2021.02.08
Aviation Week ST
The F-16 and F-15EX enjou unlikely renaissance as Air Force priorities shift
<2104-020803>
2~3年前まで米国では40年前に設計されたF-15、F-16、F/A-18早晩退役すると見られていたが、その後考えられない事態が起きた。
まず2018年に海軍がF/A-18E/F Block Ⅲを少なくとも78機調達する方針を打ち出し、その後2019年に空軍がF-15EX 144機の調達を開始した。 更に2023年には22年ぶりにF-16の調達を再開するという。
その一方で第5世代のF-35は年間100機近くの調達を続けている。
2020.12.23
Jane's 360
F/A-18E/F demonstrates ski-jump launch for Indian carrier requirement
<2101-122306>
米海軍とBoeing社が、メリーランド州Patuxent River海軍基地に設置したスキージャンプ台を用いてF/A-18E/Fを発進させる試験の状況を公開した。 これは短距離離艦/拘束索着艦 (STOBAR) 式空母へのF/A-18搭載を狙ったもので、インドが2018年1月に発簡したRfIに呼応したものである。
インドは現在、元GorshkovのSTOBAR空母Vikramadityaを保有しMiG-29Kを搭載しているが、2隻目の空母となる国産のVikrantを建造中で、近く洋上試験が開始される。 インドはVikrant用として双発艦載戦闘機を57機の調達を検討しており、F/A-18E/FとDassault社製Rafale Mが候補に挙がっている。
2020.04.23
Defense News
German government cites US ties in choice of F-18 planes for nuclear, jamming missions
<2005-042302>
ドイツ国防当局者が、米国の核爆弾を搭載できるTornadoの後継としてF-18 45機の購入を近く決定することを明らかにした。 ただ最新型のF-18にB-61の搭載が可能なのかはまだ確認されていない。
また4月21日に議会に対し、Airbus社製のEurofighter 93機の購入も要求したという。 政府がEA-18G Growler 15機を装備するとしているが、国内企業はEurofighterにAirbus社固有の電子戦装置を搭載することを求めている。
2019.09.25
Inside Defense
Navy says it has achieved 80% goal on Super Hornets, Growlers, does not address F-35
<1910-092505>
米海軍が9月24日、F/A-18 Super HornetとEA-18 Growlerの可動率が目標としていた80%に達したと発表した。
しかしながらF-35の可動率については言及しなかった。
2018.09.12
Jane's Defence Weekly
Raytheon offers APG-79(V)4 for USMS's Hornet radar
<1811-091205>
Raytheon社が8月29日に、RACRに代えて米海兵隊のF/A-18に搭載するAPG-79(V)4レーダを提案していることを明らかにした。
APG-79(V)4は現在F/A-18E/FやEA-18G Growlerに搭載しているレーダとバックエンドが共通である利点がある。
2018.04.04
Jane's Defence Weekly
US Navy to launch Super Hornet Block 3 with sevice-life modification contract
<1806-040407>
米海軍がFY19からF/A-18E/Fの延命としてBlock 3への改修を行う。 FY19
では15機、FY20では30機が計画されている。
Block 3ではAN/APG-79 AESAレーダの搭載、機体上部にコンフォーマル燃料タンクの増設、エンジンの
F-414-400への換装のほか、統合型電子戦装置や新型IRSTの搭載などが行われる。
2018.04
International Defence Review
USN contracts Boeing to begin conformal fuel tank work for Super Hornet Block 3
<1806-040001>
米国防総省が2月14日、F/A-18E/Fに背負い型コンフォーマル燃料タンク (CFT) を取り付け
る契約を、$219.6MでBoeing社に発注したと発表した。 最終納期は2022年7月になっている。
