言ってもロシアに友好的な苛立たしい存在に変貌している。 最悪の場合、トランプ政権は、ロシアがウクライナに対して始めて3年たつ全面戦争で、民主制国家のウクライナ側ではなく独裁体制のロシア側に積極的に味方するおそれすらある。 欧州諸国の支援があれば、ウクライナは米国の支援がなくとも戦い続けることができる。 とくに現在は、ウクライナ軍の重要な兵器の多くを自国の産業界で製造するようになってきてもいる。 Trembitaを開発したウクライナ企業のPARSは、賢明にも、射程150km程度で最高速度400km/hほどとされるこのUAVのコストを抑えることに注力し、弾頭などの無いモデルは1機数千㌦と伝えられる。 ウクライナの軍事メディア、Militarniによると、このほどキーウで開催された防衛Tech Inovation Foramで、PARSのクレメノウCEOは「われわれは実のところ、アルミニウムの切削や曲げ加工といった単純な技術を用いて第二次大戦の機体の設計を再現している。 これにより、製品のコストを大幅に抑えることができる」と語っている。 |
2025.01.30 06:00 |
Defense News | Cummings Aerospace releases its Hellhound for Army competition | <2502-013004> アラバマ州ハンツビルに本拠を置くCummings Aerospace社が、2025年後半に開始予定の米陸軍の遊弋型兵器の競争入札にHellhoundを提案する準備をしており、最近ターボジェット駆動の3DプリントAUAVの飛行試験を終えた。 同社は1月に、オレゴン州のペンドルトンUAS試験場に携帯徘徊型弾薬のS3型を持ち出し、陸軍の予備的な低高度ストーキング・ストライキング兵器 (LASSO) の要求性能に対するシステム性能の検証をすることができたと、同社のカミングスCEOが28日の取材でDefense Newsに語った。 カミングスCEOによると、Hellhoundは遊弋型弾薬の中でも独特で、ターボジェット推進力を使用して加速させるという。 「また、エンジンのスロットルを調整できるため、航続距離や飛行時間を最大化することが出来るため、ミッションの柔軟性が大幅に向上する」と述べた。 |
2024.08.24 16:38 |
RBC Ukraine | Zelenskyy: Palianytsia missile is our way of acting while some partners stall | <2409-082408> ゼレンスキー大統領が、ウクライナの新兵器、特に彼が先に発表した最初の使用であるPalianytsiaミサイルは、友好国が意思決定を躊躇っている間に、実際的な行動を取る方針であると述べた。 Palianytsiaはパンの一種で、ロシア人が発音するのが難しいと感じるウクライナ語で、ロシアの全面的な侵攻が始まって以来、ウクライナ人はこの言葉をロシアの軍隊や破壊工作員を特定する手段として使用してきた。 |
【註】 2024年1月、新しいジェットエンジンで推進する突入攻撃型UAVがウクライナで初飛行したと報じられた。 未知のジェットエンジンを搭載したこのUAV/CMはPalianytsiaと呼ばれ、強力な弾頭が搭載されている。 8月24日の夜に行われたヴォロネジ州の弾薬庫への攻撃では、攻撃の前に目標に向かって飛行する正体不明の航空機からジェットエンジン音が聞こえたされたことから、Palianytsiaが使用された可能性がある。 |
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2024.08.24 13:14 |
RBC Ukraine | Ukraine launches new homegrown Palianytsia missile-drone - Zelenskyy | <2409-082407> ウクライナのゼレンスキー大統領が独立記念日のイベントでの声明で、ウクライナがウクライナ製のPalianytsia新型ミサイルUAVを初めて配備したと述べた。 ロシアの全面的な侵攻中、ウクライナの製造業者は取り組みを強化し、兵器の開発と生産のペースを大幅に加速させた。 ウクライナでは、UAV装甲車、ミサイル、弾薬、その他の軍事装備品など、500社以上の国営および民間企業が兵器の製造に関与している。 |
2024.06.05 11:06 |
Breaking Defense | Diehl close to FEANIX drone deal with Germany, says project lead | <2407-060506> ドイツのDiehl Defence社が、近くドイツ軍とFEANIX UAVの契約に合意する可能性があることを明らかにした。 Diehl社は5日、新しいLight RC構想FEANIXを発表した。 ドイツ軍の広報担当者はBreaking Defenseに対し、FEANIXに関するDiehl社との協議について肯定も否定もできないとしながらも、「防衛部門における関連開発の可能性について、業界と常に連絡を取り合っており、契約が成立次第、ホームページにてご案内する」とした。 FEANIXの機体はモジュール式に設計されており、センサーから殺傷能力のあるアイテムまで、さまざまな搭載品と統合できると、メーカーは声明で述べている。 同社プロジェクトリーダーのブルッガー氏は、開発計画は2030年代初頭に開始されるが、これまでのところDiehl社は初期設計段階を自己資金で賄っていると述べ、マルチドメインの運用要件に適合するために、空中、陸上、海上発射能力が検討されていることを強調した。 |
2024.03.28 15:40 |
Inside Defense | Army seeks new-start LASSO in FY-25 to make infantry 'as lethal as armored brigades' | <2404-032813> 国防総省は、FY25に陸軍のLASSO計画の一環として、LASSO UAVと呼ばれる携帯型発射筒発射型UAVの購入を開始する。 米陸軍のFY25予算要求には、米インド太平洋軍部隊向けに予定されている31基の半自律型LASSO UAVシステムを購入するための$120Mが計上されている。 |
