J-16 戦闘機に関する記事

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2022.01.25 時事通信

(Yahoo)

中国新型戦闘機が初進入 台湾識別圏 <2202-012510>
 台湾国防部によると、中国軍の電子戦機J-16Dなど延べ13機が24日に台湾の防空識別圏に進入した。
 J-16Dは昨秋の中国国際航空宇宙博覧会で初めて公開された電子戦に対応する中国の新型機で、進入が確認されたのは初めてである。
2021.11.17 Jane's Defence Weekly PLA Air Force deploying recentry unveiled EW variant of J-166 in combat training <2201-111710>
 中国CCTVが11月6日、電子戦型のJ-16訓練飛行を開始したと報じた。 
SEADを任務とする最初の原型機は2015年12月に報じられており、J-16Dは9月28日~10月3日の殊海航空展で公開されていた。
 電子戦型は両翼端の2ヶ所にEWポッドを取り付け、翼下及び吸気口下の4ヶ所大型のEWポッドを搭載している。
2021.10.06 Jane's Defence Weekly Chinese air force unveils EW variant of J-16 fighter,,,, <2112-100603>
 中国
PLA空軍が9月28日~10月3日に開かれる殊海航空展J-16多用途戦闘機の電子戦型であるJ-16Dを、地上展示スペースに設置した。
 複座の同機はやや小型のAESAレーダを搭載するためか機首のレドームがやや短く、両翼端にELINT/SIGINT用ポッドが取り付けられ、翼下及び空気取り入れ口下の合わせて4ヶ所にも大型のjammingポッドが取り付けられている。
2021.09.24 Defense News China to show off its new electronic-attack jet <2110-092406>
 中国が9月28日から10月3日の間に開かれる殊海航空展でJ-16の電子戦機J-16Dを公開すると見られる。 地上で撮影されたJ-16Dの画像では両翼にポッドを搭載している。
 2020年11月の開催予定がCOVID-19パンデミックで延期されていた今回の殊海航空展では、このほかにWZ-7
HALE UAVやJ-20も公開されると見られる。
2020.09.09 Jane's Defence Weekly PLAAF equipping 26th Air Brigade with J-16 fighters <2011-090912>
 中国国営CCTVが8月29日に広東省恵州空軍基地第2航空旅団が、老朽化したJ-10AをJ-16に換装していると紹介し、J-10AとJ-16の画像を並べて報じた。
 第26航空旅団は南部戦区に属している。
【註】
 記事ではJ-16への換装をJ-10Aの老朽化のためとしているが、イスラエルのLaviをルーツとするJ-10と異なりJ-16は、大量の爆装ができる戦闘爆撃機的な機体であることから、第26航空旅団の役割も変わったと見られる。
2020.02.26 Jane's Defence Weekly Images show PLAAF J-16 armed with YJ-83K <2004-022603>
 中国国営CCTVが2月16日、射程180kmYJ-83K
ASCMを搭載したJ-16の映像を放映した。 J-16は南京-湘潭を基地とすねる第40航空旅団所属で、YJ-83K 2発を搭載している。
 ターボジェット推進でMach 0.9で飛翔する全長5.3m、重量165kgのYJ-83Kは高度20~30mを巡航し、終末段階では高度5~7mで接近する。
