既報記事 0724-111403 (JDW 2007.11.14) と同文の記事
2012.11
Jane's Missiles & Rockets
MBDA demonstrates upgraded Viper Strike against faster ground targets
<1211-110004>
(全文既報【 1210-091209 (JDW 2012.09.12)】と同文の記事)
2012.09.12
Jane's Defence Weekly
Viper Strike tested against faster ground targets
<1210-091209>
MBDA社が8月に、高速走行標的に対する改良型 GBU-44/E Viper Strike の投下試験を
WSMR で行い、8発中8発が直撃する成果を挙げた。
改良されたのはソフトで、標的の速度は高速道路を走行する速度であったという。
2012.02
Jane's Missiles & Rockets
MBDA Inc Northrop Grumman's Viper Strike
<1203-020025>
MBDA社が12月12日、同社の米国子会社が Northrop Grumman社から Viper Strike
事業を買収したと発表した。
2011.12.21
Jane's Defence Weekly
MBDA plans US expansion after Viper Strike buy
<1202-122109>
MBDA社が、Viper Strike 事業の買収を足がかりに、対米事業の拡大を目指してい
る。
同社は Huntsville にある Viper Strike の生産設備に続いて、米国での企業買収を狙っている。
2011.12.12
Reuters
MBDA buys Northrop's Viper Strike arms unit
<1202-121201>
MBDA社が12月12日、Northrop Grumman社から Viper Strike 事業を買収したと発表
した。
買収価格は公表されていない。
2011.10
International Defence Review
Enhanced Viper Strike gives Harvest HAWK moving target capability
<1111-100022>
Northrop Grumman社が8月に改良型 GBU-44/B Viper Strike を受注し、年内に納入を開始し、米海兵隊の
KC-130J Harvest HAWK に搭載される。
Viper Strike は GPS で誘導され、終末には SAL 誘導を行う。 弾頭は6-blの成形爆薬
で爆発効果範囲が10mと少ないことから、アフガンでの対武装勢力戦に適しているが、改良型はソフトの改良で、移動目標にも対処可能である。
2010.07
International Defence Review
Viper Strike to augment USMC's Harvest HAWK arsenal
<1008-070004>
米海兵隊が KC-130J 空中給油機に搭載する Harvest HAWK 武装キットに装備する GBU-11/B
Viper Strike 65発を Northrop Grumman社に発注した。 納入は年内に開始される。 Viper
Strike は陸軍の RQ-5A Hunter に搭載されているほか、空軍の AC-130U ガンシップに搭載した試験も行われる。
Harvest HAWK はに Viper Strike のほかに機内に RO/RO 式の射統装置、翼下に Target Sight Sensor と AGM-114 Hellfire 4発が搭載
され、Mk44 Bushmaster Ⅱ 30mm砲も後日搭載される。 Harvest HAWK の配備は今年後半に開始され、海兵隊は少なくとも6機の KC-130J に Harvest HAWK
を搭載すると思われる。
2010.06.09
Jane's Defence Weekly
USMC plans to equip its Harvest HAWK with Viper Strike
<1007-060904>
Northrop Grumman社が米海兵隊から、KC-130J 空中給油機の武装型である Harvest HAWK に装備する GBU-11/B
Viper Strike 65発を受注し、2010年中に引き渡しを開始する。 Harvest HAWK 型の KC-130J は2010年中頃に納入が開始される。
Viper Strike は GPS 誘導と SAL 誘導を組み合わせた19kgの滑空弾で、2.72kgの弾頭を
搭載している。
2009.10
International Defence Review
Hunters gain Viper Strike
<0911-100037>
米陸軍は MQ-5B Hunter による GPS 誘導型 Viper Strike の投下試験成
功を受け、今年4/四半期にもイラクとアフガンに投入する計画である。
2009.10
Jane's Missiles & Rockets
GPS-guided Viper Strike now ready for combat
<0911-100019>
GPS 誘導の Viper Strike を MQ-5B Hunter から投下する試験が行われ
成功した。 GPS 誘導の採用により Viper Strike は、今まで目標の直上からしか投下できなかったのが、10kmのスタンドオフ性
Hunter による Viper Strike の投下は、2007年11月にイラクで開始されている。
2009.09.09
Jane's Defence Weekly
US Army to deploy Hunter UAVs armed with Viper Strike
<0911-090904>
米陸軍が間もなく、GPS 誘導式の GBU-44/B Viper Strike を MQ-5B Hunter
に搭載して戦場に投入する。 Viper Strike は元々レーザ誘導だけであったが、GPS を搭載することにより射程が10kmに伸び、移動目標の
攻撃も可能である。
