JUCAS に関する報道

年 月 日
出   典
標       題
要             旨
2011.06.13 Aviation Week & ST Demand for demos <1107-061307>
 Boeing社が自社開発している Phantom Ray は、今までに行われた2回の飛行試験で必要なデータを 取り終えたため、今後は空母を想定した操作性試験などの各種試験に移行する。
 Phantom Ray は8月に初飛行が計画されている水素燃料 HALE UAV の Phantom Eye同じ地上装置を使用できるなど の拡張性を持つと共に、米空軍研究所 (AFRL) が2009年に RfI を発簡した reusable Booster System の候補にもなっている。
2011.06 International Defence Review Phantom Ray makes debut <1107-060021>
 Boeing社の Phantom Ray UAV が、4月下旬に初飛行した。 この飛行は17分間行われ、高度7,500ftと178ktを記録 した。
 Phantom Ray には機内弾庫が2ヵ所ある。
2011.05.18 Jane's Defence Weekly Boeing seeks Phantom Ray customers <1107-051803>
 Boeing社Phantom Ray の飛行試験自社経費で5回行う計画であるが、最初の2回で今 後の売り込みに必要な基礎データは取れたとして、残りの試験を売り込み相手先に合わせた試験を行うことにした。
 主な売り込み相手先としては、米空軍の次世代長距離打撃システム (LRS) や、米海軍の空母 搭載 UAV (UCLASS) が考えられる。
2011.05.11 Jane's Defence Weekly Boeing's Phantom Ray UCAV makes its first flight <1107-051103>
 Boeing社が自社開発している Phantom Ray が、4月27日に初飛行し、17分間にわたり飛行し、その間に高度7.500ft 及び速度178ktを達成した。 Phantom Ray は元々、X-47B に敗れた米海軍の UCAS-D 候補であった X-45 として開発されたが、Boeing社は UCLASS の候補としても名乗りを上げている。
 Phantom Ray を開発しているセントルイスにある同社 Phantom Works では Phantom Eye Solar Eagle などの HALE UAV も開発している。
2011.05.09 Aviation Week & ST Phantom Ray flies <1106-050908>
 Boeing社が開発を進めている Phantom Ray が、4月27日に初飛行した。 飛行時間は17分で、その間に高度7,500ft 、速度178ktに達した。 Phantom Ray は X-45C を元にしたステルス UAV で、米海軍 UCLASS の候補の一つに もなっている。
 米国のステルス UAV にはこの他に GA社の Avenger (Predator C) や、2月4日に初飛行した Northrop Grumman社の X-47B があるが、Lockheed Martin社も Polecat 実験機や RQ-170 Sentinel を元にしたステルス UAV の開発を開始 している模様で、同社試験飛行場の滑走路延長や格納庫の拡張を行っている。
【 Polecat 関連記事:0616-072601 (JDW 2006.07.26)】
【 Sentinel 関連記事:1001-121901 (韓国中央日報 2009.12.19)】
2011.02.16 Jane's Defence Weekly Boeing to fund five Phantom Ray flight-tests in 2011 <1103-021607>
 Boeing社が開発中の Phantom Ray は、2011年初期に初飛行し、続いて自社経費で5回の飛行試験 を行うが、それ以降の飛行試験は米政府その他の支出があれば行うとしている。
2011.01 International Defence Review Boeing starts UAV testing <1102-010031>
 Boeing社が Phantom Ray UAV の低速滑走試験を開始した。 Phantom Ray は間もなく Edwards AFB に移送され、高速滑走試験が行われる。
 Phantom Ray には GE社製の F404-GE-102D エンジンが搭載されている。
【註】
 F404 は F-5、F-20、F-117 などに搭載されているエンジンである。
2010.12.20 Aviation Week & ST NASA gives UCAV a ride <1102-122004>
 Boeing社が自社開発している Phantom Ray UCAV が12月14日、747 を改造した NASA のシャトル運搬機に背負われて Edwards AFB に到着した。
 シャトル運搬機がシャトル以外を運搬したのは、その33年の歴史で初めてである。 もっともシャトルの重量が220,000-lbであるのに対し Phantom Ray は30,000-lbである。
2010.07.28 Jane's Defence Weekly Boeing UAVs gearing up for first test-flights <1009-072808>
 Boeing社が、2010年12月に Phantom Ray、2011年1月に Phantom Eye の初飛行を行う。
Phantom Ray
 Phantom Ray は、既に計画が中止になった JUCAS 用に開発が進められていた X-45C で、 2,000-lb JDAM を1発ずつ搭載できる弾庫を2個持つ。 弾庫には SDB を4発ずつ 、計8発も搭載できる。
 ステルス性や、航続距離2,000nm、搭載能力4,500-lbの性能を持ち、Boeing社は MQ-X 候補に提案している。
Phantom Eye
 2,300cc四サイクルの液体水素燃料エンジン2基を搭載する翼端長150ftの HALE UAV で、150ktで飛行する。
2010.07.26 Aviation Week & ST Phantom Ray to hitch ride on Shuttle Carrier <1009-072603>
 Boeing社が、Phantom Ray UCAV を St. Louis から Edwards AFB まで輸送するのに、NASA が保有するシャトル運搬用 747 を用いる計画である。 輸送は2~3ヶ月後に予定され、翼端長50ftの Phantom Ray 用に専用のアダプタが取り付けられる。
 Phantom Ray の初飛行は2011年初期に Edwards AFB で行われる。
2010.03.10 Jane's Defence Weekly Boeing offers Phantom Ray bomber <1005-031001>
 Boeing社が J-UCAS 用に開発し、計画中止後も自社開発を続けてきた Phantom Ray を、米空軍の 次世代爆撃機に提案している。
 米空軍参謀長も、空軍が爆撃機と共にこのシステムに関心を持っていると述べている。
2010.03.10 Jane's Defence Weekly Contenders develop airframes for US MQ-X <1005-031006>
 2012年頃開発する米空軍の MQ-X には、GA-ASI、Boeing、Northrop Grumman、Lockheed Martin、Raytheon の 各社が提案を行うと見られる。
 GA-ASI社が提案する Predator C Avenger は一番機が既に飛行試験中で、二番機も年内に完成する。 Avenger は Predator や Reaper より高 速でステルス性に優れ、3,000-lbの兵装能力と20時間の滞空能力を持つ。
【 Predator C 関連記事:0909-081703 (AW&ST 2009.08.17)】
 Boeing社は X-45C として開発された Phantom Ray を提案している。 Phantom Ray は2箇所 の弾庫2,000-lb JDAM 1発ずつ、又は SDB 4発ずつを搭載でき、2,000nmの航続距 離を持つ。 初飛行は2010年12月に計画されている。
【 Phantom Ray 関連記事:0906-051112 (AW&ST 2009.05.11)】
2010.03.08 Aviation Week & ST Phantom rising <1004-030804>
 Boeing社が10ヶ月以内に、自社開発中の UAV 二機種を初飛行させる。
Phantom Ray
 実現しなかった X-45C を改良したもので、米空軍の MQ-X や LRS 計画、及び海軍の UCAS や F/A-XX 計画の候補に考えてられいる。 4,500-lbを搭載して1,000nmを飛行できる。
 7月には地上滑走試験を開始し、12月に初飛行する計画である。
Phantom Eye
 水素を燃料とする双発プロペラ機で、実用型の60~70%縮尺で作られる試作機は翼端長150ft、全長53ftで、60,000ftに 4日間滞空できる。 その後2,000-lbを搭載して7日間滞空できる航続距離4,000nmの実用型機を開発する。
 速力は Global Hawk より遅く、Predator より早い200ktになる。
2009.05.11 Aviation Week & ST Ray of hope <0906-051112>
 Boeing社は2001年に JSF で Lockheed Martin社に破れ、2007年には UCAS で Northrop Grumman社に破れ たため、戦術航空機事業の戦略を再構築した。 その結果2007年中頃に自社経費による Phantom Ray UCAV 構想を立ち 上げ、2008年6月に計画を開始した。 同社は空軍の Next-Generation Bomber を視野に入れている。
 Phantom Ray は計画が中止になった X-45C名称を変えたもので主要諸元は以下の通りである。
  ・全  長:  36ft
  ・翼 端 長:  50ft
  ・全備重量:  36,500-lb
  ・巡航速度:  Mach 0.8
  ・実用上昇限度:40,000ft

 同社は2010年初めにエンジン搭載試験、春にタキシー試験、2010年後半に初飛行を目指している。
2006.07.31 Inside the Navy> Navy's Unmanned Combat Air Vehicle emerges as conference issue <0618-073104>
 米海軍が要求するFY-07の UCAV 開発予算$239Mについて、下院は$50M、上院は全額削除 を求めている。 JUCAS 計画は今年中止されたため、FY-07予算では代わりに海軍の空母搭載 UCAV 研究費として$239Mを要求していた。
 開発担当は空軍から海軍に移り、6月に予定されていた RfP 発簡は10~11月に延期されている。
2006.06 National Defense For Navy, more unmanned aircraft on the horizon <0615-060005>
 米海軍の空母搭載 UCAV は、JUCAS 計画が中止となったことで再度検討が行われている模様である が、海軍は開発期間に10年~15年を要することを示唆した以外、状況の公表を避けている。
 また、P-8A MMA と共同運用する構想である BAMS は2007年末に機種選定を計画しており、各企業は既に激し い提案活動を進めている。 MMA は P-3C 148機の後継として108機を装備する計画で、2009年の初飛行、2013年の IOC をめざしいる。
2006.03.27 Aviation Week & ST The changing shape of UCAVs <0608-032703>
 JUCAS 計画の見直しに伴い、各社は新たな構想設計に着手している。
 Northrop Grumman社は空軍の LRS 計画に B-2 規模のステルス UCAV を、Boeing社は海軍の空母搭載用として 戦闘機規模のステルス UCAV を提案する模様である。 また、Lockheed Martin社は無人型 JSF の開発を提案、価格は有人機の半分以下をめざしている。
 一方、DARPA は OFW (Oblique Flying Wing) X-Plane の研究を Northrop Grumman社と$10.3Mで契約、2011年の試験飛行をめざす。 OFW X-Plane は長距離/長滞空の高速 UAV の実験機 で、尾翼がなく超音速時は主翼を斜めにして飛行する。
 空軍は未だ LRS 機の要求を決めていないが、搭載量10,000-lb、航続距離200浬、滞空時間15~20時間で、超 音速飛行可能な機体を期待している。
2006.03.15 Jane's Defence Weekly X-47B faces design rethink <0607-031502>
 $3.9B の JUCAS 計画が、空軍の LRS 計画に $3.9B、海軍の空母搭載 UCAV 計画に$1.8B と分割されるのに伴い、Northrop Grumman社が進めている X-47B の試作は、設計が変更される。 同社が行っている X-47B の試 作はそれ程進んでいないため、設計変更に融通性がある。
 空母搭載 UCAV は、2018年 IOC を目指してFY-10に SDD が開始されるが、Northrop Grumman社のほかに Boeing社も X-45 を携えて指 名競争に参画すると見られている。
2006.03.13 Aviation Week & ST Long-Range Strike <0607-031303>
 J-UCAS 計画の見直しに伴い、米海軍が空母搭載型 UCAV を今後も X-47B をベースとするのに対し、空軍は LRS (Long-Range Strike )計画に X-45C 及び X-47C の技術を採用する意向である。
 LRS UCAV は航続距離2,000浬以上の大型ステルス機となる模様で、偵察機とのファミリー化を図っていくもの とみられる。 空軍は長距離偵察 UAV に、DarkStar 及びジェット推進である Predator C の技術を採用する方向で検討を行っている。
2006.03 International Defense Review QDR confirms decline in fighter numbers <0607-030002>
 QDR には2018年までに LRS (Long-Range Strike) 能力を整備するとあり、LRS は無人機 とされている。 LRS の数は80機程度と見られている。
 LRS は開発時間が短いことから、空軍は亜音速在来型機で当初は有人と考えているようだが、Lockheed Martin社と Northrop Grumman 社は超音速の無人機を提案している。 2月上旬に Lockheed Martin社が発表した案は、最大離陸重量70t以上、 搭載能力55~65t、速度 Mach 2 の双発機である。
( LockMart LRS 関連記事 JDW 2006.02.08)