CFTは2020年代初期に就役するSuper Hornet Block 3でも採用され、この結果1,369立の燃料が増加され2,361kmの航続距離が10%
伸びるという。
2018.03.26
Aviation Week & ST
Boeing Next-Gen Super Hprnet will be (sort of) stealthy
<1805-032602>
米海軍がF/A-18 Block Ⅲ Super Hornetの調達を開始し、FY19には24機を発注して2020年に
は取得する。
Block Ⅲ Super Hornetは新型センサやコンピュータを搭載し航続距離を伸ばすほか、ステルス塗装を施しステルス性が向上するという。
2017.07
International Defence Review
US Navy kicks-off Super Hornet Block 3 effort with IRST contract
<1708-070001>
米海軍がF/A-18E/Fを最新型のBlock 3に改良する計画を開始した。
Block 3は既存のBlock 2にIRSTを付加するもので、国防総省は5月25日にBoeing社に$89Mで発注している。
米海軍は既にポッド搭載の IRSTは装備している。
2017.06.12
Aviarion Week & ST
Big payoff
<1708-061205>
2017.04.19
Jane's Defence Weekly
USN says ECPs could update Super Honets and better integrate them with F-35s
<1706-041906>
米海軍が、F/A-18E/F Super HornetやEA-18G Glowlerの改良に、Boeing社からの
改造提案(ECP)を活用して行く方針を明らかにした。
【註】
ECPによる装備品の改良は、基本HAWKから改良HAWK、改良HAWKから改善型への改良など、米軍では一般的に行われている手法である。
2017.02.20
Aviation Week & ST
Souped-up Super Honet
<1705-022003>
Block 3は米海軍の統合型ネットワークに適応すると共に長距離IRSTや胴体一体型増槽(CFT)
を装備する。 CFTの採用で航続距離が100~120nm伸びるほか、翼下の武器搭載を増やすことができるようになる。
2017.02.17
Defense News
Trump flirting with big Super Hornet order
<1703-021703>
Boeing787の新型787-10 Dreamlinerのロールアウト式典に出席したトランプ米大統領が17日、F/A-18の大量発注をにおわせた。 米海軍は
FY17で2機、FY18で14機のF/A-18E/Fを調達するが、トランプ政権の決定がなければF/A-18の生産ラインは閉鎖される。
米大統領府はF/A-18 Block 3、あるいはAdvanced Super Honetと呼ばれているF/A-18XTをF-35Cの代替に考えてお
り、トランプ大統領はかつて、F-35の価格を引き下げなければF/A-18を調達すると述べている。
2017.02.06
Defense News
Grounded: Nearly two-thirds of US Navy's strike fighters can't fly
<1703-020602>
米海軍打撃力の中核であるF/A-18 HonetとSuper Honetの2/3近くが整備又は部品待ちのため不
稼働になっている。 また海軍航空機全体の半数も飛行できない状況にある。 その原因は予算不足で、
艦船の修理費も足りない状態が続いている。
2017.01.18
Jane's Defence Weekly
...while Trump suggests F/A-18 to compete with F-35
<1703-011809>
トランプ米大統領が、F-35の価格高騰と計画遅延を問題視し、F/A-18でも良いと発言している。
2013.12.16
Aviation Week & ST
Future option
<1402-121603>
Boeing社が F/A-18 にコンフォーマル増槽 (CFT) 取り付ける提案をしているが、米海軍が
関心を示している。
CFT は胴体上部の左右に取り付けて3,500-lbの燃料を搭載でき、戦闘行動半径を260nm延ばすことができる。 CFT は Northrop Grumman社が開発生
産する。
2013.07
International Defence Review
Boeing poised to begin flight-testing Advanced Super Hornet features
<1308-070021>
