Enduring Freedom 作戦の推移

その1 : 事件発生 〜 空爆開始
( その2 : 空爆開始 〜 地上侵攻開始 )
その3 : 地上侵攻開始 〜 マザリシャリフ陥落
その4 : マザリシャリフ陥落〜カンダハル陥落

【2001.10.19】

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ロイター

 [13時36分]

米特殊部隊がアフガニスタンに入る=米国防当局者  米国防当局者によると、少人数の米軍特殊部隊がアフガニスタンに入った。
 同当局者は、同部隊の投入が、アフガニスタン国内でのより大規模な展開への第1段階となる可能性がある 、「これは極めて初期の段階だ」と述べた。
毎日新聞

 [13時47分]

米軍特殊部隊、地上作戦を開始  19日付の米紙ワシントン・ポストは米国防総省高官の話として、米軍特殊部隊がアフガニスタン南部のタリバン政権 支配地域で地上作戦を開始したと報じた。
 ロイター通信も18日夜、同省高官が特殊部隊による地上作戦の開始を確認したと報じた。
 ワシントン・ポスト紙によると、現在のところ、アフガンに投入された特殊部隊は少人数で、湾岸戦争のよ うな大規模な地上戦に発展することはないという。
 しかし別の高官は、新たな特殊部隊が近く追加投入され、偵察や空爆の標的の確定作業のほか、場合によっ てはタリバン軍やアルカイダに対する直接攻撃もありうると述べた。
 また同省高官はロイター通信に対し、今回の特殊部隊の投入は「全体の作戦のごく初期の段階だ」と述べ、今後、徐々に作戦を拡大 していく方針を明らかにした。
 特殊部隊は、アラビア海に展開中の空母キティホークやウズベキスタンの基地から出撃している可能性が強 い。
 キティホークは多くの艦載機を残して日本を出航しており、特殊部隊の輸送に使うヘリの発着に使われると見られている。
読売新聞

 [12時28分]

タリバン離反加速の中、米が地上部隊投入も示唆  米軍はラジオ放送の機能を持つ電子戦機 EC-130E などを投入してタリバン兵に戦線離脱を 呼びかける宣伝工作を強化しており、タリバンを外から攻撃するだけでなく内部崩壊をうながす戦略が本格化して来た。
 ラムズフェルド長官は、情報機関からの情報として、「ここ数日間、タリバン軍内に離脱しようという動きが出て いる」と語った。
 さらに、アル・カーイダと見られる部隊も、潜伏地点からの移動を始めており、空爆がタリバンとアル・カ ーイダに動揺を広げているという。
 一方、ラムズフェルド長官と共に会見したマイヤーズ統合参謀本部議長は、特殊部隊の投入について「作戦の一部」と言明。 イン ド洋に展開する空母「キティ・ホーク」に特殊部隊が展開したとの複数の米メディア報道については確認を避けたものの、同長官はタ リバンやアル・カーイダ幹部の狙撃に向け近く地上部隊を投入する可能性を示唆した。
時事通信

 [11時 4分]

アルカイダ幹部、空爆で死亡 ルクソール事件のイスラム団指導者  19日付の英紙デーリー・テレグラフは、空爆でアルカイダの幹部アブ・バシール・アルマスリが死 亡したと報じた。
 同氏はエジプトのイスラム過激組織「イスラム団」の指導者で、同組織は、1997年にエジプトの観光地ルク ソールで日本人を含む外国人観光客ら62人を殺害したことで知られる。
毎日新聞

 [10時41分]

米の攻撃での死者・不明900人 衛星TVで  タリバン政権のスポークスマンは18日、カタールのア衛星テレビ「アルジャジーラ」に出演し、米軍の攻撃による 死者・行方不明者は900人になっている可能性があることを明らかにした。
 スポークスマンの発表した数字の確認は不可能だが、民間人に大量の被害が出ていることは間違いないとみられる。
毎日新聞

 [11時16分]

アルカイダメンバー複数死亡 米当局、初の確認  米国防総省高官は18日、アフガン空爆でアルカイダの複数のメンバーが死亡したことを明らかにした。
 しかし、死亡したのがウサマ・ビンラディンの側近なのかどうかは不明だ。
ロイター

 [10時27分]

アフガン空爆でアルカイダ幹部死亡の可能性あるが未確認  ラムズフェルド米国防長官は、空爆でアルカイダ幹部が死亡した可能性はあるが、確認はと れていないと述べた。
ロイター

 [ 7時42分]

米軍はアフガン拠点への爆撃の作戦方針を変更しない  ラムズフェルド米国防長官は、一部で民間人が死亡、あるいは負傷している可能性があるなか、アフガニスタン内の 軍事拠点に対する爆撃の作戦方針に変更がないことを明らかにした。
 同長官は、「すでに、軍事拠点に焦点をあてており、そうした拠点は圧倒的に都市部以外にあるために、方針を変更することはでき ない」と述べた。
 また人口が密集する地域に目標となり得る軍事施設が存在する場合には、より命中精度の高い兵器で攻撃を加えるとした。
ロイター

 [ 7時 7分]

アフガン空爆で60人以上が死亡=タリバン政権教育相  アフガン・イスラム通信(AIP)は、タリバン政権のアミル・カーン・ムタキ教育相が、17日朝からの空爆でカブールと カンダハルで60人以上の死者が出たと述べたと報じた。
 これによると、カンダハルでは少なくとも47人の民間人が死亡した。 AIPは、カブールとその近郊で少なくとも15人が死亡したと伝 えた。

【2001.10.18】

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毎日新聞

 [22時48分]

カブール攻略巡り、北部同盟との連携に矛盾  米軍のアフガニスタン空爆は、攻撃目標を移動するタリバン軍に拡大し、北部同盟の地上進 撃を間接的に支援する新しい段階に入った。
 だが、北部同盟による首都カブール攻略を容認すれば、米国が望まない新政権の樹立が既成事実化する恐れ があり、外交工作と軍事作戦が一致しない矛盾に陥っている。
ロイター

 [22時 3分]

北部同盟、マザリシャリフへの進撃にむけ準備  北部同盟は兵士らを結集し、北部の要衝マザリシャリフに進撃する準備を進めていると、北部同盟の指揮官が、前線 地域から衛星電話でロイター通信に語った。
 同指揮官は、前線部隊が現在マザリシャリフ空港から約5kmの地点まで接近している、としている。 また 、拠点の奪還を目指すタリバンから17日、6回の攻撃を受けたが、これをはね返したと述べた。
 一方、タリバンのムタキ教育相は、北部同盟の主張はでたらめだとしている。
 また、アフガン・イスラム通信は、タリバンが17日に、マザリシャリフへの攻撃を試みた北部同盟を撃退したと述べた、と伝えてい る。
読売新聞

 [11時40分]

米軍、対人攻撃に作戦を移行  17日記者会見したジョン・スタッフルビーム米海軍少将は「これまでに認知した防空施設はすべて 攻撃した」と述べた。
 更に一定の地域を対象とした「交戦区域」を設定し、AC-130 による低空からの対人攻撃を展開しており、 AC-130 には、地上の攻撃目標を識別する前方管制統制官が同乗し、戦車や移動式の対空火器設備など地上の 移動目標に対する集中攻撃を展開しているという。
 また国防総省は16日、「首都防衛を目的としたタリバンの軍事拠点を攻撃した」と、カブール近郊のタリバ ン前線基地に対する空爆を実施したことを認めている。
 米国はこれまで、北部同盟がタリバン政権に取って代わるのを警戒して、首都周辺への攻撃を避けてきたと報じられていたので、カ ブール近郊のタリバン拠点への本格的な攻撃は、首都進軍を目指す北部同盟の動向に影響を与えそうだ。
ロイター

 [ 7時58分]

アフガン南部のカンダハルが大規模な攻撃を受ける  CNNは、カンダハルが大規模な攻撃を受けている、と報じた。 カタールの衛星テレビ、ア ルジャジーラの記者は、CNNに対し、「こうして話している現在も、市内では爆音が響いており、5分前、10分前にも爆弾が投下されて いる」と述べた。
ロイター

 [ 7時17分]

カブールの北郊で爆弾が3発爆発  目撃者によると、現地時間17日午後、カブールの北郊で爆弾が3発爆発した。
 カブール市内の病院の医師によると、17日朝の空爆で10人の重軽傷者を診察したが、これには2人の子供も含むという。
毎日新聞

 [ 3時 7分]

「各部隊、独自で戦闘を」 オマル師が訓令  アフガニスタン・タリバン政権の最高指導者オマル師は16日、各地に展開する部隊に対し「指導部からの 司令を待つことなく自らの判断で戦うように」と訓令したと、タリバン消息筋が明らかにした。
 米軍の攻撃を受けて指揮系統が機能しなくなった状況を裏付けており、タリバン指導部が自らの劣勢を初め て認めたものと言える。

【2001.10.17】

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中央日報

 [22時 8分]

