2023年のミサイル防衛(国内)に関する報道

         
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2023.12.23
 21:17
産経新聞

(Yahoo)

先島諸島に PAC3 一部配置継続へ 防衛省、北朝鮮の衛星発射供え迎撃態勢継続 <2401-122309>
 防衛省が、北朝鮮による人工衛星発射に備えて先島諸島に配置しているPAC-3部隊を、規模を縮小した上で一部を現地に残す方向で調整している。 PAC-3は宮古、石垣、与那国の3島に2基ずつ配置されているのを1基ずつに削減して残置する見通しである。
 北朝鮮の朝鮮中央通信は、早期に複数の衛星を追加する計画があると報じており、防衛省は迎撃態勢の継続が必要だと判断したとみられる。
2023.12.19
 19:52
産経新聞

(Yahoo)

埼玉県内初のミサイル飛来想定訓練 国・県・自治体3者共催 上里町の神保原小 <2401-121907>
 埼玉県内初となる国県自治体の3者が共催するBM飛来を想定した避難訓練が19日ら上里町の神保原小で行われ、同校の児童が参加した。
 県内では小川町が2024年1月に中学校で予定していた同内容の避難訓練を見送ると県に11月に通知したため大野知事がこの小川町の対応に懸念を示したことで、上里町の訓練実施の行方が注目されていた。
2023.12.19
 10:44
TBS News

(Yahoo)

日米韓による北朝鮮ミサイル警戒情報のリアルタイム共有が運用開始 防衛省が発表 <2401-121903>
 防衛省が19日、年内の運用開始を目指していた日米韓3ヵ国による北朝鮮ミサイル警戒情報のリアルタイム共有について、運用を開始したことを発表した。
 また、併せて複数年にわたる3ヵ国の訓練計画を共同で策定したことも発表した。
2023.12.14
 14:57
産経新聞

(Yahoo)

米高官 北ミサイル情報の即時共有システム「数日内に稼働見込み」 <2401-121408>
 米国家安全保障会議 (NSC) インド太平洋部長のラップフーパー氏が13日にワシントン市内の講演で、北朝鮮が発射するBMの情報を日米韓で即時共有するシステムが数日内に稼働する見込みだと明らかにした。
2023.11.12
 18:09
時事通信

(Yahoo)

ミサイル情報、12月に共有開始 対北朝鮮、日米韓防衛相が会談 <2312-111202>
 木原防衛相が12日、訪韓中のオースティン米国防長官韓国の申国防相とオンラインで会談し、北朝鮮のBM情報を日米韓3ヵ国で即時共有するシステムについて、12月中の運用開始を確認した。 各国防相は、即時共有に向けた調整が最終段階を迎えているとの認識を共有し、作業を加速させることで一致した。
 また、日米韓の共同訓練の定例化に向け、年末までに複数年にわたる訓練計画を策定する方針も確認した。
 日米、米韓はミサイル情報をシステムを通じリアルタイムで共有しているが、日韓は事後共有にとどまってきた。 3ヵ国の即時共有によりミサイルの探知や分析の精度が高まると期待される。 日米韓首脳は2022年11月の会談でミサイル情報の即時共有に合意していた。
2023.11.08
 08:22
東亞日報 韓米日「ミサイル情報共有システム」今月完了 <2312-110805>
 日米韓3ヵ国が、北朝鮮のミサイル情報をリアルタイムで共有するシステムの構築を11月中に完了することを、早ければ来週にもこれを公式に発表することも調整している。
 日米韓首脳が2022年11月にプノンペンで3ヵ国のシステムを統合することで合意してから1年が経ち、早ければ2023年末頃から北朝鮮がBMを発射した際にこのシステムを活用できるようになるとみられる。
2023.09.09
 17:01
JSF

(Yahoo)

