(Yahoo)
「中国、次期攻撃ヘリの開発開始 ステルス性備える=地元紙」
Z-20 中型ヘリの詳細図面
「中国で10t級軍用ヘリ初飛行・・・報道『島奪取戦に役立つ』」
中国製 Black Hawk とも言うべき Z-20 中型ヘリは、5枚ブレードで10tである。
「2機種の攻撃ヘリを同時に生産する中国」
「中国産攻撃ヘリ WZ-10 水陸両用艦搭載で制海権を掌握」
珠海航空展で展示された中国の高速ヘリ構想 Avant-Courier(先駆-01)。
珠海航空展に現れた Z-19 軽攻撃へり。
珠海航空展2012に出品される Z-19(右図左)及び Z-10(右図右)。
中国の Z-19 軽攻撃へりは、まだ公表されていないものの第2及び第8軽攻撃へり旅団に配備されている。
「中国最大の無人ヘリ『V750』が試験飛行に初めて成功―中国紙」
中国軍第5 LH 連隊の WZ-10 の写真で、中国は既に8機以上を配備している模様である。
中国では Z-10A が既に配備されたと思われている。
「『中国開発』アジア最大の民用ヘリコプターが初飛行に成功」
「艦載ヘリコプタ07年初飛行・・・」
中国では8日、航空部隊の活動を伝える報道が相次いだ。
2024.03.28
Janes
New Chinese attack helicopter in development
<2404-032816>
中国が、米国のAH-64 ApacheやロシアのMi-28 Havocと同じ重量級と思われる新しい攻撃ヘリを開発している。
3月に中国のソーシャルメディアに登場した新型ヘリの画像は、就役中のAVIC社の昌河飛機工業集団 (CHAIG) のZ-10攻撃ヘリよりも大きく、中央の胴体がApacheに匹敵する幅広の機体を示している。 胴体には、AH-64 Apacheに似たチークフェアリングとMi-28に似た機首構造物が含まれ、最大重量はAH-64EとMi-28N並の10~12tである。
暫定的にZ-21と呼ばれているこの新型ヘリは、赤外線の放射を減らすために上向きのエンジン排気口など、中国人民解放軍の最新の戦闘ヘリ機能の一部を取り入れているようである。
2022.07.26
15:03ロイタ通信
エアバス、中国でヘリコプターの認証取得 現地メーカーと共同開発
<2208-072610>
中国国営CCTVが26日、Airbus社が中国航空工業集団公司 (AVIC) と共同開発したAC352多用途ヘリが中国当局の認証を取得したと報じた。
同機の先行型でAirbus社が海外製造するH175についても中国当局の販売許可を申請しているがまだ下りていない。 H175は2015年から中国国外で運航されており、捜索救助、緊急医療、警察といった用途向けに設計されている。
2022.02.23
Jane's Defence Weekly
Armed variant of Z-20 helicopter could be refuelling-capable
<2206-022313>
中国国営AICCが1月31日、HAIG Z-20中型ヘリの武装型のCG画像を公表した。
それによると武装型Z-20はミサイルを4発ずつ搭載した短い翼を持ち、機首右側には空中給油用のプローブを装備している。
2021.11.03
Jane's Defence Weekly
South Korea receve second modernised KDX-Ⅰ destroyer
<2201-110314>
2回目の近代化改修を受けた1998年7月就役の韓国廣開土大王級駆逐艦 (KDX-Ⅰ) 廣開土大王が10月22日に工事を終え復役した。
改修工事は戦闘管制装置 (CMS) とセンサを中心に行われ、Link 16の搭載も行われた。
2021.01.27
Jane's Defence Weekly
Z-20 variant may be under development for PLANMC
<2103-012704>
中国メディアが1月12日に報じた海軍型のZ-20はPLA海軍陸戦隊用の可能性がある。
このZ-20はKD-10と見られるATGMを搭載しているがKD-10は対艦用とは報じられていない。
2021.01.20
Jane's Defence Weekly
ASW-capable Z-20 may soon enter service with PLA Navy
<2103-012013>
PLA海軍南海艦隊が1月上旬にWeChatに掲載した写真に対潜型と見られるZ-20ヘリが映っており、同機が就役間近であることが示唆された。
2013年に初飛行したと見られるZ-20はUH-60 Black Hawkと良く似た外観で、陸上型は2018年時点で少なくとも2個航空旅団に数機が配備され、その一部はチベットで地上部隊の支援に使われている。
2021.01.13
Jane's Defence Weekly
Z-11WB helo to enter LPA service
<2103-011315>
中国CCTVが2020年12月30日に昌河飛機社のZ-11が同社の景徳鎮工場で量産に入ったとする映像を報じた。
Z-11WBはAirbus Helicopters社製AS350BAを元にした民間ヘリZ-11の偵察軽攻撃型で、PLA地上軍が装備する。
2020.09.23
Jane's Defence Weekly
More details emerge on upgraded Z-10 helo variant
<2011-092310>
中国CCTVが9月7日、第79軍団所属の航空旅団が装備している、改良型Z-10ヘリの詳細が分かる画像を報じた。
外観から分かる改良点はエンジンの噴気ノズルを上向きにして地上からのIR捕捉を避けているほか、胴体両側面に3枚ずつの補助装甲板と見られるパネルが取り付けられている。
2020.09.02
Jane's Defence Weekly
Exercise demonstrates PLAGF ability to use commercial ships as optional flight decks
<2010-090228>
中国サイトのjstv.cn(註:領航橋軍新時代)が8月19日に国営CCTV 7の放映した映像として、陸軍のZ-19及びZ-8へりが重量物運搬船に降着して燃料の補給や、ミサイルの搭載を行っている状況を報じた。
当該船の船名は消されているが、米空軍研究所の研究員によると香港船籍のZhen Hua 28で、全長232m、幅42m、排水量40,000t以上という。
2020.09.02
Jane's Defence Weekly
Wide-body Z-8G variant spotted at PLAGF Xinxiang base
<2010-090226>
民間衛星が5月26日に中国陸軍第161航空攻撃旅団が駐屯する新郷基地を撮影した画像にZ-8G中型輸送ヘリのワイドボディ型が写っている。 国営CCTVは8月20日にこの機種をワイドボディ型Z-8Gと呼んでいるが、一般にはZ-10Lと呼ばれている。
スポンソンがZ-8Gより長いZ-8Lは2019年12月から2020年3月の間に搬入された模様で、3月28日には6機が写っている。
2020.04.15
Jane's Defence Weekly
Images emerge of possible ASW-capable variant of China's Z-20 hrlicopter
<2006-041505>
中国のネット上で、対潜型 (ASW) と見られるZ-20へりZ-20Fが紹介された。