タリバン軍、「山岳洞窟戦」を本格準備  アフガニスタンに対する米英地上軍の投入が差し迫るなか、タリバンが「山岳洞窟戦」を本格的に準備している。
タリバンは最近、1980年代の旧ソ連軍との戦争で洞窟戦のベテランとして名声を博したハクァニ将軍を軍最高指令 官に起用した。
 ハクァニ将軍が洞窟作戦の本部として使用するチャワル地域はパキスタンの国境地帯に位置する。 先週、 米空軍は戦闘爆撃機B-2、B-52を動員し、地下約6mまで食い込む洞窟専用のバンカー弾を集中的に投下し地上戦に備えたが、洞窟内の軍 事施設は全く損傷を受けていないという。
1980年代のアフガニスタン洞窟戦に参戦したロシア軍将校は「チャワル地域の山岳洞窟は計41ヶ所だが、険 しい山岳の狭い道を登って現れる渓谷は深さがおよそ150mほどだ。
  同将軍は「当時ロシア軍が数え切れないほどこの地域に空爆を加えたにもかかわらず、洞窟基地はほとんど被害を受けなかった、む しろ作戦に出た旧ソ連軍のヘリコプターが24機も撃墜された侵略軍の墓だ」と付け加えた。
 しかも幅0.9mのジグザグ状の山岳洞窟は、地下深くにつながる食水路を通じて四方へと通じるようになっており、こうした洞窟入口 の封鎖作戦には限界があるとの指摘だ。
毎日新聞

 [22時 2分]

首都などを集中的に爆撃 多数の死傷者も  米軍は17日もアフガニスタン空爆を続け、首都カブールなど各地を集中的に爆撃した。
 アフガン・イスラム通信は同日、南部カンダハル近郊の2つの診療所が爆撃を受け、8人が死亡、20人が負傷したと伝えた。 空爆開 始以来、使われた爆弾やミサイルは2,000発を超えた。
ロイター

 [19時47分]

米軍機がカブールのタリバン軍事基地を空爆、燃料貯蔵庫が炎上  目撃者によると、カブール上空に飛来した米軍用ジェット機がタリバン勢力の軍事基地に爆弾を投下し、 燃料貯蔵庫が炎上、巨大な煙の柱が空高く上がっている。
 住宅密集地近くで起きた空爆の目撃者は、「ジェット機が少なくとも4発の爆弾を基地施設に投下し、その うちの1発は燃料貯蔵庫に投下された」と述べた。
 消火作業に失敗したことを受け、戦車数両が基地から離れるのが目撃されたという。
ロイター

 [18時12分]

カブール周辺で6回の爆発音  目撃者らによると、米軍機による空爆が続くカブール周辺で6回の爆発音が響き渡った。  目撃者の1人は、「爆弾のさく裂音を6回聞いた。郊外から聞こえたようだ」としている。
ロイター

 [18時 9分]

米軍機がジャララバード近郊を空爆  アフガン・イスラム通信(AIP)によると、米軍機がジャララバードの約5km南にあるタリバン軍の施設や、同市から約 1km離れた軍拠点を攻撃した。
ロイター

 [13時25分]

カブールが白昼に空爆され、5〜6回の大きな爆発  ある目撃者は、「5〜6回、爆発音があり、航空機はすばやく消え去った。 かなり霧があった ため、航空機が着陸したか否かは見えなかった。 しかし爆発音はかなり強かった」と言明。
 「通常なら、航空機がきて爆弾が落とされるまでに5〜10分あるが、今回は飛来し爆弾を落としそして飛び去った 。 機体を見つけて対空射撃をする時間はほとんどなかった」と付け加えた。
ロイター

 [13時21分]

豪、米のアフガン攻撃協力で兵士や航空機・フリゲート艦などを派遣へ  オーストラリアは、米国によるアフガニスタン攻撃に協力するため、特殊航空部隊を含む兵士1,550人のほか、戦闘 機4機、フリゲート艦3隻、燃料補給機2機を派遣する方針を明らかにした。 ハワード首相は、投入は11月半ばまでにすべて完了する 、との見通しを示している。
 今回発表された投入規模は、当初の予定を上回るもので、同首相は、「派兵数は1,550人になる」と述べた。(/td>
読売新聞

 [12時43分]

主要標的はタリバン指揮中枢、米機100機以上投入  米国防総省は16日、アフガニスタン全域で1日当たり100機以上もの作戦機を投入しての大 規模空爆を展開していることを明らかにした。
 ロイター通信などによると、現地時間17日未明も首都カブールなどへの空爆が続いており、タリバン政権の防空施設などから指揮中 枢へと主要標的が移されている。
 国防総省の16日の発表によると、これまでで最大規模となった15日の作戦行動には、AC-130 2機に加え、6〜8機の 爆撃機、空母搭載の戦闘機約90機が参加した。
 攻撃目標となった12ヶ所のうち7ヶ所までがタリバンの本拠地である南部カンダハルに集中。
 一方、国防総省は、16日の攻撃の際に、カブールにある赤十字の倉庫が攻撃を受けて炎上、備蓄されていた食料や機器が破壊された 件について、誤爆したことを認めた。
毎日新聞

 [11時16分]

最大規模の空爆 北部同盟も攻勢  米統合参謀本部のニューボルド作戦部長は16日の会見で、15日のアフガン空爆には100機以上の航 空機が出撃して7日の爆撃開始以来最大規模となり、16日も同様の激しい攻撃を行ったことを明らかにした。
 また北部同盟側の攻勢がマザリシャリフから約10kmにまで迫っていることも明らかにした。
ロイター

 [ 7時37分]

カブール上空に航空機が飛来、少なくとも1発の爆弾を投下  目撃者によると、アフガニスタンの首都・カブール上空に軍用機1機が飛来し、少なくとも1発の爆 弾を投下した。
 この目撃者は、午後10時45分ごろ、軍用機がカブール上空に飛来したあと大きな爆発音が聞こえたと述べた。

【2001.10.16】

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ロイター

 [22時12分]

16日も首都カブールや近郊で爆撃  ロイターの記者によると、首都カブールでは投下された爆弾が2発爆発した。 これまでの爆弾が首都郊外に投下され たのと異なり、今回の空爆では爆弾が市内に落とされたもよう、という。
 記者によると、カブールの爆撃に先立ち、カブール近郊にも爆撃が行われたが、タリバンの対空砲火は小規模ものだった。
 米国によると、タリバンの防空体制は壊滅状態で、米軍機は思いのままの攻撃が可能という。
毎日新聞

 [19時35分]

北部同盟がマザリシャリフでタリバンと戦闘  ロシアの各テレビが16日、反タリバン連合筋の情報として伝えたところによると、ドスタム将軍の部隊が同日未明、 アフガニスタン北部バルフ州の要衝マザリシャリフ郊外に到達し、タリバン勢力との戦闘を展開している模様だ。
 マザリシャリフ陥落の可能性が強まったとみられる。 マザリシャリフはアフガン北部最大の町。
読売新聞

 [15時 4分]

米軍、アフガニスタンで「低空攻撃」を開始  米軍が対地攻撃機 AC-130 を初めて投入したことによは、タリバンとウサマ・ビンラーディン一派の幹部を標的に 低空から対人攻撃を行う軍事行動の「第2段階」に移行したことになる。  CNNもカンダハルで同日昼、米軍機と地上のタリバン部隊が交戦したとの目撃情報を伝えた。
 無人偵察機などで上空からタリバン幹部の動向をくまなく監視し、幹部らが姿を現したところを空から直撃 する対人攻撃を AC-130 で展開した可能性が高い。
 「第2段階」では、低空ヘリと地上に展開する特殊部隊を主体とすると予測されていたが、同軍事筋は、低空ヘリ 投入は危険度が高いことから、当面は低空からの空爆を強化しているとの見方を示した。
 一方、マイヤーズ統合参謀本部議長は15日、前日の14日に行われたアフガン空爆で、これまでで最多の15基の対地 攻撃用巡航ミサイル「トマホーク」を使用したことを明らかにした。
ロイター

 [14時19分]

カンダハル、15日に約130回の米軍主導の攻撃を受ける  タリバン政権は、国内南部の拠点としているカンダハルが15日に約130回の攻撃を受け、犠 牲者が出ていることを明らかにした。
毎日新聞

 [11時51分]

特殊作戦の演習? 米軍がヘリ投入  ロイター通信によると、米軍は15日、低空から地上の標的を銃撃する AC-130 機を、アフガンのタリバン政権の拠点 カンダハルの攻撃に投入したと報じた。 特殊作戦の予行演習との見方もある。
 制空権を握った米軍は、低空攻撃も可能と判断、同機の投入に踏み切った模様だ。
ロイター

 [12時37分]

米軍、地上攻撃機 AC-130 でカンダハルを攻撃  米軍は、タリバンの拠点があるカンダハル近辺を米空軍特別部隊所属の地上攻撃機 AC-130 で攻撃 した。 アフガン空爆で同機が用いられたのは初めて。  同機は、低空・低速飛行が可能なプロペラ機で、105mm砲や速射機関銃などの強力な火器を装備している。
ロイター

 [11時 5分]

軍用機2機が首都カブールに飛来、少なくとも爆弾3発を投下  目撃者の情報によると、16日未明にアフガニスタンの首都カブールに軍用機2機が飛来し、首都近郊 の標的に少なくとも爆弾3発を投下した。
 米国軍主導によるアフガニスタン攻撃は、9日目にはいった。
毎日新聞

 [11時 0分]

「民間人死亡」は「うそ」 米国防長官  ラムズフェルド米国防長官は15日、空爆で多数の民間人が死んだとするタリバン側の主張を、否定した。
 また、マイヤーズ統合参謀本部議長は、米軍はあらゆる天候に対応できると述べ、冬に入ってもアフガン攻撃を続 ける構えを見せた。
 ラムズフェルド長官は会見で、タリバン部隊の攻撃に重点を置いていることを確認。 タリバン部隊が空爆を逃れて都市部より前線 に隠れる傾向があることに触れ、今後前線空爆を強化することを示唆した。
 また、1週間以上の空爆にもかかわらず、タリバン側は航空機やヘリコプター、対空ミサイルなどを温存し ているとの見方を示し、標的に関する情報を集めて空爆を続行する意向を示した。
ロイター

