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「大宇造船、潜水艦の海外輸出に成功 韓国初」
「ロシア製潜水艦の引き渡し完了=越」
「アジアは潜水艦軍備競争状態、日本はインドに潜水艦輸出の可能性―米メディア」
アジア太平洋地域で通常動力型潜水艦が主役になっている。
・そうりゅう型
「韓国大宇造船海洋、マレーシアから軍艦6隻を受注」
「北朝鮮の潜水艦保有隻数は78隻 米国上回り世界トップ」
「米供与の巡視船、2隻目配備=南シナ海の警備強化―比海軍」
「韓国が設計したインドネシア海軍の揚陸艦艇マカッサル―中国報道」
「東、東南アジアも軍拡競争の時代に ベトナムの潜水艦による接近阻止戦略」
「東南ア諸国、対中潜水艦の調達着々 ベトナムはロシアから」
「韓国に潜水艦3隻受注 技術移転含む=インドネシア」
「韓国造船企業、インドネシア潜水艦3隻を受注…1400トン規模」
「韓国、潜水艦輸出の道開く…インドネシアと単独交渉へ」
「フィリピン、新フリゲート艦を購入 緊張が高まる可能性」
「ベトナムの潜水艦、中国初の空母の最大の脅威に?」
「ロシアが潜水艦ミサイル発・・・」
「マレーシア政府、韓国に多・・・」
「北朝鮮潜水艦の衛星写真 ・・・」
2024.12.11
18:29毎日新聞
「殺し屋雇った」発言のフィリピン副大統領、出頭せずパーティー開催
<2501-121119>
マルコス比大統領夫妻に対し「殺し屋を雇った」などと発言し、国家捜査局から出頭命令を受けていたサラ副大統領が、11日に出頭に応じなかった。 サラ副大統領は同日、報道陣を集めて感謝祭パーティーを開催し、波紋を呼んでいる。
捜査局はサラ副大統領の発言について「重大な脅迫と反テロ法違反」の疑いで捜査するとして、11月29日に出頭するよう求めたが、サラ副大統領の都合で延期されていた。 捜査局は「サラ副大統領が出頭に応じなくても、すでにある証拠に基づいて捜査を継続する」としている。
地元メディアによると、サラ副大統領はこれまでに「陳述書を提出すれば、出頭は必要ないと弁護士が言っていた」と説明し、出頭日が決まった後、同じ日にパーティーを開くと発表しており「捜査局との対決姿勢を示している」とみられている。
2024.09.24
Janes
Singapore commissions first two Invincible-class submarines
<2410-092414>
シンガポールは、同国初のInvincible級 (Type 218SG) ディーゼル電気潜水艦 (SSK) 2隻を就役させた。
両艦は、それぞれInvincibleとImpeccableと名付けられ、9月24日にRSSシンガプーラ・チャンギ海軍基地で開催された就役式で就役した。
これらの潜水艦は、シンガポール共和国海軍 にType 218SG SSK 4隻を装備する計画の一部である。
両艦は、2013年と2017年にドイツの造船会社tkMS社とシンガポール国防省との間で締結された2件の別々の契約に基づいて発注された。
2024.06.19
09:03Korea Wave
韓国HD現代重工業、フィリピンを中核拠点にK-艦艇拡大へ…哨戒艦進水式
<2407-061908>
韓国の造船大手「HD現代重工業」は18日、蔚山本社で3,20t級フィリピン哨戒艦の1番艦であるミゲル・マルバールの進水式を開いたと明らかにした。
ミゲル・マルバールは全長118.4m、幅14.9m、巡航速度15kt、航続距離8,330kmの最新鋭艦で、対艦ミサイルや垂直発射機、AESAレーダなど、先端兵器を搭載する。
HD現代重工業は2020年と2021年にフィリピン海軍に引き渡したフリゲート艦2隻に対する保守整備を受注し、フィリピン海軍の近代化事業を積極的に支援している。
2024.03.30
06:09Defense News
Fincantieri inks $1.3B deal with Indonesia for two patrol ships
<2404-033002>
イタリアのFincantieri社が3月28日、インドネシア海軍に4,900tの洋上哨戒艦 (PPA) 2隻を納入する契約を締結したと発表した。 €1.2B ($1.3B) のこの契約により、イタリア海軍向けに建造中のPPA多目的洋上哨戒艦2隻がインドネシアに納入される。
Fincantieri社の報道資料によると、現在、リヴァ・トリゴソ・ムッジャーノの統合造船所で建造中の全長143mの2隻は艤装中である。
Defense Newsは10月にイタリアがこの売却をめぐってインドネシアと協議中であると報じた。 当時クレムナゴ国防次官は、「どの艦がインドネシアに行くかは明らかではない。 それは契約がいつ結ばれるかによる」と述べていた。
2023.10.16
Janes
Malaysia allocates MYR2.4 billion for three more littoral mission ships
<2311-101615>
マレーシアのアルワン首相が10月13日に議会で2024年の予算要求について、Keris級LMS 3隻をMYR2.4B ($507M) で追加建造することを明らかにした。
中国の武昌造船が建造したKeris級LMSは全長68.8m、幅9m、喫水2.8m、満載時排水量700tで、速力22kt、15kt巡航での航続距離2,000nmの性能を持つ。
マレーシア海軍は現在、Keris級LMSを4隻装備している。
2023.09.19
Janes
Hanwha Ocean offers variant of KSS-Ⅲ submarine for Philippine Navy's requirements
<2310-091912>
韓国Hanwha社が、フィリピン海軍が2隻建造する潜水艦に提案したKSS-Ⅲの最新型を公表した。
提案は韓国海軍が装備しているJangbogo-Ⅲを元にした全長77m、幅9.7m、水上排水量2,800tで、リチウムイオン電池を搭載する。
2023.07.22
01:15Defense News
Singapore's Navy receives first of four new German-built submarines
<2308-072202>
シンガポールがドイツThyssenKrupp社に4隻発注したType 218SG潜水艦の一番艦が7月20日、民間の重量物運運搬船でシンガポールのChangi海軍基地に着いた。 二番艦は2022年12月に進水している。
Type 218SGは全長230ft、潜航時排水量2,200tのX字蛇艦でAIPで推進する。
2023.06.20
Janes
Singapore's Type 218SG submarine begins journey home
<2307-062023>
シンガポールがドイツTKMS社に4隻発注したType 218SG SSKの二番艦Impeccableが8月1日頃にシンガポールへ到着する。
Impeccableは5月に重輸送船に乗せられ、アフリカ南端経由でシンガポールへ向かっている。
一番艦のInvincibleは2019年2月に進水しておりImpeccableは三番艦Illustriousとともに2022年12月に進水した。
【註】
Type 218SG SSKは全長70m、水中排水量2,200tで、水上速力10kt、水中速力15kt、潜航深度300mの性能を持つ。
2023.05.17
Jane's Defence Weekly
Singapore to relace corvettes with frigate-sized MRCVs
<2307-051703>
シンガポール海軍が装備しているVictory級コルベット艦6隻に代わるMRCVのサイズについて公式な発表はないが、フリゲート艦よりやや大型でLSTより小型になる模様である。 一番艦は2028年に引き渡される。
飛行甲板を持つシンガポール海軍のEndurance級揚陸艦は満載時排水量8,000tでFormidableフリゲート艦は3,300tである。
MRCVは全長が110~130mで76mm砲を搭載し、VLSを装備する。
2023.04.26
Jane's Defence Weekly
Thailand taskes delivery of Chinese-built Type 071E LPD
<2306-042608>
タイが2019年に発注していたType 071E LPDが4月9日に、上海で滬東中華造船から引き渡された。
タイ海軍が受領した全長213m、幅28m、喫水17.4m、速力25kt、実用航続距離10,000nm以上のLPDは、中国海軍Tpe 071の輸出仕様で、初の輸出になる。
2023.04.05
Jane's Defence Weekly
ST Engineering wins contract for Singapore's new MRCs
<2305-040517>
シンガポールが3月28日、ST Engineering社に多目的戦闘艦MRCV 6隻を発注したと発表した。
シンガポール国防省は2018年7月にVictory級コルベット艦をMRCVに換装すると発表していた。
MRCVの詳細は公表されていないが、公表された図から76mm砲とVLSを装備したヘリ搭載艦で、2本のインテグラルマストを装備している。
対艦ミサイルはこのマストの間に装備されると見られる。
2023.02.15
Jane's Defence Weekly
Indonesia decides to buy corvettes from South Korea
<2304-021507>
インドネシア国防省が2022年12月7日、一時拒否していた元韓国海軍浦項級コルベット艦の購入を承認した。 納入期限を2023年12月31日とした。
浦項級は韓国が1984年~1993年に24隻就役させた全長88m、満載排水量1,220tのコルベット艦で76mm砲と40mm砲を搭載し、対艦ミサイルや軽魚雷を発射する発射機を装備している。
2023.02.08
Jane's Defence Weekly
Smoke and mirrirs
<2304-020804>
・Cost overruns
・Political turmoil
・Damning report
・'Mobilisation' phase
・Revolving doors
2023.01.20
16:35日経新聞
フィリピン沿岸警備隊、能力大幅強化 保有大型船3.5倍
<2302-012007>
フィリピン沿岸警備隊 (PCG) のアブ長官が20日に海上警備能力を大幅に強化する方針を明らかにした。 海難事故などへの対応能力向上に加え海洋進出を進める中国を牽制する狙いが見られる。
計画では、現在2隻保有する全長97m級の大型巡視船を新たに5隻以上増強するほか、南シナ海に接する拠点の増強を検討するもので、多くを国際協力機構 (JICA) に支援要請するとみられる。 現在PCGが保有する97m級巡視船2隻はいずれも日本が供与したものである。
アブ長官は同日、フィリピンを訪問したJICAの田中理事長に巡視船を紹介した後、記者団に97m級の船を追加で5隻保有することを計画していると明らかにした。
【註】
「97m級の大型巡視船」とは、海上保安庁が保有する中で3番目に大きな2,000t級のひだ型 (95.0m) に匹敵する。
2022.10.19
Jane's Defence Weekly
Malaysia launches long-delayed 1,800 tonne patrol vessel
<2302-101901>
マレーシア沿岸警備隊 (MMEA) 向けにマレーシアTH重工社が3隻建造する外洋哨戒艦 (OPV) の一番艦が10月10日に進水した。 MMEAへの引き渡しは2023年中頃になる。
このOPVは全長83m、幅13.7m、喫水3.75m、基準排水量1,890tで、速力22kt、12kt巡航での航続距離5,000nmの性能を持つ。
トルコAselsan社製30mm遠隔操作砲を装備し、1丁以上の12.7mm機銃を搭載できる。
2022.10.05
Jane's Defence Weekly
Malaysian navy eyes three more Littoral Mission Ships
<2301-100507>
マレーシア海軍が8隻の建造が計画されているSecond Batch LMSと呼ばれている沿岸作戦艦 (LMS) 改良型の最初の3隻をMYR2.4B ($524.84M) で要求した。
マレーシアは最初のLMS 4隻を2017年に中国CSIC社に発注し、2020年1月~2022年1月に受領した全長68.8m、排水量700tの4隻はコタ・キナバルの第11LMS戦隊で就役している。
Second Batch LMSはCSIC以外の数社からの提案が評価されており、米Swiftships社は70.7mの哨戒艦、オランダDamen社は68mのStan Patrol 6811外洋哨戒艦、ドイツのFassme社は70.2mの哨戒艦、マレーシアのPreston社は70mの哨戒艦を提案している。、
2022.07.20
Jane's Defence Weekly
New Zealand's second modernised Anzac-class frigate arrives home
<2209-072007>
ニュージーランドのフリゲート艦改善計画 (FSU) でカナダのビクトリア州で改修されていたANZAC級フリゲート艦Te Manaが工事を終えて7月8日にAucklandのDevonport海軍基地に戻った。
FSUではLockheed Martin加社製CMS 330戦闘管理システムThales社製SMART-S Mk 2 E/F-band 3Dレーダ、MBDA社製Sea Ceptorミサイルシステム、Safran社製Vampir NG IRST装置、Rheinmetall社製Multi Ammunition Softkillシステムなどが装備された。
2022.07.01
03:18Defense News
Philippines awards contract to South Korean shipbuilder for six offshore patrol vessels
<2208-070101>
韓国HHI社が6月27日、フィリピンから2,400t外洋哨戒艦 (OPV) 6隻をKRW744.9B ($573.8M) で受注したと発表した。 納期は2028年という。
Wonhae OPVは全長94.4m、幅14.3mで、速力22kt、15kt巡航での航続距離5,500nmの性能を持ち、76mm砲1門と30mm砲2門を装備するほか、ヘリ及びUAV用の飛行甲板も持つ。
2022.05.04
Jane's Defence Weekly
Measured ambitions