2023.12.01 14:01 |
Defense News | Anduril reveals Roadrunner drone, mum on first US customer | <2401-120109> カリフォルニアを拠点とするAnduril社が12月1日、各種装備を運び、垂直に離陸し、軽空脅威を迎撃破壊できる再利用可能な航空機である最新の自律システムRoadrunnerを発表した。 Anduril社によるとRoadrunnerは迅速な発射が可能な再使用可能な高亜音速機で、用途に応じて搭載装備を変更できる。 Roadrunner-Mは弾薬搭載型で、UAVを速やかに発見追随しすると共に燃料を際給油して再び任務を遂行できる。 単価は数十万㌦台の低い値だが、量産により更に価格抑制が出来るという。 他のC-UAVシステムより効果だがPatriotを補完する能力があるという。 |
2023.12.01 00:05 |
Defense One | Anduril unveils jet-powered interceptor designed to down enemy drones, missiles | <2401-120103> Anduril社が11月30日、自律飛行により飛来するUAVやミサイルの撃墜や、偵察、その他の任務をこなすことができるジェットエンジン搭載6呎のデルタ翼UAV Roadrunnerを2年かけて秘密裏に開発してきたことを明らかにした。 Roadrunnerは回収可能なミサイルなのかUAVなのか遊弋弾なのか迷うが、同社はこれまで存在したことのない新しいカテゴリーの武器としている。 Roadrunnerの発注元は米政府であるが、何処が顧客なのかは開示を許されていないという。 |
2023.12.01 00:01 |
Breaking Defense | Anduril unveils VTOL Roadrunner-Munition for aerial defense, one US customer buying in | <2401-120102> ジェットエンジン双発のRoadrunner亜音速VTOL UAVを2年かけて開発してきたAnduril社が、米国でいずれかの軍から受注したことを明らかにした。 Roadrunnerは性能や寸法諸元の詳細を発表していないが、監視偵察、突入攻撃、対航空機などの各種装備を搭載できる自律型UAVで、既存の指揮統制システムに統合できる防空兵器としている。 |
2023.04.26 | Jane's Defence Weekly | Iran's IRGC unveils new attack UAV | <2306-042610> イランTNA通信が4月9日、革命防衛軍がMeraj-532新型突入攻撃UAVを開発したと報じた。 尾部にX字翼を持つMeraj-532は航続距離450km、滞空能力3時間で50kgの弾頭を搭載し、上昇限度12,000ftという。 移動中のピックアップトラックから発進できるという。 Meraj-532はイラクで活動中のイランに支援された武装勢力が保有している現有品より明らかに大型と見られる。 |
2022.06.23 01:26 |
Defense News | France requests Switchblade loitering munition to fill ‘urgent’ capability gap | <2207-062302> フランス陸軍の担当責任者が先週パリで開かれたEurosatoryで、仏陸軍が米国AeroVironment社製のSwitchblade遊弋索敵弾を今後6ヶ月間で緊急調達することを明らかにした。 仏ニュース社は今月、陸軍は30~50km以内を2~4時間滞空できるシステムを82機求めていると報じている。。 |
2022.02.02 | Jane's Defence Weekly | US Army issues new Sources Sought for an LMAMS loitering weapon system | <2205-020203> 米陸軍がLMAMS索敵遊弋型兵器の新たなSSNを発簡した。 同様のSSNは2019年4月に発簡され、AeroVironment社が1年契約の$79.9MでSwitchblade 300を受注し、2020年末から配備された。 新たなSSNでは完成弾 (AUR) と射撃制御装置 (FCU) を求めており、AUR 1発とFCU 1基の合計重量が5.4kg以下、できれば3.6kgでも各構成品には2.72kg以下、できれば2.3kgを求めている。 収納状態から発射までの所要時間は2分以内、できれば30秒が求められている。 滞空能力は風速10kt以下の無降雨状態で15分、できれば風速25ktの小雨状態で25分、飛行可能距離は48.2km/hで飛翔して5km、できれば80.5km/hで5kmとしている。 対地高度100mでの目標視認距離は昼間対人で250m、できれば500m、夜間対車両で200mできれば250mが求められている。 |
2020.02 | International Defence Review | Raytheon readies new multirole Couote | <2004-020004> Raytheon社がCoyote UAVの最新型であるCoyote Block 3の開発を完了した。 Block 1は既に米陸軍が採用している小型、安価、使い捨て型のUAVで、速力60~60kt、上昇限度1,200ft、対空能力90分以上の性能を持ち、C2の到達範囲は37kmである。 全長79cm、胴径30.5cm、翼端長1.47mで、1.81kmのペイロードを含む重量は5.9kgである。 Block 2は体当たり攻撃型のUAVキラーで、重量11.3kg以下、速力70kt以上のBlock 3は破壊弾頭、EW装置及びISR装置その他を搭載する多用途型である。 |