 QDR とは別に BAE社と ATK社が Boeing 747 を改造した ABVL (Air Based Verticl Launch: 右図) を提案し ている。 ABVL は主翼の前後に2基の発射モジュールを搭載し70発のミサイルを発射できる。 ミサイルは1発 の SDB を弾頭とするほか、それぞれ7発の孫弾を搭載する子弾9発を運ぶこともできる。
 発射されるミサイルは高々度発射で1,900kmの最大射程があり、交代要員を搭乗させ空中給油を行い 60時間飛行することができる。
2006.02.13 Inside the Navy Navy likely to take lead on J-UCAS program,but questions remain <0607-021303>
 DoD が空母搭載の UCAV を基本とする J-UCAS 計画の見直しを進めていることから、計画は今後海軍が担当するものとみられる。
 公表された QDRでは、J-UCAS に海軍の戦力増強を目的とする航続距離の長い空中給油可能な大型の空母搭載 型 UCAV の開発を求めている。
 また、FY-07要求では海空軍共に J-UCAS 関連予算は全て削除されており、現段階では計画がどのような形で 再構成されるかは決まっていない。
2006.02.13 Aviation Week & ST Seismic shift <0605-021302>
 2006 QDR では、空軍の LRS (Long Range Strike) 能力の強化を重視し2018年までに攻撃機 の配備を行うとしている。 空軍は約45%を無人機とする計画で、LRS 能力を50%向上させ、2025年まで に LRS 装備を5倍に増やすとしている。
 また、JUCAS 計画は海空軍別々になり、空軍の長距離打撃用 UCAV 計画には Lockheed Martin社が JUCAS 規模の超音速無人機を、Boeig社が X-45C 技術をベースとした機種を、Northrop Grumman社は独自に研究中の超音速爆撃機(右図 )を提案するとみられる。
 QDR によるとこの他に、JSF の開発完了までのギャップを埋めるため、F-22A の製造を2008年から2010年に延長 し、年間20機を製造する。
【註:】

 Northrop Grumman社の QSP 爆撃機案は、過去に公表(AW&ST 2002.09.30)されたも のと大幅に変わっていることが注目される。

2006.02.08 Jane's Defence Weekly USAF initiates search for future heavy bomber <0605-020801>
 2006 QDR では、従来2037年に計画されてきた次期長距離打撃力2018年に配備する としている。 これについて米空軍は無人機と有人機の組み合わせになると見ている。 まず2018年までに無人 爆撃機を実用化して現有有人爆撃機と併用し、その後現有有人機の耐用命数切れに合わせて新有人機を開発する可能性が高い。
 2006 QDR では JUCAS 海空別々の計画に分離するとしているが、米空軍 の考える無人爆撃機は X-45 よりはるかに大型のようである。
 各社は2004年から Next Generation LRS (Long Range Strike) 計画の元に検討を進めているが、Lockeed Martin社は超音速無人機を、Northrop Grumman社は YF-23 を大型化した亜音速無人機を考えている。
【註:】
 Boeing社が JUCAS の候補である X-45C の二倍の重量を持つ X-45D を提案していたが、これ も Next Generation LRS の候補思われる。
2006.02.06 Defense News $2B to boost US global strike <0606-020601>
 米空軍のFY-07予算要求には、QDR を反映して LRS 能力の強化を目的とした$2Bの研究開発費が加えられてい る。
 2月3日に公表された QDR では LRS (Long Range Strike) 能力を2018年までに整備するとしており、空軍は来 年度から様々な攻撃機、兵器のオプションについての研究を開始する。 また、J-UCAS 計画が見直しとなった ことから空軍は大型の長距離攻撃型 UCAV の開発を独自に行う方針である。
 また、STRATCOM は12隻の Ohio 級潜水艦の Trident D-5 発射管24基のうち2基を2年以内に 通常弾頭型搭載とする計画である
2006.02.04 Yahoo 産経新聞記事

米国防計画見直し、中国の・・・」

<0604-020402>
 米国防総省は3日、「四年ごとの国防計画見直し (QDR)」を発表した。 その中で今後20年間、米軍が取り組 むべき優先分野として、
  ① テロリストネットワークの打倒
  ② 本土防衛
  ③ 中国など戦略的分岐点にいる国への対処
  ④ テロ組織などの大量破壊兵器取得の防止
を挙げた。日本など同盟国との連携の重要性も指摘している。
 今回の QDR では中国に対し、アジア太平洋地域で建設的な役割を果たすことを求める一方で、中国の軍事力強化の速 度と規模は、すでに地域の軍事バランスを危険にさらしていると、警戒感を示した。 また、中国の海軍力増強を念頭に 太平洋地域に少なくとも6個の空母戦闘群と潜水艦の6割を配置する方針を打ち出し、同地域での戦力増強を鮮明 にした。
 QDR は6日に議会に提出される。
【註:】
 2006QDR には以下のような特異事項が述べられている。
 ・land-based penetrating long strike capability を2018年までに配備。
 ・F-22A の生産はFY-10いっぱいまで延長
 ・J-UCAS は計画を見直し、空母搭載型を開発。
 ・精密誘導通常弾頭搭載型の Trident SLBM を2年以内に IOC。
2006年 QDR (2006.02.06) 113頁全文(英文 pdf)
DoD のサイトから)
2006.02.01 Jane's Defence Weekly GKN Aerospace wins contract to supply skins for X-47B J-UCAS <0604-020111>
 英国の GKN Aerospace社が、X-47B 機体表面に使用する炭素樹脂被膜と扉 を、$60Mで Northrop Grumman社から受注したと1月18日に発表した。 この炭素樹脂被膜は機体の90%を覆 うことになる。
2006.02 International Defense Review CSBA papers throw light on possible major programme changes under Pentagon's QDR <0604-020001>
= CSBA の報告書に見る米空軍長距離打撃戦力の今後 =
 QDR の概要が CSBA (Center for Strategic and Budget Assessments) の文書から見えてきているが、CSBA の文書が QDR の方向と合 致しているとすれば、今後米空軍は大きくその姿を変えることになる。 CSBA は戦闘機の数 は現在の1/3で十分としている。
長距離爆撃機
 航続距離が2,500km~4,000kmの中距離爆撃機である FB-22 や F/B-23 ではなく、更に大型で Mach 2.4 で飛 行できる爆撃機が必要である。 これには2001~2003年に研究され、その後予算が切られた DARPA の QSP (Quiet Supersonic Platform) の技術が活用できる。
(QSP 関連記事 IDR 2004.06)
CAV / HTV
 標準的な Falcon CAV は重量800~1,000kgで、主に発射直前の ICBM の撃破 に使用される。 空軍はアラスカ、グァム、Vandenberg AFB に配備する構想である。
J-UCAS
 CSBA は空軍型の無人爆撃機には関心がなく、4~12機からなる空母搭載型 (CV-UCAS) 飛行隊を空母毎に配備 することを提言している。
2006.01.30 Inside the Navy J-UCAS program likely to lose 'Joint' component in restructuring <0605-013010>
 DoD は J-UCAS 計画を見直し海空軍が別個に開発を進める方針を明らかに した。 QDR では計画の見直しに加え、空母搭載型長距離 UCAS の開発の必要性を述べている。
 J-UCAS の管理は昨年11月1日に DARPA から海空軍に移管されており、計画では Boeing社の空軍向け X-45C が2007年 3月に、Northrop Grumman社の海軍向け X-47B が2008年6月にそれぞれ初飛行を予定する。
2006.01.23 Defense News Exclusive: What's in the QDR <0605-012301>
 2006 QDR は2月6日に議会提出されるが、内容には以下の事項が記載されている。
空軍関連
 ・F-22 の製造を2010年まで延長し、複数年度調達とする。
 ・Long-range strike capability を2018年までに開発し、B-52 を56機に削減。
 ・JUCAS 計画を見直し、将来長距離打撃部隊の45%を UCAV とする。
海軍関連
 ・LCS 計画の促進を図る。
 ・年間2隻の割で Virginia 級潜水艦を建造する。
陸軍関連
 ・FCS 開発の継続と関連技術の早期戦力化を図る。
特殊作戦部隊
 ・海軍 SEAL 及び陸軍 Green Beret 大隊等の特殊作戦部隊を15%増強する。
 ・海軍に Rinerine Force (河川戦闘部隊) を新設する。
 ・空軍に特殊作戦を任務とする UAV 飛行隊を新たに編成する。
2006.01.19 Inside the Pentagon Pentagon sets plan for new Bomber,terminates J-UCAS program <0604-011902>
 DoD はアジア太平洋地域での戦力強化のため、次世代長距離攻撃機の開発検討を今年から開始する。
 2月に議会報告する QDR では、新型爆撃機の運用開始を当初の2037年から2018年に前倒し する。
 また、England 国防次官は昨年末の予算秘密メモの中で JUCAS 計画の中止を明らかにし、 海空軍に別々に UCAV 開発を行うことを指示した。 空軍は今後、次期爆撃機開発計画に UCAV を統合 するものとみられる。
2006.01.16 Defense News Restructuring for J-UCAS? <0603-011614>
 DARPA と海空軍が進めている J-UCAS 計画が再検討となる可能性を Boeing社が示唆した。
 これは予算制約と QDR での方針変更の可能性を踏まえたもので、同社は軍からの計画中止については何も聞かされていないとしている 。
2005.12 International Defense Review Revolution or curiosity? UCAVs wait for a mission statement <0601-120010>
= UCAV の現状を紹介する4頁にわたる特集記事 =
 X-45C は全長11.9m、翼端長15m、重量16.3tで、2006年6月に空軍へ引き渡され、 2007年3月の初飛行が計画されている。 LO 能力が付与される二番機は2005年初めに製造が開始され、三番機である X-45C-3 に は AAR (air-to-air rewfuelling) 機能が付与される。
 X-47B は全長11.6m、翼端長18.9m、重量21.8tと、若干大きい。 2006年6月に組立が開始され、2008 年6月に初飛行する。 二番機の初飛行は2009年9月になる。
 Northrop Grumman社は、まだ予算化されていないが三番機 AV-3 の計画を持っている。 AV-3 は前の2機と同じサイズになる模様であ るが、搭載能力4.5t、翼端長52.4mと B-2 並みの大きさの双発機も考えている。
2005.10.31 Aviation Week & ST Puts and takes <0522-103102>
 米議会の上下院予算委員会はFY-06国防予算法案の最終決定に向け両院協議会を近日中に開催する。 主要な項目で削減対象となってい るのは宇宙関連事業で、J-UCAS 及び JSF も削減対象となっている。
Space Radar: $225.8M要求に対し両院とも$125.8Mの削減
TCS: $835.8M要求に対し下院が$399M、上院が$250Mの削減
SBIRS-High: $756M要求に対し、上院が$100Mの削減
JSF: $5.02B要求に対し、下院が$152.4M、上院が$270Mの削減
J-UCAS: $350.1M要求に対し、上院が$200Mの削減
2005.10.27 Inside the Pentagon Industry official says J-UCAS management switch is scheduled <0524-102701>
 企業筋は DARPA が11月初めに J-UCAS の開発管理を海空軍に移管することを明らかにした。
 新統合計画オフィスは Wright-Patterson AFB に設置され、室長にはこれまで DARPA の X-45 を担当 していた Alderson 海軍大佐が着任する。 同大佐は海軍の FireScout を含む各種 UAV の開発を手がけている。
2005.10.24 Inside the Navy Northrop develops control systems for J-UCAS handling on Carriers <0524-102408>
 Northrop Grumman社は X-47 JUCAS の空母での艦上操作用遠隔操縦システムの開発を行ってい る。 システムは艦上での移動、速度変換、主翼の折りたたみ及び緊急停止等を行うもので、極めて安全性と信頼性が要求されるため、 海軍は導入に慎重な態度を示している。
 JUCAS の開発管理は、来月に DARPA から海空軍に移管される予定で、新プロジェクトオフィスは Wright-Patterson AFB に設置され 、X-47 の空母による飛行試験は2011年からの開始を計画している。
2005.10.17 Aviation Week & ST The first round of stealth testing <0521-101702>
 Northrop Grumman社の X-47Bステルス性確認のため、初めてのフ ルスケールモデルによる RCS 測定試験が同社施設で行われた。
 今回の試験では特に Pratt&Whitney社が設計製造した S 型排気孔を重点にステルス性能を確認した。
2005.10.12 Jane's Defence Weekly Shapeshifter <0521-101209>
= Lockheed Martin Skunk Works の活動の紹介 =
X-45C
 X-45C の重量は F-16 とほぼ同じ16,556kg
Morphing UAV
 Morphing UAV は機体形状を30秒以内に変える。
Morphing MPUAV
 DARPA は3月に Morphing MPUAV計画に Lockheed Martin社を指名した。
minion
 小型 CM 級サイズの UAV/UCAV で情報収集、攻撃に使用。
RATLRS
FALCON
2005.09.26 Aviation Week & ST UAVs: the view from Nellis <0520-092603>
