2007.07 | International Defence Review | Innovative, Cormorant trials complete, extra funding needed | <0715-070004> 潜航中の潜水艦から発射し水中で回収する Cormorant MPUAV は、初期の試験に 成功したが DARPA が以降の予算化を行っていない。 Lockheed Martin社 Skunk Works は、DARPA と の契約にはない実大模型による水面への投下試験にも成功している。 Cormorant は全長5.8m、翼端長4.9mで、主として ISR 器材を搭載するが AGM-114 Hellfire の搭載も可能で ある。 Ohio 級 SSGN の垂直発射管から発射され、Tomahawk 用ブースタ2基で海面上に10~12秒放出される。 その後始動される Teledyne社製ターボファンエンジンは、空気取り入れ口とノズルをカバーでふさがれ水圧に耐える。 |
2007.05.23 | Jane's Defence Weekly | Skunk Works in bid to secure funding for Cormorant MPUAV | <0712-052302> Lockheed Martin社は Cormorant MPUAV 潜水艦発射式 UAV の基礎試験を成功裏に終了したが、 DARPA が予算の継続を中止したため、海軍に計画の継続を働きかけている。 Cormorant MPUAV は全長5.8m、翼端長4.9mの大型 UAV で4,500kgの搭載能力があり、通常は ISR センサを 搭載するが AGM-114 Hellfire の搭載も可能である。 |
2007.02.14 | Jane's Defence Weekly | Skunk Works shakes up major projects | <0706-021402> 米政府が現在進めている研究開発の見直しを行ったのを受け、Lockheed Martin社 Skunk Works は MPUAV の開発を一旦中止し、以下の5件の研究開発に重点を移行する。 尚、開発が中止されるのはこの ほか、かつて AMC-X と呼ばれていた AJACS (関連記事 JDW 2006.11.15) 、超音速 UCAS (関連記事 IDR 2006.05 ))、QSST (Quiet Super-Sonic Transport: 関連記事 JDW 2002.03.13 ) などである。 ・VARIOUS VARIOUS (VTOL Advanced Reconnaissance Insertion Organic Unmanned System) はファンジェットを備えた 艦載 VTOL UAV で、300km/hの速度で SDB やガトリング砲を搭載することが検討されている。 ・FALCON DARPA が進めてきた FALCON 派生型の全備重量227tの機体で、5,400kgを搭載して 10,000nmを Mach 10 で2時間で飛行する。 滑走路から離陸し Mach 3 に達すると ramjet/scramjet を始動す る。 搭載装備は CAV になる。 ・Hybrid Aircraft リフトボディを併用した飛行船で、軍用、民間用に使用できる大陸間飛行が可能な機体である。 |
2006.01 | International Defense Review | Lockheed Martin reveals Cormorant details | <0602-010004> Lockheed Martin社が、開発中の Cormorant MPUAV の詳細を公表した。 機体は Trident 発射管に収まるようになっており、射出後水面に浮上して2基の Tomahawk 型の固体ロケット で発進する。 着水後は潜水艦搭載の ROV (Remotely Operated Vehicle) が回収にあたる。 |
2005.10.12 | Jane's Defence Weekly | Shapeshifter | <0521-101209> X-45C の重量は F-16 とほぼ同じ16,556kg ・Morphing UAV Morphing UAV は機体形状を30秒以内に変える。 ・Morphing MPUAV DARPA は3月に Morphing MPUAV計画に Lockheed Martin社を指名した。 小型 CM 級サイズの UAV/UCAV で情報収集、攻撃に使用。 ・RATLRS ・FALCON |
2005.06.22 | Janre's Defence Weekly | Lockheed Martin Skunk Works details morphing UAV progress | <0513-062205> Lockheed Martin社 (Skunk Works) が開発中の可変形状翼 UAV が7月に初飛行する予定である。 同社は2005 年5月に、米海軍の MPUAV (Multi-Purpose UAV) 計画を受注しており、この技術は MPUAV に反映される。 |
