(Yahoo)
「次期戦闘機:選定は振り出しに…戦力の空白に懸念」
「韓国次期戦闘機事業 『 F15SE 』導入否決で振り出しに」
「韓国次期戦闘機導入事業 F15SE が最終候補に」
「米国がサウジに戦闘機84機売却へ、域内の安保強化狙い」
「中国のステルス戦闘機『殲20』への対抗策は F15 のグレードアップ」
「欠陥発覚の F15 戦闘機、・・・」
「F-15K 戦闘機墜落事故、・・・」
「空軍の最新鋭戦闘機 F-15・・・」
2023.08.18
12:12乗りもの
ニュース製造再開できそう? 米空軍向け F-15EX「イーグルII」戦闘機 ようやく3号機が試験飛行へ
<2309-081808>
Boeing社が8月17日、F-15EX Eagle Ⅱ 3号機の納入が2023年後半になることを明らかにした。
F-15EXはこれまでに2機が米空軍に引き渡されているがし、不適切な工具の使用による部品の品質問題により、その後の納入は停止していて、2023年10月から開始予定であった量産体制への以降も遅れる可能性が濃厚になっていた。
2022.07.06
Jane's Defence Weekly
USAF chief outlines F-15EX buy decision as part of fighter mix
<2209-070603>
米空軍はF-15C/Dの後継としてF-15EXを144機装備するとしていたが、FY23要求では80機に減らしている。
2022.03.28
13:31Breaking Defense
F-35 cuts, F-15 boost, and E-3 replacement: Air Force's $170B budget makes big moves in FY23
<2204-032808>
米空軍省が3月28日に空軍で$169.5B、宇宙軍で$24.5BのFY23予算案を公表したが、空軍のFY22予算に比べて8%増ではあるが物価上昇率は2.2%と見積もられている。
予算案では空軍と宇宙軍のRD&E経費をFY22の$40.1Bより増額した$49.2Bを要求している。
予算案ではF-15EX調達のため一時的にF-35の調達を減速させるようになっている。 これについてケンドール空軍長官はF-15EX調達のキャンセルを提案したが空軍が押し切った。 F-35Aの要求はFY22より15機少ない33機$4.5Bで、F-15EXにはFY22の2倍となる24機$1.4Bを有給している。
一方空軍はFY23に269機を除籍する。 FY22では200機をモスボールとしていた。
2022.02.23
Jane's Defence Weekly
US approves F-15 sale to Indonesia
<2206-022310>
米国防安全保障協力局 (DSCA) が、国務省が2月10日にインドネシアへF-15 Advanced Eagle 36機を$13.6Bで売却することを承認したと発表した。
売却されるのはインドネシア仕様のF-15IDで、サウジアラビアへ売却するF-15SAやカタール向けのF-15QAと同じ仕様になる。
2021.11.03
Jane's Defence Weekly
US Air Force begins operational trials with F-15EX Eagle Ⅱ
<2201-110308>
米空軍が10月18~25日に、3月に初飛行したF-15EX Eagle ⅡのIOT&Eを開始した。 IOT&EはF-15EX 2機とF-15C 2機で行われる。
米空軍はF-15EXを1979年から装備しているF-15C/Dの後継としてFY20で8機予算化しFY21には更に12機を要求していて、今後5年間の予算計画に76機を挙げている。 かつて空軍は144機の装備を計画していたが、現在では200機装備とされている。
2021.06.02
Defense News
US Air Force wish list includes more F-15EX jets but no F-35s
<2107-060209>
米空軍がFY22にF-15EX 12機とコンフォーマル燃料槽に$1.4Bを要求している。 これに対して毎年48機を要求してきた他に、議会に提出する追加の要求を予算化されなかったリストとして挙げてきたが、FY22では48機の要求だけで従来のやり方を取らないという。
一方空軍はFY22に、A-10 42機、F-16/CD 47機、F-15C/D 48機を含む200機以上の退役を挙げている。
2021.04.28
Beaking Defense
F-15EX to fly in Indo-PACOM's Northern Edge
<2105-042807>
米太平洋空軍が主導し隔年に実施されるNorthern Edge演習が5月3~14日に、各軍の50個部隊から200機の航空機と4,000名を集めて実施されJADC2が検証される。
この演習にはF-15EXも参加し、搭載した電子戦システムEPAWSSも使用される。
2021.04.07
Defense News
The F-15EX has a new name
<2105-040707>
米空軍が4月7日、F-15EXの名称をEagle Ⅱとすると発表した。
空軍はF-15EXをF-15C/Dの後継として144機以上装備する計画で、これにより州兵空軍の装備するF-15C/Dは全てF-15EXかF-35Aに換装される。
2021.03.11
Defense News
The Air Force has its first F-15EX
<2104-031103>
米空軍が3月11日、F-15EXの1号機をBoeing社から受領したと発表する。 同機はフロリダ州のEglin AFBに向かい間もなく試験が開始されるという。
受領したのは2020年7月に$1.2Bで発注した一次生産 (Lot 1) 8機の一部で、144機以上のF-15C/DがF-15EXと換装され、オプションでは200機の生産が上げられている。
Lot 2 機はFY24に訓練基地としても使用されているオレゴン州のKingsley Field ANGBに納入され、Lot 3はFY25にオレゴン州Portland ANGBに納入され、第142航空団が最初の実働部隊になる。
2021.02.08
Aviation Week ST
The F-16 and F-15EX enjou unlikely renaissance as Air Force priorities shift
<2104-020803>
2~3年前まで米国では40年前に設計されたF-15、F-16、F/A-18早晩退役すると見られていたが、その後考えられない事態が起きた。
まず2018年に海軍がF/A-18E/F Block Ⅲを少なくとも78機調達する方針を打ち出し、その後2019年に空軍がF-15EX 144機の調達を開始した。 更に2023年には22年ぶりにF-16の調達を再開するという。
その一方で第5世代のF-35は年間100機近くの調達を続けている。
2021.02.02
Defense News
Boeing's F-15EX jet makes its first flight
<2103-020210>
Boeing社が2月2日にF-15EXを初飛行させた。 初飛行は90分にわたり行われた。 同社は3月末までに最初の2機を空軍へ納入する予定である。
米空軍は2020年7月に8機を$1.2Bで発注しており、FY21には12機の予算$1.2Bが認められている。 空軍は144機の調達を希望しているが、発注契約ではオプションを200機としている。
以降の計画ではFY22に12機、FY23に14機、FY24とFY25にそれぞれ19機となっている。
2021.01.25
Aviation Week ST
Viper strike
<2104-012501>
米空軍が、最終量産発注から20年を経たF-16をFY23に再び発注しようとしている。
Lockheed Martin社はF-16の国際的な需要に対応して、2019年に生産ラインをサウスカロライナ州Greenvilleに移して生産を続けている。
2020.08.12
Jane's Defence Weekly
MHI, Boeing sign DCS deal to support upgrade of Japan's F-15J fighter fleet
<2010-081208>
Boeing社が7月28日、MHI社とBoeing社が航空自衛隊のF-15JをF-15JSIに改修する作業の直接民間取引 (DCS) 分について$4.5Bの契約を行ったと発表した。 改造作業の内DCS分はMHI社が主契約社、FMS分はBoeing社が主契約社になるという。
JSI仕様への設計及び最初の2機の改修はMHI社が行い、その後2022年に98機の改修が行われるという。
2020.07.29
Jane's Defence Weekly
US Air Force to map future Eagle capability upgrades....
<2009-072904>
米空軍が7月21日、F-15の今後に関するRfI F-15 Roadmap Candidate Collection RFIを発簡した。 対象となるのは現有のF-15E及びF-15C/Dに代わる機体で、提案は8月14日に締め切られる。
提案の焦点は以下の6項目とされている。
・Prosecute: 戦闘能力、目標探知能力
・Survuve
・Persist
・Interoperability
・Maintain
・Train
2020.07.27
Aviation Week & ST
A 'big idea'
<2009-072702>
2020.07.22
Jane's Defence Weekly
USAF contracts Boeing to deliver first F-15EX aircraft
<2009-072206>
米空軍が7月13日、F-15EXの一次生産分8機を$1.2BでBoeing社に発注したと発表した。
サウジアラビアに輸出したF-15SA及びカタールに輸出したF-15QAを元にしたF-15EXはコックピットの大画面表示、フライバイワイヤ操縦系を採用し、レーダはRaytheon社製AN/APG-82(V)1 AESAレーダとし、エンジンをGE F-110-129としたほか、ディジタル電子戦装置やヘルメットサイトなどを搭載している。 また機外の武器搭載箇所も2ヵ所増設されている。
米空軍はF-15C/Dの後継として最終的に144機のF-15EXを装備する計画である。
2020.03.23
Aviation Week & ST
As USAF fleet plans evolve, can the F-35A program survive intact?
