2021年の東シナ海の情勢に関する報道

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2021.12.31 日テレ News24

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中国海警局の船 “尖閣”で332日確認 <2201-123104>
 第11管区海上保安本部によると、31日09:00頃に尖閣諸島の大正島と久場島の沖合中国海警艦4隻が航行しているのが確認された。 このうち1隻は砲のようなものを装備しているという。 これにより中国海警局艦が尖閣諸島の接続水域内で確認されたのは、2021年だけで332日となり過去最多の333日を記録した2020年に次いで、過去2番目の日数となった。
 また領海侵入は2021年に34件延べ40日確認されている。
2021.12.27 Stars & Stripes US and Japan draft joint operation plan in case of 'Taiwan emergency,' report says <2201-122710>
 共同通信が12月23日に匿名の政府筋の話として、日米台湾有事に備えた作戦計画草案を起草したと報じた。 それによると台湾有事に際しては米海兵隊南西諸島のどこかに応急陣地を構築するという。 The Guardian紙は24日に海兵隊は複数の陣地を構築すると報じている。 南西諸島には有人無人島が約200あり、応急陣地の候補には約40ヶ所が考えられる。
 共同通信によると米海兵隊は応急陣地に
HIMARSを展開し、自衛隊が燃料、弾薬を含む兵站支援を行うという。
 岸防衛相は24日に台湾有事対応計画の立案について否定も肯定もしていない。
2021.12.26 共同通信

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共同訓練、沖縄・尖閣占拠を想定 自衛隊と海保、類似地形の島で <2201-122603>
 複数の政府関係者が26日、11月に内閣官房が初めて発表した島での対処能力向上が目的とした海上保安庁警察自衛隊共同訓練が、他国による尖閣諸島占拠を想定していたことを明らかにした。
 訓練が行われたのは、海岸線の形状や急峻な地形が尖閣諸島の魚釣島に似ている長崎県五島市の無人島である津多羅島で、長崎から離れた管区外の第11管区海上保安本部(那覇)や沖縄県警の離島専門部隊が参加した。
2021.12.25 時事通信

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「南西シフト」着々 防衛費、最大の5.4兆円 来年度予算案 <2201-122501>
 前年度当初比1.1%増である5兆4,005億円令和4年度防衛予算案は、中国の進出に備えた南西シフトを着々と進める内容となっている。 具体的には島嶼部に物資や人員を運ぶ輸送艦2隻の取得費102億円、長射程対艦ミサイルの開発費393億円を、南西諸島に火薬庫や倉庫を整備する費用128億円を積んでいる。
 ミサイル部隊などを置く石垣駐屯地を開設し、川内駐屯地電子戦部隊を新編するほか、与那国駐屯地対馬駐屯地などへの電子戦部隊配置に向けた整備費55億円も盛り込んでいる。
2021.12.24 讀賣新聞

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防衛予算、過去最大の5.4兆円…軍備拡大を進める中国などに対抗 <2201-122410>
 24日に閣議決定した令和4年度予算案で、防衛費はデジタル庁への計上分を含め5兆4,005億円で、4年度のGDP見通しとの比較では0.957%となり1%枠内に収まったが、旧軍人の恩給費や海上保安庁予算などを含めるNATO基準では1%超になる。
 防衛省は3年度補正予算に7,738億円を計上しており、岸防衛相は「合計額は初めて6兆円を超えて大幅な増額となった」と胸を張った。
 具体的には、SM-6の取得費202億円を初めて計上し、長射程CMを艦艇や戦闘機からも発射可能にする開発費393億円を盛り込んだ。 南西諸島の防衛力強化では、西之表市馬毛島で進める自衛隊基地の建設に3,183億円を計上した。
令和3/4年度パッケージ予算の概要(防衛省)】
令和4年度予算の概要(防衛省)】
2021.12.24 毎日新聞

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馬毛島の自衛隊基地、整備に3000億円超 初の予算計上 <2201-122408>
 24日に令和4年度防衛予算を閣議決定した政府が、米空母艦載機離着陸訓練 (
FCLP) の移転先として防衛省が基地建設を計画している西之表市馬毛島を巡り、自衛隊基地の施設整備費として3,182億9,000万円を盛り込んだ。 施設整備費の内訳は係留施設及び仮設桟橋に1,129億円滑走路、駐機場、燃料施設に884億円などになる。
 基地建設の環境アセスメントは終了時期が決まっていないが、防衛省は終了後4年間で完成を目指すとしている。
2021.12.23 讀賣新聞

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海自と海保が合同訓練…尖閣警備、対中国艦を想定 <2201-122301>
 政府関係者への取材で、尖閣諸島に中国艦が接近し海上保安庁の巡視船では対応が困難になった事態を想定し、政府が海上自衛隊に海上警備行動を発令して、護衛艦に対処させる訓練を実施したことがわかった。
 複数の政府関係者によると、訓練には護衛艦のほか、尖閣諸島の警備を担当する海保の大型巡視船などが参加し、22日に伊豆諸島の周辺海域で行われた。
 中国軍艦を想定した合同訓練は異例である。
2021.12.18 日経新聞 中国空母、沖縄本島と宮古間南下 海自が監視 <2201-121802>
 統合幕僚監部が、中国海軍空母遼寧などの艦船4隻が16日に沖縄本島と宮古島の間を南下し、東シナ海から太平洋に入ったのを確認したと発表した。
 防衛省によると、海上自衛隊が15日午前に長崎県の男女群島の西350km南東に移動する4隻を見つけ、護衛艦いずもや哨戒機で監視を続けた。 空母のほかは、駆逐艦、フリゲート艦、高速戦闘支援艦が1隻ずつであった。
 防衛省が遼寧の沖縄通過を確認したのは4月以来で、同省は中国が外洋での活動能力の強化を図っているとみて警戒を強めている。
2021.11.21 南日本放送

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自衛隊統合演習 鹿屋・種子島でも始まる <2112-112103>
 今月19日から30日まで全国各地で行われている自衛隊の統合演習で、鹿児島県内では21日から鹿屋と種子島を拠点に離島防衛を想定した訓練が始まった。 21日朝には鹿屋航空基地から陸上自衛隊員が輸送機で種子島に向かい、空挺降下した。 県内ではこのほかに、種子島と奄美大島で電子戦の訓練などが始まっている。
 22日からは鹿屋基地と種子島で、SSM部隊などが参加する訓練が始まり、24日には米海兵隊も参加する。
 統合演習には陸・海・空の自衛隊30,000名米軍5,800名が参加している。
2021.11.21 琉球新報

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装甲車など80台、中城湾港に上陸 自衛隊統合演習 <2112-112102>
 統合幕僚監部が19日から実施している自衛隊統合演習の一環で、21日午前に沖縄市の中城湾港新港地区に民間チャーター船はくおうが入港し、県外部隊の装甲車やトラックなどの陸上自衛隊車両約80両を陸揚げした。
 はくおうは21日08:00頃までに中城湾港新港地区南側の岸壁に接岸し、船体後部のランプウェイを岸壁に接続し、隊員らの誘導に従って09:00頃から約1時間かけて車両を上陸させた。 車両の大半には陸自の第42即応機動連隊の表記があった。
 今回の自衛隊統合演習では、県内では初となる民間港を利用した輸送訓練を実施していて、19日には海上自衛隊の輸送艇が石垣港に入港し、与那国島の祖納港へ向かった。
【註】
 17,345総㌧のはくおうは高速マリン・トランスポート社が所有し防衛省がチャーターする貨客船で、平時の訓練や整備は元の所有者である新日本海フェリーが行っている。
 1996年に運行を開始したが2012年6月に定期船としての運行を終え、2012年12月に防衛省にチャーターされ北朝鮮のBM発射に備えた部隊輸送のため石垣島へ運航した。 防衛省は2015年に民間資金により設立された特別目的会社と20年間の使用契約を締結した。
2021.11.20 テレ朝 News

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中国海軍の駆逐艦3隻が東シナ海で演習 対潜訓練も <2112-112009>
 中国国営の中央テレビは19日、駆逐艦寧波(註:ソブレメイヌイ級駆逐艦 )、蘇州(註:Type 052DL駆逐艦)、徐州(註:Type 054Aフリゲート艦)、の3隻からなる艦隊東シナ海で戦闘訓練を行ったと報じた。 最近のものだとしただけで、正確な日時は伏せている。
 映像では、対岸の陸地に設定した目標に向けて砲撃する様子も映されていたが、対潜訓練も行ったという。
2021.11.20 FNN Prime News

(Yahoo)

中国海軍の艦艇が領海侵入 4年ぶり <2112-112002>
 防衛省が、鹿児島県沖の接続水域を航行した中国海軍艦が日本の領海内に侵入したと発表した。 中国海軍による領海侵入は2017年7月以来4年ぶり4回目となる。
 防衛省によると、17日20:40頃に海上自衛隊のP-1が、屋久島の南の接続水域から領海に向かって西に航行する中国海軍の測量艦を確認した。 また、およそ5時間後の18日01:20頃には、同じ測量艦が口永良部島の西の接続水域を西向きに航行していることを確認したため、防衛省はこの測量艦が航行中に日本の領海内に侵入したと判断しているという。
2021.11.19 TBS News

(Yahoo)

中国海軍の測量艦 鹿児島県沖の接続水域を航行 <2112-111905>
 防衛省が、中国海軍の測量艦1隻が17日20:40頃に鹿児島県屋久島の南の接続水域を航行したことを確認し、18日01:20頃には測量艦が鹿児島県口永良部島の西の接続水域を西に向かって航行していることも確認した。
 防衛省は、測量艦のこうした動きから日本の領海を航行したと判断し、哨戒機で情報収集や警戒監視を行ったという。
2021.11.15 乗りもの
ニュース

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米インド太平洋軍司令官 国境離島の与那国島等を視察 南西諸島の防衛状況を確認 <2112-111503>
 統合幕僚監部が11月11日、山崎統合幕僚長が米インド太平洋軍司令官アキリーノ海軍大将とともに南西諸島方面の視察に向かい、沖縄エリアの各基地や駐屯地などを訪問したと発表した。
 今回の日米両指揮官の視察は、日米共同部隊訪問 (JSV) という形で11月8日から9日にかけて実施し、那覇基地与那国駐屯地奄美駐屯地などで現状を確認し、認識を共有するとともに日米同盟による抑止力対処力の強化を図ることを再確認したという。
2021.11.14 琉球新報

