2020.02.26 | Jane's Defence Weekly | USAF, stakeholders complete U-2 EO/IR sensor upgrades | <2004-022606> 米空軍がCollins社及びLockheed Martin社Skunk Worksと最近、U-2が搭載しているSYERS EO/IR装置の最新型であるSYERS-2Cの飛行試験を完了した。 Lockheed Martin社によるとSYERS-2Cは10波長のEO/IRセンサで、従来品より高精細な画像で、固定及び移動目標の発見、追随、分析が可能になる。 米空軍は訓練用の復座機5機とNASAが使用しているER-2 2機を含めて33機のU-2を保有している。 |
2017.04 | International Defence Review | RNLAF F-16s reveive missile warning and flare upgrade | <1707-040003> Terma社がオランダ空軍F-16のパイロンに搭載しているPIDSU IRフレアディスペンサポッド Flare-Upキットを取り付けるる改良を行っている。 Flare-UpキットはAN/AAR-60(V)2 MILDS-F紫外線ミサイル警報装置をPIDSUに組み込むもので、紫外線センサ6個 が組み込まれてPIDS+仕様になる。 |
2016.12 | International Defence Review | AVIC showcases YINGS airborne targeting pod family | <1701-120002> 中国AVIC社が11月に開かれた殊海航空展にYINGS Ⅲ照準ポッドを出展した。 YINGS ⅢとはYing Sun Ⅲ (HawkⅢ) の略語で、胴径により330mmのModel 330、360mmのModel 360、390mmのModel 390がある。 最新型であるModel 330はCCD TVとIR TVのいずれでも、中視野角で3.6゚×2.7゚、狭視野角で1.2゚×0.9゚の視野を持つ。 同展に出展されていたJF-17の搭載品一覧の中にはYINGS Ⅲ Model 390が展示されていた。 |
2013.05 | Jane's Missiles & Rockets | B-52 uses Sniper pod to deliver live ordnance | <1306-050009> 米空軍第2爆撃航空団の B-52H が、Lockheed Martin社製 AN/AAQ-33 Sniper ATP ポッドを 搭載している。 AN/AAQ-33 は、米空軍が2003年1月から F-16 に搭載している目標捕捉、爆撃照準用 EO/IR ポッドで、FLIR、TV カメラ、二 モードレーザ装置を搭載している。 これにより B-52H はレーザ誘導爆弾の投下が可能になった。 |
2012.11 | International Defence Review | Northrop Grumman aperture system could bring BMD to F-35 | <1212-110002> AN/APG-81 と共に F-35 に搭載されている分散開口型センサ AN/AAQ-37 DAS は、センサ6個 を機体の上下と前後に取り付け、全周にわたる視界を確保しているが、開発した Northrop Grumman社が、この技術を BMD 用レーダに適用する可能 性について検討している。 DAS は2010年6月に Space-X Falcon 9 の発射を捕捉して BMD 能力が試されたほか、2012年3月には5発を 連射したロケットの捕捉追随も行っている。 |
2012.05 | International Defence Review | Gimbal payload enhances Raven capability | <1207-050012> AeroVironment社が RQ-11B Raven にジンバル式のセンサを取り付けた試験を行った。 ジンバルには高分解能カラー/IR カメラや、レーザ指示器などを取り付けることができる。 IR カメラも従来の320×240から640×480に解像度が上がった。 このジンバルセンサは Raven のほか、より大型な Puma にも取り付けられる。 |
【註】 RQ-11B Ravenは重量が11kg以下、滞空能力が90分の mini UAV である。 Puma は Raven と Shadow の間隙を埋める Raven より大型の手投げ発進式 mini UAV である。 |
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2011.02 | International Defence Review | Hummingbird to fly with combined payload | <1103-020030> 米 DARPA が12月7日、Boeing社の子会社である Frontier社に、A160 Hummingbird に ARGUS-IS 画像装置と SIGINT 装置を搭載する契約を行った。 これは2010年9月に FORESTER レーダを搭載して墜落した試験に続く ものである。 ARGUS-IS は1Gピクセルの広域監視 EO システムで、0.25㎡以下の小型移動目標を捕捉できる。 SIGINT 装置としては Eclipse社の Pennant Race か Northrop Grumman/Argon社の、いずれも3MHz~3GHzをカバーする装置が候補に挙がっている。 |
2011.01 | Jane's Missiles & Rockets | Vieo shows tracking of two-stage launch vehicle | <1102-010017> Northrop Grumman社が、BAC 111 で試験を行っていた F-35 搭載用の AAQ-37 EO-DAS が、6月4日に SpaceX Falcon 9 二段推進 SLV の打ち上げを捕らえた映像を公開した。 これは EO-DAS の既定の試験中に偶然捕らえたもので、 外部システムからのキューイングは受けていない。 AAQ-37 EO-DAS は F-35 の機体に6個のコンフォーマルセンサを取り付け、そのデータを統合して単一の画像を作成す るシステムである。 |
2010.11 | Jane's Missiles & Rockets | F-35 sensor detects and tracks distant rocket launch | <1012-110017> Northrop Grumman社が開発している F-35 搭載 AN/AAQ-37 EO DAS 装置が、6月4日に BAC-111 試験機で試験中に 800哩以上離れた SpaceX Falcon 9 SLV の打ち上げを捕捉追随していた。 この捕捉は試 験として予定されたものではなかった。 AN/AAQ-37 は CMC Electronics社(註:カナダの企業)製のコンフォーマル IIR センサ6個機体に配し、全周を IR で監視 するシステムである。 |
2010.09.15 | Jane's Defence Weekly | F-35 shows its ability to 'detect and track' launch | <1010-091505> 6月に行われた BCA-111 試験機による F-35 搭載センサの飛行試験で、AN/AAQ-37 EO DAS が 1,280km以上遠方で、二段推進ロケットの発射を捕捉し、BMD 用に使用できる可能性を実証した。 捕捉に成功したのは、たまたま打ち上げられた Space X Falcon 9 であった。 |
2010.06.14 | Aviation Week & ST | UAV Mega-Sensor in works | <1007-061406> Lockheed Martin社が米空軍研究所 (AFRL) から UAV 搭載用 IR センサ Argus-IR の開発を$50Mで受注した。 Argus-IR は1.8Gピクセルの EO センサからなる DARPA の Argus-IS を引き継ぐもので、ステアリングは65箇所 と同じであるが Argus-IS が昼間専用であったのに対し夜間も使用できる。 |
2010.02.10 | Jane's Defence Weekly | Turret vision | <1003-021012>
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2009.07 | Jane's Missiles & Rockets | Sniper pod allows autonomous B-1 strikes | <0908-070018> B-1 に Sniper ATP を装備した効果が南西アジアでている。 B-1 は出撃前に目標に関する綿密な打ち合わせを行 う必要がなくなるとともに、従来とは違う ISR としても使用されている。 Sniper がレーザ照射器で目標を照射す ると暗視センサでこれが見えるため、他の航空機等に目標を指示できる。 |
2009.06.24 | Jane's Defence Weekly | France to procure more Damocles pods | <0908-062407> フランス国防省が Thales社に Damocles 偵察照準用ポッドを10基追加発注した。 Dampcles はロシアが採用してマレーシア向け Su-30MKM に搭載されたほか、 UAE も Mirage 2000-9 に搭載している。 |
2009.06.08 | Aviation Week & ST | BAT on Falcons | <0907-060804> イスラエル Innocon社製 Micro Falcon UAV(註:重量6kg)に、同国 Bental社製 MicroBat-275 スタビライズド EO 装置が搭載される。 MicroBat-275 は偵察、監視、観察に使用される。 Bental社製の装置は Innocon社製 Mini Falcon(註:重量45kg)には既に搭載されている。 |
2009.02.25 | Jane's Defence Weekly | USAF steps up maritime surveillance | <0905-022503> 米空軍が2007年8月から、沿岸域におけるテロリストや海上 IED を乗せた小型高速船の監視訓練を続けている。 訓練に参加しているのは第8空軍で、B-52 に EO ポッドを取り付け1,000哩沖合までを監視している。 最近ではこ の訓練に第1空軍も参加している。 |
【註】 第8空軍は航空戦闘軍団 (ACC) 直轄の航空軍で、司令部をルイジアナ州 Barksdale AFB に置く。 第1空軍は米本土の防衛を担当する北方空軍 (AFNOTH) の隷下にあり、フロリダ州 Tyndall AFB に司令部を置く。 |
