中国の UAV に関する記事

年 月 日
出   典
標       題
要             旨
2021.06 International Defence Review China's CH-6 armed reconnaissance UAV development breaks cover <2107-060007>
 まだ公開されていない中国
CASC社が開発しているCH-6 MALE/HALE UAVの模型が、4月19日に同社の施設で公開された。 それによると翼下に4箇所のハードポイントを持ち、翼端にはBoeing 737似のウイングレットがついている。
 同社は2018年の殊海航空展でターボファン搭載のHALE級UCAVであるCH-7を発表している。 CH-7のMTOWは3,300kgのCH-5を遙かに凌ぐ13,000kgで、高度32,808~42,650ft740km/hで飛行する。 CH-7は926km/hの記録を持っている。
2021.04.21 Jane's Defence Weekly China's Zhongtian Feilong unveils UAV 'mothership' <2106-042112>
 中国の中天飛龍 (Zhongtian Feilong) 社が4月1日、新しく開発したUAVから小型UAVを放出する試験に3月20日に成功したと発表した。
 小型UAVを放出したのは4基の回転翼と1基の推進プロベラを持つVTOL UAVで、放出された小型UAVは遊弋弾、ミニ
EW UAV、ISR UAVなどが考えられるという。
2021.04.08 Jane's 360 Chinese company Zhongtian Feilong unveils UAV ‘mothership' <2105-040806>
 中国Zhongtian Feilong社(中天飛龍社)が4月1日、3月20日に同社製のUAVによる小型UAVの放出に成功したと発表した。
 試験を行ったのは4基のロータと前進用プロペラを持つ双胴型VTOL UAVで、放出された小型UAVは偵察や突入攻撃ができる。
2021.03 International Defence Review China's WJ-700 Falcon armed reconnaissance unmanned aerial vehicle makes maiden flight <2105-030010>
 中国
CASIC社の子会社であるHiwing社が1月11日、WJ-700 HALE/MALE 武装偵察UAVを公表した。 WJ-700は2018年の殊海航空展で公表されている。
 全長9~10m、翼端長17~19m、MTOW 3,500kgのWJ-700は滞空能力20時間で、実用上昇限度8,000m、巡航速度500~700km/hで飛行し、130kgを搭載して5時間飛行ができる。 その前身のWJ-500やWJ-600が車両発射型のCMタイプの形状であるのに対し従来型の航空機形状をしている。
 このため陸海におけるISR、AEWSIGINTEWなどに使用するほか、翼下4箇所にハードポイント持ちCM-102超音速ARMC-701またはC-705KD対艦/対地CMを装備できる。
2021.01.13 Jane's Defence Weekly Image suggests CH-5 MALE UAV is in PLAAF service <2103-011311>
 中国航天空気動力技術研究院 (
CAAA) が2020年12月23日に公開した画像にCH-5 MALE UAVが2機映っていたことから、CH-5が既にPLA空軍で就役していることが明らかになった。
2020.11.11 Jane's Defence Weekly Unmanned enaolers <2101-111115>
= 中国の UAV 能力に関する4頁の記事 =
 ・Sensor to shooter
 ・System destruction
2020.11.11 Jane's Defence Weekly Chinese private companies showcase equipment for potential use in Tibet <2101-111114>
 中国国営CCTVが10月30日に、20社以上の民間中小企業が10月下旬に
PLA陸軍チベット軍管区で国境防衛及び高高度作戦用UAVの展示を行ったと報じた。
 CCTVは殊海のZiyan UAV社製Blowfish A2、成都のJouav社製CW-10CW-25など数種類の飛行を放映した。
2020.10 International Defence Review Image of new Chinese MALE/HALE UAV emerges, likely CASIC WJ-70 prototype <2011-100007>
 中国のソーシャルメディアが8月中旬、2018年の殊海航空展でCASIC社がコンセプトモデルを発表しながら、これまで明らかにされていなかったガスタービン推進のMALE UAV WJ-700の画像を公開した。
 WJ-700は多用途UAVで、
ISRAEWSIGINTEWDなどに使用されるものと思われる。
 全長9~10m、翼端長17~19mMTOW 3,500kg、滞空能力20時間のWJ-700は、その前身のWJ-500やWJ-600が車両発射型のCMタイプの形状であるのに対し従来型の航空機形状をしている。
 かつて公開されたコンセプトでは翼下に4箇所のハードポイントを持ち、CM-102超音速ARMC-701またはC-705KD対艦ミサイルを搭載できるという。
2020.06 International Defence Review Winning streak: China hits stride in armed MALE UAV exports <2008-060015>
= 中国の MALE UAV に関する6頁の記事 =
 ・AVIC Cloud Shadow
 ・AVIC Wing Loong
 ・AVIC Wing Loong Ⅱ
 ・Beihang UAS Technology BZK-005
 ・CASC CH-4
 ・CASC CH-5
2020.01.29 Jane's Defence Weekly Three-engined variant of China's Tengden TB001 armed UAV makes maiden flight <2003-012909>
 中国Global Timesが1月16日、Tengden社製の武装偵察用3発MALE UAV TW328/TB001が初飛行したと報じた。
 TW328/TB001は両翼に1基ずつのエンジンの他胴体後部にプッシュ式エンジンを装備し、全長11m、翼端長20m
MTOW 3.2tで、上昇限度9,500m、上昇率10m/s、速力300km/h、滞空能力35時間の性能を持つ。
2019.10.16 Jane's Defence Weekly Images suggest WZ-8 UAV is in service with China's Eastern Theatre Command <1912-101607>
 中国が10月1日に実施した建国70年記念パレード披露したWZ-8高高度高速UAVは、空軍第30航空連隊所属とみられる。 機体には吸気口がなく2基あるエンジンはジェットエンジンではないと見られる。 更に機体上部に固定用装置が見られることからH-6などにつり下げられて離陸し切り離されて飛行すると思われる。
 一方、飛来したH-6Nの胴体下部には
ALBM吊り下げ用とみられる改造がなされていた。
 またその日飛行したH-6Mはそのシリアル番号から台湾や日本と対峙する東部戦区の第10爆撃師団(第10爆撃連隊)の所属と見られる。
2019.09.02 Aviation Week & ST A stealthy-looking high-speed unmanned aircraft
 中国の北西工芸工科大学がMAKS航空展に、第五世代標的機として開発したジェット推進の高速ステルスUAV LJ-1を出品した。
 開発は中国のCCKW社と共同で行ったという。
2019.06.04 Jane's 360 Jordan puts Chinese UAVs on sale <1907-060403>
 ヨルダンが2016年に中国から購入した
CASC社製CH-4B武装UAV 6機を売りに出した。 期待した性能が得られなかったためとみられている。
 ヨルダンはCH-4Bと共にAR-1レーザ誘導ミサイルとFT-9誘導爆弾も購入していた。
2019.03 International Defence Review China's FL-1 MALE UAV makes maiden flight <1905-030007>
  中国ZT Guide社製FL-1 MALE UAVが1月20日に初飛行した。
 2018年の殊海航空展で初公開されたFL-1は全長10m、翼端長20m、
MTOW 3,200kg、燃料を含む搭載能力1,400kgで、両翼下に250kgを下げられるパイロンを2箇所持つ。 上昇限度は26,246ftで、高度16,404~19,685ftを巡航速度240km/hで飛行する。
 FL-1はMTOW 3,300kgのCH-5 MALE UAVと非常によく似た外観の中翼形状で、翼端長は20mである。
2019.03 International Defence Review China's AT200 cargo UAV readies for operational evaluation <1905-030006>
 成都のStar UAV社が、AT200輸送用UAVの試験を2018年に終え、量産と納入を開始する。 同社は広東省を拠点に国内外の輸送を行っている中国で二番目に大きな輸送会社SF Express社に3機を納入するほか、明らかにたれていない発注先に2022年までに50機を納入すると共に、2022年までに50機を納入する契約を受注しているという。 AT200は2018年10月26日に陝西省で行った試験で、秦嶺山脈を高度5,100mで超える飛行に成功している。
 AT200はPacific Aerospace社製P-750 XSTOL軽ターボプロップ機をUAVにしたもので
MTOW 3,400kg、搭載能力1,500kg、上昇限度20,000ftで、8時間又は2,000kmの飛行が可能である。
2019.02 International Defence Review China's all-composite Wing Loong Ⅰ-D MALE UAV completes maiden flight <1903-020010>
 中国
AVIC社が2018年12月、中国で初めて全複合材料製機体のWing Loong ⅠDが30分間にわたり初飛行したことを明らかにした。 Wing Loong ⅠDはWing Loong Ⅰが全長9m、翼端長14m、MTOW 1,200kg、搭載能力200kgであるのに対し、全長8.7m、翼端長17.6m、自重330kg、搭載能力400kgである。
 AVIC社はWing Loong Ⅰより大型で、全長11m、翼端長20.5m、搭載能力400kg、実用上昇限度24,600ft、滞空能力35時間のWing Loong Ⅱも開発している。
2019.02 International Defence Review China's CASC eyes heavy fuel engine for CH-4 armed reconnaissance UAV family <1903-020009>
 中国
CASC社が2018年12月21日、CH-4武装偵察MALE UAVに国内開発の重質油エンジン (HFE) を搭載したCH-4Cを開発していることを明らかにした。
 元となったCH-4グラスファイバ製の機体に100馬力のピストンエンジンを搭載し、全長8.5m、翼端長18m、MTOW 1,330kgで345kgを搭載でき、巡航速度180km/h、最高速度230km/h、滞空能力30時間、実用上昇限度23,600ft、運用高度9,800~19,600ftの性能を持つが、134~150馬力のHFEを搭載するCH-4Cは搭載能力400kg、滞空能力50時間、上昇限度29,527ftの性能を持つ。
2019.01.30 Jane's 360 China's AT200 cargo UAV readies for operational evaluation <1902-013006>
 成都のStar UAV社が、AT200輸送用UAVの試験を2018年に終え、量産と納入を開始する。 同社は広東省を拠点に国内外の輸送を行っている中国で二番目に大きな輸送会社SF Express社に3機を納入するほか、明らかにたれていない発注先に2022年までに50機を納入するという。
 AT200は2018年10月26日に陝西省で行った試験で、秦嶺山脈を高度5,100mで超える飛行に成功している。
【関連記事:1801-110803 (JDW 2017.11.08)
2019.01.22 Jane's 360 China's FL-1 MALE UAV performs maiden flight <1902-012204>
 中国ZT Guide社製FL-1 MALE UAVが1月20日に初飛行した。
 2018年の殊海航空展で初公開されたFL-1は全長10m、翼端長20m、
MTOW 3,200kg、燃料を含む搭載能力1,400kgで、両翼下に250kgを下げられるパイロンを2箇所持つ。
 上昇限度は26,246ftで、高度16,404~19,685ftを巡航速度240km/hで飛行する。
2019.01 International Defence Review China's Beihang UAS readies BZK-005E long-range reconnaissance UAV for export <1902-010006>
 北京UAV技術社が殊海航空展で、初めてBZK-005E MALE UAV海外から受注したことを明らかにした。
 BZK-005EBは中国で陸海空軍が偵察用や
ELINT機として広く使用しているChang Ying (Long Eagle) とも呼ばれているZK-005の改良型で、全長10.05m、翼端長18mMTOW 1,500kgで、最高速度210km/h、巡航速度130~180km/h、搭載能力370kg、上昇限度7,500m、滞空能力40時間、作戦行動半径2,000kmの性能を持つ。
2018.12 International Defence Review China's AVIC trials Venus solar-electric UAV <1902-120016>
 AVIC社が10月26日、翼端長20mの太陽電池動力長期滞空型UAV Venusを発表した。 Venusの巡航高度は20,000m (65,616ft) 以上という。 翼幅は1.1mで翼の重量は18.9kgである。
 2016年の航空展で公表された同社の最終目標は、翼端長50m、全長21mで100~125km/hで巡航し30日間滞空する。
2018.12 International Defence Review CASIC unveils WJ-700 armed reconaissance UAV <1902-120011>
= 殊海航空展で公開された WJ-700 武装偵察 UAV に関する記事 =
 CASIC社はWJ-700と共にRQ-170 Sentinelとよく似た
MTOW 3,000kgの技術検証機である完全自動化UAV Sky Eagleを公表した。
2018.12 International Defence Review China's CASC announces stealth UCAV development <1902-120010>
= 殊海航空展で公開された CH-7 UCAV に関する記事 =
 CH-7
MTOW 13,000kg、最高速度926km/h、740km/hで飛行する巡航高度32,808~42,350ft、滞空能力10時間以上という。
2018.11.21 Jane's 360 China's Beihang UAS readies BZK-005E long-range reconnaissance UAV for export <1812-112109>
 北京UAV技術社が殊海航空展で、めてBZK-005E MALE UAVを海外から受注したことを明らかにした。
 BZK-005EBは中国で陸海空軍が広く採用しているChangying (Long Eagle) とも呼ばれているZK-005の改良型で、全長10.05m、翼端長18m、
MTOW 1,500kgで、最高速度210km/h、巡航速度130~180km/h、搭載能力370kg、上昇限度7,500m、滞空能力40時間、航続距離2,000kmの性能を持つ。
2018.11.14 Jane's Defence Weekly Wing Loong Ⅱ UAV enters PLAAF sevice <1901-111402>
 中国軍が殊海航空展で、WingLoong Ⅱを調達したことを明らかにした。
 WingLoong ⅡはMQ-9 Reaperと似た武装偵察MALE UAVで、軍ではGJ-2 (Gongji-2) と呼ばれる。
2018.11.12 Aviation Week & ST New all-wing designs reveal China's growing swagger <1901-111201>

