韓国の巡航ミサイルに関する報道

年 月 日
出   典
標       題
要             旨
2023.01.04 Jane's Defence Weekly Seoul ramps up funding to advance KF-21 air-to-ground missile project <2303-010402>
 韓国
DAPAが今までにKRW190B ($146.04M) を投じてきたKF-21 Boramaeに装備するASMの開発に更に予算を追加する。
 開発は2019年にADDに開始し、2021年9月にはF-4Eからの投下試験を行っている。 初期段階は2021年に完了し、2022年12月には2028年までの開発段階に入っている。
 ・全長:   4.6m
 ・重量: 1,360kg以下
 ・射程:  300km<br>  ・速力:  亜音速
2021.04.21 Jane's Defence Weekly South Korea rolls out prototype of its first indigenous multirole fighter aircraft <2106-042101>
 韓国KAI社で4月9日に正式名KF-21となったKF-Xがロールアウトした。 KF-21は2028年までに40機、2032年までに更に80機が調達される。
 
MTOW 25,580kgのKF-21は最大速度Mach 1.83、搭載能力7,700kg、航続距離2,900kmの性能を持ち、搭載されたHanwha社製レーダは1,000目標以上の捕捉追随が可能という。 また同社製のIRST装置やLIG Nex1社製EW装置も搭載する。 更にElbit社とTF/TAの搭載でも合意している。
 一方ロールアウト後に統合参謀本部当局者がJaneに、KF-21に搭載する超音速ASMの開発を計画していることを明かした。 このASMは1.36tで、速力Mach 2.5と射程250km以上の性能を持つという。 韓国は2018年にALCMの開発を決定していた。
2020.05.13 Jane's Defence Weekly South Korea to upgrade its SSM-700K anti-ship missile <2007-051303>
 韓国
DAPAが、2505年以来装備しているSSM-700K Haeseong ASCの改良を計画していることを明らかにした。 改良は2020年10月~2021年4月に行われるという。
 改良では現在150kmの射程を250km以上に伸ばすほか、対妨害性の向上やGPS航法の導入などが含まれるという。
 韓国はSSM-700KのほかにRGM-84L Harpoonも装備しているが、Harpoonの射程は124kmとSSM-700Kより短い。
2020.05.04 Jane's 360 South Korea plans to upgrade its SSM-700K anti-ship missile <2006-050402>
 韓国
ADDが4月下旬に、韓国で2005年から装備している射程150kmのSSM-700K射程200km以上に性能向上させる計画であることを明らかにした。
 この改良でSSM-700Kの射程はRGM-84L Harpoon Block Ⅱより同等の性能で長射程になるという。
2020.04.22 Jane's Defence Weekly South Korea closes in on development of supersonic ship-launched anti-ship missile <2006-042202>
 韓国国防省当局者が3月下旬に、同国で艦上発射超音速ASCMの開発間もなく完了すると述べた。 開発中の超音速ASCMには潜水艦発射型もあり、開発中のKF-Xから発射する空中発射型の開発も進められているという。
 同ミサイルは3隻建造するKDX-Ⅲ駆逐艦二次建造分か、2030年代中頃または末に就役する次世代駆逐艦KDDXが装備すると見られる。
 また当局者によると韓国は2007年にロシアとP-800 (3M55) Oniks/Yakhont超音速ASCM技術移転について交渉を行っているという。
【註】
 韓国の開発した(と称する)KM-SAMや玄武-3 SRBMなどの大型ミサイルは、KM-SAMがS-400の9M96弾と極めて類似の形状で、玄武-2BがIskander (SS-26) と全く同じ形状であることから、韓国ミサイルにはかねてからロシアの技術が大幅に導入されていることが覗える。
【KM-SAM とロシア関連記事:1703-012302 (AW&ST 2017.01.23)】
【玄武-2B とロシア関連記事:1507-060404 (朝鮮 2015.06.04)】
2017.05.15 Aviation Week & ST Ship to shore <1707-051501>
 韓国国防省がLIG Nex1社に艦対地ミサイルの量産を承認したことで、同国海軍は間もなく対地攻撃能力を拡大さ せる。
TSLM
 
