2021.03.24 | Jane's Defence Weekly | IDF to get Iron String guided mortar bomb | <2105-032414> イスラエル国防省が3月14日、軍がElbit社が開発した120mm SAL/GPS誘導迫撃砲弾Iron Stingの装備を開始したと発表した。 公開された映像ではIron StringはM1064装軌車に搭載されたElbit社製Cardomシステムから発射されていたが、Humveeに搭載された軽量型のCardome Spear (Hanit) システムからも発射できるという。 |
2021.03.15 | AP (Yahoo) |
イスラエル軍の最新迫撃砲弾 レーザーGPS精密誘導システム | <2104-031503> イスラエル国防省が3月14日、新型レーザ/GPS精密誘導迫撃砲弾Iron Stingの試射の模様をメディアに公開した。 同国南部の砂漠地帯で実施された発射試験では、Elbit社製120mm迫撃砲弾が装甲車から発射され、次々に目標に命中、その精度の高さが証明された。 開発に10年掛かったというIron Stingは二次被害を最小限に抑える一方で、野戦と市街戦両面で高度な能力を発揮することが期待されている。 |
2019.04.11 | Jane's 360 | Elbit Systems to supply Stylet GMM to Asia-Pacific country | <1905-041109> イスラエルのElbit社が4月1日、アジアのどこかの国にStylet 120mm誘導迫撃砲弾 (GMM) を$30Mで受注したと発表した。 Stylet GMMはGPS/INS誘導で1,000~8,500mの射程を持ち、精度はCEP≦10mという。 |
2017.12 | International Defence Review | Raytheon outlines PERM Block Ⅱ plan | <1801-120003> Raytheon社がPERMで得た経験に野戦砲用誘導砲弾のシーカを組み合わせたPERM Block Ⅱを開発している。 PERM Block Ⅱは、米陸軍が120mm迫撃砲用誘導砲弾として計画しているHEGMを狙ったもので、HEGMでは SALにより射程16km、CEP<1mを要求している。 |
2016.11 | Internstional Defence Review | USN shows its advanced 81 mm motar concept | <1612-110002> 米海軍が長射程誘導81mm迫撃砲弾ACERMを開発している。 ACERMはGPS/SAL誘導で射程22.6km を目指しており、2015年に行われた2回の事前試験では19.1kmと13.7km、CEP 10mを記録している。 低価格SALシーカ LCSSの搭載で移動目標にも対処できる。 またACERMにGPSデータをロードするタブレットMMSは、現在M982 ExcaliburやM1156 PGKが採用しているEPIAFSの1.8kgより軽量になっている。 |
2015.12.16 | Jane's Defence Weekly | US Marine Corps selects Raytheon for its 120mm PERM programme | <1602-121607> 米海兵隊が120mm迫撃砲用射程延伸誘導砲弾(PERM)計画にRaytheon社の EFSSを選定した。 Orbital ATK社が提案していた同社製で米陸軍が採用しているXM395経路修正信管APMIを、GD社 製射程延伸弾に取り付ける案は破れた。 |
2015.12.10 | Defense Update | Raytheon, IMI to provide guided bombs for Marine Corps mortars | <1601-121009> 米海兵隊が、Raytheon社がイスラエルの IMI社と開発した PERM を$98Mで受注した。 生産シェアの39%は IMI社が持つ。 PERM は M327 120mm迫撃砲用 GPS/INS 誘導砲弾で、同砲の射程を16kmへと二倍にすることができる。 |
2014.04 | International Defence Review | Israeli GMB undertakes qualification | <1405-040002> IMI社が、同社製の120mm誘導迫撃砲弾 (GMB) のイスラエル軍による試験が目下行われていることを認めた。 同社によると GPS 誘導を用いた120mm GMB の精度は CEP=10m で、(SAL シーカの取り付け も可能であるという。 射程は発射する砲によるが7~9kmと言う。 |
2013.03 | Jane's Missiles & Rockts | Raytheon to develop 120mm 'smart' motar munition | <1304-030009> Raytheon社が1月22日、米海兵隊が同社が提案する PERM 誘導120mm迫撃砲弾の開発を選定したと発表した。 PERM の最大射程には少なくとも16km、できれば20kmが求められ、CEP には少なくとも 20m以下、できれば10mが求められている。 |
2012.02.08 | Jane's Defence Weekly | BAE Systems unveils 81 mm RCGM | <1204-020805> BAE Systems社が、GD社と共同で81mm迫撃砲用の GPS 誘導砲弾 RCGM を開発していること を明らかにした。 既に米国で5発の射撃が行われ、誤差は最大射程2.7kmで2~5mであった。 |