Boeing社が5月下旬に、Advanced Super Hornet の初飛行を今年3/四半期末に行うと発表した。 Advanced Super Hornet は
コンフォーマル型増槽と武器搭載ポッドによりステルス性を向上させている。
2011.11.28
Aviation Week & ST
Super options
<1201-112803>
F/A-18E/F の改良型には、長さ17.5ftの武装ポッドが取り付けられ、ここに AMRAAM 4発か、AMRAAM
2発に SDB 6発、あるいは AMRAAM 2発に500-lb爆弾2発を搭載できる。
F/A-18E/F 改の RCS 測定は5月に行われた。
2011.08.29
Aviation Week & ST
Permanent stopgap
<1110-082903>
F-35 開発の遅れから、豪空軍が F/A-18 の追加装備の検討に入ったが、この様な出来事は過去5年間で二度目となる。
2011.03
International Defence Review
Super Hornet shows off upgrade roadmap
<1104-030021>
Boeing社がインドの航空展で、Super Hornet International Roadmap 仕様の F/A-18F を展示した。 この仕様は米海
軍の Flight Plan と呼ばれるスパイラル開発とは別計画で、機首胴体下に IRST が取り付けられ、エンジンも高性
能化されている。
しかしながらこの仕様最大の特色は、AAM/ASM を4発収納できる武器ポッドの採用である。 武器ポッドは両翼内側パ
イロンに1個ずつ搭載できるため、ハードポイント数が従来の11から17に増大する。 このポッドの採用によりステルス性が増大すると共に、
空気抵抗の低減も期待できる。
2010.10
International Defence Review
Super-Hornets trial distributed targeting kit
<1011-100022>
米海軍と Boeing社が、分散型照準装置 (DTS) を搭載した F/A-18E/F の飛行試験を開始した。 これは
F/A-18E/F を2025年以降まで延命させる F/A-18E/F NCWU 及び、F/A-18E/F Flight Plan の一環である。
DTS は、搭載レーダ情報や目標が発する IR の特性を DTS に内蔵した基準と照合して
脅威の判定を行うシステムである。
2010.07.28
Jane's Defence Weekly
Boeing reveals Super Hornet aircraft enhancements
<1009-072804>
Boeing社が RCS を低減した改良型 F/A-18E/F 構想を明らかにした。 主な改良点は以下
の通りである。
・コンフォーマル増槽の採用
・胴体下のステルス武器ポッドの採用
・IRST の機内装備化
・このほか、新型エンジン、新型アビオニクスの採用など
2010.07.26
Aviation Week & ST
Sell, sell, sell
<1009-072605>
各国戦闘機メーカが、F-35 を装備すると見られる国に対し、従来機の改良型を売り込んでいる。 対象国には日本も入っている。
・F-15 Silent Eagle
・F/A-18E/F Super Hornet
・AESA レーダ搭載 Typhoon
・Gripen NG
2010.06.28
Aviation Week & ST
Building blockes
<1008-062806>
Boeing社が戦闘機の生産能力維持のため、F/A-18E/F 及び F-15 の複数の改良計画を進めている。
F-15 Silent Eagle は来月にコンフォーマル弾庫 (CWB) を取り付けての初飛行を行い、年内に
CWB から AMRAAM を発射する試験を行う。 CWB の生産は国外企業が行っているが、Boeing社は CWB を生産している企業名を公表してい
ない。
2010.05.26
Jane's Defence Weekly
US Navy cleared to buy Super Hornets, Growlers
<1007-052606>
米海軍が議会に、2013年までの4年契約で F/A-18E/F 及び EA-18G 合わせて124機を$5.4Bで調達する契約を行ったと
通知した。 この長期一括契約により調達価格は10%低減できるという。
議会は2009年に長期一括契約を行うことを承認している。
2009.07.13
Aviation Week & ST
RAAF Super Honet debut
<0908-071308>
7月8日に豪空軍が24機発注したF/A-18F の一番機が公開された。 今月末に引き渡され、残
りの23機も2011年までに納入される。 一番機の IOC は来年後半になる。
