2024年の日米防衛協力に関する報道

年 月 日
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要             旨
2024.12.29
 22:26
日テレ News

(Yahoo)

アメリカ 核使用「日本と意思疎通」初の明文化 <2501-122911>
 米国が同盟国の日本を守る「拡大抑止」に関するガイドラインに、核使用にあたっては日本と意思疎通をするとの内容が明文化され盛り込まれたことがわかった。
 拡大抑止とは自分の国が攻撃されたときだけでなく、同盟国が攻撃されたときにも報復する意図を示すことで同盟国を守る安全保障政策で、日米両政府は拡大抑止をどう運用するか定期的について協議を行っていて、12月27日に「“拡大抑止に関するガイドライン”を初めて策定した」と発表していた。
 ガイドラインの具体的な内容は軍事機密を含むため発表されないが、複数の政府関係者によると、有事の際の米国の核使用にあたっては、日本と意思疎通をするとの内容が明文化されたという。
 具体的には、平時から自衛隊と米軍の政策や運用などを調整する枠組みである「同盟調整メカニズム」を活用し、日本側の要望を伝えるという。
 これまでは米国の核使用について日本政府が意見を伝えることができるという明文化した規定はなかったため、日本政府としては米国の核使用に要望を伝えられるよう明文化することで、北朝鮮や中国への抑止力を高めるねらいがあるとみられる。
2024.12.27
 19:06
毎日新聞

(Yahoo)

核戦力などで日本防衛する「拡大抑止」で日米初のガイドライン <2501-122716>
 防衛省が27日、米国が核を含む戦力で日本防衛に関与する「拡大抑止」に関して、日米両政府がガイドライン(指針)を作成したと発表した。 指針の作成は初めてで、東アジアの安全保障環境が厳しさを増すなか、日米同盟の抑止力強化をアピールする狙いがある。
 指針の内容は公表されないが、防衛省によると拡大抑止協議を含む、両国間の意思疎通を図るための手続きや具体的な取り組みについて明記した。 また、双方が拡大抑止に関する戦略的メッセージをどのように発信するか記したという。
 2010年以降、机上演習などを重ね、定期的に拡大抑止について協議してきた日米は、2024年7月には初めて閣僚級に格上げした会合を開いており、指針はこれまでの議論の成果となる。
 拡大抑止については石破茂首相が3日の参議院本会議で、「米国の拡大抑止の信頼性をこれまで以上に強化させるよう、事務方に指示した」と発言していた。 岩屋外相は27日の記者会見で、指針作成は「石破首相の指示を踏まえたもの」と説明した。
2024.12.24
 06:15
毎日新聞

(Yahoo)

「宇川も必ず戦場になる」 日米共同演習 京都の基地、住民に緊迫感 <2501-122403>
 「これまでとは全く違うレベルの演習で、台湾有事によって南西諸島で戦端が開かれたら宇川(註:京都府北部、丹後半島先端部の広域地名)も必ず戦場になると実感した」と地元住民は驚きの声を上げた。
 X-bandレーダーを配備した米軍経ケ岬通信所周辺を慌ただしく自衛隊車両が行き交い、近くの旧宇川中グラウンドは自衛隊のおびただしい数の車両で埋まり、体育館は隊員の宿泊場となった。
 Keen Sword 25と名付けられた日米大規模共同演習が10月23日~11月1日に南西諸島の島々をはじめ全国の自衛隊、在日米軍施設で実施された。 米軍経ケ岬通信所や隣接する航空自衛隊経ケ岬分屯基地も最前線となった。
 演習に参加したのは自衛隊が33,000名、艦艇30隻、航空機250機米軍が12,000名、艦艇10隻、航空機120機で、経ケ岬通信所には、陸上自衛隊第7普通科連隊(福知山市)、第3偵察戦闘大隊(滋賀県高島市)、第3飛行隊(大阪府八尾市)などが参加した。 演習の詳細は不明だが、実弾ではなく、空砲を使用したという。
 BMを探知・追尾する米軍のX-bandレーダーの京丹後市への配備は、青森県つがる市の車力通信所に続き国内では2例目で、2013年2月22日の日米首脳会談で決定した。
2024.12.22
 05:00
讀賣新聞

(Yahoo)

トランプ氏、昭恵さんとの夕食会で「中国と台湾が大きな問題だ」…ゼレンスキー氏との会談にも言及 <2501-122201>
 複数の関係者が21日に、米国のトランプ次期大統領が12月に安倍元首相の昭恵夫人と面会した際、中国と台湾を巡る安全保障環境を議題にしていたことを明らかにした。
 トランプ氏は台湾有事を念頭に「世界の平和のために、中国と台湾が大きな問題だ」と発言し、新政権で台湾情勢への対応を重視する姿勢をにじませた。
 トランプ氏は12月15日に、メラニア夫人とともに米フロリダ州の自身の邸宅Mar-a-Lagoに昭恵氏を迎え、夕食会を開き、安倍元首相の思い出話に加え、台湾を含む世界情勢にも話題が及んだ。
2024.12.16
 15:00
讀賣新聞

(Yahoo)

日米豪印の海保当局、東京湾で1月に初訓練…日米比でも3月に日本近海で計画 <2501-121609>
 海上保安庁と米、豪、印の海上保安当局2025年1月に、初の4ヵ国訓練を東京湾・横浜港周辺で実施することがわかった。 中国が東・南シナ海やインド太平洋で威圧的な動きを強める中、周辺国の海保当局で連携し、「法の支配」に基づく海洋秩序の維持・強化を図るのが目的で、3月には日米とフィリピンが、鹿児島沖で合同訓練を計画していることも判明した。
 日米豪印海保で初めての連携訓練は1月8日から、印沿岸警備隊のシバマニ長官初来日と大型巡視船の横浜来港に合わせて行う。 米沿岸警備隊、豪国境警備隊とともに油・有害物質の防除訓練などを通じて互いの業務手法を確認し、インド太平洋での共同任務につなげる。
 鹿児島県沖の大隅海峡では、中国の海警局艦や海軍艦が通過を繰り返していて、同隊関係者によると、比側の巡視船は訓練参加に合わせて日本国内でメンテナンスも予定している。
 日米豪印はQuadと呼ばれる枠組みの下、海洋安全保障を主要テーマの一つに協力を深めており、2025年には各国海保当局の巡視船に職員を同乗させ、インド太平洋を哨戒する共同任務を開始する。
 東南・南アジア諸国や太平洋島嶼国への法執行の能力向上支援などを調整する「インド太平洋 海洋トレーニング・イニシアチブ」も設置する。
 一方、日米比の海保当局による合同訓練は、2023年6月に南シナ海に近い比北部の海域で実施して以来2度目で、日本近海では初めてとなる。 比沿岸警備隊を含む3ヵ国の巡視船が2025年3月に鹿児島湾内外に集まり、海上での捜索救助訓練などを通じて相互運用性を高める。
2024.12.06
 19:45
朝日新聞

(Yahoo)

「ヤマサクラ」総合訓練7日開始 日米豪3ヵ国が仮想部隊で連携確認 <2501-120617>
 日米豪3ヵ国による共同指揮所演習「ヤマサクラ」のメインとなる総合演習が14日までの日程で7日に始まる。 島嶼防衛を想定し、コンピューターで仮想部隊を動かしながら連携を確認する。 先立つ6日、陸上自衛隊朝霞駐屯地では訓練開始式が開かれた。
 「ヤマサクラ」は1982年に始まり、今回で87回目で、2022年までオブザーバーだった豪州が、2023年に続き2度目の正式参加となった。
 陸自5,500名、米軍1,350名、豪州軍250名が参加し、在沖縄米軍の第3海兵機動展開部隊140名も今年から加わる。 今回の演習にはフィリピン、イギリス、カナダ、シンガポール、フランス、インドの各国軍がオブザーバーで参加する予定で、インドは初参加となる。
2024.11.20
 19:55
時事通信

(Yahoo)

日米韓事務局が初会合 異例のスピード開催 <2412-112012>
 日米韓3ヵ国が20日、安全保障などさまざまな分野での協力を調整する「日米韓調整事務局」の初会合をソウルで開き、連携推進を確認した。 初会合には大河内昭博外務省アジア大洋州局審議官、ケプキ米国務次官補代理、李韓国外務省北米局審議官が出席した。
 事務局新設は石破首相、バイデン米大統領、尹韓国大統領が15日の会談で合意したばかりで、異例のスピードでの初開催となった。
 事務局設置は多国間主義に否定的なトランプ次期米大統領の就任を前に3ヵ国の連携を「制度化」する狙いがある。
2024.11.17
 20:51
時事通信

(Yahoo)

在日米宇宙軍が来月発足 日米防衛相会談で確認 <2412-111712>
 防衛省が、中谷防衛相とオースティン米国防長官が17日にオーストラリアで会談し、米政府が在日米宇宙軍を12月に発足させる方向で最終調整に入ったことを確認したと明らかにした。
 中国やロシアの軍事力強化を踏まえ、日米両政府は宇宙領域での自衛隊と米軍の協力を深化させ、宇宙空間の脅威を監視する宇宙領域把握(SDA)での日米の連携を加速させる。
 米軍横田基地に10名規模で発足する在日米宇宙軍は、航空自衛隊宇宙作戦群など日本側との連絡調整が主な任務で、レーダやアンテナなどの装備品は持たない
2024.11.17
 16:39
TBS News

(Yahoo)

日米豪の防衛大臣が会合 3か国による新たな防衛協力の枠組み立ち上げで合意 安全保障での協力強化を確認 <2412-111708>
 日、米、豪による国防相会合が開催され、3ヵ国による新たな防衛協力の枠組みを立ち上げることで合意した。
 オーストラリア軍の基地や米海兵隊の巡回部隊が展開し、南シナ海をうかがう戦略的要衝の地であるダーウィンで初めて開催された今回の会談では、ミサイル防衛にかかわる情報共有や相互運用性の向上などについて話し合い、2025年から米豪の共同訓練に自衛隊の水陸機動団が定期的に参加することで合意した。
2024.11.16
 13:40
Bloomberg

