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2024.03.08
08:00Breaking Defense
EXCLUSIVE: F-35A officially certified to carry nuclear bomb
<2404-030812>
F-35 JPOの報道官がBreaking Defenseに、F-35はB61-12核爆弾を搭載することが運用上認証されていると述べた。
JPO報道官は声明で、認証は2024年1月までに完了するというNATO同盟国への誓約の数ヵ月前の10月12日に達成されたと述べた。 一部のF-35AはB61-12を搭載できるようになりF-35は公式に通常兵器と核兵器の両方を搭載できる航空機(二重対応航空機)となった。
F-35 JPO報道官はBreaking Defenseの追加質問に答え、米国の情報開示方針はNATO加盟国間での二重対応航空機に関する情報の公開を禁じていると述べたが、FASの分析によると、2023年現在、約100発の旧型B61がNATOの同盟国であるベルギー、ドイツ、イタリア、オランダ、トルコに保管されており、同盟の核攻撃任務を共有している。
ベルギー、ドイツ、イタリアの4ヵ国は全てF-35の運用が計画されている。
2022.04.04
Aviation Week & ST
Why the Pentagon wants to cut F-35 orders
<2207-040402>
F-35はフィンランドやスイスも含め18ヵ国から受注しているが、米国のFY23要求では2020年のFYDPで予定していた機数より33機少ない61機に留まっている。
なぜ調達機数が大幅に減少したのかはCOVID-19感染拡大による納期遅延や・・・・。
2022.03.28
13:31Breaking Defense
F-35 cuts, F-15 boost, and E-3 replacement: Air Force's $170B budget makes big moves in FY23
<2204-032808>
米空軍省が3月28日に空軍で$169.5B、宇宙軍で$24.5BのFY23予算案を公表したが、空軍のFY22予算に比べて8%増ではあるが物価上昇率は2.2%と見積もられている。
予算案では空軍と宇宙軍のRD&E経費をFY22の$40.1Bより増額した$49.2Bを要求している。
予算案ではF-15EX調達のため一時的にF-35の調達を減速させるようになっている。 これについてケンドール空軍長官はF-15EX調達のキャンセルを提案したが空軍が押し切った。 F-35Aの要求はFY22より15機少ない33機$4.5Bで、F-15EXにはFY22の2倍となる24機$1.4Bを有給している。
一方空軍はFY23に269機を除籍する。 FY22では200機をモスボールとしていた。
2022.03.04
07:12時事通信
米軍、南シナ海でF35回収 深さ3800メートルの海底から
<2204-030405>
米海軍第7艦隊が3日、南シナ海で空母への着艦に失敗し、海底に沈んだF-35Cの機体を水深3,800mの海底から回収したと発表した。
米国内では、中国が機体を回収すればF-35の機密情報が流出すると懸念が強まっていた。
2022.01.05
Jane's Defence Weekly
BAE Systems to upgrade electronic warfare system on F-35
<2204-010509>
BAE Systems社が2021年12月15日にLockheed Martin社からF-35 のCCDDとも呼ばれているBlock 4改良の一環としての電子戦装置の開発を$493Mで受注したと発表した。 BAE Systems社はF-35が装備しているAN/ASQ-239電子戦装置の開発と生産を行っている。
2018年に開始された Block 4は4.1、4.2、4.3、4.4に分かれて実施され、予定されているF-35へのセンサや武器の搭載が全てが可能になる。
そのうちBlock 4.1と4.3は社としてソフトの改修、Block 4.2と4.3ではハードウェアの改修が行われる。
2022.01.05
Jane's Defence Weekly
Fiuture USN air wing takes shape on carrier Bush
<2204-010507>
米海軍が2021年12月12日に空母George HW BushでVFA 125飛行隊のパイロットによるF-35Cの離着艦を初めて実施した。
George HW BushではMQ-25 Stingray空中給油UAVも搭載している。
2021.10.13
Jane's Defence Weekly
F-35 completes nuclear flight trials
<2112-101301>
米空軍が10月4日、F-35Aの核兵器搭載能力評価の設計段階評価を完了したと発表した。 F-35Aの核兵器搭載能力評価は設計段階評価と実用段階評価の2段階で行われるが、実用段階評価が完了する時期については明らかにされていない。
今回の試験はF-35A 2機で行われ、試験にはB61-12試験弾 (JTA) が使用された。
2021.06.02
Defense News
US Air Force wish list includes more F-15EX jets but no F-35s
<2107-060209>
米空軍がFY22にF-15EX 12機とコンフォーマル燃料槽に$1.4Bを要求している。 これに対して毎年48機を要求してきた他に、議会に提出する追加の要求を予算化されなかったリストとして挙げてきたが、FY22では48機の要求だけで従来のやり方を取らないという。
一方空軍はFY22に、A-10 42機、F-16/CD 47機、F-15C/D 48機を含む200機以上の退役を挙げている。
