年 月 日
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出 典
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標 題
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要 旨
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2022.10.04 11:54 |
FNN Prime (Yahoo) |
「徐々に本来の能力」“火星12”と同型か 過去最長の飛行距離 |
<2211-100410>
政府は、今回のミサイルが2017年にも発射された火星-12と同型である可能性があると分析している。
火星-12は北朝鮮の代表的なIRBMで、これまでは3,000km程度で飛ばしていたが今回は4,600km、高度1,000kmなので、火星-12本来の能力を徐々に示しつつあると見られる。 |
2022.10.04 07:53 |
NHK News |
北朝鮮から弾道ミサイル可能性あるもの 太平洋へ通過し落下か |
<2211-100407>
海上保安庁が07:46に防衛省からの情報として、BMの可能性がある飛翔体は、07:29頃に北海道や青森県の上空を通過し、すでに太平洋へ落下したとみられるという情報を発表した。 |
2022.10.04 07:47 |
共同通信 (Yahoo) |
北朝鮮ミサイルが日本上空通過 |
<2211-100406>
Jアラートによると、北朝鮮が発射した飛翔体が日本上空を通過したもようである。 |
2022.10.04 07:37 |
共同通信 (Yahoo) |
J アラートが北海道と青森に避難呼びかけ |
<2211-100405>
北朝鮮のミサイル発射に関するJアラートは、北海道と青森県を対象地域に指定し、避難を呼びかけた。 |
2022.10.04 07:34 |
時事通信 (Yahoo) |
北朝鮮がミサイル発射 |
<2211-100404>
Jアラートによると、北朝鮮からミサイルが発射されたものとみられる。 |
2022.02.09 |
Jane's Defence Weekly |
North Korea launches Hwaseong-12 intermediate-range ballistic missile |
<2206-020901>
北朝鮮国営KCNAが、1月30日08:00少し前に火星-12 IRBMの発射試験に成功したと報じた。 韓国合同参謀本部によると飛翔距離は800km、到達高度は2,000kmで、30分間飛翔した。
この発射試験は2022年になって7回目で、最も長射程であった。 |
2022.01.31 |
NHK |
北朝鮮 “中距離弾道ミサイル「火星12型」 30日に発射実験” |
<2202-013102>
北朝鮮の朝鮮労働党機関紙労働新聞が31日、国防科学院などの計画に従って火星-12 IRBMの発射試験が30日に行われたと報じた。 発射は北西部から日本海に向けて通常より角度をつけて高く打ち上げるロフテッド軌道で行われシステムの正確性と安全性、運用の効果性を確認したとしている。
また火星-12型は生産、装備されているとした。 |
2022.01.31 |
讀賣新聞 (Yahoo) |
北ミサイル グアム射程の可能性…ロフテッド軌道か 政府警戒 |
<2202-013101>
政府は、北朝鮮が中距離以上とみられるBM発射に踏み切ったことで、挑発行為は今後さらに強まるとみて警戒している。
防衛省は高度や飛行距離の共通点から、2017年5月発射のIRBM火星-12と同型の可能性があるとみている。 同型なら、通常角度の発射での射程は5,000kmに及びグアムも攻撃可能である。 北朝鮮は米国との緊張感が高まっていた2017年には高度2,000km超のロフテッド軌道での弾道ミサイル発射を4回行い、2回は日本上空を通過した。
岸防衛相は30日に、北朝鮮のミサイルが高度2,000km以上で飛翔したのは2017年11月29日の火星-15以来だと述べ、挑発の度合いが2017年と同レベルに近づいているとの認識を示した。
【火星-15発射に関する記事:1712-112909 (聯合 2017.11.29)】 |
2022.01.30 |
BBC News (Yahoo) |
