2003.02 | International Defense Review | MALI goes supersonic | MALI の初の超音速飛行試験が2002年11月に行われた。 高度20,000ftで F-4 戦闘機から発射された MALI は Mach 1.1 で9ヶ所のポイントを周回する要領で11.5分間 飛行した。 (註:Mach 1.1 で11.5分(690秒) 間飛行したと言うことは、約250km飛行したことになる。) |
2002.02 | International Defense Review | MALI takes to the air | Northrop Grumman社は、 Mali (Miniature Air-Launched Interceptor)
の発射試験を、2001年11月~12月に3回実施した。 Mali は、F-4 戦闘機から発射され、1時間にわたり高度18,000ftを Mach 0.9 で飛行した。 次回の試験は 2002年初めに予定されており、エンジンを高推力型に変えた超音速型の試験が行われる。 Mali は DARPA で開発中の ADM-160A MALD (Miniature Air-Launched Decoy) の派生型である。 |
2001.09 | International Defense Review | Cruise control | 単純で安価な兵器である巡航ミサイル (CM) や UAV は、典型的な 'asymmetric threat'
である。 ・ LCCMD ・ Mali ・ LCI (Low Cost Interceptor) : 実装備ではない研究システム ・ MERLIN (Multi-sevice Extended Range Low-Cost Interceptor) : 実装備に近い開発システム |
2000.09.25 | Aviation Week & ST | Pentagon seeks new anti-missile concepts |
米情報筋は、近い内に多くの国が固有の安価な巡航ミサイルを保有することになると見
ている。 更に、慣性誘導/GPS を取り付けた巡航ミサイルは、単価が $50,000~ $100,000程度になると
見積もっている。 この様な安価な巡航ミサイルの大量襲来を受けると、防空システム
は対処不可能となるか、又は高価なSAMを撃ち尽くしてしまう恐れがある。
この問題の対策として DARPA は、MALD (Miniature Air-Launched Decoy) をベースにした
Mali (Miniature Air-Launched Interceptor) を検討している。 |
2000.07.10 | Aviation Week & ST | Mald makes bid for new missions | Northrop Grumman社は、MALD 派生型として空軍緊急救難捜索用
"Silver Bullet" に引き続き、小型巡航ミサイル搭載システムを提案した。 同社は MALD ファミリーとして、この他に次の能力付加を研究している。 ・巡航ミサイル撃破用 MALI ・電子妨害用ジャマー ・海軍潜水艦発射型 ・海軍 DD-21 搭載用地上攻撃システム ・陸軍防空部隊用訓練標的 MALD の基本諸元は次の通りである。 ・全 長: 91 in ・直 径: 6 in ・翼端長: 25.4in ・重 量: 65 lbs ・総重量: 89 lbs |