<2207-050409>
・Jose Ruzal class
・Deviations from plan
・Training and operaaionalisation
2022.04.17
16:28日経新聞
タイ、中国潜水艦調達が暗礁 ドイツがエンジン供給拒否
<2205-041703>
タイ政府による、タイが2017年に中国にTHB13.5M(500億円)で発注した潜水艦1隻の建造を請け負う中国国有企業はドイツ製エンジンの搭載を予定していたが、ドイツ側が供給を拒んだため調達計画が暗礁に乗り上げている。
EUから中国への武器輸出は天安門事件を受けた措置で禁止されているが、ドイツMTU社がエンジンを民生用と偽ってて輸出しようとしていた。 ところが、中国からタイへの潜水艦売却がニュースになりエンジン輸出が難しくなったという。
タイ海軍は造船会社の代表者をタイに呼んで協議し、4月末までに結論を出すというが、タイ政府は当初の合意条件通りでなければ契約破棄もあり得るとしており両国関係のしこりとなる可能性がある。
2022.02.23
Jane's Defence Weekly
Indonesia, France to build Scorpènes
<2206-022308>
インドネシアの造船企業PT PAL社とフランスのNaval Groupが2月10日、インドネシア海軍のScorpène潜水艦共同生産で合意した。 2社は2022年中頃に正式契約を行う。
合意には更に2隻をインドネシア国内で建造するオプションも含まれている。
2022.02.09
Jane's Defence Weekly
Malaysia cimmissions its final Chinese-built littoral mission ship
<2206-020905>
マレーシア海軍で4番艦にして最終艦となる沿岸警備艦 (LMS) のRencongが1月28日にコタキナバル海軍基地で就役した。
マレーシアは2017年4月に中国CSICの子会社で武漢市にある造船所に4隻を発注していた。
2022.02.02
Jane's Defence Weekly
Malaysia to procure eight more Littoral Mission Ships
<2205-020213>
マレーシア国防相が1月17日、沿岸警備艦 (LMS) を8隻追加装備すると述べた。
マレーシアは2017年4月に中国CSICに4隻のLMSを発注し、一番艦は2020年1月に就役し、最終艦は2021年12月に受領し1月28日に就役することになっている。
2022.01.12
Jane's Defence Weekly
Philippines signs deal with HHI for two corvettes
<2204-011208>
フィリピン国防省が2021年12月28日、韓国HHI社に新型コルベット艦2隻をPHP28B ($551M) で発注した。
比国防省はそれ以上について明らかにしていないが、同社製HDC-3100の変形と考えられる。 HDC-3100は全長114m、排水量3,100tで25ktの性能を持ち、16セルのVLSと76mm艦載砲を前部に、CIWSを後部に、対艦ミサイル8発を中央部に装備している。
フィリピンは2016年にもフリゲート艦2隻をPHP15.7Bで発注している。
2021.11.03
Jane's Defence Weekly
RMN commissions third Keris LMS
<2201-110316>
マレーシア海軍が10月22日、Keris級沿岸警備艦 (LMS) の三番艦を就役させ、コタ・キナバル(註:ボルネオ北部で南シナ海に面する)近くの基地に配備した。
全長68.8m、幅9m、喫水2.8m、排水量700tのLMSは20mmまたは30mm艦載砲と12.7mm機銃2丁を装備し、速力22kt、15kt巡航での航続距離2,000nmの性能を持つ。
2021.09.01
Jane's Defence Weekly
Indonesia launches replacement for Klewang-class trimaran
<2111-090112>
インドネシアPT Lundin社が海軍から受注した三胴型高速攻撃艇Golokが8月21日に進水した。 Golokは2012年に火災で失ったKlewangの同型艇で、船体と上部構造は炭素樹脂で作られている。
全長は63mでMJP 550ウォータージェット4基で推進し、速力35kt、巡航速度16ktの性能を持ち、RBS15 Mk3 SAM 4発を装備する。
【註】
ニュージーランドの協力で設計され2012年8月に進水したKlewangは全長63m、幅16m、排水量219tの三胴船形の高速艇で、C-705対艦ミサイル4~8発とType 715 CIWS 1基が装備されることになっていたが、洋上試験中の2012年10月に火災を起こし沈没した。
2021.06.23
Jane's Defence Weekly
Manila reveals more details about sub plans
<2108-062306>
6月8日に定年で退役するフィリピン海軍司令官のバコルド中将が7日に国営PNA通信で同国の潜水艦装備計画について、PHP70B ($1.47B) で2隻の建造を計画していると述べた。
この計画にはフランス、韓国、トルコ、インドなどが売り込みを行っているが、非公式ながらシンガポールが同国の中古潜水艦の売り込みを打診しているという。
2021.06.23
Jane's Defence Weekly
Indonesia selects FREMM design for frigate programme
<2108-062302>
イタリアのFincanrieri社が6月10日、インドネシアがMartadinata級2隻の後継に計画しているフリゲート艦6隻についてBergamini級FREMMを選定したと発表した。
この受注戦にはオランダDamen社のSigma 10514、三井造船の60FFM、英Babcock社のArrowhead 140も候補に挙がっていた。
2021.06.10
Defense News
Indonesia orders six FREMM frigates from Fincantieri
<2107-061006>
イタリアFincantieri社が6月10日、インドネシアからFREMMフリゲート艦6隻を受注したと発表した。 インドネシアはこの他に、伊海軍で退役する予定のMaestrale級フリゲート艦2隻も改修して購入するという。
この契約でFincantieri社は伊海軍から10隻、エジプト海軍から2隻、米海軍から2隻と合わせて20隻のFREMMを受注したことになり、この他にエジプトから2隻、米国から8隻のオプションも受けている。
【註】
インドネシアのフリゲート艦では日本もFFMを元にして売り込みを行っていた。
2021.06.09
Jane's Defence Weekly
Seoul, Manila hold talk on PN's sub requirements
<2108-060913>
韓国DSME社が5月27日、フィリピンが韓国と次期潜水艦についての協議を進めていることを明らかにした。 フィリピンは2023~2028年の防衛力近代化計画Horizon Threeに潜水艦の建造を挙げている。
韓国が売り込みをかけているのはDSME 1400の改良型であるDSME 1400PNという。
2021.05.28
Jane's 360
Seoul, Manila continue talks on meeting Philippine Navy's future submarine requirements
<2106-052807>
フィリピンの次期潜水艦を巡って韓国とフィリピンが協議を続けている。 韓国DSME社が5月27日、フィリピン国防省の調達担当次官が12日に韓国潜水艦隊司令部を訪問し、訓練を含む協力について協議した。
フィリピンは2011年から、Nagapasa級 (DSME 1400) 潜水艦の改良型であるDSME 1400PNをトータルパッケージとして導入している。
2021.05.26
Jane's Defence Weekly
PN receive first Shaldag Mk Ⅴ boats in 2022
<2107-052606>
フィリピン海軍司令官が、海軍が8隻装備する計画のイスラエル製Shaldag Mk Ⅴミサイル搭載型高速哨戒艇 (FAIC-M) の最初の3隻が1Q/2022年に引き渡されると述べた。 比海軍は全長32.65mのFAIC-Mのうち4隻にRafael社製Spike NLOSを、残りの4隻には機関銃と機関砲を装備する計画という。
PHP10B ($209.4M) で発注したShaldag Mk Ⅴは比海軍のCavite造船所で武装されるという。
2021.04.21
Jane's Defence Weekly
Indonesia commissions third Nagapasa-class submarine
<2106-042107>
インドネシア海軍のNagapasa級 (Type 209/1400) 潜水艦の3番艦にして最終艦となるAlugoroが4月6日にNatuna諸島のGreat Natuna島で就役した。
Alugoroは韓国DSMEと共同でインドネシアの国営PT PAL社で建造された初の潜水艦で、3月にPT PAL社からインドネシア海軍へ引き渡されていた。
2021.04.21
Defense News
Rescue vessels begin search for missing Indonesian submarine
<2105-042102>
バリ島近海で魚雷発射訓練中の53名が乗り組んだインドネシア海軍の潜水艦Nanggalaが4月21日早朝に消息を絶ったのを受け、シンガポール海軍の潜水艦救難艦Swift Rescueが同日午後にバリに向け出航した。 Swift Rescueはインドネシア海軍と協力して捜索に当たるが、Nanggalaからの最後の消息を確認した水深700~800mの現地では、既にインドネシア海軍のコルベット艦2隻などが捜索を行っている。
シンガポールとインドネシアは2012年に救難協定を結んでおり、インドネシアは米国を含む他の国々とも同様の協定を結んでいる。
Swift Rescueは海軍艦でありながら契約した民間人が乗り組んでいる。
2021.04.21
共同通信
インドネシア潜水艦が行方不明 53人乗り、捜索を開始
<2105-042101>
インドネシア軍幹部が21日、53名が乗った潜水艦が訓練中に連絡を絶ち行方が分からなくなり、捜索を始めたと明らかにした。 潜水艦は21日未明、バリ島北方95kmの海域で訓練をしていたが、海軍の報道官は「水面下に入ったと報告があった後、すぐに連絡が取れなくなった」と話した。 インドネシア政府はオーストラリアとシンガポールに支援を要請したという。
ロイタ通信によると、潜水艦は1978年にドイツで建造されたNanggalaで、インドネシア海軍が持つ潜水艦5隻のうちの1隻だった。
【註】
Nanggalaはドイツで輸出用に開発された209シリーズで水上排水量1,306tのType 209/1300で、ドイツで2隻建造され1981年に就役した。 その後2005~2006年に韓国でバッテリーの交換とエンジンのオーバーホールが行われている。
つづく水上排水量1,280t、水中排水量1,412tのType 209/1400は3隻が韓国で建造され、4隻目はインドネシアでライセンス建造されている。
2021.03.31
Jane's Defence Weekly
PN inducts final José Rizal-class frigate
<2105-033107>
フィリピン海軍が韓国HHI社に2隻発注していたフリゲート艦の二番艦が2月9日に蔚山で比海軍に引き渡されて13日にフィリピンへ到着し、19日にマニラ南港で就役式典が開かれた。
全長107.5mのこの艦は、韓国海軍が装備しているFFX-1を小型化したHDF-3000仕様で、2016年にHHI社にPHP16B ($329M) 、別に武装と弾薬にPHP2Bで発注されていた。
2021.03.18
中央日報
韓国技術移転の潜水艦、インドネシアに引渡
<2104-031802>
インドネシアの国営PAL造船所で17日、潜水艦Alugoroの引渡式が行われた。 1,400tの小型潜水艦Alugoroは大宇造船海洋 (DSME) がPALL造船所と共に2011年にインドネシア国防省から受注した3隻の最終艦で、DSMEの技術移転で現地で組み立てを行った。 1、2番艦は2017年、2018年に韓国内で建造され、インドネシア海軍に引き渡された。
DSMEは今回の3隻とは別に4~6番艦建造も受注したが、インドネシアは現在まで契約金を納入しておらず進展がないという。
2021.03.05
Jane's 360
RMN commissions second Keris-class Littoral Mission Ship
<2104-030511>
マレーシアが2017年に中国に4隻発注した沿岸警備艦 (LMS) の二番艦Sundangが就役し、3月5日に母港となるコタキナバルで就役式典が行われた。
1月24日に上海に近い啓東で引き渡されたSundangは、一番艦のKerisと第11沿岸警備隊を編成する。
2021.02.17
Jane's Defence Weekly
Philippines' second and final José Rizal-class frigates arrives
<2104-021712>
フィリピンが韓国HHI社に発注していた全長107.5mフリゲート艦の二番艦にして最終艦のAntonio Lunaが2月9日にカポネス島に入港し、一番艦のJosé Rizalと並んだ。 このあとスービック湾へ向かう予定になっている。
José Rizal級フリゲート艦は韓国のFFX-1をやや小型化したHDF-3000で、2016年にPHP16B ($315M) でPHP2Bの武器弾薬と共に発注されていた。
2021.02.08
Jane's 360
Update: Philippine Navy's second José Rizal-class frigate leaves South Korean shipyard
<2103-020802>
フィリピンが韓国HHI社に2隻発注した107.5m多用途フリゲート艦の2隻目が、2月5日にスービック湾に向けて蔚山のHHI社造船所を出航した。
2020.12
International Defence Review
New look: RNZN awaits arrival of modernised Anzac frigates
