韓国第五世代戦闘機 KFX に関する記事

年 月 日
出   典
標       題
要             旨
2023.04.26 Jane's Defence Weekly KAI launches IRIS-T missile from KF-21 <2306-042606>
 韓国
DAPAが4月7日、KF-21が4日に初めてAIM-2000 IRIS-T 短距離AAM発射を行ったと発表した。
2023.02.01 Jane's Defence Weekly KF-21 prototypes to sequebtially expand flight trials <2304-020103>
 韓国KAI社製KF-21は2022年の7月に初飛行して以来2023年1月19日までに、3機の試作機で80回以上の試験飛行を行っているが、1月17日に初の超音速飛行を行った。
 この日KF-21は15:15にソウル南方300km、高度40,000ftで、Mach 1.05で飛行した。
2022.11.16 Jane's Defence Weekly Jakarta restarts KF-21 repaymnets to South Korea <2302-111607>
 消息筋が11月3日、KF-21 Boramae多目的戦闘機を韓国と共同開発しているインドネシアが、11月1日に開発分担金KRW9.41B ($6.63M) を韓国に支払ったことを明らかにした。
 インドネシアと韓国は2015年にKRW8.8T ($6.2B) と見込まれる開発経費の20%をインドネシアが分担することで合意し、3年間支払いが行われたあと2国間での協議が続けられ、2021年11月に合意に達していた。
2022.10.05 Jane's Defence Weekly KAI outlines development plan for carrierborne version of KF-21N <2301-100509>
 韓国KAI社が9月21~25日に高陽市で開かれたDX Korea 2022展で、KF-21の艦載型であるKF-21Nを公表した。
 KF-21Nは短距離離艦/拘束索着艦でもカタパルト発進/拘束索着艦で使用でき、カタパルト発進に耐えられるように機体強度を強化すると共に、離着艦時の安定性を確保するため翼面積を20%大きくすることになる。
 韓国が進めていた軽空母計画CVNは2023年予算に計上されなかったが、統合参謀本部議長が9月19日に、CVXより大型の空母の調達を検討していると発言した。
2022.09.22
 13:30
Breaking Defense With indigenous carrier-capable fighter design, S. Korea seeks to rework naval plans <2210-092214>
 韓国が非公開で開発を進めてきたKF-21の艦載型であるKF-21Nの縮小模型がソウルで開かれたDX Korea展に展示された。
 KF-21Nはまだ概念設計段階であるが、飛行甲板の下に収納するため折りたたみ翼で、離着艦は
CATOBARSTOBARのいずれも可能という。
 KF-21Nは全長17.1m、全高5.2m、全幅12.3m、MTOW 25,600kgで、搭載能力7,620kgの性能を持つ。
 エンジンはGE社製F414を搭載し速力はMach 1.6という。
2022.07.27 Jane's Defence Weekly South Korea's indigenous KF-21 fighter completes maiden flight <2210-072701>
 韓国KAI社が開発しているKF-21が7月19日に初飛行した。 KF-21は15:40から16:13まで33分間飛行した。
 KF-21は現在6機が試作されている。
2022.07.19
 17:05
中央日報

(Yahoo)

韓国製戦闘機「KF-21」が初めて飛び立った…「順調に飛行」 <2208-071919>
 韓国国産戦闘機KF-21の試作1号機が19日15:40頃に初飛行した。
 KF-21は30~40分間飛行し基本的な機体性能などを確認した。
2022.03.09 Jane's Defence Weekly KAI prepares for first flight of KF-21 <2206-030914>
 韓国KAI社が、KF-21 Boramaeの初飛行を、搭載するAESAレーダの開発が完了することから予定通り7月に実施することを明らかにした。
 KAI社によると、6月までに飛行可能に試作機6機と、構造試験機2機が完成する。
2021.12.08 Jane's Defence Weekly DAOA confirms cost adjustments to KF-21 fighter aircraft development programme <2203-120808>
 韓国
DAPAKF-21/IF-X開発のEMD段階経費が当初計画のKRW8.6T ($7.2B) より少ないKRW8.1となることを明らかにした。
 この結果インドネシアが分担するKF-21/IF-Xの開発経費は当初計画よりKRW100B少ないKRW1.6Tとなる。
2021.11.12 中央日報

(Yahoo)

KF-21 共同開発分担金、3年間の交渉で妥結…インドネシア「従来の契約を維持」 <2112-111203>
 韓国防衛事業庁が11日、インドネシア国防省とKF-21 (IF-X) 共同開発分担金交渉が妥結したと明らかにした。 今回の第6回実務協議はジャカルタで姜防衛事業庁長とインドネシア国防事務次官が出席した中で行われ最終合意文に署名した。
 両国の合意に基づき、インドネシアは開発費分担比率20%を維持し、KRW1.73T (1,670億円) を納付することにした。 また従来の契約通り納付期間 (2016~2026年) も維持することに同意した。 ただ、インドネシアの分担金の30%は現物で納付することにし、細部事項は今後協議することで合意した。
2021.08.25 Jane's Defence Weekly Engineers from Indonesia to rejoin KF-21 project <2110-082507>
 韓国
DAPAが8月11日、KF-21戦闘機の開発にあたる32名のインドネシア人技術者が、KAI社に戻ったと発表した。
 インドネトアからの技術者は年内に100名まで増えるという。
2021.06.02 中央日報 韓国型戦闘機 KF-21 のミステリー…文大統領が見た後再び分解 <2107-060201>
 4月9日にロールアウトした韓国のKF-21が再び解体されていた。 複数の消息筋が1日、1号機はエンジンも外して胴体は骨組みを露出した状態だと述べた。
 
DAPAのKF-21関係者は、今月中旬ごろが過ぎれば完全な姿に戻すことができるとし、全面分解は地上試験過程のうち計画された手続きと説明しているが、正常な手続きという説明とは違い、事業団側は1号機の状態に関連して緘口令を下した状態である。
 匿名を求めた航空産業関係者は、性能試験をしながら装備点検のために分解する場合はあるが、ロールアウト直後に分解するのは常識外で、海外戦闘機の開発でこういう事例はほぼないと話している。
2021.05.12 Jane's Defence Weekly Indonesia looks to restart work on KF-21 development <2107-051207>
 COVID-19パンデミックを理由に2020年3月にインドネシアへ帰国していたKF-21の共同開発を行ってきた140名以上の技術者が間もなく韓国へ戻る模様である。
 これはインドネシアがKF-21計画に復帰することを意味する。
2021.04.21 Jane's Defence Weekly South Korea rolls out prototype of its first indigenous multirole fighter aircraft <2106-042101>
 韓国KAI社で4月9日に正式名KF-21となったKF-Xがロールアウトした。 KF-21は2028年までに40機、2032年までに更に80機が調達される。
 
MTOW 25,580kgのKF-21は最大速度Mach 1.83、搭載能力7,700kg、航続距離2,900kmの性能を持ち、搭載されたHanwha社製レーダは1,000目標以上の捕捉追随が可能という。 また同社製のIRST装置やLIG Nex1社製EW装置も搭載する。 更にElbit社とTF/TAの搭載でも合意している。
 一方ロールアウト後に統合参謀本部当局者がJaneに、KF-21に搭載する超音速ASMの開発を計画していることを明かした。 このASMは1.36tで、速力Mach 2.5と射程250km以上の性能を持つという。 韓国は2018年にALCMの開発を決定していた。
2021.04.19 Aviation Week & ST Seoul's grand designs <2106-041901>
 韓国で4月9日にKF-Xがロールアウトした。
 KF-21 大鷹と名付けられたKF-Xは2028年に40機2032年までに120機が就役する計画という。
2021.04.09 聯合ニュース

(Yahoo)

韓国の次期戦闘機は KF-21 ポラメと命名 <2105-040908>
 韓国KF-Xのロールアウト式典が4月9日にKAI社泗川工場で行われ、正式名称をKF-21ポラメ(若い大鷹)と発表した。
 KF-21は第5世代戦闘機に必須の機内弾倉を持っておらず、AAMは胴体に半埋め込み式で搭載されることから、韓国空軍はKF-21を第4.5世代戦闘機と位置付けている。 機内弾倉は現在開発中で、KF-21の改良型で実装される予定である。
 KF-21は2022年に初飛行、2026年までに開発を完了する計画で、2028年までに40機、2032年までに120機を空軍が装備する計画であると式典の祝辞で文大統領が発表した。
2021.04.09 聯合ニュース

(Yahoo)

韓国国産戦闘機の試作機出庫式開催 26年以降に実戦配備 <2105-040907>
 韓国
DAPAが9日、泗川にあるKAI社の工場で、KF-Xの試作1号機のロールアウト式典を開催した。
 DAPAは2022年上半期までに地上テストを完了して2022年7月に初飛行して試験を行い、2026年までに開発を終える。
2021.04.08 聯合ニュース

(Yahoo)

