(Yahoo)
2025.01.10
16:47Inside Defense
THAAD-IBCS FY-25 integration effort spiked; lawmakers unpersuaded by 'critical' case
<2502-011012>
米陸軍は、FY25にミサイルの脅威に対抗するため重要と見なされる能力であるTHAADをIBCSに統合する計画を急いでいるが、その計画は正当化されると議員を説得できなかった。
バイデン大統領が12月23日に署名して成立したFY25 NDAAは、陸軍とMDAが提案したTHAADとIBCSの両方での支出から$87Mの削減した。
2024.10.17
17.01Inside Defense
Army approves, sends to JROC new requirement for integrated offensive-defensive fires
<2411-101727>
米陸軍が、攻撃射撃と防御射撃を統合する新たな要件を承認した。 これはミサイル戦争における大きなブレークスルーであると共に、現在国防総省の上層部に、IBCSの性能を付加してこの目標を体系化するよう求める準備をしている。
陸軍参謀総長のジョージ大将が率い、IBCS Increment 3開発文書を承認し、それを国防総省の共同に転送した。
2024.07.19
04:11Defense News
Navy missile intercepts target using Army’s new missile defense radar
<2408-071902>
Raytheon社が7月18日の声明で、米陸軍のレーダーと指揮統制システムによって誘導された米海軍SM-6が、インド太平洋でのValiant Shield 24で標的を迎撃したと発表した。
実働とシミュレーションの両方を含む試験では、陸軍のLTAMDSのシミュレーターが、Northrop Grumman社製IBCSに、SM-6交戦制御ソフトウェアとともに脅威追跡データを提供した。
2024.03.26
08:25Inside Defense
Army targeting mid-2025 for fielding IBCS to initial battalions
<2404-032603>
米陸軍が2025年半ばにPatriot大隊の最初の数個大隊にIBCSを配備する予定である。
陸軍のAMD防衛近代化基盤となるIBCSは、センサーとエフェクターを1つの指揮統制 (C2) システムに接続し、戦場全体で複数のレーダにより、脅威を迅速に特定、追跡、撃破できるようにすることを目的としている。
2024.03.01
05:42Defense News
Poland signs $2.5 billion deal for US air-defense software hub
<2404-030104>
ポーランド国防省は、開発中のIBCSを取得するため、米国政府と$2.5Bの契約を結んだ。 納入は2024年から2031年を予定している。
ポーランドはこのシステムを使用して、Wisla中距離防空の一部になるPatriotの発射機と、MBDAのCommon Anti-Aに依存するNarew SHORAD発射機を運用する。 同国国防省は声明で、取得したシステムはWisla6個中隊とNarew 23個中隊に使用されると述べた。
ポーランドのカミス副首相兼国防相は2月29日の公式式典で契約に署名し、「われわれは米国に次いでIBCSを装備する2番目の国になるだろう」と述べた。
2023.05:10
15:59讀賣新聞
ウクライナの防衛システム、米欧のミサイルやレーダーに統合へ…米が1600億円追加支援
<2306-051016>
米政府が9日、ウクライナに対する$1.2Bの追加軍事支援を発表したが、今回の支援には防空システムや弾薬のほか、米欧の防空ミサイルやレーダをウクライナの防衛システムに連接するための装置の供与も含まれている。
米軍の備蓄ではなく、新たに調達するもので、国防総省報道官は9日の記者会見で「侵略を長期的に抑止するためのウクライナ軍の能力を構築するものだ」と強調した。
2023.04.26
Jane's Defence Weekly
IBCS approved for full-rate production
<2306-042602>
米国防総省がIBCSの本格量産 (FRP) 移行を承認した。
IBCSの量産は2021年12月に$1.4BでNorthrop Grumman社に発注されており、2022年末にはIOT&Eも通過している。
IBCSはPatriot、地上発射AMRAAM (SLAMRAAM)、JLENS、THAADと連接する。
【註】
2006年に初めて米陸軍に納入されたSLRAAMは、IFCS (Integrated Fire Control Station) と6発のAMRAAMを搭載する2両のHumveeからなるシステムであったが、抗堪性強化のため車両をFMTVに替えたものの、陸軍は2016年に調達を中止し、AMRAAMをAMRAAM-ERに替えて開発だけを続けていた。
JLENSはTCOM社製の全長71mの係留気球にAN/TPS-63レーダと、AR-900 ELINTシステムを搭載して高度10.000ftに係留され、主として低空のCMを監視するものであったが、2016年にソフトとハードに問題があるとされ2基の生産だけで終わっていた。
