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2021.12.09
Defense News
Congress wants Hawaiian missile defense radar up and running by end of 2028
<2201-120909>
米議会が今週成立させるFY22 NDAAでハワイにBMDレーダ (HDR-H) を2028年末までに設置し、遅くとも2028年12月31日までにoperationalとするよう求め、$75Mを配分している。 下院はFY22 NDAAを今週初めに議決しており、上院も来週には評決する。
MDAは2018年12月にLockheed Martin社に開発を発注し、FY19時点でFY23までの稼働を計画しFY20に247.7Mを要求していたが、FY21にはHDR-HにもHDR-Pにも要求が消えた。
MDA長官のヒル海軍中将はハワイについてAN/TPY-2でカバーでき、洋上配備のSBXレーダも配置できるうえ、Aegis艦も利用できるとしていた。 MDAはFY22にグアムのBMDとして$78.3Mを要求している。 これに対しインド太平洋軍は予算化されなかった要求のリストでHDR-HにFY24でのIOCを目指した開発に$41M、その戦力構築に$19Mを挙げていた。
2021.06.16
Defense News
Lawmakers push to boost Missile Defense Agency budget second year in a row
<2107-061604>
米MDAがFY22要求に前年度要求の$9.2Bより少ない$8.9Bを要求しているのに対し、上下両院は昨年度に$1.3Bを追加しようとしている。
議会が特に重視しているのはハワイのHDR-Hレーダ設置とグアムのAegis Ashore配備で、インド太平洋軍も今月議会に対し$231.7Mの追加要求を行っている。 一方MDAはFY22でグアムに$78.3Mハワイに$40Mを要求している。
2021.03.03
Stars & Stripes
Missile agency seeks input on two new sites for Hawaii radar array
<2104-030309>
米MDAが検討してきたハワイ州へのBMDレーダHDR-H設置は、当初オアフ島の3箇所の候補地が候補から外れ、次に候補地となったオアフ島のKahku陸軍演習場とカウアイ島の海軍PMRFも反対運動で外れた。
しかし1月に決まったFY21 NDAAではHDR-Hへの予算増額が含まれており、MDAは再度候補地選定を行う。
2020.12.27
中央日報
北朝鮮のミサイル、ハワイで探知し迎撃する…米国が防衛レーダー復元
<2101-122702>
VOAが25日、米議会がFY21国防予算で、トランプ政権が最近計画中断の意思を明らかにしたハワイに配備する本土防衛レーダ (HDR-H) 予算復活させたことを明らかにした。 これに伴い、MDAの予算に関連予算$133Mが追加された。
ハワイ本土防衛レーダ開発は4年前から進められ、2023年の完了を目標にしている
米国のFY21のMDAの要求より$1.3B多い$10.4646Bが配分された。 トランプ大統領はMDA予算削減を要請したが、議会は逆に前年度より$60M増やした。
2020.11.10
Inside Defense
In about face, DOD eyeing options to continue Homeland Defense Radar-Hawaii project
<2012-111005>
米国防総省がハワイに設置するBMDレーダHDR-Hの計画について、海軍が管理しているPMRF内に建設用地が確保できたとして、一旦中止となっていた計画を見直すことにした。
【註】
HDR-HについてMDAは当初、FY21に着工し1年半後のFY23にIOCになるとしていたが、設置場所の第一候補であるKuaokalaがハワイ原住民の聖地であることから、計画が大幅に遅れていた。
これについてエスパー国防長官は上院軍事委員会で、計画を中止したのではないと述べていた。
2020.08.25
Inside Defense
Pandemic sets back FTM-44, planned 2020 marquee missile defense flight test
<2009-082506>
米MDAがGMDを補完するHomeland Defense用としてFY20に予定していたSM-3 Block ⅡAによるICBM迎撃試験FTM-44を2020年末に延期した。
2020.07.30
Breaking Defense
Next-Gen Interceptor: a new layer of missile defense
<2008-073010>
Ft. GreelyとVandenberg AFBに配備されたGBIの後継となるNGIの最終RfPが4月24日に発簡された。 NGIにはMKV技術やDevSecOps、モジュラ方式などが求められている。