豪空軍の F/A-18F は Raytheon社製 APG-79 AESA レーダを搭載する。
2008.09.03
Jane's Defence Weekly
Super Hornet enters Danish combat aircraft contest
<0810-090305>
デンマークは、老朽化した F-16AM の後継に48機の New Combat Aircraft を整備する計画で
RfI を発簡していたが、政府間契約になるため米海軍が F/A-18E/F Block Ⅱ の提案を行った。
デンマークは F-35 の Level 3 共同開発国であるが、F-35 の引き渡し時期が同国の要求に間に合
わない。
2008.09.01
Aviation Week & ST
Fighter contest heats up
<0810-090105>
デンマークが48機計画している次期戦闘機に、すでに名乗りを上げている F-35A、Gripen NG に加えて Boeing社が F/A-18E/F Block 2 を提案
した。 機種決定は2009年中頃に行われ2009年末に契約して、2016年には引き渡しを開始する計画である。
一方オランダが計画している F-35 の代替え85機の候補には Gripen NG のほか F-16E/F Block 60 があがっており、
2010年末に機種決定し2014年に納入が開始される。
【註】
Gripen NG は Gripen Demo とおなじである。
2008.06.09
Aviation Week & ST
Hornet sting
<0807-060905>
米空軍の遷音速風洞で、F/A-18E/F に AIM-120C をはじめ11種類の武器の搭載試験が行われている。 AIM-120C は機内弾庫収納のため操舵翼が小さくなっている。
2008.04.28
Aviation Week & ST
An extra edge
<0806-042802>
米海軍は$111Mで ITT社製 ALQ-214(V)3 ECM 装置を F/A-18E/F に装備する。 またその一部は豪空軍の F/A-18E/F にも装備される。 しかし
ながら$312Mで特殊部隊が調達する RF 妨害装置は装備されない。 また特殊部隊は$24Mで UAV 取得情報収集装置も調達する。
2008.03.31
Aviation Week & ST
Hornets aging quickly
<0807-033104>
F-35C の開発遅延などから F/A-18 の不足が問題になっている。 現在 F-35C の運用開始は2015年と見積もられてい
るが、そのころには旧型の F/A-18A 及び -D の飛行時間は10,000時間に達してしまう。 海軍は F/A-18 の不足数を69機と見積もっているが、もしこれが200機にもなると
空母4隻分が不足することになる。
F/A-18E/F の継続生産は2010年予算で決めなければ、2010年で生産ラインは閉鎖されてしまう。
2008.03.26
Jane's Defence Weekly
Australia plans to go ahead with Super Hornet buy
<0805-032610>
豪政府が1月に発簡した 'Air Combat Review Part A' で、F/A-18F Block Ⅱ を24機の購入を確認した。 F/A-18F は2010年
に運用を開始する。 これは2007年11月に発足した現政権の当初の方針に反するものであるが、国防相が3月17日に、F/A-18F の契約破棄は多大なペナルティの支払
いを要し、米国との関係も悪くするとの声明を出している。
4月に発簡される Part B では、F-35 100機の購入が明らかになる。
2008.03.24
Aviation Week & ST
Growler attraction
<0805-032409>
2007年11月に発足した豪労働党政権は、前政権が決めた F/A-18F 24機の購入計画を当初キャンセル
しようとしたが、計画を継続する方向に方針を変更した。 代わってこの計画の一環として EA-18 Growler を
導入し F/A-18F と共同運用することにした。 ただ EA-18 Growler が24機の中に含まれるか否かは明らかでない。
F/A-18F 購入計画復活には APG-79 の搭載があるようで、同国国防相によると F/A-18F はこの地域での脅威であるインドネシ
アの Su-27 や Su-30 に対抗できる。 しかしながらロシア製の戦闘機は F/A-18F が AIM-120 の射程に入る前に交戦できる能力を持っており、これに対抗するた
めにはより射程の長い AIM-120D か Meteor を装備する必要があると見られている。 Meteor の射程は100km以上あるた
め、Sukhoi 機に十分に対抗できる。
