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・KAB-500 シリーズ
・LGB-250 シリーズ
2025.01.26
17:48Kyiv Independent
Russia bombs itself with 'smart bomb,' Astra reports
<2502-012605>
ウクライナのAstra Telegram Channelが1月26日、ロシアはロシアのベルゴロド州に「スマート爆弾」を投下したと報じた。
UMPB-250はソビエト時代のFAB-250と同じ弾頭を使用しているが、ステアリング、アンテナ、ターボジェットパワーユニットと統合されたナビゲーションモジュールにより、スマートで滑空するように設計されている。
ロシアは、自国の領土やウクライナの占領地に頻繁に爆弾を投下してきた。 ASTRAは、2024年に165個のFAB爆弾を自国内に投下し、今年はすでに13個を数えている。
ロシアは、ウクライナの防衛を突破し、精度を高めるために、ソビエト時代の爆弾を変更およびアップグレードしている。 特にベルゴロド州国境に隣接するハリコフ州への容赦ない攻撃では滑空爆弾を使用しているが、これは統一滑空補正モジュール (UMPK) でアップグレードされたFAB兵器であり、目標まで滑空することができる。
2024.09.09
09:30Forbes
ウクライナが国産の滑空爆弾を開発 ロシア領内への攻撃で重要な兵器になる可能性
<2410-090904>
ロシア軍機が衛星誘導滑空爆弾をウクライナ軍陣地やウクライナの都市に向けて1日に100発のペースで投下している。 通称KABは射程40km、ロシアがウクライナで拡大して2年半あまりたつ戦争で最も破壊的な兵器のひとつに数えられ、ロシア軍が2024年にウクライナ東部で遂げてきた前進でも決定的な役割を果たしてきた。
現在、ウクライナ側は自国製の滑空爆弾でそれに応酬しようとしていて、ウクライナ空軍のSu-27搭乗員が最近撮影した動画には、同空軍のSu-24が主翼下に滑空爆弾の試作品を吊り下げて飛行している様子が映っている。
ウクライナが米国製のJDAM-ERとフランス製のAASM Hammer誘導爆弾だけに満足せず、自国製の誘導爆弾も空軍機に搭載させる考えなのは明らかである。
ウクライナ空軍司令部航空部長のホルブツォウ准将は6月、旧ソ連製の無誘導爆弾を精密爆弾に変える新たな滑空・誘導キットを開発していると明らかにしていた。 Su-24による今回のテスト飛行は新兵器の開発で重要なステップになったとみられる。
展開式の翼を取り付け、尾部にロケットブースターを搭載しているように見え、おそらくGPSで誘導されるこの滑空爆弾は、AASMにたいへんよく似ていることから、AASMを模倣した可能性もある。
弾頭重量250kgのAASMは固体燃料ロケットで加速されることで、65km先まで飛んでいくことができる。
2024.07.15
05:55共同通信
ロシア、3トン爆弾投下の映像 ウクライナは危機感訴え
<2408-071502>
ウクライナメディアが、ロシアが14日にFAB-3000 3t爆弾に翼などを付けて滑空型にした爆弾をSu-34からウクライナで投下したとする映像を公開したと報じた。
イエルマーク大統領府長官は、航空機からの爆弾投下を防ぐためロシア領内にある飛行場などへの攻撃許可が必要だと、兵器を供与する欧米に危機感を訴えた。
ゼレンスキー大統領は14日、X(Twitter)への投稿で、ロシア軍がこの1週間に約80発のミサイルや700発以上の誘導滑空爆弾を使用したと表明した。 8日には首都キーウなどへの大規模なミサイル攻撃があり、各地で計40人以上が死亡したとして、友好国に対して防空支援強化を改めて呼びかけた。
2024.06.05
10:00Forbes
ウクライナ軍戦闘機、米国製の新たな滑空爆弾を使い始める 数量はロシアにかなわず
<2407-060505>
ロシア空軍は毎月、ウクライナの軍人や民間人を狙って滑空爆弾を3,000発も投下している。 ソ連で設計された汎用爆弾であるFAB-500(500kg)やFAB-1000(1,000kg)に、展開式の翼と衛星誘導装置から成るUMPK滑空誘導キットを取り付けたこの爆弾は射程が65kmほどある。 そのためSu-30、Su-34、Su-35といった発射母機はウクライナ軍からのスタンドオフ空域から投下できる。 ウクライナ軍の最も優れた防空兵器なら射程に収めることができるが、その数はあまりに少ない。
