2021.07.21
Jane's Defence Weekly
US Air Force issues airworthness approval for Kitty Hawk's Heaviside eVTOL aircraft
<2109-072105>
米空軍が7月1日、Agility Prime計画で、Kitty Hawk社に対し、HeavisideチルトプロペラeVTOL機に耐空性承認を行ったことを明らかにした。
この結果同社は政府への納入に向けた飛行試験実施が可能になり、空軍も同社への支払いができるようになる。
2020.09.28
Aviation Week & ST
Tiltwing rescuer
<2011-092802>
大型チルト翼機は1960年代にCanadair社のCL-84 Dynavertが飛行に成功したが未だに量産化されていない。 ところが半年eVTOL技術により再び注目されだした。
スイスDufour社のaEro3は5~7人乗りで、同社はまず救難&患者輸送用を目指している。
同社は最初に、組み立てキットとして販売されているSilent Twister機を元にして2016年にaEro1を製作した。 aEro1は通常飛行で60分の滞空後に15分の余力を残している。
aEro3はチルト翼に4基のプロペラ推進装置を持つほか、VTOL時の安定用として尾部に2基のプロペラを内蔵したテイルスラスタを装備している。
2020.09.28
Aviation Week & ST
eVTOL
<2011-092801>
Joby社が過去6年かけて開発してきたeVTOLがカリフォルニア州(場所は非公開)で試験飛行を行っている。
まだ名がなく識別名のS4で呼ばれているこのeVTOLは、チルトする電動推進装置EPU 6基を両翼に2基ずつとV字尾翼に2基持ち、全長21ft翼端長38ftで、150nmの航続距離を持つ。 乗員は操縦手1名のほか乗客4名になっている。
2020.06
International Defence Review
Compnies unveil offerings for UA Air Force's Agility Prime eVTOL effort
<2008-060008>
米空軍が4月27日に開始したAgility Prime eVTOL計画には、重搭載型、搭載能力1t級、200kg級など各種提案がなされている。
・Rhaegal-B: Sabrewing Aircraft社
VTOLモードで2,450kg、CTOLモードで4,500kg搭載
・Chaparral: Elroy Air社
100~225kg搭載で500km航続
・ARES: Piasecki Aircraft社
Aerial Reconfigurable Embedded System
タービンエンジンのチルトロータ
・PA890: Piasecki Aircraft社
Slowed-Rotor Winged Compound
この他にAirMap社、Beta Technologies社、Joby Aviation社、Hneywell社、LIFT Aircraft社Transcend Aerospace社、Collins Aerospace社、及びP&W社も名乗りを上げている。
2020.05.18
Aviation Week & ST
High hops
<2007-051806>
2020.04.27
Jane's 360
Companies unveil offerings for US Air Force's Agility Prime eVTOL effort
<2005-042703>
米空軍が4月27日に、搭載能力が1t~200kgの各種電動VTOL (eVTOL) UAV機を調達するAgility Prime計画を開始した。
この計画には搭載能力がVTOLで2,450kg、滑走離着陸で4,500kgのRhaegal-Bを提案するSabrewing社、搭載能力100~225kgの4ロータ機Chaparralを提案するElroy Air社、ARESを提案するPiasecki社を始めに多くの企業が提案を行っている。
2020.04.17
Breaking Defense
Roper sees Air Force 'Flying Cars' in production by 2023
<2005-041704>
米空軍の調達責任者であるローパー氏が、空軍向け電気推進型VTOL機eVTOLの生産が3年以内に開始されるだろうと述べた。
空軍はまず2~3名を輸送する小型eVTOLを目指している。
【註】
記事にあるUber社製Flying Carは空地両用車ではないことから、空軍の言う'Flying Cars'とは空地両用車ではない様である。
2020.04.06
Aviation Week & ST
Cargo connectionz
<2006-040611>
米海兵隊が、空軍が2月に公表した電動VTOL機 (eVTOL) Agility Prime計画に関心を示している。
海兵隊はeVTOLを無人空輸兵站システムULS-Aとして大中小の3種類を考えている。
小型は60~150-lb搭載で行動半径5~10nm、中型は300~500-lbで15~110nm、大型は1,000~3,000-lbで150~300nmという。
2020.02.26
Defense News
US Air Force starts effort to buy a 'flying car'
<2003-022603>
米空軍が公式にFlying Car計画を開始した。 2月25日に打ち出したAgility Prime計画は民間が先行している電動VTOL (eVTOL) を戦闘地域での人員や物資の輸送に活用というものである。
空軍は3~8名の兵員を100mph以上の速度で100哩以上輸送でき1時間以上使用できることを求めており、FY23までに少数機でIOCを目指している。 このため企業には2020年12月17日までに実証飛行を行うことを求めている。
2019.05.20
Aviation Week & ST