韓・インドネシア国防相 戦闘機共同開発は「信頼の象徴」=協力強化へ努力 <2105-040804>
 韓国の徐国防部長官インドネシアのプラボウォ国防相が8日にソウルの同部庁舎で会談し、韓国国産戦闘機(KFX)計画など防衛産業分野での協力は両国の固い信頼関係を象徴するものだと評価した。
2021.04.07 Jane's Defence Weekly LIG Nex1 delivers EW system for RoKN's future KF-X fighter <2106-040708>
 韓国LIG Nex1社KF-Xが装備するKFX EW Suite
SPJ試作品を2020年後半にKAI社に納入した。
 KFXは試作1号機が4月にロールアウトし、2号機、3号機も年内に完成する。 残りの3機も2022年前半に完成し、4号機と6号機は複座型になる。
2021.03.24 Jane's 360 LIG Nex1 delivers EW self-protection system prototype for KF-X fighter aircraft <2104-032408>
 韓国LIG Nex1社KF-Xが装備する自衛用電子妨害装置 (
SPJ) であるKFX SW Suiteを開発し、2Q/2020にKFXの組み立てが行われている泗川市のKAI社工場に納入した。
 LIG Nex1社は2016年10月下旬に開発をKRW114.5B ($101M) で受注していた。
2021.03.10 Jane's Defence Weekly South Korea to roll out first KF-X prototype in April.... <2105-031004>
 韓国
DAPAが3月1日、KF-Xの組み立てはほぼ完了しており、4月にはロールアウトすると発表した。 GE社製F414-GE-400Kエンジンは既に搭載されている模様で、初飛行は2022年に計画されている。 2015年に開始したKF-Xの開発は2026年に完了し、2028年に40機2032年に80機が発注されるという。 公開された画像では6機試作する3番機の組み立てが開始されている模様である。
 MTOW 25,580kg、搭載能力7,700kgのKF-Xは最大速度Mach 1.83、航続距離2,900kmの性能を持つ。
2021.03.02 Jane's 360 South Korea confirms first KF-X prototype to be rolled out in April <2104-030204>
 韓国
DAPAが3月1日、KF-Xの組み立てはほぼ完了しており、4月にはロールアウトすると発表した。 初飛行は2022年に計画されている。
 2015年に開始したKF-Xの開発は2026年に完了し、2028年に40機2032年に80機が発注されるという。
2020.12.08 朝鮮日報

(Yahoo)

インドネシアに仏ラファール購入契約説…韓国型戦闘機の共同開発から離脱か <2101-120802>
 韓国次世代戦闘機KF-Xの共同開発国であるインドネシアがDassaut社のRafale戦闘機を購入するというフランス側の報道が相次いでいるため、韓国政府および防衛産業界内外からは、インドネシアがKF-X事業から離脱するのではないかという声も上がっている。
 韓国軍内外からは、韓国単独でやっても十分な事業をいたずらに共同開発で進めたのではないかという指摘も出ており、韓国国防安保フォーラムの専門研究委員は「インドネシアの事業離脱に備えて独自のKF-X開発計画を樹立すべき」と語っている。
2020.11.11 Jane's Defence Weekly UK bans South Koreaa from selling FA-50 to Argentina <2101-111104>
 KAI社が10月28日に駐韓アルゼンチン大使に書簡を送り、FA-50のアルゼンチンへの輸出英国の対アルゼンチン禁輸措置によりできなくなったことを明らかにした。
 英国は1982年のフォークランド戦争以来ある前置への武器輸出を禁止しているが、FA-50は6品目の英国製部品を使用しているためアルゼンチンへの輸出ができない。
2020.10.30 Jane's 360 UK bars South Korea from selling FA-50 to Argentina <2011-103005>
 韓国アルゼンチンへ輸出しようとしているFA-50高等練習/軽攻撃機にについて、英政府がFA-50が搭載している英国製主要構成品6品目対アルゼンチン輸出を不許可にし、実質的にFA-50の対アルゼンチン輸出を阻止した。
2020.09.16 Jane's Defence Weekly Indonesia still struggling to meet its KF-X commitments <2011-091614>
 インドネシアが韓国とのKF-X開発における分担金の値下げ交渉に失敗した。 元々は開発費の605を韓国政府が、20%をKAI社が残りの20%をインドネシアが負担することになっていた。
 インドネシアはこの負担額を15%にまで下げるよう交渉していたが、結局18.8%にまでの減額にしかならなかった。
2020.09.16 Jane's Defence Weekly KAI begins final assembly of first KF-X prototype <2011-091605>
 韓国
DAPAが9月3日、KAI社がKF-Xの最終組立を開始したと発表した。 ロールアウトは2021年上半期、初飛行は2022年に計画されており、2026年には開発を完了する計画で、韓国軍が120機装備する計画である。
 MTOW 25,580kg、速力Mach 1.83、搭載能力7,700kg、航続距離2,900kmのKF-Xは段階開発され、試作機であるBlock 0で4年間の飛行試験が行われたのち、2026~2028年に最初の量産型Block 1が生産され、2029年から量産されるBlock 2で空対空/空対地の完全な能力を備える計画である。
2020.09.08 中央日報

(Yahoo)

インドネシア、韓国との次世代戦闘機開発を決めたが…他国に注目 <2010-090805>
 韓国の次世代戦闘機KF-Xの共同開発国であるインドネシアは開発の分担金の支払いが遅れている上、別の戦闘機に目を向けており、計画から離脱するのではという懸念が出ている。
 オーストリアの日刊紙が6日、同国国防相が自国空軍のEurofighter Typoonをインドネシアに販売する交渉が進めていると公式発表した。  インドネシアのプラボウォ国防相は7月、オーストリアのタンナー国防相に書簡を送り、Typhoonの購入に関心があると明らかにした。
【関連記事:2008-072007 (DN 2020.07.20)】
2020.08.19 Jane's Defence Weekly South Korea unveils indigenous AESA radar prototype for KF-X fighter aircraft <2010-081914>
 韓国
ADDが8月7日、KF-Xに搭載するAESAレーダの試作品を発表した。
 このレーダはElta社の協力でHanwha社が開発しており、1,000目標以上を同時に追随できる能力を有する。
2020.08.17 Aviation Week & ST Showing first photo, KAI says KF-X is 13% composite <2010-081704>
 韓国が18年間にわたり開発を続けてきたKF-Xの組み立てが開始され、3月に撮影されたその写真が公開された。 KAI社は写真が試作一号機のものか、静荷重試験用のものかは明らかにしなかった。
 KAI社によるとKF-Xは自重の13%が
CFRPで、CFRP部品は導体外殻、フラッパロン、尾翼、昇降舵、後部胴体に及ぶという。
 KF-Xは2021年4月にロールアウトする予定である。
2020.08.07 Jane's 360 South Korea unveils indigenous AESA radar prototype for KF-X fighter <2009-080707>
 韓国DAPAが、ADDが8月7日に次期戦闘機KF-Xが搭載するAESAレーダを披露する式典を行ったことを明らかにした。
 このレーダはHanwha社が2016年に受注して、イスラエルのElta社の支援を受けて開発しているもので、同時1,000目標以上の捕捉追随ができる。
 今後、KF-Xの試作1号機に搭載した試験に向け、更なる地上試験を行う。
2020.07.15 Jane's Defence Weekly First KF-X protorype to be rolled out in April 2021.... <2009-071502>
 韓国Fly Togrther誌が泗川市にあるKAI社の施設で組み立て中のKFXの画像を公開した。 KF-X 1号機は2021年4月ロールアウトし、2022年に初飛行する計画である。
 KF-Xは段階開発され、6機製造されるBlock 0は4年間の試験に使われて2026年中頃に試作を完了する。
 2026年~2028年に生産されるBlock 1は空対空戦闘のほかに限定的な対地攻撃能力を持ち、2029年以降に生産されるBlock 2から完全な対空/対地能力を持つようになる。
2020.07.06 Jane's 360 KAI plans to roll out first KF-X prototype in April 2021 <2008-070607>
 KAI社が、2022年の初飛行を目指しているKFXのロールアウトは2021年4月になることを明らかにした。 その後試作機Block 0 6機で試験を行い2026年中頃に開発を完了する。
 次いで初期の量産型であるBlock 1を2026~2028年に生産し、完全な空対空/空対地能力を持つBlock 2の量産は2029年に開始される。
2020.06.24 Jane's Defence Weekly KAI on track with KF-X fighter programme <2008-062405>
 KAI社が6月11日、KF-Xの試作COVID-19パンデミック影響なく計画通り進んでおり、2021年にロールアウトすることを明らかにした。
2020.06.11 中央日報

(Yahoo)