(Yahoo)

ミサイル弾薬、宮古島に搬入 自衛隊輸送艦が着岸、保良訓練場へ <2112-111401>
 防衛省が14日、海上自衛隊の輸送艦宮古島SSM/SAMなどの弾薬を運び入れた。 輸送艦は07:34に平良港着岸した。 平良港からは陸路で20km離れた保良訓練場に運び込む。
 防衛省は6月に保良訓練場への弾薬搬入を開始し、空路で少量の弾薬を同訓練場に運び入れている。
 保良訓練場は市上野野原の陸上自衛隊宮古島駐屯地に配備されているSSM/SAM部隊の弾薬を保管する目的で2019年に建設が始まり、2021年4月までに建設予定3棟のうち2棟が完成していた。
2021.11.13 乗りもの
ニュース

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尖閣警備の期待の星 海保最大級のヘリ搭載巡視船「あさづき」就役 沖縄・石垣島が拠点 <2112-111307>
 海上保安庁が11月12日に三菱造船江浦工場でヘリ搭載型巡視船あさづきが就役したと発表した。 配属先は第11管区海上保安本部の石垣海上保安部である。
 巡視船あさづき(註:全長150.0m、7,300総㌧)は、れいめい型巡視船の3番船として、平成29年度予算で建造された巡視船で、40mm単装機銃を2門20mm多銃身機銃を2基装備する。 ほかにも停船命令等表示装置、遠隔監視採証装置、遠隔放水銃などを備えている。
 搭載するヘリはSuper Pumaで、通常は1機だが、緊急時などの際は2機搭載でき、格納庫や発着甲板の移送レールなども2機分用意されている。 従来、第11管区海上保安本部には那覇海上保安部にヘリ搭載型巡視船としてうるまおきなわりゅうきゅうの3隻が配備されているが、これらは全てS-76D中型ヘリ1機の搭載運用能力しかなかった。
2021.11.11 日経新聞 尖閣へ部隊展開想定か 空自、米特殊作戦機と訓練 <2112-111106>
 航空自衛隊が11日、宮古島と石垣島北方空域米空軍特殊作戦機2機と9日に捜索救助訓練を実施したと発表した。 尖閣諸島周辺とみなせる範囲での自衛隊が訓練を公表するのは異例で、尖閣への部隊展開を想定した可能性がある。 米空軍の特殊作戦機はCV-22 OspreyとMC-130Jで、敵近くまで進入して空挺降下で兵員を投入する任務などに活用される。 空自からは那覇基地を拠点とする航空救難団のU-125A救難捜索機、UH-60J救難ヘリが参加した。
 防衛省は山崎統幕長と米インド太平洋軍司令官のアキリーノ海軍大将が8~9日に陸上自衛隊与那国駐屯地など南西諸島を訪問したことも公表した。
2021.11.08 沖縄タイムス

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陸自の「電子戦部隊」約70人、沖縄・与那国島に配備へ 台湾・尖閣にらむ 島の「要塞化」に懸念も <2112-110802>
 防衛省が陸上自衛隊与那国駐屯地へ配置を検討していする電子戦部隊などについて、70名規模を想定していることが分かった。
 また令和4年度には航空自衛隊の移動警戒隊宮古島分遣班として20名配置される計画で、同町に常駐する陸空の自衛隊員は、現在の160名から90名増の250名規模と、町人口1,700人の15%を占め、家族などを含めればその割合は更に高まることになる。
2021.11.06 産経新聞

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尖閣防衛 戦闘機拠点を離島へ拡充 空自検討 <2112-110602>
 航空自衛隊が、戦闘機などの展開能力を強化し壊滅的な被害を防ぐため、運用拠点の拡充を検討している。 平素は民間航空機だけが運航している離島の空港有事には戦闘機を展開させ、輸送機も送り込んで住民避難に充てるもので、離着陸を支援する整備員や管制官を現地に急派する態勢を整える。
 沖縄県では宮古島市の下地島空港は3,000mの滑走路が設置されており、F-35B以外の戦闘機も離着陸が可能だが、宮古空港新石垣空港与那国空港は滑走路が2,000mで、2,400m以上の滑走路が必要なF-15、F-2、F-35Aは長さが足りない。
 これに対して令和6年度から納入が始まるF-35Bは数百㍍の滑走路でも離陸できるため運用は可能で、C-2やC-130、C-1も3空港で離着陸できる。
2021.11.02 琉球放送

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離島での大規模災害に備え 日米共同防災訓練 沖縄・うるま <2112-110206>
 離島での大規模災害を想定した日米共同の防災訓練が、2日にうるま市などで行われた。 在日米軍が沖縄地域での防災訓練に参加するのはめてである。
 うるま市の浮原島などで行われた訓練には、陸海空自衛隊400名在日米軍100名が参加し、互いに連携しながら負傷者の手当や医療施設に搬送する際の手順などを確認した。  自衛隊は、今後も米軍との連携を強化し、災害時における対応能力の向上に努めたいとしている。
2021.10.24 産経新聞

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中国海事局、1万トン級巡視船を配備 南シナ海の巡視活動強化 <2111-102403>
 中国海事局が24日までに、警備艦海巡-09を中国南部の広東省広州に配備した。 中国メディアによると海巡-09は23日に配備された。
 2019年に建造を始めたヘリ搭載の海巡-09は、全長165m、満載排水量13,000tで、放水システムも装備していて、90日間の航行が可能だという。
2021.10.23 南日本放送

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中国・ロシア艦艇が鹿児島県・大隅海峡を通過 <2111-102301>
 防衛省が、中国とロシア海軍の艦船あわせて10隻が22日夜に鹿児島県の大隅海峡を通過し東シナ海に入ったと発表した。 中露の艦船が同時に大隅海峡を通過するのを確認したのは初めてである。
 防衛省は18日に中国とロシアの駆逐艦など10隻が津軽海峡を通過したことを確認していて、これらが太平洋を南下して21日に伊豆諸島の海域を通過し、22日に大隅海峡を西に進んだとみられる。
2021.10.21 八重山日報

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中国船4隻が領海侵入 尖閣周辺、今年36日目 <2111-102103>
 第11管区海上保安本部によると、20日10:00過ぎに尖閣諸島周辺の領海に中国海警局艦4隻が相次いで侵入し、約1時間半後の11:37ごろから領海外側の接続水域に出た。 4隻は海警2301海警2302海警6304と、機関砲らしきものを搭載した海警2203で、この日は尖閣周辺で日本漁船は操業していなかった。
 中国艦が尖閣周辺で領海侵入したのは9月19日以来で、今年36日目になる。
2021.10.15 時事通信

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緊急発進、上半期390回 中国機、前年より増 防衛省 <2111-101502>
 防衛省が15日、航空自衛隊の緊急発進が、令和3年度上半期390回あったと発表した。 前年同期と比べて19回増加で、特に中国機への対応が増え、全体の7割を超えた。
 同省によると、中国機への対応は47回増の281回と全体の72%で、ロシア機は32回減の102回で26%だった。
2021.10.05 熊本日日新聞

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物資輸送訓練など公開 陸上自衛隊、大分などで1993年以来の全国演習 <2111-100503>
 陸上自衛隊が4日、令和3年度陸上自衛隊演習の一部を日出生台、十文字原の両演習場で公開した。 9月15日に始まった演習は予備自衛官を含む100,000名、車両20,000両、航空機120機が参加し11月下旬まで行われる。
 演習は尖閣諸島や台湾を巡る有事における九州への部隊投入が念頭にあるとみられ、師団や旅団ごとに隊員の移動や装備品などの輸送手段を確認することが主な目的で、戦闘訓練は含まれていない
 九州では、第2師団第6師団第14旅団12,000名が日出生台と十文字原のほか、大矢野原、霧島の各演習場でも訓練している。
2021.10.04 JSF

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沖縄近海で日米英の空母4隻が合同演習 <2111-100403>
 海上自衛隊が10月4日、10月2日から10月3日に掛けて沖縄の南西海域米英蘭加及び、ニュージーランド海軍と合同演習を行ったことを発表した。
 この演習には護衛艦いせ、護衛艦きりしま、護衛艦やまぎりをはじめ、6ヵ国海軍から空母×4、巡洋艦×2、駆逐艦×4、フリゲート艦×5、補給艦×2の合計17隻が参加した。
 空母では護衛艦いせ、英空母Queen Elizabeth、米空母Ronald ReaganCarl Vinsonが参加した。
2021.09.29 Jane's Defence Weekly Entering the fray <2111-092912>
= 東シナ海における中国 UAV の活動に関する5頁の記事 =
 ・TB001 UAV features
 ・Further development
 ・BZK-005 UAV features
 ・Export ambitions
┏━━━━━━━┳━━━━━━━━┳━━━━━━━━┓
┃       ┃   BZK-005  ┃    TB001  ┃
┣━━━━━━━╋━━━━━━━━╋━━━━━━━━┫
┃全     長┃    10m   ┃    10m   ┃
┃翼  端  長┃    18m   ┃    20m   ┃
┃  
MTOW   ┃ 1,250kg/1,500kg┃ 2,800kg/3,200kg┃
┃上 昇 限 度┃  32,000ft  ┃   31,167ft  ┃
┃最 高 速 度┃   113kt   ┃ 151kt/162kt  ┃
┃戦闘行動半径 ┃ 250km (2,000km)┃ 280km (3,000km)┃
┃滞 空 能 力┃   40hours  ┃   35hours  ┃
┃ハードポイント┃    4point ┃    4point ┃
┗━━━━━━━┻━━━━━━━━┻━━━━━━━━┛
2021.09.22 Jane's Defence Weekly Suspected Chinese sub detected near Japanese island <2111-092207>
 防衛省が9月12日、中国
PLA海軍潜水艦奄美大島沖合の接続水域潜航して航行したと発表した。
 この潜水艦は行き続き潜航しているが、付近を随伴していると見られるType 052D駆逐艦が航行していることから中国艦と断定したという。
2021.09.19 讀賣新聞