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2009.02.09 | Aviation Week & ST | It's polite to stare | <0903-020901> 米陸軍がアフガンやイラクで、広域監視用の広視野角センサを UAV に取り付け使用してい る。 このセンサは3km×3kmの監視が可能で、テロリストの追跡や IED の標定に使われる。 この様な役割は従来、陸軍の Constant Hawk や空軍の King Air 350 などの有人機がになってきたが、このセンサは Raven級の小型 UAV に搭載が可能 である。 |
2009.02.04 | Jane's Defence Weekly | US Air Force wide area surveillance project renammed | <0903-020410> 米空軍が、今まで WAAS と呼ばれていた UAV 搭載偵察装置の名称を Gorgon Stare に変更した。 WAAS の候補に は陸軍の Constant Hawk や海兵隊の Angel Fire などがあがっていたが、Gorgon Stare は新規に開発される。 空軍は、当初10基の Gorgon Stare ポッドを MQ-9 に搭載し、事後より小型の UAV に搭載できるよう小型化を図る計画である。 |
2008.11 | Jane's Missiles & Rockets | Sniper pods sharpen aim of USAF bombers | <0901-110012> 8月4日にアフガンで、AN/AAQ-33 Sniper 照準ポッドを機外に装備した米空軍の B-1B が GBU-38 JDAM の投下を行った。 Sniper の制御は現在装備されている機上ノート型パソコンで行われる。 Sniper は既に B-52H には装備されているが、米空軍は9月24日に、その改良を$5Mで Boeing社に発注した。 この改良により Sniper の映像は B-52H の多機能カラー指示器に表示され、ハンドコントローラで制御されるようになる。 改良型の試験は2009年に開始され、2010年に全部隊の 改良が予定されている。/td> |
2008.09.08 | Aviation Week & ST | New payloads and missions examined for Fire Scout | <0810-090807> Northrop Grumman社が自社保有の MQ-8B Fire Scout を用いて各種搭載品の試験を行っている。 その中には米沿岸警備隊向け の Telephonics社製 RDR-1700B 水上監視レーダも含まれており、同社は2009年に海軍が MQ-8B 用に開発を開始する多モード水上レーダとして も期待している。 海軍は当初 MQ-8B サに FLIR Ssytems社製 Blite Star Ⅱ EO/IR 装置を搭載する。 |
2008.09 | International Defence Review | Special Ops Spooky aircraft to receive GMS2 sensors | <0810-090046> Lockheed Martin社が AC-130U ガンシップに搭載する AN/AAQ-39 GMS2 12基を$80Mで追 加受注した。 同社は2005年1月に5基の GMS2 を受注している。 GMS2 は AH-1Z へりに搭載されている AN/AAQ-30 TSS の派生型で、直径520mmのジンバ ルに納められている。 センサは3~5μ、640×512ピクセルの InSb 素子で、AN/AAQ-33 Sniper の様に4個の視野 で構成されている。 |
2008.09 | International Defence Review | Thales Elix-IR threat warning system closes capability gap | <0810-090043> Thales社が回転翼機の自衛用 IR センサである Elix-IR を公表した。 これは、イラン やアフガンにおいてヘリが低空低速飛行をしている間に、地上からの小火器や RPG による射撃を受けるため、IR を用いて 360゚の監視を行おうとするもので、3~5μの素子4個が使われている。 従来はこの種装置には UV センサが使われていた。 Elix-IR はチャフ、フレア、IR 照射装置と連接することができ、地上車両にも使用可能である。 |
2008.09 | International Defence Review | US Army plans more flight tests of Pathfinder pilotage sensor | <0810-090036> 米陸軍が HH-60L 負傷者収容へりに装備する Lockheed Martin社製 Pathfinder の試験を行っている。 Pathfinder は同社製の M-TADS/PNVS を元にしたターレット搭載センサで、52゚×30゚の広視野角を実現し ている。 取得した画像はパイロットの HMD に表示される。 |
2008.06.09 | Aviation Week & ST | Target in sight | <0807-060911> イタリア空軍が、今年こそ航空偵察能力向上を進めようとしている。 同空軍は過去10年にわたり偵察能力向上を計画してきたが予算の制約から 実現しないでいたが、近年の作戦からその必要性が更に高まった。 空軍はこの夏に、Rafael社製 RecceLite 偵察装置を Tornado に搭載した第2期の試験を実施する。 RecceLite は全長220cm、胴経40.6cm、重 量200kgで、Tornado の胴体下に取り付けられる。 |
2008.02.04 | Aviation Week & ST | Unblinking eye | <0803-020406> 米国防総省はFY-09でイラクに於ける EO 監視装置に追加支出を行おうとしているが、これが現場の要求にあっているか議論のあるところである。 Predaor は増強 されているが、ユーザの感想は『ストローから覗いているようだ』とのことである。 Predator は高解像度の画像を得られるため、特定目標の 追跡には適しているが、広範囲の監視にはむかない。 この問題を解決するため二種類の試作装置がイラクで活動している。 空軍の Angel Fire 及び陸軍の Constant Hawk は有人機のあちこちにセンサを取り付け、画像取得レートは Predator の30駒/秒に比べ1~2駒/秒と低いが、2哩×2哩の監視を可能にしてい る。 ただしいずれも Predator に搭載するには装置が大きすぎるのに、空軍は MQ-9 Reaper を監視任務に使用するのを躊躇している。 |
2007.11.19 | Inside the Navy | Suoer Hornet to get new Infraed< Search and Track System/td> | <0724-111910> 米海軍は F/A-18E/F に IRST を装備する検討を行っておりFY-10に SDD を開始する。 海軍は既存の AS/AAS-42 IRST を改良した装置を、機体下部の燃料タンクを改造して装着する計画である。 IRST はこれまで F/A-18 には装備していない。 |
2007.11.19 | Inside the Army | Army awards Raytheon CommonSensor contract for ARH,Warrior | <0724-111909> 米陸軍は ARH 及び Warrior UAV に装備する共用センサ に、Raytheon社の MTS (Multi-spectral Targeting System) を選定した。 機体取り付けと試験の契約額は$11Mであるが、装備化されれば870基以上の受注 が見込まれ、総額は$1Bに達するとみられる。 ARH の主契約社である Bell社は、昨年 FLIR社の Brister Ⅱ 多目的センサを選定したが、陸軍は許可して いなかった。 |
2007.10.01 | Aviation Week & ST | Lite link | <0721-100102> Northrop Grumman社は、DARPA が研究中の先進型目標データリンクである QNT (Quint Network Technology) の試験を行っている。 QNT を用いたデータリンクは Litening AT に組み込まれ、50nm以上の範囲で暗号化した画像や位置情報 地上部隊に送り、状況把握と攻撃目標選定に寄与する。 |
2007.09 | International Defence Review | Raytheon makes for ATFLIR | <0719-090007> Raytheon社が AN/ASQ-228 ATFIR の IR マーカを改良し、2007年12月に生産が開 始される Lot 4 以降で採用する。 AN/ASQ-228 ATFIR は F/A-18 用として現在 FRP Lot 3 が生産されており、既に190ポッド が納入されている。 |
2007.08.13 | Aviation Week & ST | Laser designator pod integration carriage ・・・ | <0718-081304> 英空軍は先週、 Typhoon に搭載する新型レーザポッドの飛行試験を年末までの計 画で開始し、同時期に Tranche 1 Block 5 の初号機を受領した。 Block 5 には空対地攻撃能力が付加され、来年7月の IOC 後にアフガンでの戦闘を支援する。 今後共同 4ヶ国が115機の Tranche 1 を Block 5 に改善する計画で、新たに製造する25機は全て Block 5 仕様となる。 |
2007.08 | International Defence Review | EOTS completes first F-35 Lightning Ⅱ test | <0718-080008> Lockheed Martin社が、F-35 搭載の EOTS (EO Targeting System) の飛行試験を、5月22日に成功裏に完了し たことを明らかにした。 EOTS は以下のコンポーネントで構成される90kg以下の装置で、F-35 の 機首底部のサファイア製低空気抵抗窓に取り付けられる。 ・3~5μ第三世代素子を用いた対地 FLIR ・3~5μの対空 IRST ・ダイオード励起式アイセーフレーザ測距照準機 ・レーザ追随機 |
