OTH レーダに関する報道

 
年 月 日
出   典
標       題
要             旨
2024.07.03
  12:04
Inside Defense AF delays procurement of Homeland Defense Over-the-Horizon Radar to 'future' budget <2408-070311>
 米国防総省が、今年度中に米国とカナダとの国土防衛
OTH-R計画の開始を中止し、開始予定を少なくともFY26に延期した。
 6月28日、空軍は議会に、FY24に開始する計画が変更されたと報告し、割り当てられた予算の一部として$54Mを流用する承認を求めた。
2023.09.14
 15:38
Inside Defense 2024 start set for new Palau radar needed to plug huge Indo-Pacific surveillance gaps <2310-091407>
 米国防総省パラオ共和国に設置する
OTHレーダ TACMOR計画を明らかにした。
 空軍は今週中にTACMORのRfPを発簡する。
2023.08.24
 06:23
共同通信

(Yahoo)

ミサイルは複数に分離、予告区域外に落下か <2309-082407>
 小野田防衛政務官が、ミサイルは複数に分離し、分離した物体は朝鮮半島の西や南西の黄海と東シナ海、フィリピンの東のいずれも北朝鮮が予告した区域外に落下したとみられると明らかにした。
2023.06.29
 13:34
Inside Defense House panel adds funds to accelerate OTHR capability development <2307-062907>
 米議会下院軍事委員会がFY24
NDAAの審議で、予算教書で要求されていないが北方軍が提出した予算化されなかった優先項目にあるHDOTH-Rのテストベッド製造分として$20Mを計上しようとしている。
2023.05.25
 18:31
Inside Defense DOD plans south-facing Over-the-Horizon radar, seeks to begin prototyping in FY-24 <2306-052519>
 米国防総省がFY24に$516Mで
OTH-Rの試作を開始する。
 開発するOTH-Rは米本土防空のため、長距離で航空機、CM、高機動極超音速ミサイル、水上艦を探知しようとするもので、北東部、北西部、アラスカの他に、南方向きも考えている。
2020.06.15 Aviation Week & ST Performance is expected to leap after Austrailian Jinsalee upgrade <2008-061503>
 オーストラリアからBAE Systems社が受注しているJindalee OTHレーダ3基の改良工事は6月に基本設計の審査を終え事前設計審査 (PDR) が2021年詳細設計審査はその1年後に行われ、2028年に計画が完了する。 今回の改良はJoint Project 2025 Phase 6と呼ばれ、2014年にPhase 5が完了するとすぐに開始された。
 Phase 6では送受信アレイと高出力送信機を除く全てが更新される。
【関連記事:1807-050705 (AW&ST 2018.05.07)】
 3,000kmの捕捉距離を持つJindalee OTH-Rは電離層反射を利用しているため最小探知距離が1,000kmであるため、オーストラリアは内陸深くに配置している。
【関連記事:1411-092203 (AW&ST 2014.09.22)】
2020.03.20 Stars & Stripes Russia to base hypersonic tracking radar in middle of NATO turf <2004-032002>
 TASS通信が3月19日、ロシアKonteiner次世代レーダカリーニングラードと米国の超高速ミサイル防護用に配備する計画であると報じた。 TASS通信によると同型レーダは2019年にモスクワ南東モルドビア共和国のボルガ地方に配備している。
 ロシアはまた対超高速ミサイル用レーダを北極圏にも配備する計画という。
【註】
 KonteinerはOTHレーダで、モルドビア共和国のKovylinoに設置したKonteyner OTH-Rは2019年12月1日にフル稼働に入ったと報じられている。
【関連記事:2002-010911 (Jane's 2020.01.09)】
2020.01.09 Jane's 360 Russian OTHR system enters service <2002-010911>
 ロシアがモルドビア共和国のKovylinoに設置したKonteyner