韓国型戦闘機「KF-X」パートナーのインドネシア、分担金滞納に技術者撤収 <2007-061101>
 韓国の次世代戦闘機KF-Xで共同開発国になっているインドネシアが、自国の技術者を韓国から帰国させた。 COVID-19感染の余波を理由に挙げているたが、インドネシアが関連分担金を滞納している状況と重なり、事業に支障が生じるのではという懸念が強まっている。
 防衛産業業界によると、KAI社に派遣されたインドネシアの技術者110人が3月に、韓国国内でCOVID-19の感染が広がったため帰国指示が出て帰国した。 ただ、COVID-19事態が小康状態に入れば、6月末には韓国に戻るという意向を伝えたという。
 インドネシアはKF-X開発費の20%を負担することにしたが、昨年初め以来滞納した状態にある。
2020.06.05 Jane's 360 GE Aviation delivers first KF-X engine to Korea <2007-060503>
 KAI社がKF-X搭載用としてGE社に15基発注したF414-GE-400Kエンジン1号機が5月に納入された。 15基は試作6機用12基と補用品としての3基である。
 韓国空軍は120機のKF-Xを装備する計画であるため、F414-GE-400KにはKF-X搭載用240基と補用品の発注が見込まれている。
2020.04.06 Aviation Week & ST KF-X radar prototype nears ground testing <2006-040606>
 2023年の飛行試験に向けイスラエルと開発が進められている韓国のKF-X搭載レーダは量産型の試作が行われており、開発は50%完了したという。
 イスラエル社の下請けとして開発にあたっているHanwha社によるとGaN素子を採用している試作機の冷却には7.7kWを要していると言うが、GaAsを使用しているNorthrop Grumman社製APG-83ではアンテナ送信出力1kWに対し冷却には5.6kWかかっていると言うことから、KF-Xレーダの試作機の出力はこれを上回るとみられる。
【註】
 GaNの効率はGaAsの数倍と言われている。 APG-83の出力が1kW、冷却が5.6kWとすると、効率は15%程度とみられる。 もし試作レーダの送信効率がAPG-83の2倍、即ち30%と見ても7.7kWの冷却を行うのであれば送信出力は3kWを超えることになる。
2020.02.10 Jane's 360 Elbit Systems to provide TF/TA systems for RoKAF’s future KF-X fighter aircraft <2003-021007>
 イスラエルElbit社が2月6日、韓国のKF-Xが搭載する地形追随/地形回避 (
TF/TA) 装置の開発Hanwha社と6年間、$43Mの契約を結んだと発表した。
2020.01 International Defence Review MBDA to integrate Meteor BNRAAM on RoKAF KF-X <2002-010004>
 韓国KAI社が10月中旬に、KF-X第五世代戦闘機にMeteor BVRAAMを搭載することで、MBDA社と情報開示の契約を結んだ。
2019.12.23 Aviation Week & ST KF-X funding surges in South Korea's 2020 budget <2002-122304>
 総額KRW51.15T ($44B) の2020年韓国国防費のうちKRW1.40T ($1.19B) がKF-X開発に向けられる。 KF-Xは2026年末に1号機が納入される。
 一方KRW1.79TがF-35購入費になっている。
2019.12.04 Jane's Defence Weekly MBDA to integrate BVRAAM onto RoKAF's KF-X fighter <2001-120416>
 MBDA社が11月22日、KAI社とKF-XにMeteor
BVRAAMを搭載する契約を行ったことを明らかにした。
 この契約でMBDA社はKAI社に対しknow-howや製造のための試験装置などを提供する。
2019.10.23 Jane's Defence Weekly KAI could 'open' to more foreign partners on KF-X <1912-102303>
 韓国KAI社がKF-Xの開発で、更なる国外企業参画を求めている。
 KF-Xの開発にはインドネシアが共同開発国として参画しているが、同国は資金不足を理由に分担金KRW300B ($253M) の支出を渋っている
2019.10.23 Jane's Defence Weekly KAI reveals full-scale mock-up of KF-X <1912-102302>
 韓国KAI社がソウルで開かれたADEX 2019展の初日である10月15日にKF-Xの実大モックアップを公表した。 KF-Xの最終設計審査 (
CDR) は9月に完了している。
 KF-XはKAI社が第五世代戦闘機から第四+世代戦闘機に代えてリスクを低減してLockheed Martin社の支援とインドネシアの共同出資で2023年IOCを目指して進められている。
2019.10.15 Defense News South Korea's future fighter program at risk, even as development moves along <1911-101505>
 ソウルで10月15~20日に開かれるADEX航空防衛博にKAI社が国内開発している4.5世代戦闘機KF-Xの実大模型を展示した。
 KF-Xは最終設計審査 (CDR) を完了し試作機製造段階に入っており、2021年には試作1号機がロールアウトして、2026年にはF-16の最新型と同等の戦闘機として開発を完了する。 KF-XはMTOW 25,600kg、最大搭載能力7,700kgで航続距離2,900kmの性能を持つ。
 展示された模型は翼下6ヵ所にハードポイントを持ち、2個の増槽、2発のLGB、2発のIRIS-T AAMを搭載していた。 この他に4発のMeteor BVRAAMを胴体下に搭載する。
2019.10.02 Jane's Defence Weekly Prototype of KF-X fighter to be rolled out in first half of 2021, DAPA confirms <1912-100202>
 韓国
DAPAが9月26日、KAI社が試作しているKF-Xは2021年上期に組み立てを完了し、その1年後に初飛行することを確認した。
2019.09.26 Jane's 360 KF-X fighter prototype to be rolled out in first half of 2021, DAPA confirms <1910-092601>
 韓国
DAPAが9月26日、KAI社が開発中のKF-Xは試作1号機が2021年前半にロールアウト1年後に初飛行する計画であることを明らかにした。
 その後試作機6機で試験を行い2026年中頃に試作を完了し、2026~2032年に当初分の120機を生産してF-4E及びF-5Eと換装するという。 韓国は輸出を含め350機を生産する計画である。
2019.03.27 中央日報

(Yahoo)

韓国次世代戦闘機事業に参加したインドネシア、契約条件の再協議要求 <1904-032704>
 韓国KFXの共同開発に参加しているインドネシアが現在の契約条件が不利だとして再協議を要求している。 インドネシア政府の再協議案は韓国に支払う分担金は減らしつつ、技術移転は増やす内容である。
 インドネシアは現在、全体事業費8兆8,304億ウォン(8,600億円)の20%にあたる1兆7,338億ウォンを分担することになっているが、インドネシアはこれを減額すると明らかにした。 また分担金完納期限を2026年から2031年に遅らせるように再交渉するという。
【関連記事:1903-012304 (JDW 2019.01.23)】
2019.03.18 中央日報

(Yahoo)

韓国型戦闘機事業「試製1号機」 2021年出庫 <1904-031805>
 韓国空軍の主力戦闘機として開発されているKFXの試作1号機2021年にロールアウトする。
 韓国防衛事業庁 (
DAPA) は18日の国会国防委員会業務報告で、航空機システム基本設計の審査を終え現在は試製機製作のための詳細設計を進行中とし、9月に詳細設計を審査し2021年に試作1号機をロールアウトする計画であることを明らかにした。
2019.02.27 Jane's Defence Weekly KAI starts production of KFX prototype <1904-022711>
 KAI社が2月14日、KFX試作1号機製造開始されたと発表した。 ロールアウトは2021年で、2026年中頃に開発を完了する計画である。
 KAI社は2026~2032年に当初分としてF-4EやF-5Eと換装する120機を生産する計画である。
2019.01.23 Jane's Defence Weekly Indonesia resumes KFX payments <1903-012304>
 インドネシアが韓国のKFX計画に復帰した。 KAI社はインドネシア国防省から2018年末に分担金KRW132B ($118M)を受領し、2019年内にインドネシアの開発要員150名が韓国へ渡るという。
 またKAI社によると計画に従事しているインドネシアの技術者が、元々の28名から72名に増加している。
2019.01.14 Jane's 360 Indonesia resumes KFX payments <1902-011407>
 KAI社が1月14日、インドネシアKFXの共同開発復帰することを明らかにした。
 インドネシア国防省は2018年末に開発分担金KRW132B ($118M) をKAI社に送金しており、2019年中に開発に当たる技術者150名が韓国入りするという。
2018.12.24 Aviation Week & ST Future combat aircraft <1902-122406>
= 2030年代を目指した将来戦闘機に関する記事 =
 ・FCAS (UK)
 ・NGAD (US)
 ・FCAS (France/Germany)
 ・Future Fighter (Japan)
 ・TF-X (Turky)
 ・KF-X (South Korea)
2018.10.31 Jane's Defence Weekly Indonesia to renegotiate KFX/IFX fighter involvement <1812-103113>
 インドネシアの政治法務治安担当調整省が10月19日、現下の経済情勢から韓国と共同で進めているKFX/IFX計画について見直す必要があるとの見解を明らかにした。
2018.10.22 朝鮮日報

(Yahoo)

インドネシア、韓国との戦闘機共同開発投資を削減へ <1811-102202>
 韓国と次世代戦闘機 (KF-X) の共同開発を進めてきたインドネシアが、新興国の金融不安などによる財政的負担を理由に再交渉に乗り出すことを決めた。 インドネシアは韓国のKF-X開発費8兆5,000億ウォン(8,500億円)のうち20%に当たる1兆7,000億ウォン(1,700億円)を負担することになっており、2026年までの開発計画に支障が懸念される。
 KF-Xの開発が遅れれば、開発にあたっているKAI社などの防衛産業への打撃はもちろん、F-4、F-5など古い戦闘機の退役に伴う戦力の空白もあり得る。
【註】
 インドネシアのK-FX計画からの撤退は4月に「撤退」を表明した (1806-042506) のち5月に「再交渉」を求めている (1807-050905) と報じられていた。
2018.09.19 Jane's Defence Weekly Meggitt expands involvement in Korean KFX programme <1811-091914>
 英Meggitt社が9月10日、韓国のKFX開発でエンジンの振動モニタ装置を受注したと発表した。
2018.07.16 Aviation Week & ST KF-X design approved, first flight due in 2022 <1809-071602>
= KF-X の開発経緯に関する2頁の記事 =
 KF-Xの事前設計審査 (
PDR) は6月28~29日に行われ、2019年9月に最終設計審査 (CDR) が計画されている。
 試作初号機は2021年6月にロールアウトし、その1年後の2022年6月に初飛行する計画である。
 C103案が採用されたKF-Xは自重10.9t、MTOWが24tになる
2018.06.01 Jane's 360 South Korea signals AESA progression <1807-060104>
 韓国
DAPAKFXに搭載するAESAレーダの開発国 内で実施することに決めた。 開発をを担当するのはHanwha社で契約額はKRW360B ($334M) になる。
 DAPAは2020年までに試作を完了し、2022年にKFXに搭載する計画である。
2018.05.09 Jane's Defence Weekly Indonesia wants to renegotiate KFX fighter agreement <1807-050905>
 インドネシア国防相報道官が5月1日、KFX/IFX開発について韓国に対し再交渉を求めて いることを公式に認めた。 また関連技術の移転について米政府が輸出規制をしている事にも憂慮を示した。
 KFX/IFXの共同開発は2015年に両国で合意し、$8Bと見積もられる開発費については、韓国政府が60%、インドネシアが20%、KAI社が20%負担することになっていた。
2018.04.25 Jane's Defence Weekly Indonesia considers pulling out of KFX/IFX programme <1806-042506>
 インドネシアがDSA2018で、韓国と進めているKFX/IFX計画から撤退することを明らかにした。  撤退は財政上の理由やインドネシアにとっての技術戦略上の利益などであるが、インドネシアの国防当局者は最大の理由は経済的なものではなく 技術的な利益や地政学上の問題であると述べている。
2018.02 International Defence Review Saab joins South Korean AESA fighter radar development <1804-020002>
 Saab社が2017年12月、韓国KFX搭載AESAレーダの開発支援契約をSEK125M ($15.2M) で受注したと発表した。 同社は韓国のLIG Nex1社と共同 する。
 韓国
DAPAは2017年5月にAESAレーダ開発についてKRW40BB ($37.6M) でElta社と主契約社であるHanwha社に対する支援契約を結んでいる。
2018.01.29 Aviation Week & ST Indonesian participation in KF-X doubt <1803-012906>
 インドネシア財政上の理由から韓国とのKF-X共同開発から撤退しそう な情勢にある。 もし撤退しなくても、役割は縮小されることになる。
2017.10.25 Jane's Defence Weekly KAI refines final configuration of KFX <1712-102503>
 KAI社のKFX開発当局者が10月17日に、来月から行われる審査等に備えKFXの最終設計が固まりつつあることを明 らかにした。
 それによると事前設計審査(
PDR)は2018年6月、最終設計審査(CDR)は2019年9月、試作一号機の ロールアウトは2022年に計画され、2026年配備開始を目指している。
2017.10.16 Aviation Week & ST Expanding <1712-101601>
 韓国が2022年初飛行、2024年初号機納入、2026年量産型初号機納入を目指して開発しているKF-X戦闘機のモデルは、C101から始まり 2012年までに現在の原型となるC103になった。
 その後設計が進むにつれモデルは徐々に大きくなり、最新型であるC107の翼端長はC103より1.2m長い11.2mに なっている。
2017.07.13 Yahoo 聯合ニュース記事