= 殊海航空展で公表された CH-7 全翼型 UAVを評価する記事 =
 
2018.11.09 Defense Update New Drones Dominate China’s Airshow <1812-110908>
 殊海航空展に展示された各種UAVに関する記事
<1812-110908-1>

XY-280
 はF-22/F-35並の6g高旋回が可能なUAVでRCS=0.05~0.1㎡のステルス性を有し、機内には2箇所の弾庫を持ちステルス攻撃機として使用されることが推測される。
 全長4.33m、翼端長6m、MTOW 650kg150kgの搭載能力があり、発進は陸上からRATOを用いて行われ最大速度Mach 0.72の性能を持つ。
 センサと武器を搭載しての滞空能力は2時間という。

<1812-110908-2>
CH-7
 米国のX-45やX-47に似たCH-7 UCAVは全長10m、翼端長22m、MTOW 13tで、最高速度Mach 0.75で、任務に応じてMach 0.5~0.6で巡航する。
 巡航高度は30,000~43,000ftである。
<1812-110908-3>
WJ-700
 CASIC社が展示したジェット推進でMTOW 3.5tのWJ-700は70時間の滞空能力をもち、CM-102 ARMC701、C-705KD対艦ミサイルを搭載するほか、EWやECM装置を搭載することもできる。
<1812-110908-4>

HK-5000G
 HK-5000GはMTOW 5tの空母搭載のUAVで、両翼下に合わせて2箇所のハードポイントを持つ。

<1812-110908-5>
YJ-300
 Tian Shaoとも呼ばれるYJ-300はAEWと偵察の両用UAVで、胴体両側と翼前縁にアレイを配したAESAアンテナを搭載できる。
 MTOW1.3tで、400kgの搭載能力を持ち、滞空能力15時間、速力200km/h、上昇限度25,000ftの性能を持つ。
<1812-110908-6>

CH-10
 CH-10はVTOL能力を持つチルトロータ式UAVである。

<1812-110908-7>
FL-71
 FL-71はMTOW 3tで、高度50,000ftでMach 1.8、高度30,000ftでMach 0.74の高速性能を持つ。
 100kgを搭載しての航続距離は800kmで、単一任務で1時間の滞空能力を持つ。
<1812-110908-8>

FL-2
 MTOW22tのFL-2はMach 0.73で航続距離7,300kmの性能を持つ。

<1812-110908-9>
TW-356
 実大模型が展示されたTengden社製双発のTW-356は重量物運搬用で、空輸品はポッドに収納して翼下4箇所に搭載され高高度を空輸される。
TW-765
 同社最大のTW-765は22tを7,500km空輸できる。
2018.11.06 Jane's 360 Airshow China 2018: CASIC unveils WJ-700 armed reconnaissance UAV <1812-110604>
 
CASIC社が殊海航空展にWJ-700 MALE UAVの実大模型を出品した。
 同社はWJ-500、WJ-600、WJ-600A/DなどのMALE UAVを生産しているが、WJ-700の前身であるターボジェット推進のWJ-600はMTOW3,500kg、滞空能力20時間であった。
【註】
 WJ-700と一緒に写っているCM-102はFC-1/JH-7A戦闘機が搭載する射程100kmのARMで、80kgの弾頭を搭載する。 この写真からするとWJ-700はCM-102を搭載できると思われる。
2018.11.05 産経新聞 中国が最新鋭ステルス無人機「彩虹7」を初公開 米試作機と酷似 <1812-110506>
 珠海航空展の開幕を前日に控えた5日、中国のステルスUCAV CH-7(彩虹-7)の実大モデルが公開された。 来年初飛行し、2022年には量産に入るという。
 翼端長22mのCH-7は無尾翼で、外観はNorthrop Grumman社のX-47Bに酷似しており、一部の欧米メディアはX-47Bのクローンで、中国がサイバ攻撃で技術を盗んだ可能性を指摘している。 2011年にイランで墜落した米空軍RQ-170の情報が中国に流出したとの見方もある。
2018.10.29 Jane's 360 China's AVIC trials Venus solar-electric UAV <1811-102906>
 中国AVIC社が26日、翼端長20mの太陽光発電式技術検証UAVのQi Mingxing (Venus) が初飛行したと発表した。 初飛行の場所と時期は明らかにされていないが高度20,000mを巡航し、引き続き開発する実用機に向けたデータを収集したという。
 AVIC社は2016年に10mのVenusを試作し2年間の試験を行い、2018年9月には5時間の飛行を達成している。
2018.10.22 Jane's 360 AVIC readies Wing Loong I-D prototype for maiden flight <1811-102209>
 中国
AVIC社がWing Liing Ⅰ MALE UAVの改良型であるWing Liing ⅠD武装偵察UAVを開発し、2018年末までに初飛行を行う。
 全複合材料製のWing Liing ⅠDは重量330kg、全長8.7m、全高3.2m、翼端長17.6mである。
【関連記事:1804-030009 (IDR 2018.03)】
2018.10.19 Jane's 360 Egypt shows Wing Loong UAV <1811-101913>
 エジプトが14日に行われた空軍創設45周年記念のビデオで、中国
AVIC社製Wing Loong UAVを公表した。
 このビデオでWing Loongは両翼にBlue Arrow 7レーザ誘導ミサイルと見られるミサイルを1発ずつ搭載していた。
2018.10.17 Jane's Defence Weekly China, Pakistan to jointly produce Wing Loong Ⅱ UAVs <1812-101703>
 パキスタン空軍が10月6日に、パキスタンと中国Wing Loong Ⅱ 武装偵察UAV 48機を共同生産すると発表した。
2018.09 International Defence Review China's CASC reveals enhanced CH-804C hybrid UAV <1810-090008>
 中国国営
CASCの付属機関CAAACH-804C固定翼ハイブリッドVTOL UAVの改良型を開発した。 改良型は従来型のMTOW 25kg、翼端長4m、搭載能力3kgに対して、30kg、4.25m、4kgと能力が向上している。
 胴体下には視野角を46゚×34.5゚の広角と4.6゚×3.45゚の狭角に切り替えられる2.5kgのEO/IR装置を装備している。 CH-804Cは到達距離100kmのL-bandデータリンクを搭載し25.6kb/sでデータ転送ができるが、画像伝送に際しては一時的に4Mb/sの伝送が可能になる。
2018.08.22 Jane's Defence Weekly UAE deploys Wing Loong Ⅱ UAV to Eritrea <1810-082202>
 DigitalGlobe衛星が8月3日に撮影したエリトリアのAssab空港の画像に、サイズからAVIC社製Wing Loong Ⅱ UAVと見られる機体が写っていた。 このことからUAEは少なくとも1機の同機を保有していると見られる。 同空港では3月上旬にMirage 2000用の格納庫より大きい26×21mの格納庫2棟が建造されているのが分かっていた。
Assab空港の位置 (Google Map)】
 新華社は2017年2月28日に、初飛行前のWing Loong Ⅱの輸出が確実になったと報じていた。 またCCTVが8月1日にWing Loong Ⅱが既に100機受注した報じている。
2018.08.06 Jane's 360 CASC highlights enhanced CH-804C hybrid UAV <1809-080605>
 中国国営
CASCの付属機関CAAACH-804CハイブリッドVTOL UAVの改良型を開発した。
 改良型は従来型のMTOW 25kg、翼端長4m、搭載能力3kgに対して、30kg、4.25m、4kgと 能力が向上している。
 胴体下には視野角を46゚×34.5゚の広角と4.6゚×3.45゚の狭角に切り替えられる2.5kgの EO/IR装置を装備している。
2018.08.01 Jane's Defence Weekly AVIC reveals Venus solar-electric UAV <1809-080107>
 中国の航空関係ポータルサイトCAN Newsが7月下旬、AVIC社が太陽光を動力源とする長期滞空型UAV Qi Mingxing (Venus) の開発を進めていると報じた。
 翼端長20m、翼幅1.1m、主翼重量18.9kgの試作機は2017年末に組み立てを開始し7月15日に完成し、初飛行に向け地上での電気、機械系統の試験を行っているという。
 Venusの最終的な姿は公表されていないが、2016年の中国航空展では翼端長50m、全長21mのモデルが公表されていた。
2018.07.27 Jane's 360 China's AVIC reveals solar-electric UAV development <1808-072703>
 中国の航空関係ポータルサイトCAN Newsが7月下旬、AVIC社太陽光を動力源とする長期滞空型UAV Qi Mingxing (Venus) の開発を進めていると報じた。
 翼端長20m、翼幅1.1m、主翼重量18.9kgの試作機は2017年末に組み立てを開始し7月15日に完成 し、初飛行に向け地上での電気、機械系統の試験を行っているという。
 Venus UAVの開発についてはまだ公表されていないが、2016年の航空展で全長21mも翼端長50m4基の電動モータで推進 しするモデルが公開されている。 このモデルは翼と胴体の上面が太陽電池で覆われ、巡航速度100~120km/h、滞空能力30日以上 の性能を持つという。
2018.07.18 Jane's Defence Weekly China's Yaoying Ⅱ MALE UAV conducts maiden flight <1809-071811>
 新華社通信が7月5日、Yaoying Ⅱ (Sparrow Hawk Ⅱ) MALE UAVが初飛行したと報じた。 国際市場も狙っているという。
 全長6mのYaoying Ⅱは攻撃能力を持つ偵察用UAVで、両翼にそれぞれ少なくとも1箇所のハードポイントを持ち、速力 230km/h、滞空能力16時間、実用上昇限度7,500mの性能を持つ。
2018.06.13 Jane's Defence Weekly Image emerges of China's stealthy Dark Sword UCAV <1808-061306>
 AVIC社が開発しているUCAV暗剣 (Dark Sword) の実大モデルの画像が中国のネット上で公表された。 2006航空展で初 めて計画が公表されて以来12年経た画像の公表であるが性能、諸元は未だ公表されず、暗剣の前に並ぶ関係者の写真から全長は12m程度と推測され る。
2018.06.07 Jane's 360 Image emerges of China’s stealthy Dark Sword UCAV <1807-060706>
 AVIC社が5日にウェブ上で、暗剣 (An Jian) UCAVの全体像を公表した。
 中国が2006年の航空展で構想を公表してから12年経っているが、公表された画像がモックアップなのか試作機なのかは分からない。
 一緒に写っているスタップとみられる19名からすると、暗剣の全長は12m以上と推測される。
2018.05.16 Jane's Defence Weekly Jordan unveils CH-4 UAV <1807-051605>
 アンマンで5月9日~10日に開かれたSOFEX展でヨルダン空軍が中国から購入したCH-4B武装UAVを展示した。 CH-4B は2016年4月に中国から購入したもので、Al-Zarqa市近郊のSahl Nsab航空基地に配備されている。 また同国はCH-4Bに搭載するAR-1レーザ 誘導ミサイルとFT-9誘導爆弾も購入している。
 更にヨルダンのCH-4Bには衛星通信装置が搭載されているため、その戦闘行動半径が250kmから 2,000kmへと延伸しているという。
2018.05.11 China Defense Photos of the day: ALIT CH-4 ELINT variant UCAV <1806-051104>

 (記事なし)