2008.03.10
Aviation Week & ST
Tailless taklhooks
<0804-031007>
米海軍は F/A-18 の後継として2025年に配備を開始したい F/A-XX に艦載型の UCAV を検討している。 F/A-XX 構想
は2011年までに固め、競争による機種決定を考えている。 この競争には現在 NUCAS 実証機を開発している Northrop Grumma社のほかに、実証機で Northrop Grumma社に
敗れた Boeing社や Lockheed Martin社も参加すると見られる。
2機が$636Mで Northrop Grumman社に発注された NUCAS は2009年11月に初飛行し、当初陸上のカタパルトと拘束着艦装置で試験したのち艦上試
験に移り、2012年までに試験を完了する。
2008.01.07
Aviation Week & ST
Australia reconsiders F/A-18F
<0802-010710>
オーストラリアが、2007年に Boein社に発注した F/A-18F 24機の発注を取り消す模様である。 取り消しに伴い$364M
かかるが、これは購入及び2020年まで運用費用の5%にしかならないという。
2007.11.19
Inside the Navy
Suoer Hornet to get new Infraed< Search and Track System/td>
<0724-111910>
米海軍は F/A-18E/F に IRST を装備する検討を行っておりFY-10に SDD を開始する。 海軍は既存の
AS/AAS-42 IRST を改良した装置を、機体下部の燃料タンクを改造して装着する計画である。
IRST はこれまで F/A-18 には装備していない。
2007.10.15
Aviation Week & ST
Bombs & electrons
<0721-101509>
米海軍は APG-79 AESA レーダ搭載の複座型 F-18F Super Hornet による空対空、空対地及び電子戦の同時
戦闘訓練を行っている。 F/A-18F は AESA レーダのほか、JHMD (Joint Helmet-Mounted Display)、
Link-16/MIDS 等を装備し、パイロットが空中戦を、後部座席の WSO (Weapon Systems Officer) が対地攻撃と電子戦及び地上部隊の
支援を担当し、多岐にわたる同時戦闘行動を可能にしている。
複座機には将来 IRST や ALR-63(V)3 RWR 等を追加装備する計画であるが、F/A-18 全機を複座機に代える計画はなく、単座の E 型
及び旧式の C 型を混合運用すると共に、EA-18G を併用する構想である。
2007.10.01
Aviation Week & ST
Cyber, kinetic war collide
<0721-100108>
米空軍は、AESA レーダやその他のセンサ、NCW 等の著しい技術の進展から、戦闘機や電子戦機に複座型を
採用していく。 これは2名の搭乗員により精密な対地攻撃、空中戦、電子攻撃を行うことが可能となるためで、Boeing社の
Block2 F/A-18F と EA-18G は複座であり、Lockheed Martin社も F-22 の複座型の
検討を行っている。
複座型 F-22 は FB-22 構想を再検討したもので、主翼の大型化により燃料搭載量を増加し、
機内弾倉を拡大すると共に、後部座席に兵器操作員を乗せ、戦闘能力を更に強化する。 複座とする場合の価格上昇は一割程度
であり、2018年装備化を狙う空軍の爆撃機として提案するとみられる。
2007.09.19
Jane's Defence Weekly
Super Honet delivers its sting
<0720-091608>
2007.07.11
Jane's Defence Weekly
The US Navy has given approval for ・・・
<0715-071101>
米海軍は Raytheon社に対し、F/A-18E/F に搭載する AN/APG-79 AESA レーダの FRP 入りを承認した。
2007.07.09
Aviation Week & ST
The advanced radar, capable ・・・
<0715-070903>
米空軍は Raytheon社製の APG-79 AESA レーダを437基調達することを決めた。
また、豪空軍は24機の AESA レーダ搭載 F/A-18F を購入している。
レーダは小型目標やステルス巡航ミサイルを探知すると同時に空対空及び空対地の目標監視能力を持つ。
2007.05.30
Jane's Defence Weekly
USN takes corrective action on Super Hornet
