2013年以降の MEADS に関する報道

2012年以前の報道

年 月 日
出   典
標       題
要             旨
2020.12.16 Jane's Defence Weekly German TLVS contract not expected in 2021 <2102-121603>
 ドイツが計画している地上防空システムTLVSの調達交渉は独政府とMBDA独社との話し合いが纏まらず、2021年内の契約は難しくなった。
2020.10 International Defence Review MBDA, Lockheed Martin submit final proposal for German TLVS requirement <2011-100004>
 MBDA独社とLockheed Martin社の合弁であるTLVS GmbH社がドイツ政府に
TLVS最終案を提出した。 TLVSはドイツがMIM-104C Patriotの後継として開発を進めているシステムでMEADSを基本としている。
 ミサイルにはPAC-3 MSE弾のほかIRIS-T-SL弾も使用する。 センサは4種類のパッケージからなり、長距離にはUHF-bandLRSS、射撃にはX-bandMFCRを採用しているほか、IRST-T-SL用にHensoldt社製TRML-4D MRS、更に新型のEOセンサも併用する。
2020.08.14 Jane's 360 MBDA, Lockheed Martin submit final proposal for German TLVS requirement <2009-081408>
 ドイツMBDA社とLockheed Martin社の合弁であるTLVS GmbH社がドイツ政府にTLVS最終版となる改訂提案書を提出した。
 TLVSはドイツ空軍が1989年以来装備しているMIM-104C Patriotに代わる次世代防空システムで、MEADSを元に、TBMを含む各種脅威に対抗できるように更に改良したシステムである。
 主な改良点は電子戦能力の強化、SEAD対抗能力、サイバ攻撃やUAV攻撃への対処能力の付与などである。
2020.05.20 Jane's Defence Weekly Bundeswehr issues revised RFP to TLVS JV <2007-052003>
 Lockheed Martin社が5月13日、ドイツ軍がLockheed Martn社とMBDA社に地対空防空システムTLVS (MEADS) の改訂版RfPを発簡したことを明らかにした。
 Lockheed Martin社はかつて、契約はQ3/2020と見られるとしていたが、COVID-19パンデミックにより遅れると見られる。 それでも現政権の終わる2021年9月までには契約が行われると見られている。
2020.05.13 Jane's 360 Bundeswehr issues revised RFP to TLVS JV <2006-051302>
 Lockheed Martin社が5月13日に、ドイツ国防省が同社とMBDA社に対しTLVS (MEADS) の改訂版RfPを発簡したことを明らかにした。
 改訂版RfPではこの夏までに回答を求めており、Q3/2020年に契約が行われるとみられる。
【関連記事:2006-050607 (Jane 2020.05.06)】
2020.05.06 Defense News German government asks Lockheed, MBDA to rebid on missile defense system <2006-050607>
 ドイツ政府が5月6日に、Lockheed Martin社とMBDA社に3回目となるTLVS(註:MEADS)のRfPを発簡した。 過去の2回は不調に終わっている。
 今回、企業側が同意すれば夏にも提案がなされる。
2019.12.07 Defense News Germany in talks with Lockheed Martin over 'fragile' missile defense program <2001-120703>
 ドイツ国防省がミサイル防衛機能を強化する
TLVS計画を進めており、6月に最終文書をLockheed Martin社とMBDAドイツ社に呈示している。
 Lockheed Martin社は2012年11月29日にWSMRでの迎撃試験に成功したMEADS新型開発を提案している。
2019.12.04 Jane's Defence Weekly TLVS JV expecting German MEADS contract in 2020 <2001-120414>
 Lockheed Martin社とMBDA社の合弁である
TLVS社は3Q/2020年にドイツ政府からMEADSを受注出来ると見込んでいる。
 米独伊で進めていたMEADS計画は2011年2月に米国が撤退したが、ドイツはPatriot後継として計画を進め、2025年頃までに8~10個中隊を整備する計画である。 そのためのコストは€3~4B ($3.3~5B) と見積もられている。