Z-20Fは機首の胴体下には、SH-60 Seahawkが装備するAN/APS-147/153と似たレドームが取り付けられている。
2019.10.28
Aviation Week & ST
Utility is just the first role for the Chinese Z-20
<1912-102805>
天津で10月10~13日に行われた中国ヘリ展にZ-20の海軍仕様機が展示された。 AVIC社は間もなく、Z-20多用途ヘリの各種適用性の試験を開始する。
2019.10.23
Jane's Defence Weekly
Images emerge of Chinese Z-20 naval helo along with more details of Z-20 variant for PLAGF
<1912-102316>
中国のZ-20戦術ヘリの詳細な画像が中国のウェブサイトに掲載された。 写真の機体には速度/方位測定機器が取り付けられていることから、試験機とみられる。 Z-20は陸軍が装備しているもので、海軍型はZ-20Fと呼ばれている。
10月10~13日に天津で開かれた中国ヘリコプタ展では1,600kWのターボシャフトエンジンが展示されていたが、これが双発のZ-20用とみられる。 このエンジンの名称は公開されていなかったがWZ-10とみられている。
2019.10.14
Jane's 360
More details emerge about China's Z-20 helicopter
<1911-101404>
中国国営Global Timesが陸軍が装備しているZ-20ヘリの詳細を報じた。 Z-20は10月1日のパレードで初公開されたのち、2度目の公開になる。
Global TimesによるとZ-20に2基搭載された出力1,600kWのWZ-10エンジンは高高度での使用が可能で、低雑音ロータを駆動しているという。
2019.05.22
Jane's Defence Weekly
Image suggest Z-20 helo has entered service with PLAGF
<1907-052204>
中国地上軍に量産型Z-20 10t級中型ヘリが配備されたもようである。 今までZ-20の写真にはシリアル番号がついていなかったが最近の写真にはついている。
中国は1986年に米国からSikorsky S-70C/Black Hawkを24機購入しており、Z-20の構成品にはS-70を元にしたものが使われているが、回転翼のブレードはS-70が4枚であるのに対し5枚で、2基搭載しているWZ-10ターボシャフトエンジンは出力1,600kWと、GE T700-701Aより200kW強力になっている。
2019.03.20
Jane's Defence Weekly
Delivery of China's heavy-lift helicopter forecast for 2032
<1905-032015>
中国国営Global Timesが3月10日、ロシアと共同で進めている40t級ヘリの最初の引き渡しは2032年になると報じた。 AVIC社のヘリ設計主任は取材に対し、中国には重ヘリ用トランスミッションの経験が無いため56tのMi-26を生産しているロシアの技術を導入する必要があると述べた。
中国は2017年9月に天津で開かれた中国ヘリ展で重ヘリ計画AHLを公開してから4年間検討を続けてきた。
2019.03.12
Jane's 360
Delivery of China’s heavy-lift helicopter forecast for 2032
<1904-031212>
中国国営Global Timesが3月10日、ロシアと共同開発している40t級重ヘリコプタAHLは2032年から出荷可能と報じた。
記事はAVIC社ヘリ部門の主席設計者の言葉を引用したもので、同氏は中国ではトランスミッションの製造経験が無いことから56t級のMi-26を製造しているロシアの協力が必要と述べた。
エンジンについてはかつてウクライナ製のAl-136Tと報じられたことがある。
2018.11.14
Jane's Defence Weekly
Upgraded Z-10ME attack helo breaks cover
<1901-111403>
AVIC社が殊海航空展に、中国軍が装備しているZ-10K攻撃ヘリを改良しパッシブ及びアクティブで生存性を高めた輸出仕様のZ-10MEを出展した。
Z-10MEは最大速度270km/h、上昇限度16,732ft、滞空能力4.6時間、23mm砲1門と両翼にBA-7/KD-10 ATGWまたはPL-90 AAM8発及び19発入りロケット弾ポット搭載とZ-10Kと同じで、高度なECM装置と胴体両側に箱形の6×4発のチャフ/フレアディスペンサを装備している。
2018.11.08
Jane's 360
Airshow China 2018: Upgraded Z-10ME attack helicopter breaks cover
<1812-110804>
AVIC社が殊海航空展に、同社のヘリコプタ部門である昌河航空機 (CAIC) が開発したZ-10MEを展示した。 Z-10MEは中国軍が装備しているZ-10Kの輸出仕様機であるが、Z-10Kを大幅に改良している。 特にアクティブやパッシブの手段により生存性を高めている。
具体的にはミサイル接近警報装置 (MAWS)、レーダ警報装置 (RWR)、6×4チャフ/IRディスペンサを胴体両側に1箱ずつ搭載している。
【註】
記事ではCAICをChanghe(昌河)Industries Corporationとしているが、とあるがCAICはChengdu(成都)Industries Corporationのはずである。
2018.10.24
Jane's Defence Weekly
New variant of Z-8 delivered to PLAN's Aviation University
<1812-102416>
中国海軍航空大学に新型のZ-8であるZ-8C 2機が納入された。 旧式化したZ-8の名称が新造機に付けられたのは意外で、Z-8の改良型にはZ-18の名称がついている。
基本型のZ-18は人員輸送用で、Z-18Fは対潜型、Z-18JはAEW用として海軍で、Z-18Gは部隊輸送用として地上軍で使用されている。
Z-8Cは明らかにZ-18の進んだ点を取り入れたハイブリッド機と見られる。
2018.10.24
Jane's Defence Weekly
China's Z-19E ready for series production, says report
<1812-102415>
中国国営新華社通信が10月13日、HAIG社製Z-19 Black Whirlwind武装偵察ヘリの輸出仕様機Z-19Eが量産に入ったと報じた。
Z-19EのMTOWは4,250kgで軽武装が可能である。
2018.10.15
Jane's 360
China's Z-19E helicopter ready for series production, says report
<1811-101505>
中国国営新華社通信が13日、Z-19 Black Whirlwindの輸出仕様であるZ-19Eが量産準備を完了したと報じた。 ただし新華社は輸出先については報じていない。
開発したAVIC傘下のHAIG社によるとZ-19EはMTOW 4,250kgで、巡航速度、上昇レート、実用上昇限度で特に優れた性能を持つという。
2015.10.14
Jane's Defence Weekly