「国産戦闘機の要 AESAレーダーの試作品を初製作=韓国」

<1708-071303>
 韓国防衛事業庁が13日、韓国国産戦闘機(KFX)の中核装備であるAESAレーダの試作品 が完成されたことを明らかにした。 このレーダは国防科学研究所(ADD)主管でハンファシステム社が開発している。
 今回製作されたのはレーダのハードウエアを国内で開発する能力があるかどうかを検証するためのもので、今 後は更に小型化し重量を減らした試作品を開発する。
2017.05.31 Jane's Defence Weekly South Korea teams with Elta Systems for KFX radar <1708-053107>
 韓国
DAPAが5月23日に声明で、KFXに搭載するAESAレーダ の開発をElta社にKRW40B ($35.5M)で発注したと発表した。 Elta社は2012年に韓国からEL/M-2080 Green Pine Block-B EWレーダを2基受注 した実績がある。
 KFXの開発は2026年量産開始を目指して進められており、2017年に試作を開始して、2021年に試作機6機を完成さ せる計画である。
2017.02.20 Aviation Week & ST Not quite alone <1705-022010>
 韓国のKF-X開発で、韓火(Hanwha)社がレーダの開発に手こずった場合にはおそらく Elta社がそれを引き継ぐと見られる。 KF-X開発で最も困難と見られているAESAレーダの開発は2016年4月にHanhwa社が指名されている。 対 抗馬のLIG Nex1社がFA-50に搭載するセンサを生産しているのに対し、Hanhwa社はEL/M-2030レーダの送信機を製造した実績がある。
 KF-Xの初期型には高いステルス製は求められておらず、KAI社は目下
RCSの低減について研究している段階である。
2017.02.15 Jane's Defence Weekly Korean-Indonesian fighter project hits licencing delays <1704-021513>
 韓国がインドネシアと共同開発するKFX/IFXは、米国が一部の技術について技術移転を承認して いないことから、計画が躓いている。
2016.12.07 Jane's Defence Weekly South Korea's DAPA to start KFX design in 2017 <1701-120708>
 韓国
DAPAが12月1日、12月下旬に行われるKFXの審査で、開発が計画通り進行している と見なされれば、2017年中に設計に入ることを明らかにした。
 搭載するAESAレーダの開発はHanwhaThales社がKAI、ADDと共同で進めることが決まっており、HanwhaThales社によると 一号機を2020年までに完成させるという。
2016.12.01 Yahoo 聯合ニュース記事

「国産戦闘機開発事業 来年にも基本設計開始=韓国」

<1701-120102>
 韓国の防衛事業庁が1日にKFX開発計画の諮問委員会を開き、今月のシステム機能審査で設計開始が可能と判断されれば 来年から基本設計に入ることで一致した。
2016.08.10 Yahoo 聯合ニュース記事

「国産戦闘機のレーダー開発を開始 26年終了目標=韓国」

<1609-081005>
 韓国防衛事業庁が、国防部傘下の国防科学研究所(
ADD)が10日、KFXに搭載する AESAレーダ開発を開始したことを明らかにした。
 ADDは2020年下半期に試作機を完成し2021年からKFX試作機に搭載して5年間の飛行試験を行い2026年に開発を完了するとした。
2016.06.22 Yahoo 中央日報記事

「韓国型戦闘機、2026年開発目標に風洞実験開始」

<1607-062205>
 KF-Xを開発しているKAI社が22日に風洞試験を開始した。 この日に実施した低速風洞試験は、70m/sの条件で構想段 階のC105の1/13縮小モデルを使って、機体、主脚、外部武装の形状に及ぼす飛行特性を測定する試験で、期間は2ヵ月が必要とされる。
 試験は、形状最適化のための第1段階(2016~2017)と形状確定のための第2段階(2017~2018)、詳細データ取得の第3段階(2018~2020)で行われる。
2016.06.17 中央日報 韓国、韓国型戦闘機に搭載される「 AESA レーダー」の自力開発段階へ <1607-061701>
 韓国が来月、次世代戦闘機KF-Xに搭載される核心装備の一つである
AESA レーダの本格開発に入る。 開発の優先交渉対象に選ばれたハンファタレス社は16日、国防科学研究所 (ADD)と今月中に本契約を交わし、来月に開発の第一段階であるモックアップを製作する予定だと明らかにした。
ハンファタレス社は来年6月には一次試作品を製作し、2018年6月には二次試作品を完成させる計画である。
2016.01.27 Jane's Defence Weekly South Korea launches KFX project with aim of two-third local content <1603-012702>
 韓国が次世代戦闘機KF-Xの開発を開始した。 2021年までに6機を試作し、2026年中旬に開発 を完了する。 量産は2026~2032年に行われ、120機が韓国軍のF-4E及びF-5Eと換装される。
 開発及び生産では
AESAレーダやEO目標追随ポッドを含む主要構成品の90品目以上、全体の65% を国産する計画である。
2016.01.21 Yahoo 聯合ニュース記事

「国産戦闘機開発に着手 21年に試作機6機完成=韓国」

<1602-012101>
 韓国防衛事業庁が21日、KFX開発開始のための会議を開き、開発計画を正式に発表した。  同庁が公表したK計画によると、2019年9月までに設計を終えて、2021年に試作機6機を完成させ4年間の飛行試験を行い、その後問題点を補備修正 したのち2026年6月までに開発を終え、2026年6月から2032年まで120機を量産する。
 KFX開発で中核となるAESAレーダ、ミッションコンピュータなど約90品目を国産化し、価格基準での国産化率65%を目標にする。
2016.01.18 Aviation Week & ST KF-X launched <1603-011803>
 韓国の次世代戦闘機KF-X計画が開始され、2026年に配備を開始し、2028年までに40機、2029~3032年に 80機が装備される計画である。
 KF-Xの搭載エンジンはEurojet社のEJ200か、GE社のF414になる見込みである。
2016.01.07 Defense News Indonesia, S. Korea sign $1.3B fighter jet development deal <1602-010705>
 韓国KF-Xの共同開発で、KAI社とインドネシア国防省が7日にKRW1.6T ($1.3B)の契約を結んだ。
 KF-X開発は昨年3月にKAI社とLockheed Martin社の共同企業体にKRW8.6Tで発注されており、韓国空軍向けに120機が生産 される。
2016.01.06 Jane's Defence Weekly KAI handed $7.4billion KFX development deal <1602-010616>
 KAI社が韓国
DAPAからKRW8.7T ($7.4B)でKFXの開発を受注した。
 開発は2026年中頃に完了し、2028年までに第一次分の生産を行う。
2015.12.17 Yahoo 聯合ニュース記事

「韓国の主力戦闘機改良事業 事業者変更が決定」

<1601-121701>
 韓国防衛事業庁が16日に防衛事業推進委員会で、KF-16 の改良計画を BAE Systems社から Lockheed Martin社に変更したと発表した。
 KF-16 改良計画は防衛事業庁が2012年7月に事業者として BAE Systems社を選定し米政府と
FMS 契約を締結して進められたが、今年8~9月に米 政府と BAE Systems社が事業リスクや業務範囲拡大などを理由に8,000億ウォン(828億円)の引き上げを要求し、計画が中断された。
2015.12.16 Jane's Defence Weekly US approves F-35 offset technology transfer to Korea <1602-121604>
 韓国防衛事業庁(
DAPA)が12月9日、米政府がKF-X開発に必要な21件にわたるF-35の 技術移転に合意したと発表した。
 ただ、AESAレーダ、EO照準ポッド、IRST、RFジャマーの4件については、技術移転を拒否している。
2015.11.22 Yahoo 聯合ニュース記事

「韓国型戦闘機開発 インドネシアと仮契約締結」

<1512-112201>
 KAI社が22日、インドネシアKF-X 開発に向けた仮契約を締結したと発表した。 インドネシ アが KF-X 開発事業費の20%を負担するとの内容が柱となっている。
2015.11.18 Yahoo 中央日報記事