2011.09 | International Defence Review | IDF aims for guided motar munitions | <1111-090003> イスラエル軍が、射程7,200m、CEP=30mの Kesher 120mm SP 迫に使用する CEP=5m の誘導迫撃砲弾の RfI を発簡し た。 |
2010.07 | Jane's Missiles & Rockets | US Army cancels NLOS-LS 'smart' missile | <1010-070015> 米国防総省は陸軍から提案されていた NLOS-LS の計画中止を承認した。 NLOS-LS は陸軍の試験で 2発が命中したものの4発が失敗に終わり、その後の見直しで計画中止を決めた。 この見直しでは Excalibur 誘導155mm砲弾と、APMI 誘導迫撃砲弾の計画縮小も決まった。 |
2010.05 | Jane's Missiles & Rockets | Precision mortar round to enter US Army service | <1006-050018> 米陸軍が年内に、アフガニスタンに誘導120mm迫撃砲弾を配備する。 計画は APMI と呼ばれ、現在136mである 120迫の CEP を10mにしようとするものである。 計画は ATK社、GD社、Raytheon/IMI チームの三社で競われており、2月前半には各社25発ずつでの試験射撃も行われている。 APMI が採用されれば、米陸軍は右図の通り Excalibur、PGK と合わせて三種類 の誘導砲弾を装備することになる。 |
2009.10 | International Defence Review | Artillery, rockets and mortars answer the call for procision | <0911-100042> |
2009.08 | Jane's Missiles & Rockets | US Army tests guided motar rounds | <0909-080008> 米陸軍が2009年1月に、アフガンで使用するため一年以内の実用化を目指して120mm迫撃砲用誘導砲弾を開発する APMI 計画を開始した。 APMI で要求されている必成目標は射程500~6,500m、CEP=10mであるが、できれば射程 7,000m、CEP=5mの実現を求めている。 計画には Raytheon、GD、ATK の各社が参画している。 IMI社とチームを組む Raytheon社は 120GM Dagger を提案しており、実射試験では発射した8発中7発 が10m以内に着弾している。 |
2009.07 | International Defence Review | US Army reports successful DAGGER mortor bomb tests | <0908-070008> Raytheon社が IMI社と開発を進めている 120GM DAGGER 120mm迫撃砲用 GPS/INS 誘導砲弾の発射試験がが行われ、 9発中8発が標的域に着弾し、そのうちの7発は標的の10m以内であった。 120GM DAGGER は現有の 120mm Battalion Mortar System から発射でき、6m高での曳火、触発、50~0.5ms遅延の、三種類の起爆が可能な M734A1 信管 が使用される。 |
2008.08 | Jane's Missiles & Rockets | IMI joins forces with Raytheon to develop 120mm motar munition | <0809-080015> イスラエルの IMI社が Raytheon社の協力で開発を続けている DMMM 誘導120mm迫撃砲砲弾の発射試験が開始されて いる。 試験では標的から1゚ずれた方向に発射された DMMM 2発が、標的の5m以内に着弾した。 試験に使用されたのは試作弾であるが、量産弾の生産も開始されている。 DMMM は GPS/INS 及び SAL 又はそのいずれかで誘導され、Soiltam K6 砲で7.2km、K7 砲では更に長射程が可能になる。 誘導精度は民間型 GPS を用いて3~10m、SAL を用いると1.5mの CEP である。 弾は弾道の最高点に達すると4枚のカナード翼を展張して回転を止め、誘導を開始す る。 |
2008.01 | Jane's Missiles & Rockets | ODAM 60mm guided mortar bomb goes on display at AUSA show | <0802-010023> ODAM の単価は$300で、砲弾としてだけでなく UAV の搭載武器としても有力視されている。 |
2007.12 | International Defence Review | ODAM 60mm guided motar bomb begins trials | <0801-120015> DARPA と BAE Systems社が、2007年10月の AUSA に60mm迫撃砲用誘導砲弾 ODAM (Optically Designated Attack Munition) を展示した。 ODAM は60mm迫撃砲弾の信管に替えてねじ込む SAL シーカと誘導翼キットで、全長が381mmから482mmに、重量が1.67kgから2.13kgに増えるが、 3kmの最大射程に影響はない。 ODAM の単価は$300で、砲弾としてだけでなく UAV の搭載武器としても有力視されている。 |