<0712-053004>
5月17日に明らかになった F/A-18E/F の翼疲労問題に対処するため、米海軍は$113Mをかけ2009年から、既に配備されている同機の
翼を交換する。 このままでは同機の6,000飛行時間とされる寿命が半分になる。
2007.05.09
Jane's Defence Weekly
Boeing set to porvide IRST for Super Hornet
<0711-050906>
米海軍はFY-08に$157Mで F/A-18E/F 用に IRST を採用する計画で、Boeing社に諮問している。 Boeing社
は Lockheed Martin社と共同で、2007年末までに実証試験を行う計画である。 IRST は目視距離外の敵戦闘
機、SAM、その他の目標の捕捉に使用される。
F/A-18E/F 用 IRST としては退役した F-14 に搭載されていた AN/AAS-42 が考えられている。 AN/AAS-42
は YAL-1A ABL の目標捜索用に使用されているほか、シンガポールと韓国向けの F-15E 搭
載用に現在も生産されている。
2007.05.07
Inside the Navy
Australia finalizes purchase of 24 Super Honet Fighter aircraft
<0713-050710>
豪政府は5月2日に、24機の F/A-18E/F を$2.47Bで購入する契約をワシントンの大使館で締結した。 初号機の引き
渡しは2010年を予定している。 豪空軍 F/A-18E/F は米空軍と同一仕様である。
今後10年間の維持整備に関する契約は8月までに締結する。
2007.05.07
Aviation Week & ST
Australia has signed contracts ・・・
<0711-050705>
オーストラリアは2010年に退役する F-111 の後継として、Boeing社に24機の F/A-18F を発注する契約を
$2.4Bで締結した。 更に支援及び兵器購入契約を今年中に締結予定で、今後10年間における関連予算として総額$5Bを見込んでいる。
2007.04.09
Inside the Navy
Boeing seeks Super Hornet foreign sales,but analyst doubtful
<0710-040909>
Boeing社は F/A-18E/F の市場拡大をめざしているが、同社の F-15 との競合によ
り売り込みは厳しい状況とみられる。
同社によると、オーストラリアからは24機の受注が決まり、その他潜在受注国としては、
日本 (50~60機)、インド (126機)、クウェート (60機)、スイス (約24機)、マレーシア (8機) があがっている。
2007.04
International Defence Review
Warts and all: Super Hornet clear skies in future fighter debate
<0710-040010>
・F/A-18 Super Honet の Block 開発
Block 2 は EFF (Enhanced Foward Fuseledge) とも呼ばれ、レーダを APG-79 AESA に代え、ASQ-228
ATFLIR を搭載する。 APG-79 は APG-73 に比べて対地分解能が三倍に向上(おそ
らく0.1~0.3m)し、捕捉距離が二倍になった。 2007年初頭に量産決定を予定していた Block 3 は信頼性に
重大な欠陥が見つかったため計画が棚上げになり、代わりに EA-18G 用に開発したコンポーネントを採用した Blok 2+
が、2009年に配備される Lot 31 以降に採用される。
・EA-18G Growler
2006年8月に初飛行し、現在試作一号機 (EA-1) と二号機 (EA-2) が試験飛行を行っており、2007年2月には ALQ-99 を用いたジャミン
グも行われた。 SDD は2008年に完了し、2008年末に OpeVal、2009年に IOC の予定で、90機
の生産が計画されている。
初期型である Block 1 は ALQ-99 を搭載するが、将来は新型ジャマーも検討されている。 右図はステルス性を持った将来ジャミン
グポッドである。
2007.03.12
Aviation Week & ST
Super stopgap
<0707-031203>
豪政府は2010年に耐用命数が切れる F-111 の後継に F-35 を導入する方針だが、納入が2014年以降となることから
穴埋めに24機の F/A-18F を購入することを決めた。
政府は2020年までに3個飛行隊100機の F-35 を装備する計画だが、突然の$4.6Bにのぼる追加予算に国内で
は反対も多く、 F-111 のオーバーホール、F-22 への機種変更等の案が野党や新聞で提案されている。