(Yahoo)

自衛隊、25年から豪州北部で米軍と共同訓練-日米豪防衛相会談 <2412-111607>
 マールズ豪国防相が17日、中谷防衛相およびオースティン米国防長官と豪州北部のダーウィンで会談し、日、米、豪が中国との戦略的競争激化を念頭に安全保障面での連携を強化しており、その一環として自衛隊が2025年から豪州北部で米軍と共同訓練を定期的に行うことが決まった。
 豪副首相でもあるマールズ国防相は記者会見で、「3ヵ国が互いに協力していくというコミットメントを地域および世界に対して示す非常に重要な」決定だと語った。
 オーストラリア放送協会 (ABC) によると、共同訓練は2025年始まる見通しである。
 マールズ国防相によれば、日豪両国は2022年1月に締結した日豪円滑化協定 (
RAA) の活用方法を検討してきた。
 同相はSky Newsが同日に行った取材で、「明白な機会の1つは、ダーウィンに米海兵隊駐留部隊が巡回展開する際に日本が活動に参加することだ」と説明し、自衛隊の水陸機動団が米豪軍との訓練に招待されたとも述べた。
2024.11.13
 12:15
日経新聞 日米韓、海・空・サイバーの多領域訓練を開始 東シナ海 <2412-111309>
 防衛省が13日、自衛隊が米国、韓国両軍とともに共同演習Freedom Edgeを開始したと発表した。 同演習は6月に初めて開催して以来で、東シナ海周辺でBMや潜水艦、防空、サイバー攻撃など複数領域にまたがる訓練を展開する。
 核やBM開発を進める北朝鮮が念頭にあり、韓国軍合同参謀本部によると演習は15日まで開く。
 前回参加した空母や哨戒機に加え、自衛隊のF-15、F-2のほか、米軍、韓国軍のF-35などが新たに参画した。 最新鋭の戦闘機の参加により複数の領域で同時に対処能力を高められるようにすることで、防衛省は「最先端の防空能力を実証する」と説明した。
 Freedom Edgeは6月にシンガポールで開いた3ヵ国防衛相会談での合意で始まり、今回で2回目となる。 日米韓は11月3日にも北朝鮮によるICBM発射を受けて共同訓練をしている。
2024.11.06
 21:30
南日本新聞

(Yahoo)

海上自衛隊鹿屋基地、初の米海軍との共同訓練 相互運用性や戦術技量向上が目的 13~15日の3日間 <2412-110611>
 海上幕僚監部が6日、海上自衛隊第1航空群(鹿屋市)が13~15日の3日間、鹿屋航空基地を起点に米海軍と共同訓練を実施すると発表した。 期間中、米軍三沢基地所属のP-8A 1機が鹿屋基地に飛来する。
 第1航空群が単独で米軍と共同訓練をするのは初めてである。 P-8Aは期間中に複数回離着陸する。 米海軍の20~30名が鹿屋航空基地外の民間宿泊施設に滞在する。
 海上幕僚監部によると、米海軍との相互運用性や海上自衛隊の戦術技量向上が目的に、第1航空群のP-1 1機も参加し、鹿屋航空基地と四国沖、東シナ海で、情報交換訓練や対潜水艦訓練を計画している。
2024.10.31
 22:00
日経新聞 日米、日本海上空で戦闘機訓練 北朝鮮ミサイルに対抗 <2411-103114>
 防衛省が31日、航空自衛隊と米軍の戦闘機が日本海上空で共同訓練したと発表した。 北朝鮮が同日にICBM級のBMを発射したことへの事実上の対抗措置で、空自のF-35 4機F-2 4機、米軍のF-16 4機が対空戦闘などの訓練をした。
 統合幕僚監部は「あらゆる事態に対処する日米の強い意思と即応態勢を確認した」と表明し、「日米同盟の抑止力、対処力を一層強化した」と強調した。
2024.10.23
 10:08
共同通信

(Yahoo)

空自・新田原基地で日米共同訓練 最強戦闘機、F22ステルス参加 <2411-102308>
 自衛隊が23日に新田原基地で、米軍との共同訓練を報道陣に公開した。 九州・沖縄を中心に行われる日米の大規模共同統合演習Keen Swordの一環で、米空軍のF-22が新田原を拠点とする訓練に初めて参加した。
 防衛省によると11月1日までの訓練には、米空軍嘉手納基地にF-15の退役に伴って巡回配備されていたF-22に加えF-35Bが参加する。
 空自は新田原のF-15 12機前後を投入する。 四国沖や九州西方の空域に展開するが実弾は使用しない。
2024.10.21
 23:35
Defense News US Navy ousts top commanders of ship repair facility in Japan <2411-102122>
 横須賀にある米海軍艦艇修理施設および日本地域整備センターの司令官であったバレンズエラ大佐と副司令官は、週末に解任された。
 海軍は今週末に、横須賀にある米海軍艦艇修理
施設と日本地域整備センターの司令官と副司令官を解任した。 海軍によると、司令官のバレンズエラ大佐と副司令官のパラレイ中佐は、「指揮能力に対する自信を失った」ため、日曜日にそれぞれの地位から解任された。  バージニア州ノーフォークの中部大西洋地域メンテナンスセンターの元司令官であるラナマン大佐が現在施設を率いており、センターの運用責任者であるテエムゲ中佐が、恒久的な後任が特定されるまで副司令官として務めている。
2024.10.17
 18:38
時事通信

(Yahoo)

米国務副長官、地位協定見直し「注意深く聞く」 防衛次官と会談 <2411-101729>
 来日中のキャンベル米国務次官が17日に石破首相が掲げる日米地位協定見直しに関し、「米国は日本と最も強いパートナー関係を築いており、次の段階として日本の要望を注意深く聞いていく」と述べた。
 その上で「日米同盟は円滑にうまく機能している」との見方を示し、増田防衛事務次官との会談後、防衛省で記者団の取材に応じた。
2024.10.16
 20:19
時事通信

(Yahoo)

北朝鮮制裁監視で新組織 国連パネル活動停止受け 日米韓 <2411-101622>
 韓国外務省で16日に開かれた日米韓次官協議に合わせた共同声明で、日米韓3ヵ国などが16日、国連安全保障理事会の対北朝鮮制裁決議の履行状況を調べる監視組織を立ち上げたと発表した。 4月末に安保理の北朝鮮専門家パネルが活動停止に追い込まれたことを受けた措置で、新組織には日米韓のほか、英、仏、豪など11ヵ国が参加する。
 新組織の名称は多国間制裁監視チーム(
MSMT)で、制裁決議の履行状況を調べて報告書にまとめ、公開するという。
 設立発表に際し、外務省の岡野事務次官は「安保理決議の完全な履行に向けた意味のある一歩だ」と強調し、韓国外務省の金第1次官は「確固たる意志を持つ国々に開かれている」と述べ、参加を呼び掛けた。
2024.10.16
 16:12
Reuters 通信

(Yahoo)

日米韓、北朝鮮制裁監視で新組織設を設置 英仏独など参加
 日米韓3ヵ国が16日、北朝鮮に対する制裁の履行を監視する新たな多国籍組織を設置すると発表した。 韓国政府高官によると、新たに設置する「多国間制裁監視チーム」は専門家パネルの作業を引き継ぐもので、日米韓の他英国、フランス、ドイツなど8ヵ国が参加する。
 対北朝鮮制裁の実施状況を監視してきた国連安全保障理事会の「専門家パネル」は、ロシアの拒否権によって任期が延長されず、活動を停止している。
 新組織の設置はソウルで開かれたキャンベル米国務副長官、岡野外務次官、金韓国外務第1次官と、8ヵ国の大使による共同記者会見で発表された。
多国間制裁監視チーム(MSMT)の設立に関する共同声明(外務省)】
2024.10.08
 19:25
鹿児島讀賣 TV

(Yahoo)

鹿屋航空基地などで来月日米合同訓練 米海軍哨戒機が離着陸も 県は住民の安心・安全の確保を要請 <2411-100819>
 防衛省が8日、鹿屋航空基地などで11月に海上自衛隊と米海軍による日米共同訓練を行うことを発表した。
 11月8日から22日のうち3日間鹿屋基地に米海軍の哨戒機が離着陸し訓練を行うほか、20~30名が鹿屋基地の外の宿泊施設に滞在する予定だという。 訓練は、海上自衛隊の技術の向上などを目的としていて、潜水艦を探知・追尾・攻撃する訓練やお互いの情報を交換する訓練が行われる。
 県は九州防衛局などに住民の安心・安全の確保などに万全の対策を講じるよう要請したということ。
2024.09.29
 00:15
時事通信

(Yahoo)

アジア版NATOで核共有検討を 「在グアム自衛隊」提案 石破氏 <2410-092901>
 自民党の石破茂新総裁が27日付の米シンクタンク
Hudson Instituteへの寄稿で、アジア版NATO創設が「不可欠だ」と訴えた。 また、抑止力確保に向け、アジア版NATOで米国の「核の共有や持ち込み」を検討すべきだと主張した。
 寄稿では、軍事協力を深めるロシアと北朝鮮との間で核技術の移転が進んでいると指摘し、急速に核戦力を強化する中国にも触れ、米国の核戦力で同盟国を守る「拡大抑止」が「機能しなくなっている」と懸念を示して、中朝露の「核連合」に対抗する抑止力を確保すべきだと強調した。
 さらに、米英同盟並みに「対等な国」へと日米同盟を強化すべきだと表明して、日米安全保障条約や地位協定の改定を通じ、米領グアムに自衛隊を駐留させることを提案し、外交・安保政策の柱として国家安保基本法の制定を急ぐ考えも示した。
2024.09.27
 18:32
毎日新聞