2007.06.13 | Jane's Defence Weekly | Load masters | <0713-061308> ・ESP ES: Seeker Ⅱ 搭載 ・D-STAMP: Orbiter mini UAV 搭載 ・12TS200D ・CoMPASS EO: Hermes 450 搭載 ・baseline Global Hawk ISS: RQ-4A 搭載 ・Lynx Ⅰ SAR: I-GAT 搭載 ・MP-RTIP: RQ-4B 搭載 ・EL/K-7071 COMMINT/DF: Heron 搭載 ・AES-210/V ES/ELINT: Hermes 450 搭載 ・SKYFIX COMMINT/DF: Hermes 450 搭載 |
2007.06 | International Defence Review | Litening Ⅲ keeps Tornado on form | <0712-060008> Litening Ⅲ を装備した英空軍の Tornado GR.4 は2月1日に運用開始となり、現 在イラクで活動している。 Litening Ⅲ 装備の Tornado GR.4 はデータリンクにより、陸上部隊が装備している ROVER (Remote-Operated Video-Enhanced Receiver) に取得した情報を送ると共に、EPW2 1,000-lb GB や Mauser 27mm 搭載砲の照準に利用されている。 |
2007.05.09 | Jane's Defence Weekly | Boeing set to porvide IRST for Super Hornet | <0711-050906> 米海軍はFY-08に$157Mで F/A-18E/F 用に IRST を採用する計画で、Boeing社に諮問している。 Boeing社 は Lockheed Martin社と共同で、2007年末までに実証試験を行う計画である。 IRST は目視距離外の敵戦闘 機、SAM、その他の目標の捕捉に使用される。 F/A-18E/F 用 IRST としては退役した F-14 に搭載されていた AN/AAS-42 が考えられている。 AN/AAS-42 は YAL-1A ABL の目標捜索用に使用されているほか、シンガポールと韓国向けの F-15E 搭 載用に現在も生産されている。 |
2007.05.07 | Aviation Week & ST | 'Reco' redesign | <0711-050710> Thales社が2000年に開発を始めた仏空軍の Rafale F3 及び Mirage 2000 搭載用の E/O 偵察ポッド Reco-NG は2005年から20基の生産を開始し、2008年に性能確認試験を行って2009年に装備化する予定である。 これに併行して同社は、F-16 規模の戦闘機への搭載を可能とするためポッドの小型化 を図っており、実現すれば情報能力は格段に向上する。 Reco-NG は高性能 EO/IR カメラ、Ku-band データリンク、画像伝送装置等から成る昼夜間偵察システムで 、重量は約1t、映像情報を即時に地上局に送信できる。 |
2007.04 | International Defence Review | Predator Targets | <0710-040007> Raytheon社が米空軍から、AN/AAS-52 MTS-A (Multispectral Targeting System-A) MQ-1 Predator 用センサ ターレット60基と、MQ-9 Reaper 用 MTS-B 5基を受注した。 |
2007.02.26 | Aviation Week & ST | BAE Systems plan to test ・・・ | <0706-022603> BAE Systems社は、英空軍の Herti TUAV 搭載用の長距離斜撮画像システムと軽量 SAR の航空機搭載試験を行っている。 SAR の試験は既に Eurocopter Squirrel 機により開始しており、画像システムの試験は実験機 Jetstream により近日中に開始する。 試験はその後、豪州のウーメラ試験場で12月まで予定され、同時に Herti の飛行性能確認試験が空軍と共同で行われる。 |
2007.02.14 | Jane's Defence Weekly | STAMP makes its mark on UAV payload market | <0706-021409> イスラエルの Controp Precision Tevhnologies社が Aero India 2007 展で、STAMP (ATAbilised Miniature Payload) シリーズの新型である U-STAMP を公表した。 U-STAMP は2006年に公表された D-STAMP、D-STAMP 3G、L-STAMP の発展型の非冷却 IR センサで、重量は900g、500m の距離から人員の識別ができる。 |
2007.02.12 | Defense News | Sensor finds, IDs sources of fire | <0706-021205> 米陸軍はイランやアフガンで効果を発揮している、RPG や IED の探知システムである Weapon Watch を Shadow 200 や FCS Class Ⅳ UAV に搭載する方針で、有人ヘリによる試 験が行われている。 Weapon Watch は大きさが1立方呎弱、重量27-lbの IR センサ搭載の探知システムで、機関銃から RPG まで発射炎を 探知し、直ちに位置を特定する。 開発は当初 STARE (Small Tactical Arms Recognition Equipment) の名称で2002年に開始され、車両用は現在イラクとアフガンで15 セットが運用中である。 |
2007.01.15 | Defense News | USAF orders Litening pods | <0704-011507> 米空軍は Northrop Grumman社に Litening AT (Advanced Targetingpod) 42セットを追加発注した。 空軍は 440セット以上を発注しており、同盟諸国でも330セット以上が運用中である。 Litening AT は AV-8B、A-10、B-52、F-16 及び F/A-18 に装備し、マルチセンサとレーザ装置により地上標的を探知識別、追随する。 |
2006.12.20 | Jane's Defence Weekly | USAF considers upgrade for B-52 targeting pods/td> | <0702-122008> 米空軍は B-52 に装備している Northrop Grumman/Rafael社製 AAQ-28(V) Litening AT 照準ポッドの換装または改良 を計画している。 Litening AT は、Raytheon社製 Sniper XR や Lockheed Martin社製 ATFLIR と共に 、2002年以来第三世代の照準ポッドとして米軍が採用している。 |
2006.12 | Jane's Missiles & Rockets | Pod doubles AC-10C's Maverick capacity | <0703-120006> Lockheed 持ちすかに見社が A-10C のパイロンに、Maveric を Sniper ATP (Advanced Targeting Pod) と40cmに近接して搭載して発射する試験に成功した。 A-10C は従来型の 二倍の Maveric を搭載できる。 Sniper ATP は F-15E、F-16、A-10 に搭載されるほか2006年10月には B-1 にも搭載されだした。 |
2006.12 | International Defence Review | Boom time for image intelligence as digital exploitation burgeons | <0624-120009> ・Reco-NG (Thales) ・Condor 2 LOROP ・Rover Ⅲ ・その他 |
2009.10 | International Defence Review | Targeting: in the hands of the pods | <0620-100007> 湾岸戦争以来広く使われるようになった Lockheed Martin社製の LANTIRN は、同社製の最新型であ る AN/AAQ-33 Sniper AT に更新されつつある。 Sniper XR は第 三世代中波長 FLIR を装備し、オプションで downlink やディジタルレコーダも搭載できる。 Northrop Grumman社はイスラエルの Rafael社が開発した AN/AAQ-28(V) Litenning を売り込んでい る。 Litenning の最新型は Litenning AT であるが、同社は8月29日に第四世代の Litenning を発 表した。 この他に Raytheon社が ATFLIR、英国 Selex社が TIALD を生産 している。 また IAI/Elta社の EL/M-20600 照準ポッドは SAR/GMTI 方式を用いている。 |
2006.09.18 | Aviation Week & ST | Eyes on target | <0619-091805> 仏国防省はミサイル防衛用に、MALE/HALE UAV 搭載の IR センサ Mirador を、 2015年の装備化を目標に 開発する。 開発は2008年の開始を予定し、2007年に UAV の機種決定を含み要求性能及び企業選定が行われる 。 フランスは短距離 TBM を主たる対処目標としており、Mirador を SAMP/T と組み合わせて運用する。 フランスは2008年に弾道弾の発射を探知する2基のマイクロ衛星を打ち上げる計画である。 米軍では STSS 開発の遅れから、Global Hawk に IR センサを搭載する 構想が浮上したが、予算化には至っていない。 |
2006.09.06 | Jane's Defence Weekly | US eyes hyperspectral technology for UAVs | <0619-090614> 米陸軍が超広帯域センサを UAV に搭載する計画である。 10月までに5基を購入して RQ-7 Shadow に搭載し試験を行い、2007年第2/四半期に配備を開始する。 超広帯域セン サは偽装下の目標検出や、堀りたての塹壕の識別などに威力を発揮する。 超広帯域センサは Balkan 紛争で登場したが、いままで戦場で使えるものは出現していない。 今回採用されるのは BAE Systems社 製の AURORA で、13.6kgの重量で600万画素の超広帯域センサを搭載している。 |