2023.04.13
15:46Inside Defense
DOD approves IBCS full-rate production; clears path for $3 billion, six-year run
<2305-041310>
米国防総省の調達当局者が、14年かけて開発したAIAMDの2028年まで$3Bの生産を承認した。
AIAMDの中心となるIBCSを開発したNorthrop Grumman社は4月13日、国防総省がIBCSの移転を認め輸出への道を開いたと発表した。
2023.02.17
14:29Inside Defense
Army readies IBCS for full-rate production review next month
<2303-021707>
米国防総省が来週、14年かけて開発したAIAMDの本格量産 (FRP) 移行を決定する。
FRPは2027年までに$2.2Bかけ、輸出用も含めて行われる。
2023.01.18
16:04Inside Defense
IBCS on track for major acquisition milestone in April: initial operational capability declaration
<2302-011809>
米陸軍IAMDでは計画より1年遅れでIBCSが4月にIOCになる。
2022.11.23
00:44Inside Defense
Army demos prototype technology to destroy cruise missile, delinks Patriot interceptor-radar
<2212-112301>
米陸軍が先週、PatriotによるCM撃墜試験Remote Interceptor Guidance-360 (RIG-360) を実施した。
RIG-360はPatriot固有のレーダを使用せず、陸海空いずれかのセンサ情報をIBCS経由で入手して射撃を行ったもので、Patriotの射程を大きく伸ばす革新的な技術としての意義がある。
2022.10.18
10:58Inside Defense
Key allies eyeing IBCS; UK, Japan, Australia interested in new Army missile defense system
<2211-101804>
アジア太平洋及び欧州の米同盟国が、米陸軍のIAMD計画、とりわけIBCSが10月中に試験を終了し量産に入ることから関心を寄せており、日英豪などは主契約社(註:Northrop Grumman社)や米政府とFMSによる売却の可能性について協議している。
2022.02.09
Defense News
US Army's delayed battle command system begins operational testing
<2203-020909>
米陸軍のIBCSは本格量産 (FRP) が開始されているが、IOT&Eが2021年9月に行われるはずであったがソフトウェアの不具合から開始できず、2022年の1月に先送りになり、1月31日に開始された。
陸軍はIBCSの開発に$2.7Bをかけており、2021年12月にはNorthrop Grumman社にLRIPとFRPを合わせて$1.4Bで発注している。
2022.01.20
Defense News
Evolution of Aegis Weapon System could underpin joint all-domain operations
<2202-012014>
2012年にRaytheon社が開発しLockheed Martin社が引き継いだスーツケース程の大きさのコンピュータAegis CSLはLCSやConstellation級フリゲート艦などの小型艦で採用されるほか、陸軍や海兵隊、また海軍のUSVでも採用されようとしている。
陸軍では現在Typhonと名前を変えたMRC(註:射程1,800kmの中距離ミサイル)や遠征軍用の4セル型Mr 41 VLSで採用され、航空機搭載型は海兵隊がアラスカで行ったNorthern Edge 2021演習でAegis Airborneとして使用している。
2022.01.12
Jane's Defence Weekly
Northrop Gumman wins battle command system contract
<2204-011205>
米陸軍が2021年12月23日、Northrop Grumman社にIBCS 160システムを$1.4Bで発注した。 納期は2026年12月になっている。
IBCSはAFCの最重要計画の一つであるが、2016年に行われたユーザによる試験LUTで不具合とされ計画が遅れたが、その4年後にWSMRで70kmの範囲に展開したPatriotレーダ2基、Sentinelレーダ2基、複数のPatriot発射機、大隊指揮装置2基をIFCNで連接したLUTを行った結果、2021年1月にMilestone C(註:LRIP への移行決定)を達成している。
陸軍はFY23での本格生産 (FRP) 移行を予定している。