TSLMは重量718の軌のSSM-700K海星-1対艦ミサイルを元にしており、RGM-84 Harpoonより20%大型で、1,500kg の玄武-3の半分の大きさである。
 射程は200kmと海星-1の180kmを上回る。
Patrol Boat Killer
 名称が公表されていないMLR似のホーミング弾で2017年10月に配備が開始される。
 北朝鮮が保有する200隻以上の哨戒艇と100隻以上のACVに対抗するもので、250tの大鷲型哨戒艇20発以上装備する。
2017.04.26 Jane's Defence Weekly South Korea develops shipborne land-attack missile variant <1706-042606>
 韓国
DARPAが4月18日、垂直発射(VL)型対地ミサイル( TSLM)の開発を完了したと発表した。
 VL-TSLM短距離CMはSSM-700K Haeseong ASCMを元に開発され、FFX-ⅡおよびFFX-Ⅲフリゲート艦に 2019年までに装備される。
2017.04.21 Defense News South Korea develops missile with flight path-changing capability <1705-042105>
 韓国
DAPAが18日、海星(Hae Seong)を改良した海星-Ⅱ LACMを開発し、今年 後半に量産を開始して2019年配備開始を目指していることを明らかにした。
 海星-Ⅱ (TSLM)は潜水艦や車両搭載からの発射も可能であるという。
2017.04.18 聯合ニュース 海上から北の重要施設攻撃 艦対地誘導弾の開発完了=韓国 <1705-041802>
 韓国の防衛事業庁が18日、新たな戦術艦対地誘導弾の開発を完了したと発表した。 敵地の沿岸部と地上の目標 を攻撃するシステムで、装甲車を貫通する子弾数百個を散布し、サッカー場2面分の面積を焦土化できる。
 今回開発されたのは垂直発射型で、2018年から量産し2019年に配備を開始する。 斜発射型は2014年に開発され2016年に配備を開始してい る。
2016.12.14 Yahoo 聯合ニュース記事

「長距離空対地ミサイル 韓国が独自開発へ」

<1402>
 韓国防衛事業庁が14日、韓国中部大田の上空から発射しても平壌の重要施設を攻撃できるTAURUS級の長距離
ALCMを独自技術で開発する計画を同日の防衛事業推進委員会で議決したと明らかにした。
 2018年に開発を開始し、2031年までに200発を生産する計画で、システム開発や量産を含め$810B(800億円)を投じ、2026年に開発を完了す るKFXに搭載する。
2016.08.15 Yahoo 朝鮮日報記事

「韓国国産ミサイルを追加配備、北のミサイル基地を5分で破壊」

<1609-081501>
 韓国軍が北朝鮮各地のミサイル基地と
TELを同時に大量破壊するため、射程300~500kmのSRBM 玄武数百発を追加配備する計画であることが14日までに分かった。 玄武-2 SRBMは発射から5~10分以内に北 朝鮮のミサイル基地やTELを破壊できる。  韓国軍はまた、長距離ASM、Aegis艦と潜水艦から発射するミサイルなどで北朝鮮の核やミサイル基地を立体的に無力化する韓国型三軸体制の構築 を進めている。
 韓国型三軸体制には今年末以降に導入される射程500kmのドイツ製TAURUS ALCM、開戦初期に北朝鮮の戦略目標 を攻撃するF-353,000t級潜水艦から発射するSLBMLACM などが含まれている。
2016.08.14 Yahoo 聯合ニュース記事

「韓国軍が弾道ミサイル大幅増強へ 北ミサイル基地を同時破壊」

<1609-081403>
 韓国政府筋が14日、射程300kmの玄武-2Aと500kmの玄武-2B弾道弾と、CM玄武-3の実配備弾 数と予備弾数をすべて大幅に増強すると述べた。
 玄武-2系の弾道弾を大幅に増やすのは、北のミサイル基地を一挙に無力化するためと言う。
2013.09.30 Yahoo 韓国中央日報記事
「『玄武Ⅲ』『スパイク』『海星』…国軍の日にミサイル初公開=韓国(1)」
<1310-093002>
 韓国軍が創設65周年を迎える10月1日の国軍の日記念式典に最先端兵器を動員した大規模な市中行進を、2003年以来10年ぶり行い、これまで写真 すらまともに公開されていなかった兵器の実物が初めて公開する。
 市中行進に参加するのは、射程1,000kmを超える玄武-Ⅲ CM(右図)のほか、射程300kmの玄武-Ⅱ(註:SRBM)、イスラ エル製 Spike、空軍の Popeye(註:イスラエル製)、SLAM-ERK-9 SPH、Arther-K 対砲迫レーダ、PAC-2 などで、艦隊地ミサイル海星も初公開される。
韓国中央日報記事
「『玄武Ⅲ』『スパイク』『海星』…国軍の日にミサイル初公開=韓国(2)」
2013.04 Jane's Missiles & Rockets South Korea shows videos of naval cruise missiles <1305-040005>
 韓国が2月14日、射程1,500kmと報じられている Hyunmu-3C CM の発射試験映像を公開した。
 Hyunmu-3C は駆逐艦及び潜水艦から発射できる。
2013.02.14 Yahoo 時事通信記事

「韓国、新型ミサイルの映像公開」

<1303-021403>
 韓国国防省は14日、新たに実戦配備した北朝鮮全域を攻撃できる艦載 LACM の映像を公開した。 北朝鮮の核実験を受 けた軍備増強の一環と見られる。
 図は潜水艦から発射された韓国新型 CM (註:玄武-3C 改)の写真である。
2013.02.14 Yahoo 毎日新聞記事

韓国、独自開発の巡航ミサイルを配備 北朝鮮をけん制

<1303-021403>
 韓国国防省が14日、独自開発した CM を既に実戦配備したことを明らかにした。 昨年4月にも GLCM を公開したが、 今回公開したのは水上艦や潜水艦から発射するタイプで、北朝鮮の挑発をけん制する狙いがある。
 射程についての事前報道で1,500kmとの報道もあったが、北朝鮮全域を攻撃できる程度と述べるにとどめ、中国や日本への刺激を避けた可能性がある。
2013.02.13 Yahoo 読売新聞記事