OTH-Rが2019年12月1日にフル稼働に入った。
Mordovia の位置 (Google Map)】
 このレーダは西欧、バルト海、地中海東部、及び中東の一部を監視覆域に入れる。
OTH-R と見られる衛星画像 (Google Map)】
2018.05.07 Aviation Week & ST Australia begins upgrading farseeing radars <1807-050705>
 オーストラリア内陸部3箇所に配置しているJindalee
OTH レーダのうち1基を6年かけて改良する計画を、BAE Systems社が4月4日に開始した。 最初の1基は2024年の IOCが計画されている。
 この計画によりJindaleeはC2との連接が強化されるほか、運用コストの低減、信頼性と感度 や精度の向上などが図られる。
2018.03.23 Defense News France tests radar to detect and track ballistic missiles, satellites <1804-032304>
 フランスがONERA(註:フランスの防衛研究局)とDRTLP
OTHレーダをミサイル防衛に使用しようとしている。 ま た同レーダは衛星の捕捉追随も視野に入れいているという。
 ONERAが22日、昨年末にミサイルの捕捉追随実証試験用として同レーダの1/8モデルを受注したと発表した。 高さ20mの試作品 は昨年、Biscarrosseミサイル試験場内のHourtinに向け搬送されている。
【フランスの OTH レーダ関連記事:0713-061108 (AW&ST 2007.06.11)】
2018.03.14 Jane's Defence Weekly Australia selects BAE for JORN upgrade <1805-031410>
 オーストラリアJindalee
OTHレーダ網システムJORN能力向上計画をBAE Systems Australia社が受注した。 受注額はAUD1.2B ($927M) で契約期間は10年である。 JORNは100%再設 計製造される。
 オーストラリアはQeensland州、Northern Territory、Western Australia州の3箇所に、艦船では3,000km航空機は1,000km の捕捉距離を持つJindalee OTHレーダを配備している。
2018.03.05 Janae's 360 Australia selects BAE Systems for JORN upgrade <1804-030507>
 オーストラリア国防省と軍需省が5日に合同で、がEdinburhh AFBを中心に、Queensland州Longrach、Northern Territory州Alice Springs、 Weater Australia州Lavertonの3箇所に設置しているJindalee
OTHレーダ網JORN改良をBAE Systems社にAUD1.2B ($927M) で発注したと発表した。
2016.09.14 Jane's Defence Weekly BAE, LM offer JORN upgrade options <1610-091408>
 オーストラリアが計画しているJindalee(註:
OTH-R)レーダネットワーク (JORN)改良計画には、BAE Systems Australia社とLockheed Martin Australia社の2社が競合している模様である。
 JORN改良計画はシステムの全てを能力向上させ、2042年まで稼働させようというもので、2018年に計画を開始し2023年IOC、2027年のFOCを目指している。
2016.06.17 Defense News Lockheed Martin harnesses Australian R&D for Next-Gen Radar <1607-061704>
 Lockheed Martin社がオーストラリアのDSTグループ
OTH-R能力向 上計画を進めており、第一段階となるProject Coorongを6月8日に完了した。
 この計画では、従来より小型で高速移動する目標の追随を目指している。
2016.05.23 Aviation Week & ST Ionospheric bounce <1607-052302>
 オーストラリアのGSTG社が新型
OTH-Rの開発を行っている。 オーストラリアは現在もJinalee 3基を、3,000km遠方の航空機や船舶の探知用として運用しているが、以下の理由から船舶の探知はあくまでも補助的手 段に過ぎない。
 ・船舶の動きによるドップラシフトが小さい。
 ・船舶周辺海域のシークラッタが多い。
 ・送受信波を反射するイオン層が動く。
