J-20 戦闘機等に関する記事

年 月 日
出   典
標       題
要             旨
2023.07.12 Jane's Defence Weekly Iran tests new VHF radar at UAV base <2309-071206>
 Maxar社の衛星が3月2日から6日の間に、イランがSEI社製の
VHFレーダUAVの基地になっているイスタファンのKashan航空基地に設置したのを捉えた。
 このレーダはロシアのNebo-SVUをイランで製造したもので、RCSの飛行体を長距離で捕捉すると言う。
2022.10.20
 01:00
South China Morning Post Drones to become 'loyal wingmen' for China's advanced J-20 stealth fighter jets, state media reports <2211-102003>
 中国国営CCTVが10月12日、J-20のLoyal WingmanとしてUAVを活用する構想のCG画像を報じた。
 CGでは複座型J-20GJ-11 Sharp Swordと良く似たUAVが随伴していた。 複座型J-20が公表されるのは初めてで、操縦士のほかに武器操縦将校が搭乗する。
 GJ-11はコンパクトな形状で、陸上滑走路のほか飛行甲板からも発進でき、850gのCH-817弾2kgのFeihong-901 CMを搭載できる。
2022.04.27 Jane's Defence Weekly J-20 fighters start patrols in East and South China seas <2207-042711>
 中国
AVIC社が4月12日、J-20東シナ海南シナ海通常訓練の一環として哨戒任務についていることを明らかにした。 J-20は元々Saturn AL-31FNシリーズのエンジンを搭載していたが、少なくとも2019年9月以降は国産のWS10Cターボファンエンジンを搭載している。
 WS10Cを搭載したJ-20AはPLA空軍 (PLAAF) 第172航空旅団に配備されたが、2021年以降には北部戦区鞍山航空基地の第1航空旅団でも見かけられ、PLAAFには既に40機が配備されていると見られる。
 J-20は南方戦区広西チワン族自治区桂林麗江の第5航空旅団に装備されている。
2021.11.17 Jane's Defence Weekly Image emerges of CAIG's two-seat J-20 prototype in flight <2201-111712>
 10月28日に撮影されたとする複座型J-20A試作機の画像が11月5日に中国のWeiboに流れた。 この機は明らかに初飛行を終えたと見られる。
 複座型の名称は明らかにされていないためJ-20B、J-20AS、J-20Sなど名称が考えられる。
2021.11.03 Jane's Defence Weekly Images emerge of two-seat J-20 prototype <2201-1103003>
 中国のソーシャルメディアに10月26日、複座型J-20Aの試作機と見られる映像が流れた。 撮影されたのは成都市青羊区にある成都飛機工業公司 (
CAIC) 社の製造工場に隣接する同社の飛行場で、複座型J-20Aは黄色のプライまで塗装されていた。
 ただ、この機体には単座型のJ-20Aも装備している灰色のレドームは付いていなかった
2021.10.06 Jane's Defence Weekly .... and displays J-20A with domestic engines <2112-100604>
 中国
PLA空軍が9月28日~10月3日に開かれる殊海航空展の開会冒頭で、国産のWS10Cターボファンエンジンを搭載したJ-20A 2機による展示飛行を行う。
 J-20Aは2019年9月以来数機が成都にあるCAIG社の生産施設で確認されているが、一般に公開されるのは初である。
2021.04.28 Jane's Defence Weekly PLAAF equipping its 1st Air Brigade with J-20 fighters <2106-042810>
 4月9日に遼寧省の鞍山航空基地を撮影した衛星画像から、北部戦区第1航空旅団が老朽化したJ-11Bに替えてJ-20を装備したことが判明した。
 第1航空旅団のJ-20装備は(註:安徽省)蕪湖市の東部軍区第9航空旅団に次いで2番目で、衛星画像から鞍山のJ-20は初めて国産のWS10Cエンジンを搭載していることが分かる。
2021.01.13 Jane's Defence Weekly Upgraded J-20 variant may soon enter PLAAF service <2103-011313>
 1月1日に中国のオンラインフォーラムに改良型J-20の画像が掲載されたが、機体は黄色のプライマーではなく灰色の難視塗装がなされており、J-20改は間もなく
PLA空軍に配備される模様である。
 J-20改にはSaturn AL-31FNシリーズエンジンに替えて国産のWS10Cターボファンエンジンが搭載されている。 WS10CはJ-10CやJ-16が搭載しているWS10Bを元に開発されたエンジンで、142kNの出力を持つ。
2020.07.13 中央日報

(Yahoo)

