「次世代迎撃ミサイル、共同・・・」
「日米、次世代型ミサイル来・・・」 技本2研 航空機搭載型将来センサー、SM-3 の熱源捕捉
「弾道ミサイル探知実験に成・・・」
「PAC-3 、124発を調達 MD ・・・」
「官邸、皇居を最重要防護、・・・」
「日米でレーダー情報共有 ・・・」
「ミサイル探知実験、来月実・・・」
「全国18基で運用開始、地対・・・」
「青森に新型レーダー、米軍・・・」
「ミサイル防衛共同開発費、・・・」
「ミサイル先端部分は日本 ・・・」
「次世代型ミサイルを日米共・・・」
「次世代型迎撃ミサイル開発・・・」
「米イージス艦、新潟東港に・・・」
「背景に警戒対象の広がり ・・・」
「弾頭は米、推進装置は日本・・・」
「MD 試験レーダー実戦転用・・・」
「MD システム配備、1年前倒・・・」
「新型レーダー配備、日米検・・・」
「PAC-3 岐阜、福岡へ配備 ・・・」
「米標的ミサイルの情報提供・・・」
「PAC-3 国内生産へ、ミサイ・・・」 直径18m、巨大なレドーム
「日米がミサイル探知実験へ・・・」
「MD 開発、米が580億円負担・・・」
「航空機にミサイルセンサー・・・」
「早期警戒情報供与で難色 ・・・」
「日米ミサイル防衛、来年度・・・」
「ミサイル防衛レーダー情報・・・」
「来年3月に初の迎撃実験、・・・」
「府中に PAC-3 部隊を防衛・・・」
「ミサイル防衛、新レーダー・・・」
「ミサイル防衛、共同作戦セ・・・」
「イージス艦レーダー、05年・・・」
「ミサイル防衛、配備前は現・・・」
「米、大型 SM-3 の開発決定・・・」
「レーザー撃破、共同研究検・・・」
2005.12.21
Jane's Defence Weekly
Japan successfully trials AIRBOSS
<0602-122108>
11月17日に行われた SM-3 の迎撃試験に合わせて、技本が2000年から開発してきた AIRBOSS (Advanced IR
Ballistic missile Observation Sensor System) の試験が行われ、数百`の距離から SM-3 の捕捉追随に成功した。
2005.12.19
Inside the Navy
Forward-based X-Band radar ready for Japan deployment in January
<0604-121902>
ミサイル防衛用 FBX-T レーダの試験が今月中に終了し、日本配備
の準備が来月から開始される。
MDA は展開地域を明らかにしていないが、両国の防衛当局は東京から360哩離れた本州の東北地方に展開する。 また
このほかに2基が別の国に展開する予定であるが、配備予定国との合意が得られるまで詳細は明らかにされない。
2005.12.15
Yahoo
産経新聞記事
<0524-121501>
来年度から日米共同開発に入る次世代迎撃ミサイルに関し、日米で負担する開発総額は最大で約3,000億円と
見積もられていることが14日に分かった。 日本側負担は米側を下回る見通しで、日本政府は15日の安全保障会議でこうした方針を確認
した上で、共同開発への移行を正式に了承する。 政府は安保会議の了承を経て、来年度予算に開発費として約30億円
を盛り込む。
SM-3 は直径を53cmに大型化することで射程が延び、防護範囲は倍以上に拡大すると共に、
おとりや複数弾頭に対処可能なように、センサーの識別能力も高めることができる。 こうした能力向上は中国
が開発中の MRBM DF-25 (射程1,800〜2,500km)のように、複数弾頭で高速で飛来するミサイルを迎撃
するのに不可欠とされるためだ。
2005.12.09
Yahoo
時事通信記事
<0524-120901>
政府は9日、日米が共同技術研究を進めている SM-3 将来型の開発段階への移行を16日の閣
議で正式決定することを決めた。 またこれに伴い政府は、完成品や部品の米国からの第三国への供与
に関し、日本側の事前承認を必要とすることなどを盛り込んだ交換公文の締結に向け米側との調整に入る方針
だ。
2005.12.01
朝雲新聞
弾道ミサイルの捜索、探知、追尾性能確認試験に成功、
<0524-120102>
