Arsenel Plane に関する記事

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要             旨
2021.12.17 Defense News US Air Force blows up a target with a cruise missile from a cargo plane <2201-121712>
 米空軍研究所 (
AFRL) が輸送機からCMを投下して発射するRapid Dragon最終試験を12月16日にメキシコ湾上空で実施し、実際にCMを発射し目標に命中させた。 この試験に先立ち空軍は11月に特殊部隊 (AFSOC) のMC-130J Commando Ⅱから弾頭とエンジンを搭載していないCMを投下する試験に成功している。
 CMへのデータ装架や管制はC-130に搭載された装置で行われ、投下されたパレットにはCMの実弾1発と外観と重量を模したダミー弾が3発搭載されていた。
2021.10.18 National Defense Air Force to launch munitions from C-17s <2111-101806>
 輸送機からミサイルを投下して発射しようとする米空軍のRapid Dragon計画は年内に発射試験を実施する。
 ミサイルを投下発射するのはC-17A及びC-130で、パレット化された発射機
RO/RO方式で後部貨物扉から搭載する。
 発射されるのは2,000-lbのJASSM-ERで、箱状の発射機に最大32発装填してパラシュートで投下され、輸送機の安全距離まで離れてから点火し発射される。
 7月にはWSMRで特殊作戦軍 (SOC) のEC-130SJを用いた模擬試験が行われており、年内EC-130SJを用いたJASSM-ERの実射試験が行われる。
2016.10.28 Defense News Anti-naval ATACMS, 'big' swarming breakthroughs from strategic capabilities office <1611-102806>
 カーター米国防長官
CSISThird Offsetに関するセミナで28日、 SCO移動目標対応型ATACMSを対陸対艦用に検討して いることを明らかにした。 また小型UAV群の開発についても言及した。
 SCOは長官が次官であった2012年に設立されたが、今年初めにはAesenal Plane構想や小型UAV構想、更にSM-6に対艦攻撃能 力付与、ATACMSに対艦攻撃能力付与などの構想を次々に打ち出している。
2016.04.20 Jane's Defence Weekly DoD's third offset covers air defence, arsenal plane <1606-042007>
 米国防総省高官が4月12日に同省の'Third Offset'構想について述べ、超高速弾と従来型レーダを組み合わせた防空と Arsenal Planeを挙げた。 超高速弾については
電磁砲で試験が行われてきた超高速弾がをM109A6 Paladin 155mm砲 を、海軍の5吋砲用に使用しようとするものである。
 Arsenal Planeは大量の弾薬を航空機に搭載して遠距離から発射するもので、高ステルス(stealthier)機はFY20までの完成を目指している。
 SM-6対艦能力を持たせることで600発以上のASBMを保有することになり、更に Tomahawkに対艦能力を持たせる事も計画されている。
2016.02.24 Inside Defense DOD wants 'Alternative Strike' -- or is it the 'Arsenal Plane'? -- airborne as soon as 2018 <1603-022408>
 Arsenal Planeについて国防総省は何も述べていないが、秘密機関であるStrategic Capabilities OfficeはAlternative Strike 計画を開始している。
 この計画は2018年までにlaunch platformの試験を目指すもので、FY17に$200Mを計上している。
【関連記事:1603-021303 (ID 2016.02.13)】
2016.02.13 Inside Defense Air Force: 'Arsenal plane' still in concept phase <1603-021303>
 米空軍が12日、"Arsenal Plane"はまだ構想段階で、すぐに実現するものではないことを明らかにした。
【関連記事:1603-020810 (Technology Lab/Information Technology 2016.02.10)】
2016.02.08 Technology Lab/
Information Technology
DOD aims to back up underarmed fighters with networked “arsenal planes” <1603-020810>
 F-22やF-35がステルス性追求のため爆装を機内弾庫にしたため搭載量が制約されるため、米政府が今月議会に提出した FY17国防予算要求に関連して、カーター米国防長官が2017年に'Arsenel Plane'構想を固めることを明らかにした。
 Arsenel Planeは戦闘機の示す目標に対し旧型機からミサイルや爆弾を投下するもので、70,000-lbの搭載能力を持つB-52が有力 候補になっているが、C-130やC-17などの輸送機も検討されている。 C-130はベトナム戦でBLU-82B Daisy Cutter 15,000-lb爆弾を投下する爆撃機として使用した実績がある。