2021.08.10
Breaking Defense
Army's IBCS starts operational testing next month: SMDC's Karbler
<2109-081011>
米陸軍SMD司令官のカーブラー中将が宇宙防衛及びAMD年次シンポジウムで8月10日、IBCSのIOT&Eが9月に開始されることを明らかにした。
カーブラー中将はまた近年の脅威について、一言で言えばhigh-endとlow-end脅威が劇的に拡散していると述べ、一例としてBMの発射数が過去15年間に200%増加し、UAVの使用が過去2年間にあらゆる兵員や部隊の脅威になってきていると述べた。
2021.08.10
Breaking Defense
Accept risk, and reframe Air And Missile Defense as an enabler
<2109-081010>
今週開かれる米軍の宇宙防衛及びAMDシンポジウムでは、現在の装備で現在の脅威への対処能力が十分であるかがテーマになる。
例えば最近のナゴルノカラバフでの戦いでの武装UAVの威力などが議論される。
2021.08
Inteanational Defence Review
Northrop Grumman Freedom Radio to link F-35, F-22 to US Army missile defence
<2109-080002>
Northrop Grumman社がF-35、F-22と陸軍のIBCS間の通信ギャップを埋める通信Freedom Radioを開発していて、次の段階の試験を年内に実施する。
Freedom RadioはF-35の捕捉したデータをIBCSに送りミサイル防衛に活用すると共に、長距離射撃を可能にする。
2021.07.15
Insid Defense
Army IBCS wraps up developmental test plan with cruise missile target intercept
<2108-071502>
米陸軍が7月15日にIBCSの6回目にして最終となる試験を完了した。 最終試験は15日にWSMRでCMを模した標的に対して行われた。
$7.9Bかけて開発したIBCSのIOTは今秋行われる。
2021.05.12
National Defense
Army revamps to pursue new Air-and-Missile Defense tech
<2106-051211>
2021.05.05
Inside Defense
Army outlines IBCS changes mandated after milestone C review
<2106-050510>
米国防総省の調達担当者が4月29日に陸軍のIBCSについて、LRIP移行を決めるMilestone Cに向け数ヶ所の修正を命じたと述べた。
2021.01.20
Jane's Defence Weekly
US Army gains approval to move IBCS into production
<2103-012006>
米国防総省で調達部門を担当していたロード次官が、1月20日に退任する数日前にIBCSの量産(註:LRIP)開始を承認するMilestone Cの決定を行った。 IOT&Eは2021年中頃に計画されている。
IBCSの開発は$2.5B以上をかけて2009年に開始され、2016年には限定運用試験 (LUT) が行われた。
その4年後に陸軍は再度LUTをWSMRで実施したが、その際には70km以内にPatriotレーダ2基、Sentinelレーダ2基、Patriot発射機複数基、中隊戦闘指揮装置2基が7基のIFCNを介して連接された。
2021.01.14
Inside Defense
Army's 'game-changing' IBCS program pivots toward $4 billion, decade-long production run
<2102-011406>
米国防総省が1月13日、Northrop Grumman社にIBCS 454基を$4.4Bで発注した。 納入には10年かかる。
IBCSの発注は2009年以来、先送りされてきた。
2020.12.23
Inside Defense
Lord weighing decision on Army request to begin IAMD production
<2101-122309>
米国防総省が12月18日にNorthrop Grumman社が開発している陸軍のIAMDシステムの評価Milestone C(註:LRIPへの移行を決定)を実施し、調達責任者であるロード国防次官の評定待ち状態にある。
IAMDは地上部隊が最新の経空脅威の発見、追随、撃破を目指すもので、$7.9Bの経費が見積もられている。
2020.11.25
Inside Defense
IAMD misses November milestone, but Army says program remains on schedule
<2012-112507>
米陸軍が10年かけて開発を続けている、今日の経空脅威を発見追随し撃破する$7.9Bの計画IAMDは11月20日に計画されていたLRIP移行決定(註:Milestone C)の審査が延期になった。