China's Z-11WB light helicopter takes first flight
<1511-101419>
中国 Avicopter社の Z-11WB 軽ヘリが9月28日に景徳鎮で初飛行した。 2.2tの Z-11WB は2010年11月に初飛行した AC-311 6人乗り軽ヘリの軍用型
でである。 Z-11 は Eurocopter AS350(現在は Airbus H125)の中国型で、AC311 はコックピット周りを Airbus H120 風に変えたものである。
中国軍は Z-11 を装備しなかったが、Z-11WB は軽攻撃/偵察ヘリの要求に合致している。
2015.09.20
Chinese Military Review
Sino-Russian Advanced Heavy Lift (AHL) helicopter
<1510-092002>
AVIC社が天津で開かれている中国ヘリ展に、ロシアと共同開発している重輸送ヘリ AHL の模型を展示した。
AHL は最大離陸重量38.2tで、機内に10t、機外に15tを搭載できる。
また、最大速度300km、実用上昇限度5,700mの性能を持つ。
2015.09.16
Jane's Defence Weekly
Avicopter shows off ALH model at Tianjin helo expo
<1511-091603>
中国 Avicopter社が、9月9日~13日に天津で開かれた第3回ヘリ展で、CH-53K と同級の新型重ヘリコプタ ALH 計画を
公表した。
┃ ┃重 量┃ 速 力 ┃航続距離┃上昇限度┃機内外搭載能力┃
┣━━━╋━━━╋━━━━╋━━━━╋━━━━╋━━━━━━━┫
┃ALH ┃ 38.2t┃ 300km/h┃ 630km ┃ 5,700m ┃ 10t/15t ┃
┃CH-53K┃ 39.9t┃ 264km/h┃ 852km ┃ 4,383m ┃ /15.9t ┃
┗━━━┻━━━┻━━━━┻━━━━┻━━━━┻━━━━━━━┛
2015.09.14
Aviation Week & ST
Avic is developing an export version of China's Z-19 attack helicopter
<1511-091401>
Avic社が Z-19 攻撃ヘリの輸出仕様機 Z-19E を開発中で、2017年には引き渡しが可能という。
Z-19 は Airbus社製 AS365 Dauphin を元にしているが、Dauphin とは大きく違っている。
Avic社の子会社である Avicopter社は、民間ヘリである AC312 を元にして軍用ヘリ Z-9 を開発
している。
2015.09.11
Yahoo
ロイタ通信記事
<1510-091103>
China Daily が11日、中国が次世代型攻撃ヘリの開発を開始したと報じた。 ヘリはステルス性を備え、人民解放軍への引
き渡しは2020年ごろまでに開始する見通しとしている。
このヘリは、中国航空工業集団公司 (AVIC) が開発を担っている。2015.08.29
China Defense
Z-10 attach helicopter, full loaded.
<1509-082902>
フル装備した中国の Z-10 攻撃ヘリ。
写真でロケット弾ポッドを搭載している内側パイロンには、増槽を取り付けることもできる。
2015.02.05
China Defense
The Sino-Russian 20+ ton Heavy-lift Helicopter Project, confirmed
<1503-0205065>
現在世界最大のヘリは Mi-26 であるが、2010年初めに Russian Helicopter社の幹部が、中国と共同で30~35tの重ヘリコプタ
を開発すると述べていた。
ロシアのメディアは、中露が最大離陸重量38t、搭載能力15tの重ヘリを共同開発中と報じている。
2015.01.14
Jane's Defence Weekly
End of year surge for J-20 programme
<1502-011411>
中国陸軍の輸送ヘリ Z-18A がチベット高原で飛行試験を行っているのが報じられた。 Z-18 は AC313 3発13.8tヘリの
派生型で、27名の兵員又は5tの貨物を搭載できる。 Z-18 は高高度に適応していると見られ、AC313 は2012年にチベットで高度8,000mの試験を行っ
ている。
Z-18 は最初の三タイプが、AEW や ASW などの海軍用途に使用されている。
2014.08.27
Jane's Defence Weekly
China unveils ASW version of Z-8 helicopter
<1410-082709>
中国海軍の新型対潜ヘリ Z-18F が飛行試験中である。 Z-18F はフランス製の SA-321 Super Frelon の中国型 Z-8 を元
に開発された。
Z-18F は Z-8 と比べてコックピットと胴体の形状が変わっているが、これはかつて Z-8F-100 と呼ばれていた AC313 と同じ
改造とみられる。 AC313 は P&W社製の PT6B-67A エンジンを搭載している。
2014.02.18
Chinese Military Review
Sino Blue Whale quad rotor vertical takeoff and landing aircraft
<1403-021802>
中国の Blue Whale (Lan-Jing or Lanjing, 藍鲸) 四チルトロータ VTOL 機の新たな画像が公開された。
藍鲸は搭載能力20tで、最大速度538km/h、航続距離3,100kmの性能を持つ。
【註】
C-130 の搭載能力と航続距離は、20t搭載で4,000kmであり、搭載能力20t、航続距離3,100kmは C-130 に匹敵する性能である。
2014.01.29
Chinese Defense Review
Chinese 10 ton medium lift utility helicopter
<1402-012902>
2014.01.15
Jane's Defence Weekly
Z-19 fitted with Longbow-style radar breaks cover
<1403-011504>
中国の Z-19 軽攻撃へりが、AH-64 Apache が装備している AN/APG-78 Longbow とよく似たマスト搭載のアクティブミリ波レーダ
を装備した写真が初公開された。
このレーダは Z-10 7tヘリが搭載しているレーダを小型軽量化したもののようである。
2014.01.08
Jane's Defence Weekly
China's Black Hawlk lookalike takes first flight
<1402-010804>
Sikorsky S-70 と酷似した中国の Z-20 が、12月23日に初飛行した。 中国は1985年に米国から S-70 24機を購入している。
Z-20 には将来 AVIC Engine社が Turbomecat社と共同開発している WZ-16 を搭載するが、試作機は P&W Canada社製 PT6B-67B
エンジン2基が搭載している。 PT6B-67B には米国製のソフトが使用されていることから、米国の武器輸出統制法に反する可能性
がある。
2013.12.24
Yahoo
Searchina 記事