2019.05.21 Defense News Germany’s long-awaited anti-missile program is about to face politics <1906-052102>
 長く採用決定が成されていないドイツ軍
TLVS>TLVS計画で開発されたMEADS>MEADS6月の議会で予算が認められそうになってきた。
 配備計画の総額は€8B ($8.93B) と見積もられている。
2018.08.16 Defense News Endgame begins for German anti-missile program <1809-081606>
 ドイツ国防省が独軍次期防空システム
TLVSの二度目にして最終RfPをMBDA社及び Lockheed Martin社に対し発簡した。 調達契約は来年行われる。
 ドイツ議会は現時点でまだMEADSの予算承認していない
2017.03.07 Defense News More delays for German air defense system buy <1704-030710>
 ドイツ国防省か議会軍事委員会に、MEADSを採用の決定9月に行われる 総選挙以降になると通知した。
 TLVS計画として開発されたMEADSの採用決定は、当初は任期が6月末となっている現在の議会で行われる計画であ ったが、MBDA社からの提案書が間に合わなくなったことにより、決定は次期議会に委ねられることになった。
2017.02.08 Jane's Defence Weekly MEADS puts in new bid for Poland's Wisla <1704-020815>
 MEADS International社が1月31日、ポーランドのWisla中距離SAM計画に、修正提案を行 ったと発表した。
 新提案はポーランド企業に40%の生産シェアを与えるもので、その中には早期警戒用のP-18PL VHFレーダの開発も 含まれている。 P-18PLはMEADSシステムの代替え装備として採用される可能性がある。
2017.02.08 Defense News New terms offered for a Turkish MEADS missile-defense system <1703-020802>
 
MEADSチームがトルコに対し提案書を提出した。 チームによると、トルコ国土をカバーするのに従来システ ムでは12個中隊が必要であるが、MEADSであれば8個システムで済むと言う。
 MEADSチームは1月にポーランドにも16個システムの提案を行っている。
2017.01.31 Defense News MEADS team submits oroposal for Polish missile-defense system <1702-013107>
 ポーランドは中距離防空システムWisla計画として、2015年にPatriotを当初2個
FU次いで8個FU装備する計画を決めたが、同年11月の選挙で誕生した新政権はこの機種選定を 再検討する決定を行った。
 新政権は2016年9月に2個FUのPatriotを2019年までに、残る6個FUを2026年まで取得する計画について米国防総省に対しRfIを送付した。  ただ、このRfIでは2019年に取得する2個FUは、現在Northrop Grumman社が開発中のIBCSとセットであることが条件であったが、IBCSの 米陸軍でのIOCが早くても2019年である。
 一方ポーランドは、PatriotについてのRfIと同時に、一旦は不採用を決めたMEADSに対してもRfIを発簡した。  MEADS International社はこれに答え、16個FUを装備する提案書をポーランド政府に提出した。
2016.09.07 Military Times Russian fighter jet flies within 10 feet of a U.S. Navy Poseidon <1610-090706>
 MEADS社が7日、ポーランド国営PGZ社と共同作業を行う契約を行ったことから、ポーランド政府MEADSに関する 情報提供を望んでいるとの見方が広がっている。
 ポーランドの中距離SAM計画であるWisla計画には、Patriot、MEADS、SAMP/T、David's Slingが候補に挙がっていたが、Patriot以外はまだ 開発中との理由で、2015年に2個~8個
FUPatriotを導入することが決まった。
 しかし、昨年11月の選挙で誕生した新政権は、前政権が決めたWislaを含む主要な調達計画を見直すとしていた。
2016.06.10 Defense News Italy weighs its options on missile defense <1607-061005>
 イタリア国防筋が、MEADSの開発は2016年度に最後の€3.1M ($3.5M)を計上したことで総額が€595M ($672M)となり、 開発が完了することになることを明らかにした。
2016.06.08 Jane's Defence Weekly MEADS partners rebuff concerns over TLVS <1608-060802>
 年内に開発契約が行われると見られるドイツ軍の戦術防空システム