 [ 8時 9分]

対アフガン攻撃にトマホーク巡航ミサイルを投入  マイヤーズ米統合参謀本部議長は、米軍が前週末、アフガニスタン国内の約24ヶ所を目標に空爆を実施し、この作戦 にはトマホーク巡航ミサイルを投入したことを明らかにした。
 マイヤーズ議長は、13日には米軍は約17ヶ所の標的を攻撃し、作戦には10機の長距離爆撃機を含め約25機の航空機 が参加したほか、 米英軍の艦船および潜水艦から約15発のトマホーク巡航ミサイルを発射したと述べた。
 また14日には約7ヶ所の標的に攻撃を加え、これには軍事訓練施設のほか地対空ミサイルの格納庫や部隊集結地など「アルカイダのイ ンフラストラクチャー」を含むと述べた。
ロイター

 [ 7時 7分]

アフガニスタン空爆、1週間で60の攻撃目標破壊  英国防当局者によると、米軍主導のアフガニスタン攻撃は、開始から1週間で、60ヶ所の攻撃目標 を破壊した。
 また、英国は、潜水艦3隻、空軍偵察機や空中給油機などを投入、兵士800人が作戦に参加したという。
 同当局者はさらに、巡航ミサイル「トマホーク」が、2夜にわたって英潜水艦から発射されたことを初めて 認めた。
毎日新聞

 [ 6時 2分]

北部同盟部隊がマザリシャリフへ急接近  タス通信は15日、北部同盟に参加するウズベク系ドスタム将軍の部隊が、タリバン勢力の支配するマザリシャリフ郊 外の飛行場まであと約6kmと迫ったと報じた。 ドスタム将軍の部隊は、マザリシャリフの南と南東方向から急接近していた。
 タリバン勢力数千人がドスタム将軍部隊の側に合流し、兵力は1万人を超える勢いにあるいう。
毎日新聞

 [ 1時31分]

15日も空爆は継続 標的は13施設以上  米軍によるアフガニスタン空爆は15日も行われ、米国防総省高官によると戦闘機約50機、B-1など爆 撃機約10機を動員した最大級の攻撃を展開している。
 ロイター通信によると、標的はタリバン政権の地上軍や軍事施設など少なくとも13施設に上るという。

【2001.10.15】

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ロイター

 [22時42分]

米軍機、タリバン軍事施設に激しい攻撃  ある当局者が匿名を条件に明らかにしたところによると、空母セオドア・ルーズベルトが 13日、スエズ運河を通過し、アフガスタンへの攻撃圏内となるインド洋北部に向かった。
 すでに空母カールビンソン、エンタープライズ、キティホークがペルシャ湾やアフガニスタンに近いインド洋に展開しており、 同地域への空母派遣は4隻目となる。
毎日新聞

 [22時16分]

15日も空爆実施 12人死亡、32人負傷  アフガン・イスラム通信によると、米軍は15日朝から午後にかけてアフガニスタンの首都カブール、東部ジャララバ ード、北部マザリシャリフなどで空爆を行った。
 ロイター通信によると、15日朝に爆撃を受けた北部バドギス州のカライナウでは12人が死亡、32人が負傷した。
ロイター

 [19時32分]

米軍機、カブール北方の旧軍事基地を攻撃  複数の目撃者によると、アフガニスタンのカブール北方ハイルハナで、米軍の軍用機が旧軍事基地を空爆、付近の住 民が避難している。
 目撃者の話では、今回の攻撃は、日中行われた米軍による空爆の中で最も激しいものだった。 少なくとも6発の爆弾が間隔を置いて 爆発したという。
毎日新聞

 [19時26分]

米軍は「非人道的」爆弾も使用  米軍のアフガニスタン空爆は2週目に突入したが、使用されている爆弾の中には「クラスター爆弾」 など「非人道的」と指摘される爆弾が含まれている。
ロイター

 [18時25分]

巡航ミサイルがカブール空港に着弾した模様  目撃者によると、アフガニスタンのカブール空港で、巡航ミサイルが着弾したとみられる3回の爆発があった。
 爆発が起きた時、カブール上空では航空機が飛行する音は聞こえていなかったことから、住民らは、爆発音 は巡航ミサイルが着弾した衝撃だと思う、としている。
毎日新聞

 [14時26分]

北部同盟、首都制圧計画を協議  インタファクス通信によると、北部同盟は13日、軍指揮官会議を開き、12月31日までに首都カブールを制圧する計画 を決定した。 首都攻略作戦は米軍の空爆作戦が終了した時点で、首都への進撃を開始するという。
ロイター

 [14時 9分]

アフガニスタン北部の空爆で12人が死亡、32人が負傷  タリバン政権の当局者は、米軍による同国北部バドギス州の州都カライナウへの空爆で、12 人が死亡、32人が負傷し、街の中心部が破壊された。空爆は真夜中過ぎだったと述べた。
毎日新聞

 [13時46分]

住宅街誤爆は入力ミス 米国防総省高官が声明  米軍がアフガニスタンの首都カブール近郊の住宅街を現地時間13日未明に誤爆した事件で、米国防総省高官は14日、 爆弾の衛星誘導システムに目標位置を間違えて入力したことが原因だったと表明して誤爆を正式に認め、遺憾 の意を表明した。
 現地報道では、この誤爆で4人が死亡、8人が負傷している。
ロイター

 [13時33分]

アフガニスタンのジャララバード上空に軍用機が飛来、3回の爆発  複数の目撃者は、アフガニスタンのジャララバード上空に軍用機が飛来し爆発音を聞いた、と述べており、同都市が 攻撃されているもようだ。
 目撃者の一人は、「航空機が飛来する音と3回の爆発音が都市の郊外から聞こえた」と述べた。
毎日新聞

 [11時45分]

米軍の空爆2週目に入る 最終段階に近づく  米軍によるアフガニスタン空爆は13日から15日未明にかけても首都カブールなどを中心に断続的に行われ、7日夜の開 始以来2週目に入った。
 空母エンタープライズの幹部は14日、米メディアに「与えられた攻撃目標はほとんど破壊した」と述べ、タ リバンの軍事施設など固定的な標的に対する空爆が最終段階に近づいていることを示唆し、最近の空爆では、それまで十分に破壊でき なかった標的を中心に「一掃作業をしている」と述べた。
 また、今後は新たに把握される情報に基づいて、これまでとは異なる標的を爆撃する方針を明らかにした。
 また、14日夜の空爆では、北部同盟の攻撃部隊が迫る首都カブール北部の前線近くのタリバン軍側にも爆撃 を加えており、北部同盟のカブール攻略に道を開く可能性も出ている。

【2001.10.14】

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ロイター

 [12時40分]

米軍機がジャララバードを空爆、6人負傷   アフガン・イスラム通信(AIP)は、ジャララバード東部のタリバン軍拠点が最初に攻撃さ れ、少なくとも6人が負傷したと伝えた。 この後、同市郊外にも2発の爆弾が投下された。
 AIPはジャララバード当局者の話として、同市東部で米軍機が投下した爆弾のうち数発が住宅地に着弾し、先の6人以外にも多くの死 傷者が出た可能性がある、と伝えている。
共同通信
毎日新聞

 [ 6時30分]
米英軍機イラクにも空爆 「挑発に対応した措置」と国防総省  CNNによると、米英軍機は13日、イラク南部の飛行禁止空域で、イラクの指揮指令センターを空爆 した。
 国防総省は「イラク側の挑発に対応した措置」とし、アフガニスタン攻撃とは無関係としている。
読売新聞

 [ 6時25分]

米軍機、カブールにこれまで最大規模の空爆  アフガン・イスラム通信(AIP)によると、米軍は現地時間13日午後、アフガニスタン北部バグランと西部 ヘラートにあるタリバンのレーダー施設を巡航ミサイルなどで攻撃破壊した。 さらに南部カンダハルのタリ バン兵舎も巡航ミサイルで攻撃したが、兵舎は無人だった。
 AIPが、目撃者の話として伝えたところによると、13日夜のカブール空爆は、これまでで最大規模だった。

【2001.10.13】

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ロイター

 [16時29分]

米軍戦闘機、タリバン本拠地カンダハルを攻撃  CNNは、米軍戦闘機が13日朝、アフガニスタン南部のタリバン政権の本拠地カンダハルを攻撃している、と報じた。
 アフガン・イスラム通信(AIP)はこれより先、米軍機が同日早朝、カンダハル上空を飛行したが、爆弾は投下されていない、と報じて いた。
ロイター

 [12時44分]

タリバン、北部同盟の拠点の一部を再奪還=AIP  アフガン・イスラム通信(AIP)によると、タリバン政権の軍隊が、北部同盟から、同国西部のバドギ ス地方のカディス地区を再び奪還し、中部のバーミヤンでも攻撃に出た。
 この攻撃で、北部同盟の兵士30人が負傷あるいは死亡し、50人が捕虜になった、という。
読売新聞

 [12時34分]

米が空爆再開、テロ訓練施設の破壊ほぼ完了  米軍はアフガニスタン時間の13日未明、アル・カーイダに対する軍事行動を再開、首都カブール近 郊では少なくとも8ヶ所への爆撃が行われた模様だ。 カブール空港などが標的になったとみられる。
 ラムズフェルド米国防長官は同日、アル・カーイダのテロリスト訓練キャンプに対する空爆について、米軍が把握 しているキャンプの破壊はほぼ完了したとの認識を示した。
 米軍は同時に、偵察衛星を使い、アル・カーイダ幹部らの隠れ家や洞穴、これまで未発見のキャンプを再度上空から調べ、逐次破壊 していくことに全力を挙げている。
読売新聞