技本第2研究所が試作したエアボスの性能確認試験が、ハワイの米海軍ミサイル射場で米 MDA が現地時間の
11月17日に実施した弾道ミサイル迎撃実験を利用して行われ、発射された SM-3 の捜索、探知、追尾能力を検
証した。 防衛庁によると、高高度で飛行する UP-3C に搭載したエアボスが、同射場から発射された SM-3 を
数百`先から探知、追尾に成功した。
エアボスは2研が平成12年度から研究試作した直径60cm、高さ80cmの円筒形の容器に収められたセンサーで、18年度まで数回の
性能確認試験を実施して一応の研究を終える予定だが、小型軽量化や耐久性などが課題として残っている。
2005.11.24
Yahoo
読売新聞記事
<0523-112401>
防衛庁が航空機搭載型の赤外線センサー(通称「エアボス」)で弾道ミサイルの探知追尾に
成功した。
エアボスは、直径60cm、高さ80cmの円筒形センサーヘッドで赤外線を感知し、数百km先のミサイルや航空機を
監視するシステムで、実験はハワイで17日に行われた米国 MDA が実施した迎撃実験にあわせて行われた。
2005.11.12
Yahoo
共同通信記事
<0522-111201>
防衛庁が2010年度までに航空自衛隊に配備する PAC-3 の調達数が124発に上ることが12日に明らかになった。
配備先として選定を終えている3個高射群内の部隊や教育訓練部隊ごとに、8発ずつを基準とする計画で、米国
からの輸入で調達を開始したのち、三菱重工業でライセンス生産に切り替える。
価格は1発5億円を見込む。
2005.11.07
Aviation Week & ST
X marks the spot
<0523-110708>
10月29日にワシントンで行われた、日米安保協議委員会で、両国はミサイル防衛用 X-band レーダの日本展開に合意
した。
X-band レーダは遠距離からのミサイル識別が可能で、特に低高度で進入する巡航ミサイルをシークラターか
ら弁別する能力に優れている。
レーダの日本展開により巡航ミサイル防衛能力が向上することに関しては合意文書には具体的に述べられてはいない。 また、配置場
所についても公表されていない。 右図は北鮮の TaepoDong-1 。
以下沖縄の基地問題、在日米軍の司令部移転等に関する記事(細部略)
2005.11.03
Inside the Pentagon<
Plan for Japan includes shuffling U.S.Troops,consolidating Bases
<0524-110305>
日米両国は、10月29日、ミサイル防衛用 X-band レーダの日本展開と共に、沖縄駐留の海兵隊員約7,000名を
グアム等に移転、在日米軍の総数を43,000人に削減することに合意した。
これはワシントンの日本大使館が発表した在日米軍の兵力構成に関する中間報告によるもので、自衛隊と米軍の役割分担、後方支援活
動、司令部の移転等が述べられている。
2005.11.03
Yahoo
共同通信記事
<0522-110301>
防衛庁が作成したミサイル防衛運用構想の全容が2日に分かった。
首相官邸、皇居、国会、主要中央省庁などを防護上の最重要対象、人口や経済活動が集中する札幌、仙台、東
京、名古屋、京阪神、広島、福岡を中心とする各都市圏のほか、原子力発電所、在日米軍司令部、自衛隊司令部などを
重要対象に指定する内容となっている。
2005.11
世界の艦船
MD 対応型イージス艦の
ハードとソフト<0519-110001>
SM-3 の各種バーションは以下の通りである。
・SM-3 Block 0
SMD の試験は殆どがこれで実施された。
・SM-3 Block T
暫定実戦型として5発生産。 1発を FTM-04-1 で使用したため、残りの4発が CG-70 Lake Erie に搭
載。
・SM-3 Block TA
2006年から本格生産する信号処理装置などを更新した実戦型。 迎撃範囲は発射点から
1,200kmと言われる。 'こんごう' はこれを搭載する。
・SM-3 Block U
21吋型で二種類のスペクトルで目標を捕捉する。
'こんごう' 型三隻に装備されている Aegis システムは Baseline 4 で'ちょうかい'