2018.04.11 Jane's Defence Weekly China confirms development fo UAVs for aircraft carriers <1806-041103>
 Global Times紙が4月3日、CASC社が空母搭載用のUAVを開発中であることを認めたと報じた。 これについては2016年11月に民間衛星が中国海軍 航空隊のカタパルト試験場にUAVがあるのを発見している。
 画像からするとUAVは翼端長178mでV字型尾翼のCloudShadow HALE UAVのようで、光学偵察装置や
SIGINT装置を搭 載できる。 このような大型のUAVはスキージャンプ台からの離着艦は難しいため、カタパルトを装備する三番艦の空母に搭載 されると見られている。
【Cloud Shadow HALE UAV 関連記事:1701-120009 (IDR 2016.12)】
2018.04 International Defence Review China's CASC readies improved CH-4 UAV <1806-040012>
 中国
CASC社の技術開発部門であるCAAAがCH-4 MALE UAVの能力向上型であるCH-4Cを開 発している。 CH-4Cは100kg級LGBを搭載できるほかELINT装置も装備できる。
 Jane'sはかつてCH-4について、全長8.5m、翼端長18m、MTOW 1,330kgとしていたが、最近ではCH-4は速度が巡航で180km/h、最大で235km/h、 滞空能力40時間、運用高度9,842~19,685ft、実用上昇限度23,600ftとしている。 またMTOW 1,260kgで滞空能力30時間の CH-4Aや、345kgを搭載して14時間の滞空両力を持つCH-4Bも報告されている。
2018.03.01 Jane's 360 China's CASC readies improved CH-4 UAV <1804-030107>
 中国CASC社が1月下旬に、CH-4 MALE UAVで最も強力なCH-4Cを公表した。
 同社によるとCH-4Cでは数ヵ所で能力向上が図られ、新型の100kg級レーザ誘導爆弾 (
LGB) や新型 電子偵察装置も搭載できるという。
 CH-4の詳細データは現時点では公表されていない。
2018.03 International Defence Review China's AVIC aims to roll out Wing Loong ⅠD in 2018 <1804-030009>
 中国国営ニュース社が、中国空軍がGongji-1 (Attack-1) として採用しているAVIC社製Wing Loong武装偵察用MALE UAV新型で あるWing Loong ⅠD計画を報じた。
 Wing Loong ⅠDは全長8.7m、全高3.2m、翼端長17.6mで、最高速度280km/h、対空能力35時間、実用上昇限度7,500mの性能 を持つ。 搭載能力は400kgである。
 Wing Loong Ⅰの寸法はそれぞれ、9m、2.8m、14mで、
MTOW 1,200kg、搭載能力200kgである。
2018.03 International Defence Review China's Star Shadow stealth UAV aims to fly in 2019 <1804-030007>
 成都のStar UAV社がシンガポール航空展でStar Shadow構想を発表した。
 Star Shadowは全長7.3m、翼端長15m、
MTOW 4,000kgで、RCS=0.1㎡ のステルス性を持つという。
 また全長2.5m、幅0.76m、奥行き0.7mの機内弾庫を持ち、400kgの搭載が可能という。
2018.02.14 Jane's Defense Weekly Star Shadow stealth UAV aims to fly in 2019 <1804-021405>
 成都市のUAVメーカであるStar UAV社がシンガポール航空展にStar Shadow UAVを出品した。
 Star Shadowは全長7.3m、翼端長15m、
MTOW 4,000kgで400kgの搭載能力を持ち、最大速度700km/h、巡航速度400~ 600km/h、上昇限度49,212ft、実用上昇限度39,370ft、滞空能力12時間の性能を持つ。
2018.02.06 Jane's 360 Singapore Airshow 2018: China’s Star Shadow stealth UAV aims to fly in 2019 <1803-020607>
 成都市を拠点とするStar UAV社がシンガポール航空展でStar Shadow
UCAV構想を公表した。
 Star Shadowは全長7.3m、翼端長15m、MTOW 4,000kgの菱形翼機で、RCS0.1㎡であるという。  機内には長さ2.5m、幅0.76m、高さ0.7,の弾庫を持ち、400kgの搭載が可能であるという。
2018.01.31 Jane's Defence Weekly UAE revealed as Wing Loog Ⅱ launch customer <1803-013105>
 10月22日に撮影された衛星の画像で、UAEのQusahwirah航空基地にAVIC社製Wing Loong Ⅱ MALE UAVが駐機してい るの明らかになった。 新華社通信はWing Loong Ⅱが初飛行する前日の2017年2月28日に、ある国から同機を受注したと報じていた。
 一方2016年10月31日と12月21日の衛星写真ではそれより小型のUAVが確認されていたが、これはWng Loongの原型 と見られる。
2018.01.29 Jane's 360 China’s AVIC aims to roll out Wing Loong I-D in 2018 <1802-012904>
 中国国営通信社が25日、AVIC社がWing Loong Ⅰ-Dの初飛行を行い、年内に国際市場での販売を開始すると報じた。
【註】
 AVIC社はWing Loong Ⅰの後継として武器搭載能力を増強したWing Loong Ⅱを開発し昨年に初飛行させているので、このWing Loong ⅡとWing Loong Ⅰ-Dの違いが分 からない。
【Wing Loong Ⅱ関連記事:1704-030104 (DN 2017.03.01)】
2018.01.10 Jane's Defence Weekly Chinese UAV sets live-fire record <1803-011014>
 新華社通信が12月31日、新型武装UAVのWing Loong Ⅱが最近行われた実射試験で、5個の標的に対し 5種類の武器を全て命中させたと報じた。
 報道では使用した武器は明らかにしていないが、2016年に殊海で行われた航空展では搭載武器として、47kgのBlue Arrow 7、26.5kmのBlue Arrow 9 4発パック、 250kgのGB3、50kgのGB7レーザ誘導爆弾などが紹介されていた。
 更にBlue Arrow 21 ASMやTL-10 (YJ-9E) 対艦ミサイルも装備できるという。
2018.01.03 Jane's 360 China's Wing Loong II UAV test-fires five different missiles in single sortie, says report <1802-010304>
 中国国営新華社通信が12月31日、試験飛行中の武装偵察UAVであるWing Loog Ⅱ一回の飛 行で、5箇所の異なる標的に対し5種類のミサイルを発射し、全てに命中させたと報じた。
2017.11.29 Jane's Defence Weekly China unveils two armed A-Hawk UTOL UAV models <1801-112911>
 中国国営AVIC社が11月12~16日にドバイで開かれた航空展にA-Hawk Ⅰ(右図左)とA-Hawk Ⅱ(右図右)の2種類の攻撃型VTOL UAVを出品した。
 直径が3.47m、
MTOWが175kgのA-Hawk Ⅰ65kgの搭載能力30分間の滞空能力を持ち、上昇限度は3,000m、速力60km/hで発射機2基を持つ。
 チルトロータ4基のA-Hawk ⅡはMTOW 120kg、滞空能力4時間、速力60km/h、上昇限度5,000mで、偵察、攻撃、貨物輸送が可能で ある。
2017.11.24 China Defense Testing helicopters, manned and unmanned, armed and unarmed on the Tibetan Plateau <1712-112408>
 China Dailyが24日、AV500W回転翼UAVが11月18日に、チベット高原の青海省でASM 2発を搭載して海抜高度 4,300mを飛行したと報じた。 AV500Wは10月31日には高度5,006mを飛行したという。
 一方11月9日には、複数ロータUAVのXM20が、全備状態4,600mを飛行している。
2017.11.22 Jane's Defence Weekly China's Beihang unveils TYW-1 strike-capable UAV <1801-112211>
 中国の北航UAV社が11月13日、BZK-005の発展型とみられるTYW-1武装偵察UAVを発表した。 TYW-1は全長9.85m、翼端 長18mの双胴型で、
MTOWはBZK-005の1,250kgより重い1,500kgという。
 最大搭載量は翼下に4箇所に合わせて370kgで、上昇限度7,500m、滞空能力40時間、 最高速度200km/hの性能を持つ。 また搭載したEO装置は高度5,000mで50kmまで監視できる。
2017.11.15 Jane's 360 China’s Beihang Unmanned Aircraft System Technology unveils TYW-1 strike-capable UAV <1712-111508>
 北京UAV技術社がBZK-005 MALE UAVを元にしたTYW-1威力偵察UAVを公表した。
 TYW-1は翼端長18m、全長9.85m、全高2.5mで、最大離陸重量はBZK-005の1,250kgより重い1,500kgである。 7.5kgの武 装が可能で、上昇限度7,500m滞空能力40時間、最大速度200km/hの性能を持つ。
 一方BZK-005は2016年4月に南シナ海Woody島近くで目撃されたほか、2013年9月には東シナ海の尖閣諸島付近で航空自衛隊F-15Jの要撃を受けている。
2017.11.08 Jane's Defence Weekly Choina's AT200 UAV to supply South China Sea military bases <1801-110803>
 中国科学院工程熱物理研究所が10月27日、中国が南シナ海の軍事施設への補給に、新開発のAT200輸送用UAV を使用する計画であることを明らかにした。
 
MTOW 3.4t、搭載能力1.5tのAT200はPacific Aerospace社(註:ニュージーランドの企業、 Home Page)製P-750を同研究所がSF Expressグループと共同でUAV化したもので、10月26日に初飛行している。
【初飛行を伝えた Web Site
 AT200は巡航速度313km/h、航続距離2,183km、実用上昇限度6,100mで8時間の滞空能力を持ち、200mの滑走路で離着陸できるという。
2017.11 International Defence Review China's H-5 UAV conducts live-fire trial with new precision munition <1712-110010>
 CACS社が9月21日、CH-5 MALE UAVによる80kg
PGMの投下試験に成功した。 試験 は高度11,482ftからLOBLで行われた。 またAR-1 45kg級 SAL ASMの発射にも成功している。 AR-1は射程8km、弾頭重量10kg、Mach 1.1で飛翔しCEP=1.5mという。
 CH-5は全長11.3m、翼端長21m、MTOW 3,300kgで、機内に200kgを搭載できるほか 、各翼には250kgの武装ができるパイロンが3箇所ずつある。 更に胴体内側2箇所に150kgずつ 外側2箇所に100kgずつを搭載できる。
 しかし同社は、機内搭載能力を500kgに、胴体内側に300kg外側に120kgを搭載でき ることを目指している。
2017.10.12 Jane's 360 Tengoen's TB001 armed reconnaissance UAV makes first flight <1711-101204>
 中国唯一の双胴双発UAVであるTB001が9月26日に初飛行したと新華社が報じた。
 TB001は全長10m、翼端長20m、最大離陸重量2,800kmで、上昇限度8,000m、滞空能力35時間、航続距離 6,000kmの性能を持つ。
 TB001は衛星経由の誘導が可能で、胴体下にはEO照準センサを持ち、両翼にはそれぞれ100kgの武器を搭載できるパイロンを持つ。
2017.09.27 Jane's Defence Weekly China's Tengoen unveils armed UAVs <1712-092706>
 中国のTengoen社が南寧市で開かれたChina-ASEAN Expoで2種類の固定翼UAVと2種類の回転翼UAVを公表した。
TA001
 
MTOW 1,200kg、滞空能力24時間で、翼下2箇所にパイロンを持つ。
TB002
 全長10m、翼端長20m、MTOW 2,800kgの双胴型武装UAVで、滞空能力35時間、航続距離6,000kmの性能を持つ。
 両翼下にそれぞれ100kgの武器が搭載可能。
HA001
 MTOW 450kg、滞空能力6時間のVTOL UAV。
HB002
 MTOW 280kg、滞空能力5時間のVTOL UAV。
2017.09.19 Jane's 360 Chinese company Tengoen unveils several armed UAVs <1710-091907>
 中国Tengoen社が、9月12~15日に南寧市で開かれた第14回ASEAN ExpoでVTOL UAV 2機種と固定翼UAV 2機種を公開した。
TB001
 双発UAV TB001は、全長10m、翼端長20m、最大離陸重量2,800kgで、滞空能力35時間、航続距離6,000kmの性能を 持つ。 各翼下のパイロンにはそれぞれ100kgの武器を搭載できる。
TA001
 プロペラ後置式の単発機で、最大離陸重量1,200kg、滞空能力24時間のUAVで、左右の翼下に武器またはEO照準器を搭載できる。
2017.09 International Defence Review China's CH-4 armed reconnaissance UAV receives upgrades <1710-090010>
 CASC社がCH-4 MALE UAVの性能向上を行った。 2017年初期に配備された性能向上型CH-4は 20kgの対装甲
SAL誘導ASMのAR-2を装備できる。
2017.09 International Defence Review CASC outlines CH-5 roadmap <1710-090009>
 試作機が2015年8月に初飛行したCASC社製CH-5 MALE UAVの量産型機が7月14日に初飛行した。
 CH-5は全長11.3m、翼端長21m、最大離陸重量3,300kgで、機内搭載200kgを含む1,200kgの搭載能力を持つ。
 武装では45kgのAR-1及び20kgのAR-2を装備できる。 AR-1は5kgの炸薬を搭載してMach 1.1で飛翔し、
CEP=1.5mの精度を持つ。
2017.09 International Defence Review CASC unveils sea-skimming lethal drone prototype <1710-090003>
 CASCの研究所
CAAAが開発したWIG効果を利用したUAVであるCH-T1が、ウェブ上 で5月に公開された。
 CH-T1は全長5.8m、最大離陸重量3,000kgで、高度1~6mを最大巡航速度Mach 0.65で飛 行し、実用上昇限度9,842ftの性能を持つ。
 搭載能力は1,000kgで、主力艦や構築物を破壊する破片効果弾頭のほか散布子弾も搭載でき、その際はパラシュ ートとエアクッションで回収することができる。
2017.07.26 Jane's Defence Weekly China 'to mass produce' CH-5 UAV <1709-072604>
 中国日報が7月15日、量産型CH-5 UAVが14日に初飛行に成功し、CH-5の量産が開始されたと報じた。
2017.07.16 Chinese Military Review China's most powerful armed drone CH-5 UAV makes its first flight <1708-071601>
 中国最強のUAVであるCH-5が、7月14日に河北省で初飛行した。 CH-5は全長11m、 翼端長21m、最大離陸重量3.3tのMALE UAVで、航続距離10,000km以上 搭載武器1,000kg、その他の搭載装備200kgの性能を持つ。 また滞空性能は60時間で、ASMを搭載しても30時間滞 空できる。
 CH-5は両翼のパイロンに45kgで射程10kmのAR-1
ATGMを合わせて8発と、20kgで 射程8kmのAR-2SAL誘導ATGM 4発入りポッド合わせて8発を搭載できる。
2017.07.15 China Defense photos of the day: China's CH-5 drone completes trial flight <1708-071503>
 昨年の殊海航空展で初公開されたCH-5 UAVが7月14日に初飛行した。
 開発者によるとCH-5は、監視、偵察、哨戒、照準、打撃が可能であるという。
2017.07.05 Jane's Defence Weekly Solar-electric Cai Hong UAV conducts stratopheric flight <1708-070515>
 中国メディアが、
CASC社が5月24に、太陽電池UAV CH-T415時間に及ぶ飛行試 験に成功したと報じた。
 CH-T4は外翼に上反角のある翼端長が45mのUAVで実用上限度20,000mを飛行する。 搭載能力は十数㌔㌘で、 4G/5Gの中継ができるという。
2017.06.28 Jane's Defence Weekly CETC claims new record for number of UAVs in aswarm <1708-062814>
 中国国営新華社通信が6月11日、中国の電機メーカ
CETC社が119機のUAVによる群飛行に 成功したと報じ1707-0619041707-061904た。
 これは同社が持つ今までの記録67機を更新するものである。
2017.06.26 Aviation Week & ST The dragon rising <1708-062603>
 パリ航空展では大方の予想に反し、AVIC社の子会社である成都航空機製造(
CAI)社が、 Wing Loong Ⅱの実大模型を展示した。 このモデルは4月にメキシコで開かれた航空宇宙展でも展示されている。
 2月に初飛行した自重4,200kgのWing Loong ⅡはWing Loongを改良したMALE UAVで480kgの搭載能力を持ち、YJ-9E対艦ミサイル、Blue Arrow 7、TL-2、AG-300など のASMやLS-9 SDBを搭載できる。
2017.06.13 Record China 米空母を撃沈させる新兵器、中国が開発か―米メディア <1707-061303>
 米National Interest誌が10日、「中国が米国空母を撃沈させる新たな手段を見いだした可能性がある」との記事を掲載した。
 中国公式メディアが、太陽光エネルギで飛行する大型UAV CH−T4(彩虹−T4)が高度20,000m の高高度の飛行に成功したと報じた。 同機はBoeing 737よりも大きいという。
 中国のDF−21が注目されているが、ミサイル以上に重要なのが攻撃目標のリアルタイム情報となる。 CH−T4は偵察や監視、通信で多大 な効力を発揮するとみられ、米国にとっては「空母キラー」になる可能性もある。
【関連記事:1705-032205 (JDW 2017.03.22)】
2017.05.17 Jane's Defence Weekly Images emerge of possible new Chinese anti-ship weapon <1707-051702>
 中国が地表面効果飛翔体(
GEV)の技術を取り入れたCMを開発している模様である。  ネットに流れた売り込み用パンフレットの画像では海軍の水色の塗装が成されている。 この飛翔体には'CH'とUAVであることを示す名称が付けられている。
 この飛翔体は最大離陸重量3,000kgで、1,000kgの搭載能力があり、1.5時間の滞空能力を持つという。
【註】
 この記事で言うGEVとは従来WIGと呼ばれてきた技術を指すと思われる。 WIGはソ連が積極的に開発してきた技術で、
【関連記事:JDW 2002.09.25
中国も開発を行っている。
2017.03.29 Jane's Defence Weekly Saudi Arabia to build Chinese UAVs <1705-032914>
 サウジアラビアのKACST社が3月16日に中国のCASC社と、UAVの製造に関する合意文書に署名 した。
 合意内容の詳細は明らかにされていないが、サウジ軍はすでにCASC社製のCH-4 MALE UAVを装備している。
2017.03.22 Jane's Defence Weekly CASIC reportedly developing stealth UAVs <1705-032205>
 中国国営China Daily紙が3月9日、CASIC社が長期滞空ステルスUAV近宇宙UAV を開発していると報じた。 また訓練用多目的ステルス標的機も開発中であるという。
 近宇宙UAVは高度20~100kmを飛行するという。
2017.03.09 China Defense China's new stealth drones <1704-030909>
 中国の大型UAVではCHファミリWing Loongシリーズが一般的で、CHシリーズは10ヶ国以上で採用されており、 Wing Loong Ⅱは先週初飛行したが、
CASIC社もWJ-500WJ-600 WJ-600A/DなどのUAVを開発している。
 特に最新型のWJ-600A/Dはステルス性能を持ち、他の中国製UAVの最大速度が280km/hであるのに対し700km/hの 高速を誇っている。
 CASIC社はさらに高度20~100kmを飛行する準衛星UAVにも関心を示している。
2017.03.08 Jane's Defence Weekly China secures its 'biggest' export order for UAV system <1705-030807>
 新華社が2月28日、Wing Loong Ⅱ武装、偵察用UAVが海外から受注を 確実にしたと報じた。 この商談は中国にとって今まで最大の輸出商談であるという。
 この商談はWing Loong Ⅱが初飛行した27日に公表された。
2017.03.06 Aviation Week & ST China's MQ-9 Reaper-class medium-altitude, long-endurance surveillance/strike unmanned aircraft, <1705-030601>
 新華社が、MQ-9 Reaper似の成都航空機製Wing-Loong Ⅱが、2月27日に31分間の初飛行を行ったと 報じた。
 Wing-Loong Ⅱは翼端長36ft、重量9,300-lbの大きさである。
2017.03.01 Defense News Latest-generation Chinese combat drone makes maiden flight <1704-030104>
 中国最新
UCAVであるWing Loong Ⅱ (WL-2 : 翼竜-2)が27日に 初飛行した。 WL-2の上昇限度は9,000m20時間の滞空能力を持つ。
 WL-1の搭載能力が100kgであったのに対し、WL-2は480kgの武器を翼下6ヶ所に搭載する能力を有する。
2017.03 International Defence Review Eastern promise: China grows unmanned capabilities <1704-030013>
= 中国 UAV 技術進歩に関する5頁の記事 =
Major UAV Developments
 Wing Loong Ⅰ/ⅡTian Yi (Sky Wing)、Cloud ShadowCH-4/5
VTOL UAV Developments
 BH-90/160AW500W/AV500WQY-1/V750Ziyan
Special Purpose UAV
 Sky Wing-6(RF jamming)、Mysterious Bee(テレメ)
2017.02.28 東京新聞

