2016年以前の日米防衛協力に関する報道

年 月 日
出   典
標       題
要             旨
2016.12.30 Yahoo 読売新聞記事

「北ミサイル、日米共同監視…海自艦の交代カバー」

<1701-123002>
 北朝鮮の弾道弾発射に備え、海上自衛隊と米海軍が今年秋から日本海での共同警戒監視を 始めていた。 日本側の要請によるものだが、自衛隊の実任務を米軍がカバーするのは異例である。
 日本政府の破壊措置命令に基づき、迎撃態勢を維持する海自のAegis艦が、米艦が補給などで日本海を離れる際に代わって警戒監視を担っている。
2016.12.22 Yahoo 朝日新聞記事

「米艦防護の運用指針を決定 防衛相『日米の抑止力強化』」

<1701-122203>
 政府が22日に国家安全保障会議(
NSC)を開き、安全保障関連法に基づき平時から自衛隊 が米軍などの艦船を守る武器等防護についての運用指針を決定した。 これによりBMD任務に当たる米軍などの艦船を 自衛隊が守ることができるようになる。
 武器等防護は平時とグレーゾーン事態に対応するもので、自衛隊と連携して我が国の防衛に資する活動に関わっている米軍などから事前に警護要請を受けた防衛相が、 実施するかどうかを判断する。 想定する場面としては、
 ① 日米共同訓練
 ② 米Aegis艦による北朝鮮のBM警戒
 ③ 重要影響事態における米軍への後方支援活動
などで、防護対象は米国艦船のほか豪州艦船も想定している。
2016.11.18 Yahoo 読売新聞記事

「米軍機訓練移転、馬毛島購入へ…政府方針固める」

<1612-111802>
 複数の政府筋が、政府が在日米軍再編計画の柱の一つである米艦載機の離着陸訓練(FCLP)の移転先について、候補地の西之表市 馬毛島を購入する方針を固めたことを明らかにした。
 年度内に土地を鑑定評価した上で購入額を確定し、来年度から訓練施設の調査設計に着手したい考えで、購入額は数十億円に上る見通しである。 政府は普天間飛行 場のOspreyの訓練移転なども検討する。
【関連記事:1612-110501 (産経新聞 2016.11.05)】
2016.11.05 産経新聞インターネット 政府、馬毛島買収へ 無人島で騒音問題なし 滑走路あり造成も不要 <1612-110501>
 米海軍の空母艦載機基地が厚木基地から岩国基地に移駐する期限が来年に迫っているなか、艦載機の陸上離着陸訓練 (FCLP)場の移転先となる鹿児島県西之表市馬毛島の用地買収で、政府と地権者との間で契約の目処が立った。
 艦載機の拠点の厚木から硫黄島は1,200kmと遠かったが、岩国に移ると1,400kmとさらに遠くなる。 それに対し岩国から馬毛島までは400kmで、無 人島のため騒音問題も生じにくいうえ、土地が平らで既に滑走路2本も造成されており、これ以上の適地はないされてきた。
馬毛島の位置 (Google Map)】
2016.11.04 Stars & Stripes Japan preparing amphibious force: it looks a lot like a Marine brigade <1612-110404>
 島嶼奪還を想定した日米共同演習Keen Swordが今週、北マリアナで行われているが、日本政府は 2018年3月2,100名規模の海兵隊型旅団「水陸機動団」を発足させる。
2016.10.31 Stars & Stripes US, Japan to focus on amphibious landing during Keen Sword <1611-103103>
 日米共同演習Keen Swordが30日にグアム及び北マリアナで開始され、11月11日まで行われる。 Keen Swordは昨年 カリフォルニアで行われたIron First演習に続くもので、日本側からは水陸機動団が参加して島嶼奪還を想定した演習が行わ れている。
2016.09.16 Yahoo 毎日新聞記事

「日米防衛相『南シナ海』連携で一致…沿岸国を支援」

<2.pdf>1610-091602>
 稲田防衛相が15日午後(日本時間16日午前)にカーター米国防長官と会談し、中国が軍事拠点化を進める南シナ海 問題が国際社会の懸念事項になっているとの認識を共有すると共に、中国の主張を否定した7月の仲裁裁判所の判決を踏まえ、国際法による解決を求めた。
 また合わせて沿岸国の対処能力の構築を日米で連携して支援することで一致した。
2016.06.15 Jane's Defence Weekly Japan, US sign reciprocal defence procurement deal <1608-061505>
 日米が6月4日、日本から米国への武器輸出に関する
MoUに署名した。
 この協定はRDP-MoUと呼ばれ、米国は今までNATO諸国と締結しており、今回の締結で日本がNATO 加盟国並みの扱いを受けることになった。
2016.03.30 東京新聞

インターネット

自衛隊、米比演習に定期参加へ 中国けん制 <1604-033004>
 南・東南アジア担当の米国防副次官補が29日、米軍とフィリピン軍が南シナ海に面するフィリピン各地で実施する 合同演習に、自衛隊が定期的に正式参加するようになるとの見通しを示した。
 自衛隊はこれまでオブザーバーとして参加していた。
2016.02.08 東京新聞