(Yahoo)

米政府、アジア版NATO議論は「時期尚早」 石破氏提唱で注目 <2410-092721>
 米国では、27日の自民党総裁選で勝利して次期首相となる石破茂氏が、日米韓などでつくるアジア版NATOを提唱したことが注目されている。
 米政府は、安保体制参加国が国家の安全を相互に保障する集団安全保障の議論は、アジア太平洋地域では「時期尚早だ」(クリテンブリンク国務次官補)との立場をとっている。 石破氏が主張する日米地位協定の見直しも、米側では必要性が十分認知されているとは言いがたく、まずは議論の土台作りが求められそうだ。
 Wall Street Journalは総裁選に関する速報記事の冒頭で、「“対等ではない”日米同盟の見直しを望む日本の新首相は、米政府との緊張の可能性を予感させる」と評した。 Washington Postは「中国や北朝鮮の脅威に対抗するためにアジア版NATOの創設を望んでいる」と紹介した。
 米国のエマニュエル駐日大使はX (Twitter) への投稿で石破氏に祝意を表し「新首相と共に日米同盟を強化し、さらに緊密な日米関係を築いていくのを楽しみにしている」と述べた。
2024.09.27
 10:24
日経新聞 海自護衛艦「さざなみ」、米豪比NZと訓練 南シナ海で <2410-092711>
 防衛省が28日、日、米、豪、比、NZの5ヵ国で南シナ海において共同訓練を実施したと発表した。
 海上自衛隊の護衛艦さざなみ各国海空軍の駆逐艦や哨戒機などが参加し、東・南シナ海での海洋進出を強める中国を念頭に連携を深める。
 5ヵ国は4月から日米豪比などで本格的に開始した「海上協同活動」の枠組みとして訓練したが、NZがこの枠組みに加わるのは初めてで、フィリピンの排他的経済水域(EEZ)内で共同で航行したり、無線で連絡を取り合ったりして戦術などの連携強化をはかった。
2024.09.20
 20:54
時事通信

(Yahoo)

指揮統制連携で作業部会 日米、当局間の調整加速 <2410-092021>
 防衛省が20日、自衛隊と米軍の指揮統制の連携向上を図る作業部会の初会合を、19日に東京で開催したと発表した。 7月の日米安全保障協議委員会(2-plus-2)で設置に合意したもので、陸海空3自衛隊を一元指揮する「統合作戦司令部」の2025年春発足に向け、調整を加速させる。
 日本側は防衛省と統合幕僚監部、外務省、米側は国防総省とインド太平洋軍司令部、在日米軍の担当者が参加した。
 米軍も、在日米軍司令部の権限を拡充「統合軍司令部」に再編する方針で、作業部会では、日米の新司令部が緊密に連携できるよう連絡経路や運用調整の手続きを詰める。
2024.09.16
 22:43
時事通信

(Yahoo)

河野氏、日米「核運用の具体的議論を」 自民総裁選 <2410-091610>
 自民党総裁選に立候補した河野太郎デジタル相が16日夜のインターネット討論会で、核を含む米国の戦力で日本を守る拡大抑止に関し、「核の運用についても実体的な議論を日米間で始め『核の傘』が有効に機能することを世界や国民に説明できる体制をつくらなければならない」と述べた。
 米国の核兵器を共同運用する「核共有」などを念頭に置いた発言とみられる。
2024.07.29 Janes US, Japan create new working groups on EW, information warfare <2408-072922>
 米国国防総省当局者と日本の当局者は、電子戦、情報戦、統合指揮統制の課題に対処するために、一連の新たな二国間作業部会を設立することに合意した。
 新しい作業部会の設立は、日米安全保障協議委員会 (2-plus-2) の一環として行われた日米両国間の直近の協議の結果である。 オースティン米国防長官は、ブリンケン国務長官、木原防衛相、上川外相とともに、7月28日に東京で開催された会談に参加した。
 2-plus-2の終了時に発表された7月28日の共同声明によると、これらの作業部会は、「サイバー、宇宙、電子戦を含む領域横断的な作戦に関する二国間調整を強化し、将来の抑止力と対応能力の概念に対するこれらすべての領域の重要性を認識する」という両国の全体的な目標を支援するために設立された。
 国防総省の当局者は、新しいEWワーキンググループに関する詳細についてコメントすることを拒否し、新しい作業部会の立ち上げが、AUKUS同盟の一部として進行中の日本と米国の活動にどのような影響を与えるかも不明である。 EWは、人工知能、量子技術、極超音速および対極超音速能力、防衛イノベーション、サイバーセキュリティ、情報共有とともに、AUKUSの第2の柱の主要な分野である。
2024.07.28
 20:39
共同通信

(Yahoo)

防衛省、米軍に30億円でパトリオット売却 <2408-072812>
 防衛省は28日、航空自衛隊が保有するPatriotを米軍に売却する契約を締結したと発表した。
 契約額は約30億円だが、弾数や契約時期は明らかにしていない。
2024.07.28
 20:19
讀賣新聞

(Yahoo)

陸自と米海兵隊の過去最大規模の共同訓練「レゾリュート・ドラゴン」、九州・沖縄で開始 <2408-072811>
 陸上自衛隊と米海兵隊が九州・沖縄などで実施する共同演習Resolute Dragonが28日に始まった。 中国の海洋進出など安全保障環境が厳しさを増す中、離島防衛作戦を想定した訓練を通じて日米の連携強化を図る。  日米の部隊から過去最大規模となる計8,900名が参加し、8月7日まで陸自駐屯地や在日米軍施設で射撃や戦闘の訓練を行う。
 勝連分屯地で3月に発足した第7地対艦ミサイル連隊が初参加し、同県の石垣島などでミサイルの展開訓練を行うほか、日米のOspreyが日出生台演習場の上空を飛ぶ共同編隊飛行も予定されている。
 28日に健軍駐屯地で行われた訓練開始式で、陸自西部方面総監の荒井陸将は「最大規模の実動演習を通じて、日米同盟の抑止力、対処力を強化することが極めて重要だ」と訓示した。
2024.07.28
 20:09
日経通信 日米2プラス2 共同文書要旨 <2408-072810>
 日米2プラス2の共同文書の要旨は次の通り。
【拡大抑止】
 米国は核を含むあらゆる能力を用いた日本防衛への揺るぎない関与を表明。米国の拡大抑止強化は決定的に重要であり、戦略レベルの議論を深める。
【在日米軍】
 自衛隊と在日米軍の指揮・統制枠組み向上に向け、米国は在日米軍を「統合軍司令部」に再構成する意図を有する。自衛隊の「統合作戦司令部」のカウンターパートになる。
【中 国】【ロシアと北朝鮮】【沖 縄】
【防衛協力】
 AMRAAMとPAC-3の生産能力拡大へ、共同生産の機会を追求する。
【サイバーセキュリティー】
 増大するサイバー脅威に対応するため、サイバーセキュリティーと情報保全が基盤的に重要だと強調。
2024.07.28
 17:20
毎日新聞

(Yahoo)

日米韓、安保協力を制度化 防衛相が覚書に署名 北朝鮮ミサイル念頭 <2408-072808>
 木原防衛相が28日、オースティン米国防長官申韓国防相と約1時間、防衛省で会談した。 会談後、3国防相北朝鮮のBM警戒情報の即時共有などを盛り込んだ「安全保障協力枠組み」の覚書に署名した。
 日米韓の安保協力を制度化したもので、3国防相は日米韓の協力が「名実ともに新たな段階を迎えた」との認識で一致した。  日米韓防衛相会談の日本開催は初めてで、韓国国防相の来日は2009年以来、15年ぶりになる。
2024.07.28
 16:52
共同通信

(Yahoo)

日米、空対空ミサイルの共同生産を追求 <2408-072807>
 日米2-plus-2の共同文書は、AMRAAMとPAC-3の生産能力を拡大するため、共同生産の機会を追求すると明記した。
2024.07.24
 20:01
時事通信

(Yahoo)

日米、武器輸出巡る書簡交換 三原則・運用指針改定踏まえ <2408-072408>
 上川外相が24日にエマニュエル駐日米大使と東京都内で面会し、米国への武器供与に関する書簡を交換した。
 防衛装備移転三原則と運用指針を2023年12月に改定し、ライセンス生産した武器・弾薬の完成品をライセンス元の国に輸出できるようにしたことに伴う手続きで、日本政府はこれに基づき、Patriot(PAC-2、PAC-3)の米国への提供を進める。
2024.07.22
 21:27
FNN Prime News

(Yahoo)