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中国海警船4隻、尖閣領海に一時侵入…日本政府が抗議 <2110-091904>
 那覇市の第11管区海上保安本部によると、19日10:00~10:17に中国海警艦4隻が尖閣諸島南小島沖の領海に相次いで侵入した。 うち1隻は砲のようなものを搭載していた。
 海上保安庁の巡視船が領海からの退去を求め、いずれも11:44頃までに領海を出た。
2021.09.15 共同通信

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日本、中国艦船の増加に抗議 尖閣諸島周辺、海警7隻 <2110-091505>
 尖閣諸島周辺で8月下旬に中国海警局艦が通常より多い7隻に増え、うち4隻は機関砲のようなものを搭載していたことに対して、日本が中国に強い懸念を伝えて抗議した。 海警の領海侵入も受け入れられないと強調したことを政府筋が明らかにした。 海警が武器使用に踏み切らないか、日本は警戒を強めている。
 海警は尖閣周辺を通常4隻で哨戒していたが8月30日は7隻に増えそのうちの4隻が領海に侵入した。 追加派遣とみられる3隻は接続水域で待機していたが、この3隻と領海侵入の1隻が機関砲のようなものを搭載していた。
2021.09.15 南日本放送

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中国海軍の艦艇4隻 大隅海峡を航行 <2110-091503>
 防衛省が、中国海軍艦艇が9月11日に大隅海峡を通過し、太平洋から東シナ海に入ったのを確認したと発表した。 領海への侵入はなかったという。
 発表によると、海上自衛隊が11日09:00頃に中国海軍の艦艇4隻が、種子島の東140kmの太平洋上を航行しているのを確認した。 4隻はその後、大隅海峡の接続水域を西に航行し、東シナ海に入ったという。 航行していたのは、Type 055駆逐艦、Type 052D駆逐艦と、補給艦、情報収集艦のあわせて4隻で、そのうちType 052D駆逐艦は前日10日に奄美大島沖でも確認されていた。
2021.09.12 TBS News

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外国潜水艦が奄美大島沖の接続水域を潜航 防衛省は中国海軍と推定 <2110-091204>
 防衛省が、中国海軍のものとみられる潜水艦奄美大島沖の日本の接続水域内を潜航しているの確認したと発表した。 防衛省によると、10日に奄美大島の東の太平洋で潜水艦が航行し、近くで中国海軍の駆逐艦1隻が確認された。 その後潜水艦は日本の接続水域内に入り、12日午前には横当島の西の東シナ海を航行した。
 海上自衛隊が哨戒機や護衛艦で情報収集と警戒監視にあたったが、潜水艦による領海への侵入はなかったという。
2021.09.08 時事通信

(Yahoo)

中国艦艇が沖縄-宮古間通過 台湾-与那国間を北上 防衛省 <2110-090802>
 統合幕僚監部が8日、中国海軍駆逐艦2隻が3日に沖縄県久米島北西の海域で確認され、その後に沖縄本島~宮古島間を南下して太平洋に向かったと発表した。
 2隻は5日に中国海軍の別の駆逐艦1隻と合流し、台湾と与那国島の間を北上して東シナ海に向けて航行したという。
2021.09.06 奄美新聞

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奄美陸自、火薬庫など40億円 防衛省22年度概算要求 輸送艦取得など、南西防衛に軸足 <2110-090601>
 防衛省は8月31日に公表した令和4年度予算案の概算要求奄美駐屯地関連では、瀬戸内分屯地の弾薬庫整備など約40億円を計上した。 同省は瀬戸内分屯地のSAMなど弾薬を保管する弾薬庫地区の整備を平成30年度から進めており、現在は2本目の整備が進められている。
 また4年度末には奄美駐屯地業務隊の新編も計画されており、これに伴い奄美大島内の人員は600名程度までに増員する。 陸自奄美駐屯地は2019年3月に開設され、同駐屯地には警備部隊、中SAM部隊など350名、瀬戸内分屯地には警備部隊、SSM部隊など210名が配置されている。
2021.09.01 朝日新聞

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領海の航行ルールを厳格化 中国「改正海上交通安全法」が施行 <2110-090103>
 中国領海での航行ルールを定めた改正海上交通安全法が1日に施行された。 海上交通の安全と監督を担う海事局の権限強化を図り、危害を及ぼすと判断した外国船に対して目的地などの報告を義務づける。 海事局が8月27日に発表した公告によると、領海を航行する外国の潜水艦や原子力を動力とする船舶、危険物を運ぶ船などに対し目的地や搭載内容の報告を義務づけた。 指示に従わなければ退去させる権限も有する。 中国の海上交通安全を危うくする可能性のある船舶も対象に含まれており、線引きはあいまいである。
 中国は領海法で尖閣諸島や南シナ海の諸島を自国領土と定めており、周辺海域も法適用範囲となる。
2021.09.01 琉球新報

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沖縄・勝連に地対艦ミサイル連隊本部 陸自、南西諸島4部隊を指揮 <2110-090102>
 陸上自衛隊がうるま市の勝連分屯地に地対艦ミサイル (SSM) を配備する計画に関連し、南西諸島の4ヵ所に配置するSSM部隊をまとめる連隊本部を同分屯地に置く方向で調整していることが8月31日までに分かった。
 SSM部隊は、奄美大島宮古島にすでに配備されており、令和4年度に開設する石垣島の駐屯地にも配備することが固まった。
2021.08.31 テレ朝 News

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“イージス”搭載艦は見送り 防衛省概算要求 <2109-083107>
 防衛省が来年度予算案の概算要求について5兆4,000億円余りを計上した。
 概算要求では急速に拡大する中国の軍事力を念頭に南西諸島の防衛力を強化するため、電子戦専門部隊を新たに鹿児島の川内駐屯地に置くための費用や沖縄県の与那国駐屯地に電子線部隊を置くための施設整備費用などが含まれている。
 またAegis Ashoreの代替であるイージスシステム搭載艦の建造費に関しては研究中との理由から計上を見送り、搭載するレーダの改修費用のみを計上した。 これにより配備が当初の目標から大幅に遅れる可能性も出てきた。
2021.08.31 琉球新報

(Yahoo)

防衛省、石垣駐屯地を22年度開設へ 南西シフト加速 概算要求110億1千万円 <2109-083103>
 防衛省が31日午後に公表した令和4年度予算概算要求によると、石垣島で整備を進めてきた駐屯地を4年度中に開設するため、施設整備費として110億1,000万円を計上した。 石垣駐屯地は警備部隊中SAMSSM部隊など570名を配置する計画である。 また南西地域での火薬庫整備費として64億円を求めた。
 更に県外や沖縄本島から島嶼地域へ部隊や物資を輸送する目的で、搭載能力1,700t程度の中型船舶1隻350t程度の小型船舶1隻の建造費として102億円を盛り込んでおり、最終的には中型船舶1隻、小型船舶3隻の4隻をそろえる方針で、南西有事に備えて、県外にいる部隊を南西諸島に迅速に展開できることを目指す。
2021.08.31 Taiwan News Chinese warship on 24-hour standby in waters east of Taiwan: Sankei Shimbun <2109-083102>
 産経新聞が日本政府当局者の話として8月30日、
PLA海軍 (PLAN) の戦闘艦与那国島と台湾宜蘭県の間丸1日にわたりとどまっていると報じた。
 PLANは浙江省を拠点とする東海艦隊から2隻の戦闘艦尖閣諸島へ常時派遣している。
2021.08.29 テレ朝 News

(Yahoo)

中国軍が東シナ海で海空の統合訓練 日米などに反発か <2109-082906>
 中国
PLA東部戦区が28日、東シナ海で27日に艦艇と戦闘機、戦闘爆撃機による海空の統合演習を行ったと発表した。
 具体的な地点は明らかにしていないが、日米英とオランダによる共同訓練や米軍艦が台湾海峡を通過したことなどを牽制する狙いとみられる。
2021.08.26 時事通信

(Yahoo)

3日連続で中国無人機飛行 沖縄本島 宮古島通過も 防衛省 <2109-082604>
 中国軍のUAVなどが24日から3日連続で東シナ海や沖縄本島と宮古島間を飛行したことが防衛省への取材で26日に分かった。 同省は中国側の意図を分析している。
 統合幕僚監部によると、24日にTB-001とみられるUAVが東シナ海を飛行し、26日にも同型機がY-9情報収集機などと東シナ海から沖縄本島と宮古島間を通って太平洋に出た後、旋回して東シナ海に戻った。
 25日は別の機種のUAVが、哨戒機などと飛行した。
2021.08.26 讀賣新聞

(Yahoo)

中国軍、台湾周辺海域などで演習120回超…専門家「多方面の戦闘に同時対処」 <2109-082602>
 中国共産党機関紙傘下の環球時報が25日、中国軍がこの3ヵ月間に東・南シナ海や台湾周辺などの海域で120回以上の演習を実施したと報じた。 それによると、中国海事当局による演習海域での航行禁止の通達や台湾国防部の発表を集計したところ、中国北部の渤海・黄海では少なくとも48回台湾周辺では約399回、南シナ海では少なくとも26回の演習が実施され、東シナ海では少なくとも7回の演習が行われたとしている。
 中国の軍事専門家は同紙に対し、多方面での戦闘に同時に対処する準備を進めているとの見方を示した。
2021.08.25 共同通信

(Yahoo)

東シナ海に相次ぎ無人機 防衛省、中国の動向警戒 <2109-082505>
 統合幕僚監部が25日、東シナ海で24日に中国のUAVと推定される航空機1機が飛行したのを確認したと発表した。 中国のUAVが沖縄を通過し太平洋に移動するのを同省が公表するのは初めてである。
 防衛省によると24日に飛行した機種はTB-001とみられ、自衛隊による目視確認は初めてである。
 また25日には、中国のBZK-005 UAVとY-9情報収集機、Y-9哨戒機の計3機が東シナ海から沖縄本島と宮古島の間を通過して太平洋に飛行した。
 24日以降に中国海軍駆逐艦など3隻沖縄本島と宮古島の間を通過したことも確認された。
2021.08.25 中央日報

(Yahoo)

中国最新鋭駆逐艦、日本海域に進入…「右翼勢力と軍国主義者に警告」 <2109-082502>
 中国Global Timesが25日、Type 055駆逐艦などが22日に5ヵ月ぶりに日本海に入ったと報じた。 これは日本の右翼勢力と軍国主義者に送る警告だという。
 これに先立ち統合幕僚監部は23日に、中国の駆逐艦2隻と補給艦1隻が22日に対馬の南西側150kmから北東側に向かって日本海に入ったと発表している。
2021.08.24 朝日新聞