中国、第5世代ステルス戦闘機の大量生産に突入 <2008-071302>
 香港のSouth China Morning Post紙が軍消息筋の話として13日、中国のJ-20がエンジンの推力を大幅に向上させたJ-20Bが大量生産に入ったと報じた。
 しかしこの消息筋は、WS-15エンジンはもう少し開発に時間が必要で、J-20Bは依然としてロシア製エンジンを使うだろうが、1~2年ほどあればWS-15の欠陥も解決が可能で、名実ともに第5世代戦闘機として誕生するものと予想した。
【註】
 J-20は試作段階で国産のWS10エンジンを搭載していたが、量産機にはロシア製のSaturn AL-31FNが搭載されていた。
 J-20Bは推力が大幅に向上したと言うことから、ロシアがSu-35に搭載しているAL-117Sエンジンの供給を開始した可能性もある。
2019.11.01 Jane's 360 Images show J-20 fighter fitted with new engines <1912-110106>
 10月下旬に中国のウェブサイトで公表された黄色のプライマーで塗装されたJ-20の地上及び飛行中のJ-20の画像で、エンジンが新型になっていることが分かった。
 搭載されたWS10A Taihangエンジンは鋸歯状の噴気ノズルを持ち、ステルス性が追求されていることが分かる。
2019.09.15 Record China 中国J-20戦闘機が新型国産エンジンを搭載、メディアは飛行性能の向上を強調 <1910-091503>
 新浪網が6月14日に、J-20戦闘機が新たな国産エンジンを搭載するようになったと紹介する記事を発表した。
 中国ではJ-20に搭載するためWS-15エンジンの開発が進められたがWS-15の開発は大幅に遅れた。 このため代替エンジンとしてWS-10やその改良型、ロシアのAL-31F系列のエンジンなどが検討されたが、結局はWS-10Bの改良型が選ばれたという。
 WS-10Bの改良型エンジンはWS-10Cとも呼ばれており、それまでのWS-10シリーズよりも推力が14.5t増加し、寿命も2倍の2,400時間に達したという。
【関連記事:1810-090601 (中央 2018.09.06)】
2019.09.15 Record China 中国J-20戦闘機が新型国産エンジンを搭載、メディアは飛行性能の向上を強調 <1910-091503>
 新浪網が6月14日に、J-20戦闘機が新たな国産エンジンを搭載するようになったと紹介する記事を発表した。
 中国ではJ-20に搭載するためWS-15エンジンの開発が進められたがWS-15の開発は大幅に遅れた。 このため代替エンジンとしてWS-10やその改良型、ロシアのAL-31F系列のエンジンなどが検討されたが、結局はWS-10Bの改良型が選ばれたという。
 WS-10Bの改良型エンジンはWS-10Cとも呼ばれており、それまでのWS-10シリーズよりも推力が14.5t増加し、寿命も2倍の2,400時間に達したという。
【関連記事:1810-090601 (中央 2018.09.06)】
2019.08.07 Jane's Defence Weekly Image shows J-20s assigned to PLAAF combat unit <1909-080711>
 中国国営メディアが報じたJ-20のシリアル番号から、同機は蕪湖市を基地とする東武戦域軍第9航空旅団所属の実戦機であることが分かった。
蕪湖市 (Wuhu) の位置 (Google Map)】
 上海から長江を280km遡った蕪湖航空基地には第7及び第9飛行旅団が所在し、第9旅団は2001年からSu-30MKKを装備していた。
2019.07.24 Record China 中国大手航空機メーカーが開発中のステルス艦載機―中国メディア <1908-072401>
 新浪軍事が22日、中国の二大手航空機メーカーが空母艦載機の候補となるステルス戦闘機の開発に力を注いでいると報じた。
 記事は、中国国内のメディアが流した情報として、成都航空航天公司が現在J-20の艦載型の開発に取り組んでおり、新型空母の電磁カタパルトに対応できるよう改良が進められていると紹介するとともに、同社のライバルである瀋陽飛機廠もFC-31の艦載型への改良が行われていると報じた。
 中国軍関係者によると、2社は現在激しい開発競争を繰り広げており、機体の長さの縮小、空母のカタパルトシステムとの組み合わせが最大の課題になっているという。
2019.05.01 Jane's Defence Weekly J-11D and J-20 programmes vying for supremacy, Chinese sources indicate <1906-050104>
 中国筋からの情報によると、中国の二大戦闘機J-11DとJ-20がそれぞれ用途が違うものの予算の取り合いをしているという。
2019.01.23 Jane's Defence Weekly China may be developing two-seat version of J-20 <1903-012305>
 中国国営Global Times紙が1月16日、復座型J-20が開発されていると報じた。 復座型J-20は戦術爆撃機電子戦機対空母攻撃機としての要求を満たすとしている。
 J-20の復座型はCCTVもCGIを報じており珍しくはないが、米国防情報庁 (
DIA) が最近発簡した報告書China Military Powerでは中国が長距離/中距離ステルス爆撃機を開発中としており、長距離ステルス爆撃機はH-20であるとして、中距離ステルス爆撃機は新たな開発計画が見当たらないことから、復座型J-20がこれにあたる可能性がある。
2018.11.28 Jane's Defence Weekly Aerial refuelling capability of China's J-20 confirmed <1901-112816>
 中国国営CCTVが放映した映像でJ-20が空中給油能力を持つことが確認された。 ただ、映像では給油プルーブが出入りする部分はモザイクをかけて分からなくしてあった。
 殊海航空展では国産のスラスト偏向エンジンを搭載したJ-10Bが公表されたが、J-10Bの設計主任は同様のエンジンがJ-20にも搭載されるかとの質問に対し、J-20でも既に同様の試みが成されただろうとの見解を示した。
2018.11.16 Jane's 360 KLJ-7A AESA radar being considered for China's J-20 fighter aircraft <1604>
 中国の防衛企業筋によると、
NRIET社が殊海航空展にモックアップを出展したKLJ-7A機上レーダはJ-20用であるという。
 KLJ-7Aは今まで度々公表されてきたKLJ-7の改良型という。
2018.09.06 中央日報

(Yahoo)

中国、米国に対抗したステルス戦闘機「殲20」量産へ <1810-090601>
 香港のSouth China Morning Post紙が5日に複数の軍消息筋の言葉を引用して、中国がこれまで問題になってきたJ-20のエンジン欠陥問題を解決して量産体制に入ると見通しと報じた。
 中国は2004年にJ-20のエンジン試作品を完成させたが、速度を最高値まで上げるとタービンブレードの過熱により爆発する事故が起きていたが、最近この問題を解決して陸上試験および試験飛行に成功したという。
2018.03.21 Jane's Defence Weekly China to develop J-20 variants, begin research on 'sixth-generation' fighter <1805-032109>
 中国国営英字紙China Dailyが3月13日、第13回全人代でAVIC社の科学技術担当の高官がJ-20戦闘機の新型を開発していることを明らかにした。  新型の詳細は明らかにされていない。
 AVIC社はFC-31の輸出を計画しているが、空軍はJ-20の輸出は認めないと見られるという。
2018.03.13 Jane's 360 China to develop new J-20 variants, begin research on 'sixth-generation' fighter, says report <1804-031311>
 中国日報が13日、中国がJ-20の新型第六世代戦闘機の開発を準備していると報じた。
 第13回全人代でAVIC社の科学技術担当副社長が国営紙に明らかにしたという。
2018.02.21 Jane's Defense Weekly PLAAF inducts J-20 into combat units <1804-022113>
 中国国防省が2月9日、J-20が部隊配備を開始したと発表した。 当初配備された機数については明らかにしなかった。
 報道官によるとJ-20は2017年11月に行われた "Red Sword" 演習に参加し、重要な任務に就いたという。
2018.02.09 産経新聞

(Yahoo)

中国空軍、殲20の実戦配備を発表 <1803-020903>
 中国空軍が9日、J-20を部隊配備したと発表した。 同機の配備を受け、東シナ海や南シナ海の海洋権益拡大に向 けた軍の動きが活発化する恐れがある。
 中国空軍はx最近、Su-35が南シナ海上空で訓練を行ったことも明らかにしており、軍備増強を着実に進めている。
2017.10.03 Record China 中国の最新ステルス戦闘機・J−20、軍の調達数は数百機規模、戦略的重要地域に配備か―中国メディア <1711-100302>
 人民網が9月29日、中国国防部新聞局局長で国防部報道官の呉謙上級大佐が9月28日の定例記者会見で、J−20はすでに 部隊に配備され、試験飛行が順調に進んでいると述べたと報じた。
 中国中央TVは軍事専門家の話として、J−20が東部沿岸や南シナ海などの戦略的に重要な地域に配備される可能性もあるとしたうえで、中国軍のJ−20の調達規模は 数百機になると予測しており、比較的安価なJ−31と混合運用することになるであろうと報じた。
2017.09.28 Yahoo 時事通信記事

