年 月 日 出 典 標 題 要 旨 2022.12.11 18:24(Yahoo) 時事通信 3ヵ国の防衛協力推進を確認 米比陸軍トップ級と初会談 陸自 <2301-121103> 吉田陸上幕僚長が11日に朝霞駐屯地で、米太平洋陸軍司令官のフリン大将やフィリピン陸軍司令官のブラウナー中将と会談し、定期的な会合開催など防衛協力を進めることで一致した。 陸自と米比陸軍のトップ級会談は初じめてで、会談には米太平洋海兵隊と比海兵隊の司令官も参加した。 会談では、こうした3ヵ国会談を毎年開くことや、日米、米比などの2国間訓練に、残る1国もオブザーバーを派遣することなどを決めたという。 2022.12.06 20:33 時事通信(Yahoo) 空自戦闘機、比に初派遣 部隊間交流で2機 <2301-120615> フィリピン北部ルソン島のクラーク空軍基地に6日、日本の航空自衛隊のF-15 2機が着陸した。 フィリピン空軍と航空自衛隊が行っている部隊間交流の一環で、フィリピンに戦闘機が派遣されたのは初めてである。 今回の部隊間交流は11月27日~12月11日の日程で、航空自衛隊員約60名が参加している。 2022.11.14 22:49 日経新聞 フィリピン高官、自衛隊巡る地位協定の締結に意欲 <2212-111410> ファウスティーノ比国防相代行が14日、同国での自衛隊の活動を可能にする訪問軍地位協定 (VFA) の締結に意欲を示した。 自衛隊との協力を強め、南シナ海に進出する中国を牽制する狙いがありそうである。 ファウスティーノ国防相代行は、目標は日本との防衛協力を強化することだと語った。 地元紙によるとフィリピンの上院議長も日本との地位協定に意欲を示している。 ただ比国防省は、実際に日本側と協定を結ぶにはフィリピンの憲法上の手続きも必要だと指摘している。 フィリピンは米軍と同様の協定を結んでおり、日本と協定を結べば合同演習が実施しやすくなる。 2022.10.07 22:46 AFP=時事(Yahoo) 米比軍が合同演習、同盟強化へ 中国とは対立姿勢 <2211-100714> フィリピンのルソン島各地で、3,500人以上が参加する米比合同演習Kamandagが行われていて、7日には両国の海兵隊が、中国との係争地となっている岩礁から240km離れた浜辺に上陸した。 演習は3日から始まり、14日まで続けられる予定で、演習目的の一つはフィリピン軍の沿岸防衛能力の強化という。 ドゥテルテ前大統領は中国との融和路線に転じ、米国との演習を中止する可能性も示していたが、マルコス大統領は数十年に及ぶ米国との同盟関係への強い支持を表明した。 2022.10.07 19:38 NHK News 南シナ海沿岸で日米韓フィリピン 初の4か国合同訓練 中国念頭e <2211-100710> 南シナ海で海洋進出を強める中国を念頭に、米軍とフィリピン軍に陸上自衛隊と韓国軍が参加した初めての4ヵ国合同演習が行われた。 合同演習は、米比軍海兵隊が2016年から行っていて、今年は初めて陸上自衛隊と韓国軍が参加した。 このうち、南シナ海に面しているルソン島西部のサンバレス州にある海軍基地内では、7日に米比軍海兵隊の合同部隊が水陸両用車で浜辺に上陸する手順などを確認した。 また、化学兵器が使用された場合を想定した訓練も行われ、陸上自衛隊が米軍海兵隊とともに、対処方法などをフィリピン軍の海兵隊に教え連携を深めた。 2022.08.03 16:51 共同通信(Yahoo) 米・インドネシア、演習本格化 陸自が初参加、降下訓練 <2209-080315> インドネシア軍と米軍の合同演習Garuda Shieldが3日にスマトラ島南部のバトゥラジャ演習場で本格化した。 演習は14日までの予定で、最終的にオブザーバーを含め計14ヵ国が参加し過去最大規模となる。 特定の国を想定した演習ではないとしているが、中国を念頭に連携を図る狙いとみられる。 この演習には自衛隊が初参加し、グアムで別の演習を行っていた第1空挺団の100名が米空軍機で移動した。 