<2101-120014>
・Requirements scoping
・Acquisition strategy
・Implemetation porgramme
・New Combat System Traner facility
2020.11.27
Jane's 360
Naval Group opens Manila office in pursuit of submarine deal
<2012-112704>
フランスのNaval Group社がフィリピン海軍からの通常動力潜水艦受注を見込んでマニラに事務所を開設した。
フィリピンは南シナ海における領土保全の要求の高まりを受け、2023年~2027年のHorizon Three計画にあげていた潜水艦2隻の建造を2022年までのHorizon Twoに前倒ししようとしている。
2020.11.18
Jane's Defence Weekly
Malaysia issues RFP for additional LMSs
<2101-111809>
マレーシア海軍が国内外の造船企業に対し、沿岸警備艦 (LCS) の第二次期建造についてのRfPを発簡した。
第二次の建造隻数は公表されていないが、大きさは全長70m~85m、排水量1,500t以下で、57mmまたは76mm砲門と30mm砲2門を装備するなど第一次建造の4隻より大きくなると見られている。
【註】
第一次建造のKeris級沿岸警備艦は全長68.8m、排水量700tで、、20mmまたは30mmの遠隔操作砲1門と12.7mm機銃2丁の取り付け位置を持っている。
2020.10.14
Jane's Defence Weekly
Sub-surface ambitions
<2012-101417>
・India
・South Korea
・Vietnam
2020.09.16
Jane's 360
Malaysia evaluates options for second batch of Littoral Mission Ships
<2010-091605>
マレーシア海軍が第2次LMS建造計画を開始した。 計画には米Swiftship社、蘭Damen社、独Fassmer社、マレーシアのPreston社と、マレーシアのDestini社とDamen社の合弁会社が名乗りを上げている。
各社はSwiftship社が70.7m級、Damen社が68m級、Fassmer社が70.2m級、Preston社が70m級を提案している。
【註】
マレーシアは2017年4月に中国に4隻の68.8m級LMSを発注し、最初の2隻は中国で、残りの2隻はマレーシアの建造することにしていたが、のちに経費を削減のため4隻全てを中国で建造することにした。
2020.08.12
Jane's Defence Weekly
RNZN commissions new fleet support vessel
<2010-081209>
ニュージーランドの洋上補給艦Aotearoaの就役式典が7月29日にオークランドのDevonport海軍基地で行われた。
全長173.2も、幅24.5m、喫水8.5m、排水量16,000tのAotearoaは2016年に韓国HHI社にNZD493M ($317M) で発注され、15日間の航海を経て6月26日にオークランド港に入港していた。
同艦は8,000tのディーゼル油、1,550tの航空燃料、250tの真水を運べるほか、日量100tの真水を精製できる。 またSH-2G SeaspriteヘリまたはNH90中型ヘリ1機の搭載が可能である。
2020.07.22
Jane's Defence Weekly
Philippins commissions its first José Rizal-class frigate
<2009-072211>
フィリピン海軍が2016年に$337Mで韓国HHI社に2隻発注して建造していたJosé Rizal級フリゲート艦の一番艦が完成し、7月10日にスービック湾のAlava岸壁に接岸した。
José Rizal級は韓国海軍仁川 (FFX-Ⅰ) 級フリゲート艦を元にしたHDF-3000仕様で、全長107.5m、幅13m、喫水6.9m、排水量2,600tにディーゼルエンジン4基を搭載したCODAD推進により、速力25kt、15ktでの航続距離4,500nmの性能を持つ。
装備は76mm艦載砲のほかトルコAselsan社製SMASH 30mm遠隔操作砲1門と両舷にSIMBAD-RC SFORAD発射機を1基ずつ装備しているほか、VLSを搭載できる様にも設計されている。
2020.07.08
Jane's Defence Weekly
RNZN welcomes new fleet support vessel
<2009-070810>
ニュージーランド海軍が韓国現代重工 (HHI) 社に発注していた洋上補給艦Aotearoaが、6月26日に15日間の航海を終えオークランド港に入港した。 今後、2017年12月に退役したEndeavourの後継艦としてニュープリモスを母港に7月末に就役する。
全長173.2m、幅24.5m、喫水8.5m、排水量26,000tのAotearoaは極海コードに準拠し、極海レベル6に耐えられるようになっている。
積載能力はディーゼル油8,000t、航空燃料1,550t、真水250tであるが、日量100tの真水精製能力もある。
【註】
極海コードとは「極海域における船舶運航のための国際基準」で、極海レベル6は7段階あるレベルの緩い方から2番目の、"Summer/autumn operation in medium first-year ice, which may include old ice inclusions"と定義されている。
2020.06.26
Jane's 360
RNZN's new fleet support vessel arrives in New Zealand
<2007-062605>
韓国蔚山のHHI社で建造されたニュージーランド海軍の洋上補給艦Aotearoaが6月26日、15日間の航海を経てオークランドに入港した。 同艦は2017年12月に退役したEndeavourの後継として7月下旬にDevonport海軍基地で就役する。
全長173.2m、排水量26,000tのAotearoaは軽油8,000t、航空燃料1,550t、真水250tとEndeavourより30%多い燃料を積載でき、20ft標準コンテナ14個を搭載できるほか、日量100tの真水を精製できる。
2020.06.10
Jane's 360
New Zealand's new replenishment vessel begins journey home
<2007-061003>
ニュージーランド海軍が韓国HHI社に発注していた洋上補給艦Aotearoaが6月10日に韓国を出航しニュージーランドへ向かった。
2019年4月に蔚山で進水したAotearoaは全長173.2m、幅24.5m、排水量26,000tと、就役すればニュージーランド海軍最大となり、ディーゼル油8,000t、航空燃料1,550t、真水350tを洋上で補給できる。
2020.04.29
Jane's Defence Weekly
RMN's second Scorpene-class submarine returns to service
<2006-042907>
マレーシア海軍が保有するScorpène級攻撃型潜水艦の二番艦Tun Razakが18ヶ月に及ぶ改修を終え4月16日に戦列復帰した。
2009年10月に就役した同艦は改修を終え、2019年末から洋上試験を行っていた。
2020.03.11
Jane's Defence Weekly
Singapore to procure new vessels for MSTF
<2005-031109>
シンガポールの海上保安軍 (MSTF) が固有の艦艇を装備しようとしている。
シンガポール海峡における同国領海における主権の確保と海上からの脅威に対する警備を担当するMSTFは現在、Independent級沿岸警備艦を装備する海軍第182戦隊、Bedok級掃海艦を装備する第194戦隊、同国警察沿岸警備隊と同じ民間仕様の船を装備する第180戦隊を持つ。
【註】
シンガポール海上保安軍は2009年1月に海軍沿岸警備隊を改編して発足した、陸海空軍と並ぶ軍である。
2020.03.06
Jane's 360
Australia delivers sixth Guardian-class patrol boat
<2004-030605>
オーストラリアが3月6日、南太平洋12ヵ国と東チモールに合わせて21隻供与するGuardian級哨戒艇の6番艇を、西オーストラリアのAustal造船所でフィジーに引き渡した。
Guardian級哨戒艇の引き渡しは2023年10月に完了する。
2020.01.15
Jane's Defence Weekly
Indonesia invites proposals for new OPV
<2003-011509>
インドネシア海軍が新型沿岸哨戒艦 (OPV) 建造の事前能力評価に関する提案要求を行った。 提案の期限は1月17日で、この契約はIDR1.09T ($79M) である。
4隻建造される全長90mのOPVのうち、初号艦の建造には少なくとも$340Mかかると見られる。
2020.01.15
Jane's Defence Weekly
Malaysia commissions first Keris-class LMS
<2003-011507>
マレーシアが中国に4隻発注していた沿岸警備艦 (LMS) の一番艦の就役式典が1月6日に上海近くの造船所で行われた。 全長68.8mの同艦は2019年12月31日にマレーシア側に引き渡されていた。 同艦は1月8日にコタキナバル近くのマレーシア海軍基地に回航される。
同級の二番艦は7月12日に同じ造船所で進水しており、4月には就役する計画である。
2020.01.08
Jane's Defence Weekly
Indonesia unveils UAV prototype
<2003-010812>
インドネシア国営航空機企業PTDI社が12月30日、武装MALE UAV Elang Hitamを発表した。
全長8.65m、翼端長16m、MTOW 1,300kgのElang Hitamはかなりの部分が中国のCH-4と同じで、420立の燃料と300kgを搭載できる。
上昇限度は7,000mで、巡航高度は3,000~5,000m、滞空能力30時間以上、戦闘行動半径250kmで、速力235km/h、巡航速度50~180km/hの性能を持つ。
2020.01.08
Jane's Defence Weekly
China transfers two ex-PLAN frigates to Banfladesh Navy
<2003-010811>
中国海軍で退役したType 053H3フリゲート艦2隻をバングラディッシュに引き渡たす式典が12月18日に上海で行われた。
全長112m、幅12.4m、排水量2,200tのType 053H3は双連100mm砲1門と双連37mm砲4門を装備し、YJ-83対艦ミサイルとHHQ-7短距離SAMを装備しているが、YJ-83とHHQ-7はそれぞれC-802AとFM-90Nに換装されると見られる。
2020.01.08
Jane's Defence Weekly
Myanmar Navy commissions its first LPD
<2003-010809>
ミャンマー海軍が12月24日、全長122m、排水量11,300tのLPDを初めて就役させた。 このLPDは韓国Dae Sun造船に発注していたもので、Mil-17 2機を搭載でき、装甲車両15両と兵員250名を輸送できるほか病院船としても使える。
Dae Sun造船は同型艦をインドネシア向けとフィリピン向けにも建造した。
2020.01.08
Jane's Defence Weekly
Malaysua receive first Chinese-built Littoral Mission Ship
<2003-010805>
マレーシアが中国に4隻の建造を発注していた沿岸警備艦 (LMS) の一番艦がマレーシア側へ引き渡される式典が12月31日に啓東の造船所で行われた。
同型の二番艦は2019年7月12日に進水しており、今年4月に完成する。 残りの2隻も2021年中頃に引き渡される計画である。
2020.01
International Defence Review
Indigenous ambitions: Project 75 grows India's submarne ecosystem
<2002-010015>
・Industry ecosystem
・Delivery schedule
・Fuel cell AIP system planned for Project 75 retrofit
・Project 75 submarine design
2019.12.31
Jane's 360
Royal Malaysian Navy receives first Chinese-built Littoral Mission Ship
<01.pdf>2001-123101>
マレーシアから4隻受注した沿岸警備艦 (LMS) の一番艦が12月31日に上海近郊の造船所で引き渡された。 二番艦も同じ造船所で7月12日に進水しており2020年4月に引き渡される。
このLMSは全長68.8m、幅9m、喫水2.8m、排水量700tで、速力22kt、15kt巡航時の航続距離2,000nmの性能を持つ。
2019.11.26
Jane's 360
US to transfer second Hamilton-class cutter to Vietnam
<1912-112609>
11月19~21日にベトナムを訪問していたエスパー米国防長官が、米国が元沿岸警備隊のHamilton級警備艦をベトナムに供与することを明らかにした。 Hamilton級の供与は2隻目になる。
【註】
既報 1912-112006 (ロイタ 2019.11.20) では「警備艇を供与」とあるが、供与されたのは警備艇ではなくフリゲート艦並のHamilton級警備艦であった。
Hamilton級は全長115m、排水量3,250tでOTO Melara 76mm/62砲1門と25mm機関砲2門、20mm Phalanx CIWS 1基などを装備している。
同型艦を供与されたフィリピンは、同国海軍の旗艦として就役させている。
2019.11.20
Jane's Defence Weekly
HHI launches second and final Jose Rizal-class frigate for the Philippine Navy...