北朝鮮、大型ミサイルを発射実験 2017年以降で最大 |
<2202-013003>
北朝鮮が30日に日本海に向けて発射したBMは、2017年以降に発射した中で最も大型のミサイルだったとみられている。
韓国によると、ミサイルは30日07:52に北朝鮮の東方沖へと発射された。 韓国の国家安全保障会議は、IRBMで、2017年11月以降に北朝鮮が発射したミサイルの中で最大と見ている。
日本と韓国の当局は今回のミサイルについて、高度,2000kmに達し、約30分間にわたって距離800kmを飛翔した後日本海に落下したと推定した。
聯合ニュースは、2017年に北朝鮮が試射した火星-12に似ていると報じた。
【火星-12発射に関する記事:1710-091502 (時事 2017.0915)】 |
2022.01.30 |
日テレ News24 (Yahoo) |
北朝鮮、弾道ミサイルの可能性があるものを発射~防衛省 |
<2202-013001>
防衛省が、北朝鮮からBMの可能性があるものが発射されたと発表した。
船舶は、今後の情報に留意するとともに、落下物を認めた場合は、近づくことなく関連情報を海上保安庁に通報するよう呼びかけている。 |
2019.07.17 |
Jane's Defence Weekly |
US Forces Korea confirms Hwaseong-15 ICBM is able to target all of US mainland |
<1908-071711>
在韓米軍司令部が国連軍司令部及び統合軍司令部と共同で作成した2019 Strategic Digestで、北朝鮮が2017年11月29日に発射した火星-15 ICBMは射程が8,000哩 (12,875km) と推定され、米本土のいかなる地点へも到達可能であるとした。
また火星-14 ICBMの射程は6,250哩、火星-13 ICBMは3,418哩以上、火星-12 IRBMは4,350哩と見積もっている。 |
2017.09.27 |
Jane's Defence Weekly |
North Korea posts images of IRBM launch |
<1712-092702>
北朝鮮が9月15日に発射試験を行った火星-12 (KN-17) IRBMの発射画像を公表した。 火星-12はMAZ-547Vと似た
TELから発射された。
TELの車輪には保護用のカバーが取り付けられており、ミサイルは車両後部から発射された。 発射場所は明
らかに飛行場の滑走路上であった。 |
2017.09.20 |
Jane's Defence Weekly |
North Korea fires second ballistic missile over northern Japan in two weeks |
<1711-092006>
北朝鮮が9月15日06:57に火星-12 IRBMを発射した。 火星-12は北日本上空を越えて19分間飛翔し襟裳岬の沖合2,200kmの太平洋上に落下
した。 防衛省によると高度800kmに達し飛翔距離は北朝鮮からグアムまでの距離3,400kmを上回る3,700kmであっ
た。
北朝鮮は8月29日にも火星-12を発射しているが、その際は到達高度゛1,000kmであった。 |
2017.09.16 |
NHKニュース |
北朝鮮 「火星12型」発射の映像をテレビで公開 |
<1710-091609>
北朝鮮が、15日に火星-12発射の映像を公開した。 映像では、5月と8月29日には、片側6輪のTELで垂直に
立てたあとに車体から切り離して発射されていた火星-12が、今回は初めてTELから直接発射された様子が捉えら
れている。
また、合わせて公開された写真では、金委員長が見つめるモニター画面に「19分45秒」という飛行時間が表示され、先月にグアム島周辺に向けて、火星-12 4発を
同時に発射する計画を検討中だと発表した際に予告した「17分45秒」よりも2分長かったとしていることが確認できる。 |
2017.09.16 |
Yahoo |
産経新聞記事
「金正恩氏が中距離弾道ミサイル『火星12』の実戦配備化を宣言 核戦力『終着点にほぼ達した』」 |
<1710-091606>
北朝鮮の朝鮮中央通信が16日、金委員長が火星-12 IRBMの発射を視察したと報じた。 金委員長は、核戦力の
完成目標が終着点にほぼ達したとの認識を示し、火星-12がoperationalになったと宣言した。