インターネット

日米豪比、海保トップ会合へ 中国をけん制、海上警備連携 <1603-020806>
 日米両政府がオーストラリアとフィリピンを含めた4ヵ国による初の海上保 安機関長官級会合を今年前半にも開く方向で調整していることを、関係国の複数の外交筋が8日に明らかにした。
 各国の海保機関トップが集まり、東シナ海や南シナ海で活動を活発化させる中国をにらんだ海上警備態勢の強化へ連携を深める。
2016.01.21 Military Times U.S., Japan navies conduct war games near Guam <1602-012105>
 米海軍が20日、グアム近海で行われる対潜、対空を手とした日米年次演習GUAMEXに、駆逐艦MustinMcCampbell が参加すると発表した。 海上自衛隊は6隻が参加するという。
 この演習にはEA-18G 7機潜水艦1隻も参加するが、潜水艦はどちらの国からかは明らかにされていない。
2016.01.14 Yahoo 毎日新聞記事

「日米豪 初の共同巡航訓練実施へ」

<1602-011402>
 海上自衛隊が14日、日米豪初の共同訓練をインド東部のベンガル湾で今月末から実施すると発表した。
 訓練は2月6日のインドでの国際観艦式に日米豪が参加するのに合わせて行われ、日本からは護衛艦、米軍は巡洋艦、豪軍から艦船と、各国から1隻ずつの艦船が、並走した り、位置を入れ替えたりなどの戦術運動や通信訓練など基本的な動作の確認を行う。
2015.10.29 読売新聞

インターネット

海自と米軍、南シナ海で共同訓練…中国けん制か <1511-102906>
 海上自衛隊米海軍南シナ海共同訓練を行っている。 参加して いるのは、日米印が今月中旬にインド洋で行った軍事共同訓練に参加していた護衛艦 ふゆづき と、米空母 Theodore Roosevelt などの艦船で、訓練は28日に始まり、数日間にわたり南シナ海を移動しながら、乗組員をヘリコプターで移動させたり、通信を行ったりする訓練を行 う。
 訓練海域は、中国が領有権を主張している南シナ海スプラトリー諸島からは離れた場所だが、日米連携をアピールするこ とにより中国をけん制する狙いがあるとみられる。
2015.09.16 Jane's Defence Weekly USMC exercise demonstrates composite force concept <1511-091602>
 米海兵隊が隔年開催する国際演習 Dawn Blitz 2015 (DB15) で、臨機応変編成複合軍 (ad hoc composite) 構想を実証し た。 この構想では、今回 DB15 に陸海空部隊を参加させた米国、日本、メキシコ、ニュージーランド軍のほか、豪、コロナビア、チリなどの 各国軍と協同する。
 DB15 は前回2013年に比べ、50%増の艦船12隻が参加した。
2015.09.07 Yahoo 朝日新聞記事

「自衛隊、後方支援部隊が上陸作戦に初参加 米軍との訓練」

<1510-090703>
 カリフォルニアで行われている米軍主催水陸両用作戦演習ドーン・ブリッツで、 自衛隊後方支援部隊初めて上陸作戦に参加させた。
 前日に第一線の戦闘部隊が上陸した砂浜に6日午前9時すぎ、トラック、ブルドーザ、救急車などが揚陸艇で上陸した。 後方支援部隊の陸上自衛隊員約30人が1時間半ほどで テントや偽装網を張り、指揮所や患者収容所、弾薬集積所、車両の整備拠点などの後方支援拠点を設営した。
2015.09.02 NHKニュース 自衛隊と米軍 約4000人参加の上陸訓練 <1510-090202>
 自衛隊と米軍4,000名が参加する大規模な上陸演習が、8月31日にカリフォル ニア州で始まった。 演習には、自衛隊の護衛艦やヘリコプタのほか1,100名の隊員が派遣され、米軍からは艦艇や海兵隊部隊など3,000名参加する。
 1日には、日米の部隊による実弾射撃訓練が公開され、米艦艇や自衛隊の艦砲射撃が公開された。
2015.08.12 Military Times Japanese paratroopers in landmark jump over Alaska <1509-081209>
 24名の陸上自衛隊員が12日、Elmendorf-Richardson基地の米空挺隊員と共に、アラスカ州 Fort Greeley 近くの Donnelly 演習場に降下した。 降下には横田基地所属の C-130 が使われた。
 この降下は日米共同訓練 Operation Arctic Aurora の総仕上げとなるもので、米降下隊員は2月から日本で日本の隊員と共に日本の CH-47 による 降下訓練を行ってきた。
2015.07.23 Yahoo 朝日新聞記事

