2025.03.05 | Janes | BAE Systems working on new version of AN/ALQ-250 EPAWSS | <2504-030528> Boeing社が、テキサス州サンアントニオにあるEPAWSS搭載のF-15EをEPAWSS更新版EPAWSSv2を開発中だが、これは現段階では米空軍Fの契約には含まれていない。 BAE Systems社の戦術航空機電子戦担当部長であるギャラガー氏は3月4日に、2025年空軍宇宙軍協会(AFA)のシンポジウムでJanesに、BAE Systems社は米空軍のF-15EXに装備することを目的としたEPAWSSv2に取り組んでいると語った。 システムの処理能力が向上したEPAWSSv2は、2年前から開発が進められてきたとギャラガー氏は述べている。 現在EPAWSSv2は、EMD段階にあり、4月にはCDRが予定されている。 ギャラガー氏によると、原型となったEPAWSは現在、新造のF-15EXに搭載され、F-15E Strike Eagleに搭載されて改造されているが、製造ソースの減少により、もはや製造できなくなった。 EPAWSSのいくつかのコンポーネント(ギャラガー氏は特定を拒否した)はもはや製造されておらず、BAE Systems社はこの機会を利用してシステムの設計をアップグレードした。 1980年代にさかのぼるF-15の戦術電子戦装置に取って代わるものとして2023年に就役したEPAWSSは、F-15のAN/APG-82 AESAレーダー、およびチャフとフレアの両方の対策システムと相互運用可能である。 |
2025.03.04 15:21 |
Inside Defense | Navy aims to award Raytheon next three lots of NGJ-MB | <2504-030411> 米海軍は、EA-18G Glowlerの旧式ALQ-99 ECMポッドと換装する計画のNGJ Lot 3の契約をRaytheon社に発注する計画てせ、予想される次世代MB契約は、Lot VIのベースとLot VⅡおよびVⅢのオプションで構成されており、これには最大45のシップセットが含まれる。 シップセットごとに2つのポッドで構成される。 |
2022.08.24 | Jane's Defence Weekly | US Navy receives first next-generation Growler jamming pods | <2211-082404> 米海軍が8月8日、Raytheon社が7月7日にALQ-249 NGJ-MBの納入を開始したと発表した。 NGJ-MBはALQ-99の後継としてEA-18G Growlerに搭載されるEW装置で、海軍は2023年後半でのIOCを目指している。 NGJ-MBはALQ-99より高出力で、複数目標への同時妨害が可能という。 米海軍機8月に、ALQ-249(V)1 NGJ-MBの能力を向上させ帯域幅を広げたMB2の開発をRaytheon社に発注することを明らかにしている。 |
2021.06.29 | C4ISR net | Navy's powerful aerial jamming pod moves to next phase | <2107-062907> Raytheon社が6月29日、ALQ-99に代わりEA-18 Growlerが装備するNGJの中帯域型がLRIP開始と配備を認めるMilestone Cを通過したと発表した。 NGJは高帯域 (HB) 型、中帯域 (MB) 型、低帯域 (LB) 型の3種類のポッドからなり、このうちNGJ-MBはRaytheon社が2016年に受注し、NGJ-LBはL3Harris社が2020年12月に受注している。 海軍はFY22でNGJ-MBの開発費$243.9M、-LBに$248Mを要求している。 |
2021.02 | International Defence Review | The dark art: Airborne EA becomes 'the new black' for mission success | <2103-020016> ・Dassult Rafale's SPECTRA ・Eurofighter ECR ・F-35 JSF's EA credentials ・Saab's Gripen E/F ・A compact radio-electric solution |
2020.12.21 | Inside Defeense | Navy awards L3Harris $496 million Next Generation Jammer Low Band contract | <2101-122112> 米海軍が12月11日、EA-18G Growlerがポッドで搭載するNGJの低周波領域装置NGJ-LBにL3 Harris社を選定し$496Mの契約を行ったと発表した。 |
2020.12 | International Defence Review | On the attack: Next Generation Jammer pods power up for EA-18G Growler | <2101-120013> |
2020.08.12 | C4ISR net | Navy completes first flight test of new jamming pod | <2009-081205> 米海軍が8月10日、中帯域用次世代妨害装置NGJ-MBのEA-18G Growlerに搭載した飛行試験を、7日にメリーランド州Patuxent Riverで実施したと発表した。 NGJはALQ-99に代わるECM装置で、低帯域、中帯域、広帯域の3つのポッドで構成される。 NGJ-MBは2016年にRaytheon社に発注され、NGJ-LBはNorthrop Grumman社に発注されているが、NGJ-HBはまだ明らかにされていない。 |
2020.05.22 | Inside Defense | Navy begins testing L3Harris, Northrop Grumman NGJ-LB candidate technologies | <2006-052204> 米海軍が、L3 Harris社とNorthrop Grumman社が受注競争を繰り広げている航空機搭載妨害装置NGJの低周波域 (LB) 用であるNGJ-LB開発の数百万㌦規模である新段階の試験をPatuxent River海軍航空基地で開始したと発表した。 |
