「米軍 X バンドレーダー搬入開始 小松基地から京都・京丹後へ」
「北ミサイル探知、Xバンドレーダー本格運用へ」
「日米両政府、米軍レーダーを京都沿岸部に追加配備する方針固める」
「『日本南部の島』検討…米がレーダー追加配備で」
「沖縄に高性能レーダー配備も=オバマ政権、アジアで MD 網拡充―米紙」
「米国防総省、カタールでレーダー基地建設 ペルシャ湾で掃海演習へ」
「 NATO のミサイル防衛システム、トルコで始動」
「米、2020年めどに段階的に迎撃態勢を整備 カフカスへのレーダー配備も」
「対イランで早期警戒レーダー・・・」
「イスラエルへのレーダ配備・・・」
「米軍レーダ運用開始、航空・・・」
「X バンドレーダ、車力に搬入・・・」
「X バンド、来週にも試験運用・・・」
「X-band レーダー、青森で年・・・」
「ミサイル防衛レーダー、日本・・・」
「米軍レーダ運用開始、航空・・・」
「X バンドレーダ、車力に搬入・・・」
「X バンド、来週にも試験運用・・・」
「X-band レーダー、青森で年・・・」
「ミサイル防衛レーダー、日本・・・」
「日米でレーダー情報共有 ・・・」
「青森に新型レーダー、米軍・・・」
2016.11
Internstional Defence Review
All future Raytheon AN/TPY-2 radars to be built with GaN
<1612-110003>
Raytheon社が9月30日、米MDAからAN/TPY-2レーダのGaN化を受注した発表した。 現在使用しているGaAs素子を
GaNに代えることで探知距離は50%増加し、捜索空域が5倍に増えるという。
Raytheon社は今までに、FMSで輸出した2基を含む14基のTPY-2を生産しており、米陸軍用の12機のうち7基はTHAAD
中隊、残りの5基は日本への2基のほかイスラエル、トルコ、グアムにそれぞれ1基ずつ配備している。
2014.10.21
Yahoo
京都新聞記事
<1411-102101>
米軍経ケ岬通信所に配備される BMD 用移動式早期警戒レーダ X-band レーダを搭載したトレー
ラーが20日夜、航空自衛隊小松基地を出発した。 21日早朝にも陸路で同通信所に到着する。
在日米軍は、22日に経ケ岬通信所に陸軍第14 BMD 中隊の発足式を予定している。 経ケ岬通信所には軍人軍属160名が任務
に就く。
2014.04.14
Yahoo
読売新聞記事
<1405-041406>
航空自衛隊経ヶ岬分屯基地に米軍が配備する早期警戒 X-band レーダ (FBXR) について、防
衛省近畿中部防衛局が13日、同市内で行われた住民説明会で、10月に搬入して試験運用を行い、12月末に運用を開始するこ
とを明らかにした。
FBXR は同基地を拡張して配備する計画で、同防衛局が施設の配置図を示した上で日程を説明した。
2013.12
International Defence Review
Upgrade begins for AN/TPY-2 radar
<1401-120010>
Raytheon社が AN/TPY-2 の信号処理/情報処理装置を改良して処理速度を高め、目標の分別精度の
向上や、斉射への対応能力を付与しようとしている。
AN/TPY-2 は最初に車力分屯基地に配備されたのち、2012年1月にはトルコ、同年7月にはカタールに配備され、イスラエルにも展開している。
2013.08.05
Aviation Week & ST
Sensory input
<1309-080505>
米 MDA が、システム外の BMD センサを用いた迎撃を目指している。
・LOR: Launch On Remote
初期段階の試験は2011年4月に、TPY-2 のデータでキューイングを受けた SPY-1 で、SM-3 の射撃を行い、IRBM 標的の迎撃に成功した。
2月には STSS 衛星からのキューイングで MRBM 標的を迎撃した。
・EOR: Engage On Remote
SPY-1 を使用せずに他センサのデータを C2BMC 経由で直接迎撃弾に送り迎撃を目指す。
┃帯 域┃ レーダ名 ┃捕捉距離┃ 製造会社 ┃
┣━━━╋━━━━━╋━━━━╋━━━━━━━━┫
┃UHF ┃UEWR/EWR ┃3,000mi.┃Raytheon ┃
┃L-band┃Cobra Dane┃2,000mi.┃Raytheon ┃
┃S-band┃SPY-1 ┃ 250mi.┃Lockhreed Martin┃
┃X-band┃SBX ┃1,242mi.┃Raytheon ┃
┃X-band┃TPY-2 ┃1,500mi.┃Raytheon ┃
┗━━━┻━━━━━┻━━━━┻━━━━━━━━┛
2013.08
Jane's Missiles & Rockets
Circuit card redesign boosts AN/TYP-2
<1309-080011>
Raytheon社が6月18日、AN/TPY-2 レーダで使用している電子回路カード8枚の再設計を完了したと発表した。 この電子