「イージス艦システム生産、三菱重など初参加へ 米に輸出」

<1508-072301>
 政府が23日の国家安全保障会議 (NSC) で、Aegis艦用表示装置共同生産に向け、米国にソフトウェアと 部品を輸出することを決めた。 防衛省によると、ソフトは三菱重工業、部品は富士通が生産する。 米国防総省が日本企業の参加を呼びかけていたもので、Aegis シ ステムの生産に日本企業が参加するのは初めてである。
 防衛省によると、共同開発するのはイージス艦内で作戦に必要な情報を表示させる装置で、装置全体を Lockheed Marin社が製造し、表示ソフトとコンピュータの入出力装置 やタブレットなど部品の一部に、日本企業の民生技術を活用する。
2015.06.10 Jane's Defence Weekly Pentagon working to expand Asia-Pacific partnerships <1508-061001>
 シンガポールで開かれたシャングリラ対話で5月30日、カーター米国防長官がアジア太平洋におけるリバランス新たな段階に入ったと述べた。
 その理由として日米豪三ヶ国の連携を挙げ、7月に行われる米豪合同演習 Talisman Saber への日本の参加のほか、2014年 8月に行われた三ヶ国の対潜演習や2014年11月の Michinoku ALERT 2014 演習、2015年2月の Cope North Guam 演習、5月下旬から6月中旬にかけて実施している Southern Jackaroo 演習の実施などを挙げた。
2015.06.03 Yahoo 朝鮮日報記事

「横須賀に米新鋭イージス艦配備、中国をけん制か」

<1507-060301>
 米海軍の巡洋艦 CG 62 Chancellorsville が先月28日、サンディエゴから横須賀基地に向けて出港した。 米海軍の巡洋艦近代化計画に基 づく改良作業を終えた Chancellorsville は Aegis Baseline 9 を搭載している。  Baseline 9 搭載艦が前進配備されるのは今回が初めて である。
 米海軍は2017年までに駆逐艦2隻を横須賀に追加配備する計画で、今年の夏には DDG 65 Benford、2017年には DDG 69 Milius が配備される。
【註】
 Aegis Baseline 9 には、巡洋艦搭載の Baseline 9A と駆逐艦搭載の Baseline 9C があり、9A では SM-6 の射撃が可能になる。
 DDG 65 Benford と DDG 69 Milius は、共に Baseline 9C を装備している。
Chancellorsville と Baseline 9 関連記事:1307-060012 (JMR 2013.06)】
2015.04.30 産経新聞

インターネット

日米防衛相会談 宇宙 WG 設置を確認 <1505-043001
 訪米中の中谷防衛相が28日にカーター国防長官と会談し、日米防衛協力のための指針(ガイドライン)」再改定で宇宙サイバ分野での協力強化で合意したのを受け、日米防衛 当局間で宇宙分野の情報共有、訓練、要員育成を図る「宇宙協力ワーキンググループ (WG)」の設置を確認した。
 WG は年1回以上開催し、宇宙ごみなどの宇宙状況監視を中心とした分野で協力を図る。
2015.04.30 産経新聞

インターネット

日米防衛相会談 宇宙 WG 設置を確認 <1505-043001
 訪米中の中谷防衛相が28日にカーター国防長官と会談し、日米防衛協力のための指針(ガイドライン)」再改定で宇宙サイバ分野での協力強化で合意したのを受け、日米防衛 当局間で宇宙分野の情報共有、訓練、要員育成を図る「宇宙協力ワーキンググループ (WG)」の設置を確認した。
 WG は年1回以上開催し、宇宙ごみなどの宇宙状況監視を中心とした分野で協力を図る。
2015.04.28 東京新聞

インターネット

日米防衛新指針 安保法制より先行 戦時の機雷掃海明記 <1505-042803>
 日米両政府は日本時間27日深夜に外務防衛閣僚会合 (2+2) を開き、自衛隊と米軍の役割分担を定めた日米防衛協力指針(ガイド ライン)の再改定で合意した。  新指針はアジア太平洋地域およびこれを越えた地域の平和と安全に主導的役割を果たすとした上で、日米 同盟のグローバルな性格を強調しており、ホルムズ海峡を念頭に、戦時の機雷掃海で自衛隊と米 軍は協力すると明記している。
 1997年改定の旧指針は、事態区分を「平時」と「日本有事」、朝鮮半島有事などを想定した「周辺事態」の 三つとしていたが、新指針は日本国内の安保法制見直しを先取りして四つに分類し、対応した日米協力を盛り込ん だ。 ただし事態名自体の明記は見送った。
 また、日米間の協議機関として「同盟調整メカニズム」の常設も明記し、自衛隊と米軍の運用一体化を強める方針も打ち 出した。
2015.04.28 読売新聞
朝 刊
中国抑止 切れ目なく
新防衛指針 日米の協力拡大
<1505-042802>
= 新防衛指針を解説した全面記事 =
 
2015.04.28 読売新聞

インターネット

自衛隊と米軍、平時も一体運用協議…新指針合意 <1505-042801>
 日米両政府が日本時間27日夜、外務防衛担当閣僚による日米安全保障協議委員会 (2+2) を開き、新たな日米防衛協力の指針( ガイドライン)に合意した。
 島嶼防衛を明記したほか、自衛隊と米軍の一体的な運用を調整する協議機関「調整メカニズム」を平時 から利用できるようにするなど、平時から有事まで切れ目のない日米協力を確立する内容になっている。
2015.04.16 Yahoo 時事通信記事