28日に日本で日米韓防衛相会談、日米「2+2」を開催 防衛省が発表 <2408-072224>
 防衛省が22日、オースティン米国防長官申韓国国防相が27日に来日し、28日に日米韓3か国の防衛相会談を開催すると発表した。 あわせて日米防衛相会談日韓防衛相会談も行われる。
 防衛省は、一連の会談について、「安全保障環境が厳しさを増す中、日韓・日米韓防衛協力を一層強化するための議論を行う」としている。
 さらに、米国のブリンケン国務長官も同時期に来日し、28日には日米の外務・防衛閣僚協議(2-plus-2)も開催される。
 防衛省は、2-plus-2について、4月の岸田首相の訪米を踏まえ、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けた今後の協力などについて協議するとしている。
2024.07.21
 18:00
日経新聞 日米、平時からの部隊共同運用を拡大 2プラス2で確認へ <2408-072116>
 日米両政府は自衛隊と米軍の部隊運用を連携させる枠組み同盟調整メカニズム」を拡大する検討に入った。
 日本が2024年度末に設置する「統合作戦司令部」と米軍の新体制を加え、平時から共同で作戦計画を調整する機能を高め、指揮統制を連動させる。
 中国やロシア、北朝鮮への対処を念頭に置くもので、7月末に都内で開催する日米外務・防衛担当閣僚協議(2-plus-2)で方針を確認する。
2024.07.21
 04:00
日経新聞 外資が狙う日本の防衛企業 <2408-072105>
 防衛の世界では、自衛隊と米国やオーストラリア、英国など同盟国・同志国の軍との連携が強化されるとともに、米軍の艦艇などを日本の防衛企業の施設で整備・補修しようという動きも始まった。
 連携策として関係者の一部が目を向け始めたのが、日本と米欧の防衛企業の「国境を超えたM&A」で、4月の日米首脳会談の合意項目に「日米防衛産業協力・取得・維持整備定期協議」(
DICAS)の新設があった。
 ① 米軍艦艇の日本での整備
 ② 米軍機の日本での整備
 ③ 防空ミサイルの共同生産
 ④ サプライチェーンの強靱化
の4分野の実現を目指しており、6月には艦艇整備の作業部会が都内で初開催された。
 米海軍は、有事になれば艦艇を補修のため米西海岸の基地に戻す余裕はなくなるとして、日本の防衛企業での補修実現に期待する。 それだけ日本勢の技術水準に信頼を置いているわけだ。
 日本の防衛企業の多くは、自衛隊向け装備品を手掛ける防衛部門と民生部門の「兼業」で、これについて欧州のある防衛コンサルタントは「もし今、日本勢が防衛部門を独立させれば、たちまち欧米勢が買収を仕掛ける」と語る。
 買収の標的候補として挙げたのが、三菱重工業の戦闘機部門とIHIの戦闘機用エンジン部門だった。 共通するのは、両部門とも日英伊3ヵ国が取り組む次期戦闘機の国際共同開発計画GCAP「に参加していることである。
2024.07.20
 23:30
Kyiv Independent US-Japan Patriot missile production delayed by component shortage, Reuters reports <2408-072010>
 ウクライナの対露防衛に不可欠なPatriotミサイルを日本で生産する米国の計画は、Boeing社製の重要部品の不足により遅れていると、4人の匿名の情報筋がReutersに語った。
 ある消息筋はReutersに、米国はミサイルの生産を年間500発から全世界で750発以上にできるだけ早く増やすことを目指していると語った。
 情報筋によると、日本ではミサイルのシーカーをを除き生産しているため、ミサイルシーカーの補給なしには生産が不可能だという。
 三菱重工業 (MHI) はLockheed Martin社との契約に基づき、現在年間約30発のPAC-3弾を生産しているが、日本政府関係者や業界筋はこれを約60発に増やす可能性があると述べているが、部品不足の結果も三菱重工が生産量を増やせるようになるまでには数年かかる可能性があると業界筋は述べた。
 Reuters通信は、「日本での生産の停滞は、世界の同盟国からの産業支援を複雑なサプライチェーンにつなぐ際に、米国が直面している課題を示している」としている。
2024.07.15
 16:30
Breaking Defense How SECNAV’s claims about S. Korean, Japanese shipbuilders do and do not line up <2408-071509>
 6月下旬、韓国の共同企業体Hanwhaとその造船部門であるHanwha Ocean社が、フィラデルフィア造船所を購入する計画を発表した。 デル・トロ米海軍長官はこの動きを公然と応援している。
 米海軍の戦闘艦を建造していないフィラデルフィア造船所は、これまでノルウェーの産業投資グループが所有しているが、この発表はデル・トロ長官に歓迎され、「Hanwha社が米国の造船競争環境を変える」ことを期待していると述べた。
 デル・トロ長官は2024年中、韓国と日本の造船所を称賛し、米国の造船所への投資を奨励する一方で、米国の産業界が自社の施設への投資を怠ったことを諭している。
2024.06.28
 20:00
時事通信

(Yahoo)

三菱電機、米軍向け戦闘機レーダーの修理請負 <2407-062815>
 三菱電機が28日、RTX社(Raytheon)と米軍が装備しているF-15搭載レーダの修理請負に向けた試験的契約を結んだと発表した。
 三菱電機はこの契約を通じ、米軍装備品の修理事業への参入を目指す。 RTX社は本格的な契約に向け、三菱電機の修理能力を確認する。
2024.06.24
 19:34
琉球朝日放送

(Yahoo)

米軍レーダー部隊、与那国へ/来月からの共同訓練 <2407-062412>
 自衛隊と米軍が7月28日から実施するResolution Dragon 24共同演習で、与那国駐屯地に米軍がTPS-80レーダーを持ち込み、警戒監視訓練を行うことがわかった。 TPS-80は2023年10月の共同演習で石垣駐屯地に展開していた。
 また今回の演習では、米海兵隊や陸軍などの110名が与那国に入る予定で、島での日米の演習としては、最大規模になるとみられる。
 米軍の物資や隊員は、民間船で祖納港や久部良漁港に入るほか、自衛隊の輸送機は与那国空港を使用する。
2024.06.18
 01:09
FNN Prime News

(Yahoo)

日米加比4カ国が南シナ海で初の「海上協同活動」 海洋進出強める中国をけん制か <2407-061801>
 海上自衛隊が17日に、海洋進出を強める中国を念頭に、米加比と初めて「海上協同活動」として、共同演習を実施したと発表した。
 共同訓練は16日に南シナ海で行われ、海自の護衛艦きりさめのほか、米加比3ヵ国の駆逐艦、フリゲート艦、哨戒艦などが参加した。
 海自は「同盟国や同志国と連携を強化し、地域の平和と安定、海洋秩序の維持強化に貢献していく」としている。
 海自は4月にも南シナ海で、米豪比と「海上協同活動」を実施しているが、日米加比4ヵ国では初めてだという。
2024.06.15
 15:47
朝日新聞

(Yahoo)

「拡大抑止」めぐり日米が協議 2プラス2へ向け、連携深化を確認 <2407-061510>
 核を含む米国の戦力で日本への攻撃を思いとどまらせる「拡大抑止」をめぐり、日米の外務・防衛当局の担当者が13、14両日に、米西部ワイオミング州で定例の協議を開いた。
 7月下旬に東京で開く方針の2-plus-2に向けて突っ込んだ議論を行い、一層連携を深めることを確認した。
 防衛省によると、協議では、核・ミサイル開発を続ける北朝鮮や、不透明な形で核戦力の増強を進める中国の動向について認識を共有し、特に中国の核戦力の拡大が、地域と世界の平和と安全を損なうことを中国自身が認める必要性があることを確認した。
 拡大抑止をめぐっては、4月の日米首脳会談の共同声明に「米国の拡大抑止を強化する重要性を確認」と明記しており、「2-plus-2の機会に突っ込んだ議論を行うよう求める」とした。
2024.06.14
 00:09
FNN Prime News

(Yahoo)

米軍大規模演習に自衛隊初参加 18日まで実施 <2407-061401>
 米軍のF-16が13日17:00頃に海上自衛隊八戸航空基地に飛来した。 演習は18日まで行われる。
 米軍が2年に一度、グアムなど太平洋地域で実施する大規模演習Valiant Shieldには、今回、初めて自衛隊が参加していて、宮城県の航空自衛隊・松島基地にもF-16が着陸した。
2024.06.10
 18:08
時事通信

(Yahoo)

ミサイル生産・艦艇整備で作業部会 日米、防衛装備協力の協議開始 <2407-061012>
 日米政府が9、10両日に防衛装備品の共同開発・生産などを議論する「日米防衛産業協力・取得・維持整備定期協議
DICAS)」と関連会合を初めて開催し、以下の4分野について作業部会を設置し、具体化を図ることで一致した。
(1) 防空ミサイルの共同生産
(2) 米軍艦艇の日本での整備
(3) 米軍戦闘機の日本での整備
(4) サプライチェーン強靱化
 DICASは4月の日米首脳会談で設置に合意したもので、首脳間ではウクライナ支援で米軍の備蓄が不足するミサイルの共同生産や、極東に展開する米軍艦艇・戦闘機の日本の民間工場での整備について検討を進める方向性を確認していた。
2024.06.07 Janes Japan, US mull servicing US F-15, F-16 aircraft <2407-060716>
 日米両国が、米空軍のF-15とF-16をアジアで維持・オーバーホールする計画を検討している。 米国国防総省によると、6月中旬に日本で開催される防衛産業協力に関する新たな二国間フォーラムで、両国の国防当局者が潜在的なプロジェクトについて話し合う予定である。
 防衛省報道官がJanesに語ったところでは、防衛産業協力・調達・維持に関する新たなフォーラム (
DICAS) では、両国間のより深い産業協力の機会が検討される。 報道官は「このフォーラムには、日本の商業施設における米海軍艦艇と空軍機の維持が含まれる」と述べたが、オーバーホールプロジェクトの詳細はまだ決定されていないと付け加えた。
 国防総省によると、このフォーラムは、調達と維持を担当するラプランテ米国防次官と深澤防衛装備庁長官が主催する。
2024.06.05
 15:00
Inside Defense DOD acquisition chief heading to Japan to cement defense industrial cooperation <2407-060511>
 米国防総省のラプランテ調達局長が、日米の防衛産業協力を強化するため、一週間の日本訪問に出発する。
 国防総省の声明によると、ラプランテ局長は、日本の調達・技術・兵站を担当する防衛装備庁の深澤長官とともに、第1回日米防衛産業協力・調達・維持フォーラム (
DICAS) を開催する。
 国防総省によると、DICASフォーラムは「日米の防衛産業協力の拡大を促進し、共同開発、共同生産、共同維持の機会を加速させることを目的としている」という。
2024.05.24
 11:47
時事通信

(Yahoo)

