2003.12.24
Jane's Defence Weekly
Raytheon to build Cobra Judy radar replacement
Raytheon社は$1Bの契約で AN/SPQ-11 Cobra Judy レーダの更新器材を製造している。
この計画は CJRME (Cobra Judy Replacement Mission Equipment) 計画と呼ばれ、Raytheon社がシステムの取り纏めと
X-band レーダの製造を、下請けとなった Northrop Grumman社が S-band レーダの製造を担当する。
Cobra Judy は他国が発射する弾道弾を追跡する艦載レーダで、現有品は1980年代初期に Raytheon社が製造したシステムである。
2003.12.22
Inside the Army
Hypersonic technology could help Army defeat time-critical targets
米陸軍は将来各種ミサイルに Scramjet を採用する意向で、2004年〜2009年に$88.7Mを投じエンジンの研究を開始する。
陸軍が狙っているのは、大量破壊兵器や堅固な掩蔽施設攻撃用の誘導兵器と、TBM 対処用迎撃ミサイルに使用する
Mach 15 程度の Scramjet エンジンの開発で、2005年にエンジンの構成技術に関する試験を開始し、2009年には試作品の地上試
験を予定している。
2003.12.01
Inside the Army
DoD ramping up for Joint Cruise Missile Defense exercises
DoD は最近の巡航ミサイル脅威の増加に伴い、1999年から行っている統合巡航ミサイル防衛 (JIADS) に関する試験評価計画の充実強化
を図る。
計画ではこれまでのシミュレーション主体の試験から実目標を用いた野外試験を大幅に増やし陸海空軍の統合防衛能力の強化を図る。
試験の標的には専用の SMART-1 (Small Manned Aerial Radar Target-1) が使用される。 試験は来年3月の Simulation Test-2 に始
まり2005年まで行われる予定となっている。
JIADS の構成システムに陸軍の装備では Sentinel Radar、Avenger、Patriot 及び Linebacker 防空システムがあげられている。
2003.11.24
Space News
Rocketdyne and Aerojet upgrade Kill-Vehicle engines
Boeing Rocketdyne、Aerojet両社は、それぞれミサイル防衛用 Kill-vehicle のエンジン改善を行い高出力化に成功した。
両社は最近 DACS エンジンの地上試験をそれぞれ行い、推力をこれまでの800-lbfから1,100-lbfに増加させることに成功した。 これ
によりより大きな Kill-vehicle が可能となり、更にこの新型 DACS エンジンの民間宇宙計画への適用も検討さ
れている。
2003.11.17
Space News
MDA to buy at least one more missile tracking satellite
MDA は弾道ミサイル追随試験用衛星 STSS に少なくとも1基の新型試験衛星を2010年までに追加導入する計画
で、Northlop Grumman社と協議を進めている。
これまでの計画では最初の試験衛星システムとして2基を2007年に打ち上げる予定で、追加する衛星は弾頭とデコイの弁別機能を更に向
上させ、耐用期間も5〜7年と長いものを要求している。
2003.11.13
Inside the Pentagon
Congress approves $9.1 Billion for Missile Defense program in FY-04
米上下院はこのほど、DoD の$9.1Bにのぼる2004年度弾道ミサイル防衛予算法案を承認した。
この内、来年秋に展開を予定する GMD には要求より$123M多い$3.7Bが認めら
れている。
また、終末段階でのミサイル防衛の研究開発に$820M、Direct-enargy によるブースト段階の計画に$626.3M、イスラエルとの
Arrow 共同開発に$74.8Mが認められた。
PAC-3 に関しては要求より$90M多い$651.6Mが認められ、当初より30発多い138発が購入される。
2003.11
Jane's Missiles & Rockets
Orbital wins ABM test contract
Orbital Sciences社が、MDA の CMCM-1 (Critical Measurements and Countermewsures) 計画を、$14Mで単独受注した。
同社は今までも一連の ABM 試験に CMP (Critical Measurementrs Program) を受注してきている。
2003.10.06
Space News
Tight test schedule ahead for Missile Defense Shield
MDA によると2004年9月のミサイル防衛網の初期システム配備までに、BMD で計画中の9回のフライトテストの内未だ
6回の試験が残っている。
この中には陸軍の PAC-3 の試験とイスラエルの Arrow の発射
試験も含まれる。
また、新型のロケットブースターの開発も遅れており、2回のフライトテスト (IFT-13A,-13B) が今秋計画され、実射試験 (IFT-14)
は来春以降になる模様。
2003.10
National Defense
Multi-layered Missile Defense could be operational by 2015