2007.03.12
Aviation Week & ST
A revolutionary promise
<0707-031202>
Raytheon社の APG-79 AESA レーダを装備する F/A-18F は米海軍に既に配備されているが、
性能上の問題からソフトウエアの改修を行うと共に運用評価試験が続けられており、運用開
始は2008年となる。
2007.02.26
Aviation Week & ST
Hornet's electtronic sting
<0706-022609>
米海軍は F/A-18E/F の改善型である BlockⅡ への更新を計画している。
BlockⅡ は AESA レーダと各種電子戦センサを搭載し、電子攻撃、長距離からの CM 対処
、対地攻撃及び空中戦能力の向上が可能となり、F-22 と F-35 に並ぶ能力を発揮する。
海軍初の AESA レーダである APG-79 を搭載する複座型 F/A-18F を装備する1個飛行隊が既に訓練を開始し
ているが、改善計画の進展は今年度以降の議会要求にかかっている。
一方、豪空軍は24機の AESA レーダ搭載 F/A-18E/F の購入を決めており、日本やインドも導入に関心を示し
ている。
2007.02.12
Aviation Week & ST
Aviation gamble
<0705-021204>
米海軍は F/A-18E/F と F-35 及び UCAV との混合運用を検討中であり、少なくとも2030年頃まで F/A-18E/F と F-35
の併用は確実視されている。
F/A-18E/F は2010年以降 IR 捜索追随機能が付加される。 また、旧式の A/B/C/D 型の耐用命数切れにより、2015年までに59機が退
役することからその充足も考慮が必要となる。
先週 議会は24機の F/A-18E/F を豪州に売却することを承認した。 豪州仕様の F/A-18E/F は APG-79 AESA
レーダ、ALR-67(V)3、ALE-47EW 及び JHMCS (Joint Helmet-Mounted Cuing System) を装備する。
2007.01.01
Aviation Week & ST
Filling the gap
<0702-010104>
オーストラリアは F-35 JSF が配備されるまでの中継ぎとして、24機の F/A-18F
を導入することを決めた。 豪空軍の F-35 装備開始時期は2014~2015年とされが遅延も懸念されることか
ら、耐用命数が切れる F-111 の後継として運用上の空白を避ける意向である。
空軍は将来は現有の F-111 と F/A-18A を F-35 に更新する予定で、2014年までに1個飛行
隊を、2020年中頃までに更に2個飛行隊を創設する方針だが、導入する F/A-18F の将来計画については明らかにされていない。
2006.12.20
Jane's Defence Weekly
Australia eyes Super Honets as a JSF capability stop gap
<0702-122002>
オーストラリアは12月13日に F-35 の PSFD MoU (Production, Sustainment and Follow-on Development) に
署名したが、計画遅延のおそれが大きいため2個飛行隊分として24機の F-18F を調達
することにした。 F-18 は2008年から引き渡され、現在改良計画が進められている現有の F-18 を増強する。
最初の飛行隊分の F-35 は2013年に引き渡される計画であるが、業界関係者は1~2年遅
れると見ている。
2006.10.11
Jane's Defence Weekly
F/A-18s increase presence
<0621-101105>
米海兵隊は耐用命数を超える F/A-18C の代替として、海兵隊予備役の F/A-18A+ を現役復
帰させる。 F/A-18A は早期に F/A-18C と交代したため、空母離着艦回数が規定に達していない。
また F/A-18C が依然として APG-65 を搭載しているのに対して F/A-18A+ は APG-73 を搭載し、AMRAAM や他
の武器の搭載に適応している。
【註:】
APG-73 は現在 F/A-18E/F Super Hornet に搭載されており、近く Raytheon社製 APG-79 AESA に換装される予定である。
2006.06.26
Aviation Week & ST
Stinger sharpening
<0614-062607>
米海軍は F/A-18E/F を少なくとも2030年まで就役させる方針で、
7段階の改善計画を推進している。 ステルス化の検討も行われており、数年以内に構想が明らかとなる。 また AESA レーダ