米軍大規模演習、自衛隊初参加 「バリアント・シールド」一部は国内で 防衛省 <2406-052410>
 防衛省が24日、米軍が2年に1度太平洋地域で実施する大規模演習Valiant Shield自衛隊が初めて参加すると発表した。 自衛隊基地なども同演習で初めて使われ、日本周辺で有事が起きた場合の日米の即応体制を強化する狙いがあるとみられる。
 同演習は、米軍が2006年からグアムなどで実施する1万人規模の実動演習だが、米側から自衛隊を招待し、一部訓練を日本国内で行いたいと申し出があったという。
 6月7~18日の日程で、国内9都道を会場に陸海空各自衛隊から4,000名車両130両航空機60機などが参加し、このうち海自八戸航空基地と空自松島基地では、日米戦闘機の展開訓練が行われ、10日以降に機体が離着陸する。
 他に、北海道大演習場での空挺降下訓練や、奄美大島周辺での対艦戦闘訓練などを実施され、共同訓練はハワイやフィリピンなどの周辺海空域でも行う。
2024.05.17
 12:02
中央日報

(Yahoo)

韓米日海保機関、6月初め東海で初の連合訓練…「中ロに対応」 <2406-051714>
 読売新聞が17日、日米韓の海保機関が6月初めに日本海で初めて連合訓練を実施する予定だと報じた。
 東/南シナ海で海洋進出を強化する中国と海洋強国を狙うロシアの結束に対抗する動きである。
2024.05.13
 05:55
時事通信

(Yahoo)

米上院議員、また原爆正当化 「イスラエルも何でもすべき」 <2406-051303>
 米共和党の重鎮グラム上院議員が12日にNBC TVの番組に出演し、広島と長崎への原爆投下を「正しい決断だった」と改めて正当化した上で、イスラエルへの弾薬輸送を一部停止したバイデン大統領を批判し、「われわれが広島、長崎に原爆を投下して戦争を終わらせたように、イスラエルもユダヤ人国家として生き残るために必要なことは何でもすべきだ」と主張した。
 グラム議員は番組で司会者から米軍が戦後、民間人犠牲者を最小限に抑えるために精密誘導兵器などの技術開発を進めたことを指摘されると、「くだらない」と切り捨てた。
2024.05.11
 14:59
讀賣新聞

(Yahoo)

日米韓の海保機関が連携強化の文書…東南アジアや太平洋島嶼国の海上保安能力向上を支援 <2406-051107>
 海上保安庁が10日、日米韓の海保機関による連携強化を確認する文書を米沿岸警備隊、韓国海洋警察庁と初めて取り交わした。 東南アジアや太平洋島嶼国に対し、3ヵ国が協力して海上保安能力の向上を支援し、「法の支配」に基づく海域の安定確保を目指す。
 渡辺海上保安監(註:海将格、中将)が、カリフォルニア州で現地時間9日に行われた署名式に出席し、米沿岸警備隊太平洋方面司令官のティアンソン中将との会談も行い、日米韓など多国間の海保機関による連携の重要性について意見を交わした。
2024.05.10
 15:08
時事通信

(Yahoo)

上川外相、原爆正当化「受け入れられぬ」 米政府に見解伝達 <2406-051008>
 上川外相が10日の衆院外務委員会で無所属の松原仁議員への答弁で、オースティン米国防長官らが広島、長崎への原爆投下が第2次世界大戦を終わらせたとの見解を示したことに関し「適切ではなく、受け入れることはできない」と述べ、核兵器の使用は国際法の精神にそぐわないと米側に申し入れたことも明らかにした。
 オースティン国防相は8日に、上院歳出委員会の小委員会でグラム上院議員(共和党)の質問に答えた。 グラム議員が米政府によるイスラエルへの弾薬輸出停止を批判する中で「広島、長崎への原爆投下を支持するか」と質問に対し、米統合参謀本部議長のブラウン空軍大将「それが世界大戦を終わらせた」と応じ、オースティン国防相も同調した。
2024.05.04
 01:10
FNN Prime News

(Yahoo)

日米豪比防衛相 ハワイで会談 共同訓練の継続など 連携強化で一致 <2406-050401>
 日米豪比4ヵ国の防衛閣僚会談がハワイで行われ、中国の海洋進出を念頭に、力による一方的な現状変更に反対し、結束することを確認した。
 4ヵ国は、共同訓練の継続など連携を強化することで一致した。
2024.05.03
 13:27
Inside Defense Japan, Australia, U.S. announce plans for 'inaugural' regional missile defense event <2406-050310>
 日本、オーストラリア、米国は、5月2日に開かれた木原防衛相、マールズ豪副首相兼国防相、オースティン米国防長官の会談後の共同声明で、インド太平洋地域での戦闘を想定したTalisman Sabre 2027演習に組み入れられる初の三国による
AMD実射演習の計画を発表した。
2024.05.02
 16:47
毎日新聞

(Yahoo)

日米、新型迎撃ミサイルに4700億円 中露朝の極超音速弾に対応 <2406-050222>
 米MDAが毎日新聞に、日米両政府が極超音速ミサイルに対応する新型迎撃ミサイルの共同開発費が$3B超に上るとの推計をまとめたことを明らかにした。 日本側は$1B(1,570億円)を拠出し、迎撃ミサイルの推進装置などの開発を担い、2030年代半ばの完成を目指す。 中国やロシア、北朝鮮が極超音速ミサイルの開発を進展させており、迎撃態勢の強化が急務となっている。
 迎撃を想定しているのは
HGVで、ミサイルの弾道最終段階では既存の迎撃システムでも一定の対応は可能とみられるが、日米両政府はその前の段階の滑空中でも迎撃できるようにするため、2023年8月の日米首脳会談で新型の迎撃ミサイルを共同開発することで合意し、日本政府は令和6年度予算で当面の開発費として757億円を計上していた。
2024.04.26
 11:10
時事通信

(Yahoo)

日米豪比が防衛相会談 来月2日、ハワイで <2405-042605>
 防衛省が26日、木原防衛相が5月2~4日にハワイを訪問し、米国とオーストラリア、フィリピンとの防衛相会談を実施すると発表した。
 4ヵ国は4月上旬、南シナ海で「海上協同活動」の枠組みを設け、共同訓練を実施した。
2024.04.18
 07:00
朝日新聞

(Yahoo)

日米豪比で国防相会談を調整 木原防衛相、大型連休中にハワイ訪問 <2405-041803>
 木原防衛相が5月2~5日の日程でハワイを訪問し、米インド太平洋軍司令官の交代に伴う式典が行われるのにあわせ開催される日米豪比4ヵ国の国防相会談に参加する方向で最終調整に入った。  4月中旬にはワシントンで初めて日米比首脳会談が開催され、首脳らは安保協力の強化で一致しており、今回はこの3ヵ国の枠組みに日本が「準同盟国」と位置づける豪州が加わり、対中を念頭に連携強化を図る方針である。
2024.04.13
 02:09
Reuters 通信

(Yahoo)

米・フィリピン「3プラス3」開催、南シナ海での連携確認 <2405-041303>
 米国とフィリピンが12日、ワシントンで外務・防衛閣僚に国家安全保障担当補佐官を加えた初の3-plus-3協議を実施した。
 マナロ比外相は、中国はフィリピンに対する「妨害をエスカレートさせている」とし、フィリピンは南シナ海での主権を主張する決意を固めていると表明し「特に排他的経済水域内で主権的権利を主張する」と述べた。 その上で、今回の協議を通してより円滑な外交、防衛、安全保障の面での対応が調整できるようになることを望んでいると語った。
 オースティン米国防長官は、フィリピンとの相互防衛条約に対する米国の公約は「揺るぎない」とし、「両国の軍隊の相互運用性を強化し、作戦上の連携を拡大し、南シナ海での威圧に対抗するために足並みを揃えて取り組んでいる」と述べた。
 バイデン米大統領と岸田首相、マルコス比大統領は11日に、ホワイトハウスで初の3ヵ国首脳会談を実施し、共同声明で「南シナ海における中国による危険で攻撃的な行動に対する深刻な懸念を表明する。 また南シナ海における埋め立て地の軍事化不法な海洋権益の主張に懸念を抱いている」と表明している。
2024.04.12
 14:41
Reuters 通信

(Yahoo)

日米韓が海軍合同演習、北朝鮮の脅威に対応 米空母など参加 <2405-041212>
 韓国海軍が12日、米韓が北朝鮮の核とミサイルの脅威に対する備えを強化するため、海軍の合同演習を実施し、米空母などが参加したと発表した。 声明によると「参加部隊は潜水艦やSLBMを含む北朝鮮からの脅威への対応を強化するため、対潜水艦戦演習を実施した」という。 韓国海軍は、2023年の日米韓首脳会談後に設定された複数年にわたる合同演習計画に沿ったものと説明した。
 演習は日本と韓国の間の国際水域で11~12日に実施され、日韓の艦船に加え、米空母 Theodore Rooseveltや駆逐艦HowardRussellDaniel Inouyeなどが参加した。
2024.04.12
 11:16
時事通信

(Yahoo)

空自練習機、日米共同開発も 木原防衛相、純国産に否定的 <2405-041209>
 木原防衛相が12日の記者会見で、航空自衛隊T4練習機の後継機について日米共同で開発・生産する可能性に言及した。
 先の日米首脳会談で「日米共通ジェット練習機の共同開発・生産」を検討する作業部会の設置で合意したことに関し、「T4後継機も対象になっている」と説明し、純国産とすることに否定的な見解も示した。
2024.04.12
 08:37
産経新聞

(Yahoo)