2006.09.06 | Jane's Defence Weekly | LM seeks UAV spin-off for F-35 sensors | <0619-090605> Lockheed Martin社が、F-35 搭載 EO 装置を UAV に転用する計画を明らかにした。 システムは ALERT (Advanced Low-observable Targeting) と呼ばれ、F-35 の EOTTS (EO Tactical Targetin System) と95%の共通性を持つ。 EOTTS の自慢は SAIR (Synthetic Aperture IR) モードで、高分解能画像と自動捕捉、自動目標識別が可能 である。 この他に air-to-air targetin FLIR モードや、長距離航空監視モードも持つ。 |
【註:】 8月17日に東京新聞に報道された「F-35 を UAV 化する」との記事 (東京新聞 2006.08.17) は、この記事が誤って伝えられた可能性がある。 |
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2006.09 | International Defence Review | US Army award is Brite Star in FLIR Systems' portfolio of high-definition sensor turrets | <0618-090004> 7月11日に FLIR Systems社が、米陸軍 ARH-70A 搭載用に Brite Star Ⅱ TASS (Target Acquisition Sensor Suite) を Bell社から受注した。 Brite Star Ⅱ は、第三世代 IR カメラ、CCD TV、レーザ測距器、レーザ指示器がターレットに搭載されたシステムで、 GAU-19 12.7mm機関銃と共に、368機計画されている ARH-70A の標準装備になっている。 |
2006.08 | International Defence Review | Controp STAMPS on mini-UAV payloads | <0617-080004> イスラエルの Controp Precision Technology社が、mini UAV 搭載用のスタビライザ付きシーカ STAMP (STAvilised Miniature Payload) シリーズを公表した。 公表されてのは D-STAMP 型で、重量は650g、二軸安定で視野角5.2゚~47゚可変の CCD TV カメラを搭載 する。 D-STAMP は既に Orbiter mini UAV や、一部の Skylite に搭載されている。 同社はまた、三軸安定型 D-STAMP 3G、微光用 L-STAMP、長波長 IR 用 U-STAMP を開発しており、目下夜間用 N-STAMP を開発中である。 |
2006.07.26 | Jane's Defence Weekly | US Army orders Brite Star Ⅱ suite | <0616-072605> 米陸軍の新武装偵察ヘリ ARH-70A に、FLIR Systems社製の Brite Star Ⅱ が搭載 されることを、同社が7月11日に発表した。 Brite Star Ⅱ は GBU-19 12.7mm MG とともに ARH-70A に搭載される。 |
2006.07 | International Defence Review | USAF identifies additional roles for its Sniper advanced targeting pods | <0614-070013> 米空軍がイラクで、AN/AAQ-33 Sniper ATP を F-15E 及び F-16C に搭載して、車両縦隊 経路の対 IED 警戒を行っている。 Sniper ATP はスタンドオフ偵察が可能なため、敵に気づかれずに偵察を行うことができる 。 また Lockheed Martin社は Sniper ATP にビデオダウンリンクを組み込む契約を、5月23日に$9Mで受注し ており、既に配備済みの100基を含む発注済み Sniper ATP 135基に組み込む計画である。 これにより地上部隊は Rocer Ⅲ 携帯型 ISR 端末で、コックピットと同じ表示を見ることができる様になる。 Sniper ATP は640x512 3~5μ IR と、CCD TV カメラ、レーザ測距機を搭載し、A-10 や B-1B への装備も予定されている。 |
2006.06.05 | Defense News | Upgrade for Sniper pod | <0615-060503> Lockheed Martin社は Sniper ATP (Advanced Targeting Pods) がに捕捉した画像をダウン リンクする機能を付加する改善を、$9Mで米空軍から受注した。 改善により Sniper の画像は地上受信装置 Man Pack Rover Ⅲ に送信ができ、地上部隊はリアルタイムで敵情を承知することが可能 となる。 Sniper は現在、空軍の F-15 と F-16 に搭載され、イラクで反政府活動の監視に運用されている。 |
2006.06 | International Defense Review | Boeing announces plan to use Lockheed Martin sensor suite on Singapore's F-15s | <0612-060003> 2005年9月にシンガポールが発注した F-15SG に、Lockheed Martin社製の EO 装置が搭載されることになっ た。 ・AN/AAQ-33 Sniper ATP FLIR、CCD TV、レーザ測距、追随、照射器を内蔵する。 2001年に米空軍も採用している。 ・Tiger Eyes navigation Pod ・AN/AAS-42 IRST 米海軍 F-14 にも装備されている。 Tiger Eyes と AN/AAS-42 IRST は韓国空軍の F-15K も装備する。 |
2006.05.01 | Aviation Week & ST | Air guard sniper | <0610-050101> ニューヨーク州 ANG の第174航空団は4月、Sniper Targeting Pod を装備する F-16 部隊の IOC を宣言した 。 Sniper は新世代の目標探知識別システムで、ANG、予備役及び空軍の F-16 及び F-15E に装備する。 F-16 の機体下部に取り付けたポッドには Sniper と共に高解像度の FLIR、レーザスポットトラッカー等が組み込まれ、遠距離から鮮 明な画像を得ることができる。 |
2006.04 | International Defense Review | RNLAF concerns increase over targeting pod acquisition being slow to hit the mark | <0609-040002> 蘭空軍が20基装備する LANTIRN の後継として新型照準ポッドを20基装備しようとしているが、 取得が長引きそうで憂慮されている。 新型照準ポッドは8月に契約が行われる予定であるが、Lockheed Martin社のSniper-XR、 Northrop Grumman社のLitening-AT、Rafael社のLitening 3が候補に あがっていてまだ機種も決まっていない。 またイラクやアフガンでの需要の高まりから新型ポッドの納期は遅くなることが予想され る。 蘭空軍は2005年11月に Litening 3とかなりの部品を共用する RecceLiteを6基購入し ているが、これは20基の機種選定に影響しないという。 |
2006.03.01 | Jane's Defence Weekly | Turkey cancels LOROP, Harpy | <0606-030107> トルコが RF-4E に搭載用に計画していたイスラエル Elop EO社製の LOROP (Long Range Oblique Photography) の 調達を中止した。 理由は高々度偵察能力が要求を満足しないことにある。 また2個中隊分24機を調達する計 画であった IAI社製の Harpy Ⅱ の調達も中止した。 新任の空軍司令官が必要ないとしたことによる。 一方、$1Bの計画である長距離要域防空システム計画は継続しており、PAC-3、S-300、 HQ-9 (FD-2000)、ASTER 30 などが候補になっている。 |
2006.02 | National Defense | Aerial maneuvers | <0606-020002> DoD は F-15 と F-16 を今後20年間運用する方針であり、長期改善計画を作成中である。 F-15 ・APG-70レーダを AESAレーダに更新すると共に搭載コンピュータを2012年までに改善する。 ・28発の SDB 搭載による運用試験を今年中頃に行う。 ・先進型の Sniper XR ポッドを装備すると共に、Link 16 によるセンサ情報の共有化と UAV の機上制御を可 能とする。 F-16 ・SAR を2009年9月までに装備すると共に、Link 16 によるセンサ情報の共有化を図る。 ・SDB を2012年までに搭載する。 ・Sniper XR、HTS (HARM Targeting System) 及び STING (Smart Targeting and Identification via Networked Geo-location) の併用により SEAD 能力を強化する。 |
2006.01.04 | Jane's Defence Weekly | Targeting pods to be integrated on bomber aircraft | <0602-010410> 米空軍が2010年までに B-1B と B-52H に targeting pod を搭載する計画で、Lockheed Martin社の AN/AAQ-33 Sniper XR と Northrop Grumman社の AN/AAQ-28(V)4 Litening AT のいず れもが搭載できるようにする。 取り付けの目的は目標の状況を視認すると共に、データリンクを介して僚機や指揮官と情報 を共有でき、戦果確認も容易になる。 更に GPS 爆弾等の使用が可能になる。 |
2005.12 | International Defense Review | USAF advances Sniper targeting pod integration | <0601-120006> Lockheed Martin社製 AN/AAQ-33 Sniper 照準ポッドの試験が F-16CG Block 40/42 と A-10C で続けられている。 A-10C では A-10 PE (Precision Engagement) 計画の一環として、F-16CG Block 40/42 では F-16 の CCIP (Common Configuration Implementation Program) 計画の一部である Block 40/42 M4.1A+ として採用される。 F-16 CCIP にはこのほかに、 GBU-38 500-lb JDAM や WCMD の搭載、JHMCS (Joint Helmet Mounted Cueing System) や Link 16 の装備が含まれている。 |
