Jernas とは Rapier FSC (Field Standard C) の輸出型で、ミサイルは Rapier Mk2 を基本にしている。
「インドネシア、中国からの・・・」
2005.12.21
Jane's Defence Weekly
Singapore signs deal for 12 F-15SG fighters
<0602-122102>
シンガポール国防省が12月12日に、12機の F-15SG を調達することで商談をまとめた。 また更に
8機のオプション契約もあり、最終的に20機になる可能性がある。 F-15SG はシンガポールに特化した F-15 の
最新型であるが、細部は公表されていない。
この契約では合わせて
AIM-120C AMRAAM × 200
AIM-9X Sidewinder × 200
GBU-38 JDAM/BLU-111 × 50
AGM-154A JSOW/BLU-111 × 30
AGM-154C JSOW × 30
も調達される。
今回の契約は A-4SU Super Skyhawk の更新用であるが、2015年には20機ある F-5S Tiger U も更新時期を迎える。 ただしこの分は
F-35 JSF になる模様である。 シンガポールは Security Co-operation Participant として
F-35 の開発に参画している。
2005.11.09
Jane's Defence Weekly
Israel considers extended-range F-15 capability
<0523-110904>
Boeing社がイスラエルに、長距離型の F-15I の新規購入又は在来機の改造を提案している。 イスラエルは
現在 F-15E の派生型である F-15I 25機のほか、F-15A/B を21機、C/D を31機の合わせて77機を保有している。
Boeing社は現在米空軍向けに F-15E+ 計画を進めているが、長距離型の要求は米空軍からも
あり、そうなれは F-15F と言うべき機体になる。
Boeing社の F-15 生産ラインは韓国の F-15K 40機の生産で2008年までは維持され、シンガポールとの
F-15T 20機の商談が纏まれば、更に生産ラインの延命が可能になる。
2005.10.19
Jane's Defence Weekly
China favoured for Malaysian air-defence solution
<0521-101904>
マレーシアの中高空 SAM 計画に中国が KS-1/KS-1A をロシアの 9K37 Buk-1 SA-11) に対抗して売り込んでい
る。 この契約が成功すれば KS-1/KS-1A の初めての輸出となる。
マレーシアの陸上防空は現在 Starbust、Javelin などの限られた低空防空システムだけである。
【註:】
2005.10.05
Jane's Defence Weekly
Israel bolsters EW business in Vietnam
<0520-100503>
イスラエルがベトナムに対して武器輸出を積極的に働きかけている。
2〜3週間前には IAI社の子会社である Elta社の関係者が EW システムの商談にハノイを訪問している。 対
象となっているのは車載の EW 装置一式の様で、金額は数億円と見られる。 Elta社は明らかにしないが、機種は EL/K-1250 VHF/UHF
COMINT の様であるが、Elta社は旧式の EL/K-1250T もまだ販売している。
9月中旬には3名のイスラエル軍事産業関係者がハノイを訪問し、ボムレットを運搬する砲迫弾の技術移転につ
いて交渉を行っている。
2005.10
Jane's Missiles & Rockets
Malaysia plans more missiles
<0521-100029>
マレーシアがパキスタンから、射程3kmの Baktar Shikan (HJ-8C) 対戦車ミサイルの追加購
入を計画している。 最初の購入は2001年に契約され、2004年に納入されている。
Baktar Shikan は中国 Norinco社製 HJ-8C Red Arrow のパキスタン製で、弾頭はパキスタンの設計に代わっ
ている。
2005.10
Jane's Missiles & Rockets
Indoneisia announces missile and rocket co-operation with China
<0521-100022>
インドネシアが8月5日に、射程150kmのミサイル及びロケット弾の開発で、
中国と提携したと発表した。 協力協定は4月に調印された。
インドネシアは6月1日に、LAPAN (National Aeronautics anad Space Agency) 製ロケット9発の発射試験を行うと発表している。
東南アジアには、冷戦時代にソ連がベトナムにロケット弾を提供したのを除き、地上発射型の SSM や長距離ロケット砲は配備されてい
なかった。
2005.09.14
Jane's Defence Weekly
Singaporean air force selects F-15 over Rafale
<0519-091401>
シンガポールの次期戦闘機は F-15T に決まった。 但し、A-4SU Skyhawk の後継として
20機予定されているのに対し、F-15T の発注数は8機で、残る12機は F-35 JSF 又は UAV になる可能性
がある。
シンガポールは Security Co-operation Participant として F-35 JSF の開発に参画しているが、JSF が配
備可能になるのは10年以上先になる。
10年後にシンガポールは F-5S の後継も必要とするが、こちらは JSF になると見られる。
2005.06.29
Jane's Defence Weekly
Indonesia aims for 'green water navy' capability
<0514-062905>
インドネシア海軍は、それまでの沿岸海軍から外洋海軍への変換を目指し、軍の再構築を実施している。 その一環として、既存の
西部艦隊と東部艦隊の担任区分を変更して、新たに中央艦隊を創設する。
2005.05.19
Yahoo
読売新聞記事
<0510-051902>
インドネシアが中国からミサイル技術の供与を受ける見通しとなった。 インドネシアは米国からの軍事協力
凍結などで兵器の老朽化が目立ち、中国やロシアなどから装備調達を図っている。
中国は研究用ミサイルを提供し、インドネシアは中国人技術者の指導の下で技術を吸収して、当面は射程15〜30kmミサ
イルの自主開発を目指す。
2005.04.25
Aviation Week & ST
Singapore sling
<0510-042506>
Eurofighter Typhoon がシンガポール空軍の Super Skyhawk の後継機種選定から除外された。
同空軍は20機を装備する意向で、候補には仏の Rafale と米の F-15 が残っており、2005年
中頃に機種決定する。
また、サウジアラビア空軍も Rafale の導入を検討しているとみられ、これまで英との政府間合意で進めていた Eurofighter Typhoon
の購入を見直す意向を示している。
2005.03.09
Jane's Defence Weekly
Singapore close to finilising fighter decision
<0507-030902>
シンガポール空軍の A-4SU 機の後継機となる NFRP (Next Fighter Replacement Programme) は、ここ2〜3ヶ月で結論を出すと見られ
る。 候補にあがっているのは F-15T、Rafale、Typoon の3機種で、F-18E/F、F-16 Block 60、Su-30MK は
2003月10月10日に候補から落ちた。
調達数は8〜20機であるが、2015年頃には F-5 も機種更新を迎えるので、最終的な機数は60〜80になる。
ただし2008年には NFRP を追加購入するか JSF を装備するかの選択も起こると見られる。