(Yahoo)

陸自、宮古島に弾薬を本格搬入へ 地元は延期を要請 <2109-082404>
 防衛省が28日にも、陸上自衛隊宮古島駐屯地SSMなどの弾薬を搬入する。 今年6月に一部を搬入しているが、今月28日からSSM、SAMなどの弾薬を輸送艦で島西部の平良港から搬入し、陸路で島東部にある弾薬庫へ運ぶ計画という。
 2019年3月に新設された宮古島駐屯地は、弾薬をめぐる地元説明が不十分だったとして、2019年4月に弾薬を島外に撤去した経緯がある。
2021.08.19 讀賣新聞

(Yahoo)

尖閣諸島警備へ長時間航行が可能な最大級巡視船…11月にも配備 <2109-081902>
 海上保安庁が尖閣諸島の警備を担う石垣海上保安部に、現在は試運転中の6,500総トンのヘリコプター搭載大型巡視船あさづきを11月にも配備する。 同保安部にこのクラスの大型巡視船が配備されるのは初めてで、長期間の航行が可能な大型船の投入で監視を強化する。 海保は尖閣専従の巡視船12隻と、鹿児島海保の6,500t級などの応援船が交代で警告や監視にあたるが、海警船の航行の常態化で現場の負担が増している。
 政府は2016年12月に海保の体制強化を決定し現在は、69隻の1,000t以上の巡視船を令和6年度までに77隻に増やす計画である。 6,500t級大型巡視船は、鹿児島海上保安部などに4隻配備されておりあさづきで5隻目となる。
2021.08.06 南日本放送

(Yahoo)

馬毛島問題 防衛省が港湾施設配置イメージ図を公開 <2109-080602>
 防衛省が、米軍の訓練移転候補地として馬毛島に建設を計画している自衛隊施設の港湾施設位置を示したイメージ図を公開した。
 防衛省が示したイメージ図では、島の東側に輸送艦船や護衛艦などの停泊に使う係留施設や堤防のほか、仮設桟橋3本を建設する案が示されたが、今後のボーリング調査で港湾施設の位置や形を変更する可能性があるとしている。
2021.08.03 沖縄タイムス

(Yahoo)

岸防衛相、国境の島・与那国に電子戦部隊の配備を検討 <2109-080303>
 岸防衛相が3日の記者会見で、令和5年度ごろまでに陸上自衛隊の与那国島駐屯地
NEWSを装備した電子戦部隊の配置を検討していることを明らかにした。
 NEWSは電波の収集・分析や敵の通信を妨害する車載型ネットワーク電子戦システムで、電磁波領域への対応を強化する狙いがある。
2021.08.02 讀賣新聞

(Yahoo)

石垣島にミサイル部隊配備へ…中国に対抗する狙い、南西諸島は4拠点態勢に <2109-080201>
 防衛省が令和4年度末に陸上自衛隊のミサイル部隊石垣島に配置する方針を固めた。 新たに常駐するのはSSMとSAMの部隊と警備部隊で、500~600名規模となるり、関連経費を来年度予算の概算要求に盛り込む。 駐屯地は石垣市の市街地から離れた島内のゴルフ場跡地などに作り、隊舎や弾薬庫、訓練場なども設ける。
 防衛省は南西諸島の防衛力強化を進めていて、石垣島が加われば奄美大島沖縄本島宮古島4島にミサイル部隊が配置されることになる。
 石垣市では部隊駐屯への反対があり、2018年3月の市長選でも争点となったが、事実上の容認姿勢だった現職の中山義隆氏が勝利し、中山市長は同年7月に部隊配備の受け入れを正式表明している。
2021.07.28 時事通信

(Yahoo)

離島警備隊の訓練施設整備へ 沖縄、尖閣上陸に対処 警察庁 <2108-072804>
 警察庁が令和4年度以降、尖閣諸島への不法上陸事案などに対処するため沖縄県警に昨年発足した国境離島警備隊訓練施設県内に整備する方針を固めた。 施設の設計費約5億円を既に今年度予算に計上しており、災害発生時に救助に当たる機動隊なども活用する予定で、完成には数年かかるとみられる。
 警備隊は2020年4月に武装集団らによる不法上陸を想定し、警視庁など他の都道府県警からの出向者を含む総勢150名で発足した。 自動小銃を装備し、20名程度を輸送できる大型ヘリ沖縄、福岡両県警に計2機配備した。
 尖閣諸島の警備は警察官も乗船する海上保安庁の巡視船が担っており、不法上陸が図られた場合には海上では海保が阻止し、島に上陸した際は警備隊が検挙するなどする。 集団が威力の強い銃器で武装するなど警察の対処能力を超えるケースでは自衛隊が対応する。
2021.07.21 Jane's Defence Weekly Record number of Chinese vessels entering contiguous zone of Senkaku Islands <2109-072111>
 中国海警局警備艦が1月1日から6月30日の半年尖閣諸島接続水域に侵入した回数が642回と、前年同期の604回を6.3$上回り2008年以来最多となっている。
2021.07.21 共同通信

(Yahoo)

尖閣周辺での中国船の連続航行途切れる <2108-072101>
 第11管区海上保安本部への取材で21日、20日に尖閣諸島周辺で中国海警局艦の航行が確認されなかったことが分かった。
 最長更新を続けてきた周辺海域での連続航行日数は157日で途切れた。
2021.07.16 時事通信

(Yahoo)

中国、東シナ海で「武器使用訓練」 <2108-071601>
 中国海事局が16日、武器を使用した演習を行うため、同日から21日まで東シナ海の広い海域航行禁止区域に指定した。 区域は浙江省温州市から寧波市までの沖合で、最も南の地点は台湾から250kmである。
 訓練の詳細は不明だが、台湾の蔡政権を牽制するため夜間も含め実戦的な演習を行う可能性がある。
2021.07.14 時事通信

(Yahoo)

中国公船4隻が領海侵入 沖縄・尖閣沖 <2108-071403>
 第11管区海上保安本部によると、尖閣諸島沖で14日に中国海警局艦海警 4隻が日本の領海に侵入し航行した。 4隻は10:20~10:25ごろに大正島南などの領海に侵入した。
 尖閣諸島沖での中国艦の領海侵入は10~12日以来で、今年24回目になる。
2021.07.12 宮崎ニュース

(Yahoo)

ステルス戦闘機 F35B 新田原基地に配備へ 宮崎県 <2108-071204>
 国は航空自衛隊新田原基地に、約20機のF-35Bを配備する方針で、近く周辺の自治体や県に計画が示される見通しあることがわかった。 関係者によると、新田原基地には1個飛行隊約20機が配備されるが、当面は令和6年度に6機7年度に2機が配備される計画である。
 国は、中期防衛力整備計画で5年度までにF-35Bを18機購入する計画を示していて、新田原基地については有力な候補地であることは間違いないと説明していた。
2021.07.12 時事通信

(Yahoo)

中国公船、150日連続侵入に懸念 加藤官房長官 <2108-071202>
 加藤官房長官が12日の記者会見で、中国海警局艦尖閣諸島周辺の接続水域150日連続で侵入したことを明らかにし、極めて深刻な事態と考えていると懸念を示した。
 その上で「中国側に対しては、現場海域において常に相手勢力を上回る海上保安庁巡視船を配備し、警告を繰り返し行うなど、警備に万全を期している」と強調した。
2021.06.30 共同通信

(Yahoo)

海自が東シナ海でインドと訓練 対中国で連携強化 <2107-063001>
 海上自衛隊が30日、補給艦はまなが29日に東シナ海で、インド海軍のコルベット艦Kiltan洋上補給訓練を実施したと発表した。 日印が東シナ海で共同訓練するのは異例で、インド太平洋で活動を強める中国を牽制する狙いがあるとみられる。
 日印は昨年、自衛隊とインド軍の間で食料や燃料などを融通し合う物品役務相互提供協定 (
ACSA) に署名しており近く発効する。 今回は発効後を視野に運用手順を確認した。
2021.06.24 毎日新聞

(Yahoo)

馬毛島基地建設計画 西之表市議会が賛成の意見書可決 市長とねじれ <2107-062403>
 米軍空母艦載機による陸上離着陸訓練 (
FCLP) 移転候補地馬毛島への自衛隊基地建設計画で西之表市議会(定数14)は23日、早期の施設整備を求める意見書を可決した。  市議会は、市内に自衛隊官舎建設などを求める市商工会の請願書を採択し、いずれも賛成7、反対6で付随する意見書も可決し、採択され国に提出される。 施設整備に反対する意見書も提案されたが否決された。
 市議会が基地建設に賛成の意思を示したのは初めてで、基地に反対して再選された八板市長と市議会のねじれの構図が鮮明になった。 1月に市長選と同日に実施された市議選は、基地計画賛成派6人と反対派7人、中立1人が当選したが、中立の議員は5月の自衛隊によるデモ飛行後に賛成に転じた。 議決権のない議長が反対派から選出されているため、賛成派が上回っている。
2021.06.21 鹿児島放送

(Yahoo)

馬毛島基地整備に賛成の意見書案 <2107-062104>
 米軍の訓練移転などのため馬毛島に自衛隊基地を整備する計画をめぐって、西之表市議会特別委員会計画に賛成する意見書案を本会議に提案することを決めた。 23日の本会議で可決される公算が大きく、計画に反対する八板市長と市議会の間でねじれが生じることになりそうである。
 馬毛島特別委意見書案は安全保障上の重要性を踏まえ、市議会として馬毛島への自衛隊基地整備に賛意を示し、意見書のペーパー国に対して住民の理解を深めながら早期の基地整備を求める。
2021.06.18 鹿児島讀賣 TV

(Yahoo)

