オーストラリアの UAV に関する報道

年 月 日
出   典
標       題
要             旨
2023.03.31 National Defense Australian companies set sights on uncrewed aerial vehicle market <2304-033112>
 Boeing豪社がオーストラリアでの航空展で、初の国産UAV GhostBatを公表した4年後にBAE Systems豪社がパースのInnovaero社と共同で開発しているSTRIX VTOL UAVを公表した。
 STRIXは搭載能力160kg航続距離800km以上、滞空能力5時間の性能を持つ。
2020.09.15 Jane's 360 Boeing fires up 'loyal wingman' engine ahead of flight trials <2010-091511>
 Boeing Australia社が9月15日、同社が
ATS BATSとして豪国防省と開発しているLoyal Wintgman UAVが、初めてエンジンを始動しての試験に入ったと発表した。
2020.07.29 Jane's Defence Weekly Boeing conducts end-to-end autonomous flight trials <2009-072909>
 Boeing社が7月16日、オーストラリアのoutbackであるクイーズランド州タラで、同社のAutonomous Systems Platform Technology Project計画で、高性能試験機3機によるend-to-endの自動飛行に成功したと発表した。 試験機は200km/hで飛行した。
 この計画はBoeing社が勧めている俗にLoyal Wingmanと呼ばれているAirpower Teaming Systemを含む広範囲に適用する技術開発で、今年末にかけてクイーズランドで試験が続けられる。
2020.05.05 Defense News Boeing rolls out Australia's first 'Loyal Wingman' combat drone <2006-050504>
 Boeing社が5月5日にLoyal Wingman UAVの1号機をロールアウトする。
 豪空軍が3機調達する計画のBoeing社がATSと呼んでいるLoyal Wingmanは一連の飛行試験で、同行する有人機の安全性などが検証される。
 ATSは半自動制御で、有人機の操縦手による操作なしで随伴飛行する。
2020.05.05 Jane's 360 Boeing rolls out first of three Loyal Wingman prototypes for RAAF <2006-050501>
 Boeing Australia社が5月5日、豪空軍からAUD40M ($25.7M) で3機受注していたLoyal Wingman UAVの1号機をロールアウトした。
 この開発はBoeing社にとって初の海外事業で、オーストラリアにとっても50年以上の歴史上発の航空機開発になる。
 ATSとして働くLoyal Wingmanは全長11.7mと戦闘機並のサイズで、実用航続距離が3,000km以上ある。 搭載装備はISR機器とEWEW機器で、FA-18E、EA-18G、E-7A、F-35A、P-8Aなどの有人機に同行して、有人機の生存性を高めることが期待されている。
2019.03.11 Aviation Week & ST Kratos steals Boeing's Thundrer with XQ-58A first flight <1905-031102>
 オーストラリアでLoyal Wingmanのモックアップが公開された1週間後の3月6日、Kratos社が5機試作しているXQ-58Aの1号機が76分間にわたる初飛行を行った。
 XQ-58Aは米空軍研究所 (
AFRL) のLCAAT計画で開発されている、Kratos社は数百~数千機を単価$2~3Mで販売したいとしている。
2019.03.11 Aviation Week & ST Team player <1905-031101>
= Boeing ATS に関する4頁の記事 =
 Boeing Australia社豪国防省と開発を進めているAirpower Teaminf System (
ATS) は全長38ft、航続距離2,000nmの戦闘機のようなUAVで、有人機1機に対し4~16機で行動する。
【関連記事:1903-022708 (DU 2019.02.27)】
2019.03.06 Jane's Defence Weekly Boeing, Australian DoD partner to develop multimission unmanned aircraft system <1905-030603>
 Boeing社と豪国防省が共同で空中戦を支援する大型UAV
BATSを開発している。 BATSは現地でLoyal Wingmanとも呼ばれている。
 この計画はBoeing社にとって国外最大のUAV計画で、豪国防省はAUD40M ($29M) を出資している。