インターネット

多目的無人軍用機が初飛行、中国 人民日報報道 <1703-022803>
 人民日報が28日、中国が開発した偵察攻撃一体型の多目的UAV翼竜-2が27日に初飛行に 成功したと報じた。 同紙は、中国の偵察攻撃一体型UAVが世界の一流水準に到達したことを意味すると強調している。
 中国メディアによると、翼竜-2は翼竜-1と比べ性能が格段に向上し、上昇限度9,000m、最高速度は370km/hに達し 、滞空能力は20時間という。
2017.02.28 Yahoo ロイタ通信記事

「中国の新型軍事用ドローン、海外から過去最大の受注=新華社」

<1703-022802>
 新華社が27日、中国が開発した新型のUAV 翼竜-2に海外から過去最大の受注があったと 報じた。 発注した国や規模は明らかにされていない。
   中国西部で27日に31分間の初飛行を行った翼竜-2は翼端長20m余りで、偵察に加え攻撃の能力も備えている。
   中国は低価格を売りに米国やイスラエルから市場シェアを奪おうとUAVの開発を加速しており、欧米諸国が販売をためらう国々への売り込みを目指している。
【翼竜-1関連記事:1310-091302 (時事 2013.09.13)】
2017.02.15 Jane's Defence Weekly China's AR-2 UAV-capable air-to-surface missile ready for export, says report <1704-021510>
 China Daily紙が2月3日、中国がCai Hongシリーズ
UCAVの導入国に対しAR-2 SAL誘導ASMの売り込みを行っていると報じた。
 AR-2は重量20kg、弾頭重量5kgとAR-1の軽量型で射程8km、最高速度735km/hの性能を持ち、CH-4やCH-5のほか、他のUAVにも搭載で きるという。
2017.01.04 Jane's Defence Weekly PLA to take delivery of Xianglong HALE UAVs <1702-010417>
 国営China Daiky紙が12月6日、Xianglong(昇龍)HALE UAVの量産型が近く軍へ納入さ れると報じた。 Xianglongは主翼である後退翼後方にある前進翼の先端が後退翼と連結した独特な翼形状をしている。
 性能諸元は公表されていないが、Jane航空年鑑によると翼端長23m、最大離陸重量7,500kgで、巡航速度400kt、実用上昇限度18,000m、航続距離4,000nm、搭載能力 650kgの性能を持つ。
2016.12 International Defence Review AVIC's turbojet-powered Cloud Shaoew emerges <1701-120009>
 中国AVIC社が殊海航空展にCloud Shadowターボジェット推進MALE/HALE UAVを出品した。 Cloud Shadowには 武装偵察型ISR型の2機種があり、武装偵察型は速度550km/h、搭載能力400kg、上昇限度 45,900m、ISR型は620km/h、200kg、49,000ftの性能を持つが、全長9m、翼端長17.8mは同じである。
 武装偵察型は左右翼下に計6ヶ所のハードポイントを持つがAvengerと異なり機内弾庫は持たない。
2016.12 International Defence Review Heavily armed CASC CH-5 UAV makes debut <1701-120008>
 中国
CASC社が殊海航空展にCH-5 UAVを出品した。 CH-5は2015年8月に公表された全長11m、 翼端長21m、最大離陸重量(MTOW)3,300kg搭載能力1,200kgの武装可能なUAVで 、CH-3 YUAVや、全長8.5m、MTOW 1,350kg、搭載能力330kgのCH-4 MALE UAVと一緒に運 用される。
 CH-5は機首にEO/IRセンサターレット、胴体に電子戦装置を搭載するほか、翼下にそれぞれ3ヶ所のハードポイントを持ち、内側の2ヶ所は 250kg、中央の2ヶ所はそれぞれ150kg、外側は100kgの耐荷重があり、45kgのAR-1 SAL誘導ASMや、 20kgのAR-2 SAL ASMを搭載できる。
2016.11.09 Jane's Defence Weekly Turkmenistan parades new UAVs <1701-110911>
 ウズベキスタンが10月27日に行われた独立記念式典パレードに、中国CASIC社製のWJ-600A/D
UCAVを参加させた。
 2010年の殊海航空展で初公開されたWJ-600には、ターボジェット型のWJ-600とターボファン型のWJ-600Aがあり、5時間の滞空能力がある。 武装としてはCM-502KG SAM 2発を搭載するほか、YZ-200レーザ誘導爆弾も搭載できると見られている。
2016.11.07 Aviation Week & ST Unmanned at Zhuhai <1702-110704>
 11月1~6日に開かれた殊海航空展で、3機種のUAVが初披露された。 AVIC社はWingLoongプロペラ推進UAVのその発展型WingLoong2Cloud Shadowジェット推進UAVを、CASC社はCH-4の発展型であるCH-5ジェット推進UAVを展示した。
 これら3機種は、長時間滞空性能、細長い翼、V字尾翼、機首近くに衛星通信用アンテナと、ほぼ同じ形状をしている。
2016.11.04 Chinese Military Review Chinese CH-500 UAV with Blue Arrow-9 (BA-9) air to surface missile <1612-110402>

 中国のUAV CH-500Blue Arrow-9 (BA-9) ASMを搭載した写真である。
 Blue Arrow 9は射程6km、重量26.5kgの
SAL誘導である。

2016.06.06 Defense Update China tested an upgraded CH-4 “Rainbow” weaponized drone <1607-060604>
 
CASC社が、衛星経由の操縦機能と改良型EO装置を装備した武装型 CH-4の飛行試験を行っており、先月にはAR-1 ASMの発射試験も行った。
 衛星経由の操縦機能によりCH-4はBLOSでの飛行が可能になり、高高度飛行では250kmの行動半径を有することに なる。
2016.06.05 China Defense ALIT CH-4 UCAV remote kill via satellite link, testing distance is over 1000km <1607-060503>
 改良型
EO ball装置を搭載したCH-4の試験が行われた。
 可視光カメラは1,080画素で、20km遠方から目標を認識できる。 FLIRは目標捕捉距離が18kmで、連続可変ズーム能力がある。
 CH-4は離陸重量1,300kg、搭載能力345kg、上昇限度4,000mで、35時間の滞空能力を持つ。
2016.05.27 Yahoo 時事通信記事

「南シナ海に無人機配備か=海洋監視能力を強化―中国」

<1606-052702>
 米FOX Newsが衛星の画像を基に26日、中国が南シナ海パラセル諸島(西沙諸島)のWoody島に初めて UAVを配備したと報じた。
 画像は4月に撮影されたもので、UAVは40時間の滞空能力を持つBZK-005で、武装はしていないもようだという。
【註】
 BZK-005はかつて日本の防空識別圏に進入したことがあると報じたられたUAVで、2013年9月9日に防衛省がBZK 005と思われる航空機が東シナ海上空の防空識別圏に進入し たと発表している。
【関連記事:1510-090403 (Focus Asia 2015.09.04)】
2015.12.23 Jane's Defence Weekly UAE and Saudi Arabia operate Chinese UAVs over Yemen <1602-122304>
 シンクタンクのAtrantic Councilが12月8日に行われた討論会で、サウジアラビアとUAEイエメン 中国製のUAV(註:CH-4と見られる)を使用していることを明らかにした。
 Atrantic Councilの会員で米海兵隊の退役将軍が、UAEがイエメンで中国製UAVを使用しているのは、米国からの導入に失敗したからであると述べた。
【関連記事:1601-121903 (中央日報 2015.12.19)】
2015.12.19 中央日報 中国製無人機、イラクで IS 陣地空襲 <1601-121903>
 New York Times紙が17日、中国製 UAV の CH-4 が6日、イラク西部都市ラマディ奪還戦で
ISIL の拠点を 空襲したと報じた。
イラク軍6~12機の CH-4 を購入し、作戦に投入したと推定されている。
【関連記事:1512-102110 (JDW 2015.10.21)】
2015.10.21 Jane's Defence Weekly Iraq displays CH-4 UAV <1512-102110>
 イラクが中国
CASCA社製の武装 UAV である CH-4 を装備していることを明らかに した。 またイラク国防省は CH-4 1機が10月10日に、Al-Anbar県で初めての空爆を行ったと発表した。
 CH-4 は翼下に AR-1 レーザ誘導ミサイルと、FT-9 誘導爆弾を搭載できる。 FT-9 は50kgで、GPS/INS 誘導で EO TV 誘導装置も取り付けられるが、イラクの CH-4 は EO センサを持たず GPS/INS 誘導だけを行っている。
2015.09.28 Aviation Week & ST Eagles and Dragons <1511-092804>
 中国は既に Predator 級の UAV を配備しているが、RQ-4 Global Hawk 級 HALE UAV も装備しようとしている。 特に DF-21D
ASBM の射撃に欠かせない目標情報の取得に活用すると見られる。
┏━━━━┳━━━━━━┳━━━━━━┳━━━━━━┓
┃    ┃Divine Eagle┃ Soar Dragon┃ Global Hawk┃
┣━━━━╋━━━━━━╋━━━━━━╋━━━━━━┫
┃翼 端 長┃  132ft  ┃  94ft  ┃  132ft  ┃
┃全  長┃   50ft  ┃  49ft  ┃   47.5ft ┃
┃離陸重量┃   30,000~35,000-lb  ┃ 32,250-lb ┃
┗━━━━┻━━━━━━┻━━━━━━┻━━━━━━┛
2015.09.23 Jane's Defence Weekly China unveils next-gen Wing Loong Ⅱ armed UAV <1511-092306>
 中国
CAC社が、隔年開催の北京航空展で9月中旬、MQ-9 Reaper と極めてよく似た、第二世代となる WingLoong Ⅱ UAV を公表した。
┏━━━━━━━┳━━━━━━┳━━━━━━┓
┃       ┃WingLoong Ⅱ┃ MQ-9 Reaper┃
┣━━━━━━━╋━━━━━━╋━━━━━━┫
┃全  長   ┃  11m   ┃  10.97m ┃
┃翼 端 長   ┃  20.5m  ┃  20.12m ┃
┃最大離陸重量 ┃ 4,200kg  ┃ 4,762kg  ┃
┃機外最大搭載量┃  480kg  ┃ 1,360kg  ┃
┃ハードポイント┃   6   ┃   7   ┃
┃最大速度   ┃  370km/h ┃  444km/h ┃
┃上昇限度   ┃  9,000m ┃  15,240m ┃
┃空荷滞空能力 ┃  20時間 ┃  32時間 ┃
┗━━━━━━━┻━━━━━━┻━━━━━━┛
2015.09.04 Yahoo Focus Asia 記事

