その他の防空用気球等に関する報道

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要             旨
2024.02.07
 16:28
Breaking Defense US greenlights $1.2 billion aerostat and radar deal with Poland <2403-020707>
 米国務省が2月7日、ポーランドと
ASRR係留気球レーダシステムに関する$1.2Bと推定される取引を承認したと発表した。
 2023年5月にポーランドは、戦場監視強化の一環として、係留気球システム4基に関する調査を米国に提出したと発表した。
 ASRRはAEW&C機とともに、ポーランド軍の空域監視能力を強化するもので、7日の発表では国務省が承認した係留気球システムの数は明らかにされていないが、ポーランド政府高官はX(Twitter)で、米国が4基を承認したと、この発表を「海外からの朗報」と呼んだ。
2021.11.10 Jane's Defence Weekly Israel tests aerostat with advanced radar <2201-111014>
 イスラエル国防省が11月3日、長距離目標を捕捉するため米TCOM社製の係留気球Elta社製レーダを搭載した
HAAS Sky Dewの試験を行っていると発表した。 HAASはイスラエル北部に配備される。
 TCOM社製71M係留気球に搭載されているのはElta社製ELM-2083 L-band AESAレーダで、捕捉距離250km500目標の追随が可能という。 イスラエル空軍は2005年にELM-2083を装備していることを認めている。
 TCOM 71Mは1,600kgの搭載能力があり、高度15,000ftに係留される。
2021.11.04 Breaking Defense Israel launches new inflatable missile tracking system <2112-110413>
 イスラエル今週係留気球
HAASの配備を開始する。 HAASの1号機2022年初めまでにイラン製CMやUAVを監視するため同国北部に展開する。
 イスラエルは最終的にHAASを全国に展開させる計画であるが、その数は明らかにしていない。
2021.11.03 MDA HP Israel begins initial testing for deployment of elevated sensor <2112-110308>
 イスラエル
IMDO米MDAと共同でCMなどの接近を警戒するため開発を進めていた、世界最大級の飛行船 (Aerostat) であるHAAS空中センサ (ES) を搭載したシステムの膨張飛行試験をイスラエル北部で開始する。
【註】
 米空軍とDARPAは、かつてこれと似たHAA構想を進めていた。 NORAD の考えていた飛行船はヘリウムを充填した全長152m、搭載重量2,040kgで65kWの電源を持ち、高度 70,000~80,000ftで1年間の 継続飛行が可能とされ、1機で 400nmを監視、12機で北米全域をカバーすることが出来るものであった。
 しかしながら、MDAは当時あったミサイル防衛諸計画の整理の一環としてHAAの計画中止を決め、FY-08に予算計上を行わなかった。
2021.01.27 Jane's Defence Weekly US looking for aerosta air-defence radars for Saudi Arabia <2103-012706>
 米空軍が、低空侵入するミサイルや航行機を捕捉するレーダを係留気球に搭載したシステムをサウジアラビアに配備する計画で
RfIを発簡した。 空軍は13箇所に配備する計画である。
 低空目標に対しては100呎高の塔にレーダを設置しても45kmでしか捕捉できないが、5,000呎に上げた気球レーダであれば180kmで捕捉できる。
2020.01.22 Jane's Defence Weekly France launches Stratobus type HAPS study <2003-012206>
 Thales社が1月8日、フランスの防衛装備庁であるDGA
DGAがThales Alena Space社とThales社に、高高度滞空偵察監視用飛行船の研究を発注したと発表した。
 Stratobusは高度65,500ft以上の成層圏を飛行する全長115m、自重7tHAPS飛行船で、標準で250kgを搭載で、軍民両用でISR及び通信に使用できる。
2020.01.10 Defense News French military taps Thales to study ISR sensor options for 'Stratobus' airship <2002-011004>