Viper Strike は全長91.4cm、胴径14cm、重量19kgで、6-lbの弾頭を搭載する。
2008.01
Jane's Missiles & Rockets
Viper Strike makes combat debut on UAV
<0802-010026>
2007.11.14
Jane's Defence Weekly
Viper Strike makes its combat debut
<0724-111403>
米陸軍の RQ-5A Hunter が9月17日に Viper Strike を投下し
初めて戦闘任務を遂行した。 この日 Hunter は、多国籍軍の主補給路に IED を布設しようとしている敵に
対し1発の Viper Strike を投下した。
Hunter はイラクで、国有の機体を民間が運用する方式で偵察任務を行っているが、Viper Strike 投下の際
は法的制約から軍人が操作した。
2007.11.12
Inside the Army
Hellfire conversions for Warrior UAV to be completed next year
<0723-111203>
米陸軍は Warrior UAV 搭載用として200発の Hellfire を調達して能力向上型の AGM-114P
に改修し、来年の夏までに配備する。
陸軍は UAV 搭載用のミサイル取得計画を6月に見直し、Hunter 搭載の Viper Strike に$16M、
Warrior 搭載の Hellfire に$4Mを計上することを決めた。 陸軍は JAGM が
装備化される2016年までの穴埋めとして更に Hellfire を追加発注する必要がある。
2007.11
International Defence Review
US Army orders Viper Strike munitions
<0722-110012>
米陸軍 AMC が Viper Strike を追加発注した。
米中央軍が9月1日にイラクで Viper Strike を初使用した。 Viper Strike は、路側爆弾を設置中の敵戦闘
員に対し MQ-5B Hunter から投下され、攻撃に成功した。
2007.09.17
Defense News
UA Army sees first UAV kills
<0720-091711>
米陸軍の MQ-5B Hunter が、9月1日にイラクのバクダッド北西180哩の地点で路側帯爆弾を設置す
る2名を発見し、直ちに搭載する GBU-44/B Viper Strike を発射し殺害した。 これは
米陸軍の武装 UAV による初めての戦例となった。
イラクでは昨年1,000機の UAV が使用されているが、年末には1,350機に増加し、飛行時間は昨年の60,000時間から140,000時間に増
加すると見積もられる。 また、画像情報は半年前の200件から1,000件に増加している。
陸軍の MQ-1C Warrior EMRP (Extended-Range Multi-Purpose) UAV は2009年までに装備化し、先ず132機を
調達する計画であり、Viper Strike の他、Hellfire を搭載する。
2007.07.16
Inside the Army
Pentagon wants more funds for Unmanned Aerial Systems missiles
<0717-071612>
DoD は6月下旬に UAV 搭載用の Viper Strike 及び Hellfire の装備計画を議会に送付し、FY-07
予算の修正を求めている。 Viper Strike は Hunter 搭載用で、ATACMS 用に152発調達する予定
であった BAT の予算を転用して200発を要求する。 Hellfire は
Warrior 搭載用で、誘導性能を強化した AGM-114P を200発を調達する。
Viper Strike は予算承認から7ヶ月以内にイラン、アフガン部隊に装備可能で、Hellfire は4ヶ月で納入できる。
2007.05
Jane's Missiles & Rockets
Hunter UAV guided Viper Strike munitions
<0713-050019>
Hunter による Viper Strike 投下試験が1月に行われ、固定及び
移動目標の破壊に成功した。 Hunter が RO/IR センサで発見した目標画像を地上で判断し Viper Strike を投下
する。 Viper Strike は Hunter のレーザ照射に従い目標に向かう。
Viper Strike は20kgと、最小の GB の1/6以下であるため、搭載量が制約されている UAV の搭載武器に適し
ている。
2006.12.18
Inside the Army
Army again working to equip Hunter aircraft with Viper Strike
<0704-121801>
米陸軍はイランとアフガニスタンに Viper Strike 搭載の Hunter
を投入する計画を進めており、数ヶ月以内にも現地に展開する模様である。 陸軍は2年前にも計画を進
めたが、様々な理由により実現しなかった。
Hunter は AH-64 Apache と OH-58 Kiowa Warrior に代わり、ISR 任務と同時に移動車両等を標的とする対地攻撃任務の一部を担う
ことになる。
2006.04.24
Inside the Army
Viper Strike munitions removed from Hunters to increase endurance
<0611-042407>
米陸軍は、2004年11月以降進めていた Hunter への Viper Strike
搭載を取りやめ、ISR 用としてのみ運用している。 これは、偵察用 UAV の絶対数が不足するとの現場
指揮官の要望に対処するための措置で、軍は攻撃用として AH-64 と OH-58 を引き続き多用する。
一方、陸軍は Hunter の後継として、長距離多目的型 UAV である Warrior の装備を計画しており、空軍と
共同開発を行うことで、合意している。
2006.01
International Defense Review