「軍事パレードに登場した BZK-005 無人機、13年に日本の防空識別圏に進入―中国紙」

<1510-090403>
 北京晨報紙が4日、軍事パレードに登場した BZK-005 UAV はかつて日本の防空識別圏に進入したことがあると報じた。
 記事によると、2013年9月9日に防衛省は、中国の BZK 005 UAV と思われる航空機が東シナ海上空の防空識別圏に進入したと発表し、これに対して中国側は年度計画に基づい た飛行で国際法や国際慣例に符合していると回答している。
【 BZK-005 関連記事:0912-102101 (JDW 2009.10.21)】
2015.08.30 China Defense Rainbow 5 (CH-5) UCAW full loaded <1509-083002>

 中国の CH-5 UAV が、HJ-10 ATGM 4発と、中国版 Paveway と呼ばれる LT ファミリの PGB 2発を搭載して、30時間の飛行を行った。

2015.07.04 Chinese Military Review Chinese Divine Eagle : twin-fuselage turbofan-powered high-altitude long-endurance (HALE) UAV <1508-070401>
 中国
SAC社の第601研究所が開発中の Shen Diao (Divine Eagle) ターボファン推進の大型双胴 HALE UAV の写真。
【関連記事:1508-060306 (JDW 2015.06.03)】
2015.06.03 Jane's Defence Weekly Images emerge of new Chinese twin-fuselage HALE UAV concept <1508-060306>
 中国のウェブサイトで5月27日、双胴型の UAV を撮影した画像が公開された。
 この UAV は
SAC社の第601研究所が開発している模様で HALE UAV と見られ、Project 973 又は Shen Diao (Diving Eagle) と呼ばれている。
 構想図は2012年には作られており、そこでは超高空を飛行し偵察や通信中継をするとされていた。
2015.05.20 Jane's Defence Weekly US DoD report highlights China's groeing UAV strike capabilities <1507-052002>
 米国防総省が5月8日に議会へ提出した中国の軍事力に関する年次報告では、中国は2030年までに$10.5Bを投じて41,800機の UAV を装備するとの見積もりを示している。 その中で特に以下の4種類を注目しているとしている。
 ・翔 龍 (Xianglong):【関連記事:
1302-011601 (Searchina 2013.01.16)】
 ・翼 龍 (Pteradactyl):【関連記事:1310-091302 (時事通信 2013.09.13)】
 ・利 剣 (Sharp Sword):【関連記事:1312-112104 (CMR 2013.11.21)】
 ・Sky Saber
2015.01 International Defence Review ALIT details 'export' CH-4 capabilities <1502-010017>
 中国の武器輸出企業
ALIT社が2014中国航空展で、CASC社製 CH-4 MALE UAV の詳細を 公表した。
 CH-4 は全長8.5m、翼端長18m、最大離陸重量1,350kg、搭載能力330kg、滞空能力40時間、巡航速度180km/hで、 AR-1 レーザ誘導 ASM 2発FT-9 50kg誘導爆弾2発を翼下パイロンに搭載できる。
 機体は GFRP製でね重量軽減と RCS の低減が図られている。
2014.11.16 Chinese Military Review Chinese WS-43 miniature attack cruise missile system (loitering attack munition) <1412-111603>

 中国が珠海航空展で、索敵攻撃型小型 CM WS-43 を展示した。
 WS-43 は20kgの弾頭を搭載し、60km以内を30分間にわたり遊弋して索敵し、突入攻撃できる。

2014.11.12 Defense News China's CASIC reveals new stealthy WJ-500 UAV <1412-111201>
 中国
CASIC社が珠海航空展に、ステルス形状の多目的亜音速 UAV WJ-500 を出展した。
 同社によると WJ-500 は、CM や航空機の飛行を模擬するなど、各種用途に使用できる。
2014.09.17 Jane's Defence Weekly Tianjin expo underscores Chinese UAV aspirations <1411-091709>
 天津で8月29~31日に開かれた UAV と模型飛行機展で、NORINCO社が水素又はヘリウムガスや空気で期待を膨らませる方式 の UAV を展示した。 展示室のは翼端長2.5mの SF-1、3mの SF-2、4.3mの SF-3 で、25kgを搭載して100kmを20km/hで飛行できるという。 上昇限度は4,000mである。
 また同社は9月上旬に、自重130kg、搭載能力50kg、最大速度6km/h、傾斜走破能力30゚、最大走行時間2時間の四足歩行ロボット を公開した。 四足ロボットは2011年に中国科学大学の自動制御研究所が、55kgの技術検証機 FROG を公開している。
2014.07.13 Defense News China develops mature, broad-based UAV sector <1408-071306>
 中国の UAV 業界は、過去5年間で従来の航空機業界を凌ぐ発展を見せており、中国の UAV は西側の模倣 だけでなく独創的な技術も生み出している。 
AVIC社などが設立した UAV 大賞を、2011年には西安の北西工科大 学が飛行試験を実施した回転翼停止機が受賞している。
 回転翼停止機は回転翼で離着陸し、飛行間は回転翼を停止して固定翼機として飛行する米国の実現し得な かった技術で、1980年代に DARPA と NASA が Sikorsky社に X-Wing を発注したが計画中止になり、2003年には DARPA が Boeing社に X-50A Dragonfly UAV を発注したが試験中に墜落している。
【 X-50A 関連記事:JDW 2001.10.17
2014.02.19 Jane's Defence Weekly Pakistan to deploy own UAVs over FATA, official says <1404-021901>
 パキスタンが既に20機以上の"国産" UAV を配備している。 これらは米軍が2014年末にアフガン から撤退するのに備えるもので、アフガンとの国境沿いに配備されている。
 これらの"国産" UAV は中国製の部品を使用しており、470kgの Shahparは中国の CH-3 によく似ているし、 Burraq も CH-3 を元にしていると見られる。
 パキスタンはこの他に、Selex ES社製の Falco MALE UAV も装備している。
2013.12.07 Yahoo Record China 記事

「テロリストも使用する『無人航空機』、中国の軍事用保有数は世界2位―ロシアメディア」

<1401-120702>
 ロシアのラジオ局『ロシアの声』が4日、中国が保有する軍用 UAV の数は米国に次いで世界で二番目となっていると報じた。
 それによると、中国が保有する軍事用無人航空機の数は米国に次いで世界二位で、11月21日にステルス性能を備えた UAV 『利剣』が初飛行に成功し たが、UAV の使用規模では米国とイスラエルがリードしており、技術面では EU 各国がこれに追いつく努力を重ねている。
2013.11.21 Chinese Military Review Maiden flight of Chinese Lijian “Sharp Sword” stealth UCAV <1312-112104>

 中国のステルス UAV Lijian (Sharp Sword) が初飛行した。

2013.11.21 日経新聞

インターネット

中国、無人攻撃機が初の試験飛行 <1312-112103>
 中国メディアが、中国が開発中のステルス UAV 『利剣』が21日に中国南西部で初めて約20分間にわたる試験飛行に成功し たと伝えた。
 中国メディアなどによると、利剣は航続距離が4,000kmで積載能力は2tとみられる。
2013.11.13 Jane's Defence Weekly 'Box wing' UAV makes a splash <1401-111307>
 中国結合翼 UAV の鮮明な画像が、11月5日に複数の web site で公表された。 この UAV の不鮮明な画像は2012年7月に 公表されていた。 この UAV は、中国唯一の結合翼 UAV である Soar Dragon よりやや小型である。
 Soar Dragon は2006年の珠海航空展で初めて模型が公開されているが、まだ初飛行したとも量産に入ったとも分かっていない。 自重は7.5tで、巡航速度750km/h、航続距離 7,000kmの性能を持つ。
2013.11.06 Chinese Military Review Chinese joined wing unmanned aircraft system (UAS) <1312-110602>
 中国の新型 UAV で、アフタバーナを持たないターボファンエンジンを搭載し、主翼が後退翼に なっている。
2013.09.13 Yahoo 時事通信記事

「攻撃能力持つ『翼竜』か=尖閣接近の中国軍無人機」

<1310-091302>
 香港誌の亜洲週刊が最新号で軍事専門家の話として、9日に尖閣諸島沖の上空に飛来した中国軍の UAV は ASM を装備でき る翼竜とみられると報じた。  同誌は UAV の飛行について、中国側の戦術的優勢を誇示するためだと見ている。
 翼竜は偵察のほか攻撃能力を持つ全長約9m、航続距離は4,000kmの UAV で、機能や大きさは Predator に似ているといわれる。
【翼竜関連記事:1212-111603 (Searchina 2012.11.16)】
2013.09.05 Chinese Military Review Chinese K800 unmanned high-speed compound helicopter with coaxial rotors <1310-090504>
 AVIC社が天津で開かれた中国ヘリコプタ博 (CHE 2013) に、K800 回転翼 UAV の模型を展示した。
 K800 は同軸反転ロータと推進プロペラを持つハイブリッド型高速ヘリで、最大離陸重量は800kgである。
2013.07.10 Yahoo Searchina 記事

「中国が1500機の無人機を配備 輸出大国に向かい邁進」

<1308-071002>
 西側諸国の専門家が、中国が UAV の輸出大国になりつつあり、すでに先進的な UAV を開発する能力を持っていると分析し、中国が開発した一連 の先進的な UAV は、中国が世界市場で優勢を占める可能性を示した。
 米中経済安全保障検討委員会の政治アナリストは、中国軍が現在配備している UAV の数は 1,500機以上と述べている。
2013.06.25 Defense News Report: China's UAVs could challenge western dominance <1307-062505>
 先週開かれたパリ航空展で、中国が出展した Wing Loong UCAV が目を引いた。 この展示は、中国が国際航空展で 初めて行った UCAV の展示で、従来米国やイスラエルの独占していた中東、アフリカへの売り込みと見られる。
 過去中国は、低空用~中空用、近距離~中距離の各種 UAV を開発してきているが、Wing Loong は MALE/HALE UAV に属する。
 中国軍は既に1,500機以上の UAV を装備しているという。
2013.05.14 China Defense The Chinese X-47 is real <1306-051406>

 地上滑走試験を行っている中国の UCAV の写真

2013.05.09 Yahoo Searchina 記事

「中国のステルス無人攻撃機が地上滑走…初飛行も間近か」

<1306-050903>

 中国網が、中国の UCAV利箭』が地上滑走試験を開始したと報じた。
 この報道が確かであれば、同機は近く初飛行すると見られる。

2013.04 International Defence Review Variation on a theme: China gets real on UAV exports <1305-040028>
 中国の武装 UAV 市場に NORINCO社が Sky Saker を持って進出し、 CH-4 のメーカである ALIT社と競争を繰り広げようとしている。
 Sky Saker は CH-4A/B と殆ど同じ機体を使用しているが搭載武器が異なる。
2013.03 International Defence Review China's ALIT details latest UAV efforts <1304-030026>
 中国 ALIT社がアブダビで開かれた IDEX 2013展に、CH-91、CH-92、CH-901 UAV を出展した。 CH-91 は既に量産中であるが、CH-92 と CH-901 は試験段階で、2014年に量産が開始されるという。
CH-91:最大離陸重量110kgの ISR UAV
CH-901:最大離陸重量90kgの mini UAV
CH-92
 最大離陸重量300kg、搭載能力60kgの武装 UAV で、戦闘行動半径250km、上昇限度19,600ft、実用上昇限度6,500~8,200ft 、滞空能力60分の性能を持つ。
2013.01.16 Yahoo Searchina 記事
「米国の予測 中国版グローバルホークは飛行距離7000キロ」
<1302-011601>
 Defense News が15日、中国の UAV 翔龍の航続距離は7,000kmに達すると見られると報じた。
 翔龍4機がはっきりわかる写真がネット上に流出した。
2013.01.14 China Defense Photos of the day: Xianglong, Soaring Dragon gearing up for its maiden flight? <1302-011405>

 昨年の6月、飛行試験に失敗し地上滑走だけが行われたと噂されている結合翼 UAV翔龍 (Soaring Dragon) が、二度目の挑戦 を行おうとしていると見られる画像がネットに流れた。

