「人民解放軍が戦備体制に突入=『衝突抑止』が狙いとの見方も―SP 華字紙」
「韓国の応射10発余り、北朝鮮・茂島の砲基地に着弾」
「北砲撃への応射、金武星氏『80発中35発は海に』」
「北朝鮮砲撃、韓国軍が反撃した砲弾は田畑へ『北は無傷』―韓国」
「平壌まで攻撃可能なクルーズミサイル、西海5島に配備へ」
「延坪島に多連装ロケット砲設置、自走砲も増強」
「北、延坪島 挑発、北の122ミリ放射砲は『金正恩閲兵式』に登場した武器」
「北、延坪島 挑発 北の砲撃4分後、F-15K 戦闘機6機が出撃したが…」
「殺傷力高いロケット弾使用=無差別攻撃浮き彫り―北朝鮮」
「北砲撃時に韓国軍対砲レーダー誤作動、応射に支障」
「米韓、黄海で大規模演習…原子力空母も参加」
「北、延坪島 挑発、対応射撃に投入された K-9 自走砲とは…」
「北、 延坪島 挑発、韓国海軍が艦砲射撃するのが難しい理由」
「 NLL 挟む南北戦力に大差、韓国軍の戦力増強切実」
「北、海岸一帯に長距離砲1千門を配置」
「韓国軍は北の砲基地に集中射撃『相当の被害予想』」
「北朝鮮が韓国を砲撃、交戦…韓国兵2人死亡」
2011.09.14
Jane's Defence Weekly
Seoul buys Spike NLOS for island defence
<1111-091403>
韓国国防省が9月7日、 Rafael社に Spike NLOS を発注したことを明らかにした。 匿名の国防省筋によると、Spike
NLOS は年内に67発が装備され、延坪島や白リョン島などの黄海の島々に配備される。
Spike NLOS は射程を25kmにした Spike の長射程型で、イスラエル軍は10年前に装備している。
2011.08.17
Jane's Defence Weekly
Tension rises as Koreas trade artillery fire
<1110-081705>
韓国と北朝鮮が8月10日、延坪島近海の黄海で砲撃を交わし、緊張が高まっている。
2011.01.12
Jane's Defence Weekly
RoK dismisses North Korean talks overtures
<1102-011208>
韓国は北朝鮮からの無条件対話の提案を拒否すると共に、延坪島への Spike NLOS 対戦車ミ
サイルと Cobra AH の配備を検討している。
2010.12.22
Jane's Defence Weekly
Ending the stalemate
<1102-122211>
2010.12.22
Yahoo
Record China 記事
<1101-122201>
21日付けのシンガポールの中国語紙が、朝鮮半島の緊張局面に対応するため、関係する中国部隊は戦備態勢に入ったと報じた。
それによると朝鮮半島に近い瀋陽軍区、済南軍区、北海艦隊、第二砲兵
部隊などの関連部隊は戦備体制に突入し、今後の展開に応じて警戒レベルをさらに引き上げることになるという。
2010.12.15
Jane's Defence Weekly
Seoul considers missile base for West Sea islands
<1102-121501>
韓国が黄海の白リョン島に玄武V LACM の基地を新設することを検討している。
玄武V (HyunmooV) は Hyunmu とも呼ばれる射程1,500kmの LACM で500kgの弾頭を搭載する。
2010.12.09
韓国東亜日報
軍、増強対砲レーダーでリアルタイムの監視
<1101-120903>
8日午前、北朝鮮の延坪島砲撃後、緊急配備された新型対砲レーダ ARTHUR が、白リョン島北東の北方限界線 (NLL)
の北朝鮮側海域で数発の砲弾を捉えた。