ウクライナの調査分析グループであるDeep Stateは、ウクライナ側でKABと呼ばれているこの滑空爆弾をロシア軍のミラクル兵器と評し、ウクライナ軍には「対抗手段がほとんどない」と述べている。
たしかにウクライナ側はロシア軍の滑空爆弾から防御できないかもしれないが、ウクライナ軍もまた、滑空爆弾でロシア側を攻撃することはできる。
ウクライナ空軍はそのために、残存する40~50機のMiG-29に即席のパイロンを取り付け、米国製の精密誘導の滑空爆弾であるGBU-39 SDBを投下できるように改修している。
数十機のSu-27もGBU-39に対応させている可能性がある。(編集注:GBU-39はSDBの空中発射型。 地上発射型のGLSDBはウクライナ軍ですでに使われているが、ロシア側のECMなどによりあまり効果を発揮していないと伝えられる。
Washington Post紙によるとウクライナ軍はGBU-39もすでに実戦で使用しており、こちらはECCM性を示しているとされる。
【註】
ロシアのUMPKの様に、在来型の無誘導爆弾 (Dum Bomb) にGPS誘導キットを取り付けて誘導爆弾化する試みは、米空軍が1990年代にGBU-31,-32,-34,-35,-38 JDAMとして装備化し、レーザー誘導層を取り付けるGBU-10, -12, -16, -24, -27, -28 Pavewayもあり、それらの第2世代型であるLaser JDAM、有翼長射程型JDAM-ERやPaveway Ⅱも装備化されて、わが国を含む世界中が装備しており、既に多数が実戦投入されている。
GBU-39 SDB-Ⅰは弾体も全く新たに開発された有翼滑空誘導爆弾で、これも既に実戦投入されており、シーカを取り付けて移動目標も攻撃出来るGBU-40 SDB-Ⅱも出現している。
2015.10.14
Jane's Defence Weekly
Russia's KAB-250 to finish trials this year
<1511-101416>
ロシアが KAB-250 250kg精密誘導爆弾を公表した。 KAB-250 にはレーザ誘導の KAB-250LG-E と
、GLONASS/INS 誘導の KAB-250-E があり、いずれも CEP は3~5mであるという。
KAB-250 はシリア空爆で初めて使用された KAB-500 の後継で、米国の SDB に対抗して開発された。
2015.10.07
Jane's Defence Weekly
Analysis: Russia's unguided intervention
<1511-100709>
ロシア空軍がシリアでの作戦を開始したが、その際に新鋭の武器も公表された。
・KAB-500S
Latakia に駐機する Su-34 の写真に、GLONASS衛星誘導で米国の GBU-31 に匹敵する KAB-300S が写っていた。
・OFAB-250-270
同じく Latakia に駐機する Su-24/-25 の写真に、無誘導爆弾 OFAB-250-270 の写真が見られた。
2011.10
Jane's Missiles & Rockets
Russia shows off lightweight 'smart' bomb
<1111-100015>
ロシア Tactical Missile社の GNPP 部門が MAKS 2011 に、PAK FA の機内弾庫に搭載する
250kg誘導爆弾 KAB-250 を展示した。
KAB-250 は全長3.2m、胴径25.5cm、翼端長55cmで、GLONASS 測位衛星システムと、弾頭に搭載した EO シーカ
で誘導される。
2011.08.31
Jane's Defence Weekly
Russian air-launched weapons unveiled
<1111-083104>
ロシア TMC社が MAKS に二種類の AAM と EO 誘導爆弾を出品した。 傘下の Vympel社は、R-33 (AA-9) の発展型である射程
200kmの RVV-BD を出品した。 RVV-BD は AKU-401-1 又は AKU-620 を装備する全ての作戦機に搭載可能
である。
同じく傘下の Region社は250kgの EO 誘導爆弾 KAB-250 を出品した。
2009.11
Jane's Missiles & Rockets