「最新鋭戦闘機を実戦配備=中国国防省」

<1710-092803>
 中国国防省報道官が28日、J-20ステルス戦闘機の部隊配備を開始したことを明らか にした。 ただ、試験飛行は計画通り順調に進んでいるとも発言した。 搭載エンジンをロシア製から国産に切り替えたとの一部メディアの報道については確認を 避けた。
 2011年に初飛行に成功したJ-20は2016年の珠海航空展で一般公開され、今年7月に内モンゴル自治区で行われた軍創設90周年の閲兵式にも登場している。
2017.09.13 Jane's Defence Weekly Images appear to show China's J-20 has new engines <1711-091312>
 中国のオンラインフォーラムに載ったJ-20の画像から、J-20に新型のターボファンエンジンが搭載されたことが分かった。 J-20の 試作段階で国産のWS10エンジンを搭載していたが、量産機にはロシア製のSaturn AL-31FNが搭載されていた。
 今回の新型エンジンは排気口の形状から
TVCが行われる模様で、排気口の花弁がF-35搭載のF135エンジンと 似たステルス製を考慮した形状になっている。
2017.08.09 Jane's Defence Weekly China's J-20 fighter makes parade debut <1710-080911>
 中国軍が7月30日に内モンゴルの演習場で行った軍創設90周年記念パレードでJ-20が飛行した。 また J-16復座戦闘機、Y-20重輸送機も初披露された。
 このパレードには12,000名の部隊、100機以上の航空機、500両の装備が参加した。
2017.03.22 Jane's Defence Weekly J-20 has 'entered service', claims Chinese media <1705-032204>
 中国中央電視台(CCTV)が3月9日、J-20 2機が各種フォーメーションで飛行する映像と共に、J-20が就役したと報じた。 CCTV は就役機数を明らかにしなかったが、まだごく少数と見られる。
 一方、中国メディアは年内に相当数が配備されると報じている。
2017.03.10 Yahoo 産経新聞記事

「中国が次世代ステルス戦闘機『殲20』を実戦配備」

<1704-031001>
 中国国営中央TV (CCTV)が9日にJ-20が空軍に実配備されたと報じた。 J-20の配備が公式に確認されるのは初めてである。
 全国人民代表大会の開会期間中に配備を明らかにしたのは、国威発揚の意図していると見られる。
2016.11.09 Jane's Defence Weekly J-20 cameo creates more questions than answers <1701-110904>
 殊海で11月1~6日に開かれた航空展で、J-20が初公開されたが、公開されたのは開会式に合わせて2機が高速で通り抜け ただけで、性能開示を期待していただけに失望感が広がった。
 しかしながら2機のうちの1機は、通過後に短く垂直上昇を見せた。
2016.11.09 Searchina 中国のステルス戦闘機「殲-20」には「致命的な弱点?」=中国報道 <1612-110901>
 11月1日から6日にかけて行われた中国国際航空宇宙博覧会(珠海航展)で、J-20ステルス戦闘機が初めて一般に向けて公開 された。  中国の各メディアは、J-20は500~700機を生産する可能性があり、米国のF-22が試作機8機を含め 187機しか生産されないのに比べて、数で圧倒できると報じている。
 だが、米メディアForeign PolicyはJ-20のステルス性能について、前方部のステルス性は非常に高いが、排気口のステルス性能は低 く後方部には問題があると指摘している。
2016.11.07 Aviation Week & ST For the crowd <1702-110705>

= 殊海航空展で J-20 が初公開されたことに関する記事 =
 
2016.11.01 Stars & Stripes China's J-20 stealth fighter makes public air show debut <1612-110106>
 殊海で開かれた航空展で1日、
J-20初公開された。  2011年に初飛行したJ-20は、既に少なくとも6機が生産されているという。
 一方中国は、2012年に初飛行し2014年の殊海航空展で公開されたFC-31を、F-35の対抗馬として売り込もうとして いる。
 殊海航空展ではこの他に、最大離陸重量200tのY-20輸送機や、MQ-9 Reaperを元にしたと見られるCH-5 UAVなども 展示される。
2016.10.01 朝鮮日報 中国が次世代ステルス機を来年実戦配備、日本の F35 に対抗 <1611-100103>
 中国共産党機関紙人民日報の電子版である人民網が27日、
J-20戦闘機が来年初めに実配備 されるものと見通しを報じた。
 J-20の実配備は航空自衛隊が10月にF-35を米国から導入し、在日米軍も来年1月からF-35を配備することへの対応と見られる。
【註】
 J-20の実配備は既定の計画で F-35 の配備とは関係なく、日米の F-35 配備の如何にかかわらず行われるはずである。
2015.09.04 Yahoo Record China 記事

「中国の軍事パレードは『出し惜しみ?』、隠し玉登場せず『ほどほどにプレゼンした』―海外メディア」

<1510-090402>
 韓国の世界日報紙が、3日に北京で行われた抗日戦争勝利70周年記念式典で、披露されると目されていた J-20J-31、ICBM DF-41 が見られなかったことについて、米国を 過度に刺激することを避けたと推測している。 また、ある匿名の軍事専門家が環球時報紙に語ったところによると、今回の軍事パレードは中国の軍事力をほどほどに示した だけという。
2015.08.23 Searchina 「J-20」搭載予定のエンジン「WS-15」に重大な進展か・・・すでに試験実施=中国メディア <1509-082304>
 新浪網が19日、
J-20 戦闘機への搭載が予定されている WS-15(渦扇-15)ターボファンエンジンの 開発で重要な進展があったとの見方を示す記事を発表した。
 記事は、2015年の「馮如航空科技精英獎(馮如賞)」の受賞者の1人が、貴州航空発動機研究所の黄維娜所長だったことに注目した。 馮如賞の授賞理由には、軍に重要な技 術保障を与える任務における傑出した貢献などと書かれていることから、記事は WS-15 の開発での重要な進展が認められたことが授賞につながったとの見方を示した。
2015.08.01 Yahoo Record China 記事