北朝鮮の延坪島に際して AN/TPQ-37 が役割を果たせなかったことから、韓国軍が延坪島に緊急配備した ARTHUR は、射程距離が短く低い弾道
の北朝鮮海岸砲を感知できない AN/TPQ-37 の短所を補完するレーダで、最大探知距離は60km、誤差は30mである。
2010.12.02
Yahoo
韓国聯合ニュース記事
<1101-120204>
韓国国家情報院が2日、国会情報委員会に、アリラン衛星が撮影した写真と、これまで未公開だった商業用衛星が撮影した写真を公開したが、同委員長は、着弾した約
10発のうち1発は幕舎のすそ部分に命中しているのが見てとれたとし、かなりの人名被害があったと推測できるとした。
これに先立ち国家情報院は前日の情報委員会で、韓国軍の砲弾が茂島に15発、ケモ里に30発が着弾したことを確認したと報告している。
2010.12.02
Yahoo
韓国聯合ニュース記事
<1101-120202>
韓国ハンナラ党の有力議員が2日に北朝鮮による延坪島砲撃時の韓国軍の応射について、K-9 HSP が80発を発射した
が、衛星写真で弾着点が確認されたのは45発で、残り35発は海に落ちたことになり、45発のうち14発を写真で確認したところ、
いずれも周辺の田畑に着弾したと述べた。
2010.12.02
Yahoo
Searchina 記事
<1101-120201>
北朝鮮が延坪島に砲撃した11月23日の3日後の26日に撮影された北朝鮮の犬頭海岸一帯軍施設の衛星写真が、米国の戦略情報専門サイトに公開された。 その写真によ
ると、北朝鮮側の軍事施設は特別な被害を受けず無傷であったことが明らかとなった。
これまで韓国政府と軍は、北朝鮮側の被害も相当であると説明していたが、この写真に写し出された光景とはとかけ離れており、波紋が広がっている。
2010.12.01
Jane's Defence Weekly
Tensions rise as North Korea shells South Korean island
<1101-120101>
北朝鮮が11月23日に延坪島に170発の砲撃を行い、海兵隊員2名と民間人2名が死亡し、18名が負傷した。
2010.11.30
Yahoo
韓国中央日報記事
<1012-113002>
韓国国防部が29日、国会国防委に提出した『西北島しょ緊急戦力所要』修正案で、射程250kmのイスラエル製 Delilah GL
40基を導入する予算884億ウォン(約67億円)を要求した。
Delilah は、北朝鮮海岸砲陣地攻撃用の精密誘導武器として検討されてきた射程25kmの Spike の代わって導入される。
2010.11.30
朝鮮日報
北朝鮮砲撃:韓国軍、スパイクミサイル導入へ
<1012-113001>
韓国政府が29日に国会国防委員会で、北朝鮮による延坪島砲撃への対策として韓国西北部の島嶼戦力増強のため、4,556億ウォン
(329億円)の追加予算を求めた。 軍は先週2,636億ウォンの追加予算要求を提出したが、国防委の委員から不十分
であるとの指摘を受けたことから増額された。
今回まともに作動しなかった AN/TPQ−37 に替わる対砲兵レーダとしてスウェーデン製の Arthur や、
洞窟陣地内に隠された海岸砲を正確に攻撃できる兵器購入のための予算も盛り込まれた。 現在イスラエル製の Spike
を2012年までに導入する方向で前向きに検討している。 Spike は射程が25kmに達する。
2010.11.29
Yahoo
韓国聯合ニュース記事
<1012-112901>
北朝鮮のさらなる砲撃に備えて韓国軍が、延坪島に多連装ロケットを配備した。 また、K-9 HSP も6門から
12門に増強した。
【註】
韓国軍は現在、M270 MLRS(註:韓国軍では『黒龍』と呼称)と、国産の KM136 130mm36連装自走ロケット『九龍』(右図)を装備している。