「韓国防衛事業庁長『 KF-X 予算が政府案通りなら開発2、3年遅延』」

<1512-111805>
 韓国防衛事業庁が17日、KF-X 予算が当初要請した(1,618億ウォンから900億ウォン削減 されたことから、KF-X 開発が目標の2025年より2、3年遅れる可能性があることを明らかにした。
2015.11.18 Yahoo Record China 記事

「韓国型戦闘機のインドネシアとの共同開発、米国の反対で不可能に?=『ウズベキスタンの前例があるのに』『独自開発しよう』―韓国ネット」

<1512-111803>
 聯合ニュースが12日、韓国が推進しているインドネシアとの KF-X の共同開発は、米国の反対によって 事実上不可能になるとする見方が浮上したと報じた。
 正義党の国防改革団長は12日、インドネシアとの共同開発は、米国の武器輸出統制法 (AECA) に抵触すると指摘 した。 この法律は、米国の技術を提供された国は、正当な自国の防衛にのみ提供技術を使用すると明示しており、その機器やシステムを米国の承認なしに第三国に 渡すことはできないと定めている。
【関連記事:1512-102602 (AW&ST 2015.10.26)】
2015.11.17 Yahoo 聯合ニュース記事

「開発中の戦闘機『ステルス機ではない』=韓国防衛事業庁」

<1512-111701>
 韓国防衛事業庁 (
DAPA) 報道官が17日、KF-X はステルス機ではなく、単に RCS 低減技術を採用した戦闘機になると明らかにした。
 国防科学研究所 (ADD) 所長が先月末に国会で、KF-X にはステルス技術が採用 されると発言していたのとはやや異なる。
2015.10.30 Yahoo Record China 記事

「インドネシア、韓国型次世代戦闘機事業に1800億円投資=韓国ネット『また米国に怒られるぞ』『技術移転を拒否されるのでは?』」

<1511-103003>
 インドネシア政府が韓国の KF-X 開発に投資する予算を通過させることが分かった。 韓国政府 消息筋によると、インドネシア議会で KF-X に投資する予算を30日中にも通過させるものとみられ、編成された KF-X の予算は850億ウォン(90億円)規模になることを明らか にした。
 インドネシアは、KF-X に総額約1,800億円を投資する。 KF-X の開発には、韓国政府が60%、インドネシア政府は20%、 韓国国内外のメーカが20%となる。
2015.10.30 Yahoo 中央日報記事

「国防委、来年の韓国型戦闘機事業予算670億ウォンで確定」

<1511-103002>
 国会国防委員会が29日に予算決算審査小委員会で、来年度の KF-X 開発予算が韓国政府案である670億ウォン(70億円)で 議決し確定した。
 防衛事業庁は KF-X 予算として1,816億ウォンを要求したが企画財政部が670億ウォンに減らして国会に提出した。
2015.10.28 Jane's Defence Weekly LM officials say KFX technology transfer issues out of thir hands <1512-102803>
 韓国の KF-X 開発に米政府主要技術の提供を拒否した問題について、Lockheed Martin社は政府間の問題で関知しないとの態度を示している。
2015.10.26 Aviation Week & ST Reality bites <1512-102602>
 韓国の KF-X 開発で、米国が主要技術の提供を拒否したのは、共同開発国になったインドネシ アへの技術流失の懸念があるとの見方がある。
 米国が提供を拒否したレーダについては、Elta社、Selex社、Saab社製などが検討されると共に、エンジンを GE社製 F414 から Eurojet社製 EJ200 に代える案も 浮上している。
2015.10.24 朝鮮日報 韓国製 T50 練習機、米反対でウズベク向け輸出が白紙に <1511-102401>
 韓国政府の消息筋によると、KAI社が超音速高等練習機
T-50 の輸出に向けウズベキスタン政 府と交渉を繰り広げたが、米国政府が技術流出および外交政策上の理由などから反対の立場を示したため事実上 白紙になった。
 この商談では KAI社だけでなく、韓国国防部や防衛事業庁、空軍も骨を折ってきた経緯がある。
2015.10.15 中央日報 韓国型戦闘機の核心技術、米国から導入不可なら欧州と提携へ <1511-101504>
 韓国開発を計画している KF-X 戦闘機の核心技術について、米国が4月に
AESA レーダなど核心技術4種類を提供できないと公式通知してきたことで、欧州から導入する案が進められている。 KF-X 計画の基本協力は Lockheed Martin社とするものの、技術の移転が不可能な技術は欧州と提携するという。
 韓国はすでに年初から米国の技術移転拒否を念頭に欧州側と接触してきたており、政府当局者が8月に、Selex社、Saab社、 Elta社などを訪問して技術移転と協力案を議論したという。
2015.10.10 Yahoo 朝鮮日報記事

「『ヘリが売れない・F35 技術がもらえない』韓国の戦闘機メーカーの苦悩」

<1511-101002>
 韓国の戦闘機開発計画で、米国が主要技術の移転を拒否したことから、KAI社 が苦しい立場に追い込まれている。 KAI社は優先交渉権を獲得したが、まだ軍と本契約を締結できていない。 5月に予定されていた本契約の締結は先送りされ続けて おり、同社は本契約が来年に持ち越されれば2025年の開発完了という計画を守れなくなると訴えているが、大統領府がこの計画に対する検証に着手したこともあり、すぐに本 契約を結べる状況ではない。
 ヘリコプタ Surion も1兆3,000億ウォン(1,350億円)を投じて開発したにもかかわらず、国内で買い手がない状況である。
2015.09.24 Yahoo Record China 記事
「韓国空軍高官『米国が F-35 戦闘機の核心技術を提供せずとも、韓国型戦闘機の開発に支障ない』―中国メディア」
<1510-092402>
 韓国空軍参謀総長が22日、次世代戦闘機として F-35A を導入する際に Lockheed Martin社が約束した主要4技術の移転米国政府が拒否したことについて、米国が核心技術を提供しなくても、次世代戦闘機 KF-X の開発には支障がないとの認識 を示した。
2015.09.23 Yahoo Record China 記事
「韓国の戦闘機事業が暗礁、米国が核心技術の移転を拒否=韓国ネット『裁判で争えないの?』『技術がすぐに流出する韓国が信用されるわけがない』」
<1510-092302>
 韓国 SBS TV が21日、韓国の次世代戦闘機 KF-X の開発が、米国が核心技術の移転を拒否しているため 暗礁に乗り上げていると報じた。
 KF-X は KAI社が Lockheed Marin社の助けを借りて開発に着手したが、1年もたたずに暗礁に乗り上げた。 Locheed Martin社が
AESA レーダ開 発のための技術者をサポートすることになっていたが、米国がこれを拒否した。
2015.09.22 Yahoo 中央日報記事

「米国、F35 核心技術移転を拒否…韓国型戦闘機事業に支障」

<1510-092202>
 韓国防衛事業庁が21日、次期戦闘機を F-35 とする代わりに支援を受けることにしていた核心技術提供 米国側が拒否したことを、国会で明らかにした。
 米国は AESA レーダIRSTEO 追尾装置ECM 装置の4種類について技 術輸出を拒否したという。
2015.04.13 Aviation Week & ST Back on track <1506-041301>
= 韓国の KF-X 開発が、予想通り KAI社になったことに関する記事 =
 
2015.04.08 Jane's Defence Weekly Korea Aerospace named as proferred KFX bidder <1505-040821>
 韓国国防相が3月30日、計画総額が$8Bと見込まれる KFX の契約先に KAI社を指名したことを明らかにした。  また同時に、現有の PAC-2 を PAC-3 に改良することも明らかにした。
 これについて米
DSCA は11月に、PAC-3 136発を$1.405Bで韓国へ売却すると通知している。
2015.03.30 Yahoo 聯合ニュース記事

「韓国型戦闘機開発事業 KAI が優先交渉対象に」

<1504-033004>
 防衛事業庁が30日、KFX 開発の優先交渉対象先に KAI社を選定したと発表した。
 KFX開発については Lockheed Martin社が韓国政府に技術移転を約束したとされており、KAI社は同社と技術移転 と投資に関する MoU を締結している。
2015.03.16 Aviation Weelk & ST Just in time <1505-031605>
 Airbus社が大韓航空 (KAL) と組んで、韓国の次世代戦闘機 KF-X に名乗りを上げた。
 Airbus社(当時は EADS社)は2013年に、フィンを2枚にした Typhoon を KF-X として提案していた。
2015.03.04 Jane's Defence Weekly Korean Air and KAI lodge bids for KFX <1504-030424>
 韓国防衛調達本部 (
DAPA) が、$8B規模と見られる韓国の次世代戦闘機 KF-X の開発に、 大韓航空 (KA) と KAI社応札したと発表した。
 KA社は Airbus社、KAI社は Lockheed Martin社と連携する。
2015.02.23 中央日報 韓国型戦闘機事業、米国と欧州の代理戦が本格化 <1503-022303>
 韓国KF-X 開発で業界関係者が22日、大韓航空が Airbus社と協力に向けた MoU を締結したとに明らかにした。 KAI社と大韓航空が一騎打ちを繰り広げることになった。
Airbus社の参入で、KAI社と協力関係にある Lockheed Mattin社との間で、欧州と米国の航空機メーカが代理戦を展開する様相になってきた。
2015.02.18 Jane's Defence Weekly DAPA retenders KFX programme <1504-021801>
 韓国防衛調達本部 (
DAPA) が2月10日、KFX 開発のやり直し入札を告知した。 応札の締め切り は2月24日になっている。
 これは一回目の入札への応札が KAI社だけであったことによる。
2015.02.06 中央日報 大韓航空『エアバスと提携して KF-X 入札』 <1503-020604>
 大韓航空関係者が5日、今月2日に Airbus社と、KF-X 計画に共同で参加することで口頭合意をし、近日中に
MoU を締結して入札に参加すると話した。 KAI社は Lockheed Martin社との技術協力を決めており、大韓航空が Airbus社と提携すると、米国対欧州航空企業間の代理戦が繰り広げられることになる。
 韓国防衛事業庁は9日に入札提案書を受け付けた後、内部評価を経て翌月中に優先交渉対象者を選定する。
【註】
 大韓航空は当初、Boeing社と技術協力して KF-X 計画に参入しようとしていたが、ナッツリターン騒動の嫌気を指した Boeing社が、対韓航空との連携から降りていた。
【関連記事:1502-012502 (FOCUS-ASIA 2015.01.25)】
2015.01.25 Yahoo FOCUS-ASIA 記事

