中国の超高速飛翔兵器に関する記事

年 月 日
出   典
標       題
要             旨
2024.12.11
 23:00
South China Morning Post China’s hypersonic jumbo jet prototype hits Mach 6 in Gobi Desert test flight <2501-121122>
 中国の科学者たちは、非常に大きな機体の極超音速機を空高く打ち上げ北京からニューヨークまでの距離2時間でカバーできる速度に到達した。
 今週初めて広く公表された2021年の試験飛行では、縮小型の試作機Mach 6.56に達した。 この試験は、6年前に初めて発表されたときには不可能と考えられていた設計を早期に検証した。
 この機体は、以前に見られた細身の極超音速機からの大幅な逸脱をして、太く丸みを帯びた胴体と、背中にはケープ型の主翼が特徴である。 これは、将来、極超音速機が今日のジャンボジェット機と同じくらい多くの乗客または貨物を運ぶことができることを意味する。
 プロジェクトのリーダーである中国科学院傘下の機械研究所の研究者である崔氏は、10月に北京で行った講演で、「当時、誰もがクレイジーなアイデアだと思っていた」と述べ、「我々はほぼ普遍的な懐疑論に直面したが、幸いなことに、私たちは忍耐強く待つことを選んだ。 私は常に、イノベーションは疑いの中で繁栄すると信じている」と述べた。
2023.11.20
 23:00
South China Morning Post Fifth force: is China adding hypersonic 'near-space command' to its military for 'precise and merciless' attacks? <2312-112010>
 中国で10月に開催された第11回中国指揮統制会議に提出された論文によると、中国は極超音速兵器を装備する
PLA陸軍、空軍、海軍、ロケット軍隊に加わえて、世界初とされる近宇宙軍を創設したという。
 近宇宙軍がいつ設立されたかは不明で、SCMPはこの事実を独自に検証できていない。
2022.12.21 Jane's Defence Weekly China's DF-17 designed to strike Pacific bases, claims US <2302-122107>
 米国防総省は「中国の軍事力2022」で、
HGVを弾頭としたMRBM DF-17は西太平洋地域の海外基地を攻撃目標として設計されたと述べている。  またシステムは2020年に旧型のSRBMに代えて配備を開始したとしている。
 DF-17はTHAADやSM-3などの米迎撃システムを突破できる可能性があるという。
2022.08.10 Jane's Defence Weekly China releases rare footage of supposed DF-17 firing <2210-081006>
 米議会下院のペロシ議長が8月上旬にアジア太平洋諸国を歴訪する数日前の8月1日、中国国営CCTVがDF-17 MRBMの発射映像を流した。 また同日にGlobal Timesが報じた略図でDF-17は、先端にDF-ZF
HGVを装着していた。
 DF-31と同じと見られるTELに搭載されたDF-17は2019年10月に行われて閲兵式で複数が公開されたことからこの時点でoperationalと見られ、2020年にはPLAロケット軍が装備を開始した模様である。
2022.07.05
 21:00
South China Morning Post China’s new wind tunnel for hypersonic testing is too powerful for the electricity grid: scientists <2208-070507>
 中国の計測制御技術誌が先週、長征宇宙推進研究所Mach 5での高高度飛翔を模擬する極超音速風洞を完成させたと報じた。 施設の名称と位置は公表されていない。
 この風洞では空気の希薄な状況を模擬するための13MWの真空ポンプを駆動するには市中電力では足りず、多数の舶用ディーゼルエンジンで電力を供給している。
2022.03.16 Jane's Defence Weekly Mission hypersonic <2206-031608>
= 極超音速飛翔体の開発競争に関する6頁の記事 =
 ・Operational requirement
 ・Initiatives
 ・Russia
 ・China
 ・United States
 ・North Korea
2022.02.17 South China Morning Post Chinese scientists say a cheap, lightweight foam could improve hypersonic weapons <2203-021706>
 中国
CARDCの開発チームが、将来の極超音速飛翔体が使用するカーボンフォームを利用した耐熱コーティング剤を開発し、試作品の風洞試験を実施した。
 このコーティング剤は衝撃波の衝撃を20%以上吸収でき、Mach 6の環境で飛行安定性が二桁改善したと言う。
2022.01.02 産経新聞

(Yahoo)

ミサイル防衛裏かく南極経由も 中国の極超音速兵器 <2202-010204>
 中国低周回軌道を使った超高速兵器標的近くに着弾させたことは、日本に対する米軍の拡大抑止の信用性を傷つけかねない意味を持つ。
 当初報道されたように標的から40km離れた地点に着弾したのであれば核兵器を搭載しても標的を破壊できない可能性があるが、精密誘導が可能であればピンポイントで核の脅しを行うことができ、通常兵器としても運用できることになる。
 北極圏経由で飛来するICBMは放物線で飛翔するするため軌道予測の可能性が高くBMDSによる迎撃は容易となるが、中国が昨年8月に試験を実施した低周回軌道を回った後に攻撃を行う部分軌道爆撃システム (
FOBS) では南極経由で攻撃でき、米本土BMDSの裏をかくことができる。
2022.01.02 産経新聞