TLVSは2月末にRfP が発簡されているが、この要求に対し、Lockheed Martin社とMBDA社は6月2日、MEADSに自信を示した。 TLVS-MEADSは2025年に 運用可能になるという。
 この翌日にRaytheon社がPatriotについてドイツ当局に説明を行ったことを明らかにした。
2016.02.25 Defense News Polish MoD back in discussions with MEADS team <1603-022504>
 ポーランドは2015年春に、同国の防空/BMD計画であるWisla計画でRaytheon社製Patriotを選定 し、当初の2個中隊分の購入について1年以内の調印を目指して米国と協議を進めてきたが、選挙の結果誕生した新政権は 前政権の決定を覆し、国防省がLockheed Martin社が中心に進めているMEADSの導入について交渉を進めていることが明ら かになった。
2016.02.21 Defense News Turkey weighs MEADS as air defense option <1603-022102>
 トルコがBMDSとして
MEADS採用の方向に動いている模様である。
 中国製SAM採用の決定を破棄したのちトルコは国内開発の方向を示したが、国内企業は開発には10年以上かかるとの見 方を示している。 これに対し政府はロシアのシリアやカスピ海などでの軍備増強を受け、BMDSの早期配備の必要性に迫られている。
2015.12.29 Defense News Critical missile defense decisions in NATO Europe expected in 2016 <1601-122903>
= NATO 各国の BMD システム選定に関する記事 =
ドイツ: 
MEADS(右図)の採用を決定
ポーランド
トルコ
オランダ
イタリア
その他の NATO 加盟国
2015.06.17 Jane's Defence Weekly Germany chooses MEADS for tactical air defence <1508-061704>
 ドイツ国防省が、同国の戦術防空計画 TLVS の機種に MEADS を選定した。 ドイツは MEADS の開発に既に€1Bを支出しているが、今後 8~10個中隊の調達分を含めて€3~4Bが必要になると見られている。
 MEADS では能力向上型の Patriot とともに、IRIS-T SL 弾が使用される。
2015.06.09 Defense News Germany selects MEADS for missile defense <1507-060910>
 ドイツがミサイル防衛用に、Patriot を押さえて MEADS の採用を決めた。
 MEADS はポーランドにも提案されていたが、こちらでは Patriot が採用が決定されいてる。
2015.04 International Defence Review MEADS International targets Poland's Narew SAM requirement <1506-040010>
 MEADS International社の代表団がポーランドの短距離防空システム Marew 計画に向け、国防 省への2日間にわたる説明を行った。 MEADS社は MEADS の射撃統制装置を Marew 及び Wisla(註:中距離防空システム)両用 に提案している。
 ポーランドは最近開発したレーダを MEADS に連接することを検討しているほか、IRIS-TSL の搭載も視野に入れている。
2015.02 International Defence Review MEADS offered to Germny and Poland <1503-020006>
 MEADS International社は MEADS の売り込み先ドイツとポーランドを考えている。 ドイ ツの MEADS 採用決定は2014年第2/四半期であったが遅れている。
 ポーランドは Shield of Poland 短/中距離防空計画を進めており、中距離型の Wisla には2014年7月に Eurosam と Raytheon が候補に挙げられている。 MEADS は Shield of Poland で10~25kmの近距離をに担う Narew の候補になる とみられる。
2014.06.25 Jane's Defence Weekly MEADS consortium outlines Polish partnership plans <1408-062507>
 MEADS コンソーシアムがポーランドに、システムの40%をポーランド国内で生産するなどとした MEADS の採用提案を行った。
 このため米政府からは PAC-3 弾をポーランド国内で生産する設備を建設する計画の内諾を得ているという。
2014.06.16 Defense News Germany could spend 3 billion Euros to get MEADS going <1407-061608>
 ドイツ当局者が6月16日、ドイツが€3Bを投じて
MEADS開発を継続する決定をしたことを明 らかにした。