<2005-032301>
米空軍はF-35Aを1,763機装備する計画であったが、価格高騰により第四世代戦闘機や低価格のUAVに関心を持ち始めており、1,763機の目標が揺らいでいる。
2020.02.26
Jane's Defence Weekly
Pratt & Whitney protests GE's F-15EX powerplant award
<2004-022607>
米空軍がF-15EX Advanced EagleのエンジンにGE社製F110を選定した決定に対し、F-15C/DのF-100-PW-220エンジンを生産してきたP&W社がこの決定を不服として米国の会計検査院GAOに対し5月18日までに異議申し立てを行う。
2020.02.05
Jane's Defence Weekly
USAF issues sole-source notices for F-15EX aircraft, engines
<2004-020506>
米空軍は1月23日に、F-15EXのエンジンに、F-15C/Dが搭載しているP&W社製F100-PW-220ではなくGE社製F110-GE-129の搭載を決め、Boeing社に通知した。 F110エンジンはサウジアラビア向けのF-15SAでも採用されるため480基の生産が見込まれ、5月に発注されると見られる。
【註】
F100エンジンはF-14とF-16も採用していたが、F-16は途中からF110エンジンに切り替えていた。
2020.01.01
Jane's Defence Weekly
Congress approves USD738 billion FY2020 defence spend
<2003-010104>
米議会が12月16日、$738BにのぼるFY20国防予算を承認した。 この中で宇宙軍には$40Mが割り当てられた。
陸軍ではM2 Bradley IFVの後継となるOMFVは削除された。 一方でM1A2 SEPv3 MBTの改良には$3Bが認められ、海兵隊のACV 1.1にも$300.9Mが付いた。
海軍では戦闘艦14隻に$23.9Bが付き、Virginia級潜水艦2隻、Aeleigh Burk級駆逐艦3隻、San Antonio級揚陸艦1隻の建造が認められた。
空軍ではB-21に$3Bが付いたほか、F-15EX 8機に$985.5Mが認められた。 F-35については要求より20機多い98機に$1.87Bが認められた。
MDAには総額$10.4Bが割り当てられた。
2019.06.17
Aviation Week & ST
U.S. Air Foece reboots counter-air strategy and halves spending
<1908-061703>
米空軍が先月、次世代航空優勢 (NGAD) のAoA検討を完了し、FY19時点で総額$13.2Bとしてきた計画経費をFY20で$6.6Bへと半減させた。 この中で次世代戦闘機PCAについては第五世代/第六世代機の混用を打ち出している。
またFY18で取り上げられていた制空AAM (ADAAW) や長距離交戦武器 (LREW)、AIM-120D AMRAAMの半分のサイズで射程が同じSACMについても言及されていない。
2019.06.17
Aviation Week & ST
Shifting Proirities push global revival for nonstealthy fighters
<1908-061702>
F-15EXはカタール向けのF-15QAやサウジ向けのF-15SAを元にしたもので、APG-82(V)1 AESAレーダの搭載、EPAWSS電子戦装置の搭載、フライバイワイヤ操縦装置の採用などの他、対空武器の搭載12ヵ所、対地武器の搭載15ヵ所、合わせて29,500-lbの武器搭載が可能でAGM-88 HARMの搭載も可能になる。
2019.06
International Defence Review
Awards boost USAF Eagle upgrade effort
<1908-060001>
米空軍がF-15の能力向上でAESAレーダ、コンフォーマル燃料槽 (AESA)、ヘルメット搭載キューイング装置 (JHSCM)、IRSTなどの採用と合わせて行う2件の契約を4月8日にBoeing社に発注した。
2件とはEPAWSS電子戦装置とADCP Ⅱで、1980年代の技術で作られ現在400機以上のF-15CやF-15Eが搭載しているTEWSに代わるEPAWSSは、同日に初の搭載試験が行われている。
2019.05.22
Jane's Defence Weekly
Boeing offers to fast-track deliveries of F-15EX Advanced Eagles to USAF
<1907-052206>
Boeing社が米空軍の要求に応じて、当初FY22としていたF-15EX Advanced Eagleの引き渡し時期をFY20に2年繰り上げる。 この結果FY20に8機、FY21~FY24に毎年18機を納入することになる。
Boeing社はAdvanced Eagleの生産を既にサウジ向けのF-15SA 84機とカタール向けのF-15QA 36機として、年産12機のペースで行っている。
2019.04.04
Defense News
US Air Force defends F-15X buy to skeptical Inhofe, Reed
<1905-040405>
米空軍参謀長がFY20にF-15X 8機を要求している件で4月2日に議会上院軍事委員会で、F-35の取得が計画より800機遅れていることからF-15Cと換装するもので、F-35計画を変更するものではないと述べた。
しかしながらFY20要求ではF-35 48機に対しF-15X 8機に$1.1Bを計上しており、更に向こう5年間にF-15X 80機を$7.9Bで調達する計画であることから、委員長や委員会幹部は説明に疑問を呈している。
2019.04.03
Jane's Defence Weekly
Pentagon cites industrial base mix, munitions capability for F-15EX buy
<1905-040314>
米国防総省がFY20でF-15EX 8機の購入を決め、その後FY21~FY24で毎年18機を購入する。
F-15EXはカタールが装備した復座のF-15QAを元にしており、BAE Systems社製のEPAWSSやSuite 9.1 Operational Flight Programを搭載する。
2019.03.25
Aviation Week & ST
Great power envy
<1905-032511>
米空軍のFY20予算要求では5ヵ年計画でF-35Aが24機、F/A-18E/Fが17機、CH-47Fが若干削減され、CH-53KやKC-46A、MQ-4Cの取得時期が遅らされた代わりに、F-15EXが今後5年間で80機整備されることになった。
F-22の後継となるPCAにはFY20で$1Bが計上され向こう5年間で$6.57Bが見積もられているが、議会予算局 (CBO) はPCAが就役するのは2030年以降で単価は$300Mを超えると見ている。
AIM-120の後継となるサイズがAIM-120の半分で射程が同じミサイルSACMは空軍研究所 (AFRL) でCASTと名称を変えて計画が進められる。
AARGM-ERがF-35Aに機外搭載されるのに対し、機内弾庫に搭載できるSiAWの開発が5年間に$860Mかけて行われる。
2019.03.22
Defense News
Industrial base considerations played role in F-15X decision
<1904-032205>
米空軍がFY20要求にF-15X 8機を挙げたのは、シャナハン国防長官代理の提案ではなく、企業側からの動きによる。
2019.03.04
Defense News
Buying new F-15X fighters for the US Air Force is unsolicited and unwise
<1904-030405>
米空軍が第4世代戦闘機であるF-15Xを調達する問題が急浮上しているが、ウイルソン空軍長官が2018年9月の空軍協会 (AFA) 集会で空軍飛行対数を312個から386個に増強しその中で戦闘機飛行隊も7個増やすと述べた際には第4世代戦闘機購入の話はなかった。
空軍長官は2月28日のAFAシンポジウムで、F-15Xの要求は空軍からのFY20要求にはなかったのに国防長官官房 (OSD) が盛り込んだものと述べた。
2019.02.28
Defense News
The US Air Force doesn't want F-15X. But it needs more fighter jets.
<1903-022809>
ウイルソン米空軍長官が2月28日に開かれた空軍協会のシンポジウムで、Defense Newsを始め空軍がF-15X購入を決めたと報じたメディアに対し、空軍は戦闘機の更なる購入を望んでいるが、F-15Xを購入する計画はなく、FY20でもF-15Xを要求していないと述べた。
2019.02.27
Defense News
Lawmakers stand ready to protect F-35 from F-15X budget threats
<1903-022710>
問題は価格で、F-35Aの単価が$80Mであるのに対しF-15Xは$100Mと見られる。
2019.02.25
Aviation Week & ST
Pro-F-35 backlash seen as USAF F-15X proposal details emerge
<1904-022501>
F-15XにはF-15EXを含めて2タイプがある。
2019.01.28
Aviation Week & ST
Eagles to the rescue
<1903-012804>
米空軍は州兵空軍に230機のF-15C/Dを装備しており、次世代戦闘機が出現する2030年以降までこれを維持するためFY20にこれをF-15Xに改修する予算を要求する。
空軍がF-35の開発を開始した2001年に空軍はF-22とF-35によるステルス空軍に移行するとしていたので、大きな方向転換になる。
2019.01.27
Defense News
If the money is there, new and improved F-15s could be coming soon to the Air Force
<1902-012702>
米空軍参謀長のゴールドフェイン大将が、FY20にF-15の新型であるF-15Xを購入する可能性を明らかにした。 FY20では12機の購入費として$1.2Bが計上されるという。
F-15Xはレーダ、電子戦装置、コックピットを新型に代えとともにミサイルの搭載量を増やすもので、カタールやサウジアラビアへの輸出用に開発された。
空軍は1980年代に生産されたF-15C/Dを装備する州兵空軍向けに購入するという。 州兵空軍は現在230機のF-15C/Dを装備している。
2018.12.10
Aviation Week & ST
Japan aims for Eagle upgrade, F-35s
<1902-121003>
防衛省が201機保有するF-15の半数を大規模改造する。 開発費と改造する最初の2機の予算は平成31年度予算に439億円が計上されている。
この改造ではレーダが換装され電子戦装備が強化さるが国産になる可能性もある。 またAGM-158 JASSMの搭載も可能になる。
昨年11月に行われた国際航空展にBoeing社はAIM-120を18発搭載するモデルを公開したが、日本政府は英国と開発しているMeteor改を考えている模様である。 但しそのためには米国の承諾が必要になる。
2018.11.30
Defense News
US government, Boeing to help Japan upgrade missile, electronic warfare capabilities for F-15 jets
<1812-113010>
防衛省がF-15の改良を計画していて、そのための予算を来年度に$89M要求している。 改良では搭載武器数の増加やAGM-158 JASSM搭載能力付与などが計画されている。 武器搭載能力では現有のF-15がAAM 8発であるのに対し、Boeing社が11月30日まで東京で開かれていた国際航空博に展示したAdvanced F-15Eは18発搭載している。
レーダのAESA化も考えられており、サウジのF-15SAやシンガポールのF-15SGでは既にRaytheon社製のAN/APG-63(V)3 AESAレーダが搭載されている。
2018.06
International Defence Review
Still soaring: Boeing takes F-15 Eagle to the next level
<1807-060016>
・Advanced Eagle
・Current and future custmers
・Outlook
2017.06.12
Aviarion Week & ST
Big payoff
<1708-061205>
2017.04.03
Aviation Week & ST
Eagle out?