「韓国が巡航ミサイル実戦配備…北朝鮮全土を射程」

<1303-021301>
 韓国国防省が13日、北朝鮮全土を射程に収める国産 CM の配備を進めていると発表し、射程を800kmに延長した新型 BM の開発を加速する考えも表明 した。 聯合ニュースによると実戦配備されたのは、射程1,500kmの艦対地ミサイル『玄武-3C 改』であるが、配備数は明ら かになっていない。
【関連記事:1207-060018 (JMR 2012.06)】
 聯合ニュースはまた、新たに開発する射程800kmの BM の実戦配備時期が当初の2017年から2015年に前倒しされたと伝えた。
【関連記事:1211-100902 (韓国中央日報 2012.10.09)】
2012.11.23 Yahoo 韓国聯合ニュース記事

「韓国軍 駆逐艦に長距離巡航ミサイル搭載」

<1212-112303>
 韓国軍関係者が23日、KDX-III Aegis 駆逐艦 (7,600t) と KDX-II 駆逐艦 (4,500t) に長距離 CM が搭載 されたと話した。
 それによると、搭載された CM は射程は400kmの『天竜玄武3C)』で、計32基が搭載された。  これまで韓国海軍の艦艇に搭載された CM の射程は150kmであったが 、天竜の搭載により、事実上北朝鮮全域を攻撃できるようになる。
2012.06 Jane's Missiles & Rockets South Korea reveals new cruise and ballistic missiles <1207-060018>

 韓国が射程1,500kmの CM と300kmの BM の開発を完了し配備を開始している。

Hyunmu-3C
 玄武-3C は全長6.15m、胴径1.52m、発射重量1,500kgで、315kg又は450kgの弾頭を搭載する。
Hyunmu-2
 玄武-2 の外観はロシアの Istander (SS-26) によく似ており、国防省高官によると、火力 は ATACMS より強力であるという。

2012.04.25 Jane's Defence Weekly Seoul deploys 1,000km-range cruise missile <1206-042504.>
 韓国が4月19日、射程1,500km玄武-3C CM を既に配備していることを明らかにした。 玄武-3C は全長6.15m、胴径0.52m 、発射重量1,500kgで Tomahawk と似ており、315~450kgの弾頭を搭載する。
2012.04.20 Yahoo 朝鮮日報記事

「韓国製巡航・弾道ミサイルを初公開」

<1205-042003>
 韓国製の CB と BM が初めて公開された。 公開されたのは、最大射程1,500kmの CM 玄武-3 と、射程 300kmの BM 玄武-2 である。
 玄武-3 は車載発射機からだけではなく、世宗大王 などの Aegis 艦や、Type 214 及び3,000t級の潜水艦などからも発射できる。  玄武-2 は韓米ミサイル指針に従い、射程は300kmに制限されているが、500kmまで飛翔可能といわれている。
2012.04.20 Yahoo 韓国中央日報記事

「韓国軍、秘密兵器クルーズ・弾道ミサイルをなぜ公開」

<1205-042002>
 韓国軍が秘密にしてきた CM と BM の2種類を特定して突然公開したのは、北朝鮮を牽制するためと解釈される。 北朝鮮の相次ぐ挑発脅威に強く対応する意志を対内 外に確認した。 国防部が公開した玄武-3B CM は射程が1,000km以上で、済州道から発射しても北朝鮮全域が射程圏に 入る。
 写真右はミサイル玄武-3B が窓の大きさの目標物に命中する姿を撮影した動画キャプチャー画像である。
2012.04.20 Yahoo ロイタ通信記事

「韓国が北朝鮮全域射程の巡航ミサイル配備、『挑発に対応』」

<1205-042001>
 韓国国防省が19日、北朝鮮の全域を射程に収める CM を配備済みであると発表した。
 同省の政策企画官は、この CM は北朝鮮のいずれの場所でも攻撃が可能であるとし、公開した理由については、北朝鮮の脅威と軍事的挑発行為に対応する意思を明確 にするためだと述べた。
2012.04.19 Yahoo JNN ニュース

「韓国がミサイル公開、北朝鮮けん制か」

<1205-041905>
 韓国が、北朝鮮の全土を直ちに攻撃できるとする国産ミサイルの映像を公開した。 こうした 兵器の公開は異例のことである。
 韓国国防省によると、公開された弾道ミサイルは目標地点の上空で子弾が分散(右図)してサッカ場数十個分の面積を 焦土にする破壊力を持つ。 また、巡航ミサイルについては、数十㌔先にある建物の窓ほどの大きさの目標も正確に攻撃でき、世界最高水準の 能力を有するとしている。 さらに、これらのミサイルは国内で実戦配備されていて必要な時に北朝鮮全域のどこでも直ちに攻撃できると説明している。
2012.04.19 Yahoo 韓国聯合ニュース記事