2020.01.27 | Aviation Week & ST | Israeli UAS market shifts from platforms to networks, gap-fillers | <2003-012701> イスラエルでHermes 900やHeron TPなどPredator B級のMALE UAVを発売してから10年経つ今日、米国防総省は引き続きPredator C、RQ-170、MQ-25などの大型UAVの装備化を進めているがイスラエルは輸出市場で異なる方向を示しており、その現れが2019年10月6日に東南アジアの某国と交わした契約である。 この契約にはSkylark TUAVやHermes 450 MALE UAVと共に数千機のTHOR mini-UAVが含まれている。 イスラエルはmicro UAVや遊弋索敵攻撃UAVに力を入れており、IAI社が2018年にRoBattle UGVから発射するBirdEye 650D遊弋索敵攻撃UAVと似た陸上部隊が装備するMAGNI車載遊弋索敵攻撃UAVをElbit社が11月に公開している。 またIAI社は2019年にHarpy ARMの小型版で重量45kgのMini Harpyを公表している。 一方イスラエル軍は、Rafael社が開発したFirefly遊弋索敵攻撃VTOL UAVを1990年代に装備している。 |
2019.02.27 | Jane's Defence Weekly | IAI announces Mini Harpy tactical loitering munition | <1904-022713> IAI社が2月18日、Mini Harpyと名付けた遊弋索敵ミサイルを発表した。 Mini Harpyは重量45kgで8kgの成形爆薬弾頭を搭載し、100kmの範囲を120分間遊弋する能力を持つ。 またHarpyやHarop同様にman-in-the-loop機能を持つEO装置を搭載し電波源を捕捉し突入する能力を有する。 |
2018.07 | International Defence Review | Rafael unveils Firefly loitering weapon system | <1808-070008> Rafael社が地上部隊や特殊部隊用に開発したSpikeファミリの人力可搬型索敵遊弋弾Spike FireFlyを公表した。 350gの破片効果弾頭を搭載するFireFlyは80×80×400mmで直径60cmの同軸反転ロータを持ち、キャニスタに収納した重量は3kg である。 システムはFireFly 3発とタブレット型で1.5kgの制御装置で構成され総重量は14kgで、歩兵1名で運搬操作 する。 誘導はSpikeで培ったEOセンサで行い、man-in-the-loopが可能で、滞空能力15分、上昇限度197ft、行動半径は開豁地で1,500m、市街地で500mである。 風速23mphまで 使用可能である。 |
2017.12.20 | Jane's Defence Weekly | Loitering munition received by Turkish special forces | <1802-122008> トルコ軍特殊部隊が装備を計画している2種類の遊弋索敵弾の当初分を受領した。 残りの大部分は2018年早々に 受領することになっている。 トルコが装備するのはAeroVironment社製Switchbladeとよく似た発射筒発射方式の有翼弾Alpaguと、4回転翼型弾のKargu で、いずれも5kmの航続距離と10分間の滞空能力を持つ。 |
2017.11 | International Defence Review | MBDA revives Fire Shadow for Polish LM requirement | <1712-110007> MBDA社のFire Shadow LMがポーランドからのRfIを受けて復活しそうである。 Fire Shadow LMは元々、英陸軍がアフガンで使用するため2009年初めに開発が開始され2012年3月に装備化され、英陸軍第39砲兵連隊に 装備されることになっていたが、2012年12月の英軍撤退に伴い装備化されることはなかった。 Fire Shadow LMは全長4m以下、重量200kg以下、man-in-the-loopの陸上発射型索敵遊弋弾 で、射程は100km、巡航速度は150~300km/h、上昇限度15,000ftの性能を持つ。 |
2017.10 | International Defence Review | WB Goroup to launch SWARM system | <1712-100010> ポーランドのWG Groupがポーランドで開かれた第25回国際防衛企業展でSWARM偵察攻撃システムを公表した。 SWARMは小規模部隊及び特殊部隊の装備用で、偵察用のFly Eye UAVと突入攻撃用の Warmate UAVのほか、Topaz C2システム、Comp@nソフトウェア通信機、Fonet通信システムからなり、50km以内で の捕捉、識別、追随と交戦を行う。 |
2017.08 | International Defence Review | Elbit Systems unveils SkyStriker munition | <1709-080003> Elbit Systems社がSkyStriker遊弋索敵弾(LM)を公式に公表した。 SkyStrikerLMの開発 は既に完了して目下量産段階にあり、ある国から発注を受けて2018~2019年に納入する計画になっているという。 SkyStrikerLMの最大離陸重量は40kgで、10kgの弾頭を搭載してデータリンクの到達可能範囲内であれば 40kmを2時間飛行できるという。 SkyStrikerLMはSkylark 3 UASを土台にしており、搭載電子装置、通信装置、発射回収装置、飛行モード、自動装置、地上管制装置など は共通であるという。 |