「防衛指針、海洋監視協力も明記=同盟『新たなレベルに』―米国防次官」

<1505-041602>
 ウォーマス米国防次官が下院軍事委員会の公聴会で15日、4月下旬に再改定する日米防衛協力の指針(ガイドライン)に、
BMDISR に加え、海洋での活動を衛星などで監視する「海上領域認識 (MDA)」分野での 協力を明記することを明らかにした。
 ウォーマス次官はまた、
 ① 日本の集団的自衛権行使容認
 ② 同盟の調整メカニズム
 ③ 宇宙及びサイバー空間での協力
も、それぞれ項目を立てて指針に盛り込むと説明した。
2015.04.09 日経新聞

インターネット

南シナ海での監視分担に期待 米、指針改定にらみ日本に <1505-040902>
 8日に安倍首相や中谷防衛相らと相次いで会談した来日中のカーター米国防長官は、南シナ海での中国の軍事的な動きに対する 警戒監視などで日本の役割分担に期待をにじませた。 新指針では自衛隊と米軍が平時から情報収集や警戒監視で連携 していく方針を打ち出す。
 日米が緊密に連携している東シナ海に比べて、南シナ海はフィリピンなどの海上防衛力が弱く中国に付け入るすきを与えているが、米国は国防費を削減しており、自 衛隊が南シナ海で警戒監視などを担えば負担が軽くなることから、日本政府内には指針改定により米側が自衛隊への協力要請を強めてくると見 ている。
2015.04.08 産経新聞

インターネット

日米防衛相会談 宇宙、サイバー作業部会新設で合意 <1505-040803>
 中谷防衛相が8日午前、7日から来日中のカーター米国防長官と防衛省で会談した。 両相は27日に予定されている日米防衛協力の指針(ガイドライン )の見直し合意に向け、協議を加速させる方針で一致したほか、宇宙、サイバ空間における 安全保障協力を強化するため、防衛当局間の作業部会を新設することでも合意した。
2015.04.08 Yahoo 時事通信記事

「防衛指針再改定加速で一致=日米防衛相会談」

<1505-040802>
 中谷元衛相が8日午前に防衛省でカーター米国防長官と会談し、自衛隊と米軍の役割分担などを定めた防衛協力の指 針(ガイドライン)の今月27日の再改定に向け、米軍への支援内容をはじめとする詰めの作業を加速させることを確認 した。
 一方、カーター長官は尖閣諸島について日米安全保障条約第5条が適用されることを再確認したと語り、米国の日本 防衛義務の対象となるとの考えを示した。
2015.04.07 日経新聞

インターネット

自衛隊、米軍と平時も一体運用 防衛指針改定で <1505-040701>
 日米両政府が27日に合意する新たな防衛協力の指針で、平時から自衛隊と米軍を一体運用 する方針を打ち出し、離島の不法占拠といったグレーゾーン事態などに迅速に対応できるようにする。
 このため、両国の外交防衛当局などで新たな協議機関をつくり日米の連携を深め、中国への抑止力を高める。
2015.04.06 Stars & Stripes Defense secretary says US opening new phase of Asia pivot <1505-040605>
 カーター米国防長官が4月6日、1週間に及ぶアジア歴訪を前にしてアリゾナ州立大学 McCain 研究所で、オバマ政権のアジア 重視政策新たな段階に入ったと述べた。
 新たな段階について長官は、
 ・新型中距離ステルス爆撃機 など、ハイテク兵器の調達
 ・日本との同盟関係の再構築
 ・
TPP の構築
を挙げた。
2015.03.28 NHKニュース 米 南シナ海でも日米共同対応に期待 <1504-032801>
 米国防総省でアジア太平洋地域の国防政策を統括するシアー国防次官補が27日に、日米防衛協力の指針、いわゆるガイド ラインの見直しによって、アジア地域が直面する課題に柔軟に対応でき、さらにグローバルな課題にまで日米で協力 を広げることができると述べたうえで、見直し作業は来月安倍首相が米国を訪問するまでに終わらせたいとの考えを示した。
 更に同次官補は、東シナ海だけでなく、南シナ海も日米は重要な利益を共有しており、南シナ海の周辺地域で日米の能力 の強化や調整がさらに進むことになるだろうとも述べた。
2015.03.16 Yahoo Record China 記事

「『竹島は日本の領土!』CIAに続いて米国務省領事局も=韓国ネット『やっとわかった…』『国際社会から孤立しているのは韓国の方?』」

<1504-031604>
 米国務省領事局は昨年10月31日にホームページを更新し、「韓国旅行情報」に添付された地図から 「リアンクール岩礁(竹島の国際的な呼称)」を削除し、韓国政府が「東海」併記を主張している日本海については「日本海」 とだけ表記した。
 一方、「日本旅行情報」には、日本海の真ん中に小さい点を描いてリアンクール岩礁と表記と、色もほかの日本の都市と同じく、黒で塗られているという。
 また、今年初めには米 CIA が The World Factbook の韓国地図からリアンクール岩礁を削除した。
2015.01.31 Yahoo 毎日新聞記事