2020.10.01
MDA HP
Missile Defense Agency and U.S. Army Test Interoperability of THAAD and Patriot Missile Defense Systems
<2011-100111>
米MDA、陸軍ミサイル宇宙開発室、陸軍SMDCが、2月20日と10月1日にTHAADとPatriotによる迎撃試験FTP-27を実施した。 10月1日の試験ではTHAADのAN/TPY-2レーダが捕捉した目標情報で発射したPAC-3 MSE弾がBlack Dagger標的の撃墜に成功した。
2月20日の試験ではPAC-3 MSE弾の発射までは成功したがBlack Dagger標的の撃墜はできなかった。
2020.10.01
Defense News
MDA and Army see successful Patriot and THAAD test after failure
<2011-100110>
米MDAと陸軍が10月1日にWSMRで、THAADのAN/TPY-2レーダが捕捉した目標情報でPAC-3 MSE弾を発射し、Black Dagger標的を撃墜する試験に成功した。 この試験は2月ににも行われたが、その際には目標を迎撃できなかった。
この試験でTPY-2とPAC-3 MSE弾は陸軍の対空指揮統制システムIBCSに適合することも実証された。
PAC-3は昨年、低価格仕様弾PAC-3であるPAC-3 CRI弾を用いた航空機標的の迎撃試験で、今まで最大射距離での撃墜に成功している。
2020.09.08
C4ISR net
America should integrate a strike capability with its missile defense systems
<2010-090808>
米陸軍が今夏にWSMRで、IBCSを用いたBMとCMの捕捉追随及び撃墜の試験に成功した。 防空とミサイル防衛の統合はAMDの高速、高効率、高効果に重要であるが、陸軍はここ数年防御的手段と攻撃的手段の統合も更に重要であるとの認識にある。
この意味で陸軍のIBCSと海軍のNIFC-CAを空軍のJADC2と結ぶことに意義がある。
2020.08.26
Jane's Defence Weekly
U-2 recieves ISR track data from F-35 fighter in recent OFE
<2010-082607>
米国防総省が7月1~2日に行ったOFEと呼ばれる評価試験で、U-2がF-35の取得したデータを受信することに成功した。
OFEは陸軍と空軍が参加して行われ、F-35が取得したISR追随データを陸軍のIBCSを模擬した装置に伝送した。 IBCSは航空機から複数の経路を経て送られてくるデータを空中センサ接続キットA-Kitで取り込む。 試験では実目標に対しPAC-3の模擬射撃を実施した。
2020.08.21
Inside Defense
Iron Dome deliveries on track as Army lays out plans for initial testing
<2009-082108>
米陸軍AMD Cross-Functional Teamの責任者であるギブソン准将が8月20日、最初のIron Domeは予定通り受領できると述べた。
陸軍は年末までに最初のIron Dome 1個中隊分機材を受領するが、未だにIAMDSに組み込めるか否かの検討を行っている。
2020.08.20
Defense News
Army's future missile defense battle command system caps off major test with defeat of cruise, ballistic missile threats
<2009-082003>
米陸軍がWSMRで実施したIBCSの規模を縮小した実員部隊実験LUTで、同時に襲来するBMとCMを模した2標的をPAC-2弾とPAC-3弾で撃墜したことで、量産移行への準備が整った。 2016年に行われたLUTが失敗していたため、装備化が4年遅れになった。 陸軍は2009年からIBCSの開発に$2Bを費やした。
IBCSは陸軍の将来IAMDシステムの頭脳となるだけでなく、IFPCの指揮統制も行うことになる。
2020.08.13
Breaking Defense
IBCS: Army missile defense passes most complex test yet
<2009-081310>
4年前に悲惨な結果に終わった米陸軍のIBCSの規模を縮小した実員試験であるLUT が8月13日早朝に、CMを模した低空飛行のMQM-178目標の撃墜に成功した。
Army Future Comman司令官のミューレイ大将は、試験結果は数テラバイトにのぼる試験データの解析には数ヶ月を要するが、現時点で判明している範囲では結果に満足していると述べた。
試験には以下の10基の装備がWSMRの50km四方以上に展開したほか、7基のネットワーク端末IFCNが使われたが、その内1基は妨害を受けた想定で閉所していた。
・Patriotレーダ 2基