 開発経費は MEADS で IRIS-T を発射する機能の追加などに使用され。2018年の開発完了を目指している。
2013.12 International Defence Review MEADS downs targets arriving from opposite directions <1401-120002>
 MEADS 最後の迎撃試験が11月6日に行われ、125゚以上と殆ど逆方向から飛来する Lance
TBM と CM を模した QF-4 を撃墜した。
 試験には MEADS 捜索レーダ、MEADS MFR、MEADS BM、及び発射機2基と、MEADS を構成する全装置が使用された。 発射機2基はそれぞれドイツ仕様とイタリア仕様で、Lance に対してはドイツ仕様発射機から交戦既定通り2発が発射され、1発目で命中したため2発目は指令爆破された。 QF-4 に対してはイタリア仕様発射機 から1発が発射された。
 この試験はポーランドの視察団も参観した。 ポーランドは1月までの間に MSAM への要求を固める。 同国が MEADS 計画 に参加する場合には、独伊と並ぶ正式な計画参加国になる。
2013.11.26 Defense News Building the shield <1312-112608>
 ポーランドMEADS 計画の三番目の加盟国になるかもしれない。 ポーランドは、11月に行われ た MEADS の2発同時射撃試験を参観している。 8月には MEADS チームの公式な代表団がポーランドを訪れて説明している。
 11月4~6日にケリー米国務長官がポーランドを訪問した際には、ポーランドの軍近代化計画を説明している。 ポーランドは2022年 までに$8.4Bをかけて BMD システムを整備する Wisla 計画を進めており、6月には各社を招いて聞き取りを行っている 。
2013.11.13 Jane's Defence Weekly MEADS scores dual intercept of ballistic and cruise missiles <1401-111304>
 MEADS最終試験が11月6日に行われ、逆方向から来襲する2目標の撃墜 に成功した。 この試験では360゚監視する捜索レーダ初めて使用された。
 標定となったのは QF-4 標的機(註:F-4 を無人化した標的機)と Lance
TBM で、南北方向か ら同時に侵入した。
2013.11.11 Aviation Week & ST Twofer for final MEADS trial <1401-111101>
 MEADS 最後の発射試験が11月6日に行われ、CM を模した QF-4Lance TBM の 同時迎撃に成功した。
 この試験は MEADS の全器材を使用して行われ、ほぼ180゚離れた方向と、全く異なる高度の標的を同時に迎撃したことに意 味がある。
2013.11.06 Defense News MEADS completes successful test; Poland considering buying in <1312-110605>
 11月6日に
MEADS の発射試験が WSMR で行われ、2目標の同時撃墜に成功した。
 ポーランドが MEADS の導入を検討している。 計画は$3B~$5Bで、1月までに機種選定を行い、2014年 末までに契約を行う計画である。
2013.09.11 Defense News Lockheed Looks to Poland for possible MEADS partnership <1310-091104>
 米独伊が共同開発していた MEADS は、11月に最終試験を開始するが、Lockheed Martin社の担当副社長が10日、 ポーランドへの売り込みに期待していることを明らかにした。
 この他にも中東及びアジア地域への販売も期待できるとしている。
2013.08 Jane's Missiles & Rockets MEADSs networked during NATO exercise <1309-080004>
 5月~6月に行われた NATO の Joint Project Optic Windmill 13 演習で、MEADS が NATO のネットワークに加入することに成功した。
2013.06.26 Jane's Defence Weekly MEADS looks to 'finish strong' <1307-1308-062602>
 MEADS は2012年11月に行われた試験で360゚交戦能力を実証したが、当初1発だけ行われる計画であった今年後半の試験は、120゚ 以上離れた2発のミサイルを標的にして実施され、360゚迎撃能力を実証する。
 ただし、これ以降の試験は予算化されていない。
2013.06.20 Defense News MEADS to take on 2 missiles <1307-062004>
 MEADS の開発当局が19日、年内に行われる MEADS の発射試験では、120゚離れた方向から同時に飛来する 2発の TBM を迎撃することを明らかにした。 最初の試験は11月に、ジェット推進ミサイル1発に対して行われる。
