韓国の軍事産業に関する報道

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2025.05.06
 08:37
中央日報

(Yahoo)

「進撃の韓国防衛産業」1-3月期の売上高8兆ウォン超…受注残高100兆ウォン <2506-050605>
 相次ぐ武器輸出の成果韓国防衛産業4社の1~3月期の売上高が計KRW8T(8,300億円)を超え過去最大となる見込みで、受注残高もKRW100Tに迫るなか、輸出地域多角化で成長を維持するべきという評価が出ている。
 金融情報会社エフエヌガイドによると、4月に業績発表をしたHanwha Aerospace社とKAI社に続いて5月の業績発表を控えた現代Rotem社とLIG Nex1社も好業績が予想され、防衛産業4社の1~3月期の売上高は計KRW8.2643Tとなる見込みで、4社を合わせた営業利益の予想額はKRW859.7Bと、前年同期(KRW197.1B)の4倍を超えると予想される。
 各社の業績を押し上げたのは武器輸出で、東欧にK9
SPHと天舞MRLを輸出するHanwha Aerospace社は売上高(KRW5.4842T)が前年同期比279%増え、営業利益(KRW560.8B)は3,068%増となった。
 KAI社は国内事業の不振で売上高・営業利益が同比それぞれ5.5%減、2.5%減となったが、ポーランド、マレーシアなどに輸出したFA-50の売上高(KRW171.1B)は88.9%増えた。
 1~3月期の業績を今月公開する現代Rotem社とLIG Nex1社に対する期待も大きく、エフエヌガイドによると、ポーランドにK2 MBTを輸出する現代Rotem社の2025年1~3月期の売上高予測値はKRW1.2766Tで前年同期比70.7%増、LIG Nex1社も2022年以降にUAEやサウジアラビアと締結したミサイル迎撃システム「天弓2」の輸出契約が2025年から業績に反映され、売上高が5.3%成長する見込みである。
 韓国防衛産業の成長はしばらく続くと見通しで、防衛産業4社の公示によると、現在の受注残高合計はKRW94.9Tにのぼり、3~5年分の業務を確保したことが分かった。
 新市場の開拓にも積極的だ。HD現代重工業とHanwha Ocean社は「ワンチーム」で最大KRW60T規模のカナダ潜水艦受注に挑戦している。 米国との葛藤で国防力強化に動き出したカナダは4日に、現地放送CBCを通じてK9 SPHなど韓国防衛産業技術力に関心を向けた。 現代Rotem社はペルーにK2 MBTの輸出を推進中で、KAI社も国産超音速戦闘機KF-21の初輸出のためサウジ、UAE、フィリピンなどと意思疎通をしている。
2024.11.05
 09:03
Korea Wave

(Yahoo)

「グローバルな安全保障危機」で輸出好調…韓国防衛産業、今年の営業利益2兆ウォン超えか <2412-110508>
 韓国防衛産業の輸出が順調に推移し、2024年の営業利益がKRW2T(2,200億円)を超えるとの期待が高まっている。 グローバルな安全保障危機が続き、それに伴う各国の防衛予算増加によって、韓国防衛産業の好調は2025年以降も続きそうである。 韓国の主要防衛産業5社であるHanwha AerospaceHanhwa System現代RotemKAILIG Nex1の各社が、3Q/2024年にそろって好業績を記録した。
 Hanwha Aerospaceは営業利益がKRW477.2Bと四半期での過去最高を達成し、累積営業利益は前年同期比16.2%増のKRW832.2Bに達した。
 Hanhwa Systemも営業利益が前年同期比43.7%増のKRW57Bで、2024年の累積もKRW176.1Bで115%と大幅に増加している。
 現代Rotemの営業利益は前年同期比234.3%増のKRW137.4Bで、累積は2023年より110.2%増のKRW294.8Bに上る。
 KAIは営業利益が16.7%増のKRW76.3B、累積は113.2%増のKRW198.6Bを記録した。
 8日に3Qの業績発表を予定するLIG Nez1も、前年同期比49.4%増のKRW61.3Bの営業利益が予想されている。 2Qまでの累積営業利益は前年同期比7.1%増のKRW116.1Bだった。
 LIG Nex1を除く4社の累積営業利益は3QまででKRW1.5017Tに達しており、LIG Nex1も市場予想通りの営業利益を上げれば、5社の累計はKRW1.6Tに迫る。
 4Qも好調な見通しから、2024年初めて5社の合計営業利益がKRW2Tを超えると期待されている。
2022.01.13 時事通信

(Yahoo)

韓国造船2社の統合認めず 現代重工業と大宇造船海洋 欧州委 <2202-011309>
 EU欧州委員会が13日、造船世界最大手の韓国現代重工業 (
DSME) による世界2位の韓国大宇造船海洋 (HHI) の買収計画を認めないと発表した。 統合会社が独占的な地位を得て、大型LNG船市場の競争環境を損なうと判断した。
 欧州委によると、両社合わせた大型LNG船の市場シェアは60%以上となり、競争政策担当のベステアー上級副委員長は声明で、統合で供給企業が減り価格が上昇すると指摘した。
2021.10.13 Jane's Defence Weekly Hyiundai's acquisition of DSME is delayed again <2112-101312>
 韓国の株式市場が9月30日、HHI社によるDSME社の買収再び遅れていることを明らかにした。
 HHI社とDSME社が2019年3月に買収で合意して以来、今回は5回目の遅延になるる
2021.09.01 Jane's Defence Weekly HHIC joins DSME in bid for RoKN's aircraft carrier porject <2111-090110>
 韓国の造船企業DSME社とHHIC社が、韓国海軍が計画している軽空母CVXの設計、開発、建造を共同で行うと発表した。
 CVX計画は公式には2022年に開始される。
2021.05.26 Jane's Defence Weekly Powering up <2107-052611>
= 韓国の防衛産業に関する6頁の記事 =
 ・Drivers
 ・Budget
 ・Indicators
 ・Capabilities
 ・New laws
 ・Risks
2021.04.14 Jane's Defence Weekly Korea Aerospace Industries outline expansion plans <2106-041410>
 韓国KAI社が4月4日、2020年代末までに世界最大級の航空機メーカになるための今後5年間のKRW5T ($1.9B) にのぼる
R&D投資計画を公表した。
 これにより2020年にKRW2.83Tである同社の売り上げを2025年にはKRW5T、2030年にはKRW10Tまで引き上げるという。
2021.04.07 Jane's 360 KAI outlines expansion plans <2105-040706>
 韓国KAI社のCEOが4月日の記者会見で、同社は今後5年間KRW2.2T ($1.9B) の設備投資を行い、2020年代末までに世界有数の航空機メーカになると公言した。
 それによると2020年の売上額がKRW2.83Tの同社は2025年にKRW5T、2030年にKRW10Tに伸ばすという。
2020.09.03 中央日報

(Yahoo)