A defferent kind of smart: weapons becoming autonomous and precise
<0602-010011>
安価シーカを取り付けた移動目標対処型が検討されており、シーカとして DAMASK 又は HART が提案されている。
・GBU-39 SDB
2005年11月に開始された Operational Test は2006年中頃に完了し、2006年中にも FRP に移行する。
固定目標に対する37発の試験では35発が成功し、平均弾着誤差は1.1m。 5月に行われた試験では30,000呎で投弾して
88kmを飛翔し、標的から0.85mに弾着した。
SDB では差動型 GPS を用いた高精度化が図られ、差動 GPS の地上装置 (ASI: Accuracy Support
Infrastructure) は2,400km離隔した設置可能である。
・GBU-40 SDB
GBU-40 の RFP は9月に発簡されたが、10月に Boeing社と Lockheed Martin社が共同提案を決めたため、実質的には無競争とな
った。 Lockheed Martin社は JCM 用に開発した、IIR、SAL、MMW radar の三モードシ
ーカを担当する。
SDD は2007年後半に開始され、2010年に LRIP、2011年に FRP が計画されている。
・Brimstone
2005年3月に operational が宣言された Hellfire の新型を思わせる英国の ASM で、94GHz MMW シーカを搭
載する。 戦闘機の HUD を通して発射制御でき、高々度で発射したのちにダイブして、超低空接近することが
可能である。 米国も F/A-18E/F や A-10 への搭載を検討している。
・Spice
センサを搭載し自動目標捕捉能力を持つ滑空型誘導爆弾で、目標から17kmの地点でセンサが捜索を開始し、
2秒以内に目標を捕捉する。 目標を捕捉できない場合には3kmの範囲を捜索する。
CEP は公称3mとなっているが、実際には2mを記録している。
・AASM
Safran社の開発した AASM (Armament Air-Sol Modulaire) は最大重量340kgで Mk82 などの250kg爆弾に装着する。 小型のロケット
ブースタと拡張翼を持ち、Mach 0.9 で飛翔する。 最大射程は高々度発射で50km、低高度発射で15kmである。
将来 DUMAS (Dual Mode Active IR and Imaging IR Seeker) を取り付ける計画である。
・MOP
MOP (Massive Ordenance Penetrator) は全長6m、投下重量13.6t、炸薬量2.7tの史上最大の超巨大爆弾で、強
化コンクリートを含む60mの侵撤能力を持つ。
・VSM
VSM (Very Small Munition) は18~25kgの超小型弾ながら、GPS/INS、SAL シーカ、双方向データリンクを搭
載し、15,000呎投下で20kmを飛翔する。 A-10 には36~54発、MQ-9A Predator B には24発を搭載でき、市街地
における CAS に有効である。
・Viper Strike
8月に開始された ACTD により、AC-130U ガンシップからの投下が試験されている。
2005.12
Defense News
Smart Weapons
<0601-120001>
米陸海軍、海兵隊はイラクでの戦訓から市街地戦での非戦闘員、民間施設の被害極限を目的に、精密誘導砲弾
の実用化を促進している。
・Excalibur
XM-982 Excalibur は155mm砲用誘導砲弾で、既存の砲及び FCS NLOS-Cannon から発射する。
9月に行われた実射試験では15kmの距離から7m以内に着弾し、標的を破壊した。 12月から165発の製造を開始、2006年はじめの装備化
を予定する。
・Viper Strike
Viper Strike は命中精度は1m以内とされ、弾頭重量が2.8-lbであるため破壊効果が半径16m以内と、
市街戦に適している。
陸軍は2003年に Hunter UAV からの発射試験を行い9発中7発を直撃させており、12月に Little Bird ヘリからの発射を予定するほか、
Predator等への搭載も検討している。 SOCOM は8月にAC-130搭載用として研究を開始した。
・GMLRS
8月に単弾頭 GMLRS の実戦環境下での試験がイラクで行われ成功した。 弾頭重量は196-lb、射程
は70kmで、信管は開豁地人員、軽掩蓋、軽装甲車両の三モードの設定ができる。 陸軍は2月に1,014発の LRIPを発注している。
・TACPS-P (Tactical Missile System-Penetrator)
ATACMS の侵徹型で、8月の実射試験では130kmの距離から標的をほぼ垂直に直撃した。 ATACMS は湾岸戦争で
32発使用されたが、イラク戦争では456発が使用された。
・MRM (Mid-Range Munition)
FCS の MCS 用に開発中の120mm 'Fire and Forget' 誘導砲弾で、射程は8km以上が要求される。 2004年に行われた Alliant社の試験
では距離3哩で KE 弾で T-72 戦車の直撃している。 2007年に1社を指名し2013年に IOC を予定している。
MRM は現在イラクで実戦試験を行っている。
・HIMARS
HIMARS は陸軍と海兵隊が共同開発したシステムで、C-130による輸送が可能である。 海兵隊は
2002年に最初の2両を受領、陸軍は2005年6月から部隊配備を開始した。 両軍は900両以上を装備予定で、海兵隊は現在強襲艦への搭載を
検討中である。
・ERGM
ERGM は海軍艦艇の5吋砲用誘導砲弾で、2004年、Alliant Tech社が射程54nm以上の BTERM (Ballistic
Trajectry Extended Range Munition) の開発を受注、2005年2月には Raytheon社が2発の ERGM による地上発射試験を行い、40nm以上離
れた標的に命中させている。
2005.08.29
Defense News
New capability for AC-130 ?