 [ 9時 4分]

米が空爆再開、爆発音6回  軍による対アフガニスタン空爆が13日未明、再開された。
 ロイター通信によると、アフガニスタンの首都カブールで同日未明、爆発音が6回聞かれ、大きな衝撃波が感じられた。

【2001.10.12】

出   典
標     題
要         旨
毎日新聞

 [20時47分]

爆撃6日連続、開始以来計250人前後が死亡か  米軍はアフガニスタンの主に首都カブールとタリバン政権の本拠地カンダハルに向けた空爆を11日夜から12日朝の間 にも行った。
 7日の空爆開始以降、アフガン・イスラム通信が報じた被害状況を総合するとアフガン全域で計250人前後が死亡したことになる。
読売新聞

 [13時46分]

米国防長官「タリバン対空兵器は依然脅威」  ラムズフェルド米国防長官は11日、タリバンが保持する対空兵器は依然脅威であると述べ、 制空権を掌握したとの従来の戦況評価を後退させた。
 週内までと見られた空爆がやや長期化し、ヘリを投入した低空からの対地攻撃作戦の実行 に遅れが出る可能性もある。
 長官は具体的に、
 @ 米国が供与し、タリバンに数10基が継承されたスティンガー
 A 対空ミサイル及び大型の対空砲
 B 最低1ヶ所以上の防空陣地
を列挙。これらを徹底的に破壊する意向を示した。
読売新聞

 [12時33分]

米空爆、カブールの弾薬庫を直撃?大爆発  5夜連続となった米軍による対タリバン攻撃は11日から12日未明にかけて実施され、首都カブールでは、 弾薬庫とみられる場所で大爆発が起きた。
 ロイター通信がカブール市民の話として報じたところによると、カブール南部に5機の米軍機が飛来し爆弾を投下、タリバンの弾薬庫 を直撃した模様だ。
 目撃者は「10秒おきに爆発が起き、せん光が走っている」と語った。
日刊スポーツ

 [ 7時39分]

英軍参謀総長「作戦は来夏まで続く」  英国のボイス軍参謀総長は11日の記者会見で、アフガニスタンでの軍事作戦は事前の想定より時間 がかかる見通しで、少なくとも来年夏までは続くと述べた。
 また、ウサマ・ビンラディンの所在について、米英軍が突き止めるより先に、空爆で士気をそがれたアフガニスタン人が米英側に知 らせてくるか、身柄を差し出してくるのではないかと指摘し、「あぶり出し」が期待できるとの見解を明らかにした。
西日本新聞

 [ 2時55分]

米軍 200人パキスタン入り 地上戦へ後方拠点 空爆続行「死者150人超」   パキスタンからの報道によると、同国に到着した米軍は約200人。 クレシ大統領報道官 が受け入れの事実を認めた。 南部のジャコババードと西部のパスニの両空港の使用を開始し、司令部や航空管制シ ステムの構築を進めているという。
読売新聞

 [ 1時21分]

米軍、タリバン挟撃体制  11日付の米紙ニューヨーク・タイムズは、北部同盟幹部の話として、米英の特殊部隊がすでに北部 同盟支配地域のアフガン北東部に展開していると伝えた。
 米軍はパキスタンに確保した2空港とアフガン北部に部隊を展開させたことで、タリバンに対する南北からの挟撃体 制を整えるとともに、低空ヘリ攻撃を主眼とする軍事作戦の第二段階へと移行した。
 一方、ニューヨーク・タイムズは、北部同盟支配下に展開する英米特殊部隊の活動内容や規模は明らかにしていないが、西側筋によ ると、フランスも20〜30人規模の諜報部員をアフガン国内に派遣したという。
 米国特殊部隊がアフガン領内に拠点を築き始めたことが伝えられたのも初めて。
毎日新聞

 [ 1時16分]

5夜連続の空爆 現地通信が140人死亡と報道  アフガン・イスラム通信は10日夜からの爆撃で140人以上が死亡したと報じた。

【2001.10.11】

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標     題
要         旨
毎日新聞

 [23時49分]

首都カブールの空港などを爆撃、日中は初  アフガニスタン空爆を続ける米軍は11日午後、首都カブールの空港近くのタリバン軍事施設を爆撃したと、ロイター 通信などが目撃者の話を引用して伝えた。
 7日の開始以来5日連続の空爆で、カブールが日中に爆撃されたのは初めて
ロイター

 [23時45分]

カブール空港近くのタリバン軍事基地に爆弾3発が投下される  目撃者の証言によると、米国主導の空爆で、カブール空港近くにあるタリバン軍事基地に爆弾3発が投下された。
 ある目撃者は、「タリバン軍用基地から煙の柱が立ちのぼっている」と語った。 「人々はパニックに陥り、屋根のあるところに走 って避難した」という。
 複数の目撃者によると、少なくとも軍機4機が首都カブールの上空を飛行しており、少なくとも爆弾4発を投下している。
ロイター

 [22時41分]

空爆でアフガンの標的40カ所を破壊  英当局は、米軍主導による4夜連続の空爆でアフガニスタン国内の40ヶ所の標的を破壊した とした上で、この攻撃は長期戦の始まりに過ぎないと警告した。
 一方、フーン国防相は、タリバンを離れる兵士が出てきているとし、空爆作戦がタリバンの団結力に打撃 を与えている、との見方を示した。
読売新聞

 [21時46分]

北部同盟、タリバンへの総攻撃・カブール進攻を延期  タス通信などによると、北部同盟は、首都カブールへの総攻撃を数週間、先延ばしすることになった。
 カブール進攻の延期で、米英軍の軍事作戦は少なくとも数週間は続く可能性が出てきた。 総攻撃の延期は米国な どと協議して決めた
 北部同盟は、タリバン打倒後の政権構想が固まらないうちに首都に進攻すれば、一般市民を巻き込んだ混乱や流血を招きかねないと している。
毎日新聞

 [20時37分]

米軍パキスタン国内に駐留 大統領報道官  パキスタンのクレシ大統領報道官は11日、米軍が既にパキスタン国内に駐留していると明らかにした。
 パキスタン軍情報機関筋によると、政府はシンド州とバルチスタン州の2ヶ所の空港について米軍に使用許可 を与えており、米軍はこの2空港に輸送機やヘリコプターなどを派遣して、後方支援体制の整備を始めたという。
ロイター

 [19時20分]

反タリバン勢力、首都カブールとヘラート結ぶ主要道路を制圧  アフガニスタンの軍閥幹部イスマイル・ハーンに忠誠を誓う勢力は、アフガンの首都カブールと西 部の都市ヘラートを結ぶ幹線道路にある主要都市を制圧したことを明らかにした。
 タリバン軍が、アフガン北部とカブールを結ぶ主要補給ルートを失った、と北部同盟が10日に発表した後だけに、これが事実ならば タリバンにとって大きな痛手となる。
ロイター

 [15時59分]

カブールへのミサイル攻撃で、民間人10人が死亡  アフガン・イスラム通信(AIP)によると、夜間に行われたアフガニスタンの首都カブールへのミサイル攻撃で、税関付 近の民家が被害を受け、民間人10人が死亡した。
毎日新聞

 [15時 0分]

米の空爆は開始以来、最大規模 特殊爆弾も使用  米軍は特殊部隊の投入を計画しているとされ、作戦は新段階に入りつつある。
 AFP通信は10日、米国防当局者の話を引用して、少なくとも1発のバンカー・バスター( GBU-28) が9日に初めて使用されたと伝えた。
 CNNテレビによると国防総省当局者は、7日の爆撃でオマル師の男性親族2人を含む政権指導者数人が死亡し たと明らかにした。
 国防総省の10日の発表によると、9日は5〜8機の爆撃機と10機の戦闘機が出撃、6施設を空爆した。北部マザリシャリフでは タリバン地上軍を標的にした。
ロイター

 [12時 0分]

タリバン政権内に分裂の兆し=英国防当局者 英国防当局の幹部は、4日間にわたる米軍主導のアフガニスタン空爆を受けて、タリバン政権内に分裂の兆しがみられる 、との見方を示した。
 英国防当局の幹部は、会見で、「タリバン内に分裂の兆しがみられる。これは希望的観測ではない」と指摘 し、さらに「これまでのごく限られた軍事行動で、アフガニスタンの内部情勢が変化した可能性がある」との見方を示した。
読売新聞

 [11時45分]

低空攻撃準備?最大の空爆  カブールからの報道によると、米軍は10日夜から11日未明にかけて、アフガニスタンの首都カブールやタリバン本拠 地の南部カンダハルなどで、戦闘機やミサイルによる空爆を断続的に実施した。 7日の米英軍による軍事行動の開始 以来、最も激しい空爆となった。
 アフガン・イスラム通信は、パキスタンとの国境付近の軍事施設に対しても爆撃が行われたと伝えており、 制空権を握った米軍が爆撃の規模と範囲を拡大し、低空ヘリ攻撃に向けての準備段階に入った模様だ。
ロイター

 [ 8時54分]

米軍はアフガンに対し4日目の空爆を実施  米国防総省高官は、米軍機はタリバン勢力の本拠地カンダハルを含めアフガニスタン内の軍事拠点に対する4日目の空 爆を実施していると述べた。 そのうえで、8日夜以降は巡航ミサイルは使用していないと述べた。
毎日新聞

 [ 8時32分]