(Yahoo)

中国の極超音速兵器、標的に近接着弾 <2202-010203>
 複数の日米軍事筋が2日、Financial Timesが10月16日に報道した中国が昨年8月に実施した超高速兵器の発射試験で、標的に近接した地点に着弾していたと日米両政府が分析していることを明らかにした。
 報道では、超高速兵器は地球の低周回軌道を回った後に速度を上げながら滑空飛行し、目標から24哩 (39km) 離れた地点に着弾したとされた。
 中国の技術の向上で脅威レベルが高まっていることになり、米軍首脳が試験結果に大きな衝撃を受けたとしているのはこうした分析結果が反映されているとみられる。
2021.12.31 South China Moning Post China says it has hypersonic missiles with heat-seeking tech – years before US <2201-123106>
 中国では高温でも使用可能な次世代超高速ミサイルのIRホーミング技術の開発に成功した。 米国がこの技術を取得するのは2025年になるとみられる。
 中国とロシアは既に第一世代の超高速ミサイルを配備しているが、一般には第一世代の超高速ミサイル核戦争でなければ使用できないとみられている。
2021.11.25 産経新聞

(Yahoo)

中国「極超音速」搭載可能な弾道ミサイル相当数配備 <2112-112508>
 中国国防省報道官が25日、中国軍が超高速兵器DF-17を既に相当数配備していることを明らかにした。 現在の米国のミサイル防衛では迎撃不能とされており、米国や日本、台湾などに対する脅威が増しているとみられる。
 中国が2019年10月に公開したDF-17について米国防総省は、3日に公表した中国の軍事力に関する年次報告書2020年に配備を開始したとしている。
2021.11.24 Breaking Defense China's mysterious hypersonic test may take a page from DARPA's past <2112-112410>
 中国南シナ海上空で超高速飛翔体から子弾を放出したとの11月21日のFinacial Times紙の報道専門家は疑問視している。 全米兵器工業会 (
NDI) の先進技術研究所 (ETI) の副所長で超高速の専門家であるルイス氏は超高速飛翔体からの物体の放出は極めて、極めて、極めて、極めて困難と述べている。
 米DARPAは20年前に、衛星に近い軌道を超高速で滑空する飛翔体から2発の子弾を放出するCAV計画を進めていたが、放出した子弾が起こす衝撃波の影響で子弾が反転して母機を破壊するとの検討結果が得られていた。 実際にSR-71の前身となった母機からD-21 Tagboardと呼ばれるHGVを投下したところ母機が墜落し、乗組員の一人が死亡している。
2021.11.24 AFP=時事

(Yahoo)

中国の新兵器実験、米国に動揺 極超音速飛行でミサイル発射か <2112-112404>
 週末にメディア各社が、中国7月南シナ海上空を滑空中超高速兵器からMach 5以上の速度でミサイルを発射したと報じたことに米国防機関には動揺が広がっている。
 Finacial Timesが消息筋の話として、米国防関係者が今回の中国の実験に不意を突かれたと報じている。 実験の詳細は明らかになっておらず、ミサイルが標的に命中したのか、そもそも標的があったのかどうかも不明だが、いずれにしても、多くの専門家が遠い未来の話と考えていた技術において、中国が予想外の進歩を遂げていることが、今回の実験により示された。  この報道に対して専門家は、中国にとって大きな飛躍ではあるものの、この高度な技術を実配備する能力を中国が有するか疑わしいと見ている。
2021.11.03 Jane's Defence Weekly China has tested hypersonic weapon system, US JCS chairman confirms <2201-110301>
 米統合参謀本部議長ミリー陸軍大将が10月27日にBloomberg TVの番組で、Finacial Timesが16日に中国が超高速飛翔試験に成功したと報じたのを確認し、スブートニク以来の衝撃だと述べた。
 同紙の報道によると中国は8月に
HGVを搭載したロケットを低高度衛星軌道 (LEO) に打ち上げ、標的から20~30哩離れて着弾した。
 中国外務省報道官は18日にこの報道を否定して、試験を行ったのは超高速兵器ではなく再使用可能な宇宙船の飛行試験であったと述べた。
2021.10.29 日経新聞 極超音速兵器「中国が5年で数百回実験」 米軍高官 <2111-102902>
 米統合参謀本部副議長のハイテン空軍大将が28日、中国が極高速兵器の試験5年間で数百回実施したのに対し米軍は9回にとどまると中国の脅威を強調した。 民主党に浮上する軍縮論を後退させる思惑も透ける。
 また国防総省について官僚的すぎるとして、失敗を恐れない慣習が必要だと唱えた。
2021.10.22 中央日報

(Yahoo)