2017.07 | International Defence Review | UVision unveils new Hero-400EC loitering munition | <1708-070011> イスラエルの遊弋索敵弾メーカであるUVision社が、Hero-400のガソリンエンジンを電動モータに変えたHero-400ECを開発した。 同社 によるとHero-400の主用途がISRであったのに対しHero-400ECの主用途は索敵攻撃であるという。 全長2.1m、翼端長2.4mのHero-400ECは最大離陸重量40kgで、双方向データリンクと10kgの多目的弾頭を搭載し、観目線内であれば 40~150kmを飛行できる。 |
2016.12 | International Defence Review | AeroVironment debuts multi-pack launcher for Switchblade | <1701-120007> AeroVironment社がSwitchblade遊弋索敵小型ミサイル用の遠隔操作式多連装発射装置MPL を提案している。 MPLはSwitchbladeまたはBlackwing ISR UAVを同時に発射できるもので、標準型は6発入りで160-lbと2名で運搬で きるが、2~20発用にも対応でき、艦載用も検討されている。 150ft離隔した操作が可能で、再装填は1発あたり30秒以内で可能であるという。 |
2016.09.28 | Jane's Defence Weekly | Israel's UVision and Firstec collaborate on loitering systems for South Korea | <1611-092810> イスラエルのUVision社が9月19日、Hero 30遊弋索敵弾の韓国への売り込みのため、韓国のFirstec 社と連携するMoUを結んだと発表した。 Hero 30は人力可搬の3kgで、0.5kgの弾頭を搭載して30分間、40kmを索敵飛行できる。 |
【註】 Hero 30はUVision社が販売しているHero 30~Hero 900までのシリーで最も小型で、電動で飛行する。 |
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2016.09.14 | Jane's Defence Weekly | Elbit announces SkyStrike loitering munition | <1610-091414> Elbit社が9月6日、新型の索敵攻撃弾SkyStrikerを公表した。 同社によると既に1ヶ国で採用され、他にも数ヵ国か ら引き合いが来ているという。 SkyStrikerは電動推進で100ktで飛行する。 弾頭は5kgと10kgが選べ、5kgでは2時間、 10kgでは1時間飛行できる。 自動航法で巡航遊弋し目標の指定は操作員がEOセンサを用いて行い、目標には300ktでダイブ突入する。 |
2016.04.27 | Jane's Defence Weekly | Chiuna provides details on CH-901 UAV | <1606-042706> 中国のPoly社が、米国のSwitchblade同様の遊弋索敵弾/UAVであるCH-901の詳細を公表した。 電動モータで推進するCH901は全長1.2m、重量9kgで、150km/hで15kmの範囲を120分飛行でき るという。 また20回までまたは10年以内の再使用が可能であるという。 |
2016.04.25 | Aviation Week & ST | Loiter with intent | <1606-042506> ・Warmate:ポーランド、4kg、6哩、30分 ・ XQ-06 Fi:トルコ、3.5kg、35kt(最大70kt)、8哩 |
2016.04.20 | Jane's Defence Weekly | IDF expected to buy Rotem L loitering munitions | <1606-042009> IAI社が4月10日、イスラエル国防軍が同社製のRotem L遊弋索敵弾(LM)の購入に 強い関心を示していることを明らかにした。 Rotem Lは歩兵が市街戦で使用する電動の 四回転翼機で、450gの破片効果弾2発を搭載し30分間飛行できる。 同社はまた、2時間の滞空能力を持つDragon Green LMの開発も近く完了する。 |
2016.04 | International Defence Review | IAI unveils new loitering systems | <1605-040003> IAI社がシンガポール航空展で、Harpy LMの改良型2機種を公開した。 ・Harpy NG SEAD / DEAD用索敵突入弾で、ARHシーカの探知範囲を従来の2~18GHzから 0.8~18GHzに拡大している。 ・Green Dragon Haropの1/5サイズでキャニスタ発射機入りの15kgである。 3kgの破片効果弾頭を搭載して電動モータで駆動し、 1.5時間の滞空能力とCEP<1mの誘導精度、航続距離40kmの性能を持 つ。 |
2016.01 | International Defense Review | Loitering with intent | <1602-010010> ・SkyStinger ・T-RAM ・Harop LM ・Hero 30~400 ・Fireshadow ・Warmate ・BattleHawk |