だけが Baseline 5 であるが、いずれも BMD 用ではない。 DDG の MD 化で'こんごう' は
Aegis BMD 3.1 に改修される。
改'こんごう' 型である'あたご' は Baseline 7 を装備するが、Baseline 7 には
Aegis BMD 3.1 の機能が含まれている。 ただし当該部分のソフトは後日搭載の可能性がある。
2005.10.26
Yahoo
共同通信記事
<0521-102601>
米国がミサイル防衛用新型移動式早期警戒レーダーを日本に配備し、その情報を常時共有
する方向で日米両政府が合意したことが25日に分かった。
2008年度から4基を配備する FPS-XX の情報も米側に全面提供する方向で最終調整が進んでいる。
2005.10.25
Yahoo
時事通信記事
<0521-102501>
防衛庁は25日、航空機に搭載して弾道ミサイル発射を探知、追尾する新型の赤外線センサーシステム(通称「エアボ
ス」)の性能確認試験を、11月にハワイ沖で米海軍と合同で実施すると発表した。
エアボスを搭載した海上自衛隊の P-3C (厚木基地所属)1機と要員30人を派遣する。
2005.10.09
Yahoo
共同通信記事
<0520-100901>
航空自衛隊の PAC-3 導入計画の全容が9日、明らかになった。 既に選定を終えた埼玉、岐阜、福岡各県の基地に本部を置く高射群に
加え、浜松基地の教育訓練部隊にも計4基を配備し、2010年度までに予備を含む18基で運用を開始する。
さらに、2011年度以降に北海道、青森、沖縄各県の高射群への追加導入を検討する方針で、実現すれば合計
32基の配備となる見通しである。
2005.09.26
Yahoo
産経新聞記事
<0519-092601>
日米両政府は25日までに、米軍再編問題で10月中にも策定する中間報告に米国の X-band レーダーの日本国内
配備を盛り込む方向で最終調整に入った。 配備候補地として佐渡などが浮上したが、青森県つがる市にある航空自衛隊の
車力分屯基地に絞り込まれた。
米国の X-band レーダーは FPS-XX に比べ、ミサイルの形状まで識別でき、遠方の監視にも優れているのが特
徴だ。
【註:】
車力に配備される X-band radar は GMD 用に開発され SBX-1 Sea-Based X-band Radar に搭載されている XBR ではなく、THAAD 用レ
ーダを基にした FBXR-T (Foward Based X-band Radar-Transportable) と見られる。
2005.09.25
Yahoo
読売新聞記事
<0519-092501>
日米が共同開発する次世代型のミサイル防衛システムについて、米側が開発総額を$3Bと見積もり、日本側に伝えてきていることが分か
った。 米側は当初、2011年度までの米の負担額を$545Mとしていたが、開発期間を14年度までに延長したうえ
で総額が約三倍に膨らんだ。
米側は、先に米の負担額を$545Mと伝えてきた際、日本側にも同程度の負担を求めてきたことから、開発総額が膨らんだことで日本側に
半分の1,500億円程度かそれ以上の負担を要求されるのではないかと懸念される。
2005.09.22
Yahoo
共同通信記事
<0519-092201>
日米両政府は次世代 SM-3 の共同開発で、ミサイルのノーズコーンは日本が開発することで合意する見通しと
なったことを、日米関係筋が21日明らかにした。。
ノーズコーンは迎撃の最終段階で外れる必要があり、米側が日本独自の分離技術を評価した。
2005.09
International Defense Review
Japanese destroyer to be upgraded
<0518-090043>
Lockheed Martin社が、海上自衛隊のこんごう型 DDG 1隻を Aegis BMD Block 2004 に改修する契約を、
$124Mの cost-plus-award-fee 契約で米海軍から受注した。
2005.09
International Defense Review
SM-3 production continues
<0518-090036>
Raytheon社が12発の SM-3 Block TA を受注した。 契約は cost-plus-incentive-fee で、契約額は$124.1M