 開発が完了する2013年の費用$380Mは、米議会が結局3月26日に承認したが、米国は MEADS を装備しないことを決めている。 しかしながら MEADS の指揮装置(右図)開発 で得られた成果を、米陸軍の防空/BMD 戦闘指揮装置 IAMDBCS に取り入れられないか検討している。
2013.04.11 Defense News Legislators working to kill missile defense program <1305-041102>
 ヘーゲル米国防長官が11日に議会で、2013年国防権限法で計画への歳出が禁止された MEADS 開発について 計画を継続すると述べたことに対し議会の反発が強まっている。
 しかしながら MEADS 開発継続の経費は、既に先月議会を通過した予算継続措置 (CR) 法に盛り込まれている。
2013.04.03 Jane's Defence Weekly MEADS secures funding after all <1306-040302>
 米議会が3月下旬、MEADS の最終年に$380Mを投入することにを了承した。/td>
2013.02.11 Defense News Pulling out of MEADS might cost U.S. more than staying in <1303-021103>
 米国が MEADS 計画から撤退することについて、独伊国防相が1月29日にパネッタ米国防長官に書簡を送り、三ヶ国間の MoU に基づき違約金を請求すると警告した。
 米国が計画に残留した場合の支出は$400.9Mであるのに対し、米国の法律家は違約金は$400M以上 になると見ている。
2013.02 International Defence Review MEADS future jeopardised after US Congress bars funding in FY13 <1303-020023>
 オバマ大統領が1月2日、MEADS への支出を禁じた国防支出権限法に署名したことにより、MEADS の先行きは不透明になって きた。
 MEADS について米独は、今までに開発で得た技術を構成品に取り入れて行きたいとしているが、伊はあくまでも全システムの開発継続を求めている。
2013.02 Jane's Missiles & Rockets PAC-3 salvo fired against TBM target <1303-020019>
 MEADS 発射試験の7日後に、PAC-3 MSE 弾2発の連射試験が行われた。
 一発目が TBM 標的を撃墜したため、二発目は計画どおり爆破された。
2013.02 Jane's Missiles & Rockets US Congress votes to zero-fund MEADS <1303-020017>
 米議会上下両院協議会が2012年12月18日に合意した国防予算法案で、MEADS 開発最終年度の予算は認めなかった。
 2012年11月29日に行われた初めての MEADS 迎撃試験で、PAC-3 MSE 弾が MQM-107 を撃墜したが、2013年末に行われる次回で最終となる 試験では、1発の TBM 標的に対し2発を発射する。 この試験の予算は既に認められている。
2013.01.09 Jane's Defence Weekly Obama signs defence authorisation bill, funding DoD but nining MEADS <1302-010905>
 オバマ大統領が1月2日、国防総省費$527.5B、戦費$88.5BのFY13国防権限法に署名した。 この中で MEADS への支出は認められていない。
2013.01.02 Jane's Defence Weekly US Congress reconciles FY13 authorisation bill <1302-010202>
 米上下両院が$633.3BにのぼるFY13国防権限法案に合意した。 このうち国防相経費は$527.5Bで、戦費に$88.5B、エネル ギー省の各関連経費に$17.4Bが当てられている。
 法案ではFY13における MEADS 経費を認めなかったのに対し、GBI の基地について、東海岸2箇所を含む 3箇所の調査費を盛り込み、国防総省が計画している Global Hawk Block 30 の退役を認めていない
【註】
 戦費等を除く米国の国防費は為替レートにもよるが40~45兆円と、わが国の防衛費の8.5倍~10倍弱に過ぎない。
2013.01 International Defence Review MEADS completes first intercept sa budget, procurement questions loom <1302-010001>
 MEADS の発射試験が11月29日に WSMR で行われ、CM を模した MQM-107 標的機を PAC-3 MSE 弾で撃墜した。
 量産開始時点での MEADS 計画からの撤退を決めている米国は、全周レーダ、MSE 弾、軽量発射機 など、MEADS で開発した技術を採用したいとしているが、計画から撤退する米国にその権限がないのではと懸念されている。