「韓国軍 北朝鮮全域射程の巡航ミサイルを配備」

<1205-041904>
 韓国軍が19日、CM を実戦配備したと明らかにし動画を初公開した。 約40秒の動画は CM が目標の側面を性格にとらえ、破壊する様子が収め られている。
 韓国軍は現在、射程500kmの玄武-3A、1,000kmの玄武-3B を配備しており、1,500kmの玄武-3C の配備を準備中とされている。
2012.04.19 Yahoo 時事通信記事

「朝鮮全域射程のミサイル配備=映像も公開、挑発けん制―韓国国防省」

<1205-041903>

 韓国国防省が19日、北朝鮮全域を射程に収める CM を実戦配備したと発表し、新配備の弾道弾 とともに映像も公開した。 ミサイル配備の発表は異例で、北朝鮮の長距離ミサイル発射に対抗し、軍事挑発をけん制する狙いがある。
 同省によるとこの CM は、数百㌔離れた建物の窓を正確に攻撃できるほどの精度を持ち、北朝鮮全域の全ての施設と装備、人員を必要なときに望むように攻撃する 能力を備えていると説明している。

2012.03.08 Yahoo 韓国聯合ニュース記事

「韓国国防長官 北朝鮮射程のミサイル部隊視察」

<1204-030802>
 韓国国防部長官が8日、韓国中部地域のミサイル部隊を視察し、北朝鮮に対する軍事態勢を点検した。 この部隊に配備 されているのは SSM と巡航ミサイルで、玄武 3A は射程500km、玄武 3B は射程1,000km、玄武 3C は射程1,500kmである。
 玄武 3C は北朝鮮・両江道の嶺底里、咸鏡南道虚川郡上南里、慈江道竜林郡などの地下に建設された Scud 基地を射程圏に入れている。
2011.10.05 Jane's Defence Weekly Seoul 'working on supersonic cruise missile' <1112-100512>
 韓国が現有の海星 (Haeseong) を改良した超音速 CM 海星Ⅱの開発を進めている。  WikiLeaks によると海星は,1000kgで、2007年から2009年に12回の発射試験が行われている。
 海星Ⅱは対地攻撃能力もあり Aegis 駆逐艦から発射される。 開発は海外との共同が視野に あり、米、露、中、仏、印が候補になっている。
2011.08.17 朝鮮日報

インターネット

韓国軍:対艦巡航ミサイル開発へ <1109-081705>
 韓国が超音速 ASCM を開発している。 韓国政府消息筋が16日、国防科学研究所(ADD )などで数年前から、概念研究などを経て本格的な開発を進めており、早ければ3~4年以内に開発が完了する見込みと語った。 開発中の 超音速 ASCM はロシアの Yakhont がモデルで、最高速度は Mach 2.5、射程は250~300kmといわれる。
 現在、韓国海軍の艦対艦ミサイルには韓国製の『海星』(射程150km)と Harpoon(射程150km)があるが、これら は亜音速で、敵艦艇の短距離 SAM や機関砲で迎撃される可能性がある。
2011.06.23 Yahoo 韓国聯合ニュース記事

「韓国軍、2013年まで『艦対地ミサイル』開発」

<1107-062302>
 韓国国防研究院の上級専門研究員が23日、ASCM を改造した LACM を開発する計 画の一部を論文で公開した。
 それによると、LACM は垂直発射式傾斜発射式の2種類を開発しており、傾斜発射式は2013年ま で開発される。
【関連記事:1103-020801 (朝鮮日報 2011.02.08)】
2011.02.08 朝鮮日報

インターネット

韓国軍:韓国製艦対地巡航ミサイルを配備へ <1103-020801>
 韓国が、射程500km以上の『天竜艦対地巡航ミサイルの開発を昨年までに完了し、今年中 に黄海に配備されている4,500t駆逐艦などに配備する計画だという。  これまで、地対地巡航ミサイル『玄武-3A/B/C』(射程500~1,500km)は知られていたが、艦対地巡航ミサイルの開発完了と配備の事実が明ら かになったのは、今回が初めてである。
 天竜は、現在開発されている3,000t級潜水艦から発射することもでき、生存性に優れている。
【註】
 天竜についての報道は初めてではなく、かねてから度々報じられている。
【関連記事:0910-082608 (JDW 2009.08.26)】
2010.10.09 朝鮮日報

インターネット

韓国軍:精密攻撃用の長射程空対地ミサイル開発へ <1011-100902>
 韓国防衛事業庁が、JASSM の導入が遅延していることについて、国会国防委員会に対し代案を検討 している旨を報告した。 2007年に韓国軍は、2012年までに JASSM の一次所要分約170発を購入し、さらに二次所要分約 90発を追加購入するという計画を発表していた。 代案として以下の二案が検討されている。
① 一次所要分は国外から購入、
一二次分共に韓国国内で開発
2001.08.04 Jane's Defence Weekly South Korea deploys new cruise missile <1009-080407>
 朝鮮半島情勢が緊迫化するなか、韓国が『玄武 (Hyunmoo)Ⅲ』の新型で、射程1,500kmの CM を開発した。 射程内に は北朝鮮のみならず、中国やロシアも入る。
 韓国は2年以上かけて玄武Ⅲの射程を1,000kmから1,500kmに伸ばした。
2010.07.20 Yahoo Seachina 記事