その上で核攻撃力で米国との力の均衡を成し遂げるという最終目標に向け、国家の総力を挙げるよう指示した。 |
2017.09.16 |
NHKニュース |
北朝鮮 「火星12型」の発射訓練を実施したと発表 |
<1710-091601>
北朝鮮国営メディアが16日06:30頃、15日に平壌郊外の順安付近から北海道の上空を通過させ太平洋に向けて発射したBMについて、
火星-12の発射訓練を再び行ったと発表した。 |
2017.09.15 |
Yahoo |
時事通信記事
「北朝鮮ミサイル、再び日本通過=3700キロ飛行、襟裳岬東太平洋へ―被害なし」 |
<1710-091502>
北朝鮮は日本時間の15日06:57、平壌の順安付近から北東方面に向けBM 1発を発射した。 高度は
800kmに達し、飛距離は3,700kmと推定される。
小野寺防衛相はBMの種類について火星-12 IRBMとの見方を示した。 自衛隊は迎撃措置を取らなかった。 |
2017.09.15 |
NHKニュース |
官房長官「日本の領域への被害報告なし」 |
<1710-091501>
菅官房長官が15日07:30すぎに臨時の記者会見を行い、本日06:57に北朝鮮西岸から北東方向
に発射されたBM 1発が07:04に日本の領域に侵入し、07:06に領域から出て07:16
に襟裳岬の東方2,000kmに落下したと発表した。
そのうえで、現在のところ日本の領域への落下物は確認されず、付近を航行する航空機や船舶への被害報告なども無いと述べた。 |
2017.09.01 |
Yahoo |
毎日新聞記事
「小野寺防衛相 北朝鮮ミサイル『分離したか否か分析中』」 |
<1710-090104>
小野寺防衛相゛1日、北朝鮮が8月29日に発射したBMの航跡が三つに分離していたことについて、以下の可能性を示した。
(1) 弾頭、ブースタ、接合部品に分かれる構造だった
(2) 想定外の分解だった
(3) 実際には存在しないゴーストがレーダに映った
複数弾頭やデコイが使用された可能性も排除せず、実際に分離したか否かについては
詳細については分析中だと述べた。 |
2017.08.30 |
Yahoo |
聯合ニュース記事
「朝鮮 ミサイル試射に正恩氏立ち会い=中距離『火星12』」 |
<1709-083003>
北朝鮮の朝鮮中央放送が30日、金委員長がIRBMの発射訓練を指導したと報じた。 訓練には米国軍基地の打撃
任務を担う朝鮮人民軍戦略軍とIRBM火星-12が参加したという。
金委員長は、今回の訓練はわが軍隊が行った太平洋上での軍事作戦の第一歩で、グアム島を牽制するための意
味ある前奏曲となると述べた。 また、太平洋をターゲットにしたBMの発射訓練を重ね、戦略武力の戦略実戦化を積極的に進めるべきだとした。 |
2017.08.30 |
Yahoo |
ロイタ通信記事
「北朝鮮の中距離弾道ミサイル発射、米韓軍事演習に対抗=KCNA」 |
<1709-083002>
朝鮮国営の朝鮮中央通信(KCNA)が30日、金委員長が米韓合同軍事演習への対抗措置として29日にIRBM火星-12
の発射を指揮したと報じた。 |
2017.08.30 |
NHKニュース |
北朝鮮ミサイル 意図的に飛距離抑えたか失敗か分析 |
<1709-083001>
29日に北朝鮮がに発射したBMは北海道の上空を通過して太平洋上に落下したと推定され、防衛省は新型のIRBMの可能性が高いとしてい
るが、飛行距離がこのIRBMの最大射程の半分ほどだったことから、意図的に飛行距離を抑えたか失敗した可能性
があると見てさらに分析を進めている。
このIRBMの最大射程は5,000kmとされているが、防衛省によると今回は最も飛行距離が出る軌道で発射されたと見られるものの、飛行したのは最大射程の半分ほ
どであった。 |
2017.08.29 |
NHKニュース |
防衛省 北朝鮮ミサイル 3つに分離してない可能性も |
<1709-082906>
29日朝に北朝鮮が発射したBMをめぐって政府が、日本海上空で3個に分離した可能性があるなどと、自治体な
どにメールで連絡するエムネット(緊急情報ネットワークシステム)で発信し、菅官房長官が記者会見で説明したが、防衛省はさまざまな情報を総合的に分析し
た結果29日夜、分離していない可能性もあるとして、これまでの説明を修正した。
防衛省によると、レーダでは3個ミサイルの航跡が確認されたが、気象状況などによっては、実際は1個のものが複数に映ることもあるということで、引き続き
