年 月 日
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出 典
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標 題
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要 旨
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2020.09.12 |
AFPBB (Yahoo) |
イラン海軍、中東の要衝ホルムズ海峡付近で軍事演習 |
<2010-091202>
イラン海軍が10日、ホルムズ海峡に近いオマーン湾で、3日間にわたるZolfaghar 99演習を開始した。 今回の演習はインド洋北部からホルムズ海峡の東端までの2,000,000万㎢で行われる。
同軍は地対地および地対艦CMや魚雷に加え、艦艇や潜水艦、航空機、UAVに搭載されたロケット発射装置の試験も実施するという。 |
2020.04.22 |
ロイタ通信 (Yahoo) |
米大統領「イラン艦船が嫌がらせすれば撃沈」、海軍に指示 |
<2005-042206>
トランプ米大統領が22日、イランの舟艇が米戦闘艦に嫌がらせをした場合には、破壊撃沈するよう海軍に指示したとツイッターに投稿した。
米軍は今月15日に、イスラム革命防衛軍海軍の舟艇11隻がペルシャ湾で米海軍と沿岸警備隊の艦船に異常接近し、危険かつ挑発的と非難していた。 |
2020.04.16 |
MilitaryTimes |
11 Islamic Revolutionary Guard Corps vessels harass US warships in the Persian Gulf |
<2005-041605>
イラン革命防衛軍海軍の舟艇11隻が4月15日、ペルシャ湾北部で演習を行っていた米艦艇6隻に対し50ヤードの至近距離に接近したり、前方10ヤードを横切るなどの嫌がらせ行為を行った。
演習を行っていたのは駆逐艦Paul Hamilton、外征基地艦 (expeditionary mobile base vessel) Lewis B. Puller、Cyclone級哨戒艇FireboltとSirocco、沿岸警備隊警備艦WrangellとMauiで、陸軍のAH-64E Apacheとの共同訓練を行っていた。 |
2020.04.16 |
共同通信 (Yahoo) |
イラン艦船が米艦に異常接近 ペルシャ湾で、米海軍が批判声明 |
<2005-041602>
米海軍が15日、イラン革命防衛軍の舟艇が同日にペルシャ湾の公海上を航行中の米海軍や沿岸警備隊の艦船に異常接近し、繰り返し危険な航行を行ったと非難した。 陸軍のヘリコプタを伴って公海上で訓練中だった米艦船6隻に、革命防衛隊の舟艇11隻が9mまで異常接近し、高速で前後を横切るなどの危険な航行を続けた。
イラン側は米側の複数回の警告も無視し、約1時間にわたり「挑発的な行為」を続けたという。 |
2020.03.12 |
時事通信 (Yahoo) |
米駐留基地に攻撃、3人死亡 親イラン民兵か イラク |
<2004-031202>
米軍主導の有志連合の部隊が駐留しているバグダッド北方にあるタジ基地に11日夜に多数のロケット弾が撃ち込まれ、有志連合などによれば米国人2人と英国人1人が死亡、12人が負傷した。 有志連合報道官はロケット弾約18発が着弾したと認めた上で、情勢分析と調査が続いていると説明した。 基地から数㌔離れた場所からは、ロケット砲を仕掛けたトラックが見つかった。
同基地には今年1月にもロケット弾攻撃があったが負傷者は出なかった。
イラクでは、1月初旬にイランのソレイマニ革命防衛隊司令官が米軍に殺害された後、米国への報復とみられる攻撃が続発しており、いずれも犯行声明は出ていないがシーア派民兵による仕業とみられている。 |
2020.03.12 |
ロイタ通信 (Yahoo) |
イラクの基地にロケット弾攻撃、米英の軍関係者が死亡=米当局者 |
<2004-031201>
複数の米政府当局者が匿名を条件に、バグダッド北方にあるタジ基地に11日、小型ロケット弾18発が撃ち込まれ、米軍関係者2名と英軍関係者1名が死亡し10数人が負傷したことを明らかにした。 当局者らによると、重傷者が複数いるため、死者の数は増える可能性がある。
攻撃を仕掛けたのが誰かはまだ不明だが、イランの支援を受ける武装勢力による犯行との可能性があれば、米国とイランの対立が再び激化する恐れがある。 |