部品は2004年に AN/TPY-2 が初めて装備された時点では実現できていなかった技術によるもので、今後は全ての AN/TPY-2 が採用する。
2013.07.24
Jane's Defence Weekly
AN/TPY-2 radar to be upgraded for UAE delivery
<1309-072406>
米国防総省が7月17日、Raytheon社に AN/TPY-2 2基を発注したことを明らかにした。 この2基は UAE 向けで、2011年12月
に契約された THAAD 用である。
2013.07.24
Defense News
Amid failures, US missile defense goes global
<1308-072406>
AN/TPY-2 レーダは、2013年の国防費削減で、それまでの計画18基が11基に減らされた。 そ
のうち8基は既に納入済みで、Raytheon社は目下、最後の3基と UAE 向けの1基を製造中である。
2013.03.15
Defense News
U.S. to boost ballistic missile defenses
<1304-031507>
ヘーゲル新国防長官が14日、現在26基配備している GBI を、2017年ま
でにアラスカに14基増強すると発表した。 これにかかるかかる経費は$1BでFY14予算に計上する。 同席した統幕副議長は、北朝鮮の
KN-08 が米国までとどく可能性があり、GBI の増強はそれに対処するものであると述べた。
また同時に、AN/TPY-2 を日本に追加配備することも明らかにした。 このレーダは既に保有しているものが振り向けられる。 TPY-2 は当初
18基の整備が計画されていたが、FY13予算で削られて、既に納入された9基に製造中の2基を加えて11基に留まっている。 Raytheon社は、12基目
の発注がなければ2014年中頃には生産ラインを閉じることになると警告している。
2013.02.24
Yahoo
FNN ニュース
<1303-022401>
日米会談で合意した AN/TPY-2 の、日本への追加配備について、配備先はアメリカ側が強く要望していた京都府
京丹後市にある経ケ岬分屯基地とする方針を固めた。
TPY-2 の追加の配備先をめぐっては、京丹後市のほか、長崎県五島市の福江島分屯基地などが候補に挙がり、日米間で調整が行われていた。
2012.12.14
産経新聞
北朝鮮と中国を両にらみ 九州にも警戒レーダー 『死角』解消へ日米調整
<1301-121401>
日米両政府が13日、米軍の X-band レーダ(註:AN/TPY-2 )を西日本にある航空自衛隊基地に配備する方針を固めた。
自衛隊と米軍は今秋から調査に着手しており、九州に配備する公算が大きい。
移動式 X-band レーダ(註:FBXR-T)は弾道弾を約1,000km先で探知でき、車力の FBXR-T は北朝鮮の東半分をカバーしており、舞水
端里から太平洋に向け発射したミサイルの探知には不可欠だが、東倉里から南に発射されたミサイルは探知しにくい弱点を抱える。 更に九州配備は
北朝鮮と中国を両にらみできるメリットがある。
2012.10
Jane's Missiles & Rockets
US refines its missile-defence plans
<1211-100016>
米国は Air-Sea Battle 構想に基づくミサイル防衛構想の見直しを行っており、この際に地上発射型 SM-3 が核になる。 ま
た AN/TPY-2 X-band レーダ2基をアジアに配置する計画も含まれ、1基の配置場所は日本、もう1基は
フィリピンになる。 これはFY14~18計画目標覚え書き (POM) の中で明らかにされた。
このための演習 FTM-19 が今年末に PMRF で行われ、SM-3 Block ⅠB と Aegis BMD 4.0.1 が使用される。 この他に9月には FTI-1 が Kwajalein
の Reagan 試験場で行われ、Aegis、Patriot、THAAD が参加して BM 及び CM の同時攻撃への対処が検証される。
2012.09.26
Jane's Defence Weekly
US, Japan agree deployment of second AN/TPY-2
<1211-092607>
パネッタ米国防長官と森元防衛大臣が9月17日、2基目の AN/TPY-2 BMD レーダを日本国内に設置することで
合意した。 1基目は2006年に車力分屯基地に設置されている。
2012.09
Jane's Missiles & Rockets
US may base missile warning radar in Quatar
<1209-090008>
米国がカタールに AN/TPY-2 レーダ設置すると報じられた。 AN/TPY-2 は THAAD の射統レーダで、アンテナ開口は9.2㎡で、25,344個のモジ
ュールを搭載し、最大捕捉距離は1,000kmであるという。 既にイスラエルの Negev 砂漠とトルコに配備している。
