Advanced Battle Management System (ABMS) に関する報道

年 月 日
出   典
標       題
要             旨
2023.08.10
 14:21
Inside Defense Air Force details needs and uses for content delivery network for ABMS <2309-081007>
 米空軍が8月9日、
JADC2に寄与するCDNRfIを発簡した。
 恐らく軍民のコンポーネントからなるCDNは適切なセンサと適切なデータと適切な意思決定を結ぶノードシステムになる。
2023.08.08
 15:50
Breaking Defense Air Force developing new architecture for JADC2 'kill chains,' wants faster ABMS development <2309-080810>
 米空軍で
ABMSの開発責任者であるクロプシー准将が、統合型キルチェーを構築するため空軍がJADC2とABMSの間隙を埋めるアーキテクチャーを開発していると述べた。
2023.02.01 Jane's Defence Weekly Ausitors report USAF lacks JADC2 plans and requirements <2304-020102>
 米
GAOが、空軍の進めているJADC2ABMS役割が不明確で計画性がないと指摘している。
 ABMSでは2つの計画が進められており、その一つであるCapability Release 1はKC-46に搭載されてF-35のデータをもう一つのシステムである地上のクラウドセンタCBC2に送る。
2022.02.14 Inside Defense Air Force seeks contractor information for ABMS for POM-24 analysis <2203-021407>
 米空軍が2030年代初期を見据えた
ABMS構成のためのRfIを発簡した。 このRfIは2024年に開始される計画の資を得るためのものである。
 ABMSは空軍が掲げる7大必須事業の一つになっている。
2021.10.18 Inside Defense Senate appropriators seek to add $65 million to ABMS budget <2111-101808>
 米議会は昨年、空軍の要求したABMS予算を半分に削ったが、上院歳出委員会軍事小委員会は10月18日に公表するFY22法案でJADC2への$269Mと合わせてABMSに$65Mを追加しようとしている。
2021.10.06 Jane's Defence Weekly Mosaic warfare <2112-100611>
= 軍用インターネットに関する6頁の記事 =
 ・Global standards
 ・Intelligent interraction
 ・IoBT REIGN
 ・Ocean of Things
 ・ABMS
 ・JADC2
 ・Operational vulnerability
2021.06.02 Jane's Defence Weekly USAF transitions ABMS into 'operational phase' <2108-060205>
 米空軍が5月21日、18ヶ月に及ぶ開発段階を終えた
ABMSが最初にKC-46Aにポッド搭載してF-22やF-35と連接した運用試験段階に移行したと発表した。
2021.03.17 C4ISR net Air Force curtails ABMS demos after budget slashed by Congress <2104-031711>
 米空軍が3月17日、
ABMSの開発としてFY21に$302Mを要求したが議会が半分の$159Mしか認めなかったことから、今年計画していた試験を2件に絞ると発表した。
 ABMSは空軍が計画している全ての航空機、センサ、その他武器システムを連接するJADC2の一部をなすシステムである。
2021.03 International Defence Review Mosic Warfare: DARPA looks to an advanced multidomain operaions future <2105-030012>
= JADC2 に関する3頁の記事 =
 米DARPAが主唱するMosaic Warfare構想は発展するマルチドメイン作戦 (
MDO) とリンクするもので、また空軍が進めているJADO或いはJADC2上で働く空軍のABMSで実現されつつある。
 ABMSでは意思決定を支援するソフトACK装置同士を繋ぐソフトSTITCHESが働く。
2021.01.13 Jane's Defence Weekly USAF forced to adopt more robust JSTARS replacement <2103-011304>
 FY21国防権限法 (FY21
NDAA) は空軍に対しE-8C JSTARSの退役を認めていない。 FY21 NDAAではJ空軍がSTARSの退役前に計画していたABMS Increment 2IOCを削除した。
2021.01 International Defence Review F-15EX, KC-46A to lead USAF rollout of ABMS 'Internet of Things' <2103-010001>
 米空軍が英シンクタンクの王立国際問題研究所で11月18日、F-15EXKC-46A米空軍
ABMSを最初に装備する機種になることを明らかにした。
 F-15EXとKC-46Aは米軍のネットワークとなるJADC2接続の先兵となると言う。
2020.11.10 Inside Defense Senate appropriators recommend $93 million cut to FY-21 ABMS budget <2012-111006>
 米議会上院歳出委員会軍事小委員会が、空軍から出されていた
ABMSFY21予算要求$302Mを$93M以上削減した$209Mとした。
【註】
 ABMSはJSTARSの役割を引き継ぐ先進戦闘管理システムで、陸海空及び衛星などのセンサ情報を一括管理するシステムである。