2015.09 | International Defence Review | UVision to begin Hero 120 trials | <1510-090004> UVision社が、Hero 120 有翼索敵型ミサイルの試験を10月に開始する。 Hero 120 は4.5kgの弾頭を搭載する12.5kgのキ ャニスタ発射拡張翼式の電動プロペラ推進ミサイルで、60分間の滞空能力と、LOS がとれれば60kmまで行動できるデータリンクを搭載している。 Hero には以下の各種がある。 ┃ ┃全体重量┃弾頭重量┃滞空能力┃行動半径┃動 力 源┃ ┣━━━━╋━━━━╋━━━━╋━━━━╋━━━━╋━━━━┫ ┃Hero 30 ┃ 3kg ┃ 0.5kg┃ 30分 ┃ 40km ┃ 電 気 ┃ ┃Hero 70 ┃ 7kg ┃ 1.2kg┃ 40分 ┃ 40km ┃ 電 気 ┃ ┃Hero 120┃ 12.5kg┃ 4.5kg┃ 60分 ┃ 60km ┃ 電 気 ┃ ┃Hero 250┃ 25kg ┃ 5kg ┃ 3時間 ┃ 150km ┃ガソリン┃ ┃Hero 400┃ 40kg ┃ 8kg ┃ 4時間 ┃ 150km ┃ガソリン┃ ┃Hero 900┃ 97kg ┃ 20kg ┃ 7時間 ┃ 250km ┃ガソリン┃ ┗━━━━┻━━━━┻━━━━┻━━━━┻━━━━┻━━━━┛ |
2015.08 | International Defence Review | Aeronatics debuts first loitering munition | <1510-080003> イスラエルの Aeronatics社がパリ航空ショーで、開発中の遊弋索敵型弾 Orbiter 1K を発表した。 Orbiter 1K は同社の Orbiter 2 電動ミニ UAV を元に開発されたもので、2.5kgの搭載能力と射程50~100kmの性能を持 つ。 EO/IR シーカと、S- 又は C-band のデータリンクを装備し、タングステン製ペレットを放出する 破片効果弾頭を搭載している。 |
2015.02 | International Defence Review | Direct-attack UAVs tested in Iranian exercised | <1503-020007> イランが12月31日に終了した演習で、突入自爆型 UAV Ra'ad 85 の試験を行い成功した。 Ra'ad 85 は2013年9月に初公開されている。 Ra'ad 85 の最大飛距離は100kmといわれている。 |
2014.11.16 | Chinese Military Review | Chinese WS-43 miniature attack cruise missile system (loitering attack munition) | <1412-111603>
中国が珠海航空展で、索敵攻撃型小型 CM WS-43 を展示した。 |
2014.01 | International Defencd Review | US Army rethinks its LMAMS requirement | <1402-010016> 米陸軍が、遊弋索敵突入型 mini UAV 計である LMAMS への要求の見直しを行っている。 LMAMS の最初の RfI は2012年8月に発簡されたが、要求のレベルがコストと開発期間に会わないことから、2013年11月に改訂版の RfP を発簡した。 |
2013.09 | International Defence Review | Terminator targets LMAMS requirement | <1310-090020> Lockheed Martin社が、米陸軍が分隊規模の部隊に装備する計画の突入攻撃型 UAV LMAMS に、Terminator を提案して いる。 Terminator は、重量6-lb以下、寸法56cm×15cm×20cmで、破片効果弾頭のほかサーモバリックを含む各種弾頭を搭 載できる。 最高速度100mph、巡航速度60mphで、15分間滞空できる。 また風速30mph (13.3m) にまで耐えられる。 |
2013.08.14 | Defense News | Kamikaze drones: miniature munitions for dismounted troops
| <1309-081404> 米陸軍は2012年末に、小型突入型 UAV Switchblade75発をアフガンに投入し成果を挙げているが、それに続く発射筒発 射式の小型突入型 UAV LMAMS の開発はFY16に開始される。 |
2013.07.22 | Defense News | Developers vie to equip Army with small expendable armed drones | <1308-072204> 米陸軍が LMAMS の開発を進めている。 LMAMS は発射筒から発射する突入自爆型 UAV で、弾頭として 40mm弾を装着できる。 陸軍は既に、2012年末に AeroVironment社製で6-lbの Switchblade 75発をアフガンに配備してい るが、更に他機種の採用も考えていて、2件の契約を合わせて$10M以上で行っている。 Prioria社が Textron社と共同で提案しているもので、弾頭を搭載しない Switchblade の滞空能力が10分であるのに対し、30分の滞空能力を持つという。 ・BattleHawk Textron社が提案しているもので、BattleHawk と同程度の滞空能力を持つ。 |
2013.05.16 | Defense News | Precision mortar tech could give operators new options | <1306-051602> 米 SOC が検討している近距離打撃システム SRPSS に、Lockheed Martin社が今週、81mm迫撃 砲から発射する射程100m~14kmの有翼ミサイル Nemesis を提案した。 同社は2月に発射試験を行っており、その 際には8kmと12km及び100mで3発発射し、3発共成功している。 Nemesis は発射重量39-lb、発射筒を含む重量は65-lbで、GPSと SAL で誘導される。 構成品の40%は新規開発品であるが、シーカなど残る 60%は DAGM 用に開発されたものを使用する。 |