2007.11.28 | Jane's Defence Weekly | US Army prepares to field PGMM | <0801-112807> 米陸軍がアフガンとイラクに PGMM (Precision Guided Motar Munition) 120mm誘導迫撃砲 弾の配備を開始する。 PGMM の使用により二次被害の低減を図れるほか、同じ効果を得るための弾薬 所要が40%減るため、兵站負荷の低減が図れる。 PGMM は1m以内の弾着精度と、射程15kmの性能を有する SAL 誘導の砲弾で、単価は $15,000である。 |
2007.11.12 | Defense News | Pinpoint firepower | <0724-111221> 米陸軍はレーザ誘導の120mm迫撃砲弾 PGMM (Precision Guided Motor Munition) の装備化を強く要望して いる。 特にイラクやアフガンの展開部隊から早急な装備化要求がきている。 10年前から$100Mを投じて開発が行われてきた PGMM は、射程7km、命中精度は2m 以内でが、単価が$9,000と高価なため議会の反対で計画は中断しており、ATK社は自社開発 を続けている。 |
2007.11 | Jane's Missiles & Rockets | ATK offers'affordable precision'to US Army | <0724-110023> 射程は35km~40kmで、CEP≦10m (GPS 使用)、≦30m(GPS 妨害時)である。 飛翔 経路は現在の Excalibur と異なり弾道飛行をし、終末弾道でだけ誘導する。 ・PGMM 120mm誘導迫撃砲弾だある XM395 PGMM (Precision Guided Motar Munition) は陸軍の予算化を待っているところであるが、ATK社は UAV からの空投型も検討しており、試験投下も行った。 ・AARGM 全長4.17m、胴経25.4cmで、F-35 の機内弾庫に収納できる。 ・超高速 CM 地上発射型の scramjet 推進で、最大速度は Mach 10 をめざす。 弾頭はなく 運動エネルギーだけで打撃する。 ロケットブースタで加速し scramjet は Mach 6~7 以下で始動する。 |
2007.10.10 | Jane's Defence Weekly | IMI and Raytheon develop PGMM | <0721-101004> IMI社が Raytheon社と共同で開発していた GLS/レーザ誘導の PGMM (Precision- Guided Mortar Munition) の開発を完了した。 PGMM はあらゆる種類の120mm迫撃砲弾に使用可能で、射程を13kmまで 延伸できる。 |
【註:】 我が国が装備している120mm迫撃砲 RT の射程は通常弾の場合8.1kmである。 RAP 弾を使用すれば射程は13kmに伸びるが射弾散布が 大きくなる。 PGMM の射程が13kmに伸びるということは RAP 弾を通常弾と同等以上の精度で使用できるという意味か。 ただ、右図の形状を見る限り RAP 弾とは断定できない。 |
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2007.09.17 | Defense News | Israeli firms pour resources into munition accuracy | <0720-091715> イスラエル防衛産業界は、2006年のレバノン戦から、砲迫弾の命中精度改善を積極的に進めており、国内 需要に加え海外市場への参画をめざしている。 ヒズボラとの戦闘では約17万発の砲弾を発射したが、その3割が無駄に消費され、砲撃 効果があったのはわずかに1割程度であったと分析されている。 防衛企業では弾薬消費の軽減と非戦闘員への損害を避けるため、精密 誘導砲弾の開発に焦点を充てている。 ・GMB (Guided Motar Bomb):IMI社 120mm迫撃砲弾に Pure Hert と呼ぶ GPS/レーザ誘導制御装置を組み込み、CEP<2m 、3年間の開発経費は$10M以下で1発あたりの価格は数千ドル以下を目標とする。 同社は105mm~155mm砲弾 への採用も提案している。 ・Topgun:IAI社 既存の155mm砲弾に GPS/INS 内蔵信管と安定翼のキットを取り付けることで、CEP <20m を目標としている。 開発期間及び経費は公表していないが、2006年6月に最初の発射試験に成功して いる。 ・Fireball:IAI社 120mm迫撃砲弾にレーザ誘導装置を組み込み、CEP<数m とされ、単価は1万ドル程度となる。 |
2007.09.17 | Defense News | Precission motor has fans, not funds | <0720-091713> 米陸軍は、昨年12月に議会がゼロ査定とした PGMM (Precision Guided Motor Munition) の予算復活を強く 要望している。 PGMM はレーザ誘導の120mm迫撃砲弾で射程は10km 、CEP<1m 以内を要求し、開発に約10年、$100M以上を投じて行ってきたが、昨年装備化を見送られた。 2004年以降主契約社であった ATK社は自社開発を継続しており、8月の発射試験では射距離7kmで車両の直撃 に成功した。 |