 このためDSTG社は複数の送受信機を使い、異なるイオン層での反射を利用するMIMO方式 OTH-Rでこの問題を解決しようとしている。
2014.09.22 Aviation Week & ST Long view <1411-092203>
= オーストラリアの Jindalee OTH-R に関する4頁の記事 =

【関連記事:0616-071914 (JDW 2006.07.19)】
 オーストラリアが3基保有する、艦船や航空機を3,000km以上で捕捉する Jindalee OTH-R大幅に改良されている。  主な改良点は処理時間の短縮、感度及び精度の向上である。
2013.12.18 Jane's Defence Weekly Russia activates new long-range radar <1402-121808>
 ロシア宇宙航空防衛軍が、西部軍管区に設置した29B6 Container
OTH レーダの運用を公式に 開始した。 2基目の建設は東部軍管区で開始されており、2018年に運用を開始する。
 29B6 は3,000kmの長距離を240゚の範囲で監視する3~30MHzのバイスタティックレーダで、送受信基地は 250km離隔している。 送信アンテナは長さが440mあり、36本のエレメントで構成されている。 受信アンテナは1,300mにわたり高さ35mの素子が三部位に別れて配列さ れており、中央部位は7m間隔に900m、両翼は14m間隔に200mずつある。
2007.06.11 Aviation Week & ST New horizons <0713-061108>
= フランスの防衛研究局 Onera の紹介記事 =
 Onera は現在、ASAT 実験で発生した宇宙の浮遊物を探知可能な地上レーダ Graves 、先進型 電離層レーダ及びマイクロ UAV Remanta を開発中している。 電離層レーダは Nostradamas レーダ (右図) を基礎とする2008年の開発移行をめざす長距離監視レーダで、オーストラリアの Jindalee と同様の性能を持つが、線状ではなく星形に配置するのが特長である。
 Remanta は室内探索用超小型 UAV で、開発期間は4年を予定している。 このほか、Neuron 及び HALE UAV の開発を援助している。
2007.05.25 Yahoo 産経新聞記事

「中国、新レーダー実験?、東・・・」

<0711-052501>
 東シナ海の日中中間線周辺海域で4月下旬、中国が OTH レーダの試験を実施した可能性があることが明らか になった。
 情報本部によると、東シナ海域を定期的に警戒監視飛行している海上自衛隊 P-3C が4月下旬、日中中間線の中国側海域を航行する中 国海軍の古い型の駆逐艦を発見し、動きを継続的に監視し撮影した結果、駆逐艦は日中中間線に沿う形で南北に何度も航行を繰り返した り、東西に移動した。 この駆逐艦は、航跡や同時期に把握した電波情報、更に米軍情報などを総合的に分析した結果、OTH レーダ試験 の目標艦だった可能性が浮上した。
2007.01.31 Jane's Defence Weekly Capability culture <0704-013114>
= BAE Systems社の5ヶ年計画に関する6頁にわたる特集記事 =
 図は地表伝搬波を利用した OTH レーダの写真で、同社におけるこの技術は近年完成域に達した。
 (その他 BAE社の数々の先端技術が紹介されている。)
2006.10.25 Jane's Defence Weekly US may pursue over-the-horizon radar technology <0622-102501>
 NORAD/NORTHCOM が、2,000哩遠方を監視できる地上設置型レーダを検討しており、OTH レーダがその候補に 上がっている。 新型 OTH レーダは RF 波の電離層反射を利用した遠方監視レーダあるが、高速コンピュータ よる処理やディジタル受信機が採用される。
 OTH レーダはオーストラリアの Jindalee のほか、米国南部でも麻薬密輸の監視に使用されている。
2006.07.19 Jane's Defence Weekly Worth the cost? <0616-071914>
= ステルス/対ステルスの動向に関する4頁にわたる特集記事 =
J-UCAS の場合
英国の試行
Barracuda の場合
Active cancellation
戦闘機のステルス技術
 プラズマ TV スクリーンと同じ技術を用いたプラズマステルスでは20dBの効果。 元々は 3M-50 Meteorit 超音速 CM 用に開発された技術
( Meteorit 関連記事 AW&ST 2005.04.18)
各種対ステルスレーダ
  Nagira nanosecond GW radar
   ロシア製、300MWパルスの送信技術は未成熟 クラタも大
  Metrie VHF/UHF radar