になると見積もられている。
2005.09
Jane's Missiles & Rockets
Japan orders more SM-3 hardware
<0518-090019>
米政府が6月29日に議会に対し、日本に SM-3 Block TA 6発を$387Mで売却する報告を行った。
Raytheon社は米海軍に6発の SM-3 Block T を納めており更に5発が納入される。 また7月には改良型である
SM-3 Block TA の最初の契約が$124.1M行われている。
7月15日に Lockheed Martin社は$124Mでこんごうの Aegis Weapon System を3年かけて改修する契約
を行っている。
2005.08.31
Yahoo
読売新聞記事
<0517-083103>
防衛庁の2006年度予算の概算要求は、総額は今年度当初予算比1.2%増の4兆8,857億円で、ミサイル防衛 (MD) 関連に同25.2%増の1,500
億円を計上した。 開発中の FPS-XX 1基を鹿児島県下甑島に整備する経費や、従来型レーダー7基の改修に計
251億円を新規で要求した。 陸上配備型の MD システム整備に852億円、海上配備型に299億円をそれぞれ計上した。
また、昨年11月の中国潜水艦の領海侵犯を受け、潜水艦対策費に同65.7%増の58億円を盛り込んだ。 このうち P-3C の潜水艦
探知識別追尾能力を強化するため、パッシブ型ソノブイの改良などに6億3,900万円を要求した。
2005.08.31
Yahoo
時事通信記事
<0517-083101>
防衛庁は31日、2006年度予算の概算要求をまとめた。 総額は今年度当初予算比1.2%増の4兆8857億円で、次
世代型迎撃ミサイルの開発移行に30億円を計上するなど、MD 関連経費は同25.2%増の1,500億
円である。
弾道ミサイル追尾用の新型高性能レーダー1基の整備や従来型レーダー7基の改修に計251億円を新規要求する
と共に、米軍、防衛庁、他の政府関係機関の緊急連絡網を電子システム化するため2,700万円を計上した。
SM3 と PAC3 の導入(計1,151億円)も引き続き進める。
2005.08.29
Yahoo
毎日新聞記事
<0517-082901>
米海軍のイージス駆逐艦カーティス・ウィルバーが29日、新潟東港に入港した。 同港への米イージス艦の入
港は昨年10月に続き回目で、県に提出された申請書によると、入港目的は乗組員の休養と親善となっている。 出港は9月1日の予定。
【註:】
横須賀を母港としている DDG-54 Curtis Wilbur は1994年に就役した Aegis駆逐艦4番艦(Flight T)で、2004年10月から日本
海に配置されている。 米海軍がミサイル防衛用に改修した Long-Range Surveillance and Tracking Capability
Aegis システムを装備する15隻の Aegis 駆逐艦の一隻である。
2005.08.25
Yahoo
時事通信記事
<0517-082501>
防衛庁がミサイル防衛(MD)システムの本格稼働前倒しの検討に着手したのは、北朝鮮の核開発問題に加え、日米の間で軍近代化の動
きを強める中国に対する警戒感が急速に強まっていることが背景にある。
実際、防衛庁は新型レーダーの配備先を大湊、佐渡、下甑島、与座岳の4ヶ所に予定しているが、大湊と佐渡は主に対北朝鮮、
下甑島、与座岳は対中国用である。 日米の警戒対象が中国にも広がっていることを裏付けた格好で、防衛庁は
中国への備えは今後も強化していくとしている。
2005.08.24
Jane's Defence Weekly
Japan speeds up FPS-XX radar deployment
<0518-082415>
防衛庁が FPS-XX の配備促進を決定した。 FPS-XX は2003年に試作が完了し2004年に試験が行われているが
、試験終了後解体される予定であった試作機を習熟訓練用に引き続き使用することにした。 また複数の FPS-3 を
FPS-3改に改良する。
FPS-XX の捕捉距離は現有 FPS-3 の3倍になっている。