2013.05.07 | Defense News | Special report: precision strike | <1306-050705> 米陸軍と企業が、人力可搬の遊弋索敵突入攻撃型 UAV LMAMS を積極的に開発している。 ・Switchblade 全長24吋、重量6-lbで、10分間の滞空能力を持つ。 2012年秋からアフガンで使用されており、数回の実射実績もある。 ・Battlehawk 全長18吋、本体重量3.5-lb、発射筒重量2-lb、合わせて5.5-lbで、40mm弾を弾頭とし100ktで5km以内を30分間飛行する。 ・Pyros 全長22吋、重量13-lbで、5-lbの弾頭を搭載する。 陸軍の Shadow UAV や海兵隊が開発中の RQ-21 に搭載される。 |
2013.04 | International Defence Review | KAI shows off 'loitering' precision munition | <1305-040015> 韓国 KAI社が2月にアブダビで開かれた IDEX 展に突入攻撃型 UAV Devil Killer を出品した。 Devil Killer は2010年に起きた延坪島砲撃事件 を受けて開発され、2012年に飛行試験を完了している。 翼端長4.3ftの Devil Killer は、翼をたたんで胴径33.5cmキャニスタに収納して運搬される。 機体は2基のダクテッドファン 型の電動モータで、40kmの飛行又は10分間の飛行が可能で、終末では機首に搭載したカメラと双方向データリンクで目標を照準して突入する。 |
2013.04 | Jane's Missiles & Rockets | Israel showcases 'cost-effective' loitering munitions | <1305-040010> イスラエル Global Aero社がインド航空展で安価型の遊弋索敵弾2種を公開した。 公開したのは45kg の Blade Arrow と3kgの Wasp で、EO/IR センサを搭載する Blade Arrow の価格は IAI社の Harop の1/3であると いう。 |
【註】 IAI社の Harop は Harpy の発展型で、Harop は HARpy OPtical を意味する。 |
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2013.04 | Jane's Missiles & Rockets | KAI Devil Killer: hellhound on your trail | <1305-040009> 韓国 KAI社が、軽精密誘導スタンドオフ兵器 Devil Killer を公表した。 Devil Killer は全長1.5m、翼端長1.5m、輸送時の幅33cm、重量 25kg、弾頭重量2kgで、小型電動モータ2基で40kmを400km/hで飛行する 。 艦船から発進する場合には小型ロケットブースタを使用するが、直線路を120km/hで走行する車両からの発進も可能で ある。 誘導は差動式 GPS (DGPS) をを用い、終末は man-in-the-loop が可能である。 |
2013.02.12 | Defense News | U.S. Army wants more Switchblades | <1303-021206> 米国防総省が、Switchblade と言う名称で知られている軽量 SSM LMAMS の配備計画見直しを行っている。 AeroVironment社製の Switchblade は、全長24吋、重量6-lbで、背負っての運搬が可能で10分間の滞空能力があり、弾頭の ほかカメラも搭載している。 発射後に操作員が携帯型の操作器で照準をできる。 2012年10月下旬には採用の可否はまだとされていたが、2012年末に75発以上がアフガンに送られ、先月には数発が使用され て成功を収めている。 |
2012.09.14 | Yahoo | 朝鮮日報記事 「韓国軍:精密攻撃可能な自爆型無人機を開発」 |
<1210-091401> KAI社と漢陽大学、建国大学などが共同で開発した Devil Killer は、40km以内にある目標を10分以内に攻撃できる。 予想価 格は約1億ウォン(690万円)といわれており、GPS のほか TV カメラを搭載して目標を自動識別して攻撃を行うことができ、80km/h で走行する ACV を攻撃できる。 延坪島に実戦配備した場合、2010年11月に延坪島を砲撃した北朝鮮のケモ里陣地を4分以内に攻撃できる。 |
2012.09.13 | 韓国 聯合ニュース |
自爆型高速無人航空機 2年以内に戦力化=韓国 | <1210-091303> KAI社が13日に行われた防衛関連セミナで、短距離突入攻撃 UAV である Devil Killer の開発状況を公表した。 Devil Killer は 、昨年1月に韓国の新概念技術事業のモデルとして KAI社が開発にしており、同年9に初飛行し、来年には開発が完了する。 この UAV は全長1.5m、翼端長1.3m、重量25kg、速力350~400km/hで、TV カメラを搭載して目標を自動認識して突入し破 壊する。 |