   アンテナ開口は25m
  Jindalee bistatic OTH radar(右図)
   アンテナ長は数km
( Jindalee 関連記事 IDR 2004.09)
  Silent Sentry PCL (Passive Coherent Location)
   Lockheed Martin社製で TV 等の送信電波を利用
( PCL 関連記事 「携帯電話レーダに関する資料」)
  中国の OTH radar
   1960年代から研究、2000年代初期に試験を実施
  Vera-E passive radar
( Vera-E 関連記事 JDW 2004.10.20)
2005.03 International Defense Review Raytheon gets ROTHR contract <0506-030019>
 Raytheon社が米海軍から ROTHR (Relocatable OTH Radar) の運用、整備、その他技 術支援の契約を結んだ。
【註:】
 AN/TPS-71 ROTHR は、艦隊に海空からの戦術的な脅威に関する警報を流すことを目的に作られ、現在は2基が Virginia 及び Texas に 配備され、メキシコ湾、カリブ海、大西洋の一部を含む海域の、主として麻薬監視に使われているが、1991年~1993年にはアリューシャ ン諸島に配置され、ロシアの東海岸を監視していた。
 使用周波数は5~28MHzで、距離500~1,600nm、64゚の範囲を監視している。
 受信用のアレイアンテナ(右図)は全長2.6kmに及ぶ。
2004.09 International Defense Review Jindalee radar to play role in US-Australian BMD pact <0417-090013>
 オーストラリア政府が、JORN (Jindalee Over-the-Horizon Radar Natwork) が BMD のセン サとして供し得ることを確認する試験に成功したことを確認した。 試験は米軍が立会して、弾道弾を模した航空機を標的とし て行われた。
 JORN は1997年に中国が台湾に向け弾道弾を発射した際に、この捕捉に成功し米軍に通報していた。
 現在 BMD の早期警報は衛星によって行われているが、弾道弾が IR を遮断する雲を突き抜 けるまで発見できない難点がある。
 次回の試験は今年末に実際のミサイルを標的として予定されている。
(関連記事 JDW 2003.03.05)
2004.09 International Defense Review AMS reconfigures HFSWR <0417-090005>
 英伊多国籍企業 AMS社が、英国の海岸に設置している HFSWR (HF Surface-Wave Radar) の更新を行っている 。 新しい HFSWR は、リニア型のアンテナからモノスタティック型のアンテナ(右図)に変わっている。 ア ンテナの全長は100m、奥行きは50mで90゚の範囲をカバーする。
 モノスタティックアンテナは8本ずつ2列で構成され、このうち6本がそれぞれ1kW、計6kWの送信を行い、受信 は8本全てで行う。
 HFSWR は3~25MHzの短波帯で使用され、垂直偏波の電界により地表面や海面に誘導される電 流により OTH レーダとして働く。 オーストラリアの Jindalee の様な空間波 OTH と異なり、200~ 250kmの近距離の監視が可能である。
2004.06.30 Jane's Defence Weekly Australian destroyers, radars to form part of US missilee shield <0413-063001>
 オーストラリアと米国は7月上旬に、今後25年間にわたる防衛協力の MoU に調印する。 当初の協力分野は BMD の共同研究、開発及び 試験評価であるが、米国は豪国の Jindalee OTH-R、米豪が共同運用中の Pine Gap 地上中継局、及び豪海軍が Sea 4000 計画で調達する AWD (Air Warefare Destroyer: 右図) に強い関心を持っている。
 AWD は弾道弾迎撃機能は持たないが、装備するレーダが弾道弾を捕捉し、その情報 を迎撃機能を有する米海軍の艦船に送る構想である。 もっとも AWD は将来 VLS を装備するスペースを持っている。
 (註:AWD の候補には西海軍の Alvaro De Bazan級 (F100) Aegisフリゲート艦、独海軍の Sachsen級 (Type F124) フリゲート艦、 米海軍の Arleigh Burke級駆逐艦が挙がっており、2005年中頃に機種選定が行われる。)