2005.11.28 | Aviation Week & ST | MMW ready to roll | <0524-112809> ミリ波レーダと FLIR を連接した合成画像技術が実用に近づいている。 BAE Systems社が開発したシステムは、視界不良時でも鮮明な画像を得ることができる。 NASA は Boeing 757 試験機で実施した飛行試験 結果を公開した。 試験は NASA が6年間行ってきた Forsite (Follow-on Radar,Enhanced and Synthetic Vision System Integrated Technology Evaluation) 計画の一環で、図は試験機が滑走路進入する際の HUD 画像であり、緑色部分 がレーダ画像である。 滑走路手前中央に駐車中の車両が確認できる。 BAE社が11年にわたり開発してきた W-band 94GHzのミリ波レーダはほぼ完成し、米空軍は来年から C-130 に よる視界不良環境下の飛行試験を計画しており、民航機への搭載も予定されている。 |
2005.11 | International Defense Review | USMC takes delivery of data-link-equipped Litening pods while Australia places order | <0523-110007> 米海兵隊が17基の AN/AAQ-28(V)4 Litening AT ポッドを Northrop Grumman社に発注したのと前後して、 豪空軍も Litening AT を F/A-18A/B 用に採用を決めた。 豪空軍は Lockheed Martin社製 AN/AAQ-33 Sniper XR 及び Raytheon社製 AN/ASDQ-228 ATFLIR も合わせて評価していた。 Litening AT は標準のデータリンクを使用しているため 'plug-and-play' ボッドと呼ばれ、640x512pix FLIR と IR レーザマーカ、IR レーザ照射測遠器、C-band データリンク送信機を装備している。 また豪空軍用に は1m004x1,004pix CCD TV も搭載している。 更に高速広帯域双方向データリンクの搭載も計画されている。 |
2005.11 | International Defense Review | Korea selects Star Safire HD | <0523-110005> 韓国海軍が、保有する P-3B Lot 2 洋上哨戒機9機中8機に、FLIR Systems社製 Star SAFIRE HD マルチセンサターレットを装着する。 今後 P-3C にも装備される可能性がある。 |
2005.10.26 | Jane's Defence Weekly | Raytheon looks to boost ATFLIR | <0522-102603> Raytheon社が、現在米海軍と海兵隊の F/A-18A,C/D,F/F に装備されている AN/ASQ-228 ATFLIR (Advanced Targeting FLIR) ポッドの C-band データリンクを Ku-band データリンクに換装し、伝送速度を600kbyte/sか ら10Mbyte/sに引き上げる提案を行っている。 この換装は9月20日に契約がなされたレーザマーカ取り付けと共 に、ATFLIR の定期整備に合わせて実施する。 このレーザマーカは暗視ゴークールを使用しないと目に見えな い。 Raytheon社は F/A-18E/F の CAS 能力向上のため、APG-79 ESA レーダを取り付ける契約も行っており、レー ダの LRIP 初号機が1月に納入され、APG-79 を装備した F/A-18E/F は2006年4月に初号機が納入される。 |
2005.10 | International Defense Review | Litening for RAAF F/A-18s | <0521-100008> 豪空軍が F/A-18 用に Litening AT 37基の採用を決めた。 購入額は$100M以上になる。 Litening AT を装備する最初の飛行隊は2007年始めになる。 |
2005.10 | International Defense Review | USMC Hornets get their own Litening AT targeting pods | <0521-100002> 米海兵隊が8月に、F/A-18C/D/E/F 用に24基の Litening AT ポッドを$40Mで発注した。 米空軍も8月に FMS 用と合わせて360基を発注している。 Litening AT は Litening Ⅱ 及び Litening ER の後継で、640×512pix FLOR、CCD TV カメラ、レーザマーカ、レーザ照射測距機、 データリンク送信機などを搭載している。 |
2005.09.05 | Aviation Week & ST | Better 'bomb truck' | <0518-090510> 米空軍 ASC (Aeronautical Systems Command) は、B-1B の CAS 機能強化を目的とする運用試験を、来年夏に 予定し事前準備を進めている。 地上目標識別能力向上のため、現在 Sniper XR Targeting pod を B-1B に取り付け事前試験を実施 中であり、来年夏に6~9ソーティの飛行試験を予定する。 現在進められている Block E 改良計画により B-1B は、GBU-31 2000-lb JDAM 、 WCMD (28発) 及び GBU-36 500-lb JDAM (6発) の三弾種を搭載可能にするため、三種類の投下装置を装 備する。 |
2005.09 | International Defense Review | UK RAF reveals RADEOS standoff sensor | <0518-090038> 英空軍の Canberra PR.9 偵察機が7月16~17日に公開された。 Canberra PR.9 は RADEOS (Rapid Deployable EO System) として知られている EO-LOROP (EO-Long-Range Obliqu Photographic) を装備している。 EO-LOROP は胴体後部のフレアベイに2台の SYERS (Senior Year EO Reconnaissance System) を搭載する。 SYERS は米空軍の U-2R にも搭載されている。 |
2005.09 | International Defense Review | US Navy buys more SHARP pods | <0518-090037> 米海軍は AN/ASD-12(V) SHARP (Shared Reconnaissance Pod) の調達を続け、偵察能力の強化を図っている。 2005年7月には6基のボッド、6基のデータリンク装置、4個の Digital Data Storage カートリッジを調達した。 AN/ASD-12(V) SHARP は、かつて F-14 が装備していたフィルム方式の TARPS (Tactical Air Reconnaissance Pod System) に代わる もので、330ガロン燃料タンクと同じサイズになっており MIL-STD 1760 インターフェス で接続される。 ポッドには中高度用の CA-279/M と、高々度用の CA-279/H カメラが搭載されており、高度2,000ftから50,000ft で、50nmの撮影ができる。 Raytheon社は2003年4月に LRIP として初めて10基納入した。 |
2005.09 | International Defense Review | Further Sniper order from USAF | <0518-090035> 米空軍が8基の AN/AAQ-33 Sniper XR ATP (Advanced Targeting Pod) を$10.3Mで発注した。 |
2005.08 | International Defense Review | Thales anticipates Reco-NG contract | <0516-080028> Thales社は仏海空軍からの Reco-NG 偵察用ポッドの受注を見込んでいる。 Reco-NG はミラージュシリーズ の戦闘機に装備され、高度50,000~60,000ft、距離数百㌔を速度500~600ktの高速で偵察 できる。 また戦術モードでは高度300ftで使用できる。 Reco-NG は3~5μと8~12μ(ラインスキャナ)のセンサを持ち、100Mb/s以上の Ku-band データリンク結ば れる次世代 IRST である。 |
2005.06.29 | Jane's Defence Weekly | IAI unveils nimiPOP observation system | <0514-062906>
IAI社が同社製 POP (Plig-in Optronic Payload) の最軽量型である MiniPOP を公表した。 |
2005.06.22 | Janre's Defence Weekly | BRITE Star Ⅱ featured on Bell ARH helicopter | <0513-062206> Bell社が Mosel 407 を元にした ARH (Armed Reconnaissance Helicopter) を展示した。 ARH は機首に BRITE Star Ⅱ FLIR を搭載する。 BRITE Star Ⅱ は海兵隊の UH-1N に搭載されている BRITE Star を改良したもので、320×240ピクセルの3~5μ InSb IR センサ、走 査線数800のカラー TV カメラ、波長1.06μ ND:YAG レーザ測距機、1.57μ ND:YAG レーザ指示器を搭載する。 |
【註:】 ARH は RH-66 Comanche 計画中止による代替ヘリ計画の一部をなすもので、OH-58D Kiowa Warriors の後継として368機の整備が計画 されている。 Bell Model 407 は OH-58D Kiowa Warriors の民間仕様機である。 |
