2023.09.07
Janes
Defence System squadrons to Poland
<2310-090712>
Kongsberg社がポーランドから追加のNSM CDS 4個大隊分をNOK16B ($1.5B) で受注した。 この契約はKongsber社創立以来最大の契約で、ポーランドは既に2個大隊を装備していることから合わせて6個大隊を装備することになる。 納入は2026年から2032年に行われる。
NSMは既に12ヵ国で装備されており、NSM CDSはNASAMSのC&CでNSMを射撃を行なう。
2023.07.21
Janes
US marines test ship-killing missile system
<2308-072123>
米海兵隊が7月18日、射程100nmのKongsberg社製NSMをJLTV車に搭載した対艦システムNMESISの初の発射試験を実施した。
2023.01.04
Jane's Defence Weekly
Kongsberg to supply Romania with NSM coastal defence
<2303-010408>
Raytheon社がKongsberg社にNOK1.3B ($136.2M) でルーマニアにFMSで売却するNSM CDSを発注した。
ルーマニアは初のNSM CDS装備国になる。
2022.10.19
Jane's Defence Weekly
Kongsberg, Thales launch StrikeMaster
<2302-101910>
Kongsberg社とThales豪社が10月4日にブリスベンで開かれたLand Force 2022展で陸上発射型NSMのStrikeMasterを公開した。
StrikeMasterはThales豪社製Bushmaster防護車にNSM 2発と発射装置を搭載したもので、NSMの射程は250km以上という。
豪海軍は2024年にAnzac級フリゲート艦とHobart級駆逐艦へNMSを搭載しているが、これら艦載NSMとStrikeMasterには互換性があるという。
2022.10.12
Jane's Defence Weekly
USMC awards Oshkosh Defense a USD23.7m ROGUE Fires contract
<2301-101204>
米海兵隊がOshkosh社にNMESISの車両部を$23.7Mで発注した。
米国防総省は海兵隊のForce Design 2030の一環としてJLTV 4×4車にNSM 2発を搭載する遠隔操作遠征地上軍構想のROGUE Fires計画を進めており、2021年8月の大規模演習でNMESISは標的への命中に成功している。
一方海兵隊はNMESISの量産開始を2023年末までに決める準備をしており、FY23予算に24個システムのLRIP分として$345Mを要求している。 海兵隊は更に2024年末までに巡回配置部隊として3個中距離ミサイル大隊を追加する計画である。
2022.04.27
Jane's Defence Weekly
US Marine Corps sees NMESIS as 'marquee' system for new approach
<2207-042705>
米海軍のNMESISは既に実証されているシステムの組み合わせで、NSMと海軍がNSM用に使用しているFCSをJLTVに搭載したものである。
海兵隊はFY22に$208Mを計上したが、FY23には65%増の$345Mを要求している。
2022.01.12
Jane's Defence Weekly
US Marine Corps contracts for NMESIS production representative models
<2204-011203>
米海兵隊が遠隔戦闘中隊が装備するNSMをRaytheon/Kongsberg社に$21.16Mで発注した。 発注したのはNMESISを構成するNSM発射機と武器操作装置 (WCS) で、開発費はFY22に$9.5Mが計上されている。
制海と敵艦船の制圧を目指すNMESISでは海兵沿岸連隊 (MLR) に複数の中距離ミサイル中隊を置きEABO作戦を遂行する。 最初のMLRはFY24に最初のNMESIS 8個システムを装備する。
NMESISは2021年8月に行われたLarge-Scale Exercise 21演習において、ハワイ州Kauai島で洋上の廃艦に対しNSM 2発を発射している。
2021.10.26
Jane's 360
US Navy, US Marine Corps hone Expeditionary Advance Base concepts in Pacific
<2111-102606>
米海軍の第7駆逐戦隊司令官のオグデン大佐がシンガポールで10月18日、海軍と海兵隊が太平洋地域で遠征基地作戦 (EABO) に力を入れていると述べた。
その上で特に9月に行われたNoble Jaguar統合演習を例に挙げた。
写真は米海軍のNSMと組み合わせた海兵隊のESISシステムである。
2021.07.21
Jane's Defence Weekly
Norway, Germany order U212CD submarines and NSM Block 1A missiles
<2109-072104>
ドイツとノルウェーが7月8日、ThyssenKrupp社にU212CD共通仕様潜水艦6隻及びKongsberg社にNSM Block 1Aを発注した。 発注額は€5.5B ($6.5B) で、U212CDはノルウェーが4隻、ドイツが2隻を発注した。 ノルウェー向けの一番艦は2023年に建造を開始し2029年に引き渡され、ドイツ向けは2032年と2034年に引き渡される。
NSM 1Aはドイツ海軍に建造されるF126フリゲート艦に装備されると共に、F124とF125に装備されているRGM-84 Harpoonの後継として、またノルウェー海軍のFridtjof Nasen級フリゲート艦の旧型NSMの後継として2020年代中頃に装備される。
2021.05.13
National Defense
Marine Corps commandant prioritizing anti-ship missiles
<2106-051312>
米国防総省がFY22予算要求を示す前の5月13日に、海兵隊司令官のベルガー大将が海兵隊の最優先として地対艦ミサイルを挙げた。