<1706-040305>
Boeing社はF-15C/Dに第五世代戦闘機との通信能力、コンフォーマル増槽、IRST装置、AAM 4発ラックなどを追加するF-15 2040C構想を
提案しているが、米空軍は州兵空軍が235機装備しているF-15C/Dの保守には中部胴体の作り替えなどで
1機あたり$30~40Mかかるとして否定的である。
2017.04.03
Aviation Week & ST
The US Air Force is looking at retiring the Boeing F-15C/D
<1706-040302>
米空軍が、現在州兵空軍が装備しているF-15C/Dについて、2030年以降まで保有するのには胴体中央部を作り
直す必要があり多額な経費を要するため、除籍する事を決めた。
一方F-15EとF-16は近代化して、少なくとも2040年までは装備するという。
2017.03.22
Defense News
Are the F-15 Eagle's days numbered? Top generals say maybe
<1704-032207>
米空軍州兵司令官が22日の下院軍事委員会即応性小委員会で、空軍は維持経費の観点からF-15C/Dを退役させ
F-16にその任務を譲ることを検討していると述べた。 この計画にはF-15E Strike Eagleは含まれていない。
ただ空軍はF-15C/Dの退役をFY19に検討しており、最終決定は2017年内に行われることから、F-15C/Dの退役開始は早くてもFY20移行になる。
2015.11
International Defence Review
Boeing proposes F-15C upgrades for USAF
<1512-110007>
Boeing社が米空軍の F-15C Eagle の改良計画 F-15 2040C を米空軍に提案している。 F-15 2040C は武器搭載数
が従来の二倍となる16発となるほか、コンフォーマル増槽により航続距離が伸び、レーダ
が APG-63(V)3 に、IRST も長距離型に更新され、EPAWSS も装備される。
F-15C は米空軍は現在250機装備しているほか、航空自衛隊も200機装備しているが、日本は独自の改良計画を進
める可能性がある。
2015.10.26
Aviation Week & ST
Lockheed Martin flew the upgraded F-16V
<1512-102601>
Lockheed Martin社が10月21日、APG-63 AESA レーダを搭載した F-16V の初飛行を行った。
F-16V への改修は台湾の F-16A/B をはじめ、F-16 を装備する他の国々を視野に開発されている。
2015.09.28
Aviation Week & ST
The backup plan
<1511-092803>
Boeing社が米空軍に対し、F-15C の改良計画 F-15 2040C を提案している。 これは F-22 の後継機
Next-Generation Air Dominance機が配備されるまで、F-15C が引き続き使用されるとの見込みによる。
2040C は Silent Eagle が採用したコンフォーマル増槽 (CFT) を採用するほか、AAM 16発
の搭載を可能にする。 更に F-22 との双方向通信を可能にすると共に、長距離 IRST を搭載して F-22 とのデータ交換
を行わせる。
2015.04.08
Military Times
NORAD: Jets need upgrades now to protect against cruise missiles
<1505-040806>
NORAD が7日、F-16 に米本土防空における CM 対処能力を付与するため
AESA レーダを搭載する要求書を発簡した。
F-16 に搭載される AESA レーダは、Aegis や JLENS などの他システムと併せて運用される。
2015.03.16
Aviation Weelk & ST
Eagle rebirth
<1505-031603>
米空軍が F-15 を2040年まで使用するための改良を開始する。 対象となるのは F-15C と F-15E で、このため
ディジタル式電子戦装置及び IRST 装置を開発する。
413機の F-15C/E に搭載されている1970年代の技術による電子戦装置 TEWS の改良は、Boeing社が EPAWSS 計
画として$7.6Bで受注している。
EPAWSS の搭載はFY17に開始され、2020年までに配備を開始する。
2015.02.11
Jane's Defence Weekly
USAF requests USD152.9 billion in FY 2016
<1503-021107>
$152.9Bに上る米空軍のFY16要求で、RQ-4 Global Hawk と共に U-2 は維持されることになったが、2019年に
Global Hawk が改良された後は U-2 は退役する。
F-15C/D は今後5年間に51機が退役し、最初の10機が2016年に退役する。 代わって残りの214機には AESA レーダ
が搭載される。
AGM-86 ALCM の後継となる LRSO の開発が促進される。
2014.08.27
Jane's Defence Weekly
Singapore quietly expands F-15 fleet
<1410-082701>
米議会報告などから、シンガポールは24機保有しているはずの F-15SG を40機に増強している模
様である。
シンガポールは2007年10月に F-15SG 12機を8機のオプションと共に発注したが、その後オプションを12機に増やし、合わせて24機にしていた。
2013.12.02
Aviation Week & ST
Advantage, stealth
<1401-120212>
韓国が FX-Ⅲ の機種選定で、F-15SE に変えて F-35 を選定し、60機計画されていた機数を
40機に減じ、残り20機の調達を先送りした。
この20機については F-35 である必要がないことから、F-15SE の受注に向け Boeing社が意欲を燃やしている。
2013.09.25
Yahoo
朝鮮日報記事
<1310-092501>
韓国空軍の次期戦闘機計画が振り出しに戻り、老朽戦闘機の退役に伴う戦力の空白が懸念され
ている。
韓国空軍が保有する主力戦闘機は約430機であるが、新型の F-15K、KF-16 が合わせて約220機に対し、旧型の F-4、F-5 も200機以上含まれてい
る。 問題は就役から30~40年が経過した F-4、F-5 が今年から退役し、2025年までに全て退役することにある。
2013.09.24
Yahoo
韓国聯合ニュース記事
<1310-092402>
韓国の防衛事業庁が24日に防衛事業推進委員会を開き、次期戦闘機の機種選定案を審議したが、最終候補に挙げられた
F-15SE の選定を否決した。 ステルス機の導入を求める軍の元幹部らの意見や否定的な国民世論の影響を受けたとみられる。
国防部報道官は、防衛事業推進委の委員19名のほとんどが F-15SE 否決に同意したことを明らかにした。
2013.08.18
Yahoo
韓国聯合ニュース記事
<1309-081803>
韓国防衛事業庁が18日、次期戦闘機 (F-X) の価格入札で、選定が有力視されていた EADS社の Typhoon が入札書類の不
備で事実上脱落したことを明らかにした。
これで Boeing社の F-15SE 一機種だけが防衛事業推進委員会に上程される。
2013.06.05
Jane's Defence Weekly
South Korea F-15 win 'would keep line open to 2020'
<1307-060508>
Boeing社が、韓国が FX-Ⅲ に F-15SE を選択すれば、F-15E の生産ラインを2020年まで
継続すると述べた。
一方韓国は、長距離空対地兵器に Taurus社の KEPD 350 を選択している。
2011.12.30
Yahoo
ロイタ通信記事
<1201-123003>
米政府が29日、サウジアラビアに F-15SA 84機を売却する契約に調印した。 新型戦闘機は2015年初頭からサウジに納入される見通しという。
この契約で、サウジが保有する旧型 F-15 70機も近代化する。
【註】
サウジアラビアは1993年に F-15E を F-15S として海外で初めて採用している。 今回の契約でサウジアラビアは AN/APG-63(V)3 AESA レーダ170基を購入し、F-15SA に
とうさいするほか、F-15E のレーダも AESA レーダに換装する。
2011.11.28
Aviation Week & ST
Beat the budget
<1201-112804>
2011.09.12
Aviation Week & ST
Electonic edge
<1110-091205>
イスラエルは F-35A 19~20機を$2.75Bで購入するが、計画の遅れから引き渡しは2017以降になる模様である。 このことからイスラエルは米国
に対し、F-35 搭載の APG-81 AESA レーダを旧式化した F-15A/B/C/D に搭載する計画で、米国に承認を求めている。
これにより F-15 を2030年まで延命すると同時に、AESA レーダを搭載するサウジの F-15SA に対抗しようとしている。
サウジは昨年米国と、F-15SA 84機と APG-63(V)3 170基の購入で合意していて、2013年に AESA レーダ搭載の F-15SA
の取得を開始する。 また保有している F-15C/D 72機の AESA レーダ化する計画である。
2011.08.31
Jane's Defence Weekly
South Korea receives further F-15Ks
<1111-083108>
Boeing社が8月23日、F-15K SLAM Eagle 3機を韓国空軍へ納入した。 これは21機発注した第
二次 F-X の一部で、これにより韓国空軍の保有する F-15K は52機になった。 残りの8機は2012年4月までに納入される。
2011.01.31
Yahoo
Searchina 記事
<1102-013102>
米誌 WIRED が、米国防総省が計画している J-20 対抗策は F-22 の追加導入ではなく、
F-15 の改良だと伝えた。
F-15 は依然として米軍およびアジア太平洋の同盟国がもっとも頼りになる戦闘機で、ステルス性のある F-22 に比べて F-15 は機首が大きく
、探知能力のより高い大型レーダを搭載しやすいうえ、F-22 よりも多くの燃料とミサイルを積むことが可能である。
2011.01.19
Jane's Defence Weekly
Israel rolls out F-15 upgrade
1102-011909><1102-011909>
イスラエルが取得して30年以上経つ F-15A/B を、機体を強化して JDAM などを搭載する
ように改良している最初の40機が、2月中に引き渡される。 この改良で F-15A/B は、寿命が10年延びることになる。
F-15C/D 型の改良も6年前に決まっている。
2010.11.17
Jane' Defence Weekly