米国防総省が2011も年12月に、UAE に THAAD を売却すると発表したが、製造には2年を要することから、UAE への引き渡しは
2014年になると見られる。
2012.08.23
Yahoo
読売新聞記事
<1209-082302>
Wall Street Journal が22日、米国がアジアでの BMD 防衛網の拡充を計画し、日本南部の島や東南アジアに FBXR-T
を追加配備することを検討していると報じた。 北朝鮮の BM に加え、米空母への脅威となる中国の ASBM も視野に入れた計画という。
東南アジアへの配備も、北朝鮮や中国の BM をより正確にとらえるのに役立つとされ、フィリピンが候補地に挙がっているという。 北朝鮮が今
年4月に長距離弾道弾を発射した際、米軍は海上配備型 X-band レーダ (SBX-R) をフィリピン沖周辺に投入した。
2012.08.23
Yahoo
時事通信記事
<1209-082301>
Wall Street Journal が22日、オバマ政権が中国や北朝鮮の BM に対応するため、X-band 早期警戒レーダ (FBXR-T) の
配備など、アジア太平洋地域で BMD 網を拡充させる計画を進めていると報じた。
同紙によると、国防総省当局者は同レーダの新規配備先について南日本の島とし具体的な地名は不明だが、中国の BM を視野に入れていることから
、沖縄県内が候補地とみられる。 現在、日本政府と協議しており、同意を得てから数カ月以内に設置したい考えという。
2012.07.25
Jane's Defence Weekly
US bolsters Gulf missile defence
<1209-072506>
Wall Street Journal紙が7月17日、米国がカタールの Al-Ubeid 航空基地に AN/TPY-2 レーダを設置し
ていると報じた。 このレーダはトルコ及びイスラエルに設置したレーダと連携してイランの弾道弾を監視するという。 AN/TPY-2 は THAAD 用のレーダであるが、
THAAD は来月、カタールではなく UAE に配備されるという。
UAE も THAAD を発注しているが、取得するのは2014年以降になる。
2012.07.18
Yahoo
Wall Street Journal 記事
<1208-071801>
米国防総省がカタールに BMD レーダ基地を建設しているほか、ペルシャ湾で過去最大規模の機雷掃海演習
を計画している。 当局者らは、レーダ基地はイランの弾道弾から米国、イスラエル、欧州同盟国の国益を守るために設計されたシステムの一部で、9月に予定され
ている掃海演習は、一帯で初の多国間演習となる。
カタールに設置されるのは、AN/TPY-2 X-band レーダで、今月中に完成する。
2012.01.17
Yahoo
CNN 記事
<1202-011701>
トルコ国外務省が16日、欧州におけるミサイル防衛の一環となるレーダがトルコで
始動したことを明らかにした。
始動したレーダ基地は首都アンカラから南東約600kmのマラティヤに設けられ、運用にはトルコと米国の人員があたっているという。
2011.11
Jane's Missiles & Rockets
US signs agreements with Romania and Turkey for deployment of missile-defence capabilities
<1112-110008>
米国が9月13日、ルーマニアとトルコと BMDS 配備に関する合意文書に署名した。
トルコには年内に AN/TPY-2 を配置する。
ルーマニアには2015年までに EPAA 第二段階として Aegis Ashore システムを配置する。 これに伴い、軍人、
軍属など150~200名が駐屯する。
Aegis Ashore の発射試験は2014年に PMRF で行われる。
2011.10.12
Jane's Defence Weekly
EPAA radar to be deployed this year
<1112-101204>
9月にトルコが配備を認めた米 BMDS の欧州配備計画 (EPAA) の一環となる AN/TPY-2
レーダが、年内にもトルコの Kurecik に配備される。
2011.09.29
MDA HP
Ground test demonstrates Phased Adaptive Approach
<1110-092901>
米 MDA が9月12~16日、BMDS の欧州への段階配備 (PAA) 計画第一段階を確認する地
上システム試験 GTD-04d Part 1 を実施し成功した。
試験には Aegis BMD、AN/TPY-2 X-band レーダ、C2BMC 及びその他の BMD システムが参加し、NATO の ALTBMD システムと BMDS PAA
Phase 1 の連接を確認した。
2011.09.22
毎日新聞
イラン:対トルコ、惑う MD レーダー設置への批判『封印』 核開発問題では『味方』