分析を進めることにしている。 |
2017.08.29 |
Yahoo |
毎日新聞記事
「北朝鮮ミサイル 2700キロ飛行 最高高度は550キロ」 |
<1709-082903>
菅官房長官が29日午前、北朝鮮のBM発射を受けた同日2回目の緊急記者会見を行い、ミサイルの飛行距離は
2,700km、最高高度は550kmとの推定を明らかにした。
また、ミサイルは日本海上空で三つに分離した可能性があるとの分析を明らかにする一方、同一地点に落下したかについては明言を避
けた。
【北朝鮮が多弾頭BMを開発と報じた記事:1709-082203 (中央日報 2017.08.22)】 |
2017.08.29 |
朝日新聞 インターネット |
北朝鮮がミサイル発射 中距離以上の弾道ミサイルか |
<1709-082902>
韓国軍合同参謀本部が、北朝鮮が29日05:57に平壌近郊の順安地区からBM 1発を発射
したと発表した。 同本部によれば、このBMは北太平洋上に落下した。
最大高度は550km、飛距離は2,700kmという。 専門家の間では、Musudan IRBMか北極星-2 (NK-15)ではないか
との声が出ている。 |
2017.08.29 |
Yahoo |
時事通信記事
「ミサイル、日本上空通過か=平壌から発射―北朝鮮」 |
<1709-082901>
韓国軍合同参謀本部によると、北朝鮮が日本時間29日05:57、平壌の順安付近から日本海に
向けて飛翔体を発射した。 発射したのはBMで日本の上空を通過した。
米軍も北朝鮮が飛翔体を発射したことを確認した。 |
2017.08.10 |
Yahoo |
聯合ニュース記事
「北朝鮮 グアム包囲射撃を検討=『日本上空を通過する』」 |
<1709-081002>
朝鮮中央放送が、北朝鮮の戦略軍が10日、火星-12 IRBMを4発を同時に発射して
グアムの主要軍事基地の包囲射撃を検討していると発表したと報じたが、火星-12は島根県、広
島県、高知県の上空を通過することにり、3356.7kmを1,065秒間飛翔し、グアム島と周辺30~40kmの海上に着弾すると威嚇した。 |
2017.08.10 |
中央日報 |
北朝鮮戦略軍「『火星 12』4発でグアム包囲射撃を検討」 |
<1709-081001>
北朝鮮の朝鮮中央放送が、北朝鮮軍でBMを所掌する戦略軍のキム司令官が10日、す
でに明らかにしたように我々の戦略軍はグアム島の主要軍事基地を制圧牽制し、米国に厳重な警告信号を送るために
火星-12 IRBM 4発の同時発射で進行するグアム島包囲射撃する案を深重に検討していると発表したと報じた。 |
2017.08.16 |
Jane's Defence Weekly |
Pyongyang threatens IRBM launches off Guam as US mulls response |
<1710-081601>
= 北朝鮮がグアム周辺に IRBM 4発を打ち込むと発表したことに関する記事 =
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2017.08.09 |
Yahoo |
時事通信記事
「北朝鮮、『グアム周辺への発射検討』=ミサイルで米軍けん制」 |
<1709-080903>
朝鮮中央通信が9日、北朝鮮戦略軍報道官は8日の声明で、グアム島周辺を火星-12 IRBMで包囲射撃する作戦
計画を慎重に検討していると威嚇した。
火星-12の射程は4,500~5,000kmと推定され、グアムを射程に収めているとみられる。 |
2017.06.07 |
Jane's Defence Weekly |
North Korea tests 'Scud' missile with manoeuvrable RV |
<1707-060704>
北朝鮮が5月29日05:40、MaRV弾頭を搭載したSRBMを発射した。 このSRBMは400km飛翔し、日本の排他的経
済水域(EEZ)内の日本海に着弾した。 北朝鮮のKCNAは着弾誤差が7mであったと報じた。
この発射試験では、Scud AのTELである2U218とよく似た装軌式のTELが使用された。
また北朝鮮は、ロシアのS-300Pまたは中国のHQ-9を元にしたと見られるKN-06 (Pongae-5)の発射試験も行った。 |
2017.05.30 |
Yahoo |