2022.06.11 13:13 時事通信(Yahoo) 装備品協定、交渉入りで合意 日シンガポール首脳、安保協力強化 <2207-061104> シンガポールを訪問中の岸田首相が11日にリー・シェンロン首相と会談して防衛装備品技術移転協定の締結に向けた交渉入りで合意し、安全保障協力を具体化させることで一致した。 日本は同様の協定をASEANの5ヵ国と締結している。 2022.06.10 21:55 讀賣新聞(Yahoo) 岸田首相、インド太平洋の秩序強化へ行動計画策定を表明…アジア安保会議で基調講演 <2207-061011> 英国際戦略研究所 (IISS) が主催するアジアや米欧の国防関係者が地域の課題を議論するアジア安全保障会議が10日夜にシンガポールで開幕した。 岸田首相は基調講演で法に基づく国際秩序強化の重要性を訴え、日本が主導する「自由で開かれたインド太平洋」推進に向けた行動計画を来春までに策定すると表明した。 また、ASEANを含むインド太平洋諸国に対し、巡視船の供与など今後3年間で少なくとも$2Bの支援も打ち出した。 さらに台湾海峡の平和と安定の重要性を指摘したほか、日本の防衛力を5年以内に抜本的に強化し、防衛費の相当な増額を確保すると表明した。 2022.06.08 23:02 東京新聞 首相、20ヵ国で海上保安協力 自由な太平洋、来春計画案 <2207-060813> 複数の日本政府関係者が8日、岸田首相が10日からシンガポールで開かれるアジア安全保障会議で行う基調講演の概要を明らかにした。 インド太平洋地域の海洋秩序維持に向け、20ヵ国以上で海上保安能力向上のための技術協力を進める方針を表明し、来春までに「自由で開かれたインド太平洋」を推進する計画案を策定する考えも示す。 ウクライナ情勢や海洋進出を強める中国が念頭にある。 2022.05.02 21:33 讀賣新聞(Yahoo) 中国念頭に安保協力を拡大、防衛装備品のタイ輸出が可能に <2206-050214> 岸田首相が2日夕にタイのチャンオーチャー首相とバンコクの首相府で会談し、日本からの防衛装備品の輸出を可能とする「防衛装備品・技術移転協定」の締結で合意して、両首相の立ち会いのもとで署名式が行われた。 両政府は今後、具体的な装備品の輸出に向けて協議を進める。 日本はこれまで米英豪など11ヵ国と同様の協定を結んでいる。 2022.05.01 15:05 TBS News(Yahoo) 日ベトナム首脳会談 国際法順守、即時停戦の重要性を確認 核による威嚇には反対もベトナムはロシア名指しせず <2206-050103> 東南アジアなどを歴訪中の岸田首相がベトナムとの首脳会談を行い、ウクライナ侵攻を続けるロシアへの対応をめぐって国際法を順守する必要性などを確認した。 ベトナムはロシアと関係が深いが、岸田首相は、ファム・ミン・チン首相に対し「歴史の岐路に立っている状況だからこそ連携を強化してきたい」と訴え、双方は独立主権や領土の一体性を尊重する原則が守られなければならないことを確認した。 また、大量破壊兵器による威嚇や民間人への攻撃への反対、即時停戦の重要性などでも一致したが、ベトナムがロシアを名指しして非難することはなかった。 2022.04.30 00:10 日経新聞 ロシアの軍事攻撃「容認せず」 日インドネシア首脳会談 <2205-043012> 岸田首相が29日、インドネシアの大統領宮殿でジョコ大統領と90分間会談し、ロシアによるウクライナへの軍事攻撃は容認できないと一致した。 会談後の共同記者発表で、首相は「力による一方的な現状変更は認められず、国際法に基づき紛争の平和的解決を求めることを確認した」と強調し、ジョコ大統領はロシアを名指しする批判は避けた一方で「戦争はすぐにやめなければならない」と言及した。 2022.04.29 22:55 日経新聞 首相、インドネシアに巡視船供与へ 円借款700億円追加 <2205-042911> 岸田首相が29日、インドネシアのジョコ大統領との会談で、海上保安能力の向上を支援すると伝えた。 