<1110-092202>
トルコ外務省が14日、NATO BMD 用レーダの国内設置を容認したと正式に発表した。 このレーダはイランから欧州へ
の弾道ミサイル攻撃に備えるもので、イラン国境から約700km離れたトルコ南東部クルシクの軍事施設内に年内にも設置され、ルーマニアなど欧州各地に計画中の
迎撃ミサイルと連携して機能する。
この問題はイランを難しい立場に立たせている。 イランは米国や NATO に対し反発しているものの、トルコには批判を封印している。 核問題で孤立を深めるイラン
は、トルコとの関係悪化は避けたいのが本音だ。
2011.06.29
Jane's Defence Weekly
'Engage on remote' next step for PAA
<1109-062909>
パリ航空展で6月20日に Raytheon社が、米 BMDS を欧州に段階的に配置する PAA 計画を実現するため、
次の段階では遠隔操作射撃 (engage on remote) が要求されることを明らかにした。 この射撃では離隔した場所にあ
る AN/TPY-2 X-band レーダで全交戦を管制することが求められるため、MDA は近く、こ
の関連試験を行う。
4月に行われた SM-3 Block ⅠA の迎撃試験 FTM-15 は最初の engage on remote 射撃で、AN/TPY-2 の捕捉データをもとに射撃実施艦の射統
装置が算出した諸元でミサイルを発射した。
2011.06
Jane's Misilles & Rockets
Aegis tested against IRBM-class targets
<1107-060004>
DDG-77 O' Kane が4月15日、IRBM 標的を SM-3 Block ⅠA で迎撃した。 同艦は標的の発射地点から
3,700kmに位置していた。 標的は Wake島に配置された AN/TPY-2 レーダが捕捉追随して、そのデータがハワイ
Hickam AFB に配置された C2BMC に送られ、そこから O' Kane に送られた。 また2009年に打ち上げられた2基の
STSS も、標的発射から迎撃までのステレオデータを取得した。
この試験により米 BMDS の欧州配備 (EPAA) の効果が実証された。 EPAA Phase
1 の一翼を担う CG-61 Monterey は、3月31日に地中海の指定海域に到着した。
2011.04.27
Jane's Defence Weekly
US Navy pushes ahead with Europe BMD tests
<1107-042701>
米海軍が4月15日、SM-3 Block ⅠA による IRBM 標的迎撃に初めて成功し、BMDS の
欧州配備 (EPAA) に道を開いた。 標的は Kwajalein島から発射され、Wake島に配備された AN/TPY-2 レーダが
これを捕捉追随し、その情報に基づいて Aegis 3.6.1 を装備した DDG-77 O' Kane
が、標的発射の11分後に SM-3 を発射した。
EPAA の初期段階となる Aegis の配備完了は2011年末で、3月7日にはこれに参加する CG-61
Monterey が Norfolk 海軍基地を出航した。
2011.04
International Defence Review
MDA seeks budget boost
<1107-040003>
米 MDA が2月14日、FY12国防予算に$8.6Bを要求したことを明らかにした。 これにより
BMDS の初期配備が完了することになる。
FY11に SM-3 Block ⅠA を AN/TPY-2 を用いた遠隔発射する試験が行われ、FY12 で
Aegis Ashore の装備が調達されて同年に試験が行われる。
Aegis Ashore 中隊のルーマニアへの配備は2015年に行われる。
2010.08.23
Aviation Week & ST
Agency outlines flight trials through 2016
<1010-082304>
陸上発射型 SM-3 Block ⅠB は2015年にルーマニア、2018年にポーランドへ配備され、TPY-2 が2018年にブルガリアとトルコに配備される。
2009.10
Jane's Missiles & Rockets
US MDA takes part in Glory Trip 195 test
<0911-100020>
米 MDAL が、Minuteman Ⅲ の定例実射試験である Glory Trip 195 の機会に、SBX や AN/TPY-2
X-band レーダを含めた指揮統制の試験を実施した。
2009.10
Jane's Missiles & Rockets
US rethinks European missile-defence plans
<0911-100007>
米国務省が8月28日、米国が BMDS の欧州配備計画を撤回したとのポーランドの報道を確認した。 同省報道官