<2001-112009>
現代重工業 (HHI) 社がフィリピンから受注したフリゲート艦の2番艦にして最終艦が進水した。
韓国海軍のFFX-Ⅰを小型化した進水したフリゲート艦は全長107.5m、排水量2,600tでOto Melara 76mm Super Rapid砲1門のほか、艦尾にはトルコAselsan社製30mm SMASH砲1門、艦首と艦尾にはそれぞれSIMBAD-RC SAM発射機(註:Mistralを発射するMBDA社製)を装備する。
同型艦2隻の建造は2016年にPHP16B ($316M) でHHI社が受注し、その後PHP2Bで搭載装備等が発注されていた。
2019.11.08
Jane's 360
Australia hands over Guardian-class patrol boat to Solomon Islands
<1912-110803>
オーストラリアが太平洋島嶼国と東チモールの合わせて12ヵ国に供与するGurdian級哨戒艇21隻のうちの1隻が11月8日にソロモン諸島に引き渡された。
Gurdian級哨戒艇は全長39.5m、幅8mで速力20ktの性能を持ち、主装備として30mm砲、両舷に12.7mm機銃を装備できるスペースが確保されている。
2019.11.06
Jane's 360
Singapore’s final Littoral Mission Vessel arrives at home port
<1912-110605>
シンガポール海軍沿岸警備艦 (LMV) の8番艦にして最終艦となるFealessが11月5日、母港となるTuas海軍基地に入港し第182戦隊に配属された。 Fealessは2013年にST Engineering社に発注され、2019年1月に進水していた。
全長80m、幅12m、喫水3m、満載時排水量1,250tのFealessは速力27kt以上、15ktでの航行時の航続距離3,500nmの性能を持ち、Oto Melara 76/62 Super Rapid砲1門、同社製25mm Typoon砲1門、12.7mm遠隔操縦機銃2丁を装備している。
2019.09.25
Jane's Defence Weekly
China lays keel for Royal Thai Navy's first S26T boat
<1911-092508>
武昌造船所で9月5日、タイ海軍向けS26T潜水艦一番艦の船台組み立てが開始された。 起工 (Steel Cut) は2018年9月に行われており、完成引き渡しは2023年に計画されている。
S26Tは中国海軍Type 041(元級)のタイ海軍仕様である。
2019.09.25
Jane's Defence Weekly
China lays keel for Royal Thai Navy's first S26T boat
<1911-092508>
武昌造船所で9月5日、タイ海軍向けS26T潜水艦一番艦の船台組み立てが開始された。 起工 (Steel Cut) は2018年9月に行われており、完成引き渡しは2023年に計画されている。
S26Tは中国海軍Type 041(元級)のタイ海軍仕様である。
2019.09.18
Jane's Defence Weekly
Thailand signs on for Chinese landing platform dock
<1911-091811>
タイ海軍が9月9日に中国CSICL社と、Type 071E LPD建造の契約をTHB4B ($130M) で行った。 タイはこの艦をCSIC社からTHB13.5Bで購入したS-26T潜水艦の支援艦としても使用するという。
Type 071の輸出仕様であるType 071eは全長210、排水量20,000tで、今までタイ海軍唯一のLPDは2008年にTHB5Bでシンガポールに発注し2012年に取得した141mのEndurance級のみであった。
2019.09.12
Defense News
Thailand to acquire amphibious ship from China
<1910-091204>
タイが9月9日に北京で、中国国営造船企業CSIC社とドック型揚陸艦Type 071Eの購入契約を結んだ。 Type 071Eは中国海軍が現在6隻装備しているType 071の輸出仕様で、中国海軍への価格は$130Mであるのに対しタイへの価格は$200.7Mと言う。
全長689ft、排水量25,000tのType 071はType 726 LCAC 4隻と兵員600~800名を搭載でき、格納庫に4機の大型ヘリを搭載でき2機の降着スポットを持っている。
2019.08.14
Jane's Defence Weekly
Philippine Navy commissions Po Hang-class corvette
<1909-081414>
フィリピン海軍が韓国から購入したPo Hang級コルベット艦が8月5日に韓国を離れると同時に就役した。 この艦には比海軍ドック型揚陸艦の2番艦が同行ている。
Po Hang級コルベット艦は2016年12月に韓国海軍で退役した対潜艦で、主として北方境界線 (NLL) 付近での対潜哨戒任務に就いていた。
全長88.3m、幅10m、喫水2.9mで、Oto Melara社製76mm砲2門、40mm双連砲2基、324mm軽対潜魚雷発射管6本を装備している。
2019.08.05
Jane's 360
Philippine Navy commissions ex-South Korean Po Hang-class corvette
<1909-080510>
フィリピン海軍が韓国から購入した2016年12月に退役したコルベット艦が就役した。
韓国ではこのコルベット艦を北方境界線近くでの対潜哨戒に使用していた。
2019.07.24
Jane's Defence Weekly
Malaysia's second Littral Mission Ship enters the water
<1909-072411>
マレーシアが4隻計画しているKeris級沿岸警備艦 (LMS) の2番艦が7月12日に武漢で進水した。 一番艦も4月に同じ造船所で進水している。 このLMS 4隻は2017年に中国CSIC社にMYR1.17B ($289M) で発注し、最初の2隻は中国で、残りの2隻はCSIC社の指導の下でマレーシアのBNS社が建造することになっていた。 しかしながらマレーシアの新政権は4隻全てを中国で建造することで経費をMYR1.05Bに削減した。
Keris級LMSは全長68.8m、幅9m、喫水2.8m、排水量700tで、速力22kt、15ktでの巡航航続距離2,000nmの性能を持ち、20mmまたは30mmの遠隔操作砲1門と12.7mm機銃2丁の取り付け位置を持っている。
2019.07
International Defence Review
Singapore navy confirms 16m-class USVs aboard future unmanned ' mothership'
<1908-070010>
シンガポール海軍が5月に同国で開かれたIMDEX 2019展で、将来6隻保有しているVictory級コルベット艦に代わる次期フリゲート艦にVenus 16 16m級USVを搭載することを明らかにした。
Venus 16は30tで25ktで巡航し、速力40ktの性能を持ち、掃海等の任務に当たるという。
シンガポールは今まで、イスラエルRafael社から購入した9m級のProtector USVを保有していたが、これらはVenus 16と交代する。
2019.06.19
Jane's Defence Weekly
RNZN commissions hydrographic ship
<1908-061915>
ニュージーランド海軍の測量艦Hanawanuiが6月7日に就役した。 デンマークから45日間かけて回航されてきた同艦は元々民間の洋上支援船であったが、2018年8月にニュージーランドがNZD103M ($67.3M) で購入していた。
排水量5,700tのHanawanuiは全長84.7m、全幅18m、喫水6.3mで100tのクレーンを装備し、速力13ktの性能を持つ。
2019.05.29
Jane's Defence Weekly
HHI launches Philippines' first José Rizal-class frigate
<1907-052906>
現代造船 (HHI) 社が5月23日にインドネシアから受注したフリゲート艦の一番艦を進水させた。 二番艦も船台で起工している。
2016年に$337Mで受注したフリゲート艦は韓国海軍のFFX-Ⅰを元にした全長107.5、全幅13.8m、喫水3.65m、排水量2,600tで、速力25kt、15ktで航行して航続距離4,500nmの性能を持つ。
装備としては76mm砲一門と艦尾にトルコAselsan社製SMASH 30mm遠隔操作砲を搭載している。
2019.02.27
Jane's Defence Weekly
TKMS hols launch ceremony for RSN's first Type 218SG sub
<1904-022710>
シンガポールがドイツTKMS社に4隻発注したType 218SG潜水艦の一番艦が2月18日に進水した。 シンガポールへの引き渡しは2021年になる。
全長70m、浮上時排水量2,000t潜航時排水量2,200tのType 218SGは、燃料電池技術を取り入れた新型のAIPを採用しているため連続潜航時間を50%向上させている。
2019.02.19
Jane's 360
Singapore discloses further details of Invincible-class submarines
<1903-021907>
シンガポールがドイツThyssenKrupp社のType 212Aを元にして4隻建造するType 218SGの一番艦が2月18日に進水した。
Type 218SGは浮上時排水量2,000t、潜航時2,200tのAIP推進の潜水艦で、533mm魚雷発射管8本を装備し、潜航時15kt以上、浮上時10ktの性能を持つ。
【註】
艦尾舵が十字型ではなく日本でそうりゅう型が採用したX字型になっている点に注目。
2019.01.04
Jane's 360
Thailand's first South Korean-made frigate heads home
<1902-010403>
タイが韓国に発注していたDW3000フリゲート艦が韓国を出航して2018年12月25日に香港に到着した。
このフリゲート艦は予定通り2019年初期にタイ海軍で就役することになる。
【註】
大宇造船所で建造したフリゲート艦Tachinは満載排水量3,700tで、76mm砲のほか8セル32発のSeaSparrow用VLS、20mm CIWS 1基、30mm単装機銃2門などを装備し、速力30ktの性能を持つ。
2018.10.03
Jane's Defence Weekly
Singapore commissions two more LMVs
<1812-100309>
シンガポール海軍が8隻建造する1,250tの沿岸警備艦 (LMV) の4番艦と5番艦の就役式典がが9月26日にTuas海軍基地で行われた。
ST Marine社が建造したLMVはOto Melara社製76mm砲やVL Mica用の12セルVLSを装備している。
2018.09.20
Jane's 360
Hyundai cuts steel for Philippine Navy’s second 107 m frigate
<1810-092001>
韓国現代重工が17日、2016年にフィリピン海軍から受注したHDF-3000 2,600t級フリゲート艦の二番艦の建造を開始する式典を蔚山の同社造船所で行った。
HDF-3000フリゲート艦の一番艦は5月に起工しており、2隻は2021年までに比海軍に引き渡される。
2018.08.29
Jane's Defence Weekly
Singapore lanches RSN's seventh Littoral Mission Vessel
<1810-082903>
シンガポールが8隻計画している沿岸警備艦LMVの七番艦Dauntlessが8月18日に進水した。 同艦は2019年末までにシンガポール海軍に引き渡され、2020年までには8隻態勢が整う。
2017年5月に一番艦が就役したLMVは全長80m、排水量1,200tで、OTO Melera社製76/62 Super Rapid砲のほか、Rafael社製Typhoon 25mm砲1門、OTO Melera社製遠隔操作12.7mm機銃2丁を装備し、VL Mica SAM用の12セルVLSも装備している。
2018.08.15
Jane's Defence Weekly
Philippine, Russian navies consider diesel-electric submarine collaborarion
<1810-081503>
フィリピンのPNA通信が8月3日、比海軍が露海軍とKilo級潜水艦の購入に関するMoUについて協議していると報じた。 比国防省は7月下旬に海軍が潜水艦購入に向けた市場調査を行っていることを認めている。
フィリピンは2023~2027年の第三次軍近代化計画 (Third Horizon) に盛り込んでいた潜水艦購入計画を2018~2022年のSecond Horizonに前倒しするという。
2018.08.14
Jane's 360
Philippines considers Russian loan to support submarine procurement
<1809-081405>
フィリピン国防省が14日、先週ロシアがフィリピンの潜水艦購入に借款を提供すると提案し
たことを明らかにした。
対象となるのはKilo級潜水艦3隻で、フィリピンは導入時期を2023~2027年の "3rd horizon" としていたのを2018~2022年の
"2nd horizon" に繰り上げるという。
2018.08.07
Jane's 360
Philippine, Russian navies consider submarine agreement
<1809-080702>
フィリピン国営PNA通信が6日、潜水艦の購入でロシアとMoU素案につ
いて協議中であると報じた。 ドゥテルテ大統領は6月に潜水艦の装備について必要性を強調しており、7月には国防省が潜水艦購入の検討を進めていることを認
めている。
フィリピンの潜水艦購入は当初2023~2027年の "3rd horizon" 軍近代化計画に盛り込まれていたが、現在は2018~2023年の "2nd horizon" 計画に繰り上げられている。
フィリピンが導入するのはKilo級と見られ、装備数についてかつて海軍当局者は2隻以上と述べていた。
2018.08.01
Jane's Defence Weekly
Thailand to develop midget submarines
<1809-080112>
タイ政府が海軍のChawalan級豆潜水艦計画を承認した。 計画では150~300tで、速力10kt、
航続距離300nm、乗組員10名の豆潜水艦をTHB200M ($6M) で7年懸けて試作を行う。
この計画は中国からType 041 (Yuan級) を元にしたS26T 1隻をTHB13.5Bで購入した1年後に開始された。 S26Tは2023年
に引き渡される。
2018.07.11
Jane's Defence Weekly