2019.04.15 Record China 中国がJ-16を大量配備=マルチロール機に改良、J-20ステルス戦闘機を補完する運用か <1905-041501>
 中国の新浪網が4月13、中国軍がJ-16戦闘機の大量配備を進めているとする記事を発表した。 J-16はSu-27とは異なり対地攻撃などもこなす多用途戦闘機でJ-20を補完する運用が考えられるという。 J-16搭乗員の育成にも力が入れられている。
 中国はSu-27を改良したJ-11シリーズを開発し、さらにSu-30を元にしたJ-16を完成した。 J-16を開発したのは瀋陽飛機集団 (
SAIC) で、記事によると、中国の主力戦闘機J-11が制空戦闘機であるのに対し、J-16はAESAレーダを搭載し、搭載可能な兵器の種類も増え、前輪の強度を高め対地攻撃や対艦攻撃も主要な任務とする。 ステルス性はないがJ-20と同時に使用することで、J-20が敵の防衛網を破壊し、その直後にJ-16で攻撃を行うとの見方を紹介している。
2019.02.16 Record China 中国のJ-16はすでに50機超え、中国空軍の戦力高まる―米誌 <1903-021601>
 米National Interest誌が1月31日に、同誌編集長による「中国のJ-16はステルス戦闘機ではない」と題した記事を掲載した。 記事ではJ-16を、J-11、J-10とJ-20、J-31の間に位置する中間機種であるとし、現状では非常にコストが高い新型戦闘機は量産できないため、暫定的にJ-16を大量に装備するとした専門家の意見を伝えている。
 その上で中国空軍は今年初めの時点で約50機のJ-16を所有していて、今後さらに同機を大量生産するとみている。
 J-16については
RCSの低減を実現しているとする一方で、ステルス戦闘機ではなくステルス機に近いという表現は不正確だとしている。
2016.08.17 Chinese Military Review Chinese J-16 long range strike fighter jet dropping precision guided munition <1609-081706>
 (画像のみで記事なし)
【註】
 投下されている爆弾には、ドーサルフィンと尾部に誘導翼とみられる十字翼が見られることから、中国版JDAMのFT-5と見られる。
【関連記事:1101-112201a (AW&ST 2010.11.22)】
2015.08.09 Searchina 「J-16」複座式戦闘機、実戦配備間近か!?・・・機体が「なすび色」ということは=中国メディア <1509-080901>
 中国メディアの新浪網や観察者網が4日、J-16 が間もなく部隊配備されるとの見方を伝えた。 中国では試作機は黄色い塗装がほどこされるのに 対し、新たに軍事ファンが撮影したとされる J-16 は濃紺色(原文では「茄子色」と表現)の塗装であることから、部隊配備が近いとの見方を示し ているが、空軍機の塗装は一般に淡い青色であるという違いがある。
 中国は Su-27 を独自に改良して J-11B、更に複座型の J-11BS を開発し、同機をベースにロシアから輸入した多用途機 Su-30 を参考にして J-16 を開発したとされている。
2015.05.18 Searchina 「J-15」戦闘機より高性能! 「J-16」大量生産で・・・「日本が震え上がる」=中国メディア <1506-051802>
 複数の中国メディアが15日ごろから、最近になり J-16 の写真が撮影されていることから、同機の大量生産が再開された との見方を示した。
 中国は Su-27SK を改良した
J-11B をもとに、Su-30MK2同程度の能力 を持つ J-16 の開発を進めたとされている。
2014.07.04 Yahoo 新華網記事