新艦対空誘導弾(能力向上型)はサイドスラスター装備で”PAC-3化”を目指す <2310-090907>
 9月8日に防衛省から「令和5年度 事前の事業評価 評価書一覧」が発表され、17種類の新兵器の開発研究の概要が掲載されている。 その中の「11、新艦対空誘導弾(能力向上型)」で新たな事実が判明した。
 新艦対空誘導弾は03式中距離地対空誘導弾(改)に大型ブースターを装着して長距離艦載SAMとしたものだが、事業評価には新艦対空誘導弾(能力向上型)への改良内容が掲載されている。
 新艦対空誘導弾(能力向上型)開発で達成すべき目標としては、「高速目標の経路予測技術の確立」と「高速目標の追尾技術の確立」があげられており、追尾技術の確立としては「高高度から高速で侵入する目標を撃墜するため、誘導弾が目標の軌道変化に追尾/応答するためのシーカーとサイドスラスタ技術を確立する」としている。
 サイドスラスターを装備する目的はBMと極超音速兵器の迎撃である。
 これは03式中距離地対空誘導弾(改)能力向上もサイドスラスターを装備することを意味し、開発の順序から、まず03式中距離地対空誘導弾(改)能力向上にサイドスラスターを装備し、次いで新艦対空誘導弾(能力向上型)にも適用するという流れになると見られる。
【註】
 翼で制御される通常のミサイルが舵を切って徐々にミサイルの向きを変えるのに対し、弾体から横方向にガスを噴射するサイドスラスタでは至短時間で向きを変えることが出来ると共に、舵がきかない空気が薄い又は真空の高空での制御に適する。  ただ、ほぼ真空状態の大気圏上層部や大気圏外でサイドスラスタだけを噴射してもミサイルは横向きのままでそのままの方向に飛ぶだけなので、そのような高度ではロケットモータを切り離し、THAADやSM-3 Block ⅡA、GMD GBIEKVのような位置姿勢制御装置 (DACS) によらなければならない。
2023.08.29
 12:02
FNN Prime

(Yahoo)

日米韓が日本海で共同訓練 北朝鮮をけん制する狙いか <2309-082905>
 北朝鮮メディアが29日、金総書記が日米韓の首脳を「ごろつき」と批判し、海軍に核を配備する方針を示したと報じた。
 こうしたなか、日米韓3ヵ国が29日午前に日本海で共同訓練を実施した。
 複数の防衛省関係者によると、共同訓練はBM発射を繰り返す北朝鮮を牽制する狙いがあるとみられる。
2023.08.26
 10:54
共同通信

(Yahoo)

新潟でミサイル避難訓練 飛来想定し行動手順確認 <2309-082604>
 政府や新潟県などが26日、同県見附市BMの飛来を想定した住民らを対象に避難訓練を行った。 住民ら約70人が公民館と地下歩道の2カ所で避難の手順を確かめ、市職員らは避難誘導や被害の実態把握の方法などを確認した。
 政府は本年度中に、全国36自治体で同様の訓練を計画していて、新潟県内では27日には佐渡市で行われる。
2023.08.04
 11:38
共同通信

(Yahoo)

札幌でミサイル想定の避難訓練 訪日客への多言語伝達も <2309-080406>
 国と北海道、札幌市が4日、他国からのBM飛来を想定し札幌市で避難訓練を実施した。 参加した住民ら約60人は市の防災アプリで通知を受け取ると、地下街に逃げ込んだり、公園のベンチ裏などに隠れて頭をかばんで守ったりした。
 訪日客を念頭に、アプリでは英語や中国語、韓国語でも情報を発信した。 英語で確認したというボリビア出身の語学講師は「見やすかった」と評価した一方で「英語が話せない人のため、より多くの言語があれば」と要望した。
 政府は令和5年度に全国36自治体で訓練を計画しており、札幌市は青森県つがる市、山形県高畠町に次いで3ヵ所目になる。
2023.07.16
 09:56
聯合ニュース

(Yahoo)

韓米日 朝鮮半島東の海上でミサイル防衛訓練=北ICBMに対応 <2308-071602>
 日米と韓国が16日、北朝鮮の核とICBM発射に対応したBMD演習を日本海上で実施した。
 韓国海軍によると、演習には同軍のAegis駆逐艦栗谷李珥、米海軍駆逐艦John Finn、海上自衛隊の護衛艦まやが参加した。
 2022年5月の韓国の尹政権発足後、日米韓3ヵ国が海上BMD演習を行うのは2022年10月と2023年2月、4月に続き4回目で、3ヵ月ぶりに実施したのは北朝鮮が5月31日に「宇宙発射体」を打ち上げたのに続き、7月12日に火星-18 ICBMを発射するなど、挑発を強めていることを受けた決定とみられる。
2023.06.01
 14:34
時事通信