「韓国が東京射程内のミサイル開発、中国『天安艦事件を口実にした』と非難」

<1008-072001>
 韓国の報道によると、韓国軍がは射程1,500kmの LACM 『玄武-3C』を開発し、年内に実戦配備することが分かった。 玄武-3C は北朝鮮の主要 ミサイル基地だけでなく、北京(950km)、ウラジオストク(750km)、東京(1,160km)も射程に収める。
 玄武-3C の開発について中国メディアは批判の声を強めており、環球時報は、韓国の戦略的威嚇が朝鮮半島を超えたと、ミサイル射程内に中国 の一部が含まれたことについて憂慮を示した。
2010.07.18 Yahoo 韓国聯合ニュース記事

射程1500キロ巡航ミサイル開発、年内実戦配置へ

<1008-071801>
 韓国が射程1,500kmの LACM 『玄武-3C』を開発し量産に成功し、年内にこのミサイルを中部戦線に実戦配備する。 玄 武-3C の開発は2008年に開始され、命中精度は1~2mとされる。 これまでに実戦配備されているのは、射程500kmの玄武-3A 1,000kmの玄武-3B だけで、玄武-3C が実戦配備されれば、北朝鮮の主要軍事施設がすべて射程に入る。
 MTCR により、韓国は射程300km以上の弾道ミサイルを開発することはできないが、巡航ミサイルは弾道重量が500kgを超えなければ射程距離に関係なく開発することがで きる。
【関連記事:0911-101601 (Searchina 2009.10.15)】
2009.10.16 Yahoo Searchina 記事

韓国:新型巡航ミサイル配備か、北朝鮮全域と日中が射程内

<0911-101601>
 新華社が16日、韓国が北朝鮮全域のほか中国の一部と日本の攻撃が可能射程1,000kmの巡 航ミサイル玄武-3 の配備を開始と報じた。
 韓国は2006年に玄武-3 の開発を始め、2009年の早い時期に量産を開始した。 玄武-3 の開発や配備について韓国国防省は沈黙を続けており、 メディアの質問にも正式には答えないという。
2009.08.26 Jane's Defence Weekly South Korea fast-tracks cruise missile and torpedo programmes <0910-082608>
 韓国が2015年装備化を目指して開発している天竜 (Sky Dragon) CM開発期間を短縮しようとしている。 天竜は Tomahawk をモデルにした射程1,000kmの CM で、北朝鮮の全域を射程に収めるほか、東京と北京も射程内に入る。
【天竜関連記事:0621-102503 (朝鮮日報 2006.10.25)】
 また KDX-Ⅰ/Ⅱ 駆逐艦に装備する射程20kmの赤鮫 (Red Shark) 対潜魚雷の開発も促進しようとしている。
2009.03.06 韓国中央日報

インターネット

韓国のミサイル戦力、北朝鮮の10%水準 (1) <0904-030601>
 北朝鮮には射程距離の順に Frog、Scud、No Dong、Taepo Dong があり、Scud と No Dong は2個師団で編成されている。 1個師団は射程340~ 550kmの Scud B(北朝鮮名は火星5号)と Scud C (火星6号)600基を装備している。 別の 師団には射程1,300kmの No Dong 1 が200基があり、この師団に韓国国防白書が紹介した IRBM が装備されている可能性がある。
韓国は2006年10月に創設された誘導弾司令部が、玄武-2、-3 弾道弾と天竜などを改良した CM を装備している。  K-2 と呼ばれる玄武-2 は1987年に配備された Nike Hercules で、500基が生産されたと見ら れているが、射程は180kmしかないため休戦ライン付近に配備されているが平壌には届かず、北朝鮮全域への打撃は底望めない。 それで射程 300kmの K-3 が登場し、100基が配備されていると見られている。 射程1,000kmの CM 天竜玄武-3 を改造した CM も登場したが、いつ実戦配備されるかは明らかでない。 軍関係者は、量産の話は聞いたことがないと語っている。
 韓国はこのほかに射程300kmの ATACMS100基程度を装備している。
韓国中央日報