Indonesian Navy launches tank landing ship
<1809-071111>
インドネシアのDRU社が6月28日、全長117mのLSTを進水させた。 このLSTは40mm砲2門のほか12.7mm機銃を随所に配置
できる。
BMP-3F IFV 15両と飛行甲板に10t級ヘリを搭載でき、速力16kt、13kt巡航時の航続距離6,240nmの性能を持つ。
2018.06.15
中央日報
潜水艦導入を推進しているフィリピン、韓国とロシアを視野に
<1807-061501>
Manila Times紙が12日、潜水艦導入を計画しているフィリピンのロレンザーナ国防相が韓国と
ロシアを視野に入れていると報じた。
国防相はその前日、軍現代化計画の一環として潜水艦の導入を決め、韓国やロシア、そして他の国々を視野に入れていると述べた。 また建造には5~8年かかるた
めすぐにでも発注したいことも明らかにした。
2018.05.02
Jane's Defence Weekly
Indonesia receives second Nagapasa-class submarine
<1806-050217>
韓国DSME社がインドネシアから4隻受注したType 209/1400級潜水艦
の二番艦がインドネシアに引き渡された。
Type 209は水中排水量1,400tで、水中速力21.5kt、水上速力11ktの性能を持ち、533mm魚雷発射管8門を装備している。
2018.04.21
中央日報
韓国大宇造船、インドネシアに潜水艦1隻引き渡しへ
<1805-042103>
大宇造船海洋は2011年12月にインドネシアから潜水艦3隻を受注し、昨年8月に1隻を引き渡し
たのに続き、25日に2隻目を引き渡す。
大韓民国最初の輸出仕様となる1,400t級潜水艦は10,000mの航続性能を持ち、特に潜航能力が優れているという。
2017.11.22
Jane's Defence Weekly
Singapore commissions two more LMVs
<1801-112213>
シンガポール海軍が11月14日、国内で建造したLMV 2隻を就役させた。 この2隻
は5月5日に就役したIndependence級の2番艦と3番艦で、同級は8隻が建造される。
Independence級LMVは全長80m、全幅12m、喫水3m、排水量1,250tで、速力27kt、15ktでの航続距離3,500nmの
性能を持つ。 主要装備はOto Melara 76/62 Super Rapid砲1門、Rafael 25mm Typhoon砲1門、VL Micaを発射す
る12セルVLS 1基などである。
2017.11.15
Jane's 360
Singapore deploys LMV on inaugural regional mission in show of platform’s wider capabilities
<1712-111506>
5月に就役したシンガポール海軍の1,250t LMVの一番艦Independenceが、11月13~22日にタイ湾で行
われるASEANの多国間海軍演習"AMNEX 2017"で初披露される。 また、19日にパタヤ湾で行われるASEAN 50周年記念式典
にも参加する。
Independenceは全長80m、全幅12m、喫水3mで、15ktで航行して3,500nmの航続性能を有する。
2017.11.14
Defense News
Singapore Navy takes 'quantum jump' in adding 2 more ships to service
<1712-111404>
シンガポールの沿岸防備艦(LMV)の二番艦Soverignty
と三番艦Unityの就役式が14日に行われた。 5月に就役した一番艦Independenceはタイ湾で
行われる演習に参加するため最近出航している。
全長80mのIndependence級LMVは、11隻保有している全長55mのFearless級LMVに代わって8隻が建造されることになっている。
【註】
Independence級LMVは排水量1,200tで速力27kt、航続距離3,000nmの性能を持ち、Oto Melara社製76mm Super Rapid砲を装備している。
2017.08.30
Jane's Defence Weekly
Malaysia names and lauches first LCS
<1710-083006>
マレーシアが2014年7月に6隻をMYR9B ($2.1B)で同国のBNS造船所に発注していたLCS
の一番艦が8月25日に進水しMaharaja Lela
と命名された。 Maharaja Lelaは2019年に就役する予定になっている。
このLCSはフランスのGowind 2500コルベット艦の設計を元にしており、全長111m、全幅16m、喫水3.85mで、57mm主砲と
30mm砲2門とKongsberg社製NSM、VL MICAを装備する。 またSMART-S Mk 2
3DレーダとRheinmetall社製TMEO Mk 2 TMX/EO射統装置を装備している。
2017.08.24
Defense News
Malaysia launches its first French-designed LCS as Navy moves to modernize
<1709-082401>
マレーシアが2011年に6隻を$2Bで発注していた3,100tの
LCSの一番艦Maharaja Lelaが24日に進水した。 Maharaja Lelaは2019年
前半に就役する予定で、二番艦も2月に起工している。
Maharaja Lela級LCSはフランスのGowind 2500コルベット艦を元にLumutにある造船所で建造されている。 主な装備はMk3
57mm砲、VL Micaを発射する16セルのSylver
VLS、NSM対艦ミサイルの4発発射機2基、Seahawk 30mm機関
砲2門、Smart-S Mk2 3Dレーダなどである。
同国は海軍の近代化を進めており、2015年には現在15船種ある艦艇を5船種に絞る"15-to-5計画"を決めている。 5船種とは、
LCS 12隻、Kedar級沿岸警備艦18隻、中国製沿岸警備艇18隻、多目
的支援艦3隻、潜水艦4隻になっている。
2017.08.02
Yahoo
中央日報記事
<1709-080205>
韓国の大宇造船海洋が2011年にインドネシアから受注した1,400t級潜水艦3隻のうち
1隻目の引渡式が、巨済の玉浦造船所で2日に行われた。
韓国で初の輸出に成功した潜水艦は、1988年にドイツから技術提供を受けて開発された。
2017.05.10
Stars & Stripes
Indonesian-made ship is newest addition to Philippine navy
<1706-051003>
インドネシアのPT PAL社で建造された比海軍のドック型揚陸艦二番艦であるDavao
del Surが、マニラ南港に10日に入港した。
Davao del SurはPHP3.8B ($76M)で建造された。
【註】
2016年6月1日に一番艦が就役した基準排水量7,400t、満載時排水量11,583tのTarlac型揚陸艦は、韓国がインドネシアに輸出したMakassar型揚陸艦の派生型であ
る。
2017.04.19
Jane's Defence Weekly
Indonesian Navy commissions first Martadinata-class guided-missile frigate
<1706-041913>
インドネシア海軍が4月7日、2隻計画しているMartasinata級フリゲート艦の一番艦Raden Eddy Martasinata
を就役させた。
同艦は同国PT PAL社がオランダのDamen社と協同で建造した排水量2,400t、速力18ktのフリゲート艦で、
Oto Malara 76/62 Super Rapid砲のほかVL-MICA、MM 40 Exocetなどを装備している。
2017.01.20
Yahoo
時事通信記事
<1702-012002>
ベトナムがロシアから調達するKilo級潜水艦6隻のうち、最後の1隻が20日にカムラン湾
の港に到着した。
同国海軍へ引き渡され就役する。
2016.07
International Defence Review
Littoral hunter: Singapore's LMV development powers on
<1608-070011>
全長80m排水量1,250tのLMVはOto Melara 76/62 Super Rapid砲のほか、Rafael 25mm Typhoon砲1門
とOto Melara Hitrole遠隔操作砲架に.50重機関銃を装備している。 更に12セル発射機に射程20kmのVL Mica
SAMも装備する。
レーダは探知距離200kmのSmarter 100 S-bandレーダの艦載型Naval Smart (NS)を装備して
いる。
2016.06.08
Jane's Defence Weekly
Indonesia considering 'Kilo'-class submarine buy, says ambassador
<1608-060805>
TASS通信が5月30日に駐露インドネシア大使の話として、同国がProject 636.3 Kilo改級潜水艦2隻と
Be-200ChS飛行艇を購入すると報じた。 Be-200ChSは捜索救難のほか武器も使用するという。
同国海軍は1970年代に建造されたType 209/1300潜水艦2隻を保有しているが、2011年末に大宇造船海洋(DSME)社にType 209潜水艦3隻を
発注しており、一番艦は2016年3月に進水している。
【註】
インドネシアはUS-2救難飛行艇の導入に関心を示していた。
2016.03.30
Jane's Defence Weekly
DSME launches Infonesian Type 209/1400 SSK
<1605-033003>
韓国の大宇造船(DSME)社が2011年12月にインドネシア海軍から$1.1Bで
3隻受注したType 209/1400潜水艦の一番艦が、3月24日に進水した。 引き渡しは2017年3月の予定である。
二番艦も韓国で建造されるが、三番艦はスラバヤにあるインドネシア国営PT PAL社の造船所で建造される。
2016.01.11
Searchina
ベトナムがロシア製「キロ級」潜水艦の巡航開始か 中国と対立する南シナ海海域
<1602-011103>
中国メディア参考消息が8日、ベトナム海軍が南シナ海でロシアから購入したKilo級潜水艦が就役したと報じた。 ベトナムの潜水艦は、南シナ
海において中国と対立している海域も巡航するという。
Kilo級はソ連が開発し1983年に就役した通常動力の潜水艦で、現在は露海軍が20隻、中国が12隻、ベトナムが4隻を保有しており、ベトナムは
2隻を追加購入し、2015年に試験航海を始めた。
2015.10.14
Jane's Defence Weekly
Indonesia considrs Scopene 1000 acquisition
<1511-101413>
フランス DVNS社が10月7日に、シドニーで開かれた Pacific 2015展で、インドネシアが Scorpene 1000
の購入について話し合い中であることを明らかにした。 Scorpene 1000 は全長50m、水上排水量1,000tの通常動力型潜水艦で、4,000nmの航
続距離と5日間の潜行能力を有する。
インドネシアは韓国大宇社製の Type 209/1300級を2隻保有しており、Type 209/1400 3隻も発注している。 更に
Kilo級潜水艦も何隻か購入する計画である。
2015.10.13
Jane's Defence Weekly
ST Marine unveils Pacific Patrol Boat design
<1511-101411>
シンガポールの ST Marine社が、オーストラリアから 1987年~1997年に贈られた Pacific Patrol Boat 22隻にに代わり提案して
いる哨戒艇の詳細を明らかにした。
提案しているのは全長40m、排水量274tで、速力20kt、12ktでの航続距離2,500nmの性能を持ち、無人艇や12.7mm機銃の銃架
を搭載できる。
2015.09
International Defence Review
Full spectrum ship: Singapore launches Independence-class Littral Mission Vessel
<1510-090009>
シンガポール ST社の造船部門である ST Marine社が7月上旬、8隻建造する
LMV の一番艦 Independence を進水させた。
シンガポールの LMV は Saab社の Kockums FLEX 警備艦を元にした全長80m、排水量1,250tで、速力27kt、航続距離3,500nmの性能を持つ。
Oto Melara 76/62 Super Rapid 砲1門、Rafael社製25mm Typhoon砲1門、Oto Melara社製12.7mm機銃2丁のほか、
VL-MICA を装備する。
同国は LMV を、1990年代中頃に建造された Fearless級哨戒艇(註:500t)11隻と換装する。
2015.08.05
Jane's Defence Weekly
Manila moves closer to buying more es-RAN LCHs
<1509-080510>
フィリピンが豪海軍から更に2隻の大型揚陸艇 (LCH) を購入する交渉を進めている。 対象とな
る Balikpapan級 LCH は1973~1974年に豪海軍が6隻建造したもので、2012年12月に退役している。 そのうちの2隻は比海軍が7月28日に購入し、8月3日の週にフィリピンに到
着する。 また1隻はパプアニューギニアが購入している。
全長45mの Balikpapan級 LCH は乗員13名で3,000nmの航続性能を持ち、12.7mm機銃2丁を装備している。
2015.07.08
Jane's Defence Weekly
Singapore debuts naval interceptor
<1508-070805>
シンガポールが高速ステルス艇 SMC を公表した。 SMC は全長22m、幅5.5m、喫水1.2m、排水量40t
のアルミ製ステルス高速艇で、ウォータージェット推進で速力30kt以上の性能を持つ。 乗員は4名で、Oto Melara社製 Hitrole G 遠隔操作
安定銃座に12.7mm機銃を装備する。
一番艇は2009年に就役し、現在は3隻を装備しているが、2017年までには更に5隻が就役する。
2015.07.08
Jane's Defence Weekly
TKMS starts work on Type 218SG subs for Singapore
<1508-070804>
シンガポール海軍が2013年12月にドイツ Krupp社 (TKMS) に発注していた2隻の Type218SG 潜水
艦の起工式が6月24日に行われた。
2015.06.24
Jane's Defence Weekly
Steel cut on first littoral combat ship for Malaysia
<1508-062408>