2020.10.30 C4ISR net After the third Advanced Battle Management System test, this is the IT tool the head of Pacific Air Forces put on his wish list <2011-103007>
 米インド太平洋軍が9月15日~25日に行ったValiant Shield演習で、米空軍が3回目となる
ABMSの試験を行った。
 これについて太平洋空軍司令官のフィルスバッハ大将は10月28日、ABMSには各種の機能があるが、最も感動したのは空軍施設の状況を鳥瞰することができたことで、疑似攻撃を受けた滑走路の状況などを掌握できたという。
2020.10.07 Breaking Defense First joint exercise to test all-domain capabilities: Valiant Shield 2020 <2011-100708>
 米軍が最近太平洋で行ったValiant Shield 2020 (VS20) 演習で、米軍の目指すAll Domainの初めてとなる検証が行われた。 この演習は空軍
ABMS OnRampの3回目の試験でもあった。 また陸軍のMulti-Domain Task Forceの能力も確認された。
 VS20には陸海空軍と海兵隊合わせて11,000名以上が参加してTLAMの実射も行われ、9月19日にはフリゲート艦Curts(註:2013年1月に退役したOliver-Hazard-Perry級フリゲート艦)の撃沈も行った。
 ABMS OnRamp #3の設計ではMulti-Domain作戦センタ (MDOC) が装備して低軌道 (LEO) 衛星とも連接することになっている。
2020.09.04 Inside Defense USAF demos ABMS network at massive second on-ramp, releases commandONE RFI <2010-090410>
 米空軍が8月31日~9月3日にABMS 2回目の試験を完了した。
 試験では米北方軍及び宇宙軍と共同で、宇宙利用を妨害する活動の捕捉超高速CMを模擬した標的の撃墜を行った。
2020.07.14 Breaking Defense HAC-D cuts ABMS by $50M; Raps DoD budget mismanagement <2008-071414>
 米議会下院歳出委員会国防小委員会が、FY21で空軍がABMSに要求している$302.3Mを$50M削減しようとしている。
 空軍がFY21要求と合わせて提出した将来計画FYDPでは、FY24におけるABMSの予算は$1.1Bになるという。
2020.06.23 Inside Defense Next ABMS on-ramp event to feature Reaper spy drone, Sentry radar system <2007-062308>
 米空軍が開発を進めているABMSOT&E8月下旬に開始されるが、MQ-9 ReaperやE-3G AWACSとの連接試験が最初に行われる。
2020.05.14 Breaking Defense MDA: all-domain C2 key to countering hypersonic missiles <2006-051404>
 米MDAのC2BMC責任者が5月13日、JADC2は現在BMD用に構築されたシステムに超高速ミサイルやCM対処能力を迅速かつシームレスに持たせる基本的なシステムであると述べた。
 C2BMCはアラスカとカリフォルニアに配備したGMDシステムからPatriotのような戦術BMDシステムを結ぶ現有システムで、MDAはまずC2BMCシステムと開発中のJADC2の連接を確認したのち、空軍が行うABMSの第2段階の試験であるOn Ramp演習に参加するという。 ただ4月に計画されていたOn RampはCOVID-19パンデミックの影響で6月、8月、9月31日へと度々延期されている。
【註】
 JADC2は米空軍が進めている宇宙配備の全ドメインのデータ共有システムで、データ交換にはSDAが進めているTranche 0 transport layerを利用する。
"SDA's First Satellites Aim to Enable JADC2" (SDA HP)】
2020.05.06 Breaking Defense Esper orders SDA to link C2 networks for all-domain ops <2006-050609>
 エスパー米国防長官が各軍に対し、SDAが開発している全ドメインの指揮統制装置を連接するデータ伝送衛星との連接を命じた。
 データ伝送衛星では統合全ドメイン指揮統制 (JADC2) の実現を目指していて、対象となるのは空軍のABMS陸軍のTITAN、海軍のNIFC-CAなどである。
【註】
 データ伝送衛星はSDAが進めている多層からなる衛星群HBTSSで伝送層 (Transport Layer) を担当する衛星群である。
【 Transport Layer 関連記事:2006-050503 (C4ISR 2020.05.05)】
2020.04.22 Inside Defense Goldfein: GAO report criticizing ABMS plans lacked real-time, classified info <2005-042212>
 米空軍参謀総長が4月22日、米国で会計検査院に相当するGAOが4月16日に空軍が目玉として進めているABMS計画について開発の進め方について疑問を呈したのに対し、GAOは情報不足と述べた
2020.04.16 Inside Defese GAO warns Advanced Battle Management System faces development risks <2005-041607>
 米国の会計検査院に相当するGAOが4月16日に、計画が遅延しコストが増大している空軍のABMSについて、空軍の要求が確定しておらず、使用する技術を確定する計画もないとした上で、従来型の要求を詰める過程を飛ばすとした空軍の決定に対し警鐘を鳴らす報告を行った。