 フランスの防衛装備庁である
DGAがThales Alena Space社とThales社に、高高度滞空偵察監視用飛行船の研究を発注した。
 Thales Alena Space社はThales社が67%、Leonard社が33%を出資する合弁会社で2016年4月に全長100mの飛行船Stratobusを発表している。 Stratobusは高度65,600ft (20km) で太陽電池だけを動力源として4基の電動モータで90km/hまでの風に耐えて位置を維持し、500km先の水平線までを監視する。
 電力の一部で水を電気分解して水素と酸素をタンクに貯蔵し、夜間はこれを使って電気を得る。
【註】
 これとほぼ同じHAA構想を米BMDOが進めていたが、計画はFY07で中止されることになった。
 HAAは全長150mで滞空高度は 70,000~80,000ftとされていた。
2019.06.26 Jane's Defence Weekly US looking for surveillance aerostats for Saudi Arabia <1908-062615>
 米陸軍が6月10日、サウジアラビアに設置する係留気球についてのRfIを発簡した。
 この気球は海抜2,133m、対地高度1,525mに係留されるもので、大型のPSS-Tを輸出が可能なサイズにするもので、全長28~35m、搭載能力500kg以上が要求されている。
2015.10.28 Jane's Defence Weekly China tests near-space airship <1512-102811>
 中国国営メディアが10月13日、高高度飛行船 (
HAA) Yuanmeng が高度20kmの 準宇宙を飛行したと報じた。
 Yuanmeng は寸法75m×22m、容積18,000㎥の飛行船で、太陽電池を電源とした電動プロペラ3基で推進し、試験 では48時間飛行した。
 中国はこの HAA を、気象観測、災害対策、区内安全保障、などの民生用と強調している。
2015.04.15 Jane's Defence Weekly Lighter than air <1506-041507>
= ISR/AEW 用係留気球の現状に関する4頁の記事 =
Lockheed Martin社: 656K、64K、74K、275K、420K、595K
 420Kは15,000ftに5~7日間滞空可能。
TCOM社: 12M、17M、22M、28M、71M、55M、74M、
 74M は
JLENS が採用。
Worldwide Aero社:
 Aeros 3200 を韓国陸軍が採用。
RT LTA Systems社: Skystar 100、180、220、250、300
 アフガン、カナダ、イスラエル、メキシコ、ロシア、タイ、米陸軍などで40機以上が採用。
TopⅠ Vision:
インド ADRDE社: Akashdeep
 16,404ftに滞空し、250km以内を監視。
ロシア RosAeroSystems社:Lynx Gepard、Tiger、Puma (Au-21)、BARS (AU-17)
2011.01.09 China Defense Russian firm builds another aerostat system for China <1102-010903>
 ロシア最大の飛行船及び係留気球メーカである RosAeroSystems社が、中国から受注した大 型係留気球 Puma を、2011年中に完成させる。 同社は既に同型2機を中国に納入している。
 Puma は高度5,000mに30~35日間滞空できる早期警戒レーダ搭載の係留気球であるが、他の監視装置や通信装置を搭 載して、衛星の代用として使用することもできる。
2010.11 International Defence Review Eyes down: at last a viable role for airships? <1012-110014>
= 監視偵察用飛行船/係留気球に関する4頁の記事 =
HAV-304 LEMV
 米陸軍の計画。
【 LEMV 関連記事:1008-070511 (AW&ST 2010.07.05)】
ISIS
【 ISIS 関連記事:0906-051811 (AW&ST 2009.05.18)】
TCOM Model 71M
 Elta社製 APR 監視レーダを搭載。 インドとイスラエルが装備。
TCOM Model 17M
 米陸軍が今年、RAID 計画として28機を調達。
TCOM Model 74M JLENS
 JLENS は TCOM社製 Model 74M、Raytheon社製 JLENS PTIR レーダを搭載し、高度15,000ft 720時間係留する。 2009年8月25日に初飛行した。