2021.06.02
Marine Times
Marine F-35B conducts emergency landing in Ibiza
<2107-060208>
英海軍広報官が6月1日、英空母Queen Elizabethに搭載されている米海兵隊VMFA-211飛行隊のF-35Bが5月31日にスペインIbizaで緊急着陸したと発表した。
この緊急着陸はあくまでも危険回避のためで、乗員及び機体に異常はなく空母に戻ることになると言う。
2021.05
International Defence Review
JSM successfully released from F-35A
<2107-050007>
ノルウェー国防省とKongsberg社が3月20日に、米国のF-35からJSMを発射する初めての試験をEdward AFB上空で2月に実施し成功したと発表した。
全長4m、収納幅48cm、高さ52cmのJSMは120kgのチタニウム合金製にTNT100kgの爆薬を装填した500-lb級の爆風効果を第一、破片効果を第二にした弾頭を搭載し、Link 16互換の双方向データリンクを持ち、目標情報の更新、目標変換が可能で効果判定もできる。
誘導にはIIRシーカを用い、CEP≦0.6mの誘導精度を持つ。
2021.04.05
Aviation Week & ST
Software bugs rattle USAF F-35 Block 4 progress
<2106-040502>
米空軍で昨年初期にF-35Aにロードしたソフトに不具合がありAPG-81レーダの性能発揮に不具合を生じさせているため、新たなソフトが4月にリリーズされる。
一方$14.3BのF-35 Block 4性能向上計画は既に3年目に入っており、FY23には主情報処理装置とコンピュータを交換する計画であるが、Block 4に必要なハードウェアは10年がかりのBlock 4開発の後半でしか入手できない。
2021.02.24
Jane's Defence Weekly
US Air Force creates first overseas F-35A squadron
<2104-022405>
米空軍が2月16日、海外初のF-35A飛行隊となる第495 Valkyries飛行隊を2020年12月に英空軍Lakenhealth基地で編成したと発表した。
2021.01.20
Defense News
The Defense Department still isn’t meeting its F-35 readiness goals
<2102-012001>
バイデン政権への移行で1月20日正午に任期を終える米国防総省で調達を主管するロード国防次官が19日、F-35の可動率は69%と、目標にしている80%に達していないことを明らかにした。
2021.01.14
Breaking Defense
Roper hints NGAD Could replace F-35; Why? life-cycle costs
<2102-011408>
近く(註:政権交代により)退任する空軍の調達を牛耳るローパー空軍次官補が、極端に高額になるF-35のライフサイクルコストが次期戦闘機NGAD計画の必要性の一つであると述べ、ここ2~3年がF-35計画の正念場であると述べた。
空軍は1,763機としていたF-35の装備数目標を切り下げようとしており、FY21の要求は48機で今後見通せる将来の調達機数も同程度になるとみられる。
2020.11.25
中央日報
米国、F-35 で「戦術核爆弾」投下実験成功
<2012-112502>
VOAが23日、米核兵器開発研究所がF-35機内弾庫から戦術核爆弾を投下する試験に初めて成功したと報じた。
米国3大核兵器開発機関のSandia国立研究所はこの日、F-35Aに搭載したB61-12改良型低威力戦術核爆弾の最初の適合性試験に成功したと明らかにした。
【註】
F-35が2016年にoperational宣言をした時点でのソフトBlock 3Fに続く開発中のソフトBlock 4はBlock 4.1~4.4の四段階に分かれており、Block 4.1では日本も採用を決めた Kongsberg社製JSMの搭載などが可能になる。
2020.07.29
Jane's Defence Weekly
STOVL shipmate: F-35B offers renaissance for carrier aviation
<2009-072911>
日本政府が7月10日にF-35 105機の購入を決めたことにより、日本が米国に次いで2番目に多いF-35保有国になる。 またF-35B 42機の購入により、米英に次いで3番目のF-35B保有国になった。
F-35Aは世界中で2,000機以上が装備するのに対し、F-35Bの受注数は521機に留まっている。
2020.07.27
Aviation Week & ST
F-35 propulsion upgrade moves forward despite uncertainty
<2009-072705>
2020.07.27
Aviation Week & ST
Future shock
<2009-072704>
2020.07.01
Jane's Defence Weekly
UK may not upgrade all F-35Bs to Block 4 standard
<2009-070103>
英政府が議会で、初期型F-35Bの全てを最新型のBlock 4にしないことを明らかにした。 F-35関連予算の増大を防ぐためという。
2020.06.10
Jane's Defence Weekly
US DoD launches F-35A DEAD/SEAD retrofit
<2008-061003>