 Nellis AFB には AWC (Air Warfare Center)、ACC (Air Combat Command) 及び新たに創設された UAV CoE (Center of Excellence) が 所在し、UAV の研究開発から編成運用、教育訓練まで総合的な施策が行われている。
 UAV は今後ステルス化の傾向が高まり、大型攻撃機 (右図) や給 油機が出現し DEW の搭載も進む。 また10年以内に Red Flag 空中戦闘演習場で飛行する航空機の半数 以上が UAV に代わると予測されている。
 ACC は2007年~2008年に JUCAS 試作モデルの運用評価を予定しており、開発方向の決定を行う。
2005.08.24 Jane's Defence Weekly Network rules <0518-082418>
= Boeing社の軍事部門に関する5ページにわたる特集記事 =
 Boeing社の R&D 部門である Phantom Works では、現在4,000名の技術者が500件のテーマについて研究してい る。 またモスクワに BDC (Boeing Design Center) を開設して、1,000人のロシア人技術者 を擁している。
FCS
X-45A/C/D
 X-45D は、重量が X-45C の2倍
X-50A CRW(Canard Rotor/Wing)
(関連資料 AW&ST 2003.12.08)
X-43A Hyper-X
A160 Hummingbird
 136kgを搭載して24時間、2,500nmの飛行が可能。
(関連資料 AW&ST 2004.10.11)
P-8A MMA
CAV (Common Aero-Vehicle)
(関連資料 JDW 2005.06.15)
BWB bomber (Blended Wing/Body)
(関連資料 JDW 2004.06.16)
2005.08.22 Defense News Combat UAVs simulate bombing run <0521-082206>
 Boeing社は8月10日に Dryden 飛行研究センタの30×60mileの試験空域で2機の X-45A による 連携戦闘飛行試験を行った。
 2機は想定した SAM 陣地等を自動的に回避し、不意に出現した目標に対し優先順位 を変更して連携攻撃するなど所望の成果を得た。 今後は大型の X-45C を3機製造し、2007年 から飛行試験を行う。
 一方、 Northrop Grumman社は3機の X-47B を試作中で、2007年から飛行試験を行う計画である。
2005.08.22 Defense News Pentagon's UAV plan lacks major,multiyear buys <0521-082205>
 DoD は8月4日に UAV システムの開発展望に関する "UAS Roadmap" を承認した。 DoD は UAV が単なる無人機ではなく複雑なシステム 兵器となったことからこれまでの呼称を改め、今後は UAS (Unmanned Air System) とする。
 計画の第一歩は現在進めている JUCAS の完成で、2007年に X-45C 及び X-47B の飛行試験を予定す る。
 将来的には2020年までに航空攻撃は有人機から UCAV の運用に変更し、併せて KC-135 後継等の空中給油機を無人機にする。
 Roadmap では、目的に応じ努めて短期間の開発による少数機の開発を行うとしている。
2005.08.15 Aviation Week & ST After several weeks of test range <0517-081501>
 Boeing社は、2機の X-45A JUCAS による連携戦闘 飛行試験を Edward AFB で実施し良好な成果を得た。
 飛行間2機の UCAV は想定した SAM 陣地やレーダを自動的に回避する等、最適の飛行経路を選定し、目標の模 擬攻撃を連携して行った。
 更に大型の X-45C を用いた連携飛行は、2007年に計画されている。
2005.08.10 Jane's Defence Weekly US DoD plans autonomous refuelling demo <0517-081007>
 DARPA が Boeing社に対して、X-45C AAR (Automated Aerial Refuelling) を$175Mで発注したと、7月11日に発表した。 AAR の試験は2010年頃に KC-135 により行われる。
 AAR により JUCAS の敵空域の滞空や敵部隊の拘束能力が大幅に向上するが、米空空軍は UAV 専用の空中給油機を考えていない。 こ のため在来の空中給油機を改造することなく JUCAS の空中給油を行おうとしている。
 重量16,326kgの X-43C は2006年に組立を完了し、2007年に飛行試験を開始する。
2005.07.11 Aviation Week & ST Flying into the future with honors <0515-071101>
= Boeing社の広告ページにおける飛行中の X-45A の写真 =
 JUCAS 計画で試作実験中の X-45A は50回以上の試験飛行を行って おり、このほど2005年度国際航空工業賞を軍事航空ミサイル部門で受賞した。
2005.07 International Defense Review X-47B J-UCAS <0514-070004>
 Northrop Grumman社が6月2日に、X-47B の組立を、機体前部の設計製造を担当した GKN社の 工場で開始したと発表した。 最終組立は Northrop Grumman社のカリフォルニアの工場で行われる。
2005.06.20 Aviation Week & ST Rough patch <0513-062010>
 JUCAS の管轄が10月に DARPA から空軍に引き継がれると、機種選定が空軍に有利に行われることを 懸念する意見が業界側から相次いでいる。
 JUCAS は海軍と空軍の統合計画で、Boeing社が X-45 を、Northrop Grumman社が X-47 をそれぞれ試作しており、 2007年から運用試験が計画されている。
 (写真は Boeing X-45C のフルスケール模型)
2005.06.06 Aviation Week & ST Northrop Grumman has started <0512-060607>
 Northrop Grumman社は JUCAS 計画の試験機である X-47B の試作を開始した。
 X-47A より大型の X-47B は偵察、攻撃用に設計され、地上基地または空母からの離着艦を行う。
2005.06 International Defense Review Nortjrop Grumman proposes J-UCAS revision <0512-060001>
 Northrop Grumman社が DoD のFY-06予算要求で J-UCAS 予算が削減された のを受け、X-47B 計画を修正した。
 それによると当初計画で3機の空母適合機を試作する予定であったのを、最初の1機は空母適合性の確認に特化 するためステルス性追求やミッション装備の搭載は行わず、2機目に装備を搭載する。 更に3機目の試作開始時期を遅らせる。
2005.05.30 Defense News Boeing tests UAV software <0515-053003>
 Boeing社は X-45A の51回目の試験飛行を、新たな Block 4 ソフトを使用して実施し、高度15,000ft、 速度 Mach 0.4 で基本制御と飛行安定性を確認、良好な成果を得た。
 なお、大型の X-45C 初号機は2006年に完成予定で、2007年からの飛行試験を予定している。  X-45C は全長39ft、翼端長49ft、巡航速度 Mach 0.8 で、高度は40,000ft、兵器 搭載能力は4,500-lbとなる。
2005.05.23 Aviation Week & ST Boeing, during the 51st flight <0519-052303>
 Boeing社は X-45A の51回目の飛行試験で初めての Block 4 ソフトの確認試験を行 った。
 Block 4 S/W は無人機による攻撃の実行と飛行間の目標変換を可能にするもので、 2006年に完成を予定し、2007年初めから飛行試験を計画する X-45C への適用に一歩前進した。
2005.05.16 Aviation Week & ST The Defense Advanced Research Project Agency, <0511-051605>
 DARPA、空軍、海軍及び Boeing社による X-45C J-UCAS の要求レビューがこのほど終了した。 最終 設計レビューはこの夏までに行われる。
 計画によると Boeing社は3機の X-45C と2台のミッション制御装置及び統合共通運用システムを試作し試験を行う。 初号機は2006年に 完成予定で、初飛行は2007年当初から開始する予定である。
 X-45C は全長39ft、翼端長45ftで、搭載重量は4,500-lb、各種兵器の他、HPM の装備が検討されている。
2005.04.04 Aviation Week & ST The future stealth <0508-040406>
 米の国防予算は今後20年に大幅な削減が予想されるため、DoD が要求する安価で高性能な UCAV の実現を疑問 視する意見がでている。
 Boeing社は戦闘機、爆撃機、UAV 及び兵器を組み合わせて運用する検討を行う組織を創設し、完全なステル ス性能の追求だけでなく、High-Low Mix 装備、有人機との併用、ミサイル等のステルス化等を総合的に検討している。
 因みに F-35 の RCS は-30dBsm (ゴルフボール程度)、F/A-22 は-40dBsm (ビー玉 程度) である。
2005.03.21 Aviation Week & ST UAVs R Us <0507-032108>
 米空軍は設立が検討されている UAV 統括部局の主担当となるため、UAV Center for Excellence を60機以上 の Predator UAV が配置されている Indian Springs 補助飛行場に創設した。
 同センターは UAV Battle Lab が組織の中核となり、陸海軍海兵隊の了解を得て、UAV の 共通運用システムの開発、運用規範の策定及び教育訓練を行う意向を明らかにしている。
 今後は、開発経費の分担や小型 UAV の統制範囲等が議論の対象となるが、陸軍は 概ね空軍の所掌について理解を示している。
2005.03.21 Aviation Week & ST London puts foot in J-UCAS camp <0507-032104>
 英国防省は無人攻撃機導入の第1段階として、米 J-UCAS 計画へ参加することを明らかにした。
 共同開発の期間は2009年中頃までで、英国は$40Mを分担、この他に UCAV 共同運用構想を策定するため$10Mを拠出する。
2005.03.14 Defense News DARPA tests autonomous, attack UAVs <0513-031404>
 昨年10月から今年2月まで行われた X-45A の飛行試験は順調に終了した。
 Edward AFB での試験は、滑走路での自動走行停止、2機による連携飛行、及び防空部隊の位置情報の交換、 Edward AFB とシアトルの間での衛星を用いた操縦引き継ぎ、及び最適自動交戦決定等が行われ、良好な成果を 得た。 現在も8月までの予定で、目標の発見と防空システムの回避等の試験を実施中である。
 X-47 の地上走行試験は今秋、飛行試験は2007年を予定している。
2005.01 International Defense Review USAF demands larger UCAVs <0503-010002>
 米空軍首脳は、実用型 UCAV には現在計画が進められている JUCAS より更に大き な機体を求めている。
 Northrop Grumman社によるとそれは、最大離陸重量45t(註:JUCAS の X-45C は16t、X-47B は19t)で 搭載能力は4.5~7t(註:JUCAS は2t)、滞空能力は50時間で、航続距離は B-2 並 (5,400~10,800km)が求められている。
 このため空軍が JUCAS にも求めている自動空中給油能力が必須となり、エンジンは双発 となる。
2004.12.13 Aviation Week & ST Exhausting changes <0501-121302>
 JUCAS/X47Bのステルス性を増強し敵地上空での滞空性を向上させるため、Pratt&Whitney社はエンジン排気システムの改善を研 究している。
 同社は2年前から F-15 と F-16 に搭載する F-100 エンジンの派生型 F-100-PW 220U の研究を行っており、その排気システムは IR 発生とレーダ反射を抑制するため、長い虫や蛇の様な極めてユニークな形状をしている。
 同社は JUCAS/X47B のエンジン開発の一環としてこの研究を行っており、2006年~2009年に飛行試験を予定しているが、2009年~2010 年に計画されている JUCAS 運用評価段階に採用されるか否かは未定である。
2004.11.15 Defense News Northrop validates design of X-47B UAV <0502-111507>
 JUCAS 計画に参加している Northrop Grumman社が X-47B の精密縮尺モデルによる、750回の低速風 洞実験を終了し、空力設計を確定した。
 JUCAS 計画で同社は 2007年からの飛行試験用として3機の X-47B 実験機を製造する。
2004.10.21 Inside the Pentagon DARPA launching simulation work to gauge proper J-UCAS crew mix <0502-102101>
 DARPA の J-UCAS を開発中の DARPA は、地上運用クルーの編成規模を決めるためのシミュレーショ ン作業を準備している。
 J-UCAS による攻撃編隊は、基地から数100~1,000mile離隔して運用され、クルーは編隊の状況モニター、搭 載機器の監視、UAV の操作が主要な任務となる。
 J-UCAS には Boeing社と Northlop Grumman社が参画し、2005年夏に両社ともフルスケールモデルの製作を予定し、FY-06の1/四期には 最初の X-45C が納入される計画である。
2004.10.20 Jane's Defence Weekly US shapes unmanned combat aircraft project <0420-102004>

 DoD は2007年から始まる X-45C及び X-47Bの評価試験に備え、2005年初めまでに J-UCAS 計画を最終確定する予定である。
 J-UCAS はいずれの機体も共通の COS (Common Operating System) で制御される。 COS は攻撃の実施時に は常に人間の判断を必要とするものの、それ以外はかつて例のない程高度に自動化されたシステムで、Jojns Hopkins 応用物理学研究所をブローカに指名して開発が進められる。
 X-45C 及び X-47B の初飛行はいずれも2007年に予定されており、空母での運用や空中給油 などを含む評価試験が予定されている。