<0520-082903>
米空軍 AC-130 に Viper Strike を搭載する研究が開始され、年末から
2006年の間に第一段階の試験を予定している。
空軍は AC-130 への精密誘導爆弾やレーザ兵器の搭載を以前から検討しており、Viper Strike の搭載方法と発射機構等について三段階
に分け試験評価を行い、2010年頃の運用開始をめざす。
搭載する Viper Strike は250-lb SDB の四分の一の大きさで、誘導にはレーザ及び GPS の複合システムを使用、スタンドオフでの同
時複数目標の攻撃が可能となる。
空軍は現在8機の AC-130H と13機の AC-130U を保有し、2006年に4機の AC-130U を更に取得する。
2005.08
Jane's Missiles & Rockets
GPS satellite navigation added to Viper Strike
<0516-080020>
Northrop Grumman社が Viper Strike に GPS を取り付け、
より高い高度からの投下を可能にすると共に、スタンドオフ距離を増大させる検討を
実施している。 これらの改良は投下母機の生存性を高めるほか、広範囲に分散する敵を攻撃可能とする狙いがある。
同社は既に試験を実施し成功している。
2005.04.21
Inside the Pentagon
Air Force seeks aggressive testing of Predator,Viper Strike combo
<0512-042104>
米空軍は Predator による Viper Strike の投下試験を早急に行うことを検討している。
これは市街戦における正確な攻撃により付随損害を極限するのが目的で、陸軍は既に Hunter で
Viper Strike の投下試験を行っている。
また、FY-05 ACTD で行っている Standoff Precision Guided Munition を Viper Strike に装備した場合、25mileの距離から
目標の1m以内に弾着させることが可能となる。
2005.04
National Defense
Army developing tactics for armed robotic aircraft
<0508-040012>
米陸軍は武装 UAV が市街戦に極めて有効とみており、Hunter UAV への
Viper Strike 搭載を2年以上にわたり研究しており、14発の Viper Strike と2機の搭載仕様 Hunter
がイラクに送られている。 陸軍は2003年まで搭載していた78発の BAT を Viper Strike に改造する発注を
しており、将来的には歩兵、砲兵、航空部隊等にも広く装備する意向である。
陸軍はこの他に Ignat UAV に Hellfire を搭載した実射試験を年末に予定し、更に Boeing社の無人ヘリ Little Bird によるミサイ
ルやガンによる発射試験を計画中である。
2005.03
Jane's Missiles & Rockets
US Army may expand Viper Strike programme
<0507-030003>
BAT のシーカを SAL に替えた Viper Strike ASM は、
RQ-5A Hunter 搭載用として26発がイラクに配備されているが、2004年末の
時点でまだ使用されていない。
米陸軍は現在更に36発の BAT を Viper Strike に改修中で、この他にも RDT&E 用に何発かを Viper Strike に改修している。 陸軍
は RDT&E の結果を見て、1,200発の BAT を Viper Strike に改修する計画である。
2005.01.19
Jane's Defence Weekly
UAV missions in Iraq set to rise
<0503-011706>
イラクでの UAV の活躍から、米陸軍は更なる UAV の用法を検討している。
各級部隊指揮官からは特に武装 UAV の増強が要望されているが、現在イラクで使用されている武装 UAV は、
Viper Strike を装備する RQ-5 Hunter のみである。 陸軍は
Hunter 及び I-Gnat に Hellfire や APKWS を搭載する検討を行うと共に、Viper Strike を
1,200発までに増強しようとしている。
Shadow は5時間以上の滞空能力を持つことから、AH-64 Apache に2時間程度先行
して作戦空域に進出させ、Apache の作戦間及び撤収の間、当該空域に滞空して、航空部隊指揮官に情報を提供する案も検討され
ている。
また、携行型の Raven mini UAV のビデオ映像を、SINCGARS (Single Channel
Ground and Airborne System) ネットワークを用いて地上に伝送する実験も、先月行われている。
作戦地域内で100~150kg程度の物資輸送に UAV を活用する案もある。
2004.12.22
Jane's Defence Weekly
US Army looks at big Viper Strike buy
<0502-122204>
米陸軍は既に27発の Viper Strike をイラクに配備しており、更に
36発の BAT を Viper Strike に改造中であるが、これだけではとても足りない
ため、新たに1,200発の BAT を Viper Strike に改造しようとしている。
Viper Strike は BAT の IR シーカを取り外し SAL 誘導に変えたもので、市街戦での戦闘に特化したシステムである。
2004.10
International Defense Review
Viper Strike arms Hunter
<0420-100015>
Northrop Grumman社が米陸軍 AMC から、33発の BAT を Viper Strike
に改造する緊急調達契約を受注した。