<1401-122404>
中国が開発した10tヘリ Z-20 が23日に初飛行した。 Z-20 は汎用ヘリと位置付けられており、兵員や装備の輸送用とみら
れ、機外吊り下げ能力が3~4t、機内搭載能力は1.5t以上になるとみられている。 外観は Sikorsky S-70 に似ているが、ロータが5枚であるなどで、安定性や機動性がさらに
すぐれているとの見方がある。
海軍が Z-20 を搭載した強襲揚陸艦を配備すれば、上陸作戦能力も大幅に向上すると考えられ、中国メディアは島奪取戦
に役立つとか、島奪取戦に参画かなどと報じ、尖閣諸島が念頭に報じている。
2013.12.23
China Defense
Z-20 "Copyhawk" medium-lift utility helicopter
<1401-122305>
中国 CCTV が、中型多用途ヘリ Z-20(別称 Copyhawk)が初飛行したと報じた。
それによると Z-20 は10tで、5枚ロータを有している。
2013.12.23
Chinese Military Review
Chinese Z-20 Sino-Black Hawk rotor medium lift utility helicopter
<1401-122302>
図は Black Hawk と比較して、わずかに外見の異なる部位。
2013.11.04
Aviation Week & ST
Heavier lifter
<1312-110406>
中国とロシアが共同開発する ALH は、2008年の共同開発合意後も依然として研究段階にあるが、
30~40tの ALH 完成すると33.3t の CH-53E Super Stallion を凌ぎ、56tの Mil-26 に次ぐ大型になる。
Avicopter社は2009年に、2014~2019年就役と言っていたが、不可能なことは明らかである。
2013.10
International Defence Review
Unfulfilled ambitions: China's helicopter plans are yet to soar
<1311-100024>
2013.09.16
Aviation Week & ST
Adventurous Avicopter
<1311-091605>
中国 Avicopter社が、9月5日から天津で開かれた中国ヘリコプタ展で各種開発計画を公表した。
・Jueying
機首に推進プロペラを持つ800kgの同軸反転ロータ UAV で、最大速度450km/h。
・Blue Whale
搭載能力20tの4発チルトロータ VTOL機で、最大速度538km/h、上昇限度28,264ft、航続距離3,106km、戦闘行動半径815km
。
・Feihong
VTOL実験機で、既に飛行試験中。
2013.09.11
Jane's Defence Weekly
Chinese rotary-wing plans raise PLA Army Aviation forces profile
<1310-091107>
中国の回転翼機開発計画が、AVIC 傘下のヘリコプタ研究所 (CHRDI) のウェブサイトで公表され、中国陸軍
航空部隊が強化されつつあることが判明した。
・Blue Whale
搭載能力20tの4発チルトロータ機で、速力538km/h、航続距離8,016km、戦闘行動半径
815kmの性能を持つ。
・K800
同軸反転ロータを持つ800kgの無人ヘリで、450km/hで飛行する。
・Clean Energy Helicopter
リチウムイオン電池を動力源にする。
2013.03.20
Jane's Defence Weekly
WZ-10 revelations put spotlight on China's R&D skills
<1304-032011>
Kamov社の主任設計技師が、3月5~7日にラスベガスで開かれた Heli Expo 2013 展で、中国 CAIC社の
WZ-10 攻撃へりは Kamov社が設計したものであることを暴露した。
それによると WZ-10 は、同社が1995年に Project 941 として開発した攻撃へりである。
2012.12.04
Yahoo
Searchina 記事
<1301-120404>
中国は攻撃ヘリ二機種を同時に生産している。 WZ-19 は2年前に試験飛行を開始し、最近軍用機の塗装を施した。 同
機は総重量4.5tの複座で、23mm機関砲と1tの弾薬等を搭載可能で、飛行速度は245km/h、航続距離は700kmに達する。
中国は1990年代から、更に大型の WZ-10 の開発を続けていて、数機の試作機が2年前に陸軍航空兵部隊に納入されて試
験を実施した。 その間、まざまな問題に苦しめられ開発中止の危機に陥りそうになったが、中国は同機の多くの欠陥を改
善して量産を開始した。
2012.11.25
Yahoo
Searchina 記事
「中国の最新兵器、今後の輸出についての見通しは (1)」<1212-112501>
今年の珠海航空展には WZ-10 と WZ-19 が出展された。 WZ-10 は中国人民解放軍の主力攻撃ヘリであるのに対して、
WZ-19 の情報についてはあまり知られていない。 WZ-19 は Eurocopter社製品を元にした WZ-9 をベースとし、機体の前
部を再設計して新型武器とセンサを搭載している。
JDW は AVIC の情報を引用し、J-31 は全長16.9m、翼端長11.5m、最大離陸重量17,500kg
で、最大速度 Mach 1.8、戦闘行動半径が1,250kmの性能を持ち、更に予備燃料タンクを搭載するか空中給油を行うことにより、戦闘行動半径が
2,000kmに達するとしている。
Searchina 記事
「中国の最新兵器、今後の輸出についての見通しは (2)」
2012.11.21
Jane's Defence Weekly
Attack helos, stealth 'concept' grab limelight
<1212-112104>
11月13日~18日に珠海で、第九回中国航空展が開かれた。 今回は攻撃へりと J-31 に注目が集まった。
攻撃へりについては、Z-10 は既に PLA の主力機種になっており、Z-19 は Eurocopter社の
Dauphin の中国型である Z-9 の前部胴体を再設計した機体である。
J-31 は標準離陸重量17,500kg、翼端長11.5mで、機内燃料だけでの戦闘行動半径1,250km、増槽追加又は空中給油での
戦闘行動半径2,000km、最大速度 Mach 1.8 の性能を持つ。
2012.11.17
Yahoo
Searchina 記事
<1212-111701>
珠海航空展で11日午前、WZ-10(武直-10)が姿を表し、展示飛行終了後は珠海空港に着陸せず、広州軍区陸軍航空隊基地に戻った。
WZ-10 は最大離陸重量5tの中型攻撃ヘリで、全体的な作戦能力や性能は、欧州の攻撃ヘリ Tiger に相当する。 また対地攻撃能力は、米国の
Cobra やイタリアの A-129 に相当し、Apache と肩を並べる能力を持つとの情報もある。 水陸両用攻撃艦に搭載することで、制海権を掌握できるという。
2012.11.14
鉄血網
中国推出全新高速直升机:挑战V22 打破传统风格
<1212-111402>
【註】
離着陸用のロータと推進用のプロペラが、同じエンジンを使用しているのが、米国の Sikorsky X2 と Eurocopter X3 と異なり斬新である。