オーストラリア陸軍、韓国製 K9 自走砲を輸入…世界で1700台運用中 <2010-090301>
 オーストラリア政府が3日、韓国が開発したK9 SPHを豪陸軍の単独候補機種に選定したと発表した。 K9 30両K10装甲弾薬運搬車15両が輸出される。 開発したHunwha社は豪政府と提案書評価と価格交渉後に量産契約を締結する。
 K9 SPHは2001年にトルコに輸出されたのをはじめ、ポーランド、インド、フィンランド、ノルウェー、エストニアなどに輸出され、世界で1,700両が使用されている。
2019.06.03 Jane's 360 Hyundai to split to accommodate DSME acquisition <1907-060306>
 韓国現代重工 (HHI) 社が5月31日、大宇造船 (DSME) 社の買収に向けた準備として持ち株会社(KSOEを設立してDSMEをその参加に入れると発表した。
2019.04.10 Jane's Defence Weekly Seoul pushes indigenous research and development plan <1906-041009>
 韓国DAPAが4月2日、軍事科学技術の振興策として研究開発に国内の中小企業に門戸を広げる計画を発表した。
2019.03.27 Jane's Defence Weekly Soth Korean MND details next-gen technology drive <1905-032710>
 韓国国防省が3月18日、2018年中頃に発表したDefense Reform 2.0計画に基づく次世代軍事技術の開発を振興する計画を発表した。
2019.03.20 Jane's Defence Weekly Hyubdai advances proposed acquisition of DSME <1905-032016>
 韓国大宇造船 (DSME) と韓国国営開発銀行 (KDBKDB) が3月8日、KDBが保有しているDSME株を現代重工 (KDBHHI) の親会社であるHHIホールディング社に売却することで最終合意した。 KDBが現在保有しているのはDSME株の55.7%で、売却によりその保有比率は18%になる。 一方HHIはDSME株の28%を保有する筆頭株主になる。
 HHIによると買収額はKRW2T ($1.7B) になると見られる。
2019.02.06 Jane's Defence Weekly Hyunsai Heavy Industries agrees to take over DSME <1903-020608>
 韓国現代重工 (HHI) 社がライバルの造船企業の大宇造船 (DSME) 社を買収する予備契約に署名したと、両社が1月31日に発表した。 買収額は$2Bという。
2019.01.31 Jane's 360 Hyundai Heavy Industries agrees to take over DSME <1902-013105>
 韓国の現代重工 (HHI) が大宇造船 (DSME) を買収することに合意し、1月31日に両社と国営の韓国開発銀行 (KDB) でMoUに署名した。
 買収額はKRW2T ($1.8B) 以上になる模様で、買収は6ヶ月以内に完了する。
2018.12.19 Jane's Defence Weekly KAI expands to support major porjects <1902-121909>
 KAI社が12月11日、KFXやLAHなどの大型プロジェクトに対応するため、各国南部の泗川市にKRW69.6B ($62M) をかけて新施設を建設すると発表した。
 建設工事は2019年に開始する計画という。
2018.10.16 Jane's 360 South Korea's K9 self-propelled artillery production to roll into 2021 <1811-101604>
 韓国Hanwha社製K9 155mm SPHが2021年までだけで2,000門を生産される。 K9 SPHはK10弾薬補給車とセットで韓国陸軍のほかエストニア (12門)、フィンランド (48門)、ノルウェー (24門)、搭載車両を現地車両に代えてインドポーランドトルコに輸出しているほか、オーストラリアエジプトマレーシアスペインUAEの各国も試験を行っている。
 更に今年末には米Yuma試験場でNAMMO 155mm HE-ERの試射を行う。 NAMMO 155mm HE-ERはNorthrop Grumman社製の誘導キットを取り付けたベースブリード弾で、射程が40kmに延伸される。
2018.09.20 Jane's 360 Hyundai cuts steel for Philippine Navy’s second 107 m frigate <1810-092001>
 韓国現代重工が17日、2016年にフィリピン海軍から受注したHDF-3000 2,600t級フリゲート艦の二番艦の建造を開始する式典を蔚山の同社造船所で行った。
 HDF-3000フリゲート艦の一番艦は5月に起工しており、2隻は2021年までに比海軍に引き渡される。
2018.08.08 Jane's Defence Weekly Made in Korea <1810-080815>
= 韓国製武器等に関する5頁の記事 =
 ・Development
 ・Capability
 ・Reforms
 ・Risks
2017.04.21 聯合ニュース 韓国開発の自走砲K9 インドへの100台輸出確定 <1705-042104>
 韓国のハンファ社が21日、K9 155mm SPH 100両のインドへの輸出契約を行った。
 初期に引き渡される10両は韓国で生産され、残りの90両はインド内のL&T工場でハンファ社の技術指導のもと生産される。
2017.04.05 Jane's Defence Weekly India's acquisition of 100 K9 SPHs approved <1706-040504>
 インド内閣が3月29日、改良型の韓国Hanwa社製K9 Vahra-T 155mm/52口径SPPH 100両をINR42B ($646M)で購入することを承認した。
 K9は合弁会社によりインド国内で生産される契約が3月31日に結ばれた。
2016.11.23 Jane's Defence Weekly HHI announces major restrucring <1701-112314>
 韓国の建艦企業である現代重工業(HHI)社が11月15日、数社に分社化する再建案を発 表した。 計画の大枠は2015年に発表されており、これによりKRW3.5T ($2.7B)の経費削減が可能になるという。
 同社は現在、造船、陸上設備、プラント、エンジン/機械、電機、建設機械、クリーンエネルギーの7分野に分かれているが、分社化もこの区分で行われると見ら れる。
2016.07.06 Yahoo 聯合ニュース記事

「韓国開発の自走砲 K9 インドへ100門輸出の見通し」

<1608-070603>
 韓国が開発したK9 155mm
SPHが、トルコ ポーランドに続き、近くインドにも輸出される見通しである。 IHS JDWと韓国外交筋によると、インドは同国向け改良した韓国のHanwha Techwin社製K9 100門を$750Mで購入することを決めた。
 K9は、インド陸軍が2013~14年に実施した試験評価で、ロシア製品を抑えて唯一合格した。
2016.06.08 Jane's Defence Weekly Hanwha completes acquisition of Doosan DST <1608-060809>
 韓国の斗山(Doosan)グループが証券取引所に提出した文書で5月31日、子会社であるDoosan DST社 Hanwhaへの売却が完了したと発表した。
 Doosan DST社はK21
IFVのほか、Barracuda 4×4装甲車、Black Fox 6×6装甲車、Bi Ho SPAAG天馬SAMなどを生産している。
 一方のHanwha Techwin社は、K9及びK55A1 SPHK10弾薬補給 車を生産している。
2016.06.02 Yahoo 中央日報記事

「韓国製 K-9 自走砲、フィンランド輸出迫る」

<1607-060202>
 韓国日報が、韓国が開発したK-9自走砲40両フィンランドに輸出する内容を含めた軍事協 力に関するMoUを1日締結したと報じた。
 K-9は北朝鮮の長射程砲に対応するため韓国が開発した自走砲で、1999年に量産開始し、トルコとポーランドに輸出されたことがある。
2016.06.01 Jane's Defence Weely DSME looks to spin off defence business <1607-060107>
 韓国の大宇造船(
DSME)が5月20日に韓国証券取引所に送った文書で、軍事部門の再建を 検討していることを明らかにした。
 軍事部門の子会社への移管も検討しているという。
2016.05.20 Yahoo 中央日報記事

「大宇造船、防衛産業事業部を分社して売却へ」

<1606-052002>
 流動性危機を迎えている大宇造船海洋が潜水艦などを建造する特殊船事業部(防衛部門)を分社して 売却することにした。 大宇造船海洋は特殊船事業部を分社後に売却するか、防衛産業事業を保有する国内外企業との合併を推進するなど、さまざまな処理案を検 討している。
 この場合、大宇造船海洋のほか、現代重工業、韓進重工業、STX造船海洋などに分散している防衛産業事業部門を統廃合する「ビッグディール」 が実現することも考えられるが、単に売却する場合は防衛産業の特殊性を勘案し、海外の企業は対象としないことにした。
2016.04.06 Jane's Defence Weekly Hanwha poised acquire rival Doosan DST <1605-040616>
 韓国のHanwha社が3月31日に声明で、ライバル社であるDoosan DST社をKRW695B ($608M)で買収 したと発表した。
 Doosan DST社は、K21
IFV、Barracuda 4×4装甲装輪車、Bi Ho SPAAG、Chun Ma SAMなどを製造し、Hanwha社はK9及びK55A1 SPHやK10弾薬補給車を生産していた。
2015.12.15 産経新聞