 J-UCAS の装備化について DoD は、海空軍が同一機種を採用するか、それぞれが別機種を採用するかの選択の余地 を残している。

2004.10 International Defense Review Northrop Grumman extends J-UCAS demonstration work <0420-100012>
 Northrop Grumman社が DARPA から J-UCAS の候補である X-47B の運用解析を実施している。  今回の契約は$30Mであるが、最終的には3機を試作し契約額は$1.04Bにのぼると見られる。
 飛行試験は2007年に開始される予定である。
2004.09.20 Aviation Week & ST Under scruitiny <0418-092002>
 米空軍 ACC (Air Combat Command) は、X-45C UCAV を高々度で敵地に侵入し移動目標を追随するISR 機とし て運用することを検討している。
 ACC は現在 Space Com と共同で、情報偵察作戦構想の変更を検討しており、地上移動目標の偵察監視空域を65,000ftから350,000ft (Near-Space) まで拡張する。 これは、SBR を補完することが狙いで、UCAV は偵察監視に加え電子戦、 HPM 兵器による攻撃及びコンピュータネットワークへの攻撃がその役割に含まれる。
2004.08.25 Jane's Defence Weekly Northrop to build X-47B combat drone prototypes <0416-082504>
 Northrop Grumman社が DARPA の J-UCAS 計画により、$1B以上の契約額で X-47B の開発を受注した。 同社 は今後5年間で少なくとも3機を試作し飛行試験を行う。 一方の Boeing社は既に X-45C の開発に入っている。
 J-UCAS は2,025kg(4,500-lb)の武器と RWR や SAR を搭載して、戦闘行動半径1,500nm の性能を持つ。
 一方空軍は J-UCAS の機体に X-band レーダアンテナパネルを張り付けて SensorCraft とする計画で、 X-band Thin Radar Array 計画では2007年頃に1.2㎡のレーダアンテナパネルの評価を X-45C 及び X-47B を用 いて行う計画である。
(SensorCraftに関する記事 IDR 2001.03)
2004.08.11 Jane's Defence Weekly X-45As fly together <0415-081102>
 2機の X-45A が8月1日に連携飛行に成功した。 2機は1人の操作員により、 予め決められたフォーメーションで相互の位置を維持しながら自動的にマヌーバした。
2004.08.09 Inside the Navy Boeing X-45A program achieves first coodinated flight of UAVs <0417-080905>
 2機の X-45A による連携飛行試験が8月1日に行われ成功した。 2機は事前にセットされた飛行プログ ラムに基づいて1人の操作員により制御され、相互離隔距離2mile、高低1,000ftを維持しながら 旋回飛行も行った。
 Boeing社が開発した飛行ソフトウェアーは、同時に4機を離陸から着陸までの間、終始制御ができるが、今回は飛行間のみに制限してい る。
 次回以降の試験では連携飛行に加え標的の捜索、指定に関する共同機能を確認する。
2004.08.09 Aviation Week & ST Lock step <0415-080905>
 Boeing社は、2機の X-45A による初めての離隔編隊飛行を行い成功した。  これにより X-45 による共同攻撃の試験段階がいよいよ開始される。
 飛行試験は1人の操作員が2機を制御して約40分間行われ、飛行間隔は高度差1,000ft、相互距離500ftで飛行した。 これは UCAV の運 用構想では空中給油時以外に接近した編隊飛行は要求されていないためである。
 X-45A による試験は年内一杯続けられ、じ後2006年の初飛行を目指し大型の X-45C の設計に焦点を移行する。
 対抗機種の Northrop Grumman社製 X-47B も2006年の初飛行を目指している。
2004.08 International Defense Review In the track of the Predator: combat UAV programs are gathering speed <0415-080023>
= UCAV 及び武装 UAV の現状に関する特集記事 =
J-UCAS
 候補機となっている X-45C 及び X-47B は、ともに 2006年に初飛行する。
 X-45C は16,300kgと X-45A の3倍の重さで F-404 エンジン(註:F/A-18 と同じ)を装備。
 X-47B は19,050kgで F-100 エンジン(註:F-16 と同じ)を装備。
Predator B
 36ヶ月の SDD 契約を準備中。 IOTE は2007年2/四半期、full-rate 生産移行は2008年を予定
Predator A
 初期型の RQ-1 は、MTS と Hellfire 用のハードポイントを搭載した MQ-1L への改造が進められている。
RQ-8B Firescout
 2002年に一旦中止された計画は、LCS に搭載されることで復活した。
ER/MP UAV
 今年後半に開発が開始され、2009年運用開始が予定されている。
UCAR
 今年9月に DARPA は Phase Ⅲ 並行する機種を Northrop Grumman社案か Lockheed Martin社案に決め、2006年後半に 初飛行させる。
 SDD 開始は2009年後半に予定されている。
Neuron UCAV
 Neuron は Dassault社の AVE UAV を基礎に Saab社などと共同開発するもので、試作機の初飛行は2009年を予定。
SHARC
 Saab社が進めている技術検証機で2002年に初飛行した。 この計画は2005年に、より小型の FILUR(全長2.5m、重量55kg)と統合され る。
2004.07.12 Aviation Week & ST Deception and power <0414-071201>
 米空軍は2008年~2012年頃の開発開始を目指し、F-22 や JSF 及び J-UCAS に搭載する次世代電子戦システム の研究を進めている。
 現在は RfP 策定にも至っていないが、新システムは2009年の運用開始を目指す B-52 用妨 害システムの機能を小型化し、最終的にパワージャムと欺瞞の両方を組み合わせたポ ッド型を開発する模様である。
 B-52 用の妨害ポッドは2005年度に12セット、2006年度に24セットを導入する計画で、この他に妨害装置を組 み込んだ MALD-J の開発を2006年~2010年に予定している。
2004.07 National Defense Air Force, Navy to joint forces on unmanned aircraft project <0415-070005>
 DoD は昨年10月以来、空軍の X-45 と海軍の X-47 両計画を統合した J-UCAS 計画を DARPA の管理化で行っている。
 J-UCAS は攻撃任務を主体とする無人機の開発を目的とするが、機体よりも運用に必要なソフトウェアーとネットワー ク化に重点が指向されている。 しかしながら空軍は電子攻撃機として、海軍は艦載の偵察監視機能の 付加に強い関心を持っている。
 機種選定は現時点では未定だが、2機種を採用しても地上統制システムは同一のものを使用する計画で、DARPA は6月に共通運用システ ム開発のため官民合同の技術チームを組織し Boeing及び Northrop Grumman社に派遣している。
 試作評価試験は2007年~2009年に予定され、4,500-lb (JDAM 2発に相当) の搭載量、航続距離1,300nm、距離1,000nmで3.5時間の滞空 、空中給油等の試験が行われる他、海空軍の要求に応じた電子攻撃と継続的な監視能力についても実施されるものとみられる。
2004.06.16 Jane's Defence Weekly Modified B-1, B-2 top 'interim' strike options <0412-061602>
 2030年頃に次世代遠距離打撃システムが実用化するまでの繋ぎに、Boeing社は B-1B、Northrop Gruman社は B-2A の改良型を提案して いる。
 また両社は、通常弾頭 ICBM と、大型 UCAV の提案も行っている。  更に Boeing 社は Blended Wing Body機の爆撃機型も提案している。 この機体は最大265発の巡 航ミサイルを積んで遊弋し発射する。
B-1R
 局地戦用 B-1B である B-1R は、自衛用として機外に AIM-120 AMRAAM を搭載すると共に新型 ESA レーダや FLIR を搭載し、エンジン も F/A-22 と同じ F-119 に換装して速度が Mach 1.6 に向上
B-2A GSCI (Global Strike Capabilities Initiative)
 B-2A GSCI は SDB を含む各種兵装が可能。
Prompt Global Strike Missile
 Peacekeeper ICBM の弾頭を CAV にする構想で、Boeing社の提案。
(CAVに関する記事 IDR 2004.01)
Rapid Global Attack
 Northrop Grumman社が実施中の FALCON で CAV を打ち上げる計画。
(FALCONに関する記事 IDR 2003.08)
X-45D
 Boeing社が進める、X-45 搭載量を2,268kgとした大型 UCAV 計画。
Unmanned Regional Attack
 Northrop Grumman社が X-47B を元にして進めている計画。
2004.06.07 Defense News Suddenly,USAF wants a new Bomber <0414-060701>
 米空軍は遠距離打撃能力の重要性を再認識し、次期爆撃機構想を前倒しで推進する検討を進めている。
 4月29日、空軍は企業各社に次期爆撃機の改善/開発に関する RfI を説明したが、軍は新型もしくは改善型遠距離爆撃機を2015年に就 役させ、2020年には完全運用に移行するため、2006年には計画を開始する方針を示した。
 空軍の要求に対しこれまでに25件の回答が寄せられており、Boeing社は改善型 B-1、X-45D UCAV ほか6件、NorthropGrumman社は改善型 B-2 のほか8件の提案を行っている。
 空軍は2月11日に、遠距離打撃に関する研究調査を行う Long Range Strike Office を設立しており、2007年までに採用技術、開発機種 等の分析検討を完了させる。
2004.05.24 Defense News Experimental UAV, jet fly together <0412-052404>
 Boeing社は5月7日、T-33 練習機による X-45A の空中制御試験を Edwards空軍基地で実施した。
 T-33 と X-45A は時速228mph、高度14,000ftをデータリンクを維持しつつ正常に共同飛行した。 次回の試験 では T-33 と X-45A を地上の操作員が2機同時に飛行制御する。
 また、複数の UAV を同時に飛行させる試験も夏に計画している。
2004.05 Jane's Missiles & Rockets X-45A inert 'smsrt' bomb release successful <0414-050014>
 米空軍は3月20日に、X-45A による初の爆弾投下試験に成功した。 この試験 では弾庫扉の開閉及びレーダ画像の地上への伝送能力も確認された。
 試験は X-45A の能力限界高度35,000ftと、速度495mphで行われた。
 この試験に続き4月には別の投爆試験が予定されている。
2004.04.26 Aviation Week & ST Stage setting <0409-042603>
 X-45A による初めての精密誘導爆弾の投下試験が China Lake海軍試験場で行われ成功した。
   試験には250-lbの GPS誘導 SSB (Small Smart Bomb) 試作弾が用いられ、速度 Mach 0.67、高度35,000ftから投下した非弾頭 SSB は標 的を直撃した。 次回は X-45A 複数機による共同飛行を予定している。
 DARPA は2007年の UCAV 評価試験の実施を目標に、J-UCAS 計画の最終見直し作業を数週間以内に終える。
 J-UCAS では X-45A の進展型である大型の X-45C 及び X-47B を試作し、2007年から運用評価を行い、海空軍共通の UCAV として装備 する機種の選定を計画している。
2004.04.07 Jane's Defence Weekly Boeing UCAV drops bomb <0407-040703>
 X-45A UCAV が3月20日に擬製爆弾の投下試験を実施し成功した。
 試験では、高度35,000ftを Mach 0.67 で飛行する X-45A が、機内弾庫から250-lbの GBU-39 SDB 1発を 投下した。
2004.04.05 Defense News UCAV releases inert weapon <0410-04040505>
 米空軍が開発中の X-45A UCAV による初めての爆弾投下試験が3月20日、Edwards AFB で行われ良好な 成果を得た。
 DARPAによる試験は3月11日~17日の3回の試験飛行に引き続き行われ、機内弾倉から非弾頭 SSB (Small Smart Bomb) を高度35,000ft、速度495mphで投下した。
2004.02.23 Aviation Week & ST Head-to-head <0405-022303>
 DoD は海空軍の UCAV 計画を合併した J-UCAS の開発は、先ず数種類の試作設計と製造を行い、2007年以降評価を実施、2010年頃に本 開発と装備化の細部を決めるものとみられ、 Boeing社と Northrop Grumann社の受注競争は大接戦が予想される。
 明らかになっている要求性能によると、行動半径1,300nm、または1,000nm地点で2時間の滞空でき、 4,500-lbを搭載して SEAD、電子攻撃及び ISR を主たる任務とする。 空軍は DEW の搭載 も要望しているとされる。
 Boeing社は空軍用を X-45を海軍用に X-46 として提案すると共に、X-45B の研究を中止して1,100nm~ 1,300nmの X-45C の開発に移行する。
2004.01.12 Aviation Week & ST Cost growth, or not? <0401-011203>
 DoD のFY-05国防予算計画は、JSF の2009年までの導入機数を当初の160機から90機に 減らし、研究開発予算を当初より$5.1B多い$40.5Bとする提案を行っており、DoD の会計検査官はこれを承認している。
 理由は明らかにされていないが、1つには J-UCAS に代表される UCAV の台頭と、開発計画の遅れ及び経費高 騰にあるとみられている。
 計画当局と Lockheed Martin社は4月に予定する設計レビューに変化はなく、2005年10月予定の初飛行にも影響のないことを強調してい る。