は、地上配備型 SM-3 をバルカンかトルコに配備するかとの質問には未定であると回答した。 国防総省は AN/TPY-2
X-band レーダをイラン周辺に配備すると見られている。
いずれにせよ欧州 BMD の結論は2010年初頭に完成する QDR で示されることになる。
2009.09.18
Yahoo
産経新聞記事
<0910-091802>
東欧への BMDS 配備中止を決めたことを受け、米統合参謀本部副議長が17日、代替の迎撃態勢を整備する計画を明らかにした。
X-band レーダはカフカス地方に配備が計画されている。
オバマ大統領が『 21世紀の脅威に対処可能な BMDS 』と呼ぶ代替計画は、2011~2020年を四段階に分けて、艦載 SM-3 や Patriot、さらにこれ
らの発展型を欧州周辺に分散配置する内容で、このうち SM-3 搭載 Aegis艦は地中海と北海に展開し欧州を南北から防衛する。 X-band レーダの
配備について同副議長は、レーダの性能から南のイランに向けられていることが明確で、ロシアを刺激することはないとの判断を示した。
2009.02
Jane's Missiles & Rockets
Countermeasures failure mars US GMD trial
<0903-020034>
GMD の迎撃試験 FTG-05 が12月5日に行われ、予定していた標的機の Countermeasure の
放出には失敗したものの、迎撃に成功した。 この試験には3隻の Aegis艦、SBX レーダ、AN/TPY-2
FBXR、Beale AFB の UEWR も参加した。 これらレーダが参加した
試験は過去にも行われたが、ネットワーク化しての参加は初である。
FBXR は MDA が検討している交戦シナリオに沿う特別の地点であるアラスカ州 Juneau に配置され、SBX
レーダは迎撃地点の南方にあたる Baja California 沖合に配置された。
Kodiak島から発射された標的は、まず FBXR と Aegis艦が捕捉し、そのキューイングで UEWR が交戦を担当した。 標的が更に南下して SBX と DDG-65 Benfold
の捕捉域に入ると Benfold が SM-3 の模擬戦闘を実施した。
標的は3,000km飛行し、迎撃時の相対速度は8km/sであった。
2008.10.08
Jane's Defence Weekly
Israeli missile defence receives US radar boost
<0812-100806>
米国がイスラエルに AN/TPY-2 FBX-T レーダを展開することについて、元イスラエル BMDO 司令官が、AN/TPY-2
の捕捉距離は Green Pine レーダと余り変わらないが精度が高く、DSP 衛星と連接が大きな意味
を持つと語った。
2008.09.28
Yahoo
時事通信記事
<0810-092801>
イスラエル放送などが28日、米軍の移動式 X-band 早期警戒レーダがイスラエル南部のネバティム空軍基地に配備され、米欧州軍の要員120名
が同基地に入ったと報じた。 レーダは近日中に稼働するとみられる。
米軍要員は配置により、初めてイスラエル国内に米軍が恒久的に駐留することになる。
2008.08.06
Jane's Defence Weekly
US agrees to boost Israeli missile warning system
<0809-080612>
米国防長官が7月28日に、AN/TPY-2 X-band レーダをイスラエルに展開すると共に、イスラエルと
DSP ミサイル早期警報衛星を常時接続することに合意したことを明らかにした。 イスラエル軍事筋によると、AN/TPY-2 は捕捉距離が
1,000kmで第二世代 Green Pine レーダとほぼ同じであるが、ビームが細いため目標の識別、判別性能が高いという。
イスラエルは Iron Dome 計画に$250Mをつぎ込んでおり、2011年に最初の中隊が配備される。
2008.07.30
Yahoo
時事通信記事
<0808-073001>
米国防総省が、訪米中の国防相と弾道ミサイル防衛用移動式 X-band レーダをイスラエルに配備する方向で協議していると米メディアなどが報じ
た。
2007.09
International Defence Review
Deployable THAAD radar heads for tracking and discrimination upgrade
<0719-090008>
Raytheon社が THAAD の移動型 X-band レーダである AN/TPY-2 の識別、追随能力を向上
させる改良を$304Mで受注した。 内容はソフトやインフラの改良であるが、要求された能力などは依然として秘匿されている。
AN/TPY-2 は5基が発注され、既に納入された2基が日本と Vandenburg AFB に配備
されている。
2007.07.25
Jane's Defence Weekly