中国、極超音速ミサイル2回発射…FT「7、8月に1回ずつ」 <2111-102203>
 中国の極高速ミサイル発射試験についてFinacial Timesが情報筋4人を引用して21日、中国が7月と8月に1回ずつ、計2回の発射試験を実施したと追加で報じた。
 新たに把握された内容によると、中国軍は7月27日に、
FOBSとなるHGV搭載ロケットを初めて地球軌道に発射したという。 続いて8月13日には2回目の試験を行った。
【 FOBS 関連記事:2111-092702 (AW&ST 2021.09.27)】
2021.10.18 時事通信

(Yahoo)

極超音速兵器でなく「宇宙船」 往復技術の実験と主張 中国 <2111-101801>
 中国外務省副報道局長が18日の記者会見で、中国が8月に核搭載可能な極超音速兵器の発射試験を行ったという英Finacial Times (FT) 紙の報道について、ミサイルではなく宇宙船の実験だったと述べた。 同紙の報道を完全に否定した形だが、中国はこうした内容を発表していなかった。
 FTは、極超音速滑空体が地球の軌道を回った後、標的から30km以上離れた場所に着弾したと報じたが、宇宙船の帰還前に分離した装置が大気圏で燃えて解体され、公海上に落ちたと説明したが、無事帰還したかどうかには触れなかった。
2021.10.17 共同通信

(Yahoo)

極超音速兵器で地球周回、中国 核搭載型、8月に実験 <2111-101702>
 英Finacial Times紙が複数の関係筋の話として16日、中国が核弾頭を搭載可能な超高速兵器の発射試験を8月に行ったと報じた。 ロケットで打ち上げたミサイルが地球を周回後に下降した。  目標は外したが、ICBMを使わず宇宙空間から世界各地を攻撃できる能力につながる懸念がある。
 米情報当局は、中国の技術力の「驚異的進歩」に衝撃を受けたという。
2021.09.27 Aviation Week & ST USAF secretary warms of revived 60-year-old Chinese nuclear weapon <2111-092702>
 ケンドール米空軍長官が9月20日に開かれた空軍協会 (
AFA) のAir, Space, Cyber会議で、中国55年も前の構想である宇宙空間または近宇宙空間から核爆弾を投下する計画を復活させようとしていると警鐘を鳴らした。 バイデン政権は過去3ヶ月間この問題に取り組んでいるという。
 冷戦時代にFOBSと呼ばれていたこの計画は、高度150kmに設定されたKarman Line(註:国際航空機関 (FAI) によって設定された航空機と宇宙船の管轄を分ける線)の直下となる90~150kmを飛翔することでロシアのAvangardの様なICBM級HGVと同等の効果を得られるという。
 中国1970年代初期3段推進型のDF-5FOBSを目指していた。
2021.03.11 Inside Defense INDOPACOM: China to field 200 hypersonic missiles by 2025, also increase aircraft, maritime fleets <2104-031104>
 米インド太平洋軍が今まで非公開にしていた議会報告の付属文書で、中国2025年までに超高速ミサイルを200基程度配備するとしている。
 また戦闘機と爆撃機の数もそれぞれ56%と29%増強すると共に水上艦の数も段階的に引き上げると見ている。
2020.10.28 Jane's Defence Weekly PLAAF's new H-6N bomber seen carrying large missile <2012-102801>
 Weibo上で10月17日、
PLA空軍のH-6Nが胴体下HGV弾頭のALBMと見られる1発を搭載した映像が公開された。
 H-6Nは2019年10月1日の国慶節閲兵式で、会場上空を飛行して初公開されたが、その際にはCJ-10K/KD-20 CM 2発KD-63 LACM 2発を搭載していた。
2020.10.19 WoW! Korea

(Yahoo)