「米ボーイングが韓国の戦闘機開発計画から撤退、大韓航空と協力で“ナッツリターン”が影響か?」

<1502-012502>
 Boeing社が突然、大韓航空と協力する KF-X 開発計画から撤退する と表明した。 Boeing社は、大韓航空と協力して開発しても、受注は難しいためと説明している。
 ただ Boeing社の撤退をめぐっては、韓国政府が FX-Ⅲ に F-35 を選び、F-15SE が選ばれなかったことが影響したとの分析もある。
2014.12.15 Aviation Week &ST Deferred again <1502-121502>
 韓国の国産次世代戦闘機 KF-X は、2015年開発開始が再び危ぶまれている。
 国防省は2015年度予算に設計及び初期費用としてKRW10BMを要求したのに対し財務省はKRW30Bを際したが、国会はKRW55.2B ($49.5M) を配分した。
2014.12.04 Yahoo 中央日報記事

「韓国型戦闘機の開発が本格化…来年予算522億ウォン」

<1501-120401>
 韓国の国産戦闘機 KF-X 開発が、早ければ来年から本格化する。 韓国国防部と防衛事業庁が3日、2日に国会を通過し た2015年度国防予算で KF-X 予算が政府の要求額よりKRW25.2B(27億円)多いKRW55.2Bになったと発表した。
 防衛事業庁は当初、共同参加するインドネシアがKRW110Bの予算を編成したため、事業を主導する韓国側の予算も増額するべきだとしてKRW100B の予算を要求していた。
2014.10.15 Jane's Defence Weekly Indonesia, South Korea sign up for next phase of KFX <1411-101512>
 韓国が10月6日、KFX の共同開発の協定をインドネシアと結んだと発表した。 この合意は2010年 7月の
MoU と、2011年4月に結ばれた開発初期段階の2年間に関する合意に続くもので、開発費の80%を韓国が、20%をインドネシアが負担し、インド ネシアでは PT Dirgantara社が担当する。
 KAI社は KFX の需要を、韓国軍で250機、輸出で350機と見積もっている。
2014.10.06 Aviation Week & ST A step closer <1412-100605>
 韓国国防相が9月24日に、KF-X の本格的な開発を2015年に開始すると発表した。 欧米各国の戦闘機開発計画が頓挫しているなかで、2020年代では KFX が F-35 に変わりうる唯一の選択肢になる可能性がある。
 しかしながら KRW8.5T ($8.1B) と見積もられる開発経費が今後の課題になっている。 その上 Naeil紙によると、KRW8.5Tは空対 空戦闘能力のみで、空対地能力の付与には更に4.5年の期間とKRW600Bが必要だと報じている。
2014.10.06 Yahoo 聯合ニュース記事

「韓国型戦闘機を共同開発へ インドネシアと合意書締結」

<1411-100603>
 韓国防衛事業庁が6日、インドネシア国防省と KFX 共同開発に関する基本合意 書に署名したと明らかにした。 合意書締結は2010年7月に締結した両国の戦闘機共同開発に関する
MoU に基づくものである。
 KFX 開発は韓国が主導する国際共同研究開発事業で、インドネシア国防省が開発費用の20%を負担する。
2014.08.31 Yahoo 聯合ニュース記事

「韓国型戦闘機・次期戦闘機事業 来月から本格開始」

<1409-083105>
 韓国国産戦闘機 KF-X の開発計画が、9月下旬に防衛事業推進委員会に上程され、本格的に開始する。 防衛事業庁は入札 公告後、11月に優先交渉先を選び12月に開発契約を締結する方針で、開発事業者には KAI社が有力とされる。
 KF-X の機動性は KF-16 と同じ水準だが、搭載されるレーダや電子設備などを改善し、約120機を量産する計画である。 計画経費はTRW8.5T (約8,700億円)の開発費を含む計TRW18.1Tになる。
2014.07.18 朝鮮日報 韓国型戦闘機に双発エンジン採用 戦力化時期に遅れ <1408-071806>
 韓国合同参謀本部が18日、KF-X に双発の C-103 案を採用することに決めた。 これにより、配備開始が2023年から 2025年に延期された。
 配備開始が2年遅れることにより、航空戦力の空白化も懸念されている。
2014.07.07 Yahoo 朝鮮日報記事

「次世代の韓国型戦闘機は双発機に決定」

<1408-070701>
 韓国国防部が、国内開発する次世代戦闘機 KFX を双発機とすることで事実上決定した。
 開発を担当する KAI社は
FA-50 の改良型で単発の C-501型が開発リスクが低く、輸出にも有利だとしていたが、空軍は双発の C-103型 が望ましいと主張してきた。
【関連記事:1405-033104 (AW&ST 2014.03.31)】
2014.03.31 Aviation Week & ST 'Just as good' <1405-033104>
 韓国の次世代戦闘機 KF-X は、
ADD双発の C103 案に対し KAI社が単発の C501 案(右図) を推奨しているが、いずれも空対空戦闘における戦闘行動半径310nmは満たしている。 両社を比較すると C501 案でも空軍の要求を 満たしていることが分かる。
= F-16 と比較したKF-X 各案の性能 (%) =
┏━━━━━━━━━━┳━━━━━┳━━━━━┓
┃          ┃KAI案 C501┃ADD案 C103┃
┣━━━━━━━━━━╋━━━━━╋━━━━━┫
┃最大速度      ┃   98 ┃   93 ┃
┃上昇限度      ┃   104 ┃   99 ┃
┃上昇率       ┃   101 ┃   99 ┃
┃持続旋回率     ┃ 102~106┃  90~100┃
┃Mach 0.8→1.2 の加速┃   110 ┃   115 ┃
┃重力推力比     ┃   100 ┃   109 ┃
┗━━━━━━━━━━┻━━━━━┻━━━━━┛
2014.03.03 Defense News S. Korean firm claims development of wideband radar absorbing material <1404-030304>
 韓国 Cony社が、全周波数域で-10dB以下の性能を持つ電波吸収体 (
RAM ) を開発したと発表した。 この RAM について韓国海洋大学が昨年11月に行った試験では、最大吸収率は98%(註:-17dB)であった。
 この成果は KF-X の開発に生かされるという。
2014.02.21 Yahoo 朝鮮日報記事

「次期戦闘機:メーカーは単発機、空軍は双発機を希望」

<1403-022101>
 韓国が開発する KFX 戦闘機は、昨年中頃に KAI社などでが
FA-50 軽攻撃機を改良した単発機 型を提案したことから、単発か双発かが主な争点になってきたが、空軍が双発機を希望するという立場を国防部に公式に伝えた。
 このところ国防部と防衛事業庁、韓国航空宇宙産業が単発案に同調する動きを示したことから、空軍が反発したものである。
【関連記事:1309-072202 (AW&ST 2013.07.22)】
2014.02.11 Yahoo 新華網記事

「韓国政府、韓国型戦闘機 KF-X の開発日程を確定―韓国メディア」

<1403-021101>
 聯合ニュースが9日、韓国防衛事業庁が同日、KF-X 開発計画の日程が確定し、4月に開発企業の募集が実施され、6月に優先交渉権者を決定することに なったと報じた。 それによると、韓国は2022年までに中型戦闘機を120機調達するという。
 開発日程が確定したことから、残るは双発にするか単発かを決めるのみが課題となっている。
2014.02.10 Defense News S. Korea weighs designs for KF-X <1403-021003>
 韓国の防衛調達本部 (
DAPA) が1月5日、2023~2030年装備化を目指す KF-X の開発をKRW20B ($19M) で開始すると発表したが、その基本設計を巡っては意見が分かれている。
 韓国防衛開発庁 (ADD) は従来同様に双発機案 (C103/C203) を推し進めようとしているのに対し、KAI社は FA-50 を元にした単発機案 C501 を提案している。
 これには Lockheed Martin社も単発案を勧めているほか、韓国防衛研究所 (KIDA) も、韓国 の技術は欧米並みの戦闘機を開発できる水準にはないと見ている。
2014.01.20 Aviation Week & ST Staying alive <1403-012002>
 韓国の KF-X 計画は現在、開始されたのでも中止されたのでもない状態で、引き続き研究段階にあり、少なくとも2015年以 前に開発が開始される状況にはない。
 韓国国会は1月1日に、2014年予算として KF-X にKRW20B ($19M) を配当した。 これは財務省案の二倍の額であるが、国防省はKRW50Bを要求していた。
2014.01.05 朝鮮日報 韓国が独自戦闘機を本格開発 23年の戦力化目指す <1402-010503>
 韓国軍高官が5日、KF-X 戦闘機の開発を今年から本格化させ、2023年に初号機の生産を開始し て、7~8年かけて120機を生産するのが目標であると述べた。
 開発する KF-X は中級戦闘機で、当初開発期間を2020~2027年と予定していたが、計画の妥当性を検討する過程で3年遅れることになった。
2013.12.11 Yahoo 朝鮮日報記事