「次世代新戦闘機 J-20 の情報が突然消えた?!性能向上のため大改造か―中国」

<1509-080101>
 中国の鳳凰網が28日、
J-20関連情報が7ヵ月にわたり途絶える異例の事態に 米国は懸念を示していると報じた。
 試作1号機とみられる機体番号2001機が2011年初頭に初飛行して以来、たびたび試験飛行のニュースが伝えられ、これまでに4機の試作機が確認されているが、2014年末を最 後に消息が途絶えている。 このことから米国のメディアや軍事専門家は、現在の最新鋭機である J-11D のデータを基に 大幅な性能向上が進められている可能性もあると懸念している。
2015.07.25 Yahoo Focus-Asia 記事

「中国の「J-20」4機が同時にテスト飛行、17年には量産開始か―カナダ誌」

<1508-072502>
 カナダの漢和防務評論最新号が、
J-20 4機が並行して飛行試験を行っていると報じた。 同誌によると、中国空 軍は飛行試験の間隔を短縮するよう求めており、2017年までにすべての飛行試験を終え、2018年までに LRIP を開始したいとしている。
 J-20 の試作機は垂直尾翼、主翼など複数ヵ所が手直しされ、最新のレーザ目標識別装置も搭載されて、対地攻撃能力がさらに強化されたという。
2015.06.06 Searchina 「J-20」戦闘機・・・やはり役立たず! 「WS-10」国産エンジンの搭載断念か=中国メディア <1507-060603>
 
J-20 は中国国産 WS-10 が推力不足のためロシア製を搭載すると環球網が報じた。  中国は1990年ごろに WS-15 の開発に着手したとされるが開発は難航していて J-20 に間に合う可能性は低いため、作機はロシアの旧式エンジンを 使用している。
 中国が新型 AL-117S を搭載した Su-35 を購入するのは、ロシアが AL-117S 単体の売却を拒否しているため、 Su-35 を輸入してそのエンジンを J-20 に搭載するためとの見方がでている。
2015.06.04 Searchina 「J-20」戦闘機のステルス性・・・ロシアが開発中の「T-50」を超越か?=中国メディア <1507-060406>
 環球網が3日、「Sukhoi は大丈夫なのか? T-50 についての三つの解けぬ謎」と題する記事を掲載し、Sukhoi
T-50 多くの問題点を抱えている可能性があり、機体の形状では J-20 の方がステルス性の面で有利な点があると指摘した。
 それによると T-50 は、機内弾庫の扉開いたことが確認されておらず弾庫 とみられる部分は非常に小さいため兵器類の搭載量は極めて少なく、一部の専門家は機内弾庫は設けられていない とまで極言しているという。
 更に、T-50 は複合材料を多く使うなどステルス性への配慮はみられるが、形状面ではそれほど多くを感じないと評した。 例としてエンジン噴射口を挙げ、F-22、F-35、 J-20 では噴射口に覆いを取り付けるなどの処理がみられるが、T-50 はエンジン後部が露出していると指摘している。
2015.04.25 Searchina 「J-20」戦闘機、試作機の「形状」変わった!・・・「搭載エンジン」絞り込みか?=中国メディア <1505-042502>
 中国で開発中の
J-20エンジンとして有力視されたのはロシア Saturn社製の AL-31F だが、AL-31F の推力は F-22 が搭載する F119-PW-100 よりも推力が2割程度小さい。 このため J-20 には AL-31 の改良型 AL-41 が搭載されると の見方もある。
 しかしながらロシア製のエンジンは、オーバーホールを頻繁に実施せねばならず、最終的な寿命も短いとの弱点もある。  F119-PW-100 の寿命が4,000時間とされるのに対し、AL-31F は1,000時間とされる。 J-20 には中国製の WS-10WS-15 の搭載も念頭にあるとされるが、寿命などについてはロシア製エンジンよりも、さらに相当に短いとの見方が強い。
2015.03.01 Searchina 中国ステルス戦闘機『J-20』、もうすぐ配備か!?・・・動画発表、島の侵攻、空中給油などのシーンも <1504-030103>
 中国国防部が26日、
J-20 をはじめ、J-11J-10、JH-7、H-6、KJ-2000、KJ-200 などを紹介する約6分間の動画『勇者の天空』を公開 した。 動画では中国機が島の上空を飛び、航空機や艦船を破壊する様子や、空中給油を行う様子も紹介されて いる。
 中国海軍の尹卓少将はこの動画について、J-20 は間もなく配備されると説明した。
2015.01.14 Jane's Defence Weekly China tests Z-18A heavylift helicopter <1502-011410>
 中国は
J-206機試作しており、2017~2018年には IOC になると見られる。
 2009年と2010年に登場した機体番号2001と2010は初期型試作機であるが、2014年には実用型試作機4機を登場させている。 11月29日と12月18日 に登場した機体番号2013と2015は、2014年2月に登場した機体番号2011から更に改良されている。 この2013と2015は、試作に取り付けられる ピトー管がついていない
2014.12.23 China Defense Photo of the day: J-20, drink your milkshake <1501-122307>
 (写真だけで記事なし)
【註】
 この写真から以下のことが分かる。
・機体番号が2015であることから、この機体は2011番以降の改良型で、改良型は既に少なくとも5機が完成している。
・中国空軍の空中給油方式は給油プルーブの制御を給油機側が行う米空軍方式ではなく、固定された給油プルーブに受ける側が合わせる米海軍方式である。
2014.11.03 Aviation Week & ST Long lance <1501-110306>
= J-20 と F-22 を比較した記事 =
 最近公表された機体番号2011と2012
J-20 は、2010年末に公表された一号機及び2012年5月に公表された二 号機とは、外観上で若干の違いがある。
 J-20 の主任務は空中給油機や ISR機に対する CAP と思われる。
2014.10.15 Jane's Defence Weekly Russian firms look to boost business with China <1411-101511>
 クリミアの奪取とマレーシア機撃墜で評判を落としたロシアは、中国との取引に力を入れようとしており、11月に 珠海で隔年に開かれる航空展にエンジンやレーダを出展する準備を進めている。
 今まで20年近くもめていた
Su-35対中輸出も進む気配であり、中国は Su-35 が搭載している次世代エンジン Saturn 117s を J-20 に搭載することを望んでいる。
2014.08.06 Jane's Defence Weekly Fourth J-20 prototype takes flight <1410-080602>
 