2005.08.24
Yahoo
共同通信記事
<0517-082401>
2006年度から開発段階へ移行する共同研究中の SM-3 について、日本側が推進装置、米国側
が弾頭部分など、日米で開発分野を分担する方向で調整に入ったことを、日米両政府が23日に明らかにした。 年末に日本側が安
全保障会議を経て正式決定した上で、新たな協定を締結する。
これに先立ち、来年度予算の概算要求で数百億円を盛り込む。
2005.08.13
Yahoo
産経新聞記事
<0516-081301>
防衛庁は12日、試験中の FPS-XX レーダーを実戦転用する方針を決め、来年度予算の概算要求に盛り込む。
MD システムの第一弾配備となる。
防衛庁は FPS-XX を平成20年度から配備する計画であるが、それでは20年度まで地上レーダーは無防備状態との批判が多かった。
試作レーダーは今年度に試験を終了し来年度に解体予定だったが、防衛庁はレーダーを存続させた上で、
ミサイル発射時に迅速対処できる要員の確保やレーダー探知した情報の伝達システム整備
などの検討にも入った。
2005.07.23
Yahoo
読売新聞記事
<0515-072302>
政府は22日、ミサイル防衛 (MD) システムの実戦配備を、22日成立した改正自衛隊法が施行される2005年度末
への1年間前倒しする方向で検討に入った。 現在 MD は、2006年度末に PAC-3 の配備が始まり、次いで2007年
中に SM-3 に対応するイージス艦1隻の改修が終わるが計画になっている。
PAC-3 はライセンス生産される計画で、2006年度末に配備される分は米国企業へ発注済みであるため、前倒し導入には
米軍所有の完成品を買い取るか、米国の生産ラインを早めてもらう必要がある。
2005.07.23
Yahoo
産経新聞記事
<0515-072301>
日米両政府は22日、弾道ミサイルの形状まで識別できる米国の X-band レーダーを日本に配備して日本のレー
ダー網と連動させ、探知追尾能力の大幅向上を目指す方向で検討に入った。 米側は先月行われたた日米協議で日本国内への配備を提案
したが、日本政府も前向きに検討していく方針だ。
弾道ミサイルに対処する日本の地上レーダーは、 FPS-XX を平成20年度から青森や沖縄など
4ヶ所に配備するほか、現有の FPS-3 のうち7基も探知能力を向上させ、計11基の地上レーダーとする計
画である。
2005.07.20
Yahoo
産経新聞記事
<0515-072001>
PAC-3 の配備計画の全容が19日に分かった。 新たに岐阜基地の第4高射群と、春日基地の
第2高射群に装備導入する方針で、首都圏をカバーする入間基地の第1高射群に続く実戦配備となる。
PAC-3 政経中枢が集中している地域への優先配備(防衛庁幹部)が原則とされ、名古屋や大阪に機動的に展開できる岐阜基地を第二の
配備先に決定した。
2005.07.19
Yahoo
読売新聞記事
<0515-071905>
北朝鮮などが米国本土に向けて弾道ミサイルを発射した場合に備え、米国が日本に対して、現在開発中の将来
警戒管制レーダ (FPS-XX) で追尾した情報を提供するよう求めてきたことが19日に明らかになった。
政府は、ミサイル発射に関する情報を日米で共有することは問題ないとし、基本的に米側の要請に応じる方針だ。
2005.07.19
Yahoo
共同通信記事
<0515-071903>
大野功統防衛庁長官が19日、PAC-3 を国内でライセンス生産することで米政府と合意
したことを明らかにした。 2005年度中に Lockheed Martin社と三菱重工業が契約を結び、2008年度から配備を
開始する見通しである。
2005.06.28
朝雲新聞
弾道ミサイル防衛の“目”
将来警戒管制レーダー<0513-062801>
FPF-XX は技本が11年度から開発に着手、技術試験を経て16年度から技本飯岡支所内に臨時部隊として置かれた電実群
飯岡試験評価隊28人が、実際に飛行している空自航空機を対象に性能評価を行うなど、本格的な実用試験
に取り組んでいる。
同施設は試験用のため、弾道弾と航空機の両方が探知できる直径18mのものと、直径12m
の航空機探知専用の2面のレーダーだけで、下部にはそれぞれ味方識別装置が付けられている。 高さ30m、幅20mの構造