インターネット

世界の軍事企業、売上低迷もロシア増大 韓国がアジアで突出した伸び (1/2) <1601-121501>
 ストックホルム国際平和研究所 (
SIPRI) が14日、2014年の中国を除く軍事企業の売上高上位100社を発表した。  100社の総売上高は$401Bと4年連続で減少したが、北米と西欧の軍事企業の売り上げが減ったのが主な理由で、 ロシアなど他の地域がえた。 米企業の売り上げは前年比で4.1%減少 したものの、総売上高の54.4%は米国企業が占めた。 ドイツやスイスはそれぞれ9.4%、11.2%と売り上げを伸ばしたが、西欧全体では7.4%減った。
 一方、ロシアの軍事企業は売り上げが増え、上位100社にランクインした企業が9社から11社に増え、シェアは10.2%になった。 またアジアの15社の売り上げがほぼ横ばいし たなかで、韓国の企業だけが10.5%も伸ばした
産経新聞

インターネット

世界の軍事企業、売上低迷もロシア増大 韓国がアジアで突出した伸び (2/2)
2015.11.18 Jane's Defence Weekly Korea Development Bank injects funds into DSME <1512-111817>
 韓国国有の韓国開発銀行 (
KDB) が大宇造船 (DSME) にKRW4.2T ($3.7B) を出資することで合意し、11月10日に MoU に署名した。
 この MoU で KDB はKRW2.6T、韓国輸出入銀行がKRW1.6Tの出資をすることになり、KDB は DSME の株式の31.46%を保有することになった。
2015.02.01 Aviation Week & ST Seoul's success <1504-020108>
= 韓国の武器輸出拡大に関する記事 =
 2006年に$250Mであった韓国の武器輸出額は、2011年に$2.3B、2014年に$3.6Bと拡大している。
2015.01.30 Yahoo 朝鮮日報記事

「韓国軍需企業 KAI、過去最高の業績」

<1502-013002>
 KAI社が29日発表した2014年12月期決算は、売上高が前期比14.8%増のKRW2.3149T(2,489億円) 、営業利益が29.5%増のKRW161.3B、純利益が22.9%増のKRW111.1Bだったと発表した。  KAI社の関係者は、1999年の会社設立以来最高の業績を達成 したと述べた上で、FA-50 とスリオン(KUH)ヘリの量産が業績改善をけん引したと説明した。
 両機種は昨年の売上高全体の半分を超えるKRW1.2Tを占めた。
2015.01.21 Jane's Defence Weekly DSME looks to sell assets before potential sale <1503-012110>
 韓国の半国営造船企業である大宇造船社 (
DSME) が1月14日、主力でない 一部機能を売却すると発表した。
 DSME社は1973年に民間造船企業として発足したが、2000年には大宇グループを離れ、2001年には株式上場を行っている。
2015.01.20 Yahoo 中央日報記事

「現代重工業、インドの潜水艦事業に進出」

<1502-012003>
 現代重工業関係者が19日、インドの造船会社 HSL潜水艦建造に向けた覚 書を締結したと明らかにした。 HSL はインド海軍が発注した6隻の潜水艦受注に参加するため現代重工業に支援を要請した。 インド政府 はこの事業に6,000億ルピー(1兆1,458億円)を投資する。
 インド政府は現在、潜水艦増強に向けた40年間の中長期計画を進めている。
2014.07.23 Yahoo 朝鮮日報記事

「防衛産業大手『KAI』、軍民用ヘリ開発業者に指定」

<1408-072302>
 韓国産業通商資源部と防衛事業庁が22日、KAI社を小型の民間用ヘリ (LCH) の開発候補社と、小型 武装ヘリコプタ (LAH) の開発優先交渉対象社に選定したと発表した。
【関連記事:1403-012003 (AW&ST 2014.01.20)】
2014.04.23 Jane's Defence Weekly DSME reveals missile corvette proposal for Malaysian Navy <1406-0402303>
 韓国の大宇造船 (
DSME) が4月15日、マレーシア海軍へ提案しているコルベ ット艦の詳細を公表した。
 提案艦は全長85.5m、全幅12.9m、排水量1,800t、速力25ktで、10t以下のヘリ1機を搭載できる。 武装は76mm砲1門と30mm砲2門 のほか、対艦ミサイル4発も装備する。
2013.10.23 Jane's Defence Weekly Peninsular procurement <1312-102308>
= 韓国の軍事産業に関する5頁の記事 =

 
2013.10.23 Jane's Defence Weekly Pakistan seeks S Korean help on defence production <1312-102304>
 パキスタン韓国の協力を得て、海軍のカラチ造船所の改修を行おう としている。
 この計画には韓国の Poon Song社が関心を示している。
2013.06.19 Jane's Defence Weekly Seoul looking to sell DSME shares <1307-1308-061907>
 韓国政府が国営造船所である大宇造船 (DSME) の株式売却を行 う。 売却されるのは同社株の17.15%に相当する。
 DSME 株はこの他に、韓国開発銀行 (KDB) が31.3%を保有しているが、こちらは 当面売却する予定はない
2012.12.24 Aviation Week & ST Dominance deferred <1302-122401>

= 韓国 KAI社の民営化に関する記事 =
 
2012.10.21 Yahoo 韓国聯合ニュース記事

「韓国防衛産業輸出額 今年は過去最高の24億ドル」

<1211-102101>
 韓国政府系の産業研究院が21日に公表した報告書で、今年の韓国防衛産業の輸出額過去最高$2.4B に達する見通しであることが明らかになった。 今年は9月までに$1.8Bを受注している以外に、初等練習機 KT-1 のペルーへの輸出、掃海艇のインド輸出が決まっており、 過去最高だった2011年 ($2.38B) を上回る見通しである。
 韓国の防衛産業輸出は2006年に$250M程度だったが年々増加し、2008年に$1.03B、2010年に$1.18Bに膨らんだ。
2012.10.09 Defense News KAI to take part in Turkish light helicopter contest <1211-100904>
 KT-1T 初級練習機40機輸出契約の最終決定のためトルコを訪問していた KAI社 社長が10月8日、今年末か来年早々に始まるトルコ軍の軽ヘリコプタ計画に参入することを明らかにした。
 KAI社はまた、開発中の KF-X もトルコに売り込もうとしている。 トルコは F-35 の共同開発国であるが、2020年以降 に米国以外の国から別の戦闘機を導入する計画を持っている。
2012.08.08 Jane's Defence Weekly Buyers launch bids for South Korea's LIG Nex1 <1209-080810>
 8月1日の韓国の報道によると、韓国 LIG グループの LIG Nex1社株の49%を、韓国企業と欧州防衛企業が$440Mで取得しよ うとしている。
2012.08.08 Jane's Defence Weekly Korea Aerospace industries set for $1bn sale before year end <1209-080809>
 KAI社の最大株主である国営の韓国金融公社 (KoFC) が7月31日、2012年末までに$1Bの株式売却 を行うと発表した。 KoFC は KAI社株の41.75%を売却するという。
2012.08.08 Jane's Defence Weekly Philippines confirms T/A-50 purchase <1209-080804>
 比国防省が8月1日、KAI社から T/A-50 12機を購入すると発表した。 12機中の2機は速やかに引き渡される。 T/A-50 は T-50 高等練習機の戦闘仕様で、GD社製 M197 20mm 3銃身ガトリング砲を機内装備し、ELTA社製 EL/M-2032 射統レーダを搭載する。 また、AGM-65 Maveric や AIM-9 Sidewinder の搭載も確認されている。 インドネシアも2011年5月に F/A-50 12機を発注し ている。
 比国防省は同日、イタリア海軍で退役する Maestrale 級フリゲート艦2隻と、Eurocopter社製 AS550 Fennecs ヘリ4機と6機のオプションを交渉中で あることを明らかにした。
2012.08.08 Yahoo 韓国聯合ニュース記事