HALE-D
【 HALE-D 関連記事:0906-051811 (AW&ST 2009.05.18)】
2010.03.29 Aviation Week & ST Airship advancing <1005-032901>
 SAIC社が Skybus 80-K LTA-UAS の試験飛行を、メイン州の Loring UAS 試験センタ で数ヶ月間行っている。 試験は4月下旬に完了する予定で、その後アリゾナ州の陸軍 Yuma 演習場で展示飛行を行う。
 Skybus 80-K は機体容積が8万立方呎で、各所に合わせて1,000-lbのセンサを取り付け、10,000ft まで上昇できる。
2009.05.18 Aviation Week & ST Persistence pays off <0906-051811>
HAA / HALE-D
 DARPA が計画を中止した HAA を陸軍が引き継いだが、Lockheed Martin社で製造中の縮小型実証機 HALE-D は 今年の8月に初飛行する。 HALE-D は搭載能力50-lbで、60,000ftに15日間滞空できる。
Persius ハイブリッド飛行船(右図上)
 米陸軍が4月下旬に、高度20,000ftで2,500-lbの搭載能力を持つハイブリッド飛行船 LEMVRfI を発簡した。 LEMV は3週間の滞空能力を持つ戦場監視用飛行船の試作機で、18ヶ月以内にアフガンに配備する。
ISIS レーダ飛行船(右図下)
 米空軍と DARPA は、レーダ飛行船の1/3実証機 ISIS を$400Mで Lockheed Martin社 に発注している。 1年間の滞空能力を持つ ISIS は2012年に初飛行する。
 実用型はフットボール競技場大のアレイレーダを搭載し、70,000ftの一箇所に10年間以上滞空し、CM や UAV を600km、徒歩兵士や車両を300kmの範囲で監視する。
2009.05.04 Aviation Week & ST Lockheed wins DARPA airship <0906-050408>
 米空軍と DARPA が計画している無人レーダ飛行船の契約を、Lockheed Martin社が Northrop Grumman社を退け て受注した。 契約額は$400Mで、FY13に初飛行する。
 この飛行船の機体内には Raytheon社製の X-band 及び UHFAESA レーダが搭載される。
【関連記事:0808-062301 (AW&ST 2008.06.23)】
2009.04.06 Aviation Week & ST High hopes <0905-040613>
 Lockheed Martin社が8月に、同社が研究中の飛行船 HALE-D の縮小型実験機による飛行試験を行う。 HALE-D は米陸軍 SMDC が出資している各種高々度飛行隊の一つで、他にはAerovironment社の Global Observer、Aurora社の Orion、Qinetiq社の Zephye などの UAV や、Southwest研究所の HiSentine150 飛行船などが ある。
 Lockheed Martin社は HAA の開発を行っており、2005年に MDA から試作を&149Mで受注したもののFY-08に 計画が中止になり、SMDC に移管された。 HAA が60,000ftに500-lbを搭載して1ヶ月間滞空することが求められたのに対 し、HALE-D50-lb、2週間と規模が小さくなっている。
2008.12.15 Aviation Week & ST Flexible airship advaces <0902-121501>
 ドイツの TAO社と米国の Sanswire社が、Stratellite 飛行船の最新型を飛行させた。 Stratellite は機体内が二つに仕切られていて、一つめ にはヘリウムガスが、もう片方には空気と密度が同じ燃料が充填されている。 この燃料はエンジンが消費すると代わって空気を入れ機体の形状を維持する。
 Stratellite-TAO社が飛行させたのは23mの縮小モデルであるが、実用型は全長70mで、100-lbを搭載して高度 60,000ftに30日間滞空できる。
2008.06.23 Aviation Week & ST ISIS also rises <0808-062301>
 DARPA が計画している成層圏との境界に滞空する監視レーダ搭載飛行船 ISIS をめぐって、Lockheed Martin社と Northrop Grumman社が受注合戦をくり広げている。
 受注戦の対象となっているのは縮尺モデル機であるが、実用機は航空機に対し600km地上目標に対し300kmの捕捉距離 を持つ UHF/X-band AESA レーダを搭載し、太陽電池電源で10年間自動で遊弋する構想である。