日米比首脳会談 岸田文雄首相「同盟国、同志国との重層的な取り組み必要」 <2405-041205>
 日米比3ヵ国が11日午後(日本時間12日午前)に米ホワイトハウスで史上初の首脳会談を開き、東・南シナ海で覇権主義的行動を強める中国を批判する共同声明を発表した。 会談には岸田首相、バイデン米大統領、マルコス比大統領が出席した。
  共同声明は中国がほぼ全域の領有権を主張する南シナ海で比船との衝突を繰り返していることを踏まえ、「危険かつ攻撃的な行動に深刻な懸念を表明する」と名指しで批判した。 中国海警局艦を念頭に、南シナ海の海上保安機関の威圧的な行動について「断固反対する」とも明記した。
 岸田首相は「インド太平洋地域の平和と繁栄のためにも日米比協力のさらなる強化を確認し、具体的な方策を示したい」と強調し、バイデン大統領は「日本とフィリピンの防衛に対する米国の決意は揺るぎない」と語った。
岸田首相は会談で「法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序の維持・強化に向け、同盟国、同志国との重層的な協力が必要だ」と述べた。
 また、尖閣諸島周辺での中国艦船の領海侵犯を巡り、「中国による力、または威圧によるあらゆる一方的な現状変更の試みに強い反対の意を表明する」と非難した。 今後1年間で日米比の海上保安機関が合同訓練を実施することも表明し、海洋協力の促進のため、新たな日米比海洋協議も立ち上げる。
2024.04.11
 12:35
時事通信

(Yahoo)

自衛隊、米軍指揮下に入らず 林官房長官「独立して行動」 <2405-041111>
 林官房長官が11日の記者会見で、日米両首脳が自衛隊と米軍の指揮統制の連携強化で合意したことに関し、「自衛隊と米軍はおのおの独立した系統に従って行動している。 今年度中に発足させる自衛隊の統合作戦司令部が米軍の指揮統制下に入ることはない」と説明した。
 バイデン大統領が日朝対話を支持する考えを示したことについては、「日米両首脳は北朝鮮との対話の道が開かれているとの共通認識も踏まえ、日米、日米韓で一層緊密に連携することを確認した。 こうした共通認識を踏まえた発言だと受け止めている」と述べた。
2024.04.11
 05:40
TBS News

(Yahoo)

日米首脳会談 防衛・安全保障や宇宙など幅広い分野での連携強化で合意 <2405-041106>
 国賓待遇で訪米中の岸田首相はバイデン大統領と会談し、防衛・安全保障や宇宙など幅広い分野での連携強化で合意した。
 会談後の共同声明では、日米を「未来のためのグローバル・パートナー」と位置づけ、日米同盟の強固さを誇った。
2024.04.11
 05:24
Defense News US, Japan announce generational upgrade to alliance amid China threat <2405-041105>
 日米首脳は4月11日にバイデン米大統領が「日米同盟が最初に設立されて以来、最も重要なアップグレード」と呼んだ防衛協定の長いリストを発表した。
 両国は、それぞれの指揮統制システムを改善し、共同で兵器を製造するための産業評議会を結成し、ミサイル防衛システムをオーストラリアのミサイル防衛システムとネットワーク化し、英国との共同演習を開始するなどの協定を締結する。 また、米国は初めて、東京の防衛力とよりよく連携するために、日本における兵力構成を調整する。
2024.04.10
 16:57
Breaking defense Army eyes Next Generation Howitzer new start, third attempt at leap-ahead artillery <2405-041009>
 米国と日本が4月10日、インド太平洋地域における中国、北朝鮮、その他の攻撃源からの侵略に対抗する能力を強化すると主張する一連の防衛関連の動きを発表した。
 バイデン米大統領と岸田首相は、ホワイトハウスでの共同声明で、「グローバルなパートナーシップを前進させるため、本日、防衛・安全保障協力を強化するためのいくつかの新たな戦略構想を発表し、宇宙でのニューフロンティアに言及すると共に、技術革新を推進し、経済安全保障を強化して、気候変動対策も加速したグローバルな外交と開発に関する同盟、及び両国民の絆を強めるのです」と述べ、合意の一環として、両国は、両国が協力できる優先分野を特定する防衛産業協力・調達・維持に関するフォーラム (
DICAS) を活用することに合意した。
 声明で特定された能力の中には、「関係省庁と連携して、日本の商業施設で前方展開された米海軍艦艇と第四世代戦闘機を含む米空軍航空機の共同開発と共同生産」が含まれる。
 さらに、双方は、将来の操縦士訓練に関する作業部会の設立と、「戦闘準備が整った次世代戦闘機の空軍力を維持するための一般的なジェット練習機などの最先端技術の共同開発と共同生産」を約束した。 それがジェット練習機の調整を指すのか、それとも地上での訓練オプションを指すのかは不明であるが、練習機では、日本は国産のT-4を運用し、米空軍はBoeing/Saab社製のT-7Aへの移行の初期段階にある。
 米大統領府はfact sheetで、GA社が海上保安庁にMQ-9B Sea Guarian 2機を提供すると述べている。 GA社広報はMQ-9 2機は日本への直接商業販売であり、現在、請負業者が所有し、請負業者が運営するリース契約中の3機とは別のものであることを確認した。
2024.04.10
 05:10
朝日新聞

(Yahoo)

米英豪のAUKUS、原潜での日本との協力拡大は否定 米高官 <2405-041003>
 米国家安全保障会議(NSC)で東アジア・オセアニアを担当するラップフーパー上級部長が9日、米英豪の安全保障の枠組みAUKUSについて、原子力潜水艦に関する協力は「今後も米英豪以外に参加国を拡大することはない」と明言した。
 AUKUSでは、日本との協力が検討されているが、それはAUKUSの「第二の柱」である先端技術分野に限り、豪州の原潜の調達を目指す「第一の柱」では協力関係を模索しないとの方針を明確にした。
2024.04.09
 11:00
毎日新聞

(Yahoo)

官房長官、AUKUSとの連携に期待感 米英豪の安保枠組み <2405-040904>
 林官房長官が9日午前の記者会見で、米英豪3ヵ国の安全保障の枠組みAUKUSとの共同開発の検討について「防衛力の強化に資する取り組みを今後も進めたい」と述べた。 林長官は「インド太平洋の平和と安定に資するものであり、日本は一貫して支持している」とも語り、連携に期待感を示した。
 AUKUS国防相が8日付の共同声明で、人工知能や極超音速兵器を含む先進能力分野などの開発で日本との協力検討を発表したことを受けた。
2024.04.09
 09:33
Reuters 通信

(Yahoo)

AUKUSの枠組み拡大する計画ない=豪首相 <2405-040902>
 アルバニージー豪首相が9日、豪米英3ヵ国の安全保障の枠組みAUKUSを拡大する計画はないと述べた。 3ヵ国は8日に、AUKUSを通して日本と先端防衛技術分野で協力することを検討していると発表していた。
 アルバニージー首相はキャンベラでの記者会見で「提案はAUKUSの第2の柱に関し、プロジェクトごとに他国の関与を検討するもので、日本は当然その候補だ」と指摘し、AUKUSのメンバーを拡大することは提案されていないと語った。
 AUKUSはオーストラリアへの原子力潜水艦配備を第1の柱として、第2の柱は軍事技術共有のほか、量子コンピューティング、人工知能 (AI)、サイバー技術での協力などを焦点にしている。  米国はこれまでに第2の柱への他国の参加に前向きな姿勢を示しており、ブリンケン米国務長官は2023年7月に、ニュージーランドが関与する扉は開かれていると表明していた。
2024.04.08
 19:19
共同通信

(Yahoo)

日米、小型原子炉開発で協力へ <2405-040820>
 複数の政府関係者が8日、日米両政府は「小型モジュール炉
SMR)」などの次世代型原発の研究開発で協力する方針を固め、岸田首相とバイデン大統領が会談で合意する見通しを明らかにした。
【註】
 米国防総省が原子炉を60年間使用するProject Peleと呼ばれる計画計画を進めており、陸軍や空軍や基地で1~5MWで3年間は連続使用できる原子炉を電力源とすることを検討している。
【米国防総省の Pele 計画:2111-102108 (MT 2021.10.21)】
2024.04.08
 17:04
讀賣新聞

(Yahoo)

マッハ5以上の極超音速滑空兵器を探知・追尾、衛星網整備で日米が協力へ…北朝鮮や中国に対抗 <2405-040818>
 岸田首相とバイデン米大統領が10日に予定されている日米首脳会談で、極超音速滑空兵器 (
HGV) を捕捉追随するための衛星網の整備で協力を確認する。
 ミサイル防衛能力を強化し、HGVの開発を進める北朝鮮や中国に対抗する狙いがある。
2024.04.07
 21:30
日テレ News

(Yahoo)

日本、アメリカ、オーストラリア、フィリピン 南シナ海で初の共同訓練 <2405-040711>
 中国とフィリピンが領有権を争い緊張が高まる南シナ海で、日、米、豪、比の4ヵ国による初めての共同演習が行われた。
 フィリピンと中国が互いに領有権を主張する南シナ海では、フィリピン側の船が中国当局の船から放水を受けるなど、衝突する事案が相次いでいるなか、7日に南シナ海のフィリピンの排他的経済水域で、海上自衛隊と米豪比軍が「海上協同活動」と位置づける初めての共同演習を実施した。
 一方で、AP通信によると、中国の海軍と空軍が合同で7日、南シナ海の哨戒を行っていて、共同訓練を牽制する狙いとみられる。
2024.04.07
 12:34
Bloomberg

(Yahoo)

米英豪の安全保障枠組み、拡大協議開始8日発表と報道-日本と連携か <2405-040705>
 Financial Times (FT) 紙が事情に詳しい複数の関係者から情報を引用して、米英豪の国防相が、3ヵ国の安全保障枠組みAUKUSへの新たなメンバー参加に向けた協議開始を8日に発表する見通しだと報じた。
 FT紙によると、米英豪3ヵ国の国防相は、海中能力や極超音速兵器分野での技術協力を含むAUCUS第2の柱に関する協議を始めると公表する見込みで、今回の発表は、国賓待遇で訪米する岸田首相とバイデン大統領との10日の首脳会談、フィリピンのマルコス大統領を交えた初の日米比首脳会談直前というタイミングで行われることになる。
2024.04.05
 21:28
産経新聞