Viper Strike は、不意出現目標対処能力を付与するため Hunter UAV に
搭載される。
2004.06.23
Jane's Defence Weekly
US Army's attack drone shapes up
<0412-062304>
米陸軍は今年後半に、将の来攻撃用 UAV となる ER/MP (Extended-Range/Multi-Purpose) UAV の提案要求を
行い、11月初めに2社を選定する予定である。
ER/MP UAV は両翼のパイロンに90kgの武装をして、300kmを12時間にわたって飛行で
きる UAV で、武器として Viper Strike, AGM-114 Hellfire, JCM など
が考えられている。
ER/MP UAV に Northrop Grumman社は RQ-5A Hunter の改良型を、GA社は
MQ-9A Predator を提案すると見られる。
これと並行して陸軍は継続的な Hunter の改善を行っており、既に8.9mの主翼を10.3mの翼に交換する改良を行っている。 またエンジ
ンを燃料効率の良い重質油エンジンにする改良も行われている。 新型翼とエンジンを装備した Hunter は18機
発注されており、今年後半から2005年末までに引き渡される。
Northrop Grumman社は、翼を16.7mにまで延ばし脚を引き込み式にした E-Hunter (Extended-Hunter) の初飛
行を6月末頃に実施する。
2004.05
Jane's Missiles & Rockets
Viper Strike to go to Iraq on UAVs
<0414-050015>
米陸軍はイラクでの Viper Strike の使用を承認した。 Viper Strike は、迫撃砲を設置しようと
したり、地雷を仕掛けたりしているゲリラの様な、緊急目標に対して使用される。
2004.04
Jane's Missiles & Rockets
Eagle Eyes seeker guides munition to miving target
<0410-040011>
米陸軍は Eagle Eye IR/MMW 複合シーカの3回目の試験を行い、移動中の多連装ロケット発射機
の捕捉追随、直撃に成功した。
Eagle Eye は、IR センサと MMW センサを同一視軸に取り付け、装置内でデータ統合を行う胴径14cm、全長
20cmのシーカで、各種小型ミサイルへの搭載が可能である。
2004.04
Jane's Missiles & Rockets
Viper Strike production awaits US Army approval
<0410-040010>
BAT のシーカをレーザセミアクティブに替え Hunter TUAV から発射
する Viper Strike は、近々 QRC (Quick Reaction Capability) として33発
が調達され、イラクで使用されそうである。
また Viper Strike を Fire Scout から発射する試験は9月に予定され、AC-130 から発射する2
年間の計画は2004年末に開始される。
2004.03
International Defense Review
Fire scout weapon and control trials
<0405-030006>
RQ-8A Fire Scout に4発パックの Hydra-70 70mmロケットを搭載して発射する試験が2004年始め
に開始され、引き続き APKWS の発射試験が行われる。 2004年の試験では
Viper Strike の投下試験も予定されている。
2003年12月には Fire Scout を P-3C から制御する試験も行われた。 試験では Fire Scout の取得した映像
を TCDL (Tactical Common Data Link) を使って P-3C に送り、更にこれを地上局に伝送した。
この試験は将来 Fire Scout を MMA (Multimission Maritime Aircraft) から制御する技術の検証である。
2004.02.18
Jane's Defence Weekly
US mulls mounting precision munition on gunship
<0404-021804>
DoD は AC-130 に GPS 及びデータリンクを取り付けた Viper Strike を105mm砲に替えて搭載するため、手始
めに C-130 への搭載を検討している。 新型の Viper Strike は20km~50kmのスタンドオフ距離が見込まれる。
ミサイルはキャニスタに収納されて AC-130の機内に下向きに取り付けられ発射される。
2003.10
Jane's Missiles & Rockets
US Army deploys Viper Strike
米陸軍は2003年10月に25発の Viper Strike を実戦配備する。 配備される戦場は明らかになっ
ていないが、2~4の Hunter UAV に搭載される模様である。
Viper Strike は、2003年3月に行われた試験で、計9発が Hunter から放出され、その内7発が標的に命中し、次いで7月に行われた試験
では発射した9発全てが、停止又は移動中の軍民車両標的に命中した。
Viper Strike は放出後 10:1 の傾斜角で滑空したのち、72゚~90゚のダイブ角で目標
に命中する。 弾頭の重量は6-lbで、10ftの致死半径の効果を有するが、必要があればさらに大型の弾頭も搭載できる。
2003.09.08
Defense News
Viper Strike score in test
Northlop Grumman社が開発した Viper Strike の発射試験が、7月中旬に WSMR
で行われ、陸軍の Hunter UAV から合計9発発射した Viper Strike は全弾命中の成
果を得た。