Lilium liftoff
<1907-052003>
ドイツLilium社が5月4日、電動VTOL (eVTOL) Lilium Jet実大機の無人での初飛行に成功した。
2019.05.20
Aviation Week & ST
German startup Lilium
<1907-052002>
ドイツLilium社が5人乗り電動VTOL (eVTOL) の無人での初飛行に成功した。 Lilium Jetは前後翼に36基のダクテッドファンを配している。
【註】
米DARPAがAurora社と、ほぼ同じ構想のVTOL機XV-24A LightningStrike VTOL X-Planeを開発して1/5モデル機の試験飛行を行っていたが、2018年5月に計画中止が報じられている。
2018.06
International Defence Review
DARPA cancels LightningStrike eVTOL X-plane programme
<1807-060002>
米DARPAが進めていた電動VTOL (eVTOL) のVTOL-X機XV-24A Lightning Strikeが
計画中止になった。
Vtol-Xには民生用、商業用としての関心が高いが、DARPAによると今すぐ計画を引き継ぐ話はないという。
2017.05
International Defence Review
X-Plane completes initial demonstrations, full-scale flight scheduled for 2018
<1707-050011>
米DARPAが開発を進めているLightningStrike VTOL X-Planeは、20%縮尺機(SVD)による試
験飛行を3月上旬に完了し、今後は実大機計画に移る。
SVDは翼端長10.7ft、重量325-lbであるのに対し、実大機は61ft、12,000-lbで、速力も100ktに対し300~400ktになる。 2018年末の初飛行
を目指す実大機は現在製造中で、年内にロールアウトする。
2017.04.17
Aviation Week & ST
Vertical ambition
<1706-041702>
2017.04.04
Defense News
Electric drones? Aurora team behind VTOL X-Plane focuses on hybrid propulsion
<1705-040406>
米DARPAがAurora社と開発しているXV-24A LightningStrike VTOL X-Planeの
1/5モデルによる飛行試験が3月上旬に完了した。
3Dプリントで製造されたモデルは120-lbのリチウムイオン電池で24基の可変ピッ
チダクテッドファンを駆動し、最大速度100ktで5分間飛行した。
実大のXV-24Aは325-lbの縮尺機に比べ12,000-lbの大きさで、巡航速度300~400kt
と固定翼機並の速度とヘリ並の機動性を目指している。
2017.04.04
DARPA HP
DARPA completes testing of subscale hybrid electric VTOL X-Plane
<1705-040405>
米DARPAがAurora社が試作したVTOL X-Planeの縮尺モデル機による
試験を完了した。 目下、実大試作機の開発が進められている。
VTOL X-Planeは主翼に18基、カナード翼に6基、併せて24基の電動ダクテッドファンで飛行するもので、
主翼とカナード翼はチルトして垂直飛行と水平飛行を行う。
2016.04.25
Aviation Week & ST
Aurora Flight Sciences has fowm a 20% scale Model
<1606-042502>
米DARPAが進めているVTOL X-plane計画でAurora社が開発している、推進装置分散配置ハイブリッドUAV
LightningStrikeの、1/5縮小試験機が初飛行した。
2016.04.19
DARPA Facebook
DARPA's latest x-plane takes to the sky!
<1605-041902>
Aurora Flight Sciences社が米DARPAのVTOL X-Plane計画で開発している
LightningStrikeの1/5 325-lbのモデルによる初飛行に成功した。
同社は今後24ヶ月かけて実大試作機を製造する。
2016.03.04
Defense News
DARPA's vertical takeoff ‘X-Plane’ contract goes to Aurora
<1604-030407>
Aurora社が3日、米DARPAがVTOL X-Plane計画の担当に第二段階をAurora社を選定したと
発表した。 初飛行は2018年頃になる。
Aurora社のLightningStrikeは、1基のターボシャフトエンジンで3基の発電機を動かし(註:24基の電動プロペラを駆動)て推進する方式で、従
来のVTOL機に比べて50%高速化ができるという。
2014.02.24
Aviation Week & ST
Duct work
<1404-022403>
Flying Jeep とも呼ばれていた米 DARPA の Transformer 計画は2012年に Lokheed Martin
/Piasacki グループが AAI社を破って受注したが、2013年初めに DARPA は計画の見直しを行い、空地両用車の開発を停止させた。
その結果 Transformer に代わって登場したのが ARES 計画である。 ARES はモジュラ方式の VTOL UAV で、貨物搭載
用ポッドまたは車両を吊り下げることができるチルト式ダクテッドファン2基を持つ無人機になり、海兵隊がアフガンで使用した
K-Max の後継に位置づけられる。
Lokheed Martin/Piasacki グループは1月に Phase 3 を開始しており、2015年中頃に初飛行が計画されている。