米空軍がF-35AのSEAD/DEAD能力を完成させる計画で、6月1日にcontract notificationを発簡した。 契約額は$36.78Mで、Lot 14及びLot 15のF-35Aに反映させる。
SEAD/DEADは元々DCA、CAS、AI、SCAR、NTISRと共にF-35Aの本来任務であったが、2016年8月にF-35AがIOCになった時点ではGBU-31/32 1,000-lb/2,000-lb JDAMの装備だけの限定的なものであった。
その後Block 3Fソフトの搭載でGBU-39 SDBとAGM-154A/C JSOWの搭載が可能になっていた。
完成型SEAD/DEAD能力ではSiAWが搭載されるが、SiAWは現在開発中のAGM-88E AARGM-ER(右図下)になるとみられる。 AGM-88E Block 1 AARGMは射程が60nm以上でMach 2+で飛翔するが、AARGM-ERの詳細は公開されていない。
2020.06.02
Jane's 360
DoD launches F-35A DEAD/SEAD retrofit
<2007-060204>
米国防総省が、Lot 14とLot 15のF-35Aに完全なSEAD/DEAD能力を付与する契約を$36.78Mで行った。 契約の対象は米空軍のほかF-35Aを採用している諸外国にも及び、2022年8月まで続く。
F-35Aは2016年8月にIOCとなった時点で持っていたSEAD/DEAD能力は限定的で、GBU-31/32 1,000-lb/2,000-lb JDAMを搭載するだけであったが、その後Blick 3FソフトでGBU-39 SDBやAGM-154A/C JSOWを搭載できるようになっていた。
今回の契約でF-35Aは、SiAW計画で開発中のAGM-88E AARGMを搭載できるようになる。
2020.03.23
Aviation Week & ST
As USAF fleet plans evolve, can the F-35A program survive intact?
<2005-032301>
米空軍はF-35Aを1,763機装備する計画であったが、価格高騰により第四世代戦闘機や低価格のUAVに関心を持ち始めており、1,763機の目標が揺らいでいる。
2020.03.04
Defense News
Coronavirus fears cause halt at Japan, Italy F-35 facilities
<2004-030404>
米国防総省のロード次官が3月3日、新型コロナウィルスの世界的な蔓延で、世界規模のF-35サプライチェーンで基幹となる2ヵ所が影響を受けていると述べた。
次官によるとこの日の朝、Lockheed Martin社がイタリア駐在の社員に対し自宅勤務を命じたほか、日本ではMHI社にある最終組立と点検施設が1週間にわたり停止しているという。
2020.02.10
Avition Week & ST
F-35B opens basing option for Singapore
<2004-021004>
国土が狭隘なシンガポールは滑走路の問題に頭を悩ましており、2016年に行われた演習ではF-15SGの離着陸のため、48時間かけてテンガー空軍基地横の道路で街路灯やバス停標識などを撤去して全長2,500m、幅24mの滑走路を構築した。
このためシンガポールは2019年3月にF-35B購入の意志を示している。 シンガポールは$2.75BでF-35B 4機の購入契約を行おうとしており、この契約では8機のオプションも行われる。
2020.01.15
Jane's Defence Weekly
UK F-35s to be upgraded with new DAS
<2003-011506>
英国防省が1月7日、F-35が搭載しているNorthrop Grumman社製AN/AAQ-37 DASを、他のF-35装備国と合わせてRaytheon社が開発している新型のDASに換装することを明らかにした。
換装は2023年までに行われるという。
2020.01.01
Jane's Defence Weekly
Lochhdeed Martin working on Israeli-specific F-35 upgrade
<2003-010109>
Lochhdeed Martin社が12月17日に、イスラエルの運用要求に応じてイスラエル仕様のF-35であるF-35Iの改良を進めていることを明らかにした。 世界中のF-35はBlock 3Fソフトウェアにuploadされているが、F-35のソフトはBlock 3F+になる。 Block 3F+搭載のF-35Iは試験機となる1号機が2020年夏に引き渡されるという。
同社はF-35の機内弾庫を改良して、現在4発しか搭載できないAAMの数を6発まで増やす検討を行っている。 また機内搭載武器を5,000-lbから19,300-lbに引き上げるという。
2020.01.01
Jane's Defence Weekly
Congress approves USD738 billion FY2020 defence spend
<2003-010104>
米議会が12月16日、$738BにのぼるFY20国防予算を承認した。 この中で宇宙軍には$40Mが割り当てられた。
陸軍ではM2 Bradley IFVの後継となるOMFVは削除された。 一方でM1A2 SEPv3 MBTの改良には$3Bが認められ、海兵隊のACV 1.1にも$300.9Mが付いた。
海軍では戦闘艦14隻に$23.9Bが付き、Virginia級潜水艦2隻、Aeleigh Burk級駆逐艦3隻、San Antonio級揚陸艦1隻の建造が認められた。
空軍ではB-21に$3Bが付いたほか、F-15EX 8機に$985.5Mが認められた。 F-35については要求より20機多い98機に$1.87Bが認められた。
MDAには総額$10.4Bが割り当てられた。