KM136 の射程は20km前後だが、2000年に行われた改良計画で36kmまで延伸された。
このほかに、1.25t車に搭載した70mm32連装ロケットもあるが、射程は7.8kmしかない。
2010.11.26
Yahoo
韓国中央日報記事
<1012-112601>
北朝鮮は延坪島を攻撃した122mm MRL にはサーモバリック弾頭が使用されてい
たことが明らかになった。 サーモバリック弾頭は高熱と高圧を発生させ、より多くの人を殺傷し、防護施設も破壊する効果がある。
この122mm MRL は、先月10日に行われた『金正恩閲兵式』でパレードに登場した武器で、ソ連の BM-11/21 MRL を模して北朝鮮が1970年代から自国で生産している。
休戦ライン北側に配備されている240mm MRL に比べ口径は小さいが、発射筒が40と二倍で、実質的な火力は240mm MRL に劣らないという。
最大射程は20kmである。
2010.11.25
Yahoo
韓国中央日報記事
<1012-112505>
北朝鮮の砲撃が始まった4分後に、F-15K 4機と KF-16 2機が出撃したが、
交戦規則のため海岸砲を狙った空対地攻撃は行われなかった。 F-15K の2機には射程250kmの SLAM-ER が搭載されていたが、
そのまま戻ってきた。
1953年に国連司令部が作成した交戦規則は、戦争の拡大を防ぐため、攻撃を受けた場合、対等な武器体系で二倍の対応をすると、対応攻撃レ
ベルを制限しているため、砲撃を受けた場合も砲撃だけで反撃できることになっている。
2010.11.25
Yahoo
時事通信記事
<1012-112504>
韓国軍合同参謀本部が25日、北朝鮮が23日に行った延坪島への砲撃の際に、通常の砲弾よりも殺傷力が高いロケット弾を使
用し、これが民間人居住地域にも着弾していたことを明らかにした。 砲撃が民間人の犠牲もいとわない無差別攻撃だったことが改めて浮き彫りとなった。
今回使われたロケット弾は旧ソ連のロケット弾を北朝鮮が改良したものとみられ、通常の砲弾と比べ8倍程度の殺傷能力があるとされている。
また、コンクリートを貫通する特殊な砲弾も使われた。
2010.11.25
Searchina
自走砲の半数が故障…砲撃戦、韓国で高まる自国軍への批判
<1012-112503>
韓国軍合同参謀本部が25日、北朝鮮の延坪島への砲撃に対する対抗射撃で当初、K-9 自走砲6門のうち半数が不稼働
であったことを明らかにした。
韓国軍は23日の砲撃戦当日に6門で初期対応したと発表しており、韓国メディアは自国軍の不備を批判しはじめた。
2010.11.25
Yahoo
韓国聯合ニュース記事
<1012-112502>
韓国軍合同参謀本部が25日に明らかにしたところによると、延坪島に北朝鮮が砲撃を加えた際、島に配置されていた AN/TPQ−37 対砲レーダ
が正常に作動せず、砲撃地点の打撃に支障を来たしていたため、韓国側の最初の応射は、予め座標が設定してあった地点に対
してだけ行われた。
また、軍は当日、K-9 を6門動員したと発表したが、24日には4門で対応したと言葉を変えて、さらに25日になって実際には
3門だったことが明らかになり、非難の声が上がっている。
2010.11.25
Yahoo
読売新聞記事
<1012-112501>
北朝鮮軍による韓国延坪島への砲撃を受け、在韓米軍司令部と韓国軍合同参謀本部は24日、黄海で28日から来月1日
までの4日間、合同軍事訓練を実施すると発表した。 米海軍横須賀基地を24日出港した空母 George Washington も参
加する。
米政府は24日、中国政府に訓練実施を通知したが、中国が自国の鼻先の黄海での合同訓練に反発する可能性もある。
2010.11.24