国防総省は2020年11月にカリフォルニア海岸で、JLTV車にNSM<ミサイルを搭載したNMESISシステムの発射試験を行い、移動中の標的艦に命中させている。
海兵隊はまた単価が$100M~150Mの軽揚陸艦LAWも要求しており、30~50隻の装備を考えている。
2021.05
International Defence Review
JSM successfully released from F-35A
<2107-050007>
ノルウェー国防省とKongsberg社が3月20日に、米国のF-35からJSMを発射する初めての試験をEdward AFB上空で2月に実施し成功したと発表した。
全長4m、収納幅48cm、高さ52cmのJSMは120kgのチタニウム合金製にTNT100kgの爆薬を装填した500-lb級の爆風効果を第一、破片効果を第二にした弾頭を搭載し、Link 16互換の双方向データリンクを持ち、目標情報の更新、目標変換が可能で効果判定もできる。
誘導にはIIRシーカを用い、CEP≦0.6mの誘導精度を持つ。
2021.04.29
Breaking Defense
Navy Unveils Surprise Plan For Littoral Combat Ships
<2105-042907>
米海軍作戦部長のギルティー大将が4月29日に18ヶ月以内に全てのLCSにRaytheon-Kongsberg社製NSMを装備すると述べた。
2021.01.14
Defense News
Romanian government approves Naval Strike Missile buy
<2102-011405>
ルーマニア政府がNSM沿岸防備システムの購入を決め議会に通知した。 同国では€100Mを超える装備の購入は議会に通知することになっている。
購入するのはRaytheon社とKongsberg社が共同開発したシステムで、ルーマニアは2個システムを$286MのFMS契約で購入する。
2021.01.11
Breaking Defense
Navy plans ship-killer missiles on amphib ships
<2102-011109>
米海軍と海兵隊が、長距離対艦ミサイルを揚陸艦に装備すれば、太平洋への中国の進出を阻止できるとの結論に達した。
Raytheon-Kongsberg社製NSMをLPD 17の様な比較的狭い飛行甲板の艦に搭載する構想で、NSMは既にLCSや Constellation級フリゲート艦への搭載が決まっている。
【註】
LPD 17級はドック型輸送揚陸艦で、Constellation級はLCSの後継として建造がすすめられている新型フリゲート艦である。
2020.02.12
Defense News
Here's the US Marine Corps' plan for sinking Chinese ships with drone missile launchers
<2003-021204>
米海兵隊がFY21予算要求に、既存の車両と既存のミサイルを組み合わせ、中国の艦船を陸上から攻撃する計画GBASMとROGUEを開始するため$64Mを計上した。
ROGUE Fire Vehiclesは陸軍の軽装甲車JLTVを無人化してRaytheon/Kongsberg製NSMを搭載しようというもので、GBASMは陸海空軍が装備しているミサイルを陸上発射型にしようとする計画である。
2020.01.22
Jane's Defence Weekly
USN, USMC look at shore-based NSM
<2003-012204>
米海軍省で研究開発と調達配備を担当しているガーツ次官が1月15日に海軍の水上戦に関するシンポジウムで、海軍と海兵隊が沿岸配備型NSMの装備を検討していると述べた。
NSMは既にLCSからの発射が行われている。
2019.11.12
Jane's 360
Japan awards Kongsberg follow-on contract for Joint Strike Missiles
<1912-111203>
Kongsberg社が11月12日、日本からJSMをNOK450M ($49.2M) で追加受注したと発表した。 弾数及び納入時期等は公開されていない。
同社は3月11日に最初のJSMを受注していた。
2019.03.20
Jane's Defence Weekly
Kongsberg to supply JSMs for Japan's F-35s
<1905-032014>
Kongsberg社が3月11日、F-35に搭載されるJSM初の販売契約を航空自衛隊と行ったと発表した。 防衛省によるとJSMの射程は500kmである。
F-35を装備している国々はJSMに関心を持っており、今回の契約で各国のJSM採用に弾みがつくと見られる。
2019.03.12
Jane's 360
Russian MoD reinforces VSHORAD
<1904-031210>
Kongsberg社が3月11日、航空自衛隊からJSFを初めて受注したと発表した。 同社によるとこの契約はJSMの量産における大きな一歩である。
対地/対艦スタンドオフミサイルであるJSMの開発は2008年に開始され2018年中頃に完了した。
JSMは航空自衛隊がCTOLのA型105機、STOVLのB型42機装備するF-35の機内弾庫から発射できる射程500kmのミサイルで、平成31年度予算で$71Mを確保している。
【註】
JSMには平成30年度予算に22億円、31年度予算で79億円が計上されている。
2019.01.11
Aviation Week & ST
Sea strike rebirth
<1904-021102>
・SM-6
・NSM
・対艦 Tomahawk
2018.08
International Defence Review
RNoAF signs off on Joint Strike Missile development phase
<1809-080003>
Kongsberg社のJSMは3月に行われた飛行評価試験の結果を受けて6月下旬に最終設計評価を終え、現在は
航空機搭載作業の段階 (integration phase) にある。
F-35Aへの搭載は2021年リリーズ予定のBlock 4.1からで、同国空軍のF-35に搭載してのIOC
は2023年、FOCは2025年に計画されている。
2018.05.01
Defense News
US Navy wants future ship-killing missile for its new frigate, Raytheon says
