2004年以前のインド情勢に関する資料

 
年 月 日
出   典
標     題
要         旨
2004.12.22 Jane's Defence Weekly India, Russia certify latest Sukhoi fighter configuration <0502-122212>
 インドの Su-30MKI の最新型である Su-30MKIII (Mk3 とも言う) 4機が今月末に引き渡され、年内にあと6機 が引き渡される。
 Su-30MKIII は Su-30MKII が空対空能力しかなかったのに対し、Kh-31A/P 及び Kh-59 TV 誘導亜音速 巡航ミサイルが搭載できる。 レーダは N011M Bars が搭載される。 Su-30MKIII は HAL社が140機をライセンス生産 する。
 ロシアとインドは、エンジンを強化し、補給整備性を改善した第五世代戦闘機 T-50 を共同開発している。
2004.08.11 Jane's Defence Weekly India's air defence ship gains new momentum <0415-081105>
 インド海軍は、遅れていた国産空母の計画を再開すべく、イタリアの Fincantieri社と設計契約を結んだ。  2010〜2012年の就役を予定している。
 建造されるのは32,000〜35,000tの ADS (Air Defense Ship) と呼ばれる空母で、14〜16機 の MiG-29K 及び20機のヘリを搭載する。 建造はインド南部の CSL社で行われる。
 インド海軍はこの他に、現有唯一の Centaur級(元英海軍の Hermes )空母を44,500tに大型化する計画 や、ロシアの Admiral Gorshkov を改良して2009年頃までに就役させる計画を持っている。
2004.06.23 Jane's Defence Weekly India outlines vision of future nuclear navy <0412-062309>
 インド海軍が、沿岸防備から最小核抑止力としての海軍に脱皮する新しいドクトリンを採用使用としている。
 変革の第1段階は核戦力としての潜水艦部隊の整備で、既にロシアから2隻の Akula級 Type 971 原子力潜水艦を購入することになっており、3番艦のオプション契約も行っている。 1番艦は2004〜2005年に引き渡される。
 更にロシアから建造後17年経った Kiev級空母 Admiral Gorshkov 16機の MiG-29K を$1.5Bで購入し、目下改造中で、2008〜2009年に完了すると見られる。
2004.06.09 Jane's Defence Weekly India moves closer to closer acquiring new radars <0411-060905>
 インドが2年前に米国から AN/TPQ-37(V)3 対砲迫レーダ(右図)12基を購入する契約を行っており、先月にイ ンド軍砲兵の将官が受領試験を視察した。 最初の2基は8月頃インドに引き渡され、残る10基も2005年末までには引き渡される。
 AN/TPQ-37(V)3 は28〜32km以内の敵の砲兵位置と、50kmまでの戦術ミサイルを捕捉しその 発射位置を10mの精度で評定できる。
 インドはこの種のレーダを40〜50基装備して、パキスタンに対抗しようとしている。
【註】
 AN/TPQ-37 のアンテナ、送受信機を交換し性能を向上させようとしたのが AN/TPQ-37 P3I (Block U) 計画で、対砲迫だけでなく 対 TBM の能力も要求された。
 AN/TPQ-37 P3I (Block U) の対砲レーダとしての最大捕捉能力は最大60km、対 TBM レーダとしての最大捕捉能力能 力は300kmで、後に AN/TPQ-47(右図)と命名された。
FAS の TPQ-47 のページ
2004.02.23 Aviation Week & ST Emerging market <0405-022306>
 アジアでばミサイル防衛システム導入に関する気運が高まっているが、同時に軍事バランスが不安定になると懸念する意見も専門家の 中に多い。
 日本が SM-3 と PAC-3 を米から導入することに対し中国とロシアが懸念を表明している。
 豪もミサイル防衛への参加を決め、3隻の SM-3 搭載駆逐艦を導入するが、これに対してインドネシアとマレーシアが懸念を表明してい る。
 インドは米から PAC-3 を3個大隊分購入する商議を行っている他、イスラエルの Arrow-2 の導入も併せて検討している。 ロシアは S-300V の売り込みを図っている。
 台湾もミサイル防衛システムの導入を強く希望しているが、中国とロシアが懸念を表明している。
2004.01.27 Yahoo 時事通信記事

「ロシアの武器輸出、過去最・・・」

<0402-012701>
 27日付のロシア紙によると、昨年のロシアの武器輸出総額は、前年比6億ドル増の54億ドルで、ソ連崩壊後最高 となった。 中国、インドという2大輸入国に加え、マレーシアなど東南アジアに第3の市場が誕生したことが大 きい。
 ロシアは今年、インドネシアとベトナムにスホイ戦闘機を計12機追加売却する。
2003.01.13 読売新聞

インターネット

インドが「核司令部」新設  インド、パキスタン両国政府が、それぞれの国軍内に核戦力を統括する「核司令部」を設けて核兵 器使用の態勢を整え、印パ対立は危険な新段階に突入した。
 インドの発表によると、年初に新設された「核司令本部」は、首相が議長を務める政治会議と、首相首席補佐官が議長の執行会議から なる。 また、国軍内に核兵器の管理、使用権限を持つ戦略軍司令部が新設された。
 この結果インドは完全に核兵器保有国の態勢を整えた。
 一方のパキスタンはインドに先駆けて2000年2月に、核攻撃を検討する「国家司令本部」の設置を発表してお り、現在は核戦力司令部の態勢づくりを急いでいる。
2002.01.21 Aviation Week & ST South Asian nucler war deemed unlikely,but...
= インドとパキスタン両国の核使用の可能性に関する分析記事 =
 インドとパキスタン両国はカシミール地方の領有と1,800マイルの国境線を巡って53年もの長期にわたり紛争を繰り返している。
 両国は既に核兵器を保有しているものの、これまで使用することはなかったが、CSIS,(Strategic and International Studies) の分 析専門家は、最近のテロ戦争がインド大陸のギクシャクとした政略を更に悪化させ、核使用も否定できない状況になりつつあると警告 している。
2001.03.28 Jane's Defence Weekly Dangerous waters ahead    《 東アジアにおいて海軍の軍拡が進み、
            この付近が危険な海域になりつつあるという記事 》
 特にインド海軍の進出ぶりについて
・中国封じ込めのための東方進出、ベトナムへの接近
   インド〜日本間のシーレーン確保を強調
・今年 2月に行われた国際観艦式の意義
   日本を含む各国参加、中国とパキスタンは参加せず
2000.12.13 Jane's Defence Weekly Nuclear friction
【パキスタンとインドの核兵器及び運搬手段開発の違いを解説】
 インドはゆっくりとした速度で、遠大な核武装構想を進めているのに対し、パキスタンは急速に核兵器の戦列化を進めている。