2003.04.14 Defense News Eyes beyond the horizon  米はカナダが開発している HF-SWR (High Frequency Surface Wave Radar) による試験を昨 年 6ヶ月にわたり行っており良好な成果を得ている。
 HF-SWR は北米沿岸に配置し、小型航空機や船舶を220nmの範囲で捜索追随するレーダーで、カナダは7セット 以上を 2004年から 2008年に同国の東西海岸に配置することを決めている。
 カナダは 1996年にニューファンドランドに2ヶ所の試験サイトを建設し試験を行っており、アンテナは50mから200mで 、長さ800mにわたり配置されている。
 米は HF-SWR を今月中にフロリダのキーウェストに送り、海軍と沿岸警備隊が試験的に使用するが、試験内容やシステムの細部に関し ては公表を避けている。
 なお、米国仕様はやや小型で、監視距離は約150nm とされる。
2003.04 International Defense Review ADF to trial new surface-wave radar  オーストラリアが開発中の、沿岸監視用地表面伝搬波レーダ SECAR (surface Wave Extended Coastal Area Radar) は、5~20MHzの HF波を使用し、300kmまでの船舶や航空機を 約5分で捜索する。
2003.03.05 Jane's Defence Weekly Australia to test new over-the-horizon radar  オーストラリア国防省は、3年間にわたる SECAR (Surface Wave Extended Coastal Area Radar) OTH レーダの試験実 施契約を行った。
 SECAR は海面に沿って伝搬する RF 波を利用する OTH レーダで、船舶や低空の航空機を 300kmで捕捉する性能を有する。
 SECAR は今後、既に装備されている JORN (Jindalee Operational Radar Network) や、AEW 機の補完用として使用される。
 (註:Jindalee は SECAR と同じ原理の OTH レーダで、 豪空軍で既に運用されている。)
2002.06 International Defense Review French radar tracks low-flying light aircraft  フランスが開発中の、3~30MHz OTHR Nostradamus が、1,250~1,400km離れた地中海上空を 低空飛行する軽飛行機の捕捉に成功した。 次回は同じ距離で極端に小さな目標の捕捉を目指す。
 Nostradamus は電離層反射を利用する OTHR で、288本の送受信アンテナが等間隔で星形に配置される。
2001.08.22 Jane's Defence Weekly China to test air-defense radar  中国の CNEIEC (China National Electronics Import & Export) 社によると、同社は SkyWave OTH-B レーダを開発中である。
 同社によると捕捉距離は300~3,000kmで、監視方位角は60゚である。
 SkyWave の送受信サイトは約 100km 離隔し、送信アンテナは高さ30m、面積200×100㎡、受信アンテナは高さ数十m、面積1,00×60 ㎡である。
2001.01 軍事研究 ロシアの弾道ミサイル早期警戒システム  ソ連/ロシアの弾道ミサイル早期警戒システムは、①早期警戒衛星、② OTH-B レーダ、③地上設置型レーダで構成されていたが、現在有効に機能してい るのは早期警戒衛星だけである。
 OTH-B レーダは精度や信頼性が不十分なため1989年11月に運用を停止し、地上設置型レーダはその多くが旧ソ連邦 共和国内にあったため、1991年12月のソ連邦崩壊により多くが使用不能になってしまった。
2000.07 International Defense Review Ukraine focuses on ballistic missile defense and over-the-horizon radar market  ウクライナ無線技術研究所は、HF波を用いた表面伝搬波方式のバイスタティック OTH (OTH-SW) を販売している。

《主要諸元》
 ・周波数 :18~25MHz
 ・捜索範囲:60゚
 ・捜索距離:200km
 ・受信アンテナ: 6m長のエレメント64本を330mに展開
 ・送信アンテナ: 8本のペリオディックアンテナ
           (受信アンテナから 3~12km離隔)
 この他に 6~24MHz帯を用いた捜索距離300kmもある。

《主要性能》
 ・高度 10m~100mの航空機: 60km
 ・高度100m~10kmの航空機: 120km
 ・高度 10km以上の航空機: 300km