「中国、2020年までに第4世代戦闘機900機保有へ 第5世代ステルス機24機も―英メディア」

<1408-070401>
 JDW が、中国が2020年までに米国政府の予想を上回る規模の第四世代戦闘機を保有する見込みであ ると報じた。
 
J-11A/B が2020年までに230機から390機に増えるほか、J-16 も100機増加して中国空軍の 主戦力となる見込みだとするアジアの政府関係者の情報を紹介した。 更にこの関係者の情報として、J-10180機増えて 400機に、J-10 の生産は改良型である J-10B にシフトされるほか、第五世代戦闘機 J-20 も24機生産されるとした。
2014.02.22 China Defense Photos of the day: J-16 1612 <1403-022203>
(記事なし)

 
【註】
 J-16 は(歼16)対地攻撃型の複座 J-11BS で、エンジンの改良や AESA レーダが採用されていると言われている。
【関連記事:1210-091801 (鉄血網 2012.09.18)】
2012.12.25 China Defense Photo of the day: J-16's holographic HUD <1301-122504>
J-16 の新たな写真

【関連記事:1206-050202 (China Defense 2012.05.02)】

2012.09.18 鉄血網 空军标准涂装歼16多用途歼击机 <1210-091801>
 J-16 の写真
【関連記事:1206-050202 (China Defense 2012.05.02)】
【註】
 J-16 は(歼16)対地攻撃型の複座 J-11BS で、エンジンの改良や AESA レーダが採用されていると言われている。
2012.05.02 China Defense J-16 is the Chinese strike flanker, Su-30MK2 <1206-050202>
 香港の軍事誌 Kanwa が、瀋陽飛機工業集団有限公司 (SAC) が Su-30MK2 のコピ ーである J-16 戦闘機を公表したと報じた。 J-16 は中国製の対艦ミサイルを搭載でき、J-11BS と同じ胴体を使用しているという。
 J-16 は既に最初のバッチである24機が生産されているが、最初は他の戦闘機同様に海軍に装備されるという。
【関連記事:1105-043001 (韓国聯合ニュース 2011.04.30)】
2012.03.19 Aviation Week & ST Double track <1204-031906>
 中国はロシアから、176機にのぼる Su-27SK/UBK 及び Su-30MKK/MK2 を購入したほか、100機を J-11 としてライセンス生産した。 また成都航空機 (CAIC) は2008年から、国産のエン ジン、レーダ、武器などを搭載した J-11B を納入していて、今では単座の J-11B と複座の J-11BS を合わせて120機 以上が納入され、更にエンジンの改良や AESA レーダ(右図)の搭載が進められている。 特に、複座型の J-11BS で対地攻撃型は J-16 と呼ばれ、これらの改良が採用されているようである。
 CAIC社が J-20 重ステルス戦闘機計画を進めているのに対し、瀋陽航空機 (SAC) は自社経費で中ステル ス戦闘機を開発しており、恐らく J-60 と命名されていると思われる。
2011.09.17 Searchina 中国、対地攻撃を担当する殲-16 戦闘機を大量生産か <1110-091701>
 中国 J-11B 量産のスピードが以前より上がり、少なくとも2個 J-11B 中隊がすでに空軍に配備されたという 。 原型の J-11 は1998年に就役したが100機しか生産せず、その後 J-11A を100機生産した。 中国 は現在約200機の J-11 を装備しているが、その40%が J-11B と見られている。 J-11B は J-11A と同じ大きさだが対地攻撃用で、 AESA レーダを搭載して航空作戦能力も備えている。 海軍は J-11B の強化型である J-11BH を装備している。
 米メディアによると、中国はこのほかに F-15E に似た J-11 の複座型である J-16 も開発中だという。 更 に J-17 は、J-11B の形状を変え、機内弾庫を持つステルス型である。
2011.05.06 Yahoo Searchina 記事

「中国、垂直離着陸戦闘機を開発か、米の F-22 上回る装備も」

<1106-050601>
 中国中央電視台(CCTV)が米国防総省事務室の週刊ニュースを引用して報じたところでは、中国は現在、STOVL 戦闘機 J-18 の開発を進めており、すでに試験飛行を終了したと見られる。
 中国は4月17日に J-20 試験飛行を再度行ったが、J-20 以外に J-16 も完成させ、今夏に 初飛行を行う計画という。 J-11 の改良版である J-16 はステルス機能が格段に向上、空戦能力が飛躍的に高まったうえ、対地対水上攻撃能力も備えた多機能戦 闘機だという。
【関連記事:1105-043001 (韓国聯合ニュース 2011.04.30)】
2011.04.30 Yahoo 韓国聯合ニュース記事

米専門家、未公開の中国新型戦闘機について推測

<1105-043001>
J-15
 Su-33 のコピーである J-15 は艦載戦闘機で、既に2009年中頃に初飛行している。
J-16
 Defense News 台北事務所はは、中国の軍事情報ブログにある J-16 ステルス戦闘機が瀋陽飛機工業公司(SAC)ですでに完成していると見てい る。 J-16 は AESA レーダを持ち、 J-11B よりもステルス性に優れているという。
J-18
 Defense News 台北事務所が、中国が近いうちに STOVL J-18 の初飛行を行う可能性が極めて高いとの記事を公 表した。 米国際評価戦略センタの中国軍事問題専門家は2005年に中国航空産業の関係者から聞いた話として、成都飛機工業公司が F-35B に似た計画 を進めてると述べていた。
J-17 / J-19
 情報筋は不明だが、過去に中国の軍事情報ブログで、J-17 と J-19 戦闘機計画の情報が明らかにされた。 J-17Su-34 をベースにした長距離戦闘爆撃機で、J-19 は J-11B を原型とした大型多機能戦闘 機と伝えられている。