中国、東南部に「台湾を狙った」極超音速ミサイル“東風17”を配備 <2011-101904>
 香港のSouth China Morning Post (SCMP) が18日、中国が台湾の対岸となる東南部の海岸に、超高速BM DF-17を配備していると報じた。
 SCMPによると、DF-17は東南部の海岸に配備していたDF-11及びDF-15と換装されることになる。
2020.06.17 Jane's Defence Weekly Scramjet test points to progress in China's hypersonic weapon development programme <2008-061704>
 中国科学院力学研究所 (Institute of Mechanics) が600秒間のスクラムジェット (Scramjet) 地上燃焼試験に成功した。 中国では各種研究所が超高速飛翔体の研究開発に力を入れており、Mach 25の環境を模擬できる風洞も建設している。
 中国は2019年10月の国慶節閲兵式でDF-17を公開したが、DF-17は固体燃料で発射された後切り離される滑空式超高速ミサイル (HGV) であるためその射程は打ち上がる高度によって決まってしまう。
 これに対して中国が2018年8月に打ち上げたXingKong-2 (Starry Sky-2) はロケットモータで垂直に打ち上げられたのち、搭載した推進装置でMach 6での飛行を400秒間行った。
XingKong-2 の発射試験映像 (You Tube)】
 よって力学研究所が最近行った試験結果を用いれば推進段階を50%伸ばすことができる。
2020.02.26 Jane's Defence Weekly China testinginternational-range HGV, says USNOTTHCOM commander <2004-022601>
 米北方軍 (NORTHCOM) 司令官兼北米防空司令部 (
NORAD) 司令官のO'Shaughnessy空軍大将が、上院軍事委員会に対し2月13日に文書で、中国が超高速弾を弾頭とするICBMの試験を実施していると証言した。 これは2019年10月1日に公開された超高速弾頭のDF-17とは別物という。
 DF-17は、米国防情報庁 (DIA) の2017 Ballistic abd Cruisw Missile Threatで射程が700km越えと報告されているDF-16 SRBMに超高速弾を取り付けたものである。
2020.02.18 Jane's 360 China testing hypersonic weapon with intercontinental range, says USNORTHCOM commander <2003-021802>
 米北方軍司令官兼北アメリカ航空宇宙防衛司令部 (
NORAD) 司令官オショネシー空軍大将が2月13日に上院軍事委員会で、中国が大陸間HGVの試験を行っていると証言した。
 オショネシー大将はミサイルを特定していないが低高度を高速で飛翔すると言う。 また2019年10月1日の閲兵式に出現したHGVを弾頭とするDF-17とは別物という。
2019.10.14 Aviation Week & ST Chinese National Day parade features hypersonic glider and rocket drone <1912-101401>
 中国が10月1日に行ったパレードで各種注目する兵器が登場した。
DF-17
 米国がWU-14或いはDF-ZFと呼んでた全長1.5mの超高速ミサイル
Wuzhen 8
 ロケット推進の高速UAV
GJ-11
 Dassault社製Neuron似の無人攻撃機
 GJ-2 (Wing Loong 2) はプロペラ推進UAV
YJ-18、YJ-18A
DF-41
2019.10.09 Jane's Defence Weekly China displays new platforms and weapon systems during large parade <1912-100901>
 中国が10月1日の建国70周年記念パレードで、各種兵器を展示した。
・The road-mobile DF-41 ICBM
  DF-41は移動式のため第1撃に対し非脆弱である。
  更に固体燃料ながら液体燃料のDF-5B並の射程を有する。
  DF-31 ICBMの新型DF-31AG
TELに搭載されていた。
  Type 094 SSBN搭載で7,500km射程のJL-2は発射管が車載されていた。
  次世代SSBN Type 096搭載のJL-3DF-41を元に開発中である。
・The DF-17: a missile cattying an HGV
  DF-17はDF-16 IRBMの発展型とみられている。
・The WZ-8 and GJ-11 UAV
  WZ-8 UCAVには吸気口が見当たらないことから、吸気式のエンジンではない可能性がある。
  かねてから衛星画像で確認されていたUCAVの名称がGJ-11と分かった。
ASCMs and DF-100
  初登場の超音速CM DF-100にはCF-100の名称もある。
2019.10.01 NHK 中国建国70年記念 新型 ICBM「東風41」を初公開 <1911-100103-2>
 中国の建国70年を記念して1日に北京で行われた閲兵式で、新型ICBMのDF-41が初公開された。
NHK 中国建国70年 新型極超音速兵器「東風17」初公開 <1911-100103-1>
 中国の建国70年を記念して1日に北京で行われた閲兵式で、中国軍が開発を進めていた新型の極高速兵器DF-17が初公開された。
2019.10.01 日経新聞 中国が新型ICBM「東風41」を公開 全米を射程 <1911-100102>
 中国が1日に建国70周年を祝う閲兵式に射程12,000km以上とされるICBM DF-41など新型国産兵器を多く登場させた。 この日の式典には15,000名の兵士が参加し、ミサイルに加えて航空機160機580両の車両などが登場した。 装備はすべて国産だという。
 新型ミサイルでは超高速兵器を搭載するIRBM DF-17も今回初めて姿をみせた。 またJ-20の編隊や長距離CMを搭載できる新型のH-6Nも確認された。
 今年7月に発表した国防白書で存在を誇示した山岳地帯や軟弱な地形での戦闘を念頭に開発された新型のType 15軽戦車も初めて登場した。
2019.08.07 共同通信

(Yahoo)