「防事庁、双発タイプの韓国型戦闘機を開発へ」

<1401-121103>
 韓国防衛事業庁(防事庁)が韓国製戦闘機開発事業 (KFX) に関して、双発機を開発する方針を暫定的に決めた。 KFX の 開発費は当初の6兆ウォン(5,890億円)から8兆ウォン(7,854億円)に増加し、開発完了時期も当 初の2021年より2~4年先になると推定されている。
【註】
 KFX 開発構想は、元々双発ステルス機の C100~C103 及び C200~C203 案で進められていたが、開発のリスクが大きいことなどから KAI社が、FA-50 の発展型で小型の C501 KFX-E 案を提案し始めていた。
【関連記事:1309-072202 (AW&ST 2013.07.22)】
2013.11.06 Jane's Defence Weekly KAI unveils new version of KFX <1312-110608>
 KAI社単発の KFX である C501 を公表した。 C501 は垂直尾翼も1枚になり、かなりの部品が
T-50 と共用になるという。
 KFX 計画は双発の C103 型で進めていたが、開発リスクが大きいことなどから、2013年初めに朴政権が計 画の棚上げを命じていた。
2013.10.28 Aviation Week & ST New contender <1312-102804>
 韓国防衛開発庁 (
ADD) が進めている次世代戦闘機開発計画 KF-X に、KAI社が7月に開発リスクを少なくした KFX-E を発表した。 ADD の KF-X 計画は C100~C203 のいずれの案も Typhoon 並の大きさであったが、KFX-E は T-50 を元にした9.3tで、F-16 (8.9t) より僅かに大きい単発機になっている。
【関連記事:1309-072202 (AW&ST 2013.07.22)】
┏━━━━━━━━┳━━━━━━━┳━━━━━━━┓
┃        ┃   KFX-E  ┃  ADD C103 ┃
┣━━━━━━━━╋━━━━━━━╋━━━━━━━┫
┃自  重 (t)  ┃    9.3  ┃   10.3  ┃
┃翼 端 長 (m)  ┃    9.8  ┃   10.7  ┃
┃エンジン    ┃GE F110 級×1 ┃GE F414 級×2
┃ハードポイント数┃    9   ┃   10   ┃
┃機内弾庫    ┃   なし  ┃   あり  ┃
┗━━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┛
2013.07.22 Aviation Week & ST KF-X reduced <1309-072202>
 韓国 KAI社が KF-X 計画を大幅に修正した KF-X-E の完成想像図を公表した。
 KF-X-E は T-50 高等練習機の発展型で、今までの KF-X よりかなり小型になっている。  機首は T-50 より大きくはなっているが、明らかに小型で、搭載レーダの種類が制限される。
 垂直尾翼は一枚式に変わっている。
【 KF-X の完成想像図:1306-042902 (AW&ST 2013.04.29)】
2013.07.17 Jane's Defence Weekly Indonesia keeps faith in KFX/IFX <1309-071705>
 インドネシアが韓国と共同開発する戦闘機 KFX/IFX 計画について、韓国で計画が停滞しているが、イン ドネシアは予定どおり進める方針である。
 7月6日に国防相と会見した国営 PTDI社は、開発の第二段階開始の準備を進めていることを明らかにした。 KFX/IFX の開発は、18ヶ月間の第一段 階を2012年12月に完了して いる。
2013.04.29 Aviation Week & ST A smaller KF-X <1306-042903>

= KF-X は小型単発機が良いのか現在案が良いのかを論じた記事 =
 
2013.04.29 Aviation Week & ST Achievable or not? <1306-042902>
 韓国国防省に属する開発機関 ADD と戦略研究機関 KIDA が、KF-X の開発を巡って意見が分か れている。 KF-X の開発経費について ADD はKRW6T ($5.5B) と見積もっているのに対し KIDA は Boeing社や EADS社の見積もりを元にKRW10Tと見ている。 因みに EADS社はKRW17Tと見ている。
 Jane's は、KF-X が$70~90Mであった場合の輸出市場を、インドネシア、トルコ、シンガポール、イスラエル、エジプト、サウジ、インド、フィ ンランドなど、合わせて220~676機と見ているのに対し、KIDA は生産機数は500機程度と見ている。
2013.04.29 Aviation Week & ST The contender <1306-042901>
 韓国の次世代戦闘機 KF-X は、当初2015年開発完了を目指していたが、現在では2021年に変更している。 2009年に 独自技術で F-35 並のステルス性達成は困難と判断し、当面の目標を F/A-18E/F や Typhoon 並の RCS=0.1~1㎡に変更した。
 しかしながら ADD は機内弾庫方式で F-117 並の Block 2 と、電波吸収材を多用した F-35 並の Block 3 も考えている。
 いずれにしても海外との協力は不可欠と見て、米国と協力した Design C103 と、欧州と協力した Design C203 を検討 している。 C103 は在来型の後翼操舵で、C102 はカナード翼操舵になる。
2013.03.13 Jane's Defence Weekly Jakarta says KFX/IFX on track despite Seoul delay <1304-031305>
 韓国の KFX(インドネシアの IFX)計画は18ヶ月先送りされることになったが、 インドネシア国防相は3月4日、同国は引き続きこの計画を進めることを明らかにした。
 2012年8月に両国が同意した共同開発計画では、130名の設計技術者のうち100名を韓国、30名をインドネシアが請け負い、$5Bの開発経費は 20%をインドネシア、80%を韓国が拠出する。 韓国が負担する80%は政府と KAI社が60:20の割で分担する。
2013.02.18 Aviation Week & ST Another KF-X enermy <1304-021804>
 韓国の KF-X は、米国方式で水平尾翼による操舵を行う C100型と、欧州方式でカナード 翼制御の C200型が検討されている。
 C-100型は C101、C102 を経て現在は C103(右図)で、双発単座である。 C200型も現在は C203 に至っている。
 開発は三段階で行われ、武器をセミコンフォーマル弾庫に搭載する Block 1 は B-1B、F/A-18E/F 並のステルス性、機内弾庫を持つ Blcok 2 は F-117 並のステルス性、Block 3 では B-2、F-22、F-35 並のステルス性を目指す。
2012.10.09 Defense News KAI to take part in Turkish light helicopter contest <1211-100904>
 KT-1T 初級練習機40機輸出契約の最終決定のためトルコを訪問していた KAI社 社長が10月8日、今年末か来年早々に始まるトルコ軍の軽ヘリコプタ計画に参入することを明らかにした。
 KAI社はまた、開発中の KF-X もトルコに売り込もうとしている。 トルコは F-35 の共同開発国であるが、2020年以降 に米国以外の国から別の戦闘機を導入する計画を持っている。
2012.09.24 Aviation Week & ST KF-X's hurdles <1211-092405>

 韓国KF-X は、年内に構想段階を終えて2013年開発を開始する 計画であったが、財務省が来年度の当該予算を$4Mしか認めなかったことから、2013~2014年も引き続き構想研究を行うこと になった。

2012.03.19 Aviation Week & ST North Asian fighters <1204-031908>
 日本と韓国2030年代を見据えて戦闘機を開発する計画を持っているが、日本の計画が有人戦 闘機であるのに対し、韓国は UAV を考えていて、2020年代にはリスクの少ない有人戦闘機を開発する計画である。
日本
 開発中の i3 は2021年に本格開発を開始する実用機の技術収集を目的としている。 実用機では GaN を用いて、現在 F-2 に搭載されている J/APG-2 の二倍の出力を実現するレーダが搭載される。 また2040年代を目標として発展計画では、他機が捕捉追随したデータ で射撃をすることも計画されている。
韓国
 韓国が2030年代を目標にしている UAV(右図)は翼端長9~10m、重量8tで、両側の弾庫に1発ずつ の爆弾又は ASM を搭載する。
 韓国の技術研究本部 (ADD) は1/2の検証機KAA社に試作させており、 来年初飛行する。
2012.02.15 Yahoo 韓国聯合ニュース記事

「韓国型戦闘機開発にトルコ参加か 22日から協議」

<1203-021502>
 韓国防衛事業庁が15日、国防科学研究所と防衛産業からなる代表団をトルコに派遣し、22~24日に KF-X 計画にトルコが共同開発国として参加 話し合いを行うことを明らかにした。 代表団はまた LAH の共同開発についても話し合う。
 両国は2009年から、戦闘機の共同開発の可能性を模索してきたが、トルコとの共同開発が実現すれば、これまでの K-9 自走砲と K-2 戦車の技術移転に加えて、防衛産 業協力の強化が期待される。
2011.08.17 Jane's Defence Weekly Easten fast air <1110-081709>
= アジア諸国の戦闘機開発に関する7頁の特集記事 =
中 国
インド
日 本
韓国とインドネシア
2011.06.15 Jane's Defence Weekly Generation game <1109-061511>
= 第五世代戦闘機に関する4頁の特集記事 =
 現在就役中又は開発中の第五世代戦闘機は、F-22F-35T-50 PAK-FA J-20、三菱 ATD-X、Hindustan AMCA、KAI KFX などである。
2011.05.02 Aviation Week & ST Indonasia joins KF-X progject <1106-050202>
 インドネシアが韓国 KF-X の概念設計段階に、経費の20%にあたる$10Mを出資すると共に、 30名の技術者を派遣する。
 両国統合の研究開発センタは6月30日に開設される。
2011.04.20 韓国
聯合ニュース