2020.02.22 |
AFP |
脳損傷の米兵110人に、イランによる在イラク米軍基地攻撃で 国防総省 |
<2003-022201>
米国防総省が21日、イランが先月にイラクの米軍基地に対してミサイル攻撃を行った際に外傷性脳損傷 (TBI) を負った米兵の数が110名に達したことを明らかにした。
国防総省は、110名全員が軽度の外傷性脳損傷と診断されたと発表する一方で、77名が既に原隊に復帰しているが、これまでに35名がドイツで精密検査を受け、そのうち25名が米国に移送されたことを明らかにした。
【関連記事:2002-012601 (時事 2020.01.26)】 |
2020.02.16 |
NHK |
河野防衛相“中東への艦船派遣でフランスと情報交換を” |
<2003-021601>
安全保障をテーマにした国際会議に出席するためミュンヘンを訪れている河野防衛相が日本時間の15日夜にフランスのパルリ国防相と会談し、共に中東地域に艦船を派遣しているフランスと情報交換を進めたい考えを伝えた。
会談のあと河野防衛相は、フランスはオランダやデンマークなどとともに行動するということなので、日本の船舶の航行の安全に資することがあれば、コミュニケーションをしっかり取っていきたいと述べた。 |
【註】
ドイツもフランスとの連携を表明しており、ペルシャ湾周辺には米国を中心とした有志連合軍とは別に、フランスを核心とする連合艦隊ができつつある。
【関連記事:2003-021502 (DN 2020.02.15)】 |
2020.02.15 |
Defense News |
Germany wants another crack at a EU mission in the Strait of Hormuz |
<2003-021502>
ミュンヘンで開かれたミュンヘン安全保障会議でカーレンバウアー独国防相が、ホルムズ海峡での海軍の行動で、既に実施しているフランスに頼ることを明らかにした。 |
2020.02.12 |
Stars & Stripes |
Thousands of Marines enter Persian Gulf with USS Bataan’s amphibious readiness group |
<2003-021205>
米海軍の強襲揚陸艦Bataanが今年初の大型艦としてホルムズ海峡を通過してペルシャ湾に入った。
輸送揚陸艦New Yorkとドック型揚陸艦Oak Hillを従えたBataan即応揚陸群には第26海兵遠征隊の2,500名が乗り組んでいる。 |
2020.02.01 |
時事通信 (Yahoo) |
米兵の負傷者64人に、イランによる在イラク基地攻撃 |
<2003-020101>
米国防総省が、イランが1月にイラクにある駐留米軍基地に対して行ったミサイル攻撃について新たに情報を公開し、米兵の負傷者数が64名に増えたことが明らかになった。
1月8日にイランが行った、イラク西部にある米兵が駐留する基地への攻撃をめぐり、トランプ大統領は当初、米国人の負傷者はいなかったと発表していた。 |
2020.01.31 |
時事通信 (Yahoo) |
米軍、イラクとパトリオット配備協議 イラン弾道ミサイルに対抗 |
<2002-013103>
エスパー米国防長官が30日、イランのBM脅威に対抗するためイラクにPatriotを配備する方向で、イラク政府と協議していると語った。
エスパー長官は、配備にはイラクの許可が必要だとした上で、配備場所など運用面での課題を検討していると述べた。 |
2020.01.27 |
AFP=時事 (Yahoo) |
イラク首都の米大使館にロケット弾3発直撃、1発は夕食時の食堂に |
<2002-012701>
バグダッドにある米大使館に26日にロケット弾が撃ち込まれ3発が直撃した。 治安筋がAFPに語ったところによると、ロケット弾1発は夕食時の食堂を直撃し、2発は近くに着弾した。
イラク高官によると、少なくとも1人が負傷したが、負傷の程度や、負傷者が米国人なのか、大使館で働くイラク人職員なのかは明らかになっていない。
これまでの攻撃に対する犯行声明は出ていないが、米政府はイラク国内の親イラン派武装勢力の犯行と繰り返し非難してきた。 |
2020.01.26 |
時事通信 (Yahoo) |
「死者出す意図なかった」 米軍基地攻撃でイラン外相 |
<2002-012601>