 BATSの初飛行はオーストラリで2020年に行われる計画で、が採用されれば豪空軍はF-35やE-7A Wedgewail AEW&Cと共同で運用されることになる。
2019.02.27 Defense Update A Locally Developed ‘Loyal Wingman’ to Fly in Australia by 2020 <1903-022708>
 Boeing社が、既存の軍用機と共同して任務に当たる、米国以外で開発した中で最大のUAV
BATSを開発していて、2020年の初飛行を目指している。
 通称Loyal Wingmanと呼ばれているBATSは戦闘機並みの性能を持ちながら全長11.7mと小型で、モジュラ型であるため偵察用や電子戦用の装備を搭載できる。 飛行はAIを用いた自律飛行と、有人機による制御飛行が可能で、F-35A, E-7, EA-18G, F/A-18E/F, P-8などと一緒に行動する。
 この計画にはBoeing社が$60M、豪政府が$40Mを出資している。
2019.02.27 Jane's 360 Avalon 2019: Boeing to partner with Australia on development of multimission unmanned aircraft system <1903-022707>
 Boeing社と豪国防省が共同で通称Loyal Wingmanと呼ばれている大型UAV
BATSを開発しており、その実大模型をメルボルンで開催されているAvalon航空展で2月27日に展示した。 初飛行は2020年にオーストラリアで行われる。
 豪国防省はこの計画にAUD40M ($29M) を支出している。
 Loyal WingmanはF-35AやE-7A Wedgewood AEW&C機を援護する為に使用するという。
2015.04.13 Aviation Week & ST More to come <1506-041302>
= オーストラリアの UAV 導入に関する記事 =
 豪政府は3年前に対 GDP比1.6%であった国防費を、2020年代初期に2%まで引き 上げる計画を進めている。
2012.03 International Defence Review Patiot UAV highlights ISR potential <1205-030033>
 オーストラリアGuardian社Patriot GQ-90 MALE UAV の開発を進めており、2月中旬に開かれ たシンガポール航空展に展示した。 Patriot は20時間の滞空能力があるため、20kgを搭載してダーウィンからシンガポールまで飛行できるという。  殆どを炭素樹脂繊維で作ったため機体は極端に軽量で、自重は35kgであるという。
 同社は豪海軍への売り込みを狙っているが、製品は GQ-90 だけという小さな会社であることから、国内防衛市場への参入は難 しいと見られる。
2010.02.07 Yahoo Record China 記事
「アジアの無人戦闘機開発、韓国、豪州、シンガポールが日中をリード―米メディア」
<1003-020701>
 Defense News が2月1日に掲載したアジアの UAV 市場に関する記事で、今後10年間は欧米諸国が市場を主導すると見られるが、アジア各国も開 発に着手していて、オーストラリア、シンガポール、韓国が先頭を走り、日本、インド、中国が第2グループを形成しているとしている。
2009.04.15 Jane's Defence Weekly Boeing tests airborne command of ScanEagle <0906-041507>
 Boeing社が3月16日に、豪空軍の Wedgetail AEW&C3機の ScanEagle UAV を同時に制御 する試験に成功した。 3機の ScanEagle は Wedgetail から190km離れた地点から発進し、UHS 衛星通信及び地上中継 により、捜索、偵察、地点監視及び照準を行った。
 この試験はワシントン州上空で行われたが、次回は5月上旬に南オーストラリアで行われる。
2009.02.11 Jane's Defence Weekly Australia to finish UAV systems review <0904-021104>
 オーストラリア国防省は、2008年9月に許容できない遅延を理由に計画を打ち切った Boeing社と IAI社の UAV(註:I-View TUAV)に代わる UAV の検討を完了した。
 選定された機種は公表されていないが、JDW はアフガンで実戦使用されている Shadow 200 か Hermes 450 と見ている。
【 I-View 計画中止の記事:0811-091006 (JDW 2008.09.10)】
2008.09.10 Jane's Defence Weekly Australia and Boeing end UAV contract <0811-091006>