(Yahoo)

自衛隊基地の共同使用を促進、米軍と相互運用強化 首脳会談で合意へ <2405-040518>
 複数の日本政府関係者が5日、日米両政府は、米首都ワシントンで現地時間10日に開く岸田首相とバイデン米大統領との会談で、自衛隊と在日米軍による施設の共同使用を促進することで合意する方向で調整に入ったことを明らかにした。 首脳会談の成果文書に盛り込むことを目指す。
 米軍が緊急時に日本国内の空港や港湾を柔軟に利用できるようにすることでも一致する見通しである。 基地や訓練場などの共同使用の促進は共同訓練の増加などが念頭にあり、自衛隊と米軍が同じ施設を柔軟に融通し合う相互運用能力を強化する狙いがある。
 現状、米軍が滑走路などの自衛隊施設を共同使用する場合は原則、日米地位協定に基づく日米合同委員会の合意に加え、閣議決定が必要となる。 煩雑な手続きを簡素化することで円滑な運用につなげたい考えで、5月末に日本で開催予定の外務・防衛担当閣僚による安全保障協議委員会 (2-plus-2) で具体策を協議する。
2024.04.05
 21:00
共同通信

(Yahoo)

在日米軍司令官「大将」格上げへ 部隊指揮も検討、自衛隊と連携 <2405-040517>
 複数の関係者が5日、米政府は在日米軍司令部の機能を強化するため、司令官の階級を中将から大将に格上げする方向で調整に入ったことを明らかにした。 日本が陸海空3自衛隊を一元的に指揮する統合作戦司令部を発足させるのに伴い、司令官の階級を同等にして連携を強める。 米側は日米共同訓練の企画立案機能や、実動部隊の限定的な指揮権を付与する案も検討している。
 日米両政府は10日に米ワシントンで開く首脳会談で指揮統制の見直しに合意する見通しで、同盟強化策を具体的に示し、中国や北朝鮮への抑止力向上を図る。
 米側は司令官の格上げに伴い、在日米軍司令部に陸海空3軍と海兵隊などを横断した統合任務部隊を設け、日本が他国領域のミサイル基地などを破壊する反撃能力を保有するのに伴い、共同対処能力を高める。
 5月末にも開く外務・防衛担当閣僚による日米安全保障協議委員会 (2-plus-2) で協議する。
2024.04.04
 18:43
共同通信

(Yahoo)

日米、防衛装備品巡る協議体新設で合意へ <2405-040409>
 日米外交筋が4日、日米両政府が防衛装備品の共同開発や生産に向けた協議体を新設する方針を固め、10日の首脳会談で合意して5月末にも2-plus-2を開いて協議に入る見通しを明らかにした。
2024.04.04
 07:18
時事通信

(Yahoo)

防衛装備品の共同生産へ新体制 日米首脳会談で合意へ 米高官 <2405-040403>
 キャンベル米国務副長官が3日にワシントンのシンクタンクで講演し、「重要な防衛装備品の共同開発や、将来的な共同生産の可能性も含め、日米がより協調して取り組むための初の措置が話し合われるだろう」と述べたうえで、日米首脳が10日の会談で防衛装備品の共同生産に向けた新体制発足について協議するとの見通しを明らかにした。
 キャンベル副長官は「COVID-19パンデミックで学んだ教訓は、軍事分野のサプライチェーンがいかに細く、簡単に詰まってしまうかということで、拡充が必要だ」と指摘し、来週の首脳会談は「日米の安全保障協力を更新する上で、歴史的な内容になる」と強調した。
2024.04.03
 19:00
日経新聞 日米比、対中国サイバー防衛網づくり 首脳会談で合意へ <2405-040322>
 日本、米国、フィリピンの3ヵ国はサイバ攻撃に備える防衛網を創設することで、11日にワシントンで開く初の首脳会談で合意する見通しである。 日本と米国にはサイバー安保に関する関係省庁の幹部級の対話枠組みがあり、米国とフィリピンの間でも対応を議論していることから、それぞれの協議体を3ヵ国に広げ、中国やロシアからの攻撃増加を踏まえ、政府機関や重要インフラ施設を守り、攻撃に関する情報や対処方法を共有し、リスク低減につなげる計画である。
2024.04.03
 14:21
産経新聞

(Yahoo)

日米、防衛産業の連携強化で「協議体」立ち上げで首脳合意へ 対処力向上を協議 <2405-040314>
 日米両政府ワシントンで10日に開く日米首脳会談防衛産業の連携強化で合意し、新たな協議体を立ち上げる方向で調整に入った。 バイデン大統領と岸田首相は会談で、日米同盟による抑止力と対処力の向上に向けた取り組みを協議する。 日米で防衛装備品関連の産業間連携を促進する新たな協議体「防衛産業政策調整会議」を立ち上げ、協力案件を議論する。
 米国は防衛産業の近代化や生産体制の強化に取り組んでおり、同盟国の日本と協力を拡大する。 米国ではCOVID19パンデミックによるサプライチェーンの混乱や、ウクライナへの大規模軍事支援などで、防衛装備品の生産体制の拡充が課題となり、米国防総省は1月に、初となる「国家防衛産業戦略」を発表し、産業基盤の強化や近代化に乗り出している。
 日米は、米側の生産体制の補完にもつながる産業間協力で抑止力を高め、中露などの脅威に対抗していく考えである。
2024.04.02
 18:31
共同通信

(Yahoo)

日米豪比、初の本格演習へ 7日、南シナ海で対潜訓練 <2405-040218>
 複数の関係筋の話で2日、海上自衛隊とフィリピン、米国、オーストラリア海軍の艦船や航空機がパラワン島北西沖の南シナ海で対潜水艦戦訓練を含む初の本格的な4ヵ国海上演習を7日に計画していることが分かった。 相互運用性の向上を掲げ、対潜戦に加え、艦船間の通信、隊列を組んでの航行も訓練する方針である。
 フィリピン軍は2023年11月以来、米軍、オーストラリア軍と二国間の「海上協力活動」として共同巡回を行ってきたが、今回は初の4ヵ国間の海上協力活動と位置付け、今後は年数回のペースで定例化したい意向という。
 マルコス大統領は4月11日にワシントンで日米と首脳会談を開く予定で、相互運用性や共同航海を含む3ヵ国合意を準備していると明かしており、海上協力活動が合意に盛り込まれる可能性がある。
2024.04.02
 17:57
中央日報

(Yahoo)

韓米日、済州南東空域で米戦略爆撃機が参加する空中訓練 <2405-040217>
 日米韓が2日、済州南東の日韓で防空識別区域 (ADIZ) が重複区域一帯で、米軍がB-52を参加させた演習を実施した。 韓国国防部によると、今回の演習には米軍のB-52、航空自衛隊のF-2、韓国空軍のF-15K、米空軍のF-16などが参加した。
 今回の日米韓演習は昨年の日米韓首脳階段での合意に基づき2024年で最初に実施した。
 韓国国防部は「今回の訓練は高度化される北朝鮮の核・ミサイル脅威に対する抑止と対応能力を向上させるために実施した。 今後も日米韓3ヵ国は緊密な共助を基に共同訓練を持続拡大していく中で北朝鮮の脅威を抑止し共同で対応できるよう共助を強化するだろう」と表明した。
2024.03.25
 10:36
毎日新聞

(Yahoo)

在日米軍の指揮統制見直しへ 日米首脳会談に合わせ発表 英報道 <2404-032506>
 Financial Times紙が24日、日米政府4月の首脳会談に合わせて、在日米軍の指揮統制の機能を見直す方針を発表すると報じた。 日米間では、「統合司令部」の発足や中国の軍事力強化を踏まえて、在日米軍の指揮統制機能を強化し、平時から自衛隊との調整を深化させるための議論が進められてきた。
 自衛隊は令和6年度末に部隊指揮を一元的に担う統合司令部を設置する予定で、日米両政府は自衛隊と米軍の調整機能や在日米軍の態勢見直しについて検討してきたが、今回の首脳会談を契機に対外的に計画を明確に打ち出し、具体的な協議を加速させる狙いがあるとみられる。
 日本には米海軍、陸軍、空軍、海兵隊の部隊が駐留しているが、部隊運用や作戦指揮の権限はハワイのインド太平洋軍司令部が握っており、横田基地の在日米軍司令部は日本政府との事務的な折衝、日米地位協定の運用上の調整などを担うだけである。
 報道によると、米側では、インド太平洋軍傘下の太平洋艦隊司令官を長とする統合任務部隊を新編し、自衛隊の統合司令部との調整を担う案が出ているが具体案は固まっておらず、日米関係筋によると、在日米軍司令部に一定の指揮統制権を付与する案も協議されている。
2024.03.25
 08:32
共同通信

(Yahoo)

在日米軍司令部を強化、首脳会談で合意へ <2404-032504>
 複数の日米関係筋が24日、米政府が自衛隊との円滑な連携を目指して在日米軍司令部の機能を強化する方針を固め、4月の日米首脳会談で指揮統制の見直しで合意する方向であることを明らかにした。
2024.03.23
 18:00
毎日新聞

(Yahoo)