離着陸時にはロータに、推進時にはプロペラに動力を集中できる可能性もある。
2012.11.11
China Defense
Zhuhai suprise: Chinese speedchopper concept
<1212-111103>
米国の Sikorsky X2 と Eurocopter X3 を組み合わせたような形状をしている。
2012.11.11
China Defense
Photo of the day: Z-19 light attack chopper at Zhuhai
<1212-111102>
2012.11.08
China Defense
Photos of the day: Getting ready for Zhuhai Air Show 2012
<1212-110804>
2012.11.04
China Defense
Photos of the day: Z-19
<1212-110401>
今月下旬に開催される珠海航空展2012で公式に発表されると見られる。
2012.08.01
Jane's Defence Weekly
China shows off Z-9WZ variant to global media
<1209-080104>
中国が7月24日、北京近郊に所在する第4ヘリ連隊の基地で、Z-9WZ を初公開した。 Z-9WZ は Eurocopter社の AS 36 SN Dauphin
2 を元にした攻撃へりであるが、同連隊長は、全ての部品が中国製であると断言した。
【註】
Z-9 はハルピン航空機製造社が AS 365N Dauphin Ⅱ を中国で生産したもので、昌河航空機は1990年代に Eurocopter社と AS 350B Squirrel の中国型 Z-11 を生産している。
更に中国は独自に Z-9 及び Z-11 の武装型を WZ-9 及び WZ-11 として開発している。
2012.07.30
Aviation Week & ST
Opening up a little
<1209-073002>
閉鎖的な中国が珍しく北京近郊の基地で Z-9WZ 武装偵察ヘリを記者団に公開した。 ただし最新の Z-10 は公開されなかった。
公開されたのは第4ヘリ連隊で、同連隊は Z-9WZ 12機のほか、Mil-17、Mil-171 ヘリ及び Y-7、Y-8 輸送機など
30機を装備する1,000名の部隊である。 Z-9WZ は Z-9 シリーズ最新型機で、当日は PL-90 AAM やType 23-2 23mm機銃、
HJ-10 ATM も展示された。
2012.07.04
Jane's Defnse Weekly
Pratt & Whitney admits Z-10 assistance
<1208-070404>
中国の Z-10 攻撃へり開発に際し、P&W社の子会社である UTC社が、軍用ソフトを非合法に提供
していた。 P&W社は2001~2002年に、Z-10 開発を支援するため10名の技術者を中国に派遣していた。
2011.11.16
Jane's Defence Weekly
China, Russia 'close to starting joint heavy-lift helicopter progrmme'
<1201-111605>
11月8日付けの中国日報紙(註:アジアで発刊されている週刊英字新聞)が、中露が重輸送ヘリの共同開発を間もなく開始すると報じた。
2011.08.31
Jane's Defence Weekly
China to supplu\y Z-9s to Cambodia
<1111-083107>
カンボジアが中国から、Z-9 多用途ヘリを$195Mの借款で購入する契約を行ったと、現地メディアが8月22日に報じた。
同国空軍は現在、Mi-8 14機と、Mi-17 8機を保有している。
2011.05.16
Aviation Week & ST
China's Brantly-based drone
<1106-051601>
中国 AVIC社と関連会社が、Brantly社製 B-2B ヘリを無人型化した V750 の飛行試験
を行った。
B-2B は1959年に FAA の耐空証明を取得している。
【註】
Brantly社はテキサス州に本社を置く企業であるが、現在では製造の全てを中国の
青島 Haili Helicopter社で行っている。
2011.05.09
China Defense
China Tests Unmanned Helicopter
<1106-050902>
中国が7日、山東省東部の Weifang で中型 VTOL UAV V750 の初飛行を行った。
V750 は最大離陸重量750kgで、搭載能力80kg、滞空能力4時間、遠隔操縦時の飛行距離150kmの性能を持つ。
2011.05.09
Yahoo
Recoed China 記事
<1106-050901>
広州日報が8日、中国最大の無人ヘリ V750 が7日に山東省で初飛行したと伝えた。 但し専門家は、初飛行には成功し
たものの、実用化にはまだしばらく時間がかかると見ている。
V750 は2人載りの B2B ヘリを改造したもので、重量757kg、最大積載量80kg、最高速度161km/h、最長航続距離500km、
滞空能力4時間以上である。 自動飛行と遠隔操縦飛行の切り替えができ、遠隔操縦時の操作可能距離は150km、高度3,000m
となる。
2011.04.15
朝鮮日報
中国版アパッチヘリ『WZ10』が実戦配備
<1105-041501>
中国軍が、Apache に似た性能を持つ攻撃用ヘリ WZ-10(武直10)を実戦配備したことが明らかになった。 人民日報
の姉妹紙である環球時報が14日、WZ-10 が飛行する様子を撮影した50枚の写真を公開した。 WZ-10 は、対戦車ミサイルや空対空ミサイルなど、合計16発のミサイルを搭載
でき、ヘルメットのバイザーに飛行情報が表示される HUD など、Apache と同レベルの偵察監視装備や ECM 装置など、最新の装備を搭載して
いる。
中国の軍事専門家たちは、機体に記されたシリアルナンバから、このヘリ4機は中国陸軍第5航空団の所属で、インドやベトナムと国境を接する
中国西南部に配備されていると見ている。
2011.02.09
Jane's Defence Weekly
Chinese attack helo images leaked to web
<1103-020912>
中国の攻撃へり Z-19( WZ-19 とも言う)の画像がインターネットに流出した。 Z-19 は最大離陸重量
4.5t(自重2.3t)と見られ、明らかに6tの Z-10 より軽量である。
2010.12.12
China Defense
WZ-10 of the PLA 5th LH regiment
<1101-121202>
2010.12.01
Jane's Defence Weekly
China sources French engines for military helo
<1101-120105>
中国のハルピンエンジン社(別名 Dongan エンジン社)が Turbomeca社の協力で1,800馬力の WZ16 を2014年実用化
を目指して開発している。 WZ16 は最初に Z-15 中型ヘリに搭載されることになる。
Z-15 は Eurocopter社と共同開発した欧州で EC175 と呼ばれている AC532 を軍用に再設計した7tのヘリである。
2010.11.02
China Defense Blog
Z-10A entered service?