MDA当局は米国全土50州の階層ミサイル防衛網は2015年までに完成するとの見通しを明らかにした。
2004年9月の運用を目指す GMD の初期システムは概ね70%の完成度にあり、
Fort Greelyのサイロ設置は約3ヶ月で終了する。
ABL は最初のミサイル迎撃試験を2005年に予定、3隻のAegis艦による海上システムは2004年12月に展開
する計画となっている。 また、海上型X-band レーダーは2005年にアラスカの Adak に配置される。
この他、THAAD システムの迎撃試験が2004年末から2005年にかけて予定さ
れ、その配備は2011年を予定している。
2003.10
軍事研究
海上配備の SM-3、地上配備の PAC-3
2003.09.11
Inside the Pentagon
DoD asks House,Senate Lawmakers to reconsider Missile Defense cuts
DoD は先週、上下院の予算担当者に、2004年のミサイル防衛システム展開に大幅な支障をきたすとして、BMDS 予算の
完全復活を求めた。
議会は政府要求の BMDS 予算$343.6Mに対し、下院は$31.1Mを、上院は$40Mをそれぞれ削減した法案を議会に提出している。
2003.09.08
Inside the Navy
Lockheed touts 'unique' Navy missile-tracking antenna system
Lockheed Martin社は、米海軍の潜水艦発射戦略弾道弾 Trident U D5 の発射試験用として開発した追随アンテナシ
ステム SMART (S-band Mobile Array Telemetry) を大々的に宣伝している。
SMART は COTS 仕様で、S-band の大型開口アクティブフェーズドアレイアンテナを用い、追随捜索距離1,100nm
で同時8目標を処理する。 SMART の使用により軍は年間$2Mの航空測定費を削減できる。
SMART は海軍の戦略システム計画の一環として開発され、昨年9月から運用を開始し、10月と12月の2回 Trident の発射試験に使用され
ている。
2003.09
Jane's Missiles & Rockets
Boost-phase ICBM interception 'impractical'
American Physical Society が13名からなる検討グループで検討した結果、固体燃料 ICBM を boost-phase で要撃す
ることは不可能との結論を出した。
ICBM を限られた加速時間で要撃するためには、要撃機に極端な高速性能が求められ、結果として要撃機が大型化する。
特に加速時間の短い固体燃料 ICBM の boost-phase での要撃では、相手が北鮮でも極端な構想が必要であり、イランが相手では不可能
となる。
今日の先端技術を持ってしても ICBM の発射探知に45秒〜65秒かかるため、交戦残余時間は液体燃料 ICBM で170秒以下、固体燃料では
120秒以下となる。
2003.09
International Defense Review
Anglo-US missile defense collaboration
6月に米英はミサイル防衛の共同運用に合意し MoU に署名したのを受け、英国防省は MDC
(Missile Defence Centre) 設立に向け、英国企業と作業を開始した。
英 MDC 内に設置される BMEC (Battlespace Management Evaluation Centre) と、米 MDA の JNIC (Joint National Integration
Center) を連接する共同開発のため、BAE社は Northrop Grimman社と企業間 MoU を結んでいる。
2003.08.28
Inside the Pentagon
MDA faces acquisition challenges for BMD system
MDA は2004年後半に予定する BMD システムの初期配備に関し、多くの問題点に直面している。
2002年に決定した導入計画から変更を余儀なくされる問題には、予算、不確定要因が多く残る計画管理の取り扱い、開発試験の維持と
実際の運用との兼合い等が含まれ、多方面にわたり厳しい選択を迫られることとなる。
2003.08.27
Jane's Defence Weekly
US pushes ahead with homeland missile shield
米国はブッシュ大統領が宣言した2004年9月30日での IDO (Initial Defensive Operations)
を目指して、BMD の整備を急いでいる。
8月16日に orbital Sciences社が開発している 'Boost Vehicle' の発射試験に成功した。 この対抗馬となる Lockheed Martin社の
ブースタも、2〜3ヶ月中に打ちあげられる。
Block 2004:
・当初 Fort Greely に6発、Vandengerg に4発を配備し、アジア方面に対処。
Beale (California) の EWR を改修。 3隻の Aegis駆逐艦を前方には位置して捕捉追随。
・2005年に追加の10発を Fort Greely へ配備。 SM-3 を20発ずつ搭載した Aegis巡洋艦を3隻配備。
捕捉追随用の Aegis駆逐艦を12隻追加。 Flylingdales(英)の EWR を改修して中東方面へ対処。
Block 2006:
オランダの許可を得て Thule (Greenland) の EWR を改修。
2003.08.25
Aviation Week & ST
Growing threat