会談後の共同記者発表で「巡視船供与に向けた調査を開始する予定だ」と語った。 西ジャワ州のパティンバン港開発のため700億円の円借款を供与し、すでに実施している1,200億円程度に追加するとも表明した。 2022.04.27 23:29 産経新聞(Yahoo) タイと防衛装備協定締結へ 中国念頭に政府調整 <2205-042721> 複数の政府関係者が27日、政府がタイと防衛装備品・技術移転協定を締結する調整に入ったことを明らかにした。 岸田首相は29日から東南アジアと欧州の歴訪でタイ訪問を予定しており、両政府はこれに合わせた協定署名を目指す。 2019月には河野防衛相とプラユット首相兼国防相との会談で防衛協力・交流に関する覚書に署名している。 タイ政府は自衛隊の哨戒機や救難飛行艇などに関心を持っているとされるが、どのような装備協力が可能かは協定締結後に当局間で協議する。 2022.04.10 02:00 日経新聞 日フィリピン、訓練拡大へ協定検討 対中国で引き留め <2205-041003> 日比政府が9日に都内で外務防衛担当閣僚協議 (2-plus-2) を初開催した。 ASEAN加盟国との2-plus-2はインドネシアに次いで2ヵ国目となる。 自衛隊とフィリピン軍の共同訓練の拡大に向けた協定を検討する。 フィリピンは共同訓練や防衛装備品の提供などで自衛隊との連携を深めており、協力を次の段階に上げる。 2022.04.07 18:30 日経新聞 日比防衛相「力による現状変更許さず」 対中国で協力 <2205-040709> 岸防衛相が7日に防衛省でロレンザーナ比国防相と会見し、中国の海洋進出を念頭にインド太平洋や東アジア、東南アジアで力による一方的な現状変更を許さないと確認した。 また両国が共同訓練などで協力すると一致した。 2020年と2021年にはTV会議形式で協議したが、両者が対面で会談するのは初めてである。 9日には初めての日本とフィリピンの外務防衛担当閣僚協議 (2-plus-2) を開く。 2022.03.30 21:30 日テレ News(Yahoo) 日・フィリピン2+2 来月初開催へ <2204-033020> 複数の政府関係者によると、日本とフィリピンで初めてとなる外務防衛閣僚会合 (2-plus-2) が来月に対面形式で東京で開かれる方向で最終調整されている。 日比2-plus-2は昨年11月に岸田首相とドゥテルテ大統領が電話会談した際に立ち上げに向け検討を進めることで一致していた。 2022.03.20 22:28 讀賣新聞(Yahoo) ロシア名指しせずウクライナからの撤退要求…日本・カンボジア首脳会談「共同声明」で <2204-032003> 岸田首相が20日夕にカンボジアのフン・セン首相とプノンペンで会談した。 ロシアによるウクライナ侵攻について、世界中のどの場所においても力による一方的な現状変更を認めないとの認識で一致し、今後も国際会議の場で緊密に連携することを確認した。 また、カンボジアは中国と親密な関係にあるが中国を念頭に「南シナ海で緊張を高め、一方的な行動を取らないように関係国に求める」と明記し、法の支配に基づく「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けた協力も確認した。 2022.03.15 17:44 NHK 海自艦艇 カンボジア南部の要衝寄港 中国けん制がねらいか <2204-031507> 海上自衛隊の掃海母艦うらがと掃海艦ひらどが15日朝、カンボジア南部のシアヌークビルに入港した。 シアヌークビルは近年、中国からの投資などを受け大きく発展している。 またシアヌークビルにあるカンボジア海軍のリアム基地をめぐって、米政府は中国軍が建物の建設をしているとして深刻な懸念を示している。 寄港中の隊員の一部は、16日にこの基地にも立ち寄る予定で、カンボジア側が隊員を招き入れた背景にはこうした懸念を拭いたい思惑があると見られる。
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