射撃は Hunter に搭載する TV 及び IR センサーとレーザー測距器の情報を基に地上から操作員により実施、昼夜間
に移動標的と固定標的に対し行われた。 標的には T-72 戦車、装甲車、ロケット発射機及び輸送車両が使用された。
2003.09.08
Aviation Week & ST
Precision kill
Northlop Grumman社は、10月に Hunter UAV 搭載用のレーザー誘導型 BAT 25
発を米陸軍に納入する。
同社はまた、セミアクティブレーザーと音響センサーを装備する精密誘導兵器 Viper を海兵隊と空軍に売り込んでいる。
Viper は BAT の派生型兵器で、重量はコンテナを含み50-lb、UAV の他、戦闘機や回転翼機に搭載し敵の装甲車や戦車を正確に捉える
ことができる。
Predator 級の UAV には4~6発を搭載し、高度10,000ftから直距離2~3mileで攻撃するが、
航空機の場合、GPS を用いて高度20,000ft、距離40mileから攻撃できる。
2003.09
Jane's Missiles & Rockets
Eagle Eyes dual-band seeker scores its first hit
米陸軍と Northrop Grumman社が、 Eagle Eye IR/MMW シーカの飛行試験を行
い、標的となった移動中の多連装ロケット発射機の捕捉追随、打撃に成功した。
最近実施された非推進遊弋ミサイルに取り付けた試験でミサイルは計画通り標的に対する直上攻撃終末飛行に
成功した。
2003.09
International Defense Review
Eagle Eyes strikes
6月後半に行われた Eagle Eyes 2モードシーカ搭載 BAT の
初発射試験で、軽飛行機から発射された弾頭をデータレコーダに替えた BAT が2種類のシーカによるデータを統合し、、標的となった移
動中の多連装ロケット発射機を捕捉、追随して打撃した。
Eagle Eye は胴径127mm、重量が4kgを僅かに超えるが、Northrop Grumman社は胴径を178mmに増やすことによりレーザセミアクティブ
シーカも搭載する案を提案している。
これとは別に陸軍は BAT のシーカを SAL (Semi-Active Laser) にして Hunter UAV に搭載する
Viper Strike 25発を調達中である。
2003.07
International Defense Review
Viper Strike and Eagle Eyes introduced to the BAT submunition family
米陸軍と Northrop Grumman社が、BAT の派生型である
Viper Strike と Eagle Eyes 弾の計画を並行して進めている。
Viper Strike は、最終的に SAL (Semi-Active Laser) シーカを搭載する
計画で、昨年秋に行われた Phase 1 では Hunter UAV から移動中の装甲車両に対して発射された。
Phase 2 では、イスラエル Elbit社製の SAL シーカと、IAI社製の LAHAT SAL シーカが搭載され試験される。 2003年3月に行われた
試験では、計9発の両社製シーカ搭載弾が Hunter から発射された。
Eagle Eyes は、P3I BAT 計画及び Multi-Mode Seeker BAT 計画を継承す
るもので、ミリ波シーカ及び IIR シーカが搭載される。
発射試験はFY-03の第4四半期に開始され、引き続き目標捕捉用のセンサを搭載した Hunter からの発射試験が計画されている。
Eagle Eyes のシーカは GMLRS や NetFires など他のミサイル
への搭載も検討されている。
2003.06
Jane's Missiles & Rockets
Viper Strike scores seven hits on missile targets
BAT の音響/IR センサをレーザセミアクティブシーカに替
えた Viper Strike の試験が WSMR で Hunter UAV を用いて行われ、9発の試験で7発が標的を直撃した。
Viper Strike は元々 BAT P3I として進められていた計画で、Northrop Grumman社は2003年1月に$8Mで受注していた。
最初の試験はイスラエルの Elbit社製シーカを取り付けた7発で行われ、全弾標的を直撃した。
残りの2発は同じイスラエル IAI社製のシーカで行われたが直撃しなかった。 このため残り5発の試験を7月に延期した。
2003.04
Jane's Missiles & Rockets
BAT-armed UAVs are ready for combat
2003年1月中旬に開始された緊急対応計画に基づき、Northrop Grumman社は24発の改造 BAT
と、これを搭載する様に改造した Hunter 若干機を納入した。 この BAT はレーザ照準目標に指向し、発射筒に収納されている。
米陸軍は、音響/IR 誘導式の BAT 1,300発を調達中である。
2003.01.20
Inside the Army
Army UAVs to CENTCOM area of operations,may soon armed
米陸軍の Hunter UAV が中東に展開する CENTCOM 作戦地域に派遣され、イラク戦に備え間
もなく BAT の搭載が行われる模様。
先週 CENTCOM 作戦地域に派遣されたのは 82空挺師団の 1個旅団、軍砲兵、第35通信旅団の1部及び第 525軍
情報旅団の1部でこの中に Hunter UAV システムが含まれている。
Hunter UAV システムは 6機の Hunter と地上システムから構成され、陸軍は先週 6機の Hunter に BAT の搭載が可
能なよう改造する契約を Northlop Grumman 社と契約した。 作業は最低でも10週間を要する。
2003.01.08
Jane's Defence Weekly