米軍は弾道弾と CM の拡散を憂慮しているが、DIA はこのほど ICBM と地上攻撃型巡航ミサイル (LACM) の脅威が増
大しているとする分析結果を明らかにした。
報告によると CM については、各国の研究開発がこれまでの対艦から対地攻撃用に移行しており、予算充当率
も約48%に増加している。
この傾向は他の情報機関もつかんでおり、中国は2030年までに数百発の LACM を保有すると見積もられている。
右図は南ア共和国が来年以降装備化する射程185mileの LACM Torgos で、諸外国への輸出を目指している。
ICBM に関しては中国が機動型 DF-31 の開発と、DF-31A の射
程を4,500mileから7,000mileに延伸する計画を持ち、 イラン (Shahab-5?) や 北鮮 (Taepo Dong-2) が ICBM の開発を進めている。
2003.07.28
Inside the Navy
Pentagon requests Congress overturn cuts to BMDS interceptors
DoD は BMDS のFY-04要求予算の大幅な削減案に対し、ミサイル防衛計画の重要な柱である Boost Phase システム開
発が遅延するとする異議申し立てを行っている。
DoD の BMDS 研究開発要求は$301.1Mだが、上院は$150Mを、下院は$70Mの削減を提案している。 これは議会が技術
の成熟度に懸念を持っていることが理由で、技術確証段階の予算としては適当な額を割り当てたとしている。
2003.07.21
Space News
MTCR complicates US Missile Defense cooperation plans
米国のミサイル防衛システムの全世界的構築は ABM 条約からの脱退により可能になったとみられるが、もう1つの兵
器拡散防止に関する規定である MTCR が障害となっている。
米は来年、イスラエルと共同で Arrow の発射試験をカリフォルニアの Point Mugu で行う予定だが
、イスラエルが持ち込む予備弾は MTCR により持ち帰ることができないこととなる。
DoD は予備弾を公海上に配置する等の方策を検討しているが、MTCR の大幅な見直しを現在検討している。
2003.07.21
Space News
US political support remains strong for Missile Defense
MDA のミサイル防衛計画は、計画の遅れ、経費の高騰及び技術的な問題等を抱え、部内外からの批判も多いが、議会
の支持は強く、可能な限り早期に実用化を進める意向が大勢を占めている。
2003.07.17
Inside the Pentagon
Physicists' report calls Boost-phase Missile Defense impractical
「American Physcal Society」 は、このほど民間の物理学者グループにより、MDA が開発中の Boost-phase ミサイ
ル防衛システムの能力に関する研究を公開資料を基に独自に行い、現状の技術レベルでは要撃できないとの結果を議会に説明する。
研究報告によるとイランと北鮮から飛来する ICBM の発見から要撃までに要する時間は MDA の見積より短く、迎撃ミ
サイルの速度を現在の4倍にしなければ対処できず、かつこの技術は未だ確立されていないとしている。
MDAは、研究報告をみていないが当局の設計見積に誤りはないと確信しているとのコメントを発表した。
2003.07.17
Inside the Pentagon
Pentagon says Senate move would shut door on Boost-phase defense from space
DoD はこのほど、上院がFY-04予算から Boost-phase ミサイル防衛要求予算を$14M削減するのは、同計画の中止を強
要するに等しいとした異議申し立てをおこなっている。
上院は MDA が進める Space-based test bedの 研究に対し、議会承認があるまで研究開発を凍結すべきとして要求予算の削減を提案し
ている。
2003.07.07
Inside the Army
MDA developing 'Decision architecture' for Ballistic missile defense
MDA は弾道ミサイル防衛システムの多様なセンサーからの情報を統合し、交戦間に操作員が
柔軟な決定を行えるミサイル追随画像を作る「Decision Architecture」の試作を進めている。
この技術は最終的に BMDS の C2BMC (Command,Control,Battle Management and Communication) システムに組み込まれ、
2004年に最初の試験を行う予定で、2005年には C2BMC 構成装置として試作品の完成を目指す。
2003.06.30
Inside the Army
Program office for air,missile defense reorganizes to include 'Space'
米陸軍はこのほど宇宙の運用に対応するため、Air and Missile Defense PEO (計画局) を再編成し名称を
PEO ASMD (Air,Space and Missile Defense) に変更した。
これに伴い、SMDC にあった陸軍の宇宙計画オフィスは ASMD に移り、陸軍の宇宙関連事業の計画、技術開発及び調達等を行うこととな
る。
2003.06.11
Inside Missile Defense
DoD will consider budgeting for Missile Defense procurement