「韓国に潜水艦3隻受注 技術移転含む=インドネシア」

<1209-080803>
 インドネシア国防相が7日、技術移転を条件に潜水艦3隻を韓国に正式発注 したことを明らかにした。 韓国の大宇造船海洋は昨年12月、インドネシア海軍から1,400t級潜水艦3隻を受注したと発表していた。 建造には1隻当たり3年を要し 、一番艦の引き渡しは2015年になるとみている。
 生産技術を移転により、同国の造船所で潜水艦を建造できるようになり、一番艦はインドネシアの技術者が参加し韓国で、残り2隻はインドネシアで建造 される。
2012.07.18 Jane's Defence Weekly KAI confident T-50 family ready for Philippines <1209-071803>
 KAI社が7月10日、フィリピン空軍の練習/軽攻撃機受注に自信を示した。 同機には AT-50 のほかに5機種が候補に挙がっている。 比空軍からの受注に成功すれば、2011年にインドネシアから T/A-50 16機を受注したのに続 く2ヶ国目の輸出になる。
 T/A-50 及び F/A-50 には、Elta社製 EL/M-2032 射統レーダが搭載されている。
2012.06.06 Jane's Defence Weekly South Korea agree teamings across three continents <1207-060608>
 韓国が、インドネシアペルーナイジェリアなど、南米、アジア、アフ リカの3大陸の国々と、軍事産業の連携を目指している
。 韓国外務大臣は5月26~28日に、南米訪問の最終段階でブラジルを訪問しているが、それまでにチリ、コロンビア、ペルーも訪問している。
2012.05.10 Yahoo 朝鮮日報記事

「初等練習機 KT1、ペルーに輸出へ」

<1206-051002>
 韓国政府の消息筋が9日、韓国が開発した初等練習機 KT-1 10機と、同機を軽攻撃機に改造した KA-1 10機の、 計20機を$200Mでペルーに輸出する契約が来月締結される見通しと語った。
 KT-1 の輸出はインドネシアとトルコに次ぎ三番目で、南米へは初となる。
2012.01.04 Jane's Defence Weekly Seoul to provatise major defence assets <1203-010407>
 韓国政府が12ヶ月以内に二大防衛産業企業民営化する計画である。 対象となるのは KAI社大宇造船 (DSME) で、現在政府がそれぞれの企業の株式の27%及び50.4%を保有し ている。
2011.12.21 Yahoo 韓国中央日報記事

「韓国造船企業、インドネシア潜水艦3隻を受注…1400トン規模」

<1201-122103>
 大宇造船海洋が20日、インドネシア政府から1,400tの潜水艦3隻を受注したことを明らかにし た。
 受注額は1兆2,000億ウォン(約820億円)で、単一契約では韓国防衛産業輸出史上最高額になる。
2011.11.30 Jane's Defence Weekly Philippines seek's South Korean deal <1201-113009>
 フィリピンのアキノ大統領が11月21日に、訪問中の李韓国大統領と会見し、同国が軍の近代化で韓国製武器の購入に関心 を持っていることを表明した。
2011.10.24 Aviation Week & ST Leaping forward <1112-102402>
 大韓航空の一部門である Korean Air Aerospace (KAA)社は、韓国の UAV メーカとして各種 UAV の開発を行っている。
KUS-11
 師団装備用として開発中の TUAV で、上昇限度4,500m、最大速度210km/hの性能を持つ。
KUS-15
 翼端長16m、重量1tの Predator級の MALE UAV
KUS-X
 ステルス UCAV で、試作機は翼端長4.5m、全長3.5m、2013年に飛行試験を開始する。 本試作は予算待ちの状況にある。
2011.09.14 Jane's Defence Weekly Seoul creates agency to boost indigenous skills <1111-091414>
 韓国が9月5日、防衛装備の国産推進輸出振興を目指した機関 DIDC を設立した。 新設の DIDC は国防部及び知識経済部と連携して活動する。
2010.11.01 Aviation Week & ST The Asian connection <1012-110103>

= 日本と韓国の民間航空機産業に関する4頁の特集記事 =
 
2010.10.27 Jane's Defence Weekly South Korea bids to increase defence exoports <1012-102710>
 韓国が10月19日、防衛産業を画期的に構造改革し、武器輸出の拡大と輸入を抑制する計画 を発表した。 計画では大企業が中小企業を買収することにより行われる。
 これにより韓国は、向こう10年間で年間輸出量を$4Bまで増やすと共に、防衛産業就労者数 を50,000名と倍増させる計画である。
2010.10.19 韓国
聯合ニュース

インターネット

10年後兵器輸出年間40億ドル、7大輸出国目指す <1011-101901>
 韓国の防衛産業輸出は2008年ベースで年間$250Mと、世界兵器市場でのシェアは0.5%にとどまっているが、大統領直 属機関の未来企画委員会が19日、防衛産業の輸出規模を2020年までに年間$4Bに引き上げ、同産業輸出と国防技術の分野で世界 7位以内に入るという青写真を示した。
2010.10.06 Jane's Defence Weekly S Korea puts sale of KAI stake in motion <1011-100608>
 韓国 KAI社が9月29日、金融機関二社を通じて2011年6月に新規公開株 (IPO) を韓国 株式市場に上場することを明らかにした。
2010.09.08 Jane's Defence Weekly South Korea plans to list KAI in 2011 <1010-090810>
 韓国政府が8月31日、KAI社民営化の一環として、2011年中頃までに政府が保有する同社株公開 売却すると発表した。
2010.07.21 Jane's Defence Weekly S Korea likely to accelerate KAI sell-off <1008-072107>
 KAI社の民営化推進は、T-50 Golden Eagleシンガポールへの売り込み失敗により 加速しそうである。 韓国政府は KAI社の株式30.5%の売却を計画しているが、KAI社民営化に近い筋が7月13日に、株式売却先として欧州及び米国 の企業を考えていると述べた。
 シンガポールでの商戦で T-50 は Alenia社の M-346 Master に敗れたが、2009年にも UAE 向け48機の商戦でも M-346 に敗れている。
2010.02.10 Jane's Defence Weekly KAI 'too sensitive' to sell <1003-021011>
 韓国 KAI社の売却には BAE Systems、EADS、Boeing などの各社が関心を持っているが、同社は韓国陸海空軍と密接な関係を持っているため国 防省や政府が売却に慎重なため、近い将来実現しそうにない
2010.02.03 Jane's Defence Weekly South Korea looks sale of KAI in 2010 <1003-020309>
 韓国国有の Korean Finace Corporation (KoFC) が1月28日に、年内に KAI社株を売却すると発表した。
 KAI社株は現在、KoFC が30%、Samsung、Doosan、Hyndai の各社が20%ずつ、KAI社幹部が合わせて10%を保有している。
【関連記事:0908-070107 (JDW 2009.07.01)】
2010.01.25 Aviation Week & ST Going fulltilt <1003-012502>
 韓国は KAH 及び KFX 開発の勢いをテコに90席程度のターボプロップ民航機を開発し、国際市場に 参入しようとしている。 KAI社は今までに T-50 / FA-50 高等練習/軽攻撃機や Surion KUH の開発実績を持っている。
 KAH について韓国は Surion の派生型ではなく新規開発を決めていて、KAI社は複座で5t級の案を提案して いるが、政府は戦場に最適ではないが民間型への転用が容易な6~8席のキャビンを有する機体を要求している。
2010.01.13 Jane's Defence Weekly South Korean military exports up 13 per cent <1003-0113806>
 韓国の2009年に於ける武器輸出額が$1.17Bと、2008年比で13%の伸びを示したことが、1月5日 に公表された。
2009.11.11 Jane's Defence Weekly Doosan DST seeks IPO funds to boost expansion <1001-111106>
 韓国の軍事産業である斗山 DST (Doosan DST)社が2010年末までに株式を上場する。 斗山 DST社は2008年11月に K21 IFV 500両を受注している。
 斗山 DST社の親会社である斗山社KAI社株の20%を保有している。
2009.07.01 Jane's Defence Weekly KAI privatisation stalls due to disagreements <0908-070107>
 韓国 KAI社の民営化問題は、民営化方式について他の株式保有者との話し合いがつかず、止まったままになっている。  KAI社の株式は韓国開発銀行 (KDB) が30.5%を保有するほか、三星、現代、斗山、DIP の各社が20.45%ずつを保有している。
2009.06.26 朝鮮日報