Raytheon set to enhance MDA's X-band radars
<0717-072506>
Raytheon社が MDA から、THAAD レーダである AN/TPY-2 の捕捉識別能力向上の契約を $304M で受注した。
同社は受注した5基の AN/TPY-2 のうち2基を既に納入しており、初号機は日本に配備
され、二号機は受領試験を完了したところである。
2007.03.28
Inside Missile Defense
THAAD radar completes successful target tracking test
<0709-032815>
THAAD の探知追随レーダである AN/TPY-2 の試験が3月5日にハワイ PMRF で行われ、距離
400nmで C-17A から発射された標的の捕捉追随に成功した。
2007.03.14
Jane's Defence Weekly
US briefs NATO-Russia Conucil on missile defence
<0708-031404>
米 MDA 長官が2月28日に NATO-ロシア協議会で、ヨーロッパに配備する BMD システムについて説明した。 それによるとポーランド
に10基の GBI、チェコにミッドコース追随レーダ、コーカサスに移動型追随レーダ、英国の Flingdales とグ
リーランドの Thule に早期警戒レーダが配置される。
3基の GBI とミッドコース追随レーダは2011年までに配備され、
10基全ての配備は2013年になる。
2007.02.26
Defense News
Raytheon to make THAAD radar
<0706-022620>
Raytheon社は THAAD システムの構成品である AN/TPY-2 レーダ 1基を$212Mで
MDA から受注した。
レーダは高出力、X-band の移動式で、弾道ミサイルの探知、追随、弁別を行う。
2006.11.20
MDA HP
Distributed Ground Test successfully tests operational missile defense systems
<0623-112002>
米 MDA が10月23日~11月9日に、BMDS のハード、ソフト、通信を連接した GTD-01 (Distributed Ground Test
-01) を実施し成功した。 試験は米国7州と日本にまたがり、2隻の艦船を含む17の基地を連接し仮想弾道弾を
標的として行われた。
この試験には AN/TPY-2 FBXR-T や、開発中の SBIRS も参加した。
2006.08.02
Jane's Defence Weekly
US studies linling THAAD radar with sea interceptors
<0617-080204>
米陸軍 SMDC が、手っ取り早く実現できる BMD システムとして、THAAD のレーダを使用し
て艦載インタセプタの射撃を行う提案をしている。
THAAD レーダは当初期待したより高い性能を示しており、また THAAD システムから切り離した運用が可能な
ことからこの提案がなされている。
【註:】
SM-3 搭載艦には Aegis SPY-1B レーダがあるのに、なぜ FBXR-T を使用しようとするのか分からない。 考えられる理由は以下の通り
である。
・FBXR-T を使用して SM-3 を射撃すると、SPY-1B より高い火力性能
・Aegis 駆逐艦 (DDG) と FBXR-T を組み合わせ、DDG に BMD 能力付与
2006.08.02
Jane's Defence Weekly
Caucasus considered as a base for US missile sensor
<0617-080203>
MDA は BMD 用移動型レーダをコーカサス地方に設置したい考えである。 MDA は FBXR
を欧州と東アジアに展開する計画であるが、これに加えて1基をコーカサス地方の何れかの国(国名は明らかにしていない)に
展開させたいとしている。
現在米国が軍事協力関係にあるコーカサスの国はグルジアとアゼルバイジャンであるが、アゼルバイジャン
は米国の資金で2基のレーダを国内に設置している。 そのうちの1基はイラン国境近く
に設置されている。
2006.07.31
Inside the Army
SMDC chief: Army looking at new ways to deploy THAAD
<0618-073103>
THAAD 用として開発された FBX-T レーダが日本に設置された。 操作と維持は民間の契約
要員が行う。
レーダの配置は日本以外にも数ヶ所予定しているが、発射機等を配置する計画はない。 たたし状況により兵員とシステム機材を輸送
し、戦域防空の柔軟性を持たせた運用は可能としている。
2006.06.26
Yahoo
時事通信記事
<0613-062603>
青森県の三村申吾知事が26日、車力分屯基地に暫定配備された米軍の X-band レーダが同日から