<1806-050103>
Raytheon社首脳が4月26日、米海軍が今夏にLCSやその後継となるFFG(X)に装備するNLOS
対艦ミサイルを発注するとの見通しを明らかにした。
Raytheon社はKonsberg社と共同で、海軍にNSMを売り込んでいる。
2017.11
International Defence Review
Kongsberg prepares to qualify the Joint Strike Missile
<1712-110006>
Kongsberg社がJSMの最終試験FTM-5を2018年初期に行う計画で、ノルウェー空軍の
F-35Aへの搭載準備を進めている。 JSMのFTM-1は2015年10月に行われた。
JSMはNSMを空中発射型に発展させたもので、全長4m、重量416kgで、500-lb級のブラスト/破片効果弾頭を
搭載している。 弾頭は120kgのタングステン鋼弾殻とTNT換算で100kgの炸薬が装填されている。
JSMのF-35搭載には2021年リリーズ予定のBlock 4.1ソフトが必要で、JSMを搭載した
ノルウェーのF-35は2023年のIOC、2025年のFOCが計画されている。
2017.06
International Defence Review
Australia signs for enhanced JSM guidance capability
<1708-060007>
オーストラリア国防省がKongsberg社と、NOK150M ($17.4M)をかけてJSMの精度を改善
する開発を契約した。
計画は豪国防省の対艦艇火力支援計画の一環で、JSMのIIR終末誘導シーカにBAE Systems社が開発した4チャンネル
ESM装置を取り付けるものである。
2017.02.06
Aviation Week & ST
Opening the envelope
<1703-020608>
Kongsberg社が開発しているJSMは、今のところF-35の機内弾庫に搭載する唯一の動力推進ミサイルであるが、
F-35搭載は2020年代になることから、同社はそれ以前にP-8に搭載する提案を行っている。
2017.02
International Defence Review
JSM completes first powered flight test
<1703-020004>
Kongsberg社が2016年10月29日に米ユタ州の試験場で、F-16C/DによるJSMの発射試験に成功した。 この試験でJSMは
200km以上を飛翔した。
JSMは全長4m、幅48cm、高さ52cm、重量416kgとF-35搭載用として設計されており、500-lb級の破片爆風効果弾頭を搭載している。 しかしながらJSMの
F-35A搭載は2021年配備が予定されているBlock 4.1ソフト以降になる。
2016.11.04
Defense News
Poland eyes third missiles squadron, subs for navy
<1612-110403>
ポーランド国防次官が、バルト海沿岸に配備する3番目のNSM大隊装備をKongsberg社に
発注することを明らかにした。 射程200kmの沿岸防備ミサイルNSMの最初の大隊は2013年、2番目は2014年に配置されている。
また次官は、同国海軍が装備する3隻の潜水艦が2017年末にも発注されることも明らかにした。 この3隻はSaab社製
A26級が有力視されているが、ドイツThyssenKrupp社製HDW級やフランスDCNS社製Scorpene級も候補に挙がっている。
2016.01
International Defense Review
Joint Strike Missile starts flight test programme
<1602-010006>
F-35A搭載用のKongsberg社製ASCMであるJSMの発射試験が完了した。 発射試験は合わ
せて5回行われ、最初の試験では2015年10月28日に高度22,000ftから発射された。
2015.11.11
Defense News
F-35's Joint Strike Missile completes flight test
<1512-111105>
F-35 搭載用に設計されたノルウェー Kongsberg社製中距離 ASCM/LACM JSM の発射試験が先週完了した。
JSM は F-16 から発射された。 JSM を F-35 に搭載する試験は2015年初頭に開始され、2017年に完了する。
ノルウェーは F-35 52機の導入を決め、JSM は F-35A に搭載されるが、F-35B や F-35C への搭載も可能であるという。
2015.11
International Defence Review
Norway, Australia sign accord on passive RF seeker for JSM
<1512-110004>
ノルウェーとオーストラリアが9月15日、JSM の共同開発で合意した。
NSM を元にする JSM は2波長 IIR シーカに加えて PRH シーカを搭載するが、BAE System社の
PRH シーカ開発にオーストラリアが出資する。
ノルウェー空軍は F-35A 52機の装備を計画していて、2025年の FFOCM を目指しているが、JSM の F-35 への搭載は2022~2024年に引
き渡される Block 4A/4B で実現する。
2015.02.26
Defense News
Norway, Australia to join on naval missile
<1503-022610>
アンドリュース豪国防相が26日、F-35A に搭載する JSM の共同開発でノルウェー国防省と合意
したと述べた。
JSM は豪空軍で F-35A が FOC になる2023年までに完成する。
2014.12
International Defence Review
Raising the bar: JSM sets a new threashold for Norway
<1503-120008>
2014.10.06
Aviation Week & ST
Nordic ambitions
<1412-100604>
2014.10.01
Jane's Defence Weekly
LCS test-fires Naval Strike Missile
<1411-100116>