Moog FTS develops mini-Talon smart glide bomb for anti-insurgency role
<0912-110001>
Moog FTS社が Talon 有翼滑空誘導爆弾を小型化した mimi-Talon を発表した。
mini-Talon は小型であることを除いて Talon と同じコンセプトの兵器で、機外爆装されるほか、C-130 など輸送機の後部扉から投下発射できる。
┃ ┃mini-Talon┃ Talon ┃
┣━━━━━━╋━━━━━╋━━━━━┫
┃全 長 (m) ┃ 1.93 ┃ 3.68 ┃
┃胴 径 (m) ┃ 0.178 ┃ 0.323 ┃
┃翼端長 (m) ┃ 1.91 ┃ 4.27 ┃
┃重 量 (kg)┃ 47.6 ┃ 386 ┃
┃弾 頭 (kg)┃ 12.2 ┃ 304 ┃
┗━━━━━━┻━━━━━┻━━━━━┛
2009.10.07
Jane's Defence Weekly
Russia deploys second-generation tactical PGMs
<0911-100703>
ロシア空軍が9月29日にベラルーシと行った合同演習で、新型の PGM を使用した。 ただし使用した弾種は明らかになっていない。
ロシア軍は今まで衛星誘導 PGM について、搭載できるように改良された機種が少ないことから整備が遅れていたが、
この演習には初めて SVP-24 照準装置を搭載した Tu-22M3 と Su-24M2 が参加した。 SVP-24
は元々 Su-24 用に開発されたが、その後 Tu-22M3 用の SVP-24-22 も開発された。
2009.07
Jane's Missiles & Rockets
Russia to resume glide-bomb tests
<0908-070017>
ロシアの Bazalt社が、7年間凍結されていた PBK-500U 滑空爆弾の開発を再開したと発表し
た。 同社によると年内に試験を完了する。 ただし完了するのは社内試験の様である。 PBK-500U の開発は今まで必要経費の5~10%しか割り当てられていなかったが、
今では50%が配分されているという。
PBK-500U は高度10m~12,000mで使用できる。
2008.08.13
Jane's Defence Weekly
Russian cluster bomb on course for flight trials
<0809-081309>
ロシアの Bazalt 国営会社が、PBK-500U の投下試験を8月~2009年末まで行い、2010年に配備を開始する。
PBK-500U は米国の AGM-154 JSOW に似た滑空誘導爆弾で、重量500kg、弾着精度
10m以内で、高度10m~10,000mから投下できる。 弾頭には各種小弾が搭載できるが、当初は対戦車誘導子弾になる。
2007.11
Jane's MissiIes & Rockets
GNPP Region develops thermibaric variant
<0724-110004>
ロシアの GNPP社がサーモバリック弾頭の KAB-500Kr GB である KAB-500-OD を公
表した。 KAB-500-OD は HE 型である KAB-500Kr と同寸で重量は370kgであり、そのうち250kgがサーモバリック剤
になっている。
KAB-500-OD は高度1,600ft~16,000ftから投下可能で、触発信管で起爆する。 誘導精度は
CEP=4m~7mである。
2006.09
Jane's Missiles & Rockets
Bazalt redesigns its MPK 'smart' bomb kit
<0618-090038>
ロシアの Bazalt社が、新型の MPK 誘導爆弾キットを開発した。 同社は MPK を4年前に発表しているが設
計が大幅に変更になっていることから、システムは依然として開発の構想段階にある模様である。 新しい設計
では MPK は逆さまに搭載され、投下後に180゚回転する。
公表された MPK キットは初期型と同様に FAB-500 M62 子弾散布爆弾にも取り付けられる。 500kgの
FAB-500U は15発の SPBE-K ホーミング子弾を搭載できる。
2006.05
Jane's Missiles & Rockets