2013.01.09 Yahoo 朝鮮日報記事

「中国軍、旧型戦闘機を無人攻撃機に改造」

<1302-010902>
 中国が、MiG-19 を模倣した1960~1970年代に中国空軍の主力機 J-6 を UCAV に改造し、台湾や尖閣諸島と向かい合う福建省に配 備している模様である。
 中国国営の環球時報が8日、カナダの軍事専門誌『漢和防務評論』が最新号で、2011年7月に撮影された衛星写真を基に福建省連城の空軍基地に少なくと も55機の J-6 UCAV が配備されているものと推定していると報じた。 連城空軍基地は台湾から400km、尖閣諸島からは650kmほど離れた場 所にある。
2012.11.26 Aviation Week & ST Branching out <1301-112602>
 中国の CASC社が珠海航空展で、中国最大の UAV である彩紅-4 (CH-4) を公表した。
 公表されたのは民需用偵察監視 UAV である CH-4A を軍用にした CH-4B で、345kgの搭載能力があり、 AR-1 ミサイル2発小型爆弾2発を搭載できる。 全備重量1.33tと、4.76tの Reaper よりかなり小型であるが、上昇 限度23,000ft、滞空能力14時間の性能を持つ。
2012.11.16 Yahoo Searchina 記事
「中国製無人機『翼龍』 アラブ、ウズベキスタンに輸出 (1) 」
<1212-111603>
 13日に珠海市で開幕した第9回中国国際航空宇宙博覧会に『翼龍』の実物が初登場し、海外メディアから注目を集めている。  翼龍は AVIC 傘下の成都飛機設計研究所が開発した重量1.1t、全長9m、翼端長14mの UAV で、 上昇限度5,300m(註;17,000ft)、航続距離4,000km、滞空能力20時間の性能を有する。
 翼龍はすでに海外の買い手から高く評価されており、UAE へは2010年に1機目が引き渡されている。 またウズベキスタン もすでにを購入したと報じられている。
Yahoo Searchina 記事
「中国製無人機『翼龍』 アラブ、ウズベキスタンに輸出 (2) 」
2012.11.16 Yahoo 毎日中国経済記事
「無人航空機『彩虹 4』 中国航空展に出展、人気集める―中国・広東省」
<1212-111602>
 珠海市で13日開幕した第9回中国国際航空宇宙博覧会(中国航空展)で13日、AVIC 第11研究院が開発したUAV 『彩虹 4 』(CH-4) が公開された。
 同研究院によると、CH-4 は翼端長18mで中国の UAV では搭載能力が最も大きく、飛行性能が最も優れているという。
2012.11.14 Yahoo 毎日中国経済記事

「無人機『翼竜』を初公開―中国航空展」

<1212-111404>
 第9回中国国際航空宇宙博覧会(中国航空展)が13日に珠海市で開幕し、UAV で注目を集める『翼竜』が初公開された。
 100馬力のピストンエンジンが装備され、最大離陸重量は1,100kg、滞空能力は20時間で、偵察、レーザ照射測距、ECCM 装置、小型の対地攻撃兵器を搭載可能である。
2012.11.14 Yahoo AFP=時事記事

「中国、軍用無人機と次世代戦闘機を披露 航空ショー」

<1212-111403>
 AVIC珠海航空展で UAV『翼竜 (Yi Long) 』(英語名 Wing Loong)を 披露した。
 翼竜は Predator に似ているが、Predator より大幅に低価格の模様で、すでに輸出が始まっていると いう。 香港の英字紙は、翼竜の価格をおよそ$1Mと報じている。
2012.11.13 Defense News China's AVIC unveils future plans at Zhuhai <1212-111303>
 AVIC 傘下の貴陽航空機が珠海航空展に、新型の Harrier Ⅲ UAV を出展した。
 Harrier Ⅲ は最大離陸重量2,000kgの HALE/MALE UAV で、2基のエンジンで巡航速度260~320km/hで24時間飛行し、搭載 能力300~700kg、作戦行動半径200kmの性能を持つ。
2012.09.16 China Defense SkyBow, China's X-47 like stealth UCAV?? <1210-091603>
 F-60/J-21/J-31 が軍事技術誌に初めて掲載された際に、大学の計画であると記されていた SkyBow UCAVは、明らかに 瀋陽航空機工業 (SAC) 第601研究所の進めている開発計画と思われる。

【関連記事:1210-082907 (JDW 2012.08.29)】
2012.09.02 Yahoo 読売新聞記事

「中国海洋局、無人機による海域監視システム導入」

<1210-090201>
 人民日報が2日、国家海洋局が沿海の11の各直轄市、省、自治区UAV の基地を1ヵ所ずつ設置し、各基地に少なくとも1機 を配備することを決定したと報じた。 将来は東シナ海や南シナ海にも配備していくとみられる。
 遼寧省は昨年末、UAV で980k㎡の海域で50cmの精度の航空写真を撮影し、江蘇省でも今年に入り UAV による低空撮影に成功している。
2012.08.29 Jane's Defence Weekly Chinese sources suggest plans for carrier UCAV <1210-082907>
 中国筋によると、PLA 海軍が空母搭載又は陸上離着陸のステルス長距離 UCAV 10年以内に装備する。 この UCAV は Phantom Ray によく似ているという。
 瀋陽航空機設計 (SADI) が全長10m、翼端長14mの UAV(右図)を開発している。 この UAV のステルス性は機体形状だけでなく、 ステルス塗装によっても実現しようとしている。 因みに Phantom Ray の全長は11m、翼端長は15mである。
2012.07.09 Aviation Week & ST Unmanned in the east <1209-070903>
 中国では数種類の UCAVが開発されていると見られる。 なかでも注目されるのが、AnjianWarrior Eagle で ある。
 ロシアでは2007年に MiG社が、Kh-31 2発を搭載する10t級の Scat UCAV のモックアップ を公表している。
 韓国は KUS-X の開発を進めており、2020年代後半に装備化を計画している。
2012.05.15 Yahoo 時事通信記事

「沖ノ鳥島東方で無人機訓練=大隅海峡通過の中国軍艦―防衛省」

<1206-051501>
 防衛省が15日、鹿児島の大隅海峡を先月30日に通過して太平洋に向かった中国海軍のフリゲート艦など艦艇3隻が、 沖ノ鳥島の東約700kmの海域で、UAV の飛行訓練をしていたと発表した。 同省によると、警戒に当たった海上自衛隊の護 衛艦などが、フリゲートの甲板から VTOL UAV が離着艦する様子を確認した。
 中国側は情報収集艦も帯同させており、同省は訓練の意図などを分析している。
2012.02.22 Jane's Defence Weekly Chinese VTUAV makes its debut <1204-022203>
 中国の Yotaisc社がシンガポール航空展に、新型の X200 VTUAV を出品した。 X200 は同軸反転ロータの UAV で、既に 飛行試験が行われており、9月には実用可能になると言う。
 同社は既に軍から発注を受けているという。
2012.02.17 Defense News Singapore: New Chinese UAV unveiled <1203-021704>
 中国の Yotaisc社がシンガポールで開かれている航空展に X200 VTOL UAV を出品した。 X200 は中国の VTOL UAV で は最大級で、100kgの搭載能力と5時間の滞空能力、16,400ft (5,000m) の上昇限度などの性能を持つ。
 X200 には SAR3D レーザレーダなどの各種装備が搭載できる。
 X200 は、2005年に同社が生産を開始した M28 を大型化し改良したもので、M28 は20機生産されたうち2機が中国陸軍へ17機が民間へ納入されて いる。
2012.02 International Defence Review Unmanned dragons: China's UAV aims and achievements <1204-020013>
= 中国の大型 UAV に関する7頁にわたる特集記事 =
An Jian UCAV
Wing Loong MALE UAV
Tian Yi HALE UAV
Long Haul Eagle HALE UAV
Xiang Long
WJ-600
Warrior Eagle UCAV
2011.10.05 Jane's Defence Weekly China unveils X-5 umnanned helo <1112-100513>
 9月21~24日に北京で開かれた中国航空展に Z-5 UAV ヘリが出品された。 Z-5 は全長5.4mと推定され、同じ会社が横に展示した Z-3 UAV の二倍の大きさである。
【註】
 Z-5 の名称は、今までソ連製 Mi-4 の中国国産ヘリに使われてきた。
 Z-5 UAV が Z-5 ヘリと関係あるのか否かは不明である。
2011.08.25 Yahoo 時事通信記事

「中国軍ステルス無人機が墜落か=香港紙」

<1109-082502>
 25日付の香港紙が地元住民らの話として伝えたところによると、中国軍のステルス UAV BZK-005 が数日前、河北省上空を飛行中に墜落した。  地上で死傷者はなかったが、当局が現場を封鎖し残骸を回収した。
 BZK-005 は150~180km/hで約40時間8,000mの高空を飛行できるといわれ、総参謀部が管轄している。
【 BZK-005 関連記事:0912-102101 (JDW 2009.10.21)】
2011.07.27 Jane's Defence Weekly Beijig confirms first test flights for unmanned helo <1109-072706>
 中国の国営メディアが7月20日、初めて国内開発した UAV ヘリ U8 の初となる一連の飛行試験が完了したと報じた。  U8 の初飛行は2007年に行われたと報じられていた。 CATIC社は、2010年のシンガポール航空展で輸出仕様の U8E を公表していた。
 U8 は最大離陸重量220kgで、搭載能力40kg、上昇限度3,000m、滞空能力4時間、最大速度 150km/h、航続距離100kmの性能を持つ。
2011.07.21 Yahoo Searchina 記事

「中国製無人ヘリ、高原における初の試験飛行に成功」

<1108-072103>
 中国航空工業直昇機研究所が自主開発した U-8 VTOL UAV が、海抜3,060mの高原における試験飛行に成功した。 U-8 は15日間にわたる試験飛行で、海抜1,060mの甘粛省天水市から海抜3,060mの青海省共和空港までの4ヵ所で試験を実施した。
 U-8 は最大離陸重量230kg、搭載能力40kg、行動範囲100km、滞空能力4時間で、任務に応じ てさまざまな装備が搭載できる。
2011.07.11 China Defense Navalized ASN-206 drone unveiled <1108-071103>

 中国海軍の南シナ海艦隊が7月10日、UAV を用いた通信中継訓練を開始した。
 中国の出版物によると ASN-206は、上陸作戦部隊と支援艦船の間の通信中継に使用される模様である。

2011.07.10 Yahoo Record China 記事

「中国が無人航空機の開発を加速、国際市場を照準に―米華字メディア」

<1108-071001>
 7日付けの米国中国語新聞が、中国が国際市場を照準に UAV の開発を加速していると報じた。 中国はすでに国際航空展などで UAV の試作機 を展示しており、6月に開催されたパリ航空ショーでも新型 UAV を公開するなど、今後の国際市場への参入を視野に入れた活動を行っている。
 中国問題研究家は、過去数年間に中国の UAV 開発速度はいかなる国も追いつけないほどであると語り、中国の主要武器メーカは UAV の専門 研究開発センタを持っていると分析している。
2011.07.05 Yahoo 時事通信記事

「無人機開発で米を猛追=中国、技術輸出にも意欲― W ポスト」

<1108-070501>
 ワシントンポストが4日、中国UAV 開発競争で米国を猛追しており、中国ほど急速 に UAV の研究を進めている国はないと報じた。
 更に、中国は UAV 開発で米国に追い付くことだけでなく、技術輸出にも意欲的と分析している。 UAV は戦闘機などと比べると価格が格 段に安いため、今後10年間で$76B規模の市場に成長するとされる。 米国は一部の同盟国だけに UAV を輸出しているが、中国はパキスタンに偵察用だけでなく、攻 撃機も輸出する計画を進めているほか、中東やアフリカ諸国への輸出も見込んでいるという。
2011.07.04 Aviation Week & ST Advanced UAV <1108-070407>
 中国の新型 UAV の写真がインターネット上に流れた。 米国の専門家はこの UAV を、中国が ASBM照準用ノードとして使用する巡航高度60,000ft、行動半径300哩のステルス UAV と分析している。
【関連記事:1108-070301 (China Defense 2011.07.03)】
 この写真は CAC社の施設で撮影されているが、同社は J-10J-20 を開発しているほか、2009年12月には全長45ft、翼端長75ft、最大離陸重量7,500kg、巡航高度55,000~ 60,000ft、航続距離3,800nmと Global Hawk 級の翔竜 (Xianglong) の初飛行を行っている。
2011.07.03 China Defense Chinese "Global Hawk" in PLAAF color <1108-070301>
 中国の HALE UAV 翔竜 (Xianglong) は、2009年11月7日に初飛行したと報じられて以来、消息が途絶 えていたが、同機が中国空軍の塗装をされている写真が公表されてたことから、開発が次の段階に入っていると見られる。
【関連記事:0912-111203 (China Defense 2009.11.12)】
2011.06.29 Jane's Defence Weekly AVIC displays MQ-9 looklike <1109-062907>
 中国 AVIC社がパリ航空展に MQ-9 Predator B 似の UAV Wing-Loong を出展した。 Wing-Loong は全長は9.054m、翼端長14m と Predator B より若干小型であるが、搭載能力200kg、滞空能力20時間の性能を持つ。  パイロンも各翼下1ヵ所と Predator B の各3ヵ所に比べると少ない。
 同社によると Wing-Loong の試作は始まっているが、飛行試験が行われるか否かは明らかでなく、目下採用先を探している段階である。
【関連記事:1106-050205 (AW&ST 2011.02.05)】
2011.05.16 Aviation Week & ST China's Brantly-based drone <1106-051601>
 中国 AVIC社と関連会社が、Brantly社製 B-2B ヘリを無人型化した V750 の飛行試験 を行った。
 B-2B は1959年に FAA の耐空証明を取得している。
【関連記事:1106-050902 (China Defense 2011.05.09)】
【註】
 Brantly社はテキサス州に本社を置く企業であるが、現在では製造の全てを中国の 青島 Haili Helicopter社で行っている。
2011.05.09 China Defense China Tests Unmanned Helicopter <1106-050902>
 中国が7日、山東省東部の Weifang で中型 VTOL UAV V750 の初飛行を行った。
 V750 は最大離陸重量750kgで、搭載能力80kg、滞空能力4時間、遠隔操縦時の飛行距離150kmの性能を持つ。
2011.05.09 Yahoo Recoed China 記事