中国、爆撃機に極超音速兵器搭載 米防衛網突破狙う、環球時報 <1909-080705>
 人民日報系の環球時報が7日、中国が開発を進める新型の超高速兵器が将来H-6Kに搭載される可能性があるとする軍事専門家の分析を掲載した。
 同紙は、専門家の分析として、H-6Kが極超音速兵器を搭載すれば3,000km離れた敵の拠点を数分以内に破壊できるとしている。
2019.06.28 Record China 中国の新型弾道ミサイル「DF-17」、就役すれば世界最強―中国メディア <1907-062801>
 新浪軍事が26日に海外メディアの報道として、中国が新型ミサイルDF-17の発射試験をすでに複数回実施しており、就役すれば世界最強の性能を誇るBMになると報じていることを紹介した。
 それによると、中国はすでに複数回にわたりDF-17の発射試験験を済ませたとしたうえで、DF-16Bをベースとした射程1,800~2,500kmの極高速滑空BMで、高度60,000mでの超高速飛行を実現するほか、大気圏やその縁を滑空することで対ミサイル兵器による迎撃を不可能にするなどとしている。  DF-17はブースタで滑空に必要な速度まで加速すると切り離され、自らの小型ロケットエンジンで弾道を変化させながら滑空に入ることから、広く用いられている既存技術の応用で簡単かつ低コストで造ることができるという。
2019.05.08 Jane's Defence Weekly China announcew new heat-resistant material for hypersonic aircraft <1907-050801>
 中国国営Global Timesが4月28日、中国Mach 5~20で飛翔する際の3,000゚Cを超える高温に耐えられる材料を開発したと報じた。 この材料はセラミックと高熱に耐えられる金属の複合材であるという。
 Global Timesは4月23日に、厦門大学の航空技術学校と北京のSpace Transportation社が再使用可能な超高速滑空飛翔体Jiageng 1を打ち上げたと報じた。 全長8.7m、翼端長2.5m、発射重量3.7tのJiageng 1は高度26.2kmに達したという。 新華社によるとJiageng 1はDual Waveriderの前部胴体になるという。
 Jiageng 1の発射試験は
CAAAが2018年8月に中国で初めての超高速滑空体Xingkong-2 (Starry Sky-2) の飛翔試験に成功したのに続くもので、2018年には非推進超高速滑空体DF-ZFの飛翔試験も実施している。
【DF-ZF 関連記事:1705-022002 (AW&ST 2017.02.20)】
2019.05.06 Aviation Week & ST Chinese reusablerocket test launches waverider <1907-050604>
 厦門大学と宇宙運送社が4月23日に、4,300km/h以上で飛行する超高速滑空飛翔体Jiageng 1を打ち上げた。
 この日に打ち上げられた試験飛翔体は同大学が開発したタービンコンバインドエンジン (
TBCC) であるXTERを搭載しており、切り離されたのちに滑空飛行しながら減速し、パラシュートで回収された。
 Jiageng 1は全長8.7m、発射重量3.7t、翼端長2.5mで、後退角60゚の主翼と50゚の尾翼3枚を持つ。 Mach 4~6における衝撃波に対し良好な特性を持つため、各種突入角での攻撃が可能であるという。
2018.12.24 Aviation Week & ST Thinking at Mach 26 <1902-122407>
= 超高速兵器に関する3頁の記事 =
 ・1979~1985年:SWERVE
 ・2011年:米陸軍 AHW
 ・2014年:中 国 WU-14(DF-21搭載)
 ・2015年:ロシア Yu-71(SS-19搭載)
 ・2016年:ロシア Yu-74(SS-18A搭載)
 ・2017年:米海軍 AHW
 ・2017年:ロシア Kinzhal
 ・2019年:米DARPA TBG
 ・2020年:中 国 DF-ZF (WU-14)
 ・2021年:米空軍 HCSW
 ・2021年:米空軍 AGM-183A ARRW
 ・2021年:米陸軍 ARS
 ・2021年:米海軍 CPS
2018.10.24 Jane's Defence Weekly Chinese company claims successful flight testing of HD-1 supersonic cruise missile <1812-102407>
 広東省の轟達爆破社が10月15日、輸出用に開発しているHD-1超音速CMの飛行試験に成功したと発表した。 固体燃料ラムジェット推進のHD-1はまだ実験段階で、開発完了時期は明らかでないが、Global Timesによるとパキスタンと中東の某国が関心を示しているという。
 特にパキスタンはインドのPJ-10 BrahMosシリーズ超音速CMへの対抗として見ている。
2018.10.17 Record China 爆破会社の開発した超音速巡行ミサイルが飛行試験に成功―中国 <1811-101703>
 鉱山やトンネル建設工事での爆破作業を手掛けてきた広州市の宏大爆破社が15日、開発してきた超音速CMが飛行試験に成功して終了したと発表した。 同社が開発中の超音速CMはHD-1と呼ばれ、同社は試験で発射装置、ミサイルの推進装置、飛行制御装置の検証を行い、発射や飛行モードの変更など、定められていた各項目が基準を満たし実験は成功したという。
 HD-1は固体燃料方式で、長年にわたり爆破業務を手掛けてきた同社が固体燃料を手掛けるのは整合性があると言える。
2018.10.10 Jane's Defence Weekly China conducts further tests with hypersonic vehicles... <1812-101005>
 中国国営TVのCCTV-7が9月21日、1週間前に酒泉衛星打ち上げセンタで超高速飛翔体の大気圏試験を実施したと報じた。
 試験では形状が異なる3種類の供試体気球でつり上げられたのち切り離され、音速を超える速度で自由落下した。 供試体はそれぞれ全長2m、翼端長1.5mで、それぞれDS18-1S、DS18-2S、DS18-3Sと名付けられていた。
 中国はDF-ZF (WU-14)
HGVの開発を進めており、今までに少なくとも7回の試験を行っており、2017年11月にはDF-17 BMを使った飛翔試験を2回実施している。
 更に8月上旬にはXing Kong-2(星空-2)が高度30kmをMach 6400秒以上飛翔している。
 中国はMach 5~9を出せる世界最大の超高速風洞JF-12を建設し、2014年3月から活用している。
2018.08.15 Jane's Defence Weekly China declares successful test of experimental hypersonic waverider <1810-081501>
 中国国営
CASCの高技術研究開発部門であるCAAAが8月3日、超高速WaveriderであるXing Kong-2星空-2)の初飛行に成功したと発表した。 星空-2は固体ロケットで10分間加速されたのちに切り離され、高度30kmを400秒にわたりMach 6で飛行した。
 中国が開発してきた超高速飛翔体は主としてHGV方式で、米国がかつてDF-17に搭載したWU-14と呼んできたDF-ZF HGVがその典型である。
2018.08.05 Record China 中国が「超高速飛行体」の実験に成功=同国初のウェーブライダー式、次世代ミサイル技術で米国に対抗か <1809-080503>
 中国航天科技集団傘下の空気動力技術研究院が3日、超高速飛翔体星空-2飛行試験に成功した。 中国で初めてWaverider方式の飛行を実現したという。 Waveriderとは超音速飛行時に発生する衝撃波によって圧縮された空気により揚力を得る飛行方式で、これまでに飛行の成功が確認されている機体には米国の
X-51がある。
 星空-2はロケットに搭載され、3日06:41に中国北西部から打ち上げられ、打ち上げ10分後には切り離された星空-2が自ら飛行を始め、は高度30kmをMach 5.5~6で400秒以上飛行したのち予定の場所に落下した。
2018.08.05 産経新聞