アフガン攻撃、タリバン指導者数人死亡か  CNNテレビは10日、米政府当局者情報として7日のアフガン空爆でタリバン幹部数人が死亡した可能 性があると報じた。
ロイター

 [ 7時37分]

少なくとも4機がカブール上空に飛来し7発の爆弾を投下  目撃者によると、少なくとも4機の戦闘機がカブール上空に飛来し、市内の広い範囲で7回にわたって爆発音が聞こえ た。 ある目撃者は、「少なくとも4機が飛来し、7発の爆弾を投下した」と述べた。
ロイター

 [ 7時12分]

対アフガン空爆で最低76人が死亡、約100人が負傷  7日に開始された米国が主導するアフガニスタン国内の拠点に対する空爆で、少なくとも76人が死亡 、約100人が負傷したと、アフガン・イスラム通信(AIP)とタリバン政権の高官が明らかにした。
 死者は、南部のカンダハルで28人、首都カブールで25人が確認されているという。 また、東部のジャララバードでは6人、西部のヘ ラートでは2人、北部のマザリシャリフでは8人、西部のファラーでは7人の死亡が、それぞれ確認されているという。

【2001.10.10】

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毎日新聞

 [23時31分]

特殊部隊の作戦準備本格化 既にアフガン潜入か  4日連続のアフガニスタン空爆で同国の制空権をほぼ手中にした米軍は、特殊部隊による作戦の準備 を本格化させている模様だ。
 米有力紙は、特殊作戦の計画に関する報道を一斉に展開した。
 また米政府筋は、毎日新聞に対し、米英軍の特殊部隊は既にアフガン領内で活動していると述べている。
毎日新聞

 [21時47分]

米国の「制空権確保」を否定 タリバン  タリバン政権のザイーフ駐パキスタン大使は10日、記者会見し「米国がアフガニスタンの制空権を握ったというのは 事実ではない」と述べ、防空力は維持されていると強調した。
毎日新聞

 [19時45分]

空爆対象は10市・地域に 一方的攻撃続く  空爆は当初、夜間だけ行われていたが2日間でアフガン全土の制空権を事実上掌握、昼間の攻撃も可能になった。
 このため、近いうちに集中的な爆撃はいったん終わるとの見方が強い。
 国防総省の記者会見では、攻撃地点はほとんど明らかにしてないが、目撃情報などを総合すると空爆を受けているのは約10市・地域 に上る。 最も激しく攻撃されているのは首都カブールとタリバン政権の本拠地カンダハル付近だ。
 また、タリバン兵が集結しているとされる北部マザリシャリフ周辺も集中的に爆撃している。
 この他、アルカイダのテロリスト訓練キャンプの破壊だ。 具体的なキャンプ名を明らかにしていないが、10日のニューヨークタイ ムズ紙はこれまでに最大級の訓練キャンプを少なくとも7つ破壊したと伝えた。
 マイヤーズ議長は、組織の幹部や訓練生らは逃げ、ほとんどのキャンプが空だったことを認め、それでもア ルカイダの拠点を破壊した効果は大きいと主張した。
毎日新聞

 [19時34分]

北部の重要拠点から撤退 士気低下で放棄?  インタファクス通信によると、アフガニスタン北部サマンガン州のパンジカリヤを支配していたタ リバン勢力は10日朝撤退した。
 パンジャカリヤはタジキスタン国境南180kmにあり、北部のマザリシャリフと中央山岳地帯を結ぶ戦略上の重要拠点 とされる。
 反タリバン連合(北部同盟)と戦闘しないまま退去したという。
朝鮮日報

 [13時57分]

英マスコミ「地上軍投入迫る」  英国の主要マスコミたちは10日、アフガニスタンに対する地上軍投入が迫っていると一斉に伝えた。
 インディペンデントは「連合軍、地上軍派遣を準備」という記事を1面トップで伝えた。
 デイリー・テレグラフは、「空襲は10日で終わり、数日内に地上軍が投入される見通しだ」と伝えた。
 ガーディアンは「戦争が新たな局面を迎える見通しだ」としながら、「アフガニスタンに対する空襲の成功が、地上軍の投入を可能 にした」と伝えた。
読売新聞

 [12時 9分]

9日夜の攻撃地点は8個所  アフガン・イスラム通信は9日夜、同日の米軍による対アフガニスタン攻撃の対象が、首都カブール、タリバンの本拠 地カンダハルのほか、北部の要衝マザリシャリフ、クンドゥスなどを含めた8ヶ所にのぼったと報じた。
 マザリシャリフや、西部ヘラートへの空爆には、両市の奪還を目指す北部同盟軍の進軍を空から支援する狙いもあると報じている。
 タリバン側は、これまでの空爆で、オマル師の自宅などが破壊されたことを認めたが、「タリバン兵士に被 害は出ていない。 オマル師、ビンラーディンを含む幹部は全員無事だ」(ザイーフ駐パキスタン大使)などと、被害を過小評価する 姿勢を繰り返している。
AFP=時事

 [11時26分]

米アフガン攻撃・テロリスト訓練キャンプ  アフガニスタンのカンダハル近郊にあるテロリスト訓練キャンプの空爆前(左)と空爆後の 写真。 米国防総省が9日に公表した
読売新聞

 [11時21分]

対空砲は完全に破壊…米国防総省、空爆後の写真を公開  米国防総省は9日、米英軍機が7、8両日にアフガニスタンで行った空爆の 成果を示す偵察衛星写真を初めて公開した。

 公開されたのは3ヶ所の標的で、タリバンの本拠地がある南部カンダハルの対空ミサイル基地、カンダハル 近郊にある「アル・カーイダ」のガルマバグ・ガル訓練キャンプ、タリバンが軍用に使用すると見られる西部 シンダンドの空港の滑走路(右)。

 ミサイル基地では対空砲の作動を指揮する射撃統制装置が完全に破壊され、訓練キャンプでは建物や野砲用 と見られる塹壕が爆弾投下により跡形もなくなっている。

 また、空港滑走路は等間隔(矢印)に破壊されており、GPSを搭載した精密誘導兵器が使われたことを示している。

ロイター

 [ 9時59分]

NATOのAWACS第1陣、米国へ出発  ドイツ軍隊員などが乗り組んだNATO軍のAWACS 1機が、米国に向けてドイツ・ガイレンキルヘンのNATO基地を出発した 。 NATO本部の報道官によると、残りのAWACSも後日出発を予定している。 同報道官は、目的地についてはコメントを避けた。
 ドイツ空軍の報道官によると、米国に派遣されるAWACSは計5機。各機の乗員17人のうち、ドイツ軍隊員が4 分の1を占めるという。
共同通信

毎日新聞

 [ 9時15分]

米軍、制空権を確保 掃討戦へ  ラムズフェルド米国防長官は、本格的な空爆は収束させ、地上のタリバン政権兵力やアルカイダの掃討に向け、 北部同盟の進攻への側面支援を本格化、特殊部隊の地上展開も含めた作戦を検討することを示唆した。
 タリバン政権離反を促す効果も期待して、食料投下などの人道援助も本格化させるとみられる。
 マイヤーズ議長は、米軍は現地時間8日夜からの空爆で13ヶ所を標的にしたと説明、滑走 路などに大きな穴が空いた空爆後の衛星写真を初めて公開した。
ロイター

 [ 8時23分]

ロシア国防相、アフガニスタンへのロシア軍派遣観測を否定  ロシアのイワノフ国防相は、一部アナリストが同国軍が既にアフガニスタン入りしていると指摘するなか、 ロシア軍が「テロリズムとの闘い」に実戦参加することはない、との見解をあらためて示した。
 同国の民間の軍事アナリスト、Pavel Felgenhauer氏は、ロシア軍の技術者やパイロット、軍事顧問がアフガニスタンを実効支配する タリバン政権に対抗する勢力である、北部同盟を数年間にわたり支援してきているが、最近こうした人員が増員されている、と述べた。
 同氏はロイター通信に対し、情報筋の話として、ロシア兵がタジキスタンからアフガニスタンに戦車や他の重機器の移送を支援した 、と述べた。 さらに、1,000〜2,000人のロシア兵がアフガニスタンに入っているとみている、とした。
ロイター

 [ 8時28分]

英、空中給油機での米戦闘機支援を展開している  英国防省は、空軍が空中給油機を展開し、米軍戦闘機の攻撃を支援していることを明らかに した。
 英当局者によると、同国の潜水艦が7日の第1弾の攻撃でアフガニスタンに向けて巡航ミサイルを発射したが、これ以来、同国はタリ バンへの武力行使は行っていない。
ロイター

 [ 7時57分]

アフガン国内の防空施設、1カ所除き十分な打撃を与える  ラムズフェルド米国防長官は、アフガニスタンに対する再度の空爆で、常時攻撃が可能な状態にまでアフガン防空施 設に打撃を与えた、と述べた。
 同長官は、アフガニスタン国内の1つを除くすべての目標航空施設にダメージを与えた、と発表した。
ロイター

 [ 7時12分]

タリバンを離脱した勢力が北部同盟に参加し縦断道封鎖  北部同盟のアブドラ外相は、タリバンを離脱したグループが北部同盟の指揮下に入り、アフガニスタンを南北に縦断 する唯一の道路を封鎖したと述べた。  アブドラ氏は、「司令官約40人と武装した兵士1,200人が北部同盟に参加し、8日夜にバグラムからバーミヤ ンに通じるタリバンの輸送ルートを封鎖した。 その際に戦闘はなかった。
 この結果、タリバンはカブールから西部のヘラートを経由する以外にアフガン北部に物資を供給するルートはなく なった」と述べた。
 北部同盟はすでに、カブールから北部の各都市に通じる主要高速道、サラン・パスを封鎖している。
毎日新聞