イランのザリフ外相が25日発効の独誌とのインタビューで、1月8日にイラクの駐留米軍基地に対して行ったBM攻撃について、米側に死者を出す意図はなかったと述べた。
ミサイル攻撃について、トランプ米大統領は当初「死傷者はいなかった」と表明したが、国防総省は24日に米兵34名が脳震盪などの診断を受けたと発表している。 |
2020.01.25 |
時事通信 (Yahoo) |
米兵の負傷者34人に イランのミサイル攻撃 |
<2002-012501>
米国防総省が24日、イランが1月8日にイラクの駐留米軍基地に対して行ったBM攻撃で、米兵34名が脳震盪や外傷性脳損傷の診断を受けたが、17名は既に任務に復帰したと発表した。
トランプ大統領は当初、米国人に死傷者はいなかったと表明し、その後中央軍は11名が負傷したと発表するなど、説明が二転三転している。 |
2020.01.17 |
時事通信 (Yahoo) |
フランス、空母を中東に派遣へ 対IS作戦に参加 |
<2002-011705>
マクロン仏大統領が16日、中東でのISIS掃討作戦支援のため、空母Charles de Gaulleを近く派遣すると表明した。 派遣は4月まで予定されている。
大統領氏はCharles de Gaulleが、オランダやベルギーなど欧州各国による合同作戦の中心になると指摘した。 |
2020.01.17 |
産経新聞 (Yahoo) |
イランのイラク駐留米軍攻撃で負傷者 米は公表せず |
<2002-011704>
CNN TVが16日、イランが8日にイラク駐留米軍に対して行ったBM攻撃で、米兵11人が爆発の影響で脳震盪を起こし、ドイツとクウェートに搬送されていたと報じた。 国防総省当局者によると、負傷者が出たのは、ミサイル11発が着弾したAin al-Asad空軍基地で、症状は軽く回復し次第基地に復帰するとしている。
トランプ政権は攻撃の被害について、負傷者がいたことは公表していなかった。 |
2020.01.15 |
Jane's Defence Weekly |
US and Iranian commanders disagree over intentions of missile attack |
<2003-011501>
イラン革命防衛軍 (IRGC) が1月8日早朝にイラクの米軍基地をBM攻撃した。 IRGCの空軍司令官は9日、13発を発射したと述べた。
これに対しミラー米統参議長は、イランから16発が発射され、そのうち少なくとも11発がAin al-Asad空軍基地に落下し、少なくとも1発がArbilの基地に落下したと述べた。 |
2020.01.15 |
Stars & Stripes |
Ukrainian troops to serve with NATO training mission in Iraq |
<2002-011504>
ウクライナ国防省がブリュッセルで開かれたウクライナとNATO当局者会議後の1月15日、イラン情勢の緊迫でNATOが保留しているイラク軍の訓練支援が再開されれば、ウクライナはNATOの支援に20名の部隊を派遣すると発表した。 |
2020.01.14 |
Marine Times |
Thousands of Marines with 26th MEU move into the Red Sea |
<2002-011404>
米第26海兵遠征隊 (MEU) 2,500名が、公式に米第5艦隊の警備区域である紅海に入った。 第26 MEUは米海兵隊に編成された7個MEUの1つで、第8海兵連隊第2大隊、第26戦闘兵站大隊、第2365チルトロータ飛行隊で構成されている。
26 MEUはイランとの緊張の高まりを受けモロッコとの演習を中止して地中海を急行し、現地に数千名駐留している米軍と合流する。
この他に海兵隊は大使館警備の増強として100名を急派すると共に、中東に4,000名を派遣している。 |
2020.01.14 |
産経新聞 (Yahoo) |
英独仏がイラン国連制裁再開への手続き発動 核合意復帰促す |
<2002-011402>
英独仏の3ヵ国が14日に共同声明で、対イラン国連制裁の再開に道を開く紛争解決手続きを発動したと発表した。 「紛争解決手続き」は核合意で定められた制度で、イランの違反をめぐり、合意加盟国間の協議で解決できない場合、国連安全保障理事会が対イラン制裁解除を維持するか否かを決める。 発動から制裁復活までには2ヵ月以上かかる。
米、イランが対立を深める中、イランに合意復帰への圧力をかけ、外交による緊張解決を促した。 |