(Yahoo)

中国、「極超音速飛翔体」兵器の実験に成功 マッハ6で飛行 <1809-080502>
 中国航天科技集団公司の研究機関が3日、中国が超高速飛翔体の飛行試験に成功したと発表した。 この種兵器の試験に関して公表されたのは初めてである。 発表によると、星空-2と名付けられた飛翔体は、予定の高度まで打ち上げられた後、高度30kmMach 5.5~66分以上飛行したという。
 米メディアによると、2014年1月に中国上空で同種兵器の実験が行われたのを米軍が探知し、その際の速度はMach 10に達したとされる。
2018.03.20 Jane's 360 China to step up research on hypersonic technologies <1804-032003>
 中国国営の新華社通信と環球時報が、Mach 10~25の超高速飛翔を試験するため風洞を建設していると報じた。
 CCTVによると、この風洞は供試品位置で胴径が2.5~3.0mあり、2010年に使用可能になると言う。
2018.02.14 C4ISR Net Missile Defense Agency asks for $700 million to bolster hypersonic defense <1803-021405>
 中国が2014年1月以来超高速滑空体 (
HGV) であるDZ-ZF (WU-14) の試験を少なくとも7回行っていることから米国防総省はHGVに強い懸念を示しており、FY19要求にその対策費として $120Mを要求している。
 $120Mは$9.9B要求しているMDA全体から見るとごく一部であるが$75.3Mであった前年度より大幅増になっており、更にFY20で$157M、FY21で$142M 、FY22で$117M、FY23で$119Mと、FY23までに合わせて$732Mを要求する計画である。
2017.02.27 産経新聞

インターネット

中国・人民解放軍ロケット軍が極超音速兵器開発 日韓ミサイル防衛突破狙う <1703-022706>
 カナダの漢和防務評論が、中国が日本や韓国などに配備されているBMD網を突破するために、射 程の短い超高速兵器を開発していると報じた。
 この兵器は
HGVと呼ばれるMach 5~10の飛翔体で、核兵器に代わる次世代兵器として米国やロシアも開発にしの ぎを削っている。
2017.02.20 Aviation Week & ST Hyper threat <1705-022002>
= 超高速飛翔体兵器に関する4頁の記事 =
HAWC
 