2007.06 | International Defence Review | ATK performs PGMM guided flight tests | <0712-060006> ATK社が3が20~21日に XM 395 PGMM (Precision Guided Motar Munition) の発射試験を三回行い成功した。 試験では120mm砲弾が4kmを飛翔し、飛行間の機動、信頼性、命中精度を実証した。 PGMM は2005年に$80Mで SDD が開始されたレーザセミアクティブホーミング誘導の120mm迫 撃砲弾で、今回の試験結果が陸軍の採用可否の決定に影響を及ぼすと見られる。 |
2007.05.09 | Jane's Defence Weekly | ATK performs flight tests of PGMM | <0711-050907> ATK社が3月20~21日に、2004年12月米陸軍から SDD を受注した120mm迫撃砲用誘導砲弾 PGMM (Precision Guided Motar Munition) の試射を行い誘導飛行に成功した。 この試験で PGMM は 4kmを飛翔した。 |
2007.02.08 | Inside the Pentagon | Army to relook at new Motor round requirement | <070-020802> 米陸軍は、既存の120mm 迫撃砲から発射するレーザ誘導の PGMM (Precision Guided Mortor Munition) を開発する計画である。 計画では射程7.2kmで信頼性90%以上の弾種、射程10~12kmでより殺傷力の高い弾種、及び 射程15km以上で石壁を貫通する弾種の三種類を開発する方針であったが、弾種を射程7.2kmと15km以上の二種に変更する方向で再 検討を行っている。 |
2006.08.09 | Jane's Defence Weekly | US Army 'smart' motar munition set for production | <0617-080912> 米陸軍は計画通り PGMM (Precision-Guided Motar Munition) の量産を行っている。 PGMM は 120mm迫撃砲用の誘導砲弾で、射程延伸も図られている。 現有の M934A1 弾の射程が7.2kmであるのに 対し、PGMM Increment 2 弾の射程は10km、最終型となる Increment 3 弾は12kmとなる。 弾の単価は在来弾が$1,000であるのに対して$10,000と高く、特定の用途にのみ使用される。 このため迫撃砲分隊は 在来弾も引き続き携行する。 |
2006.06 | Jane's Missiles & Rockets | BAE Systems seeker survives shock test | <0615-060025> ATK社が SDD を実施している PGMM (Precision Guided Motar Munition) に使用される BAE Syatems社が開発 した DASALS (Distributed Aperture Semi-Active Laser Seeker) の耐衝撃試験が行われ成功した。 PGMM は米陸軍が2010年配備開始を計画している120mm迫撃砲用誘導砲弾で、DASALS は BAE Systems社の APKWS Ⅱ にも採用されている。 |
2006.04 | Jane's Missiles & Rockets | ATK conducts successful test firing of BTERM | <0609-040033> BTERM の非推進誘導発射試験が行われ、15km飛翔して標的の2m以内に着弾した。 推進誘導弾による発射試験は数ヶ月以内に行われる。 BTERM は艦載砲用で、先端に付いた一対のカナード翼で飛行制御される。 最大射程7km以上で弾着精度1mを目指す120mm迫撃砲用の PGMM は、49発の発射試験 が行われた。 米陸軍は最初の量産弾配備を2010年以前に計画している。 |
2006.03 | Jane's Missiles & Rockets | US Army XM935 PGMM clears design review | <0608-030023> 米陸軍と ATK社が、XM935 PGMM (Prcision Guaided Mortat Munition) の事前設計審査を終了した。 設計は 要求を満足しており、開発は計画通りの時程と予算範囲内で進められている。 今後2006年後半に CDR が行われ、2008年に LRIP 開始、 2010年装備化が予定されているが、陸軍は2006~2007年の試験結果が良ければ2009年に繰り上 げて装備化したいとしている。 PGMM は120mm迫撃砲用の SAL ホーミング誘導砲弾で、射程は7km以上、 精度は1m以内が求められている。 |
2005.08 | Jane's Missiles & Rockets | ODAM work fast-tracked | <0516-080007> DARPA が5月に、60mm迫撃砲用誘導砲弾 ODAM (Optically Designated Attack Munition) の最終設計審査を行 った。 ODAM の試験は2006年5月に開始され、2006年9月にプロトタイプが海兵隊に配備される。 ODAM はレーザ誘導で価格は$300~500、操舵範囲は100m、固定目標に対する CEP は4m が要求されている。 |