「中国最大の無人ヘリ『V750』が試験飛行に初めて成功―中国紙」

<1106-050901>
 広州日報が8日、中国最大の無人ヘリ V750 が7日に山東省で初飛行したと伝えた。 但し専門家は、初飛行には成功し たものの、実用化にはまだしばらく時間がかかると見ている。
 V750 は2人載りの B2B ヘリを改造したもので、重量757kg、最大積載量80kg、最高速度161km/h、最長航続距離500km、 滞空能力4時間以上である。 自動飛行と遠隔操縦飛行の切り替えができ、遠隔操縦時の操作可能距離は150km、高度3,000m となる。
【関連記事:1101-120701 (新華社ニュース 2010.12.07)】
2011.05.02 Aviation Week & ST Unmanned advance <1106-050205>
 昨年11月に珠海で開かれた航空展に、中国数十種類の UAV を展示し、中国がこの分野で急速に西側に追いつきつつあ ることが明らかになった。
 WJ-600は Tomahawk によく似た機体であるが武器を搭載している。
 Predator A とよく似た Pterodactyl-1は、飛行試験で爆弾の投下も行っている。
2011.01 International Defence Review China showcasees dynamic armed UAVs <1102-010035>
 珠海で開かれた航空展には4種類の武装 UAV のほか、多数の UAV が出品され、また出展企業も AVICCASCCASIC などのほか、小規模の国営研究所や民間企業に及んだ。 下記の武装 UAV 4機種のほかにも CASC社の SL-200 のように、翼下にハードポイントを持ち武装可能と見られる UAV もあった。
Prerodacty 1: AVIC社製、Predator 級の UAV
CH-3: CASCAVIC社製、65kgの FT-5 SDB を装備
WJ-600: CASICAVIC社製、
ASN-229A: ASNAVIC社製、800kgの HAKE UAV
この他に ASN社の ASN-102,-209,-213 などにも言及。
2011.01 International Defence Review China displays range of UGVs <1102-010033>
 2010年11月に珠海で開かれた航空展に、CASIC社の子会社である Honglinxuebao社が、各種 UGV を展示した。
Snow Leopard 3: 60kgで1kgの運搬能力
Snow Leopard 10: 200kgで15kgの運搬能力
EOD Fighter: 380kgで20kgの運搬能力
 この他にも同社は各種 UGV の詳細を公表した。 その中には20kgで MP5K 短機関銃(機関拳銃)を装備するものもあ った。
2010.12.07 Yahoo 新華社ニュース記事

「産業用無人ヘリ、山東省で量産 国産エンジン搭載」

<1101-120701>
 珠海国際航空展でお披露目された、中国産エンジンを積んだ産業用回転翼 UAV V750 が山東省で量産体制に入った。 V750 は 750kgの搭載能力を持つ。
【註】
 この記述が事実であれば、米海軍が武装 TUAV に考えている MQ-8B Fire Scout の搭載能力が90kg、海兵隊の輸送用 UAV の候補になっている A160 Hummingbird でも 136~454kgであることから、回転翼 UAV で750kgの搭載能力は驚異的である。
2010.11.20 China Defense Chinese UAVs at Airshow China 2010 in Zhuhai <1012-112003>
 11月16日~21日に珠海で開かれた中国航空博2010には、世界35ヶ国から70機が展示されたが、UAV は過去最大となる 25機以上が展示された。
 中国最大の UAV メーカで最大機数の UAV を展示した ASN社は、220gの羽ばたき機 ASN-211 を展示した。 ASN-211 は6~10m/sで高度20~200m を飛行できる。 同社が展示したなかで最大なのは最大離陸重量800kgの ASN-229A で、160~180km/hで20時間飛行できる。
 同展に最も高度な UAV を展示したのは CASC社と CASIC社で、CASC社は CH-3、CASIC社は WJ-600 を展示した。  WJ-600 は Hellfire 似の KD-2 ミサイルを搭載する。
 その他に珠海 X.Y.航空社が、200kgの Blue Arrow と、40kgの Sky Eyes を展示した。
2010.11 International Defence Review Chinese UAVs come out at African exhibition <1012-110010>
 中国が9月末に開かれたアフリカ宇宙航空防衛博に、Dragonfly 小型回転翼 UAV と CH-3 MALE UAV の二種類を出品し た。
Dragonfly
 全長1.8m、ロータ径2.5m、最大離陸重量32kgで、最大速力80km/h、上昇限度3,280f、滞空能力1時間、行動半径20kmの 性能を持つ。
CH-3
 最大速力256km/h、上昇限度19,685ft、滞空能力12時間、搭載能力100kgの性能を持つ。 展示された模型には AR-1 ASM が搭載されていたが、 AR-1 は発射重量45kg、弾頭重量10kgの SAL 誘導ミサイルで、最大射程は発射高度によるが8kmである。
2010.06.30 Jane's Defence Weekly Evidence of Chinese UCAV for close air support emerges <1008-063009>
= 第3回中国 UAV 展における UCAV に関する =
 中国が CAS 用の UCAV に力を入れているのは、CAS 用の戦闘機を保有していないことを反映している
CH-3
 斬新な AR-1 小型 ASM を搭載
【関連記事:1005-042802 (China Defense Blog 2010.04.28)】
Blue Eagle
 ターボジェット推進のミサイル Heavenly Arrow 及び Thunder を搭載
Luoyang
 ターボファン推進の HAME UCAV で、小型 AAM TY-90 を搭載
WZ-2000
【関連記事:0611-051008 (JDW 2006.05.10)】
2010.06.16 China Defense Blog PLA's UAVs achieve "combat effectiveness" <1007-061602>
 中国で開かれた第三回 UAV 展で、W-50 が既に部隊に配備され、その有用性が示されている ことが明らかにされた。 同展には70の軍関係研究機関から52機の新型 UAV が展示された。
 中国軍は2009年10月ら行われた国慶節のパレードに10機の UAV を参加させている。
【註】
 W-50 は中国の NRIST社製で、同社の HP によると主要性能諸元は以下 の通りである。
  ・翼 端 長: 4.8m
  ・離陸重量: 95kg
  ・最大速度: 180km/h
  ・上昇限度: 3,000m
  ・搭載能力: 20kg
  ・滞空能力: 6時間
2010.06.11 韓国中央日報

インターネット

中国、先端無人航空機52機公開 <1007-061101>
 中国の英字紙が10日、9日から3日間、北京で第三回中国 UAV 展が開かれ、W-50Z-3など 52機の UAV が展示されたと報じた。
W-50 はカラー CCD カメラと IR センサーなどを搭載しており、専門家によると既に人民解放軍各部隊に配備されている。
【 W-50 関連記事:0520-092803 (JDW 2005.09.28)】
2010.04.28 China Defense Blog Unarmed CH-3 medium-range, long-endurance UAV spotted. <1005-042802>
 中国の CH-3 MALE UAV は、撮影された写真(右図上)からすると、通常搭載されるとする AR-1 ATGM(右図下)を、まだ搭載していない模様である。

 Jane によると CH-3 の性能諸元は以下の通りである。
  ・上昇限度: 5,000m
  ・航続距離: 2,400km
  ・滞空能力: 12時間
  ・最大離陸重量: 640kg

2010.03.01 朝鮮日報

インターネット

世界で進む無人機開発、中国も実戦配備 <1004-030102>
 28日付けの News Week誌が、ベラルーシやグルジア、インド、パキスタン、ロシア、イラン、中国など40ヵ国余りが UAV を 開発し配備しており、特に中国とイランの浮上が目を引くと報じた。 更に米国と敵対関係にある国家や武装テロ組織に UAV が渡る懸念 があり、9.11テロのような UAV を利用したテロの可能性を警告している
 中国が配備している『翔竜』は Predator に匹敵する威力を持つと言われ、中国国営メディアによると翔竜は、最高速度 750km/h、行動半径7,000kmと、217km/h、3,700kmの Predator を上回るという。
 イラン国防省も先月4日、UAV の量産を開始したと発表した。 イラン国営メディアによると、開発中の UAV は RaadNazir の二機種で、いずれも1,000km以上の行動半径を持ち、イスラエルを攻撃範囲に収める。
2009.12 International Defence Review New Chinese MALE UAV sighted near Beijing <1002-120028>

 既報【0912-102101 (JDW 2009.10.21)】とほぼ同文の記事

2009.11.12 China Defense Blog Xianglong UAV conductes its maiden flight <0912-111203>
 貴州航空機社 (GAV) が成都航空機社 (CADI) と合弁で開発を行っている UAV 翔龍 が、11月7日に18分間の初飛行を行った。
 翔龍は2006年の珠海航空展で初公開され、2008年には高速地上滑走を行っている。
┏━━━━━━━┳━━━━━━┳━━━━━━┓
┃       ┃ 翔  龍 ┃Global Hawk ┃
┣━━━━━━━╋━━━━━━╋━━━━━━┫
┃全 長 (m)  ┃   14.3 ┃   13.5 ┃
┃翼端長 (m)  ┃   25  ┃   35.4 ┃
┃離陸重量(kg) ┃  7,500  ┃ 11,622  ┃
┃ペイロード(kg)┃   650  ┃   900  ┃
┃巡航高度(m)  ┃ 18,000  ┃ 19,800  ┃
┃巡航速度(km/h)┃   750  ┃   630  ┃
┃航続距離(km) ┃  7,000  ┃ 22,236  ┃
┗━━━━━━━┻━━━━━━┻━━━━━━┛
2009.10.21 Jane's Defence Weekly Photograph reveals new Chinese long-endurance UAVs <0912-102101>
 未だ公表されていない中国の MALE UAV 2機種が、10月上旬に撮影された。 そのうちの1機種は2006年 珠海航空展で AVIC社が公表したビデオに映っていた UAV と見られる。 Jane は2006年の UAV を BZK-005 と見て いる。
 BZK-005 は滞空能力40時間、上昇限度26,000ft、搭載能力150kgの能力を持ち、IAI社の Heron と同級の UAV であるが、軍が採用しているか否かは不明である。
2009.10.07 China Defense Blog A previously unknown Chinese UAV <0911-100701>

 中国の各種 UAV の写真

2009.09.14 Yahoo Searchina 記事

「中国が無人攻撃機を国外に輸出…最新型『彩虹-3』」

<0910-091401>
 中国が開発した CH-3彩虹-3)UCAV の輸出が決まり、すでに現地で慣熟訓練を行っているという。 輸出先は明らか になっていない。
 彩虹-3 の開発は中国航天科技集団公司が行い、現地慣熟訓練は中国側スタッフの指導で行なわれている。
2009.05.21 Yahoo Record China 記事

「反テロに UFO 型無人偵察機、射撃ロボット!=新型ずらり注目の展示会開催―北京市」

<0906-052101>
 5月10日に第3回中国国際警備装備及び反テロ技術装備展が開催され、多くの最新型反テロ装備が展示された。
 まず目を引くのが直径1m足らずのヘリのような低速飛行が可能な UFO 型 UAV で、強力な光源と高精度のカメラを搭載 し、数㌔先の映像を撮影することができる。 価格は1セット300万元(約4,150万円)である。
2008.11.12 Jane's Defence Weekly China reveals its progress on UAVs <0812-111208>
= 珠海航空展で展示された UAV/UCAV に関する記事 =
CH-3
 CASC社製の中距離長期滞空型 UCAV で、現在試験を終わり量産に入っている。 Hellfire と似た AR-1 ASM を2発 搭載し10時間遊弋できる。
PW-2
 CASC社の軽量 UAV で10時間の滞空能力を持つ。 CASC社はこのほかにも二種類の micro-UAV を展示した。
SH-1CASIC社製の多目的 UAV
SH-3:CASIC社製の軽量、低速 UAV
TF-8:CASIC社製の携帯型 UAV
TF-10:CASIC社製のリモートセンシング UAV
Warrior EagleAVIC社の UCAV 構想
Hidden Sword:>AVIC社の UCAV 構想
Wing Long:AVIC社の低中高度偵察用 UAV で、滞空能力20時間
Huifeng:AVIC社製のブースタ発射式 UAV
DUF-2:AVIC社製の手投げ式 micro-UAV
2008.11.08 Record China なぜ白菜?1株1株まで判別す・・・ <0812-110802>

 今月4日から珠海で開かれている第7回珠海航空展に多数の UAV が展示された。

 全長1mの小型 UAV は、航続距離1,000km、速度100km/h、上昇限度5,000mで、 17時間の滞空能力がある。

 TF-10 UAV は、畑に生える白菜1株1株を見分けることができるという。

2008.07.30 Jane's DefeceWeekly China reveals work on unmanned combat platforms <0809-073006>
 南京宇宙航空大学 (NUAA) で開かれた UAV コンファレンスののち、中国のインターネットサイトで UCAV とチルトロータ UAV が公開され、詳細が明らかになった。
 このコンファレンスで、EO シーカで知られている LOEC社がターボファン推進で MQ-9A と同程度サイズの UCAV の模型を展示した。 この UCAV は明らかに Guizhod(貴州)WS-2000A UAV を元にしている。
 もう一つは電動モータ推進双発チルトロータ UAV で Bell社の Eable Eye と同規模の大きさである。
2008.11.12 Jane's Defence Weekly China reveals its progress on UAVs <0812-111208>
= 珠海航空展で展示された UAV/UCAV に関する記事 =
CH-3
 CASC社製の中距離長期滞空型 UCAV で、現在試験を終わり量産に入っている。 Hellfire と似た AR-1 ASM を2発 搭載し10時間遊弋できる。
PW-2
 CASC社の軽量 UAV で10時間の滞空能力を持つ。 CASC社はこのほかにも二種類の micro-UAV を展示した。
SH-1CASIC社製の多目的 UAV
SH-3:CASIC社製の軽量、低速 UAV
TF-8:CASIC社製の携帯型 UAV
TF-10:CASIC社製のリモートセンシング UAV
Warrior EagleAVIC社の UCAV 構想
Hidden Sword:>AVIC社の UCAV 構想
Wing Long:AVIC社の低中高度偵察用 UAV で、滞空能力20時間
Huifeng:AVIC社製のブースタ発射式 UAV
DUF-2:AVIC社製の手投げ式 micro-UAV
2008.11.08 Record China なぜ白菜?1株1株まで判別す・・・ <0812-110802>

