2018年以降の Su-57 に関する報道

2017年以前の記事

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2022.12.18 Jane's Defence Weekly Russia 'almost certainly' employing Su-57s against Ukraine, says UK MoD <2303-121804>
 ウクライナ国防相が1月9日に更新した情報開示で、ロシア空軍が遅くとも2022年6月にはウクライナ戦にSu-57を投入していると見ていることを明らかにした。
 最近の民間衛星画像からロシア空軍の第929飛行試験場のあるウクライナ国境から450kmにあるAkhtubinsk航空基地で5機のSu-57が確認されている。
 ロシア空軍は2022年12月に10機のSu-57を受領し、更に飛行試験用の機体10機を発注している。
2021.01.13 Jane's Defence Weekly VKS takes delivery of firs Su-57 fighter <2103-011301>
 Su-57の量産1号機が、元々の量産1号機 (#01) が納入試験中に墜落してから1年後となる12月25日に宇宙航空軍 (VSK) の第929飛行試験センタに納入された。 VSKの塗装を施された#01には第929飛行試験センタの部隊章が描かれ、Novodibirskの民間空港に着陸した。
 Su-57についてショイグ国防相は12月21日に、2024年末までに22機2028年までに76機を受領すると述べている。
2020.12.25 産経新聞

(Yahoo)