MDAはBMDの多層化にも取り組んでおり、NGIを第1層防御として第2層防御にはAegis BMD (ABMD) とTHAADの組み合わせを考えていて、NGI-ABMD/THAADの実現を2020年代中頃から後半を目標にしている。
2020.03.05
Stars & Stripes
Esper notes site delays in stalled $1.9B Homeland Defense Radar-Hawaii
<2004-030510>
Mazie Hirono(註:広野 慶子)米上院議員が3月4日に上院軍事委員会でエスパー国防長官に対して、ハワイに設置されることになっている$1.9Bのレーダについて問いただしたのに対し、長官は計画を中止したのではなく、設置場所について州政府や地元の合意が得られないためと述べた。
2020.02.25
Inside Defense
Air Force, MDA eye accelerating Cobra Dane improvements after Hawaii, Pacific radar delays
<2003-022506>
米北方軍が先週、HDR-HやPacific Radarの計画遅延から、米空軍とMDAがアラスカに設置したCobra Daneレーダの延命計画を急いでいることを明らかにした。
2020.02.11
Defense News
Pacific missile defense radars nixed, MDA to study sensor architecture in region
<2003-021110>
米MDAが太平洋地域にBMDレーダを設置する計画の破棄を決め、2月10日に公表されたFY21国防予算案にはハワイ設置のHDR-Hの予算も、太平洋地域の他の場所に設置する計画であったHDR-Pの予算も計上されていない。
MDA長官のヒル海軍中将によると、太平洋地域の目標分別はハワイに設置したAN/TPY-2と移動可能なSBXレーダ、及びAegis艦で実施可能という。
2019.10.23
Jane's Defence Weekly
Lockheed Martin ships antenna for LRDR to Alaska
<1912-102309>
Lockheed Martin社が8月にLRDRレーダ用アンテナをアラスカ州のClearに向けて出荷した。 LRDRはGaNを使用したS-bandレーダで、2020年に配備される。
MDAはFY20に、ハワイに設置するHDR-Hレーダに$274.7Mを要求しており、2023年には運用を開始される計画である。 また太平洋地域に設置される別のレーダPDRにも$34Mを要求している。
2019.01.28
讀賣新聞
中露北を念頭、米が日本に新レーダー配備検討
<1902-012802>
複数の日米関係筋が、米本土を狙ったICBMへの迎撃態勢を強化するため、米政府が米本土防衛レーダ (HDR) の日本配備で協力を求める意向を持っており、近く日本政府に打診し、協議を始めたい考えであることを明らかにした。 米軍は2023年にハワイでHDR (HDR-H) の運用を開始する計画で、日本配備は2025年までに行うことを目指している。
HDRはICBMを発射地点近くから追尾するほか、Killer衛星やスペースデブリの監視にも利用するほか、レーダーが得た情報は自衛隊と共有するという。
2019.01.23
Inside Defense
MDA launches new Pacific Radar studies in advance of planned $1 billion project
<1902-012304>
米MDAが12月7日、北朝鮮から米本土へへ飛来するBMを中間軌道で捕捉するため太平洋地域に配置するHDRの検討を、Lockheed Martin、Raytheon、Northrop Grummanの各社に対し4月までの報告をそれぞれ$250.000で発注している。
2018.12.24
時事通信
日本に新レーダー配備検討=米軍、ミサイル防衛で―中ロの兵器対応、住民反発も
<1901-122402>
複数の米国防総省関係者への取材で23日、米国防総省が新型のミサイル防衛用米本土防衛レーダ (HDR) の日本への配備を検討していることが分かった。 FY24中の配備を計画して日本政府とも協議しているいるが、日本国内のどこに設置するかは未定である。
関係者によると、日本配備が検討されているHDRはBMの精密な追跡に加え、おとり弾頭の識別や迎撃の成否を分析するレーダで、収集した情報は (GBI) などによる迎撃に活用される上、日本とも共有される。
【註】
HDRにはハワイ州に配備されるHDR-Hと太平洋地域のどこかに配備されるHDR-Pがあり、オアフ島に設置されるHDR-Hは12月18日にアラスカに設置されるLockheed Martin社製LRDRレーダに決まっていたが、HDR-Pの設置場所はグアムとみられていた。
尚、日本が装備するAegis AshoreではレーダにLRDRを小型化したものが使用される。
2018.12.20