南種子町議会 自衛隊宿舎の設置を要望 <2107-061810>
 南種子町議会が18日の最終本会議で、馬毛島への自衛隊施設の整備隊員の宿舎設置などを要望する意見書全会一致で可決した。 意見書には「南種子町に自衛隊員の宿舎をはじめ、可能な限り関連施設を配置する」ことなど5件の要望が書かれている。
 南種子町は5月に、防衛省に自衛隊の関連施設の建設を求める要望書を出すなど誘致を進めていた。
2021.06.18 NHK 中国公船の尖閣周辺領海侵入“無害通航にあたらず国際法違反” <2107-061808>
 中国海警艦が尖閣諸島周辺の領海侵入を繰り返していることについての立憲民主党議員の質問主意書に対し政府は、国際法上認められた無害通航にあたらないとする答弁書を決定した。
2021.06.18 南日本新聞

(Yahoo)

馬毛島自衛隊基地計画 中種子町議会が容認の意見書可決 全会一致で「着実に前進を」 <2107-061801>
 西之表市馬毛島への米軍空母艦載機陸上離着陸訓練 (
FCLP) 移転と自衛隊基地整備計画を巡り、中種子町議会が17日に定例会最終本会議で「環境保全に配慮し、着実に前に進めることを要望する」とした防衛大臣への意見書全会一致で可決した。 意見書を協議した特別委員会の浜脇委員長は本会議後に報道陣に「国策の計画に異議を唱えるものではない」と述べた。 町議会は防衛大臣への提出前との理由で、同日は意見書を公表しなかった。
 計画を容認する内容で、馬毛島の行政区である西之表市以外の議会が賛否を明らかにしたのは初めてである。
2021.06.12 南日本新聞

(Yahoo)

種子島3市町 自衛隊宿舎建設可能な公有地を防衛省に回答 馬毛島基地計画反対の西之表も <2107-061201>
 西之表市馬毛島への米軍空母艦載機陸上離着陸訓練 (
FCLP) 移転と自衛隊基地整備計画を巡り、防衛省が種子島3市町隊員宿舎を選定するための公有地を照会していた。 同省からの照会は3月末で隊員150~200名程度、敷地面積は5,000㎡以上が必要との説明があったが、自治体ごとに異なる条件も示されたという。
 関連施設の誘致を進めている中種子、南種子両町が呈示した宿舎用地は、南種子町が「既存の港から車で15分以内」とされ、馬毛島に最も近い島間港を起点に選定し、中種子町は町北西部の浜津脇港から5km圏内だった。
 計画に反対の立場の西之表市は「市民の臆測を呼ぶ」として詳細な条件を明かさなかったが、西之表港からの利便性を求められたとみられる。
2021.06.11 南日本新聞

(Yahoo)

馬毛島自衛隊基地計画は「安保上重要」 南種子町長、賛否表明はせず <2107-061101>
 西之表市馬毛島への米軍空母艦載機陸上離着陸訓練 (
FCLP) を含む自衛隊基地整備計画について、南種子町の小園町長は10日に町議会一般質問で国の安全保障上、重要だとの認識を示した一方、馬毛島は西之表市の行政区で、市民の賛否も分かれており、他自治体が賛否表明すべきではないとも述べた。
 町は5月に町北西部の島間港自衛隊専用岸壁の整備などを求め、商工会など9団体でつくる町自衛隊誘致推進協議会との連名で防衛大臣と地元選出の国会議員に要望書を提出した。
2021.06.10 南日本放送

(Yahoo)

奄美大島で日米訓練 米軍ペトリオットミサイル部隊 <2107-061005>
 陸上自衛隊が10日、6月18日から7月11日にかけて国内各地で米陸軍との実動訓練を行うと発表した。
 奄美大島では、米陸軍のPatriot部隊が初めて展開し、陸上自衛隊と共同で対空戦闘訓練を行うという。
2021.06.06 産経新聞

(Yahoo)

尖閣占拠想定し図上演習 自衛隊、海保、警察 役割分担を確認 <2107-060602>
 複数の政府関係者が6日、中国による尖閣諸島占拠を想定した、自衛隊海上保安庁警察外務省の担当者が参加する図上演習複数回実施していることを明らかにした。 この図上演習は、グレーゾーン事態から本格的な武力紛争に至るまで、自衛隊、海保、警察がスムーズに役割分担の確認を狙ったもので、都内の自衛隊施設で行っているという。  演習では、中国の海上民兵や活動家が尖閣諸島に接近上陸を試みた際に海保が危害射撃を含む対応で阻止することを想定すると共に、沖縄県警の国境離島警備隊を海保、自衛隊が輸送する手続きなどを確認している。
 2月に中国海警艦が尖閣諸島に接近上陸を試みた場合に海保による危害射撃が可能との見解をまとめたことを踏まえた図上演習も実施しており、米軍が参加して日米共同で事態対処シミュレーションを行っていることも判明した。
2021.06.04 讀賣新聞

(Yahoo)

中国海警船の接続水域航行、最長の112日連続に…海保12隻が専従で警戒 <2107-060403>
 中国海警局艦4隻が3日、尖閣諸島の大正島や南小島周辺の接続水域を航行しているのが確認された。 4日未明も航行を続け、接続水域での航行は2020年4~8月の過去最長を更新112日連続となった。 海上保安庁は巡視船12隻を専従させ、監視や日本漁船の保護などを続けている。
 2012年の尖閣国有化以降、海警船の接続水域での航行は急増し、2019年ごろからほぼ常態化していて、漁船への接近は今年既に12件に及び昨年の8件を超えた。 最近は接続水域で日本漁船を待ち構えるように航行し、漁船の動きに合わせて領海侵入する例が目立つ。
2021.06.03 時事通信

(Yahoo)

領域警備強化法案を提出 立憲 <2107-060306>
 立憲民主党が3日、尖閣諸島周辺で中国艦の領海侵入が相次いでいることに対応するため、自衛隊が海上保安庁の領海警備を補完することができる海上警備準備行動の新設が柱とする領域警備・海上保安体制強化法案を衆院に提出した。
2021.06.03 毎日新聞

(Yahoo)

中国海警船、尖閣接続水域で111日連続航行 過去最長に並ぶ <2107-060305>
 尖閣諸島周辺の領海外側にある接続水域で3日、中国海警局艦4隻が航行しているのを海上保安庁の巡視船が確認した。 2月13日以降111日連続となり、過去最長(2020年4~8月)に並んだ。
 船の大型化、武装化や海警局の武器使用規定を明文化した海警法施行など、中国は海洋進出を念頭に動きを活発化させており、日本政府は警戒を強めている。
2021.06.01 讀賣新聞

(Yahoo)

中国軍艦艇3隻、大隅海峡抜け太平洋へ…通過確認は1年半ぶり <2107-060104>
 統合幕僚監部が1日、中国
PLA海軍の駆逐艦やフリゲート艦計3隻が、佐多岬と種子島間の大隅海峡を通過し、太平洋に向かったと発表した。 3隻は5月31日08:00頃に屋久島の西240kmの海域で発見され、その後大隅海峡を抜けて太平洋に出た。
 中国軍艦艇による同海峡の通過が確認されたのは約1年半ぶりである。
2021.05.25 八重山日報

(Yahoo)

中国船が日本漁船接近 尖閣周辺に侵入、今年18日目 <2106-052504>
 第11管区海上保安本部によると、24日16:30ごろから、中国海警局艦4隻尖閣諸島周辺の領海に相次いで侵入した。 このうち機関砲のようなものを搭載した海警1305のほか海警2302の2隻が16:36ごろ、大正島の南22kmの海上で操業中の日本漁船に接近しようとする動きを見せたため、海保が周囲に巡視船を配置して安全を確保している。
 4隻のうち海警2502と海警6401は18:24ごろに接続水域に出たが、18:40現在、海警1305と海警2302は領海内にとどまっている。
 中国海警艦は、尖閣周辺海域で日本漁船の操業を妨害することで、自国の領有権を主張する意図と見られ、尖閣周辺で領海侵入したのは今月11日以来で、今年18日目になる。
2021.05.24 産経新聞

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尖閣周辺に中国公船100日以上連続で確認 加藤長官「極めて深刻」 <2106-052402>
 加藤官房長官が24日の記者会見で、尖閣諸島の周辺海域で中国海警局艦が100日以上連続で航行していることについて、「接続水域内で中国海警局に所属する船舶の運航や領海侵入などが相次いでいることは極めて深刻と受け止めている」と述べ懸念を示した。
 24日08:00時点でも中国艦が航行しており、確認日数は101日連続となっている。
2021.05.17 讀賣新聞

(Yahoo)

中国海軍艦3隻、沖縄本島と宮古島間を南下…ロシア艦6隻も宗谷海峡を通過 <2106-051702>
 防衛省が17日、日本近海で中国
PLA海軍艦3隻ロシア海軍艦6隻を確認したと発表した。
 中国艦はType 052D駆逐1隻、Type 054Aフリゲート艦1隻などで、16日09:00頃に久米島の北西120kmの海域で発見され、17日までに沖縄本島と宮古島間を南下して太平洋に出た。
 ロシア艦はTarantul-3級護衛哨戒艇(註:コルベット艦)2隻やUdaloy-1級駆逐艦1隻などで、15日17:00頃から16日07:00頃の間に宗谷岬の西方海域で発見され、17日までに宗谷海峡を東に向けて通過した。
2021.05.17 共同通信

(Yahoo)

中国艦3隻、沖縄通過し太平洋へ 離島防衛訓練との関連警戒 <2106-051701>
 統合幕僚監部が17日、中国
PLA海軍の駆逐艦など計3隻が沖縄本島と宮古島の間を通過し、東シナ海から太平洋に入ったのを確認したと発表した。
 東シナ海では11~17日の日程で、海上自衛隊と米仏豪海軍が中国を念頭に離島防衛を主目的とした共同訓練ARC 21を実施しており、同省は中国の意図を分析するとともに、動向を警戒している。
2021.05.16 宮崎放送

(Yahoo)

霧島演習場での日米仏共同訓練終了・宮崎県 <2106-051602>
 陸上自衛隊霧島演習場で14日から米海兵隊40名仏陸軍60名陸上自衛隊100名計200名が参加して日米仏共同演習が16日朝に終了した。 演習では演習場を離島に見立て大型ヘリから部隊を投入するヘリボン作戦などを実施した。
 米海兵隊と仏陸軍は16日午前中に演習場を陸路で去り、陸上自衛隊のほとんどの部隊も撤収したという。
2021.05.16 Marine Times Japan, US, France hold military drill eyeing China presence <2106-051601>
 陸上自衛隊米海兵隊仏陸軍の兵士約200名が5月15日に雨の中霧島演習場CH-47で降着した。
 これは11日に開始された日米仏共同演習ARC 21の一環で、15日には東シナ海で3ヵ国にオーストラリアも加わり11隻が共同訓練を行った。
2021.05.14 共同通信