「米国防総省 自衛隊の南シナ海監視活動拡大を歓迎」

<1502-013101>
 米国防総省報道官が30日、自衛隊が将来的に南シナ海上空へと監視活動を拡大させることを歓迎 する意向を示した。
 監視活動拡大については、トーマス米第7艦隊司令官が期待感を表明したため中国政府が反発しているが、今回の発言で中国側の反発がさらに強まる可能性がある。
2015.01.31 Yahoo 毎日新聞記事

「米国防総省 自衛隊の南シナ海監視活動拡大を歓迎」

<1502-013101>
 米国防総省報道官が30日、自衛隊が将来的に南シナ海上空へと監視活動を拡大させることを歓迎 する意向を示した。
 監視活動拡大については、トーマス米第7艦隊司令官が期待感を表明したため中国政府が反発しているが、今回の発言で中国側の反発がさらに強まる可能性がある。
2015.01.16 毎日新聞

インターネット

米海軍:横須賀にイージス艦1隻追加配備へ <1502-011603>
 在日米海軍司令部が16日、今年夏に米海軍横須賀基地に Aegis艦1隻を追加配備すると発表し た。 追加配備されるのは Aegis の最新型である Baseline 9 を装備した Chancellorsville (註:CG-62)で、 Baseline 9 搭載艦は米国外で初の配備になるという。
 これとは別に、今夏と共に2017年夏にも1隻を配備することを昨年10月に明らかにしており、横須賀基地は Aegis艦12隻態勢となる。
2014.12.18 日経新聞

インターネット

日米韓、防衛秘密共有で覚書締結へ 北朝鮮情報を念頭に <1501-121801>
 日米韓3ヵ国が17日、北朝鮮による核やミサイル開発の進展を踏まえ、防衛秘密情報を共有する
MoU 締結に向けて最終調整に入った。 米国は日韓それぞれと情報を共有する協定を結んでいるが日韓間にはなかった。 韓国内の反発を考慮し、協定ほど拘束力がな い MoU を交わすもので、年内にも発表する。
 MoU を締結しても日韓間で情報を厳重に管理する国際的な義務が生じるわけではないが、両国はそれぞれ米国との間でより厳しい軍事情報包括保護協定 (GSOMIA) を結んでいるため、日韓どちらかで情報が流出すれば米国との協定に違反したとみなし、厳しい罰則を要求できるという。
2014.12.10 Jane's Defence Weekly As-Pac alliances 'key to US strategy' <1502-121005>
 オバマ政権が進めるアジア太平洋 (As-Pac) 地域重視の戦略は、As-Pac 地域の同盟国との関係強化が 鍵となっている。
 その一つが日米協力で、両国は防衛協力指針(ガイドライン)を、宇宙やサイバ空間にまで広げる見直しを、締結以来 17年ぶりに初めて行おうとしている。
2014.10.24 NHKニュース 海自護衛艦が米空母部隊と初の長期行動へ <1411-102403>
 護衛艦 さざなみ が来月にかけて1ヵ月程度、米海軍空母打撃部隊南シ ナ海などで共同で行動する。 海上自衛隊はこれまでにも米空母部隊と数日から数週間程度の共同訓練を行ってきたが、これだけ長い期間にわ たり共同行動するのは初めてである。
 さざなみ は現在、南シナ海に展開し、対潜訓練などを共同を行う。
2014.10.22 Jane' Defence Weekly Japan, US focus on space in revised defence guidelines <1412-102206>
 日米防衛協力の見直しでは、宇宙分野での協力が鍵となる。
2014.10.22 Defense News US Army helos set for joint exercise in Japan <1411-102209>
 日米共同演習 Orient Shield が10月27日に開始される。 この演習は1985年以来実施されているが、今年の演習には第7機甲師団 第11普通科連隊の1,300名と、米陸軍第2歩兵師団第2 Stryker旅団戦闘団 (
BCT) から Stryker 23両兵員850名と、AH-64H Apache 4機UH-60 Black Hawk 4機、HH-60 Pave Hawk (註:救難ヘリ)4機も参加する。
2014.10.08 Yahoo 時事通信記事

「対米協力、大幅拡大へ=自衛隊活動の地理的制約外す―防衛指針中間報告」

<1411-100802>
 日米両政府が8日、防衛省で外務防衛局長級の防衛協力小委員会 (SDC) を開き、日米防衛協力の指針 (ガイドライン)の再改定に向けた中間報告をまとめた。
 自衛隊による米軍への協力を大幅に拡大する内容で、地域・グローバな平和と安全のため、後方支援や海上安全保障での日米の連携強化を明記し、日本周辺での米軍支援を 想定した周辺事態の概念を削除し、自衛隊の活動から地理的な制約を取り除いた。
2014.10.01 Yahoo 毎日新聞記事