US Army looks at arming Hunter UAVs
米陸軍は、10月に移動中の標的を狙って RQ-5A Hunter UAV に BAT を搭載し飛行した
結果を受け関心を持っているが、コストが障害になっている。
陸軍としては BAT の今後の調達が中止されたため、BAT がこの計画に使用可能かどうかの判断を迫られている。
2002.12.23
Inside the Army
Army takes 78 BATs from ATACMS BlockⅡ to test multimode seeker
米陸軍は ATACMS BlockⅡ計画から基本型 BAT
78発を転用し、Hunter UAV への搭載に適用するマルチモードシーカーの開発と各種試験に用いることを決めた。
これは、議会の BAT P3I 計画中止決定による動きで、軍は基本型 BAT の音響/IR センサーを新しいマルチモ
ードシーカーに更新するため、FY-03 以降構成品開発としてシーカー開発を行う。
2002.12
International Defense Review
Trials demonstrate efficacy of BAT-armed UAVs
米陸軍が Hunter UAV から BAT を発射する試験に成功した。
10月9日に行われて WSMR で試験で Hunter は BAT を模擬した TIVA (Tactical Integrated Vehicle Assembly) 2発を、11日に行われ
た試験では弾頭付きの BAT 実弾2発を移動する車両縦隊(BMP 及び T-72)に投下し、4発とも目標を追随した。
BAT を搭載するための Hunter の改造は、翼をそれぞれ1.5mずつ延ばしたことと、パイロンを取り付けたことで、これにより上昇限度
などの性能が向上した。
この成功により、陸軍が要求すれば9週間以内に配備可能になった。
2002.11.27
Jane's Defence Weekly
Lockheed Martin tests ATACMS
Lockheed Martin社は、弾頭に BAT を搭載した ATACMS
BlockⅡの発射試験に成功した。
2002.11.11
Inside the Army
Army'Encouraged'about recent integration of Hunter UAV and BAT
米陸軍は先月、WSMR で基本型 BAT を Hunter UAV から発射
する試験を行い良好な成果を得た。
試験は2度に分け実施され、最初の試験ではフライトレコーダー搭載の BAT 2発を、Hunter UAV から移動する戦車と
BMP 8両の縦隊に発射し T-72 戦車と BMP 各一両を直撃した。
2度目の試験では実弾頭搭載の BAT 2発を同様の移動目標に発射、T-72 と BMP を破壊した。
計画では今後 P3I BAT についても同様の試験を行うとしているが、P3I BAT のFY-03 予算は $190M から $45M に削減されており、計
画の完全実施は不透明な状況となっている。
2002.11
Jane's Missiles & Rockets
Bat submunition completes air-drop trials
P3I BAT の発射試験が行われ成功した。
BAT は索敵用の音響センサと誘導用の IR シーカを搭載し、ATACMS Block 2 から散布され移動目
標を攻撃したが、P3I BAT は音響センサの他にミリ波レーダと IIR シーカを搭載し、固定目
標にも有効になる。
また、BAT を UAV から発射する試験が7月25日と8月27日に行われ成功した。
UAV からの発射には MA-4 ラックと BUET (BAT UAV Ejection Tube) が
使われる。
BUET は MA-4 から投下された後に BAT を射出する。 試験では Predator UAV に代わって UH-1N ヘリが使用され、模擬 BAT の射出
に成功した。
2002.10.07
Inside the Army
Senate appropriators may approve full P3I BAT submunition funding
米上院の予算委員会は FY-03 の P3I BAT 予算 $152M を満額承認
する模様。 議会はこの夏、P3I BAT 計画の経費高騰と投下試験でのシーカーのトラブル等から予算を認めないとしていた。
P3I BAT の試験は 1月に開始され 9月までに 5回の試験を終了しているが、陸軍はその結果を明らかにせず、予算復活の動きに対し、
企業間ではなお批判的な声もあがっている。
2002.09.04
Jane's Defence Weekly
BAT success for Predator system
米空軍は7月末から8月中旬にかけて行われた試験で RQ-1 Predator から
BAT を発射する技術検証を行い成功した。
試験では Predator の代わりに UH-1N ヘリコプタが使われ、Predator で使われることになる MA-4 bomb rack が使われた。
2002.09.02
Inside the Army
Despite White's letter of support,Army POM shows nil for P3I BAT
米陸軍は 04-POM から P3I BAT の開発及び導入計画を削除、代わりに
Hunter UAV への搭載を計画している。
議会が P3I BAT の FY-03 予算 $190M を $152M 削減したことについて陸軍長官は復活を目指すとしていたが、結局これを取り止めた
模様。
代わりにこれまで進めてきた Hunter への搭載計画を推進、10月から Northrop 社とIntegration テストを実施する。
2002.07.29
Inside the Army
BAT advocates protest House,Senate appropriators'proposed cuts