インターネット

『飛行機のような船』WIG 船、群山に工場建設へ <0907-062601>
 WIG 艇メーカーの WinShip 重工業が26日、年間12隻の地表面効果翼 (WIG) 艇を生産でき る工場を、群山自由貿易地域に建設すると発表した。 WIG 艇は地表または水面から1~5m浮上し200~300km/hで航行することができる。
 同社は、今年11月までに一部の組み立て工場を完成させ、来年7月に量産を開始し、2012年までに工場を完成させ、年間12隻の中大型 WIG 艇を 生産する。 さらに15年からは年間24隻以上を生産するとの計画を打ち出している。
【関連記事:0503-013101 (東亜日報 2005.01.31)】
【註】
 WIG とは地表面すれすれに飛翔する航空機で、翼と地表面の間に生じる圧力、すなわち地表面効果をするため普通の航空機に比べて飛行効率が良く、大きな搭載能力を 得ることができる。
 WIG の開発は旧ソ連が積極的で Caspian Sea MonsterEkranoplan (A-90 Orlyonok) などの巨大な機体が 作られた。
2009.06.10 Jane's Defence Weekly EADS denies interest in KAI <0908-061007>
 EADS社が5月29日に、韓国の KAI社を買収しようとしているとの報道を否定した。
 その一方で KAI社の株式の30%を保有する韓国開発銀行 (KDB) の関係筋が6月1日に、KDB が EADS と見られる欧州企業と交渉を行ったこと を明らかにいた。
2009.06.10 Jane's Defence Weekly Doosan details divestment project in bid to raise capital <0908-061006>
 韓国の Doosan社 (斗山) が6月3日、国防関連の Doosan DST社KAI社 二社を手放すことを明らかにした。 Doosan DST社は Doosan社の完全子会社で KAI社は株式の20.54%を保有している。
 Doosan DST社は韓国陸軍向けに AFV短距離 SAM対空砲MRL 、海軍向けに艦載砲や魚雷発射管を生産している。
2009.06.03 Jane's Defence Weekly Korean defence stocks soar on threats from North <0907-060310>
 北朝鮮の軍事的動向のせいで、韓国では装備品調達が増加するとの観測から軍事産業関連企業株 価が上昇している。
2009.05.04 Aviation Week & ST Support in South Korea <0906-050403>
 Sikorsky社が韓国の TAK社と協同で、仁川及び金浦国際空港近くの金浦航空工業団地内に 部品保管施設を開設した。
2009.05 Jane's Missiles & Rockets Boeing, TAK team up for JDAM ER wings <0907-050016>
 Boeing社が2月17日に韓国の TAK社と、2,000-lb JDAM拡張翼キットを取り付け JDAM-ER にする共同開発契約を結んだ。 開発は40ヶ月間である。
 TAK社は拡張翼を担当し、試験に成功すれば同社が拡張翼を供給することになる。
2009.04.29 Jane's Defence Weekly EADS and BAE Systems consider investing in KAI <0906-042909>
 KAI社株式の30%を保有する韓国開発銀行 (KDB) が、KAI社の売却について EADS社及び BAE Systems社と話し合いに入っていることを明らかにした。 KAI社の株式は KDB のほか、三星、斗山、現代自動車の各社がそれぞれ20%を保有している。
 KAI社と共に民営化される DSME社は、韓国国内に売却される見通しである。
2009.04.27 Aviation Week & ST Singular goal <0906-042707>
 大韓航空が間もなく KAI社の買収に乗り出す模様である。 航空会社である大韓航空は 宇宙航空部門も有しており、以前からライバル社である KAI社の買収をもくろんでいた。
 KAI社の買収は EADS社も狙っている。
【関連記事:0905-040808 (JDW 2009.04.08)】
2009.04.22 Jane's Defence Weekly Seoul eyes sale of DSME by 2012 <0906-042210>
 韓国資産管理公社 (KAMCO) が、2012年までに韓国最大の艦船メーカである大宇造船 (DSME) の株式を売却 する計画であると発表した。 KAMCO は政府に対し、保有する19.1%の株式を売却するよう助言した。 売却時期については最大株主である韓国開発銀行 (KDB) の判断に合わせる。
【関連記事:0903-012809 (JDW 2009.01.28)】
2009.04.08 Jane's Defence Weekly South Korea formulates plan to offer KAI to foreign investors <0905-040808>
 韓国が国営企業民営化政策の一環として、T-50 や KT-1 のメーカである KAI社の株式を海外投資家に売却する模様である。 これにより海外投資家が同社の二番目の株主になる。
 同様の売却は大宇造船 (DSME) 社でも行われるが、こちらには海外投資家は関心を示していない。
2009.04.08 Jane's Defence Weekly Boeing is to jointly develop a ・・・・ <0905-040802>

 Boeing社が3月31日に、2.000-lb JDAM に翼を取り付けた JDAM-ER韓国の TAK社と共同開発 すると発表した。

【関連記事:0905-040607 (AW&ST 2009.04.06)】
2009.04.06 Aviation Week & ST JDAM ER development <0905-040607>
 Boeing社が韓国の TAK(註:同社日本語版 HP )と、2,000-lb JDAM に拡張翼キットを取り付け長射程化する JDAM-ER の開発を行う。 TAK社は Boeing社に翼を供給する。
 ER化により JDAM は、最大投弾距離が15nmから50nmに伸びる。 開発には40ヶ月が見込まれる。
【関連記事:0905-040013 (JMR 2009.04)】
2009.02.25 Jane's Defence Weekly South Korea considers U-turn over foreign direct investment <0905-022512>
 韓国は DSMEKAI などの国営企業の売却に、海外からの直接投 資を認める方針転換を行うことを検討している。
2009.02.04 Jane's Defence Weekly Seoul may be ready to privatise KAI <0903-020416>
 韓国 KAI社の株式は、政府が60%、Samsung, Doosan, Hyundai などの民間各社が20%、KAI社の自社保有が20%であるが、政府は企業 民営化の一環として KAI社株30%を売却する。
2009.01.28 Jane's Defence Weekly Bank confirms cancellation of DSME sell-off <0903-012809>
 韓国開発銀行が大宇造船海洋 (DSME) の Hanwha グループへの売却契 約が破棄されたことを確認し、今後経済情勢が好転した時点で計画を再行すると発表した。
2009.01.22 韓国聯合ニュース

インターネット

「大宇造船売却交渉決裂はハンファに責任」産業銀行 <0902-012201>
 韓国産業銀行が22日にき、大宇造船海洋の売却に関しハンファ企業連合と締結した了解覚書が失効したことを公式的に 宣言すると述べ、交渉の撤回は全面的にハンファ側に責任があるとの見解を明らかにした。
2009.01.15 朝鮮日報

インターネット

大宇造船売却、交渉決裂の危機 <0902-011501>
 大宇造船海洋の買収条件をめぐり、韓国産業銀行とハンファグループの立場の差が埋まらず、交渉が決裂の危機に直面 している。 ハンファは今月9日、大宇造船海洋の株式51%にあたる6兆3,000億ウォン(4,140億円)のうち30%だけを、ハンファが保有する資産を産業銀が買い取り、残りを 手持ち資金で補うことで先に取得し、残る21%は3~5年後に買い取る案を産業銀に提示したが、産業銀は高価で資産買い取りを求めているとしている。
2009.01.08 Yahoo 韓国聯合ニュース記事