物は全体が円形のレールの上に載っていて、回転できるように造られている。
2005.06.22
Yahoo
共同通信記事
<0513-062201>
日米両政府が、防衛庁が開発を進めている新型の赤外線センサーシステム(通称エアボス)によるミサイル
探知実験を、9月にハワイ沖で米側の弾道ミサイル模擬弾を使って行う方向で調整を始めた。
【註:】
エアボスの試験は、米海軍が9月にハワイ沖で行う SM-3 の迎撃試験 FM-8 に合わせて行われる模様である。
2005.06.20
Yahoo
読売新聞記事
<0513-062001>
日米が2006年度から共同開発に移行する迎撃ミサイルについて、2011年度までに米側は総額$545Mの開発予算
を見込み、日本側にも同等の負担を求めていることが19日に分かった。 1999〜2005年度の日
米共同技術研究における日本側の支出は、7年間で計262億円だった。 日本側は今後米側に、
負担の大幅な削減を要求する方針である。
共同開発では、2006年度にシステム設計などを行い、2007年度から本格的な開発に入る予定だ。 2006年度予
算について防衛庁は、概算要求で数十億円を計上する方向で検討している。
2005.06.12
Yahoo
読売新聞記事
<0512-061201>
防衛庁は、航空機に搭載して敵の弾道ミサイル発射などを探知、追尾する赤外線センサーシステム、通称エアボス
を搭載した試験機を製作し、今月から性能確認試験に入る。 将来は高高度 UAV にエ
アボスを搭載して北朝鮮の弾道ミサイル発射を24時間監視する構想も検討している。
エアボスは、直径60cm、高さ80cmの円筒形センサーヘッドを使い、数百`先のミサイルや航空機を監視するシ
ステムで、性能確認試験は P-3C の上部にセンサーヘッドを取り付け行い、今年度末まで試験を実施する。
2006年度までの予定の研究段階を前倒しで終えて、開発段階に移行することも視野に入れている。
2005.06.09
Yahoo
共同通信記事
<0512-060902>
2007年度末に配備を開始する海上配備型迎撃ミサイルのため、衛星の早期警戒情報をイージス艦で受信するシステムを、
米政府が日本側への供与に難色を示していることを、8日に複数の日米関係筋が明らかにした。
受信システムが供与されなければ米軍経由の間接情報などに頼ることになり、MD の整備全体に支障が出ることは必至である。
2005.06.06
Yahoo
読売新聞記事
<0512-060601>
大野防衛長官が5日、日米で共同技術研究中の将来型のミサイル防衛システムについて、できれば来年度に開発段階へ
移行したいと述べた。 初年度経費として2006年度予算に数十億円を計上し、2011年
度までに開発を終了して生産を開始したいとしている。
日米で共同技術研究している将来型の海上配備型迎撃ミサイルは、直径約53cmと大型で防護範囲が広く、目標
のミサイルとおとりを識別する高い性能を持つのが特徴である。
日米両政府は来年3月に迎撃実験を行い、最終的な性能の確認をすることにしている。
2005.06.03
Yahoo
産経新聞記事
<0512-060301>
ミサイル防衛 (MD) をめぐり日米両政府は、弾道ミサイルを探知、迎撃するための情報共有システムの構築へ
向け本格協議に入る方針で、週明けに MDA のオベリング局長が来日して防衛庁幹部とこの方針を確認する。
有事の際、バッジシステムは Link 16 に連結されるが平時は連結していないため、北朝鮮から弾道ミサイルが発射される事態に対応す
るには、平時から Link 16 と連結して MD 情報を共有することが不可欠となる。
2005.06.01
Yahoo
共同通信記事
<0512-060101>
日米共同技術研究を進めている海上配備型迎撃ミサイル (SM-3) の初の共同迎撃実験を
来年3月にハワイ沖で、模擬弾を標的に行うことで大筋合意していることを、米国防総省当局者や関係筋
が5月31日に明らかにした。
2005.05.19
Yahoo
産経新聞記事
<0510-051901>
防衛庁が、航空自衛隊府中基地に PAC-3 部隊を配置することを検討していることが18日に明らかになった。