インターネット

韓国とインドネシア、韓国型戦闘機の共同開発へ <1105-042002>
 韓国の防衛事業庁が、国防科学研究所が20日にインドネシアの国防研究開発院と KF-X の共同開発に向けた契約を締結 したことを明らかにした。 KF-X の開発には韓国防衛企業の LIG Nex1社とインドネシアの国防研究開発院などが参加し、6月までに共同開発センタを設 立して本格的な開発に入る。
 両国は昨年7月に、インドネシアが開発費の20%を負担し、量産時に50機を購入するとの MoU を締結していた。
2011.03.23 Jane's Defence Weekly Indonesia and South Korea sign KFX fighter deal <1104-032308>
 韓国とインドネシアが3月11日、KFX 次世代戦闘機の共同開発を2020年代行うことで包括的な 合意を見た。 基本合意の MoU は2010年7月に取り交わされている。
 インドネシアが開発費の20%で$1Bを越す分を負担すると見られる最終的な契約は2011年4月 に行われる。
2010.07.21 Jane's Defence Weekly Indonesia joins S Korean KFX fighter project <1008-072106>
 インドネシアが7月15日、韓国の KFX 計画に参加する MoU に署名した。 インドネシアは開発費 の20%を負担すると共に、50機のオプションを行う。
 KAI社はこのほかに、Saab、Boeing、Eurofighter、Lockheed Martin の各社に KFX の共同開発を呼びかけている模様である。
2010.07.19 Aviation Week & ST Indonasia joins Korea's KF-X <1009-071902>
 韓国とインドネシアが7月15日、KF-X の開発、生産、販売の共同に関する MoU に署名した。 インドネシアは開発費の20%を負担すると共に、50機のオプションを行った。
 KF-X は第五世代戦闘機をあきらめ、第4.5世代戦闘機として開発される。
2010.07.15 Yahoo 韓国聯合ニュース記事

「インドネシア、韓国戦闘機共同開発に参加」

<1008-071501>
 韓国防衛事業庁がは15日、インドネシアと韓国が開発する戦闘機 KF-X の共同開発に関する MOU を締結した。 これ によりインドネシアは、開発費の20%を負担して設計、試作や試験評価、耐空性の認証などにも関わるほか、生産、マーケティングでの協力を行い量産機を 50機購入する。
 KF-X は、韓国空軍の F-4、F-5 の老朽化に伴う戦力空白を埋めるため、KF-16 以上の性能を備えた多目的戦闘機を開発するもので、韓国政府は来年から2年にわたり先 行研究を行い、2012年末ごろに開発の妥当性を再評価して本開発着手の是非を最終決定する。
2010.02.03 Jane's Defence Weekly Budget doubts cast shadow over S Korean projects <1003-020307>
 韓国政府が1月21日、KFX と KAH の開発を推進することを再確認した。 KFX は120機KAH は200機の装備が見込まれ、2011年に2年間の予備開発が開始される。
 韓国は予備開発費として KFX に$38.7M、KAH に$16.6Mをつぎ込み、2020年までに航空工業を世界レベルに引き上げるテコにしようとしている。
2009.10.14 Jane's Defence Weekly Investigation fails to halt KFX fighter proposal <0912-101411>
 韓国が2020年頃から150機整備する構想の KFX 第五世代戦闘機開発は中止になっておらず、 建国大学の Weapon Systems Concept Development and Application 研究所が10月6日に、国防省と DAPA に提案書を提出した。 提案書では 海外メーカとの共同開発が必須としている。
 KFX 計画には Saab、Boeing、Lockheed Martin、Eurofighter の四社名乗りを上げている。
2009.08.05 Jane's Defence Weekly Economic pressures force South Korea to reconsider KF-X project <0910-080514>
 韓国では経済の低迷から、KF-X 第五世代戦闘機開発計画の見直しが迫られている。 消息筋によると韓国国防省の調達部局 (DAPA) が行っている検討で4月に、2001年に計画を開始し、2020年に装備化するとの計画 を根本的に修正するすることになろうとしている。
 またこの検討では、外国企業との強力な協力関係が国内に適するシステムとの要求の阻害になるのではとの疑問も呈 している。
2008.09.17 Jane's Defence Weekly South Korea plans KFX feasibility study <0811-091704>
 韓国の防衛開発庁 (ADD) が、次世代戦闘機 KFX 開発に関する3年間のスタディを行う。  このスタディで KFX を先進戦闘機技術の検証機にとどめるか、開発を進めて量産へ移行するかを見極める。
 量産移行となれば装備化は2020年頃になる。
2008.09.15 Aviation Week & ST KFX lives <0811-091504>
 韓国KFX ステルス戦闘機開発計画を継続しており、今後3年間に$90Mをかけて 事前研究開発を実施する。
2008.01.27 Yahoo 韓国聯合ニュース記事

「KF-X 開発事業に赤信号、・・・」

<0802-012702>
 韓国の次世代産戦闘機 KF-X の開発に赤信号がともった。 防衛事業庁の依頼で KF-X の妥当性と経済性を分析してきた韓国開発研究院 (KDI) が、昨年末に、採算性に問題があるとする分析結果を中間報告した。 報告内容は公表されていないが、10兆ウォン(約1兆1,274億円)を投じて も経済的波及効果は3兆ウォン(約3,382億円)にとどまるとの内容と伝えられている。
 防衛事業庁は、さらに内容を検証する必要があるとみて、今月末か来月初めまでに分析結果を補完するよう求めたという。
2007.11.16 韓国中央日報

インターネット

KF-X 級戦闘機の戦闘能力、・・・ <0723-116003>
2020年ごろ実戦配備する KF-X と同級の第五世代戦闘機の戦闘能力は、F-16 などの3.4倍 になるとの分析結果が KAI社の研究員により発表された。
 同研究員は論文の中で、第四世代戦闘機を配備している北東アジア諸国が、第五世代戦闘機の開発に拍車をかけているとした見方を 示した。
2007.11.15 Yahoo 韓国聯合ニュース記事

「次世代戦闘機 KF-X、開発・・・」

<0723-115001>
 韓国が国産戦闘機 KF-X の開発に、コストの分担と海外輸出を目的に国際共同開発開発 を進めていると明らかにした。 共同開発は、海外業メーカが必要とされる費用の30%を投資する形で進められ、海外国内メー カが分野別に企業連合を構成することも検討している。
 KF-X には現在、英国の BAE Systems(レーダー部門)、イタリアの Alenia(武装部門)、欧州 EADS(中核技術部門)などが参入を 希望しており、スウェーデンの Saab、フランスの SNECMA、米国の GE と Boeing などが、参入の妥当性を検討しているという。
2007.10.29 Defense News S.Korea to kaunch stealth fighter project <0723-102911>
 韓国は2020年までに、F-4 及び F-5 の後継となる戦闘機を三段階に分けて120機装備する F-X 計画を進めており、第一段階は Boeing社の F-15K に決まり、2008年までに40機を総額$4.2Bで購入し、第二段階は20機の F-15K を総額$2.4Bで購入する方向で Boeing社と協議中である。
 第三段階では第五世代ステルス戦闘機を2014年から2019年の間に装備する方針で、国産ス テルス機の開発構想もあるが、専門家は F-35 の導入が最も有力とみている。
 一方、韓国の DAPA (Defense Acquisition Program Administration) は先月、ドイツから総額$1Bでミサイル48発 を含む PAC-2 システムの購入を承認した。 システムは来年から納入を予定し、2010年に運用を開始する。
2007.10.29 Aviation Week & ST Stealth maneuvering <0722-102905>
 韓国の F-15K が選定された FX-2 の後継となる FX-3 は、機種選定を2011年、運用開始 を2014年~2019年に計画しているため、国産ステルス機である KFX の開発可否は2009年に決定し、 2017年に装備化して、120機以上を生産するする構想である。 KFX には Saab社と EADS社 は積極的な提案を行う意向で、Saab社は Gripen を基本とするステルス機を2機種提案の予定で、カナードデルタ翼の模型によ る風洞試験を行っている。(右図) EADS社は Typhoon の派生型もしくは Typhoon を基本として韓国の要求を加えた設計を提案する方針 である。
 KFX に対して Lokheed Martin社をはじめとする米国企業は静観しており、Lokheed Martin社は FX-3 に F-35 を提案する方針である 。
2007.05.30 朝鮮日報

インターネット

韓国空軍、2012年以降ステル・・・ <0711-053004>
 韓国国防部関係者が、第2次 FX 事業が終わる2012年から2017年までの第3次 FX 事業で、3個大隊を構成できるステ ルス戦闘機60機の導入を決めたと語った。 対象機種は F-35 とステルス機能を備えた韓国製戦闘機 KFX のいずれかになる可能性が高いという。
 日本は F-22 導入を推進しており、中国も J-13(殲13)や J-14(殲13)などス テルス機能を持つ戦闘機を開発している。
2007.05.02 Jane's Defence Weekly Eurofighter bids for role in Korean KFX programme <0711-050202>
 Eurofighter consortium が韓国が国内開発を計画している第五世代戦闘機 KFX 計 画に参画すべく韓国政府と話し合いを行っている。
( KFX 関連記事 AW&ST 2007.04.23)
 韓国政府は2002年に40機装備を決めた F-15K に引き続く、第二段階となる18機の F-X Ⅱ に各社の提案を求 めたが、Boeing社を除く Dassault、Eurofighter、Lockheed Martin の各社は提案を見送ったため、韓国政府 は提案要求対象社を拡大すると共に提案締め切り時期を5月10日まで延長した。 しかしながら各社は F-X Ⅱ は F-15K 以外にないとみており、Eurofighter社も関心を示していない。
2007.04.23 Aviation Week & ST Feasibility phase <0710-042306>
 韓国が2004年から進めている国産ステルス戦闘機 KFX の構想研究は2008年2月に終了する予定で、 2009年に開発の可否を決定する。 KFX は空軍が保有する F-15K と F-16 C/D Block 52 の中間の大きさと性 能を持つ AESA レーダ搭載の双発ステルス機で、各種兵器は機内弾庫に収納する。
 開発移行の場合には2017年以降40機以上120機程度を装備する計画で、事業経費は総額$13Bに達すると見積も られる。 政府は海外との共同開発を計画し、先月欧米企業に当局者を派遣したが、Saab社が関心を示してお り、協同開発する公算が高い。