 [ 6時 2分]

9日は昼夜、断続的空爆 防空能力低下と判断か  米国防総省筋は9日、アフガニスタン空爆が現地時間9日夜も行われていることを明らかにした。
 同日はカンダハルへの攻撃が朝や午後にも行われ、夜間だけでなく一日中、断続的な爆撃が繰り返された。 昼間の攻撃は危険が伴 うが、初日の空爆効果評価を行い、タリバン側の防空能力が弱まったと判断した模様だ。
 上院軍事委員会のマケイン上院議員は9日、「空爆は長く続かない。攻撃目標が多くないからだ。次の段階はヘリコ プターで特殊部隊を送り込み、一時的な作戦行動後に撤収させる作戦だろう。 地上軍の投入は現在の選択肢にはない」と述べ 、特殊部隊投入が迫っているとの見方を示した。
 9日付のワシントン・ポスト紙は、国防当局者の話として、米軍の空爆は今週末にも段階的に縮小に向かうと伝えた。
読売新聞

 [ 3時 3分]

空爆3〜5日続行、陸軍増派  ワシントン・ポストによると、米軍内では空爆をさらに3〜5日続行し、週明けにも1,000人程度の地 上部隊をアフガン周辺へ増派する案が浮上している。  FOXテレビによると、9日夜のカンダハルへの爆撃でタリバン指導者オマル師の自宅が破壊されたが、同師は不在で難を逃れた。
空爆には、散在するタリバン部隊を孤立化させる狙いもあると見られる。
 ラムズフェルド国防長官は、中東や中央アジア諸国に約1,000人の地上部隊増派を検討中。 部隊は陸軍第10山岳師団とボスニア・ヘ ルツェゴビナやユーゴ・コソボ自治州に展開している平和維持部隊の一部から振り当てる見通し。 この結果、アフガン周辺の米軍地 上部隊は、すでに展開している1,000人と合わせ約2,000人となる。
毎日新聞

 [ 0時26分]

3夜連続で空爆 ヘラートなどへ  CNNなどによると、アフガニスタン西部のヘラートや、南部のタリバン政権の拠点カンダハルで、9日夜、米軍が空爆 を始めた。
 これで攻撃は3夜連続となった。

【2001.10.09】

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標     題
要         旨
毎日新聞

 [23時41分]

NATO>東地中海へフリゲート艦1隻派遣決定  米英によるアフガン攻撃を受けてNATOの「集団的自衛権」の発動が本格化してきた。 8日に早期警 戒管制機5機の出動を決めたのに続き、9日には東地中海へのフリゲート艦1隻の派遣を正式決定。 空 と海からの支援が始まる。
 支援のフリゲート艦はスペインから、9日にも現地に向けて出発する。
ロイター

 [21時57分]

米国、中東や中央アジアへの地上部隊追加派遣を計画  米国防総省は、対アフタニスタン攻撃の第2段階に向けて、今週末にも中東や中央アジアに大量の地 上部隊を追加派遣する計画をしている。
 ただ、当局者らは、追加部隊の展開は、従来のような全面的な地上戦へ向けたものではない、との見方を示している。
 米英軍による空爆は5日間続くとみられている。 大規模な地上作戦をについて、ある当局者は、「いかな る可能性も除外されない」と答えた。
毎日新聞

 [21時36分]

航空機、特殊部隊など派遣始める 西側同盟諸国  米英軍のタリバン政権に対する軍事攻撃を支援するため、フランスやカナダなどの西側同盟諸国が次々と艦船や航空 機、特殊部隊などを派遣し始めた。
ロイター

 [21時27分]

アフガニスタンでの地上作戦、まだ決定されていない=英国防相  英国のフーン国防相は、アフガニスタン国内における地上作戦の実施について、まだ決定が下されていないことを明 らかにした。
 同相は記者団に対し、「地上作戦に関しては、選択枠の1つとして検討可能な複数の計画を準備している」とした上で、「ただ、多 数の選択枠がある。 地上作戦については、まだ決定はされていない。 軍事作戦の第1段階を開始したにすぎない」と述べた。
読売新聞

 [21時 0分]

タリバンが米国供与のスティンガーを使用  マイヤーズ米軍統合参謀本部議長は8日、アフガニスタン空爆で、タリバン政権兵士が「スティンガー」を米軍機にむ かって使用したとみられることを明らかにした。
 スティンガーは1980年代にCIAからムジャヒディン各派に数百基供与されたとみられ、タリバン政権はこのうち約 100基を現在保有していると推定されている。  マイヤーズ議長は、米軍機はスティンガーの射程距離とされる3kmよりさらに高い高度を飛行したために、被害を受けることはなかっ たという。
毎日新聞

 [20時58分]

ビンラディン氏関連は55ヶ所 空爆の対象に  ロイター通信はロシア政府が3月、国連安保理に提出した同氏に関する調査文書の内容を報じ、関連 施設は少なくとも55ヶ所に上ることを明らかにした。
 また、米国の危機管理研究機関も衛星写真を公開し、「米特殊部隊などの重要な標的だ」と分析している。
毎日新聞

 [19時46分]

日中にも初めて空爆 9日朝  アフガニスタンで空爆を開始した米軍は、同8日夜、連夜の空爆を敢行した。
 現地からの報道によると攻撃は断続的に続き、9日夜明け前に首都カブール、朝にはカンダハルにあるタリバン政権の拠点が爆撃を受 けた。 日中の攻撃は初めて
ロイター

 [15時24分]

米軍ミサイルがアフガンの国連関係機関を破壊、死傷者も  アフガニスタン空爆で、米軍のミサイルが、国際連合関係機関である地雷除去機関のオフィスを直 撃し、4人が死亡し1人が負傷した、との目撃情報があった。
 ミサイルが着弾したのは、地雷除去作業にあたっていた「アフガン・テクニカル・コンサルタンシー」のオフィスで、建物は破壊さ れた。 建物の3階で眠っていた4人が死亡し、1人が負傷した。
共同通信

毎日新聞

 [13時30分]

英国防相「あと数日」 米テレビは「9日終了」  英国のフーン国防相は8日、「攻撃が成功したかどうかが明らかになるまでは、同じ目標を再攻撃することは賢明では ない」と述べ、第1段階の攻撃は数日内に終了するとの見通しを示した。
 一方、米ABCテレビは8日、米軍が開始したアフガニスタン空爆が3日目の9日で終了する可能性があると伝え た。 同テレビによると、3日目の空爆が終了した段階で破壊状況を判断し、必要であればさらに2日間の延長を検討するという。
 米NBCテレビも同日、空爆があと1日か2日で終了する可能性を伝えている。
ロイター

 [13時 6分]

9日のカブール空爆目標は空港レーダー施設、1施設が破壊か  9日未明の首都カブールへの空爆は、カブール空港のレーダー施設を目標にした攻撃で、こ れにより1ヶ所の施設が破壊されたもようと、カタールのアラビア語衛星放送局アルジャズィーラのカブカブ ール特派員が伝えた。
 第1波の攻撃が実施されたのに続き、9日の夜明け前には、3回の大きな爆発があった、との目撃者の証言があった。
読売新聞

 [12時 9分]

タリバン航空相、攻撃で死亡の情報  イラン国営通信は9日未明、アフガニスタン消息筋の情報として、タリバン政権のアクタル・モハマド・マンスール航 空・観光相(空軍司令官兼務)と、同国東部ナンガルハル州のウマル・アタイ第1大隊司令官が、8日の米英軍による攻撃で死亡したと 伝えた。
 他のメディアなどでは、確認されていない。
読売新聞

 [11時28分]

米軍、連夜の空爆  米軍は8日夜、2日目の空爆またはミサイル攻撃を実施した。 攻撃は9日未明に及んだ。
 2日目の攻撃には、空母エンタープライズの艦載機部隊、米本土から直行したB-1、B-2両爆撃機、その他作戦支援機など計約15機が参 加。 アラビア海に展開する原潜搭載の巡航ミサイル「トマホーク」も投入された。 人道目的の食糧援助も、初日とほぼ同じ数量(3 7,500食)がC-17輸送機からアフガン北部に投下された。
 ラムズフェルド長官は8日、依然としてタリバンが防空・通信能力を残しているとの認識を示しており、空 爆とミサイル攻撃はしばらく続行される見通しだ。 長官は7日の攻撃の成果について、「初期の評価だが、タリバンの防空陣地破壊は 進展した」と述べた。
 マイヤーズ統合参謀本部議長によると、初日の標的は計31ヶ所に及んだとし、具体的にタリバンが空港に所 有しているレーダー、地上戦力、指揮・指令・通信系統、アル・カーイダのテロリスト訓練基地、空港、航空機を標的として列挙した。
 ブッシュ大統領は8日、「最善の対テロ防衛は地球規模の対テロ攻撃。場所は問わない」と述べ、軍事行動をアフガ ン以外に拡大する可能性を強く示唆した。
 一方、ネグロポンテ国連大使は8日、米国がアフガニスタン以外で自衛行動を起こす可能性を示唆する書簡 を国連安保理に送付。 大統領の「地球規模での対テロ攻撃」発言と合わせ、ブッシュ政権が攻撃範囲の拡大を本格 検討し始めた兆候と受け止められている。
毎日新聞

 [10時26分]

カナダも参戦 2,000人を現地派遣へ  カナダのエグルトン国防相は8日、アフガンを攻撃している米英両軍の作戦に参加するため、フリゲート艦4隻、 駆逐艦1隻含む艦艇6隻、航空機6機、対テロ特殊部隊など兵員約2,000人を数日中に現地に派遣すると発表した。
 任務は「地域の直接行動の支援、防御、監視、護衛など」になるという。
毎日新聞