USAF deploys first AESA-updated F-15C Eagle aircraft to Japan
<1101-111705>
米空軍が11月4日、AESA レーダを装備した F-15 54機の第一陣が初めて嘉手納基地に
配備されたと発表した。 AN/APG-63(V)3 を装備した F-15C 4機は10月21日に飛来し、残りの F-15C/D も2013年9月までに配備される計画である。
Boeing社は現在、米空軍から27機、州兵空軍から18機の F-15C/D を AN/APG-63(V)3 に換装する契約を受注している。
2010.09
Jane's Missiles & Rockets
Silent Eagle fires AMRAAM from a conformal weapon bay
<1010-090016>
Boeing社が7月17日、F-15SE のコンフォーマル弾倉 (CWB) から AMRAAM を発射する試験
に成功した。
2010.08.18
Jane's Defence Weely
Kuwait looks to Silet Eagle
<1010-081802>
クウェートが F-15SE に購入に関心を示している。 同国は F/A-18C/D を34機保有していることから F/A-18E/F の方が適しているように思
われるが、F-15SE の方が長距離攻撃能力があり、搭載能力も大きい。
2010.08.18
Jane's Defence Weely
USAF reviews buying more F-15s, F-16s
<1010-081801>
米空軍が戦闘機の不足を補うため、F-15 や F-16 の購入を検討している。 検討対象になっているのは F-15 や F-16 の
能力向上型で、この他に既存の F-16 300機の改良と耐用命数の延長や、F-35 と F-15、F-16 の並行購入、F-35 の年間調達機数を80機以上にする案も検討され
ている。
2010.07.21
Jane's Defence Weekly
Boeing's Silent Eagle takes wing
<1008-072105>
F-15SE Silent Eagle が7月8日に初飛行した。 F-15SE1 機の初飛行は80分間行われ、その間
に左側外付け弾庫 (CWB) の扉の開閉を行った。 CWB には AIM-120 AMRAAM の試験計測弾
(ITV) が搭載されていたが発射はされなかった。
F-15SE1 には、まだ外向きの垂直尾翼は取り付けられていない。
2010.07.19
Aviation Week & ST
Boeing flies conformal weapon bay on F-15
<1009-071901>
Boeing社が、韓国へ輸出するため F-15 Silent Eagle の情報提供許可を申請すると共に、コンフォーマル燃料タンクに代えて取り付ける
CWB の飛行試験を開始した。
Silent Eagle は RCS 低減キットのほか、オプションで外向き垂直尾翼、
ディジタル fly-by-wire、大型一面表示器、AESA レーダ、ディジタル電子戦装置などが搭載できる。
2010.06.30
Jane's Defence Weekly
Boeing looks to clear F-15SE sale to SK
<1008-063006>
Boeing社が米政府に対し、F-15 Silent Eagle を韓国に輸出するための承認手続きを行って
いる。
2010.06.28
Aviation Week & ST
Building blockes
<1008-062806>
Boeing社が戦闘機の生産能力維持のため、F/A-18E/F 及び F-15 の複数の改良計画を進めている。
F-15 Silent Eagle は来月にコンフォーマル弾庫 (CWB) を取り付けての初飛行を行い、年内に
CWB から AMRAAM を発射する試験を行う。 CWB の生産は国外企業が行っているが、Boeing社は CWB を生産している企業名を公表してい
ない。
2010.06
International Defence Review
US Air National Guard receives first AESA F-15C in Florida
<1008-060004>
レーダを APG-63(V)3 AESA レーダに換装した F-15C が4月にフロリダ州兵空軍に引き渡された。 当初、州兵空
軍の14機と空軍の10機が換装される。
APG-63(V)3 は APG-63(V)2 と、F/A-18E/F に搭載される APG-79 の T/R モジュールを組み合わせたレーダで、APG-63(V)1 に比べて信頼度が50倍
向上している。
2010.05.12
Jane's Defence Weekly
Israel considers Boeing F-15 Silrent Eagle offer
<1006-051201>
Boeing社がイスラエルに、開発が遅れている F-35 の代わりとして F-15SE Silent Eagle を売り込んでいる。 イス
ラエルは改良型 F-15I とともに F-15SE にも関心を示していて、既にステルス能力などについての説明を受けている。 Boeing社は7月に、F-15
テストベッドを用いた機内弾庫からの AAM 発射試験を行う。
改良型 F-15I では、垂直尾翼の外開き化などの構造変更、AESA レーダの採用、多機能ディスプレの採用などが考えられている。
2010.04.26
Aviation Weekb & ST
Enhancing stealth
<1006-042608>
レーダを AN/APG-63(V)3 AESA に換装した F-15C は Golden Eagle と名を変え、
2030年までに保有する176機全機を改造して F-22 と併用することになる。 (V)3 は AESA 化
により捕捉距離を三倍に伸ばすため F-22 に次ぐ性能になる。
Golden Eagle は AIM-120C-6 や AIM-120D と共に、BMD 用の NCADE型 AMRAAM も搭載し、更に電子戦/サイバ戦用の
MALD-J や CHAMP HPM装置も搭載することになる。
2010.04.21
Jane's Defence Weekly
Boeing delivers first AESA-equipped F-15C to US National Guard
<1006-042109>
Boeing社が、24機受注しているレーダを APG-63(V)1 から APG-63(V)3 AESA に換装する
米州兵空軍 (ANG) F-15C の最初の1機を納入した。 残りの23機も2011年末までに納入される。 2010年3/四半期には更に
20機が発注され、2011~2012年に納入される計画である。
米空軍及び ANG は、現在合わせて330機の F-15C を保有している。
2010.04.14
Jane's Defence Weekly
First five Singaporean F-15SGs arrive in-country
<1006-041412>
シンガポールが24機発注していた F-15SG の最初の5機が、4月5日
にシンガポール空軍基地へ飛来した。
F-15SG は元々 F-15T と呼ばれた F-15 の最新型機で、AN/APG-63(V)3 AESA レーダのほか、
AAQ-33 Sniper 照準ポッドや Tiger Eye 航法ポッド、IRST などを搭載している。
2010.02.10
Jane's Defence Weekly
Boeing makes plans for first Silent Eagle flight
<1003-021003>
Boeing社が、F-15SE Silent Eagle の初飛行が2010年中頃に行われ、続いて AMRAAM の発射試験
を行うと発表した。 同社は AMRAAM の発射試験は重要な意味を持つとしている。
同社は、2009年3月にロールアウトした F-15SE には200機の需要があると見ている。
2010.01.18
Aviation Week & ST
Stealth progress
<1003-011807>
Boeing社が2009年8月~9月に2週間行った Silent Eagle 準ステルス戦闘機の電波暗室内に於ける RCS 測定試験を完了し、
韓国を最初の輸出先に売り込みを図っている。 Silent Eagle のステルス性能は F-35 ほどではないが、安価であることを売り物にして
いる。
初飛行は2010年1/四半期に行い、コンフォーマルタンクを改造した弾庫からの AMRAAM 発射試験を7月か8月に実施す
る計画である。
2010.01
International Defence Review
ROKAF receives new engines
<1002-010011>
韓国空軍が F-15K SLAM Eagle のエンジン強化計画 (EEP) で搭載する P&W社製
F100-PW-229 ターボファンエンジンの最初の6基を受領した。
2009.07.06
Aviation Week & ST
Silent slip
<0908-070604>
Boeing社が、F-15SE の初飛行が当初予定の2010年3月から半年遅れて、FY10の3/四半期に
なることを明らかにした。
2009.06.29
Aviation Week & ST
Future force
<0908-062913>
2002年に F-15K の採用を決めた F-X Phase 1 では39機、2007年の Phase 2 では21機を装備
し、Phase 3 では2014年までに40~60機を装備する。 現在は F-15K 60機に加えて KF-16 を169機
装備しており、Mach 1.4 の F/A-50、T/A-50 を170機装備しつつある。
2009.06.24
Jane's Defence Weekly
South Korea could be key for F-15SE, says Boeing
<0908-062406>
Boeing社は、既に F-15 を装備している各国に F-15SE の売り込みを行った結果、韓国が最有力と見ている。 F-15K
Slam Eagle 60機の韓国への納入は2012年に完了するため、F-X の第三期に売り込もうとしている。
Boeing社は F-15SE の初飛行を2010年の3/四半期に計画している。
2009.05.13
Jane's Defence Weekly
Singapore gets first F-15SG batch
<0906-051309>
シンガポール空軍に F-15SG 最初の4機が納入される式典が、5月7日に米国の Mountain Home
AFB で行われた。
シンガポールは24機の F-15SG を発注しており、2012年までに納入されることになっている。
2009.05
International Defence Review
Boeing's Silent Eagle reveals stealth technology
<0907-050038>
2009.04.01
Jane's Defence Weekly
Fewer, but fitter
<0905-040111>