・Sentinelレーダ 2基
・中隊指揮装置 (EOC) 2基
・大隊 EOC 2機
・Patriot発射機 3基(PAC-3弾2発を発射)
であった。
この試験では従来のように2個システムのPatriotがそれぞれ1目標ずつを撃墜したのではなく、2発のPAC-3弾が2目標を撃墜したことにある。
2020.07.06
Breaking Defense
IBCS: Army launches massive Army missile defense test
<2008-070608>
COVID-19パンデミックの影響で7週間延期されていたIBCSの大規模実員試験が、700名以上の兵員と技術者が参加してニューメキシコ州の砂漠で行われている。
ただ、インターネットを介したPatriot大隊の参加はMilestone C決定(註:LRIP入りの決定)後になるという。
2020.05.18
Inside Defense
IBCS testing, production decision delayed by virus; fielding remains on track
<2006-051805>
米陸軍のIAMD計画責任者であるローテンボーン大佐が、COVID-19の流行で遅れているIBCSのLUTにより生産開始決定が9月から11月にずれ込むことになったことを明らかにした。
2020.05.15
Breaking Defense
Army IBCS: Joint, up to a point
<2006-051503>
米陸軍のIAMDの中核をなすIBCSは未だ試験中であるが、完成すると大規模情報システムJADC2を構成する主要な要素になる。
IBCSは空軍と海兵隊のレーダとも連接し、瞬時に遅延ない情報伝達を行うが、将来は更に広範囲の情報伝達を行うようになる。
2020.04.07
Breaking Defense
COVID-19: Army delays missile defense network test EXCLUSIVE
<2005-040704>
米陸軍が実施準備を行ってきたIBCSの実員検証LUTはCOVID-19の感染拡大から延期され、既にWSMRで訓練に入っていた1個防空大隊も撤収を開始した。
2019.12
International Defence Review
US Army's IBCS could enable joining offensive and defensive fires
<2001-120007>
米陸軍のAMD機能相互支援チーム長のギブソン准将が10月15日に陸軍協会総会で、陸軍が防空砲兵と野戦砲兵による防御火力と攻撃火力の統合を図ろうとしていることを明らかにした。
防空砲兵は機動部隊の防護を行うIM-SHORAD、上層防空を行うPatriot及び防空覆域を確保する指揮装置に重点を置いているが、この指揮装置であるIAMD IBCSに攻撃火力も組み込もうというものである。
陸軍はIBCSの配備開始を2022年に計画している。
2019.11.20
Defense News
Northrop sets up shop in Warsaw
<1912-112010>
ポーランドが、米陸軍ですらまだ装備していないIBCSを装備するのに備え、Northrop Grumman社がワルシャワに事務所を開設した。
2019.08.06
Defense News
F-35 talks to US Army’s missile command system, says Lockheed
<1909-080609>
Lockheed Martin社が8月6日、F-35が取得した目標情報を米陸軍のIAMD IBCSに送る試験Orange Flag Evaluation 19-2を、6月にカリフォルニア州Pasadenaとテキサス州Fort Blissで行っちことを明らかにした。
F-35の取得した追随諸元はF-35の地上装置とF-35-IBCS接続キットを通してIBCSに送られた。 IBCSを開発したNorthrop Grumman社によると送られた追随諸元は射撃管制に十分な品質であった。
2019.04.05
Inside Defense
Army discloses $354M bill for IBCS remedial work, test
<1905-040511>
米陸軍が3月20日、Northrop Grumman社にIAMD戦闘指揮装置IBCSのEMD段階を2021年3月31日まで延長すると共に、2度目の運用試験を行う$354Mの契約を行った。
2018.10.02
Defense News
Army continues push for integrated sensors and shooters with latest IBCS contract
<1811-100207>
米陸軍が9月28日にNorthrop Grumman社に対し、既存のIBCS関連契約に$298Mを追加する契約を行った。 これにより同社はIBCSのネットワークを拡充すると共にPatriotの改良に合わせたVer 4.5ソフトを納入する。
IBCSは当初AMD構想のため既存のセンサ、発射機などを連接するシステムとして開発が始められたが、その後C-URAMとして開発が進められているIFPCとの連接も求められるようになり、FY17には約$500Mと5年間をかけてTHAAD及びPatriotとの連接も行うことになった。