「ハンファに資産売却促す、産業銀行が最終通告」

<0902-010801>
 大宇造船海洋の売却問題について、韓国産業銀行は優先交渉対象者のハンファグループに対し、同行が提示した資産買い取り案を受け入れない 場合は買収意思がないものとみなすと最後通告した。 同行はハンファに対し、グループの資産を売却して資金調達する提案を行い回答を待って いる。 買収資金分割納付などのハンファからの要求事項は受け入れられないと明らかにした。
 ハンファが同案を受け入れない場合、買収意思がないとみて、優先交渉対象者資格を取り消し3,000億ウォン(約211億円)の履行保証金を没取 するなど、売渡人としての権利を行使するとくぎを刺した。
2008.12.30 韓国中央日報

インターネット

防衛産業輸出が初めて10億ドルを突破 <0901-123002>
韓国防衛事業庁輸出協力課長が29日に、今年の防衛産業輸出額は10億3,144万ドルで、昨年の8億4,490万ドルを 22%上回り、1975年にカービン銃弾薬47万ドル相当を米国やフィリピンなど4ヵ国に輸出して以来33年目にして10億ドルを突破したと述べた。  2008年の防衛産業輸出品目のうち金額が最も大きいものはトルコの戦車開発で4億ドルを受注した。
今年の輸出相手国は2006年の44ヵ国から2007年に46ヵ国、今年は58ヵ国に増え、伝統的に強い中東、北米地域から中南米とアフリカに拡大した。
2008.12.28 Yahoo 韓国聯合ニュース記事

「産業銀行、大宇造船の売却本契約締結を1か月延長」

<0901-122801>
 韓国産業銀行が28日、大宇造船海洋売却に関して売渡人の権利行使を来年1月まで1ヵ月留保すると明らかにした。
 優先交渉者のハンファに対して、保有資産の売却など実現可能な資金調達計画を提出するように求め、資金の調達に最 善を尽くし買収意志が本物であることを示してほしいとしている。
2008.12.26 韓国聯合ニュース

インターネット

大宇造船買収、ハンファが事実上の本契約延期を要求 <0901-122601>
 大宇造船海洋買収の優先交渉者となっているハンファ企業連合の株式会社ハンファ、ハンファ石油化学、ハンファ建設 は26日に各社で緊急理事会を開き、造船業景気の下降に伴う受注取り消しと新規受注がないこと、潜在破産の懸念などが、大宇造船の価値にマイナ スの影響を及ぼす恐れが大きいとして、大宇造船海洋買収関連の本契約締結前に確認資産査定を行うか、これに準ずる補完装置を講じる必要があると決議した。
 これは事実上、売却主幹事の韓国産業銀行に対し、本契約締結時期の延期を要求するという意向と取ることができ、今後の動きが注目される。
2009.12.05 朝鮮日報

インターネット

韓国の防衛産業、08年売り上げ過去最高に <0901-120501>
 今年、韓国の防衛産業関連の輸出額が$900M~$1Bに達し、過去最高となる見通しである。 韓 国防衛産業の輸出額は、2001年から2006年までは$240M~$410M程度だったが、昨年には$840Mを記録している。
 韓国は今年、トルコへ初等練習機 KT-1 55機($500M)や次世代型戦車 XK-2 の技術を輸出したのをはじめ、 米空軍の A-10 の主翼交換、エジプトの155mm砲弾の製造設備建設などを成功させてきた。 また現在は、東南アジアのあ る国に、潜水艦の窓部分や通信設備を輸出する準備を進めており、契約が締結されれば$1Bを超える売り上げが見込まれている。
2008.12.03 Jane's Defence Weekly Samsung Techwin signs Korean equipment deal <0901-120308>
 Samsung社が韓国政府から K9 SPH 及び K10 砲側弾薬車を$998Mで受注した。 受注数は明 らかでないが数百両であるという。
 韓国は500両の SPH を要求しているが、既に200~300を装備していることから、今回の調達数は200両程度と見られる。 また K10 は K9 6両につき3両が必要なことから 150両程度と見られる。
2008.11.05 Jane's Defence Weekly Hanwha is preferred bidder to buy DSME <0812-110507>
 世界第三位の造船会社である大宇造船 (DSME) の民営化は、韓国開発銀行が 売却先を Hanwha グループに決めたことにより進展した。
 大宇が10月29日に発表したもので、競合していた現代重工 (HHI) は敗れた。 第三の競争相手であった POSCO は、共同立候補社であった GS グループが10月13日に撤退したため脱落していた。
2008.10.22 Jane's Defence Weekly Competition narrows in race for South Korean shipbuilder <0812-102211>
 韓国の国営造船所 DSME払い下げ問題から GS グループが撤退したため、共同入札社 であった POSCO も脱落し、株式の50.4%取得を巡る競争は Hanwha グループと Hyundai HHI に 絞られることになった。
2008.10.19 朝鮮日報
インターネット
韓国軍創設60周年:世界最高レベルの韓国防衛産業(上) <0811-101902>
 1970年代以前には小銃一つまともに作れなかった韓国だが、軍創建60周年を迎えた今、次世代型戦車 (XK-2) の「黒ヒョウ」をはじめ、超音速高等練習機、 巡航ミサイル、イージス艦、自走砲、歩兵戦闘車といった世界でも最高レベルの兵器を自らの手で作っている。
 9月23日に韓国の演習場で、次世代型戦車 XK-2 の120mm砲の射撃が公開された。 同じころ、慶尚南道昌原市にある現代ロテムの防衛産業館では、四 つ足の動物のように動き回るロボット兵器が展示されていた。
 超音速高等練習機 T-50 は、2003年に量産体制に入り、これまでに計72機が空軍へ引き渡された。 また、 シンガポール向け F-15SG の胴体も韓国で製造されている。
朝鮮日報
インターネット
韓国軍創設60周年:世界最高レベルの韓国防衛産業(下)
2008.10.16 韓国聯合ニュース

インターネット

ポスコが大宇造船買収戦から・・・ <0811-101601>
 大宇造船海洋の買収で GS と企業連合を結成できなかったポスコが、入札資格を失い買収戦を離脱することになった。 大宇造船海洋の売却 を主管する韓国産業銀行は16日、GS の不参加によりポスコ・GS 企業連合の入札提案書を無効処理することを決めたと明らかにした。
 産業銀行は今後、ハンファ企業連合現代重工業企業連合を対象に優先交渉対象者を選定するための審査評価を進め、24日にも作業を終える。
2008.09.10 Jane's Defence Weekly HHI confident of successful DSME bid <0811-091007>
 韓国最大の造船会社 DSME 民営化について、HHI社が9月4日、同社株式の50.4%を$5.5B取得 していると、経営権確保に自信を示した。
2008.09.03 Jane's Defence Weekly HHI plans to bid for controlling stake in DSME <0810-090302>
 韓国最大の建艦メーカである大宇造船所 (DSME) の売却計画で、現代重工 (HHI が株式の50.4%を$5.5Bで取得する案を提出した。 韓国政府は9月までに売却先を決定する。
 大宇造船所の売却先には Hanhwa グループGS グループ(註:2005年にLGグループから分離独立した韓国の企業集団 )、POSCO(註:旧社名は浦項総合製鉄)なども候補に挙がっている。
2008.08.27 Jane's Defence Weekly Turkey signs deal with Otokar for MBT development <0810-0827002>
 トルコ政府が次期 MBTAltay に決め、Otokar 社と$500M、78.5ヶ月の開発契約を行 った。 この契約で5両が試作される。 更に続く量産の一次契約では250両が生産される。 Altay は韓国の Hyundai Rotem社の技術を導入した 初の国産戦車で、120mm砲を装備する。
 Hyundai Rotem社は韓国で、105mm砲搭載の K-1、120mm砲の K-1A1、120mm砲の K-2 MBT を 生産している。
2008.08.26 Yahoo 韓国聯合ニュース記事