2012.09 | Jane's Missiles & Rockets | MBDA explores standoff weapons for future UAVs | <1209-090003> MBDA社が、将来の UAV 搭載武器となる CVS301 Vigilus 構想を纏めた。 Vigilus は、発射機 Armatus、偵察用ミサイル Caelis、攻撃ミサイル Gladius の三つの要素で構成される。 ・Armatus 重量77kgで、三列横並びの搭載位置に、100kgの Caelis 1発と、7kgの Gladius 4発を搭載する。 ・Caelis 全長1.8m、胴径18cmで、発射後に翼端長2mの翼を拡張し、電気駆動のダクテッドファンで推進する。 滞空能力は2時間で、機首に取り付けた昼光/非冷却 IR シーカの 映像で、Gladius を向かわせる目標を捜索する。 ・Gladius 全長80cm、胴径8cmで、翼端長44cmの翼を拡張し、1kgのマルチモード弾頭を搭載する。 射程は30kmである。 |
2012.08.08 | Yahoo | 朝鮮日報記事 「韓国軍:5000億ウォン投じ無人攻撃機を開発へ」 |
<1209-080801> 韓国軍消息筋が6日、韓国が5,000億ウォン(347億円)を投じて UCAV の開発に着手したと語った。 開発は2017年に完了する予定で、早ければ2021年の配備を目標にしている。 韓国軍は現在3種類の UAV を保有しているがいずれも低高度 の偵察用で、このうち韓国で独自開発したものは、2004年に配備された KAI社製の RQ-101 しかなく、UCAV の開発を行うのは今回が初めてである。 しかし、韓米ミサイル指針が韓国の UAV のペイロードを制限しているため、米国が1990年代に開発した UCAV と同水準 の性能に限定されるといわれている。 |
2012.08 | International Defence Review | MBDA outlines UAV weapons concept | <1209-080034> MBDA社が Fanborough 航空展で、UAV 搭載武器構想を公表した。 システムは CVS301 Vigilus と呼ばれ、Armatus 発 射機に Caelis 2発、または Gladius 軽ミサイルを搭載する。 尚、海軍の CVS401 Perseus 構想は、昨年パリ航空展で公表されている。 ダクテッドファンで推進する全長1.8m、胴経18cm、翼端長2mの飛翔体で、1kgの搭載能力を持ち、弾頭または使い捨て式センサを搭載する。 ・Gladius 全長80cm、胴経8cm、重量7kgの小型ミサイルで、30km飛翔する。 |
2012.05.30 | Jane's Defence Weekly | US advances 'kamikaze' UAV work | <1207-053004> Textron社が5月22日、米陸軍の殺傷性小型飛行弾 (LMAMS) 候補の BattleHawk に対する陸軍の検証が完了したと発 表した。 LMAMS は mini UAV に40mm擲弾を搭載するもので、同社は Prioria Robotics社の Maveric mini UAV を機体に使用している。 LMAMS の候補もう一機種は AeroVironment社の Switchbladeである。 |
2011.12 | Jane's Missiles & Rockets | US Army buys 75 Switchblade munitions from AeroVironment | <1201-120012> 米陸軍が AeroVironment社から、Switchblade 75発を購入した。 Switchblade は背嚢に入れて運搬できる。 筒状の発射機から発射された後に翼を拡張し、目標地域に向け電池を動力源にして100mph で飛行する。 その間、EO センサの映像を地上の制御装置に送り、操作員が目標を判定する。 弾頭重量は0.7-lbで、角状のタングステン弾を前方に射出する。 このため二次被害を最小限に収めることができる。 |
2010.09 | Jane's Missiles & Rockets | MBDA Inc focuses on miniature weapons | <1010-090020> MBDA社が二種類の小型飛翔武器を開発している。 ・SABER SABER は、SDB に採用された DiamondBack を小型化した拡張翼を取り付けた 10-lbの誘導爆弾で、小型/中型の UAV に搭載する。 弾頭重量は4-lbで、GPS/INS 誘導で接近し終末誘導に切り替わる。 終末誘導には当初、Laser Zuni 用に開発された SAL 誘導が使用されるが、TV/IR とデータリンクの組み合わせも開発中である。 ・TiGER TiGER は40mm擲弾を搭載した4-lbの電動プロペラ推進の UAV で、最大射程は3kmであ る。 米陸軍の LMAMS計画の候補にもなっていて6月から飛行試験が行われている。 |
2009.08 | Jane's Missiles & Rockets | Israel reveals its 'kamikaze' UAV | <0909-080018> IAI社の Harop がパリ航空ショーで漸く公表された。 Harop の名称は HARpy OPtical の意味で、単なる Harpy の変 形と見られていたが、実際には単純にデルタ翼の Harpy とは全く別の複雑な形状をした機体で、機首下面に IR/EO ターレットを搭載している。 センサの画像は射手に送られ、突入目標の選択、突入の中止などの操作ができる。 インドが数年前に Harop を導入したと伝えられたほか、ドイツも導入を検討している。 |
2007.08.29 | Jane's Defence Weekly | India eyes IAI's Harop attack UAV | <0718-082903> インド空軍が IAI社と8~10機の Harop (Harpy-2) の購入交渉を行っており、初 の輸出先になる可能性がある。 2005年にトルコが48機の Harop を購入しようとしたが中止になった。 Harop は Harpy-1 の後継となるレーダ攻撃用 UAV で、Harpy-1 と異なり ビデオデータリンクを搭載している。 このため SAM サイトだけでなく弾道弾の発射機を 攻撃することも可能になった。 Harop の重量は125kgで16kgの弾頭を搭載し185km/hで500km以上飛行する。 ただしデータリ ンクの有効距離は観目線内で150kmである。 IAI社は当初 Harpy-1 の改良型として Raytheon社と共同で、AIM-9X の IR シーカを搭載した Cutlass を 開発しようとしたが中止された。 |