<1012-110202>
2010.07.14
Jane's Defence Weekly
CAS on call
<1008-071414>
・AH-6i Apache Lite
・AH-1Z
・Tiger
・A129/T129 Mangusta
・Rooivalk(南ア)
・ロシア、中国、インド
Ka-52
Mi-28N
Z-10
HAL LCH
・ラテンアメリカ
2010.03.24
Jane's Defence Weekly
New Chinese helo makes maiden flight
<1005-032412>
中国で3月13日に、国産ヘリ AC313 が初飛行した。 中国では AC313 は国内で開発されたと報じられているが、実際
にはフランス Aerospatiale社製 SA 321 の改良型と見られる。
中国は1976年に SA 321 を導入し、1989年から Z-8 として国産していた。 Z-8 は陸海軍及び武装警察が装備している。 13.8tの AC313 と
Z-8 の相違点は、引き込み脚になったこと、胴体の深さが増大したこと、下面が舟形から平板型になったことなどである。
2010.03.24
Jane's Defence Weekly
AVIC requests funds for 20-ton helicopter project
<1005-032411>
中国の AVIC社が3月12日に政府に対し、20tヘリの開発に政府が出資するよう要請した。 20tヘリは軍用のほか、
消火、救難、輸送などの民生用としても考えられており、AVIC社は国内需要を100機と見ている。
20tヘリの開発では2008年10月にロシアと共同開発の MoU を取り交わしており、共同計画は現在も進行中である。
【註】
Mi-46 を元にした共同開発ヘリは、2月に試作機がロールアウトしたと写真入りで報じられている。
2010.03.18
China Defense Blog
AC330 is Z-8F-100
<1004-031802>
中国 AVIC 社が設計製造した初の民生用ヘリ AC313 が初飛行した。 AC313 は最大離陸重量
13.8tで、27名の旅客又は15名の患者を輸送できる。 用途としては旅客輸送のほか、森林火災の消火、都市火災消火の支援などが考えられている。
AVIC社によると、同社は輸送能力が20t~30tの民生用ヘリの開発を準備中である。
2010.03.18
Yahoo
Searchina 記事
<1004-031801>
中国航空工業集団公司が開発を進めてきた大型ヘリコプタ AC313 が18日、江西省の景徳鎮で初飛行に成功した。
AC313 は、アジアで最も大型の民用ヘリコプタで、軍用ヘリの Z-8 がベースになっている。 Z-8 は、仏アビアシオン社の SA-321 のコピー機
であるが、中国は AC313 の開発にあたり、新技術を大幅に盛り込んだとされる。
2010.03.10
Jane's Defence Weekly
China deploys new Z-9 to Gulf of Aden
<1005-031001>
中国が第5次アデン湾派遣部隊に、新型の Z-9C 艦載ヘリを投入した。 新型 Z-9C の外見上の特徴は屋根に照準装置
を搭載してることで、この中には微光/IR センサと共にレーザ照準器が収められていると思われる。 また12.7mm機銃ポッドとロケット弾ポッドも搭載している。
2010.02.17
Jane's Defence Weekly
AVIC breakes from Eurocoptor to re-engine Z-15
<1004-021701>
中国の AVICopter社が Eurocopter社と共同で開発した EC 175/Z-15 7t中型ヘリは P&W社の PT6C-67B エンジンを搭載しているが、中国は
Z-15 に Turbomecaq社の協力で開発している国産のターボシャフトエンジンを搭載するよう再設計することになった。 中国は少数の試作機で
PT6C を搭載していた Z-10 を、WZ-9 と見られる国産
エンジンに換装した実績を持っている。
中国軍は民間型である Z-15 に軍用の数種類を計画している。
2010.02.06
China Defense Blog
New Chinese "20 ton" helo emerges
<1003-020603>
ロシアの Oboronprom社と中国の AVICopter社が Mi-46 を元にしたヘリの共同開発に関する
MoU に署名して僅か18ヶ月しか経たないのに20tヘリの試作機がロールアウトしている。 MoU 署名時点で Mi-46 は
青写真にしか過ぎなかったことを考えると、驚異的な開発速度である。
Oboronprom社は Mi-46 を離陸重量30tとしていたのに対し、中国の要求は20tであったことから、この開発をどちらが主導しているかが明らかである。
2010.01.11
Aviation Week & ST
Heavy liftrt
<1002-011111>
中国の Avicopter社がロシアの Russian Helicopters社と共同で重輸送ヘリ (AHL) を開
発しており、2010年代後半には実用化する。
AHL は30t級と CH-53E Super Stallion と同級で、ロシアが開発している Mi-46(右図)を元にしている模様である。
2010.01.11
China Defense Blog
Z-9WE light attack helicopter
<1002-011102>
中国 AVIC社傘下のハルピン航空機製造社が、Z-9WE 軽攻撃へりが輸出可能な状態になったことを明らかにした。
Z-9WE は H425 民間ヘリの軍用型で、H425 は軍用の Z-9 多用途ヘリの民間型である。
最近ケニヤに2機輸出された Z-9 は、国内向けの Z-9WA ではなく、新型の Z-9WE と見られる。
2009.12.21
Aviation Week & ST
East meets west
<1002-122101>
Eurocopter社と中国の Avicopter社が共同開発した7t級中型ヘリ EC175 が、12月17日に初飛行した。 中国側での名
称は Z-15 になる。
EC175/Z-15 の航続距離は700nmで行動半径は270nmである。
2009.12.17
China Defense Blog