露、最新鋭ステルス機「スホイ57」が初実戦配備 <2101-122502>
 ITAR-TASS通信や国営ロシア通信などが関係筋の話として25日、ロシアが開発していたSu-57が初めて軍に納入され、カフカス地方を管轄する南部軍管区の航空部隊に配備されたと報じた。  軍への引き渡しは当初、2019年に予定されていたが、同年12月に墜落事故が発生したため引き渡しが延期されていた。 2010年に初飛行したSu-57はシリア内戦にも試験投入された。
 ロシア通信によると、ロシアは最終的に76機のSu-57を調達する計画であるという。
2020.08.31 Aviation Wwwk & ST Russia nears start of Su-57 production <2011-083104>
 ロシア
UAC社が間もなくSu-57の量産を極東の工場で開始する模様である。 ただ本格生産までには数年かかると見られる。
 一方当面は、輸出用Su-35の生産が続けられており、Su-35の生産は2020年代中頃まで続けられる模様である。
2019.12.31 Jane's 360 Sukhoi Su-57 crashes in Russian Far East <2001-123102>
 Su-57 Felonの一次生産分の1機が12月24日にKomsomolsk-on-Amur工場近く試験飛行中墜落した。
 墜落したのはNPO Saturn Izdeliye 117 (AL-41F1) エンジンを搭載しているSu-57で、事故の原因は制御装置の不具合によるという。
2019.11.20 Jane's Defence Weekly VSK to receive its first Su-57 in late 2019 <2001-112005>
 ロシア国防次官が11月8日、Su-57の1号機が年内にロシア宇宙航空軍 (VKS) に納入され、2号機も年明けに納入されると述べた。
 また2019年中にSu-35Sも10機納入され、既に発注済みの残りの10機も2020年内に納入されることを明らかにした。
2019.11.12 Jane's 360 Russian VKS to receive its first Su-57 in late 2019 <1912-111204>
 ロシア国防次官が11月8日、露空軍が年内にSu-57の1号機を受領すると述べた。
 また空軍は2019年にSu-35を10機取得していることも明らかにした。
2019.08.19 Aviation Week & ST Inside Russia's modernized Mi-28NM <1910-081908>
 10年かけて改良を行ってきたMi-28Nの最新型Mi-28NM 98機発注され2027年までに納入される。 これは$16Bかけて46品目を2027年末までに納入する契約の一部で、この契約にはSu-57 76機も含まれている。
 基本型のMi-28Nは2009年12月24日に就役しているが、Mi-28NMは2016年7月29日に初ホバリング、2016年10月13日に初飛行し、2019年3月にはシリアに派遣されている。
 改良ではN025Mマスト搭載レーダ、OPS-28N EOターレット、SMS-550機首搭載ターレットなどを装備し、9M123M Khrizantema-VMミサイルは射程は6kmと変わらないものの弾頭威力が増大している。
2019.08.19 Aviation Week & ST Turbulent times <1910-081907>
 ロシア
UAC社は2014年固定翼機を158機生産したのをピークに、石油価格の低迷と西側諸国による制裁の影響で軍民の航空機生産が縮小している。
 こうしたなかでSu-5776機発注されたのが光っている。 Su-57は2027年までに納入される。 また次世代爆撃機PAK DAの開発も続けられている。
2019.05.22 Jane's Defence Weekly Russia to acquire more Su-57s and Mi-28NMs <1907-052210>
 プーチン露大統領が5月15日、ロシア宇宙航空軍2028年までに第五世代戦闘機Su-57を76機、Mi-28Nの最新型Mi-28NMを100機配備すると述べた。
 また、2013~2018年に固定翼/回転翼機を1,000機以上調達し、空軍の近代化率が65%を超えたことも明らかにした。
2019.04.03 Jane's Defence Weekly Moscow to clear Su-57 for export <1905-040311>
 ロシアの業界首脳が、露政府がSu-57の輸出承認の準備をしていることを明らかにした。 輸出仕様のSu-57であるSu-57Eの輸出は最終的な決定をプーチン大統領が行う。 ロシアは11月にドバイ航空展にSu-57Eを出品する様で輸出先としては中東やインド、中国などのアジア太平洋地域が考えられる。
 中国は既にSu-35 24機を輸入しており、今後Su-35を追加発注または国内生産するかの決定を行うが、他の選択肢としてSu-57Eの導入も考えられる。
2018.09.17 Aviation Week & ST Russia places first Su-57 order <1811-091703>
 初飛行後8年以上経ってロシア国防省が8月22日に初めてSu-57 2機を発注した。 初号機は2019年に納入される。 露国防省は当面15機を調達する計画で、残りの13機は2019年に発注される。
 この日国防省は単座型MiG-35であるMiG-35S 2機と復座型のMiG-35UB 4機も発注した。
2018.09.05 Jane's Defence Weekly Russia's fifth-gen weapons unlikely to enter series production <1810-090507>
 8月21~26日にモスクワ近郊で開かれたArmy 2018展の出展品の中に第五世代通常兵器はなく、Echo Moskvy通信機だけが唯一脚光を浴びていた。
 Su-57戦闘機もArmata (T-14)
MBTも、その派生型であるKurganets IFVもまだ量産に至っていないという。 国防省はArmataとKurganetsを合わせて132両、Su-57を15機保有していると言うが、ロシアの軍事専門家は2026年までに入手できるSu-57はたったの2機であると見ている。
2018.08.29 Jane's Defence Weekly Russian MoD signs contracts worth RUB130 billion <1810-082905>
 ロシア国防省が8月22日、軍事産業20社に32件の契約を合わせてRUB30B ($2B) で行ったと発表した。
 これによりRostec社に2018~2021年にT-14 Armata
MBTとT-15重IFVを132両、Sukhoi社にSu-57 2機、MiG社にMiG-35USとMiG-35Sを6機などを発注したほか、モスクワ熱技術研究所にAnchar-RV長距離超高速UAVの開発を発注した。
2018.08.23 日経新聞 最新鋭戦闘機を2019年配備へ ロシア軍、スホイ57 <1809-082303>
 タス通信などが、ロシアのクリボルチコ国防次官が22日にSu-57が来年にロシア軍に配備される予定だと述べたと報じた。
 配備されるのは、当面15機という。
2018.07.19 産経新聞 ロシア最新鋭ステルス機「Su57」来年配備へ 日本の頼みの綱「F35」より優位に? <1808-071904>
 ロシアがSu-57を来年にも配備する。 露政府系メディアRTが副国防相の話として6月30日、Su-57 12機の引き渡し 契約が結ばれ、来年にも配備されると述べたと報じた。 これに合わせるようにRTは同月25日、「F-35とSu-57のどちらが優れている?」と題した記事を掲載した。
 それによるとSu-577は高いステルス性、高性能レーダとスーパークルーズ能力を備える上、高い機動性を持ち、さらにスタンドオフで攻 撃できるミサイルも搭載しており、搭載兵器の性能は前世代から1.5~2倍向上しているという。
 さらに同じ空域にいる他の戦闘機とネットワーク化され、僚機が発射したミサイルの誘導などの役割も果たせる という。
2018.07.11 Jane's Defence Weekly Russia signs up for first Su-57 fifth-gen fighters <1809-071108>
 ロシアのメディアが、国防副大臣が6月30日にSu-57 PAKFAの最初の12機を購入する契約に署名したと報じた。
 
EAC社首脳によると一次生産分は2019年中に露空軍に納入される。
2018.03.10 Defense News Is Russia holding back on why it deployed fifth-gen fighters to Syria? <1804-031003>
 オンラインビデオの映像などから、ロシアシリアで少なくとも4機のSu-57 (T-50 PAK-FA) を実戦投入したと報じた。
 これについてショイグ露国防相は3月1日、2機のSu-57がシリアで2日間の実運用試験を実施し、2機は 1週間前に帰還したと公式に発表した。
 しかしながら観測筋は、ロシアがなぜシリアにSu-57を持ち込んだかについて疑義が残るとしている。
2018.02.28 Jane's Defense Weekly Su-57 fifth-gen fighter prototypes toudh down in Syria <1804-022803>
 ロシア空軍がシリアのLatakiaにあるHumaymim航空基地にかつてT-50と呼ばれていたSu-57 2機を派 遣した。
 ロシアは2020~2030年に220機のSu-57を装備する計画である。