毎日新聞記事
「北朝鮮 ミサイルは新誘導弾 『誤差7メートル』主張」 |
<1706-053002>
北朝鮮の朝鮮中央通信が30日、精密誘導システムを導入したBMの発射試験に成功したと
報じた。 29日朝に日本海に向けて発射したSRBMを指すとみられ、新型ミサイルは艦船を含む目標を精密に打撃できるとして、空母などを目標
としたASBMの能力も持つと主張した。
朝鮮中央通信によると、試験はミサイルの誘導技術や装軌式TELの信頼性を確認する目的で行われ、予定された目標に
誤差7mで命中した。 |
【註】
洋上に海没した弾頭の位置を特定することは不可能であるため、北朝鮮が主張する「7mの誤差で着弾」とは「テレメータの送信データから7mの誤差と推測される」程
度の値と思われる。
いずれにせよ、この日発射されたのはKN-17 ASBMのようである。 |
2017.05.29 |
Yahoo |
読売新聞記事
「北またミサイル…400キロ飛行、スカッドか」 |
<1706-052902>
米太平洋軍が北朝鮮がSRBMを発射し、6分間飛行したと発表した。 ミサイルは400km飛翔し、日本の排他的経済
水域(EEZ)内に落下した。 発射したのはScud系列とみられる。
今月14、21日に続く3週連続のBM発射で、今年に入り9回目、EEZ内への落下は3月6日以来、4回目となる。 |
2017.05.29 |
NHKニュース |
北朝鮮が東部から飛しょう体発射 韓国 連合ニュース |
<1706-052901>
聯合ニュースが、北朝鮮が29日朝に東部の元山から何らかの飛翔体を発射したと報じた。 韓国軍が詳しい
情報の収集を急いでいる。
政府は、05:40頃に北朝鮮からミサイルが発射され、日本海のわが国の排他的経済水域内に着水する可能性があると発表した。 |
2017.05.24 |
Jane's Defence Weekly |
North Korea fires missile to 2,000km aktitude |
<1708-052405>
北朝鮮が5月14日に火星-12ミサイルを発射した。 火星-12は高度2,000mまで達し、
30分間にわたり800km飛行し日本海に落下した。 |
2017.05.20 |
Yahoo |
時事通信記事
「北朝鮮、弾頭再突入成功か=14日のミサイル発射―米報道」 |
<1706-052001>
米NBC TVが複数の米国防当局者の話として19日、北朝鮮は14日に行ったBMの発射試験
で弾頭の大気圏再突入に成功したと報じた。 再突入時に弾頭は燃え尽きなかったという。
ただ、マティス国防長官は19日、北朝鮮は今回の発射で多くのことを学んだとみられると述べるにとどめ、成否の確認を避けた。 |
2017.05.15 |
Defense Update |
Pyongyang tested its longest arm yet – Hwasong 12 ballistic missile |
<1706-051502>
北朝鮮が打ち上げに成功した「火星12」(KN-17)は高度2,111kmに達し、787kmを26分間飛行した。 もしこれ
を最適弾道(MET)で発射していれば4,500kmは飛翔したと見られる。
グアムまでの距離が3,500kmであるので、グアムはKN-17の射程圏内に入ることになる。 |
2017.05.15 |
NHKニュース |
北朝鮮 新型中距離弾道ミサイルの発射実験に成功と発表 |
<1706-051501>
北朝鮮国営メディアが15日、新型IRBMの発射試験に成功したと報じた。 北朝鮮は
14日、北西部の亀城からBM 1発を発射しており、これを指すとみられる。 国営メディアは発射したBMを「火星12」だとしていており、
SLBMを改良した新型のIRBM Musudanと見られる。
この発射試験で、威力が強い大型の核弾頭の装着が可能な新型BMの技術特性を確認するために行ったとしたうえで、通常より角度をつけて高く打ち上げるロフテ
ッド軌道を用いたと明らかにし、高度2,111kmまで上昇し、787km離れた公海上の目標水域に正確に攻撃したとし
ている。 |
【註】
北朝鮮は移動式SSMを火星、固定式BMを木星と命名しており、Scud-B改良型は火星 2、Scud-C改良型は火星 6、No Dong 1は火星 7、Musudanは火星 10と呼ん
でいる。 今回のBMを「火星 10」ではなく「火星 12」と呼んでいることから、Musudanの改良型とも考えられる。