空自の次期練習機、初の日米共同開発へ ブルーインパルス「T4」後継 <2404-032310>
 複数の日米関係筋が23日、配備から35年以上が経過し老朽化が進む航空自衛隊のT-4の後継機を米国と共同開発することで調整していることを明らかにした。 岸田首相が訪米し、4月10日に予定されているバイデン大統領との首脳会談で合意し成果文書に明記することを目指している。
 練習機の日米共同開発は初めてで、生産コスト低減に加え、自衛隊と米軍で訓練段階から共通の機体を使うことで連携を強化する狙いがある。
2024.03.21
 03:59
日経新聞 スカパーJSAT、米軍と宇宙監視で協議 安保を収益源に <2404-032106>
 ワシントンを訪問したスカパーJSAT社の米倉社長が日経新聞の取材に対し、米軍との連携の拡大に向け協議を進めると明らかにした。 衛星を使った宇宙状況監視 (
SSA) で協力し、安全保障分野を収益の柱に育てる。
 米倉社長は19日に米大統領府で宇宙政策を担当する幹部と面会し、SSAを巡り意見を交わした。 同社は静止衛星を17基保有している。
2024.03.19
 12:53
産経新聞

(Yahoo)

史上初の日米比首脳会談 林長官 「3ヵ国の連携を一層強化」 <2404-031909>
 林官房長官が19日の記者会見で、4月11日にワシントンで開かれる岸田首相バイデン米大統領マルコス比大統領による日米比3ヵ国の首脳会談について「国際社会が歴史的な転換点を迎える中、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序を維持・強化すべく、3ヵ国の連携を一層強化していく考えだ」と述べた。
2024.03.10
  05:04
讀賣新聞

(Yahoo)

アメリカ向け装備部品増産へ、日米首脳会談で連携強化調整…日本がウクライナ支援を下支え <2404-031001>
 複数の日米両政府筋が日米両政府が4月に予定する首脳会談で、防衛装備品を巡る「共同生産体制の強化」について合意し、成果文書に明記する方向で調整に入ったことを明らかにした。
 米ワシントンで4月10日に行われる岸田首相とバイデン大統領との会談では、日米の防衛産業間の連携強化が主要なテーマとなる。 米側には、ウクライナ支援の長期化などで砲弾やミサイルが備蓄不足に陥りかねないとの危機感がある。
 ロシアによる侵略が続くウクライナ支援で米国の生産体制は逼迫していることから、日本がウクライナ支援を下支えすることで日米同盟の結束を示し、抑止力維持にもつなげる狙いである。
 日本は2023年12月に防衛装備移転三原則と運用指針を改正し、米国のミサイル不足を補うためPatriot弾の米国への輸出を決めた。
2024.03.09
 06:00
共同通信

(Yahoo)

米軍艦船の本格補修が可能に 抑止力強化、緊張招く恐れも <2404-030901>
 複数の政府関係者が8日、日米両政府日本の民間企業が在日米海軍の艦船の大規模補修に従事できるようにする方向で調整に入ったことを明らかにした。 4月の岸田首相の訪米時にバイデン大統領との間で協議する見通しである。
 日本側が手がける艦船の対象を広げ、本格的な補修を可能にすることで在日米軍の運用を効率化し、軍備を増強する中国をにらんだ日米の抑止力向上を図る。
 一方、日米の一体化の進展が中国や北朝鮮を刺激し緊張を招く恐れもある。
2024.03.07
 17:11
Inside Defense U.S., Japan finalizing co-development agreement for hypersonic-killing missile interceptor <2404-030713>
 米軍高官によると、日米両政府が
GPIを共同開発する正式合意を纏めている。 MDA長官コリンズ中将はGPIに関する協力の可能性をめぐる日本との協議は煮詰まっており、今後数ヶ月以内に契約に署名すると述べた。
2024.03.02
 11:13
共同通信

(Yahoo)

空自、米空軍 B52 爆撃機と訓練 日本海と東シナ海 <2404-030205>
 航空自衛隊が2日、米空軍のB-52 2機との共同訓練を1日に日本海や東シナ海で実施したと発表した。 4日から朝鮮半島有事を想定した米韓の大規模合同軍事演習が計画され、韓国では北朝鮮が軍事偵察衛星を3月末にも打ち上げるとの見方があるが、同時期に日米間でも訓練をすることで、周辺国を牽制する狙いがあるとみられる。
 空自はF-15-とF-2各4機を投入し技量と共同対処能力を強化するため、各種戦術を訓練したとしている。 空自によると、F-15は小松、F-2は築城の各基地から参加した。
2024.02.26
 12:15
テレビ長崎

(Yahoo)

日米共同訓練「アイアン・フィスト24」始まる 離島防衛など想定した <2403-022607>
 離島防衛などを想定した陸上自衛隊水陸機動団米海兵隊の共同演習Iron Fistが25日始まった。
 離島防衛の水陸両用作戦の能力向上を図るため2006年に始まったIron Fistの九州・沖縄での実施は2年連続で、今回は4県9ヵ所で日米あわせて2,100名が参加し、鹿児島県の沖永良部島では着上陸や地上での戦闘訓練、相浦駐屯地では図上演習などを行われる。
2024.02.14
 17:47
讀賣新聞

(Yahoo)

イージス艦にトマホーク搭載へ、横須賀で3月下旬に日米訓練を開始見通し <2403-021415>
 エマニュエル駐日米大使が14日に防衛省で木原防衛相と会談し、Tomahark導入に向けた日米の訓練を3月下旬に初めて行うことを明らかにした。 今回の訓練は横須賀市で3月25日頃から始まる見通しで、海自隊員30名が米海軍から指導を受ける計画だという。 米国内での訓練も検討している。
 日本政府は400発のTomahawkを購入し、令和7年度からAegis護衛艦に装備する。
2024.02.14
 08:47
東亞日報 ケリー元首席補佐官「トランプ大統領、韓日に米軍駐留、断固反対」 <2403-021406>
 CNNなどによると、ケリー元大統領首席補佐官が3月12日発売予定のCNN安全保障担当記者シュート氏の本に掲載されたインタビューで、「トランプ前米大統領は抑止力の観点から米軍が韓国に駐留することに断固として反対した。 日本に対しても同じだ」と述べたと暴露した。
 NATO同盟国に対して、「軍事費を十分に払わなければ防衛しない」と米国の安全保障の約束を軽視するトランプ前大統領の姿勢は、韓国や日本に対しても同じということであり、大きな波紋が予想される。
2024.02.07
 16:33
毎日新聞

(Yahoo)

沖永良部島で初の日米共同訓練 「アイアン・フィスト」25日から <2403-020708>
 陸上自衛隊が2月25日~3月17日に離島防衛を想定した米海兵隊との共同実動演習Iron Fistを、2023年に続いて九州と沖縄で実施し、日米の部隊が初めて鹿児島県の沖永良部島に展開し、ボートによる着上陸などの訓練を通じて南西諸島防衛の実効性を高める。
 この演習は2006年からほぼ毎年、カリフォルニア州の広大な訓練場で行われてきたが、2023年に初めて日本国内に場を移し、鹿児島県の徳之島と喜界島、沖縄本島などで実施した。 海洋進出を強める中国への牽制が狙いとみられる。
2024.02.05 Stars & Stripes Cope North training kicks off on Guam with 2,400 troops, nearly 100 aircraft <2403-020518>
 米空軍が2月5日、最大規模の年次演習Cope Northを開始した。 2024年のCope Northは、米空軍、海軍、海兵隊員1,700名のほか、オーストラリア、カナダ、フランス、韓国、日本から700名が参加している。
 太平洋空軍 (PACAF) は1月21日に、グアム島のAndersen AFB、Northwest Field、Antonio B. Won Patグアム国際空港のほか、北マリアナ諸島のテニアン島とサイパン島の飛行場と、6ヵ所の飛行場から約85機の航空機で1,400回の任務を遂行する計画であると述べていた。
2024.02.04
 21:00
共同通信

(Yahoo)

「中国」明示し日米初演習 台湾有事の作戦計画反映へ <2403-020409>
 複数の政府関係者への取材で4日、自衛隊と米軍が実施中の指揮所演習で、仮想敵国を初めて「中国」と明示していることが分かった。 仮称を用いていた過去の演習と比べ、大きく踏み込んだ想定にした。
 演習はコンピューターを使用するシミュレーションで、シナリオの柱は台湾有事。防衛省は特定秘密保護法に基づき、シナリオを特定秘密に指定したもようだが、数年以内に中国が台湾に武力侵攻するのではないかとの懸念は高まっており、今回の敵国名変更は日米の強い危機感の表れといえる。
 Keen Edgeと呼ばれる今回の演習の結果を原案に反映させ、2024年末までに正式版を策定する予定で、2025年頃実働演習Keen Swordを実施し、作戦計画の有効性を検証する。
2024.02.04
 17:56
Taiwan News US, Japan conduct Keen Edge exercises simulating defense of First Island Chain <2403-020407>
 自衛隊が2月1日から8日までの日程で、米軍、豪軍とに南西諸島でKeen Edge合同
CPXを行っている。
 これまでのKeen Edgeとは対照的に、今回は米宇宙軍と米国サイバー軍が参加し、さまざまな不測の事態をシミュレートする。
2024.02.01
 06:19
共同通信

(Yahoo)

米空母2隻、海自艦と共同訓練 中国けん制、フィリピン海で <2403-020104>
 米海軍第7艦隊が1月31日、空母Carl VinsonTheodore Rooseveltが同日に護衛艦ひゅうがフィリピン海で共同訓練を実施したと発表した。
 海洋進出を強める中国牽制を狙い、海上通信や航空戦などの訓練を通じて米軍と自衛隊の連携や即応性の強化を図った。
2024.01.17
 11:55
テレ朝 News

(Yahoo)

日米韓が海上訓練実施 米空母など参加 北朝鮮の反発エスカレートに警戒 <2402-011712>
 韓国軍が、15日から米海軍と海上自衛隊と共同演習を実施していると発表した。
 韓国軍の発表によると、米韓海軍と海上自衛隊は15日から17日まで済州島南方の公海上で演習を実施している。 米空母Carl Vinson
のほか、日韓のAegis駆逐艦など合わせて9隻が参加しているという。