米海軍の LCS 4 Coronado が9月23日に Point Mugu で、ノルウェー Kongsberg社製 NSM の発射試験を実施した。
ノルウェー海軍は2012年10月に NSM を配備している。
2014.09.22
Aviation Week & ST
LCS to fire naval Missile
<1411-092201>
米海軍が Kongsberg社と、NSM を LCS の艦上から発射する契約を結んだ。 これは LCS から100nm
遠方の水上目標を攻撃する能力評価のため米海軍が希望した。
発射試験は9月下旬に LCS 4 Coronado で実施される。
2014.09
International Defense Review
LCS to test launch NSM anti-ship cruise missile
<1410-090005>
米海軍が2014年第4/四半期に、LCS の飛行甲板から NSM を発射する試験を行う。
LCS 固有の対艦/対地攻撃能力は射程17kmの57mm/70 Mk2砲だけで、長距離火力は有していない。
2014.07.15
Defense News
Norway a hit at RIMPAC
<1408-071506>
ノルウェー海軍の Aegis フリゲート艦 Fridtiof Nansen が RIMPAC 演習に初参加し、10日
に対艦ミサイル NSM の実射を行った。 NSM は、標的となった米海軍の退役した揚陸艦を直撃した。
Fridtiof Nansen は唯一、SPY-1D のファミリである SPY-1F を装備している。
【註】
F-35 搭載が計画されている JSM は、NSM を空対地ミサイルに発展させたものである。
2014.07.15
Defense News
Raytheon to produce US variant of Kongsberg's JSM
<1408-071505>
Raytheon社と Kongsberg社が Farnboorugh国際航空展で15日、JSM 計画の協同で合意したと発
表した。 この合意により Raytheon社は米海軍から発注があれば米国型の JSM を生産する。
JSM は F-35 搭載を目指す空対地攻撃兵器 (OASuW) で、F/A-18 にも搭載できる。 ノルウェー政府は今年初めに Kongsberg社に対し$179Mで
JSM を発注している。 ノルウェーは F-35A を52機装備する計画である。
2014.07.09
Jane's Defence Weekly
Kongsberg fuded to finish JSM development
<1408-070907>
Kongsberg社がノルウェー政府から、JSM 開発の最終段階と F-35A 搭載をNOK1.1B ($178M) で受注
した。
開発の最終段階は2017年に完了する。
2014.07.02
Defense News
Kongsberg to complete JSM development
<1408-070202>
Kongsberg社がノルウェー政府と、JSM 対艦/対地長距離 CM の開発最終段階 (Phase Ⅲ) と
、F-35 11機への搭載準備の契約をNOK1.1B ($179M) で行った。 F-35A への搭載は2017年に開始される。
ノルウェーは F-35A 52機購入と引き替えに、米国から F-35A への搭載支援を取り付けており、今後25~30年で、NOK25Bの受注を見込んでいる。
JSM は F/A-18 など他の戦闘機への搭載も可能である。
2014.06.04
Jane's Defence Weekly
Norway reveals JSM cost rise ahead of vote
<1407-060410>
ノルウェーは JSM の F-35 搭載で、他国との連携ができなかったことから、その
経費を全て自国で負担することになった。
開発の最終段階となる Phase 3 の経費はNOK3.7B ($620M) で、同国の負担はNOK1B増加し、F-35 への搭載経費NOK1.15Bも自国負担になった。
2014.04.16
Jane's Defence Weekly
Poland to buy second NSM coastal battery
<1406-0401606>
ウクライナ情勢の緊迫化から、ポーランドが二番目となる沿岸防備 NSM 大隊の整備を決めた。
ポーランドは2008年12月に最初の NSM 大隊を$127Mで購入する契約を行った。 この契約では発射機6基とミサイル12発が調達されるが、2010年には
38発の追加調達が$133.8Mで行われ、最初の装備を2013年6月に受領している。 大隊は2015年に24発を受領した時点で operational
になる計画である。
NSM 大隊は射程200kmのミサイルを50発装備する。
2014.01
International Defencd Review
Norway award bridge contract to prime JSM for full development
<1402-010004>
ノルウェーが Kongsberg社に JSM 開発の最終試作である Phase 3 を発注した。 最終設計審
査 (CDR) を含む Phase 2 は2013年中頃に完了している。
JSM は2012年10月に試作が完了した NSM SSM の ASM 型で、若干スリムになったものの翼の位置を工夫するなどで燃料搭載量を増やし、
275kmの射程を実現する。 また Link 16 を用いた双方向データリンクも採用されている。
2013.08
Jane's Missiles & Rockets
JSM completes internal F-35 fit checks
<1309-080019>
Kongsberg社製 JSM が機内弾庫搭載試験に成功した。 試験は F-35A と F-35C で行われ
た。 F-35B は弾庫が小さいため搭載できない。
JSM は既存の戦闘機からの発射試験が2014年、F-35 からの発射試験が2017年に行われ、2020年装備化の Block 4 で実装備
される。
2013.07.24
Jane's Defence Weekly
Poland receives firsr NSM defence battalion
<1309-072405>
Kongsberg社が7月15日、対艦ミサイル NSM の最初の大隊が、公式にポーランドに引き渡され