Stars & Stripes
Pentagon awards Lockheed a $585M subcontract to create Hawaii-based missile radar
<1901-122006>
Lockheed Martin社が12月18日、米MDAからハワイに設置するBMDレーダHDR-Hの設計と製造を5年間$585Mで受注した。 当初受注額は$51Mである。 Lockheed Martin社は2020年operationalを目標にアラスカ州Clean基地への設置を進めているLRDRレーダを元に設計する。
HDR-HはFY17NDAAでハワイへの設置が求められ、目標の判別、追随、識別を行い、迎撃はハワイの外から行われる。
MDAは設置場所候補にオアフ島の2箇所を挙げており、1箇所目は10,000エーカある陸軍のKahuku演習場内、もう1箇所は空軍の第50宇宙航空団の衛星追随センタに隣接する160エーカあるオアフ島西端のKuaokalaの国有地内を検討している。
2018.12.19
Inside Defense
MDA taps Lockheed to build new $1 billion Hawaii missile defense radar
<1901-121908>
MDAが12月18日、北朝鮮からのBM攻撃に対抗して$1Bかけてオアフ島に設置するBMDレーダHDR-HをLockheed Martin社製に決め$585Mの契約を行った。
2018.12.09
Defense News
Here's the latest on Lockheed's massive long-range anti-ballistic missile radar
<1901-120901>
Lockheed Martin社が7日、アラスカ州Clear空軍基地に設置するLRDRレーダは2020年に納入されることを明らかにした。 既に施設工事は9月に開始され、重要な技術審査(註:CDRと思われる)を10月に完了しているという。
MDAが発注したLRDRはGMDでGBIの射撃に際し目標の分別 (discriminating) に使用するAN/SPY-1の25倍の大きさのGaN素子を使用した長距離レーダで、LRDRを小型化したレーダは日本のAegis Ashoreでの採用が決まっている。
同社は更にハワイに設置するHDR-Hでの採用も狙っている。 HDR-Hには同社のほかNorthrop Grumman、Raytheonの各社も受注を狙っており、契約は数日以内に行われる。 HDR-Hを受注すると更に2基の受注が見込まれ、総事業費は$4.1Bと見込まれている。
【註】
HDRはハワイ (HDR-H) に次いで恐らくグアムと見られる太平洋地域のどこかににも設置 (HDR-P) されると報じられており、HDR-PはFY19に設置場所の選定、FY24運用開始と報じられている。 ただ3基目の報道はなかった。
2018.06.01
Inside Defense
Oahu selected for new Hawaii missile defense radar, three potential sites in consideration
<1807-060103>
米MDAが6月1日、北朝鮮からの長距離BMに備えるためハワイ州に設置するレーダHDR-H計画を
オアフ島に設置する方向で進めていることを明らかにした。
HDR-Hのかかる費用は$1Bという。
2018.04.29
Stars & Stripes
Panel seeks study of new missile defenses for Hawaii
<1805-042904>
ハワイ州のBMDについて、MDAはハワイ設置早期警戒レーダ (HDR-H) にFY18で$21M、FY19
で$62Mを計上しており、2023年にはoperationalとしているが、同州選出の国会議員を中心に同州のBMDについて議論されている。
現在THAADが配備されているグアムは北朝鮮から2,100哩であるのに対しハワイは4,660哩離れていることから、共和党のGabbard議員はアラスカ
やカリフォルニアに配備されているGBIをハワイも配備すべきとしている。
これに対し共和党のHanabusa議員はTHAADと艦載SM-3でハワイを防衛すべきとしている。 THAADは元々ICBM迎撃用に設計されていないことから、米議会下院戦略軍小委
員会は25日に国防総省に対し、THAADのICBM迎撃能力確認試験を行うよう求めた。
2018.02.15
Stars & Stripes
Hawaii-based missile-defense radar system to be fielded by 2023
<1803-021506>
米太平洋軍司令官のハリス海軍大将が14日、HDR-Hの設置工事がほぼ完了し2023年秋にはoperationalになると
述べた。 但しハワイに設置される迎撃ミサイルはまだ決まっていない。
MDAはFY19でHDRに$100M近くを要求しており、もう1基が太平洋地域の明らかにされていない別の場所に設置されると
いう。