マレーシアの Boustead 海軍造船所で6月15日、第二世代哨戒艦-LCS (SGPV-LCS)
一番艦の起工式が行われた。
マレーシア国産の SGPV-LCS は3,000tで、2019年初期に一番艦が完成したのち、10ヶ月間隔で同型艦が竣工する。
2015.04.27
Yahoo
Focus-Asia 記事
<1505-042702>
米 National Interest が23日、タイ海軍が内閣に対して潜水艦戦力増強計画への出資を求める案を正式に提出したとす
る現地メディアの報道を伝え、アジア地域が潜水艦の軍備競争のような状態に陥っているとする記事を掲載した。
タイの潜水艦購入は、アジア太平洋地域の大勢に沿ったもので、マラッカ海峡に近いシンガポール、
マレーシア、インドネシアの3ヶ国はいずれも最新型の潜水艦を購入する計画で、特にインドネシ
アは2024年までに少なくとも10隻購入し、最終的に保有数を14~16隻にまで増やそうという計画を打ち出している。
ベトナムも潜水艦の増強に取り組んでおり、ロシアから Kilo級 6隻の購入を進めていて、すでに少なくとも3隻を取得し
ている。 また、現在4隻を保有する台湾も、国外の支援を受け国内建造能力の向上に務めている。 韓
国も潜水艦の強化に注力しており、現在保有している13隻を、今後数年間でさらに増強する計画を持っている。
2015.02.04
Jane's Defence Weekly
PT PAL cuts steel on first Philippine sealift vessel
<1503-020413>
インドネシアの造船会社 PT PAL社が1月22日、フィリピンから2隻受注した揚陸艦 (LPD) の
起工式を行った。
この揚陸艦は満載時排水量11,583tで、500名の兵員と、2機の中型ヘリを輸送できる。
2015.02.02
Searchina
『キロ級潜水艦』、3番艦がロシアからベトナムに到着・・・2016年までに計6隻
<1503-020202>
ベトナムがロシアから購入した Kilo級潜水艦6隻の三番艦が、オランダの輸送船により1月31日までにベトナムに到着し
、輸送船から降ろされるする様子も撮影された。
Kilo級はソ連が沿岸での対潜警戒任務を行う目的で開発に着手した潜水艦で、最初の艦が就役したのは1982年だった。
早い時期から輸出も考慮していたとされていた。 ベトナムが6隻の購入契約を交わしたのは2010年だった。
2015.02.01
Defense News
Australia gives Philippines two naval landing craft
<1503-020105>
オーストラリアが1日、昨年11月に退役した44.5m級揚陸艇2隻をフィリピンへ供与すると発表し
た。
2隻は安全及び航法装置を更新して5月には引き渡される。
【註】
44.5m級揚陸艇とは基準排水量364tの Balikpapan級 LCU で、180tの積載能力がある。
2015.02
International Defence Review
Asia-Pacific navies pursue enhsnced amphibious lift
<1503-020001>
アジア太平洋地域には、現在少なくとも20隻の大型揚陸艦があり、更に増強が進められている。
・オーストラリア:27,000t Canberra、16,000t Choules
・中 国:18,000t Type 071 3隻
・インド:17,000t Jalashwa
・インドネシア:11,000t級5隻
・日 本:おおすみ級3隻
・シンガポール:Endurance級4隻
・韓 国:13,000t 独島
このほかに豪、中にさらなる建造計画があるほか、比も建造を行っている。
2015.01.21
Jane's Defence Weekly
Philippine DND restarts corvette upgrade bid
<1503-012106>
フィリピン国防省が1月13日、Jacinto級コルベット艦 Artemio Ricarte の改良を再開
することを明らかにした。
Artemio Ricarte 1984年に就役した775tのコルベット艦で、1997年8月から比海軍が装備している。 2006年には76mm砲のオーバーホール
と25mm砲の搭載工事が行われている。
2015.01.14
Jane's Defence Weekly
Indonesian Army inducts locally built assault craft
<1502-011413>
インドネシアのメディア Antara が1月2日、同国が陸軍用に高速艇を国産し、北 Maluku地区軍の部隊に配備すると報じ
た。
建造されるのは乗員3名で31名の部隊を搭載できる45ktの軽装甲の高速艇で、レーザ測距儀や追随器で自動制御される12.7mm機
銃を装備し、海岸や河川での上陸戦を支援する。
2015.01
International Defence Review
Diesel-electric subs take centre stage in Asia-Pacific waters
<1502-010001>
・Chang Bogo級 (Type 209/1,200t):韓国
・Type 218SG:シンガポール
2014.11.25
Yahoo
中央日報記事
<1412-112504>
韓国の大宇造船 (DSME) が24日、マレーシア海軍から哨戒艦6隻を受注
したと明らかにした。
DSME が受注した哨戒艦は全長85m、全幅12.9m、排水量1,800tで、2018年1月から順次と引き渡される。
2014.10.15
Jane's Defence Weekly
Malaysia targets 2019 service date for local LCS
<1411-101518>
マレーシア海軍司令官が10月3日、第二世代哨戒艦-LCS (SGPV-LCS) の一番
艦を2019年に就役させると述べた。
SGPV-LCS は6隻の建造が計画されている3,000tのコルベット艦で、Thales社製の SMART-S Mk2 3D
MFR や、Rheinmetall社製の TMEO Mk2 TMX/EO レーダ/EO システムを装備する。
2014.10.01
Jane's Defence Weekly
Indonesia bars reporters as controversial corvette docks
<1411-100119>
インドネシアが英国から購入した Bunf Tomo級コルベット艦の最後の2隻が9月20日に北ボルネオの
Belawan基地に入港したが、政治的な理由による政府の指示と言うことで、記者の取材が拒否された。
Bunf Tomo級コルベット艦は元々、1998年1月にブルネイが BAE Systems社に発注したが契約が破棄されたため保管されていた。
2014.08.20
Jane's Defence Weekly
Indonesia confirms Klewang class purchase
<1410-082005>
インドネシア海軍司令官が8月14日、進水数週間後の2012年8月31日に火災により修復不可能になった Klewang級三胴型ステルス高
速哨戒艇について、計画を再行しており、少なくとも4隻は建造する述べた。 その上で2024年までに6~20隻を装備したい
意向も明らかにした。
2014.08
International Defense Review
Taking shape: the Republic of Singapore Navy's Littral Mission Vessel
<1410-080017>
シンガポールが11隻保有している Feaeless級哨戒艦の後継として、2016~2020年に沿岸警備艦 (LMV) を
8隻建造する。
里もゐは全長80m、全幅12m、排水量1,200tで、速力27kt、航続距離5,000nmの性能を持ち、恐らく OTO
Melara 76/62 Super Rapid になるとみられる中砲1門と、12.7mm機銃2丁を装備する。 レーダは Tales社製の NS 100S S-ban/X-band
二波レーダを装備する。
2014.07.28
Yahoo
聯合ニュース記事
<1408-072805>
米経済ニュース専門サイトが27日、軍事力評価機関 Global Firepower の資料を基に集計結果として、北朝鮮が78隻の潜水艦艇を保有し、72隻の
米国を上回り保有隻数で世界1位であ発表した。 これには少なくとも8隻とされる侵入用半潜水艇も含まれる。
それによると、米国に次いで潜水艦を多く保有する国は、中国が69隻、ロシアが63隻、イランが31隻の順となった。
2014.04.23
Jane's Defence Weekly
DSME reveals missile corvette proposal for Malaysian Navy
<1406-0402303>
韓国の大宇造船 (DSME) が4月15日、マレーシア海軍へ提案しているコルベ
ット艦の詳細を公表した。
提案艦は全長85.5m、全幅12.9m、排水量1,800t、速力25ktで、10t以下のヘリ1機を搭載できる。 武装は76mm砲1門と30mm砲2門
のほか、対艦ミサイル4発も装備する。
2014.04.23
Jane's Defence Weekly
Details of Indonesia's new stealthy missile patrol craft revealed
<1406-0402302>
インドネシアが4月15日に DSA 2014 展で、2012年9月に火災により失った Klewang級高速ミサイル艇の二
番艦の詳細を公表した。 Klewang級高速ミサイル艇は全長63m、排水量53tの三胴船で、巡航速力16kt、最高速力35kt
で、Saab社製の Sea Giraffe 1X 3D レーダを装備し、射程200kmの対地攻撃能力も持つ RBS15 Mk3
SAM 4発の発射筒を装備している。
2014.05.21
Jane's Defence Weekly
New Zealand considers third OPV
<1407-052109>
ニュージーランドは、2010年2月と5月に取得した全長85mの外洋警備艦2隻を保有しているが、3隻目の取得
を検討している。
2014.03.05
Jane's Defence Weekly
Philippine DND eyes missile-capable MPACs
<1404-030517>
比海軍が、領海警備用にミサイルの装備可能な高速艇3隻の調達を計画している。 現有の高速
艇は12.7mm機銃1丁と、7.62mm機銃2丁を装備している。
比海軍は現在、スウェーデンの Dockstarvet社製 CB90と見られる高速艇6隻を保有し、3隻を国内で建造しているが、ゆくゆくは42隻を装備
する計画である。
2014.03.01
Defense News
Is a light carrier in Singapore's future?
<1404-030108>
シンガポールの ST Engineering Marine社は、F-35 が搭載できる LHD のモデルを何年にもわたって公開しているが、前回のシンガポール航空展で
は Endurance-160 の模型を展示した。 Endurance-160 について同国国防省は導入についてコメントしていない。
14,000t級の韓国の Dokdo や日本の ひゅうが があり、いずれも甲板にウレタンを用いた
耐熱塗装をしていてジェット排気に耐えられるという。
2014.01.29
Jane's Defence Weekly
Bid process for Philippine corvette upgrade stalls
<1403-012909>
比海軍が、コルベット艦 Artemio Ricarte の能力向上改修契約交渉が、唯一の契約相手先
である KMPI社との間で不調に終わったことを明らかにした。
Artemio Ricarte は1997年に購入した元英海軍の Staring で、2005年に行われた第一次改修では76mm砲のオーバーホールや25mm砲の搭載が行われており、
今回は第二次改修であった。
2014.01.22
Jane's Defence Weekly
PN plans to acquire surplus US ships
<1403-012213>
フィリピンが更に2隻の米艦を購入する検討を行っている。
同海軍は2012年と2013年に米沿岸監視隊の Hamilton級巡視船2隻を購入しているが、今回は Hamilton級巡視船のほか Oliver
Hazard Perry級フリゲート艦や Cyclone級哨戒艦も検討対象になっている。 比海軍は2004年に Cyclon を購入している。
2014.01.15
Jane's Defence Weekly
Indonesia sends delegation to Russia for sub talks
<1403-011507>
インドネシア海軍と国防省の代表団が、潜水艦購入交渉のためロシアを訪問する。 インドネシア
は1970年代末に購入した Type 2509 1,300t潜水艦を2隻保有しているが、2011年12月に韓国大宇造船から Type 209 1,200t潜水艦を3
隻購入する契約を行っている。
この他に同国海軍は2013年8月に、ロシアから新造又は中古の潜水艦10隻を購入することを2013年8月に明らかにしている。
2014.01.15
Jane's Defence Weekly
Philippines selects PT PAL for SSVs
<1403-011503>
フィリピン海軍が2隻建造する7,300tの戦略輸送艦 SSV 建造に、
インドネシアの PT PAL社を選定した。 同社は韓国の設計でインドネシア海軍が装備している Makassar級 LPD を元にした提
案を行っていた。
SSV は兵員500名と車両12両を搭載でき、速力13ktの性能を持つ。
2014.01.01
Jane's Defence Weekly
Philippines to further upgrade cutters
<1402-010111>
フィリピン海軍が12月17日、米海兵隊から2隻購入した元 Hamilton級巡視船を能力向上に向け改修
することを明らかにした。
改修は航法、推進、通信、監視システムに及ぶほか、対潜能力の付与と艦対艦ミサイルの搭載も行われる。
2013.12.11
Jane's Defence Weekly
Singapore signs deal to acquire Type 218 submaruine from TKMS
<1401-121109>
シンガポール国防省が12月2日、ドイツ Thyspp社 (TKMS社)に Type 218SG 潜水艦2隻を発注したと発表した。 1隻目は2020
年に引き渡される。
シンガポール海軍は2011年と2012年に、元スウェーデン海軍の Archer級潜水艦2隻を購入し、1960年代製で1990年代にスウェーデンから購入した
Challenger級と換装される。
2013.12.02
Defense News
Singapore contracts for 2 new German subs
<1401-120207>
シンガポールが11月29日にドイツ ThyssenKrupp社と、AIP 推進の Type 218SG 潜水艦2隻を購
入する契約を行った。 2隻は2020年に引き渡される。