(Yahoo)

日米仏豪の艦艇、東シナ海航行 画像公開で結束アピール <2106-051406>
 海上自衛隊が14日、米仏豪と実施中の離島防衛訓練「アーク21」で、東シナ海で艦艇が隊形を組んで航行する画像を公開した。 「アーク21」は11~17日の日程で11隻が参加している。 この4ヵ国が東シナ海で揃う訓練は初めてで、結束をアピールして尖閣諸島や台湾の情勢を巡り緊張関係にある中国を強く牽制する狙いとみられる。
 陸上自衛隊14日から霧島演習場仏陸軍、米海兵隊との演習をしており、15日には九州西方沖の艦艇から演習場に部隊を送り込む水陸両用作戦を想定した演習をする。
2021.05.12 宮崎日日新聞

(Yahoo)

日米仏共同訓練 佐世保で始まる 霧島演習場14日から <2106-051204>
 日米豪仏軍による離島防衛の能力向上を目的とした共同訓練「アーク21」が11日に佐世保市の相浦駐屯地で開始された。 17日までの日程後半では、洋上と陸上部隊が連携し、霧島演習場へ部隊を送り込む。
 同演習場での演習には陸上自衛隊、米海兵隊、フランス陸軍が参加する。 日本国内でこの3ヵ国の陸上部隊が本格的な実動訓練をするのは初めてである。
2021.05.11 八重山日報

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中国船2隻、漁船に接近 尖閣周辺に侵入 今年16日目 <2106-051101>
 第11管区海上保安本部によると、10日11:40頃に尖閣諸島周辺の領海に機関砲のようなものを搭載した中国海警局艦「海警2202」のほか「海警1401」が侵入し、周辺を航行していた日本漁船に接近しようとする動きを見せた。 漁船は石垣市議の仲間均氏ら3人が乗り組んだ八重山漁協所属の鶴丸 (9.1t) と見られる。 15:00現在、南小島の東4kmの領海内で操業しており、周辺では「海警2202」「海警1401」が航行、漂泊している。
 中国海警局艦が尖閣周辺で領海侵入したのは4月25日以来で、今年16日目である。
 更に尖閣諸島周辺の領海外側にある接続水域でも、中国海警局の船「海警2301」「海警6302」の3隻が航行している。
2021.05.05 共同通信

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尖閣周辺に中国船 82日連続 <2106-050503>
 尖閣諸島周辺の接続水域で5日、中国海警局の警備艦4隻が航行しているのを海上保安庁の巡視船が確認した。
 尖閣周辺で中国艦が確認されるのは82日連続になる。
2021.05.01 共同通信

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中国艦、与那国―台湾通過 防衛省が初公表、警戒強化 <2106-050106>
 統合幕僚監部が1日、中国海軍のフリゲート艦1隻が同日に与那国島と台湾の間を北上し東シナ海に入ったと発表した。 このフリゲート艦は沖縄本島と宮古島の間を南下して太平洋に入り、その後、与那国の西方へ進んだ。 統合幕僚監部は、中国艦による与那国~台湾間の通過を公表するのは初めてで、尖閣諸島周辺を含め東シナ海で中国の活動がさらに活発になっているとみて警戒を強めている。
 一方、統合幕僚監部は4月30日夜以降にロシア艦2隻対馬海峡を南下東シナ海に向かったのを確認したことも公表した。
【註】
 中国海軍フリゲート艦が宮古島~与那国の島々を一周したことになる。
2021.04.30 産経新聞 米戦略爆撃機と共同訓練 空自、東シナ海と日本海 <2105-043004>
 航空自衛隊が30日、空自の戦闘機15機が東シナ海と日本海で27日に米空軍のB-52 2機共同訓練を実施したと発表した。 空自によると訓練は編隊を組んでの飛行と、相手の航空機を迎え撃つ内容だった。
 空自からは、千歳、小松、新田原、那覇基地のF-15 13機、百里基地のF-2 2機が参加した。
2021.04.27 共同通信

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中国空母、東シナ海へ北上 尖閣領空周辺でヘリ飛行 <2105-042706>
 統合幕僚監部が27日、26日9:00頃に空母遼寧など中国艦6隻沖縄本島と宮古島の間を抜け、太平洋から東シナ海へ北上したのを確認したと発表した。 6隻は今月初め、同じ海域を南下していた。
 遼寧からは27日午前に
AEWヘリ1機が発艦し尖閣諸島大正島周辺の領空から北東50~100km付近に接近し飛行したため、航空自衛隊戦闘機が緊急発進した。
2021.04.27 朝日新聞

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中国領海、当局の権限強化へ 尖閣の緊張高める可能性も <2105-042703>
 中国全人代常務委員会が26日に開幕し、領海などでの航行ルールを定めた海上交通安全法改正案の審議が始まった。 早ければ最終日の4月29日にも成立する見通しである。
 2月に施行した海警法に続く海洋関連の法整備となり、海警局が違法行為を取り締まる法執行機関であるのに対し、船舶管理や海洋交通を所管し安全監督を担う海事局の権限強化を目指すもので、尖閣諸島周辺でさらなる緊張を招く可能性もある。
 国際法は沿岸国の安全を脅かさないことを条件に外国船の領海での航行を認めているが、改正案は原子力船や有害物質を運ぶ船、中国が海上交通に危害を及ぼすと判断した外国船に海事局への報告を義務づけ、海事局に外国船を領海から退去させたり追跡したりする権限も与える。
2021.04.26 Defense News British name enormous carrier strike group heading for the Indo-Pacific <2105-042604>
 英海軍が来月、1982年のフォークランド戦争以来となる大艦隊をインド太平洋地域に派遣する。 艦隊を率いるのは空母Queen Elizabethで、Type 45駆逐艦DefendeDiamondType 23フリゲート艦KentRichmond補給艦Fort VictoriaTidespringが随行する。 英海軍は現在、駆逐艦とフリゲート艦を併せて19隻しか保有していない。
 28週間に及ぶQueen Elizabeth
CSGの極東展開には米海軍駆逐艦Sullivans蘭海軍フリゲート艦Evertse同行する。
2021.04.22 NHK アメリカ軍 尖閣諸島近海で“実際の作戦”想定とみられる訓練 <2105-042201>
 防衛関係者によると、尖閣諸島の近海で2月17日に、米軍が兵士を降下させる訓練を計画したが、実際には兵士は降下させなかったものの訓練の一環として物資を海上に投下したとみられることが明らかになった。 米軍が尖閣諸島の近海で実際の作戦を想定したとみられる訓練を行うのは極めて異例で、この地域への関与を強めようとする動きだと受け止められている。
 この訓練との関連は分かっていないが、中国の戦闘機がこの日、尖閣諸島の上空に接近したため航空自衛隊の戦闘機が緊急発進していたほか、周辺にいた中国海軍の艦艇も尖閣諸島に接近する動きを見せたという。
2021.04.21 Jane's Defence Weekly Number of JASDF scrambles drops 23% in FY 2020/21 <2106-042111>
 統合幕僚監部が4月9日、令和2年度における国籍不明機に対する緊急発進の回数が725回であったと発表した。 これは前年度に比べて222回、23%減である。
 そのうち中国機に対するものが全体の63%となる458回で、前年より217回少なくなっている。
 一方ロシア機に対するものが全体の36%にあたる258回で、前年より10回少なくなっている。
2021.04.17 共同通信

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日米、尖閣諸島は安保条約適用対象と確認 <2105-041704>
 菅首相共同記者会見で、尖閣諸島に関してバイデン大統領と米国による防衛義務を定めた日米安全保障条約第5条の適用対象と改めて確認したと明らかにした。
2021.04.14 Jane's Defence Weekly Type 055 destroyer joins PLAN carrier group for first time <2106-041404>
 防衛省が、中国
PLA海軍Type 055駆逐艦の初号艦が4月3日に空母遼寧に随伴して台湾東側の太平洋へ出たと発表した。 海上自衛隊によると空母にはType 052D駆逐艦2隻、Type 054Aフリゲート艦、Type 901補給艦各1隻も同行して宮古海峡を通過したという。
 また4月5日にはJ-16 4機とJ-10 4機及びY-8洋上哨戒機とKJ-500 AEW&C機各1機が台湾南方のADIZ内を飛行した。
 一方4月4日には米海軍駆逐艦Mustin東シナ海を航行し、空母Theodore Rooseveltがマラッカ海峡を通過して南シナ海に入っている。
2021.04.14 八重山日報

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尖閣周辺 中国船2隻で挟み撃ち常態化 日本漁船「完全排除」へ <2105-041403>
 尖閣諸島周辺海域で、日本漁船が中国海警局艦に接近され追尾を受ける事態が常態化している。
 複数の漁業者の証言によると、海警局艦は2020年を境に尖閣周辺から日本漁船を完全排除するための行動を展開している模様で、海警局艦2隻で日本漁船1隻を挟み撃ちにしている。
2021.04.10 産経新聞 東シナ海で日米共同防空戦闘訓練 尖閣念頭に中国牽制か <2105-041003>
 航空自衛隊が10日、九州西方の東シナ海上空で8日に日米共同防空戦闘訓練を実施したと発表した。
 航空自衛隊からは新田原基地のF-15J 4機、築城基地のF-2 4機が参加し、米軍からは海兵隊のF-35B 2機と空軍のF-15 4機E-3 AWACS 1機KC-135 2機が参加した。
【関連記事:2104-031603 (日経 2021.03.16)】
2021.04.09 共同通信

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空自緊急発進、20年度は725回 <2105-040903>
 防衛省が9日、令和2年度の緊急発進が前年度から222回減って725回だったと発表した。
 このうち中国を対象としたのは217回減458回だった。
2021.04.07 Jane's 360 Type 055 destroyer joins PLA Navy carrier group for first time in deployment east of Taiwan <2105-040705>
 海上自衛隊の航空機と艦船が、空母遼寧を中心とした中国艦隊宮古海峡を通過して太平洋へ出たことを確認した。 艦隊には初めてType 055駆逐艦が加わり、その他にType 052D駆逐艦2隻、Type 054Aフリゲート艦1隻、Type 901高速補給艦1隻も加わっていた。
 これについて
PLA海軍報道官は「通常の訓練」と述べたが、国営の環球時報は「この演習でPLA海軍は空母と艦載機で台湾を包囲し、外国の干渉を阻止する能力を有することを実証した」と報じている。
2021.04.04 日テレ News