インターネット

韓国のミサイル戦力、北朝鮮の10%水準 (2)
2008.12 Jane's Missiles & Rockets South Korea re-issues tender to procure land attack cruise missiles <0901-120015>
 韓国が2008年4月に追加発注した F-15K に搭載する予定の LACM は、提案締め切り直前の 10月はじめに Taurus社が提案書を提出したが、提案が一社だけであったため、規定に基づき提案要求を再度発簡した。  韓国の LACM は177発を$121Mで装備しようというもので、2009年前半にも調達を行う計画である。
 候補には KEPD-350 のほか、AGM-158 JASSMStorm Shadow/ SCALP-EG が候補に挙がっていた。
2008.10.15 Jane's Defence Weekly Soutth Korea re-opens cruise missile tender <0812-101508>
 韓国が2008年4月に発注した F-15K の追加分に搭載する177発の ALCM には、AGM-158 JASSM、Storm Shadow/ SCALP-EG、JSOW-ER などが候補になっていたが、10月初めに TAURUS KEPD-350 を選定し、TAURUS社に改めて量産の提案要求を発簡した。 提案期 限は11月6日である。
 韓国は2009年上半期に発注する計画で、調達額は$121Mと見られる。
2007.10.29 Aviation Week & ST South Korea has developed ・・・ <0722-102902>
 韓国が射程1,000kmの液体燃料を用いた LACM を開発し昨年発射試験を行った。  ミサイルは地形認識装置により精度は CEP=5m 前後とされ Aegis 艦に装備するみられる。
 現在、射程1,500kmの延伸型の開発が進められている。
2007.10.23 Yahoo 韓国聯合ニュース記事

射程距離1千キロ超の巡航・・・

<0721-102301>
 韓国陸軍消息筋が、射程1,000km以上の LACM を保有していることを23日に明らかにした。 1987年から実戦 配備している玄武の性能を大幅に改良したものでCEP≦5mと精度が高い。
 玄武は北朝鮮後方地域まで攻撃できる最大射程180~300km、命中精度150m以内の兵器で、射程300kmの ATACMS とともに韓国軍が保有 する代表的な地対地ミサイルである。
2007.10.21 朝鮮日報
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朝鮮日報
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韓国が誇る最新兵器の数々(上)


韓国が誇る最新兵器の数々(下)

<0721-102101>
 今月24日から27日にかけて釜山で開かれる国際海洋防衛産業展に参加する国内外の企業は、最先端技術を誇 る新型の精密兵器やシステムなどを発表する。 そのなかで注目される兵器や設備などを紹介する。
海星
 海星は韓国が開発した艦ミサイルで、KDX-Ⅱ 駆逐艦や KDX-Ⅲ Aegis 駆逐艦などに配備されている。 射程は150km で、海面上を低空で飛ぶ。 来年上半期から実戦配備される最新鋭ミサイル高速艦(PKG)にも配備される。
青鮫
 青鮫は艦艇や P-3C など対潜水艦航空機から投下され、敵潜水艦のエンジン音を追跡する新型の軽魚雷で、 世界で7番目に開発された。 胴径32cm、全長2.7m、重さ280kg、最高速度45ktで、1.5mの厚さの鉄板も貫通す る。 30km離れた小型漁船を探し出すほどの優れたレーダシーカも備えている。 これ以外にも潜水艦から敵艦艇を攻撃する 重魚雷白鮫」も登場する。
その他以下の外国製兵器
 SM-2、RAM、Camcopter UAV、その他
2007.05.27 朝鮮日報
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世界に誇る韓国の最新兵器(上) <0711-052702>
T50 Golden Eagle
K-9 SPG
XK2 MBT
海星
 海星は5000t級駆逐艦に配備された射程150kmの艦対艦ミサイルで、射程500kmの巡航ミサイルの開発も可能である。
神弓 MANPADS
独島 LPX
朝鮮日報
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世界に誇る韓国の最新兵器(中)
朝鮮日報
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世界に誇る韓国の最新兵器(下)
2007.05.27 朝鮮日報
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独自技術で世界を駆ける最先端兵器大国コリア(上) <0711-052701>
= 天馬や海星を製造する LIG ネクスウォン社工場の見学記 =
天馬
 天馬は装甲車両に搭載される射程10kmの SAM で、全長2.6m、発射重量86kgで、最大速度 Mach 2.6 の性能を持つ。
海星
 射程150kmの対艦ミサイルで30km離れた小型漁船を捕捉できるレーダシーカを搭載している。
朝鮮日報
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独自技術で世界を駆ける最先端兵器大国コリア(下)
2007.05.15 朝鮮日報

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韓国型イージス艦、その性能と装備とは(下) <0711-051501>
 今月末、韓国国産イージス艦の一番艦「世宗大王」が進水し、韓国海軍が名実共に大洋海軍 への一歩を踏み出す。 世宗大王の最も大きな強みは、強力な SPY-1D(V5)レーダと各種ミサイルおよび機関砲による三重の防空 網を構築する点だ。 APY-1D(V5) は1,000km以内の900機を同時に捕捉追随することができ、さらに韓国海軍で初めて弾道ミサイルの追随 能力を備えている。
 さらに世宗大王には、他国のイージス艦にはない韓国内で開発した韓国型垂直発射システムKVLS48セルも装備する。 KVLS には韓国産 LACM であ る「天龍」が32発が搭載される。 現在極秘裏に開発中の天龍は、 数年内に配備が可能といわれる。
 これに加え、韓国の国防科学研究所(ADD)などで開発中の対潜ミサイル「ホンサンオ」16発も装備される。  ホンサンオは19km以上離れた場所にいる敵潜水艦を攻撃することができる。 また、垂直発射システムとは別の円筒形4連装発射管4基 には国産対艦ミサイル「海星」16発が搭載される。 海星は150km以上離れた敵艦艇を攻撃する一種の巡航ミサ イルである。
朝鮮日報