J-20 の4号機が7月26日に初飛行した。
 J-20 に搭載する計画の WS-15 ターボファンエンジンの開発状況は分からない
2014.03.10 Record China 中国最新鋭戦闘機は本物か、こけおどしか?ステルス性能向上へ改良進む―米紙 <1404-031002>
 New York Times が6日、『中国の
J-20 ステルス戦闘機のステルス性能はいかほどか?』を掲載した。
 2011年に公開された機番2001の試作機を見る限り、カナード翼やノズルの形状などステルス性能を考慮しているようには見えず、専門家からはその ステルス性能が疑問視されていたが、今年写真が流出した機番2011の改良型試作機は形状を微調整しステル ス性能強化のための仕組みも取り入れている。 塗装も一変され電波吸収塗料が採用されている可能性もある。
2014.02.25 Yahoo Searchina 記事

「中国戦闘機『殲20』、ステルス性能がさらに向上=軍事専門家」

<1403-022502>
 中国の軍事掲示板に、
J-20 の機体番号2011機が高速滑走試験を行っている様子を捉えた写真が投稿されたが、 人民日報が中国の軍事専門家の話として、機体の設計が調整されたことでステルス性能がさらに向上したとの見方を示した。
 この専門家は投稿された写真から、テールパイプを垂直尾翼とベントラルフィンの間に設置したことは赤外線放射を大幅に減らすことにつながり、これにより電波ステルス 、赤外線ステルス、光学ステルスのいずれも向上すると語ったと報じた。 更に写真では塗装が今までの黒色から灰色に変更 となっている。
2014.02.24 Yahoo Seachina 記事

「中国のステルス戦闘機『殲20』2011号機が高速滑走テスト実施」

<1403-022401>
 中国の軍事掲示板に、
J-20 の機体番号2011機高速滑走試験を行っている様子を捉えた 写真が投稿された。 環球時報は、今後低速滑走を何度か行った後、初飛行を行うと報じた。
 J-20 は2011年1月にすでに初飛行したが、掲示板に投稿された2011号機の写真からは、全遊動式の垂直尾翼やベントラルフィン、空気取り入れ口が変更され、機首下部に光学 センサが取り付けられたことが見て取れる。
【関連記事:1403-022004 (China Defense 2014.02.20)】
2014.02.20 China Defense Photos of the day: J-20 prototype 2011 <1403-022004>
(記事なし)

 
【註】
 中国が開発中の J-20 は、今まで機体番号2001(註:J-20 の01号機の意味の模様)と2002が報じられていたが、この写真は2011であること から、J-20 の試作11号機か、J-20 改1型の1号機とみられる。
【関連記事:1202-010503 (Defense News 2012.01.05)】
2013.10.16 Jane's Defence Weekly Taiwan White Paper warns of growing threat from China <1312-101609>
 10月7日に発簡された台湾の国防白書が、中国は2020年までに台湾を制圧する能力を持つように なるとしている。
 また
J-202019年までに operational になると見ている。
2013.09.10 Yahoo Searchina 記事

「中国戦闘機 J-20 は大量生産なし…J-31 が代替機に=米報道」

<1310-091001>
 米国の軍事専門サイト Strategy Page が中国の戦闘機について論じる記事を掲載した。 その中で J-20 について、過渡的な戦闘機にしかならず、新機種として生産されないとしている。
 J-20 が失敗に終われば、J-31 がその代替になると分析している。
2013.06.25 Yahoo Searchina 記事

「わが国の殲-20戦闘機、南シナ海の有事に対応可能=中国報道」

<1307-062501>
 J-20 が注目されているのはその航続距離で、ある軍事専門家は、戦闘半径が2,000km に達すると推算した。 これは海南省三亜市から離陸した場合、南シナ海の万安灘の周辺海域の戦闘に参加できることを意味し、南シナ海で有事の 際に対艦作戦を展開できることになる。 現有の J-11、J-10、Su-27、Su-30 の戦闘行動半径は、いずれも1,500km前後である。
 しかしながら米国防総省関係者によると、J-20 を含む中国の第5世代戦闘機は、少なくとも2018年以降にならなければ実戦配備されないという。
2012.10.18/td> 盛唐军事 J20 隐形战机弹仓详解猛图 <1211-101804>

 J-20 機内弾庫の模型

2012.09.26 Jane's Defence Weekly Shenyang's 'Shen Fei' breaks cover <1211-092603>
 瀋陽航空機 (SAC) 社が、F-35 サイズの F-22 Shen Fei J-31 を 公表した。 SAC社はパネッタ米国防長官が9月15~16日に中国を訪問したのにあわせてロールアウトさせており、2011年1月にゲーツ国防長官の訪中時に J-20 を公表したの と似ている。
 J-31 は J-20 と大きく異なり、おそらく自社開発に近いと見られる。 エンジンはロシア製の RD-93 の双発で、レーダ は AESA レーダと見られるが、レドームが小型であることなどから性能は高くないと見られる。
【註】
 RD-93 は、MiG-29 に搭載している RD-33 の発展型で、FC-1/JF-17 に搭載されており(単発)、ロシアから第三国への輸出が承認 されている。
2012.09.19 Defense News China unveils anothersStealth fighter during Panetta trip <1210-091903>
 中国は2011年1月のゲーツ米国防長官訪中に合わせて J-20 を公表したが、J-21/J-31 の公表は9月19日のパネッタ国防長官訪中 に合わせたのかもしれない。
 J-31 と呼称される機体も実際には J-21 と見られているが、J-20 と J-21 については、米軍の F-22 と F-35 のように Hi-Low ミックスで配備され る可能性がある。 J-20 が F-111 のような打撃任務に適しているのに対し、小型ながら双発の J-21 は空中戦 に適している。 今までも中国は、大型の J-11B を多用途戦闘機として配備し、小型の J-10 を空対空限定として配備している。
2012.05.30 Jane's Defence Weekly Foreign experts criticise J-20 testing <1207-053007>
 中国の J-20 は4機が組みたてられているものの2機しか飛行していない。 これについて西側外交筋は、新型機の評価には少なくとも 12~14機が必要であると、中国の狙いに疑問を呈している。 またロシアとウクライナの企業筋は、中国が新型エンジンに問題 を抱えていると指摘している。
2012.05.29 Yahoo Searchina 記事

「中国のステルス戦闘機、原型機を4機組み立て…構造を模索中か」

<1206-052901>
 中国航空製造企業成都飛機工業集団公司の開発した J-20 は、現在試験飛行中の2機(機体番号.2001と2002)のほか、地 上試験段階に2機あり、機首部分の形、操縦席のフロントガラス、水平前翼、前縁フラップがそれぞれ異なる試作機4機を組み立てられている。
 試験飛行中のうち1機は中国製の WS-10A エンジンを搭載しているとみられ、もう1機は WS-10A とロシア製の AL-31F か AL-41F と見られる二 種類のエンジンを搭載している。
2012.03.01 Yahoo Searchina 記事