PAC-3 の迎撃半径と高度は約30kmしかないため、首都防衛のためには都内に PAC-3 部隊を展
開することが必要となるが、府中の立地条件はそれに適しており、航空総隊司令部が府中から横田基地に移転するれば配置が可能
になる。 ただ、部隊そのものは常設せず、展開地として使用する案も検討されている。
2005.05.16
Yahoo
産経新聞記事
<0510-051601>
ミサイル防衛 (MD) の要となる警戒レーダー網が15日、明らかになった。 FPS-XX を4ヶ所に配備し、
現有の FPS-3 も6基改修して計10で警戒する。 防衛庁は平成23年度までにレーダー網完備を目指し、 FPS-XX
を20年度から毎年1基ずつ配備する予定で、大湊、佐渡、下甑島、与座岳に配備する。
南西方面にも2基配備するのは、中国も東風-21などの
MRBM を100基以上も保有しているためで、防衛庁はシミュレーションの結果、北朝鮮と中国から弾道ミサイル
が発射されても、日本全土をカバーできるレーダー網の整備が必要と判断した。
防衛庁は FPS-XX 4基目の配備が終わる23年度を MD システムの完成時期としている。
2005.05.12
Yahoo
読売新聞記事
<0510-051201>
在日米軍の司令官が11日、日米両政府がミサイル防衛システムの2006年度末からの導入に合わせて、米軍と自衛隊による
統合共同作戦センターを横田基地に設置する方向で調整していることを明らかにした。
同センターでは、北朝鮮の弾道ミサイル発射を米軍の早期警戒衛星の情報により日米で同時に把握し、迎撃能
力を持つ日本のイージス艦や PAC-3 部隊に即時に伝達、迎撃する。
北朝鮮の弾道ミサイルが日本まで約10分で到達するのに対し、日本側に情報が伝わるのに現在のシステムでは10分
弱かかることもあるという。
2005.03.10
Inside the Pentagon
OSD official: Japan,U.S. Missile Defense cooperation increasing
<0508-031001>
DoD は、日本とのミサイル防衛に関する共同が着実に進んでいることを明らかにした。 日本は西太平洋で BM と CM の脅威が高まっ
ていると認識し、ミサイル防衛に力を注いでおり、FY-05の PAC-3 導入、FY-06の Aegis/SM-3 導入を目指している。
また、海上ミサイル防衛の方向についての日米共同分析を終え、共同防衛に関する今後の枠組みと開発の方向を明らかにしている。
2005.03.03
Yahoo
読売新聞記事
<0506-030301>
日米両政府は、イージス艦のレーダー能力向上のための日米共同技術研究を、2005年度から
開始する方針で大筋合意した。 共同研究の対象は、日本で携帯電話の中継基地局用に開発した半導体
を使用する方式で、レーダーの探知能力が大幅に改善されるという。
研究は2007年度までの3年間の予定で、このほか新型迎撃ミサイルの迎撃試験を今年9月に行う方針も確認した
。
2005.03
International Defense Review
Lockheed receives PAC-3 contract
<0506-030003>
Lockheed Martin社が1月に、156発の PAC-3 弾を$532Mで受注した。 156発は2006
年までに米陸軍に納入され、そのうち32発が蘭空軍、16発が航空自衛隊に FMS で売却される。
2005.02.16
東京新聞
ミサイル防衛、迎撃に民有地使用不可避 改正案に想定なし
<0505-021602>
防衛庁関係者によると、PAC-3 が迎撃態勢を取るには各高射隊が持つ五機の発射機を、防御範囲に発射機を1基
ずつ約50km間隔ですき間なく並べる必要があり、空自が選定した適地には、ゴルフ場などの民有地が含まれる。
弾道ミサイル対処は防衛出動を発動するいとまがない緊急事態を想定しており、陣地構築を抜きに踏み切る公
算が大きい。 防衛庁政策課は国有地を活用すれば大部分の地域はカバーできるというが、別の防衛庁関係者はそれでは
迎撃の可能性が格段に下がるとしている。
2005.02.16
Yahoo
読売新聞記事
<0505-021601>