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中国艦船6隻、沖縄本島と宮古島の間を通過 <2105-040402>
 海上自衛隊が3日08:00頃、長崎県の男女群島の南西470kmの海域で、空母遼寧と駆逐艦など合わせて6隻
PLA艦が航行しているのを確認した。 これらのPLA艦は、その後、沖縄本島と宮古島との間を南へ通過して太平洋に抜けたという。
 また、4日午後にはY-9哨戒機が沖縄本島と宮古島の間を往復飛行したことも確認され、防衛省は周辺での中国軍の動向を引き続き注視している。
2021.04.03 日テレ News

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中国海警局の船2隻 日本領海内を漂泊 <2105-040304>
 尖閣諸島南小島の沖合で2日11:30過ぎから日本の領海に侵入している中国海警局艦2隻は、24時間以上経った現在も領海内を漂泊している。
 2隻は近くで漁をしている日本漁船に接近するような動きをみせたため、海上保安本部が巡視船を間に入れると共に、領海から直ちに出るよう警告を行っている。
2021.03.31 時事通信

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グレーゾーン対処で法整備 尖閣防衛で中国に対抗 自民提言原案 <2104-033102>
 自民党国防、国土交通両部会などがとりまとめる尖閣諸島の防衛に関する提言原案が31日に判明した。 尖閣周辺で中国海警船による領海侵入が常態化していることを踏まえ、現行法では自衛隊の対応に限界があると指摘した上で、海上保安庁などの対処力強化に向け、武力攻撃事態に至らないグレーゾーンの侵害について「遺漏なく対処するための方策を検討し、必要な法整備を行う」ことを求めている。
 原案は、中国で海警局に武器使用を認める海警法が施行されたことを受け、海警船がわが国領海に侵入することは、わが国の正当な権益を損なうもので、断じて許されないと明記している。
2021.03.29 毎日新聞

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日中防衛当局が協議、海警法に懸念伝達 ホットライン早期開設へ一致 <2104-032909>
 防衛省が29日、自衛隊と中国軍が偶発的に衝突する不測の事態を防止するための相互通報体制「海空連絡メカニズム」に基づき、日中防衛当局による第3回年次会合をテレビ会議で開催したと発表した。 両国では緊急時に両防衛当局の幹部間をつなぐホットライン開設が焦点となっており、早期開設へ調整を急ぐことで一致した。
 日本側は、中国海警局の武器使用規定を明文化した海警法に対する強い懸念を伝え、尖閣諸島周辺海域を含む東シナ海での緊張を高めるいかなる行為にも強く反対すると述べた。  次回会合は2021年末か2022年初頭に開催する。
2021.03.29 産経新聞

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中国艦艇、レーダー切り航行 尖閣周辺、実戦想定の動き <2104-032908>
 複数の政府関係者が29日、尖閣諸島周辺海域を航行する中国艦が入れ替わる際、自衛隊や米軍に動きを察知させないためレーダを切って航行していることを明らかにした。
 実戦を想定した動きを強めているといえ、こうした動きは尖閣諸島周辺の領海侵入を繰り返す海警艦と連動していることから、防衛省は警戒監視を強化している。
2021.03.29 共同通信

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中国船2隻が尖閣領海侵入 日本漁船2隻に接近 <2104-032902>
 中国海警局艦2隻が、29日04:05から尖閣諸島周辺の領海に侵入し、04:20頃には南小島の南22kmの海上で航行中の日本漁船2隻に接近しようとする動きを見せたため、海上保安庁が漁船の周囲に巡視船を配置して安全確保に当たった。
 第11管区海上保安本部によると、領海侵入した海警局艦のうち1隻は機関砲のようなものを搭載している。 中国当局の船が尖閣周辺で領海侵入したのは、23日以来で今年11日目になる。
2021.03.23 NHK 日米 尖閣諸島周辺で共同訓練 規模拡大検討 両国の連携発信へ <2104-032302>
 中国海警局艦が沖尖閣諸島の沖合で日本の領海への侵入を繰り返していることなどを念頭に、防衛省は自衛隊と米軍の共同訓練を今後、尖閣諸島周辺で重ねるなどして、日米両国の強固な連携を国内外に広く発信していきたい考えで、日米共同訓練を尖閣諸島周辺で重ねていきたい考えである。
 尖閣諸島を含む南西方面での共同訓練はこれまでも行われているが、今後は参加部隊を増やすなど規模を大きくする案のほか、より尖閣諸島に近い場所で行うべきだという意見もあり、日米間で調整を急ぐことにしている。
2021.03.23 沖縄タイムス

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自衛隊、最大規模の演習を検討 28年ぶり島しょ有事想定 隊員14万人参加へ <2104-032301>
 陸上自衛隊が今年9月から11月にかけて、島嶼有事などを想定した過去最大規模の演習実施に向けた最終調整を進めており、近く概要を公表する予定である。
 全国規模の演習は28年ぶりで、ほぼ全隊員の約14万人が参加する。
 防衛省によると、全国規模の演習は過去4回の実績があり、平成以降では2度目で、直近の1993年は3週間で約14万人が参加した。
2021.03.21 産経新聞

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尖閣巡視船、一時航行できず 昭和55年建造…老朽化で故障か <2104-032105>
 海上保安庁関係者が21日、尖閣諸島周辺で領海警備に当たっていた尖閣専従巡視船が1月に任務中故障し、一時航行不能状態に陥っていたことを明らかにした。 故障が発生したのは那覇海上保安部所属のヘリ搭載型巡視船うるまで、老朽化が進んでいる。
 尖閣専従船は那覇海保に2隻、石垣海保に10隻、計12隻が配備されているが、石垣の10隻(1,000t型)は2014~2016年に新造、那覇のもう1隻(ヘリ搭載型)は2000年に建造されたが、うるま1980年の竣工で、12隻の中で最も古い。
 海上保安庁の巡視船艇は老朽化が進み、382隻の36%である139隻が耐用年数を超えている。
2021.03.17 讀賣新聞

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尖閣奪還、上陸を想定…中国けん制へ日米「共同演習」で一致 <2104-031703>
 岸防衛相が16日にオースティン米国防長官と防衛省で会談し、尖閣諸島の有事に備えて自衛隊と米軍による共同演習を実施することで一致した。 共同演習には陸海空自衛隊米海兵隊と陸海空軍が参加し、尖閣諸島が侵略された場合の奪還や上陸を想定した役割分担などを確認する。
 領海侵入を繰り返す中国を牽制するのが狙いで、岸防衛相は「米軍と自衛隊が共に行動する姿を示すことが抑止力の観点から重要だ」と語った。
2021.03.16 日経新聞 空自と米軍、東シナ海で防空訓練 戦闘機を投入 <2104-031603>
 航空自衛隊が16日、15日に那覇市北西の東シナ海空域で米軍と防空戦闘演習をしたと発表した。 訓練には空自からF-15 4機が、米軍は海兵隊のF-35B 4機と空軍のKC-135を投入した。
 中国が沖縄県尖閣諸島周辺で活動を活発化させているのを意識し、日米の共同対処能力や戦術技量の向上をめざしている。
2021.03.15 共同通信

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在沖縄米軍、新作戦の訓練公開 伊江島補助飛行場で、中国けん制 <2104-031504>
 在沖縄米軍が15日、伊江島の米軍伊江島補助飛行場で、島嶼部素早く部隊を展開して攻撃拠点を確保する遠征前方基地作戦の訓練の様子を公開した。 訓練は8~20日の日程で、飛行場には15日正午ごろ、
HIMARSを乗せた輸送機が着陸した。
 米軍によると、訓練公開に先立ち陸軍特殊部隊員らがボートや空挺降下で上陸し、F-35の離着陸手順も確認したという。
2021.03.05 讀賣新聞

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米軍が尖閣沖で先月訓練計画…有事想定、悪天候で見送り <2104-030502>
 複数の日本政府関係者が、在日米軍尖閣諸島での有事を想定し、周辺海域で物資補給に関する訓練を2月に実施する計画をしていたが、悪天候のため見送られたことを明らかにした。 米軍による単独訓練で、事前に日本側に通告していた。
 訓練は、尖閣諸島の有事を巡って、在日米軍が出動するケースを想定したとみられ、輸送機から弾薬などの物資を投下し、海上で回収する一連の作業を確認する予定だったという。
 米軍による尖閣諸島周辺での訓練は異例で、この海域で海警船による領海侵入などの挑発行為を繰り返す中国を強く牽制する狙いもあるとみられる。
2021.03.04 産経新聞 不審船への共同対処訓練 中国にらみ、海自と海保 <2104-030401>
 海上自衛隊と海上保安庁が3日に九州西方の海域不審船対応を想定した共同訓練を実施した。 不審船が原子力発電所など重要施設に向かう想定で、連携して対処する際の護衛艦や巡視船の運用方法を確認した。 訓練には海自から護衛艦さわぎりとヘリ及びミサイル艇おおたかが、海保から巡視船あそほうおうが参加した。
 不審船対応が目的の両者の共同訓練は1999年から定期的にあり今回が18回目であるが、海自は中国が2月1日に外国船舶への武器使用を可能とする海警法を施行したことを念頭に、海保との共同対処能力の強化を図ったとしている。
2021.03.03 朝日新聞

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ドイツ海軍艦船、北朝鮮の監視に参加へ 日米などと連携 <2104-030304>
 欧州各国が中国の軍事的台頭に警戒を強めるなか、ドイツフリゲート艦を派遣し南シナ海を航行させる計画をしていることが分かった。 朝鮮半島沖で北朝鮮に対する国連制裁の監視活動にも加わる。
 ドイツ国防省と外務省の高官によると、フリゲート艦1隻が8月初旬にドイツを出港してマラッカ海峡などを通りオーストラリアに寄港する。 その後、年末にかけて数週間、朝鮮半島沖の監視活動に加わる。
 海外領土を持たないドイツにとって、アジア地域への艦船派遣は異例で、中国を牽制し、日本など地域の国々と安全保障で連携強化を目指す。
【関連記事:2101-121306 (時事 2020.1213)】
2021.03.03 共同通信