シンガポールは1960年代製の Challenger級潜水艦4隻を1990年代に購入しているが、その更新用として1,500tの Archer級2隻
を購入し、2011年と2012年に配備している。
この他に同国は、2000年にフランスから3,800tの Formidable級フリゲート艦を6隻購入し、更に間もなく
F-35 の装備も決定される。
2013.10.16
Jane's Defence Weekly
Philippines launches USD420m frigate programme
<1312-101608>
フィリピン国防省が10月3日、軽フリゲート艦2隻を新たに建造する計画を公式に開始した。 建造されるのは排水量
2,000t、全長100m程度のフリゲート艦で、総経費は$417Mが予定されている。
この計画には豪米韓仏の造船メーカが競争を繰り広げている。
2013.08.28
Jane's Defence Weekly
Vietnam to order Dutch corvettes
<1310-082801>
ベトナムがオランダ DSNS社に Sigma級コルベット艦2隻を発注することで合意に至ったことを、同社が8月22日に明らかに
した。
Sigma級コルベット艦は全長98mで、Oto Melara社製76mm砲のほか、VL MICA や対艦ミサイルを搭
載し、SMART-S Mk2 捜索レーダと STNG EO Mk2 射統レーダを装備している。
【註】
Sigma級コルベット艦には1,692t~2,400tの4タイプがあり、ベトナムが購入すのは全長98mということから、2,075tの9813型と見られる。 9813型は速力28ktで、76mm砲のほ
か以下の装備を搭載している。
・20mm単装機銃×2門
・VL MICA×12セル
・MM40 エグゾセSSM 2連装発射筒×2基
・ヘリコプター×1機
2013.08.06
Yahoo
時事通信記事
<1309-080601>
フィリピン海軍が米国から供与を受けた2隻目の巡視船の到着式典が6日、ルソン島スービックで行われた。
【註】
米国から供与されたのは、元米沿岸監視隊の遠距離巡視船 (High-endurance cutter) であった排水量3,250tの Dallas で、最初に供与された Hamilton と
共に、比海軍はフリゲート艦として使用する。 両艦は比海軍最大の戦闘艦になる。
2013.07.03
Defense News
Philippines to buy 2 maestrale frigates from Italy
<1308-070301>
フィリピン国防省当局者が10日、イタリアから Maestrale級フリゲート艦2隻を購入することを明らかにした。
【註】
Maestrale級は1980年代に就役し、伊海軍が8隻保有しているフリゲート艦で、主要諸元等は以下の通りである。 今後は仏伊共同の FREMM に交代する。
・満載排水量: 3,200t
・主 機: CODOG
・主要装備 : 127mm砲×1
40mm双連砲×2
ASPIDE SAM、SSM、ヘリ
2013.06.19
Jane's Defence Weekly
Ex-US cutter sets sail for Philippines
<1307-1308-061905>
フィリピン海軍が2012年5月に$15.6Mで購入した元米沿岸警備隊巡視船 Dallas が、6月
10日にフィリピンに向け出航する。
【註】
Dallas は排水量3,250tで、CODOG 推進により速力29ktの性能を持ち、Mk 75 76mm砲を装備する。
2013.06.19
Jane's Defence Weekly
Indonesia prepares Type 209 submarine construction facility
<1307-1308-061904>
インドネシアが韓国から3隻導入する Type 209 潜水艦の三番艦を建造する設備を、PT PAL社内
に建設する準備を進めている。
2013.05.29
Jane's Defence Weekly
The Philippines frigate problem
<1307-052907>
フィリピンは2012年に、イタリアで退役した Maestrale級フリゲート艦2隻を購入する計画であったが、2013年2月に国
防次官がこの計画を止めたことを明らかにした。 この中古艦の維持費が新造艦に比べてかかりすぎるとの経済的理由によると言う。
比海軍の艦船は、艦齢70年のフリゲート艦 Rajah Humabon を始め老朽艦ばかりで、一番新しい Jacinto級哨戒
艦でも30年経っている。 このため Scarborough 礁に於いても中国海軍の艦船に対抗できないでいる。
【註】
比海軍は5隻のフリゲート艦と16隻のコルベット艦を有しているが、フリゲート艦の3隻は第二次大戦中に建造された米海軍の駆逐艦で、2011年に米沿岸監視隊から購入した
元巡視船の2隻も、艦齢45年である。
コルベット艦では3隻が1980年代に建造された元英海軍の Peacock級哨戒艦で、残りの13隻は第二次大戦中に建造された元米海軍のコルベット艦である。
2013.05.22
Jane's Defence Weekly
Singapore's new Littoral Mission Vessel debuted
<1307-052203>
シンガポール ST Marine社が5月13日、Fearless 級哨戒艇の後継となる1,200t哨戒艦を公表した。 Fearless 後継艦は
1月30日に国防省が ST Marine社に発注したと発表している。
Fearless 後継艦は8隻の建造が計画されており、中型ヘリ1機と、小型艇2隻を搭載し、武装としては中砲、小径砲、個艦防衛システムを装備する
。
【註】
1. Fearless 級哨戒艇
排水量: 500t
武 装: Oto Melara 76mm砲
Mistral ミサイル
2. Singapore Technologies グループ
2013.05.08
Jane's Defence Weekly
Indonesia makes patrol craft progress
<1306-050812>
インドネシアの PT PAL社がが4月18日、スラバヤ造船所で3隻の60m級高速ミサイル艇 KCR-60M の建造
を開始した。 3隻は2012年5月に起工しており、1隻目は2013年12月に納入される。
KCR-60M は排水量460tで、57mm砲1門、20mm砲2門、双連ミサイル発射機2基を装備し、最大速度28kt
、巡航速度20ktの性能を持つ。
2013.03
Jane's Missiles & Rockts
Philippines Navy looks at missile options
<1304-030023>
フィリピン紙が1月10日、同国海軍は米沿岸警備隊から2隻購入しフリゲート艦として使用している
Hamilton級巡視船に、ミサイルを装備する計画を進めていると報じた。
3,353tの Hamilton級巡視船には、Oto Melara社の 76/62砲(米国仕様は Mk 75)と、M38 25mm機関砲( M242
Bushmaster の海軍仕様)が装備されている。
2012.12.28
Yahoo
新華網記事
<1301-122803>
中国のネットユーザが、インドネシア・スラバヤ沖でインドネシア海軍の揚陸艦の写真を撮影し投稿した。 外観から
インドネシア海軍のドック型揚陸艦 マカッサル と判断される。
マカッサル は韓国大鮮造船が設計し、インドネシアの PTPAL Surabaya社が建造した排水量
9,000t、全長125m、最高速力15.4ktで、兵員562名と戦車13両、上陸用舟艇5隻、ヘリコプタ5機を搭載できる。 また67mm砲と
40mm機関砲3門も装備する。
2012.12.25
Yahoo
WEDGE 記事
<1301-122502>
米海軍大学の James Holmes 准教授が1日、『ベトナムの接近阻止潜水艦艦隊』と題する論説で、ベトナムがロシアで建造中の6隻
の Kilo 級潜水艦が、その接近阻止戦略により中国海軍の活動に大きな影響を及ぼすと共に、これらが攻撃目的にも
使えることで、中越間での武力衝突の可能性が高まることなどを指摘している。
中国海軍はベトナム海軍に対し優位にあるが、対潜水艦戦を軽視してきたことから、このベトナムの接近阻止戦略で近い
将来、南シナ海は中国海軍にとり不透明な海域になると思われる。
2012.12
Jane's Missiles & Rockets
Indonesia fires Yakhont anti-ship missile
<1301-120031>
インドネシアが10月15日、3M55 Yakhont (SS-N-26) の発射試験に成功した。 Yakhont はフリゲート艦から垂直
発射され、182kmを飛翔して標的艦に命中した。
インドネシア海軍はこのほかに、他のフリゲート艦から C-802、コルベット艦から Exocet MM 40 の発射も行った。
2012.11.07
Jane's Defence Weekly
Philippines plans French OPV purchase
<1212-110711>
フィリピン沿岸警備隊司令官が10月29日、フランスからウォータジェット推進の巡視船を購入す
ると発表した。
購入するのは82m級巡視船1隻と24m級巡視船4隻である。
2012.10.10
Jane's Defense Weekly
Indonesian trimaran prototype goes up in smoke
<1211-101006>
8月末に進水し洋上試験が進められていたインドネシアの三胴船 Klewang が火災を起こし大破した。 Klewang
は全長6.3mの炭素繊維性で、火災の原因は電気系統のショートと見られている。
Klewang は納入前であったため、代船建造の責任は造船所側にあるという。
2012.10.03
Jane's Defense Weekly
Philippin Congress approves ambitious defence budget
<1211-100310>
フィリピン国会が9月22日、2013年度軍近代化予算を承認した。 この予算には KAI社製 T/A-50
12機、Embraer社製 EMB-314 Super Tucanos 6機を含む航空機50機の購入が盛り込まれている。
既に、伊海軍からフリゲート艦2隻を購入する予算と米沿岸監視隊から巡視船2隻を軽フリゲート艦に改造して購入する予算
が認められているが、今回は沿岸警備隊強化の為日本政府から巡視艇12隻を受領するほか、巡視船2隻と55m級哨戒艇10隻も購入する。
2012.09.12
Jane's Defence Weekly
Lundin launches stealth trimaran for Indonesian Navy
<1210-091203>
インドネシアの Lundin造船所が8月31日、全長63mの三胴船型哨戒艇 Klewang を進水させた。 今後艤装を終え、
10月に洋上試験を開始し、2013年に就役する。
Klewang はニュージーランドの協力で設計され、速力30kt、巡航速度での航続距離2,000nm
の性能を持つ。
2012.08.31
Yahoo
産経新聞記事
<1209-083102>
東南アジア諸国では、ベトナムがロシアから6隻購入するキロ級 636MV 潜水艦の
一番艦が28日に進水し年内に引き渡されるなど、中国の海軍力増強に対処する潜水艦調達が着々と進んでいる。 636MV はディーゼル潜水艦で、排水量2,300t、水
中速力20kt、潜航深度300mで、世界で最も静かなディーゼル潜水艦の一つと評価される。
ベトナム海軍の装備は、老朽化した北朝鮮製の小型潜水艦2隻に、フリーゲート艦とコルベット艦が11隻程度と少なく、これに比べ中国は潜水艦60隻以上、駆逐艦など70
隻以上を保有しており、軍事力の差は歴然としている。
2012.08.08
Yahoo
韓国聯合ニュース記事
<1209-080803>
インドネシア国防相が7日、技術移転を条件に潜水艦3隻を韓国に正式発注
したことを明らかにした。 韓国の大宇造船海洋は昨年12月、インドネシア海軍から1,400t級潜水艦3隻を受注したと発表していた。 建造には1隻当たり3年を要し
、一番艦の引き渡しは2015年になるとみている。
生産技術を移転により、同国の造船所で潜水艦を建造できるようになり、一番艦はインドネシアの技術者が参加し韓国で、残り2隻はインドネシアで建造
される。
2012.04.18
Jane's Defence Weekly
New PN flagship presses South China Sea claim
<1206-041801>
フィリピンが米沿岸警備隊取得した Hamilton級巡視船 (3,390t) を、フリゲート艦として海軍の旗艦にしている
Gregorio de Pilar が4月8日、排他的経済水域で違法操業している中国漁船8隻を発見し、10日に拿捕しようとしたところ、
中国の海洋監視船2隻が現れ、その後 Gregorio de Pilar は小型の巡視船と交代したものの、それ以来両国艦船の対峙
が続いている。
2012.01.04
Jane's Defence Weekly
Indonesia orders Chang Bogo-class subs from Seoul
<1203-010405>
インドネシアが韓国に Chang Bogo 級 Type 209/1200 潜水艦3隻を発注した。 契約額は
$1.1Bで、インドネシア国防省と大宇造船 (DSME) が12月20日に契約に調印した。
2011.12.21
Yahoo
韓国中央日報記事
<1201-122103>
大宇造船海洋が20日、インドネシア政府から1,400tの潜水艦3隻を受注したことを明らかにし
た。
受注額は1兆2,000億ウォン(約820億円)で、単一契約では韓国防衛産業輸出史上最高額になる。
2011.10.11
Yahoo
韓国中央日報記事
<1111-101102>
大宇造船海洋が10日、インドネシア政府が同社と潜水艦建造契約締結に向けた単独交渉に着
手したことを明らかにした。
今回の契約は1,400tの潜水艦3隻を建造するという内容で、契約額は$1.1Bにのぼり、韓国の防衛産業輸出単一契約では、過去最高金額になる。
2011.09.07
Jane's Defence Weekly
Singapore receives first Archer-class submarine
<1111-090704>
シンガポールがスウェーデンから購入した潜水艦 Archer が8月17日に到着し引き渡された。 姉妹艦の
Swordsman は2012年に引き渡される。
両艦は1987年と1988年に就役した元瑞海軍艦で、2005年に購入契約が行われ改修が進められていた。 両艦は2000年に開始された改造で
Stirling Mk 3 AIP が搭載され、船体が12m伸ばされている。
2011.08.26
Yahoo
韓国中央日報記事
「韓国が国産潜水艦を初輸出、競合のフランスに勝つ (1)」<1109-082601>
韓国初の潜水艦輸出が来月、国防部長官のインドネシア訪問の際に確定する。 輸出する
のはドイツのから大宇造船海洋が技術移転を受け生産した Type 209 (1,200t) 3隻で、金額は約1,000億円と、単一兵
器輸出としては最大規模になる。