2020.05.20 | Defense Update | Next Gen Jammer nears flight testing | <2006-052005> 米海軍が中波長領域用のNGJであるNGJ-MBの開発試験を完了し、6月下旬か7月上旬に飛行試験を開始する。 2023年operationalを目指し、Milestone C(註:量産開始決定)はFY20末(註:2020年8月末)に計画されている。 NGJ-MBはポッド2基で構成される。 次の段階はNGJ-LBで、EA-18G Growlerが搭載している昔からのALQ-99 TJSと換装される。 |
【註】 EA-18G Growlerが装備しているALQ-99は、ベトナム戦争当時海兵隊がEA-6B用に開発したSOJ用として開発されたECM装置で、1971年に配備が開始されて以来空軍のEF-111にも搭載され、米軍のSOJ装置の定番として今日まで使用されている。 |
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2017.12.27 | Inside Deefense | Navy asks industry to demonstrate existing tech for Next Gen Jammer | <1801-122701 米海軍がNGJに第二段階の能力向上として低周波帯域の妨害能力を付与する計画 の開発時程の変更を行った。 海軍は当初3Q/FY17でのRfP発簡を目指していたが、FY17でのRfP発簡にはデータが不足しているとして2Q/FY19に延 期した。 |
2018.12 | International Defence Review | Feel the noise: Next Generation Jammer bring EA into the digiral age | <1902-120019 ・Low-band technology demonstration |
<1902-120019
・Design review |
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2017.11.08 | Jane's Defence Weekly | Australia and US to jointly develop Next Generation Jammer | <1801-110805 豪国防省と米海軍が10月18日に、AN/ALQ-249 NGJ-MBの共同開発に関する MoUに署名した。 NGJ-MBはEA-18G Growlerが装備しているAN/ALQ-99に代わるもので、EA-18Gへの搭載は2021年 に開始される。 豪空軍は7月にEA-18Gの最終12機を受領している。 この共同開発について豪国防相は3月上旬、AUD250M ($190M)を分担すると述べている。 |
2017.02.28 | Defense News | Australia cuts deal with US Navy for Next Generation Jammer | <1703-022805 オーストラリアのペイニー国防相が28日、EA-18G Growlerが装備する米海軍が開発中の NGJにAUD250M ($192M)を出資すると発表した。 NGJは現在EA-18Gが装備しているALQ-99に代わる次世代電子戦装置で、NGJの装備でEA-15Gは'Advanced Growler' になる。 |
2016.06 | International Defence Review | USN's NJG trasitions into development | <1607-060001> ALQ-99の後継としてEA-18G Growlerに装備するNGJのIncrement 1 (Inc 1)に対して米国会計検査院 (GAO)が"Selected Aquisition Report"の中で技術的に未成熟と指摘したが、海軍は開発を次の段階であるEMD段 階に進める。 海軍はNGJの開発を三段階で進める計画で、 ・Increment 1: mid-band、2021年完成 ・Increment 2: low-band ・Increment 3: high 海軍は4月13日に$1BでInc 1をRaythoen社に発注した。 同社はポッド搭載の試作機を15機納入する。 |
2016.05.04 | Jane's Defence Weekly | USN has a busy few years of testing planned for its Next-Gen Jammer | <1606-050411> 米海軍が、ALQ-99に替えてEA-18G Groelerに搭載する次世代ECM装置NGJの開発は、リスク 低減段階(TMRR)が完了する2017年に最終設計審査(CDR)及び試作 (EMD)契約を計画している。 NGJはポッドに搭載してEA-18Gの2個ずつ搭載することから、EMDで生産する270基は135機分になる。 |
2014.02.05 | Jane's Defence Weekly | Raytheon retains Next Generation Jammer award follwing USN review | <1403-020507> 米海軍が ALQ-99 の後継として2020年代に装備する NGJ は、Northrop Grumman、BAE Systems、Raytheon の 三社が受注を競ってきたが、2013年7月に Raytheon社が22ヶ月間の TDを$279Mで 受注した。 この決定に対して BAE Systems社が同月に GAO に対して不服申し立てをしたため、海軍は Raytheon社に対し作業停止命令を出していたが、海軍は GAO から勧告されていた再検証を完了したとして、Raytheon社に作業再開 を命じた。 |
2012.08.06 | Aviation Week & ST | Stealth and guile | <1209-080607> 米海軍の次世代 EW 装置 NGJ の機種選定が一年後に迫り、来年7月から 22ヶ月間の技術検証段階に入るが、Nortthrop Grumman社が NGJ 用の新型ポッドと発電装置を開発して、Gulfstream Ⅲ 試験機に搭載した試験飛行を 行っている。 この装置は、従来プロペラ駆動の発電機であったのに対し、空気を取り入れポッド内を流す方式に変え、発電量を従来の27kWから140kWに向上さ せている。 |
2012.01.23 | Aviation Week & ST | Nonkinetic fihgts | <1203-012303> |
2012.01.23 | Aviation Week & ST | Unmanning jamming | <1203-012302> EA-18G Growler の後継には F-35 が取りざたされてきたが、F-35 の度重なる計画遅延などから NGJ は、当初は 従来型の UAV、ゆくゆくはステルス型の UAV に搭載されことになると見られる。 |