たことを明らかにした。 これは2008年12月の契約によるもので、C3 一式装置UCAS-Dと TRS-15M Odra-M レーダ2基、ミサイル12発、車両23両
からなる。 ポーランドは2010年12月にも NSM 38発を追加発注している。
ポーランドは発射機6基にミサイルを24発搭載するほか、24発の予備弾を含め、48発を装備する。
2013.05.08
Jane's Defence Weekly
Norway plans bulk F-35 orders from 2017
<1306-050808>
ノルウェーが4月26日、2017年に F-35A 6機を発注すると発表した。 その後2024年まで毎年6機ずつ調達し、
52機体制を整備する。
同国は、米国が F-35 への JSM の搭載に合意したのを受け、2012年6月に F-35A を発注している。
2013.05
Jane's Missiles & Rockets
Joint Sterike Missile fit-tested under F-35 wing
<1306-050014>
Lockheed Martin社が2月27日、Kongsberg社製対艦ミサイル JSM を F-35 翼下外側パイロンに搭載する試験を行った
。 JSM の最終設計審査 (CDR) は2013年中頃に計画されている。
JSM の F-35 搭載は F-35 Block 4 Indrement で計画されており、2020年に配備が始まる Block 4 の
内容は今秋決定される。
2013.03
Jane's Missiles & Rockts
Kongsberg studies JSM for submarine launch
<1304-030017>
Kongsberg社が潜水艦発射型の JSM を計画している。 JSM は NSM を元にした空
中発射型 CM であったが、同社はその多角化を計画しており、潜水艦発射型は533mm魚雷発射管からカプセルに入れて発射される。
同社は更に Mk 41 VLS から発射する艦載型も計画しており、その際には ASROC 又は Tomahawk 発射用のブース
タで発射される。
2012.12
Jane's Missiles & Rockets
Norway completes first NSM operational firing
<1301-120028>
ノルウェーの ASCM NSM が10月10日、初めての実艦発射試験に成功した。 試験で NSM
は、定められた数ヶ所の通過点をシースキミングで通過して100km以上を飛行して、計画どおり標的に命中した。
2012.10.17
Jane's Defence Weekly
Norwegian navy fires its first NSM
<1212-101702>
ノルウェー海軍が10月10日、実艦による初の NSM の発射試験に成功した。 次回の試験は10
月13日に行われる。
NSM は射程200km以上の対艦ミサイルで、二波長 IIR シーカを搭載している。
2012.07
International Defence Review
JSM set for JSF integration study
<1208-070024>
Lockheed Martin社が5月31日に米海軍から、F-35 への JSM 搭載を$19.8Mで受注した。 この経費は
ノルウェー政府の出資による。 契約は2014年5月までになっている。
JSF は基本設計段階の Phase 1 を終わり、2011年6月から開発段階に移行する Phase 2 が開始されている。
2012.06.25
Aviation Week & ST
Joint progress
<1208-062502>
JSM は対地/対艦両用で、低高度で発射しても150nmの射程を持ち、120kgの弾頭を搭載する。 最終設計審査
(CDR) は2013年中頃に予定されていて、その後本格的な開発に入る。
2012.01.09
Aviation Week & ST
Protecting Poland
<1203-010905>
ポーランドが沿岸防備用として Kongsberg社製 NSM ASCM を38発
追加発注した。 NSM は対地攻撃能力も持つという。
2011.09
International Defence Review
Joint Strike Missile programme aims to sharpen the Nordic spear for JSF
<1111-090008>
JSM 開発の Phase Ⅰ は2009年に契約され、2010年6月に事前設計審査 (PDR) が行われた。 Phase Ⅱ は2011
年6月30日に契約され、2013年中頃に最終設計審査 (CDR) が行われる。 開発は Phase Ⅲ で完了する。
2011.08
Jane's Missiles & Rockets
Naval Strike Missile passes tests in California for Norway and Poland
<1110-080014>
ノルウェー海軍とポーランドが装備する NSM の量産弾による発射試験
が6月16日と27日に point Mugu で行われ成功した。
1発目は洋上目標に対して行われ、実弾頭が用いられた。 2発目は陸上目標に対して行われた。
2011.07
Jane's Missiles & Rockets
Norway moves Joing Strike Missile development into Phase 2
<1108-070001>
ノルウェー政府が4月12日、JSM 開発の第二段階移行を承認すると発表した。 正式な承認は6月に行われ、第二
段階開発経費$192Mの半分を政府が負担する。
JSM は NSM を改造して F-35A の機内弾庫に搭載するもので、右図は、中央に Penguin 短距離対艦ミサイルを挟んで、左が NSM、
右が JSM である。 JSM の全長は4mと、従来報じられてきた3.7mより長く、F-35A に機内搭載する兵器では最大にな
る。
ノルウェーは F-35A を取得する2018~2019年に実用化する計画で、2013年中頃に完了する第二段階に続く第三段階で発射試験が行われる。
JSM は IIR シーカと目標自動認識 (ATR) 機能を持つことから、対艦任務と合わせて対地任務
も行える。 弾頭は NSM と同じ120kgの対装甲/破片榴弾を搭載する。