2020.01.10 |
Navy Times |
Russian navy ship 'aggressively approached' US warship |
<2002-011005>
米海軍駆逐艦Farragutが1月に9日にアラビア海北部でロシア艦から異常接近された。
Farragutは衝突を回避するため国際法規に従い警笛を5度鳴らしたが当初ロシア艦はこれを無視し、最終的に回避行動を行った。 |
2020.01.09 |
テレ朝 news (Yahoo) |
イランのミサイル攻撃16発 米は事前に把握し退避か |
<2002-010903>
一部の米メディアが、イランによるBM攻撃を米国が事前に察知していたと報じた。 Washington Postは複数の米政府高官の話として、イラク国内の米軍が駐留する基地に対するミサイル攻撃の兆候を攻撃の数時間前に把握して退避行動を取っていたと報じた。 米政府は今回の攻撃について、イラン政府が国内向けに体面を保つことが目的だったと分析している。
一方、ロイタ通信がミリー米統合参謀本部議長の話として、イランが3ヵ所から16発のSRBMを発射し、そのうち11発がAin al-Asad空軍基地に、少なくとも1発がArbīlの基地に着弾したと報じた。 |
2020.01.09 |
AFP=時事 (Yahoo) |
トランプ氏「イランは身を引いている」 攻撃で死者出ず |
<01.pdf>2002-010901>
トランプ米大統領は8日、イランがイラクの米軍駐留基地をミサイルで攻撃したことを受けて国民に向けて演説し、攻撃により米国人やイラク人の死者は出なかったと発表し、イランは「身を引いているようだ」と述べた。
その上で大統領は、イランに対して直ちに厳しい追加制裁を科すと表明したが、報復の可能性については言及しなかった。 |
2020.01.08 |
Jane's Defence Weekly |
US escalates confrontation with Iran by assassinating high-profile general |
<2003-010801>
米国がトランプ大統領の命で1月2日遅く、バクダッド国際空港でイラン革命防衛隊Qods部隊司令官のソレイマニ少将を殺害したことで、イランとの対立がエスカレートしようとしている。
米国防総省は殺害の詳細を明らかにしていないが、UAV 1機が2両の車両に対し複数発のミサイルを撃ち込み、イランが支援するカタイブヒズボラのメンバー5名とソレイマニ少将及びカタイブヒズボラリーダの2名を殺害した。 |
2020.01.08 |
ロイタ通信 (Yahoo) |
イラク軍、イランのミサイル攻撃による犠牲者なし |
<09.pdf>2002-010809>
イラク軍は、米軍が駐留するAin al-Asad空軍基地など2ヵ所の基地へのイランのミサイル攻撃で自国兵の犠牲者はでていないと発表した。
イラク軍の声明によると、イランはAin al-Asad空軍基地に向けて17発、北部クルド人自治区の主要都市Arbīlの基地に5発の合計22発のミサイルを発射したがAin al-Asad空軍基地に向けられた17発のうち2発は爆発しなかったという。 |
2020.01.08 |
ロイタ通信 (Yahoo) |
ミサイル攻撃で80人の「米テロリスト」が死亡=イラン国営 TV |
<08.pdf>2002-010808>
イラン国営TVが8日、同国がイラク国内の米関連施設に15発のミサイルを発射し、少なくとも80人の「米国のテロリスト」が死亡したと報じた。
国営TVによると、ミサイル攻撃で米軍のヘリコプタと軍事施設が「激しく損傷」した。 |
2020.01.08 |
産経新聞 (Yahoo) |
イランの攻撃で米側に死者なし 米当局者の話として米メディア |
<07.pdf>2002-010807>
AP通信が米当局者の話として8日、イランによるイラク国内の米軍基地に対するミサイル攻撃で、米側に死者は確認されていないと報じた。
ただ、攻撃対象となった施設内での捜索は引き続き続けられているという。 |
2020.01.08 |
FNN (Yahoo) |
イラン さらなる攻撃示唆 死傷者20人超か |
<06.pdf>2002-010806>
ロイタ通信によると、イラン革命防衛隊の司令官が今回のミサイル攻撃は第1段階だと述べ、第2、第3の攻撃の可能性を示唆している。 またイランのメディアは、イラクの米軍基地への第2波攻撃を開始したと伝えていて、攻撃がさらに続く可能性がある。