【関連記事:1703-021408 (東亜日報 2017.02.14)】
これに対しKN-11 SLBMを「北極星」、KN-11を陸上発射型にして射程を延長したKN-15を「北極星 2」と呼んでいる。
【関連記事:1705-041502 (時事通信 2017.04.15)】 |
2017.05.14 |
Yahoo |
時事通信記事
「『新型』、米グアム攻撃も=ミサイル技術大幅向上か―北朝鮮」 |
<1706-051406>
北朝鮮が14日発射した新型とみられるBMは、高度2,000km、飛距離800kmに達したが
、通常の角度で発射した場合、射程は4,000kmを超えるとの分析もあり、グアムを射程に収める可能性が出てきた。
北朝鮮は昨年6月、高度1,400kmを超える飛距離400kmのミサイルを発射し、当時は射程2,500~4,000kmのMRBM Musudanと推定されたが、今回は大幅に上回る高度
、飛距離を達成し、技術向上を見せつけた。 |
2017.05.14 |
Yahoo |
産経新聞記事
「北ミサイル 新型の弾道ミサイルか 『高度2千キロ超、新型の可能性』と稲田朋美防衛相」 |
<1706-051405>
稲田防衛相が14日午前、北朝鮮が同日朝に発射したBMについて、
高度が2,000kmを超えるものだったと推定され、新型のBMだった可能性があると述べた。
2,000kmを超える高度は初めてだとも語り、意図的に通常よりも高い角度で打ち上げる「ロフテッド軌道」での発射だった可能性もあるとした。 |
2017.05.14 |
NHKニュース |
北朝鮮 弾道ミサイル1発発射し700キロ余飛んだか |
<1706-051403>
連合ニュースが韓国軍の合同参謀本部の話として、北朝鮮が14日05:27に北西部平安北道の亀城付近からBMと見
られる1発を発射し、700km余り飛翔したと報じた。 北朝鮮による発射は、韓国で今月10日に文大統領が就任してから初めてのことで、韓
国軍が情報の収集と分析を急いでいる。
北朝鮮は、今年2月にも同じ亀城からBM 1発を発射して、発射地点から東に500km離れた日本海に落下し、北朝鮮は固体燃料エンジンを搭載した『北極星2型』の
発射実験に成功したとしたうえで、発射の映像を公開している。 |
2017.05.14 |
産経新聞 インターネット |
菅義偉官房長官「弾道ミサイルは30分程度飛翔」 日本海に着弾 |
<1706-051402>
菅官房長官が14日早朝し、北朝鮮が同日05:28にBM 1発を発射し、30分ほど飛翔して日本海に
落下したとみられることを明らかにした。
ミサイルの着弾地点は日本の経済的排他水域(EEZ)ではないと推測され、現時点で着弾地点の付近を航行する航空機や船舶などの被害は確認されていないという。 |
2017.05.14 |
Yahoo |
聯合ニュース記事
「北朝鮮が飛翔体1発発射 弾道ミサイルか」 |
<1706-051401>
韓国軍合同参謀本部が、北朝鮮が14日午前に北西部の亀城付近からBMと推定される飛
翔体1発を発射したと発表した。
北朝鮮が飛翔体を発射したのは、先月29日のBM発射以来で、韓国の文大統領就任後初めてである。 |
2017.04.29 |
Yahoo |
聯合ニュース記事
「北の弾道ミサイル 最大高度71キロ・数分飛行=韓国軍」 |
<1705-042908>
韓国軍合同参謀本部が29日、北朝鮮が同日早朝に発射したBMについて、最大高度は71kmで数分飛翔した後に
爆発したと明らかにした。
AP通信はこのミサイルについて、米軍関係者がScud系列の対艦弾道弾(ASBM) KN-17と推定していると報
じた。 同関係者によると、ミサイルは発射から2分後に爆発し、残骸が日本海に落下した。 |
2017.04.29 |
Yahoo |
ロイタ通信記事
「北朝鮮が安保理直後に弾道ミサイル、米韓は失敗と推定」 |
<1705-042907>
北朝鮮が29日に平安南道北倉付近から北東方向に向けて発射したBMについて、日本政府によると50km離れた
同国内陸部に落下したもようで、米韓当局は失敗したと推定している。 これで発射は4回連続で失敗したこ
とになる。
米軍はこのBMはIRBM KN-17の可能性があり、発射後数分で爆発したとみている。 韓国軍によると高度71km
まで上昇したようだという。 |
2017.04.29 |
日経新聞 インターネット |
