BMDR (英文:PDF) ミサイル防衛構想の概要
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2021.02.12
Inside Defense
MDA eyes new directed energy project, concepts for 'pulsed laser prototype weapon system'
<2103-021202>
米MDAがBMや超高速CMを飛行段階の全てで破壊する地上、海上、空中、宇宙に設置する新型レーザ兵器の検討を行っている。
これは2年前に国防長官官房がレーザ等による迎撃を無理としたのに対抗するもので、MDAは企業に対し2月11日、レーザ兵器試作についての情報提供を求めた。
2020.11.14
東亞日報
米上院がミサイル防衛予算を増額、北朝鮮の挑発に備える
<2012-111404>
自由アジア放送 (RFA) が12日、米上院歳出委員会が10日に総額$696BのFY21予算案を作成したが、MDAに査定されたのは$10.23Bで、MDAの要求額より$1.1B増えた。
そのうちTHAADには$319.6M、GBIに$450Mが配分された。
2020.06.21
Inside Defense
House panel readies new missile defense oversight measures, hypersonic strike directives and more
<2007-062104>
米議会下院軍事委員会が海軍に対し、米本土BMDの多層化を目指してMDAがAoAを始める前に、DDG-1000駆逐艦に中距離超高速兵器を搭載する検討を求める法案を提案している。
2020.05.21
C4ISR net
Space Force completes enterprise review of missile warning systems
<2006-052103>
米宇宙軍司令官のレイモンド大将が5月20日に国防記者クラブ (Defense Writers Group) で、ミサイル警報システムの全面的な見直しを完了したと発表した。
国防総省ではロサンゼルスにあるSMCのほかMDAやSDAなど各種機関がミサイル警報システムを構築しているが、昨年宇宙軍や宇宙開発庁 (SDA) が設立されたことで、国家としての宇宙配備型ミサイル警報システムを構築することができるようになったと述べた。
2020.05.14
Breaking Defense
MDA: all-domain C2 key to countering hypersonic missiles
<2006-051404>
米MDAのC2BMC責任者が5月13日、JADC2は現在BMD用に構築されたシステムに超高速ミサイルやCM対処能力を迅速かつシームレスに持たせる基本的なシステムであると述べた。
C2BMCはアラスカとカリフォルニアに配備したGMDシステムからPatriotのような戦術BMDシステムを結ぶ現有システムで、MDAはまずC2BMCシステムと開発中のJADC2の連接を確認したのち、空軍が行うABMSの第2段階の試験であるOn Ramp演習に参加するという。 ただ4月に計画されていたOn RampはCOVID-19パンデミックの影響で6月、8月、9月31日へと度々延期されている。
【註】
JADC2は米空軍が進めている宇宙配備の全ドメインのデータ共有システムで、データ交換にはSDAが進めているTranche 0 transport layerを利用する。
2020.04.21
Inside Defense
DOD eyes offensive attacks against North Korean threats while waiting for NGI
<2005-042104>
米国防総省が、北朝鮮の長距離BMを発射以前に攻撃する計画を立てている。 これはNGIの開発を含むGMD近代化の遅れを補う新戦略の一部になっている。
FY21要求の本土防衛ではSM-3 Block ⅡAなどと共に攻撃的なBMDも取り入れられている。
2020.04
International Defence Review
US Missile Defense Agency requests funding to augment strategic missile defences
<2005-040007>
米MDAがFY21に要求した$1.9Bには、2019年に計画中止となったRKVに代わるNGIに$664.1Mを計上している。 FY21要求と共に提出された5ヵ年計画でNGIは総額$4.9Bとしているが、NGIはFY21で要求の分析と設計などが行われる。
NGIのRfPは2月末に発簡され2020年末までに契約が行われ、2025~2026年に発射試験、2027~2028年配備可能が計画されているが、MDA長官のヒル海軍中将は現在のGMDが2020年代の中頃から後段に陳腐化するとして、その間の補完を検討している。
候補となるのはSM-3 Block ⅡAとTHAADで、FY21に発展型THAADの開発と試験に$139Mを要求している。 SM-3 Block ⅡAは間もなくICBM迎撃試験が行われる計画で、搭載艦を沿岸に配置する案とAegis Ashoreを米本土に配備する案が検討されている。
2020.03.23
Inside Defense
Pentagon moving to convert SKA from experiment to operational capability by 2022
<2004-032306>
米国防総省がMDSの一環として正式にSKAを取り入れた。
SKAはBMDで迎撃成功の可否を評価するシステムで、米北方軍に2022年までに配備する初期型は民間衛星に搭載した小型システムをネットワーク化する。
2020.02.21
Inside Defense
MDA would use additional $1.1B for more SM-3 Block IIAs, THAAD, hypersonic defense
<2003-022107>
米MDA長官のヒル海軍中将が2月20日に議会に対し、FY21要求の$9.2Bに加えて、SM-3 Block ⅡAやTHAAD中隊の追加購入や超高速飛翔体防衛などの追加分として$1.1Bのリストを提出した。
2020.02.19
Jane's Defence Weekly
US MDA budget ticks lower to about USD9.2billion
<2004-021906>
米大統領府政権が2月10日に公表したFY21国防予算要求でMDAの計上分は$9.187Bと、FY20の$9.431B、FY19の$10.491Bより少なくなっている。
この内SM-3 Block ⅡAによるICBM迎撃に$39.2M、ICBM迎撃用のHomeland Defense THAADに$139Mが計上されている。 Homeland Defense THAADによるICBM迎撃試験はFY23に行われる。
2020.02.19
Breaking Defense
DARPA doubles dough dor nuclear-powered cislunar rocket
<2003-021905>
DARPAのFY21予算要求における宇宙関連経費はFY20の$190Mから$158Mに下がっている。 この中でROAR計画とも呼ばれている原子力推進ロケットDRACO計画にはFY20の$10Mから増額して$21Mが当てられる。
DRACO計画はHALEUとも呼ばれている原子炉を用いた地球と月の間で使用するロケットで、これとにた計画はNASAでも5~20%の低濃縮ウランを用いる計画(右図)を進めている。 因みに一般に商用として使われている原子炉のウランは3~5%であるのに対し、米海軍の原子炉では90%の濃縮ウランを使用している。
この他のFY21におけるDARPA宇宙計画では、静止軌道 (GEO) 衛星への燃料補給などを行うロボット技術RSGSにFY20の$47.3Mより少ない$46.3Mが、Planer Imager小型安価光学衛星に$5Mより増えて$12Mが要求されている。
2020.02.19
Inside Defense
Pentagon punts MDA's laser ambitions, shifts funding toward OSD-led 'laser scaling'
<2003-021904>
レーザの効果について評価を行ってきた米国防総省の技術担当責任者が、MDAが進めようとしている航空機搭載レーザによるBM撃破計画にブレーキをかけている。
これを受けMDAはFY21予算要求にDEDDを挙げていない。 米議会はFY20に$116MをDEDDに認めていた。
2020.02.10
Inside Defense
DOD eyes new 'homeland layered' missile defense while developing Next Generation Interceptor
<2003-021011>
米国防総省は北朝鮮からのBM脅威に対し新型迎撃弾 (NGI) で対抗しようとしているが、同時にTHAAD homeland defense capabilityとSM-3 Block ⅡAの多層防衛システム2種類の検討を進めている。