「T-50 のシンガポール輸出・・・」

<0809-082601>
 韓国の T-50 高等練習機がシンガポールに輸出される可能性が一段と高まった。
 シンガポールは5億ドルを投じ高等練習機を12~16機購入する計画で、優先交渉対象リストに T-50 とイタリア製の M-346 を入れた。 来年 12月ごろに候補機種が最終決定される見通しである。
2008.08.06 Jane's Defence Weekly South Korea reaffirms limits to industry privatisation <0809-080614>
 韓国は李明博大統領の民営化方針に基づき、大宇造船所 (DSME) を今年末に$8Bで売却する計画で、買い取り先には POSCO(註:旧社名は浦項総合製鉄)、Doosan 重工現代重工などが挙がっている。 Doosan 、現代の2社も艦船建造メーカである。
 これについて韓国政府は5月に、売却に際し武器技術の漏洩がないように韓国軍が監視することを明らかにした。
2008.08.04 Yahoo 韓国聯合ニュース記事

「イスラエルとの防衛産業軍・・・」

<0809-080401>
 第8回韓国イスラエル防衛産業軍需協力共同委員会が、4日にソウルの防衛事業庁で開かれ、品質保証協定改正問題など両国の懸案を話し合った。
 両国の共同委員会は1995年に締結された『防衛産業軍需協力に関する了解覚書』に則って開かれるもので、第7回委員会は昨年1月にイスラエルの テルアビブで行われた。
2008.07.30 Jane's DefeceWeekly Provatisation of South Korean shipbuilder draws close <0809-073009>
 韓国蔵相が7月22日に議会で、遅れていた大宇造船 (DSME) の民営化が間もなく行われる ことを明らかにしていた。
 DSME は韓国最大の艦船建造メーカで、今まで同社は韓国開発銀行などの政府系金融機関が保有していた。 今回の売却額は$8Bにのぼると見ら れる。
2008.02.27 Jane's Defence Weekly Groeth in Asian-Pacific 'remains platform-based' <0804-022709>
 インドで武器システムをネットワーク化するなどの動きがあるものの、アジア太平洋地域の需要は依然としてプラットフォームが中心である。  Boeing社はシンガポールに F-15SG 12機を追加納入するほか、韓国から F-15K を追加受注する可能性も大きい。 また日本の RfP によって F/A-18 か F-15 を提案 することになる。
 インドでは MRCA (Multiroke Combat Aircraft) のほかにも、輸送機や哨戒艦の受注が見込まれている。
2008.02.27 Jane's Defence Weekly South Korea's aviation sector in export drive <0804-022708>
 韓国の2006年の武器輸出額は$250Mであったが、韓国はこれを2011年までに$1B、2022年までに$2Bまで引き上げる計 画で、政府が力を入れている。
 KAI社は T-50 を今後数年で600機輸出する計画で、輸出先も東南アジア、中東、欧州に拡大しようとしている。  また共同開発を行った Lockheed Martin社は、2020年から米国への輸出も可能と見ている。
 大田を本拠とする Ucon System社は UAV メーカで、今後3年間で陸軍から250機を受注しようとしている。 同社は タイ、パキスタン、サウジなどと商談を進めている。
【 Ucon社の UAV 関連記事:0523-112304 (JDW 2005.11.23)】
2008.02.18 Aviation Week & ST Eastern action <0804-021807>
= 極東諸国の航空工業台頭に関する記事 =
・民航機
 中国:ARJ21 (100席)、MA700 (70席)、他に100t級 (150席)
 日本:MRJ (70~90席)
 韓国:60席級を検討中
軍用機  韓国:KFX、KMH、KUH、T-50
 日本:C-X、P-1、ATD-X
 中国:J-10
2008.01.21 Aviation Week & ST Driven by demand <0803-012103>
 昨年夏に KT-1 練習機のトルコへの輸出を決めた韓国 KAI社は2015年までに200機の生産を 見込んでいるが、これは顧客のニーズにどこまで対応可能かにかかっている。 過去にコロンビアなどからの引き合いにも、この問題で他社に敗れている。
 KT-1 にはかつて KO-1 と呼ばれていた KA-1 武装前方航空管制機があったが、本格的な軽攻撃機である KT-1Cを開発し、2007年1月に 初飛行させた。 KAI社は2015年までに強力なエンジンを搭載し電子機器を強化した Super KT-1 を開発する計画である。
KT-1C
 P&W社製 PT-6A ターボプロップエンジンを搭載し、翼下に各2ヶ所、胴体下に1ヶ所、計5ヶ所のハードポイントを持つ。 LAU-131 7連装ロケッ ト弾ポッド2基、Mk 82 500-lb爆弾2発、LAU-3 19連装ロケット弾ポッド4基、12.7mm機関銃ポッド4基などの武装のほか、50ガロン増槽2基も搭載 できる。
2008.01.14 Aviation Week & ST F-15 fuselage delivered <0803-011406>
 韓国の KAI社 (Korea Industries) が Boeing社に、シンガポール空軍向け F-15SG の最初の前部胴体を納入した。  最初の主翼は1月10日に納入される。
2007.11.05 Defense News S.Korea's defense exports reach $1.1 billion <0724-110503>
 韓国の武器輸出額が9月までに$1Bを越え、$255Mであった昨年の四倍となった。  主要な輸出品は、トルコへの KT-1 基本練習機 ($400M)、XK2 MBT ($250M) で、韓国は2020年までに KT-1 を主力に輸出額を$2B以上 にする方針である。 韓国の兵器輸出は現在世界で16位で、2020年までに10位以内を目指している。
 韓国は今年、軍事予算の5.1%となる$1.4Bを R&D に投じており、 来年度5.5%となる$1.6Bを計上する方針である。
2007.10.29 Yahoo 韓国聯合ニュース記事

「防衛産業輸出が急増、9月・・・」

<0721-102901>
 年初から9月末現在までの韓国の武器輸出額が、昨年の$255.23Mの四倍以上に相当 する$1.088Bにのぼった。 過去5年間の輸出額は2002年が$144.26M、2003年が$237.7M、2004年が$417.66M、2005年が$262.33Mと推移し ている。
 今年の主な輸出契約は、KT-1 基本練習機($400M、トルコ)、 次期戦車技術($250M、トルコ)、K-3 小銃及び5.66mm弾薬($25M、米国)、小口径弾薬生産設備及び 原材料($17M、パキスタン)などとなっている。
2007.10.24 Jane's Defence Weekly Seoul nears T-50 export orders <0722-102410>
 韓国が今月か来月に、シンガポール、ギリシャ、UAE の3ヶ国と T-50 超音速練習機の輸出商談をまとめる模様である。
 UAE には60機ギリシャには40機シンガポールには30機 が輸出される。 T-50 の単価は$20M~22Mと見られる。
2007.10.16 Yahoo 韓国聯合ニュース記事

2020年には10大防衛産業・・・

<0721-101601>
 盧武鉉大統領が16日、2020年ごろには韓国が防衛産業で世界のベストテンに入るだろうとの考えを示した。  同大統領は、韓国の武器輸出契約が2002年に$140Mであったのに対し、今年すでに$500Mに達し、 年内に$1Bを超える飛躍的な成長を遂げたと評価した。
 韓国の KT-1 基本練習機と K-9 自走砲は世界各国に輸出され好評を得ており、 T-50 超音速高等練習機も優秀性と安定性が認めらている。
2007.09.09 Yahoo 韓国聯合ニュース記事

「ロシア航空機大手のスホー・・・」

<0718-090901>
 Sukhoi社の使節団が訪韓し、韓国の航空機部品メーカを対象にした説明会を開催して、 Super Jet 100 の開発状況について説明し、韓国メーカと部品調達商談を進める。
 Super Jet 100 は、露、米、仏、伊などの航空機メーカが共同で開発している75~95席級旅客機で、2008年 からの引渡しを目標にしている。
2007.07.17 韓国中央日報