 [10時 1分]

アフガン攻撃、他国には拡大せず 英外相  ストロー英外相は8日、米英軍が始めたアフガニスタン攻撃は同国に限定したもので他国には拡大しない、と言明した 。 米国が国連安保理に提出した書簡がアフガン以外の国も攻撃の対象となる可能性を示唆したことに対し見解を示した。
 外相は「攻撃はアフガンに限定されるというのが現在の米英間の合意だ」と述べた。
ロイター

 [ 9時41分]

アフガニスタン攻撃の第1段階、数日中に終わる見通し=英国防相  フーン英国防相は、アフガニスタン攻撃の第1段階が数日中に終わるとの見通しを示した。
 国防相は、「数週間というよりはむしろ、数日中に終わる措置と予想している。 現在行っているのは、タリバン政権に対するわれ われの攻撃の第1段階だ」と述べた。
 国防相は、「地上部隊は確かに考えておかなければならないものだが、現在の攻撃が、アフガニスタンの状況をわれわれが望む方向 に変化させると期待している。 タリバン政権による支配と、彼らによるウサマ・ビンラディンとその仲間の支持体制が終わるという 状況への変化をわれわれは望んでいる」と話した。
ロイター

 [ 8時15分]

米軍、アフガン北部のマザリシャリフ・クンドゥズにも攻撃  米軍は、アフガニスタン北部都市のマザリシャリフとクンドゥズにあるタリバン政権の拠点に攻撃を加えた。
 アフガン・イスラム通信(AIP)は、タリバン筋を引用し、「少し前に、米軍の航空機が、マザリシャリフとクンドゥズを攻撃した」と 報じた。
ロイター

 [ 8時 7分]

米軍機がカブールに爆弾投下、2発は空港に着弾  米軍がアフガニスタン首都のカブールに向け爆弾4発を投下し、うち2発が 当地の空港に着弾したと、目撃者が明らかにした。 この目撃者は、「爆発は、7日よりもかなり大規模だった」と述べた。
   残り2発は、テレビ送信用アンテナ設備のある市内の丘陵地帯に着弾したもよう。
ロイター

 [ 7時47分]

カナダ軍、対アフガン攻撃に部隊を2〜3日のうちに派遣  カナダのエグルトン国防相は、艦船と航空機および兵士を対アフガニスタン攻撃に派遣する 意向を明らかにしたうえで、派遣は今後2〜3日のうちに開始すると述べた。
 同国防相は、フリゲート艦、駆逐艦を含む艦船6隻、輸送機をはじめとする航空部隊を配備する方針を明らかにした。
ロイター

 [ 7時37分]

米英軍、アフガンのタリバン目標に新たな攻撃を開始  米国防総省の複数の当局者は、同国と英国が8日も軍事攻撃を実施したことを明らかにした。
 ある当局者は、「新たな軍事攻撃は7日と同様のものだ。」と述べた。
 これより先、ラムズフェルド国防長官は、巡航ミサイルなどを投入した7日の攻撃第1弾は成功したもようで あると述べている。
 国防総省の当局者の一人は、今回の作戦目標をアフガニスタン内の対空ミサイル設備、燃料補給庫や航空基地などで、攻撃の一部は 、タリバン勢力の軍事施設も対象としていると述べた。
毎日新聞

 [ 6時 4分]

米英軍が2日目の空爆を敢行  米国防総省などによると米英両軍は8日夜、アフガニスタンの首都カブールや南部のタリバン政権の拠点カンダハルな どで2日目の空爆を敢行した。
 フーン英国防相は8日、初日の攻撃対象は30ヶ所だったと明らかにした。
 7日の攻撃後には米軍機がアフガン領内に食糧、医薬品などの人道支援物資約37,500パックを投下し、一般 国民を敵視していないことをアピールした。
共同通信

 

イラストで見る報復攻撃  
朝鮮日報

 [ 4時120分]

米英軍が2日目の空爆を開始  米国と英国が7日、アフガニスタンの滑走路など30ヶ所を攻撃し“大きな成果”をあげたのに続き、8日午後8時40分 2日目の空爆を開始した。
 匿名を求めた国防総省関係者はこの日、米英の戦闘機が首都・カブールをはじめ、タリバンの東部にあるジャララバード、南部拠点 のカンダハルなどアフガンの攻撃目標に空爆を行ったと述べた。
 この日の攻撃は7日夜の1回目の空爆に続き、約24時間後に行われたもの。
 米英はアフガンの北部都市、マザリシャリフのタリバン陣地に対しても空爆とミサイル攻撃を行ったと、北部同盟は伝えた。
 また、北部同盟は米英戦闘機の空爆に合わせて攻勢に乗り出しカブールの北に20kmまで進出したが、タリバン軍は 北部同盟に対し地対地ミサイルを発射するなど強く抵抗した。

【2001.10.08】

出   典
標     題
要         旨
読売新聞

 [23時 0分]

仏情報部隊も協力、仏国防相が示唆  リシャール仏国防相は8日、仏ラジオ放送で米英軍の対タリバン攻撃に際し、「仏軍も現地から目標確定に貢献してい る」と述べ、情報衛星では確認できない現場からの情報提供に仏情報機関エージェントも参加していることを示唆した。
 国防相は「特殊訓練を受けた情報部員が危険ながら大事な仕事を反タリバン勢力の北部同盟と連携して実行中」と説明した。
 軍情報局(DRM)や対外総合局(DGSE)の情報機関スタッフがアフガン国内に潜入中と見られている。
毎日新聞

 [21時21分]

北部同盟が各地でタリバンと衝突  インタファクス通信によると、アフガニスタンの反タリバン連合北部同盟は8日から各地で一斉に攻撃体制を整え、タ リバン側と各地で衝突した。 ただ、大規模な攻勢はまだ始まっておらず、準備段階とされる。
 北部同盟は首都カブールに向けて進撃しており、バグラム飛行場周辺で戦闘が展開された。
読売新聞

 [20時47分]

戦火拡大阻止へ、ロシアがウズベクに軍事支援  ロシア政府のアレクセイ・ウォリン官房副長官は8日、タリバン軍がウズベキスタン領内に侵攻した場合、ウズベクへ の軍事支援を含む全面協力を行う方針を明らかにした。
 戦火がCIS域内に拡大した場合、ロシアがタリバン封じ込めのため、軍事作戦に加わる可能性を示唆したも のだ。
 インターファクス通信によると、露国防省は8日までに、米英軍と連絡調整を行う対テロ作戦チームをウズベクに派遣。 連邦保安局 (KGBの後身)、軍参謀本部情報総局(GRU)も対アフガン国境で諜報活動を強化した。 自動車化狙撃師団約8,000人などで構成する同 国駐留ロシア軍も警戒態勢に入った。
毎日新聞

 [20時45分]

タジキスタンが米軍の空港使用許可を決定  タジキスタンのラフモノフ大統領は8日、米国の対アフガニスタン軍事作戦のため、米軍に国内の空 港使用を許可する決定を下した。 決定は、
 @ テロ撲滅のための国際社会と米国の措置を完全に支持する
 A 米国、国際社会と共同措置をとる用意がある
 B 米空軍の領空通過と対抗措置実施のための空港使用を認める
 C テロや宗教的過激派への対抗措置で各国情報機関と協力する
など9項目。
 タジク政府は、米国のアフガニスタン空爆を受けて8日未明、安全保障会議を開き、米国に全面協力する姿 勢を決めた。
毎日新聞

 [20時28分]

北部同盟が攻勢へ 米英軍と協調攻撃も  北部同盟は米英軍によるアフガニスタンへの攻撃開始を受け、米英側と協調してタリバンへの攻勢を一気に強める構 えだ。
 北部同盟は7日夜の米英軍の空爆約1時間後に、首都カブール近郊でタリバンに対するロケット砲攻撃を開始。
 同盟側は8日、「同盟の地上軍と空爆との協調攻撃の第一弾だ」と表明した。
毎日新聞

 [20時 2分]

94%が空爆支持、湾岸戦争上回る 米世論調査  7日発表されたABCテレビとワシントン・ポスト紙の世論調査によると、アフガン空爆開始に対する米国民の支持は94% に達し、内訳は「いくらか支持」(11%)を「強く支持」(83%)が圧倒。
 地上部隊の投入を支持する国民も80%を占めた。
毎日新聞

 [18時36分]

ウズベキスタンが戦闘準備体制 大統領が命令  ウズベキスタンのカリモフ大統領は8日未明、国内の各部隊に対し、第1級戦闘準備体制に入るように命令を下した。
 国内には米軍の山岳師団が展開していると伝えられ、タリバン側は同国内からの攻撃が行われた場合は報復攻撃を行うと警告を発し ていた。
 一方、ハナバド軍事飛行場では米軍部隊の受け入れの準備が開始された。
ロイター

 [18時15分]

アフガン空爆開始の9時間後に米機がアフガンに食料投下  米国防総省の報道官によると、米英によるアフガニスタン空爆が開始されたおよそ9時間後、米空軍 機2機がアフガン内の難民向けに、人道支援目的の食料を投下した。
 米国防関係者らによると、食料投下に使われた2機はドイツの空軍基地に所属している。
ロイター

 [14時22分]