2004.09 | International Defense Review | Elusive shipboard UAV finally nears operational capability | <0417-090028> 現在米海軍は MMA (Multi-Mission Maritime Aircraft) と共同運用される BAMS (Broard Area Maritme Surveillance) UAV 構想を持 っており、RQ-4 Global Hawk や Mariner が候補となっているが、別用途としての艦載 UAV の要望がある。 ・MPUAV 潜水艦のトライデント発射管からロケットブースタで発射され、着水後は潜水艦に取り付けた機械装置により 回収される多目的 UAV。 Lockheed Martin社が提案する F-35 方式の Lift-fan を装備した UAV で、艦尾にせり出した格子状のデッキ で離着艦する。 ・RQ-7B Fire Scout 9月に高速双胴艦を使って艦上試験が開始される。 GA社製の Lynx などの装備を追加したのも、RQ-7B 型への性能向上要求の一因にな っている。 ・ScanEagle 18kgの小型 UAV ながら15時間の滞空能力を持ち12倍ズームのカメラを搭載する。 30時間滞空型も計画されている。 4月に、全長18mの小型漁船から発進して監視飛行を行った後に、同船に設置したワイヤ式回収装置で回収する 試験に成功している。 ScanEagle は2機が第1海兵遠征軍に装備されイラクで使用されている。 Northrop Grumman社の提案する X-47B は、空母からカタパルトで発進し拘束フックで着艦する。 離着艦は JPALS (Joint Precision Approach and Landing System) で行われるため、今年初めに同社は、Beech King Air機を仮想 X-47B とした 離着艦実験を実施した。 |
2003.06 | International Defense Rwview | Complementary land-attack payloads proposed for SSGN multirole platforms |
Lockheed Martin社は、Ohio改級 SSGN に UAV (MPUAV) と
ATACMS 改を混載することを提案している。 MPUAV (Sub-Launched and Recovered Multi-Purpose UAV) の主要諸元は以下の通りである。 ・全 長: 5.7m ・翼 端 長: 4.9m ・発射重量: 3,650kg ・ペイロード:450kg(SDB またはLOCAAS 4発) ・最大速度: Mach 0.9 ・上昇限度: 40,000ft ・行動半径: 600nm ・推進装置: ターボファン TACMS は当初 (Spiral 1) は WDU-18/B 227kg 破片効果弾頭を積む射程330kmの Block IA 弾を使用するが、その後 Spiral 6 まで段階 的に改良し、射程も500kmまで延伸する。 |
2002.10 | International Defense Review | Skunk Works show UAV stripes |
Lockheed Martin社の Skunk工場では、各種 UAV の研究を積極的に実施している。 ・URAV (Unmanned Reconnaissance Air Vehicle) 翼端長60mで超音速飛行 ・安価型 UCAV 戻ってくる JASSM の様な物 ・MPAV SSGN に改装される4隻の Ohio 級 Trident型潜水艦の Trident発射管から潜航中にロケットで発射。 潜航中の艦に回収。 SDB や LOCAAS 等450kg級の武器を搭載。 ・Sentry Owel small UAV ・UCAR (Unmanned Combat Armed Rotorcraft) ・F-35 JSF の無人機型 有人機型の80%のコスト ・MAS (Morphing Aircraft Structures) 作戦段階に応じて機体形状を変える UAV アスペクト比を200%、翼面積を50%、翼捻れ角を5゚、後退角を20゚可変 |
2002.08.21 | Jane's Defence Weekly | Submarine-launched payloads revealed | 米海軍はトライデント装備の Ohio級、将来は Virginia級 SSBN を SSGN に改造するのに伴い、搭載ミサイル等の検
討が進められている。 検討されているミサイルには、UUV (Unmanned Underwater Vehicle) や、陸上から発射され潜水艦からコントロールされる UAV などが 含まれている。 長期的には、潜水艦の発射管からロケットで発射され潜行中の潜水艦に回収される MPAV (Multi-Purpose Air Vehicle) というステルス UAV が考えられている。 MPAV は1,000-lbの搭載能力を持ち、LOCAAS や SDB を搭載し、600nmの戦闘行動半径を有する。 この他、ATACMS の洋上発射型である、FLAM (Future Land Attack Missile) も検討されており、2004年1月に試験が予定されている。 |