運用を開始したと発表した。
2006.06.23
Yahoo
東奥新報記事
<0613-062301>
X-band レーダが23日未明、車力分屯基地に陸路搬入された。
28日以降に試験運用が予定されている。
搬入されたのは、アンテナユニット、データ処理や指揮統制などを行うエレクトロニクスユニット、クーリングユニットなど、主要
ユニットをはじめとする機材でである。
2006.06.20
Yahoo
東奥日報記事
<0613-062001>
X-band レーダが来週にも現地で試験運用を開始する。 詳細については現在、防衛庁と国土交通省航空局
が調整中だが、試験運用に伴って、車力地区の日本海側に飛行禁止空域が設置される見込みだ。 飛行禁止空
域は車力分屯基地を中心とした半径6~7kmの半円形で、高度も6~7kmの程度が禁止エリアとなる。
アンテナを含む本体は米軍三沢基地で保管されているが、今週後半にも現地に陸路搬入される予定だ。
2006.04.05
Yahoo
毎日新聞記事
<0608-040501>
MDA 局長が4日日本人記者団対し、車力分屯基地への配備が決まっている移動式 X-band レーダーについて、数ヶ月後に配備しテストを
経て年内に運用を開始したいと年内の運用開始を公式に表明した。
2006.02.07
Yahoo
読売新聞記事
<0604-020701>
MDA 高官が6日にFY-07国防総省予算のミサイル防衛関連費を説明する中で、日米両政府が日本国内への配備で合意している米軍の
FBXR-T を今後6ヶ月以内に配備したいと明言した。
同高官によると、レーダー本体の費用は約$130Mだが、実戦配備に向けた実地調査費などを含めると、総額は
$250M~$300Mに達する。
2006.11.20
MDA HP
Distributed Ground Test successfully tests operational missile defense systems
<0623-112002>
米 MDA が10月23日~11月9日に、BMDS のハード、ソフト、通信を連接した GTD-01 (Distributed Ground Test
-01) を実施し成功した。 試験は米国7州と日本にまたがり、2隻の艦船を含む17の基地を連接し仮想弾道弾を
標的として行われた。
この試験には AN/TPY-2 FBXR-T や、開発中の SBIRS も参加した。
2006.08.02
Jane's Defence Weekly
US studies linling THAAD radar with sea interceptors
<0617-080204>
米陸軍 SMDC が、手っ取り早く実現できる BMD システムとして、THAAD のレーダを使用し
て艦載インタセプタの射撃を行う提案をしている。
THAAD レーダは当初期待したより高い性能を示しており、また THAAD システムから切り離した運用が可能な
ことからこの提案がなされている。
【註:】
SM-3 搭載艦には Aegis SPY-1B レーダがあるのに、なぜ FBXR-T を使用しようとするのか分からない。 考えられる理由は以下の通り
である。
・FBXR-T を使用して SM-3 を射撃すると、SPY-1B より高い火力性能
・Aegis 駆逐艦 (DDG) と FBXR-T を組み合わせ、DDG に BMD 能力付与
2006.08.02
Jane's Defence Weekly
Caucasus considered as a base for US missile sensor
<0617-080203>
MDA は BMD 用移動型レーダをコーカサス地方に設置したい考えである。 MDA は FBXR
を欧州と東アジアに展開する計画であるが、これに加えて1基をコーカサス地方の何れかの国(国名は明らかにしていない)に
展開させたいとしている。
現在米国が軍事協力関係にあるコーカサスの国はグルジアとアゼルバイジャンであるが、アゼルバイジャン
は米国の資金で2基のレーダを国内に設置している。 そのうちの1基はイラン国境近く
に設置されている。
2006.07.31
Inside the Army
SMDC chief: Army looking at new ways to deploy THAAD
<0618-073103>
THAAD 用として開発された FBX-T レーダが日本に設置された。 操作と維持は民間の契約
要員が行う。
レーダの配置は日本以外にも数ヶ所予定しているが、発射機等を配置する計画はない。 たたし状況により兵員とシステム機材を輸送
し、戦域防空の柔軟性を持たせた運用は可能としている。
2006.06.26
Yahoo
時事通信記事
<0613-062603>
青森県の三村申吾知事が26日、車力分屯基地に暫定配備された米軍の X-band レーダが同日から
運用を開始したと発表した。
2006.06.23
Yahoo
東奥新報記事
<0613-062301>