HAWCX-51A計画を継承する米空軍とDARPAのスクラム ジェット推進超高速機計画で飛行試験は2019年以降になる。
Project 4202
 吸気推進機を用いた一連の超高速滑空機計画で、2020年を目指しているとみられている。 計画最初の試験となるSS-19の 先端に取り付けられたYu-71の飛翔試験は2015年に行われている。
DF-ZF
 2020年を目指しているとみられる中国のDF-ZFはBMにより超高速に加速されたのち滑空飛行する。
2016.08.17 Defense News Hypersonic weapons threat looms large at missile defense symposium <1609-081707>
 米
MDA長官がハンツビルで開かれたAUSAのシンポジウムで、超高速滑空飛翔体 (HGV)の開発進展がミサイル防衛にとって新たな脅威になっている述べた。
 HGVの飛行高度はレーダの探知限界にあり、その高速性から対応時間が限定されるためという。
2016.05.01 Record China 中国が最新兵器「極超音速飛行兵器」を再度実験、世界のどこでも1時間以内で攻撃可能―中国メディア <1606-050101>
 日本の英字ウェブメディアThe Diplomatによると、中国超高速兵器の実験再び実施した という。 中国はDF-ZF (旧称WU-14)と呼ばれる超高速兵器の開発を続けており、今回が7回目の試験となる。 一部では2020年 には配備される可能性もあるとの分析もある。
 超高速兵器とはICBMと同様に成層圏外に打ち上げられた後、大気圏に再突入し滑空しながらMach 10という超高速で着弾する兵器で、ミサイル防 衛システムでは対処しきれない高速が特徴となる。 完成すれば世界のどこへも1時間以内に攻撃が可能となる。
2016.03.29 Defense News Analysis – A Chinese way of war <1604-032902>
 米議会の研究機関
CRSが、中国の軍事力を軽視してはならないとする報告書を議会へ提出 した。 報告書は以下の項目で構成されている。
Differing geographic scope of responsibilities
Differing missions
Statements from Chinese leaders about their intentions may not always be reliable
Limited transparency
Mirror imaging
Active defense/preemptive first strike in space
 図は2010年の殊海航空展で展示された超高速飛翔体の想像図。
2016.02.03 Jane's Defence Weekly STRATCOM chief confirms Chinese hypersonic tests <1603-020305>
 米戦略軍(STRATCOM)司令官が、中国DF-ZFと呼ばれる超高速滑空弾(
HGV)6回目の飛行試験を2015年11月に行ったことを認めた。
【関連記事:1601-120216 (JDW 2015.12.02)】
2016.01.29 Inside Defense China conducts sixth 'successful' hypersonic weapons test, STRATCOM chief says <1602-012906>
 米国防総省高官によると、中国が次世代攻撃兵器として開発を進めている超高速滑空兵器
HGV について、6回目の飛行試験を行った模様である。
【過去の試験関連記事:1601-120216 (JDW 2015.12.02)】
2015.12.02 Jane's Defence Weekly US confirms sixth Chinese hypersonic manoeuvring strike vehicle test <1601-120216>
 米政府が、中国が11月23日に6回目となる超高速飛翔体 DF-ZF の発射試験を行ったと見ている。  DF-ZF は今まで WU-14 と呼ばれる
DF-21 の派生型で、Mach 5 以上で飛翔したと見られるという。
 中国は今までに、以下のように5回の試験を行っている。
 第1回: 2014年 1月 9日
 第2回: 2014年 8月 7日(失敗)
 第3回: 2014年12月 2日
 第4回: 2015年 6月 7日
 第5回: 2015年 8月19日
2015.02.01 Aviation Week & ST Engagement window <1504-020104>
 Lockheed Martin社は、ブースタを太くし迎撃範囲を拡大する THAAD-ER を10年近く自社開発してき たが、中国が超高速滑空飛翔体
HGV の開発を進めているのを受け、THAAD-ER の売り込みを再開している。 これについて MDA 長官は、むしろロシアのシステムの方が脅威であるとしている。
 THAAD-ER は胴径14.5吋のブースタを21吋に拡大し、一段推進を二段推進にする。 これにより二段目の燃焼終了時点で 従来より高速になり、マヌーバする目標に対応可能になるという。
 ブースタの胴径を21吋にしても搭載車は今までのものが使えるが、発射機搭載弾数は8発が5発に減る。
2015.02.01 Aviation Week & ST China's third flight test of a hypresonic strike vehicle <1504-020102>
 中国の超高速滑空飛翔体 (
HGV) が三回目の飛翔試験を行ったのを受け、Lockheed Martin社が自社開発を進めてきた改良型 THAAD である THAAD-ER の提案を行っている。 開発には$1Bを要するという。
 Lockheed社は、中国の HGV が Patriot と Aegis の間隙を突くシステムであるとしている。
2014.12.11 Yahoo FOCUS-ASIA 記事

「中国が『WU-14』の3回目の発射実験と米メディアが報道、国防部は『特定の国に向けたものではない』―中国メディア」

<1501-121101>
 米国のニュースサイトである Washingron Free Beacon が4日、米情報部門が2日に中国西部で WU-14 超高速滑空機 (
HGV) 3回目の発射試験が実施されたことを確認したと報じた。 中国は1月5日と8月7日にも WU-14 の発射試験を行っ ており、いずれも長征-2C で打ち上げられている。
 この報道について中国国防部新聞事務局は、計画に従って行った実験で特定の国や目標を念頭に置いたものではないとの立場を示した。
1411-100008 (IDR 2014.10)】
2014.10 International Defence Review Mystery surrounds failed Wu-14 test flight <1411-100008>
 中国の超高速飛行体 Wu-14 の飛行試験は、1月9日に行われた1回目の試験では Mach 10 を達成し たが、8月7日に行われた2回目の試験は失敗した模様である。
(以下、失敗と見る根拠の記述)
2014.08.22 Yahoo 毎日新聞記事