KAB-500S completes trials
<0611-050015>
2月21日に、ロシアの KAB-500S 衛星誘導爆弾の国家による試験が終了した。 KAB-500S(輸出型は
KAB-500S-E )の試験は2002年から続けられていた。
KAB-500S はレーザ誘導爆弾 KAB-500Kr の改良型で、ロシア版 JDAM とも言える。 搭載されている PSN-2001 24
チャネル受信機は、ロシアの測地衛星 GLONASS のほか GPS の信号も受信する。 PSN-2001 は Kh-25 (AS-10)
をはじめ、多連装ロケット、戦術 SSM、UAV などにも利用される。
KAB-500S は Su-34、Su-35、Su-30MKI、Su-30MK2 や Su-30MK3 に搭載
される。
2005.10.19
Jane's Defence Weekly
Russia's PGMs go on show
<0521-101903>
・UPAB-1500
UPAB-1500は Izdeliye K-070 とも呼ばれるロケット推進式の滑空爆弾で、ここ数年開発が進めら
れている。 Su-34 の前に展示されている。
Kh-59 のレーダ誘導射程延伸型で、中国の Su-30MK2 用に開発されたが、ここでは Su-24 の前に展示されて
おり、Su-24 が搭載可能に改良された模様である。
250kg LGB であるが、ロシア空軍はまだ装備していない。
GPS 誘導爆弾。
PBK-500U クラスタ爆弾は SPBE-D SFW を搭載した新型を展示。 PBK-500U は40kmを飛翔する。
IR 方式の SPBE-D の新型である SPBE-K は RF センサを使用し、偏角30゚距離150mまで有効。
BETAB-M 棒状子弾を搭載する滑走路破壊弾もある。
ODAB-500PMV は、低空低速用に開発された500kg ODAB-500 気体爆薬爆弾の最新型で、ヘリからの投下が可能
である。
2005.10.03
Aviation Week & ST
Bomb boost
<0520-100306>
ロシア空軍は、ロケット推進の精密誘導滑空爆弾 UPAB-1500 を初めて公開した。
UPAB-1500 は UAB-500 に類似した設計だが、TV 誘導爆弾 KAB-1500Kr の後継とみられる。 誘導方式は同じ
く TV 誘導で重量は3,000-lb級、射程は延伸されているとみられるが、公表されていない。
露空軍では、KAB-500S GPS 誘導爆弾の開発を2000年から行なっているほか、AS-10 Karen 及び AS-12 Kegler
の 後継となる Kh-36 及び Kh-38 の開発を進めている。
2004.09
Jane's Missiles & Rockets
Bazalt plans guided bomb trials
<0421-090018>
Bazalt社(註:ロシア)が、MPK 誘導爆弾の誘導試験を間もなく開始する。
MPK は既存の爆弾に取り付ける付加キットで、FAB-500 M62 に取り付けての投下試験は既に開始している。 次の段階では
GPS/INS 誘導装置による誘導試験が行われる。
MPK は高度100mの航空機から投下されて8km飛翔することが確認されており、計画中の誘導飛翔試験では数十
kmの飛翔試験が行われる。
2004.08.11
Jane's Defence Weekly
Precision attack: necessity, not luxury
<0415-081108>
② JDAM
・最新の米軍計画では23万発の JDAM を調達。
・B-2 が1パスで80発の JDAM を別々の目標に投下する実験が行われた。
・JDAM-ER計画(DiamondBack 拡張翼付)
・HART (Honet Autonomous Real-time Targeting: DAMASK IR シーカ付)
③ GBU-39 SDB
④ WCMD
⑤ Dual-mode 化傾向
最近は LGB と GPS/INS の Dual-mode化傾向
⑥ 列国の GB
・フランス AASM: ロケット推進、250kg弾頭、2004年2月に投下試験開始。
・南ア KPGM
・イスラエル NG LGB、SPICE
・ロシア KAB-500/1500 シリーズ
⑦ 長射程化傾向
・LongShot 拡張翼
2003.10