 なお、当局は70機は後ろ倒しによるもので JSF の総機数2,443機は維持できるものと期待を寄せている。
2004.01 International Defense Review X-45s demonstrate collaborative missions <0402-010016>
 X-45A UCAV 2機による連携飛行試験が2003年11月に開始された。 試験では 2機の X-45A を衛星回線データリンクにより1人の操作員が操作して以下の項目が実施される。
 ・小型 GPS 爆弾の投下
 ・飛行間の飛行計画変更
 ・複数機の連携飛行
 ・飛行間における操作基地の移管
 試験には約10機の X-45A を模擬した T-33 も参加する。
 X-45A は更にソフトの改善を進め、空軍用の X-45C は2006年中頃に初飛行し、2007年始めには海軍用の X-45CN が飛行試験を開始する。
 J-UCAS のもう1種類の候補である Northrop Grumman/Lockheed Martin が試作中の2機の X-47B は2006年2月に初飛行 の予定である。
2003.12.15 Aviation Week & ST Unafraid and more than alone
= UAV の将来に関する展望 =
 将来の UAV には航続距離3,000nmの攻撃能力、数ヶ月以上の滞空時間、100,000ft以上の上昇限度、小型化、 垂直離発着機能等が運用目的に応じて要求される他、ステルス性や DEW の搭載が進めれられていく。
 Northrop Grumman社は現在、翼端長200ftのステルス型 UAV に大型のレーザー兵器を搭載 する研究を行っており、Boeing社も X-45 に高出力マイクロウェーブ兵器を搭載する研究を行っ ている。
2003.10.13 Aviation Week & ST New look at stealth  米陸軍と空軍は、次世代無人機のステルス化を更に追求し、RCS の低減だけでなく対 IR 効果、無音化、小型化及び 目視形状等を含めた研究を進めている。
 陸軍の FCS への UAV と UGV のステルス化に関する検討は2004年中に終了する模様だが、UCAR の構想 をみても、ステルス化を取り込むのは間違いないとみられている。
 また、空軍の J-UCAS 計画もステルス化を追求している。
2003.10 National Defense Unmanned Combat Aircraft still in 'Adolescent phase'  X-45 の開発を担当する Boeing社が、米空軍の UCAV は最近飛行試験に成功したもの のまだ初期段階にあるとの見解を発表した。
 UCAV の機体、自律飛行、データ処理の技術がまだ初期段階であるため天候や敵火力に脆弱で、運用は短時間に限定され、価格低減も 大きな課題となっている。
 同社は X-45A 2機の飛行試験を行い良好な成果を得ており、開発が開始された大型の X-45C 2006年に初飛行を予定されている。
2003.09.24 Jane's Defence Weekly Boeing eyes longer-range X-45C  Boeing社は、 X-45C の当初型を、長距離打撃機用に長距離型 にする設計を進めている。 同社は、将来の長距離打撃機は無人機になると見ている。
 計画では重量が50,000-lb (22,700kg) を超えることになりそうである。
2003.09.24 Jane's Defence Weekly Pratt & Whitney joins J-UCAV team  J-UCAS (Joint Unmanned Combat Air System) 開発の Northrop Grumman/Lockheed Martin チームに、Pratt & Whitney社が参画することになった。
 J-UCAS の推進装置はまだ決まっていないが、3社では民間用部品を活用したハイブリッドエンジンになるとしている。
2003.08.18 Aviation Weeks & ST Joint UCAV gains focus  DoD は海空軍の UCAV 開発を統合する J-UCAS 計画局を10月1日以降発足させるが、開発方針や目標は編成後に決定さ れるため、海空軍と企業は試験機及び搭載する DEW の製作が遅れることを懸念している。
 Boeing 及び Northlop Grumman/Lockheed Martin の両社はそれぞれ2機の試作機を製造、2006年の初飛行、 2007~2008年の運用評価を期待しているが、DoD は計画の構想を明らかにしていない。
 また、UCAV に HPM (High-Power-Microwave) 兵器を搭載する計画については、技術的な問題から1年以上遅れ るとみられる。 これは、HPM の強力なバックローブとサイドローブが UCAV の fly-by-wire を用いた飛行制 御装置に影響を与え墜落する公算が高いことが判明したためで、当局は今年初めから技術課題の解明に向け少なくとも8社に検討を依頼し ている。
2003.08.18 Aviation Weeks & ST Huge promise, nagging concerns
= UCAV の海空軍統合開発と技術上の問題点に関する記事 =
 DoD は UCAV をネットワーク中心の戦いの主要な戦力として採用する方針で、開発の効率化と経費節減のため海空軍のプロジェクトを 統合し、J-UCAS 計画局を新設する。
 Boeing社は2機の X-45C を、Northlop Grumman/Lockheed Martin 合同チームは2機以上の X-27B を試 作する計画で、DoD は2007年~2008年に比較評価を行い1社を選定する模様。
 当初の導入機数は10~12機とみられる。
 UCAV の技術的課題で最も懸念されているのは誤射による友軍相撃と民間への被害増加で、至短時間での正確な目標指向と制御が特に要 求される。
2003.07.21 Inside the Navy Navy lays out plan for UCAV integration with Carrier systems  米海軍は空母に搭載する UCAV の地上試験を2006年に、空母での試験を2008年に実施したい意向を示している。
 DARPA は海空軍の UCAV 計画を統合した J-UCAS の開発を行うが、空軍が進めてきた X-45 と、海軍の X-47 の取り扱いについては現段階では明確になっていない。
 J-UCAS には搭載重量4,500-lb、2ヶ所の弾倉を持ち滞空時間12時間以上が要求され 、大きさはほぼ F/A-18 に匹敵するとされるが、海軍は空母上での離発着や制御には多くの技術的課題があるとし、早期の機種決定を望 んでいる。
2003.07.21 Aviation Week & ST UCAV reunites F-35 team  DoD は10月1日に海空軍の UCAV 開発を統一した J-UCAS 計画局を発足させる。 これに呼応する様に X-47 を提案す る Northlop Grumman社は JSF 開発と同様、Lockhhed Martin社との共同チームによる開発を決めた。
 Northlop Grumman社は2006年から始まる Demonstration Phase に向けフルスケールの X-47B 2機を先ず製造 する計画で、空軍要求にも対応させていく方針を決めた。
 Boeing社は既に X-45A 2機の飛行試験を行っているが、機種選定に向け更に大型の X-45C の製造を決 めている。
 計画局が海空軍の要求を1つにまとめるか別個にするかは明らかになっていないが、Boeing社の X-45 との厳しい競争が予想される。
2003.06.30 Defense News DoD launches UCAV office,7-year schedule  DoDは海空軍の UCAV 開発を統括管理する組織 Joint System Management Office for the J-UCAS (Joint Unmanned Combat Air Systems)を編成、10月から業務を開始する。
 J-UCAS は DARPA の管轄下に現在空軍が開発中の X-45 と海軍の X-47 の開発を統合し、 2010年には1機種に絞り込む意向を示している。
2003.06 International Defense Rwview USN plans UCAV demonstration  DARPA と Northrop Grumman社は、米各軍と空軍の合同要求に合わせて、2機試作するX-45B UCAV 契約の変更を$160Mで行った。
 この変更により X-45 は、2,050kg搭載での戦闘行動半径1,300nm、1,000nm離隔した地域での2時間滞空能力が 付与される。
 この契約はまた、UCAV-N 計画の Phase ⅡB 開始をも意味する。
2003.05.14 Jane's Defence Weekly US DoD launches joint unmanned aircraft initiative  DoD は UCAV 計画の統合を決め、4月28日に DARPA に統合開発事務所を開設した。
 DoD が目指す統合 UCAV は、1,300nmの戦闘行動半径と4,500-lbのペイロードを持ち、1,000 nm遠方の目標上空に2時間滞空する事が求められている。
 この構想に基づき$140Mかけて Boeing社に3機の X-45C の発注が予定されており、ペイロードは X-45A の3倍である4,500-lbになる。 また DARPA は$160Mで2機の UCAV を Northrop Grumman社に発注する。
2003.05.05 Aviation Week & ST Boeing redesigns X-45  Boeing 社はこのほど DARPA の要求により X-45 UCAV の再設計を行い、大型化した X-45C の概要を明らかにした。
 X-45C は空軍及び海軍仕様の 2機種があり、航続距離は従来の50%増の1,000~1,300nm、搭載重量は4,500-lb となった。 翼長は 33ft から 49ft となり、全長は 39ft、高度 40,000ft巡航速度 Mach 0.85 で飛行する設計となっている。
 計画の変更により予定していた X-45B 2機の試作は中止となり、同社は3機の X-45C (海軍仕様2機、空軍仕様 1機)を製造する模様。 また、計画時程も約1年延長され Spiral-one の完了は 2006年末となる見込みとなっている。 
 DoD は、2008年末までに14機を空軍に導入する意向だが、海軍の UCAV-N に関しては X-45C の仕様も含め明 らかにされていない。
2003.05 International Defense Review UCAVs grow fat on requirements
= 米国における UCAV 開発の現状と問題点 =
 空軍は X-45A UCAV を、3倍の大きさの X-45C とし、2005年に初飛行して、 2010年までに36機を整備する計画である。 X-45 大型化は、航続距離の延伸と、滞空時間の延長の要求による。
 UCAV は大型化により開発経費の増大を招き、有人機との間で予算獲得のトレードオフが行われることになる。
 海軍は UCAV-N を空母に6機ずつ搭載する計画であるが、全数は100機程度にしかならず、空軍との J-UCAV 計画 に頼らなければ実現は難しい。
2003.04.16 Jane's Defence Weekly Latest US unmanned aircraft design unveiled  Northrop Grumman社が米海軍の UCAV-N の候補としての UOS (UCAV Operational System) を公表した。
 UOS は、同社の risk-reduction model である X-47A Pegasus の機体を大型化し、空母搭載に適合して折り 畳みできる翼を外側に追加した形となっている。 Pegasus が5,500-lbであるのに対し、UOS は 30,000-lb~40,000lbが考えられている。
 米海軍は UCAV-N を、SEAD 任務用に空母1隻に6機装備する構想を持っている。 UCAV-N 計画で Northrop Grumman社は Boeing社と競合している。
2003.04.14 Aviation Week & ST Navy design unveiled  Northlop Grumman 社は海軍用の空母搭載仕様 UCAV の設計構想をこのほど明らかにした。
 この UCAV は 6週間前に飛行した X-47A Pegasus と形状は似ているが、ステルス性を強化し、翼長はほぼ2倍 の 50ft以上で折畳みが可能。 海軍は攻撃用以外に長時間滞空のISR 機としても運用する公算が高い。
 DoD は 10月までに UCAV の統合開発局を設立するが、UCAV の RFP は来月発簡する計画で、同社の公表はこれに焦点を合わせたもの。
 DoD の構想では 2010年の運用開始を目途とし、大きさは F/A-18 規模、重量は 30,000~40,000-lb、価格は JSF の3分の1、維持コストは F/A-18 飛行隊の半分程度を狙っている。
2003.03.26 Jane's Defence Weekly DoD panel advocates stealthy, long-range penetrating drone  DoD は9月に結論を出す UAV に関する検討で、長距離ステルス UCAV の必要性を打ち出そうとしている。 この種の UAV は1990年代後半に Dark Star の開発を中止して以来、保有していない。
 一方 DoD は3月に、新 UAV に関するロードマップを発簡した。 それによると2005年後半には、 1,000nmの航続距離と、4,500-lbのペイロードをもつ X-45C を初飛 行させる。 X-45C は X-45A の3倍の能力を持つ。
 また、2012年までに F-16 級の機体を持つ UCAV を開発すると共に、2027年までには機体形状を任務や飛行状況に合わせ変形させる 'morphing airframe' UCAV を開発するとしている。
2003.03.17 Defense News Combat UAV project passes tests  UCAV X-45A の第一段階試験 (Block1) である全ての地上試験と16回の飛行実験が、 飛行間での兵器投下扉の解放を最後として成功裡に終了した。
 計画は空軍、DARPA 及び Boeing 社が共同で進めており、2機の X-45A を製造し試験を行ってきた。
 今後、第2段階 (Block2) に移行し、複数機による飛行試験、見通し外通信能力の確認及び任務管理等を行う 予定で、2年以内に Block4 までを行う計画となっている。
2003.03.12 Jane's Defence Weekly Successfull milestone for X-45  米空軍と Boeing社は、X-45 UCAV の第1段階 (Block 1) の飛行試験を、2機の X-45 による16回の飛行を行い終了した。
 続く Block 2 試験では、複数機による連携飛行、LOS 通信外での行動能力、擬製弾を用 いた投弾試験が行われる。