米政府関係筋はFNNの取材に対し、少なくとも20人に及ぶ死傷者が出ているもようだと話している。 |
2020.01.08 |
讀賣新聞 (Yahoo) |
欧州各国・カナダのイラク駐留部隊、続々と退避…米イラン緊張で |
<05.pdf>2002-010805>
米国とイランの緊張が高まっている事態を受けて、欧州各国とカナダはバグダッドから駐留部隊の退避を始めた。 いずれも、イランがイラクの米軍と有志連合の基地に弾道ミサイルを撃ち込む前に明らかにした。
ドイツ国防省は7日、イラクに駐留する120名のうち、バグダッドと近郊に駐留する35名をヨルダンとクウェートに退避させたと発表した。 NATOは6日、イラク治安部隊への訓練任務の中断を発表したことに伴って、ルーマニア、クロアチア、スロバキアも7日、クウェートや他のNATO軍基地への退避を発表した。 イタリアはバグダッド中心部に駐留していた50名を避難させ、英国もバグダッドから50名を退避させた。
カナダ軍はイラクに駐留する500名の一部をクウェートに撤収させると明らかにした。 |
2020.01.08 |
AFP (Yahoo) |
イラン、米軍駐留のイラク基地にミサイル攻撃 発射時の映像 |
<04.pdf>2002-010804>
イラン国営メディアが、イランが8日未明が米軍と有志連合軍が駐留するイラク西部のAin al-Asad空軍基地にミサイル攻撃を実施したと報じた。
イラク治安筋は、攻撃は8日午前0時すぎに3回にわたって行われ、外国部隊が駐留するイラク最大の軍事基地Ain al-Asad基地にロケット弾9発が着弾したと語った。
米国防総省は、イランがBM 12発超を米軍と有志連合軍が駐留するイラクの2基地に撃ち込んだと発表した。 同省報道官によると、うち3発はイランから発射されたという。 現時点では2基地で死傷者が出たとの報告はないという。 |
【註】
Ain al-Asad空軍基地はイランとの国境から300km弱に位置していることから、発射されたBMはイランが国境近くから発射したとすれば射程が300kmのFateh-110、ある程度内陸から発射したとすれば射程が500kmのFateh-313が考えられる。 |
2020.01.08 |
日テレ (Yahoo) |
イランがイラクの米軍基地に弾道ミサイル |
<03.pdf>2002-010803>
米国防総省によると、イランがイラク北部の米軍基地に12発以上のBMを発射したという。 |
2020.01.08 |
ロイタ通信 (Yahoo) |
仏、駐イラク軍部隊削減の計画なし 中東情勢悪化受け=政府筋 |
<2002-010802>
フランス政府筋が7日、イラン革命防衛隊Quds部隊司令官殺害を受けて中東地域の緊張が高まっているものの、フランスは現時点でイラクに駐屯する同国の部隊を削減する計画はないことを明らかにした。 |
2020.01.08 |
日経新聞 |
英、イラク駐留部隊を配置転換 情勢悪化で安全確保 |
<2002-010801>
ウォレス英国防相が7日に英議会下院で証言し、バグダッドに駐留する部隊の一部をバグタッド北方のタジ基地に配置転換したことを明らかにした。
英報道によると、イラクに駐留する400名のうち数十名が対象になる。 また英国軍を含むイラク駐留軍の全ての訓練活動も中断したという。 |
2020.01.07 |
Jane's 360 |
US to reportedly deploy bombers to Indian Ocean amid heightened tensions with Iran |
<2002-010708>
イラン情勢が緊迫化するなか、CNNが1月6日、B-52H 6機が英領Diego Garciaに派遣されたと報じた。 CNNは、この6機が核搭載型なのか否かについては明らかにしていない。
米空軍はAFGSCの隷下にあるノースダコタ州Minot AFB所属第5爆撃航空団とルイジアナ州Barksdale AFB所属第2爆撃航空団、及びルイジアナ州兵空軍でBarksdale AFBに所属する第307爆撃航空団に76機のB-52Hを配備しているが、そのうち46機だけが核搭載型になっている。 |
2020.01.07 |
ロイタ通信 (Yahoo) |
ドイツ、イラク駐留部隊を一部周辺国に移送へ |
<2002-010706>