EC175/Z-15 performes its maiden flight
<1001-121704>
中国 AVIC社と Eurocopter社が共同開発した EC-175/Z-15 中型ヘリがフランスで初飛行した。 EC-175/Z-15 の開発
は2005年12月に開始され、中国からは50名の技術者が開発に参画した。 EC-175/Z-15 は7t級で P&W社製エンジンを搭載
する双発機である。
今後 EC-175 は Eurocopter社が生産し、Z-15 としては AVIC社が生産にあたる。
2009.11.03
China Defense Blog
Sino-Russian 20+ ton heavy-lift helo development underway
<0912-110303>
インターネットサイトに中国がロシアと共同開発している重輸送ヘリの模型の写真が掲載された。 このヘリは Mi-6
シリーズの後継となる Mi-46 の一種と見られ、共同開発計画はロシアのメディアで10月13日に報じられていた。
【註】
自重が20+tであれば、CH-47 や海自の CH-101 が約10t、米国最大で我が国も装備している CH-53 で約15tであることから、かなり巨大なヘリになる。
20+tが最大離陸重量であるとすれば22.7tの CH-47 と同程度となる。
2009.03.07
China Defense Blog
Is this legal? Honeywell LTS101 engine is selected to power the Changhe Z-11 helicopter
<0904-030702>
Honeywell社が2月22日に、中国の Z-11 ヘリ用に同社製 LTS101-700D-2 エンジンが採用され
たと発表した。 これにより同社は LTS101 の生産を再開し、2010年1/四半期に納入を開始する。
Z-11 は単発の多目的ヘリで、LTS101 エンジンを採用することで離陸時の出力が7%、燃費が10%向上し、運用コストを
30%低減できるようになる。
【註】
Z-11 は昌河航空機が1990年代に生産を開始した Eurocopter社製 AS 350B Squirrel の中国型であるが、中国は独自に Z-11 の武装型を WZ-11 として開発している。
2009.02
International Defence Review
First showing of PLAAF front-line fighters
<0903-020010>
2008年に珠海で開かれた航空展には J-8ⅡM、JH-7、H-6U などと共に J-10 が
初めて参加し、飛行を展示した。
中国空軍が最終的に J-10 の公開を決めた背景には、輸出の拡大と、中国技術力の誇示があるようである。
2008.08.06
Jane's Defence Weekly
China rolls out Z-9 helo naval variant with anti-ship missile
<0809-080606>
中国海軍が既に装備しているハルピン (Harbin) 社製 Z-9C 艦載ヘリの新型である Z-9D が、レーダ誘導の新型対艦
ミサイルである杭州航空機製造 (Hongdu Aviation Industry Group) 製の TL-10B (KJ-10B) を装備した。
TL-10 は艦載型の JJ-10 として2004年に初めて登場し、2006年に航空機搭載型の KJ-10 が登場した。 TL-10 は30kgの弾頭を搭載してロケッ
トモータで Mach 0.85 で飛行し、空投の場合の射程は18kmである。 レーダシーカの TL-10B
のほかに EO シーカの TL-10A もある。
2008.07.27
China Defense
Z-9D and JT-10A, oh my
<0808-072701>
2008.01
Jane's Missiles & Rockets
Chinese Z-10 image shows third prototype's armament
<0802-010001>
中国が Z-10 攻撃へりの三番目の試作機 Z-10-03A と搭載する ATM である HJ-10 の写真を公開した。 Z-10 は機首
にセンサを取り付け、両翼に4発搭載発射機を装備している。
HJ-10 には、恐らく KD-10 と呼ばれる陸上型もあり、右図のようにマスト搭載型発射機から発射される。 右図では
カナード翼がでていない。
2007.12
International Defence Review
Front-line helicopter gunships evolve for the modern battlefield
<0801-120017>
・AH-64D Longbow(米)
・AW129 Mangata EES(伊)
・AH-2A Rooivalk(南ア)
・Tiger(独)
・Mi-24V Hind-E (Mi-35)(露)
・ATE Mi-24 Super Hind(露)
・Mi-28N Havoc(露)
・Ka-50 Hokum(露)
・Z-10(中)
2007.10.31
Jane's Defence Weekly
Details come to light of China's Z-10 attack helo
<0722-103107>
中国の Z-10 攻撃ヘリの三番目の試作機である Z-10-03A の写真が公表された。
スタブ翼にに4発搭載された HJ-10 ミサイルは初公開である。 HJ-10 は中国が独自開発した対戦車ミサ
イルで、AGM-114 Hellfire 級の能力があるといわれている。
Z-10 の開発には海外技術の導入と直接の技術支援が行われていることが徐々に明らかになってきているが
、エンジンは P&W カナダ社製の PT6-67C ターボシャフトエンジンが使用されている。
2007.10.15
Defense News
Canadian engines power some Chinese attack helos
<0722-101503>
10月初めに中国の CAIG社が公表した資料に、P&W カナダ社製 PT6C-67C ヘリ用エンジンが2003年から開発中の Z-10
攻撃ヘリの部品リストに掲載されているのが分かり、米政府は同社の違法輸出の疑いが強いとして調
査を開始した。
同社は、カナダ支社がカナダ政府の承認を受けて2001年に10基のエンジンを民間ヘリ用として輸出したこと