「垂直離着陸可能な第4世代機ステルス戦闘機を開発中=中国」

<1204-030101>
 中国網 (Chuna Net) が、中国航空工業 (AVIC) が J-20 のほかに第五世代戦闘機(註:中国では第四世代と呼称)『雪〓 (〓は号に「鳥」)』を開発中しており、年内にも初飛行を行う。 更に『ステルス飛鯊』と呼ばれるステルス機も開発中 していると報じた。 香港紙によれば、この三機種が中国空軍の三本柱になるという。
J-20 威竜:制式化と量産が早まる可能性も
雪〓:瀋陽飛機工業集団 (SAC) が開発中
ステルス飛鯊VTOL 型の第五世代艦載機
2011.09.21 China Defense Open wide and say Ah! <1110-092102>

(記事なし)

2011.05.13 China Defense Photos of the fifth J-20 test flight <1106-051301>
 J-20 5回目の試験飛行が5月12日に行われた。
2011.04.18 China Defense Photos of the second flight of the J-20 <1105-041801>

 日曜日(註:17日)の人民日報J-20 の写真が掲載され、同機が成都の飛行場で 離陸準備中であるとの見出しがつけられていた。

2011.04.15 朝日新聞

インターネット

中国軍次世代ステルス戦闘機が滑走テスト <1105-041502>
 15日付の中国四川省の地元紙によると、J-20 の試作機が12日、成都航空機工業集団の飛行場で滑走テストを 行った。 同機がテストをしたのは1月以来で、約20分間滑走路を走り、短時間の低空飛行も行った。
 2017年の実戦配備に向けて準備を急いでいるものとみられる。
2011.02.18 Yahoo 時事通信記事

「第5世代機、米優位を強調=中国は20年までに50機―ゲーツ国防長官」

<1103-021802>
 ゲーツ米国防長官が17日の上院軍事委員会の公聴会で、中国が第五世代戦闘機を2020年までに50機配備すると予測する一方で、米軍のステルス 機は数と質で圧倒的に優位に立つと強調した。
 ゲーツ長官は、中国はステルス機を2020年までに50機2025年までに200~300機を配備するとの見通しを示した。
2011.02.08 Yahoo 時事通信記事

15年から部隊配備か=中国ステルス戦闘機

<1103-020802>
 中国空軍の許其亮司令官が1月11日に 、J-20 初飛行成功の祝賀会で、J-20 は 2014年に量産を開始し、2015年秋から部隊に配備する方針を明らかにしたと香港誌が報じた。
2011.02.07 Aviaation Week & ST More stealth from China? <1103-020703>
 英国の国際戦略研究所 (IISS) の上級研究員が、中国の J-20 について、機体が大 きすぎることから、中型又は軽ステルス戦闘機が続いて開発されると見ている。
 J-20 や T-50 ステルス戦闘機は米国の航空優勢を打破しようとしているが、西側諸国 は既に、対地攻撃戦闘機の役割を UCAV に委ねるという別の道を選択している。
2011.01.26 Yahoo Searchina 記事

「中国のステルス戦闘機、2018年までに実戦配備か=殲20」

<1102-012601>
 北京日報、中国新聞社などの中国メディアが26日、中国が開発中の J-20 は2015~2018年までに中国空軍に 加わることになると、2018年までに実戦配備されるとの見方を示した。
 また記事は、中国が重大な軍事的脅威にさらされたり、国家の周辺の安全情勢に重大な悪い変化が生じた場合には、やや早まるかもしれないとしている。
2011.01.19 Jane's Defence Weekly China's J-20 clocks up 18-minute maiden flight <1102-011902>

 中国の J-20 が1月11日、成都で初飛行した。 飛行は18分間行われ、飛行場上空を数回飛行した。
 初飛行には複座の J-10S 2機が随伴した。

2011.01.17 Aviation Week & ST Panda works <1102-011706>
 中国 AVIC社は、Lockheed Martin社 Skunk Works の様な開発センタを、戦闘機生産施設のある瀋陽と成都に保有している模様である。
2011.01.17 Aviation Week & ST Stealth slayer? <1102-011705>

= J-20 のステルス性能に疑問を呈する記事 =
 
2011.01.16 Yahoo 時事通信記事

「中国、別のステルス機も開発か=国営 TV が写真報じる」

<1102-011601>
 中国国営中央テレビが、J-20 とは別の新型戦闘機とみられる軍用機の写真を報じ た。 同機もステルス機能を持つ可能性があるという。
 中央テレビはこの新型機について何も説明しなかったが、中国のインターネット上では、瀋陽で開発中の『シロフクロウ』と呼ばれる戦闘機ではないかとの説が出てい る。 同機の正式名称は J-14 もしくは J-15 だとの説もある。
【註】
 瀋陽の瀋陽飛機工業集団有限公司 (SAIC) は J-11B やその艦載型である J-15 を開発しており、別の新型戦 闘機が J-15 であれば既報【1006-052103 (China Defense 2010.05.21)】の範囲でステルス機ではない。
 ただ、SAIC は過去に、次世代戦闘機とされる J-12 の開発に携わった実績があり、J-12 の開発を引き継いだと見られ、かねてから報じられてきた J-14 を開発していても不思議ではない。
 因みに J-20 の開発は、J-10FC-1 を開発した成都航空工業公司 (CAC) が担当している模様である。
2011.01.15 Yahoo Record China 記事
「中国の新型ステルス戦闘機は F-22 にそっくり? 米軍高官が指摘―米メディア」
<1102-011502>
 J-20 の能力について、現在の中国の技術力では F-22 と互角にわたりあう戦闘機の開発は無理だと いう声もある一方で、戦闘力は F-35 を上回ると見る専門家もいる。
2011.01.14 Yahoo Searchina 記事

「中国ステルス戦闘機『殲20』…超音速飛行は不可能=軍事専門家」

<1102-011401>
 カナダの華字軍事専門誌『漢和ディフェンスレビュー(Kanwa Defense Review)』のピンコフ編集長が、J-20F-22T-50 のレベルにはまだ達していないとの見方を示し、エンジン推力の不足 から超音速飛行は不可能で、レーダやステルス技術は完璧ではないとの見解を示した。
 しかしながら同氏は、エンジンや搭載装備を改良すれば、価格的優位性によって国際市場でロシア 製戦闘機のライバルとなるとも語った。
2011.01.12 Jane's Defence Weekly Russian experts sceptical about China's new J-20 <1102-011202>
 かつて中国と一緒に仕事をしたことのあるロシアの航空企業の専門家は、J-20 は Su-27 を模倣した J-11 の様に、特定の機種を模倣したものではないものの、中国が独自に開発した J-10 に YF-22、YF-23、MiG 1.42/1.44、Su-37/ Su-47 などの部分を取り付けた模倣であると見ている。
2011.01.12 Yahoo 韓国中央日報記事