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対中緊急発進「総量抑制」 防空体制、最新鋭機で変容 <2104-030302>
 政府関係者2日、防衛省が東シナ海などの中国機に対する航空自衛隊戦闘機の緊急発進を日本領空に侵入される恐れがより高い機体に対象を絞り総量を抑制していることを明らかにした。
 空自へのF-35の導入が進み日本の防空体制は相手に存在を示し牽制する受動的なスクランブルから、より広範囲な警戒監視へ活動の軸が移りそうである。
【註】
 航空自衛隊がF-35を配備しているのは三沢基地だけで、しかもまだfull operationalにはなっていないと見られることから、この記事の後半部は当たらないと見られる。
2021.02.27 産経新聞

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国防総省報道官「日本の尖閣諸島主権支持」撤回 <2103-022702>
 米国防総省のカービー報道官が26日の記者会見で、尖閣諸島の主権に関する日本の立場を支持するとした23日の記者会見での自身の発言について、尖閣諸島の主権をめぐる米政府の方針に変わりはなく訂正したいと述べた。  カービー報道官は、日米首脳による電話会談などで確認された通り、日米安全保障条約第5条に基づく、尖閣諸島を含む日本の防衛に対する米国の関与は揺るぎないと強調し、一方的な現状変更を図ろうとする全ての行動に反対するとも述べ、尖閣諸島周辺の日本の領海への侵入を繰り返す中国を牽制した。
【関連記事:2103-022403 (日テレ 2021.02.24)】
2021.02.25 毎日新聞

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政府、尖閣上陸阻止で「危害射撃」可能 中国公船を念頭に見解 <2103-022503>
 政府が25日、自民党の国防部会/安全保障調査会の合同会議で、尖閣諸島に外国公船から乗員が上陸を強行しようとした場合、海上保安庁が阻止するために危害射撃が可能との見解を示した。
 政府は中国艦を念頭に、外国公船が尖閣諸島に接近し不法上陸する可能性が高いと判断した場合、凶悪犯罪と認定して危害射撃ができるとしたものである。
 武器使用には警察官職務執行法が準用され、相手に危害を加える危害射撃については正当防衛、緊急避難のほか、懲役3年以上相当の凶悪犯罪に対応する場合は可能とされている。
2021.02.24 日テレ News

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中国が日本の領海へ侵入 米国が非難 <2103-022403>
 国防総省のカービー報道官が23日、尖閣諸島の主権について我々は日本を支持するとしたうえで、中国海警局警備艦武器使用を認める法律を施行したのち日本の領海への侵入を繰り返している行動について、国際ルールを無視し続けていると非難した。
 そのうえで、危害をもたらす判断ミスにつながりかねない行動を避けるよう強く求めると強調した。
2021.02.17 共同通信

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海保の武器使用「排除されない」 中国海警法対応で長官 <2103-021705>
 奥島海上保安庁長官が17日の記者会見で、中国海警局の武器使用を認める海警法が1日に施行されたことを受け、尖閣諸島周辺の領海警備で武器を使用された場合の対応について「国際法で許容される範囲で、法律の原則にのっとり武器を使用することは排除されない」との認識を示した。
 海上保安庁法20条は海上保安官の武器使用要件について、警察官職務執行法7条を準用すると規定し、合理的に必要な限度で使用が可能などと定められている。
2021.02.16 琉球新報

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南西諸島配備の陸自用「海上輸送部隊」は2千トン搭載船など4隻 岸防衛相、配備先は言及せず <2103-021602>
 岸防衛相が16日、南西諸島で陸上自衛隊の部隊へ物資を運ぶ目的で新編する計画の海上輸送部隊について、搭載能力2,000t程度の中型級船舶1隻と、数百トン程度の小型船舶3隻の計4隻の導入を検討していることを明らかにした。
 部隊の配備先や、船を陸自が保有するかについては決まっていないとして言及を避けた。
2021.02.16 時事通信

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中国船、新たに領海侵入 二手に分かれ日本漁船追う 沖縄・尖閣沖 <2103-021601>
 那覇の第11管区海上保安本部によると、中国海警局の海警2隻が15日13:30頃、尖閣諸島南小島南南東の領海に侵入し、さらに別の2隻が16日04:15頃に大正島南南東の領海に侵入した。
 4隻は23時間にわたり日本の領海に侵入操業中の日本漁船2隻への接近を繰り返したり、付近にとどまったりしたため、海上保安庁の巡視船が安全を確保し、領海外へ出るよう警告した。
 4隻はいずれも同日12:20頃までに領海を出た。
2021.02.15 讀賣新聞

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中国海警局の船2隻が尖閣沖領海侵入、日本漁船に接近…海保船が間に <2103-021503>
 政府が15日、尖閣諸島南小島沖の領海中国海警局警備艦2隻が侵入したと発表した。 那覇の第11管区海上保安本部によると、2隻は同日13:32頃から13:33頃に相次いで領海に侵入した。
 付近で操業中の日本漁船に接近する動きを見せたため、海上保安庁の巡視船が間に入り漁船の安全を確保した。 海保が海警局の船に対し、領海から退去するよう求めている。
2021.02.15 時事通信

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海警船、日本漁船接近で抗議 政府 <2103-021501>
 加藤官房長官が15日の記者会見で、同日13:20すぎに尖閣諸島沖中国海警局警備艦2隻が領海に侵入し、日本漁船に接近したと発表した。
 加藤長官は、誠に遺憾で断じて容認できないとし、このような海警船舶の活動は国際法違反だと述べ、外交ルートで抗議したことを明らかにした。
2021.02.11 AFP=時事

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「尖閣に日米安保適用」米国務長官、中国の領海侵犯への懸念表明 <2103-021104>
 ブリンケ米国務長官が10日に茂木外相との電話会談で、日本の領海への中国船の侵入に対する懸念を表明し、日米が連携して対応していくことを確認した。
 米国務省報道官によると、日米外相は中国が新たな海警法制定に続き、尖閣諸島周辺で自己主張を強めていることへの懸念を表明したと述べた。 ブリンケン長官は、尖閣諸島が日米安全保障条約第5条の適用範囲内にあることを再確認したという。
2021.02.06 朝日新聞

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尖閣沖で中国公船「海警」が領海侵入 日本漁船に近づく <2103-020602>
 尖閣諸島の南小島沖で6日04:45頃に中国海警局の警備艦2隻が領海に侵入した。 中国艦による領海侵入は、海警に武器使用を認める海警法が1日に施行されてから初めてである。
日本漁船に接近したため巡視船が間に入って警告し、海警は13:15頃に領海から出た。
2021.01.24 共同通信

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日米防衛相、尖閣諸島への安保条約適用確認 <2102-012402>
 岸防衛相が24日のオースティン国防長官との電話会談で、尖閣諸島が米国による防衛義務を定めた日米安全保障条約第5条の適用対象だと確認した。
2021.01.23 日テレ News24

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武器使用も…中国で海警法が成立 尖閣は… <2102-012301>
 中国国営メディアによると、全人代常務委員会が22日、海警局の武器使用を含む任務を定めた海警法を可決した。 法律は2月1日に施行される。
 詳しい内容は公表されていないが、草案の段階では中国が管轄する海域で外国の船が違法に活動し、停船命令などに従わない場合、武器を使用できるなどと規定している。 尖閣諸島周辺では、日本の漁船が海警局の艦艇に追跡される事態が相次いでおり、今後、さらに活動が先鋭化する可能性がある。
2021.01.22 産経新聞

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昨年4~12月のスクランブル544回 飛行形態が変化 <2102-012205>
 防衛省が22日、昨年4~12月に航空自衛隊の戦闘機が緊急発進した回数が、一昨年の同期間と比べて198回少ない544回だったと発表した。 そのうち中国機に対するものが192回減少したが、国別でみると中国機に対するものが331回と最多で、全体の約6割を占めた。
 ただ、昨年12月には中国とロシアの爆撃機計6機が合同飛行を行い、東シナ海から太平洋にまで進出するなど、長時間・長距離にわたる飛行が確認されており、防衛省の担当者は「緊急発進の回数こそ減ったものの、飛行形態が変化しており、中国軍の活動が拡大、活発化している傾向に変化はない」としている。
2021.01.13 Jane's Defence Weekly Chinese presence near Senkakus at record level in 2020 <2103-011303>
 海上保安庁が1月1日、尖閣諸島周辺の接続水域への中国艦の侵入が、2020年1月1日~12月31日の1年間に1,161回と、それまでの記録であった2019年の1,097回を上回ったことを明らかにした。
 また進入日数も2019年の282日を大きく上回る333日であったという。
2021.01.10 讀賣新聞

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中国、海事当局の権限強化へ…尖閣沖活動に口実の恐れ <2102-011002>
 中国が1984年施行の海上交通安全法を、海事当局を傘下に持つ交通運輸省が、外国船による領海の通航を国際法で認められた無害通航でないと判断すれば阻止できるように、年内にも大幅改正する。 法案によると、中国の領海に入る外国船が海上の交通安全を脅かす可能性がある場合は海事当局への報告を義務づけ、違反した船の所有者や船長に罰金を科す。 領海で法に反した外国船を、海事当局が追跡できる権限も明記した。
 海洋権益を強化する狙いとみられ、中国艦船尖閣諸島周辺海域でさらに組織的に日本領海に侵入する口実とする可能性がある。
 全国人民代表大会常務委員会が昨年12月下旬に改正法案の審議を始め、内容を公表した。
2021.01.02 讀賣新聞

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尖閣接続水域に中国公船4隻、活動の常態化進む <2102-010202>
 那覇の第11管区海上保安本部が2日、1日22:26から22:46にかけ中国艦4隻尖閣諸島久場島沖接続水域内に入るのを確認したと発表した。 同諸島沖の接続水域で中国艦が確認されたのは今年初めてで、2日15:00現在4隻は同諸島南小島沖の接続水域内を航行している。
 11管によると、2020年に同諸島沖の接続水域で中国艦が確認されたのは計333日で、それまで過去最多だった2019年の282日を大幅に更新して年間の9割以上となり、同諸島周辺で活動を常態化させていることが顕著になった。