Jane's Missiles & Rockets
Russia offers new-generation guided bombs
<0321-100023>
モスクワ近郊で行われた MAKS 2003 展で、ロシアの新型誘導爆弾が公表された。
・KAB-1500 シリーズ
KAB-1500Kr(通常爆弾)、KAB-1500Kr-Pr(侵撤爆弾)及び KAB-Kr-OD(気体爆薬爆弾)は在来の TV 誘導爆弾
でシーカは同じであるが爆弾のタイプが異なる。
KAB-1500Kr シリーズは戦闘爆撃機又は攻撃機により、高度1,000~8,000mで投下される。
今回は新型 LG (laser gyro-stabilised) シーカの KAB-1500LG-F-E、KAB-1500LG-Pr-E、KAB-1500-LG-OD-Eの3
種類が公表された。
レーザセミアクティブホーミング方式の KAB-500L に、今回新たに KAB-500LG及び GPS 誘導方式の
KAB-500S-E(右図下)が加わった。
LGB-250 シリーズはロシアで最も小型の GB で、戦闘爆撃機又は攻撃機により、高度1,000~8,000mで投下される。
2003.09.17
Jane's Defence Weekly
Russia's Region details bomb programmes
ロシアの Region社がモスクワ航空ショーで LGB-250 レーザ誘導爆弾を公表した。
LGB-250 はPave Way と似た形状で従来の KAB-500 や KAB-1500 とは全く異なる設計に基づいて
おり、年内にも設計を完了する。 弾着精度は3m~10mで、中国が採用することになる
と見られる。
一方、弾着精度4m~7mの TV 誘導方式の KAB-1500Kr 1,500kg級 GB は、中国とインドに輸
出され、昨年から引き渡されている。
2003.09.08
Aviation Week & ST
Precision pursuit
ロシアの Region社はこのほど、誘導爆弾 KAB 系列の KAB-500S-E、LGB-250及び KAB-1500LG の改善を行っ
ていることを明らかにした。
KAB 系列にはレーザー誘導が用いられているが、KAB-500S-E は GPS 誘導方式で、LGB-250 は米の
Paveway に似た誘導爆弾とされる。
また、KAB-1500LGには高性能爆薬の他に、侵徹弾頭型及び燃料気化弾頭型等のオプ
ションが加えられた。
また NPO Mashinostroenia社は 3M-55 Onix (Yakhont: SS-NX-26) 対艦巡航ミサイルのモックアップを
公表した。
3M-55 は対地攻撃用の派生型で、重量2,500kg、空中発射され、射程は300km、速度は750m/s。 同社はインド
とマレーシアに輸出する意向を示している。
同社はまた、空軍の要求に応じ、Kh-31P (AS-17A Krypton) の射程を延伸し
、パッシブシーカーを搭載する対レーダーミサイル Kh-31PM の開発を検討している。
2002.09
Jane's Missiles & Rockets
Brazalt begins tests of MPK 'smart' bomb
ロシアの Bazalt社が、JDAM と類似の取り付け型誘導爆弾 MPK (Griding and
Correction Module) を公表した。
MPK は拡張翼を有し、INS 及び GPS/GLONASS 航法衛星で誘導され、在来の各種爆弾に装着できるが FAB-500
M62 爆弾に装着した場合、全重量540kgで6~15kmの射程を有する。
FAB の弾着精度は公表されていない。
2001.09
Jane's Missiles & Rockets
Russian PBK-500U glide-bomb in development
ロシアの Bazalt State Research and Production Enterprise は、GPS/INS 誘導による滑空型誘
導爆弾 PBK-500U を開発中であると発表した。
PBK-500U は JSOW と似たシステムであるが、機体形状は JSOW と異なりパラグライダ型である。
標準型では300mmロケット弾に使われている標準誘導子弾を6発搭載するが、他にも破片榴弾搭載型、各種誘
導子弾搭載型、単弾頭搭載型、更に気体爆薬搭載型がある。