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2005.06.15 | Jane's Defence Weekly | El-Op reveals compact surveillance payload | <0513-061506> イスラエル Elbit社の子会社である El-Op社が、コンパクトなセンサジンバル EMOS (Enhanced Micro Optics Solution) を開発した。 EMOS は全長34.7cm、胴径17.0cm、重量6.5kgで、4軸スタビライズジンバルになっている。 センサとしてはカラー CCD TV、FLIR、レーザ測距指示機などが搭載され、昼間専用型と昼夜間両用型がある。 昼夜間両用型には自動追随機能付きの8~12μ FLIR が付く。 昼間専用型 にはカラー CCD TV が付き、2kmの識別能力がある。 |
2005.05.23 | Aviation Week & ST | Sensor success | <0519-052310> イラクとアフガニスタンで F/A-18E/F、F-16、F-15E に搭載する新世代のセンサーポッドが海空軍の偵察任務に極めて高い効果を発揮 している。 Litening AT、Sniper XR の EO/IR センサはこれまでの4~5倍の 解像度を有し、高度15,000ftから地上の人員数や車両の種類を識別することが出来る。 また、空軍州 兵用に開発された TARS (Tactical Reconnaissance System) は、爆撃効果の判定用として使用されている。 |
2005.04.18 | Defense News | USAF B-1 bomber to get targeting pod | <0513-041805> 米空軍は B-1 爆撃機に Sniper XR Targeting Pod を装備するため、今年3月に Boeing社と契約した。 Sniper XR は通常のカメラのほか、IR カメラとレーザ指示器からなり映像の記録もできる新型のポッドで、探知距離 も4倍に増加している。 開発期間は18ヶ月で、B-1 による試験は2006年8月頃から予定され、空軍は F-15E、F-16 及び A-10 への搭載を、海軍も F/A-18 艦載 機への搭載を予定している。 |
2005.03.30 | Jane's Defence Weekly | Raytheon poised to market targeting pod | <0508-033004> 英空軍が Tornado に装備している TIALD (Thermal Imaging And Laser Designaion) の後継機種の RfB (Request for Bids) を、 2006年始めに発簡するのを機に、Raytheon社は AN/ASQ-228 ATFLIR (Advanced Targeting FLIR: 右図) の 非冷却型を国際市場に売り込もうとしている。 これには Lockheed Martin社と、Litening AT を売り込む Northrop Grummand社も受注を狙っている。 非冷却型 ATFLIR は数年前に Sniper XR に受注戦で敗れた PANTERA (Precision Attack Navigation and Targeting with Extended Range Acquisition) と殆ど同じもので、PANTERA はノルウェー、オマーン、ポーラ ンドが採用している。 |
2005.03 | International Defense Review | F-16CJs to benefit from STING operation | <0506-030017> 米空軍が F-16CJ/DJ SEAD 機に搭載している AN/ASQ-213 HTS (HARM Targeting System) を改良する STING (Smart Targeting and Identification via Networked Geolocation) 計画を推進しようとしている。 STING は複数の F-16CJ 機を Link 16 で結んで電波源位置を正確に評定し、JDAM などの GPS 誘導爆弾を投 下しようとするもので、計画はまだ初期段階であるのにかかわらず、2006年の9月に配備を開始したいとしている。 F-16CJ には AN/AAQ-33 Sniper XR ATP (Advanced Targeting Pod) が搭載されるようになり、目標の 識別可能距離が改善されているが、F-16CJ/DJ に HTS ポッドと Sniper XR を合わせて装備するよう、2007年始めにソフトウェアを更新 する計画である。 |
2005.02.28 | Inside the Navy | Navy's ATFLIR infrared targeting system begins Full Rate Production | <0513-022809> Raytheon社は米海軍の F/A-18 に装備する ATFLIR (Advanced Targeting and Forward Looking Inrared) の FRP を開始した。 ATFLIR ポッドは空母搭載の F/A-18A/C Hornet 及び Super Hornet に装備するため、574基が製造される。 ATFLIR ポッドは IR による探知ほか、レーザスポット追随、空対空レーザ測距、電子ズーム、地上標的スポット探知及び EO 機能を持 つ。 |
2005.02 | International Defense Review | New gunship sensor ordered | <0504-020004> AC-130U Spooky の主契約社である Boeing IDS社が、$10.7Mで Lockheed Martin社に GMS2 (Gunship Multispectrum Sensor System) を発注した。 納期は2006年3/四半期で、契約総額は$35Mにのぼる。 GMS2 は、現在 AC-130U に搭載している ALLTV (All Light Level TV) に代わるもので、海兵隊の AH-1Z に搭載されている AN/AAQ-30 Hawkeye TSS (Target Sight System) のファミリである。 |
2005.01 | International Defense Review | Lockheed Martin to install Aurora FLIR | <0503-010011> LMC (Lockheed Martin Canada)社が、L-3 Wescam社製 MX-20 FLIR 装置を、5機の CP-140 Aurora 洋上哨戒機に取り付ける契約を、 $12Mでカナダ国防省から受注した。 最初の MX-20 取り付けは、2005年3月31日までに行われる。 カナダ国防省は2003年に、AIMP (Aurora Incremental Modernisation Program)計画として21基の MX-20 を購入しており、更に16~18 機の CP-140 への取り付けが見込まれている。 |
2004.10.04 | Aviation Week & ST | Sniper shines | <0419-100415> Lockhed Martin社は、極めて運用性が高く整備性に優れる Sniper Targeting pod の製造を最優先に行ってい る。 米空軍は92セットを発注しており、今後空軍と空軍州兵用に522セットを調達する計 画である。 Sniper の輸出仕様である Pantera は既にノルウェー空軍が運用を開始しており、最近カナダで行われた多国籍演習 Maple Flag でそ の有効性が実証されている。 Sniper は現有の Lantirn よりも小型で、直径は11.9in、CCD-TV の他、FLIR 、レーザーデジグネーターを装 備し、ポッドの整備は機内で実施することができる。 |
2004.10.04 | Aviation Week & ST | Nowhare to hide | <0419-100414> このポッドは昼夜間を問わず敵の対空兵器の射程外から鮮明かつ詳細な画像を得ることができ、正確な対地攻撃を可能とする。 図は Sniper を Area Track モードにして撮影した画像で、安定した CCD-TV 映像はエドワード空軍基地に 展示する SR-71 その他の航空機を10.9nmの距離から鮮明に捉えている。 |
2004.10 | International Defense Review | Elop concentrates its aim on leading-edge technologies | <0420-100019> イスラエル Elbit社の子会社である Elop社が開発した Condor 2 長距離昼夜間偵察ポッドは、 25,000ftの高度から37kmの捕捉距離を持ち、データは母機に記録されると共に、データリンクを介して 準リアルタイムで地上に伝送される。 |
2004.09 | International Defense Review | The ever-clearer view from above | <0417-090027> |
2004.06.14 | Aviation Week & ST | Scorpio rising | <0412-061404> フランスの Sofradir社は、先進技術を用いた軽量小型で低価格の高解像度 IRセンサー Scorpio を公開した。 Scorpio は水銀カドミウムテルル (MCT: Mercury Cadmium Telluride) を用いた3~5μ帯、 640×512画素の探知器で、重量は冷却部を含み300g以下、解像度は従来のセンサーの4倍以上とされる。 また、製造工程が簡単 で、価格低減も可能となった。 Thales社は偵察監視用航空機、ヘリ、UAV に搭載する新型 Agile ジャイロ安定型 Turretへの Scorpio の採用を決め、2005年以降製品化される。 Scorpio の技術は将来更に発展するとみられ、改善型 Scalp/Storm Shadow への適用や偵察 /航法用 FLIR ポッドへの採用が期待されている。 |
2004.06 | International Defense Review | US Army eyes advanced EO/IR sensors for tactical UAVs | <0411-060002> 米陸軍は UAV に搭載する EO/IR/LD (EO/IR/Laser Disignator) ターレットの検討を行っている。 システム は25~40cmの幅、18~60kgの重量で、開発要素の少ないことが求められている。 合わせて SAR も検討されている。 この EO/IR/LD は、APC サイズの目標を、高度10,000~12,000ftを70ktで飛行する UAV から直距離 16km(最低限8km)から発見捕捉、8km(最低限4km)で識別するもので、LD は直距離16km(最低限8km)から25m 以下の誤差で ASM を発射できる性能が要求されている。 |