X-band レーダが23日未明、車力分屯基地に陸路搬入された。
28日以降に試験運用が予定されている。
搬入されたのは、アンテナユニット、データ処理や指揮統制などを行うエレクトロニクスユニット、クーリングユニットなど、主要
ユニットをはじめとする機材でである。
2006.06.20
Yahoo
東奥日報記事
<0613-062001>
X-band レーダが来週にも現地で試験運用を開始する。 詳細については現在、防衛庁と国土交通省航空局
が調整中だが、試験運用に伴って、車力地区の日本海側に飛行禁止空域が設置される見込みだ。 飛行禁止空
域は車力分屯基地を中心とした半径6~7kmの半円形で、高度も6~7kmの程度が禁止エリアとなる。
アンテナを含む本体は米軍三沢基地で保管されているが、今週後半にも現地に陸路搬入される予定だ。
2006.04.05
Yahoo
毎日新聞記事
<0608-040501>
MDA 局長が4日日本人記者団対し、車力分屯基地への配備が決まっている移動式 X-band レーダーについて、数ヶ月後に配備しテストを
経て年内に運用を開始したいと年内の運用開始を公式に表明した。
2006.02.07
Yahoo
読売新聞記事
<0604-020701>
MDA 高官が6日にFY-07国防総省予算のミサイル防衛関連費を説明する中で、日米両政府が日本国内への配備で合意している米軍の
FBXR-T を今後6ヶ月以内に配備したいと明言した。
同高官によると、レーダー本体の費用は約$130Mだが、実戦配備に向けた実地調査費などを含めると、総額は
$250M~$300Mに達する。
2005.12.19
Inside the Navy
Forward-based X-Band radar ready for Japan deployment in January
<0604-121902>
ミサイル防衛用 FBX-T レーダの試験が今月中に終了し、日本配備
の準備が来月から開始される。
MDA は展開地域を明らかにしていないが、両国の防衛当局は東京から360哩離れた本州の東北地方に展開する。 また
このほかに2基が別の国に展開する予定であるが、配備予定国との合意が得られるまで詳細は明らかにされない。
2005.11.07
Aviation Week & ST
X marks the spot
<0523-110708>
10月29日にワシントンで行われた、日米安保協議委員会で、両国はミサイル防衛用 X-band レーダの日本展開に合意
した。
X-band レーダは遠距離からのミサイル識別が可能で、特に低高度で進入する巡航ミサイルをシークラターか
ら弁別する能力に優れている。
レーダの日本展開により巡航ミサイル防衛能力が向上することに関しては合意文書には具体的に述べられてはいない。 また、配置場
所についても公表されていない。 右図は北鮮の TaepoDong-1 。
以下沖縄の基地問題、在日米軍の司令部移転等に関する記事(細部略)
2005.10.26
Yahoo
共同通信記事
<0521-102601>
米国がミサイル防衛用新型移動式早期警戒レーダーを日本に配備し、その情報を常時共有
する方向で日米両政府が合意したことが25日に分かった。
2008年度から4基を配備する FPS-XX の情報も米側に全面提供する方向で最終調整が進んでいる。
2005.09.26
Yahoo
産経新聞記事
<0519-092601>
日米両政府は25日までに、米軍再編問題で10月中にも策定する中間報告に米国の X-band レーダーの日本国内
配備を盛り込む方向で最終調整に入った。 配備候補地として佐渡などが浮上したが、青森県つがる市にある航空自衛隊の
車力分屯基地に絞り込まれた。
米国の X-band レーダーは FPS-XX に比べ、ミサイルの形状まで識別でき、遠方の監視にも優れているのが特
徴だ。
【註】
車力に配備される X-band radar は GMD 用に開発され SBX-1 Sea-Based X-band Radar に搭載されている XBR ではなく、THAAD 用レ
ーダを基にした FBXR-T (Foward Based X-band Radar-Transportable) と見られる。
2005.05.02
Inside the Army
MDA: Adjunct sensors to close THAAD-like radar's coverage gaps
<0514-050203>
MDA は発射直後からの弾道弾を捕捉追随するため、移動型ミサイル防衛用補助レーダ FBXR-T (Foward Based
X-band Radar-Transportable) をFY-06~FY-07に先ず2基装備する。 予算は維持整備とサイト設置及び訓練を含み2ヶ年で$11Mを要求し
ている。
FBXR-T は THAAD に装備する X-band レーダの派生型で、機動性を有し探知距離は 2,500km
である。 当初はアジアに配置する模様で地域の捕捉追随能力を強化すると共に、米国内にあるレーダのカバレッジを前方に拡張
させる効果がある。