IBCSは更に、陸軍に留まらず海軍、海兵隊、空軍とも結ばれ、Link 16を介してAegis艦とも連接されるようになり、4月に行われた試験は多種センサを連接して行われた。
2018.10
International Defence Review
IBCS test links multiple nodes across three US states
<1811-100007>
米陸軍が3月19日~4月13日の間に、IAMDの中核となるIBCSに20個のノード及び複数のセンサや発射機を、アラバマ、ニューメキシコ、テキサスの数百哩にわたり展開し接続した試験を実施し成功した。 接続には衛星通信、光ファイバケーブル、LOS通信が使われた。
試験は4箇所の重要援護対象を航空機、BM、CM攻撃から防護する想定で、IBCS指揮所×9、IBCS統合射撃統制ネットワークリレー×12に、AN/MPQ-64 Sentinelレーダ、Patriotレーダ、PAC-2/PAC-3 MSE弾を結び、2時間のシナリオで複数回行われた。
2018.08.15
Defense News
US Army's future missile defense battle manager put to test in multidomain ops
<1809-081506>
米陸軍で防空/BMD (IAMD) の頭脳として働くIBCSのIOC
は当初計画より数年も遅れてFY22になる計画である。 計画遅延の主たる原因は陸軍の指揮統制機能への役割の拡張に
伴う要求の変化である。
試験ではWSMR、Ft. Bliss、Redstone Arsenalの広域に20以上のノードを展開し、1個システム
9個IBCS指揮所と12個IBCS中継所を連接しSentinelレーダ、PAC-2、PAC-3、PAC-3 MSEにより4箇所の重要援護対象
を設けて、模擬IAMD部隊による彼我の航空機、CM、TBMの追随を行った。
2018.04.04
Jane's Defence Weekly
Poland signs Patriot agreement for Wista
<1806-040408>
ポーランド国防省が3月28日、同国Wisla計画の第一段階としてPatriot 2個中隊分とNorthrop
Gumman社製のAMD戦闘指揮装置IBCSを購入することに同意した文書に署名したことを明らかにした。
【註】
IBCSは2016年に実施された限定実員試験LUTでソフトウェアーの何ヶ所かに不備が見つかっていたことから計画が遅れており、IOCが2022年
予定とまだ開発中である。
2018.01
International Defence Review
US Army progresses IBCS testing
<1802-010007>
米陸軍が2017年8月に3週間にわたりBort Blissで実施したIAMD用指揮装置IBCS
の実員試験SCOREを完了し、2022年IOCに向け計画が進められる。 2016年に実施さ
れた限定実員試験LUTではソフトウェアーの何ヶ所かに不備が見つかっていた。
IBCSは現有及び将来装備するあらゆるシステムを連接するとしているが主はPatriotで、陸軍がSHORADSや
C-RAMの後継として将来装備するIFPCとの連接も考えられている。
2017.05.25
Defense News
US Army anti-missile command system’s initial capability delayed four years
<1706-052504>
米陸軍で、Patriotシステムに代わる将来BMD/防空システムとなるIBCSで中核をなす指揮装置
IAMDBCSのFY17~FY21の予算が23日に公表されたFY18予算教書で、FY17に比べ$500M以上増額された。 こ
れはIBCSのIOCが当初予定の3QFY18から3QFY22に4年延期されたことによる。
IBCSはCRAMシステムであるIFPCなどの他の主要システムとも連接する。
2017.02.06
Defense News
Army falls behind with new anti-missile command system
<1703-020604>
米陸軍が将来装備する防空/BMDシステムIAMDSで中核としてNorthrop Grumman社
が開発しているIBCSは、ソフトウェアの不具合から計画が遅延している。 米陸軍はまだ遅延の期間を決めか
ねている。
2016.04.18
Defense News
Army conducts successful key missile defense command test
<1605-041804>
Northrop Grumman社が、2018年配備を目指し開発中の米陸軍防空/BMD指揮装置IBCSの試験に成功したと発表した。
試験は4月8日に行われ、IBCSはPatriotレーダ及びSentinelレーダからの情報に基づいて弾道弾標的とCM標的を
PAC-2弾とPAC-3弾に割り当て、迎撃を成功させた。
2015.12.02
Jane's Defence Weekly