官房長官、北朝鮮ミサイル 内陸部に落下 北朝鮮に厳重抗議 |
<1705-042905>
菅官房長官が29日朝、北朝鮮が5:30頃北朝鮮内陸部から1発のBMが発射したが、ミサイルは
北朝鮮の内陸部に落下したもようだと語った。 |
2017.04.29 |
NHKニュース |
北朝鮮が弾道ミサイル発射 失敗か 韓国通信社 |
<1705-042904>
聯合ニュースが韓国軍合同参謀本部の話として、北朝鮮が29日05:30頃、西部平安南道北倉からBM 1発を発射
したものの失敗したと見られると伝えた。
これについてABC TVは米政府の当局者の話として、ミサイルは発射の数分後にバラバラになり、日本海に落ちた
と報じた。 |
2017.04.29 |
Yahoo |
時事通信記事
「北朝鮮のミサイル発射、失敗か=『数秒で爆発』と韓国メディア」 |
<1705-042903>
聨合ニュースなどによると、北朝鮮が29日午前に西部の北倉周辺からBMを発射したが、発射
数秒後に空中爆発したとみられ失敗したもようである。
防衛省幹部も発射情報について、失敗したとの見方を示した。 |
2017.03.14 |
Yahoo |
中央日報記事
「北朝鮮、米空母を狙ってミサイル開発中」 |
<1704-031402>
複数の韓国情報当局関係者が13日、北朝鮮が「空母キラー」と呼ばれるASBMを開発中
と見ていることを明らかにした。
情報当局の関係者は、北がASBMに必要な誘導技術と軌道修正技術を開発したとし、昨年9月と今月6日にScud-ER 4発の同
時発射でこの技術を検証したと述べた。
特に昨年9月の試験では3発のScud-ERが弾着群を形成するほどほとんど似た地点に落ちた。 別の情報当局関係者は、当時、北が海上目標物攻撃状況を仮定して発射
したとみていると話した。 |
2014.10 |
International Defence Review |
North Korea tests 220km-range tactical missile |
<1411-100004>
北朝鮮が射程220kmの新型 TBM を開発し8月に5発の発射試験を行った。 米韓はこの新型 TBM を KN-10
と呼んでいる。 試験で KN-10 は220km飛翔し、金策市東方30kmの小島に着弾した。 北朝鮮は6月26日に3発を発射して190km飛翔させ、7月2日には2発が180km、7月20日
に発射した4発のうち2発は210kmを飛翔している。
北朝鮮はロシアが開発した OTR-21 Tochka (SS-21) を元に KN-02 を開発しているが、2013年10月にはその改良型も報告さ
れている。 韓国のメディアは改良型 KN-02 を、射程200~300kmの ASBM と報じている。
【関連記事:1311-101202 (朝鮮日報 2013.10.12)】 |
2014.02.27 |
Yahoo |
聯合ニュース記事
「北朝鮮 弾道ミサイル4発発射=射程200キロ以上」 |
<1403-022709>
北朝鮮が27日午後、SRBM と推定される飛行体を発射したことが確認された。 韓国軍関係者は射程200km以上と見て Scud 系列
と推定いしているが、 KN-02 改 ASBM、または300mm以上の新型 MLR の可能性も念頭に置いている。
また、24日から始まった韓米合同軍事演習 Key Resolve に合わせて、改良型の SRBM を試射したとも推定されるという。 |
2013.10.12 |
Yahoo |
朝鮮日報記事
「北朝鮮、韓国が迎撃できない地対艦弾道ミサイル開発中か」 |
<1311-101202>
韓国軍の消息筋が11日、北朝鮮が射程140kmの KN-02 SRBM を改良した射程200~300kmの ASBM
を開発しているとみられ、現在の韓国軍の能力では迎撃できないことから、韓国軍当局が対策の整備に苦心している
と語った。 北朝鮮は、射程160kmの KN-01 や射程100kmの Silkworm などの ASCM を既に保有しているが、ASBM は ASCM よりはるかに高速で飛ぶため脅威となる。
韓国軍は、北朝鮮と極めて密接な関係にあるイランが2011年に、射程300kmの ASBM の試験に成功したと公式発表してい
ことから、イランが北朝鮮の ASBM 開発を支援した可能性はあると語った。
【イランの ASBM 関連記事:1103-021602 (JDW )】 |