2003.03.05 Jane's Defence Weekly First flight for naval unmanned combat air vehicle prototype  2月23日に、米海軍の UCAV 検証機 X-47A Pegasus が初飛行した。
 初飛行は12分間行われ、この間に航法性能や低速での操作性が検証され、最後に空母での拘束フックの位置を模擬して予めセットされ た着陸地点に着陸した。
2003.03.03 Aviation Week & ST First flight for Pegasus  Northlop Grumman社の UCAV 試験機 X-47A Pegasus の初飛行が2月23日、チャイナレークの海軍試験センターで行わ れ、大きな問題もなく12分間の試験を終えた。
 試験間、X-47A は高度1,200ft、最高速度150-ktを記録し、加速時にロールとピッチにわずかな振動があった ものの、所定位置から20ft以内に着陸した。 同社は2週間以内に更なる離着陸試験を行う。
 初飛行が順調に行われたとはいえ、DoD は海空軍のUCAV統合を図るため UAV 全般計画の見直しを行っており 、現在 DARPA の管轄にある海軍の UCAV プロジェクトの今後は依然不透明な状況にある。
2003.03 Signal Combat-Survivable Unmanned Aircraft take flight
= X-45 UCAV 開発に関する紹介記事 =
 米空軍、DARPA 及び Boeing 社は 1998年から UCAV の研究開発を進めており、2000年5月に X-45A の 初飛行を行った。 昨年の夏には更に大型の X-45B の設計と2機の試作を開始、2004年に初号機の、2005年に 2号機の飛行試験を予定し ている。
  UCAV は単独運用の他、他の UAV 及び有人攻撃機との共同運用が求められており、搭載兵器には JDAM SDB を想定している。
 開発の最終目標としては操作員1名で複数の UCAV を制御できることが要求されている。
 開発はスパイラルブロック方式で進められ、X-45A は Spiral-0 Block1~5 に、X-45B は Spiral-1 に位置づけられている。
 計画では 2005年までに 124回の試験を予定、2002年までに 47回の試験を終了している。
 DARPA はこの他、陸軍の Objective Force への導入を目指す UCAR (Unmanned Combat-Armed Rotorcraft) の研究を行っており、2009年の開発移行と 2010年~2012年の装備化を狙っている。
2003.01.22 Jane's Defence Weekly USA studies ways to refuel drones in flight  米国防総省は次世代 UAV/UCAV に空中給油能力を持たせて航続距離を伸ばし、 前方での準備地域を必要としない運用を考えている。
 しかしながら例えば X-45 や UCAV-N の場合、機体寸法は有人機並であるのに対し、重量は軽いため、 タンカー機の後方乱流の影響を受けやすい。
2003.01.20 Inside the Army Army will play a role in new Unmanned Combat Aerial Vehicles office  OSD は海空軍の UCAV 開発事業の統合を目標とし、新たに UCAV オフィスを創設する。
 この組織は先進技術の共用化と経費削減を狙いとして JSF 開発事業を参考に組織される。
 陸軍は ERMP (Extended Range Mission Payload) システム等の開発を行い独自に UAV の武装化を進めてお り、直接的には加わらないが、システム開発に関しては定期的会議に参加する。
2003.01.08 Jane's Defence Weekly Armed and dangerous
= UCAV 開発の現状に関する記事 =
 米空軍は2008年に X-45 、陸軍は同時期に UCAR、海軍は2015年に UCAV-N の装備化を目指している。
 米空軍は当初 A-45 (X-45 の実戦型) に SEAD 任務を考えていたが、SEAD は有人機に譲り、ECM機として使用する方向に変更した。
 X-46は、Boeing社が提案中の UCAV-N。
2003.01.06 Defense News Pentagon to establish Joint Office for UCAVs  DoD は海空軍の UCAV 開発の統合化を図るため、新しくプロジェクト部門を設立することを決めた。
 統合の目的は先進技術の共用化と同時に開発経費の削減を狙いとし、定期的な協議会には陸軍と海兵隊も参加させるとしている。
 具体的な内容は明らかにされていないが、組織は JSF のプロジェクトを参考に編成される模様。
2003.01 International Defense Review Second X-45A makes maiden flight  X-45A UAV 2番機の初飛行が2002年11月21日に行われた。 5月に初飛行した1番機は 、今までに5回の飛行を行い試験目標の60%を完了している。
 これと合わせて Boeing社は MCS (Mission Control Segment) Build 2.0 の確認を行った。 MCS Build 2.0 は1人 のオペレータが複数機の制御を行うことを可能にするソフトで、Block 2 ソフトの1部をなしている。
 2003年中頃には2機の編隊飛行が予定されている。
2002.12.16 Aviation Week & ST Pentagon bets on joint UCAV  DoD は各軍の UCAV 計画の統合を図るため、来年から組織化作業を開始する。 このため、 その具体的共同要領についての協議を継続して行っている。
 統合化の最初の段階として DoD は統合計画局の設立を目指し、そのモデルには JSF プロジェクトの計画局を考えている。
 現在、空軍及び海軍と細部を詰めているが、陸軍の UCAR もこれに統合する模様。
 統合の目的は、先進技術の共用化と同時に開発導入経費の大幅な削減と早期実用化が狙いとされる。
2002.12.09 Defense News UK,US to share UAV technology  米英両国は1年以上の協議を重ねていた X-45 UCAVを含む UAV 技術 の相互利用に関して合意し近く文書を締結する。
 英国が共同で UAV の開発を行うか否かは未だ不透明だが、英空軍は2018年の装備化を目指す FAOS の 構成装備に UCAV を挙げており、X-45 のステルス技術は極めて重要なファクターとなる。
2002.12.05 Inside the Pentagon Air chief seeks armed drone with more endurance than UCAV offers   FY-04予算要求論議が高まるなか、DoDは議会と共に空軍の UCAV 計画の更なる充実と共に、 X-45 UCAV の早期実用化を求めている。
 これに呼応して空軍参謀長は先週、X-45よりも更に滞空時間の長い UCAV の開発が必要との見解を明らかにし た。
 同参謀長は将来 UCAV は有人機に代わるとの予測を示し、無給油で最小限 8時間は戦場に滞空し、特殊部隊の 隊員の指示で即座に攻撃する運用を1例として述べた。
2002.12.04 Jane's Defence Weekly Second Boeing combat drone flies  X-45A 2番機の初飛行が、11月21日に実施された。
2002.12.02 Aviation Week & ST DARPA, USAF and Boeing have begun flight testing of the second X-45A  X-45A 2号機 Red Bird が11月21日 29分間の初飛行をした 。この飛行で高度 7,500ft、時速 195-kt を記録している。
 今回の試験目的は飛行制御ソフトと2号機の検証で、初号機 Blue Bird と共に UCAV としての SEAD 運用に資 する各種試験を行っていく。 初号機の試験は約 60% を終了しており、フルシステムでの試験を来年の夏以降に予定している。
 DARPA と Boeing 社は X-45A より大型で能力の高い X-45B 2機の製造を既に開始しており、空軍は数年以内 にUCAV を導入し 5年以内の限定的な運用を目指す計画。
2002.10.30 Jane's Defence Weekly US Air Force mulls role of unmanned platforms  米空軍は F-22 を F/A-22 として対地攻撃能力を付与させるため、 X-45 UCAV 対地攻撃能力に関する要求を後退させようとしている。
 これに伴い FY-04~09の UCAV 関連予算要求を $500M削減した。 空軍の高官は UCAV の主な役割は電子戦になるとの見解を示してい る。
 空軍のこの様な動きに対し DoD は、空軍の UCAV 計画と海軍の UCAV-N 計画の統合を検討し始めた。
 初期の UCAV-N は ISR 任務型で、その後に戦闘任務型を投入する計画である。
2002.10.28 Aviation Week & ST Advanced stealth appears in Boeing 'BOP' prototype  Boeing 社が独自に開発した BOP (Bird of Prey) は次世代ステルス機開発のため大いに 貢献している。
 BOP は JSF 開発のため試作され、ステルス技術では優れていたが結果的には Lockheed Martin 社にプ ライムをゆずることとなった。
 同社のステルス技術は X-45 UCAV に引き継がれ、着々と成果をあげつつある。
2002.10.23 Jane's Defence Weekly Boeing unveils demonstratior  Boeing社が10月18日に、ステルス技術の評価用に開発した 'Bird of Prey' 実験機を公表した。
 同機は1996年~1999年の間に飛行試験が行われ、その技術は X-45 UCAV に生かされている。
2002.10.21 Aviation Week & ST Boeing unveils stealth testbed after three-year flight program  Boeing 社はこのほど、極秘のうちに自社製造し 3年間飛行試験をしてきたステルス試験機 'Bird of Prey' を初めて公開した。
 Bird of Prey は Phantom Works で製造され、X-32 JSF、NASA の X-32 及び X-45 UCAV の開発研究に資するため、1996年秋から1999年まで 38回の試験飛行を行ってきた。
 Bird of Prey の特長は独特の Gull-wing と上部吸入口にあり、ステルス性の向上を図っている他、ステルス 性向上と整備性を狙い、機体の接合部分 (Seam) を極力減らしている。
 構造諸元:翼長 22.66ft、全長 46.66ft、全高 9.25ft、離陸重量 7,379-lb。
 同社は試験終了に伴い、近い内に Bird of Prey をライトパターソン空軍基地の空軍博物館に寄贈することを明らかにした。
2002.09.30 Aviation Week & ST TRW eyes podded solid-state laser  DoD は X-45 UCAV に DEW (Direct Enargy Weapon) を装備する検討を進めているが、TRW 社では現在、航空機搭載の ポッド型レーザー兵器の研究を行っている。
 同社の構想によるとポッドは全長 10~12ft、出力約 25kw のソリッドステートレーザーを使用、 有効距離は約 10km で UAV や有人機に搭載、空対空及び空対地用に使用する。
 対象目標は主として CM や UAV 及び地上の指揮通信施設で、出力 25kw はこれら目標を一時的に妨害無力化する最小限の出力とされる。
 技術的課題は放射ビームのゆらぎの抑制と電源のコンパクト化。
2002.09.16 Inside the Navy Northlop Grumman X-47A Pegasus UAV performs second taxi test  Northlop Grumman 社は 9月6日、X-47A Pegasus UAV の2回目の地上走行試験を行った。
 Pegasus は海軍と DARPA が進めている UCAV-N 計画への参加のため同社が独自に試作した UAV で、6月に低 速走行試験を初めて行っている。 今回の走行試験では更に詳細な誘導制御機能の確認を行った。
 なお、海軍は最近 UCAV-N 計画の変更を示唆しており、空軍との共同開発による UCAV の導入を FY-05~FY-09 に行う意図を示している。
2002.09.16 Aviation Week & ST Uncertainty engulfs Pentagon's unmanned aircraft plans  Roche 米空軍長官が最近打ち出した「無人爆撃機」構想が DoD と業界に波紋を呼んでいる。
 同長官は以前から UCAV を SEAD に運用することに懐疑的で、F-22 の戦闘爆撃機への使用にも疑問を持って おり、大型の爆撃機を無人化するのが最適との意見を明らかにした。
 これにより X-45 UCAV と FB-22 開発計画の見直しが現在、検討されており、FY-04 予算計画の結果が注目さ れている。
 空軍はまた、UCAV の開発を海軍と共同で行う提案を行っており、DARPA が行っている UCAV-N 計画も中止される公算が高くなった。
2002.09.11 Jane's Defence Weekly USA prepares trial of 'swarming' UCAVs  Boeing社は X-45 UCAV による編隊飛行の可能性を検証する試験を準備中である。
 空軍の高官の中には、編隊飛行には広い通信帯域を要することや、ソフトウェアが複雑になることから疑問視する向きもある。
 Boeing社は2機の X-45A を同時に飛行させ、最初は man-in-the-loop で、次の段階には最適制御で、最終的には相互調整式の最適制御 で飛行させる。
2002.09.09 Inside the Navy Navy delays armed drone effort,mulls teaming with Air Force  米海軍は UCAV-N と超音速巡航ミサイルの研究開発時程を遅らせることが POM-04 (FY-04~ 09 事業予算計画) で明らかとなった。
 UCAV-N は現在 DARPA と共同研究中で、7月に X-47A Pegasus の地上装甲試験を終えている。 海軍は空軍との共同 開発を FY-05~09 に行うことを検討しており、UCAV-N は大幅な計画変更が予想される。
 超音速巡航ミサイルの研究は FY-04~09 の間、毎年 $60M の予算を計上するにとどまり、本格的な開発を行う計画はない。 これは開 発の優先順位が低く設定されたためで、更に技術研究を進める方針。
2002.09 International Defense Review UCAV funding continues to flow  DARPA は Boeing社と $460Mで X-45 UCAV Spiral 1 の契約を行った。 Spiral 1 で は、2機の X-45B を製造する。
 Boeing社は X-45 で Raytheon社と提携し、Raytheon社が SAR 及び ESM を開発する。 開発する 2次元 AESA SAR は、 60cmの分解能で80kmの捜索能力を持つ。