2007.09.12 Jane's Defence Weekly USAF issues Phase 2 funds for continued work on hybrid UAVs <0720-091203>
 米空軍研究所が、AeroLensCraft (ALC) hybrid UAV 研 究の Phase 2 を$750,000で D-STAR社に発注した。 Phase 2 は$100,000の Phase 1 に続くもので2007年6月から2009年5月まで実施さ れる。 これに続く Phase 3 が行われれば2011年には初飛行できる。
 ALC は気象や航空路の影響を受けない高度65,000ftに1年間滞空することができ、更に目標空域まで 120ktで移動することができる。
2006.11.01 Jane's Defence Weekly Plugging the gap <0623-110109>
= 米国の LTA に関する4頁にわたる特集記事 =
HAA
 HAA は、2005年末に Lockheed Martin社がプロトタイプの試作を$149Mで受注した。 プロトタイプの 初飛行は予算削減から1年遅れて2010年に予定されている。 定点に停止させておく技術と HAA の生存性が課題である。
NSMV (Near Space Maneuvering Vehicle)
 Near Space とは、65,000~300,000呎と定義づけられているが、米空軍 Space Battlelab が開発中で 通信中継用の NSMV は100,000呎を飛行する。
Hybrid Airship
 Hybrid Airship は空気より重く、飛行機の原理で離着陸する。 DARPA が2005年8月に開始した453t搭載の巨大 Hybrid Airship 計画 は2006年始めに議会が予算を付けなかった。
JLENS
通信中継気球
 イラクで8月から Space Data社製の気球が通信中継に使用されている。 気球の高度は100,000呎で、通常8~16kmの通達距離である 携帯無線機の通達距離を805kmにまで延ばしている。
Talon Topper
 TENCAP社の Talon Topper は気球に下げられたペイロード搭載グライダで、使い捨ての気球から切り離された後にグライダは帰還し 再利用できる。
2006.03.29 Jane's Defence Weekly Walrus project runs out of air <0608-032906>
= DARPA のFY-07予算要求に関する記事 =
Walrus
 Lockheed Martin社等が進めている Walrus 計画(右図)はFY-07要求に計上されておらず、計画は Phase Ⅰ が終了する 2006年8月時点で中止になる。
PATS
 Bell社が提案している PATS (Propulsive Anti-Torque System) は AH-1Z を改造して、テールロータの代わりに fan-powered system を取り付けるもので、元々2004年に計画中止になった UCAR (Unmanned Combat Armed Rotorcraft) として提案 されていた。
Seaplane UAV
 Seaplane UAV は外洋で運用し、海面を長期間浮遊してセンサを展開する。 同様の構想を Vought社が2005年 に Kingfisher Ⅱ として提案している。
( Kingfisher Ⅱ に関する記事 JDW 2005.04.06)
Dual Mode Gunship
 tip-jet-rotor を用いた高速回転翼小型無人/有人機である。
Cormorant UAV
 Cormorant は Lockheed Martin社が進めている水中発射 MPUAV。
2006.02.06 Aviation Week & ST Skunks working <0604-020605>
 Lockheed Martin社は同社 Skunk Works が自社開発で試作したハイブリッド飛行船 P-791 による5分間の有人 初飛行を1月末に非公開で行った。
 DoD は大型飛行船を、低高度を飛行する輸送用高々度滞空の偵察監視用に二分し ており、P-791 は大型輸送用としての技術検証を目的とする。
 P-791 の気球部は三区画に分かれており、全長は約200呎、重量は3~5tとみられ速 度は約20kt、前後4ヶ所のプロペラで推進と離発着を行う。 船体下部4ヶ所にはエアークッション着陸パッドが装備されている。
 同社は DARPA の Walrus 計画を2005年8月に受注しており、英国のハイブリッド飛行船 SkyKitten 計画にも 参画しているが、P-791 は2000年に飛行した SkyKitten の40呎縮尺無人機 SkyCat と同一の形状である。