インターネット

韓国防衛産業が‘グローバル・・・ <0715-071701>
 ディフェンスニュース紙が16日、韓国の防衛産業が独自の技術で世界最高級製品を生産する‘ グローバルパワー’に浮上していると報じた。 同紙は、韓国政府が武器および軍事用装備の輸出を増やす努力を積極的に推進し ているため、3~4年後には輸出規模が現在の四倍の$1Bに増えるとの見方もあること明らかにした。
 同紙はこの日、世界100大防衛産業企業を発表し、韓国航空産業 (KAI) が79位、ロテムが93位と、 韓国防衛産業2社を含めた。
2007.07.16 Defense News China's defense industry benefits from foreign commercial deals <0717-071604>
 韓国の兵器産業界は海外市場へ進出しており、年間輸出高は3~4年以内に現在の四倍 近い$1Bとなると予測されている。 国防省によると昨年の輸出額は$250Mで、今年は6月までに$160M、2007年度末は$340Mと見 積もられている。
 最近ではトルコから30機の KT-1 練習機を受注し、12機を購入したインドネシアも8機を追加購入を決めた。  メキシコとグァテマラも同機の導入を検討中である。 トルコはまた、XK2 戦車のライセンス生産も求めて いる。
 最も期待されているのは T-50 ジェット練習機で、UAE への受注競争では Aermacchi M-346 (伊) 及び Hawk 128 (英)と総額$1.4B、50機以上の獲得をめざしている。 T-50 は米国、ギリシャ、シンガポールにも売り込みを行っている。
2007.07.09 Defense News S. Korea emerges as major industry partner for Turkey <0717-070902>
 トルコは韓国と数十機の KT-1 練習機の購入及び韓国製戦車 XK-2 をベースとする戦車開発に合意した。 契約総額は$540Mにのぼる。 
 トルコが韓国 KAI社を選定したのは、軍事技術の移管と低価格化によるもので、下請けに多くの国内企業を使う条件にも合意している 。 韓国は防空システムと強襲揚陸艦の契約受注をめざし協議を進めている。
2007.06.16 韓国中央日報

インターネット

韓国産の訓練機50機、トルコ・・・ <0713-061601>
 韓国がトルコに練習機を輸出する。 輸出されるのは KAI社が開発した基本練習機 KT-1 (雄飛)50機で、早ければ22日にも主出契約が締結される。 KT-1 はすでにインドネシアに、2001年 と2005年にそれぞれ7機と5機合わせて12機を輸出している。
 KAI社は、韓国の航空産業育成政策により1999年に三星 (Samsung) 航空、現代宇宙航空、大宇重工業の航空事 業部を統合して設立した韓国唯一の完成機メーカで、KT-1 を開発したのを皮切りに、T-50 を Lockheed Martin社と共同開発したり、UAV や KHP ヘリなども開発している。
2007.03.12 Yahoo 韓国聯合ニュース記事

「マレーシア政府、韓国に多・・・」

<0706-031201>
 マレーシア国営通信が11日に報じたところによると、マレーシア政府は人道支援活動にも利用できる 多目的艦を韓国から購入する計画である。
 韓重工業で建造するこの艦は乗員を含め700人の搭乗が可能で、最新レーダとミサ イル防御用兵器などを搭載し、ヘリコプターや戦車、砲、水陸両用車をはじめとする各種車両を積載することができる。
2007.03.05 朝鮮日報

インターネット

韓国製の新型戦車、トルコに向・・・ <0706-030502>
 韓国で開発され、2日に試作品が公開された新型戦車 XK-2 が、トルコに輸出され る可能性が高いことが分かった。 韓国政府筋が4日、新型戦車事業を進めているトルコが XK-2 に対し関心を示しており、今月6日から 行われる金章洙国防長官のトルコ訪問で輸出が成立する可能性が高いと話した。
 トルコ政府は、現在韓国とフランスの戦車を候補として挙げており、購入するかどうかを検討中という。
2006.11.16 Yahoo 韓国聯合ニュース記事

「韓国航空宇宙産業、ロッキ・・・」

<0623-111602>
 韓国 KAI社が16日、Lockheed Martin社と協力関係を強化する MOU を締結したと明 らかにした。 両社は今後 T-50 米国市場進出を目指し海外マーケティングを 強化する計画である。 また、韓国空軍に対してだけでなく全世界の F-16 や C-130 の改良事業のほか、UAV 市場で も協力するとしている。
 両社はこれまで、KF-16 と T-50 開発を共同で成功させている。
2006.07.05 Yahoo 韓国聯合ニュース記事

「トルコと防衛産業協力を拡大・・・」

<0614-070508>
 韓国国防部長官は4日、訪問中のトルコ国防相と会談し、戦車や航空、電子、弾薬 分野などを中心に両国間の防衛産業協力を拡大することで合意した。
 両国防相は、これまで両国が推進してきた K-9 自走砲の共同生産や韓国側の CN-235 輸送機シミュレーターの購買などが防衛産業協 力の成功例だと評価した。
2005.12.14 Jane's Defence Weekly Seoul urges US to buy ammo in South Korea <0601-121410>
 韓国国防省が米国に対し、30mm以下の訓練用弾薬30品目を韓国で調達するよう求めている。 米軍はアフガン やイラクででの弾薬所要が増大したため米国内生産では間に合わず、カナダ、欧州、イスラエルなどに発注している。
 韓国と米国の協議は米軍が韓国に保管している戦時用備蓄弾薬 (WRSA/K: War Reserve Stocks for Allies/Korea) の補充にも及んでいる。
 米軍は現在韓国に、開戦初期所要の60%にあたる60万㌧を備蓄している。 これに対して韓 国の備蓄量は10日所要分であるため、米国はこれを30日所要分に引き上げることを要求している。
2005.04 National Defense Gulf nation poised to lead region in production of unmanned aircraft <0508-040014>
= UAE の UAV 開発状況 =
 UAE は2004年に空軍管轄の UAV 研究技術センターを創設し、偵察監視用を主体に独自開発と技術基盤の育成を行っている。
 開発中の UAV は以下の通りである。
S-100 Al Sber
 オーストラリア Schibel社の VTOL UAV Camcopter をベースとする中型 UAV で、搭載重量55-lb、滞空時間は6時間、最大速度は120kt。  開発は4月中に終了し、年末から量産に移行する。
Apid 55
 スウェーデンの CybAero社と共同で開発を進める小型 VTOL 多目的 UAV で、滞空時間は6時間以上、最大速度は90kt。
 複数のセンサを搭載し、画像をリアルタイムで送信する。 センサの開発はノルウェーの SiMiCon社が行っている。 開発は今年中に 終了する。
GRS 100 Falcon 1
 自国 GAMCO社と共同開発中の対潜用 UAV で、小型潜水艦探知用の MAD を装備する。 MAD はカナダの CAE社が担当している。
 1年以内の開発終了を目指す。
 UAV 開発と併行してこのほかに、各種 UAV を統合運用する地上システムの開発を韓国の UCONSYSTEM社と共同 で進めており、同社は UAV 全般に関する助言も行っている。
2003.10.22 Jane's Defence Weekly Learning curve
= 韓国軍事産業の発展振りを紹介する記事 =
 韓国の武器輸出は、1995~1999年に$102Mの実績があり、2002年には$335M、2003年には$355Mと見積もられて いる。
 韓国は従来国防費の4~5%を研究開発費に充てていたが、2010までにはこれを10%に引き上げる。
 韓国が独自に開発を進めている多用途ヘリ KMH (Korean Multipurpose Helicoptor) は、2012年までに518機 の整備が計画されており、その内338機は多用途ヘリ型、180機は攻撃ヘリ型になる。