関係者によると、3のうち2隻は韓国内で建造した完成品として納品し、1隻は主要部品をインドネシアに持ち込み現地で組み立てることになる。
韓国軍は現在、Type 209 9隻と Type 214 (1,800t) 6隻の潜水艦を保有している。
韓国中央日報記事
「韓国が国産潜水艦を初輸出、競合のフランスに勝つ (2)」
2011.08.23
Yahoo
毎日新聞記事
<1109-082301>
フィリピンが米国から購入した巡視船がマニラ港に入港し、23日に式典が開かれた。 比海軍の旗
艦として、来月にも南沙諸島で警戒任務に当たる予定で、中国などとの軍事的緊張が高まる可能性もある。
購入した巡視船は、今年3月に退役した米沿岸警備隊の Hamilton (3,250t) で、ヘリコプタを搭載型し、76mm砲を装備している。
【註】
この記事では『フリゲート艦』としているが、Wikipedia によると、Hamilton は米沿岸
警備隊所属の遠距離巡視船 (High-endurance cutter) であった。
またフィリピン海軍に関する Wikipedia によると、同国は同級巡視船を8隻購入する計画である。
2011.08.10
Yahoo
Record China 記事
<1109-081003>
中国初の空母がここ数日、試験航行をしているが、この空母の配属先は南シナ海になるはずで、これが実現すれば南シナ海での
中国の優勢は絶対的になり、制空権も制海権も中国がしっかりと掌握することになる。
これに対してベトナム国防相は4日、5~6年以内に最新鋭の Kilo級潜水艦6隻を導入すると発表した。 目的はベトナ
ム領土の完全性と国家の安全を守るためであり、他国を威嚇するつもりはないと強調したが、中国の軍事専門家の間では空母など大型艦に対して十分に威嚇することがで
きるとの見方が広がっている。
2011.07.01
朝鮮日報
インド・インドネシア向け艦艇輸出、韓国が優位に
<1108-070101>
韓国政府関係者が6月30日、インドに向けた$500Mの掃海艦の輸出が有力視され、
インドネシアにも$100M~$120Mで潜水艦を輸出する可能性が高いことを明らかにした。 韓国政府消息筋が、今年初
めにインドの掃海艦計画に、韓国企業がイタリアの企業を退けて優先交渉対象者に選ばれ、現在最終交渉が進んでおり、早ければ8月ごろに正式な契約が締結される見込
みであると語った。
インドの掃海艦計画では8隻の調達が予定され、事業規模は$50Bに達する。
2010.10.27
Jane's Defence Weekly
Indonesia looks to Russia and SK for sub
<1012-102704>
インドネシアが2隻の建造を計画している潜水艦は、韓国大宇造船所の Type 209 とロシアの
Kilo級に絞られた模様である。
2010.09.15
Jane's Defence Weekly
Indonesia reveals plan for locall built submarines
<1010-091509>
インドネシアが2隻の潜水艦調達について、建造を国内で行うように変更し、再提案を求
める。 提案要求は2011年に行われる。
この計画にはロシアが Kilo級、ドイツと韓国が Type 209、フランスが Scorpene を提案している。
2010.02.24
Jane's Defence Weekly
New Zealand receives new OPV
<1004-022410>
BAE Systems Australia社が建造していたニュージーランド海軍の外洋哨戒艦 Otago の引き渡し式が2月18日に
メルボルンで行われた。
姉妹艦 Wellington は4月に引き渡される。
2009.08.19
Jane's Defence Weekly
South Korea takes pole position to supply Infonesian submarines
<0910-081913>
インドネシアの潜水艦2隻を巡る受注戦は、ドイツとフランスが脱落し韓国とロシアが残った。 ロシアは Kilo級、
韓国はドイツの設計による Type 209 を提案しているが、既にインドネシアが2隻を保有している Type 209 が有利と見
られている。
2009.04.29
朝鮮日報
中国の海軍力強化を警戒、ベトナムが潜水艦購入か
<0905-042902>
ベトナムが、海軍力を強化している中国に対抗してロシアからキロ級潜水艦6隻を購入する交渉が$1.8Bで妥結する見通
しだ。
キロ級潜水艦は、比較的水深が浅い海での対潜対水上艦作戦のために開発され、潜対空ミサイル8基、魚雷18基、など各種対艦ミサイルを搭載可能である。 中国も同種
の潜水艦をロシアから購入し、原子力潜水艦に改良した。
2009.01
Jane's Missiles & Rockets
RSN frigates now capable of firing Aster 30 area air-defence missile
<0903-010015>
シンガポール海軍が6隻計画している Formidable級フリゲート艦は、Thales社製 Herakles
E/F-band MFR と、8セルの SYLVER VLS を4基装備し、32発の Aster を搭載できる。 当初計画で発射機は、Aster 15 を発射する
SYLVER A35 であったが、実際には4基中の2基が Aster 30 を発射できる A50型になったため
、Formidable級は Aster 30 を装備できることになった。
しかしながら今のところシンガポールは Aster 30 を発注していない模様で、2008年4月にに行われた一番艦の射撃試験は Aster 15 で行われた。
2008.10.11
Yahoo
時事通信記事
<0811-101101>
ロシア海軍が11日、バレンツ海で演習中の原子力潜水艦が SLBM シネワ (Sineva) の発射試験を行い成功したと発表した。 今回の発射試験
は初めて太平洋の赤道付近を標的とした。 Sineva は終末段階で巡航ミサイルになるため、米国のミサイル防衛網を
突破する能力があるとされている。
メドベージェフ大統領が空母建造計画の策定を国防省に命じた。 ロシアは現在、空母を1隻しか保有していない。 新型空母は1~2年後に建
造に着手し、一番艦が2013~15年に完成する見通しである。
2008.09.03
Jane's Defence Weekly
Singapore takes delivery of its last Formidable frigate
<0810-090301>
シンガポール海軍が、Formidable 級フリゲート艦の6番艦で最終艦となる Supreme
を受領した。 就役は2009年1/四半期になる。
Formidable 級はフランス海軍の La Fayette 級を元にした3,200tのフリゲート艦で、DCNS 参加の Singapore Technologies
Marine社が建造した。
2008.06
Jane's Missiles & Rockets
Singapore passes milestone to area defence capability
<0807-060006>
シンガポール海軍が6隻建造する Formidable級フリゲート艦の二番艦で、初めて同
国内で建造され今年2月5日に就役した Intrepid が、南仏で Aster 15 の射撃を実施し成功した。 同級フリゲ
ートは8セルの SYLVER VLS を4基装備しているため32発の Aster を搭載できる。 レーダは Thales社製
Herakles E/F-band MFR を装備している。
SYLVER は当初、Aster 15 専用の A30型と見られていたが、少なくとも何基かは、高さが高く Aster 30 も発射できる A50型の様である。
2007.12.05
Jane's Defence Weekly
New Zealand set to upgrade ANZACs
<0802-120506>
ニュージーランド海軍が、保有する2隻の ANZAC 級フリゲートの老朽化した機関及び対空装備を換装する。 対空装
備の改修 (SDU: Self-Defence Upgrade) は ESSM の搭載と、9LV Mk 453 戦闘管理システムと Sea Giraffe レーダの改良と見られる。
豪海軍も8隻の ANZAC 級を近代化しているが、ニュージーランド海軍は経費上の理由から、豪海軍が行う CEAFAR 捜索レーダや
CEAMOUNT イルミネータレーダを搭載する ASMD (Anti-Ship Missile Defence) は実施しない。
2007.11.21
Jane's Defence Weekly
Russia commissions first Project 20380 corvette
<0724-112106>
ロシアの Project 20380 多用途コルベット艦の一番艦が、公試運転を完了して11月14日に就役した。 排
水量2,200tの一番艦 Steregushchiy は2001年12月に起工し2006年5月に進水して、2006年11月から公
試運転が行われていた。
ロシアは同型艦を20隻建造する計画である。
2007.08.01
Jane's Defence Weekly
Myanmar receive frigate engines from China
<0717-080111>
中国が、マレーシアが国内で建造中の3,000t級フリゲート艦
用に Pielstick 16気筒 PA6 STC エンジン2基を提供した。
Pielstick 16気筒 PA6 STC エンジンは、中国の Type 054 フリゲート艦にも搭載されているエンジンで、
陝西ディーゼルエンジン社がフランスの Pielstick社のライセンスで製造した。
2007.07.04
Jane's Defence Weekly
Russian Navy set to receive first Steregushuchiy corvette
<0715-070401>
20隻の建造が計画されている Project 20830 コルベット艦の一番艦となる
Steregushchiy が、8月に露海軍へ引き渡されると共に、更に3隻が目下建造中である。
Steregushchiy は2,200tの多目的艦で、A-190 100mm砲1門、Kashtan-M
近距離防衛システム1式、AK-630 CIWS 2基、Furke 3D 捜索レーダ、Monument active/passive ミサイル射統レーダ
を装備している。
艦尾には Ka-28 ヘリの離着艦デッキを持つほか、船体中央に 3M24 (SS-N-25) ASCM 8発を装備するスペー
スを持っている。
更に Paket 対潜/対魚雷魚雷も装備している。
2007.06.20
Jane's Defence Weekly
Malaysia poised to bring ESSM aboard new frigates
<0714-062002>
マレーシア海軍が Jebat 級フリゲート艦の二次生産分2隻に、RIM-162 ESSM を装備
することになった。 対抗馬の Aster 15 は敗れた。 1999年に引き渡された一次生産分2隻は VL Seawolf を
装備している。
Jebat 級は BAE社で生産され、ESSM を2発ずつ搭載する8基の Mk 56 VLS を装備するため、計16発が搭載され
る。 ESSM の射撃は CW イルミネータを2基ずつ持つ Saab社製 Ceros 200 radar/EO tracker で行う。
2007.05.14
Defense News
Singapore commissions 1st frigate
<0713-051403>
シンガポール海軍は5月5日、フランスで建造した最初のフリゲート艦 Formidable の就役式典を実施
した。 同国海軍は2000年3月に、フランス DCN社に6隻の3,500t級フリゲート艦を発注した。 残りの
5隻は国内で建造し、2009年までに就役させる。
フリゲート艦には米、仏製兵器が混載され、Hapoon 及び Aster、Whithead A244S 魚雷、Oto Matera
76mm砲及び S-70B ヘリを搭載する。
2007.03.12
Yahoo
韓国聯合ニュース記事
<0706-031201>
マレーシア国営通信が11日に報じたところによると、マレーシア政府は人道支援活動にも利用できる
多目的艦を韓国から購入する計画である。
韓重工業で建造するこの艦は乗員を含め700人の搭乗が可能で、最新レーダとミサ
イル防御用兵器などを搭載し、ヘリコプターや戦車、砲、水陸両用車をはじめとする各種車両を積載することができる。
2006.11.13
Inside the Navy
U.S.-Japan naval exercise focuses on Anti-Submarine Warfare
<0624-111304>
米第7艦隊と海上自衛隊は11月9日~16日の間、日本周辺海域で合同演習 ANNUALEX 18G を実施した。 今回の主要演練項目は
対潜水艦戦であった。
第7艦隊は兵員8,500名、空母 Kitty Hawk、巡洋艦 Cowpen、Shiloh のほか、原潜2隻、駆逐艦6隻を参加させた。
米海軍によると、日本周辺及びシーレーンにおける国籍不明の潜水艦はこの数年急増しており、現在250隻以
上が常時活動している。
2006.11.01
Jane's Defence Weekly
Singaporean Delta frigate deliveries continue
<0623-110108>
一番艦をフランスの DCN社で建造したシンガポールの Formidable 級フリゲート艦 (3,700t) 6隻の三番艦で
ある Steadfast が、12月の納入を目指して試験を行っている。
2005年5月にシンガポールに引き渡された一番艦 Formidable は、2007年に就役する予定で、最初に国内で建
造された二番艦 Intrepid は7月7日に引き渡されている。 建造の統括は DSTA社が行っている
。
2005.01.06
Yahoo
共同通信記事
<0502-010602>
米国の環境保護団体、天然資源保護協会が5日、北朝鮮の潜水艦やミグ戦闘機などを鮮明にとらえた商業衛星の写真多数を公開した。
いずれも老朽化や管理不備が目立ち、北朝鮮の通常兵力は脅威ではないと結論付けた。
黄海に面した北朝鮮西部の海軍基地には、旧ソ連製のロメオ級潜水艦3隻と、サンオ級沿岸
潜水艦6隻が停泊していた。 また西部の空軍基地では、ミグ機20機が並んでいたが、大半は駐機したままで動いた形跡がない。
2004.10.21
朝日新聞
「北朝鮮潜水艦、韓国領海を・・・」
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北朝鮮の潜水艦が今月10日から韓国東部の領海付近を航行、侵犯を繰り返している
のを米軍が追尾し情報を韓国軍に提供したが、同軍は「確認できなかった」と13日に発表したため、米軍は不信感
を募らせている。 米軍はいまも潜水艦を追尾中である。
この潜水艦は「サメ型」と呼ばれる小型(約300t)の侵入作戦用ディーゼル潜水艦で、米情報機関が10日、2
隻が韓国東部の日本海を航行しているところを発見した。 このうち1隻は数日後に北朝鮮の港に帰港したが、残る1隻は19日現在も韓国
東部の領海周辺を航行しているという。