PAC-3 scores two successful tests in November
<1601-120213>
PAC-3 が11月12日と19日の2度、発射試験に成功した。 この試験では Northrop Grumman社の
指揮装置 IBCS の試験も行われると共に、初めて Sentinel レーダも連接された。
12日の試験では MQM-107 が模擬 CM 標的として使用され、19日の試験では古くなった Patriot が標的になった。
【註】
この試験は PAC-3 MSE 弾の試験で、19日に使用された標的は PAAT であった。
2015.11.13
Defense News
US Army's Integrated Air and Missile Defense System defeats cruise-missile target
<1512-111308>
米陸軍の将来防空/BMD システム (AIAMD) が12日、指揮統制装置 IBCS と
Patriot 及び Sentinel レーダを用いた CM の迎撃に成功した。 IBCS は5月に弾
道弾の迎撃に成功している。
試験では低空を侵入するため Patriot のレーダが捕捉できなかった CM を模した MQM-107 を Sentinel レーダが捕捉し、ネットワーク
IFCN を介して PAC-3 弾を発射した。
Northrop Grumman社製の IBCS は、陸軍の全防空/BMD センサと迎撃装置を結ぶもので、FY19での IOC が計
画されている。
2015.02.12
Defense News
US Army developing missile defense dashboard
<1503-021204>
移動型高出力レーザ兵器の検証機 HELMD の開発を続けている米陸軍 SMDC は、
2013年に10kWのレーザで UAV の撃墜に成功したが、この出力を50~100kWに上げて RAM 対処兵器にしようとしている
。 また20km先の路側帯爆弾を無力化する EMP 兵器の試験にも成功した。
しかしながら、既存の Patriot、SLAMRAAM、JLENS、THAAD や MEADS などと統合して運用するシステムに欠けるため、防空/
ミサイル防衛統合戦闘指揮装置 IBCS の開発を急いでいる。
2013.11.27
Defensw News
Pentagon OKs Air Force Space Fence project
<1312-112712>
Northrop Grumman社が、米陸軍の BMD/防空指揮システムである IBCS の試験に成功した。
IBCS は既存の7種類の装置に替えて全防空部隊の戦闘計画作成を支援するツールで、試験は2基の FU 端末と3基の歩兵部隊
端末を連接して行われた。
2013.02
International Defence Review
US Army to conduct capabilities demonstrations of IBCS in 2013
<1303-020028>
米陸軍が2013年に、防空/BMD 指揮装置 IBCS の能力初期評価を行い、FY14末に計画されている次段階試験への資を得
る計画である。 能力初期評価では AN/MPQ-64 Sentinel と Patriot の接続を検証する。
IBCS は、主要な接続先である SLAMRAAM と MEADS が、いずれも調達中止になったため、新たな用途を追求して
おり、米陸軍の開発担当者は、FY16に Patriot と Sentinel の接続の IOC 後、FY18に IBCS を Patriot のシステム構成品
とし、FY20には THAAD との連接も行うなど、更なる機能を追加したいとしている。
またこれ以外の機能拡充として、C-RAM への活用や、野戦砲兵の利用も検討している。
2013.01.09
Jane's Defence Weekly
US Army planning for IBCS capabilities demonstration in 2013
<1302-010906>
米陸軍がFY14末に、防空/ミサイル防衛戦闘指揮システム (IBCS) のリスク低減検証を行う。 2013年に行われる事前検
証では Patriot システムと AN/MPQ-64 Sentinel の連接が試みられる。
IBCS はFY16に Patriot と Sentinel の連接装備として装備化され、FY18に Patriot のシステム構成品として採用される。 更に
FY20には THAAD との連接も行われる。
2012.10.29
Aviation Week& ST
Batter command, improved control
<1212-102903>
米陸軍が来秋にも、ミサイル防衛と防空の統合指揮統制システム IBCS を装備する。 IBCS は
Northrop Grumman社が$2Bで受注したシステムで、ゲーム業界の可視化技術を採用して、PAC-3、THAAD、JLENS、
SLAMRAAM、Sentinel レーダ、AN/TPQ-53 レーダ、Stingerなど、7種類のシステムと連接する。
陸軍は来年から大隊規模の部隊1個に IBCS を装備する2個隊を配置する計画である。