イラク議会が5日に外国軍の撤収を求める決議案を採択したのを受け、ドイツはイラク駐留部隊を一部周辺国に移動させる。 イラクには主に同国軍の訓練を担うドイツ軍が120名が駐留しているが、ドイツ政府はこのうちの30名程度をヨルダンやクウェートに移す方針を示した。
ドイツのマース外相は、外国軍のイラク撤収でISISが再び勢力を盛り返す可能性があると懸念を示した。 |
2020.01.07 |
ロイタ通信 (Yahoo) |
NATO 加盟国、イラン司令官殺害受け一致して米国支持=事務総長 |
<2002-010703>
ストルテンベルグNATO事務総長が6日、米国からイラン革命防衛隊のソレイマニ司令官殺害に関する説明を受けた加盟国が一致して米国支持の姿勢を示したと明らかにした。
NATO加盟の欧州諸国の間では昨年、トランプ米大統領の中東政策に対する反発が広がったが、外交筋2人は6日の2時間に及ぶ会合は円滑に進んだと明言した。 |
2020.01.07 |
ロイタ通信 (Yahoo) |
米国防長官、イラク駐留軍の撤退報道を否定 「計画もない」 |
<2002-010702>
ロイタをはじめとする各メディアが米軍の書簡をもとに、イラク撤退に向けて米軍が再配置されると報じた。 この書簡はイラク駐留米軍のシーリー司令官がイラク国防省の統合作戦司令部に充てたもので、イラク議会とイラク首相の要請に応じて今後数日から数週間にわたって軍隊を再配置すると書かれていた。
エスパー米国防長官は6日にこの報道を否定し、ミリー統合参謀本部議長も、報道された書簡では米軍の撤退をほのめかす不適切な表現があったが、それは事実と異なると説明して、撤退は計画されていないと強調した。 |
2020.01.06 |
Stars & Stripes |
Middle East crisis could mean adjustments to Europe’s largest military exercise in decades |
<2002-010608>
中東情勢の緊張増大により米陸軍は、今年欧州で計画していた過去25年で最大規模の演習Defender-Europe 20の実施が危ぶまれている。 駐欧米軍の広報官は演習は予定通り行われるとしているが、計画では欧州に送られる陸軍20,000名の先兵となる第82空挺師団は4,000名が危機対応部隊として中東に派遣されてしまった。
また今月下旬にモロッコで行われることになっていたAfrican Sea Lion演習は、強襲揚陸艦Bataanに乗艦した海兵隊員を含む4,500名が中東に転用されたため中止になっている。 |
2020.01.06 |
Stars & Stripes |
173rd Airborne Brigade troops to deploy to Middle East |
<2002-010607>
米軍が1月3日にUAVでイランQuds部隊司令官を殺害したことで緊張が高まっている中東に、イタリアに駐留している第173空挺旅団が展開したことを、旅団の広報が6日に明らかにした。 3日には国防総省筋の話として第82空挺旅団4,000名程度が現地に向かっていると報じられていた。
第173空挺旅団は第82空挺旅団同様に緊急対応部隊にしていされており、18時間以内に展開する能力を持っている。 3,800名の旅団は2個歩兵大隊、1個軽偵察大隊及び1個野戦砲兵連隊で編成されている。
この他に第26海兵遠征隊 (MEU) を載せた強襲揚陸艦Bataanも現地に向かっている。
現地にはイラク軍のISIS掃討戦を支援する5,000名規模の部隊と、米中央軍が10月にイラクとシリアで合わせて3,000名を越える軍と契約した米民間人がいると発表している。 |
2020.01.06 |
ロイタ通信 (Yahoo) |
イランのミサイル部隊が厳戒態勢、防衛的措置か不明=米当局者 |
<2002-010603>
米当局者がロイタに対し5日、イランのミサイル部隊が国内全土で厳戒態勢を敷いていると明らかにした。 防衛的な動きかどうかは不明という。
この当局者は匿名を条件に、状況を注視していることを明らかにした。 |
2020.01.06 |
時事通信 (Yahoo) |
米大使館付近にまたロケット弾 イラク |
<2002-010602>
バグダッドの米大使館付近に5日夜、再びロケット弾2発が撃ち込まれた。 医療関係者によると、このほか米大使館がある制限区域「グリーンゾーン」外の民家に1発が着弾し、4人が負傷した。
在イラクの米施設を狙った攻撃は過去2ヵ月間で14回目となる。 |
2020.01.06 |
日経新聞 |