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韓国型イージス艦、その性能と装備とは(上)
2007.05 Jane's Missiles & Rockets Samsung Techwin displays SS-760K turbojet <0713-050032>
 韓国の Samsung社がアブダビで開かれた IDEX 展で、国内開発対艦ミサイルに使用している SS-760K ターボジェットエンジンを公表した。
 SS-760K は全長138.6cm、胴径45.3cmで、四段のコンプレッサを持つ軸流型ターボ ジェットエンジンである。 排気タービンは単段である。 回転数は29,550rpm、推力は1,050-lbの性能を持ち 、高度35,000ft以下でMach 0.9以下で使用する。
2006.12.15 Yahoo 朝鮮日報記事

「ミサイル防衛:韓国軍、軍・・・」

<0701-121504>
 韓国国会が、地下核施設やミサイル基地を破壊する地下施設破壊用兵器を、当初の計画よりも1年から3年前倒しして導入し、また弾道ミ サイルを数百㌔離れた地点で発見できる早期警戒レーダーの導入も進めるため、軍事予算を50億円増額することになった。
 その主要な内訳は以下の通りである。
  ・国産 TBM 玄武の改良費を増額:25億2,274億円
  ・GBU-28 を、2012年までに数百発導入:2億9,000万円
  ・JDAM 購入費の増額:9億5,000万円
  ・早期警戒レーダを2012年までに外国から導入:1,262万円
  ・HALE UAV の導入:1,262万円
2006.10.25 Yahoo 朝鮮日報記事

韓国、巡航ミサイルを実戦・・・」

<0621-102503>
 韓国軍当局や国防科学研究所(ADD)が射程500~1,500kmの LACM 4種類を開発中か、開発を終え 実戦配備中であることが分かった。 韓国が開発した LACM の種類や射程距離が確認されたのは初めてである。
 現在、韓国軍が開発中または実戦配備しているいわれる LACM は、射程1,000km の玄武Ⅲ 射程1,500km の玄武ⅢA、空中発射で射程500kmの若鷹、艦上/潜水艦発射で射程500km の天竜である。
 韓国政府消息筋は24日、1、2年前に射程1,000kmの玄武Ⅲの開発に成功し、すでに一部は実 戦配備中と聞いているとしている。 同消息筋によると、射程が玄武Ⅲより500km長い玄武ⅢAも開発がかなり進 んでいる。
2006.10.24 Yahoo 韓国聯合ニュース記事

射程1500キロ、巡航ミサイル・・・」

<0621-102402>
 韓国が射程500、1,000、1,500kmの CM を開発している。 韓国政府消息筋が24日に明らかにしたところによ ると、軍と国防科学研究所は射程500kmの CM 「天竜」の発射試験に成功しており、 年内に実戦配備される見通しだ。
 1,000kmの CM はまだ試験段階にあり、数回にわたる性能試験が必要であることから実戦配 備には数年かかるとみられる。 韓国独自の技術で開発している1,000km CM は、着弾誤差が5m程度と 精度が非常に高いという。 北朝鮮全域が射程に入るこのミサイルは、慣性航法装置のほか、IR シーカで撮影 した地形とあらかじめ入力した地形データを比較し位置を確認できる。
(関連記事 産経 2006.09.21)
【註:】
 北朝鮮の全域を射程内に収めるとしても、射程は800kmで足りるので、射程1,500kmの LACM は何を攻撃目標と考えているかが問題であ る。 射程1,500kmであれば日本の全域が射程内になる。
2006.10.02 Yahoo 韓国聯合ニュース記事

「艦対艦巡航ミサイル海星-1・・・」

<0620-100201>
 韓国は1日、2004~2007年に30発生産される艦対艦巡航ミサイル海星-1を、2010年 までに更に約100発装備し、哨戒艦艇と新たに建造される戦闘艦艇に搭載する方針を固めた。 また209型潜水艦 をドイツ HDW社の214型潜水艦6隻に換装する計画は、韓国メーカが建造を担当する方 向で交渉が進められており、2017年までに戦力化される。
 更に、1991年に国内開発を終了し、1996年から機械化部隊に配備されている自走30mm対空砲の第2次生産も、 2008年に開始される。
2006.09.21 産経新聞

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韓国が巡航ミサイル開発、・・・」 <0619-092102>
 韓国中央日報が21日、北朝鮮のほぼ全域をとらえる射程約500kmの CM 開発に成功したと伝えた。 同紙によ ると、ミサイルは「天竜」と名付けられ、50~100mの高度で飛翔し、約 3mの誤差の精密打撃が可能である。
 来年投入予定の3隻の中型潜水艦にも配備し、今後5年以内をめどに射程を1,000kmに伸ばした改良型の開発を 進める方針という。
【註:】
 射程500kmで北朝鮮全土をほぼ射程内に収めるのに、射程1,000kmを開発する狙いは何かが疑問である。 射程500kmでも釜山近郊に配置 すれば、九州、中国、四国のほぼ全域が射程圏内に入る。 釜山~東京間が1,000kmで ある。
2006.09.21 Yahoo 韓国聯合ニュース記事