2011.04.20
Jane's Defence Weekly
Norway plans next phase for JSM
<1107-042008>
ノルウェー政府が4月12日、JSM 計画の Phase Ⅱ 移行を承認した。 JSM の開発は Kongsberg社により2008年
に開始され、2009年には政府が Phase Ⅰ として$31Mを出資した。 Phase Ⅰ では2010年中頃に事前設計審査 (PDR) を完了しており、
Phase Ⅱ では2013年に最終設計審査 (CDR) が行われる。
2011.04.18
Aviation Week & ST
'Joint' at the hip
<1105-041810>
NSM を F-35 の機内弾庫搭載用に改良する JSM は、F-35 の両側の機内弾庫に1発ずつ
搭載できる。
全長は NSM より40cm長く、空気取り入れ口が1ヶ所から2ヶ所に変更され、低高度発射時の射程は150nm以上になる。 発射試験
は2013年に計画されている。
2011.02
Jane's Missiles & Rockets
Poland signs 'conditional' order for 38 additional Naval Strike Missiles
<1103-020012>
ポーランド国防省が12月6日、地対艦型 (CDS) NSM である
NSM-CDS を、Kongsberg社に$109.89Mで発注した。 NSM-CDS は同国海軍の沿岸防備ミサイル大隊に装備され、大隊は4発搭載
発射機6基とミサイル48発を装備する。
NSM の空中発射型で F-35 に搭載される JSMは、ブースタがないことや空気取
り入れ口が胴体の両側に取り付けられた点などが、NSM との外観上の大きな相違点である。
2010.12.15
Jane's Defence Weekly
Poland signs up for more NSMs
<1102-121508>
ポーランド国防省が12月6日、新編される沿岸防衛ミサイル大隊用として38発の
NSM を Konsberg社に追加発注した。
2008年12月の最初の契約では、1個大隊分の C3 システムと12発のミサイルが発注されている。
2010.11.01
Aviation Week & ST
Maritime missiles
<1012-110102>
Exocet Block 3 の MBDA社、NSM の Kongsberg社、RBS-15 Mk.3 の Saab/Diehl社など
の欧州の対艦ミサイルメーカは、国防予算が圧縮される対策として輸出に活路を見いだそうとしている。
中でも最新型の NSM はノルウェー海軍がフリゲート艦に装備するほか、ポーランドが採用を決め、更に
マレーシア、ブラジルも有力視されている。 同社は次に潜水艦発射型や F-35 の
機内弾庫搭載空中発射型を計画している。
空中発射型は RBS-15 Mk.3 もインドの MMRCA 候補に挙がっている Typhoon への搭載が考えられている。
2010.11
Jane's Missiles & Rockets
First NSM missiles ready for delivery to Norway
<1012-110032>
Kongsberg社製の NSM 量産型の第一次分8発が、ノルウェー海軍の検査を合格して来月に納入
される。
量産型 NSM はポーランドが沿岸ミサイル大隊用に発注したものと全く同じである。
2009.11
International Defence Review
Norway seeks interest in Joint Strike Missile project
<0912-110026>
ノルウェー国防省が JSM 開発の出資国を求めているが、豪、伊、西、土、米の5ヶ国が関心
を示している。 米国は F-35 搭載対艦ミサイルとしての購入を検討している。
JSM は NSM を元に開発している射程275kmの、ステルス、高機動性対地/対艦ミサイルで、技術課題は二波長 IIR
シーカと組み合わせた目標自動認識技術と、双方向データリンクにある。
2009.06
International Defence Review
Norway kicks off JSM
<0907-060032>
ノルウェー国防省が、18ヶ月間に及ぶ JSM 開発第一段階の契約を行った。 JSM は
NSM を元に、F-35 の機内弾庫に収納できよう改造される。
2009.06
Jane's Missiles & Rockets
Norway funds first phase of JSM
<0907-060015>
Kongsberg社がノルウェー政府から、18ヶ月間におよぶ JSM 開発第一段階を$25Mで受注し
た。 JSM はノルウェー海軍とポーランドが採用を決めた NSM の空中発射型で、当初ヘリ搭載用として計画されたが
、2007年に Lockheed Martin社と F-35 搭載用に設計変更することで合意した。 しかしながら JSM は F-35、Typhoon、Gripen だけでなく、
NH90 や EH101 などのヘリにも搭載できる。
2009.05.11
Aviation Week & ST
Norway aims missile at JSF
<0906-051106>
Kongsberg社がノルウェー政府と交わした$25.6Mの契約で JSM の開発を開始している。
JSM は F-35 に装備する対艦/対地両用ミサイルで、開発の第一段階となる18ヶ月間に同社は、既に量産を行っている
NSM を試験的に JSM に改修する。
2009.05.06
Jane's Defence Weekly
Kongsberg secures JSM contract
<0906-050606>
ノルウェー政府が、JSM 開発における18ヶ月間の第一段階を$25.1Mで Kongsberg社に発注した。 JSM は NSM
開発で得た技術を元にした F-35 搭載長距離ミサイルで、双方向データリンク搭載と、IIR センサの高精度画像を元にした自動
目標認識が主要技術になる。
この計画にはオーストラリアも出資することを決めている。
2009.05.06
Jane's Defence Weekly
Kongsberg and Rocktsam join forces for NSM
<0906-050605>