イラン、無制限でウラン濃縮へ 核合意逸脱第5弾 |
<2002-010601>
イラン政府が5日に声明で、2015年に欧米など6ヵ国と結んだ核合意の逸脱第5弾の措置として、無制限にウラン濃縮を進める方針を表明した。 但し、国際原子力機関 (IAEA) との協力は継続するとし、米国の対イラン制裁が解除されれば、イランは核合意の義務を履行する用意があるとしている。
声明は、イランはウラン濃縮の能力や、濃縮度などについて一切の制限を受けないとの考えを表明した。 |
2020.01.05 |
Breaking Defense |
Thousands of marines sail to Middle East; Iraqis vote to eject US troops |
<2002-010506>
米軍がイランQuads部隊司令官を殺害した2日後の1月5日にイラク国会が米軍の撤退要求を決議したが、この決議の数時間前に米軍は数千名の空挺隊と海兵隊をイラクに向かわせており、数日中にイラクに到着する。
陸軍は3,000名の空挺部隊をクウェートに移動させ、海兵隊は地中海の強襲揚陸艦Bataanと輸送揚陸艦New York及びドック型揚陸艦Oak Hillに第26海兵遠征隊 (MEU) の2,500名を乗せ、Ospreyで大使館員などを速やかに収容できる態勢にある。
海兵隊は2006年に第24 MEUがベイルートに上陸して大使館員を強襲揚陸艦Nashvilleに収容した実績を持っている。 |
2020.01.05 |
Stars & Stripes |
Iraq's Parliament calls for expulsion of US troops |
<2002-010505>
米軍がイランのQuds司令官をUAVで殺害したのを受けてイラク国会は米軍の撤退要求を決議した。
イラク国会は、ISIS掃討のため4年前に米軍の駐留を認めた米国との合意を破棄する決議も行った。 |
2020.01.05 |
Stars & Stripes |
Trump's threats draw Iran's cultural sites into tensions |
<2002-010504>
トランプ米大統領が1月4日にツイッターで、もしイランがQuds司令官殺害の報復として米国の資産を攻撃すれば、直ちにイラン国内52ヵ所の重要施設を徹底的に攻撃すると述べた。
また大統領は、この攻撃目標はイラン及びイランの文化にとって決定的なものになるとも述べた。
イラン国内には古代ペルシャやアレキサンダー大王時代など20件以上の世界遺産のほか、各種歴史遺産がある。 |
2020.01.05 |
NHK |
イラク 米軍使用基地や米大使館付近にロケット弾撃ち込まれる |
<2002-010501>
米軍などによると、バグダッドの北90kmにある米軍も使用するイラク空軍の基地に4日午後、ロケット弾が撃ち込まれた。 また同じころ、バグダッドの「グリーンゾーン」と呼ばれる米大使館がある地区にもロケット弾が1発撃ち込まれた。 いずれもけがをした人はいなかった。
これらのロケット弾を誰が発射したのか分かっておらず、地元の警察などが捜査している。 |
2020.01.04 |
Stars & Stripes |
US suspends training mission in Iraq, heightens security at bases |
<2002-010405>
イラン革命防衛隊Qads部隊のソレイマニ司令官殺害で緊張が高まっているイラクで、米軍主導の有志国軍がイラク治安部隊の訓練支援を中止している。 有志国軍に2,000~3,000名を派遣しているNATO軍も同様に中止している。
米国は事件後速やかに海兵隊100名を在外公館に派遣すると共に、陸軍は1月1日にノースカロライナに駐屯する第82空挺師団第1旅団戦闘団の第504空挺歩兵連隊第2大隊を米中央軍隷下に入れた。
またエスパー国防長官は第82空挺師団の3,500名に対しクウェートへの派遣を命じている。 更に海軍及び海兵隊員4,500名を載せたBataan(註:Wasp級強襲揚陸艦)が中東近海を航行している。 |
2020.01.04 |
NHK |
米軍がイラクでシーア派民兵組織を標的に新たな攻撃 |
<2002-010404>
イラクのメディアが、バグダッド北部で3日夜に米軍がシーア派民兵組織に新たな攻撃を行い6人を殺害したと報じた。 イラクではイランの影響下にあるシーア派民兵組織が活動し、現地に駐留する米軍との間で緊張した状態が続いている。