(Yahoo)

ミサイル迎撃能力最大級に 発射装置3割増、新型イージス 三菱重工、JMUと設計契約・防衛省 <2307-060108>
 防衛省が建造するイージス・システム搭載艦が、迎撃ミサイルの数を大幅に増やし、海上自衛隊のイージス艦では迎撃能力が最大級となることが1日、同省関係者への取材で分かった。 
VLS128セルで既存イージス艦の3割以上増える。
 レーダやVLSはAegis Ashore用に取得したものを転用するが、VLSはそれだけでは足りないため追加調達し、令和9年度に一番艦10年度に二番艦就役させる。
 防衛省によると、4月に一番艦の詳細設計を三菱重工業と17億円で契約し、二番艦の詳細設計はJMU社と5月に7億円で契約した。
 搭載するミサイルは、SM-3 Block2A、SM-6などで、Tomahawkの搭載は現計画に含まれないが、政府筋によると「VLSからトマホークを撃てるよう指揮システムを追加できる拡張性はある」という。
2023.05:16
 07:09
時事通信

(Yahoo)

新型迎撃ミサイル納入=海自イージス艦、順次配備―存立危機事態使用も・防衛省 <2306-051604>
 防衛省関係者への取材で15日、米政府が有償軍事援助 (
FMS) で日米が共同開発したSM-3 Block 2Aを納入したことが分かった。
2023.05:10
 11:54
時事通信

(Yahoo)

ミサイル避難訓練を実施 2300人参加 青森 <2306-051012>
 北朝鮮によるBM発射が相次ぐ中、青森県つがる市で10日に、市内の全12小中学校の児童、生徒や地元住民ら2,300人が参加し、BM発射を想定した避難訓練が行われ、情報伝達や避難の手順などを確認した。 訓練は政府と青森県、つがる市が共同で実施し、外国からBMが発射され、日本上空を通過する想定で行った。
 同様の訓練は今後各地で行われるが、令和5年度は青森県が初めてである。
2023.05:09
 05:00
讀賣新聞

(Yahoo)

日韓レーダーを連結、北ミサイル発射情報を即時共有へ…迎撃能力やJアラートの精度向上 <2306-050904>
 複数の日米韓政府関係者が、日米韓3ヵ国北朝鮮のBMを探知追尾する日韓両国のレーダを米国経由で連結し、ミサイル関連情報を3ヵ国で即時共有する方針を固めたことを明らかにした。 19~21日に広島市で開催する先進7ヵ国首脳会議(G7サミット)にあわせて実施する日米韓首脳会談で調整状況を最終確認し、6月初旬にシンガポールで開催予定の日米韓防衛相会談で大筋合意する。
 同盟関係にない日韓のシステムを直接つなぐのは困難なため、自衛隊と在日米軍、韓国軍と在韓米軍がそれぞれ使用するレーダなどのC&Cシステムを、米インド太平洋軍司令部を通じて接続し、日米韓が情報を即時共有する。
 法的な枠組みとしては、2014年締結の「日米韓情報共有に関する防衛当局間取り決め (TISA) を活用する。
 日本の迎撃能力強化につながる取り組みで、早期の運用開始を目指す。
2023.05:08
 12:34
時事通信

(Yahoo)