Kongsberg社が4月28日に、トルコの Roketsan社に NSM 用キャニスタ発
射機をEUR5.35Mで発注した。 NSM キャニスタ発射機は、4発ずつ2基が、ノルウェー海軍の Nansen級フリゲート艦5隻と Skjold級高速艇6隻に装備される。
2009.03
Jane's Missiles & Rockets
Poland selects NSM for costal defence
<0904-030006>
Kongsberg社の開発した NSM 対艦ミサイルの初の輸出がポーランドに対し行われる。
2008年12月30日に結ばれた契約には、$127.6Mで12発の NSM と C3 システムがふくまれ、残る36発の契約は2009年か2010年に行われる。 ポーランド海軍は2012年に新設
される沿岸防備大隊に装備する。
Kongsberg社の頭書案では6×6車に4発発射機を搭載しているが、量産型は8×8車を使用する。
NSM の最初の契約は2008年6月にノルウェー海軍と行われた。
2009.01.14
Jane's Defence Weekly
Poland selects NSM for coastal defence battalion
<0902-011404>
ポーランド国防省が12月30日に、海軍に新設される沿岸防備ミサイル大隊の装備として、1個大隊分の
NSM とミサイル12発を Kongsberg社に$144.64Mで発注し、2012年までに納入されることになった。 同社によると2013~2014年に更に36発が
発注される見込みである。 NSM は IR 誘導の対艦対地両用ミサイルで射程は150kmである。
この契約に対し RBS15 Mk3 と Sea Giraffe 3D AMB レーダを提案していた Saab社が、NSM は射程200kmで全天候性と
したポーランド海軍の要求を満たしていないと強く反発している。
2008.10.22
Jane's Defence Weekly
Spear from the north
<0812-102212>
JSM は双方向データリンク、高精細 IIR シーカ及び目標の自動認識アルゴリズムを採用し、F-35 の
機内弾庫に2発が搭載できる。
2008.07
Jane's Missiles & Rockets
Booster fault grounds latest NSM test
<0808-070025>
Kpngsberg社製 NSM ASCM の最後となる開発試験が、米国カリフォルニア州 Point Mugu
射場で120kgの実弾頭を搭載して4月25日に行われたが、ブースタの点火に失敗しミサイルは発射されなかった。
NSM の開発は1996年に$300Mで開始され、2007年6月には量産契約が行われていた。
2008.07
Jane's Missiles & Rockets
Kongsberg exhibits its Joint Strike Missile
<0808-070024>
4月下旬に行われた JAS 39 Gripen Demonstrator のロールアウトの際に、Kpngsberg社が JSM のモックアップ(右図)を展示した。 JSM は
NSM ASCM を元にした CM であるが、射程は NSM の200kmに対し
370kmと二倍近くになっている。 中期誘導は GPS/INS 誘導で、終末には IIR 誘導を行う。
JSM は元来ヘリ発射用に考えられていたが、ノルウェーは F-16 に搭載する。 また F-35 への搭載計画も進められており、このため胴経は NSM
よりやや細くなっている。
2008.03.05
Jane's Defence Wekly
Kongsberg takes Norwgian JSM to the next level
<0804-030507>
Kongsberg社が Lockheed Martin社と共同で開発している JSM (Joint Strike Missile) は、
計画の次の段階となる pre-design development phase に移行した。 この段階は年内いっぱい続けられ、2009年に
pre-development phase に移行する。 順調にいけば発射試験は2012~2013年に行われる。
NSM (Naval Strike Missile) を空中発射型にする JSM は、今のところ F-35 に搭載される唯一の対艦専用ミサイル
で、双方向データリンク、GPS/INS 誘導とレーザ高度計により、超超低空の
'super sea-skimming' 飛行をする。 発射重量は375kgで全長は NSM より長い3.7m
である。 このため NSM より10~15%多い燃料を搭載でき、射程は NSM より100nm長い200nmである。
IIR シーカを収納した機首部分は回転できる。
2008.02.25
Aviation Week & ST
Fit check
<0804-022508>
Kongsberg社と Lockheed Martin社が今年中に、F-35 に搭載する JSM (Joint Strike Missile) の開発を本格的に開始
する。 JSM の導入はノルウェーとオーストラリアのほか、米海軍も対艦用に検討している。 ただし米海軍は F-35
ではなく F/A-18/F への搭載を考えている。
JSM はノルウェー海軍向けに量産中の NSM (Naval Strike Missile) 艦載ミサイルの空中発射型で、NSM の射程が100nm程度であるのに対し
150nm以上の射程を持つ。 更にデータリンクも搭載され、NSM の対地攻撃が GPS だけに頼
っていたのが JSM では IIR が使用される。
2007.07.11
Jane's Defence Weekly
Norway gives go-ahead for series production of NSM
<0715-071102>
ノルウェー政府は、遅れていた NSM (Naval Strike Missile) の量産契約を KDA社
(Kongsberg Defence and Aerospace) と交わした。 契約額は$466Mで、5隻の Fridtjof Namsen 級フリゲートと6隻の Skjold 級高速艇
に装備する分を含んでいる。
一方 KDA社と Lockheed Martin社は NSM を空中発射にした多用途型 JSM (Joint Strike Missile)