カンダハル空爆で2人死亡、4人負傷=タリバン関係者  米軍は7日夜にアフガニスタン南部カンダハルを3回にわたって空爆し、2人が死亡、少なくても4人が負傷したと、タ リバンの関係者が、カンダハルでロイター通信に語った。
 空爆の標的となったのは空港だが、具体的な被害状況は不明という。
毎日新聞

 [13時56分]

カブールに空爆3回 死者は20人以上  8日のアフガン・イスラム通信によると、米英のアフガニスタン空爆で、首都カブールでは少なくと も20人が死亡した。 死者数は増える可能性があるという。
 同通信は10人が首都北東のカブール空港近くで、別の10人が中心部のラジオ局「シャリア」近くに投下された爆弾で死亡したとして いる。
毎日新聞

 [13時16分]

パキスタンの空軍基地を米軍が使用  8日付パキスタン英字紙オブザーバーは同国空軍筋からの情報として、アフガニスタン攻撃の際に米 英両軍の爆撃機、攻撃機がパキスタン領空を通過したことを確認。 またアフガニスタンとの国境地帯にある西部 クエッタの空軍基地も米軍が使用したとしている。
読売新聞

 [ 8時 3分]

米英がテロ拠点爆撃、40機ミサイル50基投入  7日の作戦には米・英軍が参加、カナダとオーストラリア、ドイツ、フランスも今後、加わることを約束しており、 さらに40ヶ国以上が基地提供などで協力している。
 米国防総省によると、第1波攻撃は米ミズーリ州の空軍基地から飛び立ったB-2ステルス爆撃機にB-1、B-52を合わせた爆撃機15機、 アラビア海に展開した潜水艦などから発射された巡航ミサイル約50発、空母から発進した作戦機25機で実行された。
 攻撃の成果は不明だが、タリバンの基地と作戦機、対空砲火や通信施設が標的となった。 ラムズフェルド国防長官は「 米・英軍側に被害が出たとの情報はない」としている。
 北部同盟のアブドラ外相は7日、カプール、カンダハル、マザリシャリフ、ジャララバード、クンドゥス、ファラの 6都市が攻撃対象になっていると語った。
ロイター
 [ 7時 7分]
アフガン東部のジャララバードが再度攻撃されている  CNNテレビは、アフガニスタン東部のパキスタン国境に近い都市、ジャララバードが2度目の攻撃 を受けている、と報じた。 最初の攻撃から約5時間が経過した頃、激しい爆発音が響いたという。
読売新聞
 [ 6時37分]
タリバン、国籍不明1機を撃墜の報道  ロイター通信は7日、タリバンが同日夜、米英両軍によるアフガニスタン空爆の最中、同国南部で国 籍不明の航空機1機を撃墜したと伝えた。
ロイター

 [ 6時17分]

カナダ首相、米大統領に軍派遣を約束  カナダのクレティエン首相はブッシュ米大統領に対し、カナダ軍の派遣を約束した。 米英 両国の対アフガニスタン攻撃開始後、同首相が記者団に明らかにした。
 同首相は、軍当局に一部部隊への警戒命令の発令を指示したと語った。
ロイター

 [ 5時32分]

対アフガン攻撃、同国の軍事バランス変化を狙ったもの  ラムズフェルド米国防長官は、「これは第1段階だ」と述べた。
 これより先、米国防総省高官は、今回の空爆には爆撃機15機、攻撃機25機、巡航ミサイル50基を投入したこ とを明らかにした。
 ラムズフェルド国防長官は、「きょうの攻撃はタリバンと、アフガン国内に潜伏している外国人テロリストが標的だったが、最終目標はさらに広い範囲にわたるものだ。テロリズムを利用する者と、それをかくまい、支援する者を打倒することだ。世界はこの目的のために団結している」と述べた。  そのうえで、今回の攻撃を通じて、タリバンの空軍力や防空力が米軍に与える脅威を一掃し、アフガン国内の軍事バランスを変化さ せることを目的としていると述べた。
共同通信
毎日新聞

 [ 5時26分]
タリバン兵士の多くが逃走 北部同盟発表  アフガニスタンの反タリバン勢力・北部同盟のアブドラ外相は7日、報復攻撃を受けてタリバン兵士 の多くが首都カブールから逃走、同盟側支配地域に逃げていると語った。 また、マザリシャリフ陥落も近いと述べた。
ロイター

 [ 4時42分]

英軍潜水艦がミサイルを発射  ブレア英首相は、英軍の潜水艦がミサイルを発射したことを明らかにした。 また首相はこ の行動にドイツとフランス、オーストラリア、カナダが参加を確約したことを明らかにした。
ロイター

 [ 4時42分]

北部同盟がタリバンへの砲撃を開始  アフガニスタンを実効支配しているタリバン政権と対立している北部同盟は、米軍の空爆に呼応するかたちでカブー ルの北のタリバン支配地域に砲撃を開始した。
 目撃者によると、カブールの北40kmにあたるショマリ平原で、122mm榴弾砲をタリ バンの前線に向けて発射している。 砲撃は米軍の空爆開始から約1時間経過した段階で始まったという。 これに対してタリバンは反 撃していない。
 北部同盟の指揮官は、タリバンは前線から重火器を退避したものと確信していると述べた。
ロイター

 [ 4時32分]

アフガン攻撃、巡航ミサイルを使用=米国防当局  複数の米国防当局者によると、米英両軍は、アフガニスタンの軍事施設やゲリラの訓練キャンプに対する攻撃で、巡 航ミサイルが使用されていることを明らかにした。
 当局者らは匿名を条件に、目標はアフガニスタンの首都カブール周辺にある防空施設や司令センター、アフガン南部カンダハルの空 軍基地であると語った。
 ある当局者は、攻撃は巡航ミサイル「トマホーク」の発射で始まったと述べた。 その他の詳細は明らかになっていないが、この攻 撃は、航空機によるレーザー誘導爆弾を使った爆撃の準備作業として行われたものとみられている。
毎日新聞

 [ 4時31分]

攻撃目標は防空システム 米国防長官発表  ラムズフェルド米国防長官は、「攻撃はアフガンへの人道援助のため、空の脅威を取り除くためだ」と表明、タリバ ンの防空システムとテロリストの訓練施設などを目標としたことを明らかにした。
 また、アフガニスタン上空での人道援助物資の投下を開始したことも発表した。
毎日新聞

 [ 4時 1分]

主要3地域に攻撃 米英軍 北部にも攻撃の情報  英BBCテレビによると、7日の米英両軍のアフガニスタン攻撃は、北東部の首都カブール、南 部のタリバン政権の拠点カンダハル、東部パキスタン国境に近いジャララバードの3 つの主要な地域に対して行われた。
 3主要地域のほかに、北部ウズベキスタンとの国境付近にも攻撃が行われたとの情報もあるが、確認されていない。
毎日新聞
 [ 3時50分]
米英軍アフガン空爆開始 米大統領宣言  米同時多発テロ事件に対する米英両国の対アフガニスタン報復攻撃が7日夜開始された。
 ブッシュ米大統領は緊急記者会見を開き、戦争開始を宣言した。
毎日新聞

 [ 3時41分]

カンダハルなどに第2波攻撃  CNN、BBCなどによると、アフガニスタン南部のタリバン政権拠点・カンダハルなどに米英軍の第2波 の攻撃が行われた。 タリバンの本部が標的にされているとの情報もある。
毎日新聞

 [ 2時51分]

アラビア海から巡航ミサイルで攻撃  米FOXテレビによると、攻撃の第1波はアラビア海に展開している米英の艦隊から発射された巡航ミ サイルによるものという。
 その後、B-2、B-52戦略爆撃機が出撃、アルカイダが設営するテロリスト訓練施設を爆撃した。
読売新聞

 [ 2時30分]

ビンラーディンの所在を特定し、米が攻撃か  当地の外交筋は8日、米軍が軍事行動に踏み切った理由について、ウサマ・ビンラーディンの居場所を特定する確度 の高い情報を米国がつかんだため実行に移したとの見方を示した。
 パキスタン軍当局者によると、米軍は、数日前にパキスタン国内の数か所の空軍基地に航空機や物資の搬入を完了、いつでも空爆を 開始できる準備を整えていた。
 この状況下、8日に空爆が開始された理由として、西側外交筋は、「米国が今月7日に、ビンラーディンの居場所に関する確度の高い 情報を得たためだ」と分析する。
 この情報を分析した結果、空爆を引き伸ばすとビンラーディンを取り逃がす危険があると米ホワイトハウスが判断、「勝負に出た」 とされる。
毎日新聞

 [ 2時26分]

カンダハル空港も攻撃  CNNによると、8日午後9時(日本時間同日午前1時半)すぎ、アフガニスタ南部のカンダハル空港に ある管制塔とレーダーが米軍の攻撃で破壊された。 カブールの電力施設と空軍施設も攻撃を受けた という。
ロイター

 [ 2時 2分]

アフガン首都で空爆、音響と黒煙上がる  アフガニスタンの首都カブールが空爆を受けている。攻撃している航空機の所属は不明。  現地のロイター通信特派員によると、少なくとも4回の爆発音が聞こえ、大きい黒煙が上がっているという。
ロイター

 [ 2時 2分]

米軍、アフガン攻撃を開始=米政府当局者  米政府当局者は、米軍がアフガニスタン攻撃を開始したことを明らかにした。
共同通信

毎日新聞

 [ 1時31分]

カブール方面上空から光と音  アフガニスタンの首都カブール方面で7日午後8時(日本時間8日午前0時半)ごろ、上空から地上に向けての光と音が 2, 3回確認された。
 北部同盟のアブドラ外相は7日夜、首都カブール方面で確認された光と音について、米軍のものではないと語った。