 オーストラリアが Boeing社との I-View TUAV の契約を9月4日で打ち切った。 I-View は IAI社製で、打ち切りの 理由は許容できない遅延という。 代替え機種の決定は12ヶ月以内に行われる。
【関連記事:0702-122003 (JDW 2006.12.20)】
2008.07.16 Jane's Defence Weekly Australia carries out six-week trial of Heron UAV <0809-071613>
 オーストラリアの国境警備隊 (BPC) が、Heron 1 UAV を同国北部沿岸監視の試験を行っ た。 8回行われた試験は10時間以内の飛行であったが、1回は Heron 1 の限界に近い15時間の飛行を行った。
2008.05.28 Jane's Defence Weekly Problems delay Australian UAV <0807-052808>
 豪陸軍向けに Boeing社と IAI社で開発している I-View UAV は、開発上の問題から IOC が2年遅 れ、2011年になった。 豪陸軍は2006年12月に8機を$138Mで発注している。
【関連記事:0702-122003 (JDW 2006.12.20)】
 豪陸軍が装備する I-View MK250 はパラシュート回収式の UAV で、50㎡以内に正確に着陸する。
2006.12.20 Jane's Defence Weekly Boeing wins TUAV commission for Australian Army <0702-122003>
 オーストラリア国防省が、陸軍の TUAV を$114Mで Boeing社に発注した。 Boeing社 は IAI社と協同で I-View 2個システムと追加機体を納入する。 豪陸軍の TUAV は2009年に運 用が開始される。
 I-View は全長6.7m(註:最大離陸重量240kg)で、1個システムは4機の UAV と2基の地上装置からなる。 カタパルトから発射され、 パラフォイルで回収されるため、狭い場所での運用が可能である。
2006.07 International Defence Review Australia plans UAV trial in remote northwest region <0614-070004>
 オーストラリアが9月に、西海岸パースの北1,500kmの沿岸で、錯雑地形における UAV の監視飛行の検証を開 始する。 試験は30日間にわたる。 試験に使われるのは GA社が保有する Marimers で、MQ-9 Predator B を 改造して洋上哨戒に適したセンサや通信装置を搭載したものである。
 豪海軍は哨戒 UAV を Armidale 級哨戒艇と共同運用する計画である。 
( Mariner 関連記事 IDR 2004.06)
2006.05.29 Aviation Week & ST One-man armies <0612-052909>
 豪空軍 DSTO (Defense Science and Technology Organization) は、一人の操作員が複数の UAV、UGV、UUV を同時 に制御する研究を進めている。
(関連記事 IDR 2004.10)
 2004年には4機の Aerosonde UAV を使用して、展開した Rapier 防空システムの捜索を行い、目標のリアルタイム画像を、8km離れた 3両の UGV に送信した。 2005年末には2機の UAV と1隻の UUV を同時使用した試験を行い、今年3月には5機の UAV と2機の仮想 UAV による電子戦試験を行った。
 次の段階では6機の実機と12機以上の仮想機による試験を計画しているが、50ノード以上の 通信系を如何に構成するかが課題である。  
2006.05.29 Aviation Week & ST Unmanned plan <0612-052908>
 豪国防省は、2020年頃までに NCW の基本装備として新たな大型 UAV の導入を検討している。 AESA レーダ と E/O 機材を搭載する UAV で広域を高々度から偵察監視する構想であるが、米国の Global Hawk や Predator は候補にあがっていな い。
 空軍は19機の P-3C のうち12機は有人機とするが、残りは Global Hawk 級の UAV に偵察 用センサを搭載し運用する。
 また、JSF の補足として UCAV を導入する計画で、当初100機を予定した JSF を70機に減らし、2014年以降 に30機以上の UCAV を装備する。  
2006.04.12 Jane's Defence Weekly Australia moves ahead on TUAV basing plans <0609-041208>
 豪議会が、TUAV を支援する施設を$12.28Mかけて建設することを承認した。 新施設では新 TUAV の運用、訓練、補給整備を実施する 。
