ロシア製 ALBM に関する報道

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要             旨
2018.05.09 朝日新聞

(Yahoo)

マッハ10の「極超音速」で飛ぶミサイル、ロシア軍公開 <1806-050906>
 モスクワで開かれた観閲式で9日、Kinzhal
ALBMが正式に一般公開された。 Kinzhalは白く塗装されMiG-31Kに搭 載され赤の広場の上空を飛行した。
 ロシア国防省や政府系メディアなどによると、KinzhalはMach 10の極高速で2,000kmの射程を有するという。
2018.04.18 Jane's Defence Weekly MiG-31 Kinzhals and Su-57s to fly over Red Square during Victory Day parade in May <1806-041804>
 5月9日に赤の広場で行われるロシアの戦勝記念日観閲式のリハーサルで4月9日、3月1日にプーチン大統領が公表したMach 10で飛ぶ Kinzhal
ALBMを装備したMiG-31 2機が飛行した。 式典ではSu-57 2機も 飛行する模様である。
 露国防省によると式典では固定翼/回転翼合わせて73機が飛行するという。
2018.03.11 東京新聞 ロシアが最新鋭ミサイル実験 「成功」と国防省 <1804-031101>
 タス通信が、ロシア国防省が超高速
ALCM Kinzhal(註:Dagger)を MiG-31から発射する試験に成功したと11日に発表したと報じた。 Kinzhalはプーチン大統領が1日の年頭演説で公表した最新兵器の一つで、2017年12月から 南部軍管区に配備済みだという。
 KinzhalはMach 102,000kmを飛行しBMDSを回避できるという。
【関連記事:1804-030209 (DU 2018.03.02)】
2018.03.02 Defense Update Hypersonic weapons enter service with Russian aviation <1804-030209>
 プーチン露大統領が2日、各種新型戦略兵器を開発していることを公表した。
Dagger (Kinzhal) 超高速
ALCM
 Mig-31から発射され、数分後にMach 10に達しこれを維持する。 2,000kmを飛翔。
Avantguard
 地上発射超高速ミサイルで、ブースタで加速され切り離されたのち、Daggerの2倍となるMach 20で大気圏上端を滑空 する。 既に量産入りしている。
Sarmat
 200tの新型ICBMで、射程は11,000kmであるが極軌道を飛翔させることで地球上の何処へも到達できる。 弾頭には HGVが使われる。
原子力推進エンジン
 プーチン大統領によると、従来の100倍の比推力を得られるCMやUUV小型の原子炉を搭載したエン ジンを開発した。
Nuclear Powered, Multi-purpose Ocean-going UUV
 核推進のUUV
A-235 (PRS-1M ABM)
 既存のA-135 (53T6) ABMの後継で、外寸はA-135と同じため既存のサイロが活用できる。 過去数ヶ月間に2度の試験が行われ、 2018年中に配備される。 ・S-500
 目下試験中
高出力レーザ兵器
 大型トラック2台に搭載された写真が公開されたが詳細は不明である。