米上下院が BAT P3I FY-03予算の $150M 削減を提議
したことについて、Northlop Grumman 社とこれを擁護する共和党議員は異議申し立てを行っている。
議会は価格高騰と目標指向能力の不確実性をあげ、計画を技術確証レベルに戻すことを理由としているが、同社は議会が BAT の P3I
について基本型との相違を全く理解していないと反論している。
P3I BAT は音響及び IR のデユアルモードシーカーを搭載、移動する装甲目標を撃破する BAT の改善型で、最
近 3回目の投下試験を終了している。
2002.07.22
Inside the Navy
Senate appropriators propose $150 million cut to P3I BAT program
米上院の予算委員会は陸軍が要求していた BAT の P3I 予算 $190M のうち、$150Mを削
減する発議を行った。
同委員会は先週、$355B の FY-03 国防予算を是認したが、BAT の P3I に関しては下院の提案をそのまま反映し、$150M を削減、これ
をミサイル及びロケットの先進技術に充当する発議を行った。
2002.07.01
Inside the Army
House bill proposes $150 million cut to improved BAT program
米議会の予算委員会は FY-03 の陸軍 BAT 改善に関する研究開発予
算を $150M 削減する提案を行っている。
委員会が要求しているのは BAT の P3I に関連する研究開発経費の削減で、要求額 $190M を $38M に減額している。
2002.06.10
Inside the Army
Army finalizing modified P3I BAT ORD, future procurement numbers
米陸軍は 5月29日、P3I BAT の運用要求書を最終的に承認、同時に調達所要数の検討も
併せて行われた。
P3I BAT はパッシブ音響装置と IR センサーを搭載し、移動戦闘車両の破壊を目的
とする。
軍はロケットへの搭載を ORD に追加したが、先ずUAV への搭載から開発を開始する意向とされる。
承認に先立ち、5月14日には P3I BAT のフライトテストが WSMR で行われ、成功している。 これは年内に計画している 12回のうちの
2回目で、セスナ機から発射した試験用 BAT は移動する16台の無人誘導車両に正確に誘導された。
2002.06.03
Inside the Army
Boloton approves development of P3I BAT submunition for use on UAVs
米陸軍は先週、UAV に使用する BAT の P3I の継続実施を決めた。
P3I BAT は ATACMS BlockⅡ の能力向上を目的に設計されているが、計画の見直しにより UAV 用に
変更となったもの。
また、ATACMS Quick Reaction Program の Unitary missile 導入についても FY-04/09 POM で行うことが承認されている。
2002.06
Jane's Missiles & Rockets
BAT submunitions deployed from ATACMS
WSMR で行われた試験で、 ATACMS は BAT の放出に
成功し、BAT は標的となった各種装甲車両に命中した。 標的車両には countermeasure が搭載されていた。
BAT は現在 LRIP 段階にあり、Northrop Grumman社は約1,200発を受注している。
2001.12.12
Jane's Defence Weekly
US Army receive ATACMS Block Ⅱ
米陸軍は、初の ATACMS Block Ⅱ 弾を、Lockheed Martin社から受領した。
( 註: Block Ⅱ は、13発のBAT 誘導子弾を搭載型した ATACMS )
2001.09.17
Inside the Army
UAV officials expect Army to fund armed Hunter demonstration
Hunter UAV 計画当局は陸軍に、BAT (Brilliant Anti-Tank) の搭載実証試験の
実施関連予算を要求している。
Hunter の武装化に関しては以前から検討が行われており、認可されれば2段階に分けて試験が行われる予定。
2001.07.09
Inside the Army
Missile system strategy, funding altered after unsuccessful test
米陸軍は今月契約予定の ATACMS/BAT の LRIP 製造ミサイルを42発から22発に変更する
決定を行った。
これは、最近行われた BAT の開発運用試験の失敗によるもので残りの20発は試験結果をみたうえで可否を決定するとしている。
この結果、陸軍のミサイル調達戦略は変更を余儀なくされる。
2000.12.13
Jane's Defence Weekly
Bat early detonation resolved
ATACMS 用の誘導子弾である BAT (Brilliant Anti-Tank) に生起していた
過早破裂の問題は、S&A の電気系統のトラブルと分かり、修復した。
2000.09
Jane's Missiles & Rockets
ATACMS Block Ⅱ dispensese BAT submunitions
米陸軍は 8月30日、ATACMS Block Ⅱ による13発の BAT (Brilliant
Anti-Armor) 子弾の散布に成功した。
WSMR で行われた発射試験では、遠隔操作で移動する21両の車両に対し、120kmの距離から ATACMS Block Ⅱ が発
射された。 BAT の一部は実弾頭が搭載され、残りはデータレコーダを搭載した。
試験の結果、少なくとも8発が移動中の機甲目標に命中し、その内6発は致命的部位を
直撃した。