計画の共同推進で合意している。 JSM はまだ開発初期段階であるが、F-35 の機内、機外に装備可能になる
。 このため F-35 の装備を予定しているオーストラリアも開発に関心を示している。
2007.06.06
Jane's Defence Weekly
Norway clears way for NSM production
<0713-060609>
ノルウェー内閣が国会に対し、NSM の量産開始と、5隻の Fridtiof Nansen 級フリゲート
及び6隻の Skjold 級高速艇建造の承認を求めた。 NSM の量産契約は6月末に予定されている。
NSM は Kongsberg社製の射程200kmの艦載対艦ミサイルで、1996年12月に開発契約が行われている。
2007.02.21
Jane's Defence Weekly
Kongsberg NSM poised for production
<0707-022106>
ノルウェー Kongsberg社の NSM (Naval Strike Missile: 右図) は2007年中頃に発注される見込みである。
NSM は射程200kmの対艦 SSM で、ノルウェー海軍の Nansen 級フリゲート5隻と Skjold 級高速艇6隻に装備
される。
一方同社は、空中発射多機能型の NSM で、F-35 JSF の機内弾庫に搭載する JSM
(Joint Strike Missile) の独占販売契約を Lockheed Martin社と1月31日に結んだ。 JSM の開発はノルウェーとオーストラリアが共
同出資で行っている。
2007.02.05
Aviation Week & ST
Kongsberg Defense & Aerospace and Lockheed Martin ・・・
<0705-020506>
Lockheed Martin、Kongsberg の両社は、ノルウェーの NSM (Naval Strike Missile) を
空中発射型に改修し F-35 に搭載するための共同計画の実施に合意し、1月31日に MoU を締結した。
空中発射型ミサイルは JSM (Joint Strike Missile) と命名され、重量約1,000-lb、ステルス型機体は旋回
性に優れ、GPS/INS を搭載し、射程は130浬以上とされ、JSF の内部弾倉に収納する。
JSM の装備化により F-35 は AGM-158 JASSM に次いで2機種目のステルス型巡航ミサイルを採用することとなる。
2006.10
Jane's Missiles & Rockets
Norway's NSM begins final evaluation
<0622-100018>
ノルウェーの kongsberg社が7月21日と8月1日に Point Mugu で、NSM (Naval Strike Missile) の発射試験を
行い成功した。 次回の試験は年末に予定され、その結果でノルウェー海軍からの量産開始承認を得ようとして
いる。 Point Mugu では陸上から海上に至る飛行の試験が可能で、試験のうち1発は移動目標に対して行われた。
NSM は新型の Nansen 級フリゲート艦、及び Skjold 級沿岸防備艦に装備される。
2006.08.16
Jane's Defence Weekly
Kongsgerg takes NSM test-firing to California
<0617-081607>
Kongsberg社が7月21日と8月2日に Point Mugu 射場で2発の NSM (Naval Strike Missile) の試射を行い成功
した。 試験は2006年末まで続けられる。
NSM は410kg以下と軽量にもかかわらず、Mach 0.95で180kmの射程を持ち
120kgの弾頭を搭載する。 終末段階での高機動を特色とし、シーカは高い目標分別能
力を持つ高分解能 IIR を用いている。 ノルウェー海軍は Nansen 級フリゲート艦と、6隻の新型高速艇に装備する。
2005.09.26
Aviation Week & ST
Role expansion
<0520-092602>
ノルウェーとオーストラリアの国防省は、ノルウェーが開発中の地上艦上発射型対艦ミサイル NSM (Naval
Strike Missile) の空中発射型を共同開発し、両国が導入予定の F-35 に搭載する協議を進めている。
NSM は既に移動する艦艇への射撃を含み7回の実射試験を実施し、来年には米海軍の Pt.Mugu で5回の発射試験を予定している。
空中発射型は基本型の150kmの射程を延伸するとみられ、F-35 には機内弾庫搭載と
外装の両方が検討される。
共同開発の決定は2006年末までに行われ、2012年から発射試験を行い、両国が F-35 を受領予定の2015年の装備化
をめざす。
2005.09
Jane's Missiles & Rockets
Kongsberg tests Naval Strike Missile in France
<0518-090003>
Kongsberg社が開発中の NSM (Naval Strike Missile) の発射試験が6月29日にフランスで行われ成功した。
ミサイルは数回の急峻な旋回と、高度、速度の変更を行いながら標的艦に命中した。
ノルウェー海軍は NSM を新型のフリゲート艦とミサイル艇に装備する計画で、既に量産開始の準備が完了し
ている。
【註:】
NSM の主要性能諸元は以下の通りである。
・全 長: 4m
・発射重量: 412kg
・弾頭重量: 120kg
・最大射程: 150km
・最大速度: Mach 0.9
2005.07.20
Jane's Defence Weekly
Norway pushes naval strike missile for JSF
<0516-072001>
ノルウェー空軍と Kongsberg社が F-35 JSF に搭載する多目的ステルス CM として、艦対艦ミサイル
NSM の改良型である Norseman 或いは NMRM (Norwegian
Multi-Role Missile) と呼ばれるミサイルを計画している。 この計画にはオーストラリアも参加する。
フィジビリティスタディは2006年9月1日までに終了し、2015年には運用可能な計画である。
NSM は全長3.5m、重量350kg、弾頭重量120kg、射程200kmのステルスミサイルで、2波長 IIR シーカで誘導される艦対艦ミサイルで、既
に開発を終了している。