2004.05.31 | Aviation Week & ST | Advenced projects | <0411-053107> ・SIXA (Structually Integrated X-band Antenna): 10年以内の空軍機 (UAV/UCAVを含む) 搭載を目標に、X帯とKu帯の複合レーダーを開発する。 また20年以内には厚さ1in以内、重量 50-lb以下の EO/RF 複合アンテナの開発を目指している。 ・ AACESA (Affordable Adaptive Conformal Electronically Scanned Aperture): AESA や複合周波数レーダーを有無人機の機体や主翼に設置する。 ・非冷却 IR センサーを用いた地雷探知用 UAV 小型軽量で強力な出力の IR センサーを UAV に搭載し、地雷探知を行う。 今年夏に有人機で試験を予定、年内にも UAV 搭載型をイ ラクに送る模様。 ・3次元データ解析技術: クラター環境や電子妨害に影響を受けた受信信号や画像をソフトウェアー処理により改善する。 |
2004.05.12 | Jane's Defence Weekly | Sniper targeting pod contract | <0409-051205> Lockheed Martin社は米空軍から Sniper Extended Range advanced targeting pod の Lot Ⅳ を$32Mで受注 した。 Sniper Extended Range は最初に、空軍の F-16 Block 50 と州空軍の F-16 Block 30 に装備される。 |
2004.05.05 | Jane's Defence Weekly | US Air Force to upgrade bomber fleet | <0409-050506> 米空軍は2009年までに$3.2Bをかけて、爆撃機戦力の強化を計画している。 B-1B は Fully Integrated Datalink 及び AN/ALQ-161 SPJ の装備、 WCMD 及び AGM-158 JASSM の投下能力の付与が計画されている。 B-2A は Center Instrument Display/Link 16 の搭載及び、Radar Frequency Modification 計画に 基づく新アンテナ、送信機への換装、機体表面の整備性の工場が考えられている。 B-52H は目標の追随から固定目標へのレーザ誘導爆弾の投 下、効果判定を行う AN/AAQ-28(V)3 Litening ER ポッドを装備しているが、更に高度な (V)4 Litening AT の装備化を 計画している。 AN/AAQ-28(V)3 Litening は JDAM の様な GPS誘導爆弾の投下にも使用できる。 |
2004.05 | International Defense Review | Battlefield air operations: weight and time are the main targets | <0409-050022> ・MilX PTS (Precision Targeting System) ・Litening targeting pod ・Sniper ER Advanced Targeting Pod ・Sniper XR Advanced Targeting Pod ・Sophie thermal imager ・LF28A laser disignator ・ARTIM-LR thermal imager ・Damocles targetin pod |
2004.04.07 | Jane's Defence Weekly | USAF to upgrade A-10 targeting capability | <0407-040709> 米空軍は A-10 Thunderbolt 攻撃機の目標捕捉能力を向上させ、当初見積より20年長く2028年まで延命させる 計画である。 計画では AN/AAQ-28(V) Litening ポッド及び AN/AAQ-33 Sniper XR ポッドが新たに装備される。 |
2004.02 | International Defense Review | ATFLIR enters production | <0404-020011> Raytheon社は、米海軍と海兵隊の F/A-18 に搭載する AN/ASQ-228 ATFLIR (Advanced Targeting FLIR) ポッ ドの full-rate 量産を開始する。 ATFLIR は$298.2Mで最初の2ロットとして88基を受注しており、2006年11月までに納入 される。 ATFLIR は2003年9月に IOC になった。 |
2003.12.24 | Jane's Defence Weekly | Raytheon wins targeting contract | Raytheon社は、米海軍 F/A-18 に搭載する AN/ASQ-228 ATFLIR (Advanced Targeting FLIR) ポッドの full-rate 生産分88基を、$298.2Mで受注した。 |
2003.12 | International Defense Review | AT-FLIR receive IOC on Super Hornet |
Raytheon社製 AN/ASQ-228 ATFLIR が IOC となった。 ATFLIR は F/A-18F Super Hornet のインテークパイロンに取り付けられる。 |
2003.12 | International Defense Review | ATFIR production |
米海軍は Raytheon社に対して ATFLIR (Advanced Targeting FLIR) の92基 full-rate
生産を発注した。 FY-03/-04分である。 この他にFY-05分66基のオプションも行った。 |
2003.08.20 | Jane's Defence Weekly | Raytheon wins Predaor contract | Raytheon社が、MQ-1 Predator 及び、海軍の SH-60 Seahawk に搭載する
Multi-Spectral Targeting System を$70Mで受注した。 この契約で、2005年12月までに52基のターレットと、40基の電子装置が納入される。 |
2003.07.21 | Aviation Week & ST | Enhanced LANTIRN | 改善型 LANTIRN は Lockheed Martin社が1990年代後半に改善したシステムで、高度40,000ftから目標を測距/指定できる Laser designator/rangefinder、CCD TV カメラ、Laser Spot Tracker 等が特長。 現在このシステムを採用しているのは蘭の他、米海軍と NATO の数ヶ国で、米空軍は ATP (Advanced Targeting Pod) が開発されるまでの間、中継ぎ的に若干数を A-10、F-15E 及び B-52 用に使用している。 |
2003.06.16 | Aviation Week & ST | Assessing the war | 米軍当局はイラク戦での教訓から、戦闘機の能力向上や情報能力の強化について検討を開始した。 イラク戦で不足していた能力の1つに情報分析機能があがっている。 情報収集能力は向上したもののこれを 短時間に分析評価することが不充分とされ、DoD は検討を開始した。 海兵隊は F/A-18 の移動目標攻撃能力が不充分との認識で、現在装備している Atars imaging system に加え、 Litening-ER Targeting pod を装備する検討を始めた。 また、AV-8B Harrier の作戦参加が少なかったことを重視、強襲用の垂直離発着機の増強、特に STOVL F-35 の必要性を DoD に強調している。 海軍は 作戦で多用した JDAM の誘導精度を更に向上させるため、シーカーの改善予定を促進する意向を示し ている。 |
2003.05 | International Defense Review | SAR-based targeting for JDAM | 米海軍は、Boeing社と KAATS (Kill Assist Adverse-weather Targeting System) と
JDAM を組み合わせ KATDAM (KAATS-JDAM) とする契約を行う予定である。
Boeing社は Mk 83 を元に、6発の KATDAM を製造する。 KAATS は Predator や他の UAV に搭載可能な SAR で、1mの精度で目標を 標定し、飛行中の JDAM に目標情報を送信する。 |
2003.04.28 | Aviation Week & ST | Litening strikes | 米空軍は B-52 用 Targeting pod Litening-2 システムを初めてイラクで使用し、2発の
GBU-12 レーザー誘導爆弾と WCMD を投下した。 B-52 はこれまで 35,000-ft の高度から目標の捕捉ができなかったが、このシステムの開発により TV または前方監視 IR センサーに より高々度からの正確な捕捉が可能となった。 システムは爆弾投下後の効果判定を至短時間に行うことができ、必要に応じ再攻撃を行うことができる。 空軍は 6機の B-52 に搭載を予定すると同時に更に改善を進め、全ての B-52 に搭載する。 |
2003.02.03 | Aviation Week & ST | Next F/A-18E/F evolution underway | 米海軍は昨年、 Abraham Lincoln に単座式の F/A-18E を採用したが、現在 Nimitz と第11空母航空
団に、F-14A の後継として限定的な戦術偵察能力を持つ F/A-18F を採用する準備を進めている。 また F/A-18 用に ATFLIR (Advanced Tactical FLIR) 574基の導入を計画しており、394基を F/A-18E/F に 、180基を F/A-18C/D に装備する。 兵装については 2007年までに JASSM と JDAM を搭載する他、 2006年までに搭載爆弾をすべて改善型 IIR シーカー付誘導爆弾にする。 |