これについて米政府から発表はなく、詳しいことは明らかになっていない。 |
2020.01.04 |
時事通信 (Yahoo) |
米、中東に3500人増派 イラン司令官殺害で緊張激化 |
<2002-010401>
複数の米メディアによると、米国防総省当局者が3日、中東地域に米軍3,500名を増派する方針を明らかにした。 イラン革命防衛隊Qads部隊司令官が米軍の空爆で殺害され、イランが報復を警告しているのを受けた措置という。
米政府は12月末にバグダッドの米大使館前での大規模デモを踏まえ、中東地域に750名の部隊を増派すると発表したばかりで、追加増派により地域の緊張がさらに高まるのは必至と見られる。 |
【註】
今回の追加派遣は12月末に決まっており、Qads部隊司令官殺害に伴うものではない。
また米大使館警備には100名の海兵隊が追加派遣されており、増派された空挺歩兵1個大隊750名はKata'ib Hezbollahとの戦いのためである。
【関連記事:2002-010104 (MT 2020.01.01)】 |
2020.01.03 |
産経新聞 (Yahoo) |
司令官殺害 イラク滞在の米国人に退避勧告 |
<2002-010304>
米国防総省が2日、イラン革命防衛隊Qads部隊のソレイマニ司令官を攻撃し殺害したと発表した。
これを受け、米国務省はイラクに滞在する米国人に退避勧告を出した。 |
2020.01.03 |
ロイタ通信 (Yahoo) |
空爆で死亡のイラン司令官、米国民への攻撃を画策=米国防総省 |
<2002-010303>
米国防総省が2日、空爆で殺害したイラン革命防衛隊Qads部隊のソレイマニ司令官について、イラクと中東で米国民を攻撃する計画を進めていたとの見解を示した。 同省は声明で、大統領の指示により米軍は海外に駐留する米職員を守るため、ソレイマニ司令官を殺害講じたと表明し、今後も米国民や世界の利益を守るため必要な措置を講じていくとした。
同省によると、ソレイマニ司令官は過去数ヵ月にわたり、イラクの連合軍基地への攻撃を画策していたほか、今週起きたバグダッドでの米大使館襲撃を承認したという。 |
2020.01.03 |
ロイタ通信 (Yahoo) |
米、司令官殺害は「喫緊の攻撃防ぐため」 イランは報復予告 |
<2002-010302>
米国防総省が、バグダッドの空港で現地時間3日未明にイラン革命防衛隊の精鋭Qads部隊のソレイマニ司令官らを乗せた車列を空爆し、同司令官を殺害したと発表した。 複数の米当局者によると、ソレイマニ司令官はバグダッドでUAVによる攻撃で殺害された。
一方、イラン側は報復を予告するなど反発を強めており、米イランの対立激化が懸念されている。 |
2020.01.03 |
時事通信 (Yahoo) |
米国防長官「先制攻撃辞さず」 親イラン派をけん制 |
<2002-010301>
エスパー米国防長官が2日、イランや親イラン派組織が米国に対する更なる攻撃を計画している兆候があると指摘し、米軍と米国人の命を守るために先制攻撃も行うと牽制した。
エスパー長官はイランをめぐる状況は一変したとした上で、人員や地域における国益、パートナー国を守るために必要なことをする用意があると強調した。 |
2020.01.01 |
Military Times |
750 soldiers with 82nd Airborne headed for CENTCOM, additional 4,000 troops expected to deploy as Iran tensions mount |
<2002-010104>
米軍は12月29日にKata'ib Hezbollahの拠点を空爆したのに続き、クウェートから第82空挺師団緊急即応部隊 (IRF) の歩兵1個大隊750名をイラクに急派した。 IRFの本隊4,000名も数日以内に追加派遣される。 この結果追加派遣された部隊は14,000名に達した。
またバクダッドの米大使館が襲撃されたのに対応して国務省の要請を受けて海兵隊100名も12月31日に急派された。 |
2020.01.01 |
ロイタ通信 (Yahoo) |
米軍約750人を中東に増派、イラクの大使館襲撃受け |
<2002-010103>
米政府が12月31日、在イラク米大使館をデモ隊が襲撃した事件を受け、米兵750名を直ちに中東へ派遣することを決めた。
また更なる増派も準備しており、数日以内に最大4,000名規模を追加派遣する可能性がある。 |