ミサイル防衛に関する導入経費全体が不明確との指摘を議会と GAO から指摘されている DoD は、将来予算の全体像
を明らかにするための作業を行っている。
現在開発を行っている MDA は実際にどの様な配備数となるかを想定できないとしているが、DoD は早急に全体的な配備構想の具体化を
図りたいとしている。
DoD はこれまで2004〜2009年に$50Bが必要としていたが、GAO は2009年以降の調達予算等が含まれていないことを問題視している。
2003.05.19
Inside the Army
House defense authorizers shift funds to Theater Missile Defense
米下院軍事委員会は、FY-04の BMD 計画要求額 $9.1B の 1部を、TMD 計画の推進に転用する
ことを提案している。
これは先週呈示された予算法案で明らかになったもので、BMD 予算から約 $200M を削減して、TMD に $37M、
PAC-3 に $205M、PAC-2 に $10M、海軍の TMD システムである Aegis に $7M をそれぞれ追加している。
2003.05.12
Aviation Week & ST
Record for rocket sled
MDA が 5年にわたり研究を進めている Hypersonic Upgrade Program の一環として、ロケットモータ
ーのスレッド試験が 4月29日に Holloman AFB で行われ、Mach 8.41 の世界記録を達成した。
直径26in、重量192-lbの供試体は4段ロケットで、大気圏を模擬した全長3mile、直径184in のヘリウムを充填した円筒内を、点火後6.04
秒で通過した。
2003.04.17
Inside the Pentagon
CIA preparing new Intel estimate on Ballistic missile threats
CIA はこの秋を目途に弾道ミサイル脅威に関する NIE (National Intelligence Estimate) 改正作業を行っている。
議会は毎年、弾道ミサイル脅威の見積を CIA に求めており、今年度の主要な変更はイラクが脅威から削除されることとなる。
2003.03.27
Inside the Pentagon
US , Russia take different views on missile defense cooperation
米国のイラク出兵を境としてロシアとのミサイル防衛に関する協同作業が停滞しつつある。
昨年 5月に両国の大統領が協同声明を発表した SORT (Strategic Offensive Reduction Treaty) は Moscow Treaty ともいわれ、大規
模な核兵器削減と共にミサイル防衛協力がうたわれている。
米上院は3月初め、向こう10年間に 2,200発の核弾頭を相互に廃棄する条約締結を承認したが、ロシア議会は先週、イラク戦が終了する
まで批准に関する表決を延期することを決めた。
なお、最近までロシア外務省は国防省の反対を押し切って米とのミサイル防衛の協同プロジェクトの実施を決めていた。
2003.03
International Defense Review
SBX award:
Boeing社は、MDA から$747Mで受注していた SBX (Sea-Based Test X-Band Radar) への改造を行っている。 SBX は
FY-05の第4四半期に BMD テストベッドシステムに組み込まれる。
SBX のレーダ本体は Raytheon社製である。
2003.02.24
Inside the Army
Christie : OT&E office getting needed information from MDA
FY-03 の国防予算審議で、民主党議員から質問があった MDA の研究開発を適切に管理しているか否かについて、DoD
の運用評価局長は、議会報告の中で必要な情報は確実に得ており、運用能力と試験要領の適正性は充分評価しているとしている。
2003.02.17
Defense News
Quick path to Missile Defense
米国防長官はこのほど、ミサイル防衛システムが 2004年に展開された場合、運用評価試験はその後に行われることを
明らかにした。
長官は当初展開するシステムは初期段階のもので、テストベッドとして各種試験を行いつつ限定的に対象脅威に対し運用することとな
るとしている。
2003.02.12
Jane's Defence Weekly
DoD eyes new ballistic missile defence radar
米国防総省は、ミサイル防衛用次世代レーダの開発を2004年に開始する。 新レーダは現有
システムとその技術を活用することになる。
新レーダは前方配置が可能で、飛来するミサイルの全飛行経路の監視が可能である
と言うが、使用する周波数帯や、陸上設置なのか艦載なのか、或いはいずれもなのかは明らかになっていない。
2003.02.06
Inside the Pentagon
Raytheon developing systems to defeat NMD countermeasures
Raytheon 社は弾道ミサイルの分離弾頭やデコイに有効に対処するシステムの開発を独自に
進めている。
昨年6月、MDA はミサイルデコイに対する対応策について検討を進めていることを明らかにしたが、計画の細部は公表されていない。
同社の計画も明らかにされていないが、システムには衛星や各種センサー情報の統合アルゴリズムの開発が焦点と推測される。
2003.02.03
Inside the Navy
NMD mission likely to go NORTHCOM,deputy commander says