2007.06 | National Defense | Liquid hydrogen-powered drones within reach | <0713-060027a> 米国の Monrovia社が、水素燃料を用いた HALE UAV である Global Observer の開 発を行っている。 翼端長50呎、三分の一規模の試作機である Odessey (右図) は 、水素燃料を使用し2005年5月に初飛行を行っている。 Global Observer は高度55,000~65,000呎の成層圏を2,500哩の行動半径で運用す る UAV 技術を研究する実験機で、今後、SOCOM が$129Mを投じて開発に移行する予定である。 |
<0713-060027b> 同社はこの他にも発射筒から打ち出す Switchblade UAV の開発を行っている。 Switchblade は重量4-lb、全長19吋の HE 弾頭搭載の攻撃型で、電池により約15分間遊弋 可能であり、Shadow や Wasp UAV とリンクさせ狙撃手や IED 操作員等の攻撃に使用する。 |
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2007.05 | International Defence Review | Loitering with intent: armed aerial vehicles provide fire on demand | <0711-050008> ・Kentron ARD (Anti-Radar Drone) 巡航速度200km/h、突入速度600km/h、巡航高度5,000m、遊弋距離400km、滞空時間2.5時間 ・Harpy 発射重量135kg、弾頭重量32kg、遊弋距離500km ・LMCD (Loitering Munition Capability Demonstration) 装備化を前提としない研究開発。 ・LCLC (Low-Cost Loitering Carrier) 2007年2月に初飛行した。 ・Marula 弾頭重量35kg、遊弋距離900km、巡航速度280km/h ・SMACM (Surveillance Miniature Attack Cruise Missile) 全長178cm、胴径19cm、発射重量65kgで、250nmの航続距離と1時間の滞空能力を持つ。 ・Steel Rain Plus 英国の LCLC 技術と米国のレーザ誘導技術及びレーザ誘導子弾技術を複合する構想で、4.5kgの弾頭を搭載するレーザ誘導子弾を8~10 発搭載するため'空中弾倉'とも呼ばれる。 MLRS や HIMARS 発射機に6発ずつ装填する。 ・NetFires LAM ・P-44 遊弋策敵はしない。 ・AWS (Affordable Weapon System) Block 1 は LRIP 開始可能な状態にあり、目下 Block 2 が進められている。 構想は、ISO 標準コンテナを改造した中に、20発 の AWS と簡単な射撃統制装置を組み込んで使用する。 弾頭を除いた量産単価が$60,000と見積もられている。 |
2004.10 | International Defense Review | Raytheon promotes SilentEyes as offboard sensor for other UAVs | <0420-100021> Raytheon社製 SilentEyes micro UAV を MQ-9 Predator B から投下する試験が、5月と6月 に行われた。 SilentEyes は全長50cm、翼端長70cm、重量3kgの非推進 UAV で、雲により母機が視認でき ない目標に近接し、識別確認や戦果確認に使用される。 取得した目標情報は Raytheon社製の MicroLight 双方向 UHF データリンクで MQ-9 に送られ、そこから地上 に伝送される。 一般的には高度18,000ftで投下された後1,000ft/minで降下し、80~100ktで18分間飛行するが、高度60,000ft で投下すれば167kmを飛行する。 Spiral 開発も検討され、各種母機や用途に適合できる各種サイズが考えられているほか、弾頭を含む各種ペイロード が検討されている。 |
2003.10.20 | Aviation Week & ST | What's new ? | Northlop Grumman社は構想段階にある将来 UAV のいくつかを公表した。 将来の UAV には標準的な情報収集任務に加え、極長距離攻撃、垂直離発着及び超長時間滞空等が要求されている。
Ultra-Hale UAV
Hunter KIller UAV
X-wing VTOL UAV
Lift-fan 3角翼UAV |
2001.06 | National Defense | Loitering, smart cruise missile marketed to US Navy |
IAI社と Raytheon社は、対地攻撃用滞空型巡航ミサイル Cutlass を提案してい
る。 Cutlass はイスラエルが1973年の第4次中東戦争でシリアに対して使用した Harpy 武装 UAV に、 Raytheon社製のセンサを取り付けたもので、イスラエルは Cutlass が撃ち放しで戻ってこないことから UCAV ではな く巡航ミサイルと定義付けている。 Cutlass は対空火器のとどかない高度6,000ftを、100knotsで最大 6時間滞空し1,000kmを 飛行する。 その主任務は SEAD である。 |