「日米防衛指針:『周辺事態』削除へ 自衛隊派遣、地理的制約外す」

<1411-100102>
 複数の政府関係者が、米国と見直しを進めている日米防衛協力の指針(ガイドライン)の見直しで、役割分担の一つである周辺事 態を削除し、自衛隊が地理的制約を受けずに米軍への後方支援を可能にする改定を行う方針を固めたことを明らかに した。
 朝鮮半島有事など地理的概念に制約されずに、自衛隊の活動範囲を広げるのが狙いで、政府は周辺事態法を廃止し、 対米支援新法を制定する検討も進めている。
2014.09.30 Defense News Top DoD official: US will 'respond' if Japan-China dispute escalates <1410-093003>
 米国防次官が9月30日、尖閣諸島を巡る日中の係争に対応するのかとの記者の質問に対し、もし 同盟国が脅威に晒されれば米軍は対応すると答えた。
2014.09.26 東京新聞

インターネット

防衛指針先送りへ調整 政府、統一選後も視野 <1410-092602>
 複数の政府関係者が25日、政府が日米防衛協力指針(ガイドライン)の改定について、米国と合意した年内にこだわらず 年明け以降に先送りする方向で調整に入ったことを明らかにした。
 統一地方選後の来年5月ごろの改定も視野に入れているが、日本側の国内事情による方針転換に米側の理解が得られるかが焦点となる。
2014.08.08 Yahoo 読売新聞記事

「無人潜水艦、日米で研究へ…30日間自律航行」

<1409-080801>
 防衛省と米軍が、1ヵ月間連続して海中で警戒監視を行うことができる無人潜水艇 (
UUV) の開発 に向けた共同研究を進める方針を固めた。 まずは、必要となる高性能の燃料電池の研究を行う。
 UUV は、全長10m程度で約30日間自律して行動したのち帰還する。 海中ではソナーによる警戒監視や情報収集を行うが、魚雷などによる攻撃能力は 持たせない。
2014.07.25 Yahoo 朝鮮日報記事

「北東アジア最大の米軍基地へと浮上する岩国基地」

<1408-072505>
 7月15日に米海軍岩国基地に KC-130 空中給油機1機が着陸したが、米海兵隊は普天間基地の KC-130 15機全てを8月末までに 岩国へ移す。 厚木基地にいる空母艦載機59機も、2017年までに岩国へ移転させ、さらに米国国防総省は F-35 の海外初の配備先 に岩国を選び、2017年までに16機を配備する。 これにより岩国の米軍機は、現在の約50機から2017年には127機に増え、北東アジア 最大の米軍基地になる。
 これまでは、110機の航空機が配備された沖縄の嘉手納基地が米軍最大の基地だった。
2014.07.24 Yahoo 産経新聞記事

「日米印海軍が5年ぶり合同訓練、中国牽制も 海自は世界最高水準 US2 を派遣」

<1408-072407>
 海上自衛隊と米印海軍が行う合同演習『マラバール14』が、24日に米海軍佐世保基地で始まった。 準備作業を経て、26日 に佐世保基地を出港し、四国南方から沖縄東方の太平洋海域で30日まで訓練を行う計画で、対潜水艦戦、対水上戦、対空戦のほか、立ち入り検査や捜索 救難訓練を行う。 演習は平成21年4月以来、5年ぶり3回目となる。
 安倍首相は、海洋安全保障の強化を目指して日本とハワイ、豪州、インドをひし形に結ぶ『ダイヤモンド構想』を提唱しており、海洋活動を活発化させている 中国を牽制する狙いもある。
2014.07.22 Yahoo Record China 記事

「米印海軍の合同演習に自衛隊の艦艇が参加=中国は反発―中国メディア」

<1408-072203>
 米海軍とインド海軍北太平洋で実施する演習日本の艦艇が招待されており、中国の反発が予想 されている。 日本は2007年にも同じ演習に招待されており、中国からの抗議を受けている。
 インドの Hindustan Times紙によると、マラバールと名付けられているこの演習は7月24日から30日にかけて実施され、自衛隊の艦艇が米印の艦隊とと もに演習を行う。 マラバールは元々米国とインドの演習だったが、後にその範囲を広げ、日本の招待は三度目となる。
2014.07.08 読売新聞

インターネット

宇宙安保戦略、日米で連携強化へ…中国をけん制 <1408-070801>
 政府が7日、宇宙の安全保障分野に関する利用指針となる『国家安全保障宇宙戦略(日本版
NSSS)』を策定する方針 を固めた。 政府は年内に NSSS を取りまとめ、年末の日米防衛協力の指針(ガイドライン)改定に反映させたいと考えている。
 NSSS には、不審な衛星や宇宙空間を浮遊する宇宙ゴミを探知する宇宙監視のほか、海面の状況や船舶などの動向を把握する海洋 監視体制の整備などが盛り込まれる見通しで、人工衛星からの海洋監視など宇宙分野での日米連携を強化し、宇宙の軍事利用を加速する中国を牽制 する狙いがある。
2014.06.16 Yahoo 時事通信記事