政府は15日、MD システムが配備されるまでの当面の措置として、PAC-2 で弾道弾を迎撃する方針を固めた。
PAC-2 は本来、航空機や射程300km程度の TBM を撃墜するためのミサイルで、射程が1,000kmを超えるノドンやテポドンといった弾道弾
に対応できるかは不明であり、破片弾頭方式のため弾道弾を完全に破壊することはできない
が、防衛庁幹部は、首相官邸に落下する恐れがある場合に手前で落下させたり、核弾頭を爆発させずに落下させたりできる可能性
はあるとしている。
2005.02.09
Jane's Defence Weekly
US sells PAC-3 missiles to Japan and Netherlands
<0505-020907>
米陸軍が初の PAC-3 の量産契約となる Lot 6 を、$532Mで Lockheed Martin社に発注した。 この契約では
156発が生産され、そのうち16発は日本、32発はオランダに FMS 契約で引き渡される。
最終納期は2006年に予定されている。
日本とは共同生産の合意が2004年になされており、以降の購入分はこれにより行われる。
一方 Lockheed Martin社は引き続き、能力向上型 PAC-3 である MSE (Missile Segment Enhancement) 計画の
推進を軍に働きかけており、発射試験は2008年、量産決定は2009年に予定されている。
2005.02.02
Inside Missile Defense
Lockheed Martin gets $532 million PAC-3 production contract
<0505-020202>
Lockheed Martin社は、米陸軍、オランダ及び日本の装備用として156発の PAC-3 を $532Mで受注した。
納入時期は2006年中で、156発の内32発は蘭へ、16発は日本へいずれも FMS で納入される。
日本は現在、PAC-2 24個 FU、120基の発射機を展開しており、PAC-3換装後、2007年のIOC、2011年のフル運用
開始を予定する。
PAC-3 は昨年、3回の運用評価試験が行われ、いずれも迎撃に成功、これまでの試験では19発中17発が迎撃に成功している。
2005.02
International Defense Review
Japanese Aegis
<0504-020009>
Lockheed Martin社は、$10Mの FMS で、海上自衛隊の こんごう 級 Aegis駆逐艦の技術支援と、
Baseline J3.3.z ソフトの契約を受注し、作業を行っている。 この作業は2007年3月まで続けられる。
2005.01.10
Yahoo
共同通信記事
<0502-011003>
米国防総省は日米が共同技術研究を進めている直径約53cmの SM-3 の開発に乗り出すことを決め、年内にも日
本政府と協議を開始する方針を固めたことを、同省当局者が10日までに明らかにした。
生産、実戦配備に移行するには少なくとも3〜5年かかる(同省当局者)とみられる。
【註:】
SM-3 改良型の共同開発について防衛庁は、直径を21inchと大型化することを強く主張していたが、米側は直径31inchの海上型 KEI を
開発する計画があるため難色を示し、SM-3 と同じ13.5inchにすることを主張していた。
2005.01.10
Yahoo
毎日新聞記事
<0502-011002>
米国が日本政府に対し ABL システムの日米共同の技術研究を非公式に打診していることが9日に明らかになっ
た。
ABL システムは米空軍がボーイング社などと契約して開発を続けているが、配備までに数千億円規模の開発費がかかるといわれ、技術
開発の遅れが指摘されていた。
2005.01
Jane's Missiles & Rockets
Aegis software upgrades for Kongo-class destroyers
<0504-010005>
Lockheed Martin社が$10.33Mでこんごう級 Aegis艦のソフト更新を受注した。 AWS (Aegis Weapon System) コンピュータの
ソフトウェアである Baseline J3 は、こんごう級 Aegis艦のために開発されたものである。