 今月4日から珠海で開かれている第7回珠海航空展に多数の UAV が展示された。

 全長1mの小型 UAV は、航続距離1,000km、速度100km/h、上昇限度5,000mで、 17時間の滞空能力がある。

 TF-10 UAV は、畑に生える白菜1株1株を見分けることができるという。

2008.07.30 Jane's DefeceWeekly China reveals work on unmanned combat platforms <0809-073006>
 南京宇宙航空大学 (NUAA) で開かれた UAV コンファレンスののち、中国のインターネットサイトで UCAV とチルトロータ UAV が公開され、詳細が明らかになった。
 このコンファレンスで、EO シーカで知られている LOEC社がターボファン推進で MQ-9A と同程度サイズの UCAV の模型を展示した。 この UCAV は明らかに Guizhod(貴州)WS-2000A UAV を元にしている。
 もう一つは電動モータ推進双発チルトロータ UAV で Bell社の Eable Eye と同規模の大きさである。
2006.11.22 Jane's Defence Weekly Chinese UAV has ability to locate radar signals <0624-112207>

 中国の CASIC社が珠海航空展で、レーダ標定用Single-Station Positioning System を公表した。
 システムは回転翼 UAV に搭載されていて、レーダ波の捕捉してパラメータを測定し、送信パルスの特性を分 析する。
 但し、技術的な諸元は公表されていない。

2006.11.13 Aviation Week & ST China is no exception to the aerospace fervor for ・・・・ <0623-111302>

 11月初めに広東省で開催された中国航空ショーには、CAIC社を初めとする各企業が構想段階を含む UAV/UCAV の実物大模型を出品した。
 Chengdu Aircraft社の HALE UAV は米国の Global Hawk に極めて類似した設計であり、ステルス型の暗剣 と共に、いずれもコンセプト段階ではあるが注目を集めた。
 この他に、Guizhou/Chengdu 共同設計の Soar Dragon HALE、Guizhou社の WZ-2000 が展示された。 WZ-2000 は Predator とほぼ同じ大きさのプロペラ推進 UAV で航続距離は短い。 最初に展示されたのは2000年で、飛 行試験は既に行われている模様である。

2006.11.06 Yahoo 産経新聞記事

中国製ステルス模型お披露・・・」

<0622-110601>
 中国の軍事技術を一堂に集めた航空ショーが広東省珠海市で開かれ、世界の30ヶ国以上からさまざまな戦闘機や爆撃機、衛星ロケット などが展示され、世界各国の軍事産業関係者らでにぎわった。
 測位衛星誘導の長距離ミサイルや大陸間弾道ミサイルが展示されるなか、とくに注目を集めたのは 「暗剣」 UAV で、コンセプト段階の模型だが、形状は米軍のステルス戦闘機に良く似ていて、ステルス性をもっている。
2006.05.10 Jane's Defence Weekly Frontline flyers <0611-051008>
= 各国の UAV に関する10頁にわたる特集記事 =
欧米等の UAV
 Heron、Fire Scout、Predator、Sperwer、Barrakuda、Neuron、Watchkeeper、Global Hawk、など。
ロシアの UAV
 冷戦時代の Tu-123 は重量35,610kgであったが、1990年代のTu-143 及び Tu-243 は、それぞれ1,200kg、1,400kgになった。 Tu-143、-243、-141は 高亜音速のターボジェット機である。
 チェチェン紛争以来ロシアでも UAV の需要が高まり、初めて中隊レベル用に開発されたのが、重量98kg、翼端長2.7mの DPLA-60 Pchela-1 で、TV カメラ搭載の -1T 型と電子戦装置搭載の -1PM 型がある。  DPLA-61 Shmel-1 は Pchela-1 の発展型である。 Stroy-P は Schmel-1 を用いた戦術情報シス テムである。 Stroy-P は1995年にチェチェンで使用された。
( Pchela-1 関連記事 IDR 2004.04)
 1990年代後半に Sukhoi社が Zond シリーズの UAV を発表した。 Zond 1 は Global Hawk 級で、 これに三角形のアンテナを搭載して AEW 用にしたのが Zond 2である。  Zond 3 は Predator 級の UAV である。
( Zond 関連記事 AW&ST 2003.09.15)
中国の UAV
 中国は各種戦術用 UAV を開発しており ASN-206 ANS-207 が 知られている。 2002年には ANS-207 改も出現した。 このほかM-22 NRIST Z-2Z-3I-Z などの VYOL UAV や mini UAVも開発されている。
 2000年には後退翼で重量1,700kgの WZ-2000 が公表されている。 WZ-2000 は速度が800km/h、航続 距離が800kmで、実用上昇限度18,000mの性能を持つ。
2005.09.28 Jane's Defence Weekly China details improved W-50 UAV <0520-092803>
 中国の CPMIEC社が9月にロンドンで開かれて DSEi 展で、W-50 UAV の最新型 PW-2 を公表した。  W-50 は PW-1 に改称されている。 PW-2 は航続距離、ペイロードで PW-1 を上回っている。
( W-50 UAV に関する記事 JDW 2002.12.04)
 PW-1 は全長3.2m、翼端長4.8mで、巡航高度1,000~3,000m、実用上昇限度4,600m、巡航速度120~ 150km/h、最大速度180km、最大離陸重量130km、ペイロード20kg、対空能力6時間である。  PW-2 のサイズは PW-1 とほぼ同じと見られ、性能は巡航速度140~160km/h、最大離陸重量210kg、ペイ ロード30kgになっている。
 PW-2 より小型の W-30 及び PW-1 は中国陸軍に採用されている。
2005.06.26 Yahoo 共同通信記事

「対中武器輸出を中止か、イ・・・」

<0513-062603>
 イスラエル紙が26日、中国から受注していた無人偵察機用部品の輸出を差し止めたと報じた。
 同紙によると、イスラエルは1990年代に中国に攻撃機能を備えた無人偵察機を売却したが、今回その交換用部品の輸出が問題になって いる。 中国が昨年、同機をイスラエルに送り返したことについて、イスラエル側は定期補修作業だと説明していたが、米国は 性能アップが目的だとしていた。
【註:】
 『無人偵察機』とあるのは Harpy Lethal UAV のことで、実態は偵察用 UAV ではなく、弾頭を搭載す る射程500kmの巡航ミサイルである。
2004.11.17 Jane's Defence Weekly Turbofan engine boasts greater thrust capability <0422-111713>
 中国の CAIC社傘下の GTE (Gas Turbine Establishment) が、WS500 ターボファンエンジンシリーズを開発し 、中国航空ショー2004に展示した。
 WS500 は500daNの推力を持ち、UAV のエンジンに適しているが、ビジネスジェット機にも使える更に高推力型 も開発しており、シリーズとして180daN~800daNが開発されている。
 GTE は推力が10,000kg以下の軽ガスタービンエンジンの開発を焦点としている。
【註:】
 推力の単位 'daN' とは 'deca N' のことと見られ、1daN≒1kg となる。
2004.10 Jane's Missiles & Rockets China test fires new land-attack cruise missile <0423-100017>
 中国が第二世代 LACM である射程1,500km DH-10 (Dong Hai-10:東海-10) の発射 試験を行った。
 DH-10 は陸上発射型で、終末誘導にディジタル sxene-matching 誘導を取り入れており、 CEP は10mと見られている。
 この他に中国は第一世代の ALACM である射程400~500kmの YJ-63 (Ying Ji-63:撃鷹-63 ) の配備を開始した模様である。
 YJ-63 は Tu-16 のコピーである H-6 爆撃機の翼下から発射され、500kgの弾頭を積んでMach0.68で飛行する。 終末誘導には何らかの EO が用いられている模様で、CEP は10~15mになる。
 終末誘導が TV 方式であった場合には観目線の通信リンクが必要となるが、中国は2001年にイスラエルから Harpy UAV を導入し現在運 用している。
 H-6 爆撃機の1機には翼下の4ヶ所に CM 用のパイロンが取り付けられており、今後25機の H-6 が同様に改造 される模様である。
2004.06.07 Aviation Week & ST Threat asseccment <0411-060703>
 DoD が公表した2004年版中国の軍事力によると、中国軍の近代化と技術革新は着実に進め られている。
 台湾向けに配備している SRBM が500発に増加し、ICBM は来年までに20発から30発に増強、10年以内には60発 を保有するものと推測している。
 戦闘機は国産開発の J-10 は運用開始までに更に数年を要するとみられるが、今年ロシアから 24機の海軍仕様の Su-30 を購入する。 戦闘機の近代化とパイロットの技能向上により、アジアでの 米中空軍力は10年以内にほぼ同等となると見積っている。
 UAV は航続距離の短い機種を既に運用を開始しており、長時間滞空の機種の開発に重点が置かれている。 また、新型攻撃ヘリ Z-10 が仏、伊の協力により開発を終え、昨年初飛行を行ったものとみている。
 最近中国が展示した最新型シーカーは、YJ-63 陸上攻撃巡航ミサイル用と推測され ている。
2004.05 National Defense China is pursuing unmanned tactical aircraft <0411-050004>
 中国は1990年以降 UAV の研究開発と改善を着実に推し進めている。
ASN-105B:
 最近陸軍が導入した翼端長5m、搭載重量40kgの GPS誘導による戦場監視用 TUAV で、時速200km、 7時間の滞空で150kmの範囲をカバーする。
 システムは6機の UAV と主地上制御装置、車載制御装置、写真作成シェルター、TV/IR映像処理シェルター及び発射装置からなる。
ASN-206:
 数年前に開発された翼端長6m、搭載重量50kgの昼夜間偵察監視、目標位置評定、砲兵の観測用 TUAV で、時 速210km以上、高度6,000m、8時間滞空で150km以上の範囲をカバーする。
 システムは1機の UAV と電源装置及び発射/回収装置からなる。
ASN-15 :
 10年前から運用している翼端長3mの手投げ式偵察監視用 TUAV で、時速90km、高度500m以上で10kmの範囲をカバー する。
 システムは3機の UAV と地上制御装置、遠隔操縦用送信機、ビデオ受信機、ビデオダウンリンク及びフィルムカメラからなる。
 中国はまた、1999年以降 Mini-UAV の開発も進めている。
2004.03.08 Aviation Week & ST Branching out <0406-030802>
= 各国の UAV 開発状況に関する記事 =
 シンガポールで2004年 Asia Airshow が開催された。 UAV の導入は世界的な傾向にあり、現在39ヶ国が製造又は独自開発を行ってお り開発国は更に増加するものとみられる。
・Sweden:Mini-UAV と MALE 及び UCAV に関心を示し、独自開発と共に仏独の MALE-UAV 共同開発に参加。
Singapore:重量80kgのMAV-1 ステルス UAV の試験飛行を近日中に予定。
韓国:6時間滞空の TUAV を独自開発中
・中国:3機の TUAV を展示
    ASN-105B;航続距離150km、7時間滞空、搭載量40kg
    ASN-7;航続距離40km、1時間滞空、搭載量10kg
    ASN-15:手投げ式、1時間滞空、搭載量6.5kg(開発中)
2003.08.04 Aviation Week & ST Bulking up  このほど公表された DoD による中国の軍事力分析によると、最新型戦闘機と弾道ミサイルの増強に加え、人民軍は情 報/偵察監視能力の強化と UAV、UCAV の開発に着手しており、東アジアの軍事バランスが大きく変化しつつある。
戦闘機
 保有戦闘機の数量は昨年の3,400機から3,200機に減少したものの、これは近代化に伴う旧型 機の廃棄によるものとみられ、ロシアから最近購入した Su-27 や Su-30 を含め 第4世代戦闘機は150機と昨年より50%増加している。
 また、独自開発した J-10 (F-10) は既に少数機が就航し、数年後には運 用が開始されるとみられる。
弾道ミサイル
 台湾に指向する SRBM の数量は昨年の350発から450発に増加沖縄が射程に入る CSS-6 SRBM の改善も進められているとみられる。
 また、潜水艦発射の JL-1 が今年中に配備されるとみられるが、ICBM DF-31 は開発が遅れ配備は5年後以降と見積もられている。
宇 宙
 対衛星システムの開発をすすめ、2005年から2010年に配備されるとみられる。 偵察監視衛星に関しては2007 年を目標に25t級の Low-Earth 衛星と16t級の静止衛星の打ち上げを計画している。
 中国はまた、米軍のアフガンとイラクでの作戦運用を戦訓とし、特殊部隊の増強、戦闘車両による作戦及び UAV、UCAV の使用を積極的 に進める検討を行っているとみられる。
2002.12.04 Jane's Defence Weekly China adds to drone stable  中国航空ショー2002で、各種 UAV 及び標的機の詳細が公表された。
 NRIST社は W-50 UAVを展示した。 W-50 は同社製 W-30 の発展型で、100kmの行動半径と4~6時間の滞空 性能をもつ。 実用上昇限度は9,840ftである。 同社はこの他に各種標的機を展示した。
 Beijing Wiesell Avionics Science & Technology社は AW-4 Shark UAVを展示した。 AW-4 は3番目のバーションである。
 同社は他に AW-12A 携行型 UAV の写真を展示したが、詳細は公表されていない。