Yahoo
韓国中央日報記事
<1012-112403>
北朝鮮の攻撃直後、直ちに対応射撃に投入された K-9 SPH は、韓国が開発し1999年に配備した装備で、砲身長8m、口径155mm
で、最大射程40km、発射速度6発/分、緊急発射速度3発/15秒間の性能を持つ。 殺傷半径も50mと、北朝鮮軍の76mm、130mm海岸砲(半径15〜30m)を圧倒する。
白リョン島と延坪島に合わせて約10門が配備されて、ともに配備された AN/TPQ-36 と AN/TPQ-37
と連動している。
2010.11.24
Yahoo
韓国中央日報記事
<1012-112402>
北鮮軍の海岸砲台が脅威的である理由の一つは、ともに配備されている地対艦ミサイルの存在にある。
北朝鮮は黄海道海岸の山一帯に射程83〜95kmの SAMLE やシルクウォーム地対艦ミサイルを多数並べている。 北朝鮮の海岸砲攻撃に対して韓国海軍が
艦砲射撃で対抗するのが難しい理由はここにある。
2010.11.24
Yahoo
韓国聯合ニュース記事
<1012-112401>
黄海5島を守る韓国軍の火力が、北方限界線 (NLL) を挟み向かい合う北朝鮮軍に比べ大幅に落ちることがわかり、
戦力増強が急がれると指摘された。 軍当局が24日に明らかにしたところによると、延坪島、小延坪島、牛島を防御する延坪
部隊は兵力約1,200で、K-9 SPH 6門、105mmけん引砲 6門、90mm沿岸砲などを装備している。
白リョン島、大青島、小青島に配置されている海兵隊第6旅団は兵力約4,000で、K-9 6門、155mmけん引砲10門、105mm
けん引砲6門、90mm沿岸砲を装備する。
対する北朝鮮軍第4軍団は兵力が数万に達し、沿岸砲、MLR、ミサイルなど主要戦力が
NLL に隣接した海岸線に集中配備されている。 また、黄海に面した西海岸の主要基地や島には、130mm(射程27km)沿岸砲、76.2mm(射程12km)沿岸砲、152mm MLR
(射程27km)、170mm砲(射程54km)などが配備され、更に NLL 北側の海岸には射程83〜95kmの地対艦ミサイルも集中的に配備されている。
2010.11.23
Yahoo
産経新聞記事
<1012-112304>
韓国の延坪島に砲撃を加えた北朝鮮軍は、北方限界線 (NLL) に面した海岸一帯に推定
1,000門もの長距離沿岸砲を配置している。 韓国軍筋によると沿岸砲の主力は射程27kmの130mm砲
で、海岸の絶壁をくり抜いた陣地に配置されているため韓国側からの攻撃はかなり難しく、空軍機によるミサイル攻撃が効果的とされて
いる。
今回、韓国空軍は直ちに F-15、F-16 を付近空域に出動させたが、報復攻撃には踏み切らなかった。
2010.11.23
Yahoo
韓国聯合ニュース記事
<1012-112303>
北朝鮮が延坪島に向け、沿岸砲約100発を発射し、うち数十発が民家に着弾したのに対し、韓国軍は交戦規則にのっとり即座に応射して、延坪
島北方の北朝鮮側の島に設置された沿岸砲基地、内陸の沿岸砲基地に約80発の射撃を行った。 これにより北朝鮮側にも相当
な被害が出たと見られる。
2010.11.23
Yahoo
読売新聞記事
<1012-112302>
韓国軍合同参謀本部によると、北朝鮮軍が23日午後2時34分、黄海上の南北軍事境界線にあたる北方限界線 (NLL)
南約3kmにある延坪島に向けて数十発の砲撃を行った。 韓国軍も応戦し、約80発の対抗射撃
を行った。 交戦は約50分間続き、同日午後3時40分以後、砲撃は止まっている。
この砲撃で同島の韓国海兵隊員2名が死亡、15名が負傷したほか、島民3人も負傷した。 同島では住宅火災や山火事が数か所で発生し、住
民約1,700人は島内の防空壕や、東方約120kmの仁川に避難した。