「水陸両用車、米と開発検討=コスト削減目指す―防衛省」

<1407-061603>
 防衛省が、水陸両用車米国と共同開発する検討に入った。 陸自の最新鋭戦車に搭載している小 型高出力エンジンの技術提供を想定している。
 昨年12月に策定した中期防に導入が明記された水陸両用車は、相浦駐屯地に創設される予定の水陸機動団に52両が配備されるが、正式配備に先立ち昨 年、米海兵隊が使っている AAV-7 4両を購入して試験運用している。 ただし30年度までに調達する機種は AAV-7 になるとみられる。
2014.05.19 読売新聞

インターネット

31日に日米韓防衛相会談…『日韓』は行われず <1406-051905>
 小野寺防衛相が19日、日米韓三ヵ国の防衛相会談が31日にシンガポールで開かれることを明らかにした。
 シンガポールでは30日から6月1日にかけて、アジア各国を中心とした国防相らが出席して英国際戦略研究所主催のアジア安全保障会議が行われ、 日米や日米豪三ヵ国の防衛相会談も行うが、日韓の二国間会談は行われない見通しである。
2014.04.30 Jane's Defence Weekly Obama signals support for Japan in island dispute <1406-043007>
 オバマ米大統領が4月24日に安倍首相と会談し、東シナ海での活動を活発化させている中国を共同で監視することで合意し た。
 また尖閣諸島について、日本の統治下にあり日米安保条約第5条が適用されると述べた。
2014.04.24 Yahoo Record China 記事

「日米首脳会談 『中国が軍事行動なら米軍は介入?』、オバマ大統領苦笑い―中国メディア」

<1405-042402>
 オバマ米大統領が24日に日米首脳会談後の共同記者会見で尖閣諸島の領有権問題について、私が強調すべきなのは、米国政 府は立場を持たないということだが、一方的に現状を変えようとする行為には反対すると、日米安保条約に基づき日本の施政下にある領土は同条約の 適用範囲とすると明言した。
 しかし記者から、中国が実際に軍事行動に踏み切った場合、米軍は直接介入するのかと問われると、大統領は思わず苦笑し難しい問題で答えようがないと応じた。
2014.03.30 読売新聞

インターネット

日米、有事協議機関を常設へ…尖閣で中国けん制 <1404-033001>
 日米両政府が、尖閣諸島を巡る中国の威圧的な行動などを念頭に、自衛隊と米軍が連携するための協議機関を常設する方針 を固めたことを、複数の両政府関係者が29日に明らかにした。
 武力攻撃とはただちに認定できないグレーゾーン事態が起きても機敏に連携するのが狙いで、今年末までに改定する新たな日米防 衛協力の指針(ガイドライン)に盛り込む見通しである。
2014.03.26 東京新聞

インターネット

日米、海洋監視で初の机上演習へ 東京で衛星情報を相互補完 <1404-032605>
 外務省が26日、日米両政府が宇宙を利用した海洋監視の初の机上演習を27~28日の2日間、東京で 実施すると発表した。 日米関係筋によると、演習には米戦略軍の隊員も参加し、衛星で得た艦船や不審船の情報を相互に補完することで、特に東シ ナ海や南シナ海での監視能力を向上させる狙いがある。
 海洋監視協力は昨年10月の日米安全保障協議委員会 (2+2) の共同文書にも盛り込まれており、両国が安全保障の新たな連携分野と位置づける宇宙協力の柱の一つである。
2014.03.24 Yahoo 朝鮮日報記事

「韓米日、軍事情報保護に関する了解覚書を締結へ」

<1404-032402>
 韓国政府は、2012年に締結を進めようとしたものの、国内の世論の反対を受け中止していた日韓軍事情報保護協定に代わり 、日米韓3ヵ国の軍事情報保護に関する MOU を締結することを積極的に検討している。
 軍事情報保護協定は、米韓、日米両国間ではすでに締結されているが、日韓両国の間では締結されていない。 今回の措置は、日韓両国間での同協定の締結が困難な状況を、 3ヵ国が参画する新たな形態によって打開しようとの意図があると考えられる。
2014.03.05 Yahoo レスポンス記事

「防衛省と米国防省、MDA に基づく高速多胴船の共同研究詳細取り決めで合意」

<1404-030507>
 相互防衛援助協定( MDA 協定)に基づく高速多胴船を最適化するための共同研究に関する書簡が外務大臣と駐日米国大使と の間で取り交わされたことを受け、防衛省と米国防省との間で、詳細な取り決めで合意し契約を結んだ。
 共同研究では、高速航走性能を持ち、動揺を抑え、排水量に比べて広い甲板面積を確保できる艦艇用の高速多胴船(特に三胴船)の設計を目指している。
【関連記事:1404-030405 (時事通信 2014.03.04)】
2014.03.04 Yahoo 時事通信記事

