2025年の中国艦船に関する報道

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年 月 日
出   典
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要             旨
2025.05.02
 05:00
讀賣新聞

(Yahoo)

中国が「軍民両用艦」建造、台湾有事には兵員・兵器輸送に利用か…読売新聞など衛星画像分析 <2506-050202>
 中国広東省広州市で、台湾有事を想定した軍民両用艦が建造されていることが、読売新聞などの衛星画像分析で分かった。 貨物船に甲板を置いて建造した艦船で、平時には海洋調査などを行う一方、有事には軍が揚陸艦として運用し、兵員・兵器の輸送や監視活動に利用するとみられる。 中国軍は建造が容易で安価な民間船を投入し、不足する輸送能力を補完する思惑がある。  建造場所は、中国国有造船大手の関連会社の造船所がある広州市南沙区竜穴島で、人工衛星を運用する米宇宙企業Planet Labが2024年10月23日に撮影した衛星画像で同艦が確認され、米宇宙企業Maxer Technologyが2025年3月21日に撮影した衛星画像でも確認された。  衛星画像を読売新聞と公益財団法人「国家基本問題研究所」が協力して分析したところ、中国の軍事関連サイトに同一の船体の写真が2024年11月頃から投稿されていることが判明した。
【関連記事:2412-110213 (CNN 2024.11.02)】
 同サイトは、中国軍艦艇などの写真が頻繁に投稿され、自衛隊関係者も注目している。船体には軍艦に付与される艦番号がなく、民間調査船であることを示唆する船名が書かれていることなどから、同研究所は同艦が平時には民間で運用される可能性が高いと判断した。
2025.03.03 Janes China's new Type 054B frigate expands options for at-distance deployments <2504-030337>
 中国
PLA海軍 (PLAN) が1月22日に、次世代のType 054Bフリゲート艦の初号艦を就役させた。 羅河と命名されたこの艦は、中国国防省が同日の声明で明らかにしたように、中国人民解放軍の青島基地に配属された。
 羅河はPLAのために建造された2隻のType 054Bフリゲート艦のうちの1隻で、2023年に上海の中国華東中華造船所で進水した。 その姉妹船は広州の黄浦文崇造船所で建造されており、完成間近であると考えられている。
 Type 054Bは、PLANが2008年から34隻保有しさらに6隻が建造中のType 054A級フリゲート艦の発展型で、大型ながらもスリムな船形を持つType 054Aは、同種の他の既存の中国艦と比較して、比較的高速かつ優れた燃費を達成することができる。
 Type 054Bは全長134m、幅16m、喫水5mで、ヘリコプター1機を収容できる格納庫を持ち、速力27kt、18ktで3,800nmの航続性能を持つ。
 中国海警局ではType 054Aを元にしたType 818趙都級哨戒艦として就役させている。
2025.01.23 Janes China commissions first Type 054B frigate <2502-012314>
 中国は、次世代フリゲート艦Type 054Bの初号艦を就役させた。 中国国防部は1月22日の声明で、羅河と命名されたこの艦はこの日に青島基地で開催された式典で就役した。
 国防部の声明では、羅河が配属される部隊についての詳細は明らかにしていないが、中国共産党が後援するメディアのChina Dailyは1月22日、この艦は
PLA海軍 (PLAN) 北海艦隊に所属すると報じた。
 羅河については、5,000t近い排水量という事実以外、詳細は明らかにされていない。