 豪陸軍は2005年12月に、IAI社製 I-View 250 TUAV 2個システムを$102Mで購入する決定をしており、I-View 250 は新編される第132 STA 大隊 (Surveillance and Target Aquisition 大隊) に装備される。 第132 STA 大隊は既存の第131 STA 大隊と共に、2007年1月1日に新編される第20 STA 連隊の隷下に入る。
2005.10.03 Aviation Week & ST NOAA and NASA completed the first unmanned air vehicle flight <0520-100310>
 米海洋大気環境管理局 (NOAA) と NASA は9月16日、Aerosonde 気象観測用 UAV を初めて 台風 Ophelia の接近下に飛行させ、所望のデータを収集した。
 UAV はオーストラリア Aerosonde社製で、重量28-lb、翼端長9.5ft、投下ゾンデと測定器材を搭載する。 Ophelia の内部を高度 1,500ft~2,500ftで7時間飛行してデータ収集を行い、情報をハリケーンセンタに送信した。 UAV の飛行間、NOAA の P-3 と空軍の WC-130 が併行して運用された。
2005.08 International Defense Review ADI receives development funding for high-speed UAV <0516-080026>
 ADI社がオーストラリア軍との契約で、Jandu 高速 UAV を開発している。 高速 UAV は偵察任務を持つもの で、必要空域に素早く進出することを狙いとしている。
 Jandu は最大速度350km/h以上で、35kgの搭載能力を持ち、4時間以上の滞空能力が ある。
2005.06.01 Jane's Defence Weekly Australian Army to make TUAV decision soon <0512-060107>
 豪陸軍 TUAV の機種選定は今月末に行われる。 陸軍は Project 129 長期計画に基 づき、15機の TUAV と2基の地上装置を要求している。
 2004年7月に発簡された RfT (Request for Tender) には、ADI/Elbit、Boeing/IAI、BAE/AAI の3グループが名乗りをあげており、それ ぞれ以下の機種を提案している。
 ・ADI/Elbit : Hermes 180Hermes 450
 ・Boeing/IAI : I-View250
 ・BAE/AAI : Shadow 200
2004.10 International Defense Review Australia demonstrates autonomous UAV <0420-100017>
 オーストラリアの Codarra社が、高度なソフトで制御された同社によると初の真の自動飛行機能を持つ UAV (註:UAV の名称は 'Avatar')を開発した。
 Avatar は AOS (Agent Oriented Software)社が開発したソフト'JACK'で制御され、飛行データ、伝送されて くる気象データ、GPS 受信機のデータをリアルタイムで解析し、自動的に最適に飛行経路を選択する。
 豪陸軍の演習場で行われた試験では、目標に至る複数の飛行経路から最短時間経路を自動的に選択し飛行した。
 この技術により一人の操作員が10機の UAV を同時に操作することが可能になる。
2004.01 International Defense Review High-speed 'insect vision' UAV in test flight <0402-010013>
 オーストラリアの ADI社が2003年10月中旬に、昆虫の視覚を応用した追随/誘導システムを持つ高速 UAV の 飛行試験に成功した。
 Cybird-2 は全長3.2m、翼端長2.5mの UAV で、420km/hの速度で90分間飛行できる。 追随/誘導には DSTO (Defence Science and Tevhnology Organization) が研究した、高速で飛翔する昆虫が地上の獲物を捕捉する メカニズムについての成果を応用し、背景クラタの多い複雑環境での移動目標の捕捉追随を容易にしている。
2003.12.03 Jane's Defence Weekly Team form for Australian drone competition  豪陸軍の監視、索敵、戦果評価用 UAV 計画である JP 129 Phase 2 (Joint Project) には、同国最大の軍事産業 ADI社がイスラエルの Elbit社と提携して Hermes システムを売り込んでいるのに対して、Tenix社、Sagem社、Saab社が連携して Sagem社製の Sperwer TUAV を売り込んでいる。
 JP 129 の機種選定は2004年の第1四半期に予定されている。
2003.09 International Defense Review Australia deploys UAVs  4機の豪陸軍 Aerosonde UAVがソロモン諸島政府の実施した 'Anode' 作戦に参加 し支援した。