を搭載する Block 2 が来年から納入され、当面少なくとも135機のレーダを改修する。
この他、ATFLIR (Advanced Targeting Foward Looking Infrared) と NCW に適応する IP 通信システム及び
AGAS (Advanced Close-Air Support) システムが装備される。
F/A-18E/F の調達総数は490機を目標とし、現在年間42機を製造、海軍は275機を保
有している。
2005.07.25
Aviation Week & ST
Building blocks
<0516-072504>
米海軍は F/A-18E/F を NCW (Network Centric Warfare) に適応させる目的で、7段階にわたる長期改善に着
手した。 改善は攻撃能力の向上の他、情報授受、機体の劣化防止及び LCC の削減等多岐にわたり行われる。
・Increment 1
機上センサで捕捉した目標情報を DCS (Digital Communication System) または Link 16 を用いて地上 FACs (Forward Air
Controllers) に伝達する機能の付加で、2005年4/四半期以降FY-07までに全機に装備する
・Increment 2
センサ画像をリアルタイムで AOC (Air Operations Center) に送る機能の付加で、主としてソフトウェアの改善を行う。 予算は承認
済み
・Increment 3~5
全天候性攻撃能力の付加と画像情報及び航法機能の強化
・Increment 6
MIDS-JTRS による広帯域通信機能の付加
・Increment 7
UCAV 及び UAV の制御に必要な通信機能の付加
機上センサとなる APG-79 AESA レーダはFY-07以降、F/A-18E/F の Lot 30 から搭載を予定する。
2005.06
International Defense Review
Boeing hedges against JSF delays with stealthier Super Hornet
<0512-060005>
Boeing社は、既に1年遅延している F-35C の開発が更に遅延した場合の対策として、ステルス性を向上させた
F/A-18E/F Super Hornet を提案している。 これは社内では Block 3 と呼ばれている。
Block 3 は外観形状を変更せず、ステルス性も JSF 程ではない。
Block 2 は APG-79 レーダを搭載するため機種形状を変更した F/A-18E/F
で、APG-79 レーダの development flight test は今年後半に終了する。 APG-79 は空対空捕捉能力で APG-73 の2~
3倍、対地マッピングで3倍の精度を持ち、AMRAAM の最新型である
AIM-120C7 及び AIM-7D を最大射程で発射でき、GMTI モードで捕捉した地上移動目標を SAR モードマップに重ねて表
示できる。
( AIM-7D の射程に関する記事 AW&ST 2004.05.17)
2003.02.03
Aviation Week & ST
Next F/A-18E/F evolution underway
米海軍は昨年、 Abraham Lincoln に単座式の F/A-18E を採用したが、現在 Nimitz と第11空母航空
団に、F-14A の後継として限定的な戦術偵察能力を持つ F/A-18F を採用する準備を進めている。
また F/A-18 用に ATFLIR (Advanced Tactical FLIR) 574基の導入を計画しており、394基を F/A-18E/F に
、180基を F/A-18C/D に装備する。
兵装については 2007年までに JASSM と JDAM を搭載する他、
2006年までに搭載爆弾をすべて改善型 IIR シーカー付誘導爆弾にする。
2001.06
Military Technology
Fighter aircraft programmes: a status report
米、英、仏、独、露、スウェーデン等の最新鋭機及び戦闘機の開発状況について以下の機種を概説
Boeing F/A-18E/F Super Hornet (米)
Lockheed Martin F-16 FIGHTING FALCON (米)
Joint Strike Fighter (米)
Lockheed Martin/Boeing F-22 RAPTOR (米)
Eurofighter/TYPHOON (英、独、西、伊)
Dassault RAFALE (仏)
Dassault MIRAGE 2000 (仏)
Saab/BAE JAS-39 GRIPEN (スウェーデン、英)
MiG-29 (露)
・世界の戦闘機市場
上記機種の世界34ヶ国の導入(予定を含む)状況について記述