「ヘリ搭載艦の研究で合意=日米」

<1404-030405>
 日米両政府が4日、日米相互防衛援助協定 (MDA) に基づき、ヘリ搭載小型高速艦の共同開発を行うことで合意し、岸田外相 とケネディ駐日大使が書簡を交換した。
 防衛省はヘリが搭載でき、高速で航行できる排水量千数百㌧級の輸送艦や掃海艇を開発したい考えで、米海軍の
LCS の 設計技術を基に研究を進める。
【註】
 新中期防では29年度と30年度に日本型 LCS( 29DEX、右図)の建造が計画されていると報じられ(「世界の艦船」4月号)ており、共同開発の対象となっているのはこの 29DEX のことで、その場合は3,000t級である。
 新中期防では690t級の掃海艦の建造も計画されているが、25年度間の二番艦で新型ではない。 千数百㌧級の輸送艦の建造計画は報じられていない。
2013.12.18 Yahoo 時事通信記事

「安保戦略、批判当たらない=米国務長官」

<1401-121801>
 ケリー米国務長官が17日にマニラで、日本の国家安全保障戦略に関し、日米両国が共に取り組み、日本が一定の時間をかけ て計画してきたと述べ、警戒が必要だとする中国の批判は当たらないとした。
 長官は、米国は戦略的観点から日本の取り組みを歓迎すると評価した。
2013.10.01 Yahoo 毎日新聞記事

「日米ガイドライン 来秋までに改定の方針」

<1311-100101>
 安倍首相は集団的自衛権の行使容認について公明党への配慮などから来春以降に結論を持ち越したが、日米両政府は『日米防衛 協力の指針』(日米ガイドライン)を来秋までに改定する方針を固めた。 政府は来秋までに憲法解釈変更の論議を終え、新ガイドライン に反映させたい考えである。
 改定協議を開始を10月3日に東京で開く日米安全保障協議委員会 (2+2) で合意し、新ガイドラインをまとめる目標時期も表明する。
2013.09.28 毎日新聞

インターネット

日米:サイバー共同防衛、要綱策定へ バーチャル演習も <1310-092804>
 日米両政府が、防衛当局間でサイバ攻撃への対処を検討する作業部会を設置し、自衛隊や在日 米軍がサイバ攻撃を受けた場合の共同対処要領を策定する方針を固め、10月3日に東京で開く日米安全保障協議委員会 (2+2) で日米防衛相会談が、 サイバ防衛分野の協力に関する覚書に調印する。
 自衛隊と米軍は、この共同対処要領に基づき、ネットワーク上のバーチャル演習場で共同演習も行う。
2013.09.07 Yahoo 新華網記事

「米軍が最新鋭の沿海域戦闘艦を日本配備の計画、中国対策か―中国メディア」

<1310-090702>
 米海軍作戦部長のグリーナート大将が5日にワシントンで、日本に LCS を配備する計画だと述 べた。 LCS は上陸作戦の支援や対潜水艦戦などに当たる。
 配備の時期や数については言及していないが、時事通信は LCS の配備が尖閣諸島周辺と南シナ海での中国対策のためだと分析している。
2013.05.22 毎日新聞

インターネット

日米韓:防衛相が会談へ 3年ぶり、6月に <1306-052202>
 日米韓三ヵ国が、5月31日からシンガポールで開かれるアジア安全保障会議に合わせ、6月1日に防衛相 国防相会談を現地で開催する方針を決めた。 会談では、北朝鮮による核開発や中国の動向などについて意見交換が行われる。
 3ヵ国の防衛相国防相会談が開かれるのは2010年6月以来3年ぶりとなる。
2013.04.30 NHK ニュース 日米防衛相 尖閣問題で中国をけん制 <1305-043002>
 アメリカを訪れている小野寺防衛大臣は、日本時間30日未明にヘーゲル国防長官と会談したあと、共同記者会見を行っ た。
 この席でヘーゲル長官は、尖閣諸島は日本の施政権の下に置かれていることから、日米安全保障条約の適用範囲内であり、緊張を高め誤算につな がる行為は地域の安定を損なうものだと述べた。 そのうえで、アメリカは一方的、威圧的に日本の施政権を侵そうとするいかなる行為にも反対す ると述べ、領海侵犯を繰り返す中国をけん制した。
2013.03.22 Yahoo ロイタ通信記事

「尖閣諸島めぐり日米が共同作戦策定、中国『深刻な懸念』」

<1304-032202>
 尖閣諸島での有事を念頭に日米が共同作戦計画の策定に乗り出したと日本のメディアが21日に報じたことを受け、 中国外務省は深刻な懸念を示すと不快感を表明した。
 共同通信は21日、共同作戦計画の策定で、岩崎茂統合幕僚長と米太平洋軍司令官が米ハワイ で21~22日に会談すると報じたが、米国防総省は会談することを確認する一方で、アジア太平洋地域での治安情勢について協議する見通しだとした。
2013.01.02 Jane's Defence Weekly US could deploy its first F-35s to Japan in 2017 <1302-010206>
 アジア太平洋地域で軍事力の rebalance を図るためその存在感を高めようとしている米国防総省が、2017年に F-35 の最初の海外配備として岩国基地への配備を計画している。
 またこの他にもわが国には F-22 や MV-22 の配備も行っている。