年 月 日 出 典 標 題 要 旨 2022.08.28 18:00 日経新聞 中国、最新駆逐艦5隻を建造へ 海軍増強で台湾に圧力 <2209-082804> 中国版微博(ウェイボ)で8月下旬、遼寧省大連市で建造中という最新型駆逐艦5隻の写真が投稿された。 中国共産党系環球時報などは、海軍がType 052D駆逐艦5隻を大連で建造中だと報じ、South China Morning Postは「5隻はType 052D、もしくはこれを改良したType 052DLのようだ」と報じた。 日経新聞が入手した8月下旬に撮影された写真によると、中国の造船最大手、中国船舶集団 (CSSC) の大連造船所に5隻の船体が置かれ、作業員が建造作業中だった。 このうち2隻は船体がほぼ完成し、甲板で作業が行われていた。 2022.07.19 01:02 TBS News(Yahoo) 中国海警「76ミリ砲」搭載艦船を初めて派遣か <2208-071902> 中国国営CCTVにると、海警局が18日に警備艦2隻が北太平洋の公海で違法操業を取り締まるため、山東省青島を出港したと発表した。 日本政府関係者によると、この警備艦は76mm砲を装備しているとみられる。 海警局はこれまでもたびたび30mm砲装備艦を派遣しているが、76mm砲装備艦の派遣は初めてで、今回76mm砲搭載警備艦が日本周辺を航行することから日本政府は警戒を強めている。 【註】 中国海警局は海軍のType 054フリゲート艦を元にした76mm砲を装備したType 818警備艦を保有している。 【関連記事:1612-110502 (朝鮮 2016.11.05)】 2022.06.29 Jane's Defence Weekly China launches first CATOBAR-capable aircraft carrier <2208-062902> 中国が6月17日、3番目の空母Type 003福建を進水させた。 福建は全長320m、排水量80,000t以上で電磁カタパルトによるCATOBAR空母で、J-15やZ-9Cなど70機を搭載できる。 また11銃身のType 1130 CIWSやType 346 MFRも装備する。 2022.06.23 22:48 South China Morning Post China's aircraft carrier No 4 will not catch up with US Navy's nuclear-powered giants, analysts say <2207-062319> 中国空母の四番艦の推進装置について専門家は、原子力ではなく最近進水した福建同様にディーゼルになると見ている。 その理由について、中国ではまだ空母の推進装置に採用できるほど原子炉技術が発達していないと言う。 2022.06.18 04:45 毎日新聞(Yahoo) 中国海軍3隻目の空母「福建」が進水 24年にも実戦配備か <2207-061803> 中国国営新華社通信が17日、上海の造船所で建造中だった3隻目の空母が進水し福建と命名されたと報じた。 中国メディアによると、満載排水量は80,000t強で電磁カタパルトを初めて採用した中国海軍最大の空母となる。 就役すると空母が3隻体制となり米海軍のCSGと同様に任務、訓練、補修のローテーション運用が可能となり、台湾海峡や南シナ海での緊張がさらに高まる。 2022.06.16 18:41 時事通信(Yahoo) 3隻目空母、ドック注水開始 中国・上海 <2207-061611> 米軍事メディアが衛星写真の分析として16日までに、中国で3隻目となる空母が建造されている上海長興島の江南造船所で、ドックへの注水が開始されたもようだと報じた。 7月1日には中国共産党創立記念日を控えており、近く進水式が行われるとみられる。 2022.02.20 07:00 South China Morning Post How does converting a Chinese navy ship into a coastguard vessel aid Beijing's maritime mission? <2203-022007> 中国誌の「海軍と商船」が、海軍のType 056コルベット艦の対潜型であるType 056Aを海警局の警備艦に改造中とする記事を報じた。 Type 056は一番艦が2013年2月に就役しType 056が22隻、Type 056Aが50隻建造されたが、2019年12月に建造を終了し役割を大型艦に移していた。 改造ではミサイルと魚雷発射管が撤去されるが、76mm主砲と30mm機関砲は残される。 海軍の戦闘艦を海警局の警備艦に改修するのは今回が初めてではなく、2007年3月に2隻が改修されている。 2022.02.01 NHK 中国海軍の艦艇 海警局の船に転用のため10隻余を大規模改修か <2203-020108> 中国国内複数の造船所で海軍のフリゲート艦12隻を中国海警局の警備艦に転用するための改修が進められているという情報が、海外の情報機関から海上保安庁に寄せられたことが関係者への取材で分かった。 転用はこれまでも確認されていて、フリゲート艦に搭載されていたミサイルは撤去された一方、76mm砲、射撃管制レーダ、機関砲などは装備されたままという。 中国Weiboなどには昨年から1月にかけ、中国海軍の艦艇が海警局の船として塗装されたなどとする画像が、複数掲載されている。 撮影日時や撮影者は不明だが、海上保安庁は形状から中国海軍のType 056フリゲート艦を海警局艦に転用するため改修されているものと見ている。 12隻の改修は短期間で完了して就役する可能性があるほか、将来は20隻余りが転用される計画とみられる。 【註】 記事ではType 056をフリゲート艦としているが、同級は一般にフリゲート艦より小型のコルベット艦に位置づけられている。 中国では今までも海軍艦を武装をそのままにして海警局の警備艦にしている。 【戦車揚陸艦の例:1406-052703 (CD 2014.05.27)】 【Type 053H2Gフリゲート艦の例:1508-072303 (CD 2014.05.27)】 ただ従来は退役になった旧式艦が改造されていたのに対し、Type 056は2021年に最終艦となる72番艦が就役した比較的新鋭艦である。
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