宮古島に PAC3 配備 松野官房長官 <2306-050807>
 松野官房長官が8日の記者会見で、北朝鮮の長距離BM発射に備えPAC-3を空自宮古島分屯基地に配備すると明らかにした。
 PAC-3は陸自石垣駐屯地と同与那国駐屯地にも展開しており、松野長官は「適切な態勢を構築しており、わが国の平和と安全確保に万全を期す」と強調した。
2023.05.03 Jane's Defence Weekly Japan, South Korea, and US flex BMD muscles after Pyonguang missile test <2307-050303>
 北朝鮮のBM発射を受けて、日米韓海軍が4月17日にBMD訓練を実施した。 訓練には護衛艦あたご、KDX-Ⅲ駆逐艦Sejong Daewang、Arleigh Burke駆逐艦Benfoldが参加した。
 同様の訓練は2022年120月にも実施している。
2023.04.23
 10:13
共同通信

(Yahoo)

PAC3、沖縄配備に着手 自衛隊、関連部隊が移動 <2305-042301>
 政府関係者らへの取材で、北朝鮮が偵察衛星の発射するのに備えた破壊措置準備命令を発令したのに伴い、自衛隊は23日に沖縄県にPAC-3を配備する準備に着手し、同日午前に関連部隊が移動を開始したことが分かった。
 博多港では、09:00頃に着岸した民間フェリーに大型車両が次々に運び込まれ、隊員も乗り込んだ。 積載作業は約50分間で終わり、フェリーは港を離れた。
2023.04.22
 14:48
琉球新報

(Yahoo)

沖縄の先島への PAC3 展開を検討 ミサイル迎撃 北朝鮮の「衛星」発射に備え防衛相が「破壊準備措置命令」発出 <2305-042209>
 浜田防衛相が北朝鮮による軍事偵察衛星1号の発射計画をうけて22日、日本領域に落下する事態に備え迎撃ミサイルなどの部隊を展開するため、自衛隊法82条に基づいてBMなどに対する破壊措置を命じる可能性があるとして破壊準備措置命令を発令した。
 命令に基づき吉田統合幕僚長が陸海空自衛隊各部隊の動きを指示するが、沖縄県内各地にPAC-3や移動通信部隊、陸上自衛隊部隊を展開する準備を命じた。 関係者によると、沖縄県内の先島諸島が展開先となる見通しである。 迎撃ミサイルが搭載された護衛艦の展開も防衛相の命令に含まれている。
 2012年や2016年にも北朝鮮の動向を受け、県内に迎撃ミサイルが一時展開された。 県内では空自の那覇基地や知念分屯基地、恩納分屯基地にPAC-3が配備されている。
2023.04.22
 13:49
讀賣新聞

(Yahoo)

北朝鮮の軍事衛星打ち上げに備え、防衛相が「破壊措置準備命令」…「PAC3」を沖縄に配備 <2305-042208>
 浜田防衛相が22日、北朝鮮が軍事偵察衛星の打ち上げを予告していることに対し、PAC-3を沖縄県内に配備するなどの破壊措置準備命令を発令した。 政府関係者によると、偵察衛星は南西諸島上空を通過する可能性があるという。 同命令の発令は2012年12月以来である。
 北朝鮮が、韓国の尹大統領が訪米する24日前後に偵察衛星を打ち上げるとの見方があり、日本は米国、韓国と連携して警戒監視を強化する。
2023.04.17
 16:27
FNN Prime

(Yahoo)

日米韓が共同訓練 弾道ミサイル情報共有の手順を確認 <2305-041711>
 防衛省が、海上自衛隊のAegis艦が17日に米海軍、韓国海軍艦BM情報共有訓練を日本海で行ったことを明らかにした。 今回の日米韓による共同訓練で、BMが発射された際の情報共有の手順が確認されたものとみられる。
 北朝鮮は13日にもICBM級を発射するなど、CMを含めると2023年に入り12回発射している。
2023.03.09
 06:00
共同通信

(Yahoo)