2012.01.16 | Aviation Week & ST | Jammer surprise | <1203-011602> 米海軍が、財政上の圧力から NGJ を護るため、2015年に計画されていた業者選定と EMD を早めて$数百Mを 節約しようとしている。 NGJ の技術熟成段階は4月末に終わる。 |
2011.08.29 | Aviation Week & ST | 'Spectral high ground' | <1110-082922> 米海軍が計画している次世代 ECM 装置 (NGJ) は、最初に EA-18G Growler に装備される が、次いで F-35 に装備する案はコストなどの問題から消えつつある。 代わって NGJ を UAV に搭載 する案が浮上し、NGJ を RO/RO で搭載することにより、最小時間で任務の変更ができるようにしようとしている。 NGJ にはジャミングのほか HPM による攻撃やネットワークへの侵入機能も持たせようとしている。 |
2011.04.18 | Aviation Week & ST | Devide and defeat | <1105-041808> 米海軍と空軍は収集した電子戦データを統合した共通の状況図を作成すると共に電子戦を統制する EMBM の構想を 進めている。 EMBM は IP プロトコルを用いて Link 16 で結ばれると見られる。 |
2010.10.11 | Aviation Week & ST | Pod predicament | <1011-101106> |
2010.08.09 | Aviation Week & ST | Demystified | <1009-080904> ・BAE Systems/Cobham ・ITT Corp/Boreing ・Northrop Grumman ・Raytheon |
2010.06.28 | Aviation Week & ST | Attack of the electrons | <1008-062809> 敵の防空網に対しステルス性能を持つ F-35 は突入して ECM を行うのに対し、ステルス性能のない EA-18G はその外側から ECM を行う。 |
2010.05.24 | Aviation Week & ST | Jamming secrets | <1007-052406> 2018年 IOC が計画されている、ALQ-99 ジャミングポッドに代えて EA-18G Growler に搭載される次世代妨害装置 NGJ は機体に取り付けられた6面の AESAアンテナで360゚をカバーする。 このアンテナは広帯域が特色でモジュールを複雑に配置しており、 長六角形の形状をしている。 NGJ の F-35 への搭載は、2020年以降に計画されている Block 5 で行われる計画で、F-35 NGJ が実現するのは 2020~2040年になる模様である。 |
【註】 AESA/PESA アンテナは従来広帯域化が難しいとされてきた。 |
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2010.03.29 | Aviation Week & ST | Navy pushes cyber-options | <1005-032909> Boeing/ITT、Raytheon、BAE Systems の各社が参加した開発の第一段階は6月に完了し一社が選定される。 システム構想は15案考えられたが、 現在は7案に絞り込まれている。 そのうちの2案は ALQ-99 の発展型で、4案は AESA 方式 案、残りの1案は更に斬新な案である。 |
2010.01.18 | Aviation Week & ST | Option for war | <1003-011810>
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2010.01.18 | Aviation Week & ST | Focusing EA | <1003-011809>
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2010.01.06 | Jane's Defence Weekly | The SAM busters | <1002-010614>
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2009.07.06 | Aviation Week & ST | Corps capability | <0908-070608> 米海兵隊が EA-6B Prowler の後継となる EW/EA 機に F-35 を考えている。 F-35 EW/EA 機は固有の APG-81 AESA レーダにより S-400 (SA-21) に対し X-band の SOJ を行うほか、2018年の IOC が計画されてい る NGJ も搭載する。 F-35 への NGJ 搭載は F-35 Block 5 になると見られる。 |
2009.04.13 | Aviation Week & ST | Next-Gen jamming | <0905-041315> 米国が検討 (AOA) している次世代 ECM 装置 (NGJ) は、 ALQ-99 のようなポッド搭載ではなく、F-35 にコンフォーマルアンテナと、ALQ-218 のような高度なディジタル受信機 を取り付けたものになると見られる。 |
2009.02.02 | Aviation Week & ST | Unjammed | <0903-020208> EA-6B Prowler や EA-18G Groeler に搭載されている ALQ-99 に代わって Passive な電子戦から Active な電子戦への変換を目指す NGJ は、高コストであるため計画が中断したが、 B-52 搭載 ECM 装置としての開発が承認された。 |
2006.11.13 | Aviation Week & ST | Jam plan | <0623-111305> 米空軍は B-52 SOJ のFY-08予算要求を見送ることを決めた。 この結果、海軍と2年前に合意した B-52 CCJ (Core Component Jammer) の2012年運用開始は困難になった。 計画は少なくとも2~3年遅れると みられ、2010年に開始した場合 IOC は2014年以降となる。 また、CCJ で開発する各種技術は ALQ-99 の後継となる NGJ (Next Generation Jammer) として EA-18 でも採用する計画であったが、これも不可能になった。 空軍は CCJ 計画の見直しに入っており、代替え案には大型 UAV や Boeing 767/777 も検討されている。 |