北米大陸の弾道ミサイル防衛に関する任務と責任は NORTHCOM に付与される見込みであることを、同司令部の副司令
官が明らかにした。
最終的な決定はまだ行われていないが、近く発簡される DoD の UCP (Unified Command Plan) で細部が明らかになる。 これは大統領
の承認があるまでは暫定的な運用となる。
NORTHCOM は 2002年10月1日に設立されたばかりで、完全な作戦能力発揮時期は 2003年10月以降を予定している。
2003.02
International Defense Review
US to bign fielding missile-defense umbrella
・KEI 計画
KEI (Kinetic Energy Interceptor) は、ブーストからターミナルの全ての段階で共通的に使用するインターセプタ
で、当初は陸上展開発射型ブースト/加速段階の要撃機のプロトタイプを FY-09までに製作する。
・MKV 計画
重量2kg以下の小型インターセプタ(右図)をブースタに20〜30以上搭載するシステ
ム。 各インタセプタは捕捉距離80kmの IR センサを搭載し、200個の小型ロケットで
姿勢制御をする。
・STSS 計画
従来 SBIRS-Low と呼ばれていた計画。
2003.01.23
Inside the Pentagon
STRATCOM given role of global integrator for Missile Defense
米軍の UCP (Unified Command Plan) の変更は1月16日に大統領承認を受けたが、この中
で戦略司令部 (STRATCOM) にミサイル防衛の作戦行動全体を統括する任務が与えられている。
STRATCOM にはこの他、Global strike での責任として情報作戦と C4ISR の役割が規定された。
なお、NORTHCOM には北米大陸での地域的なミサイル防衛任務が新たに付与されている。
2003.01.20
Inside the Navy
Kadish puts X-band on hold,pursues rapid development radar
MDA の Kadish 長官は現在進めている THAAD レーダーをベース
とする海軍の艦船搭載用レーダーの開発計画を棚上げとし、新たな監視レーダーシステムを速やかに開発
するよう指示した。
Raytheon 社は Lockheed Martin 社の S-band 捜索探知レーダーと連携して運用する艦載用 HPD (High-power
Discrimination) X-band レーダーの開発を行っており、THAAD 構成品の70%、ソフトの 87% を活用でき 2年以内に完成し得ると
していた。
今回の決定は MDA での検討結果によるとされ、細部は明らかにされていない。 新レーダーに関しては直ちに検討に入るとし、周波数
も X-band、S-band どちらになるか決まっていない。
2003.01.20
Inside the Army
SMDC:Missile Defense capabilities muchimproved since Desert Storm
最近発刊された SMDC の白書によると米陸軍のミサイル対処能力は湾岸戦争時に比べ飛躍的に向上しており、更に発
展を計画している。
白書はこの中で 10年間のミサイル防衛改善努力に関して行った 4つの柱を挙げている。
・ミサイル防衛に必要な組織改革:BMDOのMDAへの昇格、SMDCの設立等
・湾岸戦争以来の戦訓の活用
・先進技術の積極的な採用
・議会及び DoD による充分な予算的裏付け
2003.01.09
Inside the Pentagon
NORTHCOM envisions a hand in National Missile Defense mission
NORTHCOM 当局の高官は本土ミサイル防衛任務の責任分担に関し DoD で検討が行われており、その一端を数ヶ月から
1年以内に NORTHCOM が受け持つことになるとの見解を示した。
2003.01.09
Inside the Pentagon
Study:fully deployed Missile Defense could cost up to $1 trillion
米国の民間グループによる研究によると、政府が計画しているミサイル防衛システムをすべて展開した場合の総経費
は $800B〜$1Trにのぼる。
これは先週米国経済協会で、発表された「弾道ミサイル防衛の全所要額」によるもので、DoD と議会の資料を基に開発導入経費に加え
ライフサイクルコストを含めた総額を独自に見積もったもの。
政府はこれまでミサイル防衛網の総経費について明らかにしていない。
2003.01.08
Inside Missile Defense
Lieberman applauds new missile defense plan,calls for more money
米民主党のLieberman上院議員はこのほど、ブッシュ大統領の発表した新しいミサイル防衛計画を是認し、所要の予算
を充当すべきと述べた。
2003.01
Jane's Missiles & Rockets
Vandenberg launches instrumented Scuds
MDA は2002年11月14日と25日に、2発の Scud ミサイルを Vandenberg 空軍基地から打ち上げ、速度、姿勢、高度、エ
ンジン燃焼率などの特性を測定した。
米国は1995年に東欧の何れかの国から30発の Scud と4基の発射機を購入している。
Scud はロシアで数千発が生産され、世界で最も広く使われている TBM で、20ヶ国以上が保有している。