「中国 極超音速滑空機の発射実験『失敗』」

<1409-082202>
 香港の英字紙 South China Morning Post が22日に軍関係者2人の話として、中国軍が7日に WU-14 極超音速滑空機 (
HGV) の飛行実験を実施したが、発射後まもなく壊れ失敗したと報じた。
 中国は今年1月9日、WU-14 を弾頭とした ICBM の発射実験を初めて実施し、中国本土上空で大気圏上層部(高度20~100km)を Mach 10 で滑空したことが観測されている。
【関連記事:1409-081902 (新華網 2014.08.19)】
2014.06.06 Yahoo 新華網記事

「中国の極超音速兵器が米国を不眠にさせる?―中国メディア」

<1407-060604>
 中国メディアの BW Chinese 中文網が5日、『中国の極超音速兵器が米国を不眠にさせる?』と題した記事を掲載した。 関連資料は、中国が試 験発射した超高速飛翔体は Mach 8~12 であることを示しているが、この速度は米国がアジア太平洋に配備した BMDS を無力化させる。
 中国が試験発射に成功した超高速飛翔体が配備されれば、米軍の空母は中国の標的になるこのことから、さらに米国を不眠にさせている。
【関連記事:1403-012201 (JDW 2014.01.22)】
2014.01.27 Aviation Week & ST High-speed hit <1403-012702>
= 中国の HGV 試験成功を分析する記事 =
 米海軍の観点では
HGV が第二世代 ASBM に使用されることを警戒している。 HGV が DF-21D の 弾頭として使用されると、2,000kmの射程が3,000km以上に伸びることになる。 同様に、1999年に配備が開始された 射程8,000kmの DF-31 の射程も12,000kmに延ばすことができる。
 米空軍では1966~1968年に Mach 15 の HGV である BGRV の試験を4回実施し2回成功し、続いて1979~1980年に AMaRV の試験を行ったが、1980年代以降計画は行われなくなった。
2014.01.22 Jane's Defence Weekly China confirms first hypersonic vehicle test <1403-012201>
 中国が1月9日、超高速滑空飛翔体 (
HGV) の飛行試験を行った。 米政府によるとこの HGV は WU14 と呼ばれている。
 米国防大学によると中国軍は2020年までに HGV を大陸間攻撃用に採用し、2025年までにスクラムジェット推進の超高速飛翔体を全地球攻撃兵器として開発するという。
 インドとロシアは2011年に、Mach 7 で飛翔する BrahMos Ⅱ を開発中で2017年に初飛行させることを明らかにしており、ロシアは ICBM の弾頭に機動可能な超高速弾頭を搭載 するとしている。
2014.01.20 Aviation Week & ST China's ICBM test <1403-012001>
 中国日報が、中国の行った超高速飛翔体の試験はICBM の先端に付けて発射 されたと報じた。
 超高速飛翔体を ICBM の弾頭とすれば、地球上のいかなる地点をも30分以内に攻撃できることになる。
2014.01.15 産経新聞

インターネット

超高速ミサイル実験認める 中国、米MD突破が狙い <1402-011501>
 中国国防省当局者が15日、中国が新型の超高速ミサイルの試験を行ったとする外国メディアの報道 について、計画に従って科学実験を実施するのは正常なことだと述べ、事 実上認めた
 同様の超高速ミサイルは中国のほかに、米国、ロシアが開発を進めており、インドも類似ミサイル開発を行っている。
2014.01.14 Chinese Defense Review China test Hypersonic Glide Vehicle (HGV): Pentagon <1402-011404>
 米国防総省によると、中国が初めて飛行試験を行った Hypersonic Glide Vehicle (
HCV) は、 米国の BMDS を突破する核弾頭搭載飛翔体である。
【註】
 報じられた中国の超高速ミサイル WU-14 は Hypersonic Glide Vehicle と言うことから、米国の Hyper Soar や、 FALCON 計画の HCV と同じ原理に基づく超高速飛翔体と思われる。
1307-052007 超高速 (Hypersonic) 巡航ミサイル】
2014.01.14 Yahoo 時事通信記事

中国、極超音速ミサイル実験=米 MD 網の突破狙う

<1402-011401>
 米国防当局者が13日、中国が超高速ミサイル WU-14 の飛行試験を行ったととするニュースサイト
Washington Free Beacon の報道を確認した。
 WU-14 は米ミサイル防衛網の突破を狙い、Mach 10 で飛行するよう設計された戦略兵器という。