2020.04 International Defence Review PACAF chief wants future ABMS demonstration in his region <2005-040003>
 米太平洋空軍司令官ブラウン大将が2月27日に開かれた空軍協会 (AFA) のシンポジウムで、ABMS3回目の試験は太平洋地域で実施してほしいと述べた。
 空軍のIoTであるABMSについて空軍参謀長のゴールドフェイン大将は、将来戦は人間のなし得るよりより速い速度で進展すると述べた。
2020.03.18 C4ISR net Coronavirus pandemic (temporarily) derails the Air Force’s Advanced Battle Management System program <2004-031803>
 米空軍が4月から6月までの実施を予定していた2回目
ABMS試験は新型コロナウルスの感染拡大から延期された。 2019年12月に行われた1回目の試験ではF-35とF-22、更に駆逐艦Thomas Hudnerも参加していた。
 空軍はFY21予算要求でABMSに、FY20の二倍以上となる$302Mを要求している。
2020.02.28 Inside Defense PACAF chief Brown advocates info sharing with allies, disconnected cloud services for ABMS <2003-022810>
 フロリダ州オーランドで2月27日に開かれたAir Warfare Symposiumでメディアに対し、米空軍におけるABMSの計画者でもある太平洋空軍司令官のブラウン大将が、現在接続されていない友好国との連接の必要性を述べた。
2020.02.11 Inside Defense Air Force to inject $3.2 billion into Advanced Battle Management System over FYDP <2003-021113>
 米空軍が今後5年間$3.2B以上をかけて全ドメイン統合の指揮統制装置ABMSの開発を行う。
 このため空軍はABMSに、昨年の計画時点に比べ、FY21~FY24に4倍の支出を見込んでいる。
2020.02.10 Avition Week & ST U.S. Air Force defines radical vision for command and control <2004-021002>
 米空軍が1月21日に、2年前に作成した指揮統制システムABMSの概念を、28個アイテムを6個の主要構成に組み直すなど、大きく変更した概念を発表した。
 今後5年間の経費は$9Bと見積もられている。
2020.01.22 C4ISR net The Air Force tested its Advanced Battle Management System. Here's what worked, and what didn't <2002-012206>
 米空軍が12月にABMS初の野外試験を実施し、ABMSの28機能中26機能を検証した。 ただ軍は今回の試練に満足しておらず、4月に更に厳しい試験を行うという。
 試験には空軍からF-35とF-22、海軍から駆逐艦、陸軍からHIMARS部隊が参加し、米国がCM攻撃を受けたとの想定でCMを模したQF-16標的機を飛行させた。
 F-22とF-35はそれぞれ異なるデータリンクのIFDLMADLを装備しているが、両者をLink 16を介して接続した。
2019.12.21 C4ISR net The Air Force just conducted the first test of its Advanced Battle Management System <2001-122106>
 米空軍が12月18日に、各種センサの収集した収集情報を一元化するシステムABMS初の野外試験を実施した。 3日間に及ぶ試験には陸海軍も参加し、CMを模擬したQF-16をセンサ(種類は非公開)が捕捉した情報をF-22、F-35、駆逐艦、HIMARSに伝送した。
 空軍はFY20にAMBSに$185Mを計上している。
【関連記事:1903-020704 (DN 2019.02.07)】
2019.02.07 Defense News The Air Force's JSTARS alternative has a new architect. Wait, what's an architect? <1903-020704>
 米空軍は1年前にJSTARS後継計画の中止を決めたのち、新たな計画ABMSを開始している。
 ABMSは既存の各種空中センサネットワーク化するもので、初期段階ではJSTARSやMQ-9 Reaper、E-3 AWACSを改良して連接するが、空軍は最終段階の構想を明らかにしていない。
 ただ、空軍の調達責任者はABMSについて宇宙技術を活用して既存センサ及び、それに代わる安価で使い捨て可能なUAVなどをデータリンクで連接するシステムと述べている。
2018.08.01 Jane's Defence Weekly US lawmakers favour ABMS over JSTARS recapitalisation in NDAA compromise <1809-080109>
 米議会上下両院が7月24日に採択したFY19国防権限法で、E-8C JSTARSの更新計画中断 を認め、その経費をABMSに転用することを決めた。
 法案では国防総省に対し、ABMS計画のIncrement 2IOCになったと宣言したことを議会が確認 するまで、E-8C JSTARSの退役及び退役準備を認めないとしている。
2018.07.30 Aviation Week & ST Capitol Hill kills J-Stars recap <1809-073002>
 FY19国防権限法では17機保有するE-8C JSTARSの後継機計画を中止して同機を更に10年使用 することを求めると共に、ABMSの計画促進を求めている。
 ABMSは斬新な構想ではなく、単一の航空機ではなくMQ-9 ReaperやE-3 AWACSなど既存機の取得データを統括するシステムで、当初計画では2040年 装備化でであったが、議会は2030年代中頃での配備を求めている。