を明らかにしたが、軍用への転用又はコピー製造については承知していないと説明している。
2007.07.15
読売新聞
米「アパッチ」級の中国攻撃ヘ・・・
<0715-071501>
香港の人権団体が15日、中国が開発中の攻撃ヘリコプタ1機が11日、江西省景徳鎮市の農地に墜落し5人が負傷したと伝えた。 墜落し
たのは『武直10』(WZ-10) で、試験飛行中だった。 同機の性能は米軍の主力攻撃
ヘリアパッチに匹敵するとされる。
中国は2003年、WZ-10 の原型機6機を生産したが、同年に1機が墜落事故を起こしており、墜落事故は今回で
2回目になる。 台湾は今年4月に、WZ-10 の開発に対抗してアパッチ30機を購入する方針を示している。
2007.04.25
Jane's Defence Weekly
Marching foward
<0711-042512>
【註:】
HN-1 (Hong-Niao-1) は、これまでロシアの Kh-65SE/SD (射程3,000km の Kh-55 (AS-15) の短距離型) の発
展型で、1992年に装備化されたとされていた。 中国は HN-1 のエンジンを改良し射程を延ばした HN-2 や
Tomahawk に似た巡航ミサイル HN-3 を開発しており、DH-10 は Hong-Niao シリーズの最新型
HN-2000 と見られていた。
2007.01.08
Yahoo
サーチナ・中国情報局記事
<0702-010801>
新華社が中国西南部で行われた新鋭戦闘機「殲-10(J-10)」の初訓練を紹介すると共に、中国
新聞社は中国北部の某基地から艦載ヘリコプタが飛び立ったと伝えた。
2006.11.08
Jane's Defence Weekly
China developing 10-ton helicopter
<0623-110809>
中国の AVIC Ⅱ社 (Aviation Industry Corporation Ⅱ) がフランスの Eurocopter社の支援を受けヘリコプタを開発
している。
・10t ヘリ
開発は5年間続けられているが、まだ名称はない。
・Z-15 (6t)
初飛行は2009年6月に予定されている。 Z-15 の組立ラインはハルピンのほかフランス
の Marignane に作られた。 フランス型名は EC 175 である。
・Z-10 (5.5t)
Z-10 中型多用途ヘリ飛行試験は今年末に完了する。
2006.01.11
Jane's Defence Weekly
Rising to demand
<0603-011111>
・ヨーロッパの状況
・中東アジアの状況
・ロシアの状況
・東アジアの状況
1970年代後半にフランスの Aerospatiale社が昌河航空機社と中国で SA 321Ja Super Frelon の生産を行った
。 これに引き続き昌河航空機は1990年代に Eurocopter社と AS 350B Squirrel の中国型である Z-11 を、ま
たハルピン航空機製造社が AS 365N Dauphin Ⅱ を Z-9として製造している。
更に中国は独自に Z-9 及び Z-11 の武装型を WZ-9 及び WZ-11 として開発しており、
2006年中にも配備が始まる。
(そのほか、台湾、韓国、日本の企業が行っているライセンス生産の状況及び OH-1 の開発生産の紹介)
2005.10.12
Jane's Defence Weekly
China's Z-10 helicopter reveals latest progress
<0521-101201>
中国 Changhe(註:長河)航空製造社の Z-10 戦闘ヘリの開発は順調に進んでおり、既に3機の試作機が納
入されて試験が行われている。 Z-10 は中国国内では WZ-10 (Whu Zhi: Armed Helicopter) とも呼ばれている。
Z-10 は民間輸送 CMH (Chinese Medium Helicopter) とかなりの部品が共通で、
主要部分に欧州の技術が採用されている。
右回りの5枚回転翼はギヤボックスやトランスミッションと共に、Eurocopter社の Agusta の技術が使われている。
コックピットの上についているのはヘリ阻止用ワイヤの切断器である。
2005.04.13
Jane's Defence Weekly
China's Z-10 helicopter built on Western expertise
<0509-041315>
中国の Z-10 ヘリの開発は極秘裏に進められていて、殆ど情報がないが、この不鮮明な写真からだけでも、
階段状タンデム座席配置、幅の狭い胴体、スタブ翼、頑丈な主脚、機種搭載砲など、明らかに攻撃ヘリと判断
される。
Z-10 は民間型 CMH (Chinese Medium Helicopter) と同時に開発されており、中国政府は両者は全く同じ物
であると説明している。
このため中国は CMH 開発への協力を名目に、Z-10 開発に西側技術の支援を受けている。
【註:】
右図は JDW 2002.05.08 で Z-10 の写真として報じられたものであるが、明らかに今回
の写真と異なっている。
この写真はコックピット形状、尾翼の形状、テールロータ位置及び方式、主脚の形状及び位置などから、Eurocopter AS 365N
Dauphin 2 の中国製である Z-9A を改良した Z-9G の模様である。
2002.05.08
Jane's Defence Weekly
China advances helicopter projects
中国は P&W Canada社から、2基のエンジンを新開発の Z-10 軽多用途ヘリコプタ(右図)用
に入手した。
Z-10 は1997年から Eurocopter社はロータの開発で提携し、1999年に Augsta-Westland社とトランスミッションの開発で提携している
。 Z-10 には軍用の他、民間用もある模様である。
この他に中国は Z-8 多用途輸送ヘリを開発していたが1997年に中止になった。 また近年、Eurocopter AS 365N Dauphin 2 の中国版
である Z-9A を改良した Z-9G 戦闘ヘリコプタを少数装備していると伝えられている。 Z-9G は射程3kmの IR
誘導 AAM である TY-90(右図)を4発搭載する。 TY-90 の開発は1990年代初期に開始されたといわれている。