中国、ゲーツ米国防相を呼び連日の“武力デモ”

<1102-011201>
 香港の明報と文匯報が、中国が大気圏を飛行する宇宙無人機の試験飛行に成功したと陝西テレビが報道したと伝えた。 中国はゲーツ長官が 中国に向かった8日に J-20 を一般公開したが、ゲーツ長官の訪問間に、連日最先端兵器をメディアに公開 し、武力デモを行い、中国が米国を直接威嚇できる先端兵器を整備しているということを全世界に見せた。
 陝西テレビの画面に公開された宇宙無人機は、米空軍の X-37B と外観が似ており、情報収集だけでなく大陸間長距離爆撃 にも活用されることができると報じた。
2011.01.11 Yahoo 時事通信記事

「中国軍、ステルス機試験独断か=胡主席知らず、文民統制懸念―米」

<1102-011102>
 J-20 が成都で初飛行した。 中国軍にとって、ゲーツ長官の訪中に合わせた試験飛行実施は、 空軍戦力の近代化を米側にアピールする狙いがあるとみられるが、胡主席はゲーツ長官との会談の中で、長官訪中と飛行試験は関係がなく、事 前に計画されたものと説明したと語った。
 ゲーツ長官は胡主席との会談でステルス機の試験飛行について説明を求めたが、当初は胡主席を含め、室内にいる文民高官は明らかに誰も知らされていなかったという。
2011.01.11 Yahoo 毎日新聞記事

「中国、次世代ステルス戦闘機が試験飛行 軍近代化印象づけ」

<1102-011101>
 中国の次世代ステルス戦闘機 J-20 が11日、四川省成都で初飛行した。 J-20 は午後0時50分に離陸し、 J-10 2機に伴われて成都上空を約18分間飛行した。
 中国メディアは、1月6、7日に成都で行われた滑走試験の写真を掲載しているが、中国メディアが当局の許可なく新兵器を報じることはないため、事 実上の公表とみられ、ゲーツ米国防長官の訪中に合わせて、中国軍の実力を誇示するためとの見方もある。
2011.01.10 Aviation Week & ST Intel about China flawed <1102-011003>

 中国のめざましい経済発展が、軍事技術開発を加速している。

 J-20 は大きな機体に機内弾庫と、グァムまで飛行できる多くの燃料を搭載できる。

2011.01.10 China Defense It flies! J-20 stealth fighter takes first public flight in Chengdu! <1102-011001>
 J-20 が成都で初飛行した。 J-20 には複座の J-10S 2機が随伴 した。
 この写真は入手した最新のものである。
公式映像
【註】
 J-20 の初飛行は1月11日午後0時50分から18分間行われてと報じられており、時差を考えても初飛行は米国時間でも11日の筈である。
 しかしながらこの記事は10日付けであることから、写真は11日に行われた「初飛行」以前に撮影された可能性もある。
【関連記事:1102-010801 (時事通信 2011.01.08)】
2011.01.09 Yahoo Searchina 記事

「中国のステルス戦闘機『殲-20』の兵器室は F-22 より大きい=米メディア」

<1102-010902>
 AW&ST 誌の戦闘機専門家であるスィートマン氏が J-20 について、超音速巡航と機動性の面では米国の F-22 に劣るが、より 大きな機内弾庫を装備、より多くの燃料の携帯が可能だと推測した。  さらに、中国が航続距離の短いステルス戦闘機を必要としないのは、目標が中国本土から非常に遠く、しかも爆撃機になる可能性があるから と見ている。
2011.01.09 Yahoo 時事通信記事

「空母攻撃ミサイル開発が進展=中国のステルス機も警戒―米国防長官」

<1102-010901>
 ゲーツ米国防長官が9日、中国の ASBM 開発がかなり進展しているとの見方を明らかにすると共に、 第五世代ステルス戦闘機の開発が米情報機関の当初の予想より早く進んでいる可能性があると警戒感を示した。
2011.01.08 China Defense Where is Waldo in Chengdu? <1102-010802>
【註】
 J-20 の視察者と見られる群衆の写真で、J-20 の機体の大きさを推測できる。
 J-20 は異様に大きな機体のようで、F-22(右図)の写真と比較すると、その違いがよく分かる。
2011.01.08 Yahoo 時事通信記事

「殲20、既に試験飛行か=中国のステルス戦闘機―香港紙」

<1102-010801>
 香港紙星島日報が8日に消息筋の話として、中国の J-20 が既に試験飛行を行ったと報じた。 同紙によると、中国軍は何回かも試験飛行を実 施した上で、7日に成都の飛行場で初飛行の記念式典を予定し、多くの高官が現地入りしたが、悪天候のため中止になり、式典は日を改めて行わ れるという。
 インターネット上では多くの民間サイトが飛行場内の様子を実況中継したが、当局は規制しなかった。
2011.01.06 China Defense Switcharoo: multiple engine types for China's J-20 stealth fighter? <1102-010602>
 成都で行われている J-20 の試験では、明らかに二種類のエンジンが使用されている。 ノズルの形状からその一つ はロシア製の 117S と見られる AL-31F エンジンと見られる。 AL-31F は J-10 や J-11 でも採用されており、Su-35 搭載の 117S は、T-50 Pak Fa も暫定的に使用している。
 もう一種類は J-11B や J-10B が搭載している国産の WS-10A と見られる。 AVIC Ⅰ社は2009年に 次世代戦闘機用として WS-15 の開発を行っていることを明らかにしているが、その後開発を完了したと報じられていな いことから、J-20 に搭載されているのは WS-10A と見られる。
2011.01.05 Yahoo 時事通信記事

「中国ステルス機、開発状況は不明=米」

<1102-010501>
 米国防総省のラパン副報道官が4日、中国の J-20 とされる軍用機の写真がインターネット上に出回っていることについて、写真は見たが性能 を左右するエンジンの開発状況は不明だと述べた。
2011.01.04 Yahoo 読売新聞記事