2002.08.26 Aviation Week & ST Manufacturers' visions clash over unmanned aircraft  DoD による UAV の明確な将来展望に関する方針が明らかにされていないことから、企業間に UAV/UCAV は如何にある べきかの論争が起きている。
 Lockheed Martin 社は Boeing 社の進めている X-45 UCAV について、これが本当に軍が必要とするも のなのかと疑問を呈した。 同社は X-45 の大きさや推定価格を見た場合、量産は難しいとみている。
 Boeing 社は大きさや価格の高騰について認識しているものの、あくまでも試作であり軍の要求はこれからであり如何にでも対応は可能 と反論している。
2002.08.21 Jane's Defence Weekly US mulls electronic attack potential for strike drones  米空軍は X-45 UCAV に ECM 装置を搭載する計画の前倒しを検討している。
 当初の計画では2010年頃と予定されている第2期生産分に ECM 装置を搭載する計画であったが、現在では2008年からの初期量産型に搭 載することが検討されている。
 初期型へは、X-45 の2つある弾庫の片方への搭載が考えられていて、その分兵装が減ることになる。
 一方 Boeing社は X-45計画の継続契約を8月7日に$460Mで受注したが、その大部分である$400Mが、X-45B の開発に向けられる。
2002.07.29 Aviation Week & ST Pegasus starts taxi testing, vies for next phase of UCAV program  Northrop Grumman 社の 自社試作機 X-47A Pegasus の地上走行試験が 7月11日から チャイナレークの海軍試験施設 で行われている。 同社は当初 2001年末に予定し、航空機器の改善作業等で遅れている初飛行をこの夏に行う意向をもっている。
 Pegasus は DARPA と海軍が開発予定の空母搭載 UCAV-N を意識して自社製作した無人機で、競争社の Boeing は 空軍用に開発中の X-45 を対抗機種としている。
 UCAV-N は現在 Phase 2A に移行しており、DARPA は 5月に両社とそれぞれ $10M でリスク低減研究を契約している。
 研究期間は 2004年9月30日までの 2年4ヶ月の予定。
2002.07.29 Aviation Week & ST US and UK focus on UCAV issues  米英両国の国防省は X-45 UCAV の開発に英国がどの様な参加形態をとるかについて、 大臣級の折衝を行っている。
 英国防省の文書では、BAE 社を Boeing 社との共同開発チームに参加させ、英国内でのプライムとする意向ガ明らかにされている。
 共同開発の問題点はステルス技術を含む最新技術のリリースにあり、両国間での認識に食い違いが生じており、今後の協議の焦点とな る。
2002.07.22 Aviation Week & ST Boeing showcases both X-45A UCAV demonstrators  Boeing 社は 7月11日に 2機の X-45A UCAV 試作機を NASA の Dryden 飛行研究セン ターで同時公開した。
 両機による連携した通信及び共同飛行試験は来年行われる予定となっており、模擬爆弾の投下も含まれている。
 なお、1号機の初飛行は 5ヶ月遅れで 5月22日に行われ、2号機は 12月までに初飛行を予定している。
 X-45B は A タイプより大型で実用 UCAV に近い大きさとなる模様だが、現段階では細部未定とされる。 実用化は 2008年を目標としている。
2002.07.08 Aviation Week & ST UCAVs also tagged to carry energy weapons  Lockheed Martin 社は 指向性エネルギー兵器を自社開発の UAV に搭載する検討を始めた。
 同社は Boeing 社の HPM (High Power Microwave) 搭載 X-45 UCAV に対抗して、海軍の空母搭載型 UCAV X-47 への HPM 搭載を検討している。
 HPM は主として対電子器材用兵器と位置づけられ、海兵隊のトラック搭載システムや空軍の対地攻撃用としても研究が進められている。
2002.07.08 Aviation Week & ST Navy budget to outline new concept's weapons impact  米海軍は先月、21世紀の海軍戦力に関する展望「Sea Power 21」を公表した。 この内 容の1部は 2004年度予算要求に反映されている。
 Sea Power 21 はこれまでの計画に新たな計画と中止計画の再見直しを加え、将来海軍が保有すべき 3つの能力に区分し記述している。
Sea Strike (海上攻撃):
 航空機、ミサイル及び情報運用のネットワーク化
Sea Shield (海上防護):
 海上及び沿岸における艦隊防護能力
Sea Basing (海上基地):
 指揮統制、火力及び兵站支援能力向上のための大型機動フロート
 なお、海軍の UCAV に関しては年末に DARPA と共同で Pegasus の初飛行を計画しているが、導入時期は当分先になる模様。
2001.07.01 Aviation Week & ST USAF tags X-45 UCAV as penetrating jammer  米空軍はこのほど、 X-45 UCAV の IOC の必須条件に電子戦攻撃機能を加えることを 決め、要求項目の変更を行った。
 この変更は 、 X-45 の実用型 Block10 UCAV に関するもので、空軍は EA-6B Prower の後継に位置づけている。 なお、海軍は既に 2人乗 EA-18 を Prower の後継に選定している。
 空軍は 2008年に UCAV の運用開始を予定しており、SEAD 用の最初の 12機は、通常兵器と電子戦兵器のどちらかが搭載できるよう開 発を進め、電子戦攻撃機能付加の次の段階は Block30 で、HPM (High-Power Microwave Weapon) の搭載を計画し ている。
2002.07 International Defense Review UCAV takes to the air  Boeing X-45A UCAV の初飛行が5月22日に行われ、高度7,500ftを195ktで14分間飛行した。
 X-45A 2番機の初飛行は今年後半に、又2機による飛行は2003年に予定されている。
 これとは別に DARPA は UCAV-N (Naval UCAV) の Phase ⅡA 契約を Northrop Grumman社と $10M で結んだ 。
2002.06.17 Aviation Week & ST UCAV too good to pass up
= UCAV 導入反対論に対する、米空軍長官の反論記事 =
 発言は単に価格の高騰を抑える意図のもので近視眼的、人員損耗を極端に避ける昨今の風潮からも UCAV の導入は決して高価な装備と は言えない。
2002.05.29 Jane's Defence Weekly X-45A UCAV takes flight  5月22日に X-45A UCAV の初飛行が行われ成功した。
 初飛行は14分間にわたって行われ、高度7,500ftを195ktで飛行した。 次回の飛行試験は6月に予定されている。
 X-45 の実用型 X-45B の初飛行は2004年に予定されている。
2002.05.27 Defense News US eyes higher profile for UCAVs  米軍は陸海空それぞれに UCAVs の導入に向け研究開発を進めている。
 Boeing 社の X-45A は5月22日、エドワード空軍基地で 14分間の初飛行に成功した。 空軍は次期 5年間に約 $1.5B を投じて開発を進 め、2007年の実用化を目指し、2020年までに 48機の UCAV 装備化を計画している。
 海軍は 2000年から UCAV の研究を $2M で開始、2004年秋には開発を始め2015年の導入を目指している。
 海軍 UCAV は空軍仕様と似ているものの監視機能を高めたものとなる。
 陸軍は 2015年の装備化を目指し UCAR (Unmanned Combat Armed Rotorcraft) の研究開発を最近開始した。 目標価格はコマンチ攻撃 ヘリの1/3、約 $8M を目指している。
2002.05.27 Aviation Week & ST X-45A flies into turbulent future  X-45A の初飛行が 5月22日、エドワード空軍基地で行われ、14分間の飛行に成功した。
 試験は強風のため何度か延期されたが、速度195kt,高度7,700ft を計測した。 試験は今後、2~3週間に1度行われる予定。
 X-45A の2番機は既に完成しており、2003年には 2機による同時試験を行う予定となっているが、量産機には大型の X-45B を採用する方針で、2005年末からは 3機の X-45B による試験を開始する模様。
 X-45B をベースとする UCAV は当初、Block10 として 1,000lb 誘導爆弾 2発または 250lb SDB 1発を搭載、主として SEAD として運用する。
 なお、空軍では積極的に開発を進める一方で、運用上の問題点や高騰が予測されるシステム価格の抑制等を真剣に検討している。
2002.05.15 Jane's Defence Weekly UCAV-N contracts awarded  Boeing社と Northrop Grumman社は、それぞれ $10Mで UCAV-N (Naval UCAV) 開発 Phase ⅡA の契約を受注した。
 Phase ⅡA では、RRE (Risk Reduction Effort) が行われる。
2002.05 National Defense Navy's carrier-baded UCAV: 'a small B-2'  Boeing 社の Phantom Works によると、米海軍が UCAV に求めているのは空軍の X-45B より更に大 きく航続距離と滞空時間の長い機種で、いわば小型の無人 B-2 の様な UCAV とされる。
 海軍当局も UCAV の運用は他の有人輸送機と同様としているが、一方で海軍内部には無人機ゆえの着陸性やその他航空機との共用時の 安全性を危惧する声もある。
 海軍 は 4月に UCAVーN の開発に関する提案を Boeing 及び Northlop Grumman から受け、選定作業を行っているが、結果は未だ出てい ない。
2002.05 National Defense Unmanned Bomber prepares for cruise tests  米空軍の UCAV 開発は順調に進められ、計画当局はこの 10年以内にも初号機の運用が可能 になるとみている。
 Boeing 社の製作した試作機 X-45A は今年初め地上走行試験を行い、現在、140 ノットでの高速走行試験を実施している。 また、初めて の飛行試験は 5月末の予定。
 今後の予定では X-45B を 2006~2007年に試作、2008年には 14機の Block-10 を 実用化する。 Block-10 には SDB 6発、500lb 又は 1,000lb JDAM を両翼に搭載できることが要求されている。
 その後 2010~2011年に性能向上型 Block-20 を約16機、最終的 には直接エネルギー指向兵器を搭載する Block-30 の装備化を目指すとしている。
2002.05.06 Aviation Week & ST British interest could turn X-45 into UK UCAV  英国防省は現在、非公式に米国 DoD と UCAV X-45 開発計画への参加を協議している。
 英国は X-45 が今後 20年間に FOAS (Future Offensive Air System) の中核となるとみており、 2018~2020年頃には空軍の Tornado GR4 の後継機種になり得るとしている。
 英国は X-45 をロシアの S-400 や S-500 を対象とする SEAD に運用する意向を持っており、開発にあたっ てはこの点を重視した SEAD UCAV の完成を望んでいる。
2002.04 Interantional Defense Review X-45 UCAV pumps iron for its next bout  X-45A の低速滑走試験が2001年11月に、中速試験が2002年2月に実施されたが、4月時 点ではまだ高速滑走/初飛行は行われていない。
 一方、実用機の原型となる X-45B は、FY-05 から飛行試験が予定されている。 X-45B (UOS-04L) は X-45A (UOS-04h) よりかなり大 型になり、翼面積は63%増加する。 また2ヶ所ある機内弾庫も拡張され、12発の SDB または2発の450kg JDAM が搭載可能となる。
 量産型の Block 10 は FY-05~FY-07 に開発され、実用性評価は FY-08 に行われる。
 Block 20 は FY-06~FY-09 に、エネルギー指向兵器を搭載する Block 30 は FY-09~FY-11 に開発される。
2002.04.03 Jane's Defence Weekly X-47 UAV ready for first flight  Northrop Grumman社は先週、UCAV として開発中の X-47A Pegasus の初飛行準備を完了し たと発表した。
2002.03.18 Aviation Week & ST Foam material for surfboards supplies lift for X-45 UCAV  Boeing 社は X-45 UCAV の翼にサーフボード用に開発された発泡素材を使用することを決定 した。
 素材を開発したのは Foam Matrix 社で同社は最初の資材供給先となる。
 X-45A の翼は同社の FMC (Foam Matrix Core) システムで成形一体化製作した後、複合ファイバー及び樹脂 加工を行う。
 FMC システムの導入により、部品点数の削減、接合部のシームレス化、製作工程の短縮化及び価格低減が可能となる。
2002.03.06 Jane's Defence Weekly UCAV programme nears first flight  X-45A UCAV は、低中速地上滑走試験を終了しており、高速地上滑走試験に続い て5月には初飛行が行われる。
 X-45A に引き続き、量産ベースラインとなる X-45B が計画されていて、初飛行は2004年末となる見込みであ る。
 X-45B は、A型より全長が11%、翼端長が22%長く、翌面積が63%、重量が31%増加する。 X-45B に2ヶ所ある弾庫には、それぞれ1,000-lb JDAM 1発又は、SDB 6発が収納できる。 X-45B の弾庫の長 さは、F-35 JSF と同じにしてある。
 X-45 の P3I計画は以下の通りである。
Block 10:
 あらかじめプログラムされた目標の攻撃。 戦闘行動半径 500~ 1,000nm
Block 20:
 飛行間に出現する臨機目標に対処可能。 2010年頃実用化
Block 30:
 Direct-Energy 兵器の搭載
2002.02.25 Aviation Week & ST Air Force UCAV design reworked  米空軍の UCAV は当初考えていたものより大型となり、試作機 X-45A と実用 機のギャップを埋めるため、再設計が進んでいる。
 最初の試作機 X-45A は地上走行試験を終了し、この春には飛行試験を予定しているが、DARPA と Boeing 社はこの数ヶ月で、より運 用システムに近い X-45B の再設計を行った。 設計のドラステイックな変更はなく、空力性能の改善と機体及び翼の 大型化を図っている。
 この結果、機体は11%、翼は63%大きくなっており、重量は31%増加している。 爆弾倉はほぼ JSF と同規模になり、開発中の SDB を 6発搭載できる。
 なお空軍は、X-45B の初飛行を2004年に、運用開始を 2008年に予定している。
2002.01 International Defense Review Uninhabited Combat Air Vehicle program starts cost spiral  米空軍が UCAV の運用に関する新しいコンセプト CONOPS (Concept of Operations) を まとめた。
 その結果、UCAV は当初 DARPA が考えていたより、より大型高価なものになりそうである。 これを受けて X-45 の3号機 X-45B は、X-45A より大型化される。
 空軍は燃料タンクの大型化と、空中給油能力を要求している。
 UCAV の開発にはスパイラル方式がとられ、Block 10 は専ら SEAD 用で、GPS/INS で誘導される Phase 1 SDB (Small Diameter Bomb ) を搭載し、Block 20 では不意出現目標を ESM だけで捕らえて、Phase 2 SDB を投下する。  Block 30 は荒天候下での攻撃能力が付与される。
2001.12.24
Aviation Week & ST Northlop Gramman has conducted the first engine runs of its Peggasus  Northlop Gramman 社はこのほど、Peggasus UCAV の初めてのエンジンテストを行った。
 同社はまた、Peggasus UCAV のソフトウエアーが 90%仕上がっており約 50%の試験を終え、米海軍チャイナレーク試験施設で GPS システム関連のシミュレート試験等各種試験が行われていることを明らかにした。
 UCAV 試作機自体の初飛行はこの春に予定されている。
2001.12.05 International Defense Review Shape of things to come
= 米海軍及び海兵隊の航空機及び無人機導入についての今後の見通し =
海兵隊
・MV-22 Osprey :Tilt-roter機、2002年4月から V-22 再開発開始
・F-35B STOVL :AV-8B Harrier 及び F/A-18 Hornet の後継
・AC-130U Spectre :空軍対地攻撃用ガンシップの導入を検討中
海 軍
・F/A-18E/F Super Hornet :F-14 の 2006年の退役にあたり後継として導入
・JSF :開発状況を踏まえて上記と連携した導入を検討
・各種無人機:偵察、監視及び攻撃用として UAV、UCAV 及び VTUAV の導入
 を検討中 
 現在、Fire Scout VTUAV を開発中、X-47A Pegasus 及び B-2 規模の大きさの Flying kit UCAV の研 究開発を予定
2001.05 International Defence Review UCAVs spread their wings  1997年に米国で UCAV が一部研究者の注目を浴びてから現在まで、そのコンセプトは迅速かつ確実に進展している。
 現在研究開発中の UCAV には、DARPA/Boeing 共同研究の X-45 (EMD 開始 2005年) と、DARPA 主導で Boeing 及び Northlop Grumman 社が研究中の海軍用 UCAV-N (2005年海軍に移管、EMD 開始 2008年)があり、何れも有人機に変わり SEAD (Suppresion Enemy Air Defence) を主たる任務とする。
2001.05 International Defence Review Pegasus UCAV unveiled by Northrop  Northrop Grumman 社の 無人試作機 Pegasus は 2月にその設計概要が明らかにされたが、現在、今年度末の試験 飛行に向けて製造が進められている。
 試験では飛行安定性と制御性の他、海軍の Shipboard Relative GPS (SRGPS) を用いた誘導及び着陸が 予定されている。
 Pegasus は現在海軍と DARPA が共同で行っている大型ステルス無人戦闘機 UCAV-N のスケールダウンモデルで、2002年の開発企業 選定に向け、同社が獲得を狙い力をそそいでいる無人試作機。
2001.04.26 Inside the Pentagon Air Force mulls mission control issues for unmanned combat aircraft  DARPA と共同で UCAV (Unmanned Combat Air Vehicle) の開発を行っている空軍は、 現在、有人戦闘機との共同戦闘を含め、その運用要領及び任務統制に関する検討作業を本格的に進めている。
 空軍は UCAV をいつ何処で運用するかについて明確なビジョンを持っているものの、具体的な技術と戦術、技法と手順は同様なレベ ルで難しい問題であるとしている。
 UCAV は現在、エンジン試験を実施中でこの夏には BlockⅠ の飛行試験を開始する予定、2005年には装備化計画に 移行したいとしている。
2001.04 International Defense Review Pegasus model takes a bow  Northrop Grumman社は、自社開発中の Pegasus UAV の実物大モデルをロールアウトした。
Journal of Aerospace and Defense Industry News
 実機は現在製作中で、2001年の第4四半期に初飛行が予定されている。
 Pegasus の主たる売り込み先は、海軍の UCAV としての採用であるが、他にも英陸軍の Watchkeeper UAV, 米海軍の多目的滞空 UAV , 米空軍の高々度 Sensor Craft 等も視野に入れている。
2001.03.12 Defense News Northrop Grumman finances demonstrator UCAV contender  Northrop Grumman 社は海軍の UCAV 開発競争に焦点を合わせ、独自に UCAV 試作機を製造している。
 海軍の UCAV 開発は、$4.3M の予算で研究が行われる予定で、Northrop Grumman 及び Boeing の2社が参入の意志を明らかにして おり、契約に先立ち同社は技術的リスク低減を図る為、「Pegasus」と呼ばれる試作機を製造し、開発獲得のアピールを強力に行って いる。
2001.03.07 Jane's Defence Weekly Northrop Grumman unveils Pegasus naval UCAV demonstrator  Northrop Grumman社は先週、海軍及び DAPA と昨年契約した UCAV-N Phase 1 の契約 で試作する Pegasus の実物大モデルを公開した。
 実際の Pegasus は、今年の中頃に完成し、空母適合性確認のための12回の飛行試験が実施される。
 UCAV-N の任務は以下の通りである。
  ・SEAD (Suppresion of Enemy Air Defense)
  ・Deep-Strike
  ・Surveillance
2001.02.19 Aviation Week & ST New demonstrator spurs Navy UCAV development  Northrop Grumman 社はこのほど、ユニークな形状の海軍用 UCAV 試作機を自社製作し公表した。
 ほぼ2分1縮尺サイズの、凧若しくはダイヤモンド型の Pegasus と呼ばれる試作機は、DARPAと海軍が共 同研究中の攻撃用無人機開発に同社が参入するのに先立ち製作されたもので、開発に拍車がかかることが予想される。
  Pegasus の諸元
   ・翼端長 : 8.5m (27.8ft)
   ・全 長 : 8.5m (27.9ft)
   ・離陸重量: 2.5t (5,500 lb)
   ・自 重 : 1.7t (3,835 lb)
2001.01.01 Aviation Week & ST Naval UCAV concepts starting to crystallize  海軍の艦船用 UCAV (Unmanned combat air vehicle) に関するコンセプトが概ね具 体化されつつある。
 UCAV は地上進攻、SEAD 及び監視を目的とし、航続時間12時間、搭載能力2,000lb で 1機あたりの価格は $11M~ $15M、維持価格を20年間で F/A-18C の半分と見積もっている。
 2002年に試験飛行を予定。
2000.11.20 Aviation Week & ST Navy UCAV,other designs define future research  米国議会が $25M の予算を認めてから、海軍の UCAV 計画は有力な事業となった。
 Northrop Grumman 社は長期的商業基盤を確実にするため、海軍の UCAV とその他の新しい技術構想に重点を置いている。 同社は 研究施設に $120M を投資し、独自に UCAV コンセプト用の技術試作を行っており、他に、空軍と高々度で生存性の高い Sensor Craft を Global Hawk の後継に位置ずけ研究を進めている。
2000.11.01 Jane's Defence Weekly USAF calls for new generation of air-launched weapons  米空軍の AAC (Air Armament Center) は攻撃機に内蔵する次世代空中発射兵器を重視し研究開発を行っている。
 次世代機の F-22 や JSF 及び UCAV にはステルス性が要求され、搭載兵器の小型内蔵化が必要不可欠なため、開発中の500lb級の JDAM に続き SDB (Small Diameter Bomb) の開発を準備している。
 Boeing社の UCAV (X-45A) の SDB 投下試験を2002年3月に予定。
2000.10.11 Jane's Defence Weekly Boeing unveils UCAV prototype  Boeing社は、開発中の X-45A UCAV を公開した。
 X-45A は敵防空組織への攻撃のようなハイリスクの役割を果たすステルス機で、最大 1,360kgの兵装を積める。
2000.10.02 Aviation Week & ST SEAD, other ground attack capabillities planned for UCAVs  Boeing社製 UCAV である X-45A の発展型には、作戦間に1名の操作員が同時に4機の制御 できることが求められている。
2000.10.02 Aviation Week & ST Boeing premieres UCAV demonstrator  Boeing社が開発中の UCAV 検証機 X-45A が完成し、9月27日にセントルイスのファン トム工場で披露された。
 初飛行は来年初期に予定されている。 X-45A の寸法諸元は以下の通りである。
・全 高: 2m (着陸した状態で)
・翼 幅: 10m
・全 長: 8m
・自 重:3.6t
・最大離陸重量:8.1t
・ペイロード:1.36t
 機体はコスト削減のため、アルミ構造とエポキシ炭素複合材製の機体表面でできている。
 運用上の要求から、機体は翼を取り外した状態で20年間保存でき、かつ30分以内に再組 立可能になっている。
 X-45A は機体の左右に1つずつの弾庫を持つが、右側の弾庫はアビオニクス関係が収納されるため、爆装は左側弾庫片方となり、 ここに 450kg の JDAM (Joint Direct Attack Munition) 1発か、多目的弾倉を搭載する。 多目的弾倉 には6発の 250 lb爆弾や、MALD (Miniature Air-Launched Decoy) 等が装備で きる。
 UCAV は30分間、約 1,200kmを飛行することが求められているが、X-45A 実証機の航続能力はその半分か2/3位と見られる。
2000.08.09 Jane's Defence Weekly ‘Clean sheet’start for US Navy UCAV-N  米国 DARPA(Defence Advanced Reserch Projects Agency)は海軍用 UCAV-N の基礎研究を 15ケ月 $2M の規模で Boeing 社及び Northrop Gramman社とそれぞれ契約した。
2000.07.12 Jane's Defence Weekly The revolutionary UCAV  Boeing社の Phantom Works は、2機の UCAVs プロトタイプ制作に必要な基礎技術を確立するため、DARPA と  $131M の契約を行った。
 UCAVs は新たな世界規模の指揮統制体系での SEAD 任務を担うもので、研究に当たり Boeing社は UCAV の作動にかかわるノウハウ にとどまらず、この種航空機の革新的製造法の一助としたいとしている。
 現在、基礎風洞試験を終わり、胴体及び翼の骨組み構造、材質について検討中である。 試作機の初飛行は来年初頭、実機開発を 5年以内に予定している。
2000.07.10 Aviation Week & ST Industry team picked for Navy UCAV  DoD は、海軍用 UCAVs の 15ヶ月 $2M 基礎研究契約をを、Boeing社と Northrop社と取り交わした。 海軍は3.5 年以内に少なくとも1機の試作機を制作する予定である。
 研究の内容は以下の通りである。
  ・発射及び回収
  ・高い電子戦環境下での運用
  ・既存システムとの指揮統制の統合
  ・塩害対策
  ・艦上における操作
 計画は、DARPA/空軍 UCAV の成果を活用するほか、空中監視機能も重視する。
2000.06 National Defense Unmanned bomber to strike air defense by 2010  米空軍は、2010年までに敵の防空組織を攻撃する無人爆撃機 UCAV を装備する。
 UCAV に最適の装備は 250 lb 精密誘導爆弾になる。
2000.04.19 Jane's Defence Weekly US Navy starts work on UCAVs  米国海軍は DARPA(防衛先進技術研究計画局) と連携して、2015~2020年の運用を めざし新しい UCAV(無人戦闘機)の開発に着手する。
 海軍は FY-02 に構想研究を開始し、FY-07 のEMD、FY-10 には運用を開始したいとしている。 UCAV の設計構想には偵察・監視、攻撃及び防空網の制圧の3つの役割が盛り込まれる。