 派遣されたのは豪陸軍第131捕捉監視大隊の一部である。

2003.05 International Defense Review Further applications emerge for long-endurance mini UAV  オーストラリアの Aerosonde社製の、Aerosonde 長時間滞空 UAV が、米太平洋軍の Weather-Scout UAV 計画の候補 にあがっている。
 この計画は Loint Tyhoon Warning Center が必要とする台風情報の70%をカバーするはずであった日本の地球観測衛星 GMS-5 の失敗で 浮上した。
 Weather-Scout UAV への要求は750nmの行動半径であるのに対して、Astrosonde は1998年に大西洋を横断し、27時間の滞空記録と、 3,700kmの飛行距離を記録している。
2003.04 International Defense Review Australia pursues manned/unmanned surveillance mix  豪空軍は AP-3C Orion 19機の後継として、有人機と UAV を組み合わせる Air 7000 計画を 進めている。
 2004~2005年に行われる Air 7000 Phase 1 では2009~2010年運用開始する UAV の調達を、2007~2008年に予定されている Pase 2 で は有人機の調達を行う。
 Air 7000計画は、Global Hawk の適合性検討と並行して行われているが、フランスの SAGEN社は、100機以上が仏、独、蘭、デンマーク、スウェーデンで採用されている Sperwer の滞空時間を2倍の12時間に延ばした LE ( Long Endurance) 型を提案している。
2002.09.25 Jane's Defence Weekly Australia finds the ANSER to improved UAV images  BAE社とシドニー大学の共同研究チームが、2機の UAV 機を使用した DDF (Decentralised Data- Fusion) の試験に成功した。
 重量45kgの Brumby Mk 3 UAV には、センサ、航法装置の他に、無線 LAN を使用して UAV 相互の通信を行う 通信機が搭載され、地上目標の捕捉、データ統合、通信を行う。
 今年後半に予定されている次回の試験では、4機の UAV を使用する計画になっている。
2002.07.08 Defense News Preparing to share the skies
= 欧米での民間空域における軍用 UAV 運行規則制定の現況 =
米 国
 DoDと連邦航空管理局は2001年から運行規則制定作業を開始、2003年には草案を策定し2005年の法案制定を予定している。
欧 州
 各国で検討が進められているが、共通の規則策定作業は未実施。
豪 州
 唯一 UAV の運行規則を制定している。 但し同国の広大な空域で軍への規制はほとんどないという。
南アフリカ
 UAV の運行規則をまもなく制定する模様。  
2001.06 International Defense Review Australian UAV begins flight trials  オーストラリアの Sonacom社とシドニー大学が共同で開発している VTOL UAV Mirli の初飛行が行われ、10月には 1/2 モデルによる全自動飛行が予定されている。
 Mirli は固定翼の VTOL UAV で、翼やエンジンナセルのチルトは行わないで、失速ターンの後前進速度に 達するまで降下する。
 Mirli は艦載での運用が考えられており、その主要諸元は
・翼 端 長: 5m
・ロータ径: 2m
・自  重: 150kg
・速  力: 200kt以上
・航続距離: 1,000km
・滞空時間: 5時間
となっている。
 オーストラリア軍の TUAV に対する運用要求では、BAAS (Broad Area Aerial Surveilance) と FAAS (Focal Area Aerial Surveilance) の2つの捜モードが求められており、このため Mirli には SAR, FLIR, EO 等のセンサが搭載され、ソノブイ投下も可 能になっている。
2001.06 International Defense Review Eagle Eye development offered to Australia  Bell ヘリコプタはオーストラリアに対し、チルトロータ UAV の Eagle Eye のライセン スを譲渡する。
 もしオーストラリア陸軍が ARH-1Z 攻撃ヘリを採用することになれば、Bell社は UAVAL (UAV Australia Limited)社に対し、実物大 Eagle Eye の開発の継続と生産を委譲する。
 Bell社は、Eagle Eye を、現有の Jindalee OTH レーダや、採用が検討されている B-737 AEWAC 機の補完用として考えている。
( Eagle Eye UAV についての FAS のページ )