2002.09 | International Defense Review | US Navy introduces new F/A-18 sensors | 米海軍は F/A-18 用に2種類の新しいセンサを、574機の F/A-18E/F 及び F/A-18A/C/D に採用する。 AN/ASQ-228 ATFLIR (Advanced Targeting FLIR) は、第3世代の EO/IR で、MWIR FLIR と CCD 可視 光 TV カメラを搭載する。 現在 LRIP 中で FRP の決定は2003年の中頃に予定されている。 APG-79 (右図)は、非常に薄い(25¢コインの厚さ)送受信機モジュール の広帯域 AESA アンテナを持ち、F/A-18 に AMRAAM の最大射程での射撃を可能にする。 |
2002.06.12 | Jane's Defence Weekly | Boeing wins ATFLIR contract | Boeing社は、$95Mで28基の ASQ-228 ATFLIR (Advanced Targeting FLIR) を受注した。 ATFLIR は、海軍の F/A-18C/D Hornet 及び F/A-18E/F Super Hornet に搭載されることになっている。 |
2002.05 | International Defense Review | IR cueing for UAV-based SEAD | 米空軍は、既存の IR センサを使い、MANPAD 及びその他の対空ミサイルの発射及び飛行を監視し、SEAD 任務にある
UAV やその他のプラットフォームにキューイングをするシステムの検討を行っている。 このシステムには、この他に砲迫や小火器の射撃を探知し、目標のキューイングを行うことも考えられている。 |
2002.03 | International Defese Review | Advance of the pods: enhacing precision attacks night and day | ・ASTRID: BAE(英)と Thales(仏)の共同計画。 2008年から生産を開始し、ポッド型は2009~2010年に配備 ・Damocles: Thales社が現在生産している型。 視野は 4゚×4゚ と 1゚×0.75゚。 捕捉距離は45km。 ・Sniper XR: 2001年8月に米海軍の ATP (Advenced Targeting Pod) として採用。 ・AQAQ-28 Litening Ⅱ: ・ASQ-228 ATFIR: 広域監視か、目標識別かにより、視野を広(6゚)、中(2.8゚)、狭(0.7゚)に切り替え可能。 視認距離は68.4km(好天時は117km)と、従来 の AAS-38 NITE Hawk の14.4kmを大きく上回っている。 |
2002.03 | International Defese Review | Second-Gen FLIR production | 米陸軍は Raytheon社に、1,842セットの NV-80 LRAS3 (Long Range Advanced Scout Surveillance System) B-Kit と、216セットの第2世代 FLIR センサを発注した。 |
2002.01.14 | Aviation Week & ST | New German Flir also provides missile warning | 独で最近、Flir (Forward Looking Infrared) タイプの航空機搭載センサーの試験評価が開始されたが、この Flir
は監視機能の他、赤外線誘導のミサイル接近警報機能を持っている。 独空軍ユーロファイターに装備するこのセンサーシステムの飛行試験は PIMAWS (Passive IR Missile Approach Warning System) と呼ばれ、約 2年間の予定でシステムアルゴリズムの最適化を図る。 |
2002.01.14 | Aviation Week & ST | Afgan operations underscore value of avionics arsenal | アフガン作戦以降更にプログラムは重視され、FLIR (Forward Looking Infrared) センサーとターゲッテイングシステムの統合化や 電子戦能力の改善研究が増加している。 |
2002.01 | International Defense Review | Contributing to the common good | 各種センサーやシステム統合技術の飛躍的発展により、JSF、Rafale 及び Eurofighter といったこれからの新世代戦闘機の操縦はセ スナ機よりも易しく、搭載機器の管理はシステム自体が行う様になり、パイロットは戦域での戦闘に集中することができる。 |
2001.10 | International Defense Review | USN targeting pod prepared for early service entry | 米海軍は AN/ASQ-228 ATFLIR (Advanced Targeting FLIR) の装備化を2002年6月に行
う。 但し、公式の運用試験は同年10月から始まるため、「IOC 前段階」と定義付けようとしている。 ATFLIR は運用要求書では、JDAM, JSOW などを少なくとも高度 20,000ftで投下するに足る目標識別能力が 求められている。 15 基 の LRIP 契約は2001年3月に行われ、その内8基は既に納入され EMD に供されている。 |
2001.09.12 | Jane's Defence Weekly | China reveals details of targeting pod | 中国の Luoyang EO 研究所は、開発中の FLIR ポッドの詳細を明らかにした。 それによると、このポッドはイスラエル Rafael社のものとよく似ており、捜索範囲は EL 上 +10゚~-150゚ 、AZ 上 ±150゚ で捕捉距離は15kmである。 このポッドは J-8 及び 100機の JH-7に搭載されるが、Su-30MKK にはロシアから輸入された FLIR が搭載 される。 ロシアは中国に対し捕捉距離20kmの改良型 FLIR を提案している。 |
2001.09 | International Defense Review | US fighter forces expand sensor pods | 米空軍は、現有 LANTIRN の5倍の能力を持つ ATP (Advanced Targeting Pod) を計画中
で、8月にも業者選定を行う。
ATP は米空軍が 20,000ft 以上の高度から対地攻撃兵器を投下することが常道となったのに伴い、NDI (Non
-Development Item) として2003年装備化に向け開発を進めている。 ATP の候補としては、Lockheed Martin社の Sniper、Northrop Grumman社の Litening Ⅲ、Raytheon社の AN/ASQ-228 ATFIR (Advanced Targeting FLIR) が提案されている。 これとは別に海軍は、SHARP (Shared Reconnaissance Pod) の計画を進めている。 SHARP は Ku-band SAR により偵察と対地精密照準を行おうとするもので、1999年のコソボの戦いにおいて、 対地攻撃任務の2/3が天候不良により遂行できなかった経験に基づき開発が推進されている。 |
2001.07.02 | Aviation Week & ST | New sensors to tackle advanced air defense | Raytheon 社はこのほど、戦闘機搭載用の Advanced Targeting Pod (ATP) の試験を
行った。 ATP は約10年間にわたり運用していた LANTIRN に代わる単一ポッドの昼夜間目標捜索評定装置で、IR シ ーカー、ビデオ及びレーザーレンジファインダーからなり、同社の他に Nothrop Gramman 及び Lockheed Martin が主契約社として名 乗りを挙げている。 米空軍は SAM サイトから高度 50,000ft、距離 20nm 以上離隔したところから正確に目標を評定できるこ とを要求しており、F-16、F-15E 用の 522セットの他、JSF、F-22 及び UCAV への 導入を計画している。 主契約社の決定は 2003年 1月、2004年から運用を開始する予定。 |
2001.06 | International Defense Review | JOANNA focuses on difficult targets | 米空軍研究所のセンサ理事会は、9月に JOANNA (Joint Airborn Night Attack) 計画
の契約を $21M で行う予定である。 JOANNA は EO システムにより 20km 以上遠方から樹木の陰に潜む等、発見識別しにくい 目標を捕捉しようとするもので、JSF や Predator に搭載されるセンサを利用するものと見られる。 採用される技術には第3世代の FLIR 技術や、マルチスベクトラム/ハイパースベクトラム技術、アイセーフなバーストイルミネ ーション技術が候補にあがっている。 |
2001.03 | International Defence Revew | US Navy plans to equip its fighters with SAR pods | 海軍航空システム司令部 (NAVAIR) は 3月、F-14D 戦闘機に SAR 内蔵の偵察/目標捕捉ポッドの装備化を計画して
いる。 NAVAIR は F-14 の装備する Tactical Air Reconnaissance Pod System (TARPS) のみならず、F/A-18用 として開発中の Shared Reconnaissance Pod (SHARP) も視野に入れており、将来的には SAR に換え SHARP を F/A-18E/F に装備したいとしている。 |
1999.04.21 | Jane's Defence Weekly | Tomcat image system aids sorties on Serbia | |
1999.01.20 | Jane's Defence Weekly | USA ponders LANTIRN lessons after Iraq raids | |
1998.08 | International Defense Review | Turning the night into day | |
1997.02.05 | Jane's Defence Weekly | Advanced LANTIRN to be flown this year | |
1996.09.11 | Jane's Defence Weekly | LANTIRN and Litening line up for Dutch tests | |
1996.06.10 | Aviation Week & ST | Lantirn gives Tomcat night attack role |