北朝鮮の後方基地攻撃も、・・・」

<0619-092101>
 韓国が射程500kmの CM を開発したことを軍消息筋が21日に明らかにした。 この CM は「 天竜」と命名され、10月ごろに創設される誘導弾司令部に配置される。 来年から装備される3隻の中型潜水艦 に搭載される予定だ。
(関連記事 JMR 2006.09)
2006.09 Jane's Missiles & Rockets RoK mulls long-range missile development <0618-090022>
 韓国国防相が7月7日の記者会見で、韓国は既に開発している対艦ミサイルの技術を利用した射程300kmの LACM の開発 を検討していることを明らかにした。 同相は、この計画は米国も承知しており、現在ある韓国の非拡 散協定に反しないとの見方を示した。
(関連記事 韓国中央日報 2006.07.07)
2006.07.08 Yahoo 韓国中央日報記事

韓国、射程距離300km以上・・・」

<0614-070803>
 韓国の尹国防長官が7日、北朝鮮のミサイル基地などを精密打撃できる射程距離300km以上の巡航ミサイルを開発中 であることを明らかにした。
尹長官は、この三年間、われわれも十数回のミサイル発射実験を行ったと説明した。
2006.04.03 Inside the Navy DSCA announces $130 million Harpoon sale to South Korea <0610-040304>
 DoD は先週、韓国に Harpoon BlockⅡを総額$130Mで売却することを議会に通知した。 3月31日の DSCA の 発表によると、韓国は保有する基本型 Harpoon の後継として F-16 及び P-3 搭載用を42発、潜水艦及び駆逐艦 用16発を関連装備と共に導入する計画である。
2006.04 Jane's Missiles & Rockets Indigenous anti-ahip missiles arm South Korean DDGs <0609-040021>
 韓国が建造中の KDX-3 Aegis 駆逐艦に韓国製の150km射程対艦ミサイルが装備される。 このミサイルは KDX-1/2 に装備される予定であったが、Mk 41 VLS 発射用に変更され KDX-3 に装備されることになった。
 韓国製150km対艦ミサイルは、2005年8月に試験が行われた SSM-700K の改良型と見られ、 2005年12月に発射試験に成功する以前から量産に移行していた模様である。
(関連記事 JMR 2005.12)
2005.12 Jane's Missiles & Rockets South Korean missile goes into production before live-fire testing <0602-120011>
 150kmの射程を持つ韓国の SSM-700K 国産対艦ミサイルが、実射試験を待たずに量産 に入っている。 量産は2004年に発注され、既に数十発が納入され、KDX-1/-2/-3 駆 逐艦や PKM-X 哨戒艇に装備される。
 SSM-700K は RGM-84 Harpoon に似ており、全長5.7m、胴径54cmで、終末誘導は ARH で行う。 エンジンなどのハードウェアや技術多 くが海外から導入されているが、各国部分は Nex1 Future社(旧 LG Innotec社)が担当している。
2004.11.03 Jane's Defence Weekly South Korea unveils anti-ship missile <0421-110308>
 韓国 Next1 Future社(旧 LG Innotek)が開発中の対艦ミサイルを公表した。 名はまだない。
 ミサイルはアクティブレーダホーミングで、全長5.7m、胴径54cmで、80nmの射程を持つ。 弾頭は 'Harpoon-class' とされている。
 このミサイルには陸上発射型と艦上発射型があり、後者は KDX-1/2/3 駆逐艦や、PKM-X 哨戒艇に搭載される。
2004.10.08 Yahoo 時事通信記事

韓国軍が新型ミサイル配備・・・」

<0419-100801>
 韓国の毎日経済新聞が9日、韓国軍が最大射程300kmの新型国産ミサイルを開発し、100基以 上を実戦配備したと報じた。
 また同程度射程の米国製ミサイルも年内に110基配備する計画という。 
2004.03 Jane's Missiles & Rockets South Korea's anti-ship missile is larger than Harpoon <0409-030005>
 韓国が新型の対艦ミサイルを開発中である。 このミサイルは Harpoon Block 1B/C と同じコンフィグレーシ ョンであるがそれよりかなり大型で、射程は80nm以上で150km近いと見られる。
 エンジンはターボジェットかターボファンで、空気取り入れ口は胴体の左右、翼の前縁の線上にある。
 用途は明らかになっていないが、海岸からや船舶からの発射が考えられ、次期高速艇 PKA-A (Fast Attack Craft) への搭載も考えられる。
 昨年秋には3回目の発射試験を実弾頭付きで実施し、標的艦に命中した。
2003.10 Jane's Missiles & Rockets South Korea tests new anti-ship missile  韓国が8月21日に、国内開発した対艦ミサイルの発射試験を行い、標的となった沖合70kmに 置いた退役練習艦に命中した。 今回の発射試験は3回目であるが、初の実弾頭試験であった。
 このミサイルは最大射程150kmで1990年代から開発が進められており、2004年始めに開発を 完了して KDX-Ⅱ駆逐艦に装備される。