【註:】 米陸軍が現在使用している M224 60mm迫撃砲の主な性能諸元は以下の通りである。
・重 量: 21kg |
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2005.03 | Jane's Missiles & Rockets | DARPA funds anti-radiation seeker for motar rounds | <0507-030015> BAE社が DARPA から RFGM (RF Guided Munition) の開発を$6.6Mで受注した。 RFGM は各種砲弾に取り付け 可能なパッシブ RF シーカで、敵の通信システムや妨害システムの攻撃を行う。 動 作周波数範囲は30MHz~3GHzで、最終的には81mm迫撃砲弾への取り付けが考えられて いる。 9ヶ月間の Phase 1 ではアンテナ、受信機、及び信号処理ソフトが試作され、Phase 1 の最後に多発信源に対する性 能確認が行われる。 |
2005.02.23 | Jane's Defence Weekly | DARPA pursues 60mm guided munition | <0506-022303> DARPA が Optical Directed Attack Munition 計画として、60mm迫撃砲用誘導砲弾の開発を$9Mで BAE社に発 注した。 計画は2年間となっている。 |
【註:】 M224 60mm軽迫撃砲 (LWCMS: Lightweight Company Mortar System) は、現在米軍が装備するなかで最も小型の迫撃砲 である。 全長101.6cm、重量21.11kg(砲身6.48kg、三脚6.84kg、底板6.48kg)、最大射程は3,490mである。 通常は砲身を三脚と底板で固定し砲口装填で発射するが、脚を使用せずに砲身を手で持って射撃することもで きる。 この場合には予め弾を装填しておき、引き金で発射する。 60mm迫撃砲は、陸上自衛隊もかつて装備していたことがある。 |
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2005.02 | Jane's Missiles & Rockets | ATK awarded PGMM contract | <0507-020011> ATK社が米陸軍から、PGMM (Precision Guided Motar Munition) の設計、開発、LRIP の契約を受注した。 PGMM は迫撃砲から発射され、レーザ照射された目標に対して弾道飛行する。 |
2004.06.14 | Aviation Week & ST | Company makeover | <0412-061405> 同社は昨年、陸軍の PGMM (Precision Guided Motar Munition) 及び BTERM Ⅱ ( Ballistic Trajectory Extended Range Munition Ⅱ) と海軍の AARGM の受注競争を勝ち抜き契約を手にした 。 また、年末に予定する陸軍の FCS 用 MRM (Mid-Range Munition) の受注に も自信を示している。 同社はまた、海軍の5吋砲から発射する射程60nm以上の精密誘導弾 ERM (Extended Range Munition) の 開発も行っている。 |
2004.03 | International Defense Review | Non-lethal mortar round | <0405-030004> 米陸軍は Armtec Defense Products社と、60mm迫撃砲から発射する非殺傷弾散布装置の開発契約を行う予定である。 この装置には成 型ファイバ技術を使用する。 |
2004.03 | International Defense Review | Radio frequency-guided motar round to defeat communications/electronic-warfare emitters | <0405-030001> DARPA が$14Mをかけて、RFGM (Radio Frequency Guided Munitions) の開発を開始する。 RFGM は81mm迫撃砲から発射され、RF 源にホーミングして、地上3mで破裂する電波 源制圧用の弾で、ゆくゆくは砲弾、対戦車弾、空対地兵器、更に Stinger への応用も考えられる。 周波数帯域は30MHz~3GHzをカバーし、発射後5秒以内に電波源を評定し、少なくとも50%(できれば90%)の確率で目標の20m以内に弾着 する。 開発は Phase 1~3 で行われ、Phase 1,2 はいずれも9ヶ月、Phase 3 は18ヶ月が予定されている。 |
2004.01.26 | Inside the Army | DARPA seeks proposals for Motors triggered by enemy signals | <0405-012603> DARPA は、敵の無線通信施設を制圧する周波数評定/指向装置を81mm迫撃砲弾に装着し、発信源を攻撃するシ ステムの RFP 発簡を計画している。 計画は3段階に区分され、2007年度までに発信源の20m以内に着弾する装置の試作実験を目指す。 技術課題は適正な周波数確認にあり。信号が弱ければ指向誤差が増加し、強ければ砲弾の誘導を阻害するとされる。 |