( SkyCat 関連記事 IDR 2005.10)
2005.10 International Defense Review Packing fast and heavy: seeking solutions to the strategic-lift riddle <0521-100012>
= 米軍が検討中の長距離高速大量輸送飛行船に関する特集記事 =
 米国は、陸軍の1個 UoA 分の FCS 装備500tを、22,000km離れた地点に7日以内 に輸送できる Walrus を4年かけて開発する。 航空機では機体寸法重量から空港の使用が制限されると共に、 開発に巨額が必要で他の航空機調達を圧迫することから、Walrus は飛行船になる。
 巨大飛行船計画は1990年代に、Lockheed Martin社の Aerocraft、ドイツの CargoLifter CL160、ATG社の Skycat(右図)など、少なく とも三件あった。 現在は Lockheed Martin社と Aerosチームが競争しているが、Aerosチームが先行している。
 計画の第一段階は1年かけて続けられており、その後1チームが選定されて3年かけて試作 と試験を行う。
(関連記事 JDW 2005.09.07)
2005.09.07 Jane's Defence Weekly US military Walrus project advances <0518-090704>
 米軍は重量物運搬用巨大飛行船である Walrus 計画を進めており、Lockheed Martin社と Aeros社が競争して いる。
 Walrus は500tを積んで12,000nmを7日以内に飛行するもので、従来の飛行船 と異なり揚力を空力形状、thrust vectoring、及び浮揚気体発生で得る。
 DARPA は計画の一環としてまず C-130 級の機体を試作する。 右図は Aeros社の案で Aeroscraft。
(関連記事 JDW 2004.01.28)
2005.09.05 Inside the Army DARPA selects contractors for first phase of 'Walrus' Airship program <0521-090501>
 DARPA は8月26日、超大型輸送用飛行船を開発する Walrus 計画の Phase 1 に Aeros社と Lockheed Martin社 の二社を選定した。 契約額は各$3Mである。
 Walrus は、Objective Force 混成旅団の兵員装備の輸送を目的とし、500t以上を積載 して12,000nmを7日以内に飛行する飛行船で、飛行場のない地域での離発着が可能となる。
 計画は二段階に分かれ、Phase 1 は今年から1年間にわたる設計構想の決定と開発計画の立案を、 Phase 2 は一社を選定し、2006年8月から3年間の試作機の ATD 開発とこれに続く試験飛行を予定する。
2004.09.22 Jane's Defence Weekly US to invest in heavy-lift airships <0418-092206>
 今月初めに DARPA が、2008年初飛行を目指した Walrus 重輸送飛行船計画を$10Mで開始した。 Walrus は搭 載量30tであるが、DARPA は最終的に500~1,000tを搭載し6,000nmを飛行する飛行船の開発をもくろんでいる。
 英国の ATG社が提案している SkyCat 飛行船には SkyCat-20、-200、-1,000の3種類があり、それぞれ20t、 200t、1,000tのペイローとなっている。
 中型の SkyCat-200 でも C-17 の3倍の搭載能力があり、SkyCat-1,000 は12両の戦車を積んで4,000nm飛行す る。
(関連記事 JDW 2004.01.28)
2004.01.28 Jane's Defence Weekly DARPA studies Walrus heavylift aircraft <0403-012805>
 DARPA が Walrus という計画名の大量輸送システム計画を開始する。 Walrus には少なくとも 500tを大陸間空輸する能力が求められ、Objective Force の旅団規模部隊である UoA (Unit of Action) の輸送に使用する。
 RfI は1月中旬に発簡され、Phase Ⅰ の結果により2005年から開始される縮小モデル機試作 の Phase Ⅱ 担当社が選定される。
 Walrus はガス浮力と空力の組み合わせに推進装置を付けたもので、かつて計画された SkyCat(右図)と類似 のシステムになる模様である。