「中国の次世代ステルス戦闘機、試作機完成か」

<1102-010402>
 カナダの民間軍事研究所『漢和情報センタ』が4日、航空産業筋の話として、中国軍の J-20 の試作機がすでに完成していると明らかにした。  J-20 は F-22 と似た外観で、国産のエンジンを搭載しているが、米露の最新鋭戦闘機に比べて巡航速度やステルス性が劣るとみられる。
 同センタの平可夫代表は、配備には10年から15年はかかると分析している。
2011.01.03 Aviation Week & ST Out of the mist <1102-010304>
 J-20 ステルス戦闘機の高速地上滑走試験が、先週末に CAIC社の飛行場で開始された。
 J-20 はカナード翼付きデルタ翼機で、垂直尾翼は T-50 同様に全翼可動になっている。
 機体の大きさは全長75ft、翼端長45ft、離陸重量75,000~80,000-lbと推定され、F-22 に比べてかなり大きく、F-111 並 と見られる。
2011.01.03 China Defense A series of photos of J-20 taxing and take-off rotation <1102-010301>

 写真は地上滑走を繰り返している J-20 の一連の写真で、かつて China-Defense.com が掲載した写真を"モックアッ プ"の写真であるとした批判家の説を否定するものである。

2010.12.29 China Defense Early eclipse: F-35 JSF prospects in the age of chinese stealth <1101-122903>

 成都試験場での J-20 ステルス戦闘機。

2010.05.21 Yahoo 産経新聞記事

「中国、グアム米軍基地を攻撃可能な爆撃機を開発中」

<1006-052102>
 米国議会の政策諮問機関である米中経済安保調査委員会が20日に開いた公聴会で米空軍高官が、中国軍がグアム島を攻撃できる 長距離爆撃機を開発中であることや、福建省周辺に配備した1,000基以上の弾道ミサイルで台湾や日本を含む西太 平洋の全域を攻撃可能にしていることを明らかにした。
 また、この高官は、中国空軍が現有の B-6 の長距離改良型を開発しており、この改良型は ALCM グアム島の 米軍基地を攻撃できると証言した。 また開発中の第五世代戦闘機2018年には実戦配備でき る見通しであるとした。
2009.12.07 Aviation Week & ST How Chinese see the J-10 <1001-120706>
 中国が2017~2019年に配備を開始する次世代戦闘機は J-10 の改良型であるという。 中国空軍は人民日報 の英語版で、F-22 や F-35 に匹敵するものではないとしている。
 西側技術者も J-10 を改良してもステルス機にはならないしみている。 しかしながら J-10 の形状は Typhoon に似ており、Typoon はスーパークルー ズ能力を保有している。
2009.11.23 Aviation Week & ST China stealth <1001-112306>
= 中国の第五世代戦闘機開発能力を論ずる記事 =
 中国空軍の副司令官が、F-22 級の戦闘機を10年以内に装備する可能性はないが、新型戦闘機を開発中で近く初飛行 すると述べた。
2009.11.18 Jane's Defence Weekly China's fifth-gen fighter expected to fly 'soon' <1001-111805>
 米が2020年までに中国が第五世代戦闘機を保有することはないと見ているのに反して、中国空軍副司令官が11月8日 TV で、間もなく第五世代 (中国では第四世代と呼称)戦闘機が初飛行し、8~10年後に装備化することを明らかにした。 未確認情報によると初飛行は 2010年に行われる。 中国はこの戦闘機を300機調達する計画と伝えられている。
 この戦闘機はスーパークルーズ能力(註:アフタバーナ無しで超音速巡航が可能)を持つステルス機で、AESA レーダを搭載し、スラストベクトルで運動能力を持つ。
 双発の機体はカナード翼付きデルタ翼で、当初計画していた推力15tの WS-15 エンジンは完成していないが、当面は12~13tの FSW-10A/WS-10A ターボファンエンジンが 搭載される。
2009.11.16 Aviation Week & ST China Inc. <0912-111606>
 ゲーツ米国防長官が7月16日に、中国が2020年までに第五世代戦闘機を保有することはないと明言したが、中国空軍副司令官が中国空軍60周年記念日の TV インタビュー で、開発中の第五世代戦闘機が近く初飛行すると述べた。 ただし実配備には8~10年かかるとも述べた。 詳細は不明であるが スーパークルーズ能力を持つことはほぼ確実である。
 中国の第五世代戦闘機は、双発で F-22 級の重戦闘機と、単発で F-35 級とが並行して開発 されているとの見方もある。 右図は2006年の珠海航空展に AVIC社が出展した第五世代戦闘機のモデルである。
 中国は更に200t級輸送機の開発を進めており、年内に公表するという。
【 200t輸送機関連記事:0912-110501 (China Defense Blog 2009.11.05)】
 この輸送機は四発高翼で、 A400M、Il-76、C-X などと同じコンセプトによるものと見られるが、全備重量200tは141tの A400M に比べてかなり大型である。
2009.11.16 Aviation Week & ST Big talk <0912-111605>
 米国の専門家は、中国が10年以内に F-22 級の戦闘機を実用化することはないと見ているが、F-22 の操縦経験のあるパイロットは、 F-35 級でも多数機であれば米国にとって脅威になると言っている。
2009.11.10 Yahoo 時事通信記事

「中国、第5世代戦闘機を開発=『近く初飛行』と空軍首脳」

<0912-111002>
 10日付の中国系香港各紙によると、中国空軍副司令官が、第五世代国産戦闘機の開発が進んでおり近く初飛行が行われ ることを明らかにした。 配備は8~10年後になるという。 11日の新中国空軍創設60周年日を機に公表したとみられる。
 現存する第五世代戦闘機は今のところ F-22 だけで、F-35 とロシアの T-50 が開発段階にあるため、中国の第五世代戦闘機は実際に開発段階に入ったものとしては 世界で四番目となる。
【註】
 中国の第五世代戦闘機は J-14 として、かねてから開発計画が伝えられている。
2009.05.14 Yahoo 時事通信記事
「中国、ステルス機開発10年必要=米軍制空権の優位不変-ゲーツ長官」
<0906-051401>
 ゲーツ米国防長官が13日、中国が第五世代戦闘機を開発し運用できるまでに10~12年かかるとの見解を示した。
 また、ロシアについては、第五世代機を運用できるまでに6年間かかるとしている。
2009.04.27 Aviation Week & ST Speed priority <0906-042705>
 中国海軍のトップが、精密誘導ミサイル、空母と思われる大型水上艦、及び超音速巡航が可能な航空機を最優先装備としてあげた。 アフタバーナ無 しで超音速飛行できる性能は J-10(右図)の後継といわれる J-XX に求められることにな ると見られる。 J-10 とよく似た Typhoon は Mach 1.5で超音速巡航できるという。
 精密誘導ミサイルについて専門家は、対艦ホーミング型DF-21 と見ている。