Su-35 は現在2機で飛行試験を行っているが、年内に3機目が参入する計画である。
J-10 は2003年に配備が開始され、現在までに100機が中国空軍に納入されて4個飛行連隊が装備している。 最終的
には300機が装備される模様である。
2009.03.25
Jane's Defence Weekly
Boeing unveils F-15 Silent Eagle
<0905-032501>
Boeing社がステルス型 F-15 である F-15SE (Silent Eagle) を公表した。 試作機は2010年1/四半
期に初飛行する。
F-15SE は F/A-18 同様に外側に傾斜した垂直尾翼を有すると共に、機内弾庫にも転用できるコンフォーマル増槽
(CFT)がつけられて RCS の低減が図られている。 斜めの垂直尾翼が揚力を発生するため航続距離が100nm伸びるが、CFT を弾庫にすると燃
料タンクとした場合より200nm短くなる。
CFT を転用した機内弾庫には、合わせて AMRAAM 2発と Mk 83 1,000-lb JDAM 2発、Mk 82 500-lb JDAM 4発、SDB 8発
のいずれかを組み合わせて搭載できる。
2009.03.23
Aviation Week & ST
Stayin' alive
<0905-032304>
Boeing社が F-15 の生産ライン継続を狙って 'Monty' という秘匿名称で開発してきた F-15SE は、日本など F-15 を
装備する国々から190機の受注を目指している。 最初の受注先として狙っている60機装備され
る韓国の F-X3 計画は、2010年1/四半期に RFP が発簡される。
F-15SE は各翼下に1,500galのコンフォーマル増槽 CFT をつけるが、これは上下二段に
分かれた機内弾庫としても使用できる。 上段は AIM-9, AIM-120, 500-lb JDAM 1発か SDB 2発を搭載でき、下段には1,000-lb JDAM 1発を搭
載できる。 また CFT を外して従来の F-15 同様に使うことも可能である。
垂直尾翼はステルス性確保のため F/A-18E/F, F-22, F-35 同様外側に15゚傾いているが、2010年1/四半期に初飛行する試験機 F-15E1 では従来型の垂直尾翼が取り付け
られている。
2009.03.19
韓国中央日報
韓国に供給する F-15、ステルス機能適用も可能
<0904-031901>
Boeing社の F-15 将来計画担当副社長が18日、ステルス機能を備えた F-15 最新型の F-15SE (Silent Eagle) を、
2、3年内に生産できるようになるとし、ステルス機能は F-15K にも適用できると説明した。 F-15 に採用されるステル
ス機能は、機体に電波吸収塗料を塗り、機内弾庫に武器を搭載する方式で、AAM 4発または 500-lb JDAM 4発を搭載でき
る。 しかし構造的な限界から機体尾部から出る IR を抑えることができず、完璧なステルス機能を備えてはいないと評価されている。
韓国空軍は2010年~2012年に F-15K 21機を追加装備する計画であるが、このうち2012年に生産される5機にステルス機能
が適用できる。
2008.11.05
Jane's Defence Weekly
US Strike Eagles set to receive radar upgrade
<0812-110504>
米空軍が F-15E のレーダを AESA 化することを決め、Boeing社と$238Mの開発契約を行ったと、10月30日に Boeing
社が明らかにした。 新型レーダの名称はまだ決まっていないため、単にレーダ近代化計画と呼ばれている。
新型レーダのアンテナは F/A-18 Super Hornet に搭載される Raytheon社の APG-79 を元にする。 レーダの AESA 化により走査速度が向上する
と共に、信頼性が現在装備している APG-70 の10倍になる。
2008.11.03
Aviation Week & ST
EW magic for allies
<0812-110308>
Boeing社が日本やサウジに売り込む F-15 に搭載する次世代ディジタル電子戦装置 (DEWS) に BAE Systems社を選定した。 DEWS は F-22
や F-35 搭載電子戦装置の技術を取り込んだシステムで、第五世代電子戦装置と呼んでいる。
一方 BAE Systems社は、既存及び新型の非ステルス戦闘機用に Boldstroke、ステルス機用に Xtreme EW を提唱してい
る。
2008.11.03
Aviation Week & ST
F-15SG debut
<0812-110305>
シンガポール空軍向けの F-15SG がロールアウトし、9月16日に初飛行した。 シンガポールは24機
の F-15SG を装備する。
F-15SG は、韓国向けの F-15K を元にした機体に Raytheon社製の AESA レーダ(註:AN/APG-63
(V)3 )を搭載する。
2008.11.03
Aviation Week & ST
Radar upgrades for F-15E
<0812-110304>
F-15E 224機のレーダを、2014年までに APG-79 AESA レーダに
換装する計画は、開発費$238Mで2011年に飛行試験が開始される。
APG-79 は空対空の捕捉距離が100哩に伸び、200哩の jamming 能力を持つ。 更にヘリや UAV と共に、
歩行中の人員を捕捉する能力も持つ。
2008.06.11
Jane's Defence Weekly
Boeing defends F-15K Slam Eagles
<0808-061113>
韓国空軍は2008年4月に21機の F-15K 調達を決めたため、今までに61機の調達を決めているが、韓国の報道によると
F-15K は、2005年10月から2008年4月の間に1,200件の不具合を起こしており、韓国ではその安全性が懸念されている。
Boeing社は、1,200件中900件は既に解消されているとしている。
2008.06
International Defence Review
AESA production scheduked
<0807-060031>
米空軍が F-15E レーダ近代化計画の SDD 契約を2008年中頃から末に行うが、これに先駆け Boeing社が2007年末に
F-15E 用レーダに Raytheon社の APG-63(V)4 を選定した。
これに伴い General Dynamics社は、広帯域レドームの生産を、遅くとも第3/四半期末までに開始する計画である。
2008.05.30
朝鮮日報
韓国軍:F-15K、2年で故障1200件
<0806-053002>
韓国政府が29日、韓国空軍の F-15K 34機が2005年10月から2007年12月までに起こした故障は、全体で505種1,200件で
あることを明らかにした。 また、導入から丸2年が過ぎた現時点でも故障が相次いでいるため、F-15K そのものに問題があるのではないかとの指
摘もなされている。 掛かった修理費用は F-15K 1機に匹敵するという。
2年間は Boeing社が補償するため韓国が修理費用を負担することはなかったが、期限が過ぎた機体で故障が発生した場合には、韓国側が費用を負担しなければならない。
2008.04.25
韓国聯合ニュース
F-15K 追加購入、20機の購入・・・
<0805-042503>
韓国軍消息筋が25日に、F-15K の二次事業で、20機分の予算で21機を購入する契約交渉を終えたことを明らかにした。
同日の防衛事業推進委員会会議でこの案が決定され、2010年から2012年までに導入する。
一方空軍は、二次事業終了後に、F-22 や F-35 などの第五世代戦闘機約60機を2014年から2019年までに実戦配置する計画を2011年に開始する。
2008.04
International Defence Review
US awards F-15 radar order
<0807-040010>
Raytheon社が F-15C に搭載する AN/APG-63(V)3 の追加生産を$89.5Mで受注した。 このうち8基は
州兵空軍、8基は空軍の F-15C に搭載される。
2008.02.27
Jane's Defence Weekly
Boeing foresees extension of Strike Eagle production
<0804-022712>
Boeing社が F-15 の生産を2012年以降も継続する。 米空軍が F-15 を2035年まで運用する計画であるほか、
韓国が既に納入した40機の F-15K に加えて20機を調達する交渉中で、更に60機の戦闘機を購入する計画でもある。 シンガポ
ールが2009年に運用を開始する24機の F-15E の一番機の試験飛行が2008年後半に開始される。
日本は F-4 の後継として50機の戦闘機を整備する計画である。
2008.02.27
Jane's Defence Weekly
Groeth in Asian-Pacific 'remains platform-based'
<0804-022709>
インドで武器システムをネットワーク化するなどの動きがあるものの、アジア太平洋地域の需要は依然としてプラットフォームが中心である。
Boeing社はシンガポールに F-15SG 12機を追加納入するほか、韓国から F-15K を追加受注する可能性も大きい。 また日本の RfP によって F/A-18 か F-15 を提案
することになる。
インドでは MRCA (Multiroke Combat Aircraft) のほかにも、輸送機や哨戒艦の受注が見込まれている。
2008.02.27
Jane's Defence Weekly
Crash mars return of F-15 fleet
<0804-022704>
2月19日に米空軍は、機体の縦桁材に亀裂を発生している9機を除き、残る158機の F/15A~D の飛行を再開した。 こ
れに先立つ2月15日にも149機の飛行が再開されていた。 この結果 F/15A~D は9機を除く429機の飛行が再開されることになった。
飛行再開の翌日である20日に、メキシコ湾上空で訓練飛行中の F-15C 2機が、空中接触により墜落した。
2008.02.25
Aviation Week & ST
Next genaration Eagle
<0804-022506>
Boeing社が、日本の F-X に絡めて第三世代の F-15 を日米で共同開発する提案をしようとしている。 第三世代の
F-15 は機体はそのままで、吸気口に F/A-18E/F が採用しているレーダブロッカを取り付けて若干のステルス性向上を図ると共に、次世代電子
機器や武器を搭載しようとするものである。 しかしながら F-15 を改良しても日本が F-22 に求めている、北朝鮮の防空網を突破してミサイルを発射
前に破壊するという要求を満たすとは思えない。
ただ F-22 の輸出禁止について、国防総省は議会ほど固執していないようである。
2008.02.13
Jane's Defence Weekly
RoK seeks improved F-15K weapon
<0803-021301>
韓国が F-15K に搭載する LACM を検討しており、今年後半にも RfP が発簡される。 韓国は既に AGM-84L