北朝鮮ミサイル発射、即時共有へ 日米韓局長、4月中旬協議 <2304-030904>
 関係者が8日日米韓3ヵ国が、北朝鮮のBM発射情報の即時共有に向け、防衛当局局長級の「日米韓防衛実務者協議 (DTT)」を4月中旬にワシントンで開催する方向で調整に入ったことを明らかにした。
 2022年11月の3ヵ国首脳会談で即時共有方針で一致していたが、具体的な高官協議に入れていなかったが、日韓が元徴用工訴訟問題の解決策で合意し関係改善機運が高まっていることを受け、米国を中心にした3ヵ国の防衛協力を進展させる。  局長級のDTTは2020年5月以来。現在、ミサイルの発射から着弾までを探知するため、日米、米韓はそれぞれの間でシステムが連接しているが、日韓間はリアルタイムでの情報共有ができていない
2023.03.04
 01:30
日経新聞 原発・離島防衛に国産迎撃ミサイル 全国14部隊に導入へ <2304-030401>
 防衛省はBMや極超音速滑空兵器 (
HGV) による攻撃に対抗できる国産の迎撃弾を令和9年度までに新たに導入し、全国に14個地上部隊を配備し、原子力発電所などの重要インフラや南西諸島の拠点の防衛に役立てる。
 現有のPatriot PAC3を補完するため5年度から03式中距離地対空誘導弾(中SAM)を改良した新迎撃弾の試作に入る。
 新たな迎撃弾が加わり、防衛網は厚くなり、陸自の駐屯地など活用する施設の選択肢が広がる。
 HGVは大気圏内の高度20〜100kmの低空域をMach 5倍以上で飛ぶため、大気圏外で対応するSM-3は適さない。 このため全国の守りを固めるには遠方を滑空する段階で迎撃する能力の取得が急務で、日米両政府は1月の防衛相会談で極超音速ミサイルの迎撃技術を共同で研究すると合意している。
2023.02.23
 10:41
AFP=時事

(Yahoo)

日米韓、日本海でミサイル対応共同訓練 「あたご」も参加 <2303-022305>
 韓国国防省が22日、日米韓3ヵ国が22日に日本海で実施したBMD情報共有訓練の写真を公開した。
 海上自衛隊の護衛艦あたご、米海軍駆逐艦Barry、韓国海軍駆逐艦世宗大王が参加した。
2023.02.20
 19:00
日テレ News

(Yahoo)

海上保安庁 北ミサイル2発に発射情報3回発表 政府はシステムを点検 <2303-022017>
 北朝鮮が20日に発射したBMは2発だったにもかかわらず、海上保安庁は3回にわたって発射情報を発表した。
 これについて松野官房長官は「内閣官房事態室においては2回目の発射情報が海上保安庁に到達しているか直ちに確認できなかったため再度送信を行い、これが結果的に3回目の情報発出になった」と説明した。 ミサイルの発射情報は防衛省が捕捉し、内閣官房事態室から海上保安庁に伝達されている。
2023.01.21
 22:33
讀賣新聞

(Yahoo)

弾道ミサイル飛来を想定、那覇で住民避難訓練…沖縄で与那国に続き2か所目 <2302-012110>
 BMの飛来を想定した住民避難訓練が21日に那覇市で行われた。 沖縄県内では2022年11月の与那国町に続き2ヵ所目で、訓練は国と県、同市が共同で実施した。 知念市長は「有事の備えをしっかり市民に啓発することが自治体の役割だ」と話した。
 10:00過ぎに同市銘苅地区の防災行政無線から避難を促す放送が流れ、屋外にいた住民83人が近くの建物の地下駐車場へ退避した。 住民たちは壁際にしゃがみ込んで頭を両手で覆い、ミサイル通過のアナウンスが流れるまでの数分間、身の安全を確保した。
 南西諸島の防衛力強化の議論が進む中、有事に備えた本格的な訓練が進んでいる。
2023.01.01
 05:00
讀賣新聞

(Yahoo)

日韓がミサイル探知レーダー接続、情報を即時共有へ…対北迎撃能力向上 <2302-010102>
 複数の両政府関係者が、日韓両政府が北朝鮮のミサイルを探知追尾するレーダ情報を即時共有する方向で検討を始めたことを明らかにした。 両政府の幹部などによると、米インド太平洋軍を交えた日米韓による技術的な検討が始まっている。 早ければ年内の実現を目指し、協議を加速させる。
 両国のシステムを米国経由で一部連結する案が浮上している。 実現すれば、ミサイルの飛行データをより早く把握できるようになり、ミサイル防衛や国民への情報発信などの能力向上につながる。