SLAM-ER を装備しているが、新 LACM には SLAM-ER を凌ぐ性能を期待している。 候補としては AGM-158 JASSM、
Storm Shadow/SCALP-EG、TAURUS KEPD 350 などがあがっているが、Raytheon社は開発中
の動力推進型の JSOW も候補になりうる。
F-15K は第一次生産分40機の内32機が既に納入され、第二次分として20機が発注されているが、120機体制が要求されていることから
更に60機が発注されると見られる。
2008.01.16
Jane's Defence Weekly
More F-15s return to USAF service
<0802-011607>
11月2日に F-15 が真っ二つに折れて墜落した事故は、4本の縦桁材のうち1本が破断したことによる。 製造過程で
の各種不具合が原因と見られている。 縦桁材は鋳物製の薄く、粗い表面の構造物で
あるため、亀裂が入りやすい。
F-15A~D の60%にあたる259機は飛行を再開したが、まだ191機が飛行停止状態にあり、このうち182機は安全が確認され次第逐次飛行を再開す
るが、9機は縦桁材に亀裂が発見されたため無期限の飛行停止状態にある。
空軍は F-22 の追加生産を要求しているが、F-15E の生産ラインは今後5年間稼働するため F-15E も選択肢にあげられる。 F-15E は縦桁材
の設計が異なるため問題が起きていない。
2008.01.14
Aviation Week & ST
Flawed Eagles
<0803-011408>
2007年11月2日に墜落したミズーリ州兵空軍の F-15C の墜落事故は、右上の縦桁材がコックピット後方で破断したこ
とによるものであった。 破断の原因は製造上のミスで、設計より薄すぎるなどの欠陥が見つかった機体は182機にの
ぼる。 このうち9機には亀裂が見られた。
縦桁材の価格は$10,000程度であるが交換作業に$250,000はかかるため、空軍はこれらの機体を修理するのか不要決定にするのか決めかねてい
る。
2008.01.14
Aviation Week & ST
F-15 fuselage delivered
<0803-011406>
韓国の KAI社 (Korea Industries) が Boeing社に、シンガポール空軍向け F-15SG の最初の前部胴体を納入した。
最初の主翼は1月10日に納入される。
2008.01.11
Yahoo
産経新聞記事
<0802-011101>
昨年11月初めにミズーリ州で、高速で旋回しようとした F-15 が空中分解したため、米空軍が安全点検を行ってきた結果、大半の同型機はすで
に復帰したものの、これまでに160機で胴体の骨にあたる部分に金属疲労によるヒビを含む問題点が見つかったため、同型機を
退役させる方向で検討に入った。 空軍は別の20機についても点検を進めるため、退役機数は米空軍の保有する同型機
の25%に相当する180機になる可能性がある。
空軍は2025年までに一部を除き F-15 を F-22 換装する計画だったが、今回の問題で退役が早まる可能性が出てきた。 ただ、F-22 は価格が F-15 の
約4倍と高額なため、F-22 を前倒しで配備しようとすると国防予算の分配計画そのものを見直さざるを得ず、他の部門がしわ寄せを受けることになりかねない。
さらに、退役する180機をすべて F-22 に代えるには、2011年末までかかる。
2007.12.12
Jane's Defence Weekly
F-15 Eagles grounded for third time in five weeks
<0802-121202>
米空軍は飛行を逐次再開していた F-15A~D の飛行を再び停止した。 F-15 の飛行停止措置は5週間で3度目になるが
、いずれも11月2日に起きた F-15C の墜落事故を受けたものである。
不具合は機体側面を縦に通る桁材に発生した亀裂である。
2007.12.05
Jane's Defence Weekly
USAF grounds older F-15s again
<0802-120508>
米空軍が11月28日に、丁度一週間前に飛行を再開した F-15A~D について再び飛行を停止したと発表した。 11月2日
の墜落事故に関係する新たな点検が必要になったことによる。
F-15E は飛行停止の対象になっていない。
2007.12
International Defence Review
Raytheon set to supply AESA radar for USAF F-15E aircraft
<0801-120005>
Boeing社が224機の F-15E に搭載する AESA レーダとして Raytheon社の APG-63(V)4 を選定した。
APG-63(V)4 は APG-63(V)3(右図)を元にしているが、(V)3 がアンテナ以外に (V)1 の装置を使用しているのに対し、(V)4 は
F/A-18E/F 及び EA-18G Growler に搭載する APG-79 のものを使用する。
(V)4 は in-band jammin 機能をもつほか in-band 通信能力も持つ。 この機能
により SAR モードで取得した232kmの範囲のマップを274 Mbyte/s の RCDL (Radar Common Data Link) によ
り80msで地上に送信できる。
2007.11.28
Jane's Defence Weekly
USAF begins returning its F-15 fleet to service
<0801-112803>
米空軍は11月3日に発生した F-15C の墜落事故を受け、11月2日に700機の F-15 を全機飛行停止にしたが、11月21日に対策を完了し
F-15A~F-15D の飛行を再開した。 欠陥は致命的なものだったという。
F-15A~F-15D に比べて新型の F-15E は設計段階で既に対策が施されていたため11月15日に飛行が再開され
ている。
2007.11.21
Jane's Defence Weekly
US Air Force returns Strike Eagle to service
<0724-112105>
米空軍は、11月2日にミズーリ州で起きた F-15C の墜落事故を受け F-15 の全機種を飛行停止にしていたが
、安全が確認されたため11月15日に飛行を再開した。 イラクとアフガンで作戦中の米中央軍は、11月14日に
F-15E の飛行を再開していた。
F-15 の飛行停止を巡っては米議会で、老朽化した F-15 を換装するため F-22 を追加購入すべきとの議論に
火を付けた。
2007.11.14
Jane's Defence Weekly
F-15 grounding fuels Raptor talk
<0724-111405>
ミシシッピー州空軍の F-15C が墜落した事故を受け、米空軍は保有する670機の F-15 を、アラート任務機
以外全て飛行停止にした。 このため米国度上空の CAP 任務に就ける戦闘機の数が極端に少なくなった。
これについて議会下院軍事歳出委員会委員長は、F-22 を更に購入を検討する必要があるといっている。
2007.11.12
Aviation Week & ST
Eagle grounded
<0724-111209>
米空軍は11月2日に発生したミズーリ空軍州兵所属の F-15C の墜落事故を重くみて、保有する
666機全ての F-15 を飛行停止とし、原因の調査を行っている。
パイロットはコックピットから煙と蒸気が吹き出したため、緊急脱出し生還したが、機体は2つに割れて墜落
した。 原因は調査中であるが、全機に影響する構造的欠陥では無いとみられる。 空軍の措置により、イスラエルと
日本が飛行を停止している。
2007.11.12
Aviation Week & ST
Strike Eagle upgrade
<0724-111203>
米空軍は先週、224機の F-15E に装備する AESA レーダに、Raytheon社の APG-63(V)3
を選定した。
同社はこれまでに豪空軍の F/A-18F 及びシンガポールの F-15SP に AESA レーダを売却している。
2007.11.08
朝鮮日報
F15に構造的欠陥か、米日で飛・・・
<0722-110802>
今月2日に米ミズーリ州で墜落した F-15C に構造的欠陥があったと指摘されたことを受け、米空軍は6日、
F-15E を含む F-15 による飛行を全面的に禁止した。 今回墜落した F-15C は1980年代に生産された機体で
、飛行中に操縦席の部品が一部脱落したとされる。
飛行禁止措置は、米空軍が保有する同型機700機が対象で、航空自衛隊も米空軍の墜落事故を受け
F-15 の飛行を停止している。
2007.11.07
Jane's Defence Weekly
Raytheon secures upgrade contract for F-15E radar
<0724-110702>
224機の F-15E に AESA レーダ(註:AN/APG-63(V)3)を搭載する契約が
Boeing社から Raytheon社に発注されたことが、11月2日に明らかになった。
これは"テロとの戦い (GWOT: Global War On Terror) 補正予算"により行われるもので、この他に MIDS-JTRS
Increment 2 としても知られている TTNT (Tactical Targeting Network Technology) の搭載も含ま
れている。
2007.09
International Defence Review
USAF gets a suite solution for F-15E
<0719-090006>
在欧空軍の F-15E に Suite 5E 改良キットの最初の2基が配備される。 Suite
5E では搭載コンピュータとソフトが更新されるが、GBU-39 SDB や LANTIRN に代えて
AN/AAQ-33 Sniper 照準ポッドが搭載されるなど CAS 能力も強化される。 更に目標の映像
を受信しコックピットの多機能ディスプレイに表示させる機能も持つ。
米空軍は F-15E の能力を更に向上させるため AESA レーダの搭載を検討しているが、Raytheon社の AN/APG-63(V)4
が有力になっている。
2007.06
Jane's Missiles & Rockets
US feels impact of Chinese missile tests and space launches
<0713-060022>
最近の中国によるミサイルの試験や衛星の打ち上げに対して米政府は、1960年代のソ連の軍拡を超える速度
であるとして警戒している。
1月に行われた米国が SC-19 と呼ぶ ASAT ミサイルの試験も脅威であるが、4月14日に行われた
Compass 1M 測位衛星の打ち上げは、ミサイル誘導に関して中国が新たな選択肢を保持したことを意味する。
巡航ミサイル能力の向上も脅威となっているため、米空軍はアラスカから沖縄に配備している
F-15C に巡航ミサイル対処が可能な AESA レーダを装備しようとしている。 また F-22A
を初めての海外配備として沖縄に派遣したのもその表れである。
2007.02.21
Jane's Defence Weekly
US Eagles line up for AESA radar
<0707-022104>
米空軍はFY-08に160機の F-15C を AESA に換装する$500Mの要求を行っている。 FY-08の支出分は$329Mで
ある。 これとは別に空軍州兵も6機の F-15C に APG-63(V)3 AESA レーダを搭載する予算を確保している。
空軍はアラスカに配備された18機の F-15C に初期型 AESA レーダである APG-63(V)2 を搭載しているが、APG-63(V)3 はこれより
91kg軽量である。 レーダが軽量になると機尾に搭載したバラストを減らすことができるため、総重量で453kg
以上の軽量化が可能になる。
2007.02.12
Aviation Week & ST
Plan the plan
<0705-021203>
2月5日に米議会提出したFY-08予算要求の総額は$2.9Tで、うち通常の国防予算は$481.4B、装備品調達費は$101.7Bで、FY07より
22%、$20.4B増になっている。 国防予算規模は2008年の大統領選挙以降、縮小傾向となると予測され、FY-08
予算が GDP の4.4%であるがFY-11~12では3.2%まで下落するとみられる。
DoD は今後の予算削減の標的に JSF をあげており、海空軍は装備化が遅れることを予期した代替機の調達を計画している。 海軍は
2011年までの F-35 の調達機数を58機削減し、F/A-18E/F を28機追加調達する方針
で、空軍も F-15 の近代化を図り、AESA レーダ搭載の F-15E と空中戦機 F-15C を保有する計画である。
2006.12.21
Inside the Pentagon
High-rate production readied for F-15C AESA radars
<0704-122101>
米空軍は F-15C に搭載する AESA レーダ8基を総額$55.8Mで Raytheon社に発注した。
8基のうち7基は州兵空軍用、1基は空軍用である。
2006.10.09
Aviation Week & ST
USAF's new Small-Diameter Bomb
<0621-100903>
米空軍は10月5日に SDB を搭載した F-15E Strike Eagle 2機による初の実戦飛行を
イラクで行った。 爆弾投下の有無は不明である。
F-15E には2発の JDAM にかわり、4発の 250-lb SDB を搭載することができる。
2006.10.04
Jane's Defence Weekly
Boeing makes new pitch for F-15 upgrades
<0621-100402>
Boeing社が9月26日に GBU-39 SDB が F-15E 搭載として IOC になった
と発表したが、F-15 もついて以下の三件の主要改善計画を進めている。
① 州兵空軍が装備する178機の F-15C に、6枚のパネルからなる APG-63(V)3
AESA レーダを搭載する予算がFY-06で認められた。
② F-15E に AESA レーダを搭載する計画はFY-08に先送りされた。 候補には Raytheon社の
APG-63(V)4、Northrop Grumman社の APG-77、-80、-81 があがっている。
③ F-35 Lightning Ⅱ の計画遅延を補うため、150機の F-15E+ の売り込み
を続けている。 F-15E+ は AGM-84 Harpoon Block Ⅱ を搭載するなど、対艦攻撃能力が付与される。 但し、
空軍参謀総長は F-15E+ より F/A-22 が良いとしている。
2006.09.07
Inside the Pentagon
Additional funds needed to complete F-15C/D modernization program
<0621-090702>
米空軍は F-15C/D のコックピットと搭載コンピュータの改善による近代化を計画し
ており、今後予算取得をめざす。
近代化は F-22A の取得が、計画の381機より大幅減の183機となっているためで、今後約20年は維持できるよう改善する意向であるが
、財政的には厳しい状況にある。
2006.08.30
Jane's Defence Weekly
USAF declines F-15E+ offer
<0618-083003>
JSF の開発が遅れた場合の繋ぎとして Boeing社が F-15E+ Super Eagle を提案しているが、空軍参謀総長が
その場合は F-22 を採用するとして F-15E+ Super Eagle の採用を否定した。
空軍参謀総長は F-15 を改良しても、運動能力、ステルス性、速度、上昇限度のあらゆる点で F-22 を凌ぐことは出
来ないとしている。
2006.08.14
Aviation Week & ST
Super move
<0617-081402>
Boeing社は JSF の製造開始が遅れた場合の中継ぎとして、安価で高性能の F-15E+ Super Eagle を米空軍に
提案している。 単価は$60Mで、APG-63(V)3 AESA レーダ、デジタル RWR を装備し、15発の
ASM、精密誘導兵器を搭載できる。 同社は空軍が保有する217機の F-15E からの改造も可能とし、
F-35 LightningⅡ の飛行隊が充分な数になるまでの中継ぎに100~150機の F-15E+ 化を提案している。
同社は韓国やシンガポール仕様の F-15 にも適用した技術を発展させたことで、日本の F-X 計画にも F-15E+
を売り込む意向である。
2006.06.08
Yahoo
韓国聯合ニュース記事
<0612-060802>
韓国空軍は F-15K の墜落事故を受け、事故の調査結果次第で6月から12月にかけ14機取得する計画を再検
討する可能性があることを示唆した。 また、既に取得済みの3機については、今回の事故原因が明らかになる
まで飛行を全面中止する。
F-15K は昨年4機を取得済みで、今年は14機、2008年前までには残り22機を取得する予定であるが、日程が遅延すれば2009年から更に
20機あまりを追加購入する計画にも影響が及ぶ見通しだ。
2006.06.08
Yahoo
韓国聯合ニュース記事
<0612-060801>
韓国空軍の次期主力戦闘機 F-15K 1機が7日、行方不明になり、墜落した可能性
が高い。
同機は大邱基地を離陸し東海岸で単独任務についていたが突然レーダーから消えた。
2006.05.24
Jane's Defence Weekly
Raytheon pitches improved reliability of AESA
<0611-052408>
Raytheon社は AESA 方式の APG-63(V)3 を米空軍及び州兵空軍の一部とシンガポール空軍
から受注しているが、更なる販売促進を目指して、米空軍が10月に行う F-15E 178機の搭載 FCS 換装
の競争に APG-63(V)4 を提案する。 同社は試作品を自社機に搭載した4回の飛行試験を行っており、7月には
Boeing社で空軍の F-15C に搭載した試験を予定している。
F-15E には現在機械走査式の APG-63(V)1 が搭載されている。 この計画には Northrop Grumman社が、F-22A 搭載の
APG-77 及び F-35 搭載の APG-81 を元にしたレーダを完成させている。
【註:】
右の写真は過去の報道(AW&ST 2005.09.05)から、F-15C に搭載された
APG-63(V)2 と思われる。
2006.05.22
Defense News
Upgraded Radar demonstrated
<0615-052205>
Raytheon社は、空軍州兵が装備する F-15C 用の改良型 AESA レーダの搭載飛行試験を5月第一週に終了した。
改良型は既存システムより約220-lb軽量で、7月に Boeing社に48基の納入を予定する。
2006.03.13
Defense News
Long-awaited programs move forward in Asia
<0608-031308>
・Scorpene 潜水艦6隻の製造を Aramis社と$3.9Bで契約、2012年に1番艦を受領する。
・Su-30MKI 140機を$3Bで国内ライセンス製造中でありこれまで18機が製造され、2018年までに全機を受領する。
・多目的戦闘機126機の導入を総額$5Bで計画中である。
豪州
対空駆逐艦 AWD の開発プロジェクトを2005年に開始、3隻を総額$4.47Bで発注し、2013年以降受領年間1隻を
受領する。
シンガポール
昨年12月に次期戦闘機として F-15SG を選定し、12機を総額$1Bで発注、2008年以降受領する。
中国
2005年、ロシア NPO Saturn社に38機の Il-76MD/Il-78MK を総額$1Bで発注した。製造はウズベキスタンで行
われる。
2006.03.01
Jane's Defence Weekly
Raytheon cofirms radar package for Singapore F-15SGs
<0606-030105>
Raytheon社がシンガポールから AN/APG-63(V)3 AESA レーダを受注したことを明らかにした。 シンガポール
は2005年に12機の F-15SG を発注した。
APG-63(V)3 は2005年に米州兵空軍から48基を受注しており、その他に旧型の APG-63(V)2 AESA 18基が、アラ
スカの F-15C に搭載されている。
2006.02.27
Defense News
F-15K release multiple JDAMs
<0607-022703>
F-15K による500-lb JDAM 3発の同時投下試験が Eglin AFBで行われ、3発とも標的
の2.1m以内に着弾し成功した。
試験は F-15K に12発を搭載しての確証試験で、JDAM は速度 Mach 0.9、高度20,000呎で同
時に投下された。
韓国は40機の F-15K を装備する計画で、4機を既に受領し、2008年8月までに全機が納入される予定である。
2006.02.13
Defense News
AESA looks groundard
<0606-021306>
米空軍は2005年から F-15 及び F/A-18 への AESA レーダ搭載を開始し、F-22 及び JSF への搭載が計画されている。 レーダの価格
は公表されていないが、Boeing社は昨年 Raytheon社から190基を購入した額は$580Mであった。
Raytheon社は逐次改善を進めており、AN/APG-63(V2) は初期型よりも10倍の信頼性を有し、
開発中の (V3) は更に高性能となり、大きさは (V2) の四分の一となる。
2006.02
National Defense
Aerial maneuvers
<0606-020002>
DoD は F-15 と F-16 を今後20年間運用する方針であり、長期改善計画を作成中である。
F-15
・APG-70レーダを AESAレーダに更新すると共に搭載コンピュータを2012年までに改善する。
・28発の SDB 搭載による運用試験を今年中頃に行う。
・先進型の Sniper XR ポッドを装備すると共に、Link 16 によるセンサ情報の共有化と UAV の機上制御を可
能とする。
F-16
・SAR を2009年9月までに装備すると共に、Link 16 によるセンサ情報の共有化を図る。
・SDB を2012年までに搭載する。
・Sniper XR、HTS (HARM Targeting System) 及び STING (Smart Targeting and Identification via
Networked Geo-location) の併用により SEAD 能力を強化する。
2006.01.30
Defense News
Pentagon sees F-15 as model for sensor-centric path
<0605-013004>
DoD は F-15 に AESA レーダと ISR ポッドを搭載し、戦闘力の向上を図ると共にセンサーネットワークのモ
デル機とする意向である。
2006 QDR では航空機や艦船の各種センサー情報のネットワーク化と迅速な伝達を 'Sensor-Centric' と表現
しており、センサの共通化に向けた開発をめざすとしている。
2005.11.07
Defense News
Companies create new options with old aircraft
<0601-110701>
米空軍は JSF 等次世代戦闘機の開発に併行して、最新技術を既存機種に採用し、その性能向上と耐用命数延長
を図っている。
・F-15 Eagle
AESA レーダ及び ISR 用ポッドを搭載する他、高速周波数ホッピング機能を有するネットワーク装置 FAST の装備化が進められており
、FAST の試験は来年2月から開始される。
改善により、電子攻撃を含む攻撃能力の向上、情報収集及び迅速な伝達が可能となる。
・B-2 Sprit
大型の AESA レーダ及び SAR センサの搭載及び通信システムの改善を計画しており、移動目標を含む正確な探知と攻撃が可能となる。
・A/AO-10 Warthog
スタンドオフ攻撃機能の強化をねらいに、JDAM や SDB を搭載し、自動標的指向システムによる正確な爆撃が可能となる。 また、通
信システムの改善が図られ2028年まで耐用命数は延長される。
2005.11.09
Jane's Defence Weekly
Israel considers extended-range F-15 capability
<0523-110904>
Boeing社がイスラエルに、長距離型の F-15I の新規購入又は在来機の改造を提案している。 イスラエルは
現在 F-15E の派生型である F-15I 25機のほか、F-15A/B を21機、C/D を31機の合わせて77機を保有している。
Boeing社は現在米空軍向けに F-15E+ 計画を進めているが、長距離型の要求は米空軍からも
あり、そうなれは F-15F と言うべき機体になる。
Boeing社の F-15 生産ラインは韓国の F-15K 40機の生産で2008年までは維持され、シンガポールとの
F-15T 20機の商談が纏まれば、更に生産ラインの延命が可能になる。
2005.11
International Defense Review
More F-15s proposed for USAF, but interest still shown in STOVL JSF
<0523-110001>
Boeing社が米空軍に、更に100~150機の F-15E を売り込もうとしている。 売り込もうとしているのは
APG-63(V)3 AESA レーダを搭載するシンガポール向け F-15T を基礎にした F-15E Plus
で、搭載レーダの候補には APG-63(V)3 を強化した APG-63(V)4 のほか、F/A-22 搭載の
APG-77 及び Super Honet 搭載の APG-79 などがあがっている。
Boeing社は、韓国向けに40機計画されている F-15K の一番機を10月に引き渡す予定で、その後も F-15K の生
産ラインは2008年まで稼働する。 またシンガポールが F-15T の採用を決め、更に20機以上の受注が見込まれ
るため、2010年頃に韓国が F-15K の追加発注を決めるまでのギャップを埋めることができる。
2005.10.12
Jane's Defence Weekly
Raising the grade
<0521-101210>
F-15K の引き渡しは、2005年に2機、2006年に10機、2007年に16機、2008年に12機の、計40機である。
・KT-1、KO-1
・T-50、A-50
・E-X
2005.09.14
Jane's Defence Weekly
Singaporean air force selects F-15 over Rafale
<0519-091401>
シンガポールの次期戦闘機は F-15T に決まった。 但し、A-4SU Skyhawk の後継として
20機予定されているのに対し、F-15T の発注数は8機で、残る12機は F-35 JSF 又は UAV になる可能性
がある。
シンガポールは Security Co-operation Participant として F-35 JSF の開発に参画しているが、JSF が配
備可能になるのは10年以上先になる。
10年後にシンガポールは F-5S の後継も必要とするが、こちらは JSF になると見られる。
2005.01.05
Jane's Defence Weekly
Boeing delivers first F-15K engine
<0502-010505>
Boeing社が12月10日に、F-15K に搭載する Samsung Techwin社製 F-110 エンジンの初号機引き渡しを行った。
Boeing社は40機の F-15K を受注し、2005年中頃から2008年8月にかけて納入するが、Samsung Techwin社は80基の F-110 エンジンと8基
の予備機を生産する。
2004.09.08
Jane's Defence Weekly
US Air force F-15 fleet prepares for arrival of F/A-22
<0417-090804>
米空軍は F/A-22 装備後も200機の F-15C を引き続き2025年まで維持する計画で、その検討を開始している
。 特に、2月にインド空軍と協同で行われた'Cope India'演習で、それまで無敵と思われていた F-15 が、Su-30 に全く歯が立たなかっ
たのは、大きな刺激になっている。
空軍は予定していた179機のうち既に133機のレーダを APG-63(V)1 に換装しているが、F-15E と同じ
AESA 方式の APG-63(V)2 にするかどうかの選択を迫られている。
一方 F-15E は2035年まで装備する計画であるが、空軍には F-15E の追加発注計画はない。 これに対し議会
は異論を持っている。
2004.07.28
Jane's Defence Weekly
Air force looks to address threats further afield<0414-072812>
韓国空軍は急速に近代的な'宇宙航空軍'に発展しつつある。
・F-16
1980年代に米国から39機の F-16C/D Block 32 を輸入したほか、2000年までに120機
の KF-16C/D Block 52 を国産している。 更に20機の KF-16 が発注されている。
これらの F-16 には AMRAAM、Harpoon、HARM、LANTIRN が装備され
ている。
・F-15K
2002年に韓国は F-X として40機の F-15K 導入を決めた。 F-15K には AN/APG-63(V) レーダ、及び
ALR-56C(V) RWR が搭載される。
・F-X
2008~2009年には第二次の F-X が予定されており、F-15K のほか F-16 Blocl 60、Eurofighter Tyhoon、
Dassault Rafale などが候補に上がっている。 F-35 JSF を望む声もあるが、取得可能時期が間に合わない。
・E-X
4機の空中警戒管制機の RFP が3月に発簡された。
・空中給油機
・偵察衛星
・PAC-3
・KMSAM
射程44kmの中距離 SAM で、SCUD 迎撃能力を持つ。
2004.02.16
Defense News
Boeing, Lockheed asked to propose new fighters
<0407-021603>
Boeing と Lockheed Martin 両社は、F-15E と F-16 の追加生産を空軍に提案している。
空軍の ACC (Air Combat Command) は新規製造に関する予算を現在のところ計画していないが、空対地レーダーの改
善と先進型 Targeting pod の既存機種への導入計画を継続する意向を示しており、F/A-22 と F-35 の
計画が遅延したり、2006年以降の DoD 予算計画で削減があれば対応策として可能性があることを示唆した。
2003.05.21
Jane's Defence Wekkly
US looks at bomb role for F-15Cs
米空軍は、F-15C 制空戦闘機に JDAM を装備することを検
討している。 F/A-22 の調達数量が当初予定の750機から276機程度に削減されたことと、
JSF の装備化にはまだ間があることによる。 しかしながら空軍は F-15C の本来任務は依然として制空戦
闘機であるとしている。
F-15C に JDAM を装備するのに伴い、搭載レーダをアクティブフェーズドアレイレーダに換装することも検討
している。
2002.07.10
Jane's Defence Weekly
USAF receives new F-15E
Boeing社は米空軍から発注された F-15E Strike Eagle 10機の1号機を6月21日に米空軍に引き渡した。 これは
F-15E の227号機になる。
最後の10機目の引き渡しは2004年後半に計画されており、その後セントルイス工場の組立ラインは、韓国向け40機の F-15K 用に組み直
される。
2002.02.11
Aviation Week & ST
USAF begins upgrade of F-15 radars
米空軍はこのほど、F-15C 搭載レーダーの改善を開始、同時に F-15E レーダーの改善検討も併せて検討を始めた。
改善は現在装備中の APG-63 及び APG-70 を APG-63(V)1 に交換するもので、165セットの予算化がおこなわれている。
更に高性能のアクテイブ電子走査の APG-63(V)2 も既に 18セット導入されており、最終的には高能力の APG-63(V)3 AESA レーダー
に改善する計画。
なお、空軍の F-22 導入に伴い、F-15C/D はナショナルガードと対抗部隊用に転用される。
2001.07.11
Jane's Defence Weekly
UASF approves F-15 radar upgrade
米空軍は、総額 $146.4Mで F-15 のレーダ改良計画の契約